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Title:
SCREENER APPARATUS FOR CLASSIFYING THE ASPHALT COMPOSITE OF AN EXISTING PAVEMENT CONTINUOUSLY ON THE ROAD WHILE MOVING
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/013908
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a screener apparatus for classifying the asphalt composite of an existing pavement continuously on the road while moving. The screener apparatus comprises a sieve device body including a sieve device having one or more screens, and a vibration device for vibrating the sieve device. Further comprised are a body frame supporting unit, on which the sieve device body is mounted through a cushion member, and a screen heating device disposed in the body frame supporting unit. The screener apparatus is characterized in that the asphalt composite of the existing pavement is poured in a molten state into the sieve device body vibrated by the vibration device, so that the aggregates of different particle diameters of the asphalt composite, which has been poured by the screen heating device, are classified into a plurality of grain groups by the screen of the sieve device, which has been heated to a temperature higher than that of the asphalt composite.

Inventors:
GOMI, Atsuki (2-2, Kanda-Ogawacho, Chiyoda-k, Tokyo 52, 1010052, JP)
五味篤樹 (〒52 東京都千代田区神田小川町2丁目2番地 グリーンアーム株式会社内 Tokyo, 1010052, JP)
OKUNO, Takashi (2-2, Kanda-Ogawacho, Chiyoda-k, Tokyo 52, 1010052, JP)
Application Number:
JP2008/001988
Publication Date:
January 29, 2009
Filing Date:
July 25, 2008
Export Citation:
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Assignee:
GREEN ARM CO., LTD. (2-2 Kanda-Ogawacho, Chiyoda-ku Tokyo, 52, 1010052, JP)
グリーンアーム株式会社 (〒52 東京都千代田区神田小川町2丁目2番地 Tokyo, 1010052, JP)
GOMI, Atsuki (2-2, Kanda-Ogawacho, Chiyoda-k, Tokyo 52, 1010052, JP)
五味篤樹 (〒52 東京都千代田区神田小川町2丁目2番地 グリーンアーム株式会社内 Tokyo, 1010052, JP)
International Classes:
E01C19/05; B07B1/28; B07B1/50; B07B1/54; B07B1/56; E01C19/10
Attorney, Agent or Firm:
PSD (2nd floor, San Keisei bldg. 4-1, Kita 1-jo Higashi 1-chome, Chuo-ku, Sapporo-sh, Hokkaido 31, 0600031, JP)
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Claims:
 既設舗装のアスファルト混合物を移動しながら路上で連続的に分級するためのスクリーナ装置であって、少なくとも、1つまたはそれ以上のスクリーンを有する篩装置と該篩装置を振動させるための振動装置とを含む篩装置本体と、該篩装置本体がクッション部材を介して搭載された車体フレーム支持部と、該車体フレーム支持部に設けられたスクリーン加熱装置とを含み、前記アスファルト混合物が、前記振動装置によって振動する前記篩装置本体に溶融された状態で投入され、前記スクリーン加熱装置により加熱された前記スクリーンによって、前記アスファルト混合物の異なる粒径の骨材を複数粒度群に分級するようにしたことを特徴とするスクリーナ装置。
 前記スクリーン加熱装置により加熱された前記スクリーンが、投入された前記アスファルト混合物の温度とほぼ同じかまたはそれより高い温度に加熱されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスクリーナ装置。
 前記篩装置本体は、底面を除く各面が覆いで覆われており、少なくとも粗密スクリーンと細密スクリーンとを上下に順次配した複数のスクリーンと、前記粗密スクリーンにより分級される粗骨材の粒度群を路面に排出するための排出路と、上面前方に前記アスファルト混合物を溶融された状態で投入するための投入口と、背面下方に前記細密スクリーンによって分級される中骨材の粒度群を排出するための排出口とが設けられ、前記底面は、前記排出路の排出口を含み、かつ前記細密スクリーンを通過する細骨材の粒度群が路面に排出されるように開放されており、前記篩装置本体の移動方向と交わる方向に前記篩装置本体に軸止めされた複数の支持部材上に載置保持された前記スクリーンの各々は、前端と後端とを前記篩装置本体に係止し、前記前端から前記後端に向かって、前記溶融されたアスファルト混合物の異なる粒径の骨材に合わせた間隔の経線が張られ、水平面に対して15°~35°程度に傾斜するように配置されたことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載のスクリーナ装置。
 前記振動装置は、前記複数のスクリーンを40~100mm程度の振幅で振動させるようにしたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のスクリーナ装置。
 複数パイプが可撓自在な連結部材で連結されたハンマ部材は、前記スクリーンの前記経線と交わる向きに前記スクリーン上に1列またはそれ以上の列に載置され、前記ハンマ部材を上下動するように前記スクリーンの振動と連動させながら、前記経線に沿って加減速自在に移動することができるようにしたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のスクリーナ装置。
 前記スクリーン加熱装置は、熱風発生装置であって、ヒータ本体と、該ヒータ本体に連通するブロアなどの送風手段と、前記スクリーンの下方に位置し、前記スクリーンの前記経線と交わるように配置された複数の噴出ノズルを有する熱風噴出ダクトと、該熱風噴出ダクトを前記ヒータ本体に接続する連結ダクトとを含み、前記ヒータ本体で発生した熱風が、前記連結ダクトを経由して前記熱風噴射ダクトの噴射ノズルから前記スクリーンに向け噴射され、そのことにより、前記スクリーンを加熱するようにしたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のスクリーナ装置。
 前記スクリーンを載置保持する前記支持部材を中空状に形成して中空支持部材とし、前記熱風発生装置は、前記ヒータ本体に接続する第2連結ダクトと、該第2連結ダクトに連通する熱風送風ダクトと、前記中空支持部材の各々に連通する前記熱風送風ダクトに設けた枝管とをさらに含み、前記中空支持部材に前記枝管を介し熱風を送り込むようにしたことを特徴とする請求項6に記載のスクリーナ装置。
Description:
既設舗装のアスファルト混合物 移動しながら路上で連続的に分級するため スクリーナ装置

 本発明は、既設舗装のアスファルト混合 層を加熱軟化して掻き解すか、あるいは冷 破砕後に熱解砕したアスファルト混合物を 移動しながら路上で連続的に、溶融された 態で投入し、分級するためのスクリーナ装 に関する。より具体的には、少なくとも、1 つまたはそれ以上のスクリーンを有する篩装 置と該篩装置を振動するための振動装置とを 含む篩装置本体と、該篩装置本体がクッショ ン部材を介して搭載された車体フレーム支持 部と、該車体フレーム支持部に設けられたス クリーン加熱装置とを含み、既設舗装のアス ファルト混合物が、振動装置によって振動す る篩装置本体に溶融された状態で投入され、 スクリーン加熱装置により加熱された篩装置 のスクリーンによって、アスファルト混合物 の異なる粒径の骨材を複数粒度群に分級する ようにしたことを特徴とするスクリーナ装置 に関する。

 既設舗装は、通常、路床と路盤とアスフ ルト混合物層の3層構造になっており、締め 固められた路床上に、アスファルト舗装の材 料になる砂および砕石すなわち骨材に、セメ ントや石油アスファルト乳剤などの安定剤を 添加し締め固められた路盤があり、路上の交 通量の多寡によって下層路盤と上層路盤が設 けられる。その上層路盤上に、アスファルト 混合物からなる基層と表層が締め固められ、 アスファルト混合物層が形成される。一般的 に、アスファルト混合物層を形成するアスフ ァルト混合物は、バインダであるアスファル トと、骨材との隙間を埋める石灰石の粉末で ある石粉(フィラー)と、砂および砕石などの 材とからなり、構成比は、通常、骨材が90% 後を占め、バインダのアスファルトが5~8%程 度で、残りがフィラーである。

 アスファルト混合物層は、全体の厚みが80~1 00mm程度で、基層と表層の2層構造に形成され が、通常は、密粒度アスファルト混合物層 あり、骨材間の隙間の割合すなわち空隙率 4%前後の不透水性舗装である。
 これに対し、空隙率20%程度の排水性舗装が る。車両が頻繁に通過する重交通の舗装道 は、長期間風雨に曝されることにより路面 磨耗や「わだち掘れ」による凹凸や劣化に るひび割れなどが生じ、降雨や雪解け時に 路表面に水が溜まり、水煙の発生やハイド プレーニング現象などの車両走行の安全性 阻害することが知られている。排水性舗装 、こうした安全性問題に応えるものであり 通常、路盤上に敷設されるアスファルト混 物の基層を不透水性とし、その上に敷設さ る表層を透水性とし、水を側溝などに導き 水するようにしたアスファルト混合物層で り、通常は、開粒度アスファルト舗装とい れる。

 アスファルト混合物層の厚さは、通常、 スファルト混合物の構成の90%程度を占める 材の最大粒径の2~3倍程度に設計される。ア ファルト混合物の骨材の最大粒径は、通常 約20mm程度である。そのため、基層および表 層の各々の厚さは、通常、40~50mm程度に設計 れ、アスファルト混合物層全体の厚さが80~10 0mm程度になる。

 骨材の粒の大きさは粒度で示される。骨 の混ざり具合を様々な大きさの篩にかけ分 した結果が、粒度分布である。アスファル 混合物の骨材の粒度分布は、密粒度アスフ ルト混合物と開粒度アスファルト混合物と 異なる。骨材は、通常、粒径5mmを基準とす 。それより寸法の大きいものが粗骨材で、 法の小さいものが細骨材である。粗骨材を らに、5mm超13mm以下の粒径骨材を中骨材とし 、13mm超20mm以下の粒径骨材を粗骨材として細 化する場合もある。アスファルト混合物を 利用する場合、通常、構成の90%程度を占め 異なる粒径の骨材が2群または3群に篩い分 されて再配合され、再利用される。

 0.075mm以上から20mm以下のそれぞれの粒径骨 が均等に分布し、骨材間が最も密に詰まる うな粒の大きさの混ざり具合状態のアスフ ルト混合物は、一般的に、不透水性の密粒 アスファルト混合物といわれるものである
 これに対し、3群から抜かれた中骨材、また は2群から抜かれた粗骨材に新アスファルト どを適宜添加し、再配合した再生アスファ ト混合物は、一般的に、粒径5mm以下の細骨 を含まないため骨材間に空隙が生じる粒度 布状態の排水性の開粒度アスファルト混合 になる。

 アスファルトは骨材間のバインダ(結合剤 )であり、温度と粘度との関係は、180°C前後 アスファルトの粘性が小さくなる。例えば 異なる粒径の骨材を90%前後含むアスファル 混合物層を、路面に対置するヒータなどで 熱軟化し、掻き解して120°C程度の溶融され 状態にするか、あるいはスカリファイア(路 掻き解し爪)などにより冷間破砕し、これを ドラム・ドライヤなどの熱解砕装置に投入し て180°C前後に加熱処理をし、少なくとも120°C 程度の溶融された状態で排出する。そうする と、溶融された状態のアスファルト混合物の 骨材は、アスファルトで薄く覆われてはいる が、ばらばらの単粒化された状態になる。一 方、溶融された状態のアスファルト混合物の 温度が100°Cを下回り、アスファルトの粘性が 高まると、そのアスファルトにより、骨材が 90%程度占めるアスファルト混合物の団粒化が 始まる。さらに常温では団粒化がすすみ、ア スファルト混合物は完全に固形化する。溶融 された状態のアスファルト混合物が団粒化し ない閾値温度が約120℃程度であることは、特 許第3849124号公報に記載されているように、 知である。

 ところで、舗装発生材を旧材として再利 するために、アスファルト混合物層の表層 40~50mm部分を加熱し、掻き解し、再生用添加 剤や新アスファルトなどを混合して路上で再 生するリミックス方式や、既設舗装のアスフ ァルト混合物層上に新アスファルト混合物を 重ねて敷き固めるリペーブ方式などは、路上 再生工法として「舗装再生便覧」(社団法人  日本道路協会)にも紹介されているように、 知である。

 また、自走車両システムを移動させながら 既設舗装のアスファルト混合物層を路上で 続的に再生するには、次の2つの方法が考え られる。
 1つは、特許第3849124号公報に記載されてい 方法であって、路面加熱手段によりアスフ ルト混合物層の表面に熱風を吹き付け、短 間で、アスファルト混合物層の深度40~50mmを8 0℃近くまで加熱し、表層部分を掻き解して12 0℃程度の溶融された状態のアスファルト混 物にし、構成の90%程度を占める異なる粒径 骨材を篩装置のスクリーンにより複数粒度 に分級し、路上で連続的に再配合すること よって、再生のためのアスファルト混合物 生成する工程を含む方法である。
 他の1つは、アスファルト混合物層全体を破 砕手段により冷間破砕したアスファルト混合 物を、熱解砕装置で熱解砕して溶融された状 態のアスファルト混合物にし、その構成の90% 程度を占める異なる粒径の骨材を篩装置のス クリーンにより複数粒度群に分級し、路上で 連続的に再配合することによって、再生のた めのアスファルト混合物を生成する工程を含 む方法である。

「舗装再生便覧」(社団法人 日本道路協 会)

特許第3849124号公報

特公平7-98179号公報

特開平9-220526号公報

特許第3472218号公報

 いずれの方法も、アスファルト混合物の なる粒径の骨材を複数粒度群に分級し、移 しながらそれらを用いて路上で連続的に再 合することを可能にする篩装置などの機能 有するスクリーナ装置によって、実現され 。さらに、毎分4~5mの速度で移動しながら篩 装置などに投入されるアスファルト混合物の 時間当たり量は120t強であり、スクリーナ装 には、これが適切に処理される機能が求め れることになる。

 より具体的には、アスファルト混合物層 旧材として再利用する場合には、例えば、 アスファルト混合物(新材)および/または軟 剤などの再生用添加剤および/または改質剤 などの新アスファルトの必要量を計量し、旧 材にこれらを加えて、所定性能を保証するこ とが求められる。施工現場で、例えば施工効 率の観点から移動しながら施工を進める一連 の工法に、こうした配合設計を組み込むこと は難しく、通常は、施工現場から離れた固定 式または移動式プラントにおいて、配合設計 装置などを用いて適正な分級と再配合を行い 、所定性能を満たす再生用アスファルト混合 物を生成し、施工現場に再搬入する。例えば 、特公平7ー98179号公報や特開平9-220526号公報 記載された固定式または移動式プラントに いて用いられるアスファルト混合物の篩装 に関するものなどは周知である。こうした ラント再生舗装工法は、所定性能を保証す ものとして定着している。しかしながら、 うした工法は、旧材をプラントと施工現場 の間で搬出入しなければならないため、施 効率の低下や現場への工事車両の出入りに る交通障害などの技術的課題を含むことは らかである。特許第3849124号は、こうした点 を考慮し、路上で連続的に配合設計する装置 の開発含む路上再生方法として、本出願人に よって提案されたものである。

 上述したアスファルトの温度と粘度との 係から明らかなように、120°C程度の溶融さ た状態のアスファルト混合物の骨材は、ア ファルトで薄く覆われてはいるが、ばらば の単粒化された状態である。単粒化された なる粒径の骨材を適切に複数粒度群に分級 再配合するには、少なくとも、例えば、篩 置の篩手段を構成するスクリーンに目詰ま や団粒化現象が生じないようなさらなる技 的工夫が求められる。したがって、特許第3 472218号公報に記載されているような温度と粘 性の関係のない鉱物の選別のための振動篩装 置などは、こうした技術的課題に応えるもの とはなり得ない。

 本発明は、こうした技術的課題を解決す く、溶融された状態で投入されたアスファ ト混合物を篩にかけ、構成の90%程度を占め 異なる粒径の骨材を、移動しながら路上で 続的に複数粒度群に分級し、それらを用い 再配合することを可能にするスクリーナ装 を構想し、提案するものである。

 上述の課題の解決は、スクリーンを有す 篩装置と該篩装置を振動させるための振動 置とを含む篩装置本体と、該篩装置本体が ッション部材を介して搭載された車体フレ ム支持部と、該車体フレーム支持部に設け れたスクリーン加熱装置とを含むスクリー 装置であって、既設舗装のアスファルト混 物が、振動装置によって振動する篩装置本 に溶融された状態で投入され、スクリーン 熱装置により加熱されたスクリーンによっ 、アスファルト混合物の異なる粒径の骨材 、目詰まりや団粒化を起こさせることなく 移動しながら路上で連続的に複数粒度群に 級し、それらを用いて再配合することを可 にするという知見に基づく以下の特徴を有 る発明によって、達成される。

 請求項1に記載の発明は、既設舗装のアス ファルト混合物を移動しながら路上で連続的 に分級するためのスクリーナ装置であって、 少なくとも、1つまたはそれ以上のスクリー を有する篩装置と該篩装置を振動させるた の振動装置とを含む篩装置本体と、該篩装 本体がクッション部材を介して搭載された 体フレーム支持部と、該車体フレーム支持 に設けられたスクリーン加熱装置とを含み 前記アスファルト混合物が、前記振動装置 よって振動する前記篩装置本体に溶融され 状態で投入され、前記スクリーン加熱装置 より加熱された前記スクリーンによって、 記アスファルト混合物の異なる粒径の骨材 複数粒度群に分級するようにしたことを特 とするスクリーナ装置である。

 請求項2に記載の発明は、請求項1に記載 発明の特徴に加えて、前記スクリーン加熱 置により加熱された前記スクリーンが、投 された前記アスファルト混合物の温度とほ 同じかまたはそれより高い温度に加熱され ようにしたことを特徴とするスクリーナ装 である。

 請求項3に記載の発明は、請求項1または2 いずれか1項に記載の発明の特徴に加えて、 前記篩装置本体は、底面を除く各面が覆いで 覆われており、少なくとも粗密スクリーンと 細密スクリーンとを上下に順次配した複数の スクリーンと、前記粗密スクリーンにより分 級される粗骨材の粒度群を路面に排出するた めの排出路と、上面前方に前記アスファルト 混合物を溶融された状態で投入するための投 入口と、背面下方に前記細密スクリーンによ って分級される中骨材の粒度群を排出するた めの排出口とが設けられ、前記底面は、前記 排出路の排出口を含み、かつ前記細密スクリ ーンを通過する細骨材の粒度群が路面に排出 されるように開放されており、前記篩装置本 体の移動方向と交わる方向に前記篩装置本体 に軸止めされた複数の支持部材上に載置保持 された前記スクリーンの各々は、前端と後端 とを前記篩装置本体に係止し、前記前端から 前記後端に向かって、前記溶融されたアスフ ァルト混合物の異なる粒径の骨材に合わせた 間隔の経線が張られ、水平面に対して15°~35° 程度に傾斜するように配置されたことを特徴 とするスクリーナ装置である。

 請求項4に記載の発明は、請求項1から3の ずれか1項に記載の発明の特徴に加えて、前 記振動装置は、前記複数のスクリーンを40~100 mm程度の振幅で振動させるようにしたことを 徴とするスクリーナ装置である。

 請求項5に記載の発明は、請求項1から4の ずれか1項に記載の発明の特徴に加えて、複 数パイプが可撓自在な連結部材で連結された ハンマ部材は、前記スクリーンの前記経線と 交わる向きに前記スクリーン上に1列または れ以上の列に載置され、前記ハンマ部材を 下動するように前記スクリーンの振動と連 させながら、前記経線に沿って加減速自在 移動することができるようにしたことを特 とするスクリーナ装置である。

 請求項6に記載の発明は、請求項1から5の ずれか1項に記載の発明の特徴に加えて、前 記スクリーン加熱装置は、熱風発生装置であ って、ヒータ本体と、該ヒータ本体に連通す るブロアなどの送風手段と、前記スクリーン の下方に位置し、前記スクリーンの前記経線 と交わる向きに配置された複数の噴出ノズル を有する熱風噴出ダクトと、該熱風噴出ダク トを前記ヒータ本体に接続する連結ダクトと を含み、前記ヒータ本体で発生した熱風が、 前記連結ダクトを経由して前記熱風噴射ダク トの噴射ノズルから前記スクリーンに向け噴 射され、そのことにより、前記スクリーンを 加熱するようにしたことを特徴とするスクリ ーナ装置である。

 請求項7に記載の発明は、請求項6に記載 発明の特徴に加えて、前記スクリーンを載 保持する前記支持部材を中空状に形成して 空支持部材とし、前記熱風発生装置は、前 ヒータ本体に接続する第2連結ダクトと、該 2連結ダクトに連通する熱風送風ダクトと、 前記中空支持部材の各々に連通する前記熱風 送風ダクトに設けた枝管とをさらに含み、前 記中空支持部材に前記枝管を介し熱風を送り 込むようにしたことを特徴とするスクリーナ 装置である。

 上述したように、自走車両システムを移動 せながら既設舗装のアスファルト混合物層 路上で連続的に再生する2つの方法がある。
 1つは、図1に示す自走車両システムによる 法、すなわち、自走車両システムを移動さ ながら、路面加熱手段によりアスファルト 合物層の表面に熱風を吹き付け、短時間で スファルト混合物層の深度約40~50mmを80℃近 まで加熱し、表層部分を掻き解して120℃程 に溶融された状態のアスファルト混合物に 、構成の90%程度を占める異なる粒径の骨材 篩装置のスクリーンによって、複数粒度群 分級し、それらを用いて再配合し再生のた のアスファルト混合物を路上で連続的に生 する工程を含む方法である。これは、路上 熱による舗装変換法であり、Hot In-Place Trans forming(登録商標)(HIT) System(以下「HITシステム という)と称する方法である。
 他の1つは、図2に示す自走車両システムに る方法、すなわち、アスファルト混合物層 体を冷間破砕したアスファルト混合物を、 解砕装置で熱解砕して溶融された状態のア ファルト混合物にし、構成の90%程度を占め 異なる粒径の骨材を篩手段によって、複数 度群に分級し、これらを用いて再配合し再 のためのアスファルト混合物を路上で連続 に生成する工程を含む方法である。これは 路上の冷間破砕による舗装変換法であり、HI Tシステムとは対照的なCold In-Place Transforming (CIT) System(以下、「CITシステム」という)と 称し得る方法である。

 こうした方法が適用されるためには、既設 装の工程開始前の性状分析を行い、そうし 分析に基づいた事前の準備が必要である。 実施態様によるスクリーナ装置を用いる際 は、工程開始前に、施工対象となる既設舗 のアスファルト混合物層から試料を採取し アスファルト混合物の密度、アスファルト 、骨材の粒度、アスファルトの種類、針入 、軟化点などを調査し、分析する。それと もに、再生後のアスファルト混合物層が所 の性能を満足し、再生後のアスファルト混 物層を、例えば排水性の開粒度アスファル 混合物層にする場合には、開粒度アスファ ト混合物層の透水係数が所望の値になるよ に、分級する複数粒度群の数、複数粒度群 各々の粒度、各粒度群における骨材の配合 および割合、新材の添加量、再生用添加剤 添加量、新アスファルトの添加量などを事 に決定しておくことが望ましい。
 その前提となるのが、再生材に用いられる スファルト混合物の異なる粒径の骨材を溶 された状態で適正に分級し、それらを用い 適切に再配合することを可能にするスクリ ナ装置である。

 図1および図2から明らかなように、スク ーナ装置または車両(以下「スクリーナ装置 という)100は、例えば自走車両システムに組 み込まれ、前工程において溶融されたアスフ ァルト混合物を溶融された状態で篩にかけ、 複数粒度群に分級し、それらを用いた再配合 によって、再生のためのアスファルト混合物 を路上で連続的に生成する工程を担う装置で ある。

 HITシステムの場合、図1に示すように、路 上で約120°C程度に掻き解され溶融されたアス ファルト混合物が、掬い上げ搬送コンベアに よりスクリーナ装置100の篩装置本体の投入口 に溶融された状態で投入され、適宜装備され たスクリーンによって複数粒度群に分級され る。CITシステムの場合には、図2に示すよう 、路上で冷間破砕され、熱解砕装置に投入 れ、熱解砕され溶融されたアスファルト混 物が、搬送コンベアによりスクリーナ装置10 0の篩装置本体の投入口に溶融された状態で 入され、適宜装備されたスクリーンによっ 複数粒度群に分級される。

 図3に示す本実施態様においては、アスフ ァルト混合物の異なる粒径の骨材は、いずれ の場合も、溶融された状態で、篩装置の少な くとも粗密スクリーンおよび細密スクリーン によって、細骨材、中骨材、粗骨材の3つの 度群に分級されている。その内、細骨材と 骨材の粒度群は再度路面に排出され、後方 続くミキサ車両の混合装置へと掬い上げ、 入され、新アスファルト混合物(新材)および /または再生用添加剤および/または新アスフ ルトが適宜添加され、それらが再配合され 生のためのアスファルト混合物が生成され 。これが、2層構造舗装の基層を形成する不 透水性の密粒度アスファルト混合物である。

 一方、粗密スクリーンを通過し、細密スク ーンにより分級された中骨材は、スクリー 装置100に別途設けられた混合装置へと搬送 投入され、同じく新アスファルト混合物(新 材)および/または再生用添加剤および/または 新アスファルトが適宜添加され、それらが再 配合され再生のためのアスファルト混合物が 生成される。これが、2層構造舗装の表層を 成する排水性の開粒度アスファルト混合物 ある。
 これは、あくまで本発明のスクリーナ装置1 00の一実施態様であり、これに限定されるも でないことはいうまでもない。

 図3は、図1および図2に示すスクリーナ装 の一部拡大図である。スクリーナ装置全体 100で表す。コンベア120は、前工程において 融されたアスファルト混合物を搬送し、篩 置本体200の上面前方に設けられた投入口210 溶融された状態で投入する搬送装置である コンベア130は、スクリーナ装置100の車体フ ーム支持部110に設けられた搬送装置であり 篩装置本体200において分級され、背面下方 設けられた排出口220から排出された中骨材 、スクリーナ装置100に別途設けた混合装置( 図示せず)へと搬送し、投入するためのもの ある。

 但し、スクリーナ装置100に別途設ける混 装置(図示せず)は、2層構造舗装の表層を形 する場合に必要になる混合装置である。し がって、1層構造舗装の表層を形成する場合 にはスクリーナ装置に混合装置を設ける必要 はなく、むしろ排出口220から排出された中骨 材は不使用骨材となり、そのための貯留部を 別途設ける必要がある。その場合のコンベア 130は、不使用骨材をいずれ施工現場から搬出 するように、一時的に貯留しておくための貯 留部(図示せず)へと搬送する搬送装置となる のである。

 篩装置本体200は、底面230を除く各面が覆 で覆われ、上面前方に投入口210と背面下方 排出口220とが設けられ、上面後方に篩装置 体200に振動を与える振動装置300が装備され いる。本実施態様においては、底面230は路 に対して開放されている。すなわち、篩装 本体200内に配備された篩装置240の粗密スク ーン241や細密スクリーン242のいずれをも通 した細骨材が、分級され路面に排出される うに、底面230を構成する。

 また、篩装置本体200内には、粗密スクリ ン241によって分級された粗骨材を路面に排 するための排出路250と排出口251が設けられ その排出口251は底面230の一部を構成してい 。しかしながら、1層構造の舗装の場合には 、分級された中骨材に代えて分級された粗骨 材を不使用骨材にすることもできる。その際 には、背面下方に設けられた排出口220は、分 級された粗骨材を一時的に貯留し、いずれ施 工現場から搬出するように、貯留部(図示せ )へと搬送する搬送装置のコンベア130に通じ ように構成し、代わりに、分級された中骨 を路面に排出する排出路を別途設けるよう 構成することになる。

 篩装置本体200は、図3に示すように、スク リーナ装置100の車体フレーム支持部110との間 を、篩装置本体200の振動を吸収するためのク ッション部材140を介した篩装置本体200の保持 部150によって、保持されている。このことに より、スクリーナ装置100の篩装置本体200を除 く車体フレーム支持部110などに必要に応じ適 宜設けられる計量装置(図示せず)や混合装置( 図示せず)などには、振動装置300が篩装置本 200に与える振動の影響をほとんど及ぼさな ようにすることができる。

 図3に示すように、篩装置240は、1つまた それ以上のスクリーン241および242とスクリ ン支持部材244とスクリーンの経線246の係止 247とを含み、篩装置本体200の移動方向と交 る方向に篩装置本体200に軸止めされた複数 スクリーン支持部材244上に載置保持された 密スクリーン241および細密スクリーン242は 前端と後端とを篩装置本体200の係止部247に 止し、前端から後端に向かって、溶融され 状態のアスファルト混合物の異なる粒径の 材に合わせた間隔の経線246が張られ、水平 に対して15°~35°程度に傾斜するように配置 れる。スクリーンの経線246の傾斜は、移動 ながらの篩効果の観点から、望ましくは約20 ~約30°、より望ましくは約25°である。

 さらに、篩装置240のスクリーン241および2 42に熱風を吹き付けるスクリーン加熱装置400 、篩装置本体200の底面230の近傍の車体フレ ム支持部110に設けられている。スクリーン 熱装置400は、後述するように、約120°C程度 溶融された状態で投入されるアスファルト 合物を粗密スクリーン241および細密スクリ ン242で分級する際に、スクリーン241および2 42自体をアスファルト混合物の温度とほぼ同 かまたはそれよりも高い、例えば180~250°C程 度の温度に熱しておくことによって、振動装 置300が篩装置本体200に与える振動作用と相ま って、スクリーンに目詰まりなどを起こさせ ることなく、アスファルト混合物の異なる粒 径の骨材を適切に分級することができるよう にする。すなわち、そのことにより、分級さ れた粒度群を用いた適切な再配合が可能にな る。

 熱せられるスクリーンの温度が約250~約300 °Cになると、投入されるアスファルト混合物 のアスファルトが燃焼する。約180°Cを下回る と、アスファルトの粘性が徐々に高まり経線 246にアスファルト自体が付着し、時間ととも に経線246間にアスファルト塊が成長すること になる。また、少なくともスクリーンを120°C 程度に熱しておくことにより、例えばアスフ ァルト混合物の投入が中断されスクリーンの 温度が急速に低下するような場合でも、それ を回避することができるだけでなく、スクリ ーンへのアスファルトの付着とアスファルト 塊の成長も、振動装置300によるスクリーンの 振動を40~100mm程度の範囲に保つことと相まっ 、かなり防止することができる。しかしな ら、こうした振動付与のみではスクリーン 体の目詰まりを完全に防止することはでき いことはいうまでもない。

 図4は、本発明の実施態様によるスクリーナ 装置100に含まれる篩装置240のスクリーンに配 するハンマ部材245および該ハンマ部材245が配 された3層からなるスクリーン240の斜視図で る。
 溶融された状態で投入されるアスファルト 合物の量は毎分2~3トン程度に達するので、 け止めるスクリーンへの負荷を緩和するた にスクリーンを3層構造にすることが好まし く、本実施態様においては、スクリーンは、 上段の粗密スクリーン241と下段の細密スクリ ーン242との間に中段のスクリーン243を配し、 全体として3層構造としている。

 スクリーンの各々は、異なる粒径の骨材 合わせた間隔で張られた経線246(分かり易く するために、図4~図6においては、経線246は一 部のみが描かれている)が篩装置本体200内の 止部247に係止された状態(図3を参照されたい )であり、振動装置300の振動により、篩装置 体200とともに振動する。こうした振動だけ 、粘性を有する溶融された状態のアスファ ト混合物による経線246への目詰まりを完全 止することが不可能であることは、すでに 摘した通りである。そこで、経線246間に目 まりした骨材や付着し成長したアスファル 塊を叩き落とすハンマ部材245を配備する。 のハンマ部材245は、複数の中実または中空 パイプが可撓自在な連結部材で連結されて り、スクリーンの経線246と交わるようにス リーン上に1列またはそれ以上の列に載置さ 、ハンマ部材245を上下動するようにスクリ ンの振動と連動させながら、経線246に沿っ 加減速自在に移動することができるように る。このことにより、経線246間の目詰まり 効率よく解消することができる。

 図5は、本発明の実施態様によるスクリーナ 装置100に含まれるスクリーン加熱装置400であ る。また、図6は、スクリーン加熱装置400の の実施態様である。
 上述したように、スクリーン加熱装置400は 篩装置240の粗密スクリーン241や細密スクリ ン242に熱風を直接吹き付け、スクリーン自 をアスファルト混合物の温度とほぼ同じか たはそれよりも高い、例えば180~250°C程度の 温度に加熱しておくことによって、振動装置 300が篩装置本体200に与える振動作用と相まっ て、スクリーンに目詰まりなどを起こさせる ことなく、溶融された状態で投入されたアス ファルト混合物の異なる粒径の骨材を適切に 分級するようにするものである。そのことに より、分級された骨材の粒度群を用いて再配 合を行い、再生のためのアスファルト混合物 が生成される。

 図5に示すスクリーン加熱装置400は、熱風 発生装置であって、点火プラグ411など有する ヒータ本体410と、ヒータ本体410に連通するブ ロア421などの送風手段420と、スクリーン241~24 3の下方に位置し、各スクリーンの経線246と わるように配置された複数の噴出ノズル441~4 48を有する熱風噴出ダクト440と、該熱風噴出 クト440をヒータ本体410に接続する連結ダク 450とを含み、ヒータ本体410で発生させた熱 を、連結ダクト450を経由させて熱風噴射ダ ト440の噴射ノズル441~448から下段のスクリー ン242に直接噴射する。図示しないが、連結ダ クト450を二股または三股に分岐し、それぞれ に熱風噴出ダクトを接続し、熱風噴出ダクト を下段のスクリーン242のみならず上段のスク リーン241および/または中断のスクリーン243 下方に位置させるようにしてもよい。そう ることにより、スクリーンの各々を容易に18 0~250℃程度に熱するようにすることができる

 図6に示す熱風発生装置400は、ヒータ本体 410に接続する第2連結ダクト470をさらに設け 第2連結ダクト470に連通する熱風送風ダクト4 80と、スクリーン241~243の各々を載置保持する 図3に示す支持部材244を中空状に形成し、該 空支持部材244の各々に連通する熱風送風ダ ト480に設けた枝管481~489とを含み、スクリー 241~243の中空支持部材244に枝管481~489を介し 熱風を送り込み、経線246をさらに熱するよ にすることができる。

 図5および図6に示す熱風発生装置400の熱 は、図に示すようにボンベなどの容器430に められた燃焼ガスを用い、仕切弁や遮断弁 有する配管を経由してヒータ本体410に送り まれる。また、熱風温度を調節するための 電対を有する温度計を設けるようにしても い。

 また、スクリーン加熱装置400を電熱装置 するようにしてもよい。すなわち、各スク ーン241~243の経線246を電熱性の材料として、 経線246と接続する電源と、経線246への電流を 制御するためのコントローラとを含み、その コントローラが経線246に通電するようにし、 そのことにより、各スクリーン241~243を180~250 程度に熱するようにするスクリーナ装置で る。さらに、その電熱装置は、各スクリー 241~243を載置保持するための支持部材244を電 熱性の材料とし、その支持部材244を電源に接 続し通電することにし、そのことにより、支 持部材244を加熱するようにしてもよい。

HIT(Hot In-place Transforming(登録商標))シス テム概念図である。 CIT(Cold In-place Transforming) システム概 図である。 本発明の実施態様による路上再生スク ーナ装置の一部拡大図である。 本発明の実施態様によるハンマ部材お びハンマ部材を配したスクリーンの斜視図 ある。 本発明の実施態様による熱風発生装置 概念図である。 本発明の実施態様による別の熱風発生 置の概念図である。