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Title:
SEALING STRUCTURE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/013894
Kind Code:
A1
Abstract:
A sealing structure having excellent sealing ability for sealing between two members, such as quartz (or ceramic) and metal, used for devices that produce semiconductors and liquid crystals and having different linear expansion coefficients. The sealing structure can maintain high sealing performance even if heat cycles are repeated, does not cause breakage of a mating member made of quartz (or ceramic), and has long service life. A plate-like brittle member (1) made of quartz is sandwiched and held in an elastically isolated state by a metal main seal (10) and a metal sub seal (20).

Inventors:
TOHDOH SATOSHI (JP)
KARIYA TAKAHIRO (JP)
IKEDA TAKESHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/001949
Publication Date:
January 29, 2009
Filing Date:
July 22, 2008
Export Citation:
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Assignee:
MITSUBISHI CABLE IND LTD (JP)
TOHDOH SATOSHI (JP)
KARIYA TAKAHIRO (JP)
IKEDA TAKESHI (JP)
International Classes:
F16J15/08; F16J15/12
Foreign References:
JPS6250374U1987-03-28
JP2003194226A2003-07-09
JP2006153062A2006-06-15
JPS6223517A1987-01-31
JPH01133589U1989-09-12
Attorney, Agent or Firm:
MAEDA, Hiroshi et al. (5-7 Hommachi 2-chome,Chuo-ku,Osaka-sh, Osaka 53, JP)
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Claims:
 低線膨張係数の脆性部材(1)の被密封用外縁部(1A)を、上記低線膨張係数よりも大きい線膨張係数の第1金属平坦面部(11)・第2金属平坦面部(12)にて、挾着保持すると共に、密封空間(2)を区画形成する上記第1金属平坦面部(11)と上記外縁部(1A)の一面(13)の間に介設したメインシール(10)と、上記第2金属平坦面部(12)と上記外縁部(1A)の他面(14)の間に介設した副シール(20)とによって、上記脆性部材(1)を上記第1金属平坦面部(11)・第2金属平坦面部(12)から弾発的遊離状態で挾着保持するように構成したことを特徴とする密封構造体。
 石英又はセラミックから成る脆性部材(1)の被密封用外縁部(1A)を、第1金属平坦面部(11)・第2金属平坦面部(12)にて、挾着保持すると共に、密封空間(2)を区画形成する上記第1金属平坦面部(11)と上記外縁部(1A)の一面(13)の間に介設したメインシール(10)と、上記第2金属平坦面部(12)と上記外縁部(1A)の他面(14)の間に介設した副シール(20)とによって、上記脆性部材(1)を上記第1金属平坦面部(11)・第2金属平坦面部(12)から弾発的遊離状態で挾着保持するように構成したことを特徴とする密封構造体。
 上記メインシール(10)及び副シール(20)は、金属を主材とした圧縮弾性変形可能なメタルシールである請求項1又は2記載の密封構造体。
 上記メインシール(10)は表面被覆層を有するメタルシールから成り、上記副シール(20)は表面被覆層の省略されたメタルシールから成る請求項1又は2記載の密封構造体。
 上記メインシール(10)と上記副シール(20)の外形形状及び外形寸法を同一に設定した請求項1,2,3又は4記載の密封構造体。
Description:
密封構造体

 本発明は密封構造体に関する。

 半導体製造装置や液晶製造装置に於て、 英やセラミックと、ステンレス鋼等の金属 とが組み合わせて用いられる箇所があり、 のような箇所の密封構造には、従来からゴ シールが多く使用されている。

 その理由は、石英やセラミックは割れ易 (脆い)ため、弾性変形しやすいゴム材質が 適なものとして選定されていた。

 しかしながら、近年の半導体や液晶の製 装置に於ては、高精度化・高機能化されつ あり、従来のゴムシールでは、ガス透過性 耐熱性、耐プラズマ性、耐ラジカル性及び 命の面で、対応不可能になってきている。

 そこで、これらの特性に優れた材質として 属を用いたメタル(金属)シールが提案され いる(例えば、特許文献1参照)。

特開2002-317889号公報

 -発明が解決しようとする課題-
 ところで、上述のメタル(金属)シールを用 た密封構造体では、メタルシールはゴムシ ルと比べて相手面とのなじみ性が小さく、 線膨張係数の石英フランジと、それよりも 膨張係数が大きい(高い)金属製フランジの間 に、メタルシールを介装して密封する場合、 ヒートサイクル等の熱変形や、ボルト等の締 付外力と歪及びその変動によって、石英フラ ンジが割れるという問題がある。さらに、上 記特許文献1のものでは、比較的小径の管継 の部位に適用されているが、図5に例示する うな大型の石英(又はセラミック)の板状脆 部材40では、熱変形(熱歪)、部品寸法誤差に る歪、ボルト締付力等による外力歪等も過 となって、割れる危険性は一層高まる。

 そこで、本発明は、半導体や液晶の製造 置に於て用いられる石英(又はセラミック) 金属という線膨張係数が相違する2部材間の 封性(シール性)に優れ、特に、ヒートサイ ルを繰り返しても高いシール性能を維持で て、かつ、石英(又はセラミック)から成る相 手部材が割れることがない寿命の長い密封構 造体を提供することを目的とする。

 -課題を解決するための手段-
 上記目的を達成するため、本発明は、低線 張係数の脆性部材の被密封用外縁部を、上 低線膨張係数よりも大きい線膨張係数の第1 金属平坦面部・第2金属平坦面部にて、挾着 持すると共に、密封空間を区画形成する上 第1金属平坦面部と上記外縁部の一面の間に 設したメインシールと、上記第2金属平坦面 部と上記外縁部の他面の間に介設した副シー ルとによって、上記脆性部材を上記第1金属 坦面部・第2金属平坦面部から弾発的遊離状 で挾着保持するように構成したものである

 また、石英又はセラミックから成る脆性 材の被密封用外縁部を、第1金属平坦面部・ 第2金属平坦面部にて、挾着保持すると共に 密封空間を区画形成する上記第1金属平坦面 と上記外縁部の一面の間に介設したメイン ールと、上記第2金属平坦面部と上記外縁部 の他面の間に介設した副シールとによって、 上記脆性部材を上記第1金属平坦面部・第2金 平坦面部から弾発的遊離状態で挾着保持す ように構成したものである。

 また、上記メインシール及び副シールは 金属を主材とした圧縮弾性変形可能なメタ シールである。

 また、上記メインシールは表面被覆層を するメタルシールから成り、上記副シール 表面被覆層の省略されたメタルシールから る。

 また、上記メインシールと上記副シール 外形形状及び外形寸法を同一に設定した。

 -発明の効果-
 本発明によれば、次のような著大な効果を する。

 石英やセラミックの脆性部材は、線膨張 数の相違する第1金属平坦面部・第2金属平 面部の間に、弾発的遊離状態として挾着保 され、第1・第2金属平坦面部の熱変形(熱歪) ボルト締付による外力変形、加工精度上の 状寸法誤差による影響等が、脆性部材に加 らず、ヒートサイクルを繰返しても、優れ シール性能を、長期間にわたって発揮する しかも、脆性部材の割れを防止できる。こ によって、半導体や液晶の製造装置の高性 化及び高機能化に貢献できる。さらに言え 、比較的簡素な構成にて、これまで困難と れていた脆性部材に対する金属シール(メタ ルシール)の使用が可能となった。

本発明の実施の一形態を示す簡略構成 明断面図である。 他の実施の形態を示す簡略構成説明断 図である。 メインシール(副シール)の各種の実施 を示す断面図である。 本発明の実施の一形態に対応する断面 であって、シール性能試験を行った装置の 部を示す断面図である。 従来例(従来品)の一例を示す要部の断 図である。 シール性能試験に用いたシールの説明 である。

 以下、図示の実施の形態に基づき本発明 詳説する。

 図1と図4の実施の一形態に於て、1は石英( 又はセラミック)から成る低線膨張係数の脆 部材である。この脆性部材1の被密封用外縁 (フランジ部)1Aは、上記低線膨張係数よりも 大きい線膨張係数の第1金属平坦面部11と第2 属平坦面部12にて、(間接的に)挾着保持され いる。

 そして、図1は簡略要部断面図、図4は要部 面図であって、本発明に於て、低線膨張係 とは、0.5×10 -6 ~9.2×10 -6 と定義する。なお、石英の線膨張係数は0.5×1 0 -6 である。

 図1又は図4の上方から平面的に見た場合 脆性部材1は円形、あるいは、矩形や正方形 六角形や楕円等、その形状はいろいろある また、半導体製造装置や液晶製造装置に用 られる、負圧(又は正圧)の密封空間2を備え 。

 さらに、具体的には、ケーシング本体6と 、押え部材7と、締結用ボルト8と、を備え、 1では簡略化して倒立L字型横断面にて示す え部材7と、第1金属平坦面部11の間に凹周溝3 が形成され、全体が平板状脆性部材1が差込 態で第1・第2金属平坦面部11,12間に挾着保持 れる。図4では、2枚のスペーサ4,5を介して 板円環状押え部材7がボルト8にてケーシング 本体6に固着されている。

 10はメインシールであり、ケーシング本 6の第1金属平坦面部11と、平板状脆性部材1の 外縁部1Aの一面(下面)13との間に、介設される 。このメインシール10は密封空間2を区画形成 するシールである。

 このメインシール10は、図3(A),(B)又は(C)に 例示するような金属を主材とした圧縮弾性変 形可能なメタルシールである。

 20は、押え部材7の第2金属平坦面部12と、 性部材1の外縁部1Aの他面(上面)14との間に、 介設される副シール(補助シール)であり、大 9側に配設されている。

 この副シール(補助シール)20は、図3(A),(B) は(C)に例示するような金属を主材とした圧 弾性変形可能なメタルシールである。

 そして、図1と図4で明らかなように、脆 部材1は、第1・第2金属平坦面部11,12から、( インシール10と副シール20の弾発的支持力に って)弾発的遊離状態で、挾着保持されてい る。

 次に、図2は本発明の他の実施の形態を示 す。脆性部材1は容器型(椀型)や浅皿型であり 、被密封用外縁部(フランジ部)1Aは、外鍔状 突出形成される。

 図2では、上方の(平板状の)金属部材15と 脆性部材1の外縁部(フランジ部)1Aの上面との 間に、(前述の)メインシール10が介設され、 のメインシール10は密封空間2を区画形成し いる。

 また、図2では横断面L字型の金属製保持 材16と、上方の金属部材15によって凹周溝3が 形成され、この凹周溝3内に、外縁部1Aが差込 まれて保持される。

 第1金属平坦面部11は金属部材15の下面が 当し、メインシール10は、この第1金属平坦 部11と外縁部1Aの上面との間に介設(介装)さ 、密封空間2を区画形成する。

 第2金属平坦面部12は、横断面L字型の金属 製保持部材16の内方突出片部16aの上面が相当 、副シール20は、この第2金属平坦面部12と 外縁部1Aの下面との間に介設(介装)され、大 側に対応する。なお、一点鎖線にてボルト8 を示し、このボルト8の締結によって、金属 材15と保持部材16は連結一体化される。

 図2で明らかなように、脆性部材1は、第1 第2金属平坦面部11,12から弾発的遊離状態で 挾着保持されている。

 図2に示したメインシール10と副シール20 、金属を主材とした圧縮弾性変形可能なメ ルシールであり、例えば、図3(A)(B)(C)に例示 る。

 図3(A)では横断面U字状であって開口側の 側の小突条17,17が、(図1,図2に示した)第1・第 2金属平坦面部11,12に接触して、矢印F,Fのよう に圧縮力を受け、この小突条17,17が密封作用 なす。図3(B)では、弯曲S字(Z字)型であり、( 1,図2に示した)第1・第2金属平坦面部11,12か 矢印F,Fのような力を受けると、矢印Mのよう 撚り変形し、その反対方向の弾発付勢力を じて、弯曲凸部18,18が弾発的に相手面に圧 して、密封作用をなす。

 また、図3(C)では、横断面矩形状の基本部 から半円山型突部19,19が突出した形状である 第1・第2金属平坦面部11,12から矢印F,Fのよう な力を受けると矢印Mのように撚り変形し、 の反対方向の弾発付勢力を生じて、上記突 19,19が弾発的に相手面に圧接して、密封作用 をなす。

 ところで、密封空間2内は、負圧の場合と 、正圧の場合と、負圧・正圧の両方が生ずる 場合が、考えられる。図1では、メインシー 10をその開口側を大気(外部)側に向けて装着 ているが、密封空間2が負圧の場合に好適で ある。また、副シール20は、メインシール10 同じ断面形状でも、異なる断面形状でも、 由である。つまり、例えば、図3(A)と(A)とを み合わせる以外に、図3(A)と(B)とを組み合わ す等も自由である。但し、図3(A)の小突条17, 3(B)の弯曲凸部18,又は、図3(C)の半円山型凸部 19の外形形状及び外形寸法を、メインシール1 0と副シール20において、同一乃至略同一とす るのが望ましい。(なお、略同一とは、図3に すように各シール10,20の幅寸法W以内の寸法 であることを言うと定義する。)言い換える と、両シール10,20の平面的に見てシール線が 致するのが望ましい。また、副シール20は 助用であるので密封性能は余り必要がなく 特別な表面被覆や仕上げは省略できる。つ りメインシール10は、防触用、あるいは、な じみを与えるため等の表面被覆層として、銀 ,金,ニッケル,銅,インジウム等の各種メッキ を形成したり、PTFE等の樹脂被覆層をコーテ ング形成しても良い。これに対し、副シー 20は、密封空間2内の流体に直接的に触れな ので、これ等を省略するのが、コスト面等 ら好ましい。

 また、メインシール10,副シール20のベー 金属材料としては、ステンレス鋼やニッケ 合金や鉄合金(A286等)が、好適である。

 なお、図3に例示した以外に、金属Oリン や金属Cリングや金属板製波形リング等を用 るも好ましい場合もある。

 次に、図4と図6に示した本発明実施例と 図5と図6に示した従来例のシール性能の比較 試験を行った。即ち、本発明実施例(図4)と従 来例(図5)の相違点は、副シール20を有するか かである。シール10,20は図3(A)で述べたと同 形状のものであって、シール母材はSUS630と 、これに銀めっきを30~50μm施した。かつ、 性部材1は平板状の石英材を用いて、スペー 5の厚みを変えて、従来例(図5)では押え部材 7が直接的に脆性部材40を押圧して固定してい る。

 図5の従来例のシール性能と、図4の本発明 実施例(実施品)のシール性能を、比較して試 験したところ、従来は1×10 -9 ~1×10 -10 Pa・m 3 /sec程度のHeのリーク量であったが、本発明実 施品では、Heのリーク量は、1×10 -11 Pa・m 3 /secレベルに大きく改善できた。なお、密封 間は真空(負圧)に保つと共に100℃のヒートサ イクル試験中に計測した値である。

 以上のように、図4と図5で大きなシール 能に差が出た理由について考察すると、以 の通りである。

 (i)押え部材7には元来の歪や形状寸法誤差 が存在し、その場合、従来例(図5)では、その 歪や形状寸法誤差が直接的に接触していると ころの板状脆性部材40に影響し、この板状脆 部材40に歪(変形)を発生させ、メインシール 10全周に不均等な当接を生じ、シール性能を 化させていた。これに対し、本発明実施品( 図4)では、押え部材7の元来持っている歪や形 状寸法誤差が副シール(補助シール)20によっ 緩和(緩衝)され、メインシール10に対して全 に均等に脆性部材1が当接し、全体のシール 性能が優秀な結果を示したと考えられる。

 (ii)脆性部材1,40は、石英又はセラミック あり、その線膨張係数が第1・第2金属平坦面 部11,12に比べて、低い(小さい)ため、低温と 温の温度変化(熱変化)に伴って、相対的に脆 性部材40と第1・第2金属平坦面部11,12の間に、 歪や(相対)変動を発生し、しかも、ボルト8の 対応位置とそこから離れた位置でも相対的に 変形量が相違して歪や変動を発生し、従来例 (図5)では、その歪や変動(形状寸法の変化)が 押え部材7と脆性部材40の間で相互に影響し い、メインシール10と脆性部材40の一面40Aと の間で生じ、シール性能を悪化させていた。 これに対し、本発明実施品(図4)では、脆性部 材1と第2金属平坦面部12との間に生ずる相対 歪や相対的形状寸法誤差が、巧妙に副シー (補助シール)20によって、緩和(緩衝)される これによって、メインシール10が全周にわた って両相手面に対して均等に当接(接触)して 全体のシール性能が優秀な結果を示したも と考えられる。副シール(補助シール)20は、 いわば緩衝材の役目を果していると言うこと もできる。

 以上述べたように、本願発明に係る密封 造体は、低線膨張係数の脆性部材1の被密封 用外縁部1Aを、上記低線膨張係数よりも大き 線膨張係数の第1金属平坦面部11・第2金属平 坦面部12にて、挾着保持すると共に、密封空 2を区画形成する上記第1金属平坦面部11と上 記外縁部1Aの一面13の間に介設したメインシ ル10と、上記第2金属平坦面部12と上記外縁部 1Aの他面14の間に介設した副シール20とによっ て、上記脆性部材1を上記第1金属平坦面部11 第2金属平坦面部12から弾発的遊離状態で挾 保持するように構成したので、副シール20が 緩衝材の役目を果して、形状寸法誤差による 歪や、ヒートサイクル等による熱変形や熱歪 が、脆性部材1へは、直接的に伝わらず、脆 部材1の割れを生じないと共に、高いシール 能を長時間にわたって維持できる。これに って、半導体や液晶等の製造装置に用いら ている石英やセラミック等の脆性部材1の密 封(シール)に、金属(メタル)シールの適用を 現できた。

 また、石英又はセラミックから成る脆性 材1の被密封用外縁部1Aを、第1金属平坦面部 11・第2金属平坦面部12にて、挾着保持すると に、密封空間2を区画形成する上記第1金属 坦面部11と上記外縁部1Aの一面13の間に介設 たメインシール10と、上記第2金属平坦面部12 と上記外縁部1Aの他面14の間に介設した副シ ル20とによって、上記脆性部材1を上記第1金 平坦面部11・第2金属平坦面部12から弾発的 離状態で挾着保持するように構成したので 副シール20が緩衝材の役目を果して、形状寸 法誤差による歪や、ヒートサイクル等による 熱変形や熱歪が、脆性部材1へは、直接的に わらず、脆性部材1の割れを生じないと共に 高いシール性能を長時間にわたって維持で る。これに伴って、半導体や液晶等の製造 置に用いられている石英やセラミック等の 性部材1の密封(シール)に、金属(メタル)シ ルの適用を実現できた。

 また、上記メインシール10は表面被覆層 有するメタルシールから成り、上記副シー 20は表面被覆層の省略されたメタルシールか ら成るので、全体のコストダウンを図り、か つ、外部(大気)側の副シール20を過剰品質と ずに済む。

 また、上記メインシール10と上記副シー 20の外形形状及び外形寸法を同一に設定した ので、脆性部材1の両面の外形が同一の位置 て弾発的に保持されて、脆性部材1に曲げモ メントが作用せず、脆性部材1の耐久性、及 び、メインシール10の耐久性に好影響を与え 。

 本発明は密封構造体について有用である