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Title:
SHEETLIKE LAMINATE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/105332
Kind Code:
A1
Abstract:
[PROBLEMS] To provide a sheetlike laminate exhibiting an excellent insulation effect even if a resin coating layer on the surface of a conductive layer is made thin. [MEANS FOR SOLVING PROBLEMS] A tape body (2a) as a sheetlike laminate comprises a substrate (11), a first conductive layer (black print layer) (12), a first insulating layer (13), a second conductive layer (black print layer) (14), a second insulating layer (15), and a white print layer (16). The first insulating layer (13) and the second insulating layer (15) are formed of an electrically insulating elastic resin composition which elongates along the surface of a needlelike material such as a metal terminal when the needlelike material goes through the insulating layer.

Inventors:
FUKAISHI, Takatsugu (8-6, Shioe 5-Chome Amagasaki-sh, Hyogo 64, 6618564, JP)
Application Number:
JP2008/053028
Publication Date:
September 04, 2008
Filing Date:
February 22, 2008
Export Citation:
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Assignee:
SEKISUI CHEMICAL CO., LTD. (4-4 Nishitemma 2-Chome, Kita-ku Osaka-shi Osaka, 65, 5308565, JP)
積水化学工業株式会社 (〒65 大阪府大阪市北区西天満2丁目4番4号 Osaka, 5308565, JP)
International Classes:
B32B27/00; B32B7/02; C09J7/02; G02F1/1333; H01B5/14
Domestic Patent References:
WO2007141939A12007-12-13
Foreign References:
JP2006089537A2006-04-06
JP2005060435A2005-03-10
JP2006301169A2006-11-02
JPH07114953A1995-05-02
Attorney, Agent or Firm:
SUGIMOTO, Katsunori (Nisshin Building, 14-22 Shitennoji,1-chome, Tennoji-ku,Osaka-shi, Osaka 51, 5430051, JP)
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Claims:
 導電層と、この導電層を被覆する絶縁層とを備えるシート状積層体であって、前記絶縁層が、針状材が突き抜けようとするとき、針状材の表面に添設しながら延伸する弾性を備える電気絶縁性樹脂組成物で形成されていることを特徴とするシート状積層体。
 前記電気絶縁性樹脂組成物は、JISK7127に準拠して測定した100μmの厚みにおける23℃での引っ張り弾性率が0.1~1000MPaである、請求項1記載のシート状積層体。
 前記絶縁層の厚みが0.05~2μmである、請求項1又は2記載のシート状積層体。
Description:
シート状積層体

 本発明は、シート状積層体に関する。

 LCD(Liquid Crystal Display)モジュールは、近 小型化の進む電子手帳、携帯電話機等の電 機器の表示装置として用いられている。LCD ジュールの中でも、サイドライト型バック イト方式のLCDモジュールは、一般に、バッ ライトユニットに反射シート、導光板、拡 シート、プリズムシート、およびLCDパネル 順に積層されており、導光板の側方にラン リフレクタが設けられて、LED(Light Emitting Di ode)等の光源が配置されている。

 ところで、LCDパネルとバックライトユニッ の間には、通常、遮光層を備えた樹脂積層 ートの両面に粘着層を備えた額縁形状に形 された両面粘着テープが挟み込まれ、この 面粘着テープによって各部材を固定したり ゴミの侵入を防止したりするとともに、そ クッション性によって衝撃から各部材を保 している。
 このような粘着テープとして、光線透過率 1%以下である基材フィルムの片面または両 に黒色着色剤を含有する感圧粘着剤が塗工 れたものがすでに提案されている(特許文献1 参照)。

 しかし、従来の粘着テープの場合、遮光層 通常カーボンブラックを顔料として含む樹 組成物によって形成されているため、遮光 の電気抵抗が小さくて、つぎのような問題 あった。
 すなわち、サイドライト型バックライト方 のLCDモジュールの場合、図7に示すように、 フレキシブル基盤110の一部にICチップ120が実 されていて、フレキシブル基盤110のICチッ 120実装部が両面粘着テープ300の一部に接す 位置に配置されているものがある。
 そして、製造精度の悪い製品においては、I Cチップ120の金属端子121がフレキシブル基盤11 0の裏側に飛び出たものがあり、この飛び出 金属端子121の先端が両面粘着テープ300の粘 層を突き抜けて遮光層まで達し、回路の短 による機器の動作不安定につながる恐れが る。

特開2002-215053号公報

 そこで、上記遮光層のような導電層の表 を、電気絶縁性を有する樹脂絶縁層で被覆 れば、上記問題が解決できるのであるが、 撓性が要求される場合、樹脂絶縁層をあま 厚くすることができない。一方、薄くする 可撓性は確保されるのであるが、上記のよ な金属端子の先端が樹脂絶縁層を突き破り 短絡してしまう恐れが高くなる。

 本発明は、上記事情に鑑みて、導電層表 の樹脂被覆層の厚みを薄くしても優れた絶 効果を有するシート状積層体を提供するこ を目的としている。

 本発明にかかるシート状積層体は、上記 的を達成するために、導電層と、この導電 を被覆する絶縁層とを備えるシート状積層 であって、前記絶縁層が、針状材が突き抜 ようとするとき、針状材の表面に添設しな ら延伸する弾性を備える電気絶縁性樹脂組 物で形成されていることを特徴としている

 本発明において、導電層としては、特に 定されず、たとえば、金、銀、アルミニウ 等の金属箔や蒸着膜や、黒色インク組成物 複数回に分けて乾燥期間を経て重ね印刷さ たもの等が挙げられる。

 使用される黒色インク組成物としては、特 限定されないが、たとえば、アクリル系印 インクが挙げられ、カーボン含有量が12重 %未満のものが好ましい。具体的には、市販 黒色インク(例えば、大日本インキ化学工業 社製「商品名:ユニビアA-300」、大日精化工業 社製「商品名:NB300-701黒」、大日精化工業社 「商品名:NB300-794黒」)を用いることができる 。
 黒色インク組成物には、イソシアネート系 化剤も配合されるが、イソシアネート系硬 剤としては、特に限定されず、たとえば、 リレンジイソシアネート、ナフチレン-1,5- イソシアネート、ジフェニルメタンジイソ アネート、ヘキサメチレンジイソシアネー 、イソホロンジイソシアネート、キシレン イソシアネート、トリメチロールプロパン 成トリレンジイソシアネート等が挙げられ 。

 印刷方法としては、特に限定されず、例え 、凸版印刷、ドライオフセット印刷、グラ ア印刷等の公知慣用の印刷方法が挙げられ 。
 黒色インク組成物で形成される導電層の厚 としては、用途に応じて特に限定されない 、たとえば、遮光性を要求されるような場 、総厚みで7μm以上であれば特に限定されな いが、8μm~14μmであることが好ましい。

 絶縁層となる電気絶縁性樹脂組成物として 、針状材が突き抜けようとするとき、針状 の表面に添設しながら延伸する弾性を備え いれば、特に限定されないが、たとえば、J ISK7127(プラスチック ― 引張特性の試験方法  ― 第3部:フィルム及びシートの試験条件[IS O 527-3:1995 (IDT)]に準じる)に準拠して測定し 100μmの厚みにおける23℃での引っ張り弾性率 (以下、「弾性率」とのみ記す)が0.1~1000MPaの のが好ましく、1~1000MPaのものがより好まし 、5~800MPaのものがさらに好ましい。すなわち 、上記弾性率が0.1MPa未満であれば、ゴム変形 領域から逸脱し弾性体の形成が難しい領域と なり、1000MPaを超えると、針状材の表面に添 しながら延伸しない部分が出始め回路短絡 恐れがある。
 なお、本発明において、上記JISK7127に準拠 た方法において使用される100μmの厚みの試 は、電気絶縁性樹脂組成物をバーコーター よって厚さ100μmの皮膜に製作したものを用 た。

 このような電気絶縁性樹脂組成物として 、特に限定されないが、たとえば、ポリエ レン樹脂・塩化ビニル系樹脂、アクリル系 脂等の高分子材料及び/又はゴム化合物が挙 げられる。

 上記アクリル系樹脂としては、アミン系 クリルポリマーが好ましく、一級アミング フトポリマー(ポリエチレンイミンを側鎖に グラフトした1級アミノ基含有アクリル系ポ マー)がより好ましい。一級アミングラフト リマーの市販品としては例えば、「ポリメ トNK350(日本触媒社製)」、「ポリメントNK380( 日本触媒社製)」が挙げられる。

 上記ゴム化合物としては特に限定はされ 、従来からゴムとして知られているものを 用することができ、例としては、天然ゴム イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム スチレンイソプレンゴム、クロロプレンゴ 、ニトリルゴム、ブチルゴム、エチレンプ ピレンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴ 、アクリルゴム、クロロスルホン化ポリエ レンゴム、フッ素ゴム、水素化ニトリルゴ 、エピクロロヒドリンゴム、多硫化ゴム、 が挙げられる。これらは単独で用いてもよ 、2種以上を混合してもよい。

 上記ゴム化合物の中でも、天然ゴム、又は チレン重合体ゴムを用いることが好ましい スチレン重合体ゴムのゴム化合物としては スチレン-ブタジエンゴム、スチレン-イソ レン共重合体ゴム等が挙げられ、中でもス レン-イソプレン共重合体ゴムが好ましく、 チレン-イソプレン共重合体ゴムの中でもス チレン-イソプレン-スチレン(SIS)ゴムがより ましい。
 スチレン-イソプレン-スチレン(SIS)ゴムの市 販品としては、例えば、日本ゼオン社製クイ ンタックSISシリーズ等が挙げられる。

 そして、電気絶縁性樹脂組成物としては 中でも、上記ゴム化合物の一種又は2種以上 と、上記一級アミングラフトポリマーの混合 物が好ましい。

  また、本発明のシート状積層体は、導電 の、少なくとも片側が上記絶縁層で被覆さ ていればよい。針状材の侵入する可能性が る片面において高い場合は、その片面のみ 被覆されていれば本発明の効果が得られる めである。
  したがって、例えば、基材の上に導電層 形成し、さらに導電層の上に絶縁層を設け ようにしても構わない。
 また、基材の上に絶縁層を形成し、その上 導電層を形成し、更に導電層の上に絶縁層 設けるようにしても構わない。

 また、本発明のシート状積層体において 上記絶縁層の厚みは電気絶縁性樹脂組成物 応じて適宜決定されるが、0.05~2μmが好まし 。薄すぎると、上述した針状材の表面に添 しながら延伸する効果が得られなくなり、 すぎると、シート状積層体が必要以上に厚 なってしまう場合がある。

 上記基材としては、特に限定されないが、 とえば、紙、不織布やポリエチレンテレフ レートなどのポリエステル、ポリオレフィ 、ポリウレタン、アクリル系樹脂等からな シート状成形体が挙げられる。中でも、ポ エチレンテレフタレートからなるシート状 形体が好ましい。
 基材の厚みは、シート状積層体が用いられ 用途に応じて適宜決定される。

 本発明のシート状積層体は、粘着剤層を に有することが好ましい。粘着剤層を有す ことにより、粘着テープとして使用可能で る。粘着剤層を構成する粘着剤としては特 限定されず、アクリル系粘着剤、ゴム系粘 剤、シリコーン系粘着剤などが挙げられ、 クリル系粘着剤が好ましい。

 上記のように、本発明のシート状積層体 、導電層と、この導電層を被覆する絶縁層 を備えるシート状積層体であって、前記絶 層が、針状材が突き抜けようとするとき、 状材の表面に添設しながら延伸する弾性を える電気絶縁性樹脂組成物で形成されてい ので、たとえ、金属端子等の針状材が絶縁 を突き抜けて導電層に達した場合でも絶縁 を形成する電気絶縁性樹脂組成物が絶縁層 達した針状材の表面を保護した状態で針状 とともに導電層側に入り込むため、針状材 導電層との間は電気的に絶縁された状態が たれる。また、シート状積層体を可撓性豊 なものとすることができる。

 そして、電気絶縁性樹脂組成物として、弾 率が0.1~1000MPaであるものを用いるようにす ば、全体の被膜強度に優れたものとなる。
 また、絶縁層の厚みを0.05~2μmとすれば、針 材が突き抜けようとするとき、絶縁層が針 材の表面に添設しながらより確実に延伸す 。したがって、針状材と導電層との間が電 的に絶縁された状態が保たれる。

本発明にかかるシート状積層体の1つの 実施の形態である遮光用粘着テープの1例を らわす断面図である。 図1の粘着テープの絶縁層の性能を模式 的に説明する断面図である。 本発明にかかるシート状積層体の1つの 実施の形態である遮光用粘着テープの他の例 をあらわす断面図である。 図3の粘着テープの絶縁層の性能を模式 的に説明する断面図である。 実施例1~8および比較例1、2で得た粘着 ープの抵抗値の測定方法を説明する説明図 ある。 実施例9~17および比較例3,4で得た粘着テ ープの抵抗値の測定方法を説明する説明図で ある。 液晶モジュールと、バックライトとを み合わされ、液晶モジュールのフレキシブ プリント基板にICチップが搭載された液晶 示装置を説明する断面図である。

 以下に、本発明を、その実施の形態をあら す図面を参照しつつ詳しく説明する。
 図1は、本発明にかかるシート状積層体の1 の実施の形態をあらわしている。

 図1に示すように、このシート状積層体であ る粘着テープ1は、テープ本体2の両面に粘着 層3が積層されている。
 テープ本体2は、基材4と、遮光性を有する 電層5と、絶縁層6とを備えている。
 導電層5は、アクリル系インクとイソシアネ ート系硬化剤とを含む黒色インク組成物を印 刷することによって基材層4の両面に形成さ ていて、合計の厚みが7μm以上になっている

 絶縁層6は、一級アミングラフトアクリルポ リマー等を含み、絶縁層6を金属端子等の針 材が突き抜けようとするとき、針状材の表 に添設しながら延伸する弾性を備える電気 縁性樹脂組成物であるコート剤を導電層5の 面に塗布乾燥させることによって形成され いる。
 粘着剤層3は、公知の両面粘着テープと同様 の方法を用いて上記のようにして得られたテ ープ本体2の両面に形成されている。
 なお、図1において絶縁層6は導電層5の上面 みを被覆しているが、上述した通り、更に 材と導電層の間に絶縁層を設けてもよい。

 この粘着テープ1は、上記のように、導電層 5が、アクリル系インクとイソシアネート系 化剤とを含む黒色インク組成物を印刷する とによって基材層4の両面に形成されていて 合計の厚みが7μm以上になっているので、遮 光性能に優れている。
 また、導電層5の表面に絶縁層6を設けたの 、金属端子等の針状材が導電層へ突き通る とを防止することができる。

 しかも、絶縁層6が、絶縁層6を金属端子 の針状材が突き抜けようとするとき、針状 の表面に添設しながら延伸する弾性を備え 電気絶縁性樹脂組成物で形成されているの 、図2に示すように、針状材Sが絶縁層6を突 抜けて導電層5まで入り込んでも、針状材Sの 表面が絶縁層6によって被覆された状態で導 層5内に入り込むため、針状材Sと導電層5と 絶縁状態が確保される。

 図3は、本発明にかかるシート状積層体の他 の実施の形態をあらわしている。
 図3に示すように、このシート状積層体であ る粘着テープ10は、テープ本体2aの両面に粘 剤層17が積層されている。

 テープ本体2aは、基材11と、第1導電層(黒色 刷層)12と、第1絶縁層13と、第2導電層(黒色 刷層)14と、第2絶縁層15と、白色印刷層16とを 備えている。
 第1絶縁層13および第2絶縁層15は、それぞれ 属端子等の針状材が突き抜けようとすると 、針状材の表面に添設しながら延伸する弾 を備える電気絶縁性樹脂組成物で形成され いる。

 この粘着テープ10は、第1導電層12と、第2導 層14との間に第1絶縁層13を備えているので 針状材Sが第2絶縁層15、第2遮光層14、第1絶縁 層13を突き抜けて第1導電層12まで達する状態 なったとしても第2絶縁層15および第1絶縁層 13を形成す
る電気絶縁性樹脂組成物が針状材Sの表面を 覆した状態でそれぞれ第2導電層14および第1 電層12内に入り込むため、針状材Sと第2導電 層14および第1導電層12との絶縁状態が確保さ る。

 以下に、本発明の具体的な実施例を比較 とともに詳しく説明する。

 (実施例1)
 〔粘着剤の調製〕
 イソノニルアクリレート98.9重量部、アクリ ル酸0.1重量部、N-ビニルカプロラクタム1.0重 部、連鎖移動剤としてn-ドデシルメルカプ ン0.05重量部及び溶剤として酢酸エチル80重 部を、攪拌機、還流冷却管、温度計、滴下 ート及び窒素ガス導入口を備えた五つ口フ スコに仕込み、攪拌した後、窒素ガスで約30 分間パージし、モノマー溶液中に残存する酸 素を除去した。しかる後、窒素ガスでフラス コ内の空気を置換し、攪拌しつつ昇温し70℃ 保持し、熱重合開始剤としてベンゾイルパ オキサイド0.03重量部を1重量部の酢酸エチ に溶解したものを、滴下ロートから滴下し 。反応開始後、そのままの温度で10時間反応 させ、アクリル系共重合体溶液を得、粘着剤 とした。

 〔黒色インク組成物A〕
 黒色インク(大日本インキ化学工業社製「商 品名:ユニビアA-300」、大日精化工業社製「商 品名:NB300-701黒」)に7重量%の割合でイソシア ート系硬化剤を配合した。

 厚み12μmのポリエチレンテレフタレート テープ状をした基材の一方の面に上記黒色 ンク組成物Aからなる厚み2μmの第1導電層(黒 印刷層)と、他方の面に上記黒色インク組成 物Aからなる厚み5μmの第2導電層(黒色印刷層) 形成した。なお、硬化養生は、各層とも8hr~ 24hrかけた。

 つぎに、両導電層の表面に針状材が突き けようとするとき、針状材の表面に添設し がら延伸する弾性を備える電気絶縁性樹脂 成物であるコート剤(日本触媒社製「商品名 :ポリメントNK-350」に天然ゴムと三菱樹脂製 リエチレン樹脂を混合して弾性率を5MPaに調 したもの)を塗布し、0.1μmの厚みの絶縁層を 形成し、テープ本体を得た。

 (実施例2)
 図3に示すように、厚み13μmのポリエチレン レフタレート製テープ状をした基材11の一 の面に上記黒色インク組成物Aからなる厚み4 μmの導電層としての第1遮光層(黒色印刷層)12 厚み0.1μmの第1絶縁層(日本触媒製「商品名: リメントNK-350」に天然ゴムと三菱樹脂製ポ エチレン樹脂を混合して弾性率を5MPaに調整 したもの)13、上記黒色インク組成物Aからな 厚み4μmの導電層としての第2遮光層(黒色印 層)14、厚み0.1μmの第2絶縁層(日本触媒製「商 品名:ポリメントNK-350」に天然ゴムと三菱樹 製ポリエチレン樹脂を混合して弾性率を5MPa 調整したもの)15を形成し、基材11の他方の に白色インク組成物Bからなる厚み2μmの厚み 2μmの白色印刷層16を設けたテープ本体を得た 。そして、テープ本体の両面に、実施例1と 様にしてそれぞれ20μmの粘着剤層17を形成し 厚み約63μmの粘着テープ10を得た。

 (実施例3)
 絶縁層として、合成ゴム(弾性率、0.1MPa)を いた以外は、実施例1と同様の粘着テープを た。

 (実施例4)
 絶縁層として、天然ゴム(弾性率、7MPa)を用 た以外は、実施例1と同様の粘着テープを得 た。

 (実施例5)
 絶縁層として、ポリエチレン樹脂(弾性率、 1000MPa)を用いた以外は、実施例1と同様の粘着 テープを得た。

 (実施例6)
 第1絶縁層および第2絶縁層として、合成ゴ (弾性率、0.1MPa)を用いた以外は、実施例2と 様の粘着テープを得た。

 (実施例7)
 第1絶縁層および第2絶縁層として、天然ゴ (弾性率、7MPa)を用いた以外は、実施例2と同 の粘着テープを得た。

 (実施例8)
 第1絶縁層および第2絶縁層として、ポリエ レン樹脂(弾性率、1000MPa)を用いた以外は、 施例2と同様の粘着テープを得た。

 (比較例1)
 絶縁層として、塩化ビニル樹脂(弾性率、250 0MPa)を用いた以外は、実施例1と同様の粘着テ ープを得た。
 (比較例2)
 第1絶縁層および第2絶縁層として、塩化ビ ル樹脂(弾性率、2500MPa)を用いた以外は、実 例2と同様の粘着テープを得た。

 上記実施例1~実施例8および比較例1、2で た粘着テープについて、図5に示すように、 着テープ試験片(幅50mm×長さ50mm)20を採り、 5に示す寸法にて針21を粘着テープ試験片20に 通し、その針21の両端にテスター針22,23をき ちり当て、抵抗値レンジ200Mωにて粘着テー 試験片20の抵抗値を測定し、その結果を表1 示した。なお、測定値は、同一試料に対し3 行い、最小値を、測定値とした。

 (実施例9)
 〔粘着剤の調製〕
 イソノニルアクリレート98.9重量部、アクリ ル酸0.1重量部、N-ビニルカプロラクタム1.0重 部、連鎖移動剤としてn-ドデシルメルカプ ン0.05重量部及び溶剤として酢酸エチル80重 部を、攪拌機、還流冷却管、温度計、滴下 ート及び窒素ガス導入口を備えた五つ口フ スコに仕込み、攪拌した後、窒素ガスで約30 分間パージし、モノマー溶液中に残存する酸 素を除去した。しかる後、窒素ガスでフラス コ内の空気を置換し、攪拌しつつ昇温し70℃ 保持し、熱重合開始剤としてベンゾイルパ オキサイド0.03重量部を1重量部の酢酸エチ に溶解したものを、滴下ロートから滴下し 。反応開始後、そのままの温度で10時間反応 させ、アクリル系共重合体溶液を得、粘着剤 とした。

 〔黒色インク組成物C〕
 黒色インク(大日精化社製NB300  794黒)に7重 %の割合でイソシアネート系硬化剤を配合し た。

 厚み12μmのポリエチレンテレフタレート テープ状をした基材の一方の面に上記黒色 ンク組成物Cからなる厚み2μmの第1導電層(黒 印刷層)と、他方の面に上記黒色インク組成 物Cからなる厚み5μmの第2導電層(黒色印刷層) 形成した。なお、硬化養生は、各層とも8hr~ 24hrかけた。

 つぎに、両導電層の表面に針状材が突き抜 ようとするとき、針状材の表面に添設しな ら延伸する弾性を備える電気絶縁性樹脂組 物(ゴム成分となる5kgのスチレン-ブタジエ ゴム(日本ゼオン社製の「商品名:ニポール#95 50」)及び5kgのNBRゴム(日本ゼオン社製、「商 名:ニポール#1052JSCV-20」)をニーダー(井上製 所社製 「商品名:KH-20-S」)にて7分間混練し さらに、15kgの一級アミングラフトポリマー( 日本触媒製「商品名:ポリメントNK-350」)を混 して弾性率を5MPaに調整したもの)Aを得た。
 この電気絶縁性樹脂組成物Aを、トルエン153 kg及びアセトン46kgからなる溶剤に溶かし、こ の溶解状態の電気絶縁性樹脂組成物溶液をバ ーコーターにて塗布したのち、乾燥させて、 0.1μmの厚みの上記電気絶縁性樹脂組成物Aか なる絶縁層を形成し、テープ本体を得た。
 そして、このテープ本体の両面に上記粘着 を20μmの厚さに塗布して粘着テープを得た

 (実施例10)
 針状材の表面に添設しながら延伸する弾性 備える電気絶縁性樹脂組成物(10kgの天然ゴ (伊藤商事社製 スリランカTPC)をニーダー(井 上製作所社製 「商品名:KH-20-S」)にて7分間混 練し、さらに、15kgの一級アミングラフトポ マー(日本触媒製「商品名:ポリメントNK-350」 )を混合して弾性率を5MPaに調整したもの)Bを た。
 図3に示すように、厚み13μmのポリエチレン レフタレート製テープ状をした基材11の一 の面に上記黒色インク組成物Cからなる厚み4 μmの導電層としての第1遮光層(黒色印刷層)12 形成した。
 つぎに、上記電気絶縁性樹脂組成物Bを、ト ルエン153kg及びアセトン46kgからなる溶剤に溶 かし、この溶解状態の電気絶縁性樹脂組成物 溶液をバーコーターにて上記第1遮光層12表面 に塗布したのち、乾燥させて、0.1μmの厚みの 上記電気絶縁性樹脂組成物Bからなる第1絶縁 13を第1遮光層12上に形成した。
 さらに、第1絶縁層13上に、上記第1遮光層12 同様に上記黒色インク組成物Cからなる厚み 4μmの導電層としての第2遮光層(黒色印刷層)14 を形成したのち、上記第1絶縁層13と同様にし て上記第2遮光層14上に上記電気絶縁性樹脂組 成物Bからなる0.1μmの厚みの第2絶縁層15を形 した。
 そして、基材11の他方の面に上記白色イン 組成物B(大日精化工業社製「商品名:NB300-701 」)からなる厚み2μmの厚み2μmの白色印刷層16 を設けたテープ本体を得た。そして、テープ 本体の両面に、それぞれ20μmの粘着剤層17を 成し、厚み約63μmの粘着テープ10を得た。

 (実施例11)
 第1絶縁層13及び第2絶縁層15として、電気絶 性樹脂組成物(10kgの合成ゴム(日本ゼオン社 イソプレンゴム「商品名:Nipol IR2200」)をニ ダー(井上製作所社製 「商品名:KH-20-S」)に 35分間混練し、さらに、15kgの一級アミング フトポリマー(日本触媒製「商品名:ポリメ トNK-350」)を混合して弾性率を0.1MPaに調整し もの)Cを用いた以外は、実施例10と同様にし て粘着テープを得た。

 (実施例12)
 第1絶縁層13及び第2絶縁層15として、電気絶 性樹脂組成物(10kgの合成ゴム(日本ゼオン社 スチレン-ブタジエンゴム「商品名:ニポー #9550」)をニーダー(井上製作所社製 「商品 :KH-20-S」)にて7分間混練し、さらに、15kgの一 級アミングラフトポリマー(日本触媒製「商 名:ポリメントNK-350」)を混合して弾性率を7MP aに調整したもの)Dを用いた以外は、実施例10 同様にして粘着テープを得た。

 (実施例13)
 第1絶縁層13及び第2絶縁層15として、電気絶 性樹脂組成物(10kgの天然ゴム(伊藤商事社製 スリランカTPC)をニーダー(井上製作所社製  商品名:KH-20-S」)にて7分間加硫混練し、さら に、15kgの一級アミングラフトポリマー(日本 媒製「商品名:ポリメントNK-350」)を混合し 弾性率を1000MPaに調整したもの)Eを用いた以 は、実施例10と同様にして粘着テープを得た 。

 (実施例14)
 第1絶縁層13及び第2絶縁層15として、上記電 絶縁性樹脂組成物Aを用いた以外は、実施例 10と同様にして粘着テープを得た。

 (実施例15)
 第1絶縁層13及び第2絶縁層15として、電気絶 性樹脂組成物Bに代えて、電気絶縁性樹脂組 成物Fとしてのポリエチレン樹脂(日本ポリエ レン社製「商品名:ノバテック HY530」、弾 率500MPa)を用いた以外は、実施例10と同様に て粘着テープを得た。

 (実施例16)
 第1絶縁層13及び第2絶縁層15として、塩化ビ ル樹脂組成物(鐘淵化学社製塩化ビニル樹脂 「商品名:PSH10」)100重量部と、アジピン酸ポ エステル系可塑剤(旭電化社製 商品名アデ イザーPN-446、重量平均分子量:1800)30重量部と 、キシレン130重量部とを均一に混練して、溶 液化し、この溶液をバーコーターにて第1遮 層12及び第2遮光層14に塗布したのち、キシレ ンを乾燥して得た弾性率1000MPaのものを用い 以外は、実施例10と同様にして粘着テープを 得た。
 (実施例17)
 電気絶縁性樹脂組成物Aに代えて、上記電気 絶縁性樹脂組成物Bを用いた以外は、上記実 例9と同様にして粘着テープを得た。

 (比較例3)
 第1絶縁層13及び第2絶縁層15として、塩化ビ ル樹脂組成物(鐘淵化学社製塩化ビニル樹脂 「商品名:PSH10」)100重量部と、アジピン酸ポ エステル系可塑剤(旭電化社製 商品名アデ イザーPN-446重量平均分子量:1800)15重量部と、 キシレン130重量部とを均一に混練して、溶液 化し、この溶液をバーコーターにて第1遮光 12及び第2遮光層14に塗布したのち、キシレン を乾燥して得た弾性率2500MPaのものを用いた 外は、実施例10と同様にして粘着テープを得 た。

 (比較例4)
 第1絶縁層13及び第2絶縁層15として、アクリ 系樹脂組成物(亜細亜工業社製 エクセロー 500)100重量部と、熱硬化剤(亜細亜工業社製  エクセルハードナーD)1重量部と、キシレン100 重量部とを均一に混練した溶液を、バーコー ターにて第1遮光層12及び第2遮光層14に塗布し たのち、キシレンを乾燥して得た弾性率3000MP aのものを用いた以外は、実施例10と同様にし て粘着テープを得た。

 上記実施例9~実施例17および比較例3,4で得 た粘着テープについて、図6に示すように、 着テープ試験片(幅50mm×長さ50mm)20を採り、針 21、21の間隔の最短距離が10mmとなるよう針21 21を粘着テープ試験片20に対して垂直に通す ともに、2本針21、21のうち、1本の針21にテ ター針22,もう1本の針21にテスター針23をきっ ちり当て、抵抗値レンジ200Mωにて粘着テープ 試験片20の抵抗値を測定し、その結果を表2に 示した。なお、測定値は、同一試料に対し3 行い、最小値を、測定値とした。

 上記表1及び表2から、絶縁層として弾性 が0.1MPa~1000MPaの電気絶縁性樹脂組成物を用い るようにすれば、針状体が遮光層まで突き通 ったとしても針状体と遮光層との絶縁性を保 てることがよくわかる。

 本発明にかかるシート状積層体は、粘着 ープ以外に、タッチパネル表面フィルム、 明電極シート、シート状プリント基板、電 シールドフィルム等に用いることができる




 
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