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Title:
SHELF LABEL DISPLAY CONTROL DEVICE AND SHELF LABEL DISPLAY CONTROL METHOD, AND ELECTRONIC SHELF LABEL SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/084403
Kind Code:
A1
Abstract:
A shelf label display control device capable of controlling freely without trouble information to be displayed on a shelf label terminal capable of storing an image and plural pieces of display data. An input of a shelf label display update instruction in which at least any one of a terminal ID, an item code, and synthetic information is stored is accepted. Display-related data is updated on the basis of any one or more of the ID of the shelf label terminal, the item code, and the synthetic information, and display data is generated from the updated display-related data and template data recorded in association with a template data ID included in the display-related data. The generated display data is transmitted to the shelf label terminal (5) on the basis of the ID of the shelf label terminal included in the updated display-related data.

Inventors:
OKINA SHIGETAKA (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/072574
Publication Date:
July 09, 2009
Filing Date:
December 11, 2008
Export Citation:
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Assignee:
SII DATA SERVICE CORP (JP)
OKINA SHIGETAKA (JP)
International Classes:
A47F5/00; G07G1/01; G09F3/00
Foreign References:
JP2006091984A2006-04-06
JP2005099888A2005-04-14
JP2000245599A2000-09-12
JP2005254459A2005-09-22
JPH11316878A1999-11-16
Other References:
See also references of EP 2227991A4
Attorney, Agent or Firm:
MATSUSHITA, Yoshiharu (11-2 Hiroo 1-chome Shibuya-ku Tokyo, 12, JP)
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Claims:
棚札端末の表示情報を制御する棚札表示制御装置であって、
 商品を識別するための商品識別情報と、当該商品の情報を表示する前記棚札端末を識別するための棚札識別情報とを対応付けて記憶する棚札表示商品記憶手段と、
 前記棚札端末へ表示する表示画面のテンプレートデータを識別するためのテンプレートデータ識別情報と、そのテンプレートデータ識別情報に対応付けて前記テンプレートデータを記憶するテンプレートデータ記憶手段と、
 少なくとも前記棚札識別情報と、その棚札端末に表示するテンプレートデータのテンプレートデータ識別情報と、そのテンプレートデータに合成表示する合成情報と、を対応付けた表示関連データを記憶する表示関連データ記憶手段と、
 前記棚札識別情報、または、前記商品識別情報、または、前記合成情報の少なくとも何れか1つを格納した棚札表示更新指示の入力を受け付ける表示更新指示受付手段と、
 前記棚札表示更新指示で示される、前記棚札識別情報、または、前記商品識別情報、または、前記合成情報の何れか1つまたは複数の情報に基づいて、前記表示関連データ記憶手段の記憶内容を更新する表示情報更新手段と、
 前記表示情報更新手段において前記記憶内容が更新された前記表示関連データと、その表示関連データに含まれる前記テンプレートデータ識別情報に対応付けられて前記テンプレートデータ記憶手段に記録されている前記テンプレートデータと、に基づいて、表示データを生成する表示データ生成手段と、
 前記生成した表示データを、前記記憶内容を更新した表示関連データに含まれる棚札端末の識別情報に基づいて、当該棚札端末へ送信する表示データ送信手段と、
 を備えることを特徴とする棚札表示制御装置。
前記表示関連データ記憶手段が、前記棚札識別情報に対応付けて、複数の異なる前記表示関連データ識別情報を記憶しており、
 前記棚札識別情報と、前記表示関連データ識別情報とを格納した表示切替指示の入力を受け付ける表示切替指示入力受付手段と、
 前記表示切替指示で示される前記表示関連データ識別情報を、前記表示切替指示で示される棚札識別情報に基づいて、当該棚札端末へ送信する表示データ切替手段と、
 を備えることを特徴とする請求項1に記載の棚札表示制御装置。
前記表示データ送信手段は、前記棚札端末が記憶できる複数の表示データを、当該棚札端末へ送信し、
 前記複数の表示データそれぞれを、当該表示データを識別するための表示データ識別情報に対応付けて記憶する表示データ記憶手段と、
 現在表示している前記表示データ識別情報を記憶する表示中データ記憶手段と、
 現在表示している前記表示データの出力指示の入力を受け付けて、前記表示中データ記憶手段に記録されている前記表示データ識別情報を読み取って、当該表示データ識別情報に対応して前記表示中データ記憶手段に記憶されている前記表示データを出力する表示中データ出力手段と、
 を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の棚札表示制御装置。
前記表示関連データ記憶手段は、前記表示関連データとして、前記棚札識別情報に対応付けて、前記棚札端末の種別情報を記憶し、
 前記生成した表示データを、前記棚札表示更新指示に格納される前記棚札識別情報に対応する前記種別情報に応じたサイズへ修正する表示データ修正手段、
 を備えることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の棚札表示制御装置。
棚札端末の表示情報を制御する棚札表示制御装置における棚札表示制御方法であって、
 棚札表示商品記憶手段が、商品を識別するための商品識別情報と、当該商品の情報を表示する前記棚札端末を識別するための棚札識別情報とを対応付けて記憶し、
 テンプレートデータ記憶手段が、前記棚札端末へ表示する表示画面のテンプレートデータを識別するためのテンプレートデータ識別情報と、そのテンプレートデータ識別情報に対応付けて前記テンプレートデータを記憶し、
 表示関連データ記憶手段が、少なくとも前記棚札識別情報と、その棚札端末に表示するテンプレートデータのテンプレートデータ識別情報と、そのテンプレートデータに合成表示する合成情報と、を対応付けた表示関連データを記憶し、
 表示更新指示受付手段が、前記棚札識別情報、または、前記商品識別情報、または、前記合成情報の少なくとも何れか1つを格納した棚札表示更新指示の入力を受け付け、
 表示情報更新手段が、前記棚札表示更新指示で示される、前記棚札識別情報、または、前記商品識別情報、または、前記合成情報の何れか1つまたは複数の情報に基づいて、前記表示関連データ記憶手段の記憶内容を更新し、
 表示データ生成手段が、前記表示情報更新手段において前記記憶内容が更新された前記表示関連データと、その表示関連データに含まれる前記テンプレートデータ識別情報に対応付けられて前記テンプレートデータ記憶手段に記録されている前記テンプレートデータと、に基づいて、表示データを生成し、
 表示データ送信手段が、前記生成した表示データを、前記記憶内容を更新した表示関連データに含まれる棚札端末の識別情報に基づいて、当該棚札端末へ送信する
 ことを特徴とする棚札表示制御方法。
請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の棚札表示制御装置と、
 前記棚札表示制御装置で生成された表示データを表示する棚札端末と、
 を備えることを特徴とする電子棚札システム。
前記棚札表示制御装置と前記棚札端末との間に中継機が接続されていることを特徴とする請求項6に記載の電子棚札システム。
Description:
棚札表示制御装置及び棚札表示 御方法、並びに電子棚札システム

 本発明は、棚札端末の表示情報を制御す 棚札表示制御装置及び棚札表示制御方法、 びに電子棚札システムに関する。

 従来、商品の陳列棚において、商品の名称 価格を電子的に表示するための棚札端末が ーパマーケットやコンビニエンスストアで 用されている。このような棚札端末は、商 の価格や名称を、通信ネットワークを介し 管理装置から容易に変更することができる め、近年、多く利用されている。そして、 連技術として、商品価格の表示を行うと共 、表示価格と、レジで使用する商品価格が 違する事態の発生を防止した価格表示装置 技術が、特許文献1に開示されている。

特開平10-134258号公報

 ところで、従来の棚札端末は、決められ 位置の文字表示領域に、商品価格の数字や 品名を単に表示する装置であるため、画像 複数の表示データを記憶できる次世代の棚 端末の表示を制御する技術として、棚札端 の画面に表示したい情報を、自由に、また 間をかけずに、表示、変更できる技術が求 られている。

 そこでこの発明は、画像や複数の表示デ タを記憶できる棚札端末に表示させる情報 、自由に、また手間をかけずに制御するこ ができる棚札表示制御装置及び棚札表示制 方法を提供することを目的としている。

 上記目的を達成するために、本発明は、 札端末の表示情報を制御する棚札表示制御 置であって、商品を識別するための商品識 情報と、当該商品の情報を表示する前記棚 端末を識別するための棚札識別情報とを対 付けて記憶する棚札表示商品記憶手段と、 記棚札端末へ表示する表示画面のテンプレ トデータを識別するためのテンプレートデ タ識別情報と、そのテンプレートデータ識 情報に対応付けて前記テンプレートデータ 記憶するテンプレートデータ記憶手段と、 なくとも前記棚札識別情報と、その棚札端 に表示するテンプレートデータのテンプレ トデータ識別情報と、そのテンプレートデ タに合成表示する合成情報と、を対応付け 表示関連データを記憶する表示関連データ 憶手段と、前記棚札識別情報、または、前 商品識別情報、または、前記合成情報の少 くとも何れか1つを格納した棚札表示更新指 示の入力を受け付ける表示更新指示受付手段 と、前記棚札表示更新指示で示される、前記 棚札識別情報、または、前記商品識別情報、 または、前記合成情報の何れか1つまたは複 の情報に基づいて、前記表示関連データ記 手段の記憶内容を更新する表示情報更新手 と、前記表示情報更新手段において前記記 内容が更新された前記表示関連データと、 の表示関連データに含まれる前記テンプレ トデータ識別情報に対応付けられて前記テ プレートデータ記憶手段に記録されている 記テンプレートデータと、に基づいて、表 データを生成する表示データ生成手段と、 記生成した表示データを、前記記憶内容を 新した表示関連データに含まれる棚札端末 識別情報に基づいて、当該棚札端末へ送信 る表示データ送信手段と、を備えることを 徴とする棚札表示制御装置である。

 また本発明は、上述の棚札表示制御装置 おいて、前記表示関連データ記憶手段が、 記棚札識別情報に対応付けて、複数の異な 前記表示関連データ識別情報を記憶してお 、前記棚札識別情報と、前記表示関連デー 識別情報とを格納した表示切替指示の入力 受け付ける表示切替指示入力受付手段と、 記表示切替指示で示される前記表示関連デ タ識別情報を、前記表示切替指示で示され 棚札識別情報に基づいて、当該棚札端末へ 信する表示データ切替手段と、を備えるこ を特徴とする。

 また本発明は、上述の棚札表示制御装置 おいて、前記表示データ送信手段は、前記 札端末が記憶できる複数の表示データを、 該棚札端末へ送信し、前記複数の表示デー それぞれを、当該表示データを識別するた の表示データ識別情報に対応付けて記憶す 表示データ記憶手段と、現在表示している 記表示データ識別情報を記憶する表示中デ タ記憶手段と、現在表示している前記表示 ータの出力指示の入力を受け付けて、前記 示中データ記憶手段に記録されている前記 示データ識別情報を読み取って、当該表示 ータ識別情報に対応して前記表示中データ 憶手段に記憶されている前記表示データを 力する表示中データ出力手段と、を備える とを特徴とする。

 また本発明は、上述の棚札表示制御装置 おいて、前記表示関連データ記憶手段は、 記表示関連データとして、前記棚札識別情 に対応付けて、前記棚札端末の種別情報を 憶し、前記生成した表示データを、前記棚 表示更新指示に格納される前記棚札識別情 に対応する前記種別情報に応じたサイズへ 正する表示データ修正手段、を備えること 特徴とする。

 また本発明は、棚札端末の表示情報を制 する棚札表示制御装置における棚札表示制 方法であって、棚札表示商品記憶手段が、 品を識別するための商品識別情報と、当該 品の情報を表示する前記棚札端末を識別す ための棚札識別情報とを対応付けて記憶し テンプレートデータ記憶手段が、前記棚札 末へ表示する表示画面のテンプレートデー を識別するためのテンプレートデータ識別 報と、そのテンプレートデータ識別情報に 応付けて前記テンプレートデータを記憶し 表示関連データ記憶手段が、少なくとも前 棚札識別情報と、その棚札端末に表示する ンプレートデータのテンプレートデータ識 情報と、そのテンプレートデータに合成表 する合成情報と、を対応付けた表示関連デ タを記憶し、表示更新指示受付手段が、前 棚札識別情報、または、前記商品識別情報 または、前記合成情報の少なくとも何れか1 つを格納した棚札表示更新指示の入力を受け 付け、表示情報更新手段が、前記棚札表示更 新指示で示される、前記棚札識別情報、また は、前記商品識別情報、または、前記合成情 報の何れか1つまたは複数の情報に基づいて 前記表示関連データ記憶手段の記憶内容を 新し、表示データ生成手段が、前記表示情 更新手段において前記記憶内容が更新され 前記表示関連データと、その表示関連デー に含まれる前記テンプレートデータ識別情 に対応付けられて前記テンプレートデータ 憶手段に記録されている前記テンプレート ータと、に基づいて、表示データを生成し 表示データ送信手段が、前記生成した表示 ータを、前記記憶内容を更新した表示関連 ータに含まれる棚札端末の識別情報に基づ て、当該棚札端末へ送信することを特徴と る棚札表示制御方法である。

 また本発明は、上述のいずれかの棚札表 制御装置と、前記棚札表示制御装置で生成 れた表示データを表示する棚札端末と、を えることを特徴とする電子棚札システムで る。

 また本発明は、上述の電子棚札システム おいて、前記棚札表示制御装置と前記棚札 末との間に中継機が接続されていることを 徴とする。

 本発明によれば、画像や複数の表示デー を記憶できる棚札端末に表示させる情報を 自由に、また手間をかけずに制御すること できる。

電子棚札システムの構成を示す図であ 。 棚札表示制御装置の機能ブロック図で る。 棚札表示制御装置の機能ブロック図で る。 端末情報テーブルのデータ例を示す図 ある。 表示商品特定テーブルのデータ例を示 図である。 表示データ特定テーブルのデータ例を す図である。 表示データ構成テーブルのデータ例を す図である。 テンプレートデータテーブルのデータ を示す図である。 表示データ例を示す第1の図である。 表示データ例を示す第2の図である。 表示データ例を示す第3の図である。 表示データ例を示す第4の図である。 表示データ例を示す第5の図である。 表示データ例を示す第6の図である。 表示データの更新処理のフローを示す 図である。 表示データの切替処理のフローを示す 図である。 棚札端末と商品アイテムとの関連付け 処理のフローを示す図である。 棚札端末と商品アイテムとの関連付け 取消処理のフローを示す図である。 スケジュールテーブルに基づく更新処 理のフローを示す第1の図である。 スケジュールテーブルに基づく更新処 理のフローを示す第2の図である。 スケジュールテーブルのデータ例を示 す図である。

符号の説明

 1・・・棚札表示制御装置
 2・・・上位機器
 3・・・ユーザ端末
 4・・・中継機器
 5・・・棚札端末
 11・・・通信処理部
 12・・・制御部
 13・・・表示データ生成部
 14・・・表示データ切替部
 15・・・表示データ修正部
 16・・・表示データ出力部
 17・・・データベース

 以下、本発明の一実施形態による棚札表 制御装置を図面を参照して説明する。

 図1は、同実施形態による棚札表示制御装 置を有する電子棚札システムの構成を示す図 である。

 この図1において、符号1は棚札表示制御 置である。また2はサーバやPOSシステム等の 位機器である。また3は店舗の店員などが利 用するユーザ端末(携帯端末など)である。ま 4は棚札表示制御装置1の送信した表示デー を中継する中継器である。また5は中継器4に よって中継された表示データを表示する棚札 端末である。そして、棚札表示制御装置1は 信ネットワークを介して上記機器2、ユーザ 末3、中継器4と通信接続されており、また 継器4と棚札端末5が無線によって接続されて いる。

 図2は、棚札表示制御装置の機能ブロック 図である。

 図2で示すように、棚札表示制御装置1は 通信ネットワークを介して各装置と通信を う通信処理部11、自装置内の各処理部を制御 する制御部12、棚札端末5に表示させる表示デ ータを生成する表示データ生成部14、表示デ タを切り替える制御を行う表示データ切替 14、棚札端末5の種別に応じて表示データを 正する表示データ修正部15、出力指示の入 に応じて自装置に備えられたモニタ等に棚 端末5に表示されている表示データを出力す 表示データ出力部16、各種情報を記憶する ータベース17を備えている。

 そして、本実施形態による棚札表示制御 置1は、店舗の棚に陳列される商品の識別情 報と、当該商品の情報を表示する棚札端末5 識別情報とを対応付けて記憶し、また、棚 端末5へ表示する表示画面のテンプレートデ タをそのテンプレートデータの識別情報に 応付けて記憶している。そして、少なくと 棚札端末5の識別情報と、その棚札端末に表 示するテンプレートデータの識別情報と、そ のテンプレートデータに合成表示する合成情 報と、を対応付けた表示関連データを記憶し ており、棚札端末5の識別情報、または、商 の識別情報、または、合成情報の少なくと 何れか1つを格納した棚札表示更新指示の入 を受け付ける。そして、当該棚札表示更新 示で示される、棚札端末5の識別情報、また は、商品の識別情報、または、合成情報の何 れか1つまたは複数に基づいて、表示関連デ タを更新し、当該更新した表示関連データ 、その表示関連データに含まれるテンプレ トデータの識別情報に対応付けられて記録 れているテンプレートデータと、に基づい 、表示データを生成する。また、生成した 示データを、更新した表示関連データに含 れる棚札端末5の識別情報に基づいて、当該 札端末5へ送信する処理を行う。

 次に棚札表示制御装置のデータベースで 憶するデータテーブルについて説明する。

 図3は、棚札表示商品テーブルのデータ例 を示す図である。

 この図3が示すように、棚札表示商品テー ブルでは、アイテムコード(店頭の棚に陳列 れる商品の識別情報)と、商品名と、価格と 対応付けて記憶している。この棚札表示商 テーブルに記録される情報は、POS(point-of-sal e)システムなどから予めデータを取得したも である。

 図4は、端末情報テーブルのデータ例を示 す図である。

 この図4が示すように、端末情報テーブル では、端末IDと端末種別とを対応付けて記憶 ている。端末種別とは、本実施形態におい は端末の大きさを示す情報であり、『0001』 である場合には小型タイプを、『0002』であ 場合には大型タイプを示す。

 図5は、表示商品特定テーブルのデータ例 を示す図である。

 この図5が示すように、表示商品特定テー ブルには、棚札端末5の端末IDと当該棚札端末 の表示部に表示される商品のアイテムコード が対応付けて記録される。

 図6は、表示データ特定テーブルのデータ 例を示す図である。

 この図6が示すように、表示データ特定テ ーブルは、棚札端末5の端末IDと、当該棚札端 末5が保持する1つまたは複数の表示データを す保持中表示データIDと、当該棚札端末5が 在表示している表示データを示す表示中表 データIDと、当該棚札端末5へ送信可能なデ タとして登録された表示データを示す第1~ 4の表示データIDとが対応付けられて記録さ る。

 図7は、表示データ構成テーブルのデータ 例を示す図である。

 この図7が示すように、表示データ構成テ ーブルは、表示データIDと、当該表示データI Dの表示データに利用されているテンプレー データのID(テンプレートID)と、当該表示デ タに表示される、可変文字、可変数字、可 バーコード、可変グラフィック、また当該 示データと実体であるファイル(表示データ ァイル)が対応付けて記録されている。

 図8はテンプレートデータテーブルのデー タ例を示す図である。

 この図が示すように、テンプレートデー テーブルには、テンプレートIDと、当該IDで 示されるテンプレートの実体ファイル(テン レートデータファイル)が対応付けて記録さ ている。

 図9~図14は、表示データ例を示す第1~第6の 図である。

 図9は、表示データ例を示しており、図10 、表示データ例における固定表示領域を示 ている。図10で示すようにこの表示データ おけるテンプレートデータの固定表示領域 は、「お買い得品」,「通常価格」,「円」, %引き」など文字列が表示され、変更が不可 となっている。つまりテンプレートデータ は、これら固定表示領域の情報が予め図柄 して表示されている。

 また図11は、可変文字列領域を示してお 、この領域に「商品名○○○○」が表示さ ている例を示している。このテンプレート ータを用いた表示データの場合、可変文字 領域の変更指示を行うことで、この領域の 品名を変更することができる。

 また図12は、可変数字領域を示しており 通常価格を示す数字「280」、割引率を示す 字「30」、割引後価格を示す数字「196」が表 示されている例を示している。このテンプレ ートデータを用いた表示データの場合、可変 数字領域の変更指示を行うことで、この領域 の数字を変更することができる。

 また図13は、可変バーコード領域を示し おり、この商品を識別するアイテムコード どのデータが格納されたバーコードが表示 れている例を示している。このテンプレー データを用いた表示データの場合、可変バ コード領域の変更指示を行うことで、この 域のバーコードを変更することができる。

 また図14は、可変グラフィック領域を示 ており、この店舗のマークなどのグラフィ クが表示されている例を示している。この ンプレートデータを用いた表示データの場 、可変グラフィック領域の変更指示を行う とで、この領域のグラフィックを変更する とができる。

 次に、電子棚札システムの各処理フロー ついて説明する。

 図15は、棚札端末に表示されている表示 ータの更新処理のフローを示す図である。

 図15を用いて、棚札端末に表示されてい 表示データの更新処理について説明する。

 棚札端末5への表示データの送信処理は、 所定の表示更新指示を受け付けることにより 開始される。この表示更新指示は、例えば、 現在、棚札端末5に表示されている表示デー 内の情報のうち、可変数字領域の情報(価格 割引率、割引後価格)が変更された場合、可 変文字列領域の情報(商品名)が変更された場 、可変バーコード領域の情報(アイテムコー ド)が変更された場合、可変グラフィック領 の情報(店のロゴマークのグラフィックデー )が変更された場合、または、タイムスケジ ュールで示される時刻に達した場合、ユーザ によって特定の変更指示が入力された場合、 等に行われる。

 まず、棚札表示制御装置1の制御部11が、 札表示更新指示の入力を受け付ける(ステッ プS101)。この棚札表示更新指示は、上位機器2 から受信する場合、ユーザ端末3から受信す 場合、自装置に直接入力される場合などが る。棚札表示制御装置1の表示データ生成部1 3は、棚札表示更新指示の入力を受け付ける 、端末の表示内容を変更するか否かを判定 る(ステップS102)。例えば、アイテムコード 対応する商品の通常価格が、棚札表示商品 ーブルにおいて変更になったと表示データ 成部13が判定した場合(現在の通常価格と、 新された直後の現在の通常価格とを比較す などして判定)には、当該アイテムコードに 応付けられて表示商品特定テーブル(図5)に 録されている端末IDを読み出して特定し(ス ップS103)、また当該端末IDに対応して表示デ ータ特定テーブル(図6)に登録されている現在 表示中の表示データのIDを読み取る(ステップ S104)。そしてその表示データIDに対応付けら て、表示データ構成テーブル(図7)に記録さ ている可変数字(合成情報)の情報のうちの通 常価格の情報を、更新後の通常価格へ変更す る(ステップS105)。

 そして表示データ構成テーブルを更新し 場合には、表示データ生成部13は、更新後 表示データ構成テーブル(図7)に格納されて る表示データID、テンプレートID,可変文字, 変数字,可変バーコード,可変グラフィックの 各合成情報に基づいて、テンプレートIDで特 されるテンプレートデータファイルに、各 成情報を添付した表示データを生成し(ステ ップS106)、表示データファイルとして表示デ タ構成テーブル(図7)に登録する。また、そ 生成した表示データを、通信処理部11を介 て、ステップS103で読み出した端末IDで示さ る棚札端末5宛に送信する(ステップS107)。新 な表示データを受信した棚札端末5は、現在 表示している表示データを、新たに受信した 表示データに書き換える処理を行う。表示デ ータには表示データIDも格納されている。

 なお、棚札端末5は、複数の表示データを 記憶することができる。そして、棚札表示制 御装置1から受信した異なる表示データを自 末内のメモリに記録しておく。ここで、棚 表示制御装置1の表示データ生成部13は、生 した表示データの表示データIDを、表示デー タ特定テーブル(図6)の、表示対象の端末IDの に対応付けて記録していく。つまり、1つの 棚札端末5について、複数の表示データを生 した場合には、第1表示データID~第4表示デー タIDのカラムへ、順に、生成した表示データ IDを登録していく。そして、現在の表示中 表示データIDを、表示中表示データIDのカラ に登録しておく。また特定の端末について 棚札表示制御装置1が生成した複数の表示デ ータのうち、ある特定の表示データのみを棚 札端末5に送信するようにしてもよい。例え 、第1~第4表示データIDで示される4つの表示 ータを1つの棚札端末5に対して生成し、その うちの2つの表示データIDのみを、棚札端末5 送信して該端末に保持させるようにしても い。そして、表示データ生成部13は、表示デ ータ特定テーブル(図6)の保持中表示データID カラムに、棚札端末5に送信した表示データ のIDを格納する。そして、棚札端末5は、何ら かの指示に基づいて、複数記憶する表示デー タの中から指定された表示データへ切替表示 を行うようにしてもよい。

 以上の処理により、棚札表示制御装置1は 、棚札表示更新指示に基づいて、棚札端末5 表示させる表示データをダイナミックに生 するので、画像や複数の表示データを記憶 きる棚札端末に表示させる情報を、自由に また手間をかけずに制御することができる

 次に、図16を用いて、棚札端末に表示さ ている表示データの切替処理について説明 る。図16は、棚札端末に表示されている表示 データの切替処理のフローを示す図である。

 棚札端末5における表示データの切替処理 は、所定の表示切替指示を受け付けることに より開始される。また、この表示切替指示に は、棚札端末5を特定する棚札IDと、切替後に 表示される表示データを特定する表示データ IDの情報が格納されているものとする。そし 、棚札表示制御装置1の表示データ切替部14 、表示切替指示の入力を受け付ける(ステッ プS201)。この表示切替指示は、上位機器2から 受信する場合、ユーザ端末3から受信する場 、自装置に直接入力される場合などがある

 棚札表示制御装置1の表示データ切替部14 、表示切替指示の入力を受け付けると、表 切替指示から端末IDと表示データIDとを読み 取る。そして表示データ切替部14は、表示デ タ特定テーブル(図6)を参照し、読み取った 末IDに対応する保持中表示データIDのカラム の中に、同じく表示切替指示から読み取った 表示データIDが格納されているか否かを判定 る。つまりここでは、表示切替指示に格納 れている表示データIDの表示データを、既 棚札端末5に送信したか否かを判定する(ステ ップS202)。そして、表示切替指示から読み取 た端末IDに対応する保持中表示データIDのカ ラムの中に、同じく表示切替指示から読み取 った表示データIDが格納されている場合には 当該端末IDで示される棚札端末5宛に、表示 替指示から読み取った表示データIDを格納 た表示切替指示を送信する(ステップS203)。 該表示切替指示を受信した棚札端末5は表示 替指示に格納されている表示データIDを読 取り、その表示データへ、現在表示中の表 データから切り替えて表示する処理を行う

 また表示データ切替部14は、ステップS202 おいて、表示切替指示から読み取った端末I Dに対応する保持中表示データIDのカラムの中 に、同じく表示切替指示から読み取った表示 データIDが格納されていない場合には、送信 る表示データの生成を開始する(ステップS20 4)。つまり、表示切替指示から読み取った表 データIDに対応付けて、表示データ構成テ ブル(図7)に格納されているテンプレートIDや 、可変文字,可変数字,可変バーコード,可変グ ラフィックの各合成情報を読み取って、また テンプレートIDに対応付けてテンプレートデ タテーブル(図8)に登録されているテンプレ トデータファイルを読み取って、それらテ プレートデータファイルに合成情報を合成 、また表示データIDを格納した表示データ 生成する(ステップS205)。そして、表示切替 示で示される端末IDの棚札端末5宛に、生成 た表示データを送信する(ステップS206)。そ て、ステップS203において送信した表示切替 示で特定される表示データIDや、ステップS2 06で送信した表示データで特定される表示デ タIDを、それら情報の送信先である棚札端 5の端末IDに対応付けて、表示データ特定テ ブルの表示中表示データIDのカラムに記録す る。

 以上の処理により、表示データの切り替 を行う場合、既に棚札端末に送信した表示 ータについては、再度生成を行う必要ない で、多数の棚札端末が設置されている場合 どには、棚札表示制御装置の処理負荷を軽 することができる。

 次に、図17を用いて、棚札端末と商品ア テムとの関連付け処理について説明する。 17は、棚札端末と商品アイテムとの関連付け 処理のフローを示す図である。

 棚札端末5の表示部にデータを表示させる 方法として、ユーザが個別に操作することに よっても表示させることができる。このよう な場合、まず、ユーザは、ユーザ端末3また 棚札表示制御装置1の関連付けアプリケーシ ンプログラムを起動させ(ステップS301)、ユ ザ端末3に格納されているバーコードリーダ 、または棚札表示制御装置1に取り付けられ いるバーコードリーダを用いて、商品に印 されているバーコードと、棚札端末5に印刷 れているバーコードとをスキャンして、商 のアイテムコードと端末IDを読み取る(ステ プS302)。ユーザ端末3を用いてバーコードを み取った場合には、ユーザ端末3は商品のア イテムコードと端末IDとを格納した、関連付 要求の情報を棚札表示制御装置1へ送信する 。

 次に、棚札表示制御装置1においては、表 示データ生成部13が、関連付け要求に格納さ たアイテムコードと端末ID、または自装置 バーコードリーダから直接入力を受け付け アイテムコードと端末IDに基づいて、表示商 品特定テーブル(図5)に、それら端末IDとアイ ムコードを対応付けて登録する(ステップS30 3)。そして、そのアイテムコードに対応付け れて棚札表示商品テーブル(図3)に登録され いる商品名や通常価格などの、可変文字、 変数字を読み取り、またアイテムコードに 応する可変バーコード、および、表示デー に表示する可変グラフィックを所定のデー ベース17の記憶領域から読み取って、新た 発行した表示データIDに対応付けて、表示デ ータ構成テーブル(図7)に登録すし、新たな表 示データに合成する合成情報を登録する(ス ップS304)。

 また、発行した表示データIDと、関連付 要求から読み取った端末IDとを対応付けて、 表示データ特定テーブル(図6)の第1~第4表示デ ータIDの空いているカラムに記録し、その表 データIDで示される表示データを生成する( テップS305)。つまり、新たに発行した表示 ータIDに対応付けて、表示データ構成テーブ ル(図7)に格納されているテンプレートIDや、 変文字,可変数字,可変バーコード,可変グラ ィックの各合成情報を読み取って、またテ プレートIDに対応付けてテンプレートデー テーブル(図8)に登録されているテンプレー データファイルを読み取って、それらテン レートデータファイルに合成情報を合成し また表示データIDを格納した表示データを生 成する。そして、関連付け要求で示される端 末IDの棚札端末5宛に、生成した表示データを 送信する(ステップS306)。そして、ステップS30 6で送信した表示データで特定される表示デ タIDを、それら情報の送信先である棚札端末 5の端末IDに対応付けて、表示データ特定テー ブル(図6)の表示中表示データIDおよび保持中 示データIDのカラムに記録する。

 以上の処理により、ユーザは、棚札端末5 に印刷されたバーコードと、商品に印刷され たバーコードをバーコードリーダで読み取る だけで、棚札端末5と商品とを関連付けて、 の商品の価格や商品名などを棚札端末5に表 させることができるので、棚札端末5の表示 を個別に変更する場合などに、ユーザの労力 をかけずにおこなうことができる。

 次に、図18を用いて、棚札端末と商品ア テムとの関連付け取消処理について説明す 。図18は、棚札端末と商品アイテムとの関連 付け取消処理のフローを示す図である。   

 棚札端末5の表示部に表示されている表示 データと、当該表示データに関連する商品と の関連受けを取り消して、表示データの表示 を停止する際に、ユーザが個別に操作するこ とにより、表示データの表示を停止させるこ とができる。このような場合、まず、ユーザ は、ユーザ端末3または棚札表示制御装置1の 連付け取消処理のアプリケーションプログ ムを起動させ(ステップS401)、ユーザ端末3に 格納されているバーコードリーダ、または棚 札表示制御装置1に取り付けられているバー ードリーダを用いて、棚札端末5に印刷され いるバーコードをスキャンして、端末IDを み取る(ステップS402)。ユーザ端末3を用いて ーコードを読み取った場合には、ユーザ端 3は端末IDを格納した、関連付け取消要求の 報を棚札表示制御装置1へ送信する。

 次に、棚札表示制御装置1においては、表 示データ切替部13が、関連付け取消要求に格 された端末ID、または自装置のバーコード ーダから直接入力を受け付けた端末IDとアイ テムコードが対応付けられた、表示商品特定 テーブル(図5)において、該当するアイテムコ ードを削除する(ステップS403)。そして、表示 データ切替部13は、関連付け取消要求に格納 れた端末IDの棚札端末5において『該当商品 し』という文字列が表示される表示データ データベース17から読み取って、当該棚札 末5宛に送信する(ステップS404)。棚札端末5に おいては表示データを受信すると、『該当商 品なし』という文字列を表示する。また棚札 表示制御装置1の表示データ切替部13は、表示 データ特定テーブル(図6)において端末IDに対 付けられて登録されている表示中表示デー IDのカラムをクリアする。

 以上の処理により、棚札端末5に表示され ている表示データの表示が取り消され、『該 当商品なし』という表示を行う表示データが 表示されるので、ユーザは、多数存在する棚 札端末5の中から、容易に商品と関連付けが れていない棚札端末を探すことができる。

 次に、図19~21を用いて、スケジュールテ ブルに基づく表示データの更新処理につい 説明する。

 図19は、スケジュールテーブルに基づく 示データの更新処理のフローを示す第1の図 ある。

 図20は、スケジュールテーブルに基づく 示データの更新処理のフローを示す第2の図 ある。

 図21は、スケジュールテーブルのデータ を示す図である。

 図21で示すようにスケジュールテーブル 、時刻情報、変更対象情報、動作定義情報 対応付けられたものである。時刻情報は、 えば、処理の開始時刻や、処理の開始曜日 どの情報を格納し、また変更対象情報は、 更対象となる棚札端末5の端末ID,変更する商 のアイテムコードなどが格納される。また 作定義情報には、棚札端末5で記憶する他の 表示データへの切り替え、表示データの表示 情報の変更(価格や割引率など)の情報が格納 れる。

 スケジュールテーブルに基づく表示デー の更新においては、まず、制御部12が、自 置内に備えたタイムカウンタのカウントす 現在時刻と、スケジュールテーブルに記録 れている時刻とを比較して(ステップS501)、 理開始時刻や曜日などに達したか否かを判 し(ステップS502)、達するまで処理を繰り返 。また処理開始時刻や曜日に達した場合に 、その時刻の情報に対応付けられてスケジ ールテーブルに登録されている変更対象情 や、動作定義情報を読み取る(ステップS503) そして制御部12は、動作定義情報が「表示情 報の変更」を示すか「他の表示データへの切 り替え」を示すかを判定する(ステップS504)。 そして動作定義情報が「表示情報の変更」を 示す場合には、表示データ生成処理部13が、 更対象となる端末IDやアイテムコードを特 し(ステップS505)、その変更対象となる端末ID で示される棚札端末5や、変更対象となるア テムコードの商品の情報を表示している棚 端末5を各データテーブルから特定する(ステ ップS506)。そして、特定した全棚札端末5に対 する表示情報の変更処理を行う(ステップS507) 。

 また、ステップS503において動作定義情報 が「他の表示データへの切り替え」を示す場 合には、表示データ切替処理部14が、他の表 データを示す表示データIDと、変更対象と る棚札端末5の端末IDとに基づいて、それら 報を格納した表示データ切替指示を、該当 る棚札端末5へ送信する(ステップS508)。

 なお、上述のステップS507の処理において は、まず、表示データ生成処理部13は、変更 象の棚札端末5の数を変数iとすると、i=1を ットし(ステップS5061)、1番目の棚札端末5に いて処理を開始する(ステップS5062)。また、 示データ生成処理部13は、1番目の棚札端末5 の端末IDを、例えば、変更対象となるアイテ コードに関連付けられて記録されている表 商品特定テーブル(図5)から読み取り(ステッ プS5063)、その端末IDを処理中の端末を示す変 Tへセットする(ステップS5064)。そして、表 データ生成処理部13は、その処理中の端末ID 関連付けられて表示データ特定テーブル(図 6)に記録されている表示中表示データIDを読 取り(ステップS5065)、また、当該表示データI Dに対応して表示データ構成テーブル(図7)に 録されている可変文字、可変数字、可変バ コード、可変グラフィック等の合成情報の ち、変更対象の情報を、変更後の情報へ書 換える(ステップS5066)。例えば、価格の割引 が変更になる場合には、可変数字における 引率の情報を書き換える。

 そして、表示データ生成処理部13は、処 中の棚札端末5において表示中である表示デ タのIDに対応付けられて、表示データ構成 ーブル(図7)に記録されている、テンプレー IDや、可変文字,可変数字,可変バーコード,可 変グラフィックの変更後の合成情報を読み取 って、またテンプレートIDに対応付けてテン レートデータテーブル(図8)に登録されてい テンプレートデータファイルを読み取って それらテンプレートデータファイルに変更 の合成情報を合成し、また表示データIDを 納した表示データを生成する(ステップS5067) そして、変数Tで示される棚札IDの棚札端末5 宛に、生成した表示データを送信する(ステ プS5068)。そして、表示データ生成処理部13は 、全ての変更対象の棚札端末5に対して処理 完了したか否かを判定し(ステップS5069)、処 が完了していなければ、変数Tをリセットし 、また変数iに1をプラスし(ステップS5070)、上 述の処理を繰り返す。なお、ステップS5068で 信した表示データで特定される表示データI Dを、それら情報の送信先である棚札端末5の 末IDに対応付けて、表示データ特定テーブ (図6)の表示中表示データIDおよび保持中表示 データIDのカラムに記録する。

 以上の処理により、スケジュールテーブ に基づいた、自動的な表示データの更新処 を行うことができ、店舗の店員による棚札 末の情報の変更の処理労力を軽減すること できる。またこのような仕組みにより、あ 時刻になった場合に、ある商品に対して一 に、特定の割引率を掛けた割引価格を表示 きるようになる。

 つまり、本実施形態の上述の各処理によ ば、画像や複数の表示データを記憶できる 札端末に表示させる情報を、自由に、また 間をかけずに制御することができる。

 なお、上述の図9~図14においては、可変グ ラフィックデータが一部のテンプレートデー タの領域に合成される場合の例について示し たが、テンプレートデータの領域全体の背景 として合成される図柄であってもよい。例え ば、クリスマス、正月、などの時期に応じた テンプレートデータのサイズと同サイズの可 変グラフィックデータを用意しておき、スケ ジュールテーブルに基づいて、所定の時期に 一斉に更新するようにしてもよい。

 また、上述の説明においては、複数の異 る表示データを棚札端末5に送信して記憶さ せておき、それら棚札端末5に送信した表示 ータのIDと表示データの実体ファイルを表示 データ特定テーブル(図6)や表示データ構成テ ーブル(図7)に記録させておく処理について記 載したが、棚札表示制御装置1の表示データ 力部16は、端末IDの入力を受け付けて、その 末IDで示される棚札端末5に現在表示されて る表示データを、モニタに出力するように てもよい。これにより、ユーザは、どの棚 端末にどの表示データが表示されているか 遠隔から瞬時に確認することができる。

 また、上述の処理において、棚札端末5の 端末種別に応じて表示データのサイズを変更 して、当該表示データを生成し、棚札端末5 送信するようにしてもよい。この場合、棚 表示制御装置1の表示データ修正部15は、棚 表示更新指示に格納される端末IDに関連付け られて端末情報テーブルに登録されている端 末種別を判定し、その端末種別で示される大 きさ(『0001』である場合には小型タイプを、 0002』である場合には大型タイプを示す)に づいたサイズの表示データへ、生成された 示データを修正する処理を行う。

 なお、上述の棚札表示制御装置、上位機 、ユーザ端末、中継器、棚札端末の各装置 内部に、コンピュータシステムを有してい 。そして、上述した各処理の過程は、プロ ラムの形式でコンピュータ読み取り可能な 録媒体に記憶されており、このプログラム コンピュータが読み出して実行することに って、上記処理が行われる。ここでコンピ ータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気デ スク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導 体メモリ等をいう。また、このコンピュータ プログラムを通信回線によってコンピュータ に配信し、この配信を受けたコンピュータが 当該プログラムを実行するようにしても良い 。

 また、上記プログラムは、前述した機能 一部を実現するためのものであっても良い さらに、前述した機能をコンピュータシス ムにすでに記録されているプログラムとの み合わせで実現できるもの、いわゆる差分 ァイル(差分プログラム)であっても良い。

 以上、この発明の実施形態を図面を参照 て詳述してきたが、具体的な構成はこの実 形態に限られるものではなく、この発明の 旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。

 本発明は、店舗に陳列されている商品の 段を表示する棚札表示制御装置に用いて好 だが、これに限定されない。