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Patent Searching and Data


Title:
SEMICONDUCTOR RELAY
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/091000
Kind Code:
A1
Abstract:
A semiconductor relay includes first and second signal terminals, a substrate, a first switch circuit and a control circuit. The substrate includes a plurality of signal patterns for forming a signal line between the first and the second signal terminals. The first switch circuit has a semiconductor switch to be used for connecting or disconnecting the first and the second signal terminals. The control circuit has a control IC for controlling the first switch circuit. The control IC is mounted on a land of the substrate. The land has a size that corresponds to the control IC. The land is partially or entirely included in a part of the signal patterns.

Inventors:
HOSHINO NARUTOSHI (JP)
NIIMURA YUICHI (JP)
TAKA SHINSUKE (JP)
MUGIUDA SACHIKO (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/050472
Publication Date:
July 23, 2009
Filing Date:
January 15, 2009
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC ELEC WORKS CO LTD (JP)
HOSHINO NARUTOSHI (JP)
NIIMURA YUICHI (JP)
TAKA SHINSUKE (JP)
MUGIUDA SACHIKO (JP)
International Classes:
H03K17/78; H01L31/12
Foreign References:
JPH03286620A1991-12-17
JP2006049766A2006-02-16
JP2004200551A2004-07-15
Attorney, Agent or Firm:
NISHIKAWA, Yoshikiyo et al. (Umeda Square Bldg. 9F 12-17, Umeda 1-chome, Kita-ku, Osaka-sh, Osaka 01, JP)
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Claims:
 第1及び第2信号端子と、
 信号ラインを形成するための複数の信号パターン、及びランドを備え、該複数の信号パターンは、該第1及び第2信号端子間に配置され互いに分離される、基板と、
 該複数の信号パターンの接続をなすか遮断することにより該第1及び第2信号端子の接続をなすか遮断するのに使われる半導体スイッチを備える第1スイッチ回路と、
 該第1スイッチ回路を制御して該第1及び第2信号端子の接続をなすか遮断するように構成される制御ICを備える制御回路と
 を備える半導体リレーであって、
 該制御ICは該ランドに搭載され、
 該ランドは、該制御ICに対応する大きさを持ち、
 該ランドの一部又は全部が、該複数の信号パターンの一部に含まれる
 半導体リレー。
 該複数の信号パターンは、該第1信号端子に接続された第1信号パターンと、該第2信号端子に接続された第2信号パターンと、該信号ラインの中間部における該第1及び第2信号パターンの端部間に配置され、該第1及び第2信号パターンの各々から分離された第3信号パターンとを含み、
 該第1スイッチ回路は、該第1及び第3信号パターンの接続をなすか遮断するのに使われる第1半導体スイッチと、該第2及び第3信号パターンの接続をなすか遮断するのに使われる第2半導体スイッチとを含み、
 該制御ICは、該第1及び第2半導体スイッチを制御して該第1及び第2信号端子の接続をなすか遮断するように構成され、
 該ランドの一部が、該第3信号パターンに含まれる一方、該ランドの残部が、該第3信号パターンの側部から突出する
 請求項1記載の半導体リレー。
 該制御ICは、第1制御出力端子、及びワイヤを介して該第3信号パターンに接続された第2制御出力端子を備え、
 該第1及び第2半導体スイッチは、該第1及び第2信号パターンの前記端部にそれぞれ搭載され、
 該第1及び第2半導体スイッチの各々は、ドレイン、ソース及びゲートを持つ表面搭載NチャネルMOSFETであり、
 該第1及び第2半導体スイッチのドレインは、それぞれ該第1及び第2信号パターンの前記端部に直接接続され、
 該第1及び第2半導体スイッチのソースは、複数のワイヤを介して該第3信号パターンに接続され、
 該第1及び第2半導体スイッチのゲートは、複数のワイヤを介して該第1制御出力端子に接続される
 請求項2記載の半導体リレー。
 第1及び第2制御入力端子と、
 該第1及び第2制御入力端子からの入力信号に応じて光を発する発光素子と、
 該第1制御入力端子と該発光素子の一端との間に接続される第1低域通過フィルタと、
 該第2制御入力端子と該発光素子の他端との間に接続される第2低域通過フィルタと
 を更に備え、
 該制御ICは、該発光素子からの光を受けることによって該入力信号を得るための受光素子を含み、該入力信号に応じて該第1及び第2半導体スイッチを制御するように構成される
 請求項2記載の半導体リレー。
 該複数の信号パターンは、該第1信号端子に接続された第1信号パターンと、該第2信号端子に接続された第2信号パターンと、該信号ラインの中間部における該第1及び第2信号パターンの端部間に配置され、該第1及び第2信号パターンの各々から分離された第3信号パターンとを含み、
 該第1スイッチ回路は、該第1及び第3信号パターンの接続をなすか遮断するのに使われる第1半導体スイッチと、該第2及び第3信号パターンの接続をなすか遮断するのに使われる第2半導体スイッチとを含み、
 該制御回路は、第1及び第2制御ICを含み、該第1及び第2半導体スイッチを制御して該第1及び第2信号端子の接続をなすか遮断するように構成され、
 該第1制御ICは、該第1半導体スイッチを制御して該第1及び第3信号パターンの接続をなすか遮断するように構成され、
 該第2制御ICは、該第2半導体スイッチを制御して該第2及び第3信号パターンの接続をなすか遮断するように構成され、
 該基板は、該第1制御ICが搭載される第1ランド、及び該第2制御ICが搭載される第2ランドを含み、
 該第1ランドの一部は、該第1信号パターンに含まれ、
 該第1ランドの残部は、該第1信号パターンの側部から突出し、
 該第2ランドの一部は、該第2信号パターンに含まれ、
 該第2ランドの残部は、該第2信号パターンの側部から突出する
 請求項1記載の半導体リレー。
 該第1及び第2制御ICの各々は、第1及び第2制御出力端子を備え、
 該第1及び第2制御ICの該第2制御出力端子は、複数のワイヤを介して該第1及び第2信号パターンにそれぞれ接続され、
 該第1及び第2半導体スイッチは、該第3信号パターンの両端に搭載され、
 該第1及び第2半導体スイッチの各々は、ドレイン、ソース及びゲートを持つ表面搭載NチャネルMOSFETであり、
 該第1及び第2半導体スイッチのドレインは、該第3信号パターンに直接接続され、
 該第1及び第2半導体スイッチのソースは、複数のワイヤを介して該第1及び第2信号パターンにそれぞれ接続され、
 該第1及び第2半導体スイッチのゲートは、複数のワイヤを介して該第1及び第2制御ICの第1制御出力端子にそれぞれ接続される
 請求項5記載の半導体リレー。
 第1、第2、第3及び第4制御入力端子と、
 該第1及び第2制御入力端子からの第1入力信号に応じて光を発する第1発光素子と、
 該第3及び第4制御入力端子からの第2入力信号に応じて光を発する第2発光素子と、
 該第1制御入力端子と該第1発光素子の一端との間に接続される第1低域通過フィルタと、
 該第2制御入力端子と該第1発光素子の他端との間に接続される第2低域通過フィルタと、
 該第3制御入力端子と該第2発光素子の一端との間に接続される第3低域通過フィルタと、
 該第4制御入力端子と該第2発光素子の他端との間に接続される第4低域通過フィルタと
 を更に備え、
 該第1制御ICは、該第1発光素子からの光を受けることによって該第1入力信号を得るための第1受光素子を含み、該第1入力信号に応じて該第1半導体スイッチを制御するように構成される一方、
 該第2制御ICは、該第2発光素子からの光を受けることによって該第2入力信号を得るための第2受光素子を含み、該第2入力信号に応じて該第2半導体スイッチを制御するように構成される
 請求項5記載の半導体リレー。
 第3信号端子と、
 該第1及び第2信号パターンの一方における分岐点に接続された低域通過フィルタを含む分岐回路と、
 該分岐回路の該低域通過フィルタと該第3信号端子の接続をなすか遮断することにより該第3信号端子と該分岐点の接続をなすか遮断するのに使われる半導体スイッチを備える第2スイッチ回路と
 を更に備える請求項2-7の何れか1項に記載の半導体リレー。
 該分岐回路の該低域通過フィルタは、表面搭載部品であり、該分岐点に直接搭載される請求項8記載の半導体リレー。
 該第1及び第2信号パターンの一方における該分岐点を持つ部分の幅は、該分岐点を持たない部分のそれよりも狭い請求項9記載の半導体リレー。
 第3信号端子と、
 該第1及び第2信号パターンの一方における分岐点に接続された複合フィルタを含む分岐回路と、
 該複合フィルタと該第3信号端子の接続をなすか遮断することにより該第3信号端子と該分岐点の接続をなすか遮断するのに使われる半導体スイッチを備える第2スイッチ回路と
 を更に備え、
 該複合フィルタは、高域遮断フィルタ及び低域遮断フィルタからなる
 請求項2-7の何れか1項に記載の半導体リレー。
 該低域遮断フィルタは、該分岐点に接続され、
 該高域遮断フィルタは、該低域遮断フィルタと該第2スイッチ回路との間に接続される
 請求項11記載の半導体リレー。
Description:
半導体リレー

 本発明は一般に半導体リレー、より詳細 は第1及び第2信号端子の接続をなすか遮断 るのに使われる半導体スイッチと、半導体 イッチを制御するように構成される制御ICと を含む半導体リレーに関するものである。

 2005年1月6日公開の日本国特許出願公開番 2005-5779は、半導体リレーを開示する。例え 、ゲート線路を持たない構成(第3実施形態) おいて、該リレーは、第1及び第2信号端子( 力端子)、基板(プリント基板)、第1及び第2 導体スイッチ(出力用MOSFET)及び制御回路(充 電制御回路)を含む。以下、このリレーを「 行技術リレー」という。

 該基板は、該基板の表面に形成された第1 及び第2信号パターン(出力線路)及びランド( ース線路)を含む。該第1及び第2信号パター は、一の信号ラインを形成するように、該 1及び第2信号端子間に配置される。該制御回 路は、受光チップ(制御IC)を含み、これは該 ンドに搭載される。

 該第1半導体スイッチは、該第1信号パタ ン及び該ランドの接続をなすか遮断するの 使われる。該第2半導体スイッチは、該第2信 号パターン及び該ランドの接続をなすか遮断 するのに使われる。詳しくは、該第1及び第2 導体スイッチのゲートは、相互に接続され また該受光チップに接続される。該第1及び 第2半導体スイッチのソースは、相互に接続 れ、また該ランド(ソース線路)に接続される 。該第1及び第2半導体スイッチのドレインは それぞれ該第1及び第2信号パターンに接続 れる。従って、該第1及び第2半導体スイッチ は同時にオン又はオフされる。該第1及び第2 導体スイッチがオンされると、該第1半導体 スイッチは該第1信号パターン及び該ランド 接続をなし、また該第2半導体スイッチは該 2信号パターン及び該ランドの接続をなす。 それにより、該第1及び第2信号端子が相互に 続される。

 しかしながら、該先行技術リレーでは、 信号ラインを含む回路のインピーダンス整 が乱されるという課題がある。即ち、該第1 及び第2信号端子が、該ランドを介して相互 接続されるので、該ランドが第3信号パター (ソース線路)として機能する。それ故に、 ランドの全てが、該信号ライン(即ち第1及び 第2信号パターン)に対してスタブとなる。

 本発明の目的は、制御回路の制御ICが搭 されるランドの全てがスタブとなるのを防 することにある。

 本発明の半導体リレーは、第1及び第2信 端子、基板、第1スイッチ回路及び制御回路 備える。該基板は、信号ラインを形成する めの複数の信号パターン、及びランドを備 る。該複数の信号パターンは、該第1及び第 2信号端子間に配置され、互いに分離される 該第1スイッチ回路は半導体スイッチを備え これは、該複数の信号パターンの接続をな か遮断することにより該第1及び第2信号端 の接続をなすか遮断するのに使われる。該 御回路は制御ICを備え、これは、該第1スイ チ回路を制御して該第1及び第2信号端子の接 続をなすか遮断するように構成される。本発 明の一の特徴において、該制御ICは、該ラン に搭載される。該ランドは、該制御ICに対 する大きさを持つ。該ランドの一部又は全 が、該複数の信号パターンの一部に含まれ 。

 この構成(以下「第1構成」という)では、 ランドの一部又は全部が、該複数の信号パ ーンの一部に含まれるので、該制御ICが搭 される該ランドの全てがスタブとなるのを 止することができる。

 第1構成において、該複数の信号パターン は第1-第3信号パターンを含んでもよい。該第 1信号パターンは該第1信号端子に接続される 該第2信号パターンは該第2信号端子に接続 れる。該第3信号パターンは、該信号ライン 中間部における該第1及び第2信号パターン 端部間に配置され、該第1及び第2信号パター ンの各々から分離される。望ましくは、該第 1スイッチ回路は第1及び第2半導体スイッチを 含む。該第1半導体スイッチは、該第1及び第3 信号パターンの接続をなすか遮断するのに使 われる。該第2半導体スイッチは、該第2及び 3信号パターンの接続をなすか遮断するのに 使われる。望ましくは、該制御ICは、該第1及 び第2半導体スイッチを制御して該第1及び第2 信号端子の接続をなすか遮断するように構成 される。望ましくは、該ランドの一部が、該 第3信号パターンに含まれる一方、該ランド 残部が、該第3信号パターンの側部から突出 る。この構成(以下「第2構成」という)では 該制御ICが搭載される該ランドの全てがス ブとなるのを防止することができる。

 第2構成において、該制御ICは、第1及び第 2制御出力端子を備えてもよい。第2制御出力 子は、ワイヤを介して該第3信号パターンに 接続される。望ましくは、該第1及び第2半導 スイッチは、該第1及び第2信号パターンの 記端部にそれぞれ搭載される。該第1及び第2 半導体スイッチの各々は、ドレイン、ソース 及びゲートを持つ表面搭載NチャネルMOSFETで ってもよい。該第1及び第2半導体スイッチの ドレインは、それぞれ該第1及び第2信号パタ ンの前記端部に直接接続されてもよい。該 1及び第2半導体スイッチのソースは、複数 ワイヤを介して該第3信号パターンに接続さ てもよい。該第1及び第2半導体スイッチの ートは、複数のワイヤを介して該第1制御出 端子に接続されてもよい。

 第2構成において、該半導体リレーは、第 1及び第2制御入力端子、発光素子、及び第1及 び第2低域通過フィルタを更に備えてもよい 該発光素子は、該第1及び第2制御入力端子か らの入力信号に応じて光を発するように構成 される。第1低域通過フィルタは、該第1制御 力端子と該発光素子の一端との間に接続さ る。第2低域通過フィルタは、該第2制御入 端子と該発光素子の他端との間に接続され 。望ましくは、該制御ICは、該発光素子から の光を受けることによって該入力信号を得る ための受光素子を含み、該入力信号に応じて 該第1及び第2半導体スイッチを制御するよう 構成される。ここで、浮遊容量が、該発光 子と該受光素子にそれぞれ接続されるパタ ン間に存在すれば、共振がそのC結合によっ て発生することがある。この場合、挿入損失 が該共振の周波数付近で増加するので、該半 導体リレーの周波数帯域が減少される。この 発明では、該第1及び第2低域通過フィルタが 共振の発生を回避することができるので、 半導体リレーの周波数帯域が減少されるの 防止することができる。

 第1構成において、該複数の信号パターン は第1-第3信号パターンを含んでもよい。該第 1信号パターンは該第1信号端子に接続される 該第2信号パターンは該第2信号端子に接続 れる。該第3信号パターンは、該信号ライン 中間部における該第1及び第2信号パターン 端部間に配置され、該第1及び第2信号パター ンの各々から分離される。望ましくは、該第 1スイッチ回路は、第1及び第2半導体スイッチ を含む。該第1半導体スイッチは、該第1及び 3信号パターンの接続をなすか遮断するのに 使われる。該第2半導体スイッチは、該第2及 第3信号パターンの接続をなすか遮断するの に使われる。望ましくは、該制御回路は、第 1及び第2制御ICを含み、該第1及び第2半導体ス イッチを制御して該第1及び第2信号端子の接 をなすか遮断するように構成される。該第1 制御ICは、該第1半導体スイッチを制御して該 第1及び第3信号パターンの接続をなすか遮断 るように構成される。該第2制御ICは、該第2 半導体スイッチを制御して該第2及び第3信号 ターンの接続をなすか遮断するように構成 れる。望ましくは、該基板は、該第1制御IC 搭載される第1ランド、及び該第2制御ICが搭 載される第2ランドを含む。該第1ランドの一 は、該第1信号パターンに含まれる一方、該 第1ランドの残部は、該第1信号パターンの側 から突出する。該第2ランドの一部は、該第 2信号パターンに含まれる一方、該第2ランド 残部は、該第2信号パターンの側部から突出 する。この構成(以下「第3構成」という)では 、該制御ICが搭載される該ランドの全てがス ブとなるのを防止することができる。

 第3構成において、該第1及び第2制御ICの 々は、第1及び第2制御出力端子を備えてもよ い。望ましくは、該第1及び第2制御ICの該第2 御出力端子は、複数のワイヤを介して該第1 及び第2信号パターンにそれぞれ接続される 望ましくは、該第1及び第2半導体スイッチは 、該第3信号パターンの両端に搭載される。 第1及び第2半導体スイッチの各々は、ドレイ ン、ソース及びゲートを持つ表面搭載Nチャ ルMOSFETであってもよい。該第1及び第2半導体 スイッチのドレインは、該第3信号パターン 直接接続されてもよい。該第1及び第2半導体 スイッチのソースは、複数のワイヤを介して 該第1及び第2信号パターンにそれぞれ接続さ てもよい。該第1及び第2半導体スイッチの ートは、複数のワイヤを介して該第1及び第2 制御ICの第1制御出力端子にそれぞれ接続され てもよい。

 第3構成において、該半導体リレーは、第 1、第2、第3及び第4制御入力端子、第1及び第2 発光素子、並びに第1、第2、第3及び第4低域 過フィルタを更に備えてもよい。該第1発光 子は、該第1及び第2制御入力端子からの第1 力信号に応じて光を発するように構成され 。該第2発光素子は、該第3及び第4制御入力 子からの第2入力信号に応じて光を発するよ うに構成される。該第1低域通過フィルタは 該第1制御入力端子と該第1発光素子の一端と の間に接続される。該第2低域通過フィルタ 、該第2制御入力端子と該第1発光素子の他端 との間に接続される。第3低域通過フィルタ 、該第3制御入力端子と該第2発光素子の一端 との間に接続される。第4低域通過フィルタ 、該第4制御入力端子と該第2発光素子の他端 との間に接続される。望ましくは、該第1制 ICは、該第1発光素子からの光を受けること よって該第1入力信号を得るための第1受光素 子を含み、該第1入力信号に応じて該第1半導 スイッチを制御するように構成される。同 に、該第2制御ICは、該第2発光素子からの光 を受けることによって該第2入力信号を得る めの第2受光素子を含み、該第2入力信号に応 じて該第2半導体スイッチを制御するように 成される。この構成では、該半導体リレー 周波数帯域が減少されるのを防止すること できる。

 第2及び第3構成の一方において、該半導 リレーは、第3信号端子、分岐回路及び第2ス イッチ回路を更に備えてもよい。該分岐回路 は、該第1及び第2信号パターンの一方におけ 分岐点に接続された低域通過フィルタを含 。該第2スイッチ回路は、半導体スイッチを 備え、これは、該分岐回路の該低域通過フィ ルタと該第3信号端子の接続をなすか遮断す ことにより該第3信号端子と該分岐点の接続 なすか遮断するのに使われる。この構成(以 下「第4構成」という)では、直流電力を該第3 信号端子から該分岐点に供給することができ 、また低周波信号又は直流信号を該分岐点か ら検出することができる。しかも、該第3信 端子は、該分岐回路の該低域通過フィルタ 介して該分岐点に接続されるので、該分岐 路側が、該第1及び第2信号端子間の該信号ラ イン(例えば高周波信号ライン)に対してスタ になるのを防止することができる。それ故 、該半導体リレーの例えば高周波特性が損 われるのを防止することができる。

 第4構成において、該分岐回路の該低域通 過フィルタは、表面搭載部品であり、該分岐 点に直接搭載されることが望ましい。この構 成では、スタブを形成し得る導体パターンを 除去することができる。

 第4構成において、該第1及び第2信号パタ ンの一方における該分岐点を持つ部分の幅 、該分岐点を持たない部分のそれよりも狭 ことが望ましい。この構成では、該分岐点 おけるインピーダンスの低下を抑制するこ ができる。

 第2及び第3構成の一方において、該半導 リレーは、第3信号端子、分岐回路及び第2ス イッチ回路を更に備えてもよい。該分岐回路 は、該第1及び第2信号パターンの一方におけ 分岐点に接続された複合フィルタを含む。 第2スイッチ回路は半導体スイッチを備え、 これは、該複合フィルタと該第3信号端子の 続をなすか遮断することにより該第3信号端 と該分岐点の接続をなすか遮断するのに使 れる。該複合フィルタは、高域遮断フィル 及び低域遮断フィルタからなる。この構成( 以下「第5構成」という)では、該第3信号端子 及び該分岐回路間に流すことができる信号の 周波数帯域を広げることができる。

 第5構成において、該低域遮断フィルタは 、該分岐点に接続され、該高域遮断フィルタ は、該低域遮断フィルタと該第2スイッチ回 との間に接続されることが望ましい。この 成では、該低域遮断フィルタ側が該分岐点 ら突出するスタブになり、共振が発生する とがある。しかし、共振が発生しても、該 域遮断フィルタが該共振の周波数を減衰す ので、該半導体リレーの高周波特性を向上 せることができる。

 本発明の好ましい実施形態をさらに詳細に 述する。本発明の他の特徴および利点は、 下の詳細な記述および添付図面に関連して 層良く理解されるものである。
本発明の第1実施形態による半導体リレ ーの概要図である。 該半導体リレーの回路ブロック図であ 。 該半導体リレーの表面構造の一部を例 する。 該先行技術リレー及び第1実施形態の挿 入損失の解析結果を例示する。 図3の構成における実測挿入損失及び複 合フィルタを持たない対応する構成における 実測挿入損失を例示する。 本発明の第2実施形態による半導体リレ ーの回路ブロック図である。 該半導体リレーの表面構造の一部を例 する。 該先行技術リレー及び第2実施形態の挿 入損失の解析結果を例示する。 本発明の第3実施形態による半導体リレ ーの表面構造の一部を例示する。 第3実施形態における複合フィルタの 性図である。

 (第1実施形態)
 図1-3は本発明の第1実施形態による半導体リ レーを示す。該半導体リレーは、例えば高周 波リレーであり、信号端子11、12及び13、基板 2、分岐回路3、スイッチ回路4及び5、及び制 回路6及び8を有する。

 図2及び3に示すように、基板2は、例えば 電体基板であり、複数の信号パターン、複 の配線パターン及び複数のランドを有し、 れらは基板2の表面に形成される。例えば、 基板2は、信号ライン(第1信号ライン)を形成 るための信号パターン201-203を含む。信号パ ーン201は信号端子11(第1信号端子)に接続さ る。信号パターン202は信号端子12(第2信号端 )に接続される。つまり、第1信号ラインの 端がそれぞれ信号端子11及び12に接続される 信号パターン203は、第1信号ラインの中間部 (即ち第1信号ラインの両端間の部分)における 信号パターン201及び202の端部間に配置され、 信号パターン201及び202の各々から規定の絶縁 距離だけ分離される。図2及び3の例では、信 パターン201-203は一定の幅を持つ直線形状で ある。このように、信号パターン201-203が一 の幅を持つ基板2の表面(上面)に形成される 、グランドパターン(図示しない)が例えば基 板2の下面に信号パターン201-203に沿って形成 れる。即ち、信号パターン201-203、グランド パターン及び基板2は、マイクロストリップ インを構成する。

 図2に示すように、基板2はまた、第2信号 インを形成するための信号パターン211-213を 含む。信号パターン211は信号端子13(第3信号 子)に接続される。信号パターン212は分岐回 3に接続される。つまり、第2信号ラインの 端がそれぞれ信号端子13及び分岐回路3に接 される。信号パターン213は、第2信号ライン 中間部(即ち第2信号ラインの両端間の部分) おける信号パターン211及び212の端部間に配 され、信号パターン211及び212の各々から規 の絶縁距離だけ分離される。複数の配線パ ーン及び複数のランドは後述する。

 分岐回路3は、信号パターン201及び202の一 方(図2の例では信号パターン202)における分岐 点30に接続されたLPF(低域通過フィルタ)31を含 む。LPF31の第1及び第2端は、それぞれ信号パ ーン212及び202に接続される。望ましくは、 岐点30は、信号パターン201及び202の一方(図2 例では信号パターン202)に含まれ、LPF31の第2 端は分岐点30に直接接続される。

 図2及び3に示すように、スイッチ回路4(第 1スイッチ回路)は、信号端子11及び12の接続を なすか遮断するのに使われる半導体スイッチ 41及び42を含む。例えば、半導体スイッチ41( 1半導体スイッチ)は、ドレイン(D)、ソース(S) 及びゲート(G)を持つ表面搭載NチャネルMOSFET あり、信号パターン201及び203の接続をなす 遮断するのに使われる。同様に、半導体ス ッチ42(第2半導体スイッチ)は、ドレイン(D)、 ソース(S)及びゲート(G)を持つ表面搭載Nチャ ルMOSFETであり、信号パターン202及び203の接 をなすか遮断するのに使われる。詳しくは スイッチ回路4の各MOSFETは、それ自身の底面 配置されたドレイン(D)、及びそれ自身の上 に配置されたソース(S)及びゲート(G)を有す 。半導体スイッチ41及び42は、ダイボンディ ングにより信号パターン201及び202の上記端部 にそれぞれ搭載され、それによりそれらの両 ドレインは、信号パターン201及び202の該端部 にそれぞれ直接接続される。半導体スイッチ 41のソース(S)は、少なくとも1つのボンディン グワイヤ(図3では複数のワイヤ411及び411)を介 して信号パターン203に接続される。半導体ス イッチ42のソース(S)もまた、少なくとも1つの ボンディングワイヤ(図3では複数のワイヤ421 び421)を介して信号パターン203に接続される 。スイッチ回路4の各MOSFETは、ボディダイオ ドをもち、電流がそれ自身のソースからド インに流れ得るが、半導体スイッチ41及び42 ソースが相互に接続され、それにより両ボ ィダイオードのアノードが相互に接続され 。それ故に、スイッチ回路4は、交流スイッ チ(例えば高周波伝送スイッチ)として使用す ことができる。

 同様に、図2に示すように、スイッチ回路 5(第2スイッチ回路)は、信号端子13及び分岐回 路3の接続をなすか遮断するのに使われる半 体スイッチ51及び52を含む。例えば、半導体 イッチ51(第1半導体スイッチ)は、ドレイン(D )、ソース(S)及びゲート(G)を持つ表面搭載Nチ ネルMOSFETであり、信号パターン211及び213の 続をなすか遮断するのに使われる。半導体 イッチ52(第2半導体スイッチ)は、ドレイン(D )、ソース(S)及びゲート(G)を持つ表面搭載Nチ ネルMOSFETであり、信号パターン212及び213の 続をなすか遮断するのに使われる。詳しく 、半導体スイッチ51及び52の各々は、それ自 身の底面に配置されたドレイン(D)、及びそれ 自身の上面に配置されたソース(S)及びゲート (G)を有する。半導体スイッチ51及び52は、ダ ボンディングにより信号パターン211及び212 上記端部にそれぞれ搭載され、それにより れらの両ドレインは、信号パターン211及び21 2の該端部にそれぞれ直接接続される。半導 スイッチ51のソース(S)は、少なくとも1つの ンディングワイヤ(図示しない)を介して信号 パターン213に接続される。半導体スイッチ52 ソース(S)もまた、少なくとも1つのボンディ ングワイヤ(図示しない)を介して信号パター 213に接続される。半導体スイッチ51及び52の ソースが相互に接続され、それ故に、スイッ チ回路5も、交流スイッチ(例えば低周波伝送 イッチ)として使用することができる。

 制御回路6(第1制御回路)は、制御IC60を有 、これは、スイッチ回路4を制御して信号端 11及び12の接続をなすか遮断するように構成 される。図2及び3の例では、制御回路6は、発 光回路7及び制御IC60から構成され、それらは 透明樹脂材(図示しない)で覆われて互いに 学的に結合される。また、該透明樹脂材は 外乱光が該透明樹脂材内に入射するのを防 するために、遮光性を持つ薄膜で覆われる

 発光回路7は、制御入力端子701及び702(第1 び第2制御入力端子)、複合フィルタ73及び74( 第1及び第2複合フィルタ)及び発光素子70を含 。制御入力端子701及び702は、それぞれ配線 ターン221及び231の第1端に接続される。

 複合フィルタ73は、予め決められたカッ オフ周波数よりも高い周波数を減衰するよ に構成される第1低域通過フィルタであり、 えば互いに異なるカットオフ周波数を持つL PF(低域通過フィルタ)731及び732から構成され 。LPF731の第1及び第2端は、それぞれ配線パタ ーン221の第2端(ランド)及び配線パターン222の 第1端(ランド)に接続される。LPF732の第1及び 2端は、それぞれ配線パターン222の第2端(ラ ド)及び配線パターン223の第1端(ランド)に接 される。

 複合フィルタ74は、予め決められたカッ オフ周波数よりも高い周波数を減衰するよ に構成される第2低域通過フィルタであり、 えば互いに異なるカットオフ周波数を持つL PF(低域通過フィルタ)741及び742から構成され 。LPF741の第1及び第2端は、それぞれ配線パタ ーン231の第2端(ランド)及び配線パターン232の 第1端(ランド)に接続される。LPF742の第1及び 2端は、それぞれ配線パターン232の第2端(ラ ド)及び配線パターン233の第1端(ランド)に接 される。

 発光素子70は、例えば、制御入力端子701 び702からの入力信号(電流信号)に応じて光を 発するLED(発光ダイオード)である。図3の例で は、発光素子70は、表面搭載部品であり、発 素子70のアノード及びカソードは、それぞ 該部品の底面及び上面に配置される。発光 子70は、ダイボンディングにより配線パター ン223の第2端に形成されたランド224に搭載さ 、それにより発光素子70のアノードがランド 224に直接接続される。発光素子70のカソード 、例えばボンディングワイヤ700を介して、 線パターン233の第2端に接続される。配線パ ターン223及び233(特にランド224)は制御IC60の近 傍に配置される。

 制御IC60は、半導体スイッチ41及び42を制 して信号端子11及び12の接続をなすか遮断す ように構成される。例えば、制御IC60は、発 光素子70からの光を受けることによって該入 信号を得るための受光素子(例えばフォトダ イオードアレイ)を含み、該入力信号に応じ 半導体スイッチ41及び42を制御するように構 される。望ましくは、発光素子70及び該受 素子は、該受光素子の受光面が発光素子70の 発光面に面するように配置される。図3の例 は、制御IC60は、第1制御出力端子601及び602、 及び第2制御出力端子603を有する。なお、こ に限らず、制御IC60は、一つの第1制御出力端 子を有してもよい。第1制御出力端子601及び60 2は、それぞれボンディングワイヤ412及び422 介して半導体スイッチ41及び42のゲートに接 される。第2制御出力端子603は、ボンディン グワイヤ413を介して信号パターン203に接続さ れる。即ち、第2制御出力端子603は、信号パ ーン203を介して半導体スイッチ41及び42のソ スに電気的に接続される。例えば、制御IC60 は、該先行技術リレーと同様に、フォトダイ オードアレイ及び充放電回路を含み、それら はパッケージの中に置かれる。該フォトダイ オードアレイが発光素子70からの光を受けて 起電力を発生すれば、該充放電回路は、第1 制御出力端子601及び602及び第2制御出力端子60 3を介して、該光起電力を半導体スイッチ41及 び42の各々に供給する。それ故に、半導体ス ッチ41及び42はオンされる。該フォトダイオ ードアレイが光起電力を発生しなければ、該 充放電回路は、半導体スイッチ41及び42の各 ート及びソース間の電荷を放電する。それ に、半導体スイッチ41及び42はオフされる。

 制御回路8(第2制御回路)は、制御IC80を有 、これは、スイッチ回路5を制御して信号端 13及び分岐回路3の接続をなすか遮断するよ に構成される。制御回路8は、発光回路9及 制御IC80から構成される。

 発光回路9は、制御入力端子901及び902、及 び発光素子90を含む。制御入力端子901及び902 、それぞれ配線パターン261及び271の第1端に 接続される。

 発光素子90は、例えば表面搭載部品であ 、これは、制御入力端子901及び902からの入 信号に応じて光を発するように構成されるLE D(発光ダイオード)である。発光素子90のアノ ド及びカソードは、それぞれ該部品の底面 び上面に配置される。発光素子90は、ダイ ンディングにより配線パターン261の第2端に 成されたランドに搭載され、それにより発 素子90のアノードが該ランドに直接接続さ る。発光素子90のカソードは、例えばボンデ ィングワイヤ(図示しない)を介して、配線パ ーン271の第2端に接続される。

 制御IC80は、半導体スイッチ51及び52を制 して信号端子13及び分岐回路3の接続をなす 遮断するように構成される。例えば、制御IC 80は、発光素子90からの光を受けることによ て制御入力端子901及び902からの入力信号を るための受光素子(例えばフォトダイオード レイ)を含み、該入力信号に応じて半導体ス イッチ51及び52を制御するように構成される 望ましくは、発光素子90及び該受光素子は、 該受光素子の受光面が発光素子90の発光面に するように配置される。制御IC80は、第1制 出力端子801及び802、及び第2制御出力端子803 有し、例えば制御IC60と同様にフォトダイオ ードアレイ及び充放電回路から構成される。 第1制御出力端子801及び802は、複数のボンデ ングワイヤを介して半導体スイッチ51及び52 ゲートにそれぞれ接続される。第2制御出力 端子803は、ボンディングワイヤを介して信号 パターン213に接続される。即ち、第2制御出 端子803は、信号パターン213を介して半導体 イッチ51及び52のソースに電気的に接続され 。制御IC80のフォトダイオードアレイが発光 素子90からの光を受けて光起電力を発生すれ 、その充放電回路は、第1制御出力端子801及 び802及び第2制御出力端子803を介して、該光 電力を半導体スイッチ51及び52の各々に供給 る。

 制御IC80が半導体スイッチ51及び52をオフ ている場合、制御IC60が半導体スイッチ41及 42をオンすれば、信号端子11及び12が電気的 接続され、第1信号ラインが信号端子11及び12 間に形成される。それ故に、例えば高周波信 号を、第1信号ラインを介して伝達すること できる。制御IC60が半導体スイッチ41及び42を オフすれば、信号端子11及び12間の接続が遮 される。

 制御IC80が半導体スイッチ51及び52をオン ている場合、制御IC60が半導体スイッチ41及 42をオフすれば、第2信号ラインが信号端子12 及び13間に形成される。例えば、低周波信号 は直流信号が信号端子13に供給されれば、 低周波信号又は直流信号が信号端子12に接続 された機器に供給される。信号端子12に接続 れた機器が低周波信号又は直流信号を信号 子12に供給すれば、該低周波信号又は直流 号を信号端子13から受信することができる。

 第1実施形態の特徴において、図3に示す うに、制御IC60は、ダイボンディングにより ンド20に搭載される。ランド20は、制御IC60 対応する大きさを持つ。例えば半分かそれ りも大きい、ランド20の一部は、信号パター ン201-203の一部(図3では信号パターン203)に含 れ、ランド20の残部20Rは、信号パターン203の 側部から突出する。なお、これに限らず、ラ ンド20の全部が、信号パターン203に含まれて よい。

 第1実施形態の動作を説明する。入力信号 が制御入力端子701及び702に供給されれば、発 光素子70が光を発する。制御IC60のフォトダイ オードアレイが、発光素子70からの光を受け と、光起電力を発生する。続いて、制御IC60 の充放電回路が該光起電力を、第1制御出力 子601及び602及び第2制御出力端子603を介して 半導体スイッチ41及び42の各々に供給する。 それにより、半導体スイッチ41及び42がオン れるので、信号端子11及び12が電気的に接続 れる。

 入力信号が制御入力端子701及び702に供給 れなければ、発光素子70が光を発しないの 、制御IC60のフォトダイオードアレイは、光 電力を発生しない。この場合、制御IC60の充 放電回路は、半導体スイッチ41及び42の各ゲ ト及びソース間の電荷を放電する。それに り、半導体スイッチ41及び42がオフされるの 、信号端子11及び12の接続が遮断される。

 入力信号が制御入力端子901及び902に供給 れれば、発光素子90が光を発し、制御IC80の ォトダイオードアレイが光起電力を発生す 。続いて、制御IC80の充放電回路が、該光起 電力を、第1制御出力端子801及び802及び第2制 出力端子803を介して、半導体スイッチ51及 52の各々に供給する。それにより、半導体ス イッチ51及び52がオンされるので、信号端子13 及び分岐回路3が電気的に接続される。つま 、信号端子13が分岐回路3を介して信号パタ ン202及び信号端子12に電気的に接続される。 それ故に、低周波信号又は直流信号のみを信 号端子13に供給することができ、また信号端 13から得ることができる。

 入力信号が制御入力端子901及び902に供給 れなければ、発光素子90が光を発しないの 、制御IC80のフォトダイオードアレイは、光 電力を発生しない。この場合、制御IC80の充 放電回路は、半導体スイッチ51及び52の各ゲ ト及びソース間の電荷を放電する。それに り、半導体スイッチ51及び52がオフされるの 、信号端子12及び13の接続が遮断される。

 第1実施形態では、制御IC60が、制御IC60に 応する大きさを持つランド20に搭載され、 ンド20の一部が信号パターン203に含まれるの で、ランド20の全てがスタブとなるのを防止 ることができる。それ故に、全てがスタブ なるランドを持つ先行技術リレーと比較し 、半導体リレーの高周波特性を改善するこ ができる。

 図4は、該先行技術リレー及び第1実施形 の挿入損失の解析結果を示す。図4において “A”は第1実施形態における第1信号ライン 挿入損失の解析結果であり、“B”は該先行 技術リレーにおける第1及び第2信号端子間の 号ラインの挿入損失の解析結果である。各 析は、対応する信号ライン及び制御ICのみ 持つ構造において行った。該先行技術リレ では、受光チップが搭載されるランドの全 がスタブとなるので、図4に示すような共振 発生し、挿入損失が該共振の周波数付近で 大する。それにより使用可能な周波数帯域 減少される。第1実施形態では、ランド20の 部が信号パターン203に含まれるので、共振 発生が図4に示すように回避される。それ故 に、第1実施形態は、該先行技術リレーのも より広い使用可能な周波数帯域を持つこと できる。

 図5は、図3の構成における実測挿入損失 C”及び複合フィルタを持たない対応する構 における実測挿入損失“D”を示す。第1実 形態の半導体リレーは、信号パターン201-203 び制御IC60に加えて発光回路7を含み、信号 ターン201-203及び配線パターン223及び233が誘 体基板に形成される。それ故に、浮遊容量 該信号パターンと該配線パターンとの間に 在する。該信号パターン及び該配線パター がその浮遊容量によって結合されて共振が これば、使用可能な周波数帯域が図4と同様 に減少される。第1実施形態では、複合フィ タ73及び74が具備されるので、共振の影響が 4の“C”に示すように抑制される。それ故 、挿入損失を低減することができ、半導体 レーの高周波特性を改善することができる

 加えて、信号パターン211-213の第2信号ラ ンが、分岐回路3を介して信号パターン201-203 の第1信号ラインに接続されるので、第2信号 イン(例えば低周波信号ライン)がスタブと るのを防止することができる。

 (第2実施形態)
 図6及び7は本発明の第2実施形態による半導 リレーを示す。該半導体リレーは、基板2、 スイッチ回路4及び制御回路6によって特徴付 られ、また信号端子11、12及び13、分岐回路3 、スイッチ回路5及び制御回路8を第1実施形態 と同様に含む。明瞭のため、同様の要素には 、第1実施形態で表されたのと同じ符号が割 当てられる。

 基板2は、例えば誘電体基板であり、信号 パターン211-213、配線パターン261及び271、発 素子90用のランド、制御IC80用のランド、及 マイクロストリップラインを第1実施形態と 様に含む。また、基板2は、スイッチ回路4 び制御回路6用の複数の信号パターン、複数 配線パターン及び複数のランドを含む。例 ば、基板2は、第1信号ラインを形成するた の信号パターン201-203を含む。信号パターン2 01は信号端子11(第1信号端子)に接続される。 号パターン202は信号端子12(第2信号端子)に接 続される。つまり、第1信号ラインの両端が れぞれ信号端子11及び12に接続される。信号 ターン203は、第1信号ラインの中間部(即ち 1信号ラインの両端間の部分)における信号パ ターン201及び202の端部間に配置され、信号パ ターン201及び202の各々から規定の絶縁距離だ け分離される。図6及び7の例では、信号パタ ン201-203は一定の幅を持つ直線形状である。 制御回路6用の複数の配線パターン及び複数 ランドは後述する。

 スイッチ回路4(第1スイッチ回路)は、信号 端子11及び12の接続をなすか遮断するのに使 れる半導体スイッチ41及び42を含む。例えば 半導体スイッチ41(第1半導体スイッチ)は、 レイン(D)、ソース(S)及びゲート(G)を持つ表 搭載NチャネルMOSFETであり、信号パターン201 び203の接続をなすか遮断するのに使われる 同様に、半導体スイッチ42(第2半導体スイッ チ)は、ドレイン(D)、ソース(S)及びゲート(G) 持つ表面搭載NチャネルMOSFETであり、信号パ ーン202及び203の接続をなすか遮断するのに われる。詳しくは、スイッチ回路4の各MOSFET は、それ自身の底面に配置されたドレイン(D) 、及びそれ自身の上面に配置されたソース(S) 及びゲート(G)を有する。半導体スイッチ41及 42は、ダイボンディングにより信号パター 203の上記端部にそれぞれ搭載され、それに り、それらの両ドレインは、信号パターン20 3の該端部にそれぞれ直接接続される。半導 スイッチ41のソース(S)は、少なくとも1つの ンディングワイヤ411を介して信号パターン20 1に接続される。半導体スイッチ42のソース(S) もまた、少なくとも1つのボンディングワイ 421を介して信号パターン202に接続される。 導体スイッチ41及び42のドレインは相互に接 されるので、スイッチ回路4は、交流スイッ チ(例えば高周波伝送スイッチ)として使用す ことができる。

 制御回路6(第1制御回路)は、制御IC61及び62 (第1及び第2制御IC)を含む。図6及び7の例では 制御回路6は、発光回路7及び制御IC61及び62 ら構成される。

 発光回路7は、制御入力端子701-704(第1-第4 御入力端子)、複合フィルタ73-76(第1-第4複合 フィルタ)及び発光素子71及び72(第1及び第2発 素子)を含む。制御入力端子701、702、703及び 704は、それぞれ配線パターン221、231、241及び 251の第1端に接続される。制御IC61及び発光素 71は、透明樹脂材(図示しない)で覆われて互 いに光学的に結合され、該透明樹脂材は遮光 性を有する薄膜で覆われる。同様に、制御IC6 2及び発光素子72は、透明樹脂で覆われて互い に光学的に結合され、該透明樹脂は遮光性を 有する薄膜で覆われる。

 複合フィルタ73は、予め決められたカッ オフ周波数よりも高い周波数を減衰するよ に構成される第1低域通過フィルタであり、 えば互いに異なるカットオフ周波数を持つL PF(低域通過フィルタ)731及び732から構成され 。LPF731の第1及び第2端は、それぞれ配線パタ ーン221の第2端(ランド)及び配線パターン222の 第1端(ランド)に接続される。LPF732の第1及び 2端は、それぞれ配線パターン222の第2端(ラ ド)及び配線パターン223の第1端(ランド)に接 される。

 複合フィルタ74は、予め決められたカッ オフ周波数よりも高い周波数を減衰するよ に構成される第2低域通過フィルタであり、 えば互いに異なるカットオフ周波数を持つL PF(低域通過フィルタ)741及び742から構成され 。LPF741の第1及び第2端は、それぞれ配線パタ ーン231の第2端(ランド)及び配線パターン232の 第1端(ランド)に接続される。LPF742の第1及び 2端は、それぞれ配線パターン232の第2端(ラ ド)及び配線パターン233の第1端(ランド)に接 される。

 複合フィルタ75は、予め決められたカッ オフ周波数よりも高い周波数を減衰するよ に構成される第3低域通過フィルタであり、 えば互いに異なるカットオフ周波数を持つL PF(低域通過フィルタ)751及び752から構成され 。LPF751の第1及び第2端は、それぞれ配線パタ ーン241の第2端(ランド)及び配線パターン242の 第1端(ランド)に接続される。LPF752の第1及び 2端は、それぞれ配線パターン242の第2端(ラ ド)及び配線パターン243の第1端(ランド)に接 される。

 複合フィルタ76は、予め決められたカッ オフ周波数よりも高い周波数を減衰するよ に構成される第4低域通過フィルタであり、 えば互いに異なるカットオフ周波数を持つL PF(低域通過フィルタ)761及び762から構成され 。LPF761の第1及び第2端は、それぞれ配線パタ ーン251の第2端(ランド)及び配線パターン252の 第1端(ランド)に接続される。LPF762の第1及び 2端は、それぞれ配線パターン252の第2端(ラ ド)及び配線パターン253の第1端(ランド)に接 される。

 発光素子71は、例えば、制御入力端子701 び702からの第1入力信号(電流信号)に応じて を発するLED(発光ダイオード)である。図7の では、発光素子71は、表面搭載部品であり、 発光素子71のアノード及びカソードは、それ れ該部品の底面及び上面に配置される。発 素子71は、ダイボンディングにより配線パ ーン223の第2端に形成されたランド224に搭載 れ、それにより発光素子71のアノードがラ ド224に直接接続される。発光素子71のカソー ドは、例えばボンディングワイヤ710を介して 、配線パターン233の第2端に接続される。配 パターン223及び233(特にランド224)は制御IC61 近傍に配置される。

 発光素子72は、例えば、制御入力端子703 び704からの第2入力信号(電流信号)に応じて を発するLED(発光ダイオード)である。図7の では、発光素子72は、表面搭載部品であり、 発光素子72のアノード及びカソードは、それ れ該部品の底面及び上面に配置される。発 素子72は、ダイボンディングにより配線パ ーン243の第2端に形成されたランド244に搭載 れ、発光素子72のアノードがランド244に直 接続される。発光素子72のカソードは、例え ばボンディングワイヤ720を介して、配線パタ ーン253の第2端に接続される。配線パターン24 3及び253(特にランド244)は制御IC62の近傍に配 される。

 制御IC61及び62は、半導体スイッチ41及び42 を制御して信号端子11及び12の接続をなすか 断するように構成される。

 制御IC61は、例えば、発光素子71からの光 受けることによって制御入力端子701及び702 らの第1入力信号を得るための受光素子を含 む。制御IC61は、該第1入力信号に応じて半導 スイッチ41を制御して信号パターン201及び20 3の接続をなすか遮断するように構成される 望ましくは、発光素子71及び該受光素子は、 該受光素子の受光面が発光素子71の発光面に するように配置される。図7の例では、制御 IC61は、第1及び第2制御出力端子611及び613を有 する。第1制御出力端子611は、ボンディング イヤ412を介して半導体スイッチ41のゲートに 接続される。第2制御出力端子613は、ボンデ ングワイヤ413を介して信号パターン201に接 される。

 制御IC62は、例えば、発光素子72からの光 受けることによって制御入力端子703及び704 らの第2入力信号を得るための受光素子を含 む。制御IC62は、該第2入力信号に応じて半導 スイッチ42を制御して信号パターン202及び20 3の接続をなすか遮断するように構成さる。 ましくは、発光素子72及び該受光素子は、該 受光素子の受光面が発光素子72の発光面に面 るように配置される。図7の例では、制御IC6 2は、第1及び第2制御出力端子621及び623を有す る。第1制御出力端子621は、ボンディングワ ヤ422を介して半導体スイッチ42のゲートに接 続される。第2制御出力端子623は、ボンディ グワイヤ423を介して信号パターン202に接続 れる。

 例えば、制御IC61及び62の各々は、該先行 術リレーと同様に、フォトダイオードアレ 及び充放電回路を含み、それらはパッケー の中に置かれる。制御IC61のフォトダイオー ドアレイが発光素子71からの光を受けて光起 力を発生すれば、制御IC61の充放電回路は、 第1及び第2制御出力端子611及び613を介して、 光起電力を半導体スイッチ41に供給する。 様に、制御IC62のフォトダイオードアレイが 光素子72からの光を受けて光起電力を発生 れば、制御IC62の充放電回路は、第1及び第2 御出力端子621及び623を介して、該光起電力 半導体スイッチ42に供給する。それ故に、半 導体スイッチ41及び42はオンされる。制御回 6の各フォトダイオードアレイが光起電力を 生しなければ、制御回路6の各充放電回路は 、半導体スイッチ41及び42の各ゲート及びソ ス間の電荷を放電する。それ故に、半導体 イッチ41及び42はオフされる。

 第2実施形態の特徴において、図7に示す うに、制御IC61及び62は、ダイボンディング よりランド21及び22にそれぞれ搭載される。 ンド21及び22は、それぞれ制御IC61及び62に対 応する大きさを持つ。例えば半分かそれより も大きい、ランド21の一部は、信号パターン2 01-203の一部(図7では信号パターン201)に含まれ 、ランド21の残部21Rは信号パターン201の側部 ら突出する。なお、これらに限らず、ラン 21の全部が、信号パターン201に含まれても い。例えば半分かそれよりも大きい、ラン 22の一部は、信号パターン201-203の一部(図7で は信号パターン202)に含まれ、ランド22の残部 22Rは信号パターン202の側部から突出する。な お、これらに限らず、ランド22の全部が、信 パターン202に含まれてもよい。

 第2実施形態の動作を説明する。第1及び 2入力信号が、それぞれ制御入力端子701及び7 02及び制御入力端子703及び704に供給されれば 発光素子71及び72がめいめい光を発する。制 御IC61のフォトダイオードアレイが、発光素 71からの光を受けると光起電力を発生する。 また、制御IC62のフォトダイオードアレイが 発光素子72からの光を受けると光起電力を発 生する。制御IC61の充放電回路は、第1及び第2 制御出力端子611及び613を介して、対応するフ ォトダイオードアレイからの光起電力を、半 導体スイッチ41に供給する。また、制御IC62の 充放電回路は、第1及び第2制御出力端子621及 623を介して、対応するフォトダイオードア イからの光起電力を、半導体スイッチ42に 給する。それにより、半導体スイッチ41及び 42がオンされるので、信号端子11及び12が電気 的に接続される。

 第1及び第2入力信号が、制御入力端子701 び702及び制御入力端子703及び704に供給され ければ、発光素子71及び72の各々は光を発し いので、制御IC61及び62の各フォトダイオー アレイは光起電力を発生しない。この場合 制御IC61の充放電回路が、半導体スイッチ41 ゲート及びソース間の電荷を放電する。ま 、制御IC62の充放電回路が、半導体スイッチ 42のゲート及びソース間の電荷を放電する。 れにより、半導体スイッチ41及び42がオフさ れるので、信号端子11及び12の接続が遮断さ る。

 第2実施形態では、制御IC61が制御IC61に対 する大きさを持つランド21に搭載され、例 ば半分かそれよりも大きい、ランド21の一部 が、信号パターン201に含まれる。同様に、制 御IC62が制御IC62に対応する大きさを持つラン 22に搭載され、例えば半分かそれよりも大 い、ランド22の一部が、信号パターン202に含 まれる。それ故に、ランド21及び22の全てが タブとなるのを防止することができ、全て スタブとなるランドを持つ先行技術リレー 比較して、半導体リレーの高周波特性を改 することができる。

 図8は、該先行技術リレー及び第2実施形 の挿入損失の解析結果を示す。図8において “E”は第2実施形態における第1信号ライン 挿入損失の解析結果であり、“F”は該先行 技術リレーにおける第1及び第2信号端子間の 号ラインの挿入損失の解析結果である。各 析は、対応する信号ライン及び制御ICのみ 持つ構造において行った。該先行技術リレ では、受光チップが搭載されるランドの全 がスタブとなるので、図8に示すような共振 発生し、挿入損失が該共振の周波数付近で 大する。それにより使用可能な周波数帯域 減少される。第2実施形態では、ランド21の 部が信号パターン201に含まれ、ランド22の 部が信号パターン202に含まれるので、共振 発生が図8に示すように回避される。それ故 、第2実施形態は、該先行技術リレーのもの より広い使用可能な周波数帯域を持つことが できる。

 加えて、複合フィルタ73-76が具備される で、共振の影響が第1実施形態と同様に抑制 れる。その結果、挿入損失を低減すること でき、半導体リレーの高周波特性を改善す ことができる。

 (第3実施形態)
 図9は、本発明の第3実施形態による半導体 レーを示す。該半導体リレーは、分岐回路3 よって特徴付けられ、また、信号端子11、12 及び13、基板2、スイッチ回路4及び5、及び制 回路6及び8を第1実施形態と同様に含む。明 のため、同様の要素には、第1実施形態で表 されたのと同じ符号が割り当てられる。なお 、これに限らず、第3実施形態の特徴(即ち分 回路3及び切欠け200)は第2実施形態にも適用 能である。

 スイッチ回路5の半導体スイッチ51及び52 、それぞれ信号パターン211及び212の端部(ラ ド215及び216)に搭載され、それらの両ドレイ ンは、それぞれランド215及び216に直接接続さ れる。半導体スイッチ51のソース(S)は、例え 少なくとも1つのボンディングワイヤ(図9で 複数のワイヤ511及び511)を介して信号パター ン213に接続される。半導体スイッチ52のソー (S)は、例えば少なくとも1つのボンディング ワイヤ(図9では複数のワイヤ521及び521)を介し て信号パターン213に接続される。

 制御回路8は、発光回路9及び制御IC80から 成される。発光回路9は、制御入力端子901及 び902(図2)、及び発光素子90を含む。発光素子9 0は、ダイボンディングによって配線パター 261のランド262に搭載され、それにより発光 子90のアノードがランド262に直接接続される 。ランド262は、制御回路6と同様に制御IC80の 傍に配置される。発光素子90のカソードは 例えばボンディングワイヤ900を介して、配 パターン271に接続される。制御IC80は、制御I C60と同様に、第1制御出力端子801及び802、及 第2制御出力端子803を有する。第1制御出力端 子801及び802は、ボンディングワイヤ512及び522 を介して半導体スイッチ51及び52のゲート(G) それぞれ接続される。第2制御出力端子803は ボンディングワイヤ513を介して信号パター 213に接続される。

 分岐回路3は、信号パターン201及び202の一 方(図9の例では信号パターン201)における分岐 点30に接続された複合フィルタ75(低域通過フ ルタ)を含む。基板2は信号パターン214を更 含み、これは、信号パターン201及び212間に 置され、信号パターン201及び212の各々から 離される。信号パターン211の一部(少なくと ランド215側)、及び信号パターン212-214は、 一直線上に配列される。

 複合フィルタ75は、高域遮断フィルタ751 び低域遮断フィルタ752を含み、これらは広 域フィルタを構成する。フィルタ751及び752 各々は、表面搭載部品である。高域遮断フ ルタ751の第1及び第2端は、それぞれ信号パタ ーン212及び214のランドに接続される。低域遮 断フィルタ752の第1及び第2端は、それぞれ信 パターン214及び201のランドに接続される。 えば、高域遮断フィルタ751及び低域遮断フ ルタ752は、低域遮断フィルタ752(高域通過フ ィルタ)の伝送帯域が高域遮断フィルタ751(低 通過フィルタ)のカットオフ周波数の1.5-3倍 なるように設定される。図9の例の信号パタ ーン201において、分岐点30を持つ部分の幅“W 1”は、分岐点30を持たない部分の幅“W2”よ も狭い。切欠け200が、信号パターン201の幅 W2”を幅“W1”に低減するために、分岐点30 対向縁に形成されている。

 このように、低域遮断フィルタ752が信号 ターン201の分岐点30に直接接続されるので スタブを形成し得る導体パターンを除去す ことができる。それ故に、該半導体リレー 高周波特性を向上させることができる。信 パターン201における分岐点30を持つ部分のイ ンピーダンスは、低域遮断フィルタ752の影響 により減少するが、切欠け200が形成されるの で、信号パターン201におけるインピーダンス の不整合を抑制することができる。

 複合フィルタ75を高域遮断フィルタ751及 低域遮断フィルタ752から構成することによ 、該半導体リレーに、図10に示すような広帯 域を持たせることができる。図10において、 G”、“H”及び“I”は、それぞれ、高域遮 フィルタ751、低域遮断フィルタ752及び複合 ィルタ75のフィルタ特性を示す。

 低域遮断フィルタ752及び高域遮断フィル 751を、それぞれ信号パターン212及び214及び 号パターン214及び201に接続すれば、高域遮 フィルタ751及び信号パターン214がスタブと って共振が発生する。この場合、その共振 周波数が低域遮断フィルタ752のカットオフ 波数より高いので、低域遮断フィルタ752は その共振の周波数を減衰することができな 。

 第3実施形態では、高域遮断フィルタ751及 び低域遮断フィルタ752が、それぞれ信号パタ ーン212及び214及び信号パターン214及び201に接 続される。それ故に、低域遮断フィルタ752及 び信号パターン214がスタブとなって、共振が 発生しても、高域遮断フィルタ751がその共振 の周波数を減衰することができる。その結果 、半導体リレーの高周波特性を向上させるこ とができる。

 一実施形態において、スイッチ回路4は、 一の半導体スイッチから構成される。例えば 図3の構成において、半導体スイッチ41及び42 一方が除去され、その除去された半導体ス ッチに対応する両信号パターンが相互に結 される。この場合、該一の半導体スイッチ 、MOSFETに限らず、例えばバイポーラトラン スタでもよい。同様に、スイッチ回路5は、 一の半導体スイッチから構成してもよい。

 本発明を幾つかの好ましい実施形態につ て記述したが、この発明の本来の精神およ 範囲を逸脱することなく、当業者によって 々な修正および変形が可能である。