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Title:
SUBSTRATE INSPECTING APPARATUS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/026559
Kind Code:
A1
Abstract:
A substrate inspecting apparatus (1) is provided with an inspecting unit (50) for inspecting a substrate (P); a substrate supply unit (24) by which the inspecting unit (50) can be manually supplied with the substrate (P); and a liquid crystal monitor (4) for displaying prescribed information including the results of the inspection of the substrate (P). The inspecting apparatus is also provided with a camera (52) for recognizing identifying information given to the substrate (P), and a control unit (60). The control unit confirms inspection history of the substrate (P), based on the identifying information acquired through the camera (52), controls the liquid crystal monitor (4) to display that the substrate (P) has been inspected when it is confirmed that the substrate has been inspected, and prohibits execution of inspection of the substrate (P) by the inspecting unit (50).

Inventors:
KAKUDA, Yoshihisa (9-3 Shinmiyakoda 1-chome, Kita-ku, Hamamatsu-sh, Shizuoka 03, 4312103, JP)
Application Number:
JP2007/066597
Publication Date:
March 06, 2008
Filing Date:
August 28, 2007
Export Citation:
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Assignee:
i-PULSE KABUSHIKI KAISHA (9-3 Shinmiyakoda 1-chome, Kita-ku Hamamatsu-shiShizuoka, 03, 4312103, JP)
アイパルス株式会社 (〒03 静岡県浜松市北区新都田1丁目9番3号 Shizuoka, 4312103, JP)
International Classes:
G01N21/956; H05K3/00; H05K3/34
Attorney, Agent or Firm:
KOTANI, Etsuji et al. (Nichimen Building 2nd Floor, 2-2 Nakanoshima 2-chome, Kita-k, Osaka-shi Osaka 05, 5300005, JP)
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Claims:
 基板を検査する検査ユニットと、この検査ユニットに手動で基板を供給可能な基板供給ユニットと、上記基板の検査結果を含んだ所定の情報を表示する表示手段とを備えた基板の検査装置であって、
 上記基板に付与される識別情報を認識する認識手段と、
 この認識手段を通じて上記基板の識別情報を取得するとともに、その識別情報に基づいて上記基板の検査履歴を確認する履歴確認手段と、
 この履歴確認手段により基板が検査済みであることが確認された場合に、上記表示手段にその旨の表示を行わせるとともに、上記検査ユニットによる基板の検査動作の実行を禁止するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする基板の検査装置。
 請求項1記載の基板の検査装置において、
 上記検査ユニットによる検査が済んだときに、基板が検査済みであることを表す検査終了マークを上記識別情報として基板に付与するマーキング手段をさらに備え、
 上記履歴確認手段は、上記検査終了マークの有無を上記認識手段を通じて判定することにより上記基板の検査履歴を確認することを特徴とする基板の検査装置。
 請求項1記載の基板の検査装置において、
 上記識別情報として基板に付与されたIDコードとその基板の検査履歴とを対応付けて記憶する記憶手段をさらに備え、
 上記履歴確認手段は、上記認識手段を通じて取得された上記IDコードを上記記憶手段に記憶された履歴情報と照合することにより上記基板の検査履歴を確認することを特徴とする基板の検査装置。
 請求項1に記載の基板の検査装置において、
 上記基板供給ユニットは、手動操作による基板の着脱が可能なホームポジションと、上記検査ユニットによる基板の検査が行われる検査ポジションとの間で基板を往復移動させるように構成されていることを特徴とする基板の検査装置。
 請求項4記載の基板の検査装置において、
 上記履歴確認手段は、基板が検査ポジションに搬送された時点で上記認識手段を通じて基板の識別情報を取得し、
 上記基板供給ユニットは、上記履歴確認手段により基板が検査済みであることが確認されると、上記検査ポジションにある基板を上記ホームポジションに移動させることを特徴とする基板の検査装置。
 請求項5記載の基板の検査装置において、
 上記制御手段は、上記検査ポジションにある基板を基板供給ユニットがホームポジションへ移動させる動作を、作業者からの検査継続の指示がないことを確認してから実行させることを特徴とする基板の検査装置。
 請求項4~6のいずれか1項に記載の基板の検査装置において、
 上記基板供給ユニットのホームポジションに基板がセットされたか否かを検知する基板検知手段をさらに備え、
 上記制御手段は、上記基板検知手段により基板が検知されなかった場合に、上記基板供給ユニットによる検査ポジションへの搬送動作を禁止することを特徴とする基板の検査装置。
 請求項1に記載の基板の検査装置において、
 上記検査ユニット、基板供給ユニット、表示手段等の各部が一体的に組み付けられて卓上に載置可能に構成されていることを特徴とする基板の検査装置。
Description:
基板の検査装置

 本発明は、基板に実装された部品の実装 態、基板上のプリント配線パターン、基板 のクリームはんだの印刷パターン等を検査 る基板の検査装置に関するものである。

 従来から、上記検査装置として、いわゆ インライン型のものとは別に、作業者の手 操作により個別に基板を検査するアウトラ ン用の卓上据え置き型(以下、単に卓上型と いう)の検査装置が知られている。

 例えば下記特許文献1には、この種の卓上 型検査装置の一つが開示されている。この検 査装置は、基板の画像を取り込む試験ユニッ トと、良否判定等の処理を行うメインユニッ トとを有しており、作業者が基板を試験ユニ ットにセットして検査開始の指示を与えると 、当該ユニットに搭載された走査ユニットに より基板表面の画像が取り込まれてその画像 データがメインユニットに転送され、この画 像データに基づき良否判定等の処理が行われ るとともに、その結果がメインユニットのモ ニタに表示されるようになっている。そして 、このようにして1つの基板に対して検査が 了すると、作業者による基板の交換が行わ 、新たな基板に対して同様の検査が繰り返 れることになる。

 ところで、上記のように基板を手動操作で 験ユニットにセットし、試験が終了すると の基板と交換するという具合に使用する卓 型検査装置では、作業者のミスによって検 済みの基板が再度試験ユニットにセットさ てしまうおそれがあり、このような事態が じると、同一の基板に対して重複して検査 行われてしまい、基板検査の作業効率が低 するという問題がある。

特開2002-181730号公報

 本発明は、上記のような事情に鑑みてな れたものであり、同一の基板に対して重複 て検査が行われることを確実に防止するこ のできる基板の検査装置を提供することを 的としている。

 そして、この目的を達成するために、本 明にかかる基板の検査装置は、基板を検査 る検査ユニットと、この検査ユニットに手 で基板を供給可能な基板供給ユニットと、 記基板の検査結果を含んだ所定の情報を表 する表示手段とを備えた基板の検査装置で って、上記基板に付与される識別情報を認 する認識手段と、この認識手段を通じて上 基板の識別情報を取得するとともに、その 別情報に基づいて上記基板の検査履歴を確 する履歴確認手段と、この履歴確認手段に り基板が検査済みであることが確認された 合に、上記表示手段にその旨の表示を行わ るとともに、上記検査ユニットによる基板 検査動作の実行を禁止するように制御する 御手段とを備えるものである。

 この検査装置によると、基板供給ユニッ を介して手動で供給された基板が検査ユニ トにより検査され、その検査結果が表示手 に表示される。但し、基板に付与される識 情報に基づきその基板が検査済みであるこ が確認されると、上記表示手段にその旨が 示されるとともに、上記検査ユニットによ 基板の検査動作が禁止されるように制御さ る。従って、同一の基板に対して重複して 査が行われることが防止され、その結果、 複検査によるロス時間の発生を回避しなが 効率よく基板の検査を行うことができるよ になる。

本発明の一実施形態にかかる検査装置 示す斜視図である。 上記検査装置を示す平面図である。 上記検査装置の内部構成を示す縦断面 である。 上記検査装置の内部構成を示す平断面 である。 図3のうち液晶パネルを支持する部分を 抽出した図である。 制御ユニットの組み付け構造を示すベ スフレームの断面図である。 上記検査装置の制御系を示すブロック である。 基板に付与される検査終了マーク等を す図である。 上記検査装置において行われる画像処 の内容を模式的に説明するための図であり (a)は基板の撮像画像、(b)は基準画像データ (c)は(a)と(b)との差分画像を示している。 作業者による目視判定用に液晶モニタ に表示される画像を示す図である。 コントロールユニットにおいて実行さ れる制御動作の内容を示すフローチャートで ある。 図11のフローチャートにおいて行われ 基板検査制御を示すサブルーチンである。 複数の検査装置を扇形状に並べた状態 を示す平面図である。

 以下、添付図面を参照しながら本発明の ましい実施の一形態について詳述する。

 図1および図2は、本発明の一実施形態に る基板の検査装置1を概略的に示している。 れらの図に示すように、検査装置1は、全体 が箱形を成し、その後方側を構成する後側部 分2Aと、この後側部分2Aの前端下部から前方 延びる前側部分2Bとを具備した側面視L字型 外観形状を有している。このような検査装 1の外形は、後述する検査ユニット50等の内 部品を覆うケーシングCaにより形成されてい る。

 この検査装置1のうち上記前側部分2Bには プリント基板Pを装置内に出し入れするため の上向きに開口する出し入れ口6が設けられ いる。この出し入れ口6は、ケーシングCaに 成される開口部からなり、検査装置1の幅方 中央(図2では左右方向における中央)に設け れている。

 上記出し入れ口6の上方であって後側部分 2Aの前面部分には、液晶モニタ4(本発明にか る表示手段に相当)が配置されている。この 晶モニタ4は、いわゆるタッチパネル型液晶 表示器からなり、検査結果等の各種情報がこ の液晶モニタ4上に表示されるとともに、モ タ表示に作業者が指先で触れることにより 査装置1に対して各種操作入力を行えるよう なっている。

 上記前側部分2Bのうち液晶モニタ4に並ぶ 分にはメンテナンス用の扉9が設けられてい る。この扉9は、上記ケーシングCaの一部が開 閉可能に構成されたもので、必要に応じてこ の扉9を開くことにより作業者が検査装置1の 部にアクセスして後述するチェックペン56 交換等を行えるようになっている。また、 記ケーシングCaのうち上面カバーCa1は取り外 し可能とされており、この上面カバーCa1を取 り外した状態で後述する撮像ユニット51のメ テナンス等を行えるようになっている。

 図1に示すように、上記ケーシングCaには その後側部分2Aの左右両側部に、凹部から る取手部3が設けられており、この取手部3を 手に掛けた状態で検査装置1を持ち運べるよ になっている。なお、図1および図2において 符号8は、上記出し入れ口6の側方に配置され 非常停止用ボタンである。

 検査装置1は、その幅が装置後側から前側 に向かって先細りに形成されている。詳しく は、上記ケーシングCaにより構成される検査 置1の側面のうち前側部分2Bの一方側の側面( 図2では左側の側面)が前後方向に対して所定 度αだけ傾斜して設けられることにより検 装置1の幅が先細りに形成されている。これ 複数台の検査装置1をコンパクトに設置して 作業性を高めるための工夫であって、この点 については後に詳述する。

 図3および図4は、検査装置1の具体的な内 構成を示すための図である。本図に示すよ に、検査装置1の内部にはベースフレーム10 設けられており、このベースフレーム10に 、作業者の手により上記出し入れ口6を通じ 供給されたプリント基板Pを保持してこれを 移動させる基板供給ユニット24と、この基板 給ユニット24に保持されたプリント基板Pの 像等を行うことによりこのプリント基板Pの 外観を検査する検査ユニット50等が組み付け れている。

 上記ベースフレーム10は、前方側(液晶モ タ4が設置されている側)に至るほど高さが くなる前下がりの傾斜面12aを有した基台部12 と、この基台部12の左右両端からそれぞれ立 上がる側壁部14とを一体に備えた構造を有 ており、例えばアルミダイカスト等の鋳造 により構成されている。

 上記基板供給ユニット24は、上記基台部12 の傾斜面12a上に固定され、当該斜面12aに沿っ てスライダ22を前後方向(以下、この方向をY 方向という)に移動させるリニアモータ式の 軸ロボット20と、上記スライダ22に固定され るテーブル30とから構成されている。

 上記テーブル30は、プリント基板Pを保持 るもので、具体的には、被検査面が上記傾 面12aと平行となるように保持する。このテ ブル30は、上記単軸ロボット20の作動に応じ て、上記出し入れ口6に対向するホームポジ ョン(図3の実線で示す位置)と、後述する撮 ユニット51に対向する検査ポジション(図3の 点鎖線で示す位置)とに亘ってY軸方向に移 可能に構成されている。そして、上記ホー ポジションにおいてテーブル30に対するプリ ント基板Pの着脱が作業者の手動操作により われるとともに、そこから検査ポジション でテーブル30が移動した状態で、撮像ユニッ ト51によるプリント基板Pの撮像が行われるよ うになっている。

 このテーブル30は、上記スライダ22の上面 部に固定されたプレート32と、このプレート3 2に組み付けられて左右方向に延びる前後一 の基板保持フレーム36,38(以下、前側フレー 36,後側フレーム38ということがある)とを有 ており、これらフレーム36,38の間にプリント 基板Pが挟持されるようになっている。具体 には、両フレーム36,38のうちの後側フレーム 38に、Y軸方向に変位可能でかつ圧縮コイルバ ネ等の弾性部材により前方側に付勢される可 動部39が設けられ、この可動部39と前側フレ ム36との対向する部分に、それぞれ階段状の 基板受部が形成されている。そして、プリン ト基板Pを手に持った作業者が、これら基板 部にプリント基板Pの前後縁部を載せ、当該 板Pを前側フレーム36と可動部39との間に嵌 込むと(図3参照)、圧縮コイルバネ等の弾性 によりプリント基板Pが両フレーム36,38の間 弾性的に挟み込まれ、これに応じてプリン 基板Pが前側フレーム36を基準としてY軸方向 位置決めされた状態でテーブル30に保持さ るようになっている。また、前側フレーム36 の左右方向の一端側には、位置決めプレート 36aが設けられており、このプレート36aにプリ ント基板Pの一端(左右方向の一端)が当接する ことにより、当該基板Pが左右方向(以下、X軸 方向という)に位置決めされるようになって る。

 なお、上記前側および後側フレーム36,38 間隔は基板サイズに応じて可変となってい 。具体的には、上記プレート32の後端にエン ドプレート34が固定され、このエンドプレー 34と上記前側フレーム36とに亘って互いに平 行な左右一対のガイドバー35が固定されてい 。そして、これらガイドバー35に対して上 後側フレーム38がスライド可能に装着される とともに、上記ガイドバー35に対して後側フ ーム38を任意の位置でロックできる図外の ック手段が設けられている。つまり、前側 レーム36を基準として後側フレーム38をスラ ドさせ、上記ロック手段により後側フレー 38を所望の位置でロックすることによって フレーム36,38の間隔を変更できる構成となっ ている。

 上記テーブル30のプレート32には、図4に すように、光学式センサからなる基板検知 段33が埋め込まれており、この基板検知手段 33により、プリント基板Pがテーブル30にセッ されたか否かが検知されるようになってい 。なお、当実施形態では、プリント基板Pが テーブル30上にセットされている状態では基 検知手段33の検出信号がONとなり、プリント 基板Pがセットされていない状態ではOFFにな ようになっている。

 上記検査ユニット50は、スライダ42をX軸 向に移動させる単軸ロボット40と、この単軸 ロボット40に上記スライダ42を介して組み付 られる撮像ユニット51とを備えている。

 上記単軸ロボット40は、テーブル30駆動用 の上記単軸ロボット20と同様に、リニアモー 式の単軸ロボットからなり、上記両側壁部1 4に亘って横架された状態でベースフレーム10 に固定されている。

 上記撮像ユニット51は、CCDあるいはCMOSイ ージセンサ等のエリアセンサからなるカメ 52(本発明にかかる認識手段に相当)と、被写 体であるプリント基板Pに照明光を照射する 明装置54とを備えており、上記テーブル30に 持されたプリント基板Pを、その表面に対し て直交する方向からカメラ52が撮像するよう 構成されている。この撮像ユニット51は、 記スライダ42のX軸方向の移動に伴い、基板 給ユニット24の単軸ロボット20上方にあたる 像位置や、図4において二点鎖線および実線 で示す位置に移動可能とされている。そして 、撮像ユニット51は、通常時において上記撮 位置に保持されているとともに、後述する うなマーキングユニット55の交換時等に図4 二点鎖線で示す位置に移動したり、上面カ ーCa1を取り外しての撮像ユニット51のメン ナンス時等に図4の実線で示す位置に移動し りする。

 上記検査ユニット50には、検査結果等に じてプリント基板Pに所定のマークを記入す マーキングユニット55(本発明にかかるマー ング手段に相当)が取り付けられている。こ のマーキングユニット55は、マークを記入す ためのチェックペン56と、このチェックペ 56を進退駆動する駆動機構とから構成されて おり、この駆動機構の作動に応じて、上記チ ェックペン56が、テーブル30に保持されたプ ント基板Pに当接する作業位置(図3において 点鎖線で示す位置)と、この位置から上方に 避する退避位置(図3において実線で示す位 )とに亘って進退移動するようになっている なお、上記駆動機構としては、例えばモー 駆動のボールネジによりチェックペン56を 軸方向に進退移動させる直動機構等が適用 れている。

 上記マーキングユニット55は、図3および 4に示すように、連結アーム58を介して撮像 ニット51に固定されることにより、この撮 ユニット51と一体的にX軸方向に移動するよ に構成されている。なお、マーキングユニ ト55は、その左右方向の可動領域のうちの一 端側(図4において二点鎖線で示す位置)におい て、図1および図2に示した扉9の裏側(後方側) 位置するようになっている。つまり、この 置にマーキングユニット55を配置した状態 扉9を開くことによって作業者が容易にチェ クペン56の交換等を行えるようになってい 。

 上記ベースフレーム10の上方には、前後 向に延びるビーム19がさらに設けられている 。このビーム19は、図5に示すように、ベース フレーム10の両側壁部14に亘って固定された 後一対の門型のサブフレーム16,18に固定され ている。このビーム19の先端には上記液晶パ ル4が支持されている。液晶パネル4の当該 持位置は、図3に示すように、前後方向にお て、撮像ユニット51による基板Pの撮像位置 上記出し入れ口6との略中間部分であって、 かつ撮像ユニット51よりも前側に設定されて る。

 上記液晶パネル4はビーム19の先端にチル 可能に支持されている。具体的には、上記 ーム19の前端部に、X軸方向に延びる支軸45 支点に回動可能な状態でジョイント46が連結 され、このジョイント46に上記液晶モニタ4が 組み付けられることにより、この液晶モニタ 4の鉛直軸に対する傾斜角が可変(上下方向に 勢変更可能)となるように構成されている。 なお、液晶パネル4は、さらに左右方向に姿 変更可能な構成、あるいは任意の方向に姿 変更可能な構成であってもよい。

 また、図3に示すように、上記基板供給ユ ニット24の設置部の上方であってかつ上記検 ユニット50の後方側のスペースには、検査 ニット50における上記単軸ロボット40の駆動 御を行うドライバ66が配置されている。具 的には、ベースフレーム10の両側壁部14およ サブフレーム18に左右一対の側板67が固定さ れるとともにこれら側板67間に支持プレート6 8が横架され、この支持プレート68上に上記ド ライバ66が固定されている。

 一方、上記ベースフレーム10における基 部12の内部には、検査装置1を統括的に制御 るコントロールユニット60や、上記基板供給 ユニット24の単軸ロボット20用のドライバ62等 が配設されている。すなわち、図6に示すよ に、上記基台部12の内部には下方および後方 に開口する凹部からなる断面略三角形状の空 間15が形成されており、この空間15に上記コ トロールユニット60やドライバ62が配設され いる。なお、図3および図6において符号64は 、上記コントロールユニット60等を冷却する めの冷却ファンである。

 上記コントロールユニット60、ドライバ62 、および冷却ファン64は、検査装置1の下面部 および後面部を主に覆うアンダカバー65に一 的に固定されており、このアンダカバー65 ベースフレーム10の基台部12に対して下側か 組み付けられた状態で、上記各デバイス60,6 2,64がこの基台部12における上記空間15内に収 されるようになっている。

 上記コントロールユニット60は、論理演 を実行するCPU、そのCPUを制御する種々のプ グラムなどを記憶するROM、装置動作中に種 のデータを一時的に記憶するRAM、各種デー やソフトを記憶するHDD等から構成されてい 。そして、図7のブロック図に示すように、 のコントロールユニット60には、基板供給 ニット24および検査ユニット50用の各単軸ロ ット20,40、撮像ユニット51(カメラ52および照 明装置54)、マーキングユニット55、液晶モニ 4、および基板検知手段33が電気的に接続さ ている。なお、このうち単軸ロボット20,40 、上記ドライバ62,66を介してそれぞれコント ロールユニット60に接続されている。そして コントロールユニット60は、あらかじめ記 された動作プログラムに従ってプリント基 Pに対する一連の検査作業を進めるべく、上 基板供給ユニット24や検査ユニット50等の動 作を統括的に制御するとともに、上記検査ユ ニット50のカメラ52により撮像された画像に づいてプリント基板Pの良否を判定したり、 の判定結果に応じて上記液晶モニタ4の表示 内容を制御したりする等の動作を行うように 構成されている。

 以上のように構成された検査装置1では、 例えば以下のようにしてプリント基板Pの検 が実行される。

 検査装置1が起動されると、試験が開始さ れるまで装置1はスタンバイ状態に保たれる このスタンバイ状態では、上記基板供給ユ ット24のテーブル30がホームポジションにセ トされるとともに、液晶パネル4に所定のメ ニュー画面が表示される。

 この状態で、作業者が手動操作によって 記ホームポジションにあるテーブル30にプ ント基板Pをセットし、さらに液晶パネル4を タッチ操作して上記メニュー画面から「検査 開始」を選択すると、当該基板Pの検査が開 される。なお、上記テーブル30へのプリント 基板Pのセットは、プリント基板Pをその被検 面(部品が実装された側の面)を上向きにし 状態で基板保持フレーム36,38の間に嵌め込む ことにより行う。この際、位置決めプレート 36aにプリント基板Pが当接することによりそ 位置決めがなされる。

 そして、検査が開始されると、プリント 板Pがテーブル30にセットされていることが 記基板検知手段33の検出信号に基づき確認 れた上で、上記基板供給ユニット24の単軸ロ ボット20の作動によりテーブル30がY軸方向に 動して、プリント基板Pが検査ポジションに 位置決めされる。さらに、検査ユニット50の 軸ロボット40の作動により撮像ユニット51が X軸方向に移動し、これに応じて撮像ユニッ 51のカメラ52がプリント基板Pに対向する位置 に位置決めされ、上記照明装置54による照明 の下、このカメラ52によるプリント基板Pの 像が行われる。

 このカメラ52によるプリント基板Pの撮像 、プリント基板Pのサイズや部品の実装密度 等の諸条件により、あらかじめ設定された撮 像エリアごとに分けて行われる。つまり、プ リント基板Pのサイズ等に応じて、プリント 板Pの被検査面が複数の撮像エリアに分割さ るとともに、その分割された各撮像エリア 、テーブル30および撮像ユニット51の移動に 伴いプリント基板Pに対してXY方向に相対移動 するカメラ52により順次撮像されるようにな ている。これにより、プリント基板Pのサイ ズが大きい場合等においても優れた解像度で この基板Pの撮像を行うことができる。なお プリント基板Pのサイズ等によっては、1回の 撮像処理でプリント基板Pの全体像を撮像す ことも可能である。

 そして、上記カメラ52によるプリント基 Pの撮像が完了すると、その撮像画像に基づ て上記コントロールユニット60がプリント 板Pの外観(より具体的にはプリント基板P上 部品の実装状態)の良否を判定する。そして ここでの判定結果が不良品であると、コン ロールユニット60は、その基板Pの画像を液 パネル4に表示させ、この液晶パネル4に表 されたプリント基板Pの画像に基づいて作業 に目視判定を行わせる。そしてさらに、こ での目視判定で再度不良品と判定された場 、すなわち、上記コントロールユニット60 よる自動判定と作業者による目視判定との 方でプリント基板Pが不良品と判定された場 に、プリント基板Pがはじめて不良品として 処理されることになる。なお、上記コントロ ールユニット60によるプリント基板Pの良否判 定動作の具体的内容については後で詳述する 。

 このようにしてプリント基板Pの良否判定 動作が完了すると、テーブル30および撮像ユ ット51の移動に伴いプリント基板P上方の所 位置に位置決めされたマーキングユニット5 5が作動して図8に示すように、プリント基板P の上面(被検査面)の所定箇所にこの基板Pが検 査済みであることを表す検査終了マークMが 与される。なお、この図8の例では、テーブ 30にセットされた状態で装置後側(検査ポジ ョン側)にあたるプリント基板Pの端部(隅角 )に検査終了マークMが付与されている。そ て、テーブル30の移動に応じてプリント基板 Pがホームポジションに復帰するとともに、 業者の手によりこのプリント基板Pがテーブ 30から取り出され、当該基板Pに対する検査 終了する。その後は、以上のような検査手 が繰り返し行われることにより、複数のプ ント基板Pに対して次々と外観検査が実行さ れる。なお、検査終了後、作業者が液晶パネ ル4に対して所定のタッチ操作を行うと、当 液晶パネル4の表示がメニュー画面に戻り、 査装置1が上記のスタンバイ状態にリセット されるようになっている。

 ところで、上記検査ユニット50による検 の対象となっている(つまりカメラ52による 像処理等の対象となっている)プリント基板P が、既に検査が済んだ基板である可能性があ る。すなわち、検査ユニット50により一度検 されたプリント基板Pが、作業者のミスによ って再び基板供給ユニット24にセットされる とがあり、このような検査済みの基板に対 て再度検査ユニット50による検査が行われ と、その分だけ検査作業の時間にロスが生 てしまう。そこで、このような検査ユニッ 50によるプリント基板Pの重複検査を防止す ための措置として、コントロールユニット60 は、検査済みのプリント基板Pに付与される 記検査終了マークMが存在するか否かをまず メラ52を通じて確認し、ここで検査終了マ クMが存在しないこと(つまりプリント基板P 未だ検査を受けていないこと)が判明したと にはじめて、カメラ52によるプリント基板P 撮像(基板P上の部品の実装状態の撮像)等の 連の検査動作を検査ユニット50に実行させ ように構成されている。一方、これとは逆 、上記検査終了マークMがプリント基板Pに付 与されていること(つまりプリント基板Pが既 検査を受けていること)が確認された場合、 コントロールユニット60は、上記検査ユニッ 50にプリント基板Pの検査動作を実行させる となく、液晶モニタ4にプリント基板Pが検 済みである旨を表示させる。すなわち、検 終了マークMの有無に応じてプリント基板Pの 検査履歴を確認する履歴確認手段と、このプ リント基板Pが検査済みであることが確認さ た場合に、液晶モニタ4にその旨の表示を行 せるとともに、上記検査ユニット50による リント基板Pの検査動作の実行を禁止するよ に制御する制御手段とが、上記コントロー ユニット60によって構成されている。

 次に、上記コントロールユニット60によ 良否判定動作等の具体的内容について説明 る。上記カメラ52によりプリント基板Pの被 査面が撮像されると、コントロールユニッ 60は、まず、上記基板Pの撮像画像を、良品 板の基準となる基準画像データと比較する 理を行う。具体的に、コントロールユニッ 60は、その内部に設けられた記憶部61(図7)に 1つまたは複数の良品基板のサンプル画像か らなる基準画像データを記憶しており、この 基準画像データと、上記カメラ52によるプリ ト基板Pの撮像画像とを比較して差分をとり 、その差分画像に基づいてプリント基板Pの 否を判定する。なお、この差分画像の抽出 、例えばプリント基板Pの上面(被実装面)の 数個所に離間して設けられた位置合わせ用 フィデューシャルマークF(図8参照)を、プリ ト基板Pの撮像画像と基準画像データとの間 で一致させ、それによって両画像を位置合わ せした状態で実行される。

 図9は、上記のような画像処理の内容を模 式的に説明するための図であり、同図(a)はカ メラ52により撮像されたプリント基板Pの撮像 画像、同図(b)は基準画像データ、同図(c)はコ ントロールユニット60による画像処理を経て られた差分画像を示している。これらの図 示すように、プリント基板P上には各種電子 部品が実装されており、この電子部品の実装 位置や種類等が、図9(a)の撮像画像と同図(b) 基準画像データとの間で相違した場合に、 れに応じた差分要素が図9(c)の差分画像に表 されるようになっている。例えば、図9(a)に おける電子部品aと、同図(b)における電子部 a’とは、その実装位置にずれが存在するた 、同図(c)の差分画像には、各電子部品a,a’ 位置ずれに応じた差分要素αが表示される とになる。また、図9(a)における電子部品bと 、同図(b)における電子部品b’とは、その部 の種類が異なっているため、同図(c)の差分 像には、各電子部品b,b’の表面色の相違等 応じた差分要素βが表示されることになる。 なお、図9(c)の差分画像には、上記のような 分要素α,β以外にも、符号εで示すような微 な差分要素も表示されている。

 所定の画像処理を経て上記図9(c)に示すよ うな差分画像を抽出したコントロールユニッ ト60は、次いで、上記各差分要素(α,βなど)の 面積があらかじめ定められた上限値以下であ るか否かを判定し、上限値以下であった場合 にはプリント基板Pを良品と判定するととも 、上限値よりも大きかった場合には不良品 判定する。

 図10は、作業者の目視判定のための画像と て上記液晶モニタ4に表示されるプリント基 Pの画像を示している。本図に示すように、 液晶モニタ4には、図9(a)に示し
たプリント基板Pの撮像画像に、図9(c)の差分 像を足し合わせた画像が表示される。この 、面積が上記上限値以下であった差分要素( 図9(c)のε)は省略されるとともに、上限値よ も大きい差分要素α,βについては、その差分 の特性に応じて異なる色に着色された状態で 表示される。これは、作業者の目視判定をよ り容易化するための措置であり、例えば、電 子部品の位置ずれにより生じた差分要素αに いては青色、電子部品の種類が異なるため 生じた差分要素βについては赤色、などの うにして着色される。そして、作業者は、 のような液晶モニタ4の表示画面を見ながら プリント基板Pの目視判定を行うとともに、 その結果を液晶モニタ4のタッチ操作を通じ 入力する。

 次に、以上のように構成された検査装置1 におけるコントロールユニット60の制御動作 、図11~図12に示すフローチャートに基づい 説明する。この制御動作がスタートすると コントロールユニット60は、液晶パネル4が 業者によりタッチ操作されて検査開始の指 が入力されるのを待ってから(ステップS1)、 板供給ユニット24のテーブル30にプリント基 板Pがセットされた否か、すなわち、ホーム ジションにあるテーブル30(図3の実線参照)に 作業者の手によってプリント基板Pがセット れた否かを判定する(ステップS3)。具体的に 、上記ステップS1で検査開始の指示が入力 れる前に基板検知手段33の検出信号がOFF→ON 切り替わったかどうかを確認することによ 、テーブル30にプリント基板Pがセットされ か否かを判定する。そして、このステップS 3でNOと判定されてプリント基板Pがテーブル30 にセットされていない状態(検出信号がOFFの 態)にあること、または前回検査された基板P が交換されずにテーブル30に残されている状 (検出信号がONのまま変わらない状態)にある ことが確認された場合には、液晶モニタ4に 告メッセージを表示して作業者にプリント 板Pを新たにセットする(または別のプリント 基板Pにセットし直す)ように促す制御を実行 る(ステップS5)。

 一方、上記ステップS3でYESと判定されて リント基板Pが適正にテーブル30にセットさ ていることが確認された場合には、単軸ロ ット20を作動させて上記テーブル30をY軸方向 に移動させ、これに応じてプリント基板Pを 3の二点鎖線で示す検査ポジションに移動さ る制御を実行する(ステップS7)。そして、次 のステップS9に移行してプリント基板Pが既に 検査済みであるか否かを判定する。具体的に は、単軸ロボット40の作動に応じて撮像ユニ ト51のカメラ52をX軸方向に移動させるとと に、必要に応じて上記テーブル30をY軸方向 移動させることにより、プリント基板Pにお る検査終了マークM(図8)が付与される部位の 上方にカメラ52を位置決めし、このカメラ52 通じて上記検査終了マークMの有無を確認す ことにより、プリント基板Pが検査済みであ るか否かを判定する。

 そして、上記ステップS9でNOと判定されて プリント基板Pが検査済みでないことが確認 れた場合には、プリント基板Pを撮像してそ 良否を判定する等の動作を行う基板検査制 に移行する(ステップS11)。なお、この基板 査制御の具体的内容については後で詳述す 。そして、この基板検査制御が終了してプ ント基板Pの検査動作が完了すると、コント ールユニット60は、マーキングユニット55を 作動させてプリント基板Pに検査終了マークM 付与する制御を実行した後に(ステップS13) 単軸ロボット20を作動させてテーブル30をY軸 方向に移動させることにより、このテーブル 30上のプリント基板Pを、作業者によるプリン ト基板Pの着脱操作が可能なホームポジショ に復帰させる制御を実行する(ステップS15)。

 一方、上記ステップS9でYESと判定されて リント基板Pが検査済みであること、すなわ 、一度検査されたプリント基板Pが再度基板 供給ユニット24にセットされていることが確 された場合には、プリント基板Pが既に検査 済みである旨の警告メッセージを液晶モニタ 4に表示させる制御を実行する(ステップS17)。 このとき、液晶モニタ4には、検査を継続す かどうかの指示を行うための選択画面が同 に表示されるようになっている。これは、 査済みのプリント基板Pに対して作業者が何 かの理由でもう一度検査をしたいときがあ ため、そのような作業者の意図を確認する めのものである。そして、この液晶モニタ4 の選択操作により検査を継続する旨の指示が 入力されたか否かを判定し(ステップS19)、こ でYESと判定されて検査継続の指示があった とが確認された場合には、上記ステップS11 移行して基板検査制御を実行する。一方、 記ステップS19でNOと判定されて検査を中止 る旨の指示が入力されたことが確認された 合には、上記基板検査制御を実行すること くステップS15に移行し、プリント基板Pをホ ムポジションに復帰させる制御を実行する

 図12は、上記図11のステップS11における基 板検査制御の具体的内容を示すサブルーチン である。このサブルーチンがスタートすると 、コントロールユニット60は、まず、撮像ユ ット51のカメラ52によりプリント基板Pを撮 する制御を実行する(ステップS21)。具体的に は、単軸ロボット40を作動させて上記検査ポ ションにあるプリント基板Pの上方に撮像ユ ニット51を位置決めするとともに、照明装置5 4に照明光を照射させてプリント基板Pを照ら 、その状態でカメラ52に制御信号を出力し プリント基板Pの撮像を行わせる。そして、 のプリント基板Pの撮像画像の大きさ等に応 じて、後のステップでプリント基板Pの良否 判定する際の基準となる上限差分面積Aを決 する制御を実行する(ステップS23)。

 次いで、コントロールユニット60は、そ 記憶部61から良品基板の基準となる基準画像 データを読み出すとともに(ステップS25)、そ 基準画像データと、上記ステップS21で得ら たプリント基板Pの撮像画像とを比較して差 分をとることにより、図9(c)に示したような 分画像を抽出し、その画像内の各差分要素( 図におけるαやβ)の面積sを算出する制御を 行する(ステップS27)。

 そして、コントロールユニット60は、上 各差分要素の面積s(以下差分面積sと略称す )が、上記ステップS23で求められた上限差分 積A以下であるか否かを判定し(ステップS29) ここでYESと判定されて上記差分面積sが上限 差分面積A以下であることが確認された場合 すなわち、プリント基板P上の電子部品に大 な位置ずれ等の不具合が存在しないことが 認された場合には、次のステップS31に移行 、液晶パネル4に検査結果が良品である旨を 表示する制御を実行する。なお、プリント基 板Pが上述したように複数のエリアごとに分 て撮像されている場合、上記ステップS29に ける差分面積sの判定処理は、その撮像エリ ごとに行われる。この場合、全ての撮像エ アにおいて上記差分面積sが上限差分面積A 下であることが確認されたときに、上記ス ップS29でYESと判定されることになる。また このステップS29において、上記基準画像デ タが複数個存在する場合には、その複数の 準画像データのうちのいずれかのデータと 比較において上記差分面積sが上限差分面積A 以下であることが確認されれば、このプリン ト基板Pは良品と判定される(ステップS29でYES) 。逆に、上記ステップS29では、複数の基準画 像データのうちの全てのデータとの比較にお いて上記差分面積sが上限差分面積Aよりも大 いことが確認された場合に、はじめてNOと 定されることになる。

 上記ステップS29でNOと判定されて上記差分 積sが上限差分面積Aよりも大きいことが確認 された場合、すなわち、電子部品の実装位置 が大きくずれている等の不具合が存在する可 能性が確認された場合には、次のステップS33 に移行し、液晶モニタ4に作業員による目視 定用の画像を表示させる制御を実行する。 体的には、カメラ52によるプリント基板Pの 像画像に、上記ステップS27で抽出した差分 像を足し合わせ、さらに上述したような着 処理(差分の特性に応じた色に差分要素を着 する処理)等を施したもの(図10参照)を、液 モニタ4に表示させる。そして、コントロー ユニッ
ト60は、この液晶モニタ4に表示された画像に 基づいて行われた目視判定の結果が良品であ ったか否かを判定する(ステップS35)。具体的 は、作業者による液晶パネル4のタッチ操作 を通じて判定結果が良品であることを示す操 作信号が液晶パネル4から入力されたか否か 判定する。

 そして、上記ステップS35でYESと判定され 作業者による目視判定の結果が良品である とが確認された場合には、上記ステップS31 移行し、液晶パネル4に検査結果が良品であ る旨を表示する制御を実行する。一方、上記 ステップS35でNOと判定されて作業者による目 判定の結果が不良品であることが確認され 場合には、警報用のアラームを発するとと に(ステップS37)、上記マーキングユニット55 を作動させてプリント基板Pに、このプリン 基板Pが不良品であることを表すNGマーク(図 省略)を付与する制御を実行する(ステップS3 9)。なお、図11のステップS13でプリント基板P 付与される検査終了マークMの種類を、プリ ント基板Pが良品である場合と不良品である 合とで異なるものにすれば、この検査終了 ークMをNGマークとしても兼用できるため、 記ステップS39の処理を省略することができ 。

 以上説明したような制御動作に基づき行 れるプリント基板Pの外観検査には、ある程 度の時間を要するため、通常は、上記検査装 置1を複数台並べて設置し、各検査装置1に時 差を持たせてプリント基板Pの検査を行うよ うにする。これにより、一人の作業者でプリ ント基板Pの検査を効率的に進めることがで る。この場合、図13に示すように、複数台( 例では5台)の検査装置1,1・・を扇形状に並べ て配置することにより、作業者はより効率よ く検査を行うことが可能になる。すなわち、 検査装置1は、上記の通り前側部分2Bの幅が先 窄まりに形成されているため、この部分を互 いに当接させた状態で各検査装置1,1・・を並 べることにより、作業者の立ち位置を中心と した扇形状に複数の検査装置1,1・・を配置す ることができる。

 以上のように、上記検査装置1は、プリン ト基板Pを検査する検査ユニット50と、この検 査ユニット50に手動でプリント基板Pを供給可 能な基板供給ユニット24と、上記プリント基 Pの検査結果を含んだ所定の情報を表示する 液晶モニタ4とを備えた検査装置1であって、 リント基板Pに付与される検査終了マークM 基づきその基板Pが検査済みであることが確 された場合に、上記液晶モニタ4にその旨を 表示させるとともに、上記検査ユニット50に るプリント基板Pの検査動作(カメラ52による プリント基板Pの撮像等の一連の動作)の実行 禁止するように制御するコントロールユニ ト60を備えているため、同一のプリント基 Pに対して重複して検査が行われるのを確実 防止することができ、この重複検査による ス時間の発生を回避しながら効率よく基板 査を行うことができるという利点がある。

 すなわち、上記検査装置1では、プリント 基板Pが部品供給ユニット24により搬送されて 検査ポジションに到達すると、直ちにこのプ リント基板P上の検査終了マークMの有無がカ ラ52により調べられ、それによってこの検 終了マークMが存在しないこと、つまりプリ ト基板Pが未だ検査を受けていないことが確 認された場合にのみ、カメラ52によるプリン 基板Pの撮像(プリント基板P上の部品の実装 態の撮像)やその画像処理等の動作が実行さ れるように制御されるため、検査済みのプリ ント基板Pに対して検査ユニット50が再度検査 を行ってしまうことがなく、同一の基板Pが 複して検査されることに起因したロス時間 発生を有効に回避することができる。

 特に、図13に示すように検査装置1を複数 用いてプリント基板Pの検査を行う場合には 、既に検査されたプリント基板Pを誤って再 検査装置1(の基板供給ユニット24)にセットし てしまうミスが相対的に生じ易くなると考え られるが、このような使用状態において上記 構成を採用することにより、ロス時間の発生 を有効に回避しながらより効率的にプリント 基板Pの検査を進めることが可能になる。

 また、上記検査装置1は、プリント基板P 対する検査が終了した時点で、このプリン 基板Pが終了済みであることを表す検査終了 ークMを、マーキングユニット55の作動に応 てプリント基板Pに付与するように構成され ていので、プリント基板Pが検査済みである 否かを、この検査終了マークMの有無を調べ だけの簡単な構成で判定できるという利点 ある。

 また、上記検査装置1は、基板供給ユニッ ト24の作動に応じて、プリント基板Pの着脱が 可能なホームポジションと、検査ユニット50 よる基板の検査が行われる検査ポジション の間でプリント基板Pを往復移動させ、上記 基板供給ユニット24のホームポジションにプ ント基板Pをセットするだけで、その後の一 連の動作、すなわち、プリント基板Pの検査 ジションへの移動や、そこで検査されたプ ント基板Pのホームポジションへの復帰等の 作が自動的に実行されるように構成されて るので、検査装置の使い勝手を効果的に向 させることができる。

 また、上記検査装置1は、プリント基板P 基板供給ユニット24により検査ポジションに 搬送された時点でこの基板Pが検査済みであ か否かを調べ、そこでプリント基板Pが検査 みということが確認されたときに、液晶モ タ4に警告メッセージを表示させる等の所定 の動作を経て直ちに基板供給ユニット24を作 させ、プリント基板Pをホームポジションへ 移動(復帰)させるように構成されているので 検査済みのプリント基板Pを誤って基板供給 ユニット24にセットしたことで生じるロス時 の長さをできるだけ短くすることができ、 板検査の作業効率の低下を効果的に抑制で るという利点がある。

 また、上記検査装置1は、検査ポジション にあるプリント基板Pを基板供給ユニット24が ホームポジションへ移動させる動作を、作業 者からの検査継続の指示がないこと(液晶モ タ4を通じて作業者が検査を中止する旨の指 を入力したこと)を確認してから実行させる ように構成されているので、作業者の意図に 応じて適正にプリント基板Pの検査を中止ま は継続することができるという利点がある

 また、上記検査装置1は、基板供給ユニッ ト24のホームポジションにセットされたプリ ト基板Pを検査ポジションまで搬送する動作 を、上記基板供給ユニット24に設けられた基 検知手段33によりプリント基板Pの存在を確 してから実行するように構成されているの 、上記プリント基板Pがホームポジションに セットされていない状態(基板Pのセットを忘 た状態)で基板供給ユニット24による検査ポ ションへの搬送動作が実行されるのを防止 きるため、それによるロス時間の発生を確 に回避することができる。

 また、上記検査装置1は、検査ユニット50 基板供給ユニット24、液晶パネル4等の各部 共通のフレーム部材(すなわち、上記ベース フレーム10、サブフレーム16,18及びビーム19等 )に一体的に組み付けられて卓上に載置可能 構成されているので、検査装置1の省スペー 化等を図ることができるとともに、特に場 を問わずに様々な場所でこの検査装置1を使 用できるという利点がある。例えば従来のこ の種の検査装置(背景技術の特許文献1)では、 試験ユニットとメインユニットとの別個独立 した二つのユニットから構成され、さらにメ インユニットがデスクトップ型のパーソナル コンピュータから構成されているため、複数 の検査装置を少ないスペースにコンパクトに 配置することは到底望めなかったが、上記実 施形態の検査装置1によれば、このような不 合を解消して、少ないスペースに複数の検 装置1をコンパクトに配置することが可能と る。特に、この検査装置1では、液晶パネル 4が、前後方向において撮像ユニット51による 撮像位置(検査ポジション)と上記出し入れ口6 との略中間部分であって、かつ撮像ユニット 51よりも前側に配置されることにより、液晶 ネル4が装置側方(幅方向)に張り出し難くい 成とされている。従って、このような張り しが無い分、検査装置1そのものを幅方向に 省スペース化できるとともに、上記の通り複 数の検査装置1を互いに当接させた状態で横 びに並べることが可能となる。この際、上 の通り作業者の立ち位置を中心として複数 検査装置1を扇形状に並べて配置することが きるので、複数の検査装置1をコンパクトに 配置するとともに各検査装置1に対する作業 のアクセス距離を略均一化することができ 。従って、横並びに真っ直ぐに検査装置を べる場合に比べると、少ないスペースで能 的に検査作業を進めることができるという 点がある。

 また、この検査装置1では、基板供給ユニ ット24によって上記出し入れ口6に対向する位 置と検査ポジションとの間でプリント基板P 搬送するが、上記のように出し入れ口6に対 て検査ポジションが上方に設けられ、プリ ト基板Pを斜め方向に搬送する構成となって いるため、プリント基板Pを水平方向に同じ 離だけ搬送する場合に比べると基板供給ユ ット24の前後方向の占有スペースが小さくな る。そのため、検査装置1を前後方向に省ス ース化することができる。また、このよう プリント基板Pを斜め方向に搬送するという 成を利用し、基板供給ユニット24(単軸ロボ ト20)の下方に断面三角形状の空間15を設け ここにコントロールユニット60を配設してい るので、別途配置スペースを設けることなく コントロールユニット60を合理的に検査装置1 に組み込むことができる。そのため、この点 でも検査装置1が省スペース化されるという 点がある。しかも、この場合には、基台部12 内の頑丈なスペースにコントロールユニット 60が配設されることとなるため当該ユニット6 0を保護する上でも有利になるという利点も る。

 さらに、基板供給ユニット24は、被検査 がベースフレーム10の傾斜面12aと平行(プリ ト基板Pの搬送方向と平行)となる傾斜姿勢で プリント基板Pをテーブル30により支持し、そ の状態で当該基板Pを搬送するので、つまり 側が起きあがった状態でプリント基板Pを搬 するので、取り出し口6においてプリント基 板Pをテーブル30にセットする際にも基板後側 の視認性が良い。そのため、目視確認を行い ながら確実、かつ正確にプリント基板Pをテ ブル30にセットすることができ、不完全なセ ット状態のままで検査が進行するのを有効に 防止することができるという利点もある。

 ところで、以上説明にした検査装置1は、 本発明の好ましい実施形態の一例であって、 その具体的な構成は、本発明の要旨を逸脱し ない範囲で適宜変更可能である。

 例えば、上記実施形態では、プリント基 P上の検査終了マークMの有無を確認する動 (当該マークMの有無をカメラ52で確認する動 )を、プリント基板Pが図3の二点鎖線で示す 査ポジションに移動してから実行するよう したが、このプリント基板Pの検査ポジショ ンへの移動が完了する前に(基板Pがホームポ ションと検査ポジションとの間に位置する 態で)上記検査終了マークMの確認動作を実 するようにしてもよい。そして、この時点 検査終了マークMの存在が確認されれば直ち プリント基板Pをホームポジションに復帰さ せることにより、検査済みのプリント基板P 誤ってセットしたことで生じるロス時間の さをより短縮することができる。特に、図8 示すように、テーブル30にセットされたプ ント基板Pにおける検査ポジション側の端部 検査終了マークMが付与されている場合には 、上記プリント基板Pの検査ポジション側の 部が撮像ユニット51の下方に到達した時点で 上記検査終了マークMの有無をカメラ52で確認 することができるため、この検査終了マーク Mの確認が可能な位置までプリント基板Pを移 させる距離がより短くなり、上記ロス時間 より効果的に短縮することができる。

 また、上記実施形態では、プリント基板P が検査済みであるか否かを判定する(すなわ プリント基板Pの検査履歴を確認する)ための 識別情報として、検査済みのプリント基板P 付与される検査終了マークMを用いたが、例 ば図8の二点鎖線で示すように、プリント基 板Pを個々に特定可能なIDコードBが各基板Pに 与されている場合には、このIDコードBを上 識別情報として利用することも可能である すなわち、例えばコントロールユニット60 記憶部61(記憶手段)に、上記IDコードBとプリ ト基板Pの検査履歴とを対応付けて記憶させ ておき、カメラ52を通じて取得されたIDコー Bを上記記憶部61内の履歴情報と照合するこ により、現在検査対象となっているプリン 基板Pが検査済みであるか否かを確実に判定 ることができる。

 また、上記実施形態では、基板供給ユニ ト24のテーブル30にプリント基板Pがセット れたか否かを検知する基板検知手段33として 光学式センサを用いたが、この基板検知手段 33としてはプリント基板Pの有無を検知できる ものであればよく、例えばカメラ52を基板検 手段33として兼用することも可能である。 体的には、テーブル30のプレート32に、周囲 は色の異なる白色プレートを貼り付ければ この白色プレートがカメラ52により認識さ たか否かでプリント基板Pの有無を確認する とができる。すなわち、プリント基板Pがセ ットされていない状態では上記テーブル30上 白色プレートが撮像されて撮像画像の輝度 高くなるが、プリント基板Pがセットされる と、この白色プレートが遮られて画像の輝度 が低下する。そして、このような画像の輝度 の差によってプリント基板Pを検知すること できる。

 また、上記実施形態では、作業者による 視判定によりプリント基板Pが不良品と判定 されたとき(プリント基板Pが不良品であるこ が確定したとき)に警報用のアラームを発生 させるようにしたが、上記のようなタイミン グ以外にも適宜アラームを発生させることが 可能である。例えば、検査終了後にプリント 基板Pがホームポジションに戻された時点で 作業者にプリント基板Pの取り出しを促す意 で短時間アラームを発生させるようにして よいし、コントロールユニット60による自 判定でプリント基板Pが不良品と判定された きに、作業者にプリント基板Pの目視判定を 促す意味で短時間アラームを発生させるよう にしてもよい。そして、このように複数のタ イミングでアラームを発生させる場合、アラ ームの長さや音をタイミングに応じて変化さ せるようにすれば、作業者はアラームの意味 を容易に理解することができる。

 また、上記実施形態では、検査装置1は、 前側部分2Bのうち一方側の側面部分だけが前 方向に対して傾斜した左右非対称な構成と っているが、前側部分2Bの両方の側面部分 傾斜した左右対称な構成であってもよい。 の構成によれば、図13に示すように複数の検 査装置1を扇形状に並べる場合の当該配列の 率を大きくすることができる。

 また、上記実施形態では、検査装置1の側 面部分のうち前側部分2Bだけが傾斜した構成 なっているが、勿論、後側部分2Aから前側 分2Bに亘って連続する傾斜面となる構成であ ってもよい。この場合、上記と同様に検査装 置1の両方の側面部分が傾斜した左右対称な 成であってもよい。このような構成によれ 、図13に示すように複数の検査装置1を扇形 に並べる場合に隣接するもの同士を隙間無 密着させることが可能となる。但し、この 成の場合には、検査装置1の側面部分のうち 斜する部分が増える分、実施形態のものに べて検査装置1の内部スペースが狭くなるこ とが考えられるため、上記基板供給ユニット 24等の構成要素を、余裕をもって組み込む上 は、実施形態のように側面部分のうち傾斜 る部分を極力小さくする方が好ましい。

 また、上記実施形態では、テーブル30が 平面に対して傾斜した方向に移動するよう 基板供給ユニット24が構成されているが、勿 論、水平方向に移動する構成であってもよい 。また、上記実施形態では、プリント基板P 被検査面が上向きになるようにテーブル30に プリント基板Pをセットしておき、撮像ユニ ト51によりプリント基板Pの上方から被検査 を撮像するようにしているが、例えば、被 査面が側方(図4では左方又は右方)を向くよ にプリント基板Pをテーブル30にセットし、 像ユニット51により被検査面をその側方から 撮像するように基板供給ユニット24および撮 ユニット51等を構成してもよい。

 また、上記実施形態では、被検査面がベ スフレーム10の傾斜面12aと平行(プリント基 Pの搬送方向とほぼ平行)となる傾斜姿勢で リント基板Pを保持し、この状態で、当該プ ント基板Pを搬送するように基板供給ユニッ ト24が構成されているが、例えばプリント基 Pを水平姿勢に保持し、その姿勢を保ったま まで当該プリント基板Pを傾斜面12aに沿って め方向に搬送するように基板供給ユニット24 を構成してもよい。

 また、上記実施形態では、プリント基板P の任意の位置を撮像ユニット51により撮像す ために、テーブル30をY軸方向に、撮像ユニ ト51をX軸方向にそれぞれ移動させ、これら 相互の移動によりプリント基板P上の任意の 位置に撮像ユニット51を配置し得るようにし いるが、勿論、プリント基板P又は撮像ユニ ット51の何れか一方側を静止させた状態で他 側だけをX軸方向およびY軸の両方向に移動 せる構成としてもよい。

 また、上記実施形態では、図3に示すよう に、液晶パネル4を撮像ユニット51の前側に配 置しているが、撮像ユニット51の上側(上面カ バーCa1上)に液晶パネル4を配置するようにし もよい。具体的には、液晶パネル4を上記ビ ーム19の上側に配置するようにしてもよい。 のような構成の場合にも、装置側方(幅方向 )への液晶パネル4の張り出しを抑えることが きる。

 また、上記実施形態では、前後方向に延 るビーム19の先端に液晶パネル4を組み付け いるが、例えば撮像ユニット51の前側に基 供給ユニット24を跨ぐような門型のフレーム を設け、このフレームに液晶パネル4を組み けるようにしてもよい。但し、実施形態の うにビーム19の先端に液晶パネル4を組み付 る構成によれば、上記のような門型フレー を設ける場合に比べて、検査装置1の内部ス ースを有効的に活用することが可能となる いうメリットがある。

 また、上記実施形態では、プリント基板P を斜め方向に搬送し、撮像ユニット51により 方からプリント基板Pを撮像するという構成 上、撮像ユニット51の後方に比較的広いスペ スが形成される。そのため、ここに検査ユ ット50(単軸ロボット40)の駆動制御を行うド イバ66を配設しているが、このドライバ66を コントロールユニット60に含め、ベースフレ ム10内の前記空間15に一体に配設するように してもよい。但し、実施形態のように撮像ユ ニット51の後方にドライバ66を配置する構成 よると、撮像ユニット51後方の広いスペース を有効に利用することができ、また、単軸ロ ボット40とドライバ66とを接続するワイヤー ーネス類の配索距離も短くてなるというメ ットがある。

 また、上記実施形態では、ベースフレー 10の前記基台部12に形成される凹部内にコン トロールユニット60を配設するようにしてい が、例えば基台部12に中空部を形成してそ 内部にコントロールユニット60を配設するよ うにしてもよい。

 なお、本発明の検査装置において検査対 となる基板は、プリント基板に限らず、例 ばリードフレームに回路が形成された基板 であってもよい。

 以上説明した本発明をまとめると以下の りである。

 すなわち、本発明の基板の検査装置は、 板を検査する検査ユニットと、この検査ユ ットに手動で基板を供給可能な基板供給ユ ットと、上記基板の検査結果を含んだ所定 情報を表示する表示手段とを備えた基板の 査装置であって、上記基板に付与される識 情報を認識する認識手段と、この認識手段 通じて上記基板の識別情報を取得するとと に、その識別情報に基づいて上記基板の検 履歴を確認する履歴確認手段と、この履歴 認手段により基板が検査済みであることが 認された場合に、上記表示手段にその旨の 示を行わせるとともに、上記検査ユニット よる基板の検査動作の実行を禁止するよう 制御する制御手段と、を備えるものである

 この検査装置によれば、基板供給ユニッ を介して手動で供給された基板が検査ユニ トにより検査され、その検査結果が表示手 に表示されるように構成された検査装置に いて、基板に付与される識別情報に基づき の基板が検査済みであることが確認された 合に、上記表示手段にその旨が表示される ともに、上記検査ユニットによる基板の検 動作が禁止されるように制御されるため、 一の基板に対して重複して検査が行われる を確実に防止することができ、この重複検 によるロス時間の発生を回避しながら効率 く基板検査を行うことができる。

 より具体的には、上記構成において、上 検査ユニットによる検査が済んだときに、 板が検査済みであることを表す検査終了マ クを上記識別情報として基板に付与するマ キング手段をさらに備え、上記履歴確認手 が、上記検査終了マークの有無を上記認識 段を通じて判定することにより上記基板の 査履歴を確認するようにされたものである

 この構成にすれば、検査終了マークの有 を調べるだけの簡単な構成で基板の検査履 を確認できる。

 また、この構成とは別の態様としては、 記識別情報として基板に付与されたIDコー とその基板の検査履歴とを対応付けて記憶 る記憶手段をさらに備え、上記履歴確認手 が、上記認識手段を通じて取得された上記ID コードを上記記憶手段に記憶された履歴情報 と照合することにより上記基板の検査履歴を 確認するようにされたものである。

 この構成によれば、基板に付与されたID ードを記憶手段内の履歴情報と照合するこ によって確実に基板の検査履歴を確認でき という利点がある。

 また、上記基板供給ユニットは、手動操 による基板の着脱が可能なホームポジショ と、上記検査ユニットによる基板の検査が われる検査ポジションとの間で基板を往復 動させるように構成される。

 この構成によれば、基板供給ユニットの ームポジションに基板をセットするだけで その後の一連の動作、すなわち、基板の検 ポジションへの移動や、そこで検査された 板のホームポジションへの復帰等の動作が 動的に実行されるため、検査装置の使い勝 を効果的に向上させることができる。

 また、上記履歴確認手段は、上記検査ポ ションに基板が搬送された時点で上記認識 段を通じて基板の識別情報を取得し、上記 板供給ユニットは、上記履歴確認手段によ 基板が検査済みであることが確認されると 上記検査ポジションにある基板を上記ホー ポジションに移動させるように構成される

 この構成によれば、検査済みの基板を誤 て基板供給ユニットにセットしたことで生 るロス時間の長さをできるだけ短くするこ ができ、基板検査の作業効率の低下を効果 に抑制できる。

 この場合、上記制御手段は、上記検査ポ ションにある基板を基板供給ユニットがホ ムポジションへ移動させる動作を、作業者 らの検査継続の指示がないことを確認して ら実行させるように構成される。

 この構成によれば、作業者の意図に応じ 適正に基板の検査を中止または継続するこ ができる。

 また、上記構成においては、上記基板供 ユニットのホームポジションに基板がセッ されたか否かを検知する基板検知手段をさ に備え、上記制御手段は、上記基板検知手 により基板が検知されなかった場合に、上 基板供給ユニットによる検査ポジションへ 搬送動作を禁止するように構成される。

 この構成にすれば、基板がセットされて ない状態(基板のセットを忘れた状態)で基 供給ユニットが作動してしまうのを防止で 、それによるロス時間の発生を確実に回避 ることができる。

 なお、上記のような検査装置においては 上記検査ユニット、基板供給ユニット、表 手段等の各部が一体的に組み付けられて卓 に載置可能に構成されている。

 この構成によれば、検査装置の省スペー 化等を図ることができるとともに、特に場 を問わずに様々な場所でこの検査装置を使 できる。

 以上のように、本発明に係る基板の検査 置は、同一の基板に対して重複して検査が われるのを確実に防止することができ、こ 重複検査によるロス時間の発生を回避しな ら効率よく基板検査を行うことができるも であり、部品実装基板の製造分野において に有用なものである。