佐藤 剛 (〒59 東京都中央区日本橋三丁目12番2号 スミダ電機株式会社内 Tokyo, 1038259, JP)
スミダコーポレーション株式会社 (〒89 東京都中央区八重洲一丁目6番6号 八重洲センタービル Tokyo, 1038589, JP)
SATO, Tsuyoshi (3-12-2, Nihonbashi Chuo-k, Tokyo 59, 1038259, JP)
| メッキ被覆処理が施された外部端子を有する表面実装部品において、 上記外部端子の側面のうち少なくとも一つの面は、上記表面実装部品の製造工程で上記外部端子に接続される被接続部材が切り離されて形成された、上記外部端子の母材が露出する切断面であり、 上記切断面を有する端面の一部には、上記端面から窪み且つメッキ被覆処理が施された面が形成されていることを特徴とする表面実装部品。 |
| 前記切断面は、前記メッキ被覆処理が施された後に、前記被接続部材と接続された状態の外部端子と前記被接続部材とを切断することによって形成され、 前記端面から窪み且つメッキ被覆処理が施された面は、前記端面から窪むように切断した後に、前記メッキ被覆処理が施されることにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の表面実装部品。 |
| 前記端面から窪み且つメッキ被覆処理が施された面は、前記端面の中心を通り前記実装基板の面および前記端面と直交する平面を対称面とする面対称に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の表面実装部品。 |
| 前記端面から窪み且つメッキ被覆処理が施された面は、曲面形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の表面実装部品。 |
本発明は、表面実装部品に関する。
表面にはんだ層を有するリードフレーム ら切り離される切断面を、外部端子の端面 有する表面実装部品は、その切断面が酸化 て錆やすくはんだ濡れ性が良好でないこと ある。そのため、表面実装部品が実装され 実装基板上のランドと、外部端子の切断面 の間で適切にはんだ接合が行われず、実装 板へ表面実装した後の表面実装部品と実装 板とのはんだの接合強度が低くなることが る。そこで、外部端子の側面に凹凸を設け 外部端子のはんだ層が形成された部分と実 基板との接触面積を増加させてはんだによ 接合強度を高める技術が提案されている(特 許文献1参照)。
しかしながら、外部端子の側面に凹凸を けなくても、表面実装後の外部端子の側面 分のはんだによる接合強度はもともと十分 ある。よって、凹凸を設けることによって 接合強度を高める大きな効果は期待し難い
また、表面実装部品は、一般に、リード レームを用いて製造される。そのため、表 実装部品の製造工程で、リードフレームの 断を行う際には、表面実装部品を構成する 材へ衝撃が加えられる。その衝撃によって 表面実装部品が損傷することが考えられる
そこで、本発明の課題は、製造工程での 成部材に対する衝撃を緩和することが可能 あり、また、表面実装後のはんだの接合強 を十分にすることが可能な表面実装部品を 供することである。
上記の課題を解決するため、本発明は、 ッキ被覆処理が施された外部端子を有する 面実装部品において、外部端子の側面のう 少なくとも一つの面は、表面実装部品の製 工程で外部端子に接続される被接続部材が り離されて形成された、外部端子の母材が 出する切断面であり、上記切断面を有する 面の一部には、端面から窪み且つメッキ被 処理が施された面が形成されていることを 徴とする。
本発明では、外部端子の側面のうち少なく
も一つの面は、表面実装部品の製造工程で
部端子に接続される被接続部材が、外部端
から切り離されることにより形成された、
部端子の母材が露出する切断面である。こ
で、この切断面を有する端面の一部には、
面から窪む面が形成されている。そして、
の端面から窪む面には、メッキ被覆処理に
ってはんだや、Niメッキ、Cuメッキ等の低融
点金属層が形成されている。
したがって、端面から窪み且つメッキ被覆
理が施された面では、低融点金属の濡れ性
良好にすることが可能になる。その結果、
面実装部品の表面実装後の低融点金属の接
強度を十分とすることが可能となる。
また、本発明では、少なくとも一部が切 面となる端面に、この端面から窪み且つメ キ被覆処理が施された面(以下、「凹部」と 称す場合がある)が形成されているため、被 続部材を切り離す際には、凹部に相当する 分の切断が不要となる。そのため、切断に する応力が小さくて済む。よって、表面実 部品の製造工程での表面実装部品の構成部 に対する衝撃を緩和することが可能になる
また、本発明において、切断面は、メッキ
覆処理が施された後に、被接続部材と接続
れた状態の外部端子と被接続部材とを切断
ることによって形成され、端面から窪み且
メッキ被覆処理が施された面は、端面から
むように切断した後に、メッキ被覆処理が
されることにより形成されることが好まし
。
このような手順で切断面および端面から窪
且つメッキ被覆処理が施された面を形成す
ことにより、外部端子から被接続部材が切
離される時点で既に、端面から窪む面にメ
キ被覆層が形成されていることになる。そ
ゆえ、被接続部材の切り離し後に新たにメ
キ処理を施す必要がない。
本発明において、端面から窪み且つメッ 被覆処理が施された面は、端面の中心を通 実装基板の面および端面と直交する平面を 称面とする面対称に形成されていることが ましい。このように構成すると、低融点金 の濡れ性が良好となる凹部を端面において 称に配置できるため、実装時の溶融状態の 融点金属が受ける応力を均等にでき、一部 溶融した低融点金属へ過剰に応力がかかる とによる溶断等を抑制することが可能にな 。そのため、低融点金属の接合作業を安定 せることが可能になる。
本発明において、端面から窪み且つメッ 被覆処理が施された面は、曲面形状に形成 れていることが好ましい。このように構成 ると、たとえば、金型を用いて外部端子を 成する場合に、金型の摩耗を抑制できるた 、凹部を容易に形成することが可能になる
以上のように、本発明の表面実装部品で 、製造工程での構成部材に対する衝撃を緩 することが可能になり、また、表面実装後 低融点金属の接合強度を十分にすることが 能になる。
1,1A 表面実装部品
5A,5B,5C,5D,5E,5F,5G,5H 外部端子
5A2,5B2 (端面、切断面)
5C2,5D2,5E2,5F2 切断面
5C3,5D3,5E3,5F3,5G3 端面
6,6A 凹部
7,7B リードフレーム
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(表面実装部品の構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る表面実装
部品1の正面図の縦断面図である。本形態の
面実装部品1は、コアを有しない空芯コイル
あり、図1に示すように、表面実装部品1は
導線3と、導線3が巻回されるボビン4と、導
3の両端が接続される外部端子5A,5Bおよび接
部5A1,5B1とを備えている。また、外部端子5A,5
Bと接続部5A1,5B1とは、ボビン4の内部に配置さ
れる埋没部(図示省略)を介して繋がっている
導線3は、たとえば、絶縁被膜で覆われた 銅線である。ボビン4は、樹脂で構成され、 付の円筒形状をなしている。すなわち、ボ ン4の軸方向の両端には、外周面4Aから径方 外側に向かって突出する鍔部4Bが形成されて いる。また、ボビン4の径方向内側には、円 形状の空洞4Cが形成されている。上述のよう に、外部端子5Aと接続部5A1、および、外部端 5Bと接続部5B1とは埋没部で繋がっている。 の埋没部は、ボビン4を構成する樹脂で封止 れている。外部端子5A,5Bおよび接続部5A1,5B1 、ボビン4の樹脂で固定されつつ露出してい る。導線3は、ボビン4の両端に形成される鍔 4Bの間で外周面4Aに沿って複数回巻回されて いる。導線3の一端は、絶縁被膜が除去され 状態で、接続部5A1に電気的に接続され、固 されている。導線3の他端は、絶縁被覆が除 された状態で、接続部5B1に電気的に接続さ 、固定されている。
外部端子5A,5Bは、表面実装部品1の底面側 配置されるとともに、ボビン4の径方向外側 に向かって突出している。外部端子5A,5Bの突 方向の端面は、外部端子5A,5Bの最先端面5A2,5 B2となっている。上述のように、外部端子5A 接続部5A1と繋がっており、導通している。 た、外部端子5Bは接続部5B1と繋がっており、 導通している。また、接続部5A1と接続部5B1と は、導線3を介して電気的に接続されている
外部端子5A,5Bおよび接続部5A1,5B1は、ステ レス製の金属板を母材としており、その表 には、はんだが被覆されている(図示省略) ただし、外部端子5A,5Bの最先端面5A2,5B2は、 述のように、リードフレーム7を構成する枠 7A(図3参照)が切り離されて形成される切断 であるため、最先端面5A2,5B2には、はんだが 覆されていない。このことを詳述するため 、図1に示す表面実装部品1の外部端子5Aの部 分の平面図を図2(A)に、左側面図を図2(B)に示 。外部端子5Aには、最先端面5A2の中央部分 ら外部端子5Aの反突出方向に向かって窪む凹 部6が形成されている。具体的には、外部端 5Aには、最先端面5A2の中心を通り表面実装部 品1が実装される実装基板および最先端面5A2 直交する平面を対称面とする面対称の凹部6 形成されている。この凹部6は、半円柱形状 に形成されている。凹部6の内壁面には、は だが被覆されている。しかし、最先端面5A2 は、はんだが被覆されていない。外部端子5B は、外部端子5Aと同様の構成となっているた 、外部端子5Bの構成の説明は省略する。な 、外部端子5A,5Bは、後述のように、はんだ10 よって実装基板のランド9(図5参照)に固定さ れる。
(表面実装部品の製造方法)
以上のように構成された表面実装部品1の製
造方法を以下に説明する。まず、リードフレ
ーム7を形成する。具体的には、ステンレス
からなる母材に所定形状の曲げ加工・打ち
き加工を行い、その後、表面にはんだめっ
加工を行って、リードフレーム7を形成する
これらの加工によって、リードフレーム7に
は、後に外部端子5A,5Bとなる部分、接続部5A1,
5B1となる部分、埋没部となる部分、および、
外部端子5A,5Bとなる部分同士を接続する枠体7
A等が形成される(図3参照)。また、リードフ
ーム7には、枠体7Aと、後に外部端子5A,5Bとな
る部分の境目に、前述した打ち抜き加工によ
って円形状の貫通孔8が形成される(図3参照)
この貫通孔8の内壁面は、前述のはんだめっ
加工によって形成されたはんだで被覆され
いる。
なお、本形態では、枠体7Aに外部端子5A,5B (具体的には、外部端子5A,5Bとなる部分)が接 されている(図3参照)。すなわち、本形態で 、枠体7Aは、表面実装部品1の製造工程で外 端子5A,5Bに接続される被接続部材である。ま た、リードフレーム7では、2本の枠体7Aが所 の間隔をあけた状態で平行に配置されてお 、リードフレーム7には、この2本の枠体7A同 を接続する複数の支持用枠体(図示省略)が 成される。この支持用枠体は、外部端子5Aと 外部端子5Bとの間の相対位置を決める機能、 よび、接続部5A1と接続部5B1との間の相対位 を決める機能を果たしている。
その後、リードフレーム7の一部を金型内 に配置して樹脂成型を行うインサート成形に よって、ボビン4をリードフレーム7に一体で 成する。図3は、リードフレーム7にボビン4 インサート成形された状態の平面図である なお、図3では、接続部5A1,5B1および支持用 体については図示を省略している。このイ サート成形では、埋没部がボビン4に埋没し 外部端子5A,5Bおよび接続部5A1,5B1がボビン4か ら露出するようにリードフレーム7を配置す 。具体的には、インサート成形では、まず 埋没部となるリードフレーム7の一部を成形 型内に配置し、その後、その成形金型内に ポキシ樹脂を充填する。また、その後、エ キシ樹脂を硬化させる。すると、成形金型 形状に倣ったボビン4の形状が形成されると ともに、埋没部がボビン4の中に埋没される
その後、リードフレーム7から外部端子5A, 5B付きのボビン4を切断する。図4は、上述の ンサート成形後に枠体7Aの長尺方向と平行か つ貫通孔8の略中心を通る直線に沿って、リ ドフレーム7を切断した状態の斜視図である この切断の際には押し切りカッターを用い 。この切断によって、枠体7Aが切り離され 、外部端子5Aの最先端面5A2および外部端子5B 最先端面5B2が露出する。すなわち、この切 で枠体7Aが切り離されて形成される切断面 最先端面5A2,5B2となる。このように、本形態 は、最先端面5A2,5B2の全部が切断面となる。 また、この切断によって、貫通孔8に相当す 部分が凹部6となる。なお、この切断後も、 部6の内壁面は、前述のはんだめっき加工に よって形成されたはんだで被覆されている。
その後、導線3の一端を接続部5A1に係止し 、この係止部分をはんだ付けして固定する。 このはんだ付けによって、導線3と接続部5A1 を電気的に接続する。その状態でボビン4の 周面4Aに沿って導線3を巻回する。所望の回 巻回した後、導線3を切断する。そして、そ の切断部分を接続部5B1に係止し、この係止部 分をはんだ付けして固定する。このはんだ付 けによって、導線3と接続部5B1とを電気的に 続する。以上の工程を経て、本形態の表面 装部品1が製造される。
なお、リードフレーム7から切断された外 部端子5A,5B付きのボビン4に対しては、はんだ めっき加工を行わない。そのため、上述のよ うに、外部端子5A,5Bの最先端面5A2,5B2には、は んだが被覆されていない。
(本形態の主な効果)
本形態の表面実装部品1では、外部端子5A,5B
最先端面5A2,5B2から窪む凹部6が形成されて
る。よって、リードフレーム7から外部端子5
A,5Bを切り離す際(外部端子5A,5Bから枠体7Aが切
り離される際)には、凹部6(貫通孔8)に相当す
部分の切断を要しない。そのため、切断に
する応力が小さくて済む。よって、表面実
部品1の製造工程での表面実装部品1の構成
材に対する衝撃を緩和することができる。
の結果、たとえば、予め所定形状に曲げ加
したリードフレーム7のうち、外部端子5A,5B
よび接続部5A1,5B1に相当する部分の変形を防
することが可能になり、表面実装部品1の製
造工程が安定する。また、外部端子5A,5Bに相
する部分の変形を防止することが可能とな
ため、表面実装部品1の実装基板への実装状
態が安定する。
本形態の表面実装部品1では、凹部6の内 面にはんだが被覆されている。そのため、 部6の内壁面のはんだ濡れ性を良好にするこ ができる。したがって、表面実装部品1の表 面実装後のはんだの接合強度を十分とするこ とが可能となる。この本形態の効果を図5を いて具体的に説明する。
図5には、図2(A)に示す外部端子5Aを実装基 板に実装した状態の平面図を示している。図 5では、表面実装部品1が実装される実装基板 有するランド9の全面が、実装時に用いるは んだ10によって被覆されている。ここで、ラ ド9と外部端子5Aとが接する部分のうち、外 端子5Aの最先端面5A2にははんだめっき層が 成されていないため、はんだフィレット11が 形成されていない。一方で、外部端子5Aの側 および凹部6の内壁面には、はんだめっき層 が形成されているため、それらの部分にはは んだフィレット11が形成されている。このよ に、凹部6は、外部端子5A,5Bの最先端面5A2,5B2 と実装基板との接合強度を高くすることに寄 与している。
本形態では、凹部6は、最先端面5A2,5B2の 心を通り実装基板の面および最先端面5A2,5B2 直交する平面を対称面とする面対称に形成 れている。そのため、表面実装部品1を実装 基板に実装した後には、最先端面5A2,5B2側に いて、はんだフィレット11が形成される部分 が対称に配置される。したがって、最先端面 5A2,5B2側では、最先端面5A2,5B2の中心に対する んだの接合強度の偏りをなくすことが可能 なる。その結果、実装時の溶融はんだが受 る応力を均等にでき、一部の溶融はんだへ 剰に応力がかかることによる溶断等を抑制 ることが可能になる。そのため、ツームス ン現象を防止できる等、はんだ接合作業を 定させることが可能になる。
本形態では、凹部6は、曲面形状に形成さ れているため、リードフレーム7を形成する の打ち抜き加工に用いる金型の磨耗を抑制 き、凹部6の形成が容易となる。
(他の形態)
上述の形態では、外部端子5A、5Bに、最先端
面5A2,5B2から窪む凹部6が1つ形成されている。
しかし、外部端子には、外部端子の端面から
窪む凹部が2つ以上に形成されても良い。ま
、上述の形態では、最先端面5A2,5B2の全部が
断面となっている。しかし、外部端子の端
の一部が切断面となっても良い。
図6には、本形態の変形例として、外部端 子5C,5Dに、凹部6Aが2つずつ形成された表面実 部品1Aを示している。図6(A)に示すように、 の変形例では、リードフレーム7Bの枠体7Cと 外部端子5C,5Dとが、両者を繋げる接続体7Dに って繋がっている。この接続体7Dと外部端子 5C,5Dとの接続部分の両脇には、外部端子5C,5D へと窪む(すなわち、外部端子5C,5Dの反突出 向へ窪む)半円柱形状の凹部6Aが形成されて る。また、外部端子5C,5Dの幅(図6(A)の左右方 の幅)は、接続体7Dの幅よりも広くなってい 。さらに、接続体7Dは、図6(A)の左右方向に ける外部端子5C,5Dの中心位置で外部端子5C,5D に繋がっている。凹部6Aは、上述の形態と同 に、金属板を所定形状に曲げ加工・打ち抜 加工する際に形成される。そして、曲げ加 ・打ち抜き加工後に表面にはんだめっき層 形成される。すると、凹部6Aの内壁面にも んだめっき層が形成される。また、凹部6Aの 両側に配置される外部端子5C,5Dの端面にもめ き層が形成される。その後、上述の形態と 様にインサート成形を行うことで、ボビン4 Aが成形される。
図6(B)には、図6(A)に示す接続体7Dと外部端 子5C,5Dとの接続部分の付け根部分を切断し、 の後、上述の形態と同様に導線3がボビン4A 巻回されることで形成された表面実装部品1 Aを示している。図6(B)に示すように、外部端 5C,5Dには、外部端子5C,5Dの突出方向の端面5C3 ,5D3から窪む凹部6Aが、それぞれ2つずつ並ん 形成されている。また、端面5C3,5D3のうち、 の並んだ2つの凹部6Aの間は、リードフレー 7Bから切り離されて形成される(すなわち、 続体7Dが切り離されて形成される)切断面5C2, 5D2である。すなわち、この変形例では、端面 5C3,5D3の一部が、接続体7Dが切り離されて形成 される切断面5C2,5D2である。
なお、端面5C3,5D3と、切断面5C2,5D2とは、 一平面上でも異なる平面上でも、どちらに 成されても良い。また、この変形例では、 続体7Dは、表面実装部品1Aの製造工程で外部 子5C,5Dに接続される被接続部材である。
図7には、表面実装部品1Aを実装基板に実 した状態の、外部端子5D部分の平面図を図5 同様に示している。凹部6Aには、はんだフ レット11が形成されている。また、外部端子 5Dの切断面5D2を除く端面5D3にも、はんだフィ ット11が形成されている。よって表面実装 品1Aの表面実装後のはんだの接合強度が十分 となる。また、並んだ2つの凹部6Aは、切断面 5C2,5D2を挟んだ状態で、端面5C3,5D3の中心を通 実装基板の面および端面5C3,5D3と直交する平 面を対称面とする面対称に形成されている。 そのため、表面実装部品1Aを実装基板に実装 た後には、端面5C3,5D3側において、はんだフ ィレット11が形成される部分が対称に配置さ る。したがって、端面5C3,5D3側では、実装時 の溶融はんだが受ける応力を均等にでき、一 部の溶融はんだへ過剰に応力がかかることに よる溶断等を抑制できる。
上述の形態では、外部端子5A,5Bの突出方 の端面である最先端面5A2,5B2がリードフレー 7との切断面となっている。しかし、外部端 子5A,5Bの突出方向に直交する方向の端面(すな わち、図2(A)の上下端に形成される端面)が切 面となっても良い。この場合には、切断面 ある外部端子5A,5Bの突出方向に直交する方 の端面に凹部6に相当する凹部が形成されれ 良い。
上述の形態では、外部端子5A,5Bは、ボビ 4の径方向外側に向かって突出している。し し、外部端子5A,5Bは、円筒状のボビン4の径 向内側に向かって突出しても良い。
この場合には、外部端子5A,5Bがリードフ ーム7の枠体7Aに繋がるように、リードフレ ム7が形成されても良いし、接続部5A1,5B1がリ ードフレーム7の枠体7Aに繋がるように、リー ドフレーム7が形成されても良い。
また、この場合には、外部端子5A,5Bの先 に、インサート成形の際にリードフレーム7 安定させるための係合片が形成されても良 。外部端子5A,5Bの先端に係合片が形成され 場合には、この係合片は、インサート成形 の所定の工程で切断されるため、外部端子5A ,5Bの突出方向の端面が切断面となる。したが って、この場合には、表面実装部品1のはん の接合強度を高めるため、外部端子5A,5Bの突 出方向の端面には凹部6に相当する凹部が形 されている。なお、この場合には、係合片 、表面実装部品1の製造工程で外部端子5A,5B 接続される被接続部材となる。
上述の形態では、凹部6は、最先端面5A2,5B 2の中心を通り表面実装部品1が実装される実 基板の面および最先端面5A2,5B2と直交する平 面を対称面とする面対称に形成されている。 しかし、ボビン4の存在によってツームスト 現象等が起き難い表面実装部品1等の場合に 、凹部はこのように面対称に形成されてな ても良い。
また上述の形態では、凹部6は半円柱形状 をなしている。しかし、凹部6の形状は、角 状または丸みを帯びた角柱状、半楕円形状 としても良い。なお、上述した打ち抜き加 によって凹部6を形成する場合には、打ち抜 加工に用いる金型の磨耗を抑制し、凹部6を 容易に形成するため、凹部6は半円柱形状、 みを帯びた角柱状、半楕円形状等の曲面形 に形成されていることが好ましい。また凹 6は、図2(B)に示すように最先端面5A2,5B2の上 方向(実装基板の面と直交する方向)の全域か ら窪むように形成される必要はなく、たとえ ば凹部6の上側および/または下側に最先端面5 A2,5B2が形成されても良い。
また、上述の形態では、リードフレーム7 からボビン4を切り離した後に導線3を巻回し いる。しかし、リードフレーム7からボビン 4を切り離す前に導線3を巻回しても良い。ま 、上述の形態では、表面実装部品1は空芯コ イルである。しかし、表面実装部品1は、コ コイル、トロイダルコイル等の各種のコイ であっても良い。また、表面実装部品1は、 イル以外のコンデンサ、抵抗器等の受動部 、トランジスタ、ダイオード、オペアンプ の能動部品、もしくはこれら部品を2種以上 組み合わせた複合電子部品であっても良い。
上述の形態では、表面実装部品1はインサ ート成形を用いて製造されているが、インサ ート成形以外の方法を用いて製造されても良 い。たとえば表面実装部品は、ドラムコアに 導線を巻回したものをリードフレームに接着 させ、その後リードフレームを切断すること で製造されても良い。
上述の形態では、リードフレーム7の表面 にはんだめっき層が形成されている。しかし リードフレーム7の表面にはんだ等の低融点 属層が形成されていなくても良い。また低 点金属層は、通常用いられる錫と鉛の合金 らなるはんだの他、錫単体、錫-銀-銅系、錫 -亜鉛-ビスマス系、錫-亜鉛-アルミニウム系 の合金からなる、いわゆる鉛フリーはんだ であっても良い。
上述の形態では、リードフレーム7、外部 端子5A,5Bおよび接続部5A1,5B1は、ステンレス製 の金属板を母材としている。しかしこの母材 はりん青銅等、他の材質からなるものであっ ても良い。
上述の形態では、ボビン4の材質をエポキ シ樹脂としている。しかしボビン4の材質は に限定されず、液晶ポリマー(LCP:liquid crystal polymer)、ジアリルフタレート(DAP:Diallyl Phthal ate)等としても良い。
なお、外部端子の端面から窪む凹部は、上
の形態や、図6,7に示す形態以外にも、例え
、図8~図9に例示する形態であってもよい。
図8は、本発明の他の形態について示す平面
図である。ここで、図8(A)は、外部端子5Eに、
凹部6Bが2つ形成された図である(ホビン4の両
に位置する外部端子のうち、一方のみを図
)。また、図8(B)は、図8(A)に示す接続部と外
端子との接続部分の付け根部分(図8(A)中に
線で示される切断ライン12)を切断した後の
態を示す図である。
図8(A)に示す態様では、リードフレームを構
成する枠体(不図示)と外部端子5Eとが、両者
繋げる接続体7Eによって繋がっている。
この接続体7Eと外部端子5Eとの接続部分の両
脇には、外部端子5E側へと窪む(すなわち、外
部端子5Eの反突出方向へ窪む)各柱形状の凹部
6Bが形成されている。また、外部端子5Eの幅(
8(A)の左右方向の幅)は、接続体7Eの幅よりも
広くなっている。さらに、接続体7Eは、図8(A)
の左右方向における外部端子5Eの中心位置で
部端子5Eに繋がっている。L字状の凹部6Bは
上述の形態と同様に、金属板を所定形状に
げ加工・打ち抜き加工する際に形成される
そして、曲げ加工・打ち抜き加工後に表面
はんだめっき層が形成される。すると、凹
6Bの内壁面にもはんだめっき層が形成される
。また、凹部6Bの両側に配置される外部端子5
Eの端面にもめっき層が形成される。その後
上述の形態と同様にインサート成形を行う
とで、ボビン4が成形される。
図8(B)には、表面実装部品1Aを実装基板に 装した状態の、外部端子5F部分の平面図を 5と同様に示している。凹部6Bには、はんだ ィレット11が形成されている。また、外部端 子5Fの切断面5E2を除く端面5E3にも、はんだフ レット11が形成されている。よって表面実 部品1Aの表面実装後のはんだの接合強度が十 分となる。これに加えて、はんだフィレット 11は、端面5E3から凹部6Bの内壁面に沿って連 的に形成される。このため、メッキ剥離に する耐性が向上する。
また、並んだ2つの凹部6Bは、切断面5E2を挟
だ状態で、外部端子5Eの端面(切断面5E2が形
された側の端面)の中心を通り実装基板の面
および端面と直交する平面を対称面とする面
対称に形成されている。そのため、表面実装
部品1Aを実装基板に実装した後には、端面側
おいて、はんだフィレット11が形成される
分が対称に配置される。したがって、端面
では、実装時の溶融はんだが受ける応力を
等にでき、一部の溶融はんだへ過剰に応力
かかることによる溶断等を抑制できる。
なお、図8に示した例では凹部6Bの形状は、
柱状となっているが、丸みを帯びた 各柱
や、半楕円形状等としてもよい。
図9は、本発明の他の形態について示す平 面図である。ここで、図9(A)は、外部端子5Gに 、凹部6Cが2つ形成された図である(ホビン4の 側に位置する外部端子のうち、一方のみを 示)。また、図9(B)は、図9(A)に示す接続部と 部端子との接続部分の付け根部分(図9(A)中 点線で示される切断ライン12)を切断した後 状態を示す図である。
図9(A)に示す態様では、リードフレームを構
成する枠体(不図示)と外部端子5Gとが、両者
繋げる接続体7Fによって繋がっている。
この接続体7Fと外部端子5Gとの接続部分の両
脇には、外部端子5G側へと窪む(すなわち、外
部端子5Gの反突出方向へ窪む)各柱形状の凹部
6Cが形成されている。また、外部端子5Gの幅(
9(A)の左右方向の幅)は、接続体7Fの幅よりも
広くなっている。さらに、接続体7Fは、図9(A)
の左右方向における外部端子5Fの一方の端側
外部端子5Gに繋がっている。L字状の凹部6C
、上述の形態と同様に、金属板を所定形状
曲げ加工・打ち抜き加工する際に形成され
。そして、曲げ加工・打ち抜き加工後に表
にはんだめっき層が形成される。すると、
部6Cの内壁面にもはんだめっき層が形成され
る。また、凹部6Cが形成された側の端面の両
に配置される外部端子5Eの端面にもめっき
が形成される。その後、上述の形態と同様
インサート成形を行うことで、ボビン4が成
される。
図9(B)には、表面実装部品1Aを実装基板に実
した状態の、外部端子5H部分の平面図を図5
同様に示している。凹部6Cには、はんだフ
レット11が形成されている。また、外部端子
5Hの切断面5F2を除く端面5F3、5G3にも、はんだ
ィレット11が形成されている。よって表面
装部品1Aの表面実装後のはんだの接合強度が
十分となる。さらに、端面5F3および凹部6Bの
壁面に形成されるはんだフィレット11は、
面5F3から凹部6Bの内壁面へと連続的に形成さ
れる。このため、メッキ剥離に対する耐性が
向上する。
なお、図9に示した例では凹部6Cの形状は、
柱状となっているが、丸みを帯びた 各柱
や、半楕円形状等としてもよい。
外部端子の端面に形成される凹部の幅(切 断面方向の長さ)は特に限定されるものでは い。しかし、メッキ被覆層が形成される沿 距離を長くすればする程、はんだフィレッ が形成される領域が増大するため、接合強 をより向上させることができる。
Next Patent: LIGHTING APPARATUS, ANTENNA UNIT FOR LIGHTING APPARATUS, COMMUNICATION SYSTEM AND TRAFFIC SIGNAL CON...
