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Patent Searching and Data


Title:
RIVET FASTENING AIR TOOL
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/157490
Kind Code:
A1
Abstract:
An air tool is provided with a supplying actuator having a row of rivets loaded therein, ripping off the frontmost rivet in the row at a weak section of the rivet, and supplying the rivet to a loading position, and also with a driving actuator for holding the head of the rivet supplied to the loading position and moving the rivet in the direction in which the rivet is pulled out of a communication hole.  The air tool is provided with a cutter device located at the loading position and cutting off a shaft section of the rivet after the rivet is fastened, a discharge path for discharging outward the remaining portion of the rivet cut off by the cutter device, and a reversion restricting means projecting to the inside of the discharge path and restricting a reversion of the remaining portion into the loading position.

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Inventors:
MITOMI KATSUHIRO (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/061535
Publication Date:
December 30, 2009
Filing Date:
June 24, 2009
Export Citation:
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Assignee:
NIFCO INC (JP)
MITOMI KATSUHIRO (JP)
International Classes:
B21J15/10; B21J15/00; B21J15/32; B21J15/36; F16B19/06
Foreign References:
JPS5260481A1977-05-18
JPS60161077A1985-08-22
JPS5228077A1977-03-02
JPH10235525A1998-09-08
JPH0647475A1994-02-22
JPH0647475A1994-02-22
JP2008165487A2008-07-17
JP2008165493A2008-07-17
JP2008165504A2008-07-17
US20090150059A12009-06-11
Other References:
See also references of EP 2314398A4
Attorney, Agent or Firm:
OGAWA, Toshiharu et al. (JP)
Toshiharu Ogawa (JP)
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Claims:
 基部、
 前記基部から延設され、取付け相手に設けられた取付穴に挿入され、前記取付穴の裏面側で屈曲することで拡径可能な脚部、
 前記基部から前記脚部に連通する連通孔を備える雌部材と、
 頭部、
 前記頭部から延設され、前記連通孔内に引き抜き可能に挿入され、前記連通孔内から引き抜く方向に移動させることにより、前記脚部を拡開させるための軸部を備える雄部材から構成されたリベットであって、
 前記脚部を同一方向に向けて、隣り合う前記頭部同士を脆弱部を介して連結することで、複数個のリベットを数珠繋ぎにつないだリベット列とし、
 前記リベット列を装填し、最前列のリベットの脆弱部を引きちぎって装填位置に供給する供給用アクチュエータと、
 前記装填位置に供給されたリベットの前記頭部を保持し、前記連通孔内から引き抜く方向に移動させるための打込用アクチュエータとを備えるリベット締結用エアーツールにおいて、
 前記供給用アクチュエータに至るエアー供給路に切換バルブを設けて、
 前記リベットの頭部を引く抜く方向に移動する際に、前記打込用アクチュエータにより前記切換バルブを切り換え、前記供給用アクチュエータを復帰させるようにしていることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
 請求項1に記載のリベット締結用エアーツールであって、
 前記供給用アクチュエータは、
 常時は移送方向に付勢され、前記切換バルブの切換動作により、反移送方向に復帰させるようにしていることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
 請求項1又は請求項2に記載のリベット締結用エアーツールであって、
 前記切換バルブは、
 前記打込用アクチュエータの全長の略中央に配置されていることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
 請求項1~3のいずれか1項に記載のリベット締結用エアーツールであって、
 前記装填位置には、
 開位置において互いに離れて対向し、対向間隔内に前記軸部を挟み、
 閉位置において前記軸部を切断して前記頭部と切り離すカッター装置を設け、
 前記打込用アクチュエータには、
 メインシリンダと、
 前記メインシリンダ内にスライド可能に収納されたアウターピストンと、
 前記アウターピストン内にスライド可能に収納されたインナーピストンと、
 前記インナーピストンに固定され、前記頭部を保持するメインシャフトと、
 前記アウターピストンに連結され、前記カッター装置を常時は開位置に保持し、前記アウターピストンのスライドにより、前記カッター装置を閉位置に移動させるためのスライドカムとを備えていることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
 請求項1~4のいずれか1項に記載のリベット締結用エアーツールであって、
 前記カッター装置により切断されたリベットの残部を、
 前記供給用アクチュエータが、復帰後、最前列のリベットの前記装填位置に移送することにより、当該移送されたリベットにより、前記カッター装置により切断されたリベットの残部を、前記装填位置に連通する排出路に押し出すようにしていることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
 請求項1~5のいずれか1項に記載のリベット締結用エアーツールであって、
 前記リベットは、樹脂製であることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
 基部、
 前記基部から延設され、取付け相手に設けられた取付穴に挿入され、前記取付穴の裏面側で屈曲することで拡径可能な脚部、
 前記基部から前記脚部に連通する連通孔を備える雌部材と、
 頭部、
 前記頭部から延設され、前記連通孔内に引き抜き可能に挿入され、前記連通孔内から引き抜く方向に移動させることにより、前記脚部を拡開させるための軸部を備える雄部材から構成されたリベットであって、
 前記脚部を同一方向に向けて、隣り合う前記頭部同士を脆弱部を介して連結することで、複数個のリベットを数珠繋ぎにつないだリベット列とし、
 前記リベット列を装填し、最前列のリベットの脆弱部を引きちぎって前記装填位置に移送する供給用アクチュエータと、
 前記装填位置に供給されたリベットの前記頭部を保持し、前記連通孔内から引き抜く方向に移動させるための打込用アクチュエータとを備えるリベット締結用エアーツールにおいて、
 前記装填位置には、カッター装置を備え、
 前記カッター装置には、
 開閉可能に軸止された一対のカッターピースと、
 前記カッターピースの少なくとの一方に設けられ、前記供給用アクチュエータにより移送される最前列のリベットが通過可能な開口部とを備え、
 前記カッター装置は、前記両カッターピースが離隔した開位置において、前記供給用アクチュエータにより移送される最前列のリベットを前記開口部を通過させて受け入れ、前記両カッターピースの対向間隔内に前記軸部を挟み、
 前記打込用アクチュエータの動作に連動させて、前記両カッターピースを接近させることで、前記軸部を切断して前記頭部と切り離すようにしていることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
 請求項7に記載のリベット締結用エアーツールであって、
 前記両カッターピースは、
 前記リベットの移送方向の前後にそれぞれ位置させ、
 前記両カッターピースのうち、後方に位置するカッターピースに前記開口部を設け、
 前記リベットの移送方向と直交する前記開口部の両側には、
 後方に位置するカッターピースの軸を回転可能に支承する独立した一対の支承部を設けていることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
 請求項7又は請求項8に記載のリベット締結用エアーツールであって、
 前記打込用アクチュエータには、
 メインシリンダと、
 前記メインシリンダ内にスライド可能に収納されたアウターピストンと、
 前記アウターピストン内にスライド可能に収納されたインナーピストンと、
 前記インナーピストンに固定され、前記頭部を保持するメインシャフトと、
 前記アウターピストンに連結され、前記カッター装置を常時は開位置に保持し、前記アウターピストンのスライドにより、前記カッター装置を閉位置に移動させるためのスライドカムとを備えていることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
 請求項7~9のいずれか1項に記載のリベット締結用エアーツールであって、
 前記カッター装置により切断されたリベットの残部を、
 前記供給用アクチュエータが、復帰後、最前列のリベットの前記装填位置に移送することにより、当該移送されたリベットにより、前記カッター装置により切断されたリベットの残部を、排出位置に押し出すようにしていることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
 請求項7~10のいずれか1項に記載のリベット締結用エアーツールであって、
 前記リベットは、樹脂製であることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
 基部、
 前記基部から延設され、取付け相手に設けられた取付穴に挿入され、前記取付穴の裏面側で屈曲することで拡径可能な脚部、
 前記基部から前記脚部に連通する連通孔を備える雌部材と、
 頭部、
 前記頭部から延設され、前記連通孔内に引き抜き可能に挿入され、前記連通孔内から引き抜く方向に移動させることにより、前記脚部を拡開させるための軸部を備える雄部材から構成されたリベットであって、
 前記脚部を同一方向に向けて、隣り合う前記頭部同士を脆弱部を介して連結することで、複数個のリベットを数珠繋ぎにつないだリベット列とし、
 前記リベット列を装填し、最前列のリベットの脆弱部を引きちぎって装填位置に移送する供給用アクチュエータと、
 前記装填位置に移送されたリベットの前記頭部を保持し、前記連通孔内から引き抜く方向に移動させるための打込用アクチュエータとを備えるリベット締結用エアーツールにおいて、
 前記エアーツールには、
 前記装填位置に位置し、締結後のリベットの前記軸部を切除するカッター装置と、
 前記カッター装置により切除されたリベットの残部を外部に排出するための排出路と、 前記排出路内に突出し、前記残部が前記装填位置に戻るのを規制するための逆戻り規制手段とを備えていることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
 請求項12に記載のリベット締結用エアーツールであって、
 前記逆戻り規制手段は、
 前記排出路内に進退可能に支持されたプランジャーと、
 前記プランジャーを前記排出路内に突出する方向に付勢するための付勢手段とを備えていることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
 請求項12又は請求項13に記載のリベット締結用エアーツールであって、
 前記排出路には、
 前記排出路を通って排出されたリベットの前記残部の飛散を防止可能な飛散防止手段を設けていることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
 基部、
 前記基部から延設され、取付け相手に設けられた取付穴に挿入され、前記取付穴の裏面側で屈曲することで拡径可能な脚部、
 前記基部から前記脚部に連通する連通孔を備える雌部材と、
 頭部、
 前記頭部から延設され、前記連通孔内に引き抜き可能に挿入され、前記連通孔内から引き抜く方向に移動させることにより、前記脚部を拡開させるための軸部を備える雄部材から構成されたリベットであって、
 前記脚部を同一方向に向けて、隣り合う前記頭部同士を脆弱部を介して連結することで、複数個のリベットを数珠繋ぎにつないだリベット列とし、
 前記リベット列を装填し、最前列のリベットの脆弱部を引きちぎって装填位置に移送する供給用アクチュエータと、
 前記装填位置に移送されたリベットの前記頭部を保持し、前記連通孔内から引き抜く方向に移動させるための打込用アクチュエータとを備えるリベット締結用エアーツールにおいて、
 前記エアーツールには、
 前記装填位置に位置し、締結後のリベットの前記軸部を切除するカッター装置と、
 前記カッター装置により切除されたリベットの残部を排出するための排出路と、
 前記排出路を通って排出されたリベットの前記残部の飛散を防止可能な飛散防止手段とを備えていることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
 請求項14又は請求項15に記載のリベット締結用エアーツールであって、
 前記飛散防止手段は、
 中空箱形の回収ケースから構成されていることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
 請求項16に記載のリベット締結用エアーツールであって、
 前記回収ケースは、
 前記排出路の出口に着脱可能に取り付けられていることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
 請求項12~17のいずれか1項に記載のリベット締結用エアーツールであって、
 前記リベットは、樹脂製であることを特徴とするリベット締結用エアーツール。
Description:
リベット締結用エアーツール

 この発明は、リベット締結用エアーツー に関する。

 従来、締結後のリベットの残部を、カッタ 装置により切除する機構は、存在しなかっ 。
 なお、リベットの供給用アクチュエータの 給動作を空圧を利用し、その復帰動作をス リングの作用を利用し、二系統で制御した ベット締結用ツールについては知られてい (例えば特許文献1の段落番号「0055」、段落 号「0058」、図1、図10参照)。

特開平6-47475号公報(段落番号「0055」、段 落番号「0058」、図1、図10参照)

 しかし、上記した従来のリベット締結用 ールでは、リベットの供給用アクチュエー の供給動作と復帰動作とを二系統で制御し いたので、構造が複雑で、部品点数が多い いう問題点があった。

 また、仮に、カッター装置の後方からリ ットを供給し、当該リベットを打込用アク ュエータによりカッター装置内で前進させ と、前進させる分だけ、打込用アクチュエ タの作動ストロークが長くなってしまうと う問題点があった。

 さらに、仮に、カッター装置により切除 たリベットの残部が排出後に、逆戻りする 、リベットの連続した締結が困難になると う問題点があった。

 本発明は、上記した従来の技術の有する 題点に鑑みてなされたものである。

 本発明の第1観点では、リベットの供給用 アクチュエータと打込用アクチュエータとを 切換バルブを介して連動させることで、構造 を簡便で且つ部品点数を減少することができ 、小型化を可能にすることができるようにし たものである。

 本発明の第2観点では、カッター装置にリ ベットが通過可能な開口部を設けることで、 打込用アクチュエータの作動ストロークを短 縮することができるようにしたものである。

 本発明の第3観点では、切除したリベットの 残部の排出路に、当該残部が装填位置に戻る のを規制するための逆戻り規制手段を設ける ことで、切除したリベットの残部を確実に排 出することができるようにしたものである。
 本発明の第1観点では、次の点を特徴とする 。

第1に、リベットは、次の構成から構成さ ている。

 (1)雌部材
 (2)雄部材
第2に、雌部材には、次の構成を備える。

 (3)基部
 (4)脚部
 脚部は、基部から延設され、取付け相手(例 えばパネル)に設けられた取付穴に挿入され 取付穴の裏面側で屈曲することで拡径可能 ものである。

 なお、取付け相手として、パネルを例示 たが、これに限定されない。

 (5)連通孔
 連通孔は、基部から脚部に連通するもので る。

 第3に、雄部材には、次の構成を備える。

 (6)頭部
 (7)軸部
 軸部は、頭部から延設され、連通孔内に引 抜き可能に挿入され、連通孔内から引き抜 方向に移動させることにより、脚部を拡開 せるためのものである。

 第4に、脚部を同一方向に向けて、隣り合 う頭部同士を脆弱部を介して連結することで 、複数個のリベットを数珠繋ぎにつないだリ ベット列とする。

 第5に、リベット締結用エアーツールには 、次の構成を備える。

 (8)供給用アクチュエータ供給用アクチュ ータは、リベット列を装填し、最前列のリ ットの脆弱部を引きちぎって装填位置に供 するものである。

 (9)打込用アクチュエータ打込用アクチュ ータは、装填位置に供給されたリベットの 部を保持し、連通孔内から引き抜く方向に 動させるためのものである。

 第6に、供給用アクチュエータに至るエア ー供給路に切換バルブを設けている。

 第7に、リベットの頭部を引く抜く方向に 移動する際に、打込用アクチュエータにより 切換バルブを切り換え、供給用アクチュエー タを復帰させるようにしている。

 供給用アクチュエータは、常時は移送方 に付勢され、切換バルブの切換動作により 反移送方向に復帰させるようにしてもよい こうすると、切換バルブの切換動作により リベットの供給用アクチュエータを移送方 から反移送方向に復帰させることができる

 切換バルブは、打込用アクチュエータの全 の略中央に配置されているとよい。こうす と、リベットの打込用アクチュエータの全 の略中央に切換バルブを配置することで、 層の小型化を可能にすることができる。
 第1観点では、本発明は、次の特徴を有して も良い。

 第1に、装填位置には、次の構成を設けて いる。

 (1)カッター装置
 カッター装置は、開位置において互いに離 て対向し、対向間隔内に軸部を挟み、閉位 において軸部を切断して頭部と切り離すも である。

 第2に、打込用アクチュエータには、次の 構成を備える。

 (2)メインシリンダ
 (3)アウターピストン
 アウターピストンは、メインシリンダ内に ライド可能に収納されたものである。

 (4)インナーピストン
 インナーピストンは、アウターピストン内 スライド可能に収納されたものである。

 (5)メインシャフト
 メインシャフトは、インナーピストンに固 され、頭部を保持するものである。

 (6)スライドカム)
 スライドカムは、アウターピストンに連結 れ、カッター装置を常時は開位置に保持し アウターピストンのスライドにより、カッ ー装置を閉位置に移動させるためのもので る。

 こうすると、リベットの打込用アクチュエ タの動作を利用して、残余のリベットを切 することができる。
 第1観点では、本発明は、次の特徴を有して いてもよい。

 すなわち、カッター装置により切断され リベットの残部を、供給用アクチュエータ 、復帰後、最前列のリベットの装填位置に 送することにより、当該移送されたリベッ により、カッター装置により切断されたリ ットの残部を、装填位置に連通する排出路 押し出すようにしている。

 こうすると、リベットの供給用アクチュ ータの動作を利用して、残余のリベットを 出することができる。

 第1観点では、リベットは、樹脂製でもよい 。こうすると、樹脂製のリベットに最適なリ ベット締結用エアーツールを提供することが できる。
 本発明の第2観点では、次の点を特徴とする 。

 第1に、リベットは、次の構成から構成さ れている。

 (1)雌部材
 (2)雄部材
 第2に、雌部材には、次の構成を備える。

 (3)基部
 (4)脚部
 脚部は、基部から延設され、取付け相手(例 えばパネル)に設けられた取付穴に挿入され 取付穴の裏面側で屈曲することで拡径可能 ものである。

 なお、取付け相手として、パネルを例示 たが、これに限定されない。

 (5)連通孔
 連通孔は、基部から脚部に連通するもので る。

 第3に、雄部材には、次の構成を備える。

 (6)頭部
 (7)軸部
 軸部は、頭部から延設され、連通孔内に引 抜き可能に挿入され、連通孔内から引き抜 方向に移動させることにより、脚部を拡開 せるためのものである。

 第4に、脚部を同一方向に向けて、隣り合 う頭部同士を脆弱部を介して連結することで 、複数個のリベットを数珠繋ぎにつないだリ ベット列とする。

 第5に、リベット締結用エアーツールには 、次の構成を備える。

 (8)供給用アクチュエータ
 供給用アクチュエータは、リベット列を装 し、最前列のリベットの脆弱部を引きちぎ て装填位置に供給するものである。

 (9)打込用アクチュエータ
 打込用アクチュエータは、装填位置に供給 れたリベットの頭部を保持し、連通孔内か 引き抜く方向に移動させるためのものであ 。

 第6に、装填位置には、次の構成を備える 。

 (10)カッター装置
 第7に、カッター装置には、次の構成を備え る。

 (11)カッターピース
 カッターピースは、一対有り、開閉可能に 止されている。

 (12)開口部
 開口部は、カッターピースの少なくとの一 に設けられ、供給用アクチュエータにより 送される最前列のリベットが通過可能なも である。

 第8に、カッター装置は、両カッターピース が離隔した開位置において、供給用アクチュ エータにより移送される最前列のリベットを 開口部を通過させて受け入れ、両カッターピ ースの対向間隔内に軸部を挟み、打込用アク チュエータの動作に連動させて、両カッター ピースを接近させることで、軸部を切断して 頭部と切り離すようにしている。
 第2観点では、本発明は、次の特徴を有して もよい。

 第1に、両カッターピースは、リベットの 移送方向の前後にそれぞれ位置させている。

 第2に、両カッターピースのうち、後方に 位置するカッターピース(例えば下側カッタ ピース)に開口部を設けている。

 第3に、リベットの移送方向と直交する開口 部の両側には、後方に位置するカッターピー ス(例えば下側カッターピース)の軸を回転可 に支承する独立した一対の支承部(例えば下 側支承部)を設けている。
 第2観点では、本発明は、次の特徴を有して いてもよい。

 すなわち、打込用アクチュエータには、 の構成を備える。

 (1)メインシリンダ
 (2)アウターピストン
 アウターピストンは、メインシリンダ内に ライド可能に収納されたものである。

 (3)インナーピストン
 インナーピストンは、アウターピストン内 スライド可能に収納されたものである。

 (4)メインシャフト
 メインシャフトは、インナーピストンに固 され、頭部を保持するものである。

 (5)スライドカム
 スライドカムは、アウターピストンに連結 れ、カッター装置を常時は開位置に保持し アウターピストンのスライドにより、カッ ー装置を閉位置に移動させるためのもので る。

 こうすると、リベットの打込用アクチュエ タを二重構造とすることで、カッター装置 連動させることができる。
 第2観点では、本発明は、次の特徴を有して いてもよい。

 すなわち、カッター装置により切断され リベットの残部を、供給用アクチュエータ 、復帰後、最前列のリベットの装填位置に 送することにより、当該移送されたリベッ により、カッター装置により切断されたリ ットの残部を、装填位置に連通する排出路 押し出すようにしている。

 こうすると、リベットの供給用アクチュ ータの動作を利用して、残余のリベットを 出することができる。

 第2観点では、リベットは、樹脂製でもよ い。こうすると、樹脂製のリベットに最適な リベット締結用エアーツールを提供すること ができる。

 本発明の第3観点は、次の点を特徴とする 。

 第1に、リベットは、次の構成から構成され ている。
    (1)雌部材
    (2)雄部材
 第2に、雌部材には、次の構成を備える。

    (3)基部
    (4)脚部
 脚部は、基部から延設され、取付け相手(例 えばパネル)に設けられた取付穴に挿入され 取付穴の裏面側で屈曲することで拡径可能 ものである。

 なお、取付け相手として、パネルを例示し が、これに限定されない。
    (5)連通孔
 連通孔は、基部から脚部に連通するもので る。
 第3に、雄部材には、次の構成を備える。

    (6)頭部
    (7)軸部
 軸部は、頭部から延設され、連通孔内に引 抜き可能に挿入され、連通孔内から引き抜 方向に移動させることにより、脚部を拡開 せるためのものである。

 第4に、脚部を同一方向に向けて、隣り合う 頭部同士を脆弱部を介して連結することで、 複数個のリベットを数珠繋ぎにつないだリベ ット列とする。
 第5に、リベット締結用エアーツールには、 次の構成を備える。

    (8)供給用アクチュエータ
 供給用アクチュエータは、リベット列を装 し、最前列のリベットの脆弱部を引きちぎ て装填位置に供給するものである。
    (9)打込用アクチュエータ
 打込用アクチュエータは、装填位置に供給 れたリベットの頭部を保持し、連通孔内か 引き抜く方向に移動させるためのものであ 。

 第6に、エアーツールには、次の構成を備え る。
    (10)カッター装置
 カッター装置は、装填位置に位置し、締結 のリベットの軸部を切除するものである。

    (11)排出路
 排出路は、カッター装置により切除された ベットの残部を外部に排出するためのもの ある。
    (12)逆戻り規制手段
 逆戻り規制手段は、排出路内に突出し、残 が装填位置に戻るのを規制するためのもの ある。
 第3観点では、本発明は、次の特徴を有して いてもよい。

 すなわち、逆戻り規制手段は、次の構成を える。
    (1)プランジャー
 プランジャーは、排出路内に進退可能に支 されたものである。
    (2)付勢手段
 付勢手段は、プランジャーを排出路内に突 する方向に付勢するためのものである。

 こうすると、プランジャーと付勢手段とに る簡便な構造により、切除したリベットの 部の逆戻りを規制することができる。
 第3観点では、本発明は、次の特徴を有して いてもよい。

 すなわち、排出路には、次の構成を備える
    (1)飛散防止手段(例えば回収ケース)
 飛散防止手段(例えば回収ケース)は、排出 を通って排出されたリベットの残部の飛散 防止可能なものである。

 こうすると、排出されたリベットの残部の 散を防止することができる。
 第3観点では、本発明は、次の特徴を有して いてもよい。

 第1に、リベットは、次の構成から構成され ている。
    (1)雌部材
    (2)雄部材
 第2に、雌部材には、次の構成を備える。

    (3)基部
    (4)脚部
 脚部は、基部から延設され、取付け相手(例 えばパネル)に設けられた取付穴に挿入され 取付穴の裏面側で屈曲することで拡径可能 ものである。

 なお、取付け相手として、パネルを例示し が、これに限定されない。
    (5)連通孔
 連通孔は、基部から脚部に連通するもので る。
 第3に、雄部材には、次の構成を備える。

    (6)頭部
    (7)軸部
 軸部は、頭部から延設され、連通孔内に引 抜き可能に挿入され、連通孔内から引き抜 方向に移動させることにより、脚部を拡開 せるためのものである。

 第4に、脚部を同一方向に向けて、隣り合う 頭部同士を脆弱部を介して連結することで、 複数個のリベットを数珠繋ぎにつないだリベ ット列とする。
 第5に、リベット締結用エアーツールには、 次の構成を備える。

    (8)供給用アクチュエータ
 供給用アクチュエータは、リベット列を装 し、最前列のリベットの脆弱部を引きちぎ て装填位置に供給するものである。
    (9)打込用アクチュエータ
 打込用アクチュエータは、装填位置に供給 れたリベットの頭部を保持し、連通孔内か 引き抜く方向に移動させるためのものであ 。

 第6に、エアーツールには、次の構成を備え る。
    (10)カッター装置
 カッター装置は、装填位置に位置し、締結 のリベットの軸部を切除するものである。

    (11)排出路
 排出路は、カッター装置により切除された ベットの残部を排出するためのものである
    (12)飛散防止手段(例えば回収ケース)
 飛散防止手段(例えば回収ケース)は、排出 を通って排出されたリベットの残部の飛散 防止可能なものである。

 すなわち、リベットの残部を、排出路を通 て外部に直接、排出すると、リベットの残 が作業床に散らばってしまう。
 このため、作業床に散らばったリベットの 部を、作業員が踏んだりして転倒するおそ がある。
 これに対し、上記のようにすると、リベッ の残部が作業床に散らばるのを未然に防止 きる。

 飛散防止手段は、中空箱形の回収ケースか 構成されていてもよい。
 こうすると、作業終了後、作業床に散らば たリベットの残部の清掃が不要となり、又 リベットの残部の廃棄も迅速に且つ簡便に うことができる。
 第3観点では、本発明は、次の特徴を有して いてもよい。

 すなわち、回収ケースは、排出路の出口に 脱可能に取り付けられている。
 こうすると、回収ケースを、必要に応じて 脱することができる。

 第3観点では、リベットは、樹脂製でもよ い。こうすると、樹脂製のリベットに最適な リベット締結用エアーツールを提供すること ができる。

 本発明は、以上のように構成されているの 、以下に記載されるような効果を奏する。
 第1観点の発明によれば、リベットの供給用 アクチュエータと打込用アクチュエータとを 切換バルブを介して連動させることで、構造 を簡便で且つ部品点数を減少することができ 、小型化を可能にすることができる。

 第2観点の発明によれば、カッターピース の支承部を離隔させて独立させることで、両 支承部の間隔内に開口部を設けることができ る。

 第3観点の発明によれば、切除したリベッ トの残部の排出路に、当該残部が装填位置に 戻るのを規制するための逆戻り規制手段を設 けることで、切除したリベットの残部を確実 に排出することができる。

エアーツールの空圧回路図である。 エアーツールとリベット列との斜視図 ある。 リベット列を装着した状態のエアーツ ルの斜視図である。 リベットをカッター装置に装填した状 のエアーツールの斜視図である。 エアーツールの一部を拡大した斜視図 ある。 エアーツールの一部を拡大した斜視図 ある。 エアーツールの一部を拡大した斜視図 ある。 エアーツールの一部を拡大した斜視図 ある。 エアーツールの一部縦断面図である。 エアーツールを縦断とした一部斜視図 である。 図1に対応し、各動作状態の空圧回路 である。 図1に対応し、各動作状態の空圧回路 である。 図1に対応し、各動作状態の空圧回路 である。 図1に対応し、各動作状態の空圧回路 である。 図1に対応し、各動作状態の空圧回路 である。 図1に対応し、各動作状態の空圧回路 である。 図1に対応し、各動作状態の空圧回路 である。 図1に対応し、各動作状態の空圧回路 である。 図1に対応し、各動作状態の空圧回路 である。 図1に対応し、各動作状態の空圧回路 である。 リベット列の一部正面図である。 リベット列の側面図である。 リベットの縦断面図である。 リベットの他の縦断面図である。 リベットの締結状態を説明するための 正面図である。 リベットの切断状態を説明するための 正面図である。 回収ケースの取付前のエアーツールの 斜視図である。 回収ケースの取付後のエアーツールの 斜視図である。

(図面の説明)
 図1~28は、本発明の実施の形態の一例をそれ ぞれ示すものである。
 図1は、エアーツールの空圧回路図、図2は アーツールとリベット列との斜視図、図3は ベット列を装着した状態のエアーツールの 視図、図4はリベットをカッター装置に装填 した状態のエアーツールの斜視図、図5~8はエ アーツールの一部を拡大した斜視図、図9は アーツールの一部縦断面図、図10はエアーツ ールを縦断とした一部斜視図、図11~20は図1に 対応し、各動作状態の空圧回路図をそれぞれ 示すものである。

 図21~26は、リベットを説明するためのもの あり、図21はリベット列の一部正面図、図22 リベット列の側面図、図23はリベットの縦 面図、図24はリベットの他の縦断面図、図25 リベットの締結状態を説明するための正面 、図26はリベットの切断状態を説明するた の正面図をそれぞれ示すものである。
 図27及び図28は回収ケースの着脱を説明する ためのものであり、図27は回収ケースの取付 のエアーツールの斜視図、図28は回収ケー の取付後のエアーツールの斜視図をそれぞ 示すものである。
(リベット締結用エアーツール10)
 図2~4中、10は、リベット締結用エアーツー を示すものであり、このエアーツール10は、 エアーを利用して、ブラインドタイプのリベ ット20を連続的に締結するためのものである

 エアーツール10は、図2~4に示すように、大 すると、次の構成を備える。
    (1)本体部30
 本体部30は、前後に長い筒形を形成されて る。
    (2)操作部40
 操作部40は、本体部43の後方から下方に延び 、エアーツール10の操作を行うためのもので る。

    (3)供給部50
 供給部50は、操作部40の前方に位置し、本体 部30の装填位置Aにリベット20を1個ずつ連続的 に供給するためのものである。
(工程の説明)
 エアーツール10により、大別すると、次の 程が実行される。

 なお、エアーツール10の動作工程は、次の(1 )~(4)に限定されない。
    (1)リベット20の装填工程
 供給部50から1個ずつ供給されたリベット20 装填位置Aで受け入れ、受け入れたリベット2 0を前進させて打込位置Bに保持するための工 である。
    (2)リベット20の締結工程
 打込位置Bに保持されたリベット20を、図6に 示すように、取付け相手であるパネルPに設 られた取付穴Hに合わせて挿入し、操作部40 操作をトリガーとして、リベット20を取付穴 Hに対して締結するための工程である。

 なお、本実施の形態では、2枚のパネルにそ れぞれ取付穴を設けておき、両パネルの重ね 合わせてお互いの取付穴を整合させた状態で 、リベット20を打ち込み、当該リベット20を しめることで、両パネルを重合状態に固定 ている。もちろん、取付け相手として、パ ルPを例示したが、これに限定されない。
    (3)リベット20の切断工程
 締結のリベット20の残部21を、図26に示すよ に、切断するための工程である。

    (4)リベット20の排出工程
 切断したリベット20の残部21を、打込位置B ら装填位置Aに後退させ、装填位置Aに連通す る排出路31を通して排出するための工程であ 。
 なお、本実施の形態のエアーツール10では リベット20の排出工程と前述したリベット20 装填工程とを一つの工程として連続的に行 ている。
(リベット20)
 リベット20は、図2及び図21に示すように、 数個、例えば6個が数珠繋ぎに一連に連結さ 、リベット列60を構成している。

 なお、リベット列60を構成するリベット20の 個数として、6個を例示したが、2~5個、或い 7個以上でも良い。
 リベット列60は、適度な弾性と剛性とを有 る樹脂で一体成形されている。
 各リベット20には、図21~24に示すように、大 別すると、次のパーツから構成される。

 なお、次の(1)及び(2)については、後述する
    (1)雌部材70
    (2)雄部材80
 なお、リベット20のパーツは、上記した(1) び(2)に限定されない。
(雌部材70)
 雌部材70には、図21~24に示すように、次の各 部を備える。

 なお、雌部材70の各部は、次の(1)~(3)に限定 れない。
    (1)基部71
 基部71は、円盤状であり、図25に示すように 、外径を取付け相手であるパネルPに設けら た取付穴Hの内形より大きく設定している。
    (2)脚部72
 脚部72は、基部71から延設され、図25に示す うに、パネルPの取付穴Hに挿入され、取付 Hの裏面側で屈曲することで拡径可能なもの ある。

 なお、脚部72には、図21に示すように、互い に背向させて計2個の窓部を設け、窓部の無 部分がヒンジとなって、図25に示すように、 脚部72が略「く」の字形、或いは略V字形に折 れ曲がるようにしている。
    (3)連通孔73
 連通孔73は、図23及び図24に示すように、基 71から脚部72に連通するものである。
(雄部材80)
 雄部材80には、図21~24に示すように、次の各 部を備える。

    (1)頭部81
 頭部81は、円盤状であり、図23及び図24に示 ように、外径を連通孔73の内形より大きく 定している。
    (2)軸部82
 軸部82は、頭部81から延設され、図23~25に示 ように、連通孔73内に引き抜き可能に挿入 れ、連通孔73内から引き抜く方向に移動させ ることにより、脚部72を拡開させるためのも である。

 なお、軸部81の長さの途中には、図21、図23 び図24に示すように、複数段の環状の凹凸 を設けている。凹凸部は、図25に示すように 、略「く」の字形、或いは略V字形に折れ曲 った脚部72が戻らないようにするためである 。
    (3)脆弱部83
 脆弱部83は、図21に示すように、雌部材70の 部72を同一方向に向けて、隣り合う頭部81同 士を一連するためのものである。
(本体部30)
 本体部30には、図1~4、図9及び図10に示すよ に、次のパーツを備える。

 なお、次の(1)~(5)については、後述する。
    (1)メインシャフト90
    (2)打込用アクチュエータ100
    (3)カッター装置110
    (4)切換バルブ120
    (5)逆戻り規制手段130
 なお、本体部30のパーツは、上記した(1)~(5) 限定されない。
(操作部40)
 操作部40には、図1~4に示すように、次のパ ツを備える。

 なお、次の(1)~(4)については、後述する。
    (1)操作レバー140
    (2)トリガーバルブ150
    (3)ホース連結部160
    (4)分岐継手170
 なお、操作部40のパーツは、上記した(1)~(4) 限定されない。
(供給部50)
 供給部50には、図1~4、図9及び図10に示すよ に、次のパーツを備える。

 なお、次の(1)~(2)については、後述する。
    (1)供給用アクチュエータ180
    (2)供給機構190
 なお、供給部50のパーツは、上記した(1)~(2) 限定されない。
(メインシャフト90)
 メインシャフト90は、図1に示すように、本 部30内に前後にスライド可能に支持され、 端部にリベット20の頭部81を保持するととも 、後端部が打込用アクチュエータ100の後述 るインナーピストン103に連結されている。

 メインシャフト90には、図1に示すように、 の構成を備える。
 なお、メインシャフト90の構成は、次の(1) 限定されない。
    (1)切換溝91
 切換溝91は、後述する切換バルブ120の切り え動作をさせるためのものである。
 具体的には、切換溝91には、図1に示すよう 、後述する切換バルブ120の切換軸121がはま 込み、図14に示すように、メインシャフト90 の後退時に、当該切換溝91の端面により切換 121を押すことで、切換バルブ120を切り換え 。
(打込用アクチュエータ100)
 打込用アクチュエータ100は、打込位置Bに供 給されたリベット20の頭部81をメインシャフ 90を介して保持し、連通孔73内から引き抜く 向に移動させるためのものである。

 また、打込用アクチュエータ100は、後述す カッター装置110の駆動源としても機能する
 具体的には、図1に示すように、打込用アク チュエータ100には、次のパーツを備える。
 なお、次の(1)~(4)については、後述する。

    (1)メインシリンダ101
    (2)アウターピストン102
    (3)インナーピストン103
    (4)スライドカム104
 なお、打込用アクチュエータ100のパーツは 上記した(1)~(4)に限定されない。
(メインシリンダ101)
 メインシリンダ101は、図1~4に示すように、 体部30の長さ方向に配置され、ヘッド側の 部を本体部30から露出させている。

 メインシリンダ101には、図1に示すように、 2個の入力ポートを有する。2個の入力ポート うち、1個は、メインシリンダ101のヘッド側 に位置する。もう1個の入力ポートは、メイ シリンダ101のロッド側に位置する。
 ヘッド側の入力ポートは、トリガーバルブ1 50のヘッド側の出力ポートに接続されている ロッド側の入力ポートは、トリガーバルブ1 50のロッド側の出力ポートに接続されている

 メインシリンダ101は、図1に示すように、初 期状態では、空圧の流れはトリガーバルブ150 のヘッド側の出力ポートからヘッド側の入力 ポートとなり、後述するアウターピストン102 はロッド側にスライドして前進する。
 後述するトリガーバルブ150の操作レバー140 操作されると、図11に示すように、空圧の れはトリガーバルブ150のロッド側の出力ポ トからロッド側の入力ポートとなり、アウ ーピストン102はヘッド側にスライドして後 する。
(アウターピストン102)
 アウターピストン102は、図1に示すように、 メインシリンダ101内にスライド可能に収納さ れたものであり、シリンダー型に形成されて いる。

 アウターピストン102には、2個の入力ポート を有する。2個の入力ポートのうち、1個は、 リンダー型のアウターピストン102のヘッド に位置する。もう1個の入力ポートは、シリ ンダー型のアウターピストン102のロッド側に 位置する。
 アウターピストン102は、図1に示すように、 初期状態では、空圧の流れはメインシリンダ 101のヘッド側の入力ポートからアウターピス トン102のヘッド側の入力ポートとなり、後述 するインナーピストン103はロッド側にスライ ドして前進する。

 後述するトリガーバルブ150の操作レバー140 操作されると、図11に示すように、空圧の れはメインシリンダ101のロッド側の入力ポ トからアウターピストン102のロッド側の入 ポートとなり、後述するインナーピストン10 3はヘッド側にスライドして後退する。
(インナーピストン103)
 インナーピストン103は、図1に示すように、 アウターピストン102内にスライド可能に収納 されたものである。

 インナーピストン103には、メインシャフト9 0の後端部が連結される。
 インナーピストン103は、図1に示すように、 初期状態では、アウターピストン102のロッド 側にスライドして前進する。
 後述するトリガーバルブ150の操作レバー140 操作されると、図11に示すように、アウタ ピストン102のロッド側の入力ポートから空 が流入することで、アウターピストン102の ッド側にスライドして後退する。
(スライドカム104)
 スライドカム104は、図1に示すように、アウ ターピストン102に連結され、後述するカッタ ー装置100を常時は開位置に保持し、アウター ピストン102のスライドにより、図13に示すよ に、カッター装置100を閉位置に移動させる めのものである。

 スライドカム104の先端部には、図1に示すよ うに、先端部に向かって略「ハ」の字形、或 いは略V字形に開いたカム部を設けている。
 カム部は、後述するカッター装置110と係合 、スライドカム104が後退する際に、図13に すように、カッター装置110を開位置から閉 置に切り換える。
(カッター装置110)
 カッター装置110は、図1に示すように、打込 用アクチュエータ100の先端部に位置し、開位 置において互いに離れて対向し、対向間隔内 にリベット20の軸部82を挟み、図13及び図14に すように、閉位置において軸部82を切断し 頭部81と切り離すものである。

 なお、カッター装置110により切断された軸 82の一部と頭部81とを合わせて、切断後のリ ベット20の残部21、或いは単に残部21ともいう (図26参照)。
 具体的には、カッター装置110は、図1~10に示 すように、開閉可能に軸止された上下一対の 上側カッターピース111と下側カッターピース 112から構成されている。
 なお、リベット20の供給方向を基準にみる 、上側カッターピース111は供給方向の前方 位置し、下側カッターピース112は後方に位 する。

 上下のカッターピース111,112は、図1に示す うに、長さの途中が上下方向に回転可能に 承され、前側の端部がカッターとなり、後 側の端部にはスライドカム104のカム部と係 すると係合面を設けている。上下の係合面 、スライドカム104のカム部と平行に傾斜し 具体的には後方に向かって略「ハ」の字形 或いは略V字形に閉じている。
 上下のカッターピース111,112には、図2~10に すように、次の各部を備える。

    (1)開口部113
 開口部113は、下側カッターピース112に設け れ、後述する供給用アクチュエータ180に移 される最前列のリベット20が通過可能なも である。
    (2)上側支承部114
 上側支承部114は、上側カッターピース111の を上下方向に回転可能に支承するものであ 。

    (3)下側支承部115
 下側支承部115は、下側カッターピース112の を上下方向に回転可能に支承するものであ 。下側支承部115は、開口部113の両側に、独 して一対配置している。
(切換バルブ120)
 切換バルブ120は、図示しないが、打込用ア チュエータ100の全長の略中央に配置される

 具体的には、切換バルブ120は、図1に示す ように、後述する供給用アクチュエータ180に 至るエアー供給路に位置し、リベット20の頭 81を引く抜く方向に移動する際に、打込用 クチュエータ180により切り換えられる。供 用アクチュエータ180は、常時、すなわち図15 に示すリベット20の供給時には、移送方向に 勢され、切換バルブの切換動作により、図1 7及び図18に示すように、反移送方向に復帰す る。

 切換バルブ120のシリンダーには、図1に示す ように、1個の入力ポートと、2個の出力ポー とを有する。2個の出力ポートのうち、1個 ヘッド側に位置し、もう1個はロッド側に位 する。入力ポートは、ヘッド側の出力ポー と、ロッド側の出力ポートとの中間に位置 る。
 初期状態では、ピストンは、図1に示すよう に、シリンダーのロッド側に位置し、空圧の 流れは入力ポートとロッド側の出力ポートと なる。切換動作後は、ピストンは、図14及び 15に示すように、シリンダーのヘッド側に ライドし、空圧の流れは入力ポートからヘ ド側の出力ポートとなる。

 切換バルブ120には、図1に示すように、次の パーツを備える。
 なお、切換バルブ120のパーツは、次の(1)に 定されない。
    (1)切換軸121
 切換軸121は、図1に示すように、一端部がメ インシャフト90の切換溝91にはまり込み、他 部が切換バルブ120のピストンロッドに連結 れている。

 切換軸121は、メインシャフト90の後退時に 図14に示すように、切換溝91の端面に押され 、ピストンをシリンダーのヘッド側にスラ ドして、切換バルブ120を切り換えるための のである。
(逆戻り規制手段130)
 逆戻り規制手段130は、図9及び図10に示すよ に、排出路31内に突出し、残部21が装填位置 Aに戻るのを規制するためのものである。

 逆戻り規制手段130には、図9及び図10に示す うに、次のパーツを備える。
 なお、逆戻り規制手段130のパーツは、次の( 1)~(2)に限定されない。
    (1)プランジャー131
 プランジャー131は、排出路31内に進退可能 支持されたものである。
    (2)付勢手段(図示せず)
 付勢手段は、図示しないが、プランジャー1 31を排出路31内に突出する方向に付勢するた のものであり、例えばスプリング等から構 されている。

 切断後のリベット20の残部21は、装填位置A 位置していると、図15に示すように、後述す る供給用アクチュエータ180により、新しいリ ベット20が装填位置Aに供給されたときに、当 該新しいリベット20に押されて、排出路31内 向かって押し出される。
 このとき、プランジャー131が、残部21に押 れて、図示しないが、付勢手段の付勢力に して一旦、引っ込む。残部21がプランジャー 131を通り過ぎると、付勢手段の復元力により 、プランジャー131は排出路31内に再び突出し 残部21が排出路31から装填位置Aに戻るのを 止する。
(操作レバー140)
 操作レバー140は、図1~4に示すように、引き 状で、後述するトリガーバルブ150のピスト に連結され、エアーツール10に装填された ベット20を打ち込み動作を開始させるための ものである。
(トリガーバルブ150)
 トリガーバルブ150は、図1に示すように、操 作レバー140に連結されたピストンを有し、操 作レバー140の押し込みにより、ピストンをヘ ッド側にスライドさせることで、2個の出力 ートの流路を切り換えるためのものである

 トリガーバルブ150のシリンダーには、1個の 入力ポートと、2個の出力ポートとを有する 2個の出力ポートのうち、1個はヘッド側に位 置し、もう1個はロッド側に位置する。
 入力ポートは、後述する分岐継手170の2個の 出力ポートのうち、1個に接続されている。 ッド側の出力ポートは、メインシリンダ101 ヘッド側の入力ポートに接続されている。 ッド側の出力ポートは、メインシリンダ101 ロッド側の入力ポートに接続されている。

 トリガーバルブ150は、図1に示すように、操 作レバー140を操作しない初期状態では、空圧 の流れは入力ポートからロッド側の入力ポー トとなる。
 操作レバー140を操作すると、図11に示すよ に、空圧の流れが切り替わり、入力ポート らロッド側の入力ポートとなる。
(ホース連結部160)
 ホース連結部160は、図示しないが、エアー 供給用のホースを連結するためのものであ 。
(分岐継手170)
 分岐継手170は、図1に示すように、ホース連 結部160から供給されたエアを2方向に分岐さ るためのものである。

 分岐継手170には、1個の入力ポートと、2個 出力ポートとを有する。
 入力ポートは、ホース連結部160に接続され いる。2個の出力ポートのうち、1個はトリ ーバルブ150の入力ポートに接続されている もう1個の出力ポートは、切換バルブ120のロ ド側の入力ポートに接続されている。
(供給用アクチュエータ180)
 供給用アクチュエータ180は、図2~4に示すよ に、リベット列60を装填し、最前列のリベ ト20の脆弱部83を引きちぎって装填位置Aに供 給するためのものである。装填位置Aに供給 れたリベット20は、その頭部81をメインシャ ト90に保持された状態で、打込用アクチュ ータ100により装填位置Aから打込位置Bに移送 される。

 供給用アクチュエータ180のシリンダーには 図1に示すように、ヘッド側に1個の入力ポ トと、ロッド側に1個の入力ポートとを有す 。
 ヘッド側の入力ポートは、切換バルブ120の ッド側の出力ポートに接続されている。ロ ド側に入力ポートは、切換バルブ120のロッ 側の出力ポートに接続されている。
 供給用アクチュエータ180は、初期状態では 図1に示すように、空圧の流れは切換バルブ 120のロッド側の出力ポートから供給用アクチ ュエータ180のロッド側の入力ポートとなり、 ピストンがヘッド側にスライドして下降する 。

 これに対し、切換バルブ120が切り替わると 図14及び図15に示すように、空圧の流れは切 換バルブ120のヘッド側の出力ポートから供給 用アクチュエータ180のヘッド側の入力ポート となり、ピストンがロッド側にスライドして 上昇する。
(供給機構190)
 供給機構190は、図9及び図10に示すように、 給用アクチュエータ180のピストンロッドに 結され、リベット列60の最前列のリベット20 を、1個ずつ装填位置Aに供給するためのもの ある。

 具体的には、供給機構190には、次のパーツ 備える。
    (1)スライダー191
 スライダー191は、その下端部がピストンロ ドに連結され、上下動可能に支持されてい 。
    (2)パウエル192
 パウエル192は、スライダー191の上端部に回 可能に支持され、リベット列60の隣り合う 部81の間隔内に向かって先の尖ったくちばし 状に延びている。

 具体的には、パウエル192は、最前列のリベ ト20の頭部81と、2列目のリベット20の頭部81 の間に間に入り込み、スライダー191が上昇 た際に、最前列のリベット20を装填位置Aに し出す。ついで、パウエル192は、スライダ 191が下降した際に、2列目のリベット20の頭 81に押されて回転しながら下降し、2列目の ベット20の頭部81と3列目のリベット20の頭部 81との間に入り込む。
(回収ケース200)
 本体部30の上面には、図27及び図28に示すよ に、中空箱形の回収ケース200を着脱可能に り付けている。

 回収ケース200の底面には、図示しないが、 出路31と連通する穴を有する。また、回収 ース200は、上面が開放した中空箱形に形成 、開口正面には開閉蓋201を開閉可能に取り けている。
 一方、本体部30の上面には、上方向かって 出した複数個のケース取付部32を設け、これ らのケース取付部32を介して、回収ケース200 固定できるようにしている。

 回収ケース200は、リベット20の残部21の飛散 防止手段として作用する。飛散防止手段は、 排出路31を通って排出されたリベット20の残 21の飛散を防止可能なものである。
 飛散防止手段の一態様としては、リベット2 0の残部21の回収があり、回収するものとして 、回収ケース200を例示したが、これに限定さ れず、例えば袋状のものを使用しても良い。 また、飛散防止手段は、回収する機能が無く とも良く、図示しないが、例えば排出路31の イプを接続し、当該パイプの開口端からリ ット20の残部21が流出するようにしても良い 。パイプを使用した場合には、回収する機能 はなく、単にリベット20の残部21の飛散を防 し、一箇所に収集しようとするものである 勿論、パイプの開口端を、図示しないが、 ミ箱やゴミ袋に臨ませたり、或いは接続し も良い。
(動作の説明)
 つぎに、上記した構成を備えるエアーツー 10の動作について、図1及び図11~20に示す空 回路図を用いて説明する。
(図1の初期状態)
 図1は、エアーツール10の初期状態を説明す ための空圧回路図である。

 初期状態は、操作レバー140の非操作時であ 。
 このとき、リベット20は、既に装填され、 の頭部81がメインシャフト90の先端部に保持 れている。
 リベット20は、打込位置Bに移送されて、開 状態のカッター装置110の前方に、図4に示す ように、雌部材70を突出させている。このと 、リベット20の軸部82は、上下のカッターピ ース111,112の間隔に位置する。

 打込用アクチュエータ100への空気の流れは 次の通りである。
 分岐継手170→トリガーバルブ150のヘッド側 出力ポート→メインシリンダ101のヘッド側 入力ポート→アウターピストン102のヘッド の入力ポート
 打込用アクチュエータ100のアウターピスト 102及びインナーピストン103は共に、ロッド にスライドして最前進位置にあり、メイン ャフト90も最前進位置にある。

 供給用アクチュエータ180への空気の流れは 次の通りである。
 分岐継手170→切換バルブ120のロッド側の出 ポート→供給用アクチュエータ180のロッド の入力ポート
 供給用アクチュエータ180のピストンは、ヘ ド側にスライドし、下降位置にある。
(図11の操作レバー140の操作時)
 図11は、操作レバー140の操作時の状態を説 するための空圧回路図である。

 まず、図4に示すように、開放状態のカッタ ー装置110の前方に突出するリベット20の脚部7 2を、図示しないが、パネルPの取付穴Hに合わ せて挿入する(図25参照)。
 その後、操作レバー140を指で引く。
 操作レバー140を操作すると、トリガーバル 150のピストンがシリンダーのヘッド側にス イドして後退する。

 ピストンが後退すると、打込用アクチュエ タ100への空気の流れは、次のように切り換 る。
 分岐継手170→トリガーバルブ150のロッド側 出力ポート→メインシリンダ101のロッド側 入力ポート→アウターピストン102のロッド の入力ポート
 アウターピストン102が後退し、アウターピ トン102に連結されたスライドカム104が後退 る。このとき、スライドカム104の後退によ 、図示しないが、スライドカム104とメイン ャフト90との凹凸部のはまり合いにより、 インシャフト90が連動して後退する。

 供給用アクチュエータ180への空気の流れは 図1の初期状態と同じである。
(図12のリベット20の締結時)
 図12は、リベット20の締結時の状態を説明す るための空圧回路図である。
 メインシャフト90が後退すると、図12及び図 25に示すように、リベット20がかしめられる

 すなわち、開放状態のカッター装置110から 出する雌部材70の基部71が、上下のカッター ピース111,112の先端部の端面に当たって後退 阻止されることから、雄部材80の軸部82が、 部材70の連通孔73から引き出されることで、 図25に示すように、脚部72がパネルPの裏側で 径する。
 脚部72がパネルPの裏側で拡径すると、メイ シャフト90がそれ以上、後退できなくなり メインシャフト90の後退が停止する。
(図13のリベット20の切断時)
 図13は、リベット20の切断時の状態を説明す るための空圧回路図である。

 メインシャフト90の後退の停止後、スライ カム104が更に後退しようとし、このとき、 示しないが、メインシャフト90との間の凹凸 部のはまり合いが外れ、スライドカム104が単 独で後退する。
 スライドカム104が後退すると、そのカム部 上下のカッターピース111,112の係合面に係合 し、カッター装置110が閉じる。

 カッター装置110が閉じると、図26に示すよ に、リベット20の軸部82を切断する。
 リベット20の軸部82が切断すると、雌部材70 び雄部材80の軸部82の一部が、パネルPの取 穴Hに取り付いた状態で残る。
 同時に、リベット20の軸部82が切断すると、 メインシャフト90の後退が可能となる。
(図14のメインシャフト90の後退時)
 図14は、メインシャフト90の後退時の状態を 説明するための空圧回路図である。

 メインシャフト90の後退が可能となると、 ンナーピストン103の後退に伴って、メイン ャフト90が後退する。
 メインシャフト90の後退に伴って、リベッ 20の残部21が、打込位置Bから装填位置Aに移 する。
 同時に、メインシャフト90の後退時に、そ 切換溝91の端面により、切換バルブ120の切換 軸121を押すことで、切換バルブ120を切り換え る。

 切換バルブ120を切り換えると、供給用アク ュエータ180への空気の流れは、次の通り切 換わる。
 分岐継手170→切換バルブ120のヘッド側の出 ポート→供給用アクチュエータ180のヘッド の入力ポート
(図15のリベット20の供給時及び排出時)
 図15は、リベット20の供給時及び排出時の状 態を説明するための空圧回路図である。

 切換バルブ120を切り換わると、供給用アク ュエータ180のピストンは、ロッド側にスラ ドし、上昇する。
 供給用アクチュエータ180のピストンが上昇 ると、供給機構190により、先頭のリベット2 0が装填位置Aに供給される。
 このとき、装填位置Aに残っていたリベット 20の残部21は、新たに供給されたリベット20に 押されて、メインシャフト90の先端部から外 、装填位置Aから排出路31に押し出される。

 排出路31に押し出された残部21は、逆戻り規 制手段130により、装填位置Aへの逆進が規制 れる。
 同時に、新たに供給されたリベット20の頭 81が、メインシャフト90の先端部に保持され 。
(図16の操作レバー140の開放時)
 図16は、操作レバー140の開放時の状態を説 するための空圧回路図である。

 操作レバー140を指で引っ張る力を解放する 、図示しないが、コイルバネ等の付勢力に り、操作レバー140が復元し、このとき、ト ガーバルブ150のピストンがシリンダーのロ ド側にスライドして前進する。
 ピストンが前進すると、打込用アクチュエ タ100への空気の流れは、図1の初期状態に戻 り、次のように切り換わる。

 分岐継手170→トリガーバルブ150のヘッド側 出力ポート→メインシリンダ101のヘッド側 入力ポート→アウターピストン102のヘッド の入力ポート
 トリガーバルブ150が切り換わると、アウタ ピストン102が前進する。
(図17のアウターピストン102の前進時、切換バ ルブ120の解放時)
 図17は、アウターピストン102の前進時、切 バルブ120の解放時の状態を説明するための 圧回路図である。

 アウターピストン102が前進すると、アウタ ピストン102に連結されたスライドカム104も 進する。
 スライドカム104も前進すると、そのカム部 上下のカッターピース111,112の係合面から係 脱し、カッター装置110が開く。
 スライドカム104が更に前進すると、図示し いが、スライドカム104とメインシャフト90 の凹凸部が再度、はまり合い、メインシャ ト90が連動して前進する。

 メインシャフト90が前進すると、その切換 91が移動することで、切換バルブ120の切換軸 121を開放され、切換バルブ120のピストンが、 図示しないが、コイルバネ等の付勢力により 、再度、前進して切り換わる。
 切換バルブ120が切り換わると、供給用アク ュエータ180への空気の流れは、図1の初期状 態に戻り、次のように切り換わる。

 分岐継手170→切換バルブ120のロッド側の出 ポート→供給用アクチュエータ180のロッド の入力ポート
(図18のアウターピストン102の最前進時、供給 用アクチュエータ180の下降時)
 図18は、アウターピストン102の最前進時、 給用アクチュエータ180の下降時の状態を説 するための空圧回路図である。

 アウターピストン102が前進すると、インナ ピストン103も前進し、メインシャフト90が に前進し、このとき新たに供給されたリベ ト20を、装填位置Aから前進する。
 このとき、新たに供給されたリベット20の 弱部83が引き千切れる。
 また、切換バルブ120が切り換わると、供給 アクチュエータ180への空気の流れが図1の初 期状態に戻り、供給用アクチュエータ180が下 降する。

 このとき、供給機構190のパウエル192は、ス イダー191が下降した際に、2列目のリベット 20の頭部81に押されて回転しながら下降し、2 目のリベット20の頭部81と3列目のリベット20 の頭部81との間に入り込む。
(図19のメインシャフト90の前進時)
 図19は、メインシャフト90の前進時の状態を 説明するための空圧回路図である。

 インナーピストン103の前進に伴って、メイ シャフト90が前進し、新たに供給されたリ ット20を、装填位置Aから更に前進させる。
(図20のメインシャフト90の最前進時、初期状 )
 図20は、メインシャフト90の最前進時、初期 状態を説明するための空圧回路図である。

 メインシャフト90は、更に前進し、新たに 給されたリベット20を、装填位置Aから打込 置Bに移送して、初期状態に戻る。

 なお、2008年6月25日に出願された日本特願第 2008-165487号、日本特願第2008-165493号及び日本 願第2008-165504号、並びに2009年6月24日に出願 れた日本国特願第2009-150059号の明細書、特許 請求の範囲、図面及び要約書の全内容をここ に引用し、本発明の明細書の開示として、取 り入れるものである。