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Title:
ROTARY INDEX DEVICE IN MACHINE TOOL
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/048034
Kind Code:
A1
Abstract:
A rotary index device in which the rotating shaft is held surely and stably after indexing. In the rotary index device (1) of a machine tool comprising a rotating shaft (4) provided rotatably in the housing (2) and having an end portion to which a circular table (3) is secured, and a clamp device (6) for holding the rotational angular position of a body of revolution (5) after indexing by making a pressing force act in the radial direction of the rotating shaft (4) to the body of revolution (5) including the rotating shaft (4), the clamp device (6) includes a piston member (7) provided displaceably in the axial direction of the rotating shaft (4) within the housing (2) and having a tapered face (8) formed on the side face, a means (9) interposed between the body of revolution (5) and the piston member (7), receiving a pressing force in the axial direction of rotation of the rotating shaft (4) from the piston member (7) as it displaces and making the pressing force act on the body of revolution (5) while converting into the radial direction of the rotating shaft (4), and a means (10) for urging the piston member (7) in the direction for generating the pressing force from the pressing force conversion means (9).

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Inventors:
TATSUDA, Yoshinori (Nomachi 5-chome Kanazawa-sh, Ishikawa 50, 9218650, JP)
Application Number:
JP2008/068147
Publication Date:
April 16, 2009
Filing Date:
October 06, 2008
Export Citation:
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Assignee:
TSUDAKOMA KOGYO KABUSHIKIKAISHA (18-18, Nomachi 5-chome Kanazawa-sh, Ishikawa 50, 9218650, JP)
津田駒工業株式会社 (〒50 石川県金沢市野町5丁目18番18号 Ishikawa, 9218650, JP)
International Classes:
B23Q16/10; B23Q1/28
Attorney, Agent or Firm:
NAKAGAWA, Kunio (NAKAGAWA PATENT OFFICE, Famille Shinjuku Grand-suite Tower 130321-8, Yoyogi 2-chome, Shibuya-ku, Tokyo 53, 1510053, JP)
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Claims:
ハウジング(2)内で回転自在に設けられると共に端部に回転駆動対象部材(3)が固定される回転軸(4)と、該回転軸(4)を含む回転体(5)に対し回転軸(4)の半径方向へ押圧力を作用させて回転体(5)の割り出された回転角度位置を保持するクランプ装置(6)とを含む、工作機械における回転割出し装置(1)において、
前記クランプ装置(6)は、前記ハウジング(2)内で前記回転軸(4)の回転軸線の方向に変位可能に設けられたピストン部材(7)であってそのクランプ位置側の側面にテーパ面(8)が形成されたピストン部材(7)と、前記回転体(5)と前記ピストン部材(7)との間に介装され前記ピストン部材(7)の変位に伴って前記ピストン部材(7)から前記回転軸(4)の回転軸線の方向への押圧力を受けると共に、その押圧力を前記回転軸(4)の半径方向に変換して前記回転体(5)へ作用させる押圧力変換手段(9)と、前記押圧力変換手段(9)が前記回転軸(4)の半径方向へ押圧力を発生させる方向へ前記ピストン部材(7)を付勢する付勢手段(10)とを含む、ことを特徴とする工作機械における回転割出し装置(1)。
前記押圧力変換手段(9)は、前記ピストン部材(7)と前記回転体(5)との間において、前記回転軸(4)の円周方向に亘って複数設けられる押圧部材(11)を含む、ことを特徴とする請求項1記載の工作機械における回転割出し装置(1)。
前記押圧部材(11)は、前記回転軸(4)の軸線方向に延在するように設けられた梃子部材(12)であって、該梃子部材(12)は、一端部に形成された力点部(13)において前記ピストン部材(7)の前記テーパ面(8)に接触すると共に前記ハウジング(2)に対し回動可能に係止される支点部(15)および前記回転軸(4)と対向する作用点部(14)を有し、前記力点部(13)から前記支点部(15)までの距離が前記支点部(15)から前記作用点部(14)までの距離よりも長くなるように形成されている、ことを特徴とする請求項2記載の工作機械における回転割出し装置(1)。
前記クランプ装置(6)は、前記押圧力変換手段(9)と前記回転体(5)との間に、ハウジング(2)に対して相対回転不能に固定されたクランプ部材(16)であって前記回転体(5)の押圧力を受ける面と対向すると共に、前記回転軸(4)の半径方向に変形可能なリング状の薄肉円筒部(17、50)を有するクランプ部材(16)を有する、ことを特徴とする請求項1、請求項2、または請求項3記載の工作機械における回転割出し装置(1)。
前記ピストン部材(7)の前記テーパ面(8)の前記回転軸線に対する角度が45°よりも小さく形成されている、ことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の工作機械における回転割出し装置(1)。
Description:
工作機械における回転割出し装

本発明は、工作機械において、円テーブル を回転させ、円テーブルの上のワークを所定 の回転角度に割出すための装置に関する。

特許文献1は、ディスク型のクランプ装置 開示しており、また特許文献2は、スリーブ のクランプ装置を開示している。

一般に、ディスク型のクランプ装置は、回 転軸に対しその半径方向に延びる様にして固 定されたクランプディスクを有しており、ク ランプディスクの外周側端部をハウジングの クランプ面とピストン部材等とによって挟持 (クランプ)することにより、回転軸の割り出 れた角度位置を保持する構成となっている

この種のディスク型のクランプ装置では、 薄板状のクランプディスクの外周側端部をク ランプして角度位置を保持するものであるた め、ワークの加工時において、回転軸に対し 回転方向の負荷が掛かることに伴い、クラン プディスクの回転軸に対する固定位置とクラ ンプ位置との間の部分に撓みが生じる場合が ある。その結果、回転軸の割り出された角度 位置にずれが生じ、加工精度の低下を招いて しまう。

スリーブ型のクランプ装置は、外周部に溝 を設けて薄肉部を形成したクランプスリーブ をハウジングと回転体との間に設け、圧油等 の作動流体の圧力によって薄肉部を縮径方向 へ変形させることにより、回転体に対し回転 軸の半径方向へ押圧力を作用させ、回転体の 割り出された角度位置を保持する構成となっ ている。従って、クランプスリーブの薄肉部 は回転軸の軸線方向へ延在するように設けら れる。

[規則91に基づく訂正 18.11.2008]
スリーブ型のクランプ装置では、ハウジング とクランプスリーブの溝とで形成される圧力 室に供給される作動流体の圧力が、薄肉部だ けでなく、ハウジングに対しても直接的に作 用する。この圧力は、ハウジングに対し回転 軸の半径方向へ向けて作用し、場合によって はハウジングに撓みが生じてしまう。そして 、ハウジングに撓みが生じると、軸受等を介 してハウジングに支持されている回転軸に傾 きが生じ、加工精度が低下してしまうことに なる。

特開平10-220425号公報

特開2002-103181号公報

したがって、本発明の課題は、前述の工作 機械用の回転割出し装置において、クランプ 装置による回転軸の保持を確実かつ安定した ものとすることである。

上記の課題のもとに、本発明は、回転軸の 周りに、変位可能な環状のピストン部材を配 置し、ピストン部材のテーパ面に押圧力変換 手段を接触させ、ピストン部材の動きを回転 体に対する押圧力に変換し、この押圧力によ り回転体を確実かつ安定に保持するようにし ている。

具体的に記載すると、ハウジング(2)内で回 転自在に設けられると共に端部に回転駆動対 象部材(3)が固定される回転軸(4)と、該回転軸 (4)を含む回転体(5)に対し回転軸(4)の半径方向 へ押圧力を作用させて回転体(5)の割り出され た回転角度位置を保持するクランプ装置(6)と を含む、工作機械における回転割出し装置(1) を前提としている。

ここで回転割出し装置(1)は、回転テーブル 装置に限らず、ワークを加工するための工具 が装着されるスピンドル(主軸)を回転駆動す 装置(スピンドルユニット)を支持すると共 スピンドルユニットを旋回駆動する装置(主 ヘッド)や、主軸ヘッドを工作機械のZ軸と 行な軸線周りに回転駆動する装置を含む。 者の場合は、スピンドルユニットが回転駆 対象部材に相当し、後者の場合は、主軸ヘ ドが回転駆動対象部材に相当する。なお、 記回転体(5)は、回転駆動対象部材(3)、回転 (4)の他、回転軸(4)と一体的に回転するすべ の部分を含むものとする。

そして、前記の回転割出し装置(1)において 、前記クランプ装置(6)は、前記ハウジング(2) 内で前記回転軸(4)の回転軸線の方向に変位可 能に設けられたピストン部材(7)であってその クランプ位置側の側面にテーパ面(8)が形成さ れたピストン部材(7)と、前記回転体(5)と前記 ピストン部材(7)との間に介装され、前記ピス トン部材(7)の変位に伴って前記ピストン部材 (7)から前記回転軸(4)の回転軸線の方向への押 圧力を受けると共に、その押圧力を前記回転 軸(4)の半径方向に変換して前記回転体(5)へ作 用させる押圧力変換手段(9)と、前記押圧力変 換手段(9)が前記回転軸(4)の半径方向へ押圧力 を発生させる方向へ前記ピストン部材(7)を付 勢する付勢手段(10)とを含む、ことを特徴と る。

また、前記の回転割出し装置(1)において、 前記押圧力変換手段(9)は、前記ピストン部材 (7)と前記回転体(5)との間において、前記回転 軸(4)の円周方向に亘って複数設けられる押圧 部材(11)を含む、ことを特徴とする。

さらに、前記の回転割出し装置(1)において 、前記押圧部材(11)は、前記回転軸(4)の軸線 向に延在するように設けられた梃子部材(12) あって、該梃子部材(12)は、一端部に形成さ れた力点部(13)おいて前記ピストン部材(7)の 記テーパ面(8)に接触すると共に前記ハウジ グ(2)に対し回動可能に係止される支点部(15) よび前記回転軸(4)と対向する作用点部(14)を 有し、前記力点部(13)から前記支点部(15)まで 距離が前記支点部(15)から前記作用点部(14) での距離よりも長くなるように形成されて る、ことを特徴とする。

また、前記の回転割出し装置(1)において、 前記クランプ装置(6)は、前記押圧力変換手段 (9)と前記回転体(5)との間に、ハウジング(2)に 対し相対回転不能に固定されたクランプ部材 (16)であって前記回転体(5)の押圧力を受ける と対向すると共に前記回転軸(4)の半径方向 変形可能なリング状の薄肉円筒部(17、50)を するクランプ部材(16)を有する、ことを特徴 する。

さらに、前記の回転割出し装置(1)において 、前記ピストン部材(7)の前記テーパ面(8)の前 記回転軸線に対する角度が45°よりも小さく 成されている、ことを特徴とする。

請求項1に係る回転割出し装置(1)は、従来 ディスク型のクランプ装置のように、回転 の半径方向に延在するクランプディスクを の外周側端部でクランプするものではなく また、スリーブ型のクランプ装置のように ハウジングに対し回転軸の半径方向に作動 体の圧力が直接作用するものでもない。こ ため、請求項1に係る発明によると、割り出 れた角度位置のずれや回転軸(4)の傾き等が 生すること無く、加工精度の低下を防止す ことができる。特に、押圧力変換手段(9)が ストン部材(7)の変位に伴ってそのテーパ面( 8)から押圧力を受け、この押圧力を回転軸(4) 半径方向へクランプ力として作用させるか 、クランプに必要な充分なクランプ力が確 でき、割出し角度位置のずれのない状態で 転軸(4)を正確にクランプ状態とできる。

請求項2によると、ピストン部材(7)と回転 (5)との間において、回転軸(4)の円周方向に って複数の押圧部材(11)が設けられるため、 転軸(4)の円周にクランプ力を均等に作用さ ることができる。

請求項3によると、押圧部材(11)が梃子部材( 12)によって構成され、力点部(13)から前記支 部(15)までの距離が前記支点部(15)から前記作 用点部(14)までの距離よりも長くなるように 成されていおり、ピストン部材(7)から梃子 材(12)に作用する押圧力が増力されて回転体( 5)へ作用するものとなるため、これにより、 固なクランプ力を得ることができる。

請求項4によると、ハウジング(2)に対し相 回転不能に固定されたクランプ部材(16)が設 られ、押圧力変換手段(9)と回転体(5)との間 、クランプ部材(16)と一体で変形可能なリン グ状の薄肉円筒部(17)が介在しているから、 転体(5)の被押圧面に対しほぼ均等にクラン 力を作用させることができ、また薄肉円筒 (17)が回転体(5)の被押圧面に摩擦的に当接す から、押圧力変換手段(9)に回転軸(4)から回 方向の力が作用せず、クランプ動作が安定 る。

請求項5によると、ピストン部材(7)のテー 面(8)の回転軸線に対する角度を45°よりも小 く形成することにより、ピストン部材(7)か 梃子部材(12)に作用する押圧力が増力され、 さらに強固なクランプ力を得ることができる 。即ち、押圧力変換手段(9)をこれら2つの増 機構を組み合わせて構成されるものとする とにより、負荷の高い加工にも対応できる 固なクランプ力を得ることができる。

本発明に係る工作機械における回転割 し装置1の断面図である。 図1でのA-A矢印位置での断面図である。 本発明に係る工作機械における回転割 し装置1のクランプ装置6の断面図である。 本発明に係る工作機械における回転割 し装置1のクランプ装置6の要部の拡大断面 である。 本発明に係る工作機械における回転割 し装置1の他の実施態様の断面図である。 本発明に係る工作機械における回転割 し装置1の他の実施態様の断面図である。 本発明に係る工作機械における回転割 し装置1の他の実施態様の断面図である。 本発明に係る工作機械における回転割 し装置1の他の実施態様の断面図である。 本発明に係る工作機械における回転割 し装置1の他の実施態様の断面図である。

符号の説明

1 工作機械における回転割出し装置  2 ハ ジング
3 円テーブル(回転駆動対象部材)  4 回転軸
5 回転体              6 クランプ装
7 ピストン部材           8 テーパ面
9 押圧力変換手段          10 付勢手段
11 押圧部材            12 梃子部材
13 力点部             14 作用点部
15 支点部             16 クランプ部
17 薄肉円筒部           18 軸受スリー ブ
19 取付けボルト          20 ウォーム ィール
21 ウォーム            22 取付けボル
23 ボス部             24 軸受
25 収容孔             26 段部
27 ケース部材           28 取付けボル ト
29 取付けボルト          30 カバー
31 ボルト             32 オイルシー
33 圧力室             34 作動流体
35 取付けボルト          36 スペーサ
37 フランジ部           38 流体ポート
39 流体流路            40 支え部材
41 取付けボルト          42 スペーサ
43 ばね部材            44 案内穴
45 付勢ばね部材          46 戻し用圧 室
47 作動流体            48 流体ポート
49 流体流路            50 薄肉円筒部
51 鋼球              52 被押圧部材
53 取付けボルト          54 弾性部材

図1ないし図4は、本発明に係る工作機械に ける回転割出し装置1を回転テーブル装置に 適用した代表的な例を示している。これらの 図1ないし図4において、工作機械における回 割出し装置1は、ハウジング2内で回転自在 設けられる回転軸4と、この回転軸4を含む回 転体5と、この回転体5に対し回転軸4の半径方 向へ押圧力を作用させて、回転体5の割り出 れた回転角度位置を保持するクランプ装置6 を含む。

回転軸4は、一例として中空体であり、ハ ジング2の収容孔25の内部で回転自在に設け れ、その端部に回転駆動対象部材としての テーブル3が相対回転不能に取付けられてい 。この円テーブル3は、ブロック状のハウジ ング2の1つの面に対して平行に配置されてお 、中央の孔の部分で回転軸4に嵌まり、回転 体5の一部の軸受スリーブ18に複数の取付けボ ルト19により固定されている。

ここで回転体5は、回転駆動対象部材とし の円テーブル3、回転軸4、軸受スリーブ18、 ォームホイール20の他、回転軸4と一体的に 転するすべての部品を含むものとする。な 、軸受スリーブ18は、回転軸4の外周に嵌ま 、回転軸4のボス部23に対し、軸受24の内輪 スペーサ36などとともに挟み込むようにして 、複数の取付けボルト22によって取付けられ いる。このようにして、軸受24は、その内 の部分で回転軸4に対してボス部23と軸受ス ーブ18との間に保持されている。また、軸受 24はハウジング2の収容孔25の内部に形成され いる段部26に対し、必要に応じて設けられ スペーサ42などを介し、収容孔25の開口面に 付けボルト28によって取付けられたケース 材27によって押さえ付けられており、ハウジ ング2に対して動き止めされている。

[規則91に基づく訂正 18.11.2008]
また、上記した回転軸4のボス部23には、ウォ ームホイール20が複数の取付けボルト29によ 取付けられている。このウォームホイール20 は、ハウジング2の収容孔25の内部に収容され 、ハウジング2に対し回転自在に支持された ォーム21と噛み合っている。このウォーム21 、図示しないモータなどの回転駆動源よっ 回転駆動される。そして、ウォーム21が回 駆動されることに伴い、ウォームホイール20 とウォーム21との間の大きい減速比によって ォーム21の回転が減速されてウォームホイ ル20に伝達され、それによって回転軸4が所 の方向に回転されて、回転体5、特に、円テ ブル3が所定の回転角度位置に割り出される 。

このように、回転伝達経路は、入力側のウ ォーム21から出力側のウォームホイール20と っている。この回転伝達経路が逆方向にな たとき、つまりウォームホイール20からウォ ーム21への回転は、ウォーム歯車機構(ウォー ムホイール20・ウォーム21)のセルフロック作 によって伝達されない。この自動止まり作 は、ウォームホイール20からウォーム21へと 回転力を受けたときに自動的に発生するが、 ウォームホイール20とウォーム21とのバック ッシなどの存在により、回転体5の割り出さ た回転角度位置を正確かつ確実に保持する のとはならない。このため、回転体5の割り 出された回転角度位置を正確かつ確実に保持 するために、回転割出し装置1にクランプ装 6が付設される。

上記のように、回転体5、すなわち円テー ル3、回転軸4、軸受スリーブ18、ウォームホ ール20などは、ハウジング2の内部で収容さ 、ウォーム21により駆動されるようになっ いる。なお、ウォームホイール20側で、回転 軸4の外周側と収容孔25の内周側の開口面は、 ボルト31によりハウジング2に取付けられたリ ング状のカバー30により塞がれ、リング状の バー30と回転軸4との間は、オイルシール32 よって閉じられている。

そして、クランプ装置6は、一例として常 アンクランプ式であり、ピストン部材7、押 力変換手段9、クランプ部材16および付勢手 10を含む。ピストン部材7は、環状体であり 回転体5、特に軸受スリーブ18の周りを取り むように、ハウジング2と環状のケース部材 27とで形成される圧力室33の内部で、回転軸4 回転軸線の方向にのみ変位可能に設けられ 。

なお、この例でピストン部材7は、上記の り、環状体(リング状)であり、これに対応し て圧力室33も環状(リング状)の空間となって るが、それらは、リング状のものに限定さ ない。ピストン部材7は、押圧部材11に対応 る位置で、回転軸4の円周方向に独立して複 設けられたものでもよく、この独立のピス ン部材7に対応して、圧力室33もピストン部 7ごとに独立して複数設けられる。ケース部 材27は、ピストン部材7の内周位置にあって既 述の通り取付けボルト28により収容孔25の段 に取付けられている。

ピストン部材7は、圧力室33の内部に納まり 、外周面で収容孔25の内壁にシール材を介在 せて摺動自在となっており、また内周面で ース部材27の外壁に対してシール材を介在 せて摺動自在となっている。ピストン部材7 、ピストン部材7と支え部材40との間に挿入 た圧縮ばねなどのばね部材43によって常に 退方向、すなわち常時アンクランプ方向に 勢されており、付勢手段10からの作動流体34 付勢力により前進方向、すなわちクランプ 向へ変位する。

図1において、付勢手段10の作動流体34は、 体ポート38、流体流路39を経て圧力室33の後 位置側の内部に供給される。また、支え部 40は、円テーブル3とハウジング2との間に位 置し、ハウジング2に取付けボルト41によって 取付けられ、円テーブル3の面に対してシー 材などを押し当てて、ハウジング2と円テー ル3との隙間を塞ぐ蓋の役目もしている。

なお、ケース部材27は、環状のクランプ部 16と一体となっている。また、クランプ部 16は、取付けボルト35によってハウジング2と 一体のケース部材27に対し相対回転不能に固 されている。このクランプ部材16は、回転 4の半径方向に変形可能なリング状のものと て一体的に形成されている薄肉円筒部17を し、この薄肉円筒部17を軸受スリーブ18のフ ンジ部37の外周面に対して非接触の状態で 向させた配置となっている。軸受スリーブ18 のフランジ部37の外周面は、薄肉円筒部17の 形時に、薄肉円筒部17に接し、回転体5をク ンプ状態とするための押圧力(クランプ力)を 受ける面となる。

ピストン部材7は、クランプ位置側の側面( 周面)に、クランプ位置側の頂部(図面上側) 面取りするようなかたちでテーパ面8を形成 している。なお、この例では、テーパ面8は 回転体5の回転軸線に対する角度が45°よりも 小さくなるように形成されている。

押圧力変換手段9は、軸受スリーブ18とピス トン部材7との間に介装され、ピストン部材7 変位に伴って、ピストン部材7から回転軸4 回転軸線の方向への押圧力を受けると共に その押圧力を回転軸4の半径方向の中心向き 変換して軸受スリーブ18に作用させ、回転 4を回り止めして回転軸4をクランプ状態とす る。

この例において、押圧力変換手段9は、ピ トン部材7と回転体5との間において、回転軸 4の円周方向にわたって複数(回転軸4の円周で のバランスを考えて3以上)設けられる押圧部 11を含む。具体的には、図示の例では、押 部材11は、回転軸4の軸線方向に延在するよ に配置された12個のレバー形の梃子部材12で る。

梃子部材12は、図3および図4に拡大表示す ように、ピストン部材7のテーパ面8に接触す るように一端部に形成された力点部13、ハウ ング2と一体の支え部材40に対し回動可能に 止される支点部15、およびクランプ部材16の 薄肉円筒部17に当接して間接的に回転体5(回 軸4)に対し押圧力(クランプ力)を作用させる 用点部14を有している。力点部13は、直接に テーパ面8に接触し、支点部15は、支え部材40 ジャーナル状窪みに直接に係止されている これに対して、作用点部14は、薄肉円筒部17 の外周面にあたって、回転体5の一部として 軸受スリーブ18に間接的に当接し、回転体5( 転軸4)にクランプ力を作用させる。なお、 肉円筒部17(クランプ部材16)は省略すること できる。薄肉円筒部17が省略されているとき 、作用点部14は、回転体5(回転軸4)にクランプ 力を直接に作用させることになる。

梃子部材12において、力点部13から支点部15 までの距離aは、支点部15から作用点部14まで 距離bよりも大きくなるように形成されてい る。従って、梃子の原理によって、ピストン 部材7から力点部13に作用する押圧力は、a/b倍 に増力されて作用点部14の位置で薄肉円筒部1 7を押圧するクランプ力となる。このように 梃子部材12は、クランプ動作時に、梃子の作 用による増力手段として機能する。

回転駆動源は、ウォーム21、ウォームホイ ル20を駆動して、回転体5を所定の割出し角 に割出す。このときの所定の角度の割出し 、回転駆動源の回転・回転量制御によって われるが、この割出し角度の位置は、クラ プ装置6によって保持される。詳しくは、回 転体5の割出し後におけるクランプ装置6のク ンプ動作のために、付勢手段10から作動流 34が流体ポート38、流体流路39を経て圧力室33 の後退位置側の内部に供給されると、ピスト ン部材7は、後退位置からばね部材43に抗して 前進(図4の上方へ変位)する。この前進時に、 テーパ面8は、押圧部材11の挺子部材12の力点 13を回転軸4の中心の方向に変位させる。

図4に示すように、ピストン部材7の前進に い、挺子部材12の力点部13は、ピストン部材 7からテーパ面8の鉛直方向への押圧力を受け 。そして、それに伴い、挺子部材12の力点 13には、ピストン部材7の変位方向(軸線方向) の分力Flおよび半径方向の分力F2が作用する しかし、挺子部材12は、支点部15で係止され いて軸線方向への変位が阻止されている。 のため、挺子部材12は、力点部13に対しピス トン部材7による押圧力が作用することに伴 、分力F2よって支点部15を支点として回転軸4 の半径方向(中心方向)へ変位する。このよう 、ピストン部材7がテーパ面8で挺子部材12と 当接していることにより、ピストン部材7が 子部材12を押圧することに伴って、挺子部材 12に対し中心方向つまりクランプ方向への押 する力F2が作用する。したがって、テーパ 8も、ピストン部材7からの押圧力の変換に関 与しているから、押圧部材11としての梃子部 12とともに、押圧力変換手段9の一部を構成 ているといえる。

[規則91に基づく訂正 18.11.2008]
既述のように、図示の例では、テーパ面8は 回転軸4の軸線に対し45°よりも小さい角度で 形成されている。このため、変位に伴ってピ ストン部材7が挺子部材12に対し作用させる軸 線方向への押圧力Flに比べてF2は大きいもの なる。すなわち、ピストン部材7の変位に伴 て押圧部材11に対し作用する軸線方向の押 力が増力されてクランプ方向へ作用する。 って、上記のような回転軸4の軸線に対し45° よりも小さい角度のテーパ面8を介してピス ン部材7と押圧部材11(梃子部材12)とが当接す 構成は、一種の増力機構を形成しているこ になる。

梃子部材12の力点部13がピストン部材7のテ パ面8からクランプ方向の押圧力を受けたと き、梃子部材12は、支え部材40により係止さ る支点部15を支点として作用点部14を薄肉円 部17の外周面に押し当て、押圧力を発生さ る。このときの押圧力は、力点部13から支点 部15までの距離aと支点部15から作用点部14ま の距離bとの比によって、前記のように、梃 の原理によりa/b倍に増大されて薄肉円筒部1 7の外周面に作用する。

薄肉円筒部17は、割出し時に、軸受スリー 18のフランジ部37からわずかに離れいて非接 触となっているが、作用点部14から回転軸4の 半径方向へ大きな押圧力を受けると、内径を 縮小方向に変形させ、軸受スリーブ18のフラ ジ部37の外周面に押接される。その結果、 肉円筒部17の内周面とフランジ部37の外周面 の間の摩擦的な力で軸受スリーブ18が保持 れ、軸受スリーブ18と一体の回転軸4空回り めされた状態で拘束される。これによって 転体5としての円テーブル3、回転軸4、軸受 リーブ18などは、割出し後、所定の割出し角 度を維持したままの状態でハウジング2に正 かつ確実に保持される。

なお、薄肉円筒部17は、軸受スリーブ18の ランジ部37と梃子部材12との間に介在して、 子部材12の作用点部14をフランジ部37の外周 に直接当てないで、挺子部材12の作用点部14 に回転方向の力を作用させないようにしてい る.また、フランジ部37を囲撓する薄肉円筒部 17によってフランジ部37を保持するため、挺 部材12によって局部的に押圧力を作用させる 場合と比べ、フランジ部37に対し円周方向に ってほぼ均一な保持力を作用させることが きる。この薄肉円筒部17の機能は実用上有 であるが、薄肉円筒部17は、既述の通り本発 明において必須ではなく、省略できる。

以上のように、クランプ装置6は、テーパ 8と押圧部材11としての梃子部材12との当接に よる増力機構と、押圧部材11として梃子の作 を奏する梃子部材12を採用した増力機構と 有している。このため、ピストン部材7が押 力変換手段9としての押圧部材11(梃子部材12) に作用させる押圧力は、上記2つの増力機構 よって、二段階で増力される構成となって る。

具体的には、図4に示すように、ピストン 材7の軸線方向の変位に伴って梃子部材12に 用する軸線方向の力をF1とすると、テーパ面 8の作用により半径方向に向く力がF2に増力さ れて梃子部材12に作用する。さらに、半径方 へ向けて梃子部材12に作用した押圧力F2は、 上記の通り、梃子の原理により、距離比a/b倍 に相当する分だけ増力された押圧力F3として 肉円筒部17に作用する。この構成により強 なクランプ力を得ることができる。

次に、図5ないし図9は、クランプ装置6の他 の具体例を示している。まず、図5のクラン 装置6は、図1ないし図4のクランプ装置6とほ 同じ構成を取りつつ、図1ないし図4と異な 、常時クランプ式を採用している。ピスト 部材7は、その先端の細い部分で、支え部材4 0の案内穴44に案内され、圧力室33の内部で摺 自在となっており、その後端位置で、圧縮 ねなどの付勢ばね部材45によって前進方向 まりクランプ方向に付勢されている。した って、この場合は、付勢ばね部材45が本発明 でいう付勢手段10となる。

また、図1なしい図4のクランプ装置6と同様 に、ピストン部材7の後端部とハウジング2と 間に、圧力室33が形成されており、圧力室33 にピストン部材7をクランプ方向へ付勢する めの作動流体34が供給される。作動流体34は 圧力室33に流入し、ピストン部材7をクラン 方向へ付勢するため、ピストン部材7は、付 勢ばね部材45による付勢力に加えて、作動流 34からの付勢力(クランプ力)を受ける。これ らの2つの付勢力によって、付勢力(クランプ )が増大できるものとなっている。もちろん 、この圧力室33に作動流体34を供給するため 機構も付勢手段10となる。なお、ピストン部 材7の円テーブル3側、つまり前進端側に形成 れた戻し用圧力室46には、アンクランプ時 、アンクランプ用の作動流体47が流体ポート 48、流体流路49から供給される。

次に、図6のクランプ装置6は、図5のクラン プ装置6において、付勢ばね部材45を省略した 例である。すなわち、ピストン部材7は、ク ンプ方向への変位、アンクランプ方向への 位を、それぞれクランプ用の作動流体34、ア ンクランプ用の作動流体47の供給によって行 れる。したがって、クランプ装置6は、作動 流体34または作動流体47の供給によって、ピ トン部材7の停止位置として後退位置または 進位置を自由に決定でき、後退位置によっ 常時クランプ式に、または前進位置によっ 常時アンクランプ式のいずれにもなり得る

図7のクランプ装置6は、図1ないし図4のク ンプ装置6の主要部とほぼ同じ構成としなが 、クランプ部材16に複数の薄肉円筒部17を形 成するとともに、回転体5の一部にも薄肉円 部50を形成することによって、クランプのた めの摩擦箇所を複数とした例である。具体的 には、図7のように、クランプ部材16は、半径 方向に距離をおいた径の異なる複数(図示の では2個)の薄肉円筒部17を形成している。こ に対応して、回転体5の一部の軸受スリーブ 18もそのフランジ部37の最外周部において、 肉円筒部17の間に入り込む1または2個以上の 肉円筒部50を形成している。この例による 、軸受スリーブ18はクランプ部材16の機能を ねていることになる。

このように、1個の薄肉円筒部50は、2個の 肉円筒部と対向するように回転軸4の軸線方 に延在し、かつ2個の薄肉円筒部17の間に配 させる様に設けられる。なお、この回転軸4 側の薄肉円筒部50も、クランプ部材16側の薄 円筒部17と同様に、半径方向に撓み変形する 材料により構成されている。この構成によれ ば、図1等の構成と比べて、クランプ箇所(摩 面)が複数となるため、それに伴って摩擦力 を発生する接触面(クランプ面)が増え、より きな保持力(クランプ力)を発生することが きる。もちろん、薄肉円筒部50は、2個以上 もよい。

また、図8のクランプ装置6は、押圧力変換 段9の構成として、図1等の例における梃子 材12に代えて鋼球51を使用した例である。こ ピストン部材7が前進するとき、テーパ面8 鋼球51を回転軸4の中心方向に移動させるた 、鋼球51は、薄肉円筒部17を軸受スリーブ18 フランジ部37に押し当てる。ここでテーパ面 8および鋼球51は増力機構を構成している。

図1ないし図8の例では、回転体5(軸受スリ ブ18)が押圧部材11から押圧力を受ける被押圧 部材となっており、クランプ部材16の薄肉円 部17が回転軸4を囲繞し、押圧部材11が半径 向の内側へ向けて押圧力を作用させる構成 なっているが、本発明のクランプ装置6は、 れらに限定されず、図9に示すように、押圧 部材11によって半径方向の外側へ向けて押圧 を作用させる構成とすることも可能である

具体的に記載すると、図9のクランプ装置6 、円テーブル3の外周側の下面にリング状の 被押圧部材52を固定する。この被押圧部材52 、円テーブル3に対して取付けボルト53によ て取付けられるが、円テーブル3の一部で一 的に形成したものでもよい。また、クラン 部材16は、取付けボルト35によりハウジング 2の面に取付けられ、その薄肉円筒部17は、被 押圧部材52の内周面に非接触状態で対向する うに配置されている。この結果、被押圧部 52が薄肉円筒部17を囲繞するように設けられ る。

そして、薄肉円筒部17を挟んで、被押圧部 52の内周面に対向する位置に各押圧部材11( 子部材12)を配置し、ピストン部材7の変位に ってそのテーパ面8により梃子部材12を介し 半径方向外側へ押圧力を作用させる構成と っている。なお、圧力室33は、2つの環状の ース部材27によって形成されている。

本発明は、以上の例以外の他の例によって も実施できる。図1等に示す梃子部材12を採用 したクランプ装置6において、図3、図4および 図7に示すように、梃子部材12と梃子部材12の 径方向内側に位置するハウジング2に固定さ れた部材(図示の例はクランプ部材16)との間 、両者に当接するゴム、ウレタンなどの弾 部材54を介装してもよい。弾性部材54を介装 る構成によれば、クランプ時からアンクラ プ時への切り替え(ピストン部材7のアンク ンプ方向への移動)に伴う梃子部材12の初期 置(アンクランプ時の位置)への復帰が弾性部 材54の弾性力により確実に行われる。

なお、クランプ時には押圧力によって薄肉 円筒部17が撓んでいるため、その押圧力が解 されると、薄肉円筒部17は自身の弾性によ て変形前の状態に復帰し、それに伴って梃 部材12も初期位置へ復帰する。上記弾性部材 はその復帰をより確実にするための補助的な ものとして利用できる。例えば、図示の例で は、クランプ部材16の力点部13側の端部は、 ストン部材7の変位に伴ってクランプ部材16 固定されている部材上を摺動するが、この 動がスムースに行われ無い場合、ピストン 材7がアンクランプ方向へ変位しても、梃子 材12が半径方向外側へ変位せず、クランプ 態が維持された状態となるおそれがある。 記弾性部材を用いれば、クランプからアン ランプへの切り替え時にピストン部材7がア クランプ方向へ移動すると、それに伴って 子部材12が半径方向外側へ確実に変位し、 記弾性部材の存在によって、クランプ状態 維持されることが防止できる。

既に記載したように、回転軸4を囲繞する 肉円筒部17や薄肉円筒部50は必ずしも必要な 、クランプ部材16を省略し、押圧部材11によ って直接的に回転軸4も回転軸4と一体的に回 する部分を保持するようにしてもよい。

前述の各実施例では、押圧力変換手段9が 力機能を有するものとしたが、本発明はこ に限定されない。押圧力変換手段9は、ピス ン部材7のクランプ方向への移動によって押 圧力を受け、それに応じて回転軸4に対し半 方向の押圧力を作用させるものであればよ 。例えば、図1の構成であっても、回転軸4の 軸線に対するピストン部材7におけるテーパ 8の角度を45°とし、かつ、梃子部材12の力点 13から支点部15までの距離aと支点部15から作 用点部14までの距離bとの比を1:1とすれば、そ の梃子部材12は増力作用を奏しないものとな が、本発明はこのような増力作用を奏しな 構成であってもよい。

既に記載したように、本発明に係る回転割 出し装置は、実施例の回転テーブル装置に限 らず、工具装着用のスピンドル(主軸)を回転 動する装置(スピンドルユニット)を支持し スピンドルユニットを旋回駆動する装置(主 ヘッド)や、主軸ヘッドを工作機械のZ軸と 行な軸線周りに回転駆動する部分(装置)にも 適用できる。前者の場合は、スピンドルユニ ットが回転駆動対象部材に相当し、後者の場 合は、主軸ヘッドが回転駆動対象部材に相当 する。