株式会社マキタ (〒02 愛知県安城市住吉町3丁目11番8号 Aichi, 4468502, JP)
| ベースに対して水平回転可能に設けられた回転テーブルと、該回転テーブルに対して上下動可能に設けられた切断機本体を備えた卓上丸鋸盤における前記回転テーブルの前記ベースに対する回転位置の位置決めをするための装置であって、 前記回転テーブルに、位置決め位置と位置決め解除位置との間を移動可能に設けられ、前記位置決め位置において前記ベースに係合して前記回転テーブルを前記ベースに対して回転方向に位置決めする位置決め部材と、 該位置決め部材を前記位置決め位置と前記位置決め解除位置との間を移動可能に支持し、かつ前記回転テーブルの回転方向に沿った左右方向に移動して前記位置決め部材の前記左右方向の位置を調整可能に支持する支持部材と、 該支持部材に、基準固定位置と基準解除位置との間を移動可能に設けられ、前記基準解除位置に移動して該支持部材を前記左右方向に移動可能とする一方、前記基準固定位置に移動して前記支持部材を前記左右方向に移動不能に固定して前記位置決め部材を基準位置に固定する基準固定部材を備えた位置決め装置。 |
| 請求項1記載の位置決め装置であって、前記支持部材は前記回転テーブルの側部に回動可能に支持されて、該回動支点に対して一定の間隔をおいて前記位置決め部材としての位置決めピンをその軸方向に移動可能に支持して前記位置決め位置と前記位置決め解除位置との間を移動可能に支持し、前記左右方向に回動させて前記位置決めピンを前記回転テーブルの回転方向に位置調整可能な構成とした位置決め装置。 |
| 請求項1または2記載の位置決め装置であって、前記支持部材に前記基準固定部材としての基準固定ピンを備え、該基準固定ピンをその軸方向に移動させて、前記回転テーブルの側部に係合させて前記基準固定位置とする一方、前記回転テーブルの側部から離脱させて前記基準解除位置とする位置決め装置。 |
| ベースに対して水平回転可能に設けられた回転テーブルと、該回転テーブルに対して上下動可能に設けられた切断機本体を備えた卓上丸鋸盤における前記回転テーブルの前記ベースに対する回転位置を位置決めするための装置であって、 第1位置決め機構と第2位置決め機構を備え、 前記第1位置決め機構は、ねじ軸部を介して前記テーブルに軸方向進退可能に支持された固定ロッドを備え、該固定ロッドの軸回りの回転操作による前記ねじ軸部の作用によりその先端部を前記ベースに押圧して前記回転テーブルを前記ベースに対して任意の回転位置に固定可能な構成とされ、 前記第2位置決め機構は、前記回転テーブルに位置決め位置と位置決め解除位置との間を移動可能に設けられた位置決めピンを備え、該位置決めピンを前記位置決め位置に移動させて、その先端部を前記ベースに設けた複数の位置決め孔のいずれかに挿入して前記回転テーブルを前記ベースに対して予め設定した複数の角度位置のいずれかに位置決め可能なポジティブロック機構とされ、 前記位置決めピンは、前記テーブルの回転方向に沿った左右方向に変位可能に支持されて前記複数の角度位置についてそれぞれ回転テーブルの回転方向の位置を微調整可能であるとともに、基準固定部材によって前記回転テーブルの回転方向の位置についての基準位置に固定可能な構成とした位置決め装置。 |
| 請求項4記載の位置決め装置であって、前記固定ロッドを介して支持部材を前記左右方向に傾動可能に支持し、該支持部材に前記位置決めピンを前記位置決め位置と前記位置決め解除位置との間を移動可能に支持した位置決め装置。 |
| 請求項5記載の位置決め装置であって、前記支持部材に前記基準固定部材としての基準固定ピンを基準固定位置と基準解除位置との間を移動可能に支持し、該基準固定ピンを前記基準固定位置に移動させると、前記支持部材が傾動不能に固定されて前記位置決めピンがその微調整範囲の基準位置に固定される一方、前記基準固定ピンを前記基準解除位置に移動させると、前記支持部材が傾動可能となって前記位置決めピンを前記回転テーブルの回転方向の位置について微調整可能な構成とした位置決め装置。 |
| 請求項4記載の位置決め装置であって、前記位置決めピンが前記位置決め位置側にばね付勢された位置決め装置。 |
| 請求項6記載の位置決め装置であって、前記基準固定ピンが前記基準固定位置側にばね付勢された位置決め装置。 |
| 請求項6又は8記載の位置決め装置であって、前記基準固定ピンの移動方向に直交する方向に移動操作可能に切り換えレバーを備え、該切り換えレバーの移動操作により前記基準固定ピンを前記基準固定位置と前記基準解除位置に移動させる構成とした位置決め装置。 |
この発明は、卓上丸鋸盤の回転テーブル 位置決めするための装置に関する。
いわゆる卓上形の丸鋸盤は、ベースに対し
水平回転可能に設けられ、その上面に切断
を載置する回転テーブルと、この回転テー
ルに対して上下動可能に設けられた切断機
体を備え、切断機本体の切断刃を回転させ
がら下動させて切断材を切断する構成とし
もので、これには回転テーブルの回転位置
調整することにより切断材の端部に対して
断刃を様々な角度で斜めに切り込むいわゆ
斜め切りに対応可能な構成としたものが提
されている。
この斜め切りに対応した卓上丸鋸盤におい
は、上記回転テーブルを直角切り位置若し
は任意の回転位置に位置決めするための装
を備えており、これについては従来より様
な技術が提供されている。一般に用いられ
位置決め装置としては、回転テーブルの側
に、ねじ軸部を介して進退可能に設けた回
操作用の操作ハンドルを軸回りに回転操作
てベースの側壁部に突き当てることにより
該回転テーブルの回転位置を固定する第1の
位置決め機構と、これとは別にベース側に一
定の角度毎に設けた複数の位置決め孔に対し
て位置決めピンを抜き差し可能に設けた通称
ポジティブロック機構と称される第2の位置
め機構を備えたものが知られている。また
これらの二系統の位置決め機構のうち後者
第2の位置決め機構については、さらに各回
位置の微調整を可能とする技術が例えば下
の特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された微調整技術は、ベー
ス側の位置決め孔に抜き差しするストッパ部
材の取り付け位置を調整ねじの締め込み量の
調整により微調整して、当該回転テーブルの
回転方向の角度位置を微調整する構成となっ
ている。
このように従来の微調整機構は、調整ねじ
締め込み量を調整することによりストッパ
材の位置を調整する構成であったため調整
作が面倒であるとともに、微調整範囲に基
となる位置が設定されていないために微調
後に一定の位置(基準位置)に戻す操作が面
で時間がかかり、この点で当該微調整機構
操作性を改善する必要があった。
本発明は、回転テーブルを有する卓上丸鋸
において、回転テーブルの回転位置を位置
めする位置決め装置において、各回転位置
微調整を行う場合の操作性をよくするとと
に、微調整後に簡単な操作で一定の基準位
に戻すことができるようにすることを目的
する。
このため、本発明は、特許請求の範囲の各
求項に記載した構成の位置決め装置とした
請求項1記載の位置決め装置によれば、位置
決め部材を位置決め位置に移動させてベース
に係合させることによりベースに対する回転
テーブルの回転位置が位置決めされる。逆に
、位置決め部材を位置決め解除位置に移動さ
せてベースに対する係合状態を解除すると回
転テーブルを回転可能な状態となり、別の回
転位置に移動させることができる。
位置決め部材は、回転テーブルに取り付け
支持部材に上記位置決め位置と位置決め解
位置との間を移動可能に支持されている。
の支持部材は、回転テーブルの回転方向に
置調整可能に支持されている。従って、支
部材を回転テーブルの回転方向に位置調整
ることにより、位置決め部材の回転テーブ
の回転方向の位置を微調整することができ
ひいては、ベースに対する回転テーブルの
転位置(位置決め位置)を微調整することが
きる。
支持部材は、基準固定部材を備えている。
転テーブルの各位置決め位置において、こ
基準固定部材を基準解除位置に移動させる
、支持部材は回転テーブルの回転方向の位
について移動可能となり、従って位置決め
材を同方向に位置調整可能な状態となる。
転テーブルに設けた位置決め部材の当該回
テーブルの回転方向の位置を調整すること
より、当該回転テーブルのベースに対する
対的な係合位置ひいてはその位置決め位置
微調整することができる。
これに対して、回転テーブルの各位置決め
置において、基準固定部材を基準固定位置
移動させた状態では、支持部材は、回転テ
ブルの回転方向について当該回転テーブル
固定された状態となり、従って位置決め部
は、同方向の位置について基準位置に固定
れた状態となる(基準位置戻し機能)。
このように、回転テーブルの各位置決め位
において、基準固定部材を基準解除位置に
動させて支持部材を移動させることにより
該位置決め位置を微調整した後に、当該位
決め位置若しくは別の位置決め位置におい
、基準固定部材を基準固定位置に移動させ
と、回転テーブルに対して支持部材が一定
基準位置に戻され、従って位置決め部材が
準位置に戻される。
このことから、基準固定部材を基準解除位
に移動させることにより従来通り回転テー
ルの各位置決め位置の微調整を簡単に行う
とができるとともに、基準固定部材を基準
定位置に移動させることにより、位置決め
材を簡単に一定の基準位置に戻すことがで
る。
係る基準位置戻し機能によれば、斜め切り
行う場合に、回転テーブルの位置決め位置
微調整し、その後回転テーブルを直角切り
置に戻す際に、位置決め部材の位置を精確
つ迅速に基準位置(直角切り位置)に戻すこ
ができ、これにより当該卓上丸鋸盤の使い
手を一層高めることができる。
請求項2記載の位置決め装置によれば、支持
部材を介して回転テーブルに設けた位置決め
部材としての位置決めピンをその軸方向に移
動させて位置決め位置と位置決め解除位置と
の間を移動させることにより回転テーブルが
ベースに対して位置決めされた状態と回転可
能な状態に切り替えることができる。この位
置決めピンの回転テーブルに対する支持位置
は、支持部材を回動させることによって移動
させることができる。回転テーブルに対する
位置決めピンの位置を移動させることにより
、回転テーブルのベースに対する位置決め位
置を微調整することができる。
位置決めピンの微調整後において、支持部
に設けた基準固定部材を基準固定位置に戻
と、支持部材が基準位置に戻され、従って
調整した位置決めピンを基準位置に簡単に
すことができる。
請求項3記載の位置決め装置によれば、位置
決め部材を支持する支持部材に基準固定部材
としての基準固定ピンが設けられおり、この
基準固定ピンを軸方向に移動させて基準固定
位置に移動させると、当該基準固定ピンが回
転テーブルに対して係合され、これにより当
該支持部材が回転テーブルに対する基準位置
に固定されて位置決め部材が基準位置に固定
される。基準固定ピンを軸方向に移動させて
基準解除位置に移動させると、当該基準固定
ピンの回転テーブルに対する係合状態が解除
され、これにより支持部材を移動可能な状態
となって位置決め部材を基準位置から移動さ
せることができ、ひいては回転テーブルの位
置決め位置を微調整することができる。
次に、本発明の実施形態を図1~図7に基づい
説明する。図1は、本実施形態に係る位置決
め装置10を備えた卓上丸鋸盤1を示している。
この卓上丸鋸盤1は、ベース2と回転テーブル3
と切断機本体4を備えている。以下説明する
施形態は、ベース2に対する回転テーブル3の
位置決め装置10に特徴を有するもので、切断
本体4等の卓上丸鋸盤1の基本的構成につい
は従来構成と同様で足り、本実施形態にお
て特に変更を要しないが、以下簡単に説明
る。なお、図1において当該卓上丸鋸盤1の右
側に使用者が位置して切断作業及び各種の操
作を行う。以下の説明では、図1において左
を前側とし、右側(使用者側)を後ろ側として
、各種の部材及び構成の前後方向について用
いる。
ベース2は、作業台上や床面上に設置する基
台であり、その上面にテーブル回転軸2aが設
られている。このテーブル回転軸2aを介し
回転テーブル3が水平方向に回転可能に支持
れている。この回転テーブル3上に切断材W
固定される。切断材Wは、位置決め壁部5によ
り位置決めされた状態で回転テーブル3上に
定される。位置決め壁部5は、ベース2側に取
り付けられており、テーブル3の上方をわず
な隙間をおいて跨ぐ状態に設けられている
この位置決め壁部5の切断材当接面5aは、回
テーブル3の回転中心(テーブル回転軸2a)に一
致している。
回転テーブル3の後部(使用者から見て手前
)には、一定の幅で放射方向に突き出すテー
ル延長部8が当該回転テーブル3の一部とし
設けられている。このテーブル延長部8の上
から当該テーブル3の回転中心付近に至って
刃口板9が取り付けられている。この刃口板9
、鋸刃を通過させる刃口9aが設けられてい
。このテーブル延長部8の先端部付近に、本
施形態に係る位置決め装置10が設けられて
る。
回転テーブル3の前端部には、本体支持部6
設けられている。この本体支持部6は、上方
湾曲状態で延びる支持アーム6bを備えてい
。この支持アーム6bの先端部に支軸6aを介し
切断機本体4が上下に傾動可能に支持されて
いる。この切断機本体4は、電動モータ(図で
見えていない)を駆動源として回転する円形
の鋸刃7を備えている。鋸刃7の周囲は当該切
機本体4の上下動に連動して開閉するカバー
4aに覆われている。
図2には、上記テーブル延長部8の先端部付
であって、本実施形態に係る位置決め装置10
の詳細が示されている。この位置決め装置10
、回転テーブル3の回転位置を位置決めする
ための2系統の位置決め機構20,30を備えている
。
第1位置決め機構20は、テーブル延長部8の先
端からさらに後方(使用者側)へ突き出す状態
支持された操作グリップ21をその軸回りに
転させることにより操作される。第2位置決
機構30は同じくテーブル延長部8の先端に設
られた操作レバー31を上下に傾動させるこ
によって操作される。
第1位置決め機構20の操作グリップ21は、回
テーブル3を回転操作する際に使用者が把持
るハンドルとしても機能するもので、固定
ッド22の後端部に固定されている。この固
ロッド22は、テーブル延長部8に設けた後ろ
部8aと前壁部8bを介してその軸回りに回転操
可能に支持されている。固定ロッド22は、
ろ壁部8aに設けた支持孔8dに軸回りに回転可
かつ軸方向に移動可能に挿通されている。
定ロッド22の先端部(図2において左端部)に
、ねじ軸部22aが設けられている。このねじ
部22aは前壁部8bに設けたねじ孔8cにねじ込ま
ている。このため、操作グリップ21を把持
てねじ締め込み方向に回転操作すると、固
ロッド22がその軸回りに回転してねじ軸部22a
がねじ孔8cに対してねじ込まれ、これにより
該固定ロッド22がベース2側(前側、図2にお
て左側)へ移動する。固定ロッド22がベース2
へ移動すると、その先端部が後述する保護
23を間に挟み込んだ状態でベース2の側壁部2
bに突き当てられる。ねじ軸部22aの締め込み
により固定ロッド22の先端部がベース2の側
部2bに強い力で突き当てられることによって
回転テーブル3がベース2に対して回転不能に
定され、従って当該回転テーブル3の回転位
置がロックされる。
ベース2の側壁部2bは、テーブル回転軸2aを
心とする円周に沿って設けられている。こ
側壁部2bには、第2位置決め機構20で用いられ
る位置決め孔2c~2cが周方向に適宜間隔をおい
複数設けられている。
上記保護板23は、側面視L字形に屈曲した鋼
で、前壁部8bの下部に固定ねじ24で当該前壁
部8bの前面に沿って上方へ立ち上がる状態に
定されている。この保護板23を間に挟み込
で固定ロッド22がベース2の側壁部2bに突き当
てられることにより、当該側壁部2b変形若し
は損傷が防止される。
固定ロッド22は、前壁部8bの後面に沿って支
持した支持部材41の挿通孔41aに挿通されてい
。この支持部材41は、第2位置決め機構30に
り位置決めされる回転位置の微調整をする
能を有するもので、これについては後述す
。
第2位置決め機構30は、いわゆるポジティブ
ック機構と称されるもので、回転テーブル3
をベース2に対して予め設定した一定の角度
置ごとに位置決めする機能を有している。
の第2位置決め機構30は、操作レバー31の傾動
操作により操作される。操作レバー31は、概
S字形(クランク形)に屈曲したもので、その
端部が支軸32を介して前壁部8bの下部に支持
されている。この操作レバー31は支軸32を中
にして上下に傾動操作される。この操作レ
ー31の上下の傾動操作により、位置決めピン
33が移動操作される。位置決めピン33は、テ
ブル延長部8の後ろ壁部8aと前壁部8b間に掛け
渡された状態に支持されている。この位置決
めピン33は、後ろ壁部8aに設けた支持孔8eと前
壁部8bに設けた支持孔8fとの間に軸方向移動
能な状態で挿通されている。この両支持孔8e
,8fは、位置決めピン33を挿通可能な幅で一定
円弧に沿った溝孔形状に形成されている。
のため、位置決めピン33は、上記したよう
軸方向(前後方向)に移動可能であるとともに
径方向(左右方向)にも平行移動可能な状態で
ろ壁部8aと前壁部8bとの間に跨って支持され
ている。
位置決めピン33の長手方向ほぼ中央寄りの
置には、係合ピン34が取り付けられている。
この係合ピン34は、当該位置決めピン33を径
向に突き抜けた状態に固定されている。こ
ため、この係合ピン34の両端部34a,34aが当該
置決めピン33から放射方向に突き出す状態に
固定されている。この係合ピン34と、後ろ壁
8aとの間に圧縮ばね35が介装されている。こ
の圧縮ばね35によって位置決めピン33が位置
め位置側(図2において左方)へ付勢されてい
。
また、図5に示すように上記係合ピン34の両
部34a,34aは、操作レバー31の二股部31b,31bにそ
れぞれ設けた作動傾斜面31aに上記圧縮ばね35
付勢力によってそれぞれ押し付けられてい
。このため、図6に示すように操作レバー31
下方へ傾動操作すると、両作動傾斜面31a,31a
に対する係合ピン34の両端部34a,34aの摺接作用
により位置決めピン33が圧縮ばね35に抗して
置決め解除側(図6において右方)へ移動する
これに対して、図2,7に示すように操作レバ
31の下方への傾動操作を解除すると、当該操
作レバー31は上記摺接作用を経た圧縮ばね35
間接作用により上方へ戻され、これにより
置決めピン33が圧縮ばね35により位置決め位
側(図2において左方)へ移動する。
位置決めピン33が位置決め位置側へ移動す
と、その先端部がベース2の側壁部2bに設け
位置決め孔2cに挿入され、若しくは隣接する
二つの位置決め孔2c,2c間において当該側壁部2
bに突き当てられる。位置決めピン33の先端部
がいずれかの位置決め孔2cに挿入されること
より、回転テーブル3がベース2に対して一
の角度位置に位置決めされる。また、位置
めピン33が隣接する二つの位置決め孔2c,2c間
おいて側壁部2bに突き当てられた状態で、
該回転テーブル3をいずれかの方向に回転さ
ると位置決めピン33が上記のいずれかの位
決め孔2cに挿入され、これにより当該回転テ
ーブル3の位置決めがなされる。
上記のように設けた第1位置決め機構20と第2
位置決め機構30によれば、通常の使用形態と
て、まず第1位置決め機構20において操作グ
ップ21の回転操作により固定ロッド22を後退
させてその前端部のベース2の側壁部2bに対す
る突き当て状態を解除し、これにより回転テ
ーブル3をベース2に対して回転可能な状態と
、この状態で第2位置決め機構30の操作レバ
31を下方へ傾動操作して位置決めピン33を後
退させると、その先端部が位置決め孔2cから
き出されるため、回転テーブル3を回転可能
な状態となる。
操作グリップ21を把持したまま回転テーブ
3を希望する回転角度位置に回転させた後、
作レバー31の傾動操作を解除すると、位置
めピン33がベース2の位置決め孔2cに挿入され
て回転テーブル3の回転位置が位置決めされ
。位置決めピン33が直接位置決め孔2cに挿入
れず、隣接する二つの位置決め孔2c,2c間に
いて側壁部2bに突き当てられた場合には、回
転テーブル3の回転位置を調整することによ
、位置決めピン33を直近の位置決め孔2cに挿
させることができる。位置決めピン33を位
決め孔2cに挿入することにより、回転テーブ
ル3が予め適宜角度間隔で設定した回転位置
位置決めされる(ポジティブロック)。
こうして第2位置決め機構30による位置決め
態で、操作グリップ21を締め付け方向に回
操作して固定ロッド22の先端をベース2の側
部2bに突き当てた状態とすることにより一定
の位置に位置決めされた回転テーブル3の回
位置を強固に固定することができる。
また、位置決めピン33をベース2側の隣接す
二つの位置決め孔2c,2c間において側壁部2bに
突き当てた状態で操作グリップ21の締め込み
作により固定ロッド22を側壁部2bに突き当て
ることにより、回転テーブル3を上記予め設
された角度とは異なる任意の角度位置で固
することができる。
次に、本実施形態に係る位置決め装置10は
位置決めピン33をベース2の位置決め孔2cに挿
入してなされる一定角度毎の回転位置におい
てそれぞれ回転テーブル3の位置をさらに微
整することができる。
前記したように延長部8の前壁部8bには、支
部材41が支持されている。この支持部材41は
、上側の挿通孔41aに挿通した固定ロッド22を
して左右方向(図2において紙面に直行する
向)に回動可能に支持されている。本実施形
の場合、固定ロッド22の軸線が特許請求の
囲に記載した回動支点の一実施形態に相当
る。すなわち、本実施形態の場合、支持部
41は、固定ロッド22の軸線を回動支点として
右に回動可能に設けられている。
回動支点から一定の間隔をおいて当該支持
材41のほぼ中央に、円形の挿通孔41dが設け
れており、この挿通孔41dに位置決めピン33が
軸方向に移動可能な状態で挿通されている。
このため、図4に示すように支持部材41を固定
ロッド22を支点として左右に回動させると、
置決めピン33が固定ロッド22の軸線を中心と
する円周に沿った軌跡で平行移動する。前記
したテーブル延長部8の支持孔8e,8fは、固定ロ
ッド22の軸線を中心とする円弧に沿った溝孔
状に形成されており、これによって位置決
ピン33の径方向の平行移動(正確には、固定
ッド22の軸線を中心とする円弧に沿った平
移動)が許容される。
位置決めピン33を位置決め孔2cに挿入した状
態で、支持部材41を左右に回動させて位置決
ピン33をその径方向(回転テーブル3の回転方
向)に移動させることによって当該位置決め
ン33の当該第2位置決め機構30における相対的
な支持位置を変化させることができ、これに
より回転テーブル3のベース2に対する回転位
を微調整することができる。この微調整位
は、固定ロッド22の締め込みにより固定さ
る。支持部材41自体は、独自の固定手段を備
えていないが、固定ロッド22の締め込みによ
回転テーブル3がベース2に対して固定され
ことにより間接的のその微調整位置が固定
れる。
図4に示すように支持部材41の左右側部には
当該支持部材41を回動操作する際に使用者
指先で操作するためのレバー部41b,41bがそれ
れ側方へ張り出す状態に設けられている。
用者は一方または双方のレバー部41b,41bを指
先で摘んでこの支持部材41を左右に回動操作
ることができ、これにより位置決めピン33
当該第2位置決め機構30における相対的な支
位置を簡単な操作で微調整することができ
。
支持部材41の後面(使用者から見て手前側の
面)には、適度な弾性を有する保持板42が当
されている。この保持板42によって支持部
41の前後方向(固定ロッド22の軸方向)の変位(
たつき)が規制されている。この保持板42は
固定ねじ43によってテーブル延長部8の下面
に固定されている。
支持部材41の回動先端側であって下端部付
には、基準固定ピン50が支持されている。こ
の基準固定ピン50は、位置決めピン33を支持
る挿通孔41dと平行に設けた挿通孔41cに軸方
移動可能な状態で支持されている。この基
固定ピン50に対向して、テーブル延長部8の
壁部8bの後面には、基準固定孔51が設けられ
いる。基準固定ピン50が軸方向に進退する
とにより、当該基準固定ピン50の先端部がこ
の基準固定孔51に抜き差しされる。
固定ロッド22の締め込みを解除して第1位置
め機構20による回転テーブル3のベース2に対
する固定状態を解除すると、支持部材41を回
可能な状態となる。この状態で、基準固定
ン50が軸方向に前進してその先端部が基準
定孔51に挿入されると、支持部材41が左右へ
動不能となって基準位置に固定される。こ
に対して図3中二点鎖線で示すように基準固
定ピン50が軸方向に後退してその先端部が基
固定孔51から抜き出されると、支持部材41が
左右へ回動可能な状態となって前記したよう
に位置決めピン33の位置を微調整可能な状態
なる。
基準固定ピン50の後部(使用者から見て手前
)は、支持部材41から後方へ突き出されてお
、この突き出し部分は当該基準固定ピン50
移動操作をするための切り換えレバー53に係
合されている。この切り換えレバー53は、概
円柱体形状を有するもので、図3に示すよう
にテーブル延長部8の左右側壁部8g,8h間に掛け
渡された状態でその軸方向(図3において上下
向)に移動操作可能に支持されている。
切り換えレバー53の長手方向中央部には、
準固定ピン50を軸方向及び径方向の双方につ
いての移動を許容する溝孔53aが前後方向に貫
通した状態で形成されている。図5に示すよ
にこの溝孔53aは、当該切り換えレバー53の軸
方向(操作方向)に一定の範囲で長く形成され
いる。
図3に示すようにこの溝孔53aの後部(使用者
、図3において右側)に沿って切り換え用の段
差部が当該切り換えレバー53の後部側から切
込まれた状態で形成されている。この段差
は、長手方向中央に深く形成されたV字形の
前進用段差部53bと、この前進用段差部53bの両
側(図3において上下両側)に設けられたより浅
い平坦な後退用段差部53c,53cから構成されて
る。
この段差部53b,53c内に、係合ピン54の両端部
嵌り込んでいる。この係合ピン54は、基準
定ピン50の後端部寄りの位置に径方向に貫通
して、その両端部が放射方向上下に突き出さ
れた状態に固定されている。この係合ピン54
両端部が前進用段差部53b内に嵌り込むこと
より基準固定ピン50が図3において左方へ前
する一方、係合ピン54の両端部が一方の後
用段差部53c内に嵌り込むことにより基準固
ピン50が図3において右方へ後退した位置に
持される。
この係合ピン54と後ろ壁部8aとの間には圧縮
ばね55が介装されている。この圧縮ばね55に
って、係合ピン54は上記段差部に嵌り込む方
向に付勢されている。また、この圧縮ばね55
よって当該基準固定ピン50が前進方向であ
てその先端部を基準固定孔51内に挿入する方
向に付勢されている。
図3に示すように切り換えレバー53の長手方
両端部(左右端部)は、それぞれテーブル延
部8の左右側壁8g,8hから突き出されている。
3中二点鎖線で示すようにこの切り換えレバ
53の一方の端部を押し込む方向に移動させ
と、係合ピン54が切り換え段差部の後退用段
差部53c上に相対的に移動し、従って基準固定
ピン50が圧縮ばね55の付勢力に抗して後退し
基準解除位置に移動する。基準固定ピン50が
基準解除位置に移動すると、その先端部が基
準固定孔51から抜き出されて、支持部材41が
動可能な状態となる。図7は、この基準位置
除状態を示している。
この基準位置解除状態では、図示するよう
位置決めピン33をベース2の位置決め孔2cに
入した状態で、支持部材41を固定ロッド22を
点にして左右に回動させることにより位置
めピン33の第2位置決め機構30における相対
な支持位置を変化させることができ、これ
より回転テーブル3のベース2に対する回転位
置を微調整することができる。前記したよう
にこの微調整位置は、第1位置決め機構20の固
定ロッド22を締め込むことにより固定される
また、これにより支持部材41の回動位置が
接的に固定される。
こうして微調整した回転位置は、予め設定
れた基準位置に簡単に戻すことができる。
転テーブル3の位置決め位置を基準位置に戻
すには、固定ロッド22を緩めて第1位置決め機
構20による位置決め状態を解除し、その後支
部材41を目測により概ね基準位置に戻した
態で切り換えレバー53の反対側の端部を押し
込む方向に移動させる。すると、係合ピン54
切り換え段差部の前進用段差部53b内に嵌り
み、従って基準固定ピン50が圧縮ばね55の付
勢力によって前進して基準固定位置に至り、
その結果その先端部が基準固定孔51に挿入さ
て支持部材41が基準位置に戻される(固定さ
る)。図6はこの基準位置固定状態を示して
る。支持部材41が基準位置に戻されると、位
置決めピン33はその径方向の位置について微
整可能な範囲のうち予め設定された基準位
に精確に戻され、従って回転テーブル3のベ
ース2に対する各位置決め位置が一定の基準
度位置に戻される。
以上のように構成した本実施形態の位置決
装置10によれば、第2位置決め機構30におい
、ベース2に設けた複数の位置決め孔2c~2cの
ずれかに位置決めピン33を挿入することによ
り回転テーブル3を予め設定した複数の回転
置のいずれかに位置決めすることができる(
ジティブロック機能)。こうして第2位置決
機構30によって位置決めした後に、第1位置
め機構20の固定ロッド22を締め込むことによ
回転テーブル3がこの位置決めした位置に強
固に固定される。
また、本実施形態の位置決め装置10によれ
、第1位置決め機構20の固定ロッド22を緩めた
状態では、第2位置決め機構30によっていずれ
かの角度位置に位置決めした回転テーブル3
回転位置をさらに微調整することができる(
度位置微調整機能)。この角度位置微調整機
能によれば、位置決めピン33を支持する支持
材41を左右に回動させて当該位置決めピン33
をその径方向(テーブル回転方向)に移動させ
ことによりなされる。
さらに、本実施形態に係る位置決め装置10
、上記角度位置微調整機能により微調整さ
た位置決めピン33の位置を簡単に基準位置に
戻すことができる(基準位置戻し機能)。本実
形態の基準位置戻し機能によれば、切り換
レバー53を移動操作してその前進用段差部53
b内に係合ピン54を進入させ、これにより基準
固定ピン50の先端部を基準固定孔51内に挿入
て支持部材41を一定の基準位置に戻すことに
より位置決めピン33をその基準位置に簡単に
すことができる。
このように、本実施形態の位置決め装置10
よれば、いわゆるポジティブロック機構に
る回転テーブル3の各位置決め位置において
その位置決め位置を微調整可能であるとと
に、従来のねじの締め込み量を調整する構
に比してより簡単な操作で一定の基準位置
迅速かつ精確に戻すことができ、これによ
この種の卓上丸鋸盤1の使い勝手を向上させ
ることができる。
以上説明した実施形態には、種々の変更を
えて実施することができる。例えば、第1位
置決め機構20の固定ロッド22を支持部材41の回
動中心軸に併用する構成を例示したが、固定
ロッド22とは別に設けた支軸を介して支持部
41を回動可能に設ける構成としてもよい。
また、支持部材41の回動支点をその上部に
定した構成を例示したが、下部側若しくは
央部を回動支点として回動させる構成とし
もよい。
さらに、回動させる支持部材を例示したが
テーブル回転方向(左右方向)に沿って平行
動させることにより位置決めピンの位置を
調整する構成としてもよい。
また、基準固定部材としての基準固定ピン5
0を支持部材41側に設け、これが挿入される基
準固定孔51を回転テーブル3の前壁部8bに設け
構成を例示したが、基準固定部材と基準固
孔を逆に配置する構成としてもよい。
また、基準固定部材としてのボールプラン
ャを前壁部8bに設ける一方、支持部材に基
固定孔を設けて、位置決めピン及び支持部
が基準位置に戻されると、ボールプランジ
のボールが基準固定孔に弾性的に嵌り込ん
回転テーブルが基準位置に精確かつ簡単に
される構成としてもよい。
Next Patent: LOCAL BROADCASTING SYSTEM
