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Patent Searching and Data


Title:
SPOKED WHEEL DISC MANUFACTURING METHOD, AND SPOKED WHEEL
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/051230
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a method for manufacturing a spoked wheel disc, which is improved in productivity and production yield and reduced in a poor weld to its rim. The manufacturing method comprises a preforming step of forming a plurality of raised portions (110) for the basis of reinforcing portions (11) of spoke portions in a substantially circular panel blank (100), concentrically on the outer circumference side than bolt holes (10e), an opening step of opening a plurality of ornamental prototype holes (200) in the raised portions, thereby to form spoke prototype portions (100b) between the adjoining ornamental prototype holes, a disc flange forming step of forming a disc flange (10c) by bending the outer circumference portion of the panel blank having the opened ornamental prototype holes, perpendicularly into parallel to the wheel axis direction, thereby to constitute the upper end edge of the disc flange with the outer edges of the ornamental prototype holes formed, and a spoke portion forming step of forming the spoke portions (10b) by forming the reinforcing portions at the spoke prototype portions.

Inventors:
SANO, Tetsu (TOPY KOGYO KABUSHIKI KAISHA, 2-2 Osaki 1-chome, Shinagawa-k, Tokyo 34, 1418634, JP)
佐野 哲 (〒34 東京都品川区大崎一丁目2番2号 トピー工業株式会社内 Tokyo, 1418634, JP)
SAKASHITA, Yoshinobu (TOPY KOGYO KABUSHIKI KAISHA, 2-2 Osaki 1-chome, Shinagawa-k, Tokyo 34, 1418634, JP)
坂下 善宣 (〒34 東京都品川区大崎一丁目2番2号 トピー工業株式会社内 Tokyo, 1418634, JP)
Application Number:
JP2008/068869
Publication Date:
April 23, 2009
Filing Date:
October 17, 2008
Export Citation:
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Assignee:
TOPY KOGYO KABUSHIKI KAISHA (2-2 Osaki 1-chome, Shinagawa-ku Tokyo, 34, 1418634, JP)
トピー工業株式会社 (〒34 東京都品川区大崎一丁目2番2号 Tokyo, 1418634, JP)
SANO, Tetsu (TOPY KOGYO KABUSHIKI KAISHA, 2-2 Osaki 1-chome, Shinagawa-k, Tokyo 34, 1418634, JP)
佐野 哲 (〒34 東京都品川区大崎一丁目2番2号 トピー工業株式会社内 Tokyo, 1418634, JP)
SAKASHITA, Yoshinobu (TOPY KOGYO KABUSHIKI KAISHA, 2-2 Osaki 1-chome, Shinagawa-k, Tokyo 34, 1418634, JP)
International Classes:
B60B3/04; B21K1/32; B60B3/10
Attorney, Agent or Firm:
AKAO, Kenichiro et al. (4kai, Kyobashi-Nichiei Biru 3-4 Kyobashi 3-chomeChuo-k, Tokyo 31, 1040031, JP)
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Claims:
 ほぼ円形の板状ブランクにスポーク部の補強部の基となる隆起部を、ボルト孔より外周側に同心円上に複数個形成する予成形工程と、前記隆起部に複数の飾り穴素孔を開口し、隣接する前記飾り穴素孔同士との間にスポーク部素形部を形成する開口工程と、
 前記飾り穴素孔が開口された前記板状ブランクの外周部をホイール軸方向とほぼ平行となるよう垂直に折り曲げてディスクフランジを形成し、得られた飾り穴の外縁で前記ディスクフランジの上端縁を構成させるディスクフランジ成形工程と、
 前記スポーク部素形部に前記補強部を設けて前記スポーク部を形成するスポーク部成形工程と
 を有するスポーク状ホイールディスクの製造方法。
 前記板状ブランクの外周縁のうち前記飾り穴素孔に対向する部分を、前記板状ブランクの外周縁のうち前記スポーク部素形部の先端部に対向する部分を通る第1基準円より径方向内側に実質的に凹ませて前記ディスクフランジ成形工程を行う請求項1に記載のスポーク状ホイールディスクの製造方法。
 前記飾り穴素孔の外縁のうち中央部を含む部分を、前記飾り穴素孔の外縁のうち最も外側に位置する部分を通る第2基準円より径方向内側に実質的に凹ませて前記ディスクフランジ成形工程を行う請求項1または2に記載のスポーク状ホイールディスクの製造方法。
 請求項1ないし3のいずれかに記載のスポーク状ホイールディスクの製造方法によって製造されたスポーク状ホイールディスクのディスクフランジの外周面を、リムの内周面に嵌合溶接してなるスポーク状ホイール。
Description:
スポーク状ホイールディスクの 造方法及びスポーク状ホイール

 本発明は、自動車、農耕用車両、産業用 両等の車両に用いるスポーク状ホイールデ スク及びスポーク状ホイールの製造方法に する。

 スチールホイールは安価で低コストである め広く普及しているが、アルミホイールに べて意匠性が劣るという問題がある。そこ 、近年、細いスポーク部と大きな飾り穴と 有し、アルミホイールに似た外観を呈する チールホイールが開発されている(特許文献 1~3参照)。
 このうち、特許文献1には、スポークを一体 形成し全周にリング部を有する打ち抜きディ スクをリムに溶接し、上記リング部をリムの ショルダ部に溶接する際、リムの空気軸(バ ブ穴)と干渉しないようリング部に切り欠き 設けることが記載されている。
 又、特許文献2には、ディスクの飾り穴の周 縁をしごいて立壁を設けて強度を確保するこ とで飾り穴の間のスポーク幅を細くし、かつ 周方向に形成したディスクフランジをリムと 溶接することが記載されている。
 特許文献3には、一体の金属シートからディ スク部を形成し、ディスク部が複数のスポー ク装置と各スポーク装置の外端を連結するリ ング状のディスクエッジを備えたことが記載 されている。そして、この文献には、スポー ク装置は2本のスポークバー(補強リブ)から形 成され、ディスクエッジをリムウェル(ドロ プ部)の内周に接合することが記載されてい 。

 一方、従来の(飾り穴の小さい)ディスク 、例えば正方形の鋼板の四隅を円形に打ち いたものを絞り加工(プレス加工)してディス クフランジを形成することで製造される(特 文献4、5参照)。この場合、鋼板の円形に打 抜かれた部分がディスクフランジ端縁とな 、鋼板のそれ以外の端部分は水抜きとなる 部に形成される。

特開2004-1704号公報

特開2005-119355号公報

欧州特許第1262333号明細書(特許請求の範 1、3項)

特許3460764号公報(図3)

特開2005-35330号公報(図3)

 しかしながら、特許文献1~3に記載されたよ な細いスポーク部と大きな飾り穴を一体成 してディスクを製造する場合、ディスクの 面加工後に飾り穴を開口しようとすると、 ィスクの平面部とディスクフランジに共に を開ける裏抜き(ディスクの裏面からの穴開 け)加工が必要となり、余分な工程が増えて 産性が低くなる。
 一方、特許文献5には、予め飾り穴を開口し たディスク用ブランク材を曲げてフランジ部 を加工することが記載されているが、この技 術は飾り穴(熱放射孔)が比較的小さくてディ ク外縁付近まで達しておらず(特許文献5の 2)、アルミホイールのようにスポーク部の間 が大きく開口する意匠が得られない。
 そして、飾り穴がディスク外周縁付近まで するよう、予め飾り穴を開口したブランク を飾り穴部分で曲面加工すると、絞り加工 より周方向の材料余りが生じ、さらに飾り 部分の外周で材料の幅が他より狭く強度が いため、この部分が曲げ加工時に変形して まい、ディスクフランジ部端縁がうねるよ になることがある。この場合、飾り穴の変 による見栄えの低下、嵌合強度不足、組立 精度低下などの不良の発生や、ディスクの 留まりが低下したり、飾り穴部分でリング を溶接すると溶接不良が生じるという不具 がある。
 従って本発明は上記の課題を解決するため なされたものであり、スポーク部と大きな り穴を一体形成したホイールディスクを製 する際に、生産性や品質を向上させ、リム との溶接不良を低減したスポーク状ホイー ディスク及びスポーク状ホイールの製造方 の提供を目的とする。

 上記の目的を達成するために、本発明のス ーク状ホイールディスクの製造方法は、ほ 円形の板状ブランクにスポーク部の補強部 基となる隆起部を、ボルト孔より外周側に 心円上に複数個形成する予成形工程と、前 隆起部に複数の飾り穴素孔を開口し、隣接 る前記飾り穴素孔同士との間にスポーク部 形部を形成する開口工程と、
 前記飾り穴素孔が開口された前記板状ブラ クの外周部をホイール軸方向とほぼ平行と るよう垂直に折り曲げてディスクフランジ 形成し、得られた飾り穴の外縁で前記ディ クフランジの上端縁を構成させるディスク ランジ成形工程と、
 前記スポーク部素形部に前記補強部を設け 前記スポーク部を形成するスポーク部成形 程とを有する。

 このようにすると、飾り穴素孔を成形す 前に、スポーク部の補強部の基となる隆起 の成形を行うので、スポーク部およびディ クフランジ部の成形が、無理なくできる。 た、ブランクに飾り穴素孔を開口した後に ィスクフランジの成形を行うので、ディス の平面部とディスクフランジ部に後から穴 開ける裏抜きが不要となり、生産性が高く る。

 前記板状ブランクの外周縁のうち前記飾 穴素孔に対向する部分を、前記板状ブラン の外周縁のうち前記スポーク部素形部の先 部に対向する部分を通る第1基準円より径方 向内側に実質的に凹ませて前記ディスクフラ ンジ成形工程を行ってもよい。

 このようにすると、ディスクフランジ成 時に、ブランクのうち強度が弱い部分(飾り 穴に対向するブランク外周縁)の変形を打ち すようにブランク形状を規定しているので 飾り穴に対向するブランク外周縁が曲げ加 で変形してディスクフランジ端縁がうねる とがなく、ディスクの歩留まりが向上する ともに、嵌合強度不足、組立て精度低下な の不良の発生を防止できる。

 前記飾り穴素孔の外縁のうち中央部を含 部分を、前記飾り穴素孔の外縁のうち最も 側に位置する部分を通る第2基準円より径方 向内側に実質的に凹ませて前記ディスクフラ ンジ成形工程を行ってもよい。

 このようにすると、ディスクフランジ成 時に、強度が弱い前記飾り穴素孔の外縁の 分な変形を打ち消すようにブランク形状を 定しているので、飾り穴素孔の外縁が曲げ 工で変形してうねることがなく、飾り穴の 形による見栄えの低下、嵌合強度不足、組 て精度低下などの不良の発生、ディスクの 留まり低下や、飾り穴近傍の嵌合部で溶接 た際に溶接不良が生じるのを防止できる。 た、外観も向上できる。

 本発明のスポーク状ホイールは、前記ス ーク状ホイールディスクの製造方法によっ 製造されたスポーク状ホイールディスクの ィスクフランジの外周面を、リムの内周面 嵌合溶接してなる。

 本発明によれば、スポーク部と大きな飾 穴を一体形成したスポーク状ホイールディ クを製造する際に生産性や歩留まりを向上 、嵌合強度不足、組立て精度低下などの不 の発生を防止できるとともに製造が容易と る。また、外観も向上できる。

 以下、本発明の実施形態について説明す 。なお、以下の説明ではスチールホイール 例示するが、本発明はスチールホイールの 、円形状板材の外周を絞り加工等によって り返してフランジを形成して、ディスクに 形できる材料(例えば、チタン、チタン合金 )を対象とすることができる。

 図1は、本発明の実施形態に係るスポーク状 ホイールディスクの製造方法の一例を示す工 程図である。
 まず、ほぼ円形に打ち抜いたスチール板状 ランク100に、ディスクの中心となるハブ穴1 0dと、ハブ穴10dより外周側でハブにホイール 取付けるための複数のボルト孔10eを同心円 に開口し、さらに、スポーク部の補強部11 基となる複数の隆起部110を、ボルト孔10eよ 外周側に同心円上に形成する(図1(a))。隆起 110は、スポークの数に対応した個数(図1はス ポークが5個の場合を示しており、以下、ス ークが5個の場合について説明する。)だけ近 接して形成され、隣接する隆起部110、110の間 には、隆起部110に相対して径方向に延びる谷 部113が形成される。なお、隆起部110は、後述 するスポーク部の中央部13に対して補強部11 立ち上がる方向に凸になるように形成され 。

 ハブ穴10dやボルト孔10eは孔抜きパンチに って開口することができ、隆起部110はプレ による絞り加工で成形することができる。 、本発明の一連の工程は、例えばトランス ァープレスでブランクを順に複数の金型に 送して行うことができる。

 次に、各隆起部110の中心に、それぞれ頂点 ハブ穴10d側を向く略三角形の飾り穴素孔200 開口すると共に、板状ブランク100の外周縁1 00eを以下の形状に加工する(図1(b))。飾り穴素 孔200を開口する際、隣接する飾り穴素孔200,20 0の間には、ブランク100の中心から外周に放 状に延びる5個の長片状のスポーク部素形部1 00bが形成され、スポーク部素形部100bの中央 には前記谷部113が径方向に延びる。
 外周縁100eと飾り穴素孔200は、孔抜きパンチ によって形成することができる。

 ここで板状ブランクの外周縁100eのうち飾り 穴素孔200に対向する外周縁部分100eaは、それ 外の外周縁部分(スポーク部素形部100bの先 部に対向する外周縁100eb)が通る第1基準円C1 り径方向内側に凹んでいる。より詳しくは 外周縁部分100eaを、隣接する外周縁100ebの端 同士をほぼ直線上に結ぶよう形成し、外周 100ebが位置する第1基準円C1より径方向内側 外周縁部分100eaを位置させる。従って、板状 ブランクの外周縁100eは全体として略5角形を す。
 なお、スポーク部素形部100bの先端部とは、 スポーク部素形部100bの幅方向端部の2つの延 線が、ブランクの外周縁と接する部分の間 領域として規定される。

 又、飾り穴素孔の外縁(飾り穴素孔の外周 のうちブランクの外周縁側の部分)のうち中 部を含む部分200eは、前記飾り穴素孔の外縁 うち最も外側に位置する部分200fを通る第2 準円C2より径方向内側に凹んでいる。より詳 しくは、外縁200eは、第2基準円C2より径方向 側にあって、外周縁部分100eaと径方向に一定 の間隔(幅)を保持するよう位置する。従って 外縁200eは、外周縁部分100eaとほぼ平行の直 状になっている。なお、飾り穴素孔の外縁 うち最も外側に位置する部分200fは、飾り穴 素孔の隅部近傍となっている。

 次に、図1(b)の形状に加工された板状ブラン ク100の外周縁100eをホイール軸方向とほぼ平 となるよう垂直に折り曲げてディスクフラ ジ10cを形成する(図1(c))。このディスクフラ ジ成形工程では、折り曲げ位置外周端R(out) 飾り穴素孔の外縁200eの端部と同じ半径上に るか、外縁200eの端部より径方向内側にある ようにする。つまり、折り曲げ位置外周端R(o ut)は、図1(b)の第2基準円C2と同一円周上また 、第2基準円C2より径方向内側の位置にある
 なお、基準円C1、C2はいずれも板状ブランク 100の中心と同心の円である。

 これにより、得られた飾り穴20xの外縁が曲 接続部Rの外周側に位置し、かつディスクフ ランジ10cの上端縁を構成するようになる。
 このように、ディスクフランジの折り曲げ 置を飾り穴素孔の近傍(又は飾り穴素孔の一 部を含む)位置とすることで、得られた飾り 20の外縁がディスク素形10xの外縁まで達し、 飾り穴が大きくなるので意匠性が高まる。な お、ディスクフランジ10c形成後の板状ブラン クを便宜上、ディスク素形と称する。ディス ク素形は最終的に得られるディスクとほぼ同 一形状であるが、スポーク部の補強部やその 他の最終加工が行われていない。又、飾り穴 20xは最終的に得られる飾り穴20と若干大きさ 異なるので、符号を変えている。

 なお、以下の説明で「外側」とは、ホイー を車両に取付けた際、ホイールの軸方向か 見て外側となる部分をいい、「内側」とは 側となる部分をいう。但し、トラックのダ ルタイヤのように、2個のホイールを軸方向 に連結して使用する場合、内側に位置するホ イールの「外側」と「内側」は上記の通りで あるが、外側に位置するホイールの「外側」 と「内側」は上記と逆になる。これは、ダブ ルタイヤの場合、外側に位置するホイールの 表裏を逆にして内側ホイールと連結するため である。例えば、内側ホイールの場合、図2 上側部分が外側となるが、外側ホイールの 合は図2の下側部分が外側となる。
 また、リム及びディスクの径方向について 、「内周」又は「外周」と表記する。

 ここで、ディスクフランジ成形に供する板 ブランク100の形状を図1(b)のものとした理由 について説明する。上記したように、本発明 においては飾り穴20がディスクの外周に達す よう、フランジの折り曲げ位置外周端R(out) 飾り穴素孔200の近傍(又は飾り穴素孔の一部 を含む)位置とする。飾り穴素孔200に対向す ブランクの外周縁部分100eaの材料の幅(図1(b) 幅α)は、他の外周縁部分100ebの材料の幅(図1 (b)の幅β)に比べて狭く強度が低くなり、ディ スクフランジ成形工程で外周縁部分100eaが変 し延びる。また、ディスクフランジ成形工 は絞り成形であるため、ディスクフランジ1 0cの周方向に材料余りが生じる。このため、 ィスクフランジ端縁がうねるようになる。
 従って、外周縁部分100eaの周方向の材料余 や変形伸びを打ち消すよう、予め外周縁部 100eaを板状ブランク100の内側(第1基準円C1よ 径方向内側)に位置させることで、ディスク ランジ10c形成後にディスクフランジ下端10c( in)(ディスクフランジが最も延びた先端)がど 部分でも軸方向にほぼ同じ高さとなる。
 同様に、フランジ成形時に強度が低い飾り 素孔の外縁200eの余分な変形を打ち消すよう に外縁200eの形状を規定すれば、飾り穴素孔 外縁200eが曲げ加工で変形してうねることが くなる。

 特に、この実施形態では、外周縁部分100ea 外縁200eの形状をいずれも上記したように規 しているので、外縁200eが外周縁部分100eaか 径方向に一定の間隔(幅)となり、ディスク ランジ10c上端10c(out)と下端10c(in)がそれぞれ 方向にほぼ同じ高さとなる。
 周方向の材料余りや変形伸びを打ち消すよ な外周縁部分100ea及び/又は飾り穴素孔の外 200eの形状は、例えばFEM解析等のシミュレー ションや予備的な実験によって決めることが できる。

 ディスクフランジ成形は、公知の加工に って行うことができ、例えば所定のダイと りパンチを用いることができる。又、折り げ加工後にさらにディスクフランジ部をし き加工して延伸してもよい。

 次に、ディスク素形10xのスポーク部素形部1 00bにプレス加工や曲げ加工を行って、長手方 向に向かって延びる補強部11、11を設けてス ーク部10bを形成する(図1(d))。又、この工程 他の加工も行い、最終的なディスク10を製造 する。
 ここで、図2に示す第1補強部11aおよび第2補 部11bからそれぞれなる補強部11、11をスポー ク部10bの幅方向端部に形成し、第2補強部11b ディスク10の外側(図1の紙面上側)に向かって 立ち上がる(隆起する)ようにする。又、ディ クのハブ取付け部10a(ボルト孔10eを囲む領域 )の外周縁に、スポーク部10bの第2補強部11bに 続する立ち上がり部14及び立ち上がり部14に つながる接続部15を形成し、これらの一体化 たリブが飾り穴20の2辺とその頂点を囲むよ にする。なお、接続部15はハブ取付け部10a ほぼ平行に延び、隣接するスポーク部の第1 強部11aの間を接続する。

 スポーク部の幅方向端部の補強部11、11で囲 まれたスポーク部の幅方向中央部13は、補強 11よりホイール内側に凹んで位置している
 又、折曲げによって形成された曲面接続部R は始端から外周側へ向かって幅が広がってデ ィスクフランジ部10cに接続される。ディスク フランジ10cはホイールの軸方向に沿って延び 、当該軸方向において、後述するリムとの嵌 合溶接面を形成すると共に、各スポーク部10b を連結して強度を確保する機能を有する。

 図2はディスク10の斜視図である。図2にお いて、ディスク10のハブ取付け部10aはほぼ平 をなすが、スポーク部10bはハブ取付け部10a ら外側に湾曲した後、ハブ取付け部10aとほ 平行に延び、曲面接続部Rで内側に湾曲して ディスクフランジ10cにつながっている。

 以上のように、本発明においては、飾り穴 孔を成形する前に、スポーク部の補強部の となる隆起部の成形を行うので、スポーク およびディスクフランジ部の成形が、無理 くできる。また、ブランクに飾り穴素孔を 口した後にディスクフランジ成形を行うの 、ディスクの平面部とディスクフランジに から穴を開ける裏抜きが不要となり、生産 が高くなる。又、飾り穴部分の外周縁が曲 加工時に大きく変形してディスクフランジ 縁がうねることがないので、ディスクの歩 まりが向上するとともに、嵌合強度不足、 立て精度低下などの不良の発生を防止でき 。
 又、本発明において、板状ブランクの外周 のうち飾り穴素孔に対向する部分100eaを、 1基準円より径方向内側に凹ませたブランク 用いてディスクフランジ成形工程を行った 合、ディスクフランジの下端10c(in)がうねる ことがなくなる。又、飾り穴素孔の外縁のう ち中央部を含む部分を、第2基準円より径方 内側に凹ませたブランクを用いてディスク ランジ成形工程を行った場合、飾り穴素孔 外縁200eが曲げ加工で変形してうねることが くなる。さらに、板状ブランクの外周縁と り穴素孔の外縁をいずれも上記した形状に 定すれば、ディスクフランジの下端10c(in)と 上端10c(out)がそれぞれ軸方向にほぼ同じ高さ なり、ディスクフランジ10c自体の幅も均一 なる。

 次に、本発明のスポーク状ホイールを図3 を参照して説明する。本発明のスポーク状ホ イールは、上記したディスク10のディスクフ ンジ10cの外周面を、リム2の内周面に嵌合溶 接してなる。

 図3において、リム2は略円筒状をなし、リ 2の外側フランジの内側にはタイヤのビード 受ける外側ビードシートが形成されている 外側ビードシートより内側には最も小径の ロップ部2cが形成され、外側ビードシート (外側の)ドロップ部2cはサイドウォール部2a 介して滑らかに接続されている。つまり、 ロップ部2cとサイドウォール部2aとは断面が 円状の湾曲部2bを介して接続されている。 ロップ部2cより内側にはサイドウォール部を 介して内側ビードシートが形成され、内側ビ ードシートは内側フランジに接続されている 。以下の説明では、「ドロップ部」は、ドロ ップ部の外側部分(外側ビードシートに接続 る部分)をいう。そして、リム2の両端に形成 された外側フランジ及び内側フランジの間に タイヤを収容する。
 リム2は、例えば所定形状の圧延形鋼を円筒 形に丸めて製造することができ、又は、鋼板 を丸めて円筒形にした後、ロール成形等によ って所定の断面形状としてもよいが、これら の方法に限られない。

 この実施形態では、リム2のドロップ部2cの 周面にディスクフランジ10aの外周面を嵌合 、嵌合部の外側部分を溶接して溶接部5を形 成し、リム2とディスク10を接合するが、嵌合 溶接部はリム2の内周面であればドロップ部2c に限定されない。
 又、溶接方法は特に制限されず、例えば、 ーザー溶接、プラズマ溶接、CO 2 -アーク溶接、MAG溶接、サブマージアーク溶 、及びTIG溶接等を用いることができる。但 、溶接部分がホイール外面になる場合は、 接ビード表面がきれいなレーザー溶接、プ ズマ溶接、又はTIG溶接を用いることが外観 好ましい。特に、コスト、溶接強度信頼性 外観の点からは、ホットワイヤーTIG溶接又 サブマージアーク溶接が好ましい。
 さらに、ディスクフランジ10cは、リムのド ップ部2cと平行となるようホイールの軸方 に延びていればよいが、ディスクフランジ10 cをリム2にきつく嵌合させるため、ディスク ランジ10cの先端がやや拡径となるようにし もよい。

 ここで、嵌合部の外側部分を溶接する場合 嵌合部の内側を溶接した場合に比べ、溶接 の強度が向上するので好ましい。この理由 しては以下のことが考えられる。まず、回 中のディスクは楕円状にゆがむため、ディ クの径方向に、ディスク10とリム2の嵌合部 広げる(左右に開く)応力が作用する。この め、嵌合部の内側を溶接した場合、嵌合部 広げる応力は嵌合部の外側から溶接部に伝 し、この際、梃子の原理により溶接部に掛 る応力が高くなると考えられる。
 一方、嵌合部の外側を溶接した場合、嵌合 を広げる応力は嵌合部の外側の溶接部に直 負荷されるだけであり、溶接部に掛かる応 は内側を溶接した場合に比べて低くなる。

 図4は、ディスクとリムの嵌合部の形態を 示す斜視図である。本発明においては、飾り 穴20がディスクの外縁まで広がっているので スポーク部が直接リムに接続しているよう 見え、意匠性が向上する。

 図5はスポーク部の補強部の変形例を示す。 図2及び図4に示す実施形態と異なり、図5の実 施形態においては、スポーク部10b2の幅方向 部の補強部11y、11yで囲まれたスポーク部の 方向中央部13yは、補強部11yよりホイール外 に突出している。
 この変形例の場合も、予成形工程における 起部110は、後述するスポーク部の中央部に して補強部が立ち上がる方向に凸になるよ に形成される。但し、この変形例における ポーク部10b2は、図4に示すスポーク部10bと 裏を引っくり返したような位置関係にある で、隆起部110はホイール内側に凸となる。
 又、図6に示すように、ディスクフランジ10c が、対応するリム2の嵌合部分と平行な嵌合 ィスクフランジ部10cpと、スポークの補強部1 1および飾り穴20と接続する接続ディスクフラ ンジ部10ctとからなっていてもよい。この場 、接続ディスクフランジ部10ctの先端がスポ クの補強部11および飾り穴20に向けて拡径し ており、接続ディスクフランジ部10ctの先端 スポークの補強部11および飾り穴20が接続さ ている。
 図7に示すように、ディスクフランジ10cが、 対応するリム2の嵌合部分と平行な嵌合ディ クフランジ部10cpと、スポークの補強部11お び飾り穴20と接続する接続ディスクフランジ 部10ct2とからなっていてもよい。この場合、 続ディスクフランジ部10ct2の先端がスポー の補強部11および飾り穴20に向けて縮径して り、接続ディスクフランジ部10ctの先端にス ポークの補強部11および飾り穴20が接続され いる。
 図6、図7のディスクフランジ10cの製造は、 ずれも図1(c)の工程または図1(d)の工程の中で 行っても良いし、図1(c)の工程の直後または 1(d)の工程の直後に行っても良い。

 本発明は上記実施形態に限定されない。例 ば、ブランクの外周縁部分及び飾り穴素孔 外縁の形状は、変形伸びを打ち消してフラ ジ成形後にディスクフランジ上端及び下端 それぞれ軸方向にほぼ同じ高さとなる限り フランジ成形の加工の程度によって応じて れらの形状を変更することができる。
 又、スポーク部や飾り穴の形状は限定され 、これらの個数も複数であれば制限はない 又、スポーク部の補強部の形状や個数も限 されない。さらに、スポーク部に軽量化の めの穴が開口していてもよい。

本発明の実施形態に係るスポーク状ホ ールディスクの製造方法の一例を示す工程 である。 ディスクを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用スチー ホイールの一例を示す断面図である。 本発明の実施形態のディスクによるス ーク状ホイールディスクを示す斜視図であ 。 本発明の実施形態の変形例のディスク よるスポーク状ホイールディスクを示す斜 図である。 リムとディスクの嵌合部の別の実施形 を示す断面図である。 リムとディスクの嵌合部のさらに別の 施形態を示す断面図である。

符号の説明

  10        ディスク
  10a       ハブ取付け部
  10b、10b2  スポーク部
  10c       ディスクフランジ
  11、11y    補強部
  11a、11a2  第1補強部
  11b、11b2  第2補強部
  13、13y    スポーク部の幅方向中央部
  14        立上がり部
  15        接合部
  20        飾り穴
  100       板状ブランク
  100b      スポーク部素形部
  100e      板状ブランクの外周縁
  100ea     飾り穴素孔に対向する外周縁 分
  110       隆起部
  200       飾り穴素孔
  200e      飾り穴素孔の外縁のうち中央 を含む部分
  C1        第1基準円
  C2        第2基準円