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Title:
SCREW, AND DRIVER BIT
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/001635
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided are a screw, which can reduce the cam-out remarkably if used with a special driver bit, but can also be used with a driver bit for a standard cross hole and which can reduce the cam-out considerably, and a special driver bit. In a turning portion (13), a center portion (17) and a root side portion (18a) of a wing engaging portion (18) are constituted like those of a standard cross hole. The fastening side wall face (20b) or the loosening side wall face (21b) of a tip side portion (18b) of the wing engaging portion (18) is obliquely bent. The special driver bit is formed to have a sectional shape matching the turning portion (13). The special driver bit is hardly inclined with respect to a screw (1), and the engagement between the wing portion of the driver bit and the wing engaging portion (18) is improved to cause little cam-out. The center portion (17) and the root side portions (18a) of the four wing engaging portions (18) are similar to those of the standard cross hole, so that a standard driver bit can also be used together.

Inventors:
NOJIKAWA, Terufumi (4700-5, Ohaza-mizuko Fujimi-shi Saitama, 11, 3540011, JP)
Application Number:
JP2008/059308
Publication Date:
December 31, 2008
Filing Date:
May 21, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NOJIKAWA, Terufumi (4700-5, Ohaza-mizuko Fujimi-shi Saitama, 11, 3540011, JP)
International Classes:
F16B23/00; B25B15/00
Attorney, Agent or Firm:
OHMORI, Izumi (Ohmori Kokusai-tokkyo-jimusho, 22-1 Shiba 2-chom, Kawaguchi-shi Saitama 66, 3330866, JP)
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Claims:
 全体に陥没穴状をなし、ドライバビットを嵌合される回動部を有するねじにおいて、
 前記回動部は、中心部と、この中心部から外方へ延びる4つの翼係合部とを有し、
 各前記翼係合部は、当該ねじの径方向外方へ延びる基端側部分と、この基端側部分からさらに外方へ延びる先端側部分とを有し、
 前記翼係合部の基端側部分は等角度間隔で配置されており、
 各前記翼係合部は、当該ねじ締め付け時に前記ドライバビットの前記翼部の回転方向前方に存在することとなる側壁面である締付側側壁面と、この締付側側壁面と反対側に位置し、当該ねじ緩め時に前記ドライバビットの前記翼部の回転方向前方に存在することとなる側壁面である緩め側側壁面とを有し、
 各前記翼係合部において、前記先端側部分における前記締付側側壁面は、前記基端側部分における前記締付側側壁面から、前記緩め側側壁面から遠ざかる方向に斜めに屈曲されており、
 前記中心部は、前記4つの翼係合部の前記基端側部分間において、それぞれ当該ねじの軸心に向かって突出するとともに、深くなるほど該中心部が狭くなることとなるように内方に傾斜する内壁面を有する食い付き部を有しているねじ。
 各前記翼係合部において、前記基端側部分における前記締付側側壁面と前記先端側部分における前記締付側側壁面とは、155~177度の角度をなす請求項1記載のねじ。
 各前記翼係合部において、前記基端側部分における前記締付側側壁面は、深くなるほど前記基端側部分が狭くなることとなるように内方に傾斜している請求項1または2記載のねじ。
 各前記翼係合部において、前記先端側部分における前記締付側側壁面は、深くなるほど前記先端側部分が狭くなることとなるように内方に傾斜している請求項1乃至3のいずれかに記載のねじ。
 各前記翼係合部において、前記基端側部分における前記締付側側壁面は平面状とされている請求項1乃至4のいずれかに記載のねじ。
 各前記翼係合部において、前記先端側部分における前記締付側側壁面は平面状とされている請求項1乃至5のいずれかに記載のねじ。
 各前記翼係合部において、前記先端側部分における前記緩め側側壁面は、前記基端側部分における前記緩め側側壁面から、前記締付側側壁面から遠ざかる方向に斜めに屈曲されている請求項1乃至6のいずれかに記載のねじ。
 全体に陥没穴状をなし、ドライバビットを嵌合される回動部を有するねじにおいて、
 前記回動部は、中心部と、この中心部から外方へ延びる4つの翼係合部とを有し、
 各前記翼係合部は、当該ねじの径方向外方へ延びる基端側部分と、この基端側部分からさらに外方へ延びる先端側部分とを有し、
 前記翼係合部の基端側部分は等角度間隔で配置されており、
 各前記翼係合部は、当該ねじ締め付け時に前記ドライバビットの前記翼部の回転方向前方に存在することとなる側壁面である締付側側壁面と、この締付側側壁面と反対側に位置し、当該ねじ緩め時に前記ドライバビットの前記翼部の回転方向前方に存在することとなる側壁面である緩め側側壁面とを有し、
 各前記翼係合部において、前記先端側部分における前記緩め側側壁面は、前記基端側部分における前記緩め側側壁面から、前記締付側側壁面から遠ざかる方向に斜めに屈曲されており、
 前記中心部は、前記4つの翼係合部の前記基端側部分間において、それぞれ当該ねじの軸心に向かって突出するとともに、深くなるほど該中心部が狭くなることとなるように内方に傾斜する内壁面を有する食い付き部を有しているねじ。
 中心部と、この中心部から外方へ延びる4つの翼係合部とを有し、全体に陥没穴状をなすねじの回動部に嵌合されるドライバビットにおいて、
 ビット中心部と、このビット中心部から外方へ延び、前記ねじの前記翼係合部に係合される4つの翼部とを有し、
 各前記翼部は、当該ドライバビットの径方向外方へ延びる基端側部分と、この基端側部分からさらに外方へ延びる先端側部分とを有し、
 前記翼部の基端側部分は等角度間隔で配置されており、
 各前記翼部は、ねじ締め付け時に回転方向前方となる側の側面である締付側側面と、この締付側側面と反対側に位置し、ねじ緩め時に回転方向前方となる側の側面である緩め側側面とを有し、
 各前記翼部において、前記先端側部分における前記締付側側面は、前記基端側部分における前記締付側側面から、前記緩め側側面から遠ざかる方向に斜めに屈曲されており、
 前記ビット中心部は、前記4つの翼部の前記基端側部分間において、それぞれ外方に対して凹となるとともに、ビット軸方向先端側ほど該ビット中心部が細くなることとなるように内方に傾斜する外壁面を有するビット側食い付き部を有しているドライバビット。
 各前記翼部において、前記基端側部分における前記締付側側面と前記先端側部分における前記締付側側面とは、155~177度の角度をなす請求項9記載のドライバビット。
 各前記翼部において、前記基端側部分における前記締付側側面は、ビット軸方向先端側ほど前記基端側部分が薄くなることとなるように内方に傾斜している請求項9または10記載のドライバビット。
 各前記翼部において、前記先端側部分における前記締付側側面は、ビット軸方向先端側ほど前記先端側部分が薄くなることとなるように内方に傾斜している請求項9乃至11のいずれかに記載のドライバビット。
 各前記翼部において、前記基端側部分における前記締付側側面は平面状とされている請求項9乃至12のいずれかに記載のドライバビット。
 各前記翼部において、前記先端側部分における前記締付側側面は平面状とされている請求項9乃至13のいずれかに記載のドライバビット。
 各前記翼部において、前記先端側部分における前記緩め側側面は、前記基端側部分における前記緩め側側面から、前記締付側側面から遠ざかる方向に斜めに屈曲されている請求項9乃至14のいずれかに記載のドライバビット。
 中心部と、この中心部から外方へ延びる4つの翼係合部とを有し、全体に陥没穴状をなすねじの回動部に嵌合されるドライバビットにおいて、
 ビット中心部と、このビット中心部から外方へ延び、前記ねじの前記翼係合部に係合される4つの翼部とを有し、
 各前記翼部は、当該ドライバビットの径方向外方へ延びる基端側部分と、この基端側部分からさらに外方へ延びる先端側部分とを有し、
 前記翼部の基端側部分は等角度間隔で配置されており、
 各前記翼部は、ねじ締め付け時に回転方向前方となる側の側面である締付側側面と、この締付側側面と反対側に位置し、ねじ緩め時に回転方向前方となる側の側面である緩め側側面とを有し、
 各前記翼部において、前記先端側部分における前記緩め側側面は、前記基端側部分における前記緩め側側面から、前記締付側側面から遠ざかる方向に斜めに屈曲されており、
 前記ビット中心部は、前記4つの翼部の前記基端側部分間において、それぞれ外方へ対して凹となるとともに、ビット軸方向先端側ほど該ビット中心部が細くなることとなるように内方に傾斜する外壁面を有するビット側食い付き部を有しているドライバビット。
Description:
ねじおよびドライバビット

 本発明は、ねじおよびドライバビットに り、特にドライバビットを嵌合される陥没 状をなす回動部(リセス)を改良されたねじ よびそのためのドライバビットに関する。

 従来より、ねじの頭部に設けられる陥没 状をなす回動部(リセス)としては、JIS B 101 2に規定されるH形、Z形、S形の十字穴や、そ 他のフイリップスタイプやポジドライブタ プと呼ばれる十字穴等が一般的に用いられ いる(JISで規定される十字穴のうち、H形はフ ィリップスタイプ、Z形はポジドライブタイ の範疇に入る)。図1は、このような従来の一 般的な十字穴の代表例として、JIS B 1012に規 定されるH形十字穴を示している。

 図1から明らかなように、従来の一般的な 十字穴3は、中心部4と、この中心部4から互い に90度間隔で外方へ延びる4つの翼係合部5(ド イバビットの翼部(羽根部)が係合される部 )とを有している。そして、前記4つの翼係合 部5は、ねじ1の径方向に一直線上に延びてい 。このような従来の十字穴3を有するねじ1 締め付けたり、緩めたりする従来の標準的 ドライバビット6(図7参照)は、十字穴3に対応 する形状を有している。

 そして、前記従来の一般的な十字穴3にお いては、翼係合部5の両側の側壁面7,8がそれ れ1つの平面状とされているため、十字穴3に 対してドライバビット6が正しくねじ1と同一 上に挿入されたとしても、翼係合部5とドラ イバビット6の翼部9との引っ掛かりが悪いの 、ねじ1を回転させようとするとき、所謂カ ムアウト現象(ドライバビットが十字穴3から び出してしまう現象)を生じ易い。しかもそ の上、ねじ1に対してドライバビット6が傾き く、そのようにねじ1に対してドライバビッ ト6が傾いた状態では、より一層カムアウト 象を生じ易いという問題があった。

 そこで、本出願人は、前に特許文献1にお いて、このような従来の一般的な十字穴の欠 点を解消できる回動部を有するねじとして、 「全体に陥没穴状をなし、ドライバビットの 翼部を嵌合される翼係合部を備えた回動部を 有するねじにおいて、各翼係合部の少なくと も片側の側壁面の先端側の部分を、該側壁面 の基端側の部分に対し、反対側の側壁面から 遠ざかる方向に屈曲した」ねじと、「各翼部 の少なくとも片側の側面の先端側の部分を、 該側面の基端側の部分に対し、反対側の側面 から遠ざかる方向に屈曲した」ドライバビッ トとを提案した。

 この本出願人が提案したねじによれば、回 部の各翼係合部の少なくとも片側の側壁面 先端側の部分が、該側壁面の基端側の部分 対し、反対側の側壁面から遠ざかる方向に 曲されているので、対応する形状の翼部を するビットを用いれば、締め付け時または( および)緩め時に、ねじの翼係合部の屈曲し 側壁面とドライバビットの翼部の屈曲した 面とが互いに嵌合することにより、ねじに してドライバビットが傾きにくくなり、ま 、翼部の屈曲した側面に、対応する形状に 曲した翼係合部の側壁面が食い込むので、 記側面が前記側壁面を確実に把握し、翼部 翼係合部との引っ掛かりがよくなるため、 ライバビットがカムアウトしにくくなる。

特開2000-230526号公報

 しかしながら、前記本出願人が提案した じの実施例においては、従来の一般的な十 穴用の標準的なドライバビットを使用する 、一般的な従来技術のレベルから言っても ねじの締め付けおよび緩め作業を適正に行 ことができないという問題があった。

 本発明は、このような従来の事情に鑑み なされたもので、本発明の1つの目的は、専 用のドライバビットを使用すれば、カムアウ トが著しく生じにくくなる一方、一般的な十 字穴用の標準的なドライバビットを使用して も、ねじの締め付けおよび緩め作業を行うこ とができ、しかも、専用のドライバビットを 使用する場合よりは劣るものの、従来の一般 的な十字穴ねじの場合よりもカムアウトを生 じにくくすることができるねじを提供するこ とにある。

 本発明の他の目的は、本発明のねじを作 対象とした場合、カムアウトが著しく生じ くくなるドライバビットを提供することに る。

 本発明のさらに他の目的は、以下の説明 ら明らかになろう。

 第一の本発明によるねじは、全体に陥没穴 をなし、ドライバビットを嵌合される回動 を有するねじにおいて、
 前記回動部は、中心部と、この中心部から 方へ延びる4つの翼係合部とを有し、
 各前記翼係合部は、当該ねじの径方向外方 延びる基端側部分と、この基端側部分から らに外方へ延びる先端側部分とを有し、
 前記翼係合部の基端側部分は等角度間隔で 置されており、
 各前記翼係合部は、当該ねじ締め付け時に 記ドライバビットの前記翼部の回転方向前 に存在することとなる側壁面である締付側 壁面と、この締付側側壁面と反対側に位置 、当該ねじ緩め時に前記ドライバビットの 記翼部の回転方向前方に存在することとな 側壁面である緩め側側壁面とを有し、
 各前記翼係合部において、前記先端側部分 おける前記締付側側壁面は、それぞれ前記 端側部分における前記締付側側壁面から、 記緩め側側壁面から遠ざかる方向に斜めに 曲されており、
 前記中心部は、前記4つの翼係合部の前記基 端側部分間において、それぞれ当該ねじの軸 心に向かって突出するとともに、深くなるほ ど該中心部が狭くなることとなるように内方 に傾斜する内壁面を有する食い付き部を有し ているものである。

 また、第一の本発明によるドライバビット 、中心部と、この中心部から外方へ延びる4 つの翼係合部とを有し、全体に陥没穴状をな すねじの回動部に嵌合されるドライバビット において、
 ビット中心部と、このビット中心部から外 へ延び、前記ねじの前記翼係合部に係合さ る4つの翼部とを有し、
 各前記翼部は、当該ドライバビットの径方 外方へ延びる基端側部分と、この基端側部 からさらに外方へ延びる先端側部分とを有 、
 前記翼部の基端側部分は等角度間隔で配置 れており、
 各前記翼部は、ねじ締め付け時に回転方向 方となる側の側面である締付側側面と、こ 締付側側面と反対側に位置し、ねじ緩め時 回転方向前方となる側の側面である緩め側 面とを有し、
 各前記翼部において、前記先端側部分にお る前記締付側側面は、前記基端側部分にお る前記締付側側面から、前記緩め側側面か 遠ざかる方向に斜めに屈曲されており、
 前記ビット中心部は、前記4つの翼部の前記 基端側部分間において、それぞれ外方に対し て凹となるとともに、ビット軸方向先端側ほ ど該ビット中心部が細くなることとなるよう に内方に傾斜する外壁面を有するビット側食 い付き部を有しているものである。

 第一の本発明のねじは、各翼係合部にお て、先端部分における締付側側壁面が基端 部分における締付側側壁面から、緩め側側 面から遠ざかる方向に斜めに屈曲されてい ので、対応する形状の翼部を有する第一の 発明のドライバビットを用いれば、ねじの め付け時、ねじの屈曲した締付側側壁面と ライバビットの屈曲した締付側側面とが互 に嵌合することにより、ねじに対してドラ バビットが傾きにくくなり、また、翼部の 曲した締付側側面に、対応する形状に屈曲 た翼係合部の締付側側壁面が食い込むので 側面が前記側壁面を確実に把握し、翼部と 係合部との引っ掛かりがよくなるため、ド イバビットがカムアウトしにくくなる。し がって、トルクを確実に伝え、ねじを確実 締め付けることができる。

 その一方、本発明のねじの回動部は、従 の一般的な十字穴と同様に、中心部と、こ 中心部から外方へ延びる4つの翼係合部とを 有し、各翼係合部は、当該ねじの径方向外方 へ延びる基端側部分を有し、翼係合部の基端 側部分は等角度間隔で配置されており、前記 中心部は、4つの翼係合部の基端側部分間に いて、当該ねじの軸心に向かって突出する ともに、深くなるほど該中心部が狭くなる ととなるように内方に傾斜する内壁面を有 る食い付き部を有しているので、専用のド イバビット(第一の本発明のドライバビット) を用いないで、対応する規格の一般的な十字 穴用の標準的なドライバビットを使用しても 、ねじの締め付けおよび緩め作業を行うこと ができる。

 そして、この場合、標準的なドライバビ トの各翼部の締付側側面は屈曲していない で、専用のドライバビットを用いる場合の うに、カムアウトを生じにくくするという 果を最大限に得ることはできない。しかし 次の理由により、専用のドライバビットを 用する場合よりは劣るものの、従来の一般 な十字穴ねじの場合よりもカムアウトが生 にくくなる。

 従来の一般的な十字穴ねじの場合、現実 は、ドライバビットの翼部とねじの翼係合 とが有効に接触せず、ドライバビットのビ ト側食い付き部とねじの十字穴の食い付き とのみが接触している状態になりやすく、 れによりカムアウトしてしまうことが多か た。しかるに、第一の本発明のねじを標準 なドライバビットで締付方向に駆動する場 は、ドライバビットの翼部の締付側側面と じの翼係合部の基端側部分における締付側 壁面の先端部とが最も強く接触するように り、ねじとドライバビットとの主たる接触 が食い付き部より外側に位置することにな ので、専用のドライバビットを使用する場 よりは劣るものの、従来の一般的な十字穴 じの場合よりも、ねじ締め付け時にカムア トが生じにくくなる。

 第二の本発明のねじにおいては、各翼係 部において、先端側部分における緩め側側 面が、基端側部分における緩め側側壁面か 、締付側側壁面から遠ざかる方向に斜めに 曲されている。

 これに対応する第二の本発明のドライバ ットにおいては、各翼部において、先端側 分における緩め側側面が、基端側部分にお る緩め側側面から、締付側側面から遠ざか 方向に斜めに屈曲されている。

 第二の本発明のねじにおいては、ねじの 翼係合部において、先端側部分における緩 側側壁面が、基端側部分における緩め側側 面から、締付側側壁面から遠ざかる方向に めに屈曲されているので、対応する形状の 部を有する第二の本発明のドライバビット 用いれば、ねじの緩め時に、ねじの屈曲し 緩め側側壁面とドライバビットの屈曲した め側側面とが互いに嵌合することにより、 じに対してドライバビットが傾きにくくな 、また、翼部の屈曲した側面に、対応する 状に屈曲した翼係合部の側壁面が食い込む で、側面が前記側壁面を確実に把握し、翼 と翼係合部との引っ掛かりがよくなるため ドライバビットがカムアウトしにくくなる したがって、ねじの緩め時、トルクを確実 伝え、ねじを確実に緩めることができる。

 また、この場合も、ねじの回動部は、従 の一般的な十字穴と同様に、中心部と、こ 中心部から外方へ延びる4つの翼係合部とを 有し、各翼係合部は、当該ねじの径方向外方 へ延びる基端側部分を有し、翼係合部の基端 側部分は等角度間隔で配置されており、前記 中心部は、4つの翼係合部の基端側部分間に いて、当該ねじの軸心に向かって突出する ともに、深くなるほど該中心部が狭くなる ととなるように内方に傾斜する内壁面を有 る食い付き部を有しているので、対応する 格の一般的な十字穴用の標準的なドライバ ットを使用しても、ねじの締め付けおよび め作業を行うことができる。

 そして、この場合も、標準的なドライバ ットの各翼部の締付側側面は屈曲していな ので、専用のドライバビット(第二の本発明 のドライバビット)を用いる場合のように、 ムアウトを生じにくくするという効果を最 限に得ることはできない。しかし、第二の 発明のねじを標準的なドライバビットで緩 方向に駆動する場合は、ドライバビットの 部の緩め側側面とねじの翼係合部の基端側 分における緩め側側壁面の先端部とが最も く接触するようになり、ねじとドライバビ トとの主たる接触部が食い付き部より外側 位置することになるので、専用のドライバ ットを使用する場合よりは劣るものの、従 の一般的な十字穴ねじの場合よりも、ねじ め時にカムアウトが生じにくくなる。

 本発明のねじは、専用のドライバビット 使用すれば、カムアウトが著しく生じにく なる一方、対応する規格の一般的な十字穴 の標準的なドライバビットを使用しても、 じの締め付けおよび緩め作業を行うことが き、しかも、専用のドライバビットを使用 る場合よりは劣るものの、従来の一般的な 字穴ねじの場合よりも、カムアウトが生じ くくなる等の優れた効果を得られる。

 本発明のドライバビットは、本発明のね を作業対象とした場合、カムアウトが著し 生じにくくなる等の優れた効果を得られる

図1は、従来の一般的な十字穴付きねじ を示す平面図である。 図2は、本発明の実施例1におけるねじ 示す平面図である。 図3は、図2のIII-III線における断面図で る。 図4は、実施例1において、ねじの回動 に専用ドライバビットが嵌合された状態を す側面図である。 図5は、図4のV-V線における断面図であ 。 図6は、図5の一部を拡大した拡大断面 である。 図7は、実施例1のねじに標準的なドラ バビットが嵌合された状態を示す断面図で る。 図8は、図7の一部を拡大した拡大断面 である。 図9は、本発明の実施例2におけるねじ 示す平面図である。 図10は、実施例2において、ねじの回動 部に専用ドライバビットが嵌合された状態を 示す側面図である。 図11は、実施例2のねじに標準的なドラ イバビットが嵌合された状態を示す断面図で ある。

符号の説明

 1  従来の一般的な十字穴付きねじ
 2  頭部
 3  従来の一般的な十字穴
 4  中心部
 5  翼係合部
 6  一般的な十字穴用の標準的なドライバ ット
 7,8 翼係合部の側壁面
 9  翼部
10  従来の一般的な十字穴の食い付き部
11  ねじ
12  頭部
13  回動部
14  専用ドライバビット
15  軸部
16  ねじ山
17  中心部
18  翼係合部
18a 翼係合部の基端側部分
18b 翼係合部の先端側部分
19  翼部
19a 翼部の基端側部分
19b 翼部の先端側部分
20  締付側側壁面
20a 基端側部分における締付側側壁面(基端側 部分・締付側側壁面)
20b 先端側部分における締付側側壁面(先端側 部分・締付側側壁面)
21  緩め側側壁面
21a 基端側部分における緩め側側壁面(基端側 部分・緩め側側壁面)
21b 先端側部分における緩め側側壁面(先端側 部分・緩め側側壁面)
22  食い付き部の内壁面
22a,22b 内壁面の平面状部分
22c 内壁面の中央部
23  食い付き部
24  ビット中心部
25  締付側側面
25a 基端側部分における締付側側面(基端側部 分・締付側側面)
25b 先端側部分における締付側側面(先端側部 分・締付側側面)
26  緩め側側面
26a 基端側部分における緩め側側面(基端側部 分・緩め側側面)
26b 先端側部分における緩め側側面(先端側部 分・緩め側側面)
27  ビット側食い付き部の外壁面
28  ビット側食い付き部
29  標準的なドライバビットの締付側側面
30  標準的なドライバビットの緩め側側面
31  標準的なドライバビットのビット側食い 付き部の外壁面
32  標準的なドライバットのビット側食い付 き部

 以下、本発明を図面に示す実施例に基づ て説明する。

 図2~8は本発明の実施例1を示し、このうち 図2はねじ11の平面図(ねじ11をその頭部12側か 軸方向に見た図)、図3は図2のIII-III線におけ る断面図、図4はねじ11の回動部13に後で詳し 説明する専用のドライバビット14が嵌合さ た状態を示す側面図、図5は図4のV-V線におけ る断面図、図6は図5の一部を拡大した拡大断 図である。

 図3に示されるように、ねじ11の軸部15に 右ねじのねじ山16が形成されている。ねじ11 頭部12には該頭部12の一部を陥没させてなる 陥没穴状の回動部13が設けられている。図2に 示されるように、この回動部13は全体に大略 字状をなしており、中心部17と、この中心 17から外方へ延びる4つの翼係合部18とを有し ている。各翼係合部18は、ねじ11の径方向外 へ延びる基端側部分18aと、この基端側部分18 aからさらに外方へ延びる先端側部分18bとを している。前記翼係合部18の基端側部分18aは 等角度間隔(すなわち、90度間隔)で配置され いる。各翼係合部18は、ねじ11締め付け時に ライバビット14の翼部19(図5参照)の回転方向 前方に存在することとなる側壁面である締付 側側壁面20と、この締付側側壁面20と反対側 位置し、当該ねじ11緩め時に前記ドライバビ ット14の翼部19の回転方向前方に存在するこ となる側壁面である緩め側側壁面21とを有し ている。

 各翼係合部18において、基端側部分18aに ける締付側側壁面20(以下、基端側部分・締 側側壁面20aと記す)は、平面状とされており かつ深くなるほど基端側部分18aが狭くなる ととなるように内方に傾斜している。先端 部分18bにおける締付側側壁面20(以下、先端 部分・締付側側壁面20bと記す)も、平面状と されており、かつ深くなるほど先端側部分18b が狭くなることとなるように内方に傾斜して いる。各翼係合部18において、先端側部分・ 付側側壁面20bは基端側部分・締付側側壁面2 0aから、緩め側側壁面21から遠ざかる方向に めに屈曲されている。各翼係合部18において 、基端側部分・締付側側壁面20aと先端側部分 ・締付側側壁面20bとがなす角度A(図6参照)は 155~177度であることが好ましく、特に好まし のは160~170度である。

 各翼係合部18において、基端側部分18aに ける緩め側側壁面21(以下、基端側部分・緩 側側壁面21aと記す)は平面状とされており、 つ深くなるほど基端側部分18aが狭くなるこ となるように内方に傾斜している。先端側 分18bにおける緩め側側壁面21(以下、先端側 分・緩め側側壁面21bと記す)も平面状とされ ており、かつ深くなるほど先端側部分18bが狭 くなることとなるように内方に傾斜している 。各翼係合部18において、先端側部分・緩め 側壁面21bは基端側部分・緩め側側壁面21aか 、締付側側壁面20から遠ざかる方向に斜め 屈曲されている。各翼係合部18において、基 端側部分・緩め側側壁面21aと先端側部分・緩 め側側壁面21bとがなす角度B(図6参照)は、155~1 77度であることが好ましく、特に好ましいの 160~170度である。

 前記中心部17は、4つの翼係合部18の基端 部分18a間において、それぞれ当該ねじ11の軸 心に向かって突出するとともに、深くなるほ ど該中心部17が狭くなることとなるように内 に傾斜する内壁面22を有する4つの食い付き 23を有している。これら食い付き部23の前記 内壁面22は、JIS B 1012に規定されるH形十字穴 と同様に、互いに所定の角度をなす2つの平 状部分22a,22bからなり、これらの平面状部分2 2a,22bが交わる中央部22cが屈曲部を形成してい る。

 ここで、前記食い付き部23は、従来の一 的な十字穴の場合と同様に、ねじ11の回動部 13に専用ドライバビット14や一般的な十字穴 の標準的なドライバビット6を差し込んだと に、ドライバビット14,6の対応する部分(後 するビット側食い付き部28,32)と互いに密着 て食い付き、ドライバビット14,6にねじ11が 着した状態になるようにするための部分で る。

 前述のような構成とされていることによ 、回動部13において、中心部17と各翼係合部 18の基端側部分18aとは、JIS B 1012に規定され H形十字穴の対応する部分と基本的に同様の 形状および寸法とされている。

 図4~6に示されるように、専用ドライバビ ト14は、回動部13に対応する横断面形状を有 している。次に、これを詳しく説明すると、 ドライバビット14は、その軸方向先端側に、 ット中心部24と、このビット中心部24から外 方へ延びる4つの翼部19とを有している。各翼 部19は、ドライバビット14の径方向外方へ延 る基端側部分19aと、この基端側部分19aから らに外方へ延びる先端側部分19bとを有して る。前記翼部19の基端側部分19aは等角度間隔 (すなわち、90度間隔)で配置されている。各 部19は、ねじ11締め付け時に回転方向前方と る側の側面である締付側側面25と、この締 側側面25と反対側に位置し、ねじ11緩め時に 転方向前方となる側の側面である緩め側側 26とを有している。

 各翼部19において、基端側部分19aにおけ 締付側側面25(以下、基端側部分・締付側側 25aと記す)は、平面状とされており、かつビ ト軸方向先端側ほど基端側部分19aが薄くな こととなるように内方に傾斜している。こ 傾斜角度は、翼係合部18の基端側部分・締 側側壁面20aの傾斜角度と同一とされている 先端側部分19bにおける締付側側面25(以下、 端側部分・締付側側面25bと記す)も、平面状 されており、かつビット軸方向先端側ほど 端側部分18bが薄くなることとなるように内 に傾斜している。この傾斜角度は、翼係合 18の先端側部分・締付側側壁面20bの傾斜角 と同一とされている。各翼部19において、先 端側部分・締付側側面25bは基端側部分・締付 側側面25aから、緩め側側面26から遠ざかる方 に斜めに屈曲されている。前記基端側部分 締付側側面25aと先端側部分・締付側側面25b がなす角度は、翼係合部18の基端側部分・ 付側側壁面20aと先端側部分・締付側側壁面20 bとがなす角度Aと同一角度とされている。

 各翼部19において、基端側部分19aにおけ 緩め側側面26(以下、基端側部分・緩め側側 26aと記す)は、平面状とされており、かつビ ト軸方向先端側ほど基端側部分19aが薄くな こととなるように内方に傾斜している。こ 傾斜角度は、翼係合部18の基端側部分・緩 側側壁面21aの傾斜角度と同一とされている 先端側部分19bにおける緩め側側面26(以下、 端側部分・緩め側側面26bと記す)も、平面状 されており、かつビット軸方向先端側ほど 端側部分19bが薄くなることとなるように内 に傾斜している。この傾斜角度は、翼係合 18の先端側部分・緩め側側壁面21bの傾斜角 と同一とされている。各翼部19において、先 端側部分・緩め側側面26bは基端側部分・緩め 側側面26aから、締付側側面25から遠ざかる方 に斜めに屈曲されている。前記基端側部分 緩め側側面26aと先端側部分・緩め側側面26b がなす角度は、翼係合部18の基端側部分・ め側側壁面21aと先端側部分・緩め側側壁面21 bとがなす角度Bと同一角度とされている。

 前記ビット中心部24は、4つの翼部19の基 側部分19a間において、それぞれ外方に対し 凹となるとともに、ビット軸方向先端側ほ 該ビット中心部24が細くなることとなるよう に内方に傾斜する円弧面状の外壁面27を有す ビット側食い付き部28を有している。

 次に、本実施例の作動を説明する。ねじ1 1は、各翼係合部18において、先端側部分・締 付側側壁面20bが基端側部分・締付側側壁面20a から、緩め側側壁面21から遠ざかる方向に斜 に屈曲されているので、対応する形状の翼 19を有する専用ドライバビット14を用いれば 、図4~6に示されるように、ねじ11の締め付け 、ねじ11の屈曲した締付側側壁面20とドライ バビット14の屈曲した締付側側面25とが互い 嵌合することにより、ねじ11に対してドライ バビット14が傾きにくくなり、また、翼部19 屈曲した締付側側面25に、対応する形状に屈 曲した翼係合部18の締付側側壁面20が食い込 ので、締付側側面25が締付側側壁面20を確実 把握し、翼部19と翼係合部18との引っ掛かり がよくなるため、ドライバビット14がカムア トしにくくなる。したがって、トルクを確 に伝え、ねじ11を確実に締め付けることが きる。

 また、同様にして、ねじ11の各翼係合部18に おいて、先端側部分・緩め側側壁面21bが、基 端側部分・緩め側側壁面21aから、締付側側壁 面20から遠ざかる方向に斜めに屈曲されてい ので、対応する形状の翼部19を有する専用 ライバビット14を用いれば、ねじ11の緩め時 、ねじ11の屈曲した緩め側側壁面21とドライ バビット14の屈曲した緩め側側面26とが互い 嵌合することにより、ねじ11に対してドライ バビット14が傾きにくくなり、また、翼部19 屈曲した緩め側側面26に、対応する形状に屈 曲した翼係合部18の緩め側側壁面21が食い込 ので、緩め側側面26が緩め側側壁面21を確実 把握し、翼部19と翼係合部18との引っ掛かり がよくなるため、ドライバビット14がカムア トしにくくなる。したがって、ねじ11の緩 時も、トルクを確実に伝え、ねじ11を確実に 緩めることができる
 また、ねじ11の食い付き部23と専用ドライバ ビット14のビット側食い付き部28とが密着す ことにより、従来の一般的なねじに標準的 ドライバビット6を使用する場合と同様の食 付きを得ることができる。

 なお、前述のようにねじ11の基端側部分 締付側側壁面20aと先端側部分・締付側側壁 20bとがなす角度Aおよび基端側部分・緩め側 壁面21aと先端側部分・緩め側側壁面21bとが す角度B(ドライバビット14の翼部19の締付側 面25および緩め側側面26の屈曲角度も同じ) 、それぞれ155~177度であることが好ましく、 に好ましいのは160~170度であるが、これらの 角度が過小になると、先端側部分・締付側側 壁面20bと先端側部分・締付側側面25bとの間、 および先端側部分・緩め側側壁面21bと先端側 部分・緩め側側面26bとの間では、各面と平行 方向の力の成分が大きくなる一方、各面に対 して垂直方向の力の成分が小さくなってしま うので、面間の力の伝達が行われにくくなっ てしまう。逆に、前記角度が過大になると、 締付側側壁面20および緩め側側壁面21がそれ れ屈曲されていることによる作用効果が小 くなる。

 他方、本発明のねじ11の回動部13は、従来 の一般的な十字穴3と同様に、中心部17と、こ の中心部17から外方へ延びる4つの翼係合部18 を有し、各翼係合部18は、当該ねじ11の径方 向外方へ延びる基端側部分18aを有し、翼係合 部18の基端側部分18aは等角度間隔で配置され おり、中心部17は、4つの翼係合部18の基端 部分18a間において、それぞれ当該ねじ11の軸 心に向かって突出するとともに、深くなるほ ど該中心部17が狭くなることとなるように内 に傾斜する内壁面22を有する食い付き部23を 有しているので、専用のドライバビット14を いないで、図7に示されるように、対応する 規格の一般的な十字穴用の標準的なドライバ ビット6を使用しても、ねじ11の締め付けおよ び緩め作業を行うことができる。

 なお、図7において、32は標準的なドライ ビット6のビット側食い付き部、31はその外 面を示しており、ビット側食い付き部32と じ11の食い付き部23とが密着することにより 従来の一般的な十字穴ねじ1に標準的なドラ イバビット6を使用する場合と同様に、食い きを得ることができる。

 また、このように標準的なドライバビッ 6を使用してねじ11の締め付けおよび緩め作 を行う場合は、標準的なドライバビット6の 各翼部9の締付側側面29および緩め側側面30は 曲していないので、専用のドライバビット1 4を用いる場合のように、カムアウトを生じ くくするという効果を最大限に得ることは きない。しかし、次の理由により、専用の ライバビット14を使用する場合よりは劣るも のの、従来の一般的な十字穴ねじ1の場合よ もカムアウトが生じにくくなる。

 従来の一般的な十字穴ねじ1の場合、現実 には、ドライバビット6の翼部9とねじ1の翼係 合部5とが有効に接触せず、ドライバビット6 ビット側食い付き部32とねじ1の十字穴3の食 い付き部10とのみが接触している状態になり すく、これによりカムアウトしてしまうこ が多かった。しかるに、このねじ11を標準 なドライバビット6で締付方向(緩め方向)に 動する場合は、図8において一点鎖線の小さ 丸P(Q)で囲んで示したように、ドライバビッ ト6の翼部9の締付側側面29(緩め側側面30)とね 11の翼係合部18の基端側部分・締付側側壁面 20a(基端側部分・緩め側側壁面21a)の先端部と 最も強く接触するようになり、ねじ11とド イバビット6との主たる接触部が食い付き部2 3より外側に位置することになるので、専用 ドライバビット14を使用する場合よりは劣る ものの、従来の一般的な十字穴ねじ1の場合 りも、ねじ締め付け時および緩め時ともカ アウトが生じにくくなる。

 図9~11は本発明の実施例2を示している。 実施例においては、ねじ11の回動部13の4つの 食い付き部23の内壁面22は、実施例1およびJIS B 1012に規定されるH形十字穴の場合とは異な り、1つの円弧面状とされており、中央部に 曲部を有していない。ねじ11の他の構成およ び専用ドライバビット14の他の構成は実施例1 の場合と同様である。

 本実施例においても、実施例1の場合と同 様の作用効果を得ることができる。

 なお、前記各実施例においては、第一お び第二の本発明のねじの両方を1本のねじ11 適用するとともに、第一および第二の本発 のドライバビットの両方を1本のドライバビ ット14に適用し、ねじ11の翼係合部18の締付側 側壁面20および緩め側側壁面21の両方と、ド イバビット14の翼部19の締付側側面25および め側側面26の両方とを、それぞれ屈曲させて いるが、締付側または緩め側の一方について は、カムアウトの防止がそれほど必要ない場 合は、ねじ11の翼係合部18の締付側または緩 側側壁面20,21の一方、およびドライバビット 14の翼部19の締付側または緩め側側面25,26の一 方を屈曲させなくてもよい。

 また、前記各実施例では、ねじの回動部1 3の中心部17と各翼係合部18の基端側部分18aと 、基本的にJIS B 1012に規定されるH形十字穴 と同様の形状・寸法とし、H形十字穴用の標 的なドライバを使用可能としているが、本 明においては、ねじの回動部の中心部と各 係合部の基端側部分とを、他のフイリップ タイプ、ポジドライブタイプ、JIS B 1012に 定されるZ形、S形等の一般的な十字穴と基本 的に同様の形状・寸法とし、これらの十字穴 用の標準的なドライバを使用可能としてもよ い。

 また、前記各実施例においては、ねじ11 基端側部分・締付側側壁面20a、先端側部分 締付側側壁面20b、基端側部分・緩め側側壁 21aおよび先端側部分・緩め側側壁面21bと、 ライバビット14の基端側部分・締付側側面25a 、先端側部分・締付側側面25b、基端側部分・ 緩め側側面26aおよび先端側部分・緩め側側面 26bをそれぞれねじ11の軸線に対し傾斜させて るが、本発明においては、これらの面をそ ぞれねじ11の軸線11に対し傾けず、平行とし てもよく、その場合にはさらにカムアウトが 生じにくくなる。

 また、前記各実施例においては、ねじ11 基端側部分・締付側側壁面20a、先端側部分 締付側側壁面20b、基端側部分・緩め側側壁 21aおよび先端側部分・緩め側側壁面21bと、 ライバビット14の基端側部分・締付側側面25a 、先端側部分・締付側側面25b、基端側部分・ 緩め側側面26aおよび先端側部分・緩め側側面 26bをそれぞれ平面状としているが、本発明に おいては、これらの面は必ずしも平面状とせ ず、曲面状としてもよい。

 以上のように本発明によるねじおよびド イバビットは、陥没穴状をなす回動部(リセ ス)を有するねじおよびそのようなねじを駆 するためのドライバビットとして有用であ 。