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Title:
SHAVER SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/026458
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a shaver system (1), which is constituted to comprise a shaver (2) and a blade rinsing device (3). The shaver (2) includes a fuel cell (8) using an alcohol fuel as an energy source for a power source, a fuel tank (13) stored with the alcohol fuel, and a residue sensor (18) for measuring the residue of the alcohol fuel in the fuel tank (13). When the blade rinsing device (3) is charged with the shaver (2) at its predetermined position, it feeds the alcohol as a rinsing liquid from a tank (27) to a rinsing dish (25) charged with a blade portion (6) of the shaver (3), and feeds the alcohol as the fuel from the tank (27) to the fuel tank (13).

Inventors:
KITAMURA HIROYASU (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/066041
Publication Date:
March 06, 2008
Filing Date:
August 17, 2007
Export Citation:
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Assignee:
MATSUSHITA ELECTRIC WORKS LTD (JP)
KITAMURA HIROYASU (JP)
International Classes:
B26B19/38; A45D27/46; B26B19/48
Domestic Patent References:
WO2004075316A22004-09-02
Foreign References:
JP2003506122A2003-02-18
JP2000505683A2000-05-16
JP2004113397A2004-04-15
JPH0951991A1997-02-25
Attorney, Agent or Firm:
ITAYA, Yasuo (9-10 Minamisemba 3-chome,Chuo-ku, Osaka-sh, Osaka 81, JP)
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Claims:
 内刃及び外刃で構成された刃先部と、前記外刃に対して前記内刃を直線往復運動させるモータと、アルコール燃料をエネルギー源とし、前記モータに電力を供給する燃料電池と、アルコール燃料が貯蔵される燃料タンクを備えたシェーバであって、
 前記燃料タンクのアルコール燃料の残量を測定する残量センサと、
 前記燃料タンクに設けられ、前記シェーバが刃先洗浄装置の所定の装着位置に装着されると刃先洗浄装置の管路に接続されて開き、前記シェーバが前記刃先洗浄装置から取り外されると閉じ、前記刃先洗浄装置から前記燃料タンクへのアルコール燃料の自動補給を可能とする弁体をさらに備えたことを特徴とするシェーバ。
 前記燃料電池により発電された電力を蓄積する二次電池をさらに備え、前記モータの電源としては、主に前記燃料電池で発生された電力を用い、前記モータの起動時に前記二次電池に蓄積された電力を補助的に用いることを特徴とする請求項1に記載のシェーバ。
 アルコールが貯蔵されたタンクと、
 シェーバが所定の装着位置に装着されたときに、前記シェーバの刃先部が装填される洗浄皿と、
 前記洗浄皿に前記タンクからアルコールを洗浄液として供給する洗浄用ポンプと、
 前記シェーバが所定の装着位置に装着されたときに、前記シェーバの燃料電池の燃料タンクに接続され、前記タンクからアルコールを燃料として前記燃料タンクに供給するシェーバ用燃料供給機構と、
 前記所定の装着位置に装着された前記シェーバから提供される前記燃料タンクの燃料の残量情報に応じて、前記シェーバ用燃料供給機構を駆動制御する制御部を備えたことを特徴とする刃先洗浄装置。
 アルコール燃料をエネルギー源とし、電力を供給する燃料電池と、前記タンクから前記燃料電池にアルコールを燃料として供給する刃先洗浄装置用燃料供給機構をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載の刃先洗浄装置。
 前記シェーバ用燃料供給機構と前記刃先洗浄装置用燃料供給機構は、少なくとも同一のポンプにより駆動されることを特徴とする請求項4に記載の刃先洗浄装置。
 前記タンクは洗浄液タンクを兼ね、洗浄液として使用されたアルコールが前記タンクに循環され、前記洗浄液と同じアルコールを前記シェーバに供給することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の刃先洗浄装置。
 シェーバと刃先洗浄装置を備えたシェーバシステムであって、
 前記シェーバは、アルコール燃料をエネルギー源とする燃料電池を電源とし、
 前記刃先洗浄装置は、アルコールを洗浄液として使用すると共に、前記シェーバの刃先洗浄中に、前記アルコールを燃料として前記シェーバに供給することを特徴とするシェーバシステム。
 前記シェーバは、内刃及び外刃で構成された刃先部と、前記外刃に対して前記内刃を直線往復運動させるモータと、アルコール燃料をエネルギー源とし、前記モータに電力を供給する燃料電池と、アルコール燃料が貯蔵される燃料タンクと、前記燃料タンクのアルコール燃料の残量を測定する残量センサと、前記燃料タンクに設けられ、前記シェーバが刃先洗浄装置の所定の装着位置に装着されると刃先洗浄装置の管路に接続されて開き、前記シェーバが前記刃先洗浄装置から取り外されると閉じる弁体を備え、
 前記刃先洗浄装置は、アルコールが貯蔵されたタンクと、前記シェーバが所定の装着位置に装着されたときに、前記シェーバの刃先部が装填される洗浄皿と、前記洗浄皿に前記タンクからアルコールを洗浄液として供給する洗浄用ポンプと、前記シェーバが所定の装着位置に装着されたときに、前記シェーバの燃料電池の燃料タンクに接続され、前記タンクからアルコールを燃料として前記燃料タンクに供給するシェーバ用燃料供給機構と、前記所定の装着位置に装着された前記シェーバから提供される前記燃料タンクの燃料の残量情報に応じて、前記シェーバ用燃料供給機構を駆動制御する制御部を備えたことを特徴とする請求項6に記載のシェーバシステム。
 前記刃先洗浄装置は、アルコール燃料をエネルギー源とし、電力を供給する燃料電池と、前記タンクから前記燃料電池にアルコールを燃料として供給する刃先洗浄装置用燃料供給機構をさらに備えたことを特徴とする請求項8に記載のシェーバシステム。
 前記タンクは洗浄液タンクを兼ね、洗浄液として使用されたアルコールが前記タンクに循環され、前記洗浄液と同じアルコールを前記シェーバに供給することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載のシェーバシステム。
Description:
シェーバシステム

 本発明は、燃料電池を電源として用いた ェーバ、そのシェーバの刃先に付着した体 や皮膚組織を洗浄により除去する刃先洗浄 置、及びこれらシェーバと刃先洗浄装置を えたシェーバシステムに関するものである

 例えば、特開2004-243112号公報に記載され 従来の刃先洗浄装置では、洗浄液をフィル で濾過しながら連続的に供給しつつ、シェ バの刃先に付着した体毛や皮膚組織を洗浄 、さらに乾燥することが可能である。また 例えば、特開平8-117016号公報に記載された他 の従来の刃先洗浄装置では、シェーバの刃先 を刃先洗浄装置で洗浄しながら、そのシェー バに充電を行うことが可能である。これらの 刃先洗浄装置を用いることにより、洗面所等 の水回り近くの場所以外、例えばリビングや 寝室等の水回りから離れた場所であってもシ ェーバを保管することが可能になり、利便性 が向上されている。

 ところが、これら従来の刃先洗浄装置で 、商用電力を電源としているため、壁に設 されたコンセントの近くで使用されるか、 るいはコンセントとの間に延長ケーブルを して使用される。そのため、使用可能な場 がある程度限定される。さらに、延長ケー ルを使用した場合、ユーザがケーブルに足 引っ掛けるおそれがあり、かつ、部屋の見 えが悪くなる。

 また、二次電池を用いた充電式シェーバ は、頻繁に充電器(又は上記刃先洗浄装置) 装着して充電しておくなど、ユーザは常時 池の充電状態に注意を払わなければならず 煩わしさを伴う。また、一旦電池容量が低 してしまうと、充電完了までに一定の時間 要するため、その場合にはすぐにシェーバ 使用することができない。

 一方、持ち運び可能な電気機器の電源と て燃料電池が注目されている。そこで、刃 洗浄装置の電源として燃料電池を用いれば 刃先洗浄装置の使用可能場所はコンセント 近くに限定されず、または延長ケーブルを 用する必要もなくなり、完全に自由になる また、シェーバの電源として燃料電池を用 れば、直ちにシェーバを使用することが可 になる。しかしながら、ユーザは常時シェ バ及び刃先洗浄装置の燃料電池の燃料の残 に注意を払わなくてはならないという煩わ さからは解放されない。

 本発明は、シェーバ及び刃先洗浄装置の 源として燃料電池を用いた場合に、ユーザ 燃料電池の燃料の残量にあまり注意を払わ くてもすむシェーバ、刃先洗浄装置及びこ らシェーバと刃先洗浄装置を備えたシェー システムを提供することを目的としている

 本発明の一態様に係るシェーバは、内刃 び外刃で構成された刃先部と、前記外刃に して前記内刃を直線往復運動させるモータ 、アルコール燃料をエネルギー源とし、前 モータに電力を供給する燃料電池と、アル ール燃料が貯蔵される燃料タンクを備えた ェーバであって、前記燃料タンクのアルコ ル燃料の残量を測定する残量センサと、前 燃料タンクに設けられ、前記シェーバが刃 洗浄装置の所定の装着位置に装着されると 先洗浄装置の管路に接続されて開き、前記 ェーバが前記刃先洗浄装置から取り外され と閉じ、前記刃先洗浄装置から前記燃料タ クへのアルコール燃料の自動補給を可能と る弁体をさらに備えたことを特徴とする。

 また、本発明の一態様に係る刃先洗浄装 は、アルコールが貯蔵されたタンクと、シ ーバが所定の装着位置に装着されたときに 前記シェーバの刃先部が装填される洗浄皿 、前記洗浄皿に前記タンクからアルコール 洗浄液として供給する洗浄用ポンプと、前 シェーバが所定の装着位置に装着されたと に、前記シェーバの燃料電池の燃料タンク 接続され、前記タンクからアルコールを燃 として前記燃料タンクに供給するシェーバ 燃料供給機構と、前記所定の装着位置に装 された前記シェーバから提供される前記燃 タンクの燃料の残量情報に応じて、前記シ ーバ用燃料供給機構を駆動制御する制御部 備えたことを特徴とする。

 さらに、本発明の一態様に係るシェーバ ステムは、シェーバと刃先洗浄装置を備え シェーバシステムであって、前記シェーバ 、アルコール燃料をエネルギー源とする燃 電池を電源とし、前記刃先洗浄装置は、ア コールを洗浄液として使用すると共に、前 シェーバの刃先洗浄中に、前記アルコール 燃料として前記シェーバに供給することを 徴とする。

 このような構成によれば、シェーバを刃 洗浄装置に装着して刃先部を洗浄している に、刃先洗浄装置からアルコールが燃料と てシェーバ側に自動的に供給されるので、 のため、ユーザは、シェーバの燃料電池の ルコール燃料の残量にあまり注意を払わな てもすみ、いつでもシェーバを使用するこ ができる。また、ユーザはシェーバにアル ール燃料を補給する手間から開放される。 らに、アルコール燃料の補給は電池の充電 比べて短時間で行うことができるので、ア コール燃料の補給後すぐに、燃料電池によ て発電された電力でシェーバを使用するこ ができる。

図1は、本発明の一実施形態に係るシェ ーバ、刃先洗浄装置及びこれらシェーバと刃 先洗浄装置を備えたシェーバシステムの構成 を示す図である。 図2Aは上記一実施形態に係るシェーバ 平面断面図であり、図2Bはそのシェーバの正 面断面図である。 図3は、上記一実施形態に係る刃先洗浄 装置の変形例の構成を示す図である。

 図1は、本発明の一実施形態に係るシェー バ、刃先洗浄装置及びこれらシェーバと刃先 洗浄装置を備えたシェーバシステムについて 、図面を参照しつつ説明する。図1は、シェ バ2と刃先洗浄装置3で構成されたシェーバシ ステム1の構成を示す図である。また、図2Aは シェーバ2のブロック構成を示す平面断面図 図2Bはその正面断面図である。

 本発明は、刃先洗浄装置3の洗浄液として エタノールなどのアルコールが使用可能であ ることに着目し、シェーバ2及び刃先洗浄装 3の電源としてアルコールを燃料とする燃料 池を用い、量的に圧倒的に多い洗浄液の一 を燃料電池の燃料として供給するものであ 。なお、洗浄液及び燃料としては、エタノ ルに限定されず、メタノールやその他のア コールを用いることができる。もっとも、 タノールの方がメタノールに比べて毒性が く、入手も容易であることから、エタノー を用いることが好ましい。

 シェーバシステム1は、シェーバ2と、刃 洗浄装置3を備えており、シェーバ2が刃先洗 浄装置3の所定の装着位置である洗浄皿25上に 装着されると、シェーバ2の刃先部6にアルコ ルが洗浄液として供給され、刃先部6が洗浄 され、さらに乾燥される。同時に、必要に応 じて、シェーバ2に内蔵されたシェーバ側の 1燃料電池8の燃料タンク13にアルコールが燃 として供給される。

 図2A及び2Bに示すように、シェーバ2は、 刃及び外刃で構成された刃先部6と、内刃の 動手段であるモータ5と、アルコール燃料と 空気中の酸素とを反応させて発電する第1燃 電池8と、第1燃料電池8により発電された電 を一定量だけ蓄積する二次電池7と、アルコ ル燃料が貯蔵される着脱自在なカートリッ 式の燃料タンク13と、燃料タンク13からアル コール燃料を吸い上げて第1燃料電池8に供給 るポンプ16と、燃料タンク13のアルコール燃 料の残量を常時測定する残量センサ18と、シ ーバ2の動作を制御する回路部15を有してい 。

 シェーバ2では、スイッチ(図示せず)が操 されると、基板に形成された回路部15が、 1燃料電池8で発生された電力及び二次電池7 蓄積された電力をモータ5に与え、内刃を直 往復運動させることで、内刃と外刃との間 除毛処理が行われる。モータ5の電源として は、主にシェーバ側の第1燃料電池8で発生さ た電力が用いられ、モータ5の起動時に二次 電池7に充電された電力が補助的に用いられ 。なお、二次電池7の代わりにコンデンサを いてもよい。

 燃料タンク13は、上記のようにシェーバ2 本体に対して着脱自在に構成されている。 料タンク13がシェーバ2に装着されると、ポ プ16が駆動され、燃料タンク13から吸い上げ られたアルコール燃料が、管路17を介して第1 燃料電池8に供給される。また、燃料タンク13 には、シェーバ2が刃先洗浄装置3の洗浄皿25 に装着されると刃先洗浄装置3の管路45に接 されて開き、シェーバ2が刃先洗浄装置3の洗 浄皿25から取り外されると閉じる弁体19が設 られている。そのため、シェーバ2を刃先洗 装置3の洗浄皿25から取り外しても、アルコ ル燃料が燃料タンク13から漏れることはな 。

 第1燃料電池8は、カソード10及びアノード 11によって電解膜12が挟まれた構成を有して り、ポンプ16によって吸い上げられたアルコ ール燃料をエネルギー源として、アルコール と空気中の酸素とを反応させて発電を行う。 発電の際、カソード10側では空気(酸素)が取 込まれ、水が排出される。その水は、布な の図示しない吸収材に一旦吸収された後、 気中へ放散される。アノード11側では、エタ ノールなどのアルコール燃料が取り込まれ、 二酸化炭素が排出される。発電された電力は 、図2Aに示すように、基板に形成された回路 15に入力され、昇圧されて二次電池7に蓄積 れる。

 一方、図1に示すように、アルコール洗浄 液20が貯蔵されたカートリッジ式の洗浄液タ ク27は、刃先洗浄装置3の底部に着脱自在に 着されている。刃先洗浄装置3は、洗浄液タ ンク27内のアルコール洗浄液20を洗浄皿25に供 給する洗浄用ポンプ30と、アルコール燃料と 気中の酸素とを反応させて発電する刃先洗 装置側の第2燃料電池36と、洗浄液タンク27 のアルコール洗浄液20を燃料としてシェーバ 2の燃料タンク13に供給するシェーバ用ポンプ 31及び管路45(シェーバ用燃料供給機構)と、洗 浄液タンク27内のアルコール洗浄液20を燃料 して第2燃料電池36に供給する電池用ポンプ32 及び管路47(刃先洗浄装置用燃料供給機構)と 刃先洗浄装置3の動作を制御する制御回路(制 御部)35を有している。

 刃先洗浄装置3は、洗浄用ポンプ30を駆動 せることで、洗浄液タンク27に貯蔵された ルコール洗浄液20を吸い上げ、管路41及び髭 除去用のフィルタ49を介して洗浄皿25上に供 給する。そのため、刃先洗浄装置3は、シェ バ2が所定の装着位置に装着された場合に、 ェーバ2の刃先部6をアルコール洗浄液20に浸 して洗浄することが可能である。なお、シェ ーバ2の刃先部6の洗浄は、シェーバ2の刃先部 6を適宜振動させながら行うこともできる。 先部6の洗浄が終了すると、電磁弁43が開か 、洗浄皿25内のアルコール洗浄液20は管路42 介して洗浄液タンク27に排出される。そして 、洗浄液タンク27の底部には、髭屑が沈殿す 。洗浄終了後、送風機50が駆動されてシェ バ2の刃先部6の乾燥が行われる。

 刃先洗浄装置側の第2燃料電池36は、シェ バ2の第1燃料電池8と同様に、カソード37及 アノード38によって電解膜40が挟まれた構成 有している。この第2燃料電池36は、洗浄液 ンク27に貯蔵され、洗浄液として使用され エタノール等のアルコールをエネルギー源 する。刃先洗浄装置3では、電池用ポンプ32 駆動させることにより洗浄液タンク27からア ルコール洗浄液20を管路47及び髭屑除去用の ィルタ48を介して吸い上げ、アルコール燃料 として第2燃料電池36に供給し、アルコールと 空気中の酸素とを反応させて発電を行う。

 発電の際、カソード37側では空気(酸素)が 取り込まれ、水が排出される。その水は、布 などの図示しない吸収材に一旦吸収された後 、空気中に放散される。アノード38側では、 ルコールが取り込まれて二酸化炭素が排出 れる。発電された電力は、洗浄用ポンプ30 シェーバ用ポンプ31、電池用ポンプ32、電磁 43、送風機50及びそれらを駆動制御する制御 回路35などに供給される。なお、第2燃料電池 36で発電された電力を、シェーバ2の二次電池 7に供給するように構成してもよい。

 シェーバシステム1においては、シェーバ 2が刃先洗浄装置3の所定の装着位置に装着さ 、刃先洗浄装置3に設けられた所定の操作ス イッチ(図示せず)から洗浄指示の信号が制御 路35に入力されると、制御回路35は、シェー バ2の残量センサ18に対して燃料タンク13のア コール燃料の残量を問い合わせる。そして 制御回路35は、燃料タンク13のアルコール燃 料の残量が所定量以下である場合に、刃先洗 浄装置3のシェーバ用ポンプ31を駆動させる。 その結果、シェーバ用ポンプ31によって、洗 液タンク27に貯蔵されたアルコール洗浄液20 が、管路45及び髭屑除去用のフィルタ46を介 て吸い上げられ、シェーバ2の燃料タンク13 アルコール燃料として供給される。

 上記のように、本実施形態に係るシェー システム1では、シェーバ2が刃先洗浄装置3 装着されると、刃先洗浄装置3自身によって シェーバ2に対するアルコール燃料の補給の 要性が判断され、補給が必要な場合には自 的にアルコール燃料がシェーバ2の燃料タン 13に補給される。そのため、ユーザは、シ ーバ2の第1燃料電池8のアルコール燃料の残 にあまり注意を払わなくてもすみ、いつで シェーバを使用することができる。また、 ーザはシェーバ2にアルコール燃料を補給す 手間から開放される。さらに、洗浄液タン 27に貯蔵されたアルコール洗浄液20の量が、 燃料タンク13に補給されるアルコール燃料の 及び刃先洗浄装置3の第2燃料電池36で消費さ れるアルコール燃料の量に比べて圧倒的に多 いので、これら第1燃料電池8及び第2燃料電池 36による消費量は事実上無視することができ 。その結果、ユーザはアルコール洗浄液20 汚れ具合を見て、洗浄液タンク27に貯蔵され たアルコール洗浄液20の交換を行えばよい。 らに、最終的に廃棄処分されるアルコール 浄液の一部をアルコール燃料として使用す ことができるので、燃料費の軽減及び廃棄 の量の低減が可能になる。

 次に、本実施形態に係る刃先洗浄装置3の 変形例の構成を図3に示す。図1に示す刃先洗 装置3では、シェーバ用ポンプ31と電池用ポ プ32とがそれぞれ別個独立に設置されたが 図3に示す変形例では、単一のポンプ55が、 ェーバ用ポンプ31及び電池用ポンプ32として 能するように構成されている。ポンプ55か アルコール洗浄液20を送る管路として、二股 に枝分かれした管路56を用い、枝分かれした 方をシェーバ2の燃料タンク13に、他方を刃 洗浄装置3の第2燃料電池36に、それぞれ接続 されている。燃料タンク13にアルコール燃料 フルに充填されると、それ以上供給できな なるので、このような構成を採用しても、 に問題は生じない。

 なお、本発明は上記実施形態の構成に限 されるものではなく、本発明に係るシェー システムは、シェーバと刃先洗浄装置を備 、シェーバは、アルコール燃料をエネルギ 源とする燃料電池を電源とし、刃先洗浄装 は、アルコールを洗浄液として使用すると に、シェーバの刃先洗浄中に、アルコール 燃料としてシェーバに供給するように構成 れていればよい。

 そして、本発明に係るシェーバは、少な とも、内刃及び外刃で構成された刃先部と 外刃に対して内刃を直線往復運動させるモ タと、アルコール燃料をエネルギー源とし モータに電力を供給する燃料電池と、アル ール燃料が貯蔵される燃料タンクと、燃料 ンクのアルコール燃料の残量を測定する残 センサと、燃料タンクに設けられ、シェー が刃先洗浄装置の所定の装着位置に装着さ ると刃先洗浄装置の管路に接続されて開き シェーバが刃先洗浄装置から取り外される 閉じ、刃先洗浄装置から燃料タンクへのア コール燃料の自動補給を可能とする弁体を えていればよい。

 また、本発明に係る刃先洗浄装置は、少 くとも、アルコールが貯蔵されたタンクと シェーバが所定の装着位置に装着されたと に、シェーバの刃先部が装填される洗浄皿 、洗浄皿にタンクからアルコールを洗浄液 して供給する洗浄用ポンプと、シェーバが 定の装着位置に装着されたときに、シェー の燃料電池の燃料タンクに接続され、タン からアルコールを燃料として燃料タンクに 給するシェーバ用燃料供給機構と、所定の 着位置に装着されたシェーバから提供され 燃料タンクの燃料の残量情報に応じて、シ ーバ用燃料供給機構を駆動制御する制御部 備えていればよい。

 タンクは、上記洗浄液タンクに限定され 、未使用のアルコールが貯蔵されたタンク あってもよい。そして、このタンクから、 使用のアルコールをシェーバの燃料タンク 燃料として供給すると共に、洗浄皿へ洗浄 として供給するように構成してもよい。あ いは、上記実施形態のように、使用中のア コール洗浄液をアルコール燃料としてシェ バの燃料タンクへ燃料として供給するよう 構成してもよい。

 このような構成によれば、シェーバを刃 洗浄装置に装着し。刃先を洗浄している間 、燃料タンクにアルコール燃料が自動的に 給(補給)されるので、ユーザは、シェーバ 燃料電池のアルコール燃料の残量にあまり るいは全く注意を払うことなく、いつでも ェーバを使用することができる。また、ユ ザは自分自身でシェーバにアルコール燃料 補給する手間から開放される。なお、刃先 浄装置で使用する電力は、必ずしも燃料電 から供給する必要はなく、商用電力からACア ダプタを介して供給してもよい。その場合、 従来例と同様に、刃先洗浄装置の使用可能範 囲が限定されるが、アルコールの消耗を低減 させることができる。

 さらに、本発明に係る刃先洗浄装置は、 ルコール燃料をエネルギー源とし、電力を 給する燃料電池と、タンクから燃料電池に ルコールを燃料として供給する刃先洗浄装 用燃料供給機構を備えていてもよい。それ より、刃先洗浄装置をいわゆるコードレス することができ、刃先洗浄装置の使用可能 所がコンセントの近くに限定されず、また 延長ケーブルを使用する必要もなくなり、 全に自由になる。

 さらに、刃先洗浄装置のシェーバ用燃料 給機構と刃先洗浄装置用燃料供給機構が、 なくとも同一のポンプにより駆動されるよ に構成してもよい。それにより、刃先洗浄 置の部品点数の低減及びコストダウンを図 ことができる。

 さらに、刃先洗浄装置において、タンク 洗浄液タンクを兼ね、洗浄液として使用さ たアルコールが前記タンクに循環され、洗 液と同じアルコールをシェーバに供給する うに構成してもよい。洗浄液として使用さ るアルコールの量の方が、燃料電池で消費 れるアルコール燃料の量に比べて圧倒的に いので、このような構成により、燃料電池 よる消費量は事実上無視することができる その結果、ユーザはアルコール洗浄液の汚 具合を見て、洗浄液タンクに貯蔵されたア コール洗浄液の交換を行えばよく、さらに 最終的に廃棄処分されるアルコール洗浄液 一部をアルコール燃料として使用すること できるので、燃料費の軽減及び廃棄物の量 低減が可能になる。

 本願は日本国特許出願2006-230668に基づい おり、その内容は、上記特許出願の明細書 び図面を参照することによって結果的に本 発明に合体されるべきものである。

 また、本願発明は、添付した図面を参照 た実施の形態により十分に記載されている れども、さまざまな変更や変形が可能であ ことは、この分野の通常の知識を有するも にとって明らかであろう。それゆえ、その うな変更及び変形は、本願発明の範囲を逸 するものではなく、本願発明の範囲に含ま ると解釈されるべきである。