柳沢 雄太郎 (〒58 静岡県浜松市東区市野町1126番地の1浜松ホトニクス株式会社内 Shizuoka, 4358558, JP)
浜松ホトニクス株式会社 (〒58 静岡県浜松市東区市野町1126番地の1 Shizuoka, 4358558, JP)
YANAGISAWA, Yutaro (1126-1 Ichino-cho,Higashi-ku, Hamamatsu-sh, Shizuoka 58, 4358558, JP)
| 処理対象物の表面に処理液を塗布し、その塗布された処理液に電子ビームを照射して、前記処理対象物の表面を処理することを特徴とする表面処理方法。 |
| 前記処理液が、前記処理対象物の表面をエッチングするためのエッチング液である、ことを特徴とする請求項1記載の表面処理方法。 |
| 前記処理液が機能水であることを特徴とする請求項1記載の表面処理方法。 |
| 前記処理対象物の表面における前記処理液の厚さが10μm~300μmの範囲内であることを特徴とする請求項1記載の表面処理方法。 |
| 前記処理対象物の表面を昇温するとともに、前記処理液をも昇温して該処理液を前記処理対象物の表面に塗布する、ことを特徴とする請求項1記載の表面処理方法。 |
| 前記処理対象物の表面に前記処理液を噴霧して塗布することを特徴とする請求項1記載の表面処理方法。 |
| 前記処理対象物の表面に前記処理液を塗布する際に前記処理対象物の周囲を窒素ガス,オゾンガスまたは高圧オゾンガスの雰囲気とすることを特徴とする請求項1記載の表面処理方法。 |
| 前記処理対象物がSiO 2 膜を表面に有するSiウェハであって、前記処理液がHF溶液であり、前記Siウェハの表面に塗布されたHF溶液に電子ビームを照射して、前記Siウェハの表面上のSiO 2 膜を除去する、ことを特徴とする請求項2記載の表面処理方法。 |
| 前記処理対象物が半導体、金属、ガラスまたはセラミックであり、前記処理対象物の表面に塗布された機能水に電子ビームを照射して、前記処理対象物の表面の有機物不純物、微粒子または金属不純物を除去する、ことを特徴とする請求項3記載の表面処理方法。 |
| 前記処理対象物がレジスト膜を表面に有する半導体ウェハであり、前記半導体ウェハの表面に塗布された機能水に電子ビームを照射して、前記半導体ウェハの表面のレジスト膜を除去する、ことを特徴とする請求項3記載の表面処理方法。 |
| 処理対象物の表面に処理液を塗布する処理液塗布手段と、前記処理液塗布手段により塗布された処理液に電子ビームを照射する電子ビーム照射手段と、を備えることを特徴とする表面処理装置。 |
| 前記処理液塗布手段が、前記処理対象物の表面をエッチングするためのエッチング液を前記処理液として前記処理対象物の表面に塗布する、ことを特徴とする請求項11記載の表面処理装置。 |
| 前記処理液塗布手段が、機能水を前記処理液として前記処理対象物の表面に塗布する、ことを特徴とする請求項11記載の表面処理装置。 |
| 前記処理液塗布手段が、前記処理対象物の表面における前記処理液の厚さが10μm~300μmの範囲内となるように前記処理対象物の表面に前記処理液を塗布する、ことを特徴とする請求項11記載の表面処理装置。 |
| 前記処理対象物の表面を昇温する第1昇温手段と、前記処理対象物の表面に塗布する前記処理液を昇温する第2昇温手段と、を更に備えることを特徴とする請求項11記載の表面処理装置。 |
| 前記処理液塗布手段が、前記処理対象物の表面に前記処理液を噴霧して塗布する、ことを特徴とする請求項11記載の表面処理装置。 |
| 前記処理対象物の表面に前記処理液を塗布する際に前記処理対象物の周囲を窒素ガス,オゾンガスまたは高圧オゾンガスの雰囲気とする雰囲気設定手段を更に備えることを特徴とする請求項11記載の表面処理装置。 |
| 前記電子ビーム手段による電子ビームの照射部分に窒素ガスを噴射する窒素ガス噴射部を更に備えることを特徴とする請求項11記載の表面処理装置。 |
本発明は、処理対象物の表面を処理する 法および装置に関するものである。
処理対象物の表面を処理する技術としては
々のものが知られており(特許文献1および
特許文献1,2を参照)、例えば、0.1%~数%のHFを
水に含んだHF溶液をSiウェハの表面に塗布す
等して、そのSiウェハの表面のSiO 2
膜を除去する技術が知られている。また、チ
ェンバ内にSiウェハを置き、そのチェンバ内
活性ガス(例えばNF 3
含有水素)を導入し、その活性ガスをプラズ
化して、その活性ガスイオンによりSiウェハ
の表面のSiO 2
膜を除去する技術も知られている。さらに、
チェンバ内に処理対象物を置き、そのチェン
バ内に酸素や窒素などのガスを導入し、その
ガスをマイクロ波によりプラズマ化して、処
理対象物の表面にある有機物をプラズマによ
り分解し除去する技術も知られている。
しかしながら、上記のような従来の表面処 技術は以下のような問題点を有している。 なわち、HF溶液を用いてSiウェハ表面のSiO 2 膜を除去する技術では、HF溶液を大量に使用 るだけでなく、HFが有害であることから、HF 溶液の扱いや廃液処理が容易でない。また、 活性ガスのプラズマによりSiウェハ表面のSiO 2 膜を除去する技術では、Siウェハ表面から除 されたSiO 2 を流し去ることができないので、長時間に亘 って処理した場合に不純物がチェンバ内面に 堆積していき、その堆積物がSiウェハ表面に 付着するという問題がある。さらに、プラ マを用いた表面処理技術では、プラズマの オンが処理対象物の表面に衝突して、その 面にダメージを与えるという問題がある。
本発明は、上記問題点を解消する為にな れたものであり、処理対象物の表面のダメ ジを抑制して該表面を容易に処理すること できる表面処理方法および表面処理装置を 供することを目的とする。
本発明に係る表面処理方法は、処理対象 の表面に処理液を塗布し、その塗布された 理液に電子ビームを照射して、処理対象物 表面を処理することを特徴とする。また、 発明に係る表面処理装置は、処理対象物の 面に処理液を塗布する処理液塗布手段と、 理液塗布手段により塗布された処理液に電 ビームを照射する電子ビーム照射手段と、 備えることを特徴とする。本発明に係る表 処理方法または表面処理装置では、処理対 物の表面に処理液が塗布され、その塗布さ た処理液に電子ビームが照射されて、処理 象物の表面が処理される。処理対象物の表 上の処理液に電子ビームが照射されると、 の処理液がイオン化またはラジカル化して 性化し、これにより、処理対象物の表面の 理が効果的に行われ得る。
本発明に係る表面処理方法では、処理液 、処理対象物の表面をエッチングするため エッチング液であるのが好適であり、或い 、機能水であるのも好適である。処理対象 の表面における処理液の厚さが10μm~300μmの 囲内であるのが好適である。処理対象物の 面を昇温するとともに、処理液をも昇温し 該処理液を処理対象物の表面に塗布するの 好適である。処理対象物の表面に処理液を 霧して塗布するのが好適である。また、処 対象物の表面に処理液を塗布する際に処理 象物の周囲を窒素ガス,オゾンガスまたは高 圧オゾンガスの雰囲気とするのが好適である 。
本発明に係る表面処理方法では、処理対象 がSiO 2 膜を表面に有するSiウェハであって、処理液 HF溶液であり、Siウェハの表面に塗布された HF溶液に電子ビームを照射して、Siウェハの 面上のSiO 2 膜を除去するのが好適である。処理対象物が 半導体、金属、ガラスまたはセラミックであ り、処理対象物の表面に塗布された機能水に 電子ビームを照射して、処理対象物の表面の 有機物不純物、微粒子または金属不純物を除 去するのが好適である。また、処理対象物が レジスト膜を表面に有する半導体ウェハであ り、半導体ウェハの表面に塗布された機能水 に電子ビームを照射して、半導体ウェハの表 面のレジスト膜を除去するのが好適である。
本発明に係る表面処理装置では、処理液 布手段は、処理対象物の表面をエッチング るためのエッチング液を処理液として処理 象物の表面に塗布するのが好適であり、或 は、機能水を処理液として処理対象物の表 に塗布するのも好適である。処理液塗布手 は、処理対象物の表面における処理液の厚 が10μm~300μmの範囲内となるように処理対象 の表面に処理液を塗布するのが好適である 表面処理装置は、処理対象物の表面を昇温 る第1昇温手段と、処理対象物の表面に塗布 する処理液を昇温する第2昇温手段と、を更 備えるのが好適である。処理液塗布手段は 処理対象物の表面に処理液を噴霧して塗布 るのが好適である。表面処理装置は、処理 象物の表面に処理液を塗布する際に処理対 物の周囲を窒素ガス,オゾンガスまたは高圧 ゾンガスの雰囲気とする雰囲気設定手段を に備えるのが好適である。また、前記電子 ーム手段による電子ビームの照射部分に窒 ガスを噴射する窒素ガス噴射部を更に備え のが好適でる。
本発明によれば、処理対象物の表面のダ ージを抑制して該表面を容易に処理するこ ができる。
1…表面処理装置、2…処理対象物、10…試 料台、11…吸着部、12…回転部、20…処理液塗 布手段、21…処理液塗布チューブ、22…処理 供給部、30…電子ビーム照射手段、31…真空 ェンバ、32…Be膜、33…熱電子源、34…加速 極、35…電圧源、36…雰囲気ガス噴射部、37 雰囲気ガス供給部、40…シールド室、41…窒 ガス噴射部。
以下、添付図面を参照して、本発明を実 するための最良の形態を詳細に説明する。 お、図面の説明において同一の要素には同 の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る表面処理装置1 構成図である。この図に示される表面所理 置1は、処理対象物2の表面を処理するための 装置であって、処理対象物2を載置して回転 せる試料台10、処理対象物2の表面に処理液 塗布する処理液塗布手段20、処理液塗布手段 20により塗布された処理液に電子ビームを照 する電子ビーム照射手段30、およびシール 容器40を備える。
試料台10は、吸着部11および回転部12を含 。吸着部11は、処理対象物2を真空吸引して 着固定する。回転部12は、吸着部11とともに 処理対象物2を回転させる。処理液塗布手段20 は、処理液塗布チューブ21および処理液供給 22を含む。処理液塗布チューブ21は、処理液 供給部22から供給される処理液を、吸着部11 より吸着固定された処理対象物2の表面に塗 する。
電子ビーム照射手段30は、真空チェンバ31 、Be膜32、熱電子源33、加速電極34、電圧源35 雰囲気ガス噴射部36、雰囲気ガス供給部37お び窒素ガス噴射部41を含む。真空チェンバ31 は、内部を排気状態とすることができ、その 内部に熱電子源33および加速電極34が配置さ る。真空チェンバ31の底面の一部は、電子ビ ームを内部から外部へ通過させ得るBe膜32と れている。このBe膜32の厚さは例えば10μm~20μ mである。ここで、この膜は、Be膜にかぎらず 、その他のダイヤモンド膜、Si膜等の電子を 易に通過させて、しかも真空にもつような 属であればよい。
熱電子源33は、電圧源35から供給された電 力により加熱されて熱電子を放出するもので ある。また、加速電極34は、電圧源35によっ 熱電子源33より高電位(例えば数十kV~200kV)に 定され、熱電子源33から放出された熱電子を Be膜32へ向けて加速する。処理対象物2の周囲 雰囲気を設定する雰囲気設定手段としての 囲気ガス噴射部36は、雰囲気ガス供給部37か ら供給されるオゾンガスまたは高圧オゾンガ ス等を噴射することで、純水中にオゾンガス を供給できる。また、Be膜32の酸化を防止す ために、Be膜32の部分に、迷路状に構成され 窒素ガス噴射部が配置される。
シールド室40は、その内部から外部へX線 漏洩するのを防止するものであって、鉛に り構成されている。シールド室40の内部に 試料台10、処理液塗布チューブ21の先端部分 真空チェンバ31、Be膜32、熱電子源33、加速 極34および雰囲気ガス噴射部36が配置される
なお、処理液は、処理対象物2の表面をエ ッチングや洗浄するための液体であり、例え ばHF溶液や機能水である。機能水は、電解生 水(純水、水素水、イオン水、酸化還元水、 各種ガス(窒素ガス、Arガス、Heガス、酸素ガ 等)を含む水)およびオゾン水を含む概念の のである。また、処理液は、半導体をウェ ト洗浄する際に用いられるSC1溶液やSC2溶液 どの洗浄液であってもよい。
また、処理対象物2は、その材料が特に限 定されるものでは無いが、処理液がエッチン グ液である場合には、その処理液でエッチン グされ得る材料からなる。処理液が機能水で ある場合には、処理対象物2は、例えば、半 体、金属、ガラス、セラミック等であり、 理液は、この処理対象物2の表面に付着した 機物不純物、微粒子、金属不純物等を除去 る。例えば、処理対象物2がレジスト膜を表 面に有する半導体ウェハであり、この半導体 ウェハの表面に塗布された機能水に電子ビー ムを照射して、半導体ウェハの表面のレジス ト膜を除去する。
次に、この表面処理装置1を用いた本実施 形態に係る表面処理方法について説明する。 処理対象物2は、吸着部11により吸着固定され 、回転部12により回転される。その状態で、 理液供給部22から供給される処理液は、処 液塗布チューブ21を経て、処理対象物2の表 に塗布される。そして、熱電子源33から放出 された熱電子は、加速電極34により加速され Be膜32を透過して、処理対象物2の表面上の 理液に照射される。処理対象物2の表面上の 理液に電子ビームが照射されると、その処 液がイオン化またはラジカル化して活性化 、これにより、処理対象物2の表面の処理が 効果的に行われ得る。ここで、図2に水中で 電子ビームの透過距離を示す。電子ビーム エネルギが100KeVであると、電子ビームは水 150μmを透過して全てのエネルギを、水に与 ることがわかる。電子ビームのエネルギが いので、極めて活性な水の層が、水の表面 作られることがわかる。
本実施形態に係る表面処理装置1または表 面処理方法を用いれば、処理液が有害成分を 含む場合であっても、その有害成分の含有量 を減らすことができ、或いは、処理液の使用 量を減らすことができるので、処理対象物2 表面を容易に処理することができる。また 処理効率が向上し、処理時間を短縮するこ ができる。
また、従来のプラズマを用いた表面処理 術では、高エネルギの分子が処理対象物の 面に衝突することから、その表面にダメー を与えるという問題があった。これに対し 、本実施形態では、処理対象物の表面に適 な厚さで塗布された処理液に電子ビームが 射されるので、処理対象物の表面に衝突す ときの電子のエネルギは例えば10KeV以下と って非常に小さく、また、イオンと比べて 子の質量は約2000分の1であることから、処理 対象物の表面のダメージを抑制することがで きる。
なお、上述したように熱電子の加速電圧 数十kV~200kVであることから、処理対象物2の 面における処理液の厚さは10μm~300μmの範囲 であるのが好ましい。このようにすること より、処理液が効果的に活性化され、処理 象物2の表面の処理が効果的に行われ得る。 処理液の厚さは、処理液の粘度や処理対象物 の回転速度により調整される。
また、処理対象物2の表面を昇温する第1 温手段として例えばヒータが試料台10に設け られ、また、処理対象物2の表面に塗布する 理液を昇温する第2昇温手段として例えばヒ タが処理液供給部22に設けられて、これに り、処理対象物2の表面を昇温するとともに 処理液をも昇温して該処理液を処理対象物2 の表面に塗布するのが好適である。このよう にすることにより、処理対象物2の表面上の 理液は、電子ビームが照射されると更に効 的に活性化され、処理対象物2の表面の処理 更に効果的に行うことができる。
また、処理液塗布チューブ21から処理液 処理対象物2の表面に塗布する際に、処理液 噴霧して塗布するのが好適である。このよ にすることにより、処理液塗布チューブ21 先端から放出された処理液は、処理対象物2 表面に達するまでの間に電子ビームが照射 れて更に効果的に活性化され、処理対象物2 の表面の処理を更に効果的に行うことができ る。
(実施例1)
次に、表面処理装置1を用いた表面処理方法
のより具体的な実施例1について説明する。
施例1では、Siウェハが処理対象物2として用
られ、0.01%~1%のHFを純水に含んだHF溶液が処
液として用いられた。回転しているSiウェ
の表面にHF溶液が塗布されると、その表面上
のHF溶液の厚さは100μm程度であった。この状
で、数十keV~200keVのエネルギを有する電子ビ
ームが、Siウェハ表面上のHF溶液に照射され
。その結果、HF濃度が従来より低濃度である
にも拘らず、Siウェハ表面上のSiO 2
膜が高効率にエッチングされた。
電子ビーム照射により、Siウェハ表面上のHF 溶液は、これに含まれる分子がイオン化また はラジカル化されて活性化される。HF溶液に るSiO 2 のエッチングの速度は、溶液中のHF分子濃度[ HF]およびHF 2 - イオン濃度[HF 2 - ]に依存していて、「[HF]+7[HF 2 - ]+0.3[HF] 2 」に比例すると言われている。HF溶液に電子 ームが照射されると、そのHF溶液中におい 、F - イオンが発生し、さらに、このF - イオンとHF分子とが結合してHF 2 - イオンが発生する。したがって、電子ビーム が照射されない場合と比較すると、電子ビー ムが照射されて活性化されたHF溶液でSiウェ 表面が処理されることにより、Siウェハ表面 のSiO 2 膜が短時間にエッチング除去され得る。
図3は、実施例1におけるSiO 2 膜エッチング所要時間とHF溶液濃度との関係 示すグラフである。ここで、SiO 2 膜の厚さは160nmであり、電子ビームの加速電 は100kVであり、Siウェハ表面上のHF溶液への 子ビームの照射量は10μA/cm 2 であった。この図には、電子ビームが照射さ れなかった場合(比較例1)の結果も示されてい る。この図から判るように、電子ビームが照 射されなかった比較例1と対比すると、電子 ームが照射された実施例1では、SiO 2 膜のエッチング所要時間は平均で4分の1倍程 に短縮された。
(実施例2)
次に、表面処理装置1を用いた表面処理方法
のより具体的な実施例2について説明する。
施例2では、半導体、金属、ガラスまたはセ
ミックからなる平板状のものが処理対象物2
として用いられ、機能水が処理液として用い
られた。処理対象物の表面には、有機物不純
物、微粒子または金属不純物が付着していた
。回転している処理対象物の表面に機能水が
塗布されると、その表面上の機能水の厚さは
100μm程度であった。この状態で、数十keV~200ke
Vのエネルギを有する電子ビームが、処理対
物の表面上の機能水に照射された。その結
、処理対象物の表面に付着していた不純物
高効率に除去された。
電子ビーム照射により、処理対象物の表面 の機能水は、これ含まれる分子がイオン化 たはラジカル化され、或いは、オゾンが発 する。そして、発生したH + イオン、OH - イオンまたはオゾンを含む機能水は活性が高 いので、処理対象物の表面に付着している不 純物が高効率に除去され得る。図4は、電子 ームを水の中に照射した場合の、水中で発 したオゾン濃度のグラフである。ここで、 子ビームの照射条件は、100kV、8マイクロア ペアの電子ビームで、20μmのBe膜を通して1cm 所に置いた試料を照射した。
図5は、Siの表面に付着した有機不純物に 子ビームを照射して、有機物を除去したと のグラフである。横軸は電子ビームの照射 間であり、また、縦軸は、有機物による汚 の状態を調べるために、表面張力を測定し ものである。条件は、110kV、6マイクロアン アの電子ビームで、20μmのBe膜を通して1cmの 所に置いた試料を照射した。有機物が有効に 除去されていることがわかる。電子ビームは 容易に数mAオーダに増加させることができる で、迅速な有機物分解処理が可能である。
本発明は、処理対象物の表面のダメージ 抑制して該表面を容易に処理することがで る表面処理方法および表面処理装置を提供 る。
