旭有機材工業株式会社 (〒88 宮崎県延岡市中の瀬町2丁目5955番地 Miyazaki, 〒8828688, JP)
| 流体入口と、該流体入口に接続する第一流路と、該第一流路に接続する第一渦巻き流路と、該第一渦巻き流路から分岐する複数の分岐流路と、該複数の分岐流路が各々接続する第二渦巻き流路と、該第二渦巻き流路に接続する第二流路と、該第二流路に接続する流体出口と、を具備し、 前記複数の分岐流路は、前記第一渦巻き流路の異なる位置から各々分岐し、前記第二渦巻き流路の異なる位置において第二渦巻き流路と各々接続することを特徴とする渦巻き式流体混合器。 |
| 前記第一渦巻き流路及び前記第二渦巻き流路は、相互に同方向の渦が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の渦巻き式流体混合器。 |
| 前記第一渦巻き流路及び前記第二渦巻き流路は、相互に逆方向の渦が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の渦巻き式流体混合器。 |
| 前記第一渦巻き流路及び前記第二渦巻き流路が、前記第一流路及び前記第二流路に各々接続された一端部から他端部に向かって流路断面積が漸次小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の渦巻き式流体混合器。 |
| 前記第一流路及び前記第二流路が、前記第一渦巻き流路及び前記第二渦巻き流路の渦の中心端部に各々接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の渦巻き式流体混合器。 |
| 前記第一流路及び前記第二流路が、前記第一渦巻き流路及び前記第二渦巻き流路の渦の外周端部に各々接続していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の渦巻き式流体混合器。 |
| 一端面に第一渦巻き溝、他端面に第二渦巻き溝が形成され、複数の連通孔が前記第一渦巻き溝と前記第二渦巻き溝とを各々連通するように形成された本体部と、 該本体部両端面にそれぞれ密着した状態で接合された第一側板及び第二側板と、を具備し、 該第一側板及び該第二側板に、前記溝の外周端部に各々接続する前記第一流路及び前記第二流路が形成されるかまたは前記溝の中心端部に各々接続する前記第一流路及び前記第二流路が形成され、 前記第一側板及び前記第二側板の表面に前記流体入口及び前記流体出口が配置され、前記第一渦巻き溝及び前記第一側板内面により前記第一渦巻き流路が、前記第二渦巻き溝及び前記第二側板内面により前記第二渦巻き流路が形成され、前記連通孔が前記分岐流路となることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の渦巻き式流体混合器。 |
| 一端面に第一渦巻き溝、他端面に第二渦巻き溝が形成され、該第一渦巻き溝及び該第二渦巻き溝の各外周端部に前記第一流路及び前記第二流路が各々接続して設けられ、その側面に前記流体入口及び前記流体出口が配置され、複数の連通孔が前記第一渦巻き溝と前記第二渦巻き溝とを各々連通するように形成された本体部と、 該本体部両端面にそれぞれ密着した状態で接合された第一側板及び第二側板と、を具備し、 前記第一渦巻き溝及び前記第一側板内面により前記第一渦巻き流路が、前記第二渦巻き溝及び前記第二側板内面により前記第二渦巻き流路が形成され、前記連通孔が前記分岐流路となることを特徴とする請求項6に記載の渦巻き式流体混合器。 |
| 内面に第一渦巻き溝が形成され、該第一渦巻き溝の外周端部または中心端部に前記第一流路が接続して設けられ、側面または表面に前記流体入口が配置された第一側板と、 内面に第二渦巻き溝が形成され、該第二渦巻き溝の外周端部または中心端部に前記第二流路が接続して設けられ、側面または表面に前記流体出口が配置された第二側板と、 両端面に前記第一側板及び前記第二側板がそれぞれ密着した状態で接合される本体部と、を具備し、 前記第一渦巻き溝及び前記本体部一端面により前記第一渦巻き流路が、前記第二渦巻き溝及び前記本体部他端面により前記第二渦巻き流路が形成され、前記本体部に前記第一渦巻き流路及び前記第二渦巻き流路を各々連通させる複数の連通孔が形成され、該連通孔が前記分岐流路となることを特徴とする請求項6記載の渦巻き式流体混合器。 |
| 前記連通孔の各々の流路断面積が同一に形成されていることを特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれか1項に記載の渦巻き式流体混合器。 |
| 流れる物質の温度または濃度が経時的に変化するラインにおいて、請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の渦巻き式流体混合器によって該物質の温度または濃度を均一化することを特徴とする渦巻き式流体混合器を用いた装置。 |
| 前記物質が、気体または液体であることを特徴とする請求項11記載の渦巻き式流体混合器を用いた装置。 |
| 少なくとも2つの物質の混合比率が経時的に変化するラインにおいて、請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の渦巻き式流体混合器によって該物質の混合比率を均一化することを特徴とする渦巻き式流体混合器を用いた装置。 |
| 少なくとも2つの物質が各々流れるラインの合流部の下流側に前記渦巻き式流体混合器が配置されてなることを特徴とする請求項13記載の渦巻き式流体混合器を用いた装置。 |
| 前記物質が、気体、液体、固体、粉体のいずれかであることを特徴とする請求項12または請求項14に記載の渦巻き式流体混合器を用いた装置。 |
| 前記物質が、少なくとも水と、pH調整剤、液体肥料、漂白剤、殺菌剤、界面活性剤または液体薬品のいずれかであることを特徴とする請求項12または請求項15に記載の渦巻き式流体混合器を用いた装置。 |
| 前記物質が、少なくとも第一の液体薬品と、第二の液体薬品または金属であることを特徴とする請求項12または請求項15に記載の渦巻き式流体混合器を用いた装置。 |
| 前記物質が、少なくとも廃液と、pH調整剤、凝集剤または微生物であることを特徴とする請求項12または請求項15に記載の渦巻き式流体混合器を用いた装置。 |
| 前記物質が、少なくとも第一の石油類と、第二の石油類、添加剤または水であることを特徴とする請求項12または請求項15に記載の渦巻き式流体混合器を用いた装置。 |
| 前記物質が、少なくとも接着剤と、硬化剤であることを特徴とする請求項12または請求項15に記載の渦巻き式流体混合器を用いた装置。 |
| 前記物質が、少なくとも第一の樹脂と、第二の樹脂、溶剤、硬化剤または着色剤のいずれかであることを特徴とする請求項12または請求項15に記載の渦巻き式流体混合器を用いた装置。 |
| 前記物質が、少なくとも第一の食品原料と、第二の食品原料、食品添加剤、調味料、微生物または不燃性ガスのいずれかであることを特徴とする請求項12または請求項15に記載の渦巻き式流体混合器を用いた装置。 |
| 前記物質が、少なくとも空気と、可燃性ガスであることを特徴とする請求項12または請求項15に記載の渦巻き式流体混合器を用いた装置。 |
| 前記物質が、少なくとも第一の不燃性ガスと、第二の不燃性ガスまたは蒸気であることを特徴とする請求項12または請求項15に記載の渦巻き式流体混合器を用いた装置。 |
| 前記物質が、少なくとも水、液体薬品または食品原料のいずれかと、空気、不燃性ガスまたは蒸気のいずれかであることを特徴とする請求項12または請求項15に記載の渦巻き式流体混合器を用いた装置。 |
| 前記物質が、第一の合成中間体と、第二の合成中間体、添加剤、液体薬品または金属のいずれかであることを特徴とする請求項12または請求項15に記載の渦巻き式流体混合器を用いた装置。 |
本発明は、化学工場、半導体製造分野、 品分野、医療分野、バイオ分野などの各種 業における流体輸送配管に用いられる渦巻 式流体混合器に関するものであり、特に流 の流れ方向の濃度分布や温度分布をムラな 均一化して混合させることのできる渦巻き 流体混合器及び渦巻き式流体混合器を用い 装置に関するものである。
従来、配管内に装着して管内を流れる流 を均一に混合する方法として、図18に示す うに捻り羽根状のスタティックミキサーエ メント101を用いたものが一般的であった(例 ば、特開2001−205062号公報参照)。通常、ス ティックミキサーエレメント101は、矩形板 その長手軸線周りに180度捻ったものを最小 位部材として、複数の最小単位部材を、捻 方向が交互に異なる方向になるように一体 に直列に結合した構造を有している。この タティックミキサーエレメント101を管102内 配置し、管102の両端部にメールコネクター10 3を取り付け、フレアー105を装着して締付ナ ト104を締め付けることによりスタティック キサーが形成される。このとき、スタティ クミキサーエレメント101の外径が管102の内 にほぼ等しく設計されて、流体が効果的に 拌されるようになっている。
しかしながら、前記従来のスタティック キサーを用いた流体の混合方法は、流れて る流体を流れに沿って撹拌する構成である め図19(a)に示すように配管の径方向の濃度 布をムラなく均一化することはできるが、 19(b)に示すように軸方向(流れ方向)の濃度分 をムラなく均一化することはできない。そ ため、例えばスタティックミキサーの上流 で水と薬液を混合させて流す時、薬液の混 比が一時的に増加した場合には流路内で部 的に濃度が濃くなった状態でスタティック キサーを通過する。このとき、径方向で均 化されて水と薬液は撹拌されても、軸方向( 流れ方向)においては流路内で部分的に濃度 濃くなった箇所はほとんど希釈されること く濃くなった状態のまま下流側へ流れてし う(図19(b)参照)。これにより、半導体洗浄装 、特に半導体ウェハの表面に直接薬液を塗 して各種の処理を行うような装置に接続さ た場合、濃度の異なる薬液が半導体ウエハ 表面に塗布されて不良品の原因となる問題 あった。
この軸方向(流れ方向)の濃度分布のムラ 回避する方法としては、流路の途中でタン を設置してタンク内に流体を一旦貯めてタ ク内の濃度を均一化させた後で流体を流す 法(図示せず)などが挙げられる。しかしなが ら、タンクを設置するには広いスペースが必 要となり装置が大きくなる問題や、タンクか ら再び流体を輸送するにはポンプ、配管など が必要となるため、使用する部材の点数が多 くなるという問題や、配管ラインを施工する ためのコストが発生するという問題があった 。また、この方法ではタンク内で流体が滞留 する。流体が滞留するとバクテリアの発生原 因となり、タンク内で発生したバクテリアが 配管ラインに流れ込み、半導体製造ラインに おいては半導体ウエハに付着して不良品の原 因となる問題があった。
軸方向(流れ方向)の濃度分布のムラを回 する他の方法としては、図20に示すように流 路を分岐して流体の希釈を行う分岐希釈装置 があった(例えば、特開平8−146008号公報参照) 。この装置は、細管111の中を一定の速度で流 れている試料溶液を分析する装置において、 流れている試料を複数の流路に分岐する分岐 部112を流路の途中に設けることにより試料溶 液を分割し、各分岐流路の細管113、114の内径 や長さを変化させて検出器115の手前の合流部 116で再度合流させ、試料溶液が検出される時 間差を利用して希釈するものであった。
しかしながら、図20の従来の分岐希釈装 の技術を流体輸送配管に用いる場合、管路 途中で分岐された長さの異なる管路を設け 再び合流させる配管ラインを設ける必要が る。このため、軸方向(流れ方向)の濃度分布 をムラなく流路内で均一化するには分岐した 流路を多く設けなくてはならず、その場合に は分岐した配管ラインを設けるスペースが大 きくなってしまうという問題があった。また 、このような配管ラインを施工するには部品 点数が多く必要であり煩雑で時間がかかると いう問題があった。
本発明の目的は、以上のような従来技術 問題点に鑑みなされたものであり、流体の れ方向の濃度分布や温度分布をムラなく均 化して混合でき、コンパクトで配管施工が 易な渦巻き式流体混合器及び渦巻き式流体 合器を用いた装置を提供することである。
上記課題を解決するための本発明の構成 説明すると、渦巻き式流体混合器は、流体 口と、該流体入口に接続する第一流路と、 第一流路に接続する第一渦巻き流路と、該 一渦巻き流路から分岐する複数の分岐流路 、該複数の分岐流路が各々接続する第二渦 き流路と、該第二渦巻き流路に接続する第 流路と、該第二流路に接続する流体出口と を具備し、前記複数の分岐流路は、前記第 渦巻き流路の異なる位置から各々分岐し、 記第二渦巻き流路の異なる位置において第 渦巻き流路と各々接続することを第1の特徴 とする。
渦巻き式流体混合器は、前記第一渦巻き 路及び前記第二渦巻き流路が、相互に同方 の渦が形成されていることを第2の特徴とす る。
渦巻き式流体混合器は、前記第一渦巻き 路及び前記第二渦巻き流路が、相互に逆方 の渦が形成されていることを第3の特徴とす る。
渦巻き式流体混合器は、前記第一渦巻き 路及び前記第二渦巻き流路が、前記第一流 及び前記第二流路に各々接続された一端部 ら他端部に向かって流路断面積が漸次小さ なるように形成されていることを第4の特徴 とする。
渦巻き式流体混合器は、前記第一流路及 前記第二流路が、前記第一渦巻き流路及び 記第二渦巻き流路の渦の中心端部に各々接 されていることを第5の特徴とする。
渦巻き式流体混合器は、前記第一流路及 前記第二流路が、前記第一渦巻き流路及び 記第二渦巻き流路の渦の外周端部に各々接 していることを第6の特徴とする。
渦巻き式流体混合器は、一端面に第一渦 き溝、他端面に第二渦巻き溝が形成され、 数の連通孔が前記第一渦巻き溝と前記第二 巻き溝とを各々連通するように形成された 体部と、該本体部両端面にそれぞれ密着し 状態で接合された第一側板及び第二側板と を具備し、該第一側板及び該第二側板に、 記溝の外周端部に各々接続する前記第一流 及び前記第二流路が形成されるかまたは前 溝の中心端部に各々接続する前記第一流路 び前記第二流路が形成され、前記第一側板 び前記第二側板の表面に前記流体入口及び 記流体出口が配置され、前記第一渦巻き溝 び前記第一側板内面により前記第一渦巻き 路が、前記第二渦巻き溝及び前記第二側板 面により前記第二渦巻き流路が形成され、 記連通孔が前記分岐流路となることを第7の 特徴とする。
渦巻き式流体混合器は、一端面に第一渦 き溝、他端面に第二渦巻き溝が形成され、 第一渦巻き溝及び該第二渦巻き溝の各外周 部に前記第一流路及び前記第二流路が各々 続して設けられ、その側面に前記流体入口 び前記流体出口が配置され、複数の連通孔 前記第一渦巻き溝と前記第二渦巻き溝とを 々連通するように形成された本体部と、該 体部両端面にそれぞれ密着した状態で接合 れた第一側板及び第二側板と、を具備し、 記第一渦巻き溝及び前記第一側板内面によ 前記第一渦巻き流路が、前記第二渦巻き溝 び前記第二側板内面により前記第二渦巻き 路が形成され、前記連通孔が前記分岐流路 なることを第8の特徴とする。
渦巻き式流体混合器は、内面に第一渦巻 溝が形成され、該第一渦巻き溝の外周端部 たは中心端部に前記第一流路が接続して設 られ、側面または表面に前記流体入口が配 された第一側板と、内面に第二渦巻き溝が 成され、該第二渦巻き溝の外周端部または 心端部に前記第二流路が接続して設けられ 側面または表面に前記流体出口が配置され 第二側板と、両端面に前記第一側板及び前 第二側板がそれぞれ密着した状態で接合さ る本体部と、を具備し、前記第一渦巻き溝 び前記本体部一端面により前記第一渦巻き 路が、前記第二渦巻き溝及び前記本体部他 面により前記第二渦巻き流路が形成され、 記本体部に前記第一渦巻き流路及び前記第 渦巻き流路を各々連通させる複数の連通孔 形成され、該連通孔が前記分岐流路となる とを第9の特徴とする。
渦巻き式流体混合器は、前記連通孔の各々
流路断面積が同一に形成されていることを
10の特徴とする。
流れる物質の温度または濃度が経時的に変
するラインにおいて、前記渦巻き式流体混
器によって該物質の温度または濃度を均一
することを第11の特徴とする。
前記物質が、気体または液体であることを
12の特徴とする。
少なくとも2つの物質の混合比率が経時的に
変化するラインにおいて、前記渦巻き式流体
混合器によって該物質の混合比率を均一化す
ることを第13の特徴とする。
少なくとも2つの物質が各々流れるラインの
合流部の下流側に前記渦巻き式流体混合器が
配置されてなることを第14の特徴とする。
前記物質が、気体、液体、固体、粉体のい
れかであることを第15の特徴とする。
前記物質が、少なくとも水と、pH調整剤、
体肥料、漂白剤、殺菌剤、界面活性剤また
液体薬品のいずれかであることを第16の特徴
とする。
前記物質が、少なくとも第一の液体薬品と
第二の液体薬品または金属であることを第1
7の特徴とする。
前記物質が、少なくとも廃液と、pH調整剤
凝集剤または微生物であることを第18の特徴
とする。
前記物質が、少なくとも第一の石油類と、
二の石油類、添加剤または水であることを
19の特徴とする。
前記物質が、少なくとも接着剤と、硬化剤
あることを第20の特徴とする。
前記物質が、少なくとも第一の樹脂と、第
の樹脂、溶剤、硬化剤または着色剤のいず
かであることを第21の特徴とする。
前記物質が、少なくとも第一の食品原料と
第二の食品原料、食品添加剤、調味料、微
物または不燃性ガスのいずれかであること
第22の特徴とする。
前記物質が、少なくとも空気と、可燃性ガ
であることを第23の特徴とする。
前記物質が、少なくとも第一の不燃性ガス
、第二の不燃性ガスまたは蒸気であること
第24の特徴とする。
前記物質が、少なくとも水、液体薬品また
食品原料のいずれかと、空気、不燃性ガス
たは蒸気のいずれかであることを第25の特
とする。
前記物質が、第一の合成中間体と、第二の
成中間体、添加剤、液体薬品または金属の
ずれかであることを第26の特徴とする。
本発明の渦巻き式流体混合器の本体部31 第一側板35、第二側板38等の各部品の材質は 樹脂製であればポリ塩化ビニル、ポリプロ レン(以下、PPと記す)、ポリエチレンなどい ずれでも良い。特に流体に腐食性流体を用い る場合は、ポリテトラフルオロエチレン(以 、PTFEと記す)、ポリビニリデンフルオロライ ド、テトラフルオロエチレン・パーフルオロ アルキルビニルエーテル共重合樹脂などのフ ッ素樹脂であることが好ましく、フッ素樹脂 製であれば腐食性流体に用いることができ、 また腐食性ガスが透過しても配管部材の腐食 の心配がなくなるため好適である。また、本 体部31、第一側板35、第二側板38の材質が透明 または半透明な部材で用いても良く、流体の 混合の状態を目視で確認できるため好適であ る。また、渦巻き式流体混合器に流す物質に よっては各部品の材質は鉄、銅、銅合金、真 鍮、アルミニウム、ステンレス、チタンなど の金属や合金であっても良い。
本発明は以上のような構造をしており、以
の優れた効果が得られる。
(1)流路内で一時的に薬液の濃度が濃くなった
り薄くなったりした状態でも、流体の流れ方
向の濃度分布をムラなく均一化して混合でき
、濃度の安定した薬液の供給が可能であり、
各種分野における薬液濃度の変化による不良
の発生を防止できる。
(2)流路内で一時的に流体の温度が高くなった
り低くなったりした状態でも、流体の流れ方
向の温度分布をムラなく均一化して混合でき
、温度の安定した流体の供給が可能であり、
給湯器などにおいて温度をより安定させると
共に火傷などを防止できる。
(3)渦巻き式流体混合器を小型化することがで
き、その設置スペースも必要最小限にするこ
とができる。
(4)小口径サイズにおいて加工し易い形状であ
り、設置スペースに応じてある程度渦巻き式
流体混合器の形状を合わせて形成することが
可能である。
(5)配管施工が容易で短時間で行うことができ
る。
以下、添付図面と本発明の好適な実施形態
記載から、本発明を一層十分に理解できる
あろう。
図1は、本発明の第一の実施形態の渦巻き式
流体混合器を示す配管流路の模式図である。
図2は、図1の渦巻き式流体混合器を用いて
体の濃度を測定する装置を示す模式図であ
。
図3は、図2の渦巻き式流体混合器の上流側
濃度を測定したグラフである。
図4は、図2の渦巻き式流体混合器の下流側
濃度を測定したグラフである。
図5は、本発明の第二の実施形態の渦巻き式
流体混合器を示す配管流路の模式図である。
図6は、本発明の第三の実施形態の渦巻き式
流体混合器を示す配管流路の模式図である。
図7は、本発明の第四の実施形態の渦巻き式
流体混合器を示す分解斜視図である。
図8は、図7の渦巻き式流体混合器を示すA−A
縦断面図である。
図9は、本発明の第五の実施形態の渦巻き式
流体混合器を示す分解斜視図である。
図10は、図9の渦巻き式流体混合器を示すB−
B縦断面図である。
図11は、本発明の第六の実施形態の渦巻き
流体混合器を示す分解斜視図である。
図12は、図11の本体部の平面図である。
図13は、図11の渦巻き式流体混合器を示すC
C縦断面図である。
図14は、本発明の第七の実施形態の渦巻き
流体混合器を示す分解斜視図である。
図15は、図14の渦巻き式流体混合器を示すD
D縦断面図である。
図16は、本発明の渦巻き式流体混合器を用
た装置の実施形態を示す模式図である。
図17は、本発明の渦巻き式流体混合器を用
た装置の他の実施形態を示す模式図である
図18は、従来のスタティックミキサーを示
縦断面図である。
図19は、図12のスタティックミキサーの流体
の撹拌状態を示す模式図である。
図20は、従来の分岐希釈装置を示す縦断面
である。
以下、本発明の実施の形態について図面に
す実施例を参照して説明するが、本発明が
実施例に限定されないことは言うまでもな
。
以下、図1を参照して、本発明の第一の実施
形態である渦巻き式流体混合器について説明
する。
渦巻き式流体混合器は、流体の流入する 体入口1と流体入口1に接続する第一流路2と 流体の流出する流体出口3と流体出口3に接 する第二流路4が配置され、同じ方向の渦を 成した第一渦巻き流路5と第二渦巻き流路6 各々の渦の中心が第一、第二流路2、4と同じ 同一軸線上になるように一定間隔を開けて配 置されている。また、第一渦巻き流路5の渦 中心端部と第一流路2が接続され、第二渦巻 流路6の渦の中心端部と第二流路4が接続さ ている。第一渦巻き流路5上には第二渦巻き 路6上の任意の位置に各々接続する分岐流路 7a~7jが等間隔の距離毎に設けられている。ま 第一渦巻き流路5と第二渦巻き流路6の各々 外周端部にも分岐流路7jが接続して設けられ ている。すなわち、複数の分岐流路7a~7jは、 一渦巻き流路5上の異なる位置から各々分岐 し、第二渦巻き流路6上の異なる位置におい 第二渦巻き流路6と各々接続している。本実 形態は例えばチューブなどによって配管接 されたものである。
次に、本発明の第一の実施形態である渦 き式流体混合器の作用について説明する。
渦巻き式流体混合器の上流側で水と薬液 混合させ、一時的に薬液の濃度が濃くなっ 状態で流した時、流路内で部分的に濃度が くなって流れている薬液は、流体入口1から 第一流路2に流入して第一渦巻き流路5に流れ いく。濃度が濃くなった薬液の部分が第一 巻き流路5の分岐流路7aの接続した箇所を流 た時点で、その一部が分岐流路7aを流れて 二渦巻き流路6を通って第二流路4から流体出 口3へと流れる。残りの薬液は第一渦巻き流 5の下流側へ流れて行き、また、濃度が濃く った残りの薬液の部分が分岐流路7bの接続 た箇所を流れた時点で、その一部が分岐流 7bを流れて第二渦巻き流路6を通って第二流 4から流体出口3へと流れる。残りの薬液は第 一渦巻き流路5の下流側へ流れて行き、さら 、濃度が濃くなった残りの薬液の部分は、 岐流路7bを流れた薬液と同様に分岐流路7cの 続した箇所を流れた時点で、その一部が分 流路7cを流れて第二渦巻き流路6を通って第 流路4から流体出口3へと流れる。以下、7a、 7b、7cと同様に濃度が濃くなった残りの薬液 部分は7d~7jを流れて第二渦巻き流路6を通っ 第二流路4から流体出口3へと流れていく。
このとき、分岐流路7aを流れる濃度が濃 なった薬液の一部は、他の濃度が濃くなっ 薬液よりも早く流体出口3から流出し、時間 で分岐流路7b、分岐流路7c、分岐流路7d~分岐 流路7jの順で濃度が濃くなった薬液の一部ず が流体出口3から流出していく。つまり、流 路内で部分的に濃度が濃くなって流れている 薬液は渦巻き式流体混合器よって時間差で10 分割されて流れることとなり、濃度の濃く っていない薬液と各々混ざり合うことで流 の流れ方向の濃度分布をムラなく均一化し 混合することができる。このとき各々の分 流路の内径が略同一だと、濃度の濃くなっ 薬液の部分はほぼ10等分に分割されるので 流体の流れ方向の濃度分布をムラなくより 一化して混合することができる。
なお、図1の本実施形態では分岐流路7a~7j 第一、第二渦巻き流路5、6の中心から等間 の距離毎に設けられているが、各々の分岐 路7a~7jを流れる流体に付与する時間差を調節 するため、接続される位置を自由に設定した り、第一、第二渦巻き流路5、6が、第一流路2 及び第二流路4に各々接続された一端部から 端部に向かって流路断面積が漸次小さくな ように形成したりしても良い。分岐流路7a~7j の数も特に限定されない。分岐流路7a~7jの数 多く設ける方が流体の流れ方向の濃度分布 ムラなくより細かく均一化することができ 。
ここで、濃度の濃くなった薬液の部分を 巻き式流体混合器で分割して流体の流れ方 の濃度分布がムラなく均一化される作用に いて説明する。図2に示すように、2つの物 である純水と薬液が各々流れるラインの合 部の下流側に図1の渦巻き式流体混合器を配 させたラインにおいて、図1の渦巻き式流体 混合器の上流側と下流側に濃度計91、92を各 設置して、上流側から純水と薬液を混合し 流す装置を作成し、純水と薬液を一定の比 で流している途中で瞬間的に薬液の濃度を くした状態(純水に対して薬液の比率を大き する)にした後で、元の一定の比率で流して 濃度分布のムラを生じさせた時の上流側と下 流側の濃度を測定すると図3及び図4のように る。
図3は渦巻き式流体混合器の上流側に設置 した濃度計91のグラフを示すが、ここで横軸 経過時間、縦軸は濃度であり、ある一定時 に濃度が濃くなるような場合では、図のよ なピーク(h1)が現れることとなる。図4は渦 き式流体混合器の下流側に設置した濃度計92 のグラフを示すが、濃度のピークが10個に分 されて、ピーク(h2)の高さは約10分の1になっ ている。濃度のピーク間の間隔t1は、流体が 一渦巻き流路5内において分岐流路7aの位置 通過してから分岐流路7bに至るまでの時間 対応しており、同様にt2は分岐流路7bから分 流路7cまで、t3は分岐流路7cから分岐流路7d で、t4は分岐流路7dから分岐流路7eまで、t5は 分岐流路7eから分岐流路7fまで、t6は分岐流路 7fから分岐流路7gまで、t7は分岐流路7gから分 流路7hまで、t8は分岐流路7hから分岐流路7i で、t9は分岐流路7iから分岐流路7jに至るま の時間に対応している。このとき、第一渦 き流路5の各々の分岐流路7a~7jに至るまでの さを変えることでピーク(h2)の出る間隔t1~t9 変化させることができ、分岐流路7a~7jの数を さらに増やすとピーク(h2)の高さは上流側の ーク(h1)に対して分岐流路の数で分割した程 の高さまで抑えることができる。なお、仮 渦巻き式流体混合器を設置しない場合、図3 に示される濃度のピークは流体の流れによっ て若干低下することはあるがピーク(h1)はほ 変わらずに流れることになる。
なお、本実施形態では濃度分布のムラに いて説明しているが、熱湯と冷水を混合し 時の温度分布の流れ方向の均一化について 同様の効果を得ることができる。温度分布 均一化を目的として、給湯器などへの利用 可能となり、流路内で部分的に高温となっ 流体の温度の流れ方向の均一化を行うこと より温度を安定させ、熱湯が流れることに る火傷の防止を行うことができる。また、 液処理などにおいて、急激な濃度変化があ と処理に支障をきたす場合や、ある一定以 の濃度を超えると不具合が発生する場合に いて、この配管ラインに本発明の渦巻き式 体混合器を用いることで流れ方向の濃度の 一化を行うことができ、安定した排液処理 行うことができる。また、流れる流体は気 でも良く、例えば自動車の排気ガスの浄化 おいて、エンジンのスタート時や加速時に 激に排ガス濃度が濃くなる場合、浄化のた の触媒の負荷が大きくなって浄化能力の低 が考えられるが、排気ガスの配管ラインに 発明の渦巻き式流体混合器を用いることで れ方向の濃度の均一化を行うことができ、 に安定した排ガス浄化を行うことができる また、渦巻き式流体混合器の流路が分岐と 流を繰り返すことで流れ方向だけではなく 径方向に対しても混合が行われる。本発明 おいては作用の説明の便宜上、流体入口と 体出口と記載しているが、流体を逆方向に しても同様の効果を得ることができ、この 合には流体出口は流体が流入する入口にな 、流体入口は流体が流出する出口になる。
次に、図5を参照して、本発明の第二の実 施形態である渦巻き式流体混合器について説 明する。
渦巻き式流体混合器は、流体の流入する 体入口11と流体入口11に接続する第一流路12 、流体の流出する流体出口13と流体出口13に 接続する第二流路14が配置され、相互に同じ 向の渦を形成した第一渦巻き流路15と第二 巻き流路16が各々の渦の中心が同一軸線上に なるように一定間隔を開けて配置されている 。また、第一渦巻き流路15の渦の外周端部と 一流路12が接続され、第二渦巻き流路16の渦 の外周端部と第二流路14が接続されている。 一渦巻き流路15上には第二渦巻き流路16上の 任意の位置に各々接続する複数の分岐流路17 等間隔の距離毎に設けられている。また第 渦巻き流路15と第二渦巻き流路16の各々の中 心端部にも分岐流路17が接続して設けられて る。すなわち、複数の分岐流路17は、第一 巻き流路15上の異なる位置から各々分岐し、 第二渦巻き流路16上の異なる位置において第 渦巻き流路16と各々接続している。本実施 態は例えばチューブなどによって配管接続 れたものである。
次に、本発明の第二の実施形態である渦 き式流体混合器の作用について説明する。
渦巻き式流体混合器の上流側から水と薬 を混合させて流しており、一時的に薬液の 度が濃くなった状態で流した時、流路内で 分的に濃度が濃くなって流れている薬液は 流体入口11から流入して第一流路12を通って 第一渦巻き流路15に流れて行く。第一渦巻き 路15を流れる部分的に濃度が濃くなった薬 は各々の分岐流路17によって分割して流れ、 部分的に濃度が濃くなった薬液は時間差で第 二渦巻き流路16を流れて濃度の濃くなってい い薬液と各々混ざり合うことで流体の流れ 向に均一化して混合され、第二流路14を通 て流体出口13から流出することができる。第 二の実施形態の流体の流れ方向の濃度分布が ムラなく均一化される作用は第一の実施形態 と同様なので説明を省略する。第二の実施形 態は、第一の実施形態では第一渦巻き流路5 流入した流体は、第一渦巻き流路5の中心端 から外周側へと流れながら分岐するのに対 、第二の実施形態では第一渦巻き流路5に流 入した流体は、第一渦巻き流路15の外周端部 ら中心側へと流れながら分岐するという違 があるだけで、作用や効果は第一の実施形 と同様なので詳細な説明は省略する。
次に、図6を参照して、本発明の第三の実 施形態である渦巻き式流体混合器について説 明する。
渦巻き式流体混合器は、相互に逆方向の を形成した第一渦巻き流路25と第二渦巻き 路26が各々の渦の中心が第一、第二流路22、2 4と同じ同一軸線上になるように一定間隔を けて配置され、流体の流入する流体入口21と 流体入口21に接続する第一流路22が第一渦巻 流路25の渦の外周端部と接続され、流体の流 出する流体出口23と流体出口23に接続する第 流路24が第二渦巻き流路26の渦の外周端部と 続されている。また、第一渦巻き流路25上 は第二渦巻き流路26上の任意の位置に各々接 続する複数の分岐流路27が等間隔の距離毎に けられている。また第一渦巻き流路25と第 渦巻き流路26の各々の中心端部にも分岐流路 27が接続して設けられている。すなわち、複 の分岐流路27は、第一渦巻き流路25上の異な る位置から各々分岐し、第二渦巻き流路26上 異なる位置において第二渦巻き流路26と各 接続している。本実施形態は例えばチュー などによって配管接続されたものである。
次に、本発明の第三の実施形態である渦 き式流体混合器の作用について説明する。
渦巻き式流体混合器の上流側から水と薬 を混合させて流しており、一時的に薬液の 度が濃くなった状態で流した時、流路内で 分的に濃度が濃くなって流れている薬液は 流体入口21から流入して第一流路22を通って 第一渦巻き流路25に流れて行く。第一渦巻き 路25を流れる部分的に濃度が濃くなった薬 は各々の分岐流路27によって分割して流れ、 第二渦巻き流路26に流入する。このとき、第 、第二渦巻き流路25、26の渦は互いに逆方向 のため、渦が同じ方向の場合と異なり第一渦 巻き流路25から分岐流路27を通って第二渦巻 流路26に流入する位置が異なっているが、第 二渦巻き流路26を流れている時点で部分的に 度が濃くなった薬液は時間差で流れるため 濃度の濃くなっていない薬液と各々混ざり うことで流体の流れ方向に均一化して混合 れ、第二流路24を通って流体出口23から流出 することができる。第三の実施形態である渦 巻き式流体混合器の詳細な作用と効果につい は第一の実施形態と同様なので説明を省略す る。
次に、図7、図8を参照して、本発明の第 の実施形態である渦巻き式流体混合器につ て説明する。
PTFE製の本体部31は板状に形成されている 本体部31の一端面には第一渦巻き溝32が設け られ本体部31の他端面には第二渦巻き溝33が けられている。第一渦巻き溝32と第二渦巻き 溝33は板の両面に並列して設けられ、各々の の中心が同一軸線上になるように位置し、 線に対して相互に同じ方向の渦を形成して る。また、第一渦巻き溝32底面には第二渦 き溝33底面に連通する複数の分岐流路となる 連通孔34が渦の中心部分から等角度で4方向へ 放射状となる位置に設けられている。
PP製の第一側板35は本体部31と同形状の板 に形成され、第一側板35の表面には流体入 36が設けられ、流体入口36から第一側板35の 面(本体部31との当接面)に連通する第一流路3 7が設けられている。PP製の第二側板38は本体 31と同形状の板状に形成され、第二側板38の 表面には流体出口39が設けられ、流体出口39 ら第二側板38の内面(本体部31との当接面)に 通する第二流路40が設けられている。第一側 板35及び第二側板38は本体部31両面に密着した 状態で接合され、ボルト・ナットにて固定さ れている。このとき第一流路37は本体部31の 一渦巻き溝32の中心端部に接続され、第二流 路40は本体部31の第二渦巻き溝33の中心端部に 接続される。本体部31を第一側板35及び第二 板38で挟持したことにより、本体部31の第一 巻き溝32と第一側板35の本体部31との当接面 で第一渦巻き流路41が、本体部31の第二渦巻 き溝33と第二側板38の本体部31との当接面とで 第二渦巻き流路42が形成される。
なお、第一側板35及び第二側板38は本体部 31と密着した状態で接合されているのであれ どのような方法で嵌合させても良く、シー 方法としてはOリングを用いたり、第一側板 35及び第二側板38を本体部31が嵌合されるよう な筐体に形成して本体部31を嵌合させたりし も良い。また、固定方法はボルト・ナット 外でも焼きばめや溶接や接着でも良い。
次に、本発明の第四の実施形態である渦 き式流体混合器の作用について説明する。
渦巻き式流体混合器の上流側から水と薬 を混合させて流しており、一時的に薬液の 度が濃くなった状態で流した時、流路内で 分的に濃度が濃くなって流れている薬液は 流体入口36から流入して第一流路37を通って 第一渦巻き流路41に流れて行く。第一渦巻き 路41を流れる部分的に濃度が濃くなった薬 は各々の分岐流路となる連通孔34によって分 割して流れ、部分的に濃度が濃くなった薬液 は時間差で第二渦巻き流路42を流れて濃度の くなっていない薬液と各々混ざり合うこと 流体の流れ方向に均一化して混合され、第 流路40を通って流体出口39から流出すること ができる。第四の実施形態の流路の構成は第 一の実施形態と同じであり、流体の流れ方向 の濃度分布がムラなく均一化される作用は第 一の実施形態と同様なので説明を省略する。
次に、図9、図10を参照して、本発明の第 の実施形態である渦巻き式流体混合器につ て説明する。
PTFE製の本体部46は板状に形成されている 本体部46の一端面には第一渦巻き溝47が設け られ本体部46の他端面には第二渦巻き溝48が けられている。第一渦巻き溝47と第二渦巻き 溝48は板の両面に並列して設けられ、各々の の中心が同一軸線上になるように位置し、 線に対して相互に同じ方向の渦を形成して る。また、第一渦巻き溝47底面には第二渦 き溝48底面に連通する複数の分岐流路となる 連通孔49が渦の中心部分から等角度で4方向へ 放射状となる位置に設けられている。本体部 46の側面には流体入口50及び流体出口51が設け られ、流体入口50から第一渦巻き溝47の外周 部に連通する第一流路52が設けられ、流体出 口51から第二渦巻き溝48の外周端部に連通す 第二流路53が設けられている。
PP製の第一側板54及び第二側板55は本体部4 6と同形状の板状に形成されている。第一側 54及び第二側板55は本体部46両面に密着した 態で接合され、ボルト・ナットにて固定さ ている。本体部46を第一側板54及び第二側板5 5で挟持したことにより、本体部46の第一渦巻 き溝47と第一側板54の内面とで第一渦巻き流 56が、本体部46の第二渦巻き溝48と第二側板55 の内面とで第二渦巻き流路57が形成される。
次に、本発明の第五の実施形態である渦 き式流体混合器の作用について説明する。
渦巻き式流体混合器の上流側から水と薬 を混合させて流しており、一時的に薬液の 度が濃くなった状態で流した時、流路内で 分的に濃度が濃くなって流れている薬液は 流体入口50から流入して第一流路52を通って 第一渦巻き流路56に流れて行く。第一渦巻き 路56を流れる部分的に濃度が濃くなった薬 は各々の分岐流路となる連通孔49によって分 割して流れ、部分的に濃度が濃くなった薬液 は時間差で第二渦巻き流路57を流れて濃度の くなっていない薬液と各々混ざり合うこと 流体の流れ方向に均一化して混合され、第 流路53を通って流体出口51から流出すること ができる。第五の実施形態の流路の構成は第 二の実施形態と同じであり、流体の流れ方向 の濃度分布がムラなく均一化される作用は第 二の実施形態と同様なので説明を省略する。
なお、本実施形態では流体入口50及び流 出口51は本体部46の側面に設けられているが 第四の実施形態と同様に第一側板54及び第 側板55の表面に流体入口50及び流体出口51を けて第一、第二流路52、53に連通させても良 (図示せず)。
次に、図11乃至図13を参照して、本発明の 第六の実施形態である渦巻き式流体混合器に ついて説明する。
PTFE製の本体部61は板状に形成されている 本体部61の一端面には第一渦巻き溝62が設け られ本体部61の他端面には第二渦巻き溝63が けられている。第一渦巻き溝62と第二渦巻き 溝63は板の両面に並列して設けられ、各々の の中心が同一軸線上になるように位置し、 線に対して相互に逆方向の渦を形成してい 。また、第一渦巻き溝62底面には第二渦巻 溝63底面に連通する複数の分岐流路となる連 通孔64が渦の中心部分から等角度で4方向へ放 射状となる位置に設けられている。このとき 、第一渦巻き溝62と第二渦巻き溝63は相互に 方向の渦を形成しており、図12に示すように 流路が完全に重なり合うことがないため、互 いの渦が重なり合う位置に連通孔64が形成さ ている。本体部61の一側面には流体入口65、 他側面には流体出口66が設けられ、流体入口6 5から第一渦巻き溝62の外周端部に連通する第 一流路67が設けられ、流体出口66から第一渦 き溝62の外周端部に連通する第二流路68が設 られている。
PP製の第一側板69及び第二側板70は本体部6 1と同形状の板状に形成されている。第一側 69及び第二側板70は本体部61両面に密着した 態で接合され、ボルト・ナットにて固定さ ている。本体部61を第一側板69及び第二側板7 0で挟持したことにより、本体部61の第一渦巻 き溝62と第一側板69の内面とで第一渦巻き流 71が、本体部61の第二渦巻き溝63と第二側板70 の内面とで第二渦巻き流路72が形成される。
次に、本発明の第六の実施形態である渦 き式流体混合器の作用について説明する。
渦巻き式流体混合器の上流側から水と薬液
混合させて流しており、一時的に薬液の濃
が濃くなった状態で流した時、流路内で部
的に濃度が濃くなって流れている薬液は、
体入口65から流入して第一流路67を通って第
一渦巻き流路71に流れて行く。第一渦巻き流
71を流れる部分的に濃度が濃くなった薬液
各々の分岐流路となる連通孔64によって分割
して流れ、部分的に濃度が濃くなった薬液は
時間差で第二渦巻き流路72を流れて濃度の濃
なっていない薬液と各々混ざり合うことで
体の流れ方向に均一化して混合され、第二
路68を通って流体出口66から流出することが
できる。第六の実施形態の流路の構成は第三
の実施形態と同じであり、流体の流れ方向の
濃度分布がムラなく均一化される作用は第三
の実施形態と同様なので説明を省略する。
本実施形態で構成される流路の形状は、流
の流れ方向を急激に変化させない構造であ
ため、流路内を流れる流体の圧力損失を低
できる構成であり、第一、第二渦巻き流路7
1、72が配管ラインと平行に配置されているの
で配管ラインへの設置が容易である。
次に、図14、図15を参照して、本発明の第 七の実施形態である渦巻き式流体混合器につ いて説明する。
PTFE製の第一側板81は板状に形成されてい 。第一側板81の内面には第一渦巻き溝82が設 けられている。また第一側板81の一側面には 体入口83が設けられ、流体入口83から第一渦 巻き溝82の外周端部に連通する第一流路が形 されている。
PTFE製の第二側板84は板状に形成されてい 。第二側板84の内面には第二渦巻き溝85が設 けられている。また第二側板84の一側面には 体出口86が設けられ、流体出口86から第二渦 巻き溝85の外周端部に連通する第二流路が形 されている。
PP製の本体部87は第一、第二側板81、84と 形状の板状に形成されている。本体部87はそ の両面に第一側板81及び第二側板84を密着さ た状態で接合し、ボルト・ナット(図示せず) にて固定されている。本体部87を第一側板81 び第二側板84で挟持したことにより、第一側 板81の第一渦巻き溝82と本体部87の当接面とで 第一渦巻き流路89が、第二側板84の第二渦巻 溝85と本体部87の当接面とで第二渦巻き流路9 0が形成される。このとき、本体部87には第一 渦巻き流路89と第二渦巻き流路90の位置に設 られた複数の分岐流路となる連通孔88が渦の 中心部分から等角度で4方向へ放射状となる 置に設けられている。ここで、第一渦巻き 82と第二渦巻き溝85は本体部87を介して並列 て設けられ、各々の渦の中心が同一軸線上 なるように位置し、軸線に対して相互に逆 向の渦を形成している。
次に、本発明の第七の実施形態である渦 き式流体混合器の作用について説明する。
渦巻き式流体混合器の上流側から水と薬 を混合させて流しており、一時的に薬液の 度が濃くなった状態で流した時、流路内で 分的に濃度が濃くなって流れている薬液は 流体入口83から流入して第一流路を通って 一渦巻き流路89に流れて行く。第一渦巻き流 路89を流れる部分的に濃度が濃くなった薬液 各々の分岐流路となる連通孔88によって分 して流れ、部分的に濃度が濃くなった薬液 時間差で第二渦巻き流路90を流れて濃度の濃 くなっていない薬液と各々混ざり合うことで 流体の流れ方向に均一化して混合され、第二 流路を通って流体出口86から流出することが きる。第七の実施形態の流体の流れ方向の 度分布がムラなく均一化される作用は第三 実施形態と同様なので説明を省略する。
本実施形態の場合、第一渦巻き溝82は第 側板81に、第二渦巻き溝85は第二側板84に形 され、これらに連通する連通孔88は本体部87 設けられた構成であるため、連通孔88の個 や配置を変えた本体部87を交換することで、 用途によって流体の流れ方向の均一化を変化 させて調整を行うことができる。なお、本実 施形態では第一、第二渦巻き流路89、90は軸 に対して相互に逆方向の渦を形成している 、同じ方向の渦を形成しても良い。
本発明において、第一、第二渦巻き流路 円形状の渦を形成しているが、楕円形状や 角形状の渦巻き流路を形成しても良く、本 の形状に合わせて渦巻き流路を形成しても い。これは設置スペースに合わせて第一、 二渦巻き流路を形成することで、設置箇所 状況に柔軟に対応が可能である。また、本 明の構成は、切削加工において渦巻き溝は さいサイズでも切削加工し易い形状である め、小口径のサイズでの製造が容易である
次に、本発明の渦巻き式流体混合器を用 た装置について説明する。
本発明の渦巻き式流体混合器を用いた装 として、まず流れる物質の温度または濃度 経時的に変化するライン内に渦巻き式流体 合器が設置された装置がある。これは例え ライン内にヒーターが設置されており、該 ーターで加熱される時間軸に対する流体の 度にバラツキが生じることで流れる流体の 度が経時的に変化している場合(図示せず) 、槽内に浸した固形物を流体内へ溶け出さ て流体を流すラインで溶け出した濃度が経 的に変化している場合(図示せず)などにおい て、渦巻き式流体混合器内を流れることで流 体の温度または濃度を均一化することができ る。このときに流体として流す物質は気体ま たは流体であれば特に限定されない。
また、図14に示すように2つの物質が各々 れるライン121、122の合流部123の下流側に本 明の渦巻き式流体混合器を配置させた装置 ある。この装置は例えば2つの物質を供給す るポンプ124、125が脈動するなどで合流したと きの混合比率が経時的に変化する場合や、高 温の流体と低温の流体がそれぞれ合流するラ インにおいて高温の流体が不均一に流れて時 間軸に対する流体の温度にバラツキが生じる ことで流れる流体の温度が経時的に変化して いる場合や、既定濃度の流体を無垢の流体と 混合させるラインにおいて、混合流体の濃度 が経時的に変化している場合などに渦巻き式 流体混合器126によって物質の混合比率を均一 化することで時間軸に対して温度や濃度を一 定にすることができる。このときの流体とし て流す物体は気体、液体、固体、粉体のいず れかであれば良く、固体、粉体はライン内を 流れることができる必要があり、あらかじめ 気体または液体と混合されているものでも良 い。なお、3つ以上の物質が流れるラインを 流させた装置にして3つ以上の物質が渦巻き 流体混合器によって混合されるようにして 良い。
また、図15に示すように2つの物質が各々 れるライン127、128の合流部129の下流側に本 明の渦巻き式流体混合器130を配置させ、渦 き式流体混合器130の下流側に他の物質が流 るライン131が合流する合流部132の下流側に の渦巻き式流体混合器133を配置させた装置 も良い。これは3つ以上の物質を同時に混合 すると混合ムラが生じる場合などにおいて、 最初に混合した2つの物質を均一化した後に の物質を混合して均一化させることで効率 く混合ムラのない均一な混合を行うことが きるものである。例えば水と油と界面活性 とを混合する場合において一度に全部を混 るとうまく混ざらずに混合ムラが生じるの 、あらかじめ水と界面活性剤を混合した後 油と混合することによりムラなく均一に混 したり、水と硫酸を混合して希釈した後、 の混合物とアンモニアガスを混合させてア モニアガスを吸収させたり、水と硫酸を混 して希釈した後、その混合物と珪酸ソーダ 混合してpH調整させるなど好適に混合を行う ことができる。なお、最初に3つ以上の物質 流して合流させても良く、途中で2つ以上の 質を合流させても良い。また、同様に渦巻 式流体混合器を3つ以上連結させて段階的に 他の物質を混合させるようにしても良い。
次に本装置によって混合させる物質の組 合わせの実施形態について説明する。
図14の装置において、一方の物質が流れ ライン121には水、他方の物質の流れるライ 122にはpH調整剤、液体肥料、漂白剤、殺菌剤 、界面活性剤または液体薬品のいずれかを流 すことで渦巻き式流体混合器126を用いた装置 によって混合されて均一化される。
このときの水は、純水、蒸留水、水道水 工業用水など混合させる物質の条件に合う であれば特に限定されない。また水の温度 特に限定されず、温水や冷水であっても良 。
pH調整剤は混合する液体のpH調整に用いら れる酸、アルカリであれば良く、塩酸、硫酸 、硝酸、フッ酸、カルボン酸、クエン酸、グ ルコン酸、コハク酸、炭酸カリウム、炭酸水 素ナトリウム、水酸化ナトリウム水溶液など が挙げられる。
液体肥料は農業用の液状の肥料であれば く、糞尿や化学肥料などが挙げられる。
漂白剤は化学物質の酸化、還元反応を利 して色素を分解するものであれば良く、次 塩素酸ナトリウム、過炭酸ナトリウム、過 化水素、オゾン水、二酸化チオ尿素、亜二 オン酸ナトリウムなどが挙げられる。
殺菌剤は病原性あるいは有害性を有する 生物を殺すための薬剤であり、ヨードチン 、ポビドンヨード、次亜塩素酸ナトリウム クロル石灰、マーキュロクロム液、グルコ 酸クロルヘキシジン、アクリノール、エタ ール、イソプロパノール、過酸化水素水、 化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニ ム、クレゾール石鹸液、亜塩素酸ナトリウ 、過酸化水素、次亜塩素酸ナトリウム、次 塩素酸水、オゾン水などが挙げられる。
界面活性剤は分子内に水になじみやすい 分(親水基)と、油になじみやすい部分(親油 ・疎水基)を持つ物質であり、脂肪酸ナトリ ウム、脂肪酸カリウム、モノアルキル硫酸塩 、アルキルポリオキシエチレン硫酸塩、アル キルベンゼンスルホン酸塩、モノアルキルリ ン酸塩、アルキルトリメチルアンモニウム塩 、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アル キルベンジルジメチルアンモニウム塩、アル キルジメチルアミンオキシド、アルキルカル ボキシベタイン、ポリオキシエチレンアルキ ルエーテル、脂肪酸ソルビタンエステルアル キルポリグルコシド脂肪酸ジエタノールアミ ド、アルキルモノグリセリルエーテル、アル ファスルホ脂肪酸エステルナトリウム、直鎖 アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ア ルキル硫酸エステルナトリウム、アルキルエ ーテル硫酸エステルナトリウム、アルファオ レフィンスルホン酸ナトリウム、アルキルス ルホン酸ナトリウム、しょ糖脂肪酸エステル ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ レンソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸アル カノールアミド、ポリオキシエチレンアルキ ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフ ェニルエーテル、アルキルアミノ脂肪酸ナト リウム、アルキルベタイン、アルキルアミン オキシド、アルキルトリメチルアンモニウム 塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩など が挙げられる。
また、液体薬品の範疇に入るのであれば 記のカテゴリに入らない液体薬品を用いて 良く、塩酸、硫酸、酢酸、硝酸、蟻酸、フ 酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、 酸化カルシウム、水酸化バリウム、水酸化 ンモニウム珪酸ソーダ、油などが挙げられ 。なお、ここに挙げた液体薬品は上記のカ ゴリに該当するものとして使用されること ある。また、一方の物質が流れるライン121 は水、他方の物質の流れるライン122にもお を流しても良く、水とお湯を混ぜて均一で 定の温度となるように混合される。
また、一方の物質が流れるライン121には 一の液体薬品、他方の物質の流れるライン6 1には第二の液体薬品または金属を流すこと 渦巻き式流体混合器126を用いた装置によっ 混合されても良い。ここで混合される第一 第二液体薬品は混ぜることが可能である液 薬品であれば良く、上記の液体薬品やそれ 外の液体薬品でも良い。例えばフォトレジ トとシンナーなどが挙げられる。また、液 薬品は化粧品であっても良い。化粧品は、 顔料、クレンジング、化粧水、美容液、乳 、クリーム、ジェルといった肌質自体を整 ることを目的とする基礎化粧品や、口臭、 臭、あせも、ただれ、脱毛などの防止、育 又は除毛、ねずみや害虫駆除などの医薬部 品に当たる薬用化粧品などが挙げられる。
金属は主に有機金属化合物であり、微小 粒状、粉体または有機溶剤等に溶解させた 体で使用される。有機金属化合物は、クロ (エトキシカルボニルメチル)亜鉛のような 機亜鉛化合物、ジメチル銅リチウムのよう 有機銅化合物、グリニャール試薬、ヨウ化 チルマグネシウム、ジエチルマグネシウム ような有機マグネシウム化合物、n−ブチル チウムのような有機リチウム化合物、金属 ルボニル、カルベン錯体、フェロセンをは めとするメタロセンなどの有機金属化合物 パラフィンオイルに溶解させた単元素や多 素混合標準液などが挙げられる。また、ケ 素、ヒ素、ホウ素などの半金属の化合物や ルミニウムのような卑金属も含まれる。有 金属化合物は石油化学製品の製造や有機重 体の製造において触媒として好適に使用さ る。
また、一方の物質が流れるライン121には 液、他方の物質の流れるライン122にはpH調 剤または凝集剤を流すことで渦巻き式流体 合器126を用いた装置によって混合されても い。pH調整剤は上記のpH調整剤が用いられ、 集剤は廃液の凝集を行うことができるもの ら特に限定されず、硫酸アルミニウム、ポ 硫酸第二鉄、ポリ塩化アルミニウム、ポリ リカ鉄、硫酸カルシウム、塩化第二鉄、消 灰などが挙げられる。微生物は廃液の発酵 分解を促すものであれば良く、カビ、酵母 ど菌類や、バクテリアなどの細菌類などが げられる。
また、一方の物質が流れるライン121には 一の石油類、他方の物質の流れるライン122 は第二の石油類、添加剤、または水を流す とで渦巻き式流体混合器126を用いた装置に って混合されても良い。ここで第一、第二 石油類とは、炭化水素を主成分として他に 量の硫黄、酸素、窒素などさまざまな物質 含む液状の油のことであり、ナフサ(ガソリ ン)、灯油、軽油、重油、潤滑油、アスファ トなどが挙げられる。ここで言う添加剤は 油類の品質向上や保持のために添加される のを指し、潤滑油添加剤として洗浄分散剤 酸化防止剤、粘度指数向上剤・流動点降下 、油性向上剤・極圧添加剤、摩耗防止剤、 錆・防食剤など、グリース添加剤として構 安定剤、充填剤など、燃料油添加剤などが げられる。ここで言う水は、純水、蒸留水 水道水、工業用水など混合させる物質の条 に合う水であれば特に限定されない。また の温度も特に限定されず、温水や冷水であ ても良い。
また、一方の物質が流れるライン121には 一の樹脂、他方の物質の流れるライン122に 第二の樹脂、溶剤、硬化剤、着色剤を流す とで渦巻き式流体混合器126を用いた装置に って混合されても良い。ここで言う樹脂と 、溶融樹脂、液体樹脂などの接着剤の主成 、塗料の塗膜形成成分のことである。溶融 脂は射出成形や押し出し成形可能な樹脂な 特に限定されず、ポリエチレン、ポリプロ レン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、テ ラフルオロエチレン・パーフルオロアルキ ビニルエーテル共重合体、ABS樹脂、アクリ 樹脂、ポリアミド、ナイロン、ポリアセタ ル、ポリカーボネート、変性ポリフェニレ エーテル、ポリブチレンテレフタレート、 リエチレンテレフタレート、ポリフェニレ サルファイド、ポリエーテルエーテルケト などが挙げられる。
液体樹脂などの接着剤の主成分はアクリ 樹脂系接着剤、α−オレフィン系接着剤、 レタン樹脂系接着剤、エーテル系セルロー 、エチレン−酢酸ビニル樹脂接着剤、エポ シ樹脂系接着剤、塩化ビニル樹脂溶剤系接 剤、クロロプレンゴム系接着剤、酢酸ビニ 樹脂系接着剤、シアノアクリレート系接着 、シリコーン系接着剤、水性高分子−イソ アネート系接着剤、スチレン−ブタジエン ム溶液系接着剤、スチレン−ブタジエンゴ 系ラテックス接着剤、ニトリルゴム系接着 、ニトロセルロース接着剤、反応性ホット ルト接着剤、フェノール樹脂系接着剤、変 シリコーン系接着剤、ポリアミド樹脂ホッ メルト接着剤、ポリイミド系接着剤、ポリ レタン樹脂ホットメルト接着剤、ポリオレ ィン樹脂ホットメルト接着剤、ポリ酢酸ビ ル樹脂溶液系接着剤、ポリスチレン樹脂溶 系接着剤、ポリビニルアルコール系接着剤 ポリビニルピロリドン樹脂系接着剤、ポリ ニルブチラール樹脂系接着剤、ポリベンズ ミダソール接着剤、ポリメタクリレート樹 溶液系接着剤、メラミン樹脂系接着剤、ユ ア樹脂系接着剤、レゾルシノール系接着剤 どが挙げられる。塗料の塗膜形成成分とし は、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、メラミ 樹脂などが挙げられる。
溶剤としてはヘキサン、ベンゼン、トル ン、ジエチルエーテル、クロロホルム、酢 エチル、テトラヒドロフラン、塩化メチレ 、アセトン、アセトニトリル、ジメチルス ホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチ アセトアミド、N−メチルピロリドン、エタ ノール、メタノールなどが挙げられる。硬化 剤としてはポリアミン、酸無水物、アミン類 、過酸化物、サッカリンなどが挙げられる。 着色剤としては、亜鉛華、鉛白、リトポン、 二酸化チタン、沈降性硫酸バリウム、バライ ト粉、鉛丹、酸化鉄赤、黄鉛、亜鉛黄、ウル トラマリン青、フェロシアン化鉄カリ、カー ボンブラックなどの顔料が挙げられる。
ここで上記樹脂が溶融樹脂の場合、成形 や押出機から渦巻き式流体混合器126に溶融 脂を流す装置を形成しても良く(図示せず) 例えば成形機の場合は成形機のノズルと金 の間に渦巻き式流体混合器126を配置させて 出成形を行ったり、押出機の場合は押出機 ダイの間に渦巻き式流体混合器126を配置さ て押出成形を行う。この場合、樹脂内の温 を均一化させ樹脂の粘土を安定させて厚み ラや内部応力の発生を抑えることができ、 ムラをなくすことができる。
また、一方の物質が流れるライン121には 一の食品原料、他方の物質の流れるライン1 22には第二の食品原料、食品添加剤、調味料 不燃性ガスを流すことで渦巻き式流体混合 126を用いた装置によって混合されても良い
第一、第二の食品原料とは配管内を流動 能な飲料または食品であれば良く、日本酒 焼酎、ビール、ウイスキー、ワイン、ウォ カなどのアルコール飲料、牛乳、ヨーグル 、バター、クリーム、チーズ、練乳、乳脂 どの乳製品、ジュース、お茶、コーヒー、 乳、水などの飲料、出汁、味噌汁、コンソ スープ、コーンスープ、豚骨スープなどの 料食品、その他にもゼリー、こんにゃく、 リン、チョコレート、アイスクリーム、キ ンディ、豆腐、練り製品、解き卵、ゼラチ などの各種食品原料などが挙げられる。ま 流動可能なら個体や粉体でも良く、小麦粉 片栗粉、強力粉、薄力粉、そば粉、粉ミル 、コーヒー、ココアなどの粉原料や、果肉 ワカメ、ゴマ、青海苔、削り節、パン粉、 かく刻む又はすりおろした食品などの小さ 固形食品などが挙げられる。
食品添加剤は、黒糖、三温糖、果糖、麦 糖、蜂蜜、糖蜜、メープルシロップ、水飴 エリスリトール、トレハロース、マルチト ル、パラチノース、キシリトール、ソルビ ール、ソーマチン、サッカリンナトリウム サイクラミン酸、ズルチン、アスパルテー 、アセスルファムカリウム、スクラロース ネオテームなどの甘味料、カラメル色素、 チナシ色素、アントシアニン色素、アナト 色素、パプリカ色素、紅花色素、紅麹色素 フラボノイド色素、コチニール色素、アマ ンス、エリスロシン、アルラレッドAC、ニ ーコクシン、フロキシン、ローズベンガル アシッドレッド、タートラジン、サンセッ イエローFCF、ファストグリーンFCF、ブリリ ントブルーFCF、インジゴカルミンなどの着 料、安息香酸ナトリウム、ε−ポリリジン、 しらこたん白抽出物(プロタミン)、ソルビン カリウム、ナトリウム、デヒドロ酢酸ナト ウム、ツヤプリシン(ヒノキチオール)など 保存料、アスコルビン酸、トコフェロール ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒド キシアニソール、エリソルビン酸ナトリウ 、亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄、クロロ ン酸、カテキンなどの酸化防止剤、香料な が挙げられる。
調味料は、醤油、ソース、酢、油、ラー 、味噌、ケチャップ、マヨネーズ、ドレッ ング、みりんなどの液体のものや、砂糖、 、胡椒、山椒、粉唐辛子などの粉体のもの どが挙げられる。微生物は食品の発酵や分 を促すものであり、キノコ、カビ、酵母な 菌類や、バクテリアなどの細菌類である。 類としては各種キノコや麹カビ菌などが挙 られ、細菌類として例えばビフィズス菌、 酸菌、納豆菌などが挙げられる。不燃性ガ としては炭酸ガスなどが挙げられ、例えば 汁と炭酸ガスとを混合させてビールを生成 るなどに用いられる。
また、一方の物質が流れるライン121には 気、他方の物質の流れるライン122には可燃 ガスを流すことで渦巻き式流体混合器126を いた装置によって混合されても良い。可燃 ガスとしては、メタン、エタン、プロパン ブタン、ペンタン、アセチレン、水素、一 化炭素、アンモニア、ジメチルエーテルな が挙げられる。
また、一方の物質が流れるライン121には 一の不燃性ガス、他方の物質の流れるライ 122には第二の不燃性ガスまたは蒸気を流す とで渦巻き式流体混合器126を用いた装置に って混合されても良い。不燃性ガスとして 、窒素、酸素、二酸化炭素、アルゴンガス ヘリウムガス、硫化水素ガス、亜硫酸ガス 硫黄酸化物ガスなどが挙げられる。また、 記の他の組み合わせとして、一方の物質が れるライン121には水、液体薬品、食品原料 他方の物質の流れるライン122には空気、不 性ガス、蒸気を流すことで渦巻き式流体混 器126を用いた装置によって混合されても良 。
また、一方の物質が流れるライン121には 一の合成中間体、他方の物質が流れるライ 122には第二の合成中間体、添加剤、液体薬 または金属を流すことで渦巻き式流体混合 126を用いた装置によって混合されても良い 第一、第二の合成中間体とは、目標化合物 での多段階の合成経路の中で現れる合成が 中の段階の化合物のことを言い、複数の薬 を混合させた合成途中のものや、樹脂の精 途中のものや医薬中間体などが挙げられる
なお、上記の図14の渦巻き式流体混合器 用いた装置で混合させる物質の組み合わせ 、さらに図15の装置などを用いて各々組み合 わせても良い。また、図14、図15の渦巻き式 体混合器を用いた装置において、合流する の物質の流れる各々のラインにヒーターま は気化器を設けても良く(図示せず)、渦巻き 式流体混合器の下流側に熱交換器を設けても 良い(図示せず)。また、合流する前の一方の 質の流れるラインに計測器を配置し、計測 で計測されたパラメーターに応じて他方の 質の流れるラインのポンプの出力を調整す 制御部を有しても良く(図示せず)、他方の 質の流れるラインに制御弁を設置して計測 のパラメーターに応じて制御弁の開度を調 する制御弁を有しても良い(図示せず)。この とき、計測器は必要な流体のパラメーターを 計測できれば流量計、流速計、濃度計、pH測 器でも良い。また、ラインの合流部の下流 の流路にスタティックミキサーを設置して 良く、渦巻き式流体混合器で流路の軸方向 均一化を行い、スタティックミキサーで流 の径方向均一化を行うのでより均一な流体 混合を行うことができる。
なお、本発明について特定の実施形態に づいて詳述しているが、当業者であれば、 発明の請求の範囲および思想から逸脱する となく、様々の変更、修正等が可能である
1 流体入口
2 第一流路
3 流体出口
4 第二流路
5 第一渦巻き流路
6 第二渦巻き流路
7a~7j 分岐流路
11 流体入口
12 第一流路
13 流体出口
14 第二流路
15 第一渦巻き流路
16 第二渦巻き流路
17 分岐流路
21 流体入口
22 第一流路
23 流体出口
24 第二流路
25 第一渦巻き流路
26 第二渦巻き流路
27 分岐流路
31 本体部
32 第一渦巻き溝
33 第二渦巻き溝
34 連通孔
35 第一側板
36 流体入口
37 第一流路
38 第二流路
39 流体出口
40 第二流路
41 第一渦巻き流路
42 第二渦巻き流路
46 本体部
47 第一渦巻き溝
48 第二渦巻き溝
49 連通孔
50 流体入口
51 流体出口
52 第一流路
53 第二流路
54 第一側板
55 第二側板
56 第一渦巻き流路
57 第二渦巻き流路
61 本体部
62 第一渦巻き溝
63 第二渦巻き溝
64 連通孔
65 流体入口
66 流体出口
67 第一流路
68 第二流路
69 第一側板
70 第二側板
71 第一渦巻き流路
72 第二渦巻き流路
81 第一側板
82 第一渦巻き溝
83 流体入口
84 第二側板
85 第二渦巻き溝
86 流体出口
87 本体部
88 連通孔
89 第一渦巻き流路
90 第二渦巻き流路
