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Title:
SCHEDULE ADJUSTING DEVICE AND COMPUTER READABLE RECORDING MEDIUM INCLUDING STORED SCHEDULE ADJUSTING PROGRAM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/001637
Kind Code:
A1
Abstract:
Essential conditions for an attribute to an event participant are determined in advance as essential participant conditions. It is judged whether the essential participant conditions corresponding to contents of an input new event are satisfied or not (S21).If the corresponding participant conditions exist (S21: YES), attribute data of the input new event participant are acquired (S23) and it is judged whether all the essential participant conditions are satisfied or not (S24). If the essential participant conditions are not satisfied only by the input participant (S24: NO), a user who has the attribute to satisfy such unsatisfied conditions is chosen (S26) and is treated as an additional participant candidate (S27).

Inventors:
KAWANO JUNKO (JP)
ONOTO SHOJI (JP)
TANAKA MAKOTO (JP)
MATSUBA HIROAKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/059321
Publication Date:
December 31, 2008
Filing Date:
May 21, 2008
Export Citation:
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Assignee:
BROTHER IND LTD (JP)
KAWANO JUNKO (JP)
ONOTO SHOJI (JP)
TANAKA MAKOTO (JP)
MATSUBA HIROAKI (JP)
International Classes:
G06Q10/00; G06Q10/06; G06Q10/10; G06Q50/00
Foreign References:
JP2007011479A2007-01-18
JPH1115874A1999-01-22
JP2002269339A2002-09-20
JP2002358265A2002-12-13
JPH03296165A1991-12-26
Attorney, Agent or Firm:
YAMAMOTO, Hisashi et al. (Kamimaezu KD-bldg.10-32, Osu 4-chome Naka-k, Nagoya-shi Aichi 11, JP)
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Claims:
 新規イベントの開催スケジュールを調整するスケジュール調整装置であって、
 新規イベントの内容および前記新規イベントへの参加者である新規イベント参加者を含む、新規イベント情報を取得する新規イベント情報取得手段と、
 複数のユーザの識別情報と前記ユーザの属性とを対応づけて記憶する属性情報記憶手段から、前記新規イベント参加者の前記属性を取得する参加者属性取得手段と、
 前記参加者属性取得手段によって取得された前記新規イベント参加者の前記属性である新規イベント参加者属性が、前記新規イベント参加者の属性として必須の条件である新規イベント参加者条件を充足するものであるか否かを判断する条件充足判断手段と、
 前記条件充足判断手段によって、前記新規イベント参加者属性が前記新規イベント参加者条件をすべて充足していないと判断された場合に、前記新規イベントへの追加参加者として、前記属性情報記憶手段から、前記新規イベント参加者属性が充足していない前記新規イベント参加者条件を充足する属性を有する前記ユーザを選択する追加参加者選択手段とを備えたことを特徴とするスケジュール調整装置。
 イベントの内容と当該イベントへの参加者の属性として必須の条件であるイベント参加者条件とを対応づけて記憶する参加者条件記憶手段から、前記新規イベントの前記内容に対応する前記イベント参加者条件を、前記新規イベント参加者条件として取得する参加者条件取得手段をさらに備え、
 前記条件充足判断手段は、前記新規イベント参加者属性が、前記参加者条件取得手段によって取得された前記新規イベント参加者条件を充足するものであるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載のスケジュール調整装置。
 前記新規イベント情報取得手段によって取得される前記新規イベント情報は、前記新規イベント参加者条件を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のスケジュール調整装置。
 前記属性は、少なくとも前記ユーザの所属、役職、または職種に関する情報のいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のスケジュール調整装置。
 前記複数のユーザの前記識別情報と、すでに登録されたイベントである登録イベントの登録日時を含む個人スケジュール情報とを対応づけて記憶する個人スケジュール記憶手段から、前記新規イベント参加者条件を充足する前記ユーザの前記個人スケジュール情報を取得する個人スケジュール取得手段をさらに備え、
 前記新規イベント情報は、前記新規イベントの開催を希望する日時または期間を含み、
 前記追加参加者選択手段は、前記個人スケジュール取得手段によって取得された前記個人スケジュール情報に基づいて、前記日時または前記期間に前記登録イベントがない前記ユーザを、前記追加参加者として選択することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のスケジュール調整装置。
 前記追加参加者選択手段は、前記個人スケジュール取得手段によって取得された前記個人スケジュール情報に基づいて、前記日時の前後に前記登録イベントがない前記ユーザ、または前記期間内で最も前記登録イベントが少ない前記ユーザを、前記追加参加者として選択することを特徴とする請求項5に記載のスケジュール調整装置。
 前記追加参加者選択手段は、前記ユーザの前記役職に関する情報が最も下位である前記ユーザを、前記追加参加者として選択することを特徴とする請求項4~6のいずれかに記載のスケジュール調整装置。
 請求項1~7のいずれかに記載のスケジュール調整装置の各種処理手段としてコンピュータを機能させるためのスケジュール調整プログラムを記憶したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
Description:
スケジュール調整装置およびス ジュール調整プログラムを記憶したコンピ ータ読取り可能な記録媒体

 本開示は、スケジュール調整装置および ケジュール調整プログラムを記憶したコン ュータ読取り可能な記録媒体に関する。よ 具体的には、本開示は、会議等のイベント 内容に応じて、参加者を自動的に選択する とができるスケジュール調整装置およびス ジュール調整プログラムを記憶したコンピ ータ読取り可能な記録媒体に関する。

 従来から、ユーザによって入力された会議 のイベントの日時、参加者等の情報に基づ て、参加者のスケジュールを自動的に調整 る装置が知られている。その中で、例えば 特許文献1に記載のスケジュール調整装置で は、ユーザは「参加者」を個人として特定す るのではなく、役割を特定して入力を行う。 スケジュール調整装置は、特定された役割に 適合する者を参加者として自動的に選択する 。

特開2007-11479号公報

 しかしながら、特許文献1に記載のスケジ ュール調整装置では、参加者の役割が様々な イベント毎に記憶されている。したがって、 イベントが多数になると、スケジュール調整 装置に記憶されるデータの量が膨大になると いう問題がある。また、ユーザが役割の入力 を誤ると、適切な参加者が選択されない場合 があるという問題もある。

 本開示は、データ量を増大させることな 、会議等のイベントの内容に応じた適切な 加者を自動的に選択することができるスケ ュール調整装置およびスケジュール調整プ グラムを提供することを目的とする。

 本開示の第1の態様によれば、新規イベン トの開催スケジュールを調整するスケジュー ル調整装置であって、新規イベントの内容お よび前記新規イベントへの参加者である新規 イベント参加者を含む、新規イベント情報を 取得する新規イベント情報取得手段と、複数 のユーザの識別情報と前記ユーザの属性とを 対応づけて記憶する属性情報記憶手段から、 前記新規イベント参加者の前記属性を取得す る参加者属性取得手段と、前記参加者属性取 得手段によって取得された前記新規イベント 参加者の前記属性である新規イベント参加者 属性が、前記新規イベント参加者の属性とし て必須の条件である新規イベント参加者条件 を充足するものであるか否かを判断する条件 充足判断手段と、前記条件充足判断手段によ って、前記新規イベント参加者属性が前記新 規イベント参加者条件をすべて充足していな いと判断された場合に、前記新規イベントへ の追加参加者として、前記属性情報記憶手段 から、前記新規イベント参加者属性が充足し ていない前記新規イベント参加者条件を充足 する属性を有する前記ユーザを選択する追加 参加者選択手段とを備えたことを特徴とする スケジュール調整装置が提供される。

 また、本開示の第2の態様によれば、本開 示の第1の態様に係るスケジュール調整装置 各種処理手段としてコンピュータを機能さ るためのスケジュール調整プログラムを記 したコンピュータ読取り可能な記録媒体が 供される。

スケジュール調整システム1のシステム 構成図である。 サーバ10の電気的構成を示すブロック である。 パーソナルデータデータベース1024に登 録されたパーソナルデータの説明図である。 必須属性データベース1025に登録された 必須属性データの説明図である。 ユーザ端末20の電気的構成を示すブロ ク図である。 RAM2013の記憶エリアの説明図である。 スケジュール調整処理のメイン処理の ローチャートである。 図7のメイン処理の中で行われる参加者 確認処理のフローチャートである。 図7のメイン処理の中で行われるスケジ ュール決定処理のフローチャートである。 図9のスケジュール決定処理の中で行 れる追加参加者決定処理のフローチャート ある。 図10の追加参加者決定処理の中で行わ る入力者確認処理のフローチャートである 新規スケジュール入力画面51の説明図 ある。 パーソナルデータの具体例の説明図で ある。 パーソナルデータの別の具体例の説明 図である。 別の実施形態に係るスケジュール調整 処理のメイン処理のフローチャートである。 図15のメイン処理の中で行われる参加 確認処理のフローチャートである。 別の実施形態に係る新規スケジュール 入力画面52の説明図である。

 以下、本開示を具体化したスケジュール 整装置の実施の形態について、図面を参照 て説明する。なお、これらの図面は、採用 うる技術的特徴を説明するために用いられ ものであり、記載されている装置の構成、 種処理のフローチャートなどは、それのみ 限定する趣旨ではなく、単なる説明例であ 。

 まず、図1~図14を参照して、本開示の1つ 実施の形態について説明する。最初に、図1~ 図7を参照して、本実施形態に係るスケジュ ル調整システム1の構成について説明する。 1に示すように、スケジュール調整システム 1は、サーバ10と、サーバ10にネットワークを して接続されたユーザ端末21、22を含む複数 のユーザ端末20を備えている。スケジュール 整システム1では、ユーザ端末20のユーザ200 操作により、ユーザ端末20がネットワーク 介してサーバ10にアクセスし、必要なデータ を入手して、後述するスケジュール調整処理 を行う。図中のユーザ端末21、22・・・他は べて同じ構成を有する。よって、これ以降 「ユーザ端末20」という場合には、複数のユ ーザ端末21、22を含むすべてのユーザ端末を 称するか、または不特定のユーザ端末を指 。「ユーザ端末21」という場合には、ある特 定の「ユーザ端末21」を指す。各ユーザ端末2 0は、それぞれについてユーザが特定されて る。よって、「ユーザ200」という場合には 不特定のユーザ端末20のユーザを指す。「ユ ーザ210」、「ユーザ220」等という場合には、 それぞれ「ユーザ端末21のユーザ210」、「ユ ザ端末22のユーザ220」等を指す。

 次に、図2のブロック図を参照して、サー バ10の電気的構成について説明する。サーバ1 0は、所謂パーソナルコンピュータであり、 用型の装置である。図2に示すように、サー 10には、サーバ10の制御を司るCPU1011、BIOS等 記憶したROM1012および各種データを一時的に 記憶する記憶エリアを有するRAM1013を備えた 御部101が設けられている。ROM1012およびRAM1013 は、それぞれCPU1011に接続されている。CPU1011 はさらに、バス109を介して、記憶装置102、 種データの入力を行うためのキーボード103 各種データを表示するディスプレイ104、ネ トワークを介して行われるユーザ端末20と 通信を制御する通信制御部105、CD-ROM等の記 媒体を駆動する記憶媒体駆動装置106、およ データの受け渡しの仲介を行う入出力イン ーフェース(I/F)107が接続されている。

 サーバ10の記憶装置102には、複数の記憶 リアが設けられている。これらの記憶エリ には、個人スケジュールデータベース(以下 個人スケジュールDBという)1022、会議室スケ ジュールデータベース(以下、会議室DBという )1023、パーソナルデータデータベース(以下、 パーソナルDBという)1024、必須属性データベ ス(以下、必須属性DBという)1025、およびCPU101 1により実行される各種プログラム(図示外)等 がそれぞれ記憶されている。個人スケジュー ルDB1022には、すべてのユーザ端末20のユーザ2 00毎に、識別コード、氏名、および、ユーザ2 00のスケジュールを含むスケジュール情報が 憶されている。スケジュールとは、例えば すでに調整が行われて登録されたイベント 区分、内容、日時、場所、参加者等である 会議室DB1023には、サーバ10の管理する会議 毎に、例えば、会議室の名称、場所、予約 日時、予約の登録者、イベントの区分、イ ント参加者を含む会議室予約情報が記憶さ ている。

 図3を参照して、パーソナルDB1024に登録さ れたパーソナルデータについて説明する。パ ーソナルDB1024には、すべてのユーザ端末20の ーザ200毎に、そのユーザ200の個人情報が、 ーソナルデータとして記憶されている。具 的には、例えば、ユーザ200の識別コード、 名、会社、部署、役職、役職レベル、住所 電話番号、Eメールアドレス、職種が記憶さ れている。例えば、図3に示すように、ユー 端末21のユーザ210(AA)のパーソナルデータと ては、識別コードとしてユーザ210の社員コ ドである「210」、氏名としてユーザ210の氏 である「AA」、会社として「A社」、部署と て「開発部」が記憶されている。役職とし は、AAは役職者ではないため、データは記憶 されていない。役職は、会社や部署によって 名称が異なり、例えばある会社の「マネージ ャー」が他の会社の「主任」に相当したりす る。よって、役職レベルには、こういった役 職名の相違に関係なく、すべての役職の上下 関係を比較できるように、1~5までのいずれか の数字が記憶されている。本実施形態では、 役職レベルは、小さい数字ほど上位の役職を 示している。AAのように、ユーザ200が役職者 ない場合には、図3に示すように、役職レベ ルとして最下位の「5」が記憶される。また ユーザ210の住所、電話番号、Eメールアドレ として、それぞれ「○○県△△市◇◇町」 「00-0000-0000」、「Aaaa@a.co.jp」が記憶されて る。さらに、職種として「開発(ハード)」 記憶されている。職種は、ユーザ200の現在 業務に対応する内容が登録される。図3の例 、ユーザ210(AA)は、現在、A社においてハー ウェアの開発に携わっていることを示して る。

 次に、図4を参照して、必須属性DB1025に記 憶された必須属性データについて説明する。 必須属性DB1025には、必須属性データとして、 各イベントの「内容」に対応づけて、その内 容のイベントへの参加者の少なくとも1名が えるべき必須の属性が記憶されている。例 ば、イベントが会議である場合には、図4に すように、「定例会」、「戦略会議」、「 許面談」、「予算会議」等の会議の名称が イベントの内容として記憶されている。そ て、各会議に対応して、参加者の属性の具 例である「部署」、「役職」、「職種」に いて、必須の条件が登録されている。

 図4の例は、イベントの内容が「定例会」 であれば、その定例会には、部署および職種 が「入力者と同じ」である任意のユーザ200の 参加が必須であることを示している。役職レ ベルに関する条件は「何でもよい」であるか ら、そのユーザ200は役職者であってもなくて もよい。同様に、例えばイベントの内容が「 予算会議」の場合は、役職レベルは何でもよ いが、部署が「財務部」で職種が「経理」の 任意のユーザ200と、職種は何でもよいが、部 署が「入力者と同じ」で役職レベルが部長ク ラスである「1」の任意のユーザ200の2名の参 が必須である。これらの条件は、予算を決 するための予算会議には、会社全体の予算 管理する財務部で経理を担当する人物と、 の部署の予算について決裁権限を有する部 クラスの人物の参加が必須であることを示 ている。このように、本実施形態では、各 ベント(会議)の内容に応じて、そのイベン に参加が必須とされる必須参加者の属性に する条件(以下、必須参加者条件という)が定 められている。この必須参加者条件は、後で 詳述するように、入力時に指定された参加者 のみでイベントを開催してよいか否か、すな わち、他に参加者を追加すべきか否かの判断 に利用される。本実施形態では、説明の簡略 化のため、イベントの内容が会議の場合のみ を想定して必須属性データが例示されている 。しかし、必須属性DB1025には、研修、展示会 等、会議以外の他のイベントについても、内 容に応じて同様に必須の属性との対応関係が 登録されていてもよい。また、必須参加者条 件として定められる属性については、「部署 」、「役職」、「職種」に限られず、他に「 保有資格」、「知識レベル」等を用いてもよ いし、「部署」、「役職」、「職種」のうち 1つまたは2つのみを用いることもできる。

 次に、図5のブロック図を参照して、ユー ザ端末20の電気的構成について説明する。ユ ザ端末20は、所謂パーソナルコンピュータ あり、汎用型の装置である。図5に示すよう 、ユーザ端末20には、サーバ10と同様、ユー ザ端末20の制御を司るCPU2011、BIOS等を記憶し ROM2012および各種データを一時的に記憶するR AM2013を備えた制御部201が設けられている。ROM 2012およびRAM2013は、それぞれCPU2011に接続され ている。RAM2013の詳細については後述する。CP U2011にはさらに、バス209を介して、記憶装置2 02、各種データの入力を行うためのキーボー 203、各種データを表示するディスプレイ204 ネットワークを介して行われるサーバ10お び他のユーザ端末20との通信を制御する通信 制御部205、CD-ROM等の記憶媒体を駆動する記憶 媒体駆動装置206、およびデータの受け渡しの 仲介を行う入出力インターフェース(I/F)207が 続されている。記憶装置202には、複数の記 エリアが設けられている。これらの記憶エ アの1つには、キーボード203を用いたユーザ 200からの入力を受けて、スケジュール調整処 理を行うスケジュール調整プログラム2021が 憶されている。スケジュール調整プログラ による処理については、後で詳述する。ま 、図示しないが、他の記憶エリアには、CPU20 11で実行されるその他のプログラム等が記憶 れている。

 図6を参照して、RAM2013の詳細について説 する。図6に示すように、各種データを一時 に記憶するRAM2013には、新規イベント情報記 憶エリア231、必須参加者条件記憶エリア232、 参加者情報記憶エリア233、不足条件記憶エリ ア234、追加参加者候補記憶エリア235、参加者 スケジュール記憶エリア236、会議室情報記憶 エリア237、候補日程記憶エリア238、処理対象 日程記憶エリア239、追加参加者スケジュール 記憶エリア240、選択候補記憶エリア241、およ びエラーフラグ記憶エリア242を含む複数の記 憶エリアが設けられている。

 新規イベント情報記憶エリア231には、ユ ザ200が、新たにスケジュールの登録を希望 る新規イベントに関する情報を入力した場 に、入力された新規イベント情報が記憶さ る。必須参加者条件記憶エリア232には、前 の必須属性DB1025から取得された、新規イベ トの内容に対応する必須参加者条件が記憶 れる。参加者情報記憶エリア233には、前述 パーソナルDB1024から取得された、新規イベ トの参加者のパーソナルデータが記憶され 。不足条件記憶エリア234には、入力された 加者のみでは満たされていない必須参加者 件である不足条件が記憶される。追加参加 候補記憶エリア235には、不足条件を満たす とができるユーザ200のパーソナルデータが 追加参加者候補として記憶される。参加者 ケジュール記憶エリア236には、前述の個人 ケジュールDB1022から取得された、新規イベ トの参加者のスケジュール情報が記憶され 。会議室情報記憶エリア237には、前述の会 室DB1023から取得された会議室予約情報が記 される。候補日程記憶エリア238には、新規 ベントのスケジュール調整の過程で、新規 ベントの開催日時および場所の候補として 択された候補日程が記憶される。処理対象 程記憶エリア239には、候補日程のすべてに いて、登録が可能か否かを判断する処理を に1つずつ行うために、処理対象として選択 される1つの候補日程が記憶される。追加参 者スケジュール記憶エリア240には、前述の 人スケジュールDB1022から取得された、新規 ベントの追加参加者候補のスケジュール情 が記憶される。選択候補記憶エリア241には 追加参加者候補のうち、1つの必須参加者条 に対して最終的な候補として選択される1名 の選択候補のパーソナルデータが記憶される 。エラーフラグ記憶エリア242には、エラーの 有無を示すエラーフラグが記憶される。

 次に、図7~図14を参照して、各ユーザ端末 20で行われるスケジュール調整処理について 明する。説明の便宜上、以下では、ユーザ 末21においてユーザ210(AA)が新規イベント情 の入力を行ったものとして説明するが、他 ユーザ端末22、23等で処理が行われる場合も 同様である。図7~図10の各処理は、記憶装置20 2に記憶されたスケジュール調整プログラム20 21(図5参照)に従って、CPU2011が実行する。

 ユーザ端末21でスケジュール調整プログ ム2021(図5参照)が起動され、図7に示すメイン 処理が開始されると、CPU2011はまず、新規イ ントに関する情報を入力するための新規ス ジュール入力画面51(図12参照)をユーザ端末21 のディスプレイ204に表示させる(S11)。

 図12の新規スケジュール入力画面51を参照 して、このとき入力される新規イベント情報 について説明する。なお、新規スケジュール 入力画面51を介して入力される新規イベント 情報を総称して、「新規イベント情報」と うものとする。図12に示すように、新規ス ジュール入力画面51には、区分欄511、内容欄 512、日時欄513、所要時間欄514、場所欄515、お よび参加者欄516が設けられている。区分欄511 には、「会議」、「外出」、「出張」の3区 に対応するチェックボックスが設けられて り、ユーザ200は、これらのいずれか1つをチ ックすることにより、新規イベントの区分 選択を行うことができる。内容欄512には、 規イベントの内容が入力される。本実施形 では、「内容」として会議の名称が入力さ る場合を例として説明する。日時欄513では 新規イベントの開催希望日時が指定される 日時欄513には、特定の開始日時を指定する めの指定日時欄5131と、日時を特定できない 場合に、一定の幅をもたせて、「この期間内 ならばよい」という期間を特定するための指 定期間欄5132が設けられている。所要時間欄51 4には、新規イベントの所要時間が入力され 。場所欄515には、開催希望場所が入力され 。参加者欄516には、新規イベントへの参加 要請するユーザ200の氏名が入力される。参 者欄516は、複数の氏名を入力できるように 複数の入力欄5161~5166にそれぞれ分けられて る。図12の入力例では、区分欄511に「会議」 が、内容欄512に「予算会議」が、指定日時欄 5131に「2007年04月16日 10:00」が、所要時間欄51 4に「1時間」が、参加者欄5161~5163に「AA」お び「CC」が、それぞれ入力されている。なお 、参加者欄5161に入力された「AA」は入力者の 「ユーザ210」である。また、場所欄515には入 力されたデータがなく、会議の開催場所は特 に指定されていない状態である。

 さらに、新規スケジュール入力画面51の 下には、「設定」ボタン517および「キャン ル」ボタン518が設けられている。「設定」 タン517がクリックされると、入力した情報 確定され(S12:YES)、RAM2013の新規イベント情報 憶エリア231に記憶される(S13)。本実施形態 は、所要時間欄514および参加者欄516は必須 力項目とされている。よって、これらの項 のいずれかに入力がされないまま「設定」 タン517がクリックされると、エラー音が発 られ、次の処理には進むことはできない。 方、「キャンセル」ボタン518がクリックさ た場合には(S12:NO)、入力された新規イベント 情報は無効とされ、ディスプレイ204の表示が 、未入力状態の新規スケジュール入力画面51 戻る(S11)。

 新規イベント情報の入力が確定され(図7 S12:YES)、新規イベント情報記憶エリア231に記 憶されると(S13)、CPU2011は、新規イベント情報 に内容、すなわち、会議の名称が含まれてい るか否かを判断する(S14)。内容が含まれてい ければ(S14:NO)、新規イベントの内容に応じ 追加参加者の要否判断を行うことができな 。よって、CPU2011は、追加参加者はないと決 して(S16)、後述するスケジュール決定処理(S 30)に移る。一方、例えば、図12に示すように 規イベント情報が入力された場合には、新 イベント情報記憶エリア231に記憶された新 イベント情報には、内容として「予算会議 が含まれている(S14:YES)。このような場合に 、CPU2011は参加者確認処理(S20)に移る。

 図8を参照して、参加者確認処理(S20)の詳 について説明する。参加者確認処理では、 力時に指定された参加者のみで、新規イベ トの内容に対応する必須参加者条件(図4参 )が満たされているか否かが判断され、満た れてない場合には、追加参加者候補が抽出 れる。

 図8に示す処理が開始されると、CPU2011は ず、サーバ10の記憶装置102に記憶された必須 属性DB1025にアクセスし、必須属性DB1025に、新 規イベント情報の内容に対応する必須参加者 条件が記憶されているか否かを判断する(S21) 例えば、新規イベント情報記憶エリア231に 規イベントの内容として「予算会議」が記 されている場合、必須属性DB1025には、図4に 示すように「予算会議」に対応する必須参加 者条件が記憶されている(S21:YES)。したがって 、この場合、CPU2011は、必須属性DB1025から「 算会議」に対応する必須参加者条件を取得 、RAM2013の必須参加者条件記憶エリア232に記 させる(S22)。具体的には、「部署:財務部、 職レベル:何でもよい、職種:経理」および 部署:入力者と同じ、役職レベル:1、職種:何 もよい」の2つの必須参加者条件が、このと き必須参加者条件記憶エリア232に取得される 。

 その後、CPU2011は、サーバ10の記憶装置102 記憶されたパーソナルDB1024にアクセスし、 規イベント情報記憶エリア231に記憶された 規イベントの参加者のパーソナルデータを 得して、RAM2013の参加者情報記憶エリア233に 記憶させる(S23)。例えば、図12に示すように 規イベント情報が入力された場合には、参 者である「AA」および「CC」のパーソナルデ タが、参加者情報記憶エリア233に取得され 。なお、AAのパーソナルデータは前述した うに図3の通りであり、CCのパーソナルデー は図14の通りであるものとする。すなわち、 CCは、A社の財務部のマネージャー(役職レベ :3)であり、職種は経理である。

 次いでCPU2011は、必須参加者条件記憶エリ ア232および参加者情報記憶エリア233にそれぞ れ取得された必須参加者条件および参加者の パーソナルデータを参照して、入力時に指定 された参加者の属性が、必須参加者条件をす べて満たしているか否かを判断する(S24)。な 、以下では入力者の属性については考慮し いものとして説明するが、入力者の属性に いて考慮してもよい。この例では、AAは入 者(ユーザ210)であるため、CCの属性である部 、役職レベルおよび職種のみが、「部署:財 務部、役職レベル:何でもよい、職種:経理」 よび「部署:入力者と同じ、役職レベル:1、 種:何でもよい」を満たすか否かの判断に用 いられる。RAM2013に記憶されているCCの部署、 役職レベルおよび職種は、図14に示すように それぞれ「財務部」、「3」、「経理」であ る。よって、CCの属性は、前述した2つの必須 参加者条件のうちの1つである「部署:財務部 役職レベル:何でもよい、職種:経理」を満 している。しかし、CC以外に考慮される参加 者がないため、もう1つの必須参加者条件で る「部署:入力者と同じ、役職レベル:1、職 :何でもよい」は満たされていない。したが て、このような場合、CPU2011は、必須参加者 条件がすべて満たされてはいないと判断し(S2 4:NO)、後述するように、必須参加者条件を満 す他のユーザ200を追加参加者として選択す 処理を行う。一方、入力時の参加者のみで その新規イベントの内容に対応する必須参 者条件が満たされている場合には(S24:YES)、 加者を追加する必要はない。よって、CPU2011 は、追加参加者はないと決定し(S29)、図7のメ イン処理に戻る。

 S24において、必須参加者条件がすべて満 されてはいないと判断した場合(S24:NO)、CPU20 11は、不足している(満たされていない)必須 加者条件を特定する(S25)。前述の例では、「 部署:入力者と同じ、役職レベル:1、職種:何 もよい」が不足している必須参加者条件と て特定され、RAM2013の不足条件記憶エリア234 記憶される。次いでCPU2011は、サーバ10の記 装置102のパーソナルDB1024にアクセスし、S25 特定された必須参加者条件を満たす任意の ーザ200を選択し(S26)、追加参加者候補に決 して、RAM2013の追加参加者候補記憶エリア235 記憶させる(S27)。前述の例では、入力者で るAA(ユーザ210)の部署は、図3に示す通り「開 発部」であり、この情報がS23で取得され、参 加者情報記憶エリア233に記憶されている。よ って、CPU2011は、パーソナルDB1024に記憶され パーソナルデータの中から、「部署:開発部 役職レベル:1」を満たすデータを選択し、 のパーソナルデータを有するユーザ200を特 する。なお、この例では、職種に関する必 参加者条件は「何でもよい」なので、職種 選択条件には含まれない。例えば、図13に示 すBB(ユーザ220)のパーソナルデータによれば BBの部署は「開発部」、役職レベルは部長ク ラスを示す「1」であるから、BBの属性は「部 署:開発部、役職レベル:1」を満たしている。 よって、このような場合には、BBが追加参加 候補として選択され(S26)、BBのパーソナルデ ータが追加参加者候補記憶エリア235に記憶さ れる(S27)。なお、S26において、不足している 件を満たすユーザ200が複数いる場合には、 れらの複数のユーザ200がすべて追加参加者 補として選択され(S26)、そのパーソナルデ タが追加参加者候補記憶エリア235に記憶さ る(S27)。その後、CPU2011は、図7のメイン処理 戻る。

 図7のS16において「追加参加者なし」と決 定されるか、またはS20において参加者確認処 理(図8参照)が行われた後、図7のメイン処理 は、スケジュール決定処理が行われる(S30)。 その後、CPU2011は、スケジュール決定処理(S30) において決定された結果をディスプレイ204に 表示させ(S18)、メイン処理を終了する。以下 、スケジュール決定処理の詳細について、 9および図10を参照して説明する。スケジュ ル決定処理では、新規イベント情報入力時 指定された参加者、および参加者確認処理( S20、図8)で選択された追加参加者候補のスケ ュール情報に基づいて、新規イベントの開 日時および場所が決定される。

 図9に示すスケジュール決定処理が開始さ れると、CPU2011はまず、新規イベント情報記 エリア231に記憶された新規イベント情報を 照し、スケジュール調整の対象とする期間 参加者を特定する。ここでいう「期間」と 、具体的には、新規イベント入力時に、新 スケジュール入力画面51の指定日時欄5131に いて特定の開始日時が入力されている場合 は、開始日時に所要時間欄514で入力された 要時間を加算した時間帯をいう。例えば、 12の入力例では、開始日時として「2007年4月1 6日 10:00」が入力され、所要時間として「1時 間」が入力されているので、「2007年4月16日  10:00~11:00」が期間として特定される。また、 始日時はなく、指定期間欄5132で入力された 指定期間が新規イベント情報記憶エリア231に 記憶されている場合には、「期間」とは、そ の指定期間をいう。一方、開始日時も指定期 間も記憶されていない場合には、例えば、「 処理日から1週間」など、所定の期間を定め ばよい。CPU2011は、サーバ10の記憶装置102に 憶された個人スケジュールDB1022にアクセス 、前述のように特定された期間内の全参加 のスケジュール情報を取得し、RAM2013の参加 スケジュール記憶エリア236に記憶させる(S31 )。例えば、図12の入力例では、「2007年4月16  10:00~11:00」の、AAおよびCCのスケジュール情 報が取得される。

 CPU2011は、サーバ10の記憶装置102に記憶さ た会議室DB1023にアクセスし、前述のように 定された期間内の会議室予約情報をRAM2013の 会議室情報記憶エリア237に取得し、記憶させ る(S32)。ここで取得される会議室予約情報は 新規イベント情報入力時に特定の会議室が 所として入力され、新規イベント情報記憶 リア231に記憶されていれば、その会議室の 報である。一方、1つの会議室が特定されて おらず、例えば、場所として「本社」のみが 記憶されているような場合は、会議室DB1023か ら、場所に「本社」が含まれる会議室の情報 が取得される。また、図12の入力例のように 何ら場所が入力されなかった場合は、新規 ベント情報記憶エリア231には場所は記憶さ ていないため、全会議室の情報が取得され 。

 続いて、CPU2011は、新規イベントの開始日 時および所要時間と、S31で参加者スケジュー ル記憶エリア236に取得した参加者のスケジュ ール情報とを参照して、全参加者に新規イベ ントの所要時間分の共通の空きがあるか否か を判断する。取得したスケジュール情報中、 共通の空きがまったくない場合には(S33)、入 された条件では、新規イベントは登録不可 である。よって、後で入力者であるAA(ユー 210)にその旨を知らせるために、エラーフラ グをONとしてRAM2013のエラーフラグ記憶エリア 242に記憶させる(S39)。そして、続くS37におい 、CPU2011はエラーフラグがONであると判断し( S37:YES)、図7のメイン処理に戻ってディスプレ イ204にエラーメッセージを表示させてから(S1 8)、処理を終了する。

 一方、参加者に所要時間分の共通の空き あれば(S33:YES)、S32で会議室情報記憶エリア2 37に取得された会議室予約情報を参照して、 の時間帯に会議室に空きがあるか否かを判 する(S34)。会議室にまったく空きがない場 には(S34:NO)、前述の場合と同様に、エラーフ ラグをONとしてエラーフラグ記憶エリア242に 憶させる(S39)。そして、続くS37において、CP U2011はエラーフラグがONであると判断し(S37:YES )、図7のメイン処理に戻ってディスプレイ204 エラーメッセージを表示させてから(S18)、 理を終了する。一方、会議室に空きがある 判断した場合には(S34:YES)、CPU2011は、新規イ ントを登録可能な日時と場所の組合せであ 候補日程を選定し、RAM2013の候補日程記憶エ リア238に記憶させる(S35)。このとき、新規イ ントを登録可能な日時と場所の組合せが複 あれば、例えば「4月16日 10:00~11:00 会議室1 」および「4月17日 14:00~15:00 会議室3」のよ に、複数の候補日程が選定されることにな 。候補日程を選定した後(S35)、CPU2011は、追 参加者決定処理(S70)に移る。

 図10および図11を参照して、追加参加者決 定処理(図9、S70)の詳細について説明する。追 加参加者決定処理では、前述の参加者確認処 理(図7、S20および図8)において選択された追 参加者候補のスケジュール情報も考慮して 追加参加者1名が決定されるとともに、新規 ベントの開催日程が決定される。

 図10に示す追加参加者決定処理が開始さ ると、CPU2011はまず、前述のように選択され( 図9、S35)、候補日程記憶エリア238に記憶され いる候補日程のうち、最も早い日時の候補 程を処理対象日程として選択し、RAM2013の処 理対象日程記憶エリア239に記憶させる(S71)。 補日程記憶エリア238に候補日程が1つしか記 憶されていない場合には、その候補日程が選 択される。また、最も早い日時の候補日程が 複数ある場合には、例えば、場所とされてい る会議室が会議室DB1023で最先に登録されてい る候補日程を選択すればよい。

 次いで、CPU2011は、追加参加者候補記憶エ リア235を参照して、追加参加者候補が記憶さ れているか否かを判断する(S72)。追加参加者 補が記憶されていなければ(S72:NO)、これ以 他のユーザ200のスケジュールを考慮する必 はないため、CPU2011は、図9のスケジュール決 定処理に戻る。この場合、エラーフラグはON して記憶されていない(図9、S37:NO)。よって CPU2011は、図10のS71で選択され、処理対象日 記憶エリア239に記憶された処理対象日程の 時と場所を新規イベントの開催日時および 所としてスケジュールを決定する(S38)。さ に、CPU2011は、サーバ10の個人スケジュールDB 1022にアクセスする。処理対象日程記憶エリ 239に記憶されている日時と場所、および新 イベント情報記憶エリア231に記憶されてい 新規イベント情報の区分、参加者、内容等 、新規イベントの各参加者のスケジュール 報として新たに個人スケジュールDB1022に登 される(S39)。例えば、図12の入力例の場合、 加者であるAA(ユーザ210)およびCC(ユーザ230) スケジュール情報が、個人スケジュールDB102 2に登録される。また、CPU2011は、サーバ10の 議室DB1023にもアクセスし、同様にして、決 された日程の会議室予約情報を新たに登録 る(S39)。その後、CPU2011は、図9のスケジュー 決定処理を終了し、図7のメイン処理に戻っ てディスプレイ204に決定したスケジュールを 表示させてから(S18)、メイン処理を終了する

 一方、図10のS72において、追加参加者候 記憶エリア235に追加参加者候補が記憶され いると判断した場合には(S72:YES)、CPU2011は、 ーバ10の記憶装置102の個人スケジュールDB102 2にアクセスする。処理対象日程の日時およ その前後(例えば、前後1時間)の追加参加者 補のスケジュール情報が個人スケジュールDB 1022から取得され、RAM2013の追加参加者スケジ ール記憶エリア240に記憶される(S73)。追加 加者候補が複数記憶されている場合には、 べての追加参加者候補のスケジュール情報 取得される。

 次いでCPU2011は、追加参加者スケジュール 記憶エリア240を参照して、追加参加者候補の いずれかのスケジュールが処理対象日程の日 時に空いているか否かを判断する(S76)。これ 、追加参加者として選択された場合に、ス ジュールの変更が必要なく、特に支障がな ユーザ200を優先的に選択するための判断で る。追加参加者候補のいずれにも空きがな 場合には(S76:NO)、追加参加者候補記憶エリ 235に記憶された追加参加者候補のパーソナ データが参照される。役職レベルが最下位 追加参加者候補が1名選択され、選択候補と てRAM2013の選択候補記憶エリア241に記憶され る(S93)。役職レベルが最下位の追加参加者候 を選択するのは、役職レベルが高いユーザ2 00ほど多忙であることが多いため、新たにス ジュールが追加された場合に、より支障が ないと思われる候補を選択する趣旨である 前述したように、本実施形態では、役職レ ルは、小さい数字ほど上位の役職を示す1~5 での数字である。よって、例えば役職レベ が「5」の追加参加者候補がいれば、その追 加参加者が選択される。役職レベルが最下位 の追加参加者候補が複数いる場合には、例え ば、識別コード(社員コード)が最も小さい追 参加者候補を選定すればよい。もともと追 参加者候補が1名しか記憶されていない場合 には、その追加参加者候補が選択される。こ のようにして、追加参加者候補のうち1名の を選択候補として選択した後(S93)、CPU2011は 選択候補の利用するユーザ端末20に対して、 処理対象日時にすでに登録されている別のイ ベントである登録イベントを、他の日時に移 動するように依頼する(S94)。

 登録イベントの移動依頼に対して、選択 補の利用するユーザ端末20から、了承でき い旨の返答を受けた場合には(S95:NO)、CPU2011 、追加参加者スケジュール記憶エリア240か 、選択候補のスケジュール情報を消去して 候補から除外する(S96)。その後、可能であれ ば他の追加参加者候補に登録イベントの移動 依頼を行うために、CPU2011は、追加参加者ス ジュール記憶エリア240を参照して、すべて 追加参加者候補について、登録イベント移 可否の確認が済んだか否かを判断する(S97)。 具体的には、追加参加者スケジュール記憶エ リア240に記憶されているスケジュール情報が まだあれば、まだすべての追加参加者候補に ついて確認が完了していないと判断される(S9 7:NO)。よって、この場合、CPU2011は、S93に戻り 、この時点でまだ記憶されている追加参加者 候補のうち、役職レベルが最下位の候補を新 たに選択候補として選択し、前述のS93~S97の 理を繰り返す。

 その後、すべての追加参加者候補につい 確認が済み、追加参加者スケジュール記憶 リア240に記憶されているスケジュール情報 なくなると(S97:YES)、現在の処理対象日時で 、新規イベントを登録可能な追加参加者候 がいない状態となる。そこで、CPU2011は、日 時の変更が可能か否かを判断する(S98)。具体 には、CPU2011は、候補日程記憶エリア238に、 現在の処理対象日程の日時と異なる日時の候 補日程が記憶されていれば、日時変更は可能 であると判断する(S98:YES)。この場合CPU2011は S71に戻り、日時が異なる候補日程のうち最 早い日時のものを選択して処理対象日程と 、前述の処理を繰り返す。その結果、いず の候補日程についても追加参加者候補の調 がつかないと、最終的にS98においてそれ以 の日時変更は不可能と判断され(S98:NO)、エラ ーフラグがONとされて、エラーフラグ記憶エ ア242に記憶される(S99)。CPU2011は、図10の追 参加者決定処理を終了して図9のスケジュー 決定処理に戻り、S37において、エラーフラ がONであると判断する(S37:YES)。よって、CPU20 11は、そのまま図9のスケジュール決定処理も 終了し、図7のメイン処理に戻ってディスプ イ204にエラーメッセージを表示させてから( 7、S18)、メイン処理を終了する。

 一方、初回または何度目かの処理におい 、処理対象日程の日時に空きのある追加参 者候補がいると判断した場合(S76:YES)、CPU2011 は、それが複数か否かを判断する(S77)。追加 加者候補が複数いる場合には(S77:YES)、CPU2011 は、追加参加者スケジュール記憶エリア240を 参照し、処理対象日程前後のスケジュールが 空いている候補を選択候補として選択し、選 択候補記憶エリア241に記憶させる(S78)。これ 、自動的に追加参加者を設定する場合に、 るべく多忙でないユーザ200を選択するため ある。前後のスケジュールが空いている候 が複数ある場合には、例えば、識別コード( 社員コード)が最も小さい追加参加者候補を 択すればよい。続いて、CPU2011は、S78で選択 た選択候補をディスプレイ204に表示させて ユーザ210(AA)の確認を促す(S79)。このときデ スプレイ204には、選択候補とともに、「了 」、「変更」、および「削除」の3つのボタ ンが合わせて表示される。一方、処理対象日 程の日時に空きのある追加参加者候補が1名 った場合は(S77:NO)、CPU2011は、その候補を選 候補として選択候補記憶エリア241に記憶さ 、ディスプレイ204に表示させる(S79)。また、 処理対象日程の日時に空きのある候補がなく (S76:NO)、前述のように、役職レベルが最下位 候補に対して登録イベントの移動を依頼し 結果、了承が得られた場合には(S93、S94、S95 :YES)、同様に、その候補が表示される(S79)。 実施形態では、選択候補は、各必須参加者 件について1名が選択される。すなわち、必 参加者条件が複数ある場合には、複数名の 択候補が選択されることになる。1名だけで はなく、追加参加者候補をすべて参加者とし て追加するのが適切な場合には、S77およびS78 の処理は省略し、すべての追加参加者候補を 複数の選択候補としてS79で表示させてもよい 。

 選択候補がディスプレイ204に表示された (S79)、入力者確認処理(S80、図11)が行われる 図11を参照して、入力者確認処理について 明する。図11に示す入力者確認処理では、ま ず、ユーザ210(AA)がディスプレイ204に表示さ た選択候補を確認し、この候補を参加者と て追加することを了承する「了承」ボタン 選択したか否かが判断される(S81)。ユーザ210 (AA)が「了承」ボタンを選択した場合(S81:YES) CPU2011は、選択候補記憶エリア241に記憶され いる選択候補を追加参加者として決定する( S82)。その後、CPU2011は図9のスケジュール決定 処理に戻り、エラーフラグ記憶エリア242にエ ラーフラグがONとして記憶されているか否か 判断する。この場合、エラーフラグはONと れていないため(S37:NO)、CPU2011は、図10のS71で 選択され、処理対象日程記憶エリア239に記憶 されている処理対象日程の日時と場所を新規 イベントの開催日時および場所としてスケジ ュールを決定する(S38)。さらに、CPU2011は、サ ーバ10の記憶装置102の個人スケジュールDB1022 アクセスする。処理対象日程記憶エリア239 記憶されている日時と場所、新規イベント 報記憶エリア231に記憶されている新規イベ ト情報の区分、参加者、および内容等、さ に選択候補記憶エリア241に記憶されている 択候補に基づいて、スケジュール情報が新 に登録される(S39)。具体的には、例えば、 12の例のように新規イベントの参加者として AA(ユーザ210)およびCC(ユーザ230)が入力され、 の後の処理で追加参加者としてBB(ユーザ220) が決定された場合、AA、BB、およびCCのスケジ ュール情報が新たに登録される(S39)。また、C PU2011は、サーバ10の会議室DB1023にもアクセス 、同様にして、会議室予約情報を新たに登 する(S39)。その後、CPU2011は、図9のスケジュ ール決定処理は終了し、図7のメイン処理に ってディスプレイ204に決定したスケジュー を表示させてから(S18)、メイン処理を終了す る。

 一方、S79においてディスプレイ204に表示 れた選択候補を確認した結果、ユーザ210(AA) が、追加参加者を他のユーザ200に変更するよ うに指示する「変更」ボタンを選択する場合 がある。このような場合、例えば、CPU2011は ディスプレイ204に、必須参加者条件を満た その他の追加参加者候補をリスト表示させ 。ユーザ210は、リストから所望の追加参加 候補を選択することにより、変更入力を行 。変更入力を受け付けると(S81:NO→S86:YES)、CP U2011は、選択候補記憶エリア241に変更後の追 参加者候補を選択候補として記憶させる。 らに、CPU2011は、追加参加者スケジュール記 憶エリア240に記憶されている変更後の選択候 補のスケジュール情報を参照して、現在の処 理対象日程の日時にスケジュールの空きがあ るか否かを判断する(S87)。変更後の選択候補 スケジュールに空きがあれば(S87:YES)、CPU2011 はこの候補を追加参加者として決定し(S82)、 のまま図10の追加参加者決定処理に戻り、 らに図9のスケジュール決定処理に戻る。一 、変更後の選択候補のスケジュールに空き なければ(S87:NO)、この候補の利用するユー 端末20に対して、この日時にすでに登録され ている別のイベントである登録イベントを、 他の日時に移動するように依頼する(S88)。了 する旨の返答を受けた場合には(S89:YES)、そ まま図10の追加参加者決定処理に戻り、さ にCPU2011はこの候補を追加参加者として決定 (S82)、図9のスケジュール決定処理に戻る。 承できない旨の返答を受けた場合には(S89:NO )、ユーザ210の希望する変更は不可能である よって、CPU2011はエラーフラグをONとしてエ ーフラグ記憶エリア242に記憶させてから(S90) 、そのまま図10の追加参加者決定処理に戻り さらに図9のスケジュール決定処理に戻る。

 また、S79においてディスプレイ204に表示 れた選択候補を確認した結果、ユーザ210(AA) が「削除」ボタンを選択した場合には(S91:YES) 、CPU2011は、追加参加者を決定することなく そのまま図10の追加参加者決定処理に戻り、 さらに図9のスケジュール決定処理に戻る。 れは、例えば、必須参加者条件として入力 と同じ部署の部長クラス(役職レベル1)が要 される場合であっても、このときに限って 長に会議での決裁が一任されている場合の うに、追加参加者が不要な場合もある。そ で、このような場合には自動的に追加参加 を決定せず、臨機応変な対応を可能とする めである。追加参加者候補を変更(S86:YES)ま は削除し(S91:YES)、図9のスケジュール決定処 に戻った後は、いずれの場合も前述と同様 処理が行われる。選択候補の了承、変更、 よび削除のいずれも指示入力がされない間 (S81:NO、S86:NO、S91:NO)、CPU2011は、何らかの指 入力がされるまで監視を続ける。

 以上に説明したように、本実施形態では イベントの内容毎に、参加者の属性として 須とされる必須参加者条件が予め定められ その対応関係が必須属性DB1025に記憶されて る。また、スケジュール調整システム1を利 用する全ユーザ200の属性は、パーソナルDB1024 に記憶されている。新規イベント情報が入力 されると、入力された新規イベントの内容に 対応する必須参加者条件が必須属性DB1025から 取得される。入力された参加者だけではこの 条件を満たすことができないと判断されると 、パーソナルDB1024を参照して、条件を満たす 属性を有する追加参加者が自動的に選択され る。したがって、新規イベント情報の入力者 が、本来新規イベントへの出席が必要なユー ザ200を参加者として入力し忘れた場合でも、 適切な参加者を含めたスケジュール調整を行 うことができる。また、入力時に新規イベン トの内容さえ入力すれば、細かい条件設定を 行わなくても、適切な参加者を追加すること ができる。

 また、必須参加者条件として要求される 加者の属性には、所属、役職(役職レベル) または職種に関する情報が含まれている。 たがって、イベントの内容に応じて、適切 所属の担当者、決裁権限を有する責任者に 当する役職、または専門の職種等を考慮し 、必須参加者条件を予め定めておくことが きる。また、これらの属性に関する情報は 特に企業等では通常管理されている情報な で、新たな情報としてパーソナルDB1024登録 る手間も必要なく、データ量が徒に増大す 虞がない。

 次に、図15~図17を参照して、前述の実施 態と異なる点を主として、別の実施形態に いて説明する。なお、図15および図16の処理 、前述の実施形態と同様、記憶装置202に記 されたスケジュール調整プログラム2021(図5 照)に従って、CPU2011が実行する。

 前述の実施形態では、予めイベントの内 毎に定められた必須参加者条件を記憶する 須属性DB1025のみを参照して、新規イベント 報入力時に指定された参加者が必須参加者 件を満たしているか否かが判断されていた 本実施形態は、新規イベント情報の入力時 、ユーザ200が必須参加者条件を適宜変更入 できるように構成されている点に特徴を有 る。本実施形態に係るスケジュール調整シ テム1、およびその構成要素であるサーバ10 よびユーザ端末20の構成は、前述の実施形 と同一であるため、説明を省略し、以下に 本実施形態においてユーザ端末20で行われる スケジュール調整処理について説明する。

 ユーザ端末20においてスケジュール調整 ログラム2021が起動され、図15に示す本実施 態に係るメイン処理が開始されると、CPU2011 まず、ディスプレイ204に新規スケジュール 力画面52(図17参照)を表示させる(S40)。図17に 示すように、本実施形態でディスプレイ204に 表示される新規スケジュール入力画面52には 前述の実施形態に係る新規スケジュール入 画面51(図12参照)の各種の入力欄511~516の他、 必須属性欄521が設けられている。必須属性欄 521は、入力者であるユーザ210(AA)が、入力中 新規イベントに参加が必須とされる必須参 者の属性(必須参加者条件)を、必要に応じて 指定するための欄である。必須属性欄521は、 さらに部署欄5211、役職欄5212、および職種5213 に区分されている。各欄には、「何でもよい 」、「入力者と同じ」、および「指定」の3 類のチェックボックスが設けられている。 指定」チェックボックスの横には、具体的 指定内容を入力する入力ボックスも設けら ている。

 必須属性欄521から入力が可能な必須参加 条件である部署、役職、および職種は、前 の実施形態で説明した、必須属性DB1025(図2 照)に登録された必須参加者条件(図4参照)に 応している。新規スケジュール入力画面52 表示された時点では、必須属性欄521のチェ クボックスはすべて「何でもよい」がチェ クされた状態で表示される。しかしその後 ユーザ210により内容欄512に内容が入力され と(S41:YES)、サーバ10の必須属性DB1025が参照さ れ、入力された内容に対応する必須参加者条 件の有無が判断される(S42)。対応する必須参 者条件が必須属性DB1025に記憶されていれば( S42:YES)、CPU2011はその条件をRAM2013に読み出し (S43)、新規スケジュール入力画面52の部署欄5 211、役職欄5212、および職種5213に表示させる( S44)。

 例えば、内容欄512において、内容として 定例会」が入力されると、必須属性DB1025(図 4参照)から、「定例会」に対応する必須参加 条件、すなわち、部署として「入力者と同 」、役職レベルとして「何でもよい」、職 として「入力者と同じ」が読み出される(S43 )。そして、新規スケジュール入力画面52の部 署欄5211、役職欄5212、および職種5213において 、それぞれ「入力者と同じ」、「何でもよい 」、「入力者と同じ」のチェックボックスが チェックされた状態となる(S44)。一方、例え 「事務担当者打合せ」等のように、必須属 DB1025(図4参照)に必須参加者条件が登録され いない内容が内容欄512に入力された場合に (S42:NO)、必須属性欄521はすべて「何でもよ 」が表示された状態のままとなる。ユーザ21 0は、必須属性欄521が初期表示(すべて「何で よい」)の場合、および前述のように自動入 力がされた場合、いずれの場合にも、必須属 性欄521において、所望の属性を入力すること ができる。例えば、図17の例では、内容とし 「戦略会議」が入力されている。よって、 力時には、必須属性DB1025(図4参照)から読み した「戦略会議」に対応する必須参加者条 である部署、役職レベル、職種として「入 者と同じ」、「指定:2以上」、「何でもよ 」のチェックボックスがチェックされた状 となる。その後、ユーザ210が、役職レベル 「レベル2:上級職」に変更し、職種を「企画 」に変更すると、図17のような状態となる。 のように、本実施形態では、入力された新 イベントの内容が必須属性DB1025(図4参照)に 録されているものであれば、対応する必須 加者条件が表示されるが、その都度、ユー 210の所望の条件を設定することもできる。

 前述の実施形態の場合と同様に、新規ス ジュール入力画面52においてユーザ210によ 入力が完了し、「設定」ボタン517が選択さ て入力が確定されると(S45:YES)、入力された 規イベント情報がRAM2013の新規イベント情報 憶エリア231に記憶される(S46)。本実施形態 は、必須参加者条件は、ここで新規スケジ ール入力画面52を介して入力された他の情報 とともに新規イベント情報として確定され、 記憶される。続いてCPU2011は、新規イベント 報記憶エリア231を参照して、必須参加者条 が指定されているか否かを判断する(S47)。具 体的には、必須参加者条件の部署、役職、お よび職種がいずれも「何でもよい」として記 憶されている場合以外は、新規イベントの内 容に対応する必須参加者条件が必須属性DB1025 から読み出されたか、またはユーザ210によっ て所望の条件が入力されている。したがって 、CPU2011は、このような場合、必須参加者条 が指定されていると判断して(S47:YES)後述す 参加者確認処理を行う(S50)。一方、必須参加 者条件の部署、役職、および職種がいずれも 「何でもよい」として記憶されている場合、 すなわち、必須参加者条件が指定されていな い場合には(S47:NO)、CPU2011は、「追加参加者な し」と決定する(S48)。いずれの場合も、CPU2011 は続いてスケジュール決定処理(S30、図9)を行 い、結果をディスプレイ204に表示させてから (S49)、図15のメイン処理を終了する。スケジ ール決定処理については、前述の実施形態 処理(図9参照)と同様のため、ここでは説明 省略する。

 本実施形態に係る参加者確認処理(S50)に いて、図16を参照して以下に説明する。本実 施形態では、前述したように、メイン処理に おいて新規イベント情報の入力が確定された 段階で、必須参加者条件が新規イベント情報 の一部としてすでに新規イベント情報記憶エ リア231に記憶されている。そこで、図16の参 者確認処理が開始されると、CPU2011はまず、 サーバ10のパーソナルDB1024にアクセスし、新 イベント情報記憶エリア231に記憶された新 イベントの参加者のパーソナルデータを、 加者情報記憶エリア233に記憶させる(S51)。 の後のS52~S56の処理は、前述の実施形態の参 者確認処理(図8参照)のS24~S29の処理と同様で あるため、説明を省略する。参加者確認処理 を通じて、前述の実施形態と同様、必須属性 DB1025から読み出された、またはユーザ210によ って入力された必須参加者条件が入力された 参加者だけでは満たされない場合、不足して いる条件を満たす適切な追加参加者が自動的 に選択される。

 以上に説明したように、本実施形態では 前述の実施形態と同様、イベントの内容毎 参加者の属性として必須とされる必須参加 条件が予め定められ、その対応関係が必須 性DB1025に記憶されている。入力された新規 ベントの内容に対応する必須参加者条件が 須属性DB1025から取得され、新規スケジュー 入力画面52に表示された後、入力者である ーザ200は、必須参加者条件を構成する各属 について、所望の条件に変更することがで る。したがって、新規イベント情報を入力 る際、新規イベント参加者条件を臨機応変 設定することができる。

 なお、本開示に係るスケジュール調整装 およびスケジュール調整プログラムは、前 した2つの実施形態に限定されるものではな く、各種の変形が可能なことは言うまでもな い。

 例えば、前述の実施形態では、ネットワ クを介して接続されたサーバ10とユーザ端 20のうち、ユーザ端末20の記憶装置202にスケ ュール調整プログラム2021が記憶されており 、ユーザ端末20が主なスケジュール調整機能 有している。しかしながら、サーバ10の記 装置102に、スケジュール調整プログラム2021 記憶され、サーバ10においてスケジュール 整処理が行われる構成であってもよい。こ 場合、ユーザ端末20においてキーボード203等 を介して入力された新規イベント情報はサー バ10に送信され、サーバ10において、受信さ た新規イベント情報を基に、図7のS13以降の 理が行われる。S18において、スケジュール 定処理(図7、S30)の結果がディスプレイ104に 示される代わりに、結果を示す情報が入力 のユーザ端末20に送信されればよい。