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Patent Searching and Data


Title:
SWITCH OPERATING DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/130838
Kind Code:
A1
Abstract:
When a self-resetting switch is left while being pushed by an operation member, the switch may be disabled to return by various factors such as the mechanical deterioration of a return spring in the switch, or the invasion of dust or the temperature change to be caused in the switch from the outside. This aims to solve that problem and to provide a switch operation device, which is enabled, even if the moving direction of a cam for pushing the actuator of the switch and the moving direction of the actuator are different, by a simple structure to restore the original state such that the actuator is further pushed when the switch is returned from the pushed state of the actuator. The switch operation device comprises a protrusion (2b) on a push portion (2a) of an actuator (3a), and a cam (2) for moving in a direction perpendicular to the direction of a moving switch (3) of the actuator (3a). When the actuator (3a) is returned from the pushed state, the actuator (3a) is further pushed to restore the original state.

Inventors:
IWATANI TORU (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/000932
Publication Date:
October 29, 2009
Filing Date:
March 02, 2009
Export Citation:
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Assignee:
MITSUBISHI ELECTRIC CORP (JP)
IWATANI TORU (JP)
International Classes:
H01H3/42; G11B17/051; H01H3/16
Foreign References:
JPH10134468A1998-05-22
JPH07262865A1995-10-13
JPH09293425A1997-11-11
JPS61101917U1986-06-28
JPH08138483A1996-05-31
Attorney, Agent or Firm:
TAZAWA, Hideaki et al. (JP)
Hideaki Tazawa (JP)
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Claims:
 アクチュエータが押し込まれると内部接点が切り換わり、前記アクチュエータを押し込む操作が解除されると前記切り換わっている内部接点が元の状態に復帰する自己復帰動作を行なうスイッチの操作装置において、前記アクチュエータの押圧部を有するスイッチ操作部材を備え、前記アクチュエータを押圧した状態から復帰させる際に、前記アクチュエータを更に押し込んだ後、元の状態に復帰させる凸部を前記押圧部に設けたことを特徴とするスイッチの操作装置。
 前記アクチュエータの押圧部を有し、前記スイッチ操作部材で押し動かされる回転体を備え、前記アクチュエータを押圧した状態から復帰させる際に、前記アクチュエータを更に押し込んだ後、元の状態に復帰させる凸部を前記押圧部に設けた請求項1記載のスイッチの操作装置。
 前記凸部は、スイッチ操作部材の移動に応じて前記アクチュエータを押圧できる形状とする、ことを特徴とする請求項1記載のスイッチの操作装置。
Description:
スイッチの操作装置

 この発明は、自動復帰するスイッチの復 不良を有効に防止できるスイッチの操作装 に関するものである。

 自己復帰するスイッチが操作部材によっ 押し込まれた状態で放置されると、スイッ 内部の復帰バネの機械的な劣化や、スイッ に対して外部から及ぼされる例えば塵の侵 や温度変化などの様々な要因により、スイ チが復帰しなくなる可能性が生じることが る。

 上記した課題を解決するために従来、自 復帰するスイッチのアクチュエータの移動 向と同一方向に移動して該アクチュエータ 操作するスイッチ操作機構と、スイッチ操 機構によりスイッチのアクチュエータが押 込まれている状態を解除する際に、アクチ エータに対して押し込まれている状態から に押し込む方向へ押しこみ動作を実行した 、アクチュエータの押し込まれている状態 解除する押しこみ動作制御手段とを備えた イッチの操作装置が知られている(例えば、 特許文献1参照)。

特開平10-134468号公報

 上記した特許文献1に開示された技術によれ ば、アクチュエータを操作するスイッチ操作 機構の移動方向とアクチュエータの移動方向 は同じである。しかしながら、アクチュエー タの移動量が大きかったり、少なかったりす ると、スイッチ自体にダメージを与え、ある いは押し込み量が不足して効果が不十分であ ったりする可能性がある。また、それを回避 するために、温度補正等複雑なプログラム処 理が必要になっていた。
 更に、アクチュエータを押し込むスイッチ 作機構の移動方向とアクチュエータの移動 向が異なる場合、例えば、アクチュエータ 移動方向に対して直交方向にスイッチ操作 構が移動する場合、上記の処理を実現する と自体に無理があった。

 この発明は上記した課題を解決するため なされたものであり、簡単な構造により、 イッチのアクチュエータを押し込むカムの 動方向とアクチュエータの移動方向が異な 場合においても、アクチュエータを押し込 だ状態からスイッチを復帰させる際に、ア チュエータを更に押し込んだ後、元の状態 復帰させることのできるスイッチの操作装 を提供することを目的とする。

 この発明に係るスイッチの操作装置は、 クチュエータを押圧した状態から復帰させ 際に、アクチュエータを更に押し込んだ後 元の状態に復帰させる凸部を押圧部に設け ものである。

 この発明のスイッチの操作装置によれば 簡単な構造により、スイッチ操作機構の移 方向とアクチュエータの移動方向が異なる 合においても、アクチュエータを押し込ん 状態からスイッチを復帰させる際に、アク ュエータを更に押し込んだ後、元の状態に 帰させることができる。

この発明の実施の形態1に係るスイッチ の操作装置が適用されるディスクローディン グ装置を搭載した車載用CDプレーヤの基本的 構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るスイッチ の操作装置のCDプレーヤのディスク搬入およ 排出動作時における動作を説明するために した図である。 この発明の実施の形態2に係るスイッチ の操作装置のCDプレーヤのディスク搬入およ 排出動作時における動作を説明するために した図である。 この発明の実施の形態1に係るスイッチ の操作装置の動作をグラフ上に模式的に示し た図である。

 以下、この発明をより詳細に説明するため 、この発明を実施するための最良の形態に いて、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
 図1は、この発明の実施の形態1に係るスイ チの操作装置が適用されるディスクローデ ング装置を搭載した車載用コンパクトディ クプレイヤ(以下、CDプレーヤという)の基本 な構成を示す平面図である。

 図1において、CDプレーヤ筐体(以下、筐体 という)1には、ディスクの搬入および排出動 に伴い動作するスイッチ操作部材としての ムプレート2(以下、単にカムと称する)、デ スク搬入動作完了位置検出用のスイッチ3、 CDプレーヤ制御用基板4が設けられ、筐体1に しディスク5が着脱される。カム2には、スイ ッチ3のアクチュエータ3aを押し込む押圧部2a 有し、この押圧部2aには、アクチュエータ3a を押し込んだ状態から、更に押し込んだ後、 元の状態に復帰させる凸部2bが設けられてい 。

 なお、図示省略したが、カム2はスリット を有し、このスリットを通るガイドピンによ り支えられているものとし、また、CDプレー 制御用基板4上にはCPU(Central Processing Unit)を 含む制御回路部品が実装されている。

 図2(a)(b)(c)は、この発明の実施の形態1に係 スイッチの操作装置の動作を説明するため 示した図である。
 ここでは、カム2は、アクチュエータ3aの移 方向に対し、直交方向に移動し、カム2の押 圧部2aでアクチュエータ3aを押し込んでスイ チ3の内部接点を切り換えている。

 以下、CDプレーヤのディスク搬入および 出動作について、図2(a)(b)(c)を参照しながら ム2の動きを中心に説明する。

 図2(a)の状態からディスク5の搬入動作が われるとき、カム2はディスク搬入動作に伴 、図2(a)に示す状態から矢印で示す下側方向 に動いて押圧部2aでアクチュエータ3aを押し み、更に凸部2bでアクチュエータ3aを押し込 (図2(b))。この結果、スイッチ3がオンになり 、CDプレーヤ制御用基板4上の制御装置はディ スク5の搬入動作が完了したと判断し、一定 間もしくは一定の距離を空走し停止する。 して、ディスク5の搬入動作を終了させると もにカム2は凸部2bがアクチュエータ3aを乗 越え押圧部2aでアクチュエータ3aを押し込ん 状態で停止して図2(c)に示す状態になる。こ のとき、スイッチ3はオン状態となっている

 次に、筐体1に対してディスク5の搬入動 が完了した図2(c)に示す状態で、筐体1の外部 の図示しない検出部、あるいは操作部等から 制御装置に対してディスクイジェクト命令が 入力されると、制御装置はイジェクト命令を 出力してディスク排出動作が開始される。こ のときカム2の凸部2bは、図2(c)に示す状態か 、図2(b)に示す状態になってアクチュエータ3 aを更に一度押し込む。

 そして、カム2が図2(b)に示す状態から図2( a)に示す状態になるまで移動すると、カム2の 押圧部2aにより解放されて、アクチュエータ3 aは自己復帰する。

 上記したように、実施の形態1によれば、 カム2の移動方向がアクチュエータ3aの移動方 向に対し直交方向であっても、アクチュエー タ3aを押し込んだ状態からスイッチ3を復帰さ せる際、その状態からアクチュエータ3aを一 更に押し込んだ後、元の状態に復帰させる とができる。

 この結果、アクチュエータ3aがカム2によ て押し込まれた状態で放置され、スイッチ3 内部の復帰バネの機械的な劣化や、スイッチ 3に対して外部から及ぼされる、例えば塵の 入や温度変化などの様々な要因により、ア チュエータ3aが押し込まれた状態から復帰し なくなった場合であっても、スイッチ3内部 の引っかかり等を取り除き、また、復帰バ を押し込むことによりバネの復元力を増大 せることで復帰不良の発生を防ぐことがで る。

実施の形態2.
 図3(a)(b)(c)は、この発明の実施の形態2に係 スイッチの操作装置の動作を説明するため 示した図である。
 なお、以下に説明する実施の形態2において も図1に示すCDプレーヤへの適用例を説明する ものとし、ここでは、扇形状を有する回転体 12を用いる。

 この回転体12は、ディスク5の搬入出に伴 移動するカム2により、一方の端部12aが押圧 されてアクチュエータ3aの移動軸方向に対し 交方向に回転駆動され、回転体12の他方の 部12bの周面でアクチュエータ3aを押し込むと ともに、端部12bの周面に設けられた凸部12b-1 アクチュエータ3aを更に押し込む構造であ 。

 以下、CDプレーヤのディスク搬入および 出動作について、図3(a)(b)(c)を参照しながら 転体12の動きを中心に説明する。

 図3(a)の状態からディスク5の搬入動作が われるとき、回転体12の一方の端部12aは、デ ィスク5の搬入動作に伴いカム2により押され 図3(a)に示す状態から時計廻りに回転動作を 開始し、他方の端部12bの周面でアクチュエー タ3aを押し込むとともに、端部12bの周面に設 られた凸部12b-1でアクチュエータ3aを更に押 し込む(図3(b))。この結果、スイッチ3がオン なると、CDプレーヤ制御用基板4上の制御装 はディスク搬入動作が完了したと判断し、 定時間もしくは一定の距離を空走し停止す 。そして、ディスク搬入動作を終了させる ともに回転体12は凸部12b-1がアクチュエータ3 aを乗り越え端部12bの周面でアクチュエータ3a を押し込んだ状態で停止して図3(c)に示す状 になる。このとき、スイッチ3はオン状態と っている。

 筐体1に対してディスク5の搬入動作が完 した図3(c)に示す状態で、筐体1外部の図示し ない検出部、あるいは操作部等から制御装置 に対してディスクイジェクト命令が入力され ると、制御装置はイジェクト命令を出力して ディスク排出動作が開始される。このとき回 転体12は、図3(c)に示す状態から反時計方向に 回転することにより、図3(b)に示す状態にな て、凸部12b-1でアクチュエータ3aを更に一度 し込む。そして、回転体12が更に回転して 3(a)の状態になると、アクチュエータ3aの押 込みを解放する。

 上記したように、実施の形態2によれば、 回転体12により、アクチュエータ3aを押し込 だ状態から復帰させる際、その押し込んだ 態から凸部12b-1でアクチュエータ3aを一旦更 押し込んだ後、元の状態に復帰させること できる。

 このため、アクチュエータ3aがカム2によ て押し込まれた状態で放置され、スイッチ3 内部の復帰バネの機械的な劣化や、スイッチ 3に対して外部から及ぼされる例えば塵の侵 や温度変化などの様々な要因により、アク ュエータ3aが押し込まれた状態から復帰しな くなった場合であっても、スイッチ3内部で 引っかかり等を取り除き、また、復帰バネ 押し込むことによりバネの復元力を増大さ ることで復帰不良の発生を防ぐことができ 。

 図4は、アクチュエータ3aの動きを、横軸 カム2の変位、縦軸にアクチュエータ3aのス ロークを目盛ったグラフで示している。以 、このグラフを参照しながらアクチュエー 3aの動きについて説明する。

 図4に示されるように、カム2は、スイッチ3 ONの領域でアクチュエータ3aのストロークを オーバーシュートさせてから、オフの領域に 遷移するように動作する。つまりカム2の凸 2bまたは回転体12の凸部12b-1は、例えば、テ パ形状、曲線状等、アクチュエータ3aを一度 押し込む動作が実現できる形状であれば問題 ない。
 すなわち、カム2の押圧部2aに設けられた凸 2bまたは回転体12の凸部12b-1の形状は、アク ュエータ3aを更に押し込んでから元の状態 復帰させることができる形状であればよい

 以上説明したように、この発明の実施の 態1および実施の形態2におけるスイッチの 作装置によれば、アクチュエータ3aを押し込 むカム2(回転体12)の移動方向がアクチュエー 3aの移動方向に対し直交方向であっても、 クチュエータ3aを押し込んだ状態から復帰さ せる際に、アクチュエータ3aを更に押し込ん 後、元の状態に復帰させることができる。 の結果、アクチュエータ3aの復帰不良の発 を確実に防止することができる。

 なお、上記した実施の形態1、実施の形態 2によれば、自己復帰するスイッチ3を用いたC Dプレーヤについてのみ説明したが、CDプレー ヤに制限されるものではなく、自己復帰する スイッチ3を用いた装置であればいずれの装 にも適用することができる。

 以上のように、この発明に係るスイッチ 操作装置は、簡単な構造により、スイッチ アクチュエータを押し込むカムの移動方向 アクチュエータの移動方向が異なる場合に いてもスイッチを元の状態に復帰させるた 、アクチュエータを押し込む押圧部に元の 態に復帰させる凸部を設けるよう構成した で、CDプレーヤなどに用いるのに適してい 。