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Patent Searching and Data


Title:
SAMPLE LOW-TEMPERATURE STORAGE CASE AND ORGANISM TRANSPORTATION SUPPORTING SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/133785
Kind Code:
A1
Abstract:
A sample low-temperature storage case enabling the recipient of the sample to easily check the soundness of the sample when the recipient receives the sample and not using a sublime or evaporative cooling medium such as liquid nitrogen and a transportation business supporting system using the sample low-temperature storage case are disclosed. The storage case (100) has a structure in which a sample vessel (S) contained in a containment cassette (11) is cooled and held at a low temperature by a Stirling refrigerator (15). A sensor element (18) is disposed in a room-temperature region of the storage case (100). The chemical or physical characteristic of the sensor element (18) varies when a pollutant adheres to the sensor element (18). Entrance of a pollutant into the storage case (100) can be checked by contactlessly checking the sensor element (18) from outside the storage case (100). The storage case (100) includes a server for receiving the result of the check from the checking device (30), storing the result, and setting up connection via a communication line to at least two out of a terminal operable by the sender, a terminal operable by the transporter, and a terminal operable by the recipient to transmit the result to the two.

Inventors:
SAHO, Norihide (Ltd. Mechanical Engineering ResearchLaboratory, 832-2, Horiguchi, Hitachinaka-sh, Ibaraki 34, 31200, JP)
佐保 典英 (〒34 茨城県ひたちなか市堀口832番地2 株式会社日立製作所 機械研究所内 Ibaraki, 31200, JP)
HAKARI, Mami (Ltd. Mechanical Engineering ResearchLaboratory, 832-2, Horiguchi, Hitachinaka-sh, Ibaraki 34, 31200, JP)
秤 真実 (〒34 茨城県ひたちなか市堀口832番地2 株式会社日立製作所 機械研究所内 Ibaraki, 31200, JP)
TANAKA, Hiroyuki (Ltd. Mechanical Engineering ResearchLaboratory, 832-2, Horiguchi, Hitachinaka-sh, Ibaraki 34, 31200, JP)
田中 弘之 (〒34 茨城県ひたちなか市堀口832番地2 株式会社日立製作所 機械研究所内 Ibaraki, 31200, JP)
TANAKA, Sachi (Ltd. Mechanical Engineering ResearchLaboratory, 832-2, Horiguchi, Hitachinaka-sh, Ibaraki 34, 31200, JP)
田中 佐知 (〒34 茨城県ひたちなか市堀口832番地2 株式会社日立製作所 機械研究所内 Ibaraki, 31200, JP)
YASUKAWA, Yoshihito (Ltd. Mechanical Engineering ResearchLaboratory, 832-2, Horiguchi, Hitachinaka-sh, Ibaraki 34, 31200, JP)
安川 義人 (〒34 茨城県ひたちなか市堀口832番地2 株式会社日立製作所 機械研究所内 Ibaraki, 31200, JP)
NOMIYAMA, Akira (Ltd. Mechanical Engineering ResearchLaboratory, 832-2, Horiguchi, Hitachinaka-sh, Ibaraki 34, 31200, JP)
野見山 章 (〒34 茨城県ひたちなか市堀口832番地2 株式会社日立製作所 機械研究所内 Ibaraki, 31200, JP)
SAITO, Shinjiro (Ltd. Mechanical Engineering ResearchLaboratory, 832-2, Horiguchi, Hitachinaka-sh, Ibaraki 34, 31200, JP)
齋藤 真二郎 (〒34 茨城県ひたちなか市堀口832番地2 株式会社日立製作所 機械研究所内 Ibaraki, 31200, JP)
Application Number:
JP2009/057880
Publication Date:
November 05, 2009
Filing Date:
April 20, 2009
Export Citation:
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Assignee:
HITACHI, LTD. (6-6 Marunouchi 1-chome, Chiyoda-ku Tokyo, 80, 10082, JP)
株式会社日立製作所 (〒80 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号 Tokyo, 10082, JP)
SAHO, Norihide (Ltd. Mechanical Engineering ResearchLaboratory, 832-2, Horiguchi, Hitachinaka-sh, Ibaraki 34, 31200, JP)
佐保 典英 (〒34 茨城県ひたちなか市堀口832番地2 株式会社日立製作所 機械研究所内 Ibaraki, 31200, JP)
HAKARI, Mami (Ltd. Mechanical Engineering ResearchLaboratory, 832-2, Horiguchi, Hitachinaka-sh, Ibaraki 34, 31200, JP)
秤 真実 (〒34 茨城県ひたちなか市堀口832番地2 株式会社日立製作所 機械研究所内 Ibaraki, 31200, JP)
TANAKA, Hiroyuki (Ltd. Mechanical Engineering ResearchLaboratory, 832-2, Horiguchi, Hitachinaka-sh, Ibaraki 34, 31200, JP)
田中 弘之 (〒34 茨城県ひたちなか市堀口832番地2 株式会社日立製作所 機械研究所内 Ibaraki, 31200, JP)
TANAKA, Sachi (Ltd. Mechanical Engineering ResearchLaboratory, 832-2, Horiguchi, Hitachinaka-sh, Ibaraki 34, 31200, JP)
田中 佐知 (〒34 茨城県ひたちなか市堀口832番地2 株式会社日立製作所 機械研究所内 Ibaraki, 31200, JP)
YASUKAWA, Yoshihito (Ltd. Mechanical Engineering ResearchLaboratory, 832-2, Horiguchi, Hitachinaka-sh, Ibaraki 34, 31200, JP)
安川 義人 (〒34 茨城県ひたちなか市堀口832番地2 株式会社日立製作所 機械研究所内 Ibaraki, 31200, JP)
NOMIYAMA, Akira (Ltd. Mechanical Engineering ResearchLaboratory, 832-2, Horiguchi, Hitachinaka-sh, Ibaraki 34, 31200, JP)
野見山 章 (〒34 茨城県ひたちなか市堀口832番地2 株式会社日立製作所 機械研究所内 Ibaraki, 31200, JP)
SAITO, Shinjiro (Ltd. Mechanical Engineering ResearchLaboratory, 832-2, Horiguchi, Hitachinaka-sh, Ibaraki 34, 31200, JP)
International Classes:
G01N1/00; B65D51/24; B65D81/38; B65G1/00
Attorney, Agent or Firm:
ISONO, Michizo (Sabo Kaikan Annex7-4, Hirakawa-cho 2-chom, Chiyoda-ku Tokyo, 102-0093, JP)
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Claims:
 被冷却体が収納された試料容器を格納する格納容器と、
 前記格納容器に取り付けられ、前記試料容器を前記格納容器に対して出し入れするための開口を備えた導入容器と、
 前記開口を閉塞する蓋部材と、
 前記格納容器に格納された前記試料容器を、前記格納容器を介して冷却する冷凍機と、
 前記格納容器と前記冷凍機とを収容すると共に、前記格納容器と前記冷凍機への外部からの熱の伝達を抑制する断熱容器と、を具備し、
 前記格納容器へ侵入する汚染物質を検知するための検知素子を保持する検知素子保持部材が前記開口近傍に設けられると共に、前記蓋部材が前記開口を閉塞している状態において、前記検知素子の前記汚染物質との反応の有無を前記蓋部材の外側から検査するための窓部が前記蓋部材に設けられていることを特徴とする試料低温保存容器。
 前記検知素子保持部材は、前記開口と前記蓋部材とのシール部を介して前記導入容器の内部へ流入する大気を所定の方向へ誘導する大気誘導ガイド部と、
 前記大気誘導ガイド部によって誘導される大気の流路に前記検知素子を配置するための検知素子配置部と、を有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の試料低温保存容器。
 前記窓部は、前記検知素子保持部材に保持された検知素子の汚染物質との反応の有無を光学的方法により検知することができるように、透光性材料からなることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の試料低温保存容器。
 前記窓部は、前記検知素子保持部材に保持された検知素子の汚染物質との反応の有無を磁気的方法により検知することができるように、磁束透過性材料からなることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の試料低温保存容器。
 前記格納容器に格納された前記試料容器の温度を測定する温度計測素子と、
 前記温度計測素子により計測された温度をデータ化するデータ処理部と、
 前記データ処理部によって作成された温度データを保存するデータ記憶部と、をさらに具備し、
 前記データ記憶部に記憶された温度データが電子的に取り出し可能となっていることを特徴とする請求の範囲第1項から第4項のいずれか1項に記載の試料低温保存容器。
 被冷却体が収納された試料容器を格納する格納手段と、
 前記格納手段に取り付けられ、前記試料容器を前記格納手段に対して出し入れするための開口部を備えた試料導入手段と、
 前記開口部を閉塞する閉塞手段と、
 前記格納手段に格納された前記試料容器を、前記格納手段を介して冷却する寒冷発生手段と、
 前記格納手段と前記寒冷発生手段とを収容し、前記格納手段と前記寒冷発生手段への外部からの熱の伝達を抑制する断熱手段と、を具備し、
 前記格納手段へ侵入する汚染物質を検知するための検知手段が前記開口部の近傍に設けられていると共に、前記閉塞手段が前記開口部を閉塞している状態において、前記検知手段が前記汚染物質と反応したか否かを前記閉塞手段の外側から検査するための窓部が前記閉塞手段に設けられていることを特徴とする試料低温保存容器。
 被冷却体が収納された試料容器を格納する格納容器と、前記格納容器に取り付けられ、前記試料容器を前記格納容器に対して出し入れするための開口を備えた導入容器と、前記開口を閉塞する蓋部材と、前記格納容器に格納された前記試料容器を、前記格納容器を介して冷却する冷凍機と、前記格納容器と前記冷凍機とを収容すると共に、前記格納容器と前記冷凍機への外部からの熱の伝達を抑制する断熱容器と、を具備し、前記格納容器へ侵入する汚染物質を検知するための検知素子を保持する検知素子保持部材が前記開口近傍に設けられると共に、前記蓋部材が前記開口を閉塞している状態において、前記検知素子の前記汚染物質との反応の有無を前記蓋部材の外側から検査するための窓部が前記蓋部材に設けられている試料低温保存容器に、
 生体を前記被冷却体として収納して輸送する生体輸送支援システムにおいて、
 前記窓部を介して前記反応の有無の検査を行う検査装置と、
 前記反応の有無の検査結果を前記検査装置から受信する受信手段と、
 前記検査結果を記憶する記憶手段と、
 輸送元が操作可能な第1端末、輸送業者が操作可能な第2端末および、輸送先が操作可能な第3端末のうちの少なくとも2つの端末に、通信回線を介して接続して前記検査結果を送信する送信手段とを有することを特徴とする生体輸送支援システム。
 前記検査装置で行われる検査は、前記試料低温保存容器に生体を収納しての輸送の後に行われることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の生体輸送支援システム。
 前記検査装置で行われる検査は、前記輸送の前にも行われることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の生体輸送支援システム。
 前記通信回線は、公衆の用に供されていることを特徴とする請求の範囲第7項乃至第9項のいずれか1項に記載の生体輸送支援システム。
 前記受信手段による前記検査装置からの受信は、公衆の用に供されている通信回線を介して行われることを特徴とする請求の範囲第7項乃至第10項のいずれか1項に記載の生体輸送支援システム。
 前記試料低温保存容器は、
 前記格納容器に格納された前記試料容器の温度を測定する温度計測素子と、
 前記温度計測素子により計測された温度をデータ化するデータ処理部と、
 前記データ処理部によって作成された温度データを保存するデータ記憶部と、をさらに具備し、
 前記受信手段は、前記温度データを受信し、
 前記記憶手段は、前記温度データを記憶し、
 前記送信手段は、前記端末に、前記通信回線を介して接続して前記温度データを送信することを特徴とする請求の範囲第7項乃至第11項のいずれか1項に記載の生体輸送支援システム。
Description:
試料低温保存容器および生体輸 支援システム

 本発明は、試料の低温輸送や低温貯蔵に いられる試料低温保存容器、および、これ 用いた生体輸送支援システムに関する。

 一般に細胞や微生物、蛋白質等の有機物 (以下「試料」という)を、所定の保管場所( 下「A地点」とする)から他の利用場所(以下 B地点」とする)に輸送する場合には、輸送 の試料の品質の劣化を防ぐために、試料は 温に維持された状態で輸送される。このよ な用途に用いられる試料低温保存容器とし は、真空断熱容器内に冷媒としての液体窒 を充填し、この液体窒素によって試料を保 する構造のものが知られている。

 このような試料低温保存容器を用いる場 、A地点において、発送者は、容器内部に液 体窒素を注入した後、試料を収容する。こう して試料は-196℃近傍に保持された状態で車 等によりB地点へ輸送される。B地点において 、試料は、受領者に引き取られた後、例えば 、-140℃以下に保持された冷凍庫に貯蔵され 。

 冷媒として液体窒素を用いる場合、容器 は絶えず発生する冷媒の蒸発ガスによって 外気圧よりも高い正圧となる。そのため、 に容器の破裂を防止するために、試料低温 存容器は、その内圧が一定となるように、 発ガスが外部に漏れる構造となっている。 うして、試料低温保存容器の内部から外部 蒸発ガスが漏洩し続けることで、細菌等の 染物質が試料低温保存容器の内部に侵入す ことが防止され、試料の品質の保持が可能 なる。このように、試料の品質が輸送中に 化したり、汚染されたりしていないことが 証されていること、つまり、A地点での出荷 時の状態がB地点においても維持されている とが保証されていることは、受領者にとっ は極めて重要である。

 しかし、ドライアイスや液体窒素等の昇 または蒸発する冷媒を使用する試料低温保 容器では、蒸発ガスによって酸欠状態が生 るおそれがあり、また、容器転倒や破損に る冷媒流出や異常蒸発のおそれがある。そ ため、このような試料低温保存容器を気密 の高い航空機の客室等や乗用車の車内に持 込んで輸送することは一般的には行うこと できず、特別な措置(例えば、転倒防止仕立 ての輸送カーゴを用いて乗客と別室の輸送室 に格納して輸送する等)が必要となる。この うな方法には輸送コストが嵩むという問題 ある。

 そこで、液体窒素等の昇華または蒸発す 冷媒を用いずに試料を冷凍保存することが きる試料低温保存容器として、冷凍機を用 て試料を-140℃以下に冷却保持することがで き、試料容器(マイクロプレート)の保冷チャ バに対する搬入出を、保冷チャンバ内に外 が流入したり、保冷チャンバ内の冷気が外 に流出したりすることなく、容易に行うこ ができる構造を有する保管装置が提案され いる(例えば、特許文献1参照)。より具体的 は、外部から試料容器を保管装置へ収容す 場合には、まず、試料容器を保管装置内に けられた前室に収容する。このとき、前室 保冷チャンバとは隔離されている。前室と 部とを遮断した後に、前室と保冷チャンバ の間に設けられている内扉を開いて、前室 ら保冷チャンバへ試料容器を機械搬送し、 の後、内扉を閉める。試料容器を保冷チャ バから外部に搬出する場合には、これと逆 操作が行われる。

特開2005-247551号公報

 しかしながら、特許文献1に開示された保 管装置では、マイクロプレートを前室に対し て搬入出する際に、前室に大気中の汚染物質 である細菌が入り込み、試料たる微生物や細 胞等の生体に細菌が付着して、試料が汚染さ れたり変質したりするおそれがある。そのた め、この保管装置を用いて試料を輸送する場 合、受領者は試料の健全性を受領時に確認で きないという問題がある。

 本発明はかかる事情に鑑みてなされたも であり、液体窒素等の昇華または蒸発する 媒を用いず、試料の受領者が試料の健全性 受領時に容易に確認することができる試料 温保存容器を提供することを目的とする。

 また、本発明に係る試料低温保存容器を いても、試料(生体)をA地点からB地点へ輸送 する際、試料の品質が輸送中に劣化したり、 汚染されたりしていないこと(健全性)が保証 れていること、つまり、A地点での出荷時の 状態がB地点においても維持されていること 保証されていることは、B地点の受領者にと ては極めて重要である。

 特に、A地点の病院の患者自身の例えば皮 膚細胞を、B地点の培養センタに輸送し、培 センタで作った人工多機能性幹(iPS)細胞を、 再びA地点の病院に輸送し、患者の治療に使 する場合、往路、復路、それぞれの輸送完 時において、皮膚細胞やiPS細胞等の細胞の 汚染、特に細菌の混入による汚染が無いこ (健全性)を保証することは極めて重要である 。

 例えば、往路においては、培養前の輸送完 時に、万が一、汚染無しの保証がされず、 染されていることがわかれば、培養を行う となく、例えば、再度A地点の病院から試料 を発送する処理を行うことができる。
 本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの あり、試料(生体)に汚染が無いこと(健全性) を保証可能な生体輸送支援システムを提供す ることを目的とする。

 本発明に係る試料低温保存容器は、格納 器に格納された試料を冷凍機によって冷却 持する構造を有し、試料低温保存容器内の 温域に汚染物質の付着によって化学的特性 たは物理的特性が変化する検知素子を配置 、試料低温保存容器の外部から非接触的に 知素子を検査することにより、試料低温保 容器の内部への汚染物質の侵入の有無を検 することができるものである。

 また、本発明に係る生体輸送支援システ は、前記試料低温保存容器の内部への汚染 質の侵入の有無の検査の検査結果を記憶す 記憶手段と、前記試料の輸送元が操作可能 第1端末、前記試料の輸送業者が操作可能な 第2端末および、前記試料の輸送先が操作可 な第3端末のうちの少なくとも2つの端末に、 通信回線を介して接続して前記検査結果を送 信する通信手段とを有することを特徴とする ものである。

 本発明によれば、試料の受領者は、試料の 全性を受領時に容易に確認することができ 試料低温保存容器を提供できる。
 また、本発明によれば、試料(生体)に汚染 無いこと(健全性)を保証可能な生体輸送支援 システムを提供できる。

本発明の第1実施形態に係る試料低温保 存容器(保存容器)の概略構造を示す断面図で る。 保存容器の上部の構造を拡大して示す 共に、検知素子の検査手段を併記した図で る。 検知素子及び凹部の床面を拡大して示 た断面図である。 検査装置により測定されるスペクトル 模式的に示す図である。 本発明の第2実施形態に係る保存容器の 一部を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る保存容器の 一部を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る生体輸送支 援システムの用いられる生体輸送の例を説明 する図である。 本発明の第4実施形態に係る生体輸送支 援システムの構成図である。 サーバのブロック図である。 生体輸送の手順を説明する図(その1)で ある。 生体輸送の手順を説明する図(その2)で ある。 発送・培養指示情報を入力する支援を するための表示画面の例である。 輸送受託情報を入力する支援をするた めの表示画面の例である。 培養受託情報を入力する表示する画面 の例である。 輸送マッチング情報を一覧表示し(仮) 注承認登録する支援をするための表示画面 例である。 培養マッチング情報を一覧表示し(仮) 注承認登録する支援をするための表示画面 例である。 輸送依頼情報を一覧表示し(仮)受注承 登録する支援をするための表示画面の例で る。 培養依頼情報を一覧表示し(仮)受注承 登録する支援をするための表示画面の例で る。 荷受時品質情報及び輸送受託情報を一 覧表示し(本)受注承認登録する支援をするた の表示画面の例である。 輸送環境情報の一覧を表示する表示画 面の例である。 荷渡時品質情報及び受領検収情報(条 )を一覧表示し(本)受領承認登録する支援を るための表示画面の例である。 培養環境情報を一覧表示し培養環境情 報を入力する支援をするための表示画面の例 である。 培養完了情報及び培養完了時品質情報 を一覧表示し(本)培養完了承認登録する支援 するための表示画面の例である。 返送(輸送)依頼情報を一覧表示し(仮) 注承認登録する支援をするための表示画面 例である。 荷受時品質情報及び返送(輸送)受託情 を一覧表示し(本)受注承認登録する支援を るための表示画面の例である。 返送時の輸送環境情報の一覧を表示す る表示画面の例である。 荷渡時品質情報及び受領検収情報(条 )を一覧表示し(本)受領承認登録する支援を るための表示画面の例である。

 以下、図面を参照しながら本発明の実施の 態について詳細に説明する。
 《第1実施形態》
 <試料低温保存容器の全体構造>
 図1に本発明の一実施形態に係る試料低温保 存容器(以下「保存容器」という)100の概略構 を表した断面図を示す。この保存容器100は 概略、被冷却体(試料)が収納された試料容 Sを格納する格納容器11(格納手段)と、格納容 器11に取り付けられ、試料容器Sを格納容器11 対して出し入れするための開口12を備えた 入容器13(試料導入手段)と、導入容器13の開 12を閉塞する蓋部材14(閉塞手段)と、格納容 11に格納された試料容器Sを冷却するスター ング冷凍機15(寒冷発生手段)と、格納容器11 スターリング冷凍機15とを収容すると共に、 格納容器11とスターリング冷凍機15への外部 らの熱の伝達を抑制する断熱容器16(断熱手 )と、を備えている。

 また、保存容器100では、格納容器11へ侵 した汚染物質を検知するための検知素子18を 保持する検知素子保持部材17(検知手段)が、 入容器13の開口12近傍に設けられており、検 素子18の汚染物質との反応の有無を、蓋部 14が導入容器13の開口12を閉塞している状態 おいて蓋部材14の外側から検査することがで きるように、蓋部材14に窓部19が設けられて る。以下、各構成要素について説明するが 説明の順番は前記した符号の順番とは必ず も一致しない。

 <格納手段>
 格納容器11は熱伝導率の大きな材料からな 、例えば、アルミニウムや銅が好適に用い れる。格納容器11は、その上面で開口してい る複数の穴部61を備えており、各穴部61に試 容器Sを収容することができるようになって る。格納容器11は、その下面にネジ部62を備 えている。

 格納容器11を断熱容器16内において固定す るための支持台63が、略円筒形状の支持筒64 上部に取り付けられており、この支持筒64は 、断熱容器16の下蓋65に立設されている。支 台63には、格納容器11が具備するネジ部62と 合するネジ穴が設けられており、ネジ部62を このネジ穴に螺合することにより、格納容器 11が断熱容器16内において固定される。

 支持台63はアルミニウム等の熱伝導性に れる材料で構成されており、これにより、 納容器11と支持台63とが構造的に一体化され と共に、熱的に一体化される。なお、「格 容器11と支持台63とが熱的に一体化される」 とは、格納容器11と支持台63とが実質的に同 温度となることをいう。スターリング冷凍 15は、格納容器11と熱的に一体化された支持 63を介して格納容器11を冷却し、これにより 格納容器11に格納された試料容器Sが冷却され る。後記するように、スターリング冷凍機15 -140℃以下の低温を発生させることができ、 試料容器Sはこのような低温に保持される。

 支持筒64は、熱伝導率が小さく、格納容 11と支持台63とを機械的に安定して支持する とができる機械的強度を有する材料からな 、例えば、各種の硬質プラスチック(FRPを含 む)が好適に用いられる。これは、支持筒64が 保持する支持台63はスターリング冷凍機15に り低温とされるが、下蓋65は外気に接すると 共に後記するようにスターリング冷凍機15の 縮部73で発生する圧縮熱の放熱に用いられ いるために、下蓋65と支持台63との間での熱 移動が起こらないようにする必要があるた である。支持筒64の側面には、図示しない 部が形成されており、支持筒64の内側と外側 とは、同じ雰囲気(後記するように、真空雰 気とされる)に維持される。

 格納容器11には温度計測素子67が取り付け られている。この温度計測素子67はバッテリ 源(図示せず)により動作し、例えば、保存 器100の輸送中における格納容器11の温度履歴 (試料容器Sの温度履歴)が、温度記録装置68に 録されるようになっている。温度記録装置6 8は、温度計測素子67により計測された温度を データ化するデータ処理部(図示せず)と、デ タ処理部によって作成された温度データを 憶するデータ記憶部(図示せず)を備えてい 。

 データ処理部は、所謂、マイクロコンピ ータである。データ記憶部としては、例え 、温度記録装置68に対して着脱可能である 共に、パーソナルコンピュータ(PC)に対して 脱可能なメモリデバイス(例えば、SDカード )が好適に用いられる。このようなメモリデ バイスをPCに装着してこれに記憶された温度 ータを読み出すことにより、試料容器Sの温 度履歴を容易に確認することができる。

 なお、図1では温度記録装置68を断熱容器1 6外に示しているが、温度記録装置68は、断熱 容器16に装着された構成とすることができる 温度計測素子67による格納容器11の温度計測 と温度記録装置68による温度データの記憶は 手動で開始し、終了させる構成とすること できる。また、温度記録装置68に年月日及 時分秒を確認することができる時計を内蔵 せ、かつ、温度データの測定と記憶がスタ リング冷凍機15の駆動を開始した時に自動的 に始まるようにしてもよい。不慮の事故によ るスターリング冷凍機15の停止やスターリン 冷凍機15を駆動する電源76(後記する)からの 力供給停止が生じても温度計測が実行され ように、温度記録装置68の動作停止は、手 で行うことができるようになっていること 好ましい。

 <寒冷発生手段>
 スターリング冷凍機15は、作業媒体である リウム(He)ガスを圧縮し、高圧となったHeガ を断熱膨張させることで寒冷を発生し、約-1 40℃以下の低温を発生させることができる。 ターリング冷凍機15は支持筒64内に配置され ている。スターリング冷凍機15は、Heガスを 縮する圧縮部73と、圧縮部73で発生する圧縮 を逃がすための伝熱板74と、圧縮部73で発生 させた高圧Heガスを断熱膨張させて寒冷を発 させる冷却部72と、冷却部72の寒冷を支持台 63(格納容器11)に伝導する円筒状のリング75と を備えている。

 伝熱板74は断熱容器16の下蓋65に取り付け れており、伝熱板74から下蓋65に伝えられた 熱は、下蓋65の表面から外部に放熱される構 となっている。そのため、伝熱板74と下蓋65 には、安価で熱伝導性に優れるアルミニウム が好適に用いられる。

 リング75には、熱伝導性に特に優れる銅(C u)が好適に用いられる。冷却部72は、圧縮部73 と伝熱板74とを介して下蓋65に固定されてお 、一方、格納容器11は、支持台63及び支持筒6 4によって支持されている。しかし、保存容 100に外部から振動等が加えられた際には、 納容器11と冷却部72のそれぞれの振動に振幅 と位相差が生じることが予想される。そこ 、リング75を、冷却部72と支持台63とによっ 一定の力でその径方向に圧縮された状態と ることにより、保存容器100に外部から振動 が加えられた際には、リング75が変形(撓み 形)してリング75と格納容器11との接触及び ング75と冷却部72との接触が確保され、冷却 72と支持台63との間の熱伝導が確保される。

 圧縮部73には電源76が取り付けられている 。図1では電源76を断熱容器16外に示している 、例えば、制御ユニットを、下蓋65からの 熱が妨げられないように下蓋65の下側に設け 、この制御ユニット内に電源76を配置した構 とすることができる。電源76には電池が用 られ、これにより保存容器100を稼働状態で 送することができる。電池には、例えば、 ッケル水素電池やリチウムイオン電池等の 次電池が好適に用いられる。電源76は、二次 電池を容易に着脱交換できる構造となってい ると共に、家庭用電源等からACアダプタを用 て充電可能な構造となっており、しかも、A Cアダプタによりダイレクトに圧縮部73を駆動 することも可能な構造となっている。

 <試料導入手段>
 導入容器13の開口12及び内部空間を通して、 試料容器Sが格納容器11に対して出し入れされ る。例えば、無菌室内において、液体窒素に より-196℃に冷却された状態の試料容器Sが、- 140℃以下に保持された格納容器11に挿入され 。

 断熱容器16の上面蓋部81の内周面と導入容 器13の外周面との間の隙間を介して空気が断 容器16内に侵入することがないように、導 容器13は、導入容器13の外周面がOリング82で め付けられるようにして、フランジ83とボ ト84を用いて固定されている。Oリング82は、 後記するように、通常、常温近傍の温度環境 で用いられる。そのため、Oリング82としては 、例えば、フッ素ゴムやシリコーンゴム等の 樹脂からなるものが好適に用いられる。

 導入容器13の開口12近傍(上部)は、外気温 ほぼ同じ温度となるが、導入容器13の格納 器11側(下部)では、前記した通りに格納容器1 1が-140℃近傍の低温に保持されるため、格納 器11と同等の温度となる。そのため、導入 器13には熱伝導率の小さな材料が用いられ、 例えば、プラスチックが好適に用いられる。 また、導入容器13の内部空間における気体の 流を防止して、導入容器13の上部から下部 の熱の伝達を防止するために、発泡スチロ ル等の断熱材からなる対流防止体85が格納容 器11側に配置されており、対流防止体85上に 導入容器13内の上部から下部への輻射熱を遮 断するための積層断熱材86が配置されている 例えば、積層断熱材86としては、アルミニ ム箔を束ねた構造を有するもの等が好適に いられる。なお、対流防止体85と積層断熱材 86は、断熱手段の構成要素でもある。

 <閉塞手段>
 導入容器13の開口12を蓋部材14により閉塞す ことにより、格納容器11の内部空間が大気 隔離される。蓋部材14には、金属またはプラ スチックからなるものを用いることができる 。蓋部材14を導入容器13に取り付けるために 蓋部材14の外周部にはOリング91の上部を収容 する溝が形成されており(後記図2参照)、導入 容器13の上面には、このOリング91を支持する ング部87が形成されている。そして、クラ プ型の取り付け冶具92を用いて、蓋部材14の 周部と導入容器13のリング部87とを締め付け ることにより、蓋部材14が導入容器13に固定 れる。なお、Oリング91は常温近傍の温度環 で用いられるため、Oリング91には、例えば フッ素ゴムやシリコーンゴム等の樹脂から るものが好適に用いられる。

 蓋部材14に設けられている窓部19は、ここ では、後記するように検知素子18の光学的特 の変化を測定することができるように、石 ガラス等の透光性材料からなる。蓋部材14 は、導入容器13内の圧力が高くなった場合に ガス抜きを行う安全弁93が設けられている。

 <断熱手段>
 断熱容器16の内部は、支持筒64の内部をも含 めて、真空雰囲気に保持される。断熱容器16 を真空雰囲気とするために、断熱容器16は 図示しない真空ポンプと接続するための配 部(図示せず)と開閉バルブ(図示せず)とを備 ている。断熱容器16は、その内部を減圧雰 気とした際に外圧との圧力差に耐えて形状 保持することができる機械的強度を有して り、金属またはプラスチックからなるもの 用いることができる。

 断熱容器16の外周は外気温度と同等とな ため、断熱容器16内に設けられた低温部(冷 部72、リング75、支持台63、格納容器11)への 熱容器16の外周からの輻射熱を遮断するため に、断熱容器16の内側と支持筒64の内側にそ ぞれ、円筒状の積層断熱材88が配置されてい る。積層断熱材88は、積層断熱材86と同様に アルミニウム箔を束ねた構造を有するもの が好適に用いられる。

 なお、断熱容器16内に残った水分や冷却 72よりも沸点の高いガスは、スターリング冷 凍機15を駆動した際に、冷却部72に液体また 固体として付着することで、断熱容器16内は 高い真空度に保持される。

 <検知手段>
 図2に保存容器100の上部の構造を拡大して示 すと共に、検知素子18を検査するための検査 置30の概略構成を併記する。検知素子保持 材17は、円板状のガイドトレイ21(大気誘導ガ イド部)に、検知素子18を配置するための凹部 22(検知素子配置部)が形成された構造を有し いる。図3に検知素子18及び凹部22の床面を拡 大して表した断面図を示す。図3に示すよう 、凹部22の床面には孔部23が形成されている

 ガイドトレイ21は導入容器13の上面(リン 部87)に載置されており、導入容器13内に落下 することはない形状に設計されている。ガイ ドトレイ21を位置決めするために、ガイドト イ21の厚さ以下の突起部を、リング部87表面 に1または複数箇所設け、このような突起部 係合する切り欠きまたは穴部をガイドトレ 21の外周部に設けてもよい。

 導入容器13の内部には対流防止体85と積層 断熱材86が配置されているが、導入容器13の 部の平均温度は、外部温度よりも低いため 、導入容器13内は外部に対して負圧となって いる。そのため、図2に示されるように、導 容器13の開口12と蓋部材14とのシール部(Oリン グ91によるシール部分)を介して導入容器13内 流入する大気(空気)がある場合に、この大 は、ガイドトレイ21と蓋部材14との間に形成 れた空間から凹部22の方向へ誘導されて、 部23を通過して導入容器13内へと流れ、さら 、導入容器13下部の低温部(格納容器11側)へ 拡散する。

 そこで、凹部22の床面上に検知素子18を配 置しておけば、検知素子18は大気と接触しや くなり、大気に細菌等の汚染物質が含まれ いる場合に、検知素子18と汚染物質とが反 する確率を高めることができる。これによ 、汚染物質が保存容器100内に侵入した場合 検出精度、検出確率を高めて、検知素子18に よる検査の信頼性を高めることができるよう になる。

 なお、検知素子18が配置される部位の温 は、外気温とほぼ等しくなっている。この うに、導入容器13内に侵入した細菌等の活動 が抑制されない温度域に検知素子18を配置す ことで、細菌等を確実に検知素子18と反応 せて、その侵入を検知することができるよ になる。

 また、後記するように、検知素子18の検 を光学的方法により行う場合には、結果的 、窓部19を通して観察することができる範囲 に検知素子18を固定すればよい。一方、検知 子18の検査を磁気的(電磁気的)方法により外 部から非接触で行う場合には、磁気センサの 検出可能な範囲内に検知素子18を固定すれば い。

 [検知素子]
 検知素子18としては、例えば、従来の生体 子相互作用測定装置で免疫センサとして用 られており、光学系を利用した計測が可能 貴金属微粒子センサを用いることができる すなわち、金(Au)や銀(Ag),銅(Cu),白金(Pt)等の 属微粒子センサが凹部22の床面上に固定され る。なお、例えば、未反応な状態にある検知 素子18が凹部22に固定された複数のガイドト イ21を準備しておくことにより、ガイドトレ イ21を交換することで、検知素子18を新しい のに容易に交換することができる。

 図3に示されるように、検知素子18として 貴金属微粒子センサは、金属粒子25の上部 面に、抗体やDNA等に対して特異的な吸着能 有し、測定対象である細菌等と相互作用す 化学物質または生体分子(リガンド)26(以下「 生体分子等26」と記す)が固定された構造を有 している。検知素子18としては、こうして生 分子等26で修飾された表面がさらに水分を した保水性のポリマ(高分子)27で覆われた構 を有するものを用いることが好ましい。こ により、生体分子等26への細菌等の付着性 が高められる。すなわち、細菌等が水分を して生体分子等26に容易に到達し、生体分子 等26と化学結合する効率が高められて、細菌 の検出確率が向上する。こうして、試料の 染の有無の判断に対する信頼性が向上する

 なお、導入容器13の下部にはスターリン 冷凍機15により低温に保持される格納容器11 配置されているため、導入容器13内の湿度 大気に比べ低い。そのため、生体分子等26に 直接に水分を含ませても、短時間で蒸発して しまうおそれがある。そこで、保水性のポリ マ27によって水分の蒸発を抑制することによ 、長時間にわたって生体分子等26に水分を 有させて、細菌の付着性能を維持すること 可能となる。

 [検査装置]
 検知素子18が細菌等と反応したか否かを、 存容器100の外部から非接触で検査するため 検査装置30として、ここでは、光学式の検査 装置を取り上げる。図2に示されるように、 査装置30は、窓部19と対向するように配置さ る光ファイバヘッド33を備えている。この ファイバヘッド33は、測定光の照射と反射光 の受光とを行うことができる構造となってい る。検査装置30は、光ファイバを通して光フ イバヘッド33へ測定光を送る光源31と、光フ ァイバヘッド33が受光した検知素子18からの 射光を、光ファイバを通して受光して分析 るデータ処理装置32と、を備えている。

 データ処理装置32の構造の詳細な図示は 略するが、データ処理装置32は、検知素子18 らの反射スペクトルに基づいて検知素子18 吸収スペクトルを求める分光光度計と、分 光度計で得られた吸収スペクトルをA/D変換 るA/D変換器と、A/D変換器により変換された ジタルデータを記憶する記憶デバイスと、 収スペクトルを表示する表示装置とを備え いる。なお、A/D変換器はパーソナルコンピ ータ(PC)に設けられたインターフェイスであ てもよく、作成されたデジタルデータはPC 付随するハードディスク等の記憶デバイス 記憶され、得られた吸収スペクトルはパー ナルコンピュータのモニタに表示させる構 とすることができる。

 このような構成により、検査装置30によ 検査では、まず、光源31で発生させた光が、 光ファイバを通って光ファイバヘッド33に到 した後、窓部19を通して検知素子18に照射さ れる。そして、検知素子18からの反射光は、 部19を通して光ファイバヘッド33に受光され 、光ファイバを通してデータ処理装置32内の 光光度計に到達し、そこで吸収スペクトル 計測が行われた後、得られたアナログデー がA/D変換器に送られてデジタルデータに変 され、このデジタルデータが記憶デバイス 記憶され、また、スペクトルが表示装置に 示される。

 図4に検査装置により測定される吸収スペ クトルを模式的に示す。検知素子18の吸収ス クトルは、検知素子18が具備する生体分子 26への細菌等の結合の度合いによって変化す る。そのため、細菌等と結合しておらず、汚 染されていない健全な状態にある検知素子18 吸収スペクトルは、図4中に破線で示される 分光スペクトルになるが、細菌等と結合して 汚染された状態にある検知素子18の吸収スペ トルは、図4中に実線で示される分光スペク トルとなり、分光スペクトルのピークシフト が生じる。こうしてデータ処理装置32で得ら る吸収スペクトルのピークのずれ幅を計測 ることにより、細菌が生体分子等26に結合 た割合を求めることができ、保存容器100(導 容器13)内の細菌等による汚染の有無を判断 ることができる。

 《保存容器の使用形態》
 試料の発送者は、発送元の無菌室で保存容 100に試料(試料容器S)を収容する。例えば、 体窒素で冷却された試料の場合には、スタ リング冷凍機15を駆動して格納容器11を一定 温度に下げた状態で、その試料を格納容器11 格納する。一方、常温の試料の場合には、 納容器11に格納した後にスターリング冷凍 15を駆動する。試料を格納容器11に格納した には、対流防止体85と積層断熱材86とがセッ トされ、さらに汚染されていない検知素子18 固定されたガイドトレイ21が導入容器13の開 口12にセットされて、蓋部材14により導入容 13の開口12が閉塞される。なお、試料が格納 器11に格納された時点から、温度計測素子67 による格納容器11の温度計測を開始し、温度 ータを温度記録装置68に記録させる。

 続いて、発送者は、検査装置30を用いて 知素子18の吸収スペクトルを測定する。測定 者は、得られた吸収スペクトルのデジタルデ ータを、例えば、インターネット等の通信手 段を利用して、試料の受領者に送信する。こ れにより、発送者が細菌等の汚染物質に汚染 されていない試料を発送したことが証明され 、発送者の信頼が確保される。

 保存容器100では、スターリング冷凍機15 よって格納容器11が冷却されることによって 、導入容器13の内部空間も冷却されて外気圧 対して負圧となる。そのため、受領者によ て蓋部材14が開けられるまでの間は、導入 器13の開口12と蓋部材14との間のシール部を して大気が導入容器13内に侵入するおそれが ある。また、窓部19や安全弁93のシール部か も、大気が導入容器13内に侵入するおそれが ある。

 こうして、導入容器13内に大気が侵入し 場合、大気はガイドトレイ21によって検知素 子18が固定された凹部22へ導かれて、孔部23か ら導入容器13内に流れ込む。このとき、この 気内に細菌等の汚染物質が混入していれば 細菌等が検知素子18と反応して、検知素子18 の光学的特性(光吸収特性)が変化する。一方 導入容器13内への細菌等の侵入がない場合 は、検知素子18の光学的特性は変化しない。

 ここで、試料を発送する発送元の発送者 、品質を満足し細菌等に汚染されていない 料を格納した保存容器100を、品質を満足し いる旨の証明書を発行し、更に輸送業者の 請により、輸送を依頼する輸送業者に渡す に、輸送業者に検知素子18で品質を満足し いる旨を確認させることも可能である。ま 、輸送された保存容器100を受け取る受領者 、受け取りの際に、検査装置30を用いて、検 知素子18の吸収スペクトルを測定し、その結 を、先に発送者から送られてきた吸収スペ トルと対比して、そのピークシフト量を調 る。その結果、ピークシフト量が、予め定 られた所定値以下であれば、保存容器100に 容された試料は汚染されていないものと判 する。また、受領者は、温度記録装置68か 温度データを取り出して、輸送期間中に試 が一定の低温に保持されていたか否かを確 することができる。これにより、受領者は 試料に、輸送中に保持温度が上昇すること よるダメージの有無を確認することができ 。このような検査結果は、パーソナルコン ュータ等を用いて迅速に行うことができ、 領者は、これらの検査結果に基づいて、保 容器100を受領するか拒否するかを決定する とができる。

 このように、保存容器100を用いると、試 の受領者は受領時に試料を取り出すことな 、検知素子18を迅速に検査することができ 。その検査結果に異常がなければ、導入容 13の下部の細菌等が繁殖できない低温域に格 納されている試料は細菌等に汚染されてない ことが保証されるため、受領者は安心して保 存容器100を受領し、その内部に保存された試 料を使用したり、無菌室内において液体窒素 等を用いた別の試料低温保存容器に移して長 期保存したりすることができる。一方、検査 結果に異常があれば、保存容器100の受領を拒 否すると共に、検査結果を発送者へ連絡する ことにより、受領拒否の正当性を発送者に示 すことができる。

 また、受領者は、試料温度が輸送中に正 の温度に維持されていたか否かを温度記録 置68に記憶された温度データをチェックす ことにより、試料が温度上昇により変質等 ダメージを受けているか否かを受領前に確 することができる。この結果を試料を受領 るか否かの判断基準として、検知素子18の検 査結果と合わせて用いることにより、受領者 は、さらに安心して試料を受領することがで きる。

 さらに、保存容器100を用いれば、検知素 18の検査を、試料を保存容器100から取り出 ことなく、非接触手段の1つである光学的方 を用いて行うことができるために、保存容 100の内部が大気に暴露されることがない。 うして、保存容器100を受領する際に保存容 100の内部に細菌等が侵入して試料が汚染さ る危険を回避することができるため、従来 ように、後になって試料が汚染されていた とが判明した場合に、試料汚染の責任の所 がどこにあるのかを、発送者、輸送者及び 領者の間で争うことがなくなる。

 《第2実施形態》
 図5に本発明の第2実施形態に係る保存容器 概略構造を表した断面図を示す。図5は図2と 同じ態様で示されており、図示していない部 分は、図1に示した部分と同じである。この 存容器100aが第1実施形態の保存容器100と異な る点は、検知素子保持部材17として、ガイド レイ21の表面(上面)に、殺菌手段となる酸化 チタン(TiO 2 )等を含む触媒膜35が成膜されたものを用い、 この触媒膜35に多くの紫外線(自然光または照 明光のいずれであってもよい)が照射される うに、石英ガラス等からなる窓部19をその開 口面積を広くして蓋部材14に設けた点にある

 この保存容器100aによれば、触媒膜35に紫 線が照射されることによって、蓋部材14と イドトレイ21との間の空間に活性酸素が発生 するため、導入容器13の開口と蓋部材14との ール部を介して細菌等を含む大気が漏洩し きても、その細菌等を活性酸素により死滅 せて、試料の汚染を未然に防ぐことができ 。その結果、検知素子18と反応する細菌等が 減少するため、細菌等に汚染されない試料を 受領者に提供できるという新たな効果が得ら れる。なお、触媒膜35として、銀(Ag)等の殺菌 作用のある物質を含有させて、触媒膜35に付 した細菌等を死滅させる構成としてもよい

 《第3実施形態》
 図6に本発明の第3実施形態に係る保存容器 概略構造を表した断面図を示す。図6は図2と 同じ態様で示されており、図示していない部 分は、図1に示した部分と同じである。この 存容器100bが第1実施形態の保存容器100と異な る点は、検知素子保持部材17として、ガイド レイ21の表面(上面)に、殺菌手段として、酸 化チタン(TiO 2 )等を含む触媒膜35が成膜されたものを用い、 この触媒膜35に紫外線を照射するための紫外 ランプ37を蓋部材14の下面に設けた点である 。なお、紫外線ランプ37を動作させるための 源38は、蓋部材14の上面等に固定することが できる。

 紫外線ランプ37を点灯させて触媒膜35に紫 外線を照射すると、蓋部材14とガイドトレイ2 1との間の空間に活性酸素が発生する。これ より、導入容器13の開口と蓋部材14とのシー 部を介して細菌等を含む大気が漏洩してき も、その細菌等を活性酸素により死滅させ 、試料の汚染を未然に防ぐことができる。 存容器100bでは、強制的に紫外線を触媒膜35 照射するため、前記した保存容器100aよりも 高い殺菌能力を得ることができ、細菌等に汚 染されない試料を受領者に提供できるという 新たな効果が得られる。

 なお、紫外線ランプ37は、常時点灯して よいし、間欠的に点灯させてもよい。また 紫外線を外部環境から取り込めない夜間等 のみ紫外線ランプ37を点灯させてもよく、そ の場合には、前記した保存容器100aと同様に 窓部19の開口面積を広くすることが好ましい 。

 以上、本発明の実施の形態について詳細 説明したが、本発明はこのような形態に限 されるものではない。例えば、保存容器100 は、格納容器11に試料容器Sを収容する構造 したが、試料を直接に格納容器11の穴部61に 収容して用いてもよい。この場合、穴部61の 周面をフッ素樹脂等でコーティングしてお ことで、試料を取り出した後の洗浄等を容 に行うことができる。

 検知素子18として細菌等を検知する生体 子等26を用い、検知素子18の検査方法として 検知素子18の吸収スペクトルの変化を計測 る方法を用いた場合について説明したが、 知素子及び検知素子の検査方法はこれに限 されるものではない。

 例えば、生体分子等26との反応により蛍 発光する検知素子を使用し、その発光強度 非接触に計測する方法を用いることができ 。この場合、保水性のポリマ27(図3参照)の水 分中に表面活性剤を溶解させて含有させてお くことにより、ポリマ27に付着した細菌等の 胞膜を分解し、その細胞内部の物質と生体 子等26とをより効率よく化学反応、結合さ ることができる。こうして、発光効率を高 ることができる。

 また、検知素子としては、生体分子等26 磁性粒子を保持させた磁気マーカを用いる とができ、その磁性粒子の残留磁束の変化 非接触に計測する方法を用いることもでき 。このように磁気的方法を用いる場合には 例えば、窓部19は磁束透過性の材料で構成す ればよい。

 さらに、前記実施の形態では、Heガスを 動流体とする機械式冷凍機を使用したが、 れに限られず、ペルチェ素子等の電子式冷 手段を用いることができる。

 《第4実施形態》
《生体輸送取引支援システムの使用形態》
 図7に、本発明の第4実施形態に係る生体輸 支援システムの用いられる生体輸送の例を す。

 まず、図7の上段の図の流れでは、病院1 、生体発送元となり、患者自身の例えば皮 細胞(生体)を、輸送業者2に依頼して、生体 送先となる培養センタ3へ輸送する。生体は 試料低温保存容器100に収納され、試料低温 存容器100ごと輸送業者2の輸送車で輸送され る。輸送業者2による輸送の前には、試料低 保存容器100に生体を収納した状態で、試料 温保存容器100に収められた検知素子18の汚染 物質との反応の有無を検査する。検査におい て汚染物質との反応があれば、輸送業者2に る輸送の前に、既に、検知素子18が汚染され 、さらに、生体も汚染されているとみなされ 、輸送は中止される。検査において汚染物質 との反応が無ければ、試料低温保存容器100へ の生体の収納に伴う生体への汚染は無かった とみなされ、良好に生体の収納が行われたこ とを、病院1と輸送業者2は確認することがで る。この確認後に、輸送業者2は、生体の収 納された試料低温保存容器100を生体発送先と なる培養センタ3へ輸送する。

 輸送業者2による輸送の後には、試料低温 保存容器100に生体を収納した状態で、試料低 温保存容器100に収められた検知素子18の汚染 質との反応の有無を検査装置30(図8参照)で 査する。検査において汚染物質との反応が れば、輸送中に、検知素子18が汚染され、さ らに、生体も汚染されているとみなされ、培 養センタ3による例えば皮膚細胞の人工多機 性幹(iPS)細胞への培養は中止される。検査に おいて汚染物質との反応が無ければ、輸送中 の生体への汚染は無かったとみなされ、良好 に輸送が行われたことを、輸送業者2と培養 ンタ3は確認することができる。この確認後 、培養センタ3は、試料低温保存容器100から 生体、例えば、皮膚細胞を取り出し、この皮 膚細胞を人工多機能性幹(iPS)細胞へ培養する

 なお、検査は、輸送の前と後の2回行って いるが、場合によっては、輸送前の検査を省 いてもよい。この場合、輸送後の検査におい て、輸送中の汚染の有無だけでなく、輸送前 の保存容器100への生体の収納に伴う汚染の有 無も含めて検査されることになる。そして、 輸送後の検査の検査結果が、汚染物質との反 応が無いというものであれば、培養センタ3 よる培養は実施してもよいと判断できる。

 次に、図7の下段の図の流れでは、培養セ ンタ3が、生体発送元となり、患者自身の例 ば皮膚細胞を培養した人工多機能性幹(iPS)細 胞(生体)を、輸送業者2に依頼して、生体発送 先となる病院1へ輸送する。そして、病院1に いて、人工多機能性幹(iPS)細胞(生体)を患者 の治療に使用する。先の輸送では、病院1が 体発送元となり、培養センタ3が生体発送先 なっていたが、今回の輸送では、培養セン 3が生体発送元となり、病院1が生体発送先 なっている。このように、病院1及び培養セ タ3は、生体発送元と生体発送先のどちらに もなりうる。そして、輸送や検査等の行われ 方は、病院1と培養センタ3とが入れ替わった を除いて、生体発送元から生体発送先先へ 先の輸送と同様に行われる。

 図8に、本発明の第4実施形態に係る生体 送支援システム9の構成図を示す。生体輸送 援システム9は、生体(試料)の輸送において 発送元4、輸送業者2、発送先5の取引のマッ ングを行い、良好に生体の授受を行うサー 7と、生体の輸送を依頼する病院等の複数の 発送元4で使用される複数の発送元端末4aと、 生体を輸送する複数の輸送業者2が使用する 数の輸送業者端末2aと、生体を例えば加工す る培養センタ3等の複数の発送先5で使用され 複数の発送先端末5aとを有し、それらのサ バ7と端末2a、4a、5aが、インターネットや電 回線(固定電話と携帯電話の両方の電話回線 を含む)等の公衆の用に供されている通信回 6を介して、相互に通信可能に接続されて構 されている。また、生体輸送支援システム9 は、複数の試料低温保存容器100と、試料低温 保存容器100毎に設けられる専用端末8と、試 低温保存容器100に対して前記検査を行う検 装置30を有している。なお、保存容器100には 、運送中の衝撃や落下を検出可能な加速度セ ンサが取り付けられ、加速度センサで計測さ れた加速度データが前記温度記録装置68に前 温度データと共に記録されるようになって る。また、保存容器100と専用端末8の少なく ともどちらか一方には、GPSが取り付けられ、 GPSで計測される位置データが前記温度記録装 置68に前記温度データと共に記録されるよう なっている。

 専用端末8は、保存容器100(温度記録装置68 )から、保存容器100の識別情報と温度データ 加速度データと位置データを短距離間の無 方式により受信する受信手段8aを有している 。さらに、専用端末8は、送信手段8bと記憶手 段8cとを有し、記憶手段8cは、受信した保存 器100の識別情報と温度データと加速度デー と位置データを記憶し、送信手段8bは、通信 回線6を介してサーバ7に接続し、記憶されて る保存容器100の識別情報と温度データと加 度データと位置データを、通信回線6を介し てサーバ7に送信する。

 検査装置30は、保存容器100に対して前記 査を行うので、複数の保存容器100の近くに 数置かれることになるが、保存容器100は、 送に伴って移動するので、検査装置30aのよ に発送元4に置かれてもよいし、検査装置30b ように輸送業者2に携帯させてもよいし、検 査装置30cのように発送先5に置かれてもよい 検査装置30、30a、30b、30cは、通信回線6を介 てサーバ7に接続し、前記検査によって取得 た検査結果を、通信回線6を介してサーバ7 送信する。

 サーバ7は、詳細は後記するが、受信手段 113と送信手段114とを有する通信手段106と、記 憶手段115とを有している。受信手段113は、前 記検査結果と、保存容器100の識別情報と、温 度データと、加速度データと、位置データと を受信し、記憶手段115はこれらを記憶する。 送信手段114は、通信回線6を介して、発送元 末4a、輸送業者端末2a、発送先端末5aの内の なくとも2つの端末に接続し、前記検査結果 、保存容器100の識別情報と、温度データと 加速度データと、位置データとを、接続し いる端末4a、2a、5aに送信する。前記検査結 と、保存容器100の識別情報と、温度データ 、加速度データと、位置データとは、発送 端末4a、輸送業者端末2a、発送先端末5aを経 することなく、サーバ7(記憶手段115)に記憶 れるので、輸送業者2等によって、検査結果 等が改ざんされ難い。また、検査結果等が、 少なくとも2つの端末4a、2a、5aへ送信されて 発送元4、輸送業者2、発送先5の少なくとも2 が取得できるので、検査結果等に基づいた 染が無いこと(健全性)に対する意見の合意 成を2者間以上で容易に行うことができる。 して、汚染が無いという健全性の2者間、さ らには、3者間の合意により、健全性を相互 保証し合うことになる。

 また、サーバ7は、詳細は後記するが、発 送元端末4aから送られる生体の輸送、生体の 養等の生体加工条件に関する輸送・培養情 と、輸送業者端末2aと発送先端末5aから送ら れる輸送・加工請負に関する請負情報とを、 通信回線6を介し受信手段113を用いて受信し この輸送・培養情報と請負情報とのマッチ グを行って、発送元端末4aと輸送業者端末2a 発送先端末5aとに、そのマッチングの結果 、送信手段114を用いて送信する。

 図9に、サーバ7のブロック図を示す。サ バ7は、サーバ7を統括して制御する制御手段 101と、輸送・培養情報と請負情報とのマッチ ング処理を実行するマッチング手段102と、各 端末4a、2a、5aから送られてくる情報をそれぞ れのDB(データベース)108~112に登録する登録手 103と、各端末4a、2a、5aに送信する各種の情 入力画面等を作成し、例えばHTML形式のファ イルとして出力する表示作成手段104と、マッ チングが成立した輸送・培養情報と請負情報 とを補正し詳細な条件例えば受け渡し日時等 の条件を調整する補正手段105と、各端末4a、2 a、5a、専用端末8、検査装置30、30a、30b、30cと 通信回線6を介して通信するインターフェイ である通信手段106とを有している。

 さらに、サーバ7内の記憶手段115は、生体 輸送支援システム9に参加する病院1、輸送業 2および培養センタ3に関する情報であるユ ザ情報を登録したユーザ情報DB108と、発送元 端末4aから送られる生体の輸送、生体の培養 の生体加工条件に関する輸送・培養情報を 録した発送元情報DB109と、輸送業者端末2aと 発送先端末5aから送られる輸送・加工請負に する請負情報を登録した請負情報DB110と、 ッチング手段102のマッチング処理の結果で るマッチング情報を登録したマッチング情 DB111と、検査装置30、30a、30b、30cから送られ 検査結果(品質情報)や、専用端末8から送ら てくる輸送中の温度(データ)、加速度(デー )、位置(データ)等の輸送環境情報や、発送 端末4a(発送先端末5a)から送られる生体の発 直前の状況や加工終了体の品質情報等を登 し品質情報DB112を含んで構成される。これ の各種手段101~106と各DB108~112とは内部バス107 より相互に接続されている。

 また、サーバ7は、CPU(Central Processing Unit) 、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドラ イブ、ネットワークカードなどから構成され るサーバ用コンピュータにより実現される。 制御手段101、マッチング手段102、登録手段103 、表示作成手段104および補正手段105は、ハー ドディスクドライブに登録されたプログラム をRAM上に展開してCPUが実行することで実現さ れる。また、通信手段106は、ネットワークカ ードに相当する。さらに、ユーザ情報DB108、 送元情報DB109、請負情報DB110、マッチング情 報DB111および品質情報DB112は、ハードディス ドライブ上に、それぞれ対応し区画された 憶領域を割当てられている。

なお、発送元端末4a、輸送業者端末2aおよ 発送先端末5aは、通信回線6を介してサーバ7 相互に通信可能な端末装置であり、HTML形式 のファイルを閲覧できるWebプラウザと、ネッ トワークカードとを介した、例えば、パーソ ナルコンピュータにより実現される。また、 輸送業者端末2aは、搬送車に搭載可能であり 搭載したまま送受信でき、さらに、輸送業 2が携帯可能であり、携帯したまま送受信可 能である。輸送業者端末2aは、専用端末8(図8 照)を兼ねてもよい。

 さらに、通信回線6は、例えばインターネ ットを用いることや、セキュリティーを考え てVPN(Virtual Private Network)や専用回線等による ネットワークを用いることができる。なお、 通信回線6にインターネットを持ちいる場合 は、公知の暗号化技術を用いてセキュアに 信が行われることが望ましい。

(生体輸送の手順)
 図10と図11に、前記生体輸送支援システム9 用いた生体輸送の手順を表したシーケンス を示す。なお、図10と図11における、矢印の 元側が実施内容の主体を表し、矢印の矢先 が実施内容の客体を表している。

(情報登録)
 前記生体輸送支援システム9を用いた生体輸 送のはじめに、発送元4の病院1、輸送業者2お よび発送先5の培養センタ3は、発送元端末4a 輸送業者端末2a、発送先端末5aを用いて、サ バ7の管理者に、ユーザ名、住所、電話番号 等の所定の項目を有するユーザ情報を送信し (S101~S103)、生体輸送支援システム9の利用申請 を行う。各端末4a、2a、5aか通信回線6を介し ユーザ情報を送信することで、電子的にユ ザ登録の申請を行なう。なお、ユーザ情報 送信は、ユーザ情報を記入した申請用紙を 記管理者へ送付することに替えてもよい。 ーバ7の管理者は、これらの利用希望者の審 を行い、問題がない場合には、それぞれの ーザ情報を、サーバ7のユーザ情報DB108に登 する(S104)。ユーザ情報としては、ユーザ名 所在地、電話番号、FAX番号、担当者名等が げられ、各ユーザに一意的に制御手段101に って付されたユーザID(ログインユーザ名)に 対応させて登録される。さらに、各ユーザ情 報には、それぞれ任意のユーザパスワードが 設定されており、各ユーザが生体輸送支援シ ステム9にアクセスする場合に、前記ユーザID とユーザパスワードとを用いた認証を行なっ てから、生体輸送支援システム9にログイン て利用することになる。

 ユーザ登録が終了すると、病院1等の発送 元4は、発送元端末4aから、表示作成手段104に よって作成された図12に示すような輸送・培 指示情報入力画面を表示するように制御手 101へ、通信回線6および通信手段106を介して 要求する。発送元端末4aには、図12に示すよ な、輸送・培養指示情報入力画面が表示さ 、発送元4は、「輸送・培養指示情報を入力 てください」の表示に促されて、輸送培養 示情報入力領域内に表示された、「試料低 保存容器輸送荷渡し場所」に対応するテキ トボックスには、その荷渡し場所として「A 病院 内科」等を的確に入力することができ 。以下同様に、発送元4の準備可能な「荷渡 し可能日」、生体の入った容器の「容器個数 」、生体の入った容器のIDとなる「試料詳細 、発送先を表す「輸送先・返送元」、輸送 へ生体の入った容器が到着する「着荷希望 」、病院が培養センタに依頼する「試料培 条件」、「培養完了体受取希望日」、それ れに対応するテキストボックス、リストボ クスが記載されている。さらに、希望する 送委託価格、培養委託価格等を記載し、輸 ・培養指示情報として入力させてもよい。 送元端末4aは、発送元4に、テキストボック 、リストボックスに指示内容を記入させる とで、輸送・培養指示情報を容易に作成(S10 5)することができるという支援を、提供する

 次に、発送元端末4aは、輸送・培養指示 報をサーバ7の受信手段113へ、通信回線6を介 して送信する(S106)。サーバ7の登録手段103は 受信した輸送・培養指示情報を発送元情報DB 109に登録する(S107)。入力した輸送・培養指示 情報を確定し、送信をスタートさせるために 、発送元4は「登録」ボタンとクリックする なお、発送・培養指示情報の作成の作業を 止する場合は、「戻る」ボタンをクリック る。

 サーバ7の制御手段101は、発送元情報DB109 ら、輸送・培養指示情報を読み出して、送 手段114を用い、通信回線6を介して、輸送・ 培養指示情報を、登録されている複数の輸送 業者端末2aと、輸送・培養指示情報内で輸送 として指定されているA培養センタ(発送先) 発送先端末5aとへ、送信する(S108)。

 輸送業者端末2aは、輸送・培養指示情報 受信すると、表示作成手段104によって作成 れた図13に示すような輸送受託情報入力画面 を表示するように制御手段101へ、通信回線6 よび通信手段106を介して要求する。輸送業 端末2aには、図13に示すような、輸送受託情 入力画面が表示され、輸送業者2は、「輸送 受託情報を入力してください」の表示に促さ れて、輸送受託情報入力領域内に表示された 、「試料低温保存容器輸送荷受け業者名」に 対応するテキストボックスに、その業者名と して「A運輸物流」等を的確に入力すること できる。以下同様に、輸送・培養指示情報 基づいて発送元4の指定した日に対して変更 能な「荷受け可能日」、輸送・培養指示情 に基づいた「容器個数」、輸送・培養指示 報に基づいた「試料詳細」、輸送・培養指 情報の輸送先・返送元に基づいた「配達先 、輸送・培養指示情報の着荷希望日に基づ た日に対して変更可能な「配達日」、輸送 者2の見積もり金額である「輸送費価格」、 それぞれに対応するテキストボックス、リス トボックスが記載されている。輸送業者端末 2aは、輸送業者2に、テキストボックス、リス トボックスに受託内容を記入させることで、 輸送受託情報を容易に作成することができる という支援(S109)を、提供する。

 次に、輸送業者端末2aは、輸送受託情報 サーバ7の受信手段113へ、通信回線6を介して 送信する(S111)。サーバ7の登録手段103は、受 した輸送受託情報を請負情報DB110に登録する 。入力した輸送受託情報を確定し、送信をス タートさせるために、輸送業者2は「登録」 タンとクリックする。なお、輸送受託情報 作成の作業を中止する場合は、「戻る」ボ ンをクリックする。

 発送先端末5aは、前記輸送・培養指示情 を受信すると、表示作成手段104によって作 された図14に示すような培養受託情報入力画 面を表示するように制御手段101へ、通信回線 6および通信手段106を介して要求する。発送 端末5aには、図14に示すような、培養受託情 入力画面が表示され、発送先5は、「培養受 託情報を入力してください」の表示に促され て、培養受託情報入力領域内に表示された、 「培養センタ名」に対応するテキストボック スには、その培養センタ名として「A培養セ タ」等を的確に入力することができる。以 同様に、輸送・培養指示情報に基づいて発 元4の指定した日に対して変更可能な「荷受 可能日」、輸送・培養指示情報に基づいた 試料詳細」、「引受培養条件」、輸送・培 指示情報の培養完了体受取希望日に基づい 日に対して変更可能な「培養完了体渡可能 」、培養センタ3の見積もり金額である「培 養業務価格」、それぞれに対応するテキスト ボックス、リストボックスが記載されている 。発送先端末5aは、発送先5に、テキストボッ クス、リストボックスに培養内容を記入させ ることで、培養受託情報を容易に作成するこ とができるという支援(S110)を、提供する。

 次に、発送先端末5aは、培養受託情報を ーバ7の受信手段113へ、通信回線6を介して送 信する(S112)。サーバ7の登録手段103は、受信 た培養受託情報を請負情報DB110に登録する。 入力した培養受託情報を確定し、送信をスタ ーとさせる際には、発送先5は「登録」ボタ とクリックする。なお、培養受託情報の作 の作業を中止する場合は、「戻る」ボタン クリックする。

(マッチング処理)
 次に、サーバ7のマッチング手段102は、登録 された発送・培養指示情報と、輸送受託情報 と、培養受託情報との、例えば各種日程がマ ッチングする、発送・培養指示情報と、輸送 受託情報と、培養受託情報とを抽出し、マッ チングした各種日程等を用いてマッチング情 報(輸送マッチング情報と培養マッチング情 とを含む)を作成し、マッチング情報DB111に 録する。

 表示作成手段104は、輸送マッチング情報 基づいて、図15に示すような輸送マッチン 情報表示画面を構成・作成し、制御手段101 、送信手段114を用いて、発送元端末4aへ送信 する(S113)。発送元端末4aには、図15に示すよ な、輸送マッチング情報表示画面が表示さ 、発送元4は、「輸送マッチング情報を入力 てください」の表示に促されて、変更が必 であると考えた場合は、「提示」ボタンを リックすることにより、「試料低温保存容 輸送荷受け業者名」と「輸送発注価格」を 対応するテキストボックス内の記載を変更 て入力することができる。変更の有無にか わらず、発送先5が「登録」ボタンをクリッ クすることにより、輸送マッチング情報は確 定し、発送元端末4aにおいて、契約指示情報 作成(S114)され、サーバ7へ送信される(S115)。 変更が無い場合は輸送マッチング情報の内容 が、発送元4と輸送業者2との輸送契約の内容 なる。

 また、表示作成手段104は、ステップS116に おいて、前記培養マッチング情報に基づいて 、図16に示すような培養マッチング情報表示 面を構成・作成し、制御手段101は、送信手 114を用いて、発送元端末4aへ送信する。発 元端末4aには、図16に示すような、培養マッ ング情報表示画面が表示され、発送元4は、 「培養マッチング情報を入力してください」 の表示に促されて、変更が必要であると考え た場合は、「提示」ボタンをクリックするこ とにより、「培養完了日」と「培養発注価格 」を、対応するテキストボックス内の記載を 変更して入力することができる。変更の有無 にかかわらず、発送先5が「登録」ボタンを リックすることにより、培養マッチング情 は確定し(S116)、発送元端末4aにおいて、契約 指示情報が作成され、サーバ7へ送信される 変更が無い場合は培養マッチング情報の内 が、発送元4と発送先5とは培養契約の内容に なる。

(発注・受注処理)
 前記変更があった場合は、サーバ7の補正手 段105で、変更内容の適正を判断し、適正であ れば変更内容をマッチング情報とし、適正で なければ変更内容を削除・変更し、変更内容 が適正の範囲になるようにマッチング情報を 修正し、修正したマッチング情報をマッチン グ情報DB111に登録し、これにより、契約内容( マッチング情報)が確定する。

 表示作成手段104は、ステップS116で、確定 したマッチング情報の搬送マッチング情報に 基づいて、図17に示すような搬送依頼情報確 表示画面を構成・作成し、制御手段101は、 信手段114を用いて、発送元端末4aと輸送業 端末2aへ送信し、いわゆる、輸送培養契約を 締結するための支援を行う(S117)。送信の結果 、発送元端末4aには、図17に示すような、輸 依頼情報確認表示画面が表示され、発送元4 、「発注・受注を入力してください」の表 に促されて、「発注」ボタンをクリックす ことにより、発注信号が発送元端末4aから ーバ7へ送信され、契約としての発注を行う とができる。また、輸送業者端末2aにも、 17に示すような、輸送依頼情報確認表示画面 が表示され、輸送業者2は、「発注・受注を 力してください」の表示に促されて、「受 」ボタンをクリックすることにより、受注 号が輸送業者端末2aからサーバ7へ送信され(S 118)、契約としての受注を行うことができる サーバ7が、発注信号と受注信号とを受信す ことにより輸送契約が成立したとみなすこ ができる。

 また、表示作成手段104は、確定したマッ ング情報の培養マッチング情報に基づいて 図18に示すような培養依頼情報確認表示画 を構成・作成し、制御手段101は、送信手段11 4を用いて、発送元端末4aと発送先端末5aへ送 する。送信の結果、発送元端末4aには、図18 に示すような、培養依頼情報確認表示画面が 表示され、発送元4は、「発注・受注を入力 てください」の表示に促されて、「発注」 タンをクリックすることにより、発注信号 発送元端末4aからサーバ7へ送信され(S119)、 約としての発注を行うことができる。また 発送先端末5aにも、図18に示すような、培養 頼情報確認表示画面が表示され、発送先5は 、「発注・受注を入力してください」の表示 に促されて、「受注」ボタンをクリックする ことにより、受注信号が発送先端末5aからサ バ7へ送信され(S120)、契約としての受注を行 うことができる。サーバ7が、発注信号と受 信号とを受信することにより培養契約が成 したとみなすことができる。前記で、発注 受注処理が終了する。

(検査・輸送処理)
 表示作成手段104は、搬送の当日に、契約の 立したマッチング情報の搬送マッチング情 に基づいて、図19に示すような荷受時品質 報及び輸送受託情報表示画面を構成・作成 、制御手段101は、送信手段114を用いて、発 元端末4aと輸送業者端末2aと発送先端末5aへ 信する。発送元端末4aと輸送業者端末2aと発 先端末5aは、荷受時品質情報及び輸送受託 報表示画面を表示する。発送元4と輸送業者2 は、「荷受時品質情報を入力してください( 査を実施してください)」の表示に促されて 侵入した細菌等の汚染物質を検知するため 検知素子18により現場にて細菌で汚染され いるか否かの検査を行う(S121)。検査は、輸 業者2か発送元4が、検査装置30、30a、30bを用 て行う。検査結果は、検査装置30、30a、30b ら、通信回線6を介して、サーバ7へ送信され る。検査結果は、記憶手段115の品質情報DB112 記憶される。

 そして、検査結果は、制御手段101によっ 、送信手段114を用いて、発送元端末4aと輸 業者端末2aと発送先端末5aへ送信する。発送 端末4aと輸送業者端末2aと発送先端末5aは、 査結果を、荷受時品質情報及び輸送受託情 表示画面上の「試料品質」において、品質 レードと細菌の質量として表示する。品質 レードと細菌の質量のそれぞれに対応する 確認」ボタンを、発送元4、輸送業者2、発 先5が、発送元端末4a、輸送業者端末2a、発送 先端末5aのそれぞれにおいてクリックするこ によって、品質保証信号がサーバ7に送信さ れる。サーバ7における品質保証信号の受信 録によって、発送元4、輸送業者2、発送先5 相互に、生体の品質を保証しあうことがで る。サーバ7の制御手段101は、前記品質保証 号の受信記録に基づいて、荷受時品質情報 び輸送受託情報表示画面に、「保証済」の 示をする。「保証済」の表示がされると、 送業者2は、保存容器100を輸送することが可 能になり、「受託」ボタンをクリックし、保 存容器100を、発送元4から受け取り、輸送を タート(S121)させる。なお、「受託」ボタン クリックの前後で、試料低温保存輸送容器ID の入力が可能になる。入力は、テキストボッ クスへの入力や、バーコードリーダによる入 力を行うことができる。試料低温保存輸送容 器IDは、発送元端末4a又は輸送業者端末2aから 入力され、サーバ7に送信され、マッチング 報DB111に、生体のIDである試料詳細と対応付 て登録される。

 (輸送環境情報処理)
 輸送がスタート(S121)すると、保存容器100の 用端末8は、内蔵するタイマで日時(月・日 時・分)を計測し、内蔵するGPSで移動地点(位 置)を計測し、内蔵する温度計で輸送時の気 を計測し、保存容器100の温度計測素子67で計 測された容器温度を受信手段8aを用いて受信 、保存容器100の加速度計で計測された加速 を受信手段8aを用いて受信し、保存容器100 IDを保存容器100から受信する。そして、日時 (月・日・時・分)、移動地点(位置)、気温、 器温度、加速度、保存容器100のIDを、輸送環 境情報として、専用端末8は、記憶手段8cに記 憶し、送信手段8bを用いてサーバ7へ送信する (S122)。計測、受信、送信は、所定の時間間隔 で繰り返し実施される。また、容器温度等の 計測値が所定の閾値を超えた場合に、同時に 計測した日時と共にその計測値を受信、送信 してもよい。

 サーバ7は、輸送環境情報を、受信手段113を 用いて受信する。サーバ7の登録手段103は、 送環境情報を、品質情報DB112に登録する(S123) 。
 サーバ7の表示作成手段104は、輸送環境情報 に基づいて、図20に示すような輸送環境情報 示画面を構成・作成する。発送元端末4aと 送業者端末2aと発送先端末5aからの求めに応 て、制御手段101は、送信手段114を用いて、 送環境情報表示画面を、発送元端末4aと輸 業者端末2aと発送先端末5aへ送信する。送信 結果、発送元端末4aと輸送業者端末2aと発送 先端末5aには、図20に示すような、輸送環境 報表示画面が表示され、発送元4、輸送業者2 、発送先5は、「輸送環境情報を表示します 試料詳細(ID)を入力してください」の表示に されて、試料詳細のテキストボックスに、 たい生体の試料詳細(ID)を入力することによ り、試料詳細は、発送元端末4aと輸送業者端 2aと発送先端末5aから、サーバ7へ送信され 。サーバ7の制御手段101は、受信した試料詳 に対応付けられ、実際に生体の収められた 存容器100のIDを、マッチング情報DB111を用い て抽出し、抽出した保存容器100のIDに対応付 られた輸送環境情報(日時(月・日・時・分) 移動地点(位置)、気温、容器温度、加速度) 抽出し、試料詳細(ID)の入力のあった発送元 端末4a、輸送業者端末2a、発送先端末5aへ送信 する(S124)。発送元端末4a、輸送業者端末2a、 送先端末5aは、輸送環境情報を受信し、図20 示すような輸送環境情報表示画面上に表示 る。発送元4、輸送業者2、発送先5は、それ れの端末4a、2a、5aで輸送環境情報を閲覧で 、いわゆる情報の共有化ができ、後記する 送業者2から発送先5への生体の引渡しに際 、生体の品質の保証の合意形成をスムーズ 行うことができる。なお、図20の表示はPUSH として説明したが、発送元端末4a、輸送業者 端末2a、発送先端末5aからの要求に応じたPULL での表示でもよい。

(輸送先での受領・検収処理)
 表示作成手段104は、発送先5への荷渡し日の 当日に、契約の成立したマッチング情報の搬 送マッチング情報に基づいて、図21に示すよ な荷渡時品質情報及び受領検収画面を構成 作成し、制御手段101は、送信手段114を用い 、発送元端末4aと輸送業者端末2aと発送先端 末5aへ送信する。なお、試料品質の品質グレ ド等は、荷渡し日前にA培養センタ等の発送 元4によって、発送元端末4aを介してサーバ7 記憶手段115に記憶されている。発送元端末4a と輸送業者端末2aと発送先端末5aは、荷渡時 質情報及び受領検収画面を表示する。輸送 者2と発送先5は、保存容器100の受け渡しの際 に、「荷渡時品質情報を入力してください( 査を実施してください)」の表示に促されて 侵入した細菌等の汚染物質を検知するため 検知素子18により現場にて細菌で汚染され いるか否かの検査(S125)を行う。検査は、輸 業者2か発送先5が、検査装置30、30b、30cを用 て行う。検査結果は、検査装置30、30b、30c ら、通信回線6を介して、サーバ7へ送信され る。検査結果は、記憶手段115の品質情報DB112 記憶される。

 そして、検査結果は、制御手段101によっ 、送信手段114を用いて、発送元端末4aと輸 業者端末2aと発送先端末5aへ送信する。発送 端末4aと輸送業者端末2aと発送先端末5aは、 査結果を、荷渡時品質情報及び受領検収画 上の「試料品質」において、品質グレード 細菌の質量として表示する。品質グレード 細菌の質量のそれぞれに対応する「確認」 タンを、発送元4、輸送業者2、発送先5が、 送元端末4a、輸送業者端末2a、発送先端末5a それぞれにおいてクリックすることによっ 、品質保証信号がサーバ7に送信される。サ ーバ7における品質保証信号の受信記録によ て、発送元4、輸送業者2、発送先5は相互に 生体の品質を保証しあうことができる。生 の品質を保証しあうことは、劣化しやすい 体の試料の受領・検収業務を行う際に非常 重要である。特に、発送先5に属する試料低 保存容器受領検収者は、対応するテキスト ックスに氏名を入力し、検収済みの意を示 ために、「確認」ボタンをクリックする。 力された氏名は、発送先端末5aからサーバ7 送信され(S126)、サーバ7の品質情報DB112に登 される(S127)。さらに、氏名は、サーバ7から 発送元端末4aと輸送業者端末2aへ送信され(S130 )、荷渡時品質情報及び受領検収画面上に試 低温保存容器受領検収者として表示される

 サーバ7の制御手段101は、前記品質保証信 号の受信記録に基づいて、荷渡時品質情報及 び受領検収画面に、「保証済」の表示をする 。「保証済」の表示がされると、発送先5は 保存容器100を受託することが可能になり、 受託」ボタンをクリックし、保存容器100を 輸送業者2から受け取り、培養業務をスター させる(S125)。一方、輸送業者2の輸送業務は 終了する。

(培養環境情報処理)
 培養がスタート(S125)すると、サーバ7の表示 作成手段104は、図22に示すような培養環境情 表示画面を構成・作成する。制御手段101は 送信手段114を用いて、培養環境情報表示画 を、発送先端末5aへ送信する。発送先端末5a には、図22に示すような、培養環境情報表示 面が表示され、発送先5(培養センタ3)は、「 培養環境情報を入力してください/試料詳細(I D)を入力してください」の表示に促されて、 料詳細のテキストボックスに、生体の試料 細(ID)を入力し、培養環境情報の表形式のテ キストボックスに、日時(月・日・時・分)、 料No.、培養条件No.、培養段階レベル、予定 る完成日(月・日・時・分)等を入力する。 送先端末5aは、発送先5(培養センタ3)に、テ ストボックスに培養の様子を記入させるこ で、培養環境情報を容易に作成することが きるという支援を、提供する。発送先5(培養 センタ3)が、「登録」ボタンをクリックする とで、培養環境情報は確定し、試料詳細と もに発送先端末5aからサーバ7へ送信される( 図11のS201)。サーバ7の登録手段103は、培養環 情報と試料詳細を、品質情報DB112に登録す (S202)。

 サーバ7の制御手段101は、送信手段114を用 いて、図22に示すような培養環境情報表示画 と、培養環境情報と、試料詳細とを、発送 端末4aと輸送業者端末2aへ送信する(S203)。発 送元端末4aと輸送業者端末2aには、図22に示す ような、培養環境情報表示画面が表示される 。また、発送元端末4aと輸送業者端末2aは、 信した培養環境情報と試料詳細を、培養環 情報表示画面上に表示する。発送元4と輸送 者2は、発送元端末4aと輸送業者端末2aで培 環境情報を閲覧でき、発送先5といわゆる情 の共有化ができる。後記する返送のための 送先5から輸送業者2への生体の引渡しに際 、生体の品質の保証の合意形成をスムーズ 行うことができる。なお、輸送業者2には、 養環境情報の全てを閲覧させる必要はなく 培養の完成日(完了の予定日)等を閲覧でき ように閲覧の制限を行ってもよい。

 表示作成手段104は、培養の完了の予定日( 培養完了日)の当日に、マッチング情報DB111に 登録されているマッチング情報に基づいて、 図23に示すような培養完了情報画面を構成・ 成し、制御手段101は、送信手段114を用いて 発送先端末5aへ送信する。発送先端末5aは、 培養完了情報画面を表示する。発送先5(培養 ンタ3)は、培養完了の際に、「培養完了情 を入力してください」の表示に促されて、 養された生体が、細菌で汚染されているか かの検査を行う。この検査は、保存容器100 収納する前に行われる。検査の結果は、発 先5(培養センタ3)によって、培養完了情報画 上の「試料培養体品質」において、品質グ ードと細菌の質量のテキストボックスに入 される。そして、検査の結果は、発送先端 5aから、通信回線6を介して、サーバ7へ送信 される。検査の結果は、記憶手段115の品質情 報DB112に記憶される。そして、検査の結果は 図23に示すような培養完了情報画面ととも 、制御手段101によって、送信手段114を用い 、発送元端末4aと輸送業者端末2aと発送先端 5aへ送信される。発送元端末4aと輸送業者端 末2aと発送先端末5aは、検査の結果を、培養 了情報画面上の「試料培養体品質」におい 、品質グレードと細菌の質量として表示す 。品質グレードと細菌の質量のそれぞれに 応する「確認」ボタンを、発送元4、輸送業 2、発送先5が、発送元端末4a、輸送業者端末 2a、発送先端末5aのそれぞれにおいてクリッ することによって、品質保証信号がサーバ7 送信される。サーバ7における品質保証信号 の受信記録によって、発送元4、輸送業者2、 送先5は相互に、生体の品質を保証しあうこ とができる。生体の品質を保証しあうことは 、劣化しやすい生体の試料の受領・検収業務 を行う際に非常に重要である。特に、発送先 5に属する試料培養体品質検査確認者は、対 するテキストボックスに氏名を入力し、検 合格の意を示すために、「確認」ボタンを リックする。入力された氏名は、発送先端 5aからサーバ7へ送信され(S204)、サーバ7の品 情報DB112に登録される(S205)。さらに、氏名 、サーバ7から発送元端末4aと輸送業者端末2a へ送信され(S206)、培養完了情報画面上に試料 培養体品質検査確認者として表示される。

(完成体試料輸送情報処理)
 サーバ7において品質保証信号が受信される と、表示作成手段104は、マッチング情報DB111 登録されているマッチング情報を用いて、 24に示すような返送(輸送)依頼情報確認表示 画面を構成・作成する。今回の輸送は、先の 発送先へ送り返すことなので、試料低温保存 輸送容器荷渡し場所は、先の輸送の発送先5 あるA培養センタに特定できる。また、輸送 は先の輸送の発送元4であるA病院内科に特 できる。試料低温保存容器輸送荷受け業者 は、先の輸送で実績のある輸送業者2のA運輸 物流に特定することができる。荷受け日は、 品質情報DBに記憶されている培養の完了の予 日(培養完了日)にとくていすることができ 。荷渡し日は、先の輸送に要した日数を、 受け日に加えた日とすることができる。輸 発注価格は、先の輸送の輸送費価格と同じ 設定することができる。試料詳細は、先の 送の試料詳細と同じに設定することができ 。

 こうして表示作成手段104によって作成さ た返送(輸送)依頼情報確認表示画面におけ 返送(輸送)依頼情報(いわゆるマッチング情 )は、マッチング情報DB111に登録される(S207) また、返送(輸送)依頼情報確認表示画面は、 サーバ7から、発送元端末4aと輸送業者端末2a 発送先端末5aとに送信される(S208)。発送元 末4aと輸送業者端末2aと発送先端末5aとは、 送(輸送)依頼情報確認表示画面を表示する。 発送元4と輸送業者2と発送先5(培養センタ3)は 、「返送(輸送)依頼情報の変更を入力してく さい」の表示に促されて、返送(輸送)依頼 報に不具合がある場合は、テキストボック から荷渡し日や輸送発注価格等を変更する とができる。変更が無い場合もある場合も 「登録」ボタンをクリックすることで、返 (輸送)依頼情報(マッチング情報)が、サーバ7 へ送信される(S209)。

 前記変更があった場合は、サーバ7の補正 手段105で、変更内容の適正を判断し、適正で あれば変更内容をマッチング情報とし、適正 でなければ変更内容を削除・変更し、変更内 容が適正の範囲になるようにマッチング情報 を修正し、修正したマッチング情報をマッチ ング情報DB111に登録し、これにより、契約内 (マッチング情報)が確定する。輸送業者2の 注が確定したことになる。

(検査・返送処理)
 表示作成手段104は、荷受け日の当日に、確 したマッチング情報に基づいて、図25に示 ような荷受時品質情報及び輸送受託情報表 画面を構成・作成し、制御手段101は、送信 段114を用いて、返送先の病院1にある発送元 末4aと輸送業者端末2aと返送元の培養センタ 3にある発送先端末5aへ送信する。発送元端末 4aと輸送業者端末2aと発送先端末5aは、荷受時 品質情報及び輸送受託情報表示画面を表示す る。発送元4と輸送業者2は、「荷受時品質情 を入力してください(検査を実施してくださ い)」の表示に促されて、侵入した細菌等の 染物質を検知するための検知素子18により現 場にて細菌で汚染されているか否かの検査を 行う(S121)。検査は、先の輸送の(検査・輸送 理)の図19を用いて説明した検査(S121)と同様 行うことができる。

 (輸送環境情報処理)
 今回の輸送環境情報処理も、先の輸送の際 (輸送環境情報処理)において説明した処理 同様に実施することができる。輸送がスタ ト(S121)すると、輸送環境情報が、専用端末8 ら、サーバ7へ送信され(S122)、サーバ7の登 手段103は、輸送環境情報を、品質情報DB112に 登録する(S123)。サーバ7の表示作成手段104は 輸送環境情報に基づいて、図26に示すような 輸送環境情報表示画面を構成・作成する。発 送元端末4aと輸送業者端末2aと発送先端末5aか らの求めに応じて、制御手段101は、送信手段 114を用いて、輸送環境情報表示画面を、発送 元端末4aと輸送業者端末2aと発送先端末5aへ送 信する。送信の結果、発送元端末4aと輸送業 端末2aと発送先端末5aには、図26に示すよう 、輸送環境情報表示画面が表示される。以 の輸送環境情報処理(S124等)も、先の輸送の( 輸送環境情報処理)の図20を用いて説明した処 理と同様に行うことができる。

(返送輸送先での受領・検収処理)
 表示作成手段104は、返送先である発送元4へ の荷渡し日の当日に、マッチング情報に基づ いて、図27に示すような荷渡時品質情報及び 領検収画面を構成・作成し、制御手段101は 送信手段114を用いて、発送元端末4aと輸送 者端末2aと発送先端末5aへ送信する。発送元 末4aと輸送業者端末2aと発送先端末5aは、荷 時品質情報及び受領検収画面を表示する。 送輸送先での受領・検収処理(S125~S127、S130) 、先の輸送の((輸送先での受領・検収処理)) の図21を用いて説明した処理と同様に行うこ ができる。そして、輸送業者2の輸送業務は 終了する。

 以上、第4実施形態の生体輸送支援システ ム9では、保存容器100に格納された試料を冷 機によって冷却保持する構造を有し、保存 器100内の室温域に例えば汚染物質の付着に って化学的特性または物理的特性が変化す 検知素子18を配置し、保存容器100の外部から 非接触的に検知素子18を検査することにより 保存容器100の内部への汚染物質の侵入の有 を試料の受け渡し時の短時間に検査し、そ データを少なくとも試料の発送元4、輸送業 者2および発送先5が共有できるので、これら 3者は、試料の受荷時、荷渡し時に、試料の 健全性を検収できる。したがって、試料の健 全性を基にした生体輸送をサービス(役務)と る商取引をすることができる効果がある。

 本発明は、例えば、再生医療や生化学研 、医薬品開発、医療診断、食品検査等で使 される細胞、微生物や蛋白質等の試料を低 保存して輸送し、または貯蔵する試料低温 存容器として好適である。また、本発明は その試料低温保存容器を使用した輸送取引 援システムとしても好適である。

 1   病院
 2   輸送業者
 2a  輸送業者端末
 3   培養センタ
 4   発送元
 4a  発送元端末
 5   発送先
 5a  発送先端末
 6   通信回線
 7   サーバ
 8   専用端末
 8a  受信手段
 8b  送信手段
 8c  記憶手段
 9   生体輸送支援システム
 11  格納容器(格納手段)
 12  開口
 13  導入容器(導入手段)
 14  蓋部材(閉塞手段)
 15  スターリング冷凍機(寒冷発生手段)
 16  断熱容器(断熱手段)
 17  検知素子保持部材(検知手段)
 18  検知素子
 19  窓部
 21  ガイドトレイ(大気誘導ガイド部)
 22  凹部(検知素子配置部)
 25  金属粒子
 26  生体分子等
 27  ポリマ(保水性)
 30、30a、30b、30c 検査装置
 31  光源
 32  データ処理装置
 33  光ファイバヘッド
 67  温度計測素子
 S   試料容器
 100、100a、100b 試料低温保存容器
 101 制御手段
 102 マッチング手段
 103 登録手段
 104 表示作成手段
 105 補正手段
 106 通信手段
 107 内部バス
 108 ユーザ情報DB
 109 発送元情報DB
 110 請負情報DB
 111 マッチング情報DB
 112 授受・試料品質情報DB
 113 受信手段
 114 送信手段
 115 記憶手段