藤里哲彦 (〒24 山口県宇部市野原2丁目2番48号 Yamaguchi, 75500, JP)
| 気体自吸パイプ(2a)が接続され,この気体自吸パイプ(2a)によって吸気される気体(X)と,後端部から加圧状態で供給される水(W)とを混合し,気泡含有水流(W X )として先端部から噴出するノズル(2)と、このノズル(2)の前記先端部を囲繞して前記気泡含有水流(W X )を一時的に貯留する液泡貯留容器(3)とを備えたことを特徴とする飽和水生成器(1)。 |
| 請求の範囲1項に記載の飽和水生成器(1)を内蔵し,前記気体自吸パイプ(2a)で吸気される気体(X),及び前記飽和水生成器(1)によって生成される処理水(1W)を貯留するタンク(T)と、前記処理水(1W)の上部を充たす気体(X)を減圧するバキュウムポンプ(6)とを備え、前記タンク(T)の下部に前記処理水(1W)を回収するための排出口(Ta)が設けられたことを特徴とする飽和水生成装置。 |
| 気体自吸パイプ(2a)が接続され,この気体自吸パイプ(2a)によって吸気される気体(X)と,後端部から加圧状態で供給される比重が水よりも小さい可燃性液体(G)とを混合し,前記気体(X)によって飽和された可燃性液体(1G)として先端部から噴出するノズル(2)と、このノズル(2)の前記先端部を囲繞して前記可燃性液体(1G)を一時的に貯留する液泡貯留容器(3)とからなる飽和水生成器(1)と、この飽和水生成器(1)を内蔵し,前記気体自吸パイプ(2a)で吸気される気体(X),前記飽和水生成器(1)によって生成される可燃性液体(1G),及び水(W)を貯留するタンク(T)と、このタンク(T)の上部を充たす気体(X)を加圧するエアポンプ(5)とを備え、前記飽和水生成器(1)は前記水(W)が貯留された水溜め部(WO)中に配置され、前記タンク(T)の側面に前記可燃性液体(1G)を回収するための排出口(Tb)が設けられたことを特徴とする飽和液体生成装置。 |
本発明は、所望する気体の飽和水を生成 、河川や湖沼や養殖場等において、水中の 存酸素量を高めて水質を改善することや、 水にオゾンガスを高濃度に飽和させて、有 物の分解、殺菌、消臭などの汚水処理や、 呂場や炊事場での洗剤の使用量を抑えるこ のできる微細気泡を多量に含んだ白濁水の 造や、また、炭酸ガス、酸素ガス、水素ガ を飽和溶解させて、工業用や医療用などに 使用することができる気体の飽和水及び飽 液体を生成する生成器及び装置に関する。
従来、液体に気体を飽和溶解させる技術と
て、ガス気泡を液体中に放散させる技術が
られていたが、大きな気泡径のガスは浮力
大きく、液体(液相)中を急速上昇した後、
面で破裂して気相へ放散してしまうため、
体中のガスの飽和溶解度が低いという課題
あった。
また、最近では微細気泡を混在させて気体
飽和溶解濃度を高めたりする技術も開発さ
ているが、気体の飽和装置又は気体の溶解
置の原理などを開示している文献は極めて
ない。そして、文献に開示されている装置
微細気泡発生装置も含め、いずれも液体と
体とを接触させることや圧力を加えて飽和
解水を製造する技術である。
例えば、特許文献1には、気液混合液に乱流
を生じさせることで、気液混合液中への気体
の溶解度を高める気体溶解装置が記載されて
いる。
しかしながら、上記の特許文献1に記載の 従来技術は、基本的には液体と気体とを混ぜ 合わせて接触させること、及び圧力を加えて 気体の溶解度を高める方法なので、エネルギ ーの効率は従来方法と殆ど変わらないという 課題があった。
本発明は上記の課題を解決するもので、 体にかかる重力と気体にかかる重力の差を 用し、さらに液体が持っている表面張力の 性を生かして液泡を生成し、省エネルギー を図るとともに、気体を多く含有させた圧 水(液)をノズルから噴射する時に、その噴 した圧力水を一旦貯留できるように形成さ た容器内に向かって、連続的に噴射し続け ことにより、その容器内に多量の泡沫状の 泡集団(液泡)を連続的に生成させることがで きる飽和水生成器及び飽和水又は飽和液体を 生成する装置を提供することを目的とする。
本発明の請求の範囲1項に記載の飽和水生成
器は、気体自吸パイプが接続され,この気体
吸パイプによって吸気される気体と,後端部
ら加圧状態で供給される水とを混合し,気泡
含有水流として先端部から噴出するノズルと
、このノズルの先端部を囲繞して気泡含有水
流を一時的に貯留する液泡貯留容器と、を備
えて構成されている。
この構成によって以下の作用を有する。
(1)気泡を多く含んだ水流を液泡貯留容器内に
噴射することで、液泡貯留容器内の状態が水
でもない気体でもない泡沫状の液泡になり、
噴射された水は表面張力の特性により多量の
液泡が連続的に生成され、また、同時に生成
された液泡は噴射された水によって連続的に
破壊される挙動が液泡貯留容器内で起こる。
(2)水を液泡に変化させることによって、液泡
中の気体分圧に応じて、その気体が液泡の表
面水に溶解した飽和水が生成される。
(3)水を液泡に変化させることによって、液泡
の表面水に過飽和状態に溶解している不要な
気体が液泡中の気体分圧に応じて放出される
。
本発明の請求の範囲2項に記載の飽和水生成
装置は、請求の範囲1項に記載の飽和水生成
を内蔵し,気体自吸パイプで吸気される気体,
及び飽和水生成器によって生成される処理水
を貯留するタンクと、処理水の上部を充たす
気体を減圧するバキュウムポンプとを備え、
タンクの下部に処理水を回収するための排出
口が設けられたことを特徴としている。
このような構成の飽和水生成装置において
、水に溶解している不要な気体がタンク内
部の気体の減圧状態に応じて除去された脱
水が生成される。
本発明の請求の範囲3項に記載の飽和液体生
成装置は、気体自吸パイプが接続され,この
体自吸パイプによって吸気される気体と,後
部から加圧状態で供給される比重が水より
小さい可燃性液体とを混合し,気体によって
飽和された可燃性液体として先端部から噴出
するノズルと、このノズルの先端部を囲繞し
て可燃性液体を一時的に貯留する液泡貯留容
器とからなる飽和水生成器と、この飽和水生
成器を内蔵し,気体自吸パイプで吸気される
体,飽和水生成器によって生成される可燃性
体,及び水を貯留するタンクと、このタンク
の上部を充たす気体を加圧するエアポンプと
を備え、飽和水生成器は水が貯留された水溜
め部中に配置され、タンクの側面に可燃性液
体を回収するための排出口が設けられたこと
を特徴とする。
このような構成の飽和液体生成装置におい
は、可燃性液体が水中で処理されるため、
電気の発生が抑えられる。また、可燃性液
中にタンク内の加圧状態に応じた量の気体
飽和する。
本発明の請求の範囲1項に記載の飽和水生成
器によれば、以下のような効果を有する。
(a)例えば、空気を用いて水を液泡の状態にす
るだけで、空気成分の分圧に応じて飽和する
ので、水生生物にとって生息しやすい水を作
ることができる。
(b)供給した気体成分を効率良く水に飽和させ
ることができるので、経済性や省エネルギー
性及び汎用性に優れている。
本発明の請求の範囲2項に記載の飽和水生 装置によれば、水や液体に多量の気体を簡 に飽和溶解させることができる。従って、 えば、風呂場や炊事場での洗剤の使用量を えることのできる微細気泡を多量に含んだ 濁水の製造装置や、化学工場において接触 化やガス除去等に用いられる処理装置や、 た、魚介類の養殖場において残餌・糞など 浮上分離させて除去する装置及び酸素供給 置として提供することができる。加えて、 圧下の中で液泡を生成することにより、水 生物にとって不要なガスが溶存している水 ら効率良く不要ガスを放出させて脱気水を ることができる。
本発明の請求の範囲3項に記載の飽和液体 生成装置によれば、石油等の可燃性液体に燃 焼効率の上がる酸素ガスを多量に飽和させる ことにより、燃焼効率に優れた可燃性液体を 作ることができる。また、ポンプ動力を使用 せず、水頭差による圧力液でも稼動させるこ とができるので、さらに静電気の発生を抑制 することができ、安全性を高めることができ る。
1…飽和水生成器
2…ノズル
2a…気体自吸パイプ
2b…中空器体の接線方向
2c…ノズル
2d…ノズル
3…液泡貯留容器
4…ポンプ
5…エアポンプ
6…バキュウムポンプ
D1…負圧
D2…負圧軸
D3…負圧
G…可燃性液体
1G…可燃性液体
L.P…レベルパイプ
L.S…水位センサー
M…圧力計
T…タンク
Ta…排出口
Tb…排出口
V0…自吸量調整バルブ
V1…バルブ
V2…バルブ
V3…バルブ
V4…バルブ
V5…バルブ
VG…バルブ
W…水
WO…水溜め部
Wa…旋回流
WF…表面水
Wx…気泡含有水流
1W…処理水
X…気体
x1…浮上気体
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態に係る飽和
水生成器と飽和水生成装置について図面を参
照しながら詳細に説明する。
図1(a)及び(b)は本発明の第1の実施の形態に
る飽和水生成器の模式図であり、(c)は飽和
生成装置の模式図である。なお、図1(b)の右
に示した(a.f)は、液泡貯留容器内で生成さ
た液泡の拡大図であり、図1(c)は図1(a)に示す
飽和水生成器を水槽内に配置し、ポンプに接
続させた飽和水生成装置の模式図である。ま
た、1は飽和水生成器、2は圧力水に気体を混
させ気泡を多く含んだ水流(以下、気泡含有
水流Wxという。)を作ることのできるノズル、
3はノズル2から噴射された気泡含有水流Wxを
時的に貯留できるようにノズル2の周辺を容
で囲った液泡貯留容器である。なお、液泡
留容器3は図示しない固定具によってノズル
2に対して固定されている。
図1(b)に示すように、飽和水生成器1に圧 が加えられた水Wを供給した場合、エジェク 方式のノズル2の縮径部分に発生する負圧D1 より気体自吸パイプ2aから気体Xが自吸され 気泡含有水流Wxがノズル2から液泡貯留容器3 内に噴射され、液泡貯留容器3内に液泡が生 される。そして、噴射された気泡含有水流Wx 中の水Wは液泡の表面水WFに一瞬変化するもの の、連続的に噴射される気泡含有水流Wxによ て直ちに破壊されることになる。すなわち 液泡貯留容器3内に気泡含有水流Wxを連続的 噴射することで、液泡は連続的に生成され が、同時に破壊されるのである。その結果 連続的に供給された気泡含有水流Wxは、処 水1Wと浮上気体x1とに分離し、液泡貯留容器3 の外にそれぞれ連続的に排出されることにな る。このように、水を液泡に変化させること によって、液泡中の気体Xの分圧に応じて、 印で示すようにその気体Xが液泡の表面水WF 溶解した処理水1Wが生成される。
図1(c)に示す飽和水生成装置においては、 ポンプ4を稼動させることで吸い上げられた 槽内の水Wが加圧された後、パイプやホース を介して水中に配置された飽和水生成器1に 供給される。そして、ノズル2の縮径部分に 生する負圧D1により、気体自吸パイプ2aから 面上部の気体Xが供給され、ノズル2から気 含有水流Wxが液泡貯留容器部3内に噴射され 。なお、気体自吸パイプ2aには気体Xの自吸 を調整するための自吸量調整バルブV0が取り 付けられている。
図2(a)は図1(c)の飽和水生成装置の変形例の
式図であり、(b)は図2(a)の飽和水生成装置の
形例を構成するノズル2cの変形例の模式図
ある。なお、図2(a)の水槽中の左側と右側の
はそれぞれ飽和水生成装置の正面図及び側
図を示している。
図2(a)の飽和水生成装置は、図1に示したノ
ル2に代えて、中空器体を用いた旋回流方式
ノズル2cを備えたことを特徴とする。この
うな構造によれば、ポンプ4で圧力を加えら
た水Wが中空器体の接線方向2bから供給され
ことによって、中空器体内に旋回流Waが発
し負圧軸D2が形成される。その結果、気体自
吸パイプ2aから水面上部の気体Xが自吸され、
ノズル2cの先端から気泡含有水流Wxが液泡貯
容器部3内に噴射される。なお、この時の液
貯留容器3内で液泡が生成される様子は、前
述の図1(b)の飽和水生成器の場合とほぼ同じ
ある。
図2(b)の飽和水生成装置は、図2(a)に示し ノズル2cに代えて、両端に噴出口が設けられ た中空器体を用いた旋回流方式のノズル2dを えたことを特徴とする。このような構造に れば、気泡含有水流Wxが左右の液泡貯留容 3内に噴射されることから、ポンプ4から供給 される水Wの量を多くできる。また、液泡の 成量は若干少ないものの、水中だけではな 空中においても同様に処理水1Wを作ることが できる。なお、気体自吸パイプ2aからの気体X の自吸量が少ない場合には、気体自吸パイプ 2aにエアポンプを接続することで、気体Xの供 給量を増やすこともできる。
両端に噴出口がある旋回流方式の上記飽和
生成器1に水道水を直結し、純酸素ガスを気
体自吸パイプ2aから毎分7・6リットル自吸さ
、水道水の溶存酸素量DOを測定した結果、ワ
ンパスで溶存酸素量DO約32ppmの水道水18.7リッ
ルを得ることができた。
また、ポンプ4を用いてpH12のアルカリ性液
を飽和水生成器1に供給し、気体自吸パイプ2
aから炭酸ガスを自吸及び供給してpHの変動を
測定した結果、気体自吸パイプ2aから毎分7・
0リットルの炭酸ガスを自吸するだけの場合
はpHが9.8であったが、少し圧力を加えて毎分
9.7リットルの炭酸ガスを供給した場合にはpH
7.5であった。また、毎分14.0リットルの炭酸
ガスを供給するとpHは6.2となり、酸性を示し
。そして、処理液量は約16.3リットルであっ
た。なお、使用した飽和水生成器1の各部の
イズは、中空器体の内径が45mmで、接線方向2
bから水を供給する管の径が13mmで、中空器体
両端にある噴出口の口径がそれぞれ5mmであ
。
なお、本実施例ではエジェクタ方式のノズ
2と旋回流方式のノズル2c、2dを用いたが、
れらに限定されるものではない。すなわち
アスピレータノズル、スタテックミキサー
ズルなどのように、気体を含有することが
きるノズルであれば、これらのノズルと同
に使用することができる。
以上説明したように、本実施の形態に係 飽和水生成器によれば、空気を用いて水を 泡にするだけで、空気成分の分圧に応じた 和状態となるため、水生生物にとって生息 やすい水を作ることができる。また、供給 た所望の気体成分を効率良く水に飽和させ ことができるので、経済性や省エネルギー 及び汎用性に優れている。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態に係る飽和
水生成装置について図面を参照しながら詳細
に説明する。
図3(a)は本発明の第2の実施の形態に係る飽
水生成装置の模式図である。 図3(a)の飽和
生成装置は、飽和水生成器1をタンクT内に配
置し、タンクT内上部の気体Xを加圧状態にす
ことで、液泡貯留容器3内に生成される液泡
内の気体Xの圧力を高めることを特徴とする
なお、この場合、バルブV3が取り付けられた
排出口Taより回収される処理水1Wは、タンクT
上部の気体Xの加圧状態に応じた飽和水とな
る。
図3(a)に示すように、まず、ポンプ4を稼動
せることで水Wを吸水し、飽和水生成器1にポ
ンプ4で加圧された水Wを供給するとともに、
時にポンプ4の吸水側に発生する負圧D3を利
してバルブV1からタンクT内に気体Xの流量を
調整しながら供給させて、ノズル2cから気泡
有水流Wxを液泡貯留容器3に噴射させる。こ
により、液泡が生成されるが、噴射された
泡含有水流Wxによって同時に破壊される。
して、この時破壊された液泡の中の気体は
液泡貯留容器3から浮上気体x1としてタンクT
上部に向かって浮上し、タンクT内上部に気
体Xとして溜まることになる。
なお、バルブV3からの処理水1Wの排出量と 、バルブV1からの気体Xの流入量とを調整する ことによれば、タンクT内を所望の加圧状態 することができる。また、この時タンクT内 部に浮上気体x1によって溜まった気体Xは、 体自吸パイプ2aにより飽和水生成器1に自吸 給され、浮上気体x1は再利用される。さら 、タンクT内に水位センサーL.Sを配置し、タ クT内の水位を感知することにより、電気的 に処理水1Wの排出量をバルブV3で調整するこ や、タンクT内へ供給される気体Xの適量をバ ルブV1で電気的に制御することができる。そ て、タンクT内の加圧状態や、例えば、炭酸 ガス等の溶解率の高い気体類は、水への飽和 溶解率が異なるため、バルブV1からの気体供 量では不足する場合には、図3(a)に示すよう に、エアポンプ5を接続してタンクT内へ供給 る気体Xの量をバブルV2で調整可能な構造と ることが望ましい。なお、連続的に長時間 動させると、元々供給された水に溶存して たガス(窒素、二酸化炭素、硫化水素等)が 出しタンクTの上部に溜まることがあるが、 の場合にはバルブV4を開けて、溜まった不 なガス(気体X)をタンクTの外に放出させるこ により、所望する処理水1Wを得ることがで る。
以上説明したように、本実施の形態に係 飽和水生成装置によれば、水や液体に多量 気体を簡単に飽和溶解させることが可能で る。従って、例えば、風呂場や炊事場にお て洗剤の使用量を抑えるために使用される, 微細気泡を多量に含んだ白濁水の製造装置や 、化学工場において接触酸化やガス除去等に 用いられる処理装置や、魚介類の養殖場にお いて残餌・糞などを浮上分離させて除去した り、酸素を供給したりする装置として提供す ることができる。
本実施の形態に係る飽和水生成装置では 気体Xとして空気を使用しているが、これに 限定されるものではない。例えば、気体Xと て空気以外の窒素、酸素、水素、オゾン、 酸ガスなどを使用しても良い。これにより 例えば、水素ガスを水に高濃度に飽和させ 洗浄水や、窒素ガスを水に高濃度に飽和さ た不活性水などの機能水を製造することが きる。また、汚水にオゾンガスを高濃度に 和させることによれば、有機物の分解、殺 、漂白、消臭などの汚水処理工程に使用す ことが可能である。さらに、純酸素ガスや 酸化炭素を温泉場などのお湯に飽和させた 合には、のぼせ防止や血行促進などの効果 有するお湯を生成することができる。
(第3の実施の形態)
以下、本発明の第3の実施の形態に係る飽和
水生成装置について図面を参照しながら詳細
に説明する。
図3(b)は本発明の第3の実施の形態に係る飽
水生成装置の模式図である。図3(b)の飽和水
成装置は、飽和水生成器1をタンクT内に配
し、タンクT内上部にある気体Xを減圧状態に
することで、液泡貯留容器3内に生成される
泡内の気体Xの圧力を低くすることを特徴と
る。なお、L.PはタンクT内で脱気処理された
処理水1Wの水量を目視で確認し、装置の稼動
停止を手動で操作できるように透明管で作
れたレベルパイプである。また、図4(a)及び
(b)はそれぞれ本発明の第2の実施の形態及び
3の実施の形態に係る飽和水生成装置の変形
の模式図である。
図3(b)に示すように、まず、タンクT上部側
配置されたバキュウムポンプ6を稼動させて
タンクT内の気体Xを外に排出することによ
タンクT内を減圧状態にする。次に、水Wをポ
ンプ4で吸水し減圧状態のタンクT内に配置さ
た飽和水生成器1に供給する。これにより、
タンクT上部の減圧されている気体Xは気体自
パイプ2aを介して飽和水生成器1に自吸供給
れ、減圧された気体Xで生成された気泡含有
水流Wxがノズル2から液泡貯留容器3内に噴射
れる。
このようにして生成された液泡の中は減圧
態の気体Xによって充たされており、水Wが
泡の表面水WFになった瞬間に、表面水WFに溶
していた気体成分は、図1(b)の液泡の拡大図
(a.f)に記載した矢印の反対方向の減圧状態の
体Xで充たされた空間に向かって放出される
。その結果、ポンプ4により供給された水Wは
タンクT内上部の気体Xの減圧状態に応じた
理水1Wとなる。
タンクT内の処理水1Wを回収する場合、タン
T内を減圧にしたままの状態では処理水1Wの
収が困難なため、ポンプ4とバキュウムポン
プ6を停止し、バルブV5を開けて外の気体Xを
れることにより、タンクT内を大気圧にした
、バルブV3を開けて処理水1Wを回収する。な
お、バキュウムポンプ6を稼動させたままの
態で、バルブV3から処理水1Wを回収するため
は、バキュウムポンプ6よりも減圧能力の大
きなポンプを用いることが必要である。
以上説明したように、本実施の形態に係 飽和水生成装置によれば、減圧下の中で液 を生成することにより、水生生物にとって 要なガスが溶存している水から効率良く不 ガスを放出させて脱気水を作ることができ 。
なお、図3(a)及び(b)に示した第2の実施の 態及び第3の実施の形態に係る飽和水生成装 において、例えば、図4(a)及び(b)に示すよう に、ノズル2cを上方に向けるとともに、液泡 留容器3をノズル2cの上方に設置する構造と ることもできる。この場合、図3(a)及び(b)に 示す構造のものに比べて、ノズル2cから噴出 れる気泡含有水流Wxを液泡貯留容器3によっ 捕集し易くなるという作用を有する。
(実施の形態4)
以下、本発明の第4の実施の形態に係る飽和
液体生成装置について図5を参照しながら詳
に説明する。
図5は本発明の第4の実施の形態に係る飽和
体生成装置の模式図である。図5の飽和液体
成装置は、第2の実施の形態に係る飽和水生
成装置と同じように、タンクT内上部の気体X
加圧して比重が水よりも小さい(同一温度で
比較して水の密度よりも小さい密度を有する
)石油等の可燃性液体Gの液泡を生成すること
よって、タンクT内の気体Xの加圧状態に応
て飽和した可燃性液体1Gを作るための装置で
あり、タンクT内下部に水Wを溜められる水溜
部WOを設け、この水溜め部WO中に飽和水生成
器が配置されたことを特徴とする。なお、タ
ンクTの側面には可燃性液体1Gを回収するため
の排出口Tbが設けられている。また、L.Pはタ
クT内の水溜め部WOの水位や気体Xによって飽
和された可燃性液体1Gを目視で確認できるよ
に設けられた透明なレベルパイプである。
図5に示すように、ポンプ4の吸引側から 引して圧力を加えた可燃性液体GをタンクT内 下部の水溜め部WO中に配置された飽和水生成 1に供給すると同時に、ポンプ4の吸引側に 生する負圧D3を利用して、バルブV1からポン 4内に気体Xを自吸させると、飽和水生成器1 ノズル2から気体Xを含有した可燃性液体Gが 出する。この時、飽和水生成器1が水溜め部 WO中に配置されているため、タンクT内に静電 気を発生させることなく、可燃性液体Gの液 が液泡貯留容器3内で生成される。そして、 泡の表面液になった可燃性液体1Gは、液泡 留容器3内から水Wとの比重差により、水溜め 部WOの上部側に浮上分離するため、バルブVG 取り付けられた排出口Tbより気体Xによって 和された可燃性液体1Gが回収できる。また、 同時に液泡貯留容器3内から放出された浮上 体x1は、水溜め部WO中から浮上し、さらに気 Xによって飽和された可燃性液体1Gの液中を 上し、タンクTの上部に浮上して気体Xとし 溜まった後、気体自吸パイプ2aにより飽和水 生成器1に自吸され、液泡の生成に再利用さ る。
なお、バルブV1からの気体供給量では不 する場合には、図5に示すように、エアポン 5を接続してタンクT内へ供給する気体Xの量 バブルV2で調整可能な構造とすることが望 しい。また、タンクT内の上部に圧力計Mや水 位(液位)センサーL.Sを取り付けて気体Xによっ て飽和された可燃性液体1Gの液位やタンクT内 の圧力を電気的に感知することにより、気体 XのバルブV1からの供給量調節や、気体Xによ て飽和された可燃性液体1Gの回収孔のバルブ VGからの回収量調節や、エアポンプ5に接続さ れたバブルV2からの気体Xの供給量調節を電気 的に制御することができる。
以上説明したように、本実施の形態に係 飽和液体生成装置によれば、比重が水より 小さい石油等の可燃性液体Gに燃焼効率の上 がる酸素ガスを多量に飽和させることにより 、燃焼効率に優れた可燃性液体1Gを作ること できる。また、ポンプ動力を使用せず、水 差による圧力液でも稼動させることができ 。この場合、静電気の発生がさらに抑制さ 、安全性をより一層高めることができる。
本願発明は以下のような用途に利用可能で
る。
(1)魚介類などを養殖する際に使われる酸素供
給装置。
(2)水素ガスを溶解させた洗浄水や窒素ガスを
溶解させた不活性水などのガス溶解水の製造
装置。
(3)バスタブのお湯に多量の空気や酸素や炭酸
ガスなどを溶解させて、バスタブ内を白濁湯
にする浴用水の製造装置。
(4)比重が水よりも小さい石油等の可燃性液体
に空気や酸素ガスなどを多量に溶解させて、
燃焼効率を向上させた可燃性液体の製造装置
。
