| JP2011101951 | METHOD FOR MANUFACTURING PLASTIC ROD LENS |
| JP63291635 | MIXING-STIRRING METHOD |
| JP2008296159 | MIXING AND DEFOAMING DEVICE |
▲高▼橋秀樹 (〒03 栃木県鹿沼市上石川1078 ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社 鹿沼事業所第3工場内 Tochigi, 3228503, JP)
UMETSU, Norio (Kanuma Plant 3 1078 Kami-ishikawa, Kanuma-sh, Tochigi 03, 3228503, JP)
ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社 (〒32 東京都品川区大崎一丁目11番2号ゲートシティ大崎 イーストタワー8階 Tokyo, 1410032, JP)
TAKAHASHI, Hideki (Kanuma Plant 3 1078 Kami-ishikawa, Kanuma-sh, Tochigi 03, 3228503, JP)
▲高▼橋秀樹 (〒03 栃木県鹿沼市上石川1078 ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社 鹿沼事業所第3工場内 Tochigi, 3228503, JP)
| 攪拌物が入れられる攪拌容器と、 前記攪拌容器を回転させる回転部と、 前記攪拌物に含まれる凝集物を磨り潰す磨り潰し部および前記攪拌物を前記磨り潰し部に呼び込む呼び込み部を有し、前記攪拌物とともに前記攪拌容器に入れられる、外周面が円形の攪拌子と、 を備える攪拌装置。 |
| 前記攪拌子は、略円柱形の外形を有し、 前記磨り潰し部は、前記攪拌容器の内底面に対向する対向面を有し、 前記呼び込み部は、前記攪拌容器の前記内底面と鋭角を為し、前記対向面と前記攪拌子の側面とを繋ぐ傾斜部を有する、 請求項1に記載の攪拌装置。 |
| 前記攪拌子は、中心部に中心孔を備えるドーナツ形の外形を有し、 前記磨り潰し部は、前記攪拌容器の内底面に対向する対向面を有し、 前記呼び込み部は、前記中心孔を有する、 請求項1に記載の攪拌装置。 |
| 前記呼び込み部は、前記攪拌子の底部に形成された溝をさらに有する、 請求項2または請求項3に記載の攪拌装置。 |
| 前記溝は、前記攪拌子の前記対向面に繋がる部分であって前記攪拌容器の内底面と鋭角を為す傾斜部を有する、 請求項4に記載の攪拌装置。 |
| 前記溝は、前記攪拌子と同心の螺線形状を有する、 請求項4または請求項5に記載の攪拌装置。 |
| 前記回転部は、前記攪拌容器の回転により、前記攪拌子の底部が前記攪拌容器の前記内底面に押し付けられる押し付け力の作用を前記攪拌子に与える、請求項2から請求項6までの何れか一項に記載の攪拌装置。 |
| 攪拌物に含まれる凝集物を、攪拌容器の内面との間で磨り潰す磨り潰し部と、 前記攪拌物を前記磨り潰し部に呼び込む呼び込み部と、 円形の外周面と、 を備える攪拌子。 |
| 外形が上下対称に形成される、請求項8に記載の攪拌子。 |
| 略円柱形の外形を有し、 前記磨り潰し部は、前記攪拌容器の内底面に対向する対向面を有し、 前記呼び込み部は、前記攪拌容器の前記内底面と鋭角を為し、前記対向面と前記攪拌子の側面とを繋ぐ傾斜部を有する、 請求項8または請求項9に記載の攪拌子。 |
| 中心部に中心孔を備えるドーナツ形の外形を有し、 前記磨り潰し部は、前記攪拌容器の内底面に対向する対向面を有し、 前記呼び込み部は、前記中心孔を有する、 請求項8または請求項9に記載の攪拌子。 |
| 前記呼び込み部は、前記攪拌子の底部に形成された溝をさらに有する、 請求項10または請求項11に記載の攪拌子。 |
| 前記溝は、前記攪拌子の前記対向面に繋がる部分であって前記攪拌容器の内底面と鋭角を為す傾斜部を有する、 請求項12に記載の攪拌子。 |
| 前記溝は、前記攪拌子と同心の螺線形状を有する、 請求項12または請求項13に記載の攪拌子。 |
| 外形が略円柱形の攪拌子であって、攪拌容器の内底面に対向する対向面、側面および前記内底面と鋭角を為し前記対向面と前記側面とを繋ぐ傾斜部を有する攪拌子を用意する段階と、 前記攪拌容器に攪拌物および前記攪拌子を入れる段階と、 前記攪拌容器を回転部により回転させる段階と、を備え、 前記攪拌容器を回転させる段階では、前記内底面と前記傾斜部との間に前記攪拌物を呼び込み、前記内底面と前記対向面との摺動により、前記攪拌物に含まれる凝集体を磨り潰す、攪拌方法。 |
| 外形がドーナツ形の攪拌子であって、前記ドーナツ形の中心部の中心孔および攪拌容器の内底面に対向する対向面を有する攪拌子を用意する段階と、 前記攪拌容器に攪拌物および前記攪拌子を入れる段階と、 前記攪拌容器を回転部により回転させる段階と、を備え、 前記攪拌容器を回転させる段階では、前記中心孔に前記攪拌物を呼び込み、前記内底面と前記対向面との摺動により、前記攪拌物に含まれる凝集体を磨り潰す、攪拌方法。 |
| 前記攪拌容器を回転させる段階では、前記攪拌子の前記対向面を前記攪拌容器の前記内底面に押し付ける押し付け力を前記攪拌子に与える、 請求項15または請求項16に記載の攪拌方法。 |
| 外形が略円柱形の攪拌子であって、攪拌容器の内底面に対向する対向面、側面および前記内底面と鋭角を為し前記対向面と前記側面とを繋ぐ傾斜部を有する攪拌子を用意する段階と、 前記攪拌容器に、銅粉、樹脂溶液および前記攪拌子を入れる段階と、 前記攪拌容器を回転部により回転させる段階と、を備え、 前記攪拌容器を回転させる段階では、前記内底面と前記傾斜部との間に前記銅粉および前記樹脂溶液を呼び込み、前記内底面と前記対向面との摺動により、前記銅粉および前記樹脂溶液に含まれる凝集体を磨り潰す、導電ペーストの製造方法。 |
| 外形がドーナツ形の攪拌子であって、前記ドーナツ形の中心部の中心孔および攪拌容器の内底面に対向する対向面を有する攪拌子を用意する段階と、 前記攪拌容器に銅粉、樹脂溶液および前記攪拌子を入れる段階と、 前記攪拌容器を回転部により回転させる段階と、を備え、 前記攪拌容器を回転させる段階では、前記中心孔に前記銅粉および前記樹脂溶液を呼び込み、前記内底面と前記対向面との摺動により、前記銅粉および前記樹脂溶液に含まれる凝集体を磨り潰す、導電ペーストの製造方法。 |
| 前記攪拌容器を回転させる段階では、前記攪拌子の前記対向面を前記攪拌容器の前記内底面に押し付ける押し付け力を前記攪拌子に与える、 請求項18または請求項19に記載の導電ペーストの製造方法。 |
本発明は、攪拌装置、攪拌子、及び、攪拌
法に関する。本発明は、特に、円形の外周
を有して、攪拌物に含まれる凝集物を効率
く磨り潰す攪拌装置、攪拌子、及び、攪拌
法に関する。なお、本出願は、下記の日本
願に関連し、下記の日本出願からの優先権
主張する出願である。文献の参照による組
込みが認められる指定国については、下記
出願に記載された内容を参照により本出願
組み込み、本出願の一部とする。
1.特願2008-7451 出願日 2008年1月16日
従来、液体を攪拌するときに用いられる攪
子が知られている。例えば、特許文献1には
、かまぼこ形状で、底面中央部が隆起した攪
拌子が開示されている。特許文献1に記載さ
た攪拌子は、攪拌子の下部に鉄芯が埋設さ
ており、転倒しないように工夫されている
特許文献2には、攪拌容器を自転させながら
公転軸の周りを公転させる、遊星式攪拌装
が開示されている。
特許文献1に記載された攪拌子は、底面中 央部が隆起しているので、特許文献2に記載 れた遊星式攪拌装置で使用した場合には、 下方向に飛び跳ねやすい。更に、突起また 角を有するので、攪拌容器内で滑らかに摺 できない。その結果、特許文献1に記載され 攪拌子は、液体中で1次粒子が凝集した凝集 物を分散させる用途には使用できなかった。 特に、1次粒子が数ミクロンからサブミクロ の粒子の場合には細かく分散させることが きなかった。
そこで本発明の1つの側面においては、上 記の課題を解決することのできる攪拌装置、 攪拌子および攪拌方法を提供することを目的 とする。この目的は請求の範囲における独立 項に記載の特徴の組み合わせにより達成され る。また従属項は本発明の更なる有利な具体 例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1 の形態においては、攪拌物が入れられる攪拌 容器と、前記攪拌容器を回転させる回転部と 、前記攪拌物に含まれる凝集物を磨り潰す磨 り潰し部および前記攪拌物を前記磨り潰し部 に呼び込む呼び込み部を有し、前記攪拌物と ともに前記攪拌容器に入れられる、外周面が 円形の攪拌子とを備える攪拌装置が提供され る。
本発明の第2の形態においては、攪拌物に 含まれる凝集物を、攪拌容器の内面との間で 磨り潰す磨り潰し部と、前記攪拌物を前記磨 り潰し部に呼び込む呼び込み部と、円形の外 周面とを備える攪拌子が提供される。本発明 の第3の形態においては、外形が略円柱形の 拌子であって、攪拌容器の内底面に対向す 対向面、側面および前記内底面と鋭角を為 前記対向面と前記側面とを繋ぐ傾斜部を有 る攪拌子を用意する段階と、前記攪拌容器 攪拌物および前記攪拌子を入れる段階と、 記攪拌容器を回転部により回転させる段階 を備え、前記攪拌容器を回転させる段階で 、前記内底面と前記傾斜部との間に前記攪 物を呼び込み、前記内底面と前記対向面と 摺動により、前記攪拌物に含まれる凝集体 磨り潰す攪拌方法が提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必 な特徴の全てを列挙したものではなく、こ らの特徴群のサブコンビネーションもまた 発明となりうる。
本発明によれば、液体中で1次粒子が凝集 した凝集物を分散させる用途に適した攪拌装 置、攪拌子および攪拌方法が提供できる。特 に1次粒子が数ミクロンからサブミクロンの 子の場合に細かく分散できる攪拌装置、攪 子および攪拌方法が提供できる。
10 攪拌装置、20 攪拌物、22 一次粒子、24 凝集物、100 攪拌容器、104 回転部、108 攪 子、110 蓋部、112 周壁部、114 底板部、116 キャスタ、118 内面、122 外壁面、124 内壁面 、132 外底面、134 内底面、140 公転容器、142 筒壁部、144 筒底部、146 軸部、150 クラン 、152 軸受、154 シャフト、156 モータ、158 バランスウエイト、160 支持部、162 脚部、2 00 磨り潰し部、202 呼び込み部、210 外周面 212 側面、214 外周傾斜部、222 テーパー部 224 R部、226 テーパー部、228 R部、240 対向 面、250 上面、508 攪拌子、510 外周面、512 面、524 R部、528 R部、530 底部、540 対向面 、542 溝、544 溝壁部、546 溝傾斜部、548 溝 斜部、642 溝、644 溝壁部、646 溝傾斜部、6 48 溝傾斜部、742 溝、746 溝傾斜部、748 溝 斜部、842 溝、942 溝、1042 溝、1142 溝、1208 攪拌子、1240 対向面、1250 上面、1260 中心 、1262 中心孔傾斜部、1264 中心孔傾斜部、1 266 内周面、1408 攪拌子、1416 溝、1442 溝
以下、発明の実施の形態を通じて本発明 一側面を説明するが、以下の実施形態は請 の範囲にかかる発明を限定するものではな 、また実施形態の中で説明されている特徴 組み合わせの全てが発明の解決手段に必須 あるとは限らない。また、以下、図面を参 して、実施形態について説明するが、図面 記載において、同一または類似の部分には 一の参照番号を付して重複する説明を省く 合がある。なお、図面は模式的なものであ 、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実 ものとは異なる場合がある。説明の都合上 図面相互間においても互いの寸法の関係又 比率が異なる部分が含まれる場合がある。
図1は、本実施形態の攪拌装置10を水平方 に垂直な平面で切断した断面図を示す。攪 装置10は、攪拌容器100と、回転部104と、攪 子108とを備え、内部に入れられた攪拌物20に 含まれる凝集物24を磨り潰す。攪拌容器100は 有底の円筒形状であってよく、攪拌容器100 、蓋部110と、周壁部112と、底板部114と、キ スタ116とを有する。蓋部110は、攪拌容器100 上部に配され、円板形状であってよい。周 部112は、円筒形状であってよく、攪拌容器1 00の外側に面した外壁面122と、攪拌容器100の 側に面した内壁面124とを含む。底板部114は 攪拌容器100の底部に配され、円板形状であ てよい。底板部114は、攪拌容器100の外側に した外底面132と、攪拌容器100の内側に面し 内底面134とを含む。内底面134は、内壁面124 ともに、内面118を形成する。キャスタ116は 例えば、ボールキャスタが用いられ、底板 114の外底面132に配されて、攪拌容器100の滑 摩擦を低減する。
蓋部110、周壁部112、底板部114は、ポリプ ピレン、フッ素樹脂、ゴム等の樹脂であっ もよく、ステンレス(SUS)等の金属であって よい。底板部114は、周壁部112と一体に形成 れてもよく、底板部114は、周壁部112と滑ら に結合されてもよい。攪拌容器100は、ポリ ロピレン製で内径が56mmの円筒形状であって よい。なお、実施形態において、蓋部110が される側を上側、底板部114が配される側を 側と記載する場合がある。しかしながら、 のような記載は、攪拌容器100の使用を図示 方向に限定するものではない。
回転部104は、いわゆる遊星式の回転装置 あってよく、攪拌容器100を回転させる。回 部104は、攪拌容器100を、水平に対して垂直 公転軸A1の周りに公転させつつ、攪拌容器10 0を自転させてもよい。回転部104は、公転容 140と、クランク150と、軸受152と、シャフト15 4とを有する。回転部104は、モータ156と、バ ンスウエイト158と、支持部160と、脚部162と 有する。公転容器140は、内径が攪拌容器100 外径より大きな有底の円筒形状であってよ 、公転容器140の内部には攪拌容器100が配置 れる。
公転容器140は、筒壁部142と、筒底部144と 軸部146とを含む。筒壁部142は、公転容器140 自転軸A2に沿って延伸する円筒形状であっ よい。筒底部144は、筒壁部142の一端と結合 て、公転容器140の底部に配され、円板形状 あってよく、筒壁部142と一体に形成されて 良い。筒壁部142、筒底部144は、ポリプロピ ン、フッ素樹脂、ゴム等の樹脂であっても く、ステンレス等の金属であってもよい。 部146は、筒底部144の外側に配され、筒底部14 4の中心から回転部104の外側に向かって、公 容器140の自転軸A2に沿って延伸する。公転容 器は、フッ素樹脂製で内径が100mmの円筒形状 あってもよい。
クランク150は、水平方向に延伸する角柱 状であってよく、公転容器140を支持する。 受152は、クランク150の一端に配され、公転 器140の軸部146が挿通されることで、軸受152 、公転容器140を回転可能に支持する。モー 156は、シャフト154を介してクランク150と結 され、公転軸A1を中心としてクランク150を 転させる。クランク150の他端には、バラン ウエイト158が配されても良い。支持部160は モータ156を支持する枠体であってよく、脚 162は、支持部160を下方から支持してよい。 お、公転容器140と支持部160とを、例えば、 性部材を介して結合させることで、公転容 140の自転を抑制できる。
次に、図1を用いて、回転部104の動作の概 要を説明する。モータ156等により、公転容器 140は、自転を抑制しつつ、公転軸A1を中心に 転できる。公転容器140が公転すると、内部 配置された攪拌容器100は、公転容器140に伴 て公転軸A1を中心に公転する。公転を開始 た攪拌容器100は、遠心力の作用により、筒 部144の内面上を滑るようにして、筒壁部142 内面に押し付けられる。攪拌容器100は、外 面122と筒壁部142との間に作用する摩擦力等 より、筒壁部142の内面上を転がるようにし 、自転軸A3を中心に自転する。ここで、公転 容器140の自転軸A2は、公転軸A1側に向かって 斜角S1を有して傾斜してもよい。これにより 、公転容器140は、公転中、常に公転軸A1側に 斜する。従って、攪拌容器100に作用する遠 力は、攪拌容器100を筒壁部142に押し付ける と、攪拌容器100を筒底部144に押し付ける力 2つの成分を有する。
攪拌子108は、攪拌容器100の内部に、攪拌 20とともに入れられる。攪拌子108の外径は 内壁面124の半径より小さくてもよい。攪拌 108は、公転容器140が公転すると、公転容器14 0に伴って公転軸A1を中心に公転する。公転を 開始した攪拌子108は、遠心力F1の作用により 攪拌容器100の内壁面124に押し付けられる。 拌子108は、外壁面122との間に作用する摩擦 等により、内壁面124上を転がるように、自 軸A4を中心として自転する。ここで、公転 器140の自転軸A2が公転軸A1側に傾斜している 合には、攪拌子108に作用する遠心力F1は、 拌子108を内壁面124に押し付ける「押し付け F2」と、攪拌子108を内底面134に押し付ける「 押し付け力F3」の2つの成分を有する。これに より、公転容器140は、攪拌容器100の回転によ り、攪拌子108が攪拌容器100の内壁面124に押し 付けられる押し付け力F2の作用、及び、攪拌 108が攪拌容器100の内底面134に押し付けられ 押し付け力F3の作用を攪拌子108に与える。
図2は、攪拌容器100、攪拌子108、公転容器 140の回転運動の概要を表す。公転容器140は、 自転を抑制しながら、例えば時計回りに公転 軸A1の周りを公転する。攪拌容器100は、公転 器140とともに、公転軸A1の周りを時計回り 公転する。公転容器140の自転が抑制されて るので、攪拌容器100は、公転容器140の公転 向とは逆向きに、つまり、反時計回りに自 する。攪拌子108は、攪拌容器100とともに公 軸A1の周りを時計回りに公転して、攪拌容器 100の自転により、攪拌容器100の自転と同じ向 きに、つまり、反時計回りに自転する。なお 、公転容器140が公転軸A1の周りを時計方向に 転している場合について説明したが、公転 器140の回転方向はこれに限られるものでは い。
また、図1および図2においては、公転容 140が自転を抑制しつつ公転軸A1を中心に公転 することで、攪拌容器100が公転容器140の筒壁 部142の内面上を転がるようにして自転軸A3を 心に自転する場合について説明したが、回 部104が攪拌容器100を回転させる方法は、こ に限られるものではない。他の方法として 、例えば、攪拌容器100を公転容器140の内部 固定して、公転容器140を自転軸A2を中心に 転させながら公転軸A1を中心に公転させるこ とで、攪拌容器100が自転しながら公転軸A1を 心に公転するようにしてもよい。このとき 攪拌容器100は、自転軸A3が公転容器140の自 軸A2と略同一直線上になるように公転容器140 に固定されてもよい。また、攪拌容器100の外 径が公転容器140の内径と略同一であり、攪拌 容器100の外壁面122が公転容器140の筒壁部142に 接するように固定されてもよい。
図3は、本実施形態の攪拌子108を表す側面 図の一例を示す。図4は、本実施形態の攪拌 108を表す底面図の一例を示す。以下、図3お び図4を用いて、攪拌子108を説明する。図3 示す通り、攪拌子108は、自転軸A4を対称軸と する回転体形状を有してよい。これにより、 攪拌子108の磨耗を低減させることができる。 攪拌子108は、自転軸A4に垂直で、攪拌子108の 心を含む平面Pを対称面として、面対称に形 成されてもよい。これにより、攪拌子108の外 形が上下対称に形成される。
まず、攪拌子108の機能を説明する。攪拌 108は、磨り潰し部200と、呼び込み部202とを する。磨り潰し部200は、攪拌物20に含まれ 凝集物24を磨り潰す機能を有する。磨り潰し 部200は、攪拌物20に含まれる凝集物24を、攪 容器100の内面118との間で磨り潰す。攪拌物20 に含まれる一次粒子22は、凝集して凝集物24 形成している。攪拌子108は、適度な力で凝 物24を磨り潰すことで、凝集物24を解砕して 一次粒子22にまで分散させることができる
呼び込み部202は、攪拌物20を磨り潰し部20 0に呼び込む機能を有する。呼び込み部202は 磨り潰し部200に連結して配されても良い。 れにより、磨り潰し部200に凝集物24が効率的 に供給されるので、効率よく一次粒子22を分 させることができる。なお、磨り潰し部200 よび呼び込み部202の機能は、攪拌子108の複 の箇所で発揮される。さらに、両機能は明 に区別できるものではなく、磨り潰し部200 構成する部材が呼び込み部202の機能を有し もよく、呼び込み部202を構成する部材が磨 潰し部200の機能を有してもよい。
次に、攪拌子108の構成の一例を、図3を参 照して説明する。攪拌子108は、外周面210と、 対向面240と、上面250とを有する。外周面210は 、攪拌子108の自転軸A4方向に延伸して、対向 240と上面250とを繋ぐように形成される。外 面210は、円形の外形を有してよく、例えば 自転軸A4方向に延伸する略円柱形の外形を してよい。これにより、攪拌子108は、自転 A4方向に延伸する円周面を有するので、攪拌 容器100の内壁面124と当接する面積が大きくな り、攪拌子108および内壁面124の磨耗が減少し たり、攪拌子108が攪拌容器100の内部を安定し て回転することができる。外周面210は、攪拌 容器100の内壁面124の形状に合わせて形成され てもよく、上記略円柱形の外形の自転軸A4方 の少なくとも一端において、端部に向かう ど外径が小径となってもよい。
外周面210は、側面212と、外周傾斜部214と 含む。側面212は、攪拌子108の自転軸A4方向 中央近傍に配されてよい。側面212は、略円 形状の外形を有してよい。側面212は、攪拌 器100の内壁面124と対向するよう形成されて い。側面212は、磨り潰し部200の一例であっ よい。外周傾斜部214は、側面212と、対向面24 0または上面250とを繋ぐように配される。外 傾斜部214は、側面212から対向面240または上 250に向かうほど、小径になってよい。外周 斜部214は、呼び込み部202の一例であってよ 。
外周傾斜部214は、テーパー部222と、R部224 と、テーパー部226と、R部228とを有してよい テーパー部222およびR部224は、側面212より上 250側に配されてよく、テーパー部226およびR 部228は、側面212より対向面240側に配されてよ い。テーパー部222およびテーパー部226は、側 面212と対向面240または上面250を直線的に繋ぎ 、テーパー部222およびテーパー部226は、円錐 形の一部を切り出した外形を有する。R部224 よびR部228は、側面212と対向面240または上面2 50とを滑らかに繋ぐ。
テーパー部222は、上面250と鋭角S2をなし よく、テーパー部226は、対向面240と鋭角S2を なしてよい。これにより、対向面240を含む面 と外周面210との距離は、テーパー部226に沿っ て側面212から対向面240に向かうにつれて、徐 々に狭くなる。テーパー部222、テーパー部226 、R部224、R部228は、呼び込み部202の一例であ てよく、例えば、テーパー部226が、平面で く、R部228若しくは側面212と対向面240とを滑 らかにつなぐ曲面であってもよい。
対向面240は、攪拌子108が攪拌容器100に入 られたとき、攪拌容器100の内底面134に対向 るように配される。図4に示す通り、対向面 240は、平坦面であってよい。対向面240は、磨 り潰し部200の一例であってよい。上面250は、 攪拌子108の対向面240に対向する位置に配され る。上面250は、対向面240と略平行に配されて よい。
図5は、別の実施形態の攪拌子508を示す。 図5は、攪拌子508を攪拌子508の中心近傍で自 軸A4方向に切断した場合の断面図を示す。図 5は、攪拌容器100に攪拌物20及び攪拌子508を入 れて、攪拌容器100を回転部104により回転させ ている状態の概要を表す。
まず、攪拌子508の構成の一例を説明する 攪拌子508は、外周面510と、底部530と、上面2 50とを有する。外周面510は、外周面210に対応 て、攪拌子508の自転軸A4方向に延伸して、 面250と対向面540とを繋ぐように形成される 外周面510は、側面512と、R部524と、R部528とを 含む。側面512は、側面212に対応して、略円柱 形の外形を有してよい。R部524は、側面512と 面250とを滑らかに繋いでよく、R部528は、側 512と対向面540とを滑らかに繋いでよく、R部 528は、攪拌容器100の内底面134と鋭角S4をなし よい。R部528は、呼び込み部202の一例であっ てよい。
底部530は、対向面540と、溝542とを含む。 こで、「底部」とは、自転軸A4に垂直で攪 子508の中心を含む平面Pよりも対向面540側の 分をいう。対向面540は、底部530において、 拌容器100の内底面134に対向しており、対向 540は平坦面であってよい。これにより、対 面540は、内底面134と対向面540との摺動によ 、攪拌物20に含まれる凝集物24を磨り潰して 、一次粒子22にまで分散させる。対向面540は 磨り潰し部200の一例であってよい。
溝542は、底部530において、攪拌子508の底 に形成されてよい。溝542は、径方向の全長 わたって延伸する直線形状であってよく、 えば、溝542の幅Wは500μm程度であってよく、 溝542の深さDは、500μm程度であってよい。溝54 2は、底面の中心を通るように配されてよく これにより、底部530において、攪拌子508の 面に一対の対向面540が形成される。溝542は 呼び込み部202の一例であってよく、溝542は 溝壁部544と、溝傾斜部546および溝傾斜部548 有する。溝壁部544は、コの字型の断面を有 てよく、溝傾斜部546および溝傾斜部548は、 壁部544の開放端の両端と、対向面540とを繋 平面であってよい。溝傾斜部546および溝傾 部548は、攪拌容器100の内底面134と鋭角S3を為 してもよい。溝542の配される位置は底面に限 られず、側面512または外周傾斜部214に配され てもよい。
次に、凝集物24が磨り潰される機構につ て、図5を用いて説明する。攪拌子508は、自 ながら攪拌容器100内を摺動する。このとき 攪拌子508は、内底面134とR部528との隙間を介 して、内底面134と対向面540との隙間に攪拌物 20を呼び込む。ここで、攪拌子508が攪拌物20 「呼び込む」とは、攪拌子508の自転により 拌物20を攪拌子508の近傍へ引き寄せる場合に 限られない。攪拌子508が内底面134上を摺動す るときに、攪拌子508の進行方向に存在する攪 拌物20の上を通過する場合も「呼び込む」に まれる。さらに、攪拌容器100内の攪拌物20 流れにより、攪拌物20が攪拌子508に衝突若し くは近接する場合も「呼び込む」に含まれる 。
R部528は、側面512と対向面540とを滑らかに 連結しているので、底部530と内底面134との間 の隙間は、側面512から対向面540に向かうにつ れて、徐々に狭くなる。対向面540は、R部528 連結されているので、凝集物24は、内底面134 と対向面540との隙間に直接もぐりこむことが できない。攪拌物20には様々な大きさの凝集 24が含まれるが、凝集物24は、その大きさに 応じた位置までしか対向面540に近づくことが できず、凝集物24は、内底面134とR部528に呼び 込まれて、対向面540に向かうにつれて、凝集 物24は徐々に解砕されて徐々に小さくなる。
内底面134とR部528との隙間を通過して、内 底面134と対向面540との隙間に呼び込まれた凝 集物24は、内底面134と対向面540との摺動によ 、磨り潰されて解砕される。凝集物24は一 粒子22が凝集して形成されるので、凝集物24 一次粒子22にまで分散される。以上の構成 よれば、対向面540に呼び込まれるときの凝 物24の大きさをそろえることができ、一箇所 に力が加わって、一次粒子22が粉砕されるこ を抑制できる。
ここで、例えば、公転容器140の自転軸A2 公転軸A1側に傾斜している場合には、回転部 104は、攪拌子508の対向面540を攪拌容器100の内 底面134に押し付ける押し付け力F3を、攪拌子5 08に与える。これにより、攪拌子508が内底面1 34に押し付けられながら、攪拌容器100内を摺 する。その結果、対向面540が凝集物24を磨 潰す力が増加する。さらに、攪拌子508は、 拌容器100内で安定して内底面134上を摺動す ことができる。
なお、攪拌子508は、内壁面124とR部524との 間にも攪拌物20を呼び込む。呼び込まれた攪 物20に含まれる凝集物24は、徐々に解砕され て小さくなりながら、側面512と内壁面124との 隙間に呼び込まれる。攪拌子508は、側面512と 内壁面124との摺動により、凝集物24を磨り潰 てもよい。例えば、攪拌子508を攪拌装置10 適用すれば、攪拌容器100に攪拌物20及び攪拌 子508を入れる段階と、攪拌容器100を回転部104 により回転させる段階とを備える攪拌方法が 提供できる。当該攪拌方法の攪拌容器100を回 転させる段階では、内底面134とR部528との間 攪拌物20を呼び込み、内底面134と対向面540と の摺動により、攪拌物20に含まれる凝集物24 磨り潰す。
図6は、溝の断面形状別の例を表す。溝642 は、溝壁部644と、溝傾斜部646および溝傾斜部 648とを有する。溝壁部644は、コの字型の断面 を有する。溝傾斜部646および溝傾斜部648は、 溝壁部644の開放端の両端と、対向面540とを滑 らかに結合してよい。
図7は、溝の断面形状別の例を表す。溝742 は、溝傾斜部746および溝傾斜部748を有する。 溝傾斜部746は、対向面540に対して傾斜した面 であってよく、溝傾斜部748は、溝傾斜部746に 対向して、対向面540に対して傾斜した面であ ってよい。溝傾斜部746および溝傾斜部748は、 一方の端部でお互いに結合される。溝傾斜部 746および溝傾斜部748の他方の端部は、対向面 540と結合され、断面がV字型もしくは三角形 溝742が形成される。
図8は、溝の平面形状について、別の例を 表す攪拌子508の底面図を示す。攪拌子508は、 円弧形状の溝842を有してもよく、溝842の配置 は、複数の溝842が、底面の中心から外側に向 けて広がるように配されてよい。溝842は、底 面の中心近傍に対向面540が形成されるように 配されてよく、溝842は、円弧の内側から外側 に向かう方向R1が、攪拌子508の回転方向R2と 同一となるように配されてよい。これによ 、溝842は、攪拌物20を呼び込みやすくなる。 溝842は、底面の中心近傍まで延伸してよく、 溝842は、底面の中心近傍で他の溝と連結して もよい。
図9は、溝の平面形状について、別の例を 表す攪拌子508の底面図を示す。攪拌子508は、 円弧形状の溝942を有してもよい。溝942は、円 弧の内側から外側に向かう方向R1が溝842と逆 きになるよう配されてよい。
図10は、溝の平面形状について、別の例 表す攪拌子508の底面図を示す。攪拌子508は 直線形状の溝1042を複数有してもよく、溝1042 の配置は、複数の溝1042が、放射状に配され よい。溝1042は、底面の中心近傍に対向面540 形成されるように配されてよく、溝1042は、 底面の中心近傍まで延伸してよい。溝1042は 底面の中心近傍で他の溝と連結してもよい
図11は、溝の平面形状について、別の例 表す攪拌子508の底面図を示す。攪拌子508は 攪拌子508と同心の螺線形状を有する溝1142を してもよい。溝1142は、螺線の内側から外側 へ向かう方向R3が、攪拌子508の回転方向R2と 同一となるように配されてよい。これによ 、溝の内部に凝集物24を取り込みやすくなる 。溝1142は、螺線の外側から内側へ向かう方 R4が、攪拌子508の回転方向R2と略同一となる うに配されてもよい。
図12は、別の実施形態の攪拌子1208の断面 を示す。図12は、攪拌子1208を攪拌子1208の中 心近傍で自転軸A4方向に切断した場合を示す 図12は、攪拌容器100に攪拌物20及び攪拌子120 8を入れて、攪拌容器100を回転部104により回 させている状態の概要を表す。図13は、本実 施形態の攪拌子1208を表す底面図の一例を示 。以下、図12および図13を用いて、攪拌子1208 を説明する。
同図に示す通り、攪拌子1208は、対向面124 0と、上面1250と、中心孔1260とを備える。対向 面1240および上面1250は、それぞれ、攪拌子508 対向面540および上面250に相当して、対向面1 240は、内底面134に対向して配され、上面1250 、対向面1240に対向して配される。攪拌子1208 は、中心部に中心孔1260を備えてよい。中心 1260は、対向面1240および上面1250を貫通して されてよく、中心孔1260は、中心孔1260の中心 が自転軸A4の近傍に配されてよい。これによ 、攪拌子1208はドーナツ形の外形を有してよ い。
中心孔1260は、中心孔傾斜部1262と、中心 傾斜部1264と、内周面1266とを含む。中心孔傾 斜部1262は、中心孔1260の上面1250側の端部に配 され、中心孔傾斜部1262は、内周面1266と上面1 250とを繋ぐ。中心孔傾斜部1264は、中心孔1260 対向面1240側の端部に配され、中心孔傾斜部 1264は、内周面1266と上面1250とを繋ぐ。中心孔 傾斜部1262および中心孔傾斜部1264は、自転軸A 4に沿って、それぞれ、上面1250側または対向 1240側に向かうにつれて、内径が増加してよ い。
中心孔1260は、呼び込み部202の一例であっ てよい。つまり、攪拌子1208は、中心孔1260を して内底面134と対向面1240との隙間に攪拌物 20を呼び込み、内底面134と対向面1240との摺動 により、攪拌物20に含まれる凝集物24を磨り してよい。なお、この場合においても、例 ば、公転容器140の自転軸A2が公転軸A1側に傾 している場合には、回転部104は、攪拌子1208 の対向面1240を攪拌容器100の内底面134に押し ける押し付け力F3を、攪拌子1208に与える。 拌子1208も、攪拌子508と同様に、溝542等を有 てもよい。
図14は、本実施形態の攪拌子1408を表す側 図の一例を示す。図15は、本実施形態の攪 子1408を表す底面図の一例を示す。以下、図1 4および図15を用いて、攪拌子1408を説明する 攪拌子1408は、側面512に溝1416を有してよく、 溝1416の断面形状および平面形状は、溝542等 同様に形成できる。攪拌子1408は、底面に溝1 442が形成されてよく、溝1442の断面形状は、 弧状であってもよく、溝1442の平面形状は、 面の内側から外側にむかって広がる形状で ってもよい。溝1442の平面形状は、例えば、 一端で連結された2本の円弧と、R部528の端部 より囲まれた形状であってもよく、三角形 たは略扇形であってもよい。溝1442の深さは 、500μm程度であってよい。溝1442は、攪拌子14 08の自転に伴い、攪拌物20を呼び込みやすい きに配されてよい。これにより、呼び込ん 攪拌物20を効果的に底面の中心近傍に向けて 押し込むことができる。
銅粉と樹脂溶液を含む導電ペーストを用 て本実施形態の効果を確認した。銅粉は、 均粒子径が1.2μmの銅粉を使用した。粒子径 、湿式法により計測した。樹脂溶液は、フ ノキシ樹脂をトリグライムに溶解させて調 した。フェノキシ樹脂は、重量%で30%に調整 した。導電ペースト試料は、銅粉13.8g、樹脂 液9.4cc、トリグライム5ccを混合して調整し 。攪拌容器100は、ポリプロピレン製で容量 150cm3の容器を使用した。回転部104は、遊星 の回転装置を使用した。攪拌容器100を公転 器140に固定して、公転容器140が261rpmで自転 ながら、340rpmで公転するよう設定した。
攪拌の効果は、銅粉の分散度を、JIS K5400 の4.7.2線条法に準じて評価した。つまり、つ ゲージの溝によくかき混ぜた試料を注ぎ、 クレーパーを用いてしごいて、溝の中に厚 が連続した試料層を形成した。試料層を観 して、試料面に10mm以上連続した線条が、1 の溝について3本以上並んで現れた箇所の目 りを読み取って、分散度とした。単位はμm 表した。分散度は、数値がより小さいほど 銅粉がよく分散していることを示す。攪拌 の導電ペースト試料は分散しておらず、100 mまで測定できるつぶゲージでは、分散度は 定できなかった。
実施例1では、側面212の外径が20mm、対向面24
0と上面250の間の厚みが10mmで、材質がステン
スの攪拌子108を用いた。実験は、以下の手
で行った。攪拌容器100に上記の通り調整し
導電ペースト試料と、攪拌子108を入れた。
拌容器100を回転部104にセットして、回転部1
04を所定の速度で回転させた。攪拌時間を変
て、分散度を測定した。表1に、実施例1の
験結果を示す。表中、分散度は「ツブ」と
て記載する。表1に示す通り、攪拌時間が経
するにしたがって、「ツブ」が小さくなり
よく分散していることがわかる。
実施例2では、側面212の外径が25mm、対向 240と上面250の間の厚みが10mmで、材質がステ レスの攪拌子108を用いた。その他の条件は 実施例1と同様にして、実験した。表1に、 施例2の実験結果を示す。表1に示す通り、攪 拌時間が経過するにしたがって、「ツブ」が 小さくなり、よく分散していることがわかる 。
(比較例1)
次に、比較例1として、攪拌子を入れないで
実験した。その他の条件は、実施例1と同様
して、実験した。表1に、比較例1の実験結果
を示す。表1に示す通り、攪拌時間が経過し
も、「ツブ」の値はほとんど変化しなかっ
。
(比較例2)
次に、比較例2として、直径10mmのジルコニ
ボールを用いて実験した。攪拌容器100に導
ペースト試料と、ジルコニアボールを1個入
た。攪拌時間は30分とした。その他の条件
、実施例1と同様にした。表1に、比較例2の
験結果を示す。表1に示す通り、30分間攪拌
ても、「ツブ」の値は比較例1とほとんど変
らなかった。
(比較例3)
次に、比較例3として、直径10mmのジルコニ
ボールを2個用いて実験した。攪拌容器100に
電ペースト試料と、ジルコニアボールを2個
入れた。その他の条件は、比較例2と同様に
た。表1に、比較例3の実験結果を示す。表1
示す通り、30分間攪拌しても、「ツブ」の値
は比較例1とほとんど変わらなかった。
(比較例4)
次に、比較例3として、直径10mmのジルコニ
ボールを3個用いて実験した。攪拌容器100に
電ペースト試料と、ジルコニアボールを3個
入れた。その他の条件は、比較例2と同様に
た。表1に、比較例4の実験結果を示す。表1
示す通り、30分間攪拌しても、「ツブ」の値
は比較例1とほとんど変わらなかった。
図16に、実験結果を表すグラフを示す。 較例1、乃至、比較例4では、30分間攪拌して 「ツブ」の値がほとんど変化していない。 方、実施例1および実施例2では、攪拌時間 経過するにつれて、「ツブ」が急激に減少 ているのがわかる。以上より、本実施形態 攪拌装置、攪拌子、及び、攪拌方法により 攪拌物に含まれる凝集物を効果的に分散さ ることができる。特に、粒子径が数ミクロ からサブミクロンの1次粒子が凝集した凝集 を含む樹脂溶液であっても、凝集物を細か 分散させることができる。これにより、塗 面にツブが発生したり、例えばスジ状の塗 ムラが発生することを抑制できる樹脂溶液 導電ペースト等が得られる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明 たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形 に記載の範囲には限定されない。上記実施 形態に、多様な変更または改良を加えるこ が可能であることが当業者に明らかである その様な変更または改良を加えた形態も本 明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求 範囲の記載から明らかである。
請求の範囲、明細書、および図面中にお て示した装置、システム、プログラム、お び方法における動作、手順、ステップ、お び段階等の各処理の実行順序は、特段「よ 前に」、「先立って」等と明示しておらず また、前の処理の出力を後の処理で用いる でない限り、任意の順序で実現しうること 留意すべきである。請求の範囲、明細書、 よび図面中の動作フローに関して、便宜上 まず、」、「次に、」等を用いて説明した しても、この順で実施することが必須であ ことを意味するものではない。
本発明は、液体中に粒子を分散させる攪 装置、攪拌子あるいは攪拌方法を利用する 業、たとえば有機ポリマー材料に導電性粒 を分散させた導電性ペーストを製造する化 工業の分野において利用できる。
