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Patent Searching and Data


Title:
SUBSTRATE TRANSPORT DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/090743
Kind Code:
A1
Abstract:
A substrate transport device comprises a first transport means which transports a substrate horizontally in a first transport direction and a second transport means which transports the substrate horizontally in a second transport direction orthogonal to the first transport direction. The first transport means is composed of a plurality of lines of first transport units separated from one another in the first transport direction. The second transport means is composed of a plurality of second transport units separated from one another in the second transport direction. Each second transport unit comprises a supporting unit which is disposed in a gap between the first transport units to support the substrate from its lower side, a vertical movement unit which is disposed under the supporting unit to vertically move the supporting unit, and a drive unit which is disposed below the first transport unit to move the supporting unit and the vertical movement unit in the second transport direction.

Inventors:
FUJIYOSHI MAKOTO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/050539
Publication Date:
July 23, 2009
Filing Date:
January 17, 2008
Export Citation:
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Assignee:
HIRATA SPINNING (JP)
FUJIYOSHI MAKOTO (JP)
International Classes:
B65G49/06; H01L21/677
Domestic Patent References:
WO2007029401A12007-03-15
Foreign References:
JP2004284772A2004-10-14
JP2004155569A2004-06-03
JP2004075203A2004-03-11
Attorney, Agent or Firm:
OHTSUKA, Yasunori (KIOICHO PARK BLDG.3-6, KIOICHO, CHIYODA-KU, Tokyo 94, JP)
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Claims:
 基板をその下側から支持して第1搬送方向で水平に搬送する第1搬送手段と、
 前記第1搬送手段上の前記基板を、その下側から支持して前記第1搬送方向と直交する第2搬送方向で水平に搬送する第2搬送手段と、を備え、
 前記第1搬送手段は、
 互いに前記第1搬送方向に離間した複数列の第1搬送ユニットで構成され、
 前記第2搬送手段は、
 互いに前記第1搬送方向に離間した複数の第2搬送ユニットで構成され、
 各々の前記第2搬送ユニットは、
 前記第1搬送ユニット間の空隙に配置され、前記基板をその下側から支持する支持ユニットと、
 前記支持ユニットの下方に配置され、かつ、前記支持ユニットに連結して設けられ、前記第1搬送ユニット上の前記基板を前記支持ユニットが前記第1搬送ユニットから持ち上げる上昇位置と、前記支持ユニットが前記第1搬送ユニット上の前記基板と干渉しない降下位置と、の間で前記支持ユニットを昇降させる昇降ユニットと、
 前記第1搬送ユニットよりも下方に配置され、前記支持ユニット及び前記昇降ユニットを前記第2搬送方向に移動させる駆動ユニットと、
を備えた基板搬送装置。
 前記第1搬送ユニットが、独立して駆動可能な複数のローラコンベアユニットを備えたことを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
 前記支持ユニットに設けられ、前記第2搬送方向に離間して配置された一対の基板保持ユニットを更に備え、
 前記基板保持ユニットは、
 前記基板の端縁に当接する当接部材と、
 前記当接部材を前記第2搬送方向に往復移動する移動ユニットと、
を備えたことを特徴とする請求項2に記載の基板搬送装置。
 前記支持ユニットが、
 前記第2搬送方向に延びる支持部材と、
 前記第2搬送方向に離間して複数設けられ、前記基板の下面に当接し、前記第2搬送方向と直交する方向と平行な軸回りに回転自在にブラケットを介して前記支持部材に支持されたローラと、
を備えたことを特徴とする請求項3に記載の基板搬送装置。
 前記駆動ユニットが、
 前記第2搬送方向に延びるレール部材と、
 前記レール部材に沿ってスライド移動自在に設けられると共に前記昇降ユニットが搭載されるスライダと、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
 前記駆動ユニットが、
 前記第2搬送方向に離間した一対のプーリと、
 前記一対のプーリに巻き回されると共に前記スライダに連結されたベルトと、
 前記第1搬送方向に延び、前記一対のプーリをそれぞれ回転駆動させる一対の軸と、
 前記一対の軸のうち、一方の軸を回転駆動させる駆動源と、
を備え、
 各々の前記駆動ユニットにおける前記一対の軸のうち、一方の軸及び他方の軸がそれぞれ全て連結して設けられ、その一方の軸に1つの前記駆動源が連結して設けられることを特徴とする請求項5に記載の基板搬送装置。
 前記レール部材と前記スライダと前記一対のプーリと前記ベルトとを囲包するカバー部材を更に備えたことを特徴とする請求項6に記載の基板搬送装置。
 前記第1搬送手段の前記第1搬送方向の側方に配置され、前記基板をその下側から支持して前記第1搬送方向で水平に搬送することにより、前記第1搬送手段との間で前記基板を搬送する第3搬送手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
 前記第3搬送手段の上方に配置され、前記第3搬送手段が進入可能な開口部を有すると共に、前記基板を水平姿勢で収納するスロットを上下方向に複数備えた収納カセットと、前記第3搬送手段と、を相対的に昇降する昇降手段を更に備えたことを特徴とする請求項8に記載の基板搬送装置。
 前記第1搬送手段の前記第1搬送方向の一方側方に配置され、前記基板をその下側から支持して前記第1搬送方向で水平に搬送することにより、前記第1搬送手段との間で前記基板を搬送する第3搬送手段と、
 前記第1搬送手段の前記第1搬送方向の他方側方に配置され、前記基板をその下側から支持して前記第1搬送方向で水平に搬送することにより、前記第1搬送手段との間で前記基板を搬送する第4搬送手段と、
を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
 前記支持ユニットの前記第2搬送方向の長さが前記基板の幅よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
Description:
基板搬送装置

 本発明は、基板を搬送する装置に関する

 液晶ディスプレイやプラズマディスプレ に代表されるFPD(フラットパネルディスプレ イ)の製造ラインでは、基板を収容するカセ トと処理装置との間、或いは、処理装置間 基板を搬送する必要がある。

 基板を搬送する装置として、特開2005-64432 号公報には、カセットから搬出した基板を載 置する載置台と、載置台から搬出した基板を 処理装置へ搬送する基板搬送装置と、を備え た装置が開示されている。しかし、この装置 は、基板搬送装置が基板を搬送中には、載置 台から基板搬送装置へ基板を搬出できず、基 板の搬送効率が低下する。

 特開2004-292094号公報には、ローラコンベ と、ローラコンベア上の基板をカセットに 入し、また、カセットからローラコンベア に基板を搬出する移載装置と、を備えた装 が開示されている。この装置は、ローラコ ベアが基板を搬送中であっても、移載装置 よりローラコンベア上にカセットから基板 搬出することが可能である。しかし、移載 置の一部がローラコンベアの側方に位置す ため、移載装置の設置スペースを確保する めに、装置全体が大型化する。

 特開2004-284772号公報の図11及び図12には、 送方向が直交する2組のローラコンベアを上 下に重なるように配置し、その一方を昇降す る装置が開示されている。この装置も、一方 のローラコンベアが基板を搬送中であっても 、当該一方のローラコンベア上にカセットか ら基板を搬出し、これを他方のローラコンベ アの昇降により当該他方のローラコンベアで 搬送することが可能である。また、搬送方向 が直交する2組のローラコンベアを上下に重 るように配置することで、装置全体の小型 も図れる。しかし、ローラコンベアはロー の駆動機構を備えており、その軽量化が容 ではない。したがって、ローラコンベアの 降に時間がかかり、基板の搬送効率が低下 る場合がある。

 本発明の目的は、装置全体の小型化を図 ながら基板の搬送効率を向上し得る基板搬 装置を提供することにある。

 本発明によれば、基板をその下側から支 して第1搬送方向で水平に搬送する第1搬送 段と、前記第1搬送手段上の前記基板を、そ 下側から支持して前記第1搬送方向と直交す る第2搬送方向で水平に搬送する第2搬送手段 、を備え、前記第1搬送手段は、互いに前記 第1搬送方向に離間した複数列の第1搬送ユニ トで構成され、前記第2搬送手段は、互いに 前記第1搬送方向に離間した複数の第2搬送ユ ットで構成され、各々の前記第2搬送ユニッ トは、前記第1搬送ユニット間の空隙に配置 れ、前記基板をその下側から支持する支持 ニットと、前記支持ユニットの下方に配置 れ、かつ、前記支持ユニットに連結して設 られ、前記第1搬送ユニット上の前記基板を 記支持ユニットが前記第1搬送ユニットから 持ち上げる上昇位置と、前記支持ユニットが 前記第1搬送ユニット上の前記基板と干渉し い降下位置と、の間で前記支持ユニットを 降させる昇降ユニットと、前記第1搬送ユニ トよりも下方に配置され、前記支持ユニッ 及び前記昇降ユニットを前記第2搬送方向に 移動させる駆動ユニットと、を備えた基板搬 送装置が提供される。

 本発明では、上記構成により、前記第2搬 送手段が前記第1搬送手段の下方に配置され ことから、装置全体の小型化を図れる。ま 、前記昇降ユニットによる前記支持ユニッ の昇降により前記基板を昇降する。前記支 ユニットは、前記基板を下側から支持する 能を有すれば足り、前記基板を移動するた の駆動機構は不要であるので、その軽量化 図れる。このため、前記基板の昇降の高速 が図れ、基板の搬送効率を向上できる。

本発明の一実施形態に係る基板搬送装 Aのレイアウトを示す平面図である。 図1の線I-Iに沿う直交搬送装置1の構造 明図である。 図1の線II-IIに沿う直交搬送装置1の構造 説明図である。 第2搬送ユニット21の斜視図である。 基板保持ユニット34の動作説明図であ 。 収納カセット70の斜視図である。 収納カセット70からガラス基板Wを搬出 る場合の動作説明図である。 基板搬送装置Aの制御装置200のブロック 図である。 基板搬送装置Aの動作説明図である。 基板搬送装置Aの動作説明図である。 基板搬送装置Aの動作説明図である。 基板搬送装置Aの動作説明図である。 基板搬送装置Aの動作説明図である。 基板搬送装置Aの動作説明図である。 基板搬送装置Aの動作説明図である。 基板搬送装置Aの動作説明図である。

 <全体構成>
 図1は本発明の一実施形態に係る基板搬送装 置Aのレイアウトを示す平面図、図2は図1の線 I-Iに沿う直交搬送装置1の構造説明図、図3は 1の線II-IIに沿う直交搬送装置1の構造説明図 である。各図において、矢印X、Yは相互に直 する水平方向を示す。X、Y方向の正逆方向 特に言う場合には、矢印の方向を+X、+Yとし 逆の方向を-X、-Yという。矢印Zは上下方向( 直方向)を示す。上下を区別して言う場合に は、上方向を+Z、下方向を-Zという。

 基板搬送装置Aは、直交搬送装置1と、コ ベア装置2及び3、搬送装置4、複数のコンベ 装置5及び複数の昇降装置80を備える。基板 送装置Aは、方形薄板状のガラス基板Wを収納 する収納カセット70から不図示の処理装置へ ラス基板Wを搬送し、また、該処理装置から 収納カセット70へガラス基板Wを搬送する。処 理装置はガラス基板Wの洗浄、乾燥、その他 処理を行う。

 <直交搬送装置1>
 直交搬送装置1は、X方向にガラス基板Wを水 に搬送する第1搬送装置10と、第1搬送装置10 のガラス基板WをY方向に水平に搬送する第2 送装置20と、第1搬送装置10及び第2搬送装置2 0を支持する架台500とを備える。架台500は、 台本体部501と、架台本体部501を支持する脚 502とで構成される。

 <第1搬送装置10>
 第1搬送装置10は、互いにX方向に離間した複 数列の第1搬送ユニット11で構成される。本実 施形態の場合、第1搬送ユニット11は4列設け れている。

 第1搬送ユニット11は、更にY方向に配列さ れた複数のローラコンベアユニット60で構成 れている。図1乃至図3に示すように、各ロ ラコンベアユニット60は、ガラス基板Wが載 される複数のローラ61と、ローラ61の駆動装 を内蔵した駆動ボックス62と、ガラス基板W 到来を検出する光センサ等のセンサ63(図3参 照)と、を備える。ローラ61は、Y方向の回転 回りに回動自在に設けられた従動ローラで り、ガラス基板Wをその下側から支持して+X 向及び-X方向の両方向に搬送するものである 。各ローラコンベアユニット60はそれぞれ独 して駆動可能であり、また、脚部601によっ 前述した架台500の架台本体部501上に直立支 される。

 本実施形態では、第1搬送ユニット11をロ ラコンベアユニット60で構成したが、ガラ 基板Wをその下側から支持して搬送する他の 送ユニット、例えば、ベルトコンベア等で よい。

 <第2搬送装置20>
 図2に示すように第2搬送装置20は、同期的に 制御され、互いにX方向に離間した複数の第2 送ユニット21で構成され、架台本体部501上 設けられる。本実施形態の場合、第2搬送ユ ット21は3つ設けられている。以下、図2乃至 図4を参照して各第2搬送ユニット21の構成を 述する。図4は第2搬送ユニット21の斜視図で る。第2搬送ユニット21は、支持ユニット30 、昇降ユニット40と、駆動ユニット50と、を える。

 <支持ユニット30>
 支持ユニット30はY方向に延び、そのY方向の 長さはガラス基板WのY方向の幅よりも若干長 。このため、各第2搬送ユニット21の支持ユ ット30によって、ガラス基板Wを安定して支 できる。

 支持ユニット30は、Y方向に延びる支持部 31を備える。本実施形態の場合、支持部材31 は中空の角型鋼管である。支持部材31上にはY 方向に離間して複数設けられ、ブラケット33 介して支持部材31に支持されたローラ32を備 える。ローラ32はブラケット33に回転自在に り付けられており、X方向の軸回りに回転可 である。第2搬送ユニット21によりガラス基 Wを搬送する場合、ガラス基板Wはローラ32上 に載置され、ローラ32はガラス基板Wの下面に 当接してガラス基板Wをその下側から支持す 。本実施形態では、支持部材31に、ブラケッ ト33を介してローラ32を設けた場合を例に挙 て説明を行ったが、これに限定するもので ない。例えば、支持部材31に、先端に転動自 在なベアリングを有するピン部材を設けても よい。

 支持ユニット30は、Y方向に離間して配置 れた一対の基板保持ユニット34を備える。 実施形態の場合、基板保持ユニット34は、各 ローラ32を挟むように、支持部材31のY方向の 端部にそれぞれ配置されている。基板保持 ニット34は、ガラス基板Wの端縁に当接する 接部材35と、当接部材35をY方向に往復移動 る移動ユニット36と、移動ユニット36を覆う バー部材37と、を備える。

 移動ユニット36は、本実施形態の場合、 アシリンダであり、本体部36aと、可動部36b を備える。本体部36aに対するエアの供給及 切り換えにより、可動部36bはY方向に往復移 する。

 当接部材35は、本実施形態の場合、Z方向 軸回りに回転可能に可動部36bに支持された ーラであり、その周面にガラス基板Wの端縁 が当接するようにしている。カバー部材37は 動ユニット36の作動による発塵を防止する のであり、当接部材35の連結軸及び可動部36b との干渉を避けるため、その上面にはスリッ ト371が設けられている。

 図5は基板保持ユニット34の動作説明図で る。図5の上側の態様は、ローラ32上にガラ 基板Wが載置され、基板保持ユニット34の当 部材35が退避位置にある場合を示している この態様から各移動ユニット36の作動により 各当接部材35を互いに近接する方向に移動さ て当接位置に位置させることで、図5の下側 の態様に示すように各当接部材35がガラス基 WのY方向の各端縁に当接し、ガラス基板Wが 持される。また、基板保持ユニット34によ ガラス基板Wの保持により、ガラス基板WのY 向の位置決めもなし得る。第2搬送装置20に るガラス基板Wの搬送の間、基板保持ユニッ 34により、ガラス基板Wが位置決め、保持さ る。更に、複数列に設けられた第2搬送ユニ ット21における一対の基板保持ユニット34を 全列同時に駆動(近接する方向に移動)させて もよいが、ガラス基板Wの大きさに応じて、 動させる列を適宜選択するようにしてもよ 。

 基板保持ユニット34によるガラス基板Wの 持の際、ガラス基板WがY方向に微かに移動 る場合があるが、ローラ32はX方向の軸回り 回転可能であるので、ガラス基板Wの移動に り、ガラス基板Wとローラ32とが擦れること 防止され、ガラス基板Wを傷付けることを防 止できる。

 次に、図2に示すように支持ユニット30は 第1搬送ユニット11間の空隙に配置されてい 。本実施形態の場合、第1搬送ユニット11は 述したとおり4列設けられており、第1搬送 ニット11間の空隙は3箇所ある。本実施形態 は、全ての空隙に支持ユニット30を配置して おり、このため、第2搬送ユニット21は3つ設 られている。しかし、全ての空隙に対応し 数の第2搬送ユニット21を設ける必要はなく 例えば、本実施形態の場合、X方向の両側の2 箇所の空隙に対応して第2搬送ユニット21を2 設けてもよい。

 <昇降ユニット40>
 昇降ユニット40は、本実施形態の場合、エ シリンダであり、図4に示す通り本体部42と 可動部41とを備える。本体部42に対するエア 供給及び切り換えにより、可動部41はZ方向 往復移動する。昇降ユニット40は、支持ユ ット30の下方に配置され、可動部41が支持ユ ット30の支持部材31の下面に連結されている 。

 図2は昇降ユニット40による支持ユニット3 0の昇降動作を示す。図2の上側の態様は、第1 搬送ユニット11のローラ61上に載置されたガ ス基板Wと、支持ユニット30とが干渉しない うに支持ユニット30が降下位置にある場合を 示す。この態様から、昇降ユニット40の作動 より支持ユニット30を上昇させると、第1搬 ユニット11のローラ61上に載置されたガラス 基板Wが支持ユニット30のローラ32に載置され ガラス基板Wが第1搬送ユニット11から持ち上 げられた上昇位置に支持ユニット30が位置す ことになる(図2の下側の態様)。

 この後、上述した基板保持ユニット34に りガラス基板Wを保持することで、第1搬送ユ ニット11に代わって、第2搬送ユニット21によ ガラス基板Wを搬送可能な状態となる。

 <駆動ユニット50>
 図2及び図3に示すように、駆動ユニット50は 第1搬送ユニット11よりも下方に配置され、支 持ユニット30及び昇降ユニット40をY方向に移 させる。第1搬送ユニット11の下方のスペー に駆動ユニット50を配置することで、直交 送装置1全体の小型化が図れる。

 駆動ユニット50は、支持板51と、スライド 部材52と、レール部材53と、を備える。支持 51には昇降ユニット40が搭載され、これによ 昇降ユニット40と支持ユニット30とが駆動ユ ニット50に搭載される。なお、支持板51上に 昇降ユニット40へのエアの供給を切り換える 制御弁を搭載することもできる。この構成に よれば、制御弁を昇降ユニット40に近接して 置できるので、昇降ユニット40の昇降動作 より確実なものとすることができる。

 スライド部材52は支持板51の下面に固定し て取り付けられており、Y方向に所定間隔で 数個設けられている。各スライド部材52はレ ール部材53上をスライド移動自在に設けられ 支持板51及びスライド部材52はレール部材53 をスライド移動するスライダを構成してい 。レール部材53はY方向に延設され、図3に示 すように第1搬送ユニット11のY方向の一方端 から他方端部までの略全域に渡って延設さ ている。スライド部材(リニアガイドブロッ )52のレール部材53と対向する面には、ベア ング(又はころ)が内蔵される。これらのベア リングは、リニアガイドブロックの内部を循 環しながら、レール部材53の溝内(接触面)を 動する(又はこれらのころは、リニアガイド ロックの内部で、レール部材53の接触面と 触しつつ転動する)。よって、スライド部材5 2は、殆ど摩擦抵抗を受けることなくレール 材53上をスライド移動することができる。

 レール部材53のY方向の両端部にはそれぞ 端部部材53aが設けられており、各端部部材5 3aには軸受け54aが固定されている。軸受け54a よりX方向に延びる軸54が軸支されており、 ール部材53のY方向の両端部にそれぞれ1つず つ設けられている。本実施形態の場合、軸54 全ての第2搬送ユニット21に共通であり、そ ぞれの端部に設けられる軸54は1本に連結さ ている。

 各軸54の周りにおけるレール部材53の近傍 にはプーリ55が設けられており、レール部材5 3毎に一対のプーリ55が配置される。Y方向に 間したこの一対のプーリ55にはベルト56が巻 回されており、ベルト56の両端部はそれぞ 支持板51の前後に固定されている(図4参照)。

 2つの軸54の一方には、駆動源58が設けら ている。駆動源58は、モータ58aと、減速機58b とを備え、軸54を回転駆動する。しかして、 動源58の駆動による一方の軸54の回転により 、当該一方の軸54に固定されたプーリ54が回 し、ベルト56が走行する。この結果、支持板 51及びスライド部材52がレール部材53上をスラ イド移動し、支持ユニット30及び昇降ユニッ 40をY方向に移動させ、かつ、任意の位置に 止させることができる。

 支持ユニット30及び昇降ユニット40の重量 は、レール部材53により負担される。したが て、プーリ55を回転させ、ベルト56を走行さ せる駆動源58は、Y方向への移動力を発生でき れば足り、より少ない出力のもので足りる。

 駆動源58の駆動による支持ユニット30及び 昇降ユニット40のY方向の移動位置については 、例えば、フィードバック制御により制御す ることができる。この場合、モータ58aの回転 数を検出するセンサや、レール部材53上のス イド部材52の位置を検出するセンサ等の検 結果に応じてモータ58aを制御する。

 なお、本実施形態では、駆動源58として ベルト伝動機構を採用したが他の機構を採 してもよい。例えば、ボールネジ機構や、 ニアモータを用いた機構を採用できる。

 また、本実施形態では、各第2搬送ユニッ ト21について、駆動源58を共通としている。 かし、第2搬送ユニット21毎に駆動源58を設け 、同期的に制御するようにしてもよい。尤も 、駆動源58を共通とすることで、コストの低 、制御の簡便化、構成の簡素化を図れる。

 駆動ユニット50は、一対のカバー部材57を 備える。図2に示すように、一対のカバー部 57は、レール部材53の+X側、-X側にそれぞれ配 置されたC字型をなし、中空の空間S1、S2を形 している。空間S1内にはプーリ55、ベルト56 収納され、空間S2には不図示の配線、配管 配置される。そして、これらカバー部材57に より、レール部材53、支持板51、スライド部 52、プーリ55、ベルト56が囲包され、駆動ユ ット50の駆動による発塵を防止する。カバー 部材57には、その内部の空間S1、S2内の空気を 吸引して外部へ排気する吸引排気手段57a(図3) が複数設けられている。これにより、発塵を より確実に防止できる。

 <コンベア装置2及び3>
 図1を参照して、コンベア装置2及び3は、本 施形態の場合、いずれも複数のローラコン アユニット60から構成されている。コンベ 装置2は、第1搬送装置10の+X方向の側方に配 され、搬送装置4から直交搬送装置1へガラス 基板Wを搬送する。コンベア装置3は第1搬送装 置10の+X側に配置され、直交搬送装置1から搬 装置4へガラス基板Wを搬送する。

 <搬送装置4>
 搬送装置4は、コンベア装置3から搬送され くるガラス基板Wを不図示の処理装置へ搬送 、処理装置から搬送されてくるガラス基板W をコンベア装置2へ搬送する。搬送装置4の構 は、例えば、直交搬送装置1と同様の構成で もよいし、Y方向に移動可能な多関節型のロ ット等でもよい。

 <収納カセット70>
 図6は収納カセット70の斜視図である。収納 セット70はコンベア装置5の上方に設けられ ガラス基板Wを水平姿勢で、Z方向に多段に 納可能なカセットである。なお、図6はガラ 基板Wが未収納の状態を示している。本実施 形態の場合、収納カセット70は複数の柱部材7 1と、梁部材72と、により略直方体形状のフレ ーム体をなしている。梁部材72の配設間隔は コンベア装置5が収納カセット70の下方から 納カセット70内に進入できるように設定さ 、梁部材72は、コンベア装置5が下方から進 可能な開口部を形成している。

 柱部材71は、X方向に複数配設されると共 、Y方向に離間して同数並設されている。Y 向に離間した一対の柱部材71間には、Z方向 並べて、かつ、所定のピッチでワイヤ73が張 設されている。各ワイヤ73の上下間のスペー は、ガラス基板Wを収納するスロットを形成 し、ガラス基板Wは水平姿勢でワイヤ73上に一 枚ずつ載置される。そして、Z方向に並んだ イヤ73の数だけ、スロットが形成される。

 本実施形態ではスロットをワイヤにより 成したが、他の方式ももちろん採用可能で る。但し、ワイヤの使用により、収納され 基板間の間隔を小さくすることができ、収 カセット70の収納効率を高めることができ 。

 <コンベア装置5>
 コンベア装置5は、本実施形態の場合、複数 のローラコンベアユニット60から構成されて る。コンベア装置5は収納カセット70毎に設 られ、収納カセット70の下方に位置してい 。また、コンベア装置5は、図1に示すように 、第1搬送装置10の-X方向の側方に配置され、 交搬送装置1との間でガラス基板Wの搬送、 こでは、収納カセット70へのガラス基板Wの 入及び収納カセット70からのガラス基板Wの 出を行う。

 <昇降装置>
 一対の昇降装置80により収納カセット70をZ 向に昇降することで、収納カセット70とコン ベア装置5とをZ方向に相対的に移動させる。 れに代えて、コンベア装置5をZ方向に昇降 る構成としてもよい。なお、コンベア装置5 昇降する構成とした場合は、第1搬送装置10 昇降する構成になる。

 本実施形態の場合、各昇降装置80は収納 セット70を挟むように収納カセット70の互い 対向するY方向の両側部にそれぞれ配設され 、収納カセット70をそれぞれ片持ち支持する この構成によれば、昇降装置80をより薄型 できる。

 昇降装置80は、収納カセット70の底部の梁 部材72が載置されるビーム部材81を備える。 昇降装置80の各ビーム部材81が同期的にZ方向 に移動することで収納カセット70が昇降され 。昇降装置80は駆動装置(不図示)を備えてお り、該駆動装置によりビーム部材81を昇降す ことで収納カセット70を昇降する。各昇降 置80間には、その支柱の上端に梁部材80aが架 設されている。

 図7はガラス基板Wを収納カセット70から搬 出する場合の、昇降装置80による収納カセッ 70の昇降動作を示す図である。なお、同図 おいて昇降装置80は図示が省略されている。 収納カセット70から搬出する場合は、ガラス 板Wが収納されたスロットのうち、最下方の スロットに収納されたガラス基板Wから順番 行う。

 まず、図7の左上図に示すように、コンベ ア装置5の上方に収納カセット70が位置した状 態から、昇降装置80(図7において不図示)によ 収納カセット70を降下させ、図7の右上図に すように、コンベア装置5上に、搬送対象の ガラス基板Wを載置する。このとき、コンベ 装置5は収納カセット70内に下方から進入し 搬送対象のガラス基板Wは収納カセット70の イヤ73から浮いた状態となり、コンベア装置 5のみによって支持された状態となる。続い コンベア装置5を駆動して、図7の左下図に示 すように、搬送対象のガラス基板Wを収納カ ット70から搬出する。以下、同様に、収納カ セット70の降下とコンベア装置5の駆動とを繰 り返し(図7の右下図)、下方側から順番にガラ ス基板Wを搬出することになる。

 ガラス基板Wを収納カセット70へ搬入する 合、上述した搬出時の動作と概ね逆の動作 なる。ガラス基板Wの搬入は、ガラス基板W 収納されていないスロットのうち、最上方 スロットから順番に行う。

 <制御装置>
 図8は基板搬送装置Aの制御装置200の構成を すブロック図である。制御装置(制御手段)200 は基板搬送装置Aの全体の制御を司るCPU201と CPU201のワークエリアを提供すると共に、可 データ等が記憶されるRAM202と、制御プログ ム、制御データ等の固定的なデータが記憶 れるROM203と、を備える。RAM202、ROM203は他の 憶手段を採用可能である。

 入力インターフェース(I/F)204は、CPU201と 種のセンサ(例えば、センサ63等)とのインタ フェースであり、入力I/F204を介してCPU201は 種のセンサの検出結果を取得する。出力イ ターフェース(I/F)205は、CPU201と各種のモー (例えば、モータ58a、駆動ボックス62内のモ タ等)、及び、制御弁(基板保持ユニット34及 昇降ユニット40用のもの等)とのインターフ ースであり、出力I/F205を介してCPU201は各種 モータ、制御弁を制御する。

 通信インターフェース(I/F)206は、基板搬 装置Aを含む基板処理設備全体を制御するホ トコンピュータ300とCPU201とのインターフェ スであり、CPU201はホストコンピュータ300か の指令に応じて基板搬送装置Aを制御するこ とになる。

 <基板搬送装置Aによるガラス基板の搬送 >
 図9乃至図16を参照して、基板搬送装置Aによ るガラス基板Wの搬送例について説明する。 実施形態では、図9に示すように+Y側にガラ 基板Wを収納した収納カセット70を配置し、-Y 側に空の収納カセット70を配置して、+Y側に 置する収納カセット70から未処理のガラス基 板Wを処理装置へ搬送し、-Y側に位置する収納 カセット70へ処理装置から処理済のガラス基 Wを搬送する場合について説明する。まず、 図10乃至図12を参照して、+Y側に位置する収納 カセット70から未処理のガラス基板Wを処理装 置へ搬送する場合を説明する。

 図10に示すように、+Y側の収納カセット70 らコンベア装置5及び昇降装置80の作動によ 、ガラス基板Wを一枚+X方向に搬送する。同 に、直交搬送装置1では、第1搬送装置10の第 1搬送ユニット10の作動により、収納カセット 70から搬送されてくるガラス基板Wを+X側に搬 して、直交搬送装置1のX方向の略中央にガ ス基板Wを位置させる。このとき、支持ユニ ト30は降下位置に位置させ、かつ、搬送さ てくるガラス基板Wの真下に位置させる。基 保持ユニット34の当接部材35は退避位置に位 置させる。

 支持ユニット30がガラス基板Wの真下に位 しているか否かは、基本的には、予め定め 位置に支持ユニット30が位置したことをも て、ガラス基板Wの真下に位置したとみなす しかし、支持ユニット30にガラス基板Wを検 するセンサを設けてガラス基板Wを検出し、 支持ユニット30の位置を制御するようにして よい。

 次に、昇降ユニット40により支持ユニッ 30を上昇位置に移動し、これによりガラス基 板Wを第1搬送装置10に代わって支持ユニット30 で支持する。続いて、基板保持ユニット34の 動により当接部材35を当接位置に移動して ラス基板Wを保持する。

 次に、図11に示すように、駆動ユニット50 の作動により支持ユニット30を-Y方向に移動 、コンベア装置3の-X側の位置までガラス基 Wを移動する。ガラス基板Wの移動により、直 交搬送装置1の、+Y側の収納カセット70の側方 領域が空く。したがって、+Y側の収納カセ ト70から2枚目のガラス基板Wの搬出を開始す 。

 次に、基板保持ユニット34の当接部材35を 退避位置に位置させ、支持ユニット30を降下 置に移動する。これにより、1枚目のガラス 基板Wは再び第1搬送装置10上に載置される。 いて、図12に示すように、1枚目のガラス基 Wを第1搬送装置10及びコンベア装置3により+X 向に搬送し、1枚目のガラス基板Wを搬送装 4へ渡す。搬送装置4は、1枚目のガラス基板W 処理装置へ搬送することになる。

 同時に、駆動ユニット50の作動により支 ユニット30を+Y方向に移動し、2枚目のガラス 基板Wの真下に位置させる。この時、2枚目の ラス基板Wを第1搬送装置10が収納カセット70 ら搬出途中であっても、支持ユニット30を 送されてくるガラス基板Wの真下となる位置( 図9の位置)に位置させ、待機させることがで るので搬送効率を向上できる。以降、同様 手順を繰り返すことにより、+Y側に位置す 収納カセット70から未処理のガラス基板Wを 理装置へ順次連続的に搬送することができ 。直交搬送装置1におけるガラス基板WのX方 及びY方向の搬送を並行して行うことができ ので、ガラス基板Wの搬送効率を向上できる 。

 次に、図13乃至図16を参照して、-Y側に位 する収納カセット70へ処理装置から処理済 ガラス基板Wを搬送する場合を説明する。

 図13に示すように、処理済のガラス基板W 搬送装置4により処理装置からコンベア装置 2へ搬送され、コンベア装置2はガラス基板Wを 直交搬送コンベア1上に搬送する。同時に、 交搬送装置1では、第1搬送装置10の第1搬送ユ ニット10の作動により、コンベア装置2から搬 送されてくるガラス基板Wを-X側に搬送して、 直交搬送装置1のX方向の略中央にガラス基板W を位置させる(図14)。このとき、支持ユニッ 30は降下位置に位置させ、かつ、搬送されて くるガラス基板Wの真下に位置させる。基板 持ユニット34の当接部材35は退避位置に位置 せる。

 次に、昇降ユニット40により支持ユニッ 30を上昇位置に移動し、これによりガラス基 板Wを第1搬送装置10に代わって支持ユニット30 で支持する。続いて、基板保持ユニット34の 動により当接部材35を当接位置に移動して ラス基板Wを保持する。

 次に、図15に示すように、駆動ユニット50 の作動により支持ユニット30を-Y方向に移動 、-Y側の収納カセット70の+X側の位置までガ ス基板Wを移動する。ガラス基板Wの移動によ り、直交搬送装置1の、コンベア装置2の側方 領域が空く。したがって、搬送装置4及びコ ンベア装置2による2枚目のガラス基板Wの搬送 を開始する。

 次に、基板保持ユニット34の当接部材35を 退避位置に位置させ、支持ユニット30を降下 置に移動する。これにより、1枚目のガラス 基板Wは再び第1搬送装置10上に載置される。 いて、図16に示すように、1枚目のガラス基 Wを第1搬送装置10、コンベア装置5及び昇降装 置80の作動により、-Y側の収納カセット70へ搬 入する。

 同時に、駆動ユニット50の作動により支 ユニット30を+Y方向に移動し、2枚目のガラス 基板Wの真下に位置させる。この時、2枚目の ラス基板Wをコンベア装置2が第1搬送装置10 へ搬出途中であっても、支持ユニット30を搬 送されてくるガラス基板Wの真下となる位置( 13の位置)に位置させ、待機させることがで るので搬送効率を向上できる。以降、同様 手順を繰り返すことにより、処理装置から- Y側に位置する収納カセット70へ処理済のガラ ス基板Wを順次連続的に搬送することができ 。直交搬送装置1におけるガラス基板WのX方 及びY方向の搬送を並行して行うことができ ので、ガラス基板Wの搬送効率を向上できる 。

 このように本実施形態では、直交搬送装 1におけるガラス基板WのX方向及びY方向の搬 送を並行して行うことができるので、ガラス 基板Wの搬送効率を向上できる。特に、ガラ 基板Wがより大型であればあるほど、収納カ ット70への搬入及び収納カセット70からの搬 出に際し、時間を要することから、本実施形 態のように、ガラス基板WのX方向及びY方向の 搬送を並行して行うことにより、タクトタイ ムの短縮を図れる。

 そして、第2搬送装置20が第1搬送装置10の 方に配置されることから、装置全体の小型 を図れる。また、昇降ユニット40による支 ユニット30の昇降によりガラス基板Wを昇降 る。支持ユニット30は、それ自体がガラス基 板Wを搬送する駆動機構を有さず、ガラス基 Wを下側から支持する機能を有すれば足りる で、その軽量化が図れる。このため、ガラ 基板Wの昇降の高速化が図れ、ガラス基板W 搬送効率を向上できる。

 加えて、支持ユニット30の軽量化が図れ ことから、これをY方向により高速で移動す ことができ、ガラス基板Wの搬送効率を更に 向上できる。また、支持ユニット30を移動す 構成としたことにより、Y方向におけるガラ ス基板Wの搬送距離は、駆動ユニット50のY方 の全長により規定され、より長距離とした 、短距離としたりすることができ、装置の イアウト自由度を高められる。

 また、直交搬送装置1の+X側、-X側にそれ れコンベア装置2、3及び5を配置でき、これ と直交搬送装置1との間でガラス基板Wの受け 渡しが行えるので、装置のレイアウト自由度 を高められる。また、第2搬送ユニット21は、 第1搬送ユニット11のY方向における任意の位 で停止させることができる。更に、第1搬送 ニット11を独立して駆動可能な複数のロー コンベアユニット60で構成している。これら により、直交搬送装置1のX方向側方にコンベ 装置5等を配置、接続する際、Y方向におけ 接続位置の選択肢が増える。よって、装置 レイアウト自由度を更に高められる。

 なお、本実施形態では、第1搬送ユニット 11の各ローラコンベアユニット60をY方向に略 ピッチで配設したが、これに限られない。 ーラコンベアユニット60は、直交搬送装置1 側方に配置されるコンベア装置2、3及び5の 方に少なくとも位置すれば足りる。