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Patent Searching and Data


Title:
SEMICONDUCTOR PACKAGE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/099933
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a semiconductor package wherein a semiconductor element (16) is arranged on one surface of a base section (10). The base section is configured by adhering a plurality of thin plates (12, 14) each other and integrally bonding them. At least one heat pipe (36), which is arranged to extend to an external position from a position that corresponds to a heat generating portion, is included in the base section.

Inventors:
HASEGAWA, Tsuyoshi (())
Application Number:
JP2008/052571
Publication Date:
August 21, 2008
Filing Date:
February 15, 2008
Export Citation:
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Assignee:
KABUSHIKI KAISHA TOSHIBA (1-1 Shibaura 1-chome, Minato-ku Tokyo, 01, 1058001, JP)
株式会社 東芝 (〒01 東京都港区芝浦一丁目1番1号 Tokyo, 1058001, JP)
International Classes:
H01L23/427
Attorney, Agent or Firm:
SUZUYE, Takehiko et al. (1-12-9 Toranomo, Minato-ku Tokyo 01, 1050001, JP)
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Claims:
 第1表面(10a,10’a)と上記第1表面とは反対側の第2表面(10b,10’b)とを有しているベース部(10,10’)と、上記第1表面に設けられ半導体素子(16)が収容される半導体素子収容部(18)と、を含んでいるパッケージ本体(20)と;
 上記半導体素子収容部に設けられ、上記半導体素子と電気接続されるとともに上記半導体素子収容部の外表面に露出した電気端子(22)と;そして、
 上記ベース部の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有しており、上記ベース部に上記半導体素子(16)の発熱部位に対応した発熱部位対応位置から上記発熱部位対応位置の外側の位置まで配置され、上記半導体素子の発熱部位から発生した熱を上記ベース部において上記発熱部位対応位置から上記外側の位置まで伝達する熱高伝達要素(26)と、
 を備えている半導体パッケージは:
 上記ベース部(10,10’)が、複数枚の薄板(12,12’,14,14’)を相互に密着させて一体的に接合することにより構成されており、そして、
 上記熱高伝達要素(26)が、前記ベース部(10,10’)中において前記発熱部位対応位置から前記外側の位置まで延出した流路(28,28’)と、この流路中に密封され相変化により熱を移送する熱移送流体と、の組み合わせを少なくとも1つ含む、ことを特徴とする。
 請求項1に従っている半導体パッケージは、前記ベース部(10,10’)の前記複数枚の薄板(12,12’,14,14’)が、前記流路(28,28’)に対応した形状の開口を有しており、夫々の開口の少なくとも一部を重複させた状態で相互に密着させて一体的に接合されている、ことを特徴とする。
 請求項1に従っている半導体パッケージは、前記ベース部(10,10’)の前記複数枚の薄板(12,12’,14,14’)が、前記半導体素子(16)の基板の熱膨張係数と等しいか又はそれ以下の熱膨張係数を有した少なくとも1枚の薄板(30)を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
 請求項1に従っている半導体パッケージは、
 前記半導体素子収容部(18)中に前記半導体素子(16)の為の周辺回路を実装した周辺回路実装基板(23)がさらに収容されていて、
 前記ベース部(10,10’)の前記複数枚の薄板(12,12’,14,14’)は、前記半導体素子(16)の基板又は上記周辺回路実装基板(23)の熱膨張係数と等しいか又はそれ以下の熱膨張係数を有した少なくとも1枚の薄板を含む、ことを特徴とする。
 第1表面(10a)と上記第1表面とは反対側の第2表面(10b)とを有しているベース部(10)と、上記第1表面に設けられ半導体素子(16)が収容される半導体素子収容部(18)と、を含んでいるパッケージ本体(20)と;
 上記半導体素子収容部に設けられ、上記半導体素子と電気接続されるとともに上記半導体素子収容部の外表面に露出した電気端子(22)と;そして、
 上記ベース部の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有しており、上記ベース部に上記半導体素子(16)の発熱部位に対応した発熱部位対応位置から上記発熱部位対応位置の外側の位置まで配置され、上記半導体素子の発熱部位から発生した熱を上記ベース部において上記発熱部位対応位置から上記外側の位置まで伝達する熱高伝達要素(26)と、
 を備えている半導体パッケージは:
 上記ベース部(10,10’)が、複数枚の薄板(12,12’,14,14’)を相互に密着させて一体的に接合することにより構成されており、そして、
 前記熱高伝達要素(26)が、前記ベース部(10)から独立して構成されているとともに前記ベース部(10)中に前記発熱部位対応位置から前記外側の位置まで延出して配置されているヒートパイプ(36)を少なくとも1つ含む、ことを特徴とする。
 請求項5に従っている半導体パッケージは、前記ベース部(10)の前記複数枚の薄板(12,14)が、前記ヒートパイプ(36)に対応した形状の開口(OP)を有しており、夫々の開口を重複させた状態で相互に密着させて一体的に接合されている、ことを特徴とする。
 請求項5に従っている半導体パッケージは、前記ベース部(10)の前記複数枚の薄板(12,14)が、前記半導体素子(16)の基板の熱膨張係数と等しいか又はそれ以下の熱膨張係数を有した少なくとも1枚の薄板(30)を含む、ことを特徴とする。
 請求項5に従っている半導体パッケージは、
 前記半導体素子収容部(18)中には前記半導体素子(16)の為の周辺回路を実装した周辺回路実装基板(23)がさらに収容されていて、
 前記ベース部(10)の前記複数枚の薄板(12,14)は、前記半導体素子(16)の基板又は上記周辺回路実装基板(23)の熱膨張係数と等しいか又はそれ以下の熱膨張係数を有した少なくとも1枚の薄板(30)を含む、ことを特徴とする。
Description:
半導体パッケージ

 本発明は、半導体素子を収容した半導体 ッケージに関係している。

 第1表面と上記第1表面とは反対側の第2表 とを有するベース部と、上記第1表面に設け られ半導体素子が収容される半導体素子収容 部と、を含んでいるパッケージ本体と、そし て、上記半導体素子収容部に設けられ、上記 半導体素子収容部に収容された半導体素子と 電気接続されるとともに上記半導体素子収容 部の外表面に露出した電気端子と、を備えた 半導体パッケージは従来から知られている。

 半導体素子は、シリコンに代表される基 用材料により形成された基板の表面上に所 の回路パターンを実装することにより形成 れていて、動作時に回路パターンから大量 熱を発生させる。回路パターンの温度があ 温度を越えると、回路パターンは所望の性 を発揮することが出来なくなる。

 このような従来の半導体パッケージにお ては、半導体素子が発生させる熱を放熱す ために、少なくともパッケージ本体のベー 部が熱伝導率の高い材料、例えば銅又はア ミニウム又は銅合金又はアルミニウム合金 により構成されている。半導体素子収容部 収容された半導体素子が発生させた熱はパ ケージ本体、主にベース部、に伝達され、 らにパッケージ本体、主にベース部、が接 る物体、例えばベース部が載置され支持さ る半導体パッケージ支持体やパッケージ本 の周囲の空気やその他、に放熱される。

 半導体素子に実装される回路パターンの 集積化が進み、半導体素子が発生させる熱 が増加している近年では、半導体パッケー の熱伝達効率を向上させる種々の構造が提 されている。

 特開2004-288949号公報は、上述した如き熱 達効率向上構造の一例を開示している。特 2004-288949号公報に開示されている半導体パッ ケージでは、パッケージ本体のベース部の第 2の表面にグラファイトシートが密着されて る。グラファイトシートは高い熱伝導率を しており、パッケージ本体のベース部の第2 表面から伝達された熱を第2の表面に沿った 方向に速やかに拡散させ、その結果としてパ ッケージ本体のベース部からそれに隣接する 物体への熱伝達効率を高めている。

 特開2001-144237号公報は、上述した如き熱 達効率向上構造の別の例を開示している。 の熱伝達効率向上構造では、複数枚のグラ ァイトシートと複数枚の金属薄板とが交互 積層されている。金属薄板はその大きな熱 量により熱の移動量を増加させ、そしてグ ファイトシートはその大きな熱伝導率によ 金属薄板からの放熱を向上させている。

 特開2004-288949号公報に記載の熱伝達効率 上構造では、半導体パッケージ支持体の表 の所定の位置に対し半導体パッケージのパ ケージ本体のベース部をねじにより固定す 際にベース部の第2の表面と半導体パッケー 支持体の表面の所定の位置との間にグラフ イトシートが挟持されることにより、ベー 部の第2の表面と半導体パッケージ支持体の 表面の所定の位置とに対しグラファイトシー トが密着される。

 とはいうものの、上述した如きねじによ 固定では、半導体パッケージのパッケージ 体のベース部の第2の表面と半導体パッケー ジ支持体の表面の所定の位置とに対するグラ ファイトシートの密着度の均一性が損なわれ 易い。即ち、ベース部の第2の表面から半導 パッケージ支持体の表面の所定の位置への 伝達効率がこれらの表面において不均一に り易い。しかも、グラファイトシートはそ 厚さ方向における熱伝達効率はその表面に った方向における熱伝達効率よりも小さい

 従って、特開2004-288949号公報に記載され いる熱伝達効率向上構造では、近年におけ 半導体素子の発生熱量の増加に対し十分な 却効果を発揮することが出来なくなってき いる。

 特開2001-144237号公報に記載されている熱 達効率向上構造でも、交互に積層された複 枚のグラファイトシートと複数枚の金属薄 とはねじ或いは接着剤または粘着剤を使用 て相互に密着され相互に固定されている。

 特開2001-144237号公報に記載されている熱 達効率向上構造は、特開2004-288949号公報に記 載の熱伝達効率向上構造に比べ、使用してい るグラファイトシートの枚数の増加や複数枚 の金属薄板の使用のお陰により、放熱効率は 向上されている。しかし、上述した如きねじ や接着剤や粘着剤による固定では、複数枚の グラファイトシートと複数枚の金属薄板との 相互間の密着度の均一性が損なわれ易いこと には変わりない。即ち、複数枚のグラファイ トシートと複数枚の金属薄板との相互間の熱 伝達効率が不均一になり易い。しかも、グラ ファイトシートはその厚さ方向における熱伝 達効率はその表面に沿った方向における熱伝 達効率よりも小さい。

 従って、特開2001-144237号公報に記載され いる熱伝達効率向上構造でも、近年におけ 半導体素子の発生熱量の増加に対し十分な 却効果を発揮することが出来なくなってき いる。また、ねじや接着剤や粘着剤を使用 て複数枚のグラファイトシートと相互に固 される複数枚の金属薄板は比較的厚さが大 いので、上記構造の厚さが比較的大きくな 。

 この発明は上記事情の下で為され、この 明の目的は、上述した如き種々の熱伝達効 向上構造に比べ、さらに熱伝達効率が良く しかも厚さを薄くすることが出来るととも 製造が容易である、熱伝達効率向上構造を む半導体パッケージを提供することである

 このような目的を達成する為に本願の発 の1つの概念に従った半導体パッケージは: 1表面と上記第1表面とは反対側の第2表面と 有しているベース部と、上記第1表面に設け れ半導体素子が収容される半導体素子収容 と、を含んでいるパッケージ本体と;上記半 導体素子収容部に設けられ、上記半導体素子 と電気接続されるとともに上記半導体素子収 容部の外表面に露出した電気端子と;そして 上記ベース部の熱伝導率よりも高い熱伝導 を有しており、上記ベース部に上記半導体 子の発熱部位に対応した発熱部位対応位置 ら上記発熱部位対応位置の外側の位置まで 置され、上記半導体素子の発熱部位から発 した熱を上記ベース部において上記発熱部 対応位置から上記外側の位置まで伝達する 高伝達要素と、を備えている。そして、上 ベース部が、複数枚の薄板を相互に密着さ て一体的に接合することにより構成されて り、そして、上記熱高伝達要素が、前記ベ ス部中において前記発熱部位対応位置から 記外側の位置まで延出した流路と、この流 中に密封され相変化により熱を移送する熱 送流体と、の組み合わせを少なくとも1つ含 、ことを特徴とする。

 前述した目的を達成する為に本願の発明 もう1つの概念に従った半導体パッケージは :第1表面と上記第1表面とは反対側の第2表面 を有しているベース部と、上記第1表面に設 られ半導体素子が収容される半導体素子収 部と、を含んでいるパッケージ本体と;上記 半導体素子収容部に設けられ、上記半導体素 子と電気接続されるとともに上記半導体素子 収容部の外表面に露出した電気端子と;そし 、上記ベース部の熱伝導率よりも高い熱伝 率を有しており、上記ベース部に上記半導 素子の発熱部位に対応した発熱部位対応位 から上記発熱部位対応位置の外側の位置ま 配置され、上記半導体素子の発熱部位から 生した熱を上記ベース部において上記発熱 位対応位置から上記外側の位置まで伝達す 熱高伝達要素と、を備えている。そして、 記ベース部が、複数枚の薄板を相互に密着 せて一体的に接合することにより構成され おり、そして、前記熱高伝達要素が、前記 ース部から独立して構成されているととも 前記ベース部中に前記発熱部位対応位置か 前記外側の位置まで延出して配置されてい ヒートパイプを少なくとも1つ含む、ことを 徴とする。

 上述した如く構成されたことを特徴とす この発明に従った半導体パッケージによれ 、パッケージ本体の半導体素子収容部に収 された半導体素子の発熱部位から発生した は、パッケージ本体のベース部中に設けら 上記ベース部の熱伝導率よりも高い熱伝導 を有しベース部中において半導体素子の発 部位に対応した発熱部位対応位置から発熱 位対応位置の外側の位置まで配置された熱 伝達要素が少なくとも1つ含んでいる、ベー ス部中において発熱部位対応位置から外側の 位置まで延出した流路と、この流路中に密封 され相変化により熱を移送する熱移送流体と 、の組み合わせ、或いは、前記熱高伝達要素 が、ベース部から独立して構成されていると ともにベース部中に発熱部位対応位置から外 側の位置まで延出して配置されているヒート パイプにより、ベース部において発熱部位対 応位置から外側の位置まで速やかに伝達され る。この結果、上記熱は、ベース部において 発熱部位対応位置から外側の位置まで速やか に拡散され、さらに、パッケージ本体が接す る物体、例えばパッケージ本体が載置され支 持される半導体パッケージ支持体やパッケー ジ本体の周囲の空気やその他、に速やかに放 熱される。このような構成によれば、近年に おける半導体素子の発生熱量の増加に対し十 分な冷却効果を発揮することが出来る。

 そして、パッケージ本体のベース部が複 枚の薄板を相互に密着させて一体的に接合 ることにより構成されていて熱高伝達要素 ベース部中に設けられていることにより、 ース部に対する熱高伝達要素の密着度の均 性が高められ、従ってベース部と熱高伝達 素との相互間の熱伝達効率が高められる。 かも、パッケージ本体のベース部の厚さを くすることが出来るし、製造も容易である

図1は、この発明の第1の実施の形態に った半導体パッケージを、パッケージ本体 半導体収容部の蓋の一部を切り欠いて示す 略的な斜視図である。 図2は、図1の半導体パッケージの概略 な平面図である。 図3は、図1及び図2中に図示されている 1の実施の形態の変形例に従った半導体パッ ケージを、パッケージ本体の半導体収容部の 蓋の一部を切り欠いて示す概略的な斜視図で ある。 図4は、図3の変形例に従った半導体パ ケージを、従来の放熱効果増大機構と組み わせて示す概略的な斜視図である。 図5は、小変更を伴った図3の変形例に った半導体パッケージの概略的な斜視図で る。 図6は、この発明の第2の実施の形態に った半導体パッケージを、パッケージ本体 半導体収容部の一部及びベース部の一部を り欠いて示す概略的な斜視図である。

 [第1の実施の形態]
 図1及び図2を参照しながら、この発明の第1 実施の形態に従った半導体パッケージSP1の 成を説明する。

 第1の実施の形態に従った半導体パッケー ジSP1は、第1表面10aと第1表面10aとは反対側の 2表面10bとを有し複数枚の薄板12,14を相互に 着させて一体的に接合(例えば、拡散接合) ることにより構成されているベース部10と、 第1表面10aに設けられ半導体素子16が収容され る半導体素子収容部18と、を含んでいるパッ ージ本体20を備えている。

 そして、半導体素子収容部18には、半導 素子収容部18に収容された半導体素子16と電 接続されるとともに半導体素子収容部18の 表面に露出した電気端子22が設けられている 。

 この実施の形態では、半導体素子収容部1 8には半導体素子16の為の周辺回路を実装した 周辺回路実装基板23も収容されていて、半導 素子16は周辺回路実装基板23上の配線を介し て電気端子22と接続されている。

 詳細には、複数枚の薄板12,14は、熱伝導 の高い金属材料(例えば、銅やアルミニウム 銅合金やアルミニウム合金やこれらと同程 の熱伝導率を有する金属材料が含まれ、銅 熱伝導率は400W/mK程度である)により形成さ ている。図1では2枚の薄板12,14のみが図示さ ているが、この発明の趣旨に従えば相互に 着されて一体的に接合されることによりベ ス部10を構成する薄板の枚数は2枚以上であ ことが出来る。

 半導体素子収容部18は、半導体素子16や半 導体素子16に関連する周辺回路を実装した周 回路実装基板23を収納した内部空間を提供 る筒形状を有していて、ベース部10の第1表 10aの所定の領域を取り囲んでいる。第1表面1 0aにおいて上記所定の領域に半導体素子16や 辺回路実装基板23が載置されている。半導体 素子収容部18は、ベース部10の第1表面10aの所 の領域とは反対側の開口を覆う蓋24を含む 蓋24は、第1表面10aの所定の領域に半導体素 16や周辺回路実装基板23が載置され、半導体 子16、周辺回路実装基板23、そして電気端子 22の相互間の接続が終了した後に閉じられ上 内部空間を外部空間から密封する。

 ベース部10中には、ベース部10の熱伝導率 よりも高い熱伝導率を有しており、ベース部 10中において半導体素子収容部18中に収容さ た半導体素子16の発熱部位に対応した発熱部 位対応位置(ベース部10の第1の表面10aにおい 半導体素子16の発熱部位に隣接した領域)か ベース部10において発熱部位対応位置の外側 、この実施の形態では半導体素子収容部18の 側、の位置まで配置された熱高伝達要素26 設けられている。熱高伝達要素26は、半導体 素子16の発熱部位から発生した熱をベース部2 0において発熱部位対応位置から外側の位置 で速やかに伝達する。

 この実施の形態において、熱高伝達要素2 6は、ベース部20中において前記発熱部位対応 位置から前記外側の位置まで延出した流路28 、この流路28中に密封され相変化により熱 移送する熱移送流体と、の組み合わせを少 くとも1つ含む。

 熱移送流体は、ベース部20中の前記発熱 位対応位置にて液体から半導体素子16からの 熱を吸収して気体へと相変化し、その後に流 路28中を前記外側の位置まで対流する。気体 し対流した熱移送流体は、前記発熱部位対 位置から遠く前記発熱部位対応位置よりも 度が低い前記外側の位置において放熱して 体へと相変化し、その後に流路28中を前記 熱部位対応位置まで流れる。このような熱 送流体は、既に種々の種類が広く知られて る。

 ベース部10の複数枚の薄板12、14は、流路2 8に対応した形状の開口を有しており、夫々 開口の少なくとも一部を重複させた状態で 互に密着させて一体的に接合されている。 のようにしてベース部10中に構成された流路 28は、ベース部10中において種々の任意の個 と配列にすることが容易である。即ち、ベ ス部10の所望の外側の位置に発熱部位対応位 置から熱を効果的に移動させることが可能で ある。

 半導体素子16の発熱量が大きくなると、 導体素子16の基板(通常は、シリコン製)や周 回路実装基板23(通常はセラミック製)の熱膨 張率とベース部10の熱膨張率との差異により 導体素子16の基板又は周辺回路実装基板23又 はその両者にひびや割れが生じる可能性も大 きくなる。このような半導体素子16の基板又 周辺回路実装基板23又はその両者のひびや れの発生を防止する為に、ベース部10を構成 する複数枚の薄板の中に半導体素子16の基板 は周辺回路実装基板23の熱膨張係数と等し か又はそれ以下の熱膨張係数を有した少な とも1枚の薄板30を含ませることが出来る。 のような薄板30の材料としては、例えばモリ ブデンが知られている。このような薄板30の さや形状やベース部10中における配置は、 膨張率の差異による半導体素子16の基板又は 周辺回路実装基板23又はその両者のひびや割 の発生を防止することが出来るばかりでな 、ベース部10における所望の伝熱機能を損 わないよう設定される。

 [第1の実施の形態の変形例]
 次に、図1及び図2を参照しながら前述した 1の実施の形態の変形例に従った半導体パッ ージSP1´を、図3を参照しながら説明する。

 この変形例において図1及び図2を参照し がら前述した第1の実施の形態の半導体パッ ージSP1の構成部材と同じ構成部材には、第1 の実施の形態の半導体パッケージSP1の対応す る構成部材に付されていた参照符号と同じ参 照符号を付し、詳細な説明は省略する。

 この変形例が前述した第1の実施の形態と 異なっているのは、パッケージ本体20のベー 部10´の放熱機能を増大させる為に、第1の 施の形態のパッケージ本体20における導電体 素子収容部18に対するベース部10の第1表面10a び第2表面10bの表面積の割合に比べ、ベース 部10´の第1表面10´a及び第2表面10´bの表面積 大きく拡大させていることである。そして ベース部10´の第1表面10´a及び第2表面10´bの 面積の拡大に対応させるよう、ベース部10´ 内における第1の実施の形態のパッケージ本 20のベース部10における熱高伝達要素26の流 28´とこの流路28´中に密封されている熱移送 流体との組み合わせの個数や配列密度や、夫 々の組み合わせの発熱部位対応位置から外側 の位置までの延出長さが、増大されている。

 ここにおいては、ベース部10´の第1表面10 ´a及び第2表面10´bの表面積が拡大されている ことに加えて、ベース部10´内における熱高 達要素26の流路28´とこの流路28´中に密封さ ている熱移送流体との組み合わせの個数や 列密度や、夫々の組み合わせの延出長さの 大が、ベース部10´の放熱機能を大きく増大 させている。

 この変形例においても、図1及び図2を参 しながら前述した第1の実施の形態に従った 導体パッケージSP1の場合と同様に、半導体 子16の基板(通常は、シリコン製)や周辺回路 実装基板23(通常は、セラミック製)の夫々の 膨張率とベース部10の熱膨張率との差異によ る半導体素子16の基板又は周辺回路実装基板2 3又はその両者のひびや割れの発生を防止す 為に、ベース部10´を構成する複数枚の薄板 中に半導体素子16の基板又は周辺回路実装 板23の熱膨張係数と等しいか又はそれ以下の 熱膨張係数を有した少なくとも1枚の薄板30を 含ませることが出来る。

 パッケージ本体20のベース部10´の放熱機 をさらに増大させる為に、図3の変形例に従 った半導体パッケージSP1´を図4中に図示され ている如く従来の放熱効果増大機構32と組み わせることが出来る。

 図4中に図示されている放熱効果増大機構 32は、半導体パッケージSP1´のパッケージ本 20のベース部10´の第2表面10´bが密着した状 で載置され公知の固定手段、例えば固定ね 、好ましくは高い熱伝導率を有する金属(例 ば銅,アルミニウム,銅合金,アルミニウム合 ,そしてこれらと同程度の熱伝導率を有する 金属材料)により形成されている固定ねじ、 いは半田付け、により固定される半導体パ ケージ支持体32aと、半導体パッケージ支持 32aに向かい送風する冷却ファン32bと、を含 。この半導体パッケージ支持体32aは冷却フ ン32bによる冷却をより効果的にするために 冷却ファン32bからの送風を受ける多数の放 フィンRFを含んでいる。

 図3の変形例に従った半導体パッケージSP1 ´は、ベース部10´の第1表面10´a及び第2表面10 ´bの表面積が拡大されている。このことによ り、半導体パッケージ収容部18の電気端子22 露出部に対する図示されていない配線の接 が困難になる場合がある。このような場合 為に、図3の変形例に従った半導体パッケー SP1´のベース部10´の複数の薄板12´,14´にお て半導体素子収納部18の外側で電気端子22の 露出部の延長線に沿って、図5中に図示され いる如く切り欠き34を形成することが出来る 。当然のことながら、ベース部10´において り欠き34が形成されている領域には、熱高伝 達要素26の為の流路28´は配置されていない。

 [第2の実施の形態]
 次に、図6を参照しながら、この発明の第2 実施の形態に従った半導体パッケージSP2を 明する。

 この実施の形態において図1及び図2を参 しながら前述した第1の実施の形態の半導体 ッケージSP1の構成部材と同じ構成部材には 第1の実施の形態の半導体パッケージSPの対 する構成部材に付されていた参照符号と同 参照符号を付し、詳細な説明は省略する。

 この実施の形態が前述した第1の実施の形 態と異なっているのは、熱高伝達要素26が、 ース部10から独立して構成されているとと にベース部10中に前述した発熱部位対応位置 から前述した外側の位置まで延出して配置さ れているヒートパイプ36を少なくとも1つ含む ことである。

 そして、ベース部10の複数枚の薄板12,14は 、ヒートパイプ36に対応した形状の開口OPを しており、夫々の開口OPを重複させた状態で 相互に密着させて一体的に接合されている。

 ヒートパイプ36もまた、そのパイプ本体36 aの内部に熱移送流体を格納している。そし パイプ本体36a中において熱移送流体は、ベ ス部20中の前記発熱部位対応位置にて液体か ら半導体素子16からの熱を吸収して気体へと 変化し、その後にパイプ本体36a中を前記外 の位置まで対流する。気体化し対流した熱 送流体は、パイプ本体36a中において前記発 部位対応位置から遠く前記発熱部位対応位 よりも温度が低い前記外側の位置において 熱して液体へと相変化し、その後にパイプ 体36a中を前記発熱部位対応位置まで流れる このような熱移送流体は、既に種々の種類 広く知られている。

 ヒートパイプ36は、ベース部10中において 種々の任意の個数と配列にすることが容易で ある。即ち、ベース部10の所望の外側の位置 発熱部位対応位置から熱を効果的に移動さ ることが可能である。