Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
SWITCHING DEVICE FOR TRANSMISSION AND TRANSMISSION USING THE SAME
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/031328
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a switching device for dual system transmission using conventional parts without manufacturing a new switching device of dual system. The switching device (1) for transmission comprises a main inhibitor switch (11) and a sub-inhibitor switch (13). The main inhibitor switch (11) is connected to a shift cable (32) that moves depending on a selected position of a shift lever (3) operated by the driver, and detects the selected position of the shift lever according to the movement of the shift cable (32). The sub-inhibitor switch (13) is connected through a connection member to the shift cable (32) and detects the selected position of the shift lever according to the movement of the shift cable.

Inventors:
MATSUSHITA MASAHIRO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/052644
Publication Date:
March 12, 2009
Filing Date:
February 18, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
MITSUBISHI MOTORS CORP (JP)
MITSUBISHI AUTOMOTIVE ENGINEER (JP)
MATSUSHITA MASAHIRO (JP)
International Classes:
F16H59/08; B60K20/00; F16H61/12; F16H61/36
Foreign References:
JP2004116702A2004-04-15
JP2004360892A2004-12-24
JPH02248758A1990-10-04
JP2005344805A2005-12-15
Other References:
See also references of EP 2075489A4
Attorney, Agent or Firm:
KURIHARA, Hiroyuki et al. (Iwasaki Bldg. 6F3-15, Hiroo 1-chom, Shibuya-ku Tokyo 12, JP)
Download PDF:
Claims:
 運転者の操作するシフトレバーのセレクトポジションに応じて移動するシフトケーブルに接続され、シフトケーブルの移動に応じて前記シフトレバーのセレクトポジションを検出するメインインヒビタスイッチと、前記シフトケーブルに接続部材を介して接続され、シフトケーブルの移動に応じて前記シフトレバーのセレクトポジションを検出するサブインヒビタスイッチとを備えることを特徴とするトランスミッション用スイッチ装置。
 前記メインインヒビタスイッチは、第1の回転軸がその長手方向の中央付近に固定されたメインレバーと、第1の回転軸に接続され、メインレバーの回転に伴って回転する第1の回転軸の回転位置により前記シフトレバーのセレクトポジションを検出するメインスイッチ部とからなり、前記サブインヒビタスイッチは、その一端に設けられた第2の回転軸に固定されたサブレバーと、第2の回転軸に接続され、サブレバーの回転に伴って回転する第2の回転軸の回転位置により前記シフトレバーのセレクトポジションを検出するサブスイッチ部とからなり、
メインレバーの一端に前記シフトケーブルが接続され、メインレバーの第1の回転軸を挟んだ他端にロッドの一端が接続され、ロッドの他端にサブレバーの他端が接続され、
シフトケーブルの移動に併せてメインレバーが第1の回転軸と共に回転し、第1の回転軸の回転位置に応じてメインスイッチ部でセレクトポジションが検出されると共に、メインレバーの回転により移動したロッドに連動してサブレバーが回転し、このサブレバーの回転に伴って、第2の回転軸が第1の回転軸と同一方向に回転し、第2の回転軸の回転位置に応じてサブスイッチ部でセレクトポジションが検出されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のトランスミッション用スイッチ装置。
 前記第2の回転軸は、前記サブレバーの回転に伴って、前記第1の回転軸と同一角度で回転するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のトランスミッション用スイッチ装置。
 請求項1~3のいずれか一項に記載のトランスミッション用スイッチ装置を、トランスミッションケースに備え、メインインヒビタスイッチの出力部及びサブインヒビタスイッチの出力部がトランスミッション制御部に接続されることを特徴とするトランスミッション。
Description:
トランスミッション用スイッチ 置及びこれを用いたトランスミッション

 本発明はトランスミッション用スイッチ 置及びこれを用いたトランスミッションに する。

 従来から、車両走行の安全性を確保すべ 、トランスミッションの信号系統において 、電気系と機械系の二つの検出手段で同一 信号が出力されるかどうかにより信号系統 異常を検出するトランスミッション用異常 出装置が用いられてきている。異常検出装 の検出手段としては、機械的な油圧スイッ や、電気的なインヒビタスイッチ等の各種 イッチが用いられている。

 このような二つのスイッチ、即ちいわゆる2 重系のスイッチ装置を設けた異常検出装置と しては、例えば、次のようなものが知られて いる。これは、複数の摩擦要素を係合及び解 放することにより変速を切り換える自動変速 機の故障検出装置として、運転者によるシフ トセレクタの操作によって選択された走行レ ンジを検出するセレクタ検出手段(インヒビ スイッチ)と、摩擦要素に加わる液圧を検出 、液圧検出信号を出力する液圧検出手段(油 圧スイッチ)とを備え、セレクタ検出信号が す走行レンジと、摩擦要素に加わる液圧を 出する液圧検出信号が示す走行レンジとの 一致から、レンジ検出故障を検出するもの ある(例えば、特許文献1)。

特開2005-344805号公報(請求項1参照)

 このような2重系のスイッチ装置において は、機械系と電気系とからなる二つの系統に よる制御であるため、トランスミッションで の制御が煩雑である。近年、この制御を簡素 化するために、電気系のみからなる2重系の イッチ装置が求められている。

 しかしながら、インヒビタスイッチと連 させるために、インヒビタスイッチ以外の 気系のスイッチを新しく作製して、新規な2 重系のスイッチ装置を作製するとなると、コ スト高につながり、また、設置スペースを多 く必要とするという問題がある。

 そこで、本発明の課題は、上記従来技術 問題点を解決することにあり、スイッチ装 用の電気系スイッチを新しく作製すること く、従来品の部品によって構成され、かつ スペースな2重系のトランスミッション用ス イッチ装置を提供することにある。また、こ の2重系のトランスミッション用スイッチ装 を設けたトランスミッションを提供するこ にある。

 本発明のスイッチ装置は、運転者の操作 るシフトレバーのセレクトポジションに応 て移動するシフトケーブルに接続され、シ トケーブルの移動に応じて前記シフトレバ のセレクトポジションを検出するメインイ ヒビタスイッチと、前記シフトケーブルに 続部材を介して接続され、シフトケーブル 移動に応じて前記シフトレバーのセレクト ジションを検出するサブインヒビタスイッ とを備えることを特徴とする。

 本発明では、一般的な二つのインヒビタ イッチ、即ち、メインインヒビタスイッチ サブインヒビタスイッチとを、それぞれ直 的又は接続部材を介してシフトレバーに接 し、各インヒビタスイッチでセレクトポジ ョンを検出できるように構成することで、 しい電気系のスイッチを作製することなく 電気系のみからなる2重系のスイッチ装置を 構成することができる。

 前記メインインヒビタスイッチは、第1の 回転軸がその長手方向の中央付近に固定され たメインレバーと、第1の回転軸に接続され メインレバーの回転に伴って回転する第1の 転軸の回転位置により前記シフトレバーの レクトポジションを検出するメインスイッ 部とからなり、前記サブインヒビタスイッ は、その一端に設けられた第2の回転軸に固 定されたサブレバーと、第2の回転軸に接続 れ、サブレバーの回転に伴って回転する第2 回転軸の回転位置により前記シフトレバー セレクトポジションを検出するサブスイッ 部とからなり、メインレバーの一端に前記 フトケーブルが接続され、メインレバーの 1の回転軸を挟んだ他端にロッドの一端が接 続され、ロッドの他端にサブレバーの他端が 接続され、シフトケーブルの移動に併せてメ インレバーが第1の回転軸と共に回転し、第1 回転軸の回転位置に応じてメインスイッチ でセレクトポジションが検出されると共に メインレバーの回転により移動したロッド 連動してサブレバーが回転し、このサブレ ーの回転に伴って、第2の回転軸が第1の回 軸と同一方向に回転し、第2の回転軸の回転 置に応じてサブスイッチ部でセレクトポジ ョンが検出されるように構成されているこ が好ましい。かかる構成とすることで、ト ンスミッション用スイッチ装置はコンパク となる。かつ、メインインヒビタスイッチ 第1の回転軸の回転と同時にサブインヒビタ スイッチの第2の回転軸が回転するので、二 のスイッチ間に時間差が発生せず、同時に レクトポジションを示す信号を検出するこ ができる。

 また、前記第2の回転軸が、前記サブレバ ーの回転に伴って、前記第1の回転軸と同一 度で回転するように構成されていることが ましい。このように構成することで、メイ インヒビタスイッチとサブインヒビタスイ チとに、同一のインヒビタスイッチを用い ことが可能となり、部品の共用化が図れる ととなる。

 本発明のトランスミッションは、上記の ランスミッション用スイッチ装置を、トラ スミッションケースに備え、メインインヒ タスイッチの出力部及びサブインヒビタス ッチの出力部がトランスミッション制御部 接続されることを特徴とする。本発明のト ンスミッションは、上記のようにコンパク にまとめたスイッチ装置をトランスミッシ ンケースに設けることで、全体としてコン クトに構成される。

 本発明のスイッチ装置によれば、新たな イッチを作製することなく、従来品のイン ビタスイッチを二つ配置して、電気系のみ らなる2重系のスイッチ装置を得ることがで きるので、コストが低い。かつ、両スイッチ においてセレクトポジションを示す信号を同 時に検出できるので、より正確にセレクトポ ジションを検出でき、高い安全性を確保でき るという優れた効果を得ることができる。

 本発明のトランスミッションによれば、 記スイッチ装置を有しているので、コスト 低く、また、セレクトポジションを同時に 出できるという優れた効果を奏すると共に トランスミッションケースに設置しうる配 であるので、トランスミッション全体とし コンパクトであるという優れた効果も奏す 。

本発明のトランスミッション装置の全 模式図である。 本発明のスイッチ装置を備えたトラン ミッション装置の側面図である。 図2中のA-A線矢視図である。

符号の説明

1      スイッチ装置
2      トランスミッション
3      シフトレバー
10      トランスミッション装置
11      メインインヒビタスイッチ
12      ロッド
13      サブインヒビタスイッチ
21      トランスミッションケース
22      メインスイッチケーブル
23      サブスイッチケーブル
31      ケース
32      シフトケーブル
33      支持部
111      メインレバー
112      メインスイッチ部
113      メイン回転軸
114      端子
131      サブレバー
132      サブスイッチ部
133      サブ回転軸
134      端子

 本発明のトランスミッション用スイッチ 置(以下、スイッチ装置ともいう)及びこれ 用いたトランスミッションについて、図1~図 3を用いて説明する。図1は、本発明の2重系の スイッチ装置1を適用した本発明のトランス ッション装置10を説明するためのトランスミ ッションの全体模式図であり、図2は、本発 のスイッチ装置1を備えたトランスミッショ 装置10の側面図であり、図3は、図2中のA-A線 矢視図である。

 図1によれば、本発明のトランスミッショ ン装置10は、スイッチ装置1及びトランスミッ ション2からなる。スイッチ装置1は、トラン ミッション2のトランスミッションケース21 側面に設置されている。また、運転者が操 するシフトレバー3は、運転席の横に設けた ケース31内において、シフトケーブル32に接 し、シフトケーブル32は、シフトレバー3の レクトポジションに応じて一方向に往復運 して移動する。

 スイッチ装置1は、このシフトケーブル32 接続されるメインインヒビタスイッチ11と 後述するメインレバー111及びロッド12を介し てシフトケーブル32に接続されるサブインヒ タスイッチ13とを備える。

 即ち、スイッチ装置1は、一般的に使用さ れる二つのインヒビタスイッチ(メインイン ビタスイッチ11及びサブインヒビタスイッチ 13)で構成された電気系からなる2重系のスイ チ装置である。従って、本発明のスイッチ 置1は、新たなスイッチを作製する必要がな 、低コストを実現できる。また、このスイ チ装置1は、トランスミッションケース21の 面に設置できるように、単純な構成でコン クトにまとまる配置となっているため、ト ンスミッション2自体もコンパクトにまとま っている。

 簡単に動作を説明すると、メインインヒ タスイッチ11は、メインインヒビタスイッ に接続されたシフトケーブル32の移動に応じ てシフトレバー3のセレクトポジションを検 する。他方で、サブインヒビタスイッチ13は 、接続部材としてのメインレバー111及びロッ ド12を介してシフトケーブル32に接続されて るので、サブインヒビタスイッチ13は、シフ トケーブル32の移動に接続部材の移動から、 フトレバー3のセレクトポジションを検出す る。

 また、メインインヒビタスイッチ11には メインスイッチケーブル22が接続され、サブ インヒビタスイッチ13には、サブスイッチケ ブル23が接続され、これらのケーブルは、 ランスミッション2の図示しない変速制御部 接続されている。これにより、メインイン ビタスイッチ11及びサブインヒビタスイッ 13で検出されたセレクトポジションを示す信 号は、これらのケーブルを介してトランスミ ッションの変速制御部に伝達され、トランス ミッションでは、所望の変速段を達成する。

 このように、本発明のスイッチ装置1にお いては、各インヒビタスイッチが、直接又は 接続部材を介してシフトケーブル32に接続し いる結果、各インヒビタスイッチで、シフ ケーブル32の移動に応じてセレクトポジシ ンを示す信号を検出することができる。従 て、本発明のスイッチ装置1は、機械系のス ッチを用いることなく、一般的な電気系の イッチにより、セレクトポジションを示す 号を2系統で検出できる2重系のスイッチ装 となっている。

 以下、本発明の2重系のスイッチ装置1の 成について詳細に説明する。

 図2及び図3によれば、メインインヒビタ イッチ11は、メインレバー111と、取り付け部 211を介してトランスミッションケース21に固 されているメインスイッチ部112とからなる メインレバー111の長手方向の中央近傍には メイン回転軸113が固定され、このメイン回 軸113は、メインスイッチ部112に対し回転自 に接続される。このメインレバー111の一端 は、支持部33により支持されたシフトケー ル32が固定されている。即ち、メインレバー 111は、シフトケーブル32の移動に連動して、 イン回転軸113を軸中心としてメイン回転軸1 13と共に回転するように構成されている。

 他方、メインレバー111のメイン回転軸113 挟んだ他端には、ロッド12の一端が固定さ る。ロッド12はシフトケーブル32に対向し、 つ、シフトケーブル32に対し略平行に配置 れている。即ち、ロッド12は、メインレバー 111を介してシフトケーブル32に接続されるこ により、シフトケーブル32及びメインレバ 111に連動して、シフトケーブル32とは逆方向 に移動するように構成されている。

 このロッド12の他端には、サブインヒビ スイッチ13が固定されている。サブインヒビ タスイッチ13は、サブレバー131と、取り付け 212を介してトランスミッションケース21に 定されているサブスイッチ部132とからなる サブレバー131の一端には、メインレバー111 回転に連動してシフトケーブル32と逆方向に 移動するロッド12が接続されている。サブレ ー131の他端には、サブ回転軸133が固定され このサブ回転軸133は、サブスイッチ部132に し回転自在に接続される。即ち、サブレバ 131は、ロッド12に連動して、メインレバー11 1の回転方向と同一方向に略同一角度で、サ 回転軸133を中心にサブ回転軸133と共に回転 るように構成されている。

 即ち、本発明の2重系のスイッチ装置1で 、シフトケーブル32の移動に伴って、メイン レバー111及びサブレバー131が共に同一方向に 略同一角度で回転することで、メインスイッ チ部112に設けられたメイン回転軸113及びサブ スイッチ部132に設けられたサブ回転軸133とが 同一方向に略同一角度で回転するように構成 されている。このように構成することで、メ インインヒビタスイッチ11と、サブインヒビ スイッチ13とに、同一のインヒビタスイッ を用いることができ、部品の共用化が可能 なる。

 本発明の2重系のスイッチ装置1の作動を 下詳細に説明する。

 例えば、シフトレバー3が、ポジションP らポジションDへ操作されると、これに応じ シフトケーブル32が、例えばa1からa2方向に 定の距離だけ移動する。これにより、シフ ケーブル32に接続されたメインレバー111が メイン回転軸113を軸中心としてメイン回転 113とともにb1からb2方向に所定の角度だけ回 する。このメインレバー111に固定されたメ ン回転軸113の回転に伴って、メイン回転軸1 13に接続したメインスイッチ部112の接続点の 続位置が切り換わる。即ち、セレクトポジ ョンがポジションPである状態を示す信号を トランスミッション側に出力する接続点から 、セレクトポジションがポジションDに入っ いる状態を示す信号を出力する接続点へと 続が切り替わり、セレクトポジションがポ ションDに入っている状態を示す信号がメイ インヒビタスイッチ11で検出される。検出 れた信号は、メインスイッチ部112に設けら た端子114からメインスイッチケーブル22を介 してトランスミッション制御部に入力される 。

 他方で、メインレバー111の回転により、 インレバー111の他端に接続されたロッド12 、シフトレバーの移動方向とは逆に、即ちa2 からa1方向に所定の距離だけ移動する。この 動に伴って、サブレバー131がサブ回転軸133 軸中心としてサブ回転軸133とともにc1からc2 方向へ回動する。このサブ回転軸133の回転に 伴って、サブスイッチ部132内の接点の接続位 置が切り換わる。即ち、セレクトポジション がポジションPに入っている状態を示す信号 トランスミッション側に出力する接点から セレクトポジションがポジションDに入って る状態を示す信号を出力する接点へと接続 切り替わり、セレクトポジションがポジシ ンDに入っている状態を示す信号がサブイン ヒビタスイッチ13で検出される。検出された 号は、サブスイッチ部132に設けられた端子1 34からサブスイッチケーブル23を介してトラ スミッション制御部に入力される。

 この場合に、二つのインヒビタスイッチ それぞれ同じ信号、即ち同じセレクトポジ ョンを示す信号を検出すると、インヒビタ イッチが正常に作動しているとして、トラ スミッションでは、所望の変速段が達成さ る。仮にどちらかのインヒビタスイッチが 障したとすれば、異なる信号が各スイッチ 検出されるので、トランスミッション制御 でスイッチ系統において異常があることが 出され、例えば運転者に対し、警告が発せ れる。

 本発明のスイッチ装置1においては、メイ ン回転軸113とサブ回転軸133とが、シフトケー ブル32の移動に連動して同一方向に回転する うに構成されているので、各インヒビタス ッチでは、同時に同じセレクトポジション 示す信号を検出することができる。このよ に、本スイッチ装置1では、正確にセレクト ポジションを示す信号を検出することができ る電気系からなる2重系のスイッチ装置を、 しく電気系のスイッチを作製することなく 二つのインヒビタスイッチにより作製して る。従って、本スイッチ装置1によれば、コ トを抑えうるとともに、高い安全性を確保 うる。

 加えて、インヒビタスイッチ同士を近接 て設けてスイッチ装置1を構成しているので 、コンパクトであるとともに、各スイッチを シフトケーブル側とトランスミッション側と に別々に設置した場合と比べてケーブルの公 差や伸びによる信号判定のずれが生じにくい 。これにより、より正確にセレクトポジショ ンを示す信号を検出することができ、高い安 全性を確保しうる。

 また、スイッチ装置1において、各インヒ ビタスイッチがコンパクトに配置されて構成 されているので、省スペース化を実現するこ とができる。また、スイッチ装置1を、トラ スミッションケース21ではなく、例えばケー ス31内やシフトケーブル32の一部に取付ける とも可能である。

 本実施の形態では、シフトケーブル32と ッド12とを略平行とし、メイン回転軸113とサ ブ回転軸133とがシフトケーブル32の移動に連 して同一方向に略同一角度回転するとした 、スイッチ装置1の取付場所のレイアウトに よっては、シフトケーブル32とロッド12とが 平行とならなくてもよい。また、各インヒ タスイッチにおいて同じシフトポジション 検出できれば、メイン回転軸113とサブ回転 133とがシフトケーブル32の移動に連動して略 同一角度回転しなくともよい。

 スイッチ装置1をトランスミッションケー ス21に取付ける場合は、スイッチ装置1に路面 から跳ね上げた水等がかかることを防ぐべく 、トランスミッションケース21の上方に取付 ることが望ましい。

 本発明のスイッチ装置は、自動車等の2重 系のスイッチ装置として用いることができ、 また、本発明のスイッチ装置を用いたトラン スミッションは、オートマチック車のトラン スミッションとして用いることができる。従 って、本発明は自動車産業分野において利用 可能である。