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Title:
SYNTHETIC RESIN CAP, CLOSURE DEVICE, BEVERAGE-CONTAINING CLOSURE DEVICE AND PROCESS FOR PRODUCING SYNTHETIC RESIN CAP
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/013805
Kind Code:
A1
Abstract:
Synthetic resin cap (1) having top plate part (2) and tubular part (3) suspending from the rim thereof, the tubular part (3) provided with cleaning water introduction aperture (17), the top plate part (2) provided on its superior surface with printing (15), characterized in that among tubular part external surface (3a) of an area including the peripheral portion around at least one cleaning water introduction aperture (17) and the superior surface (2b) of the top plate part, only the superior surface (2b) of the top plate part is surface treated so as to enhance the wettability thereof. As only the superior surface (2b) of the top plate part is surface treated so as to enhance the wettability thereof, there can be facilitated inflow of cleaning water fed to the external surface (3a) of the synthetic resin cap (1) through the cleaning water introduction aperture (17) into the interior of the synthetic resin cap (1).

Inventors:
NISHIJIMA, Masahito (Limited 148, Oaza Nogi, Nogi-machi, Shimotsuga-gu, Tochigi 14, 3290114, JP)
西島 眞人 (〒14 栃木県下都賀郡野木町大字野木148番地 株式会社アルコア・クロージャー・システムズ内 Tochigi, 3290114, JP)
Application Number:
JP2007/064446
Publication Date:
January 29, 2009
Filing Date:
July 23, 2007
Export Citation:
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Assignee:
Alcoa Closure Systems Japan, Limited (CJ Bldg. 7F, 7-4 Nishi-shinbashi 2-chome,Minato-ku, Tokyo 03, 1050003, JP)
株式会社アルコア・クロージャー・システムズ (〒03 東京都港区西新橋二丁目7番4号シージェイビル7階 Tokyo, 1050003, JP)
NISHIJIMA, Masahito (Limited 148, Oaza Nogi, Nogi-machi, Shimotsuga-gu, Tochigi 14, 3290114, JP)
International Classes:
B65D41/02; B65D51/24; B65D41/02; B65D51/24
Attorney, Agent or Firm:
SHIGA, Masatake et al. (2-3-1, YaesuChuo-ku, Tokyo 53, 1048453, JP)
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Claims:
 天板部とその周縁から垂下する筒部とを備え、前記筒部に洗浄水導入孔が形成され、前記天板部の上面に印刷が施された合成樹脂製キャップであって、
 少なくとも一つの前記洗浄水導入孔の周縁部を含む前記筒部の外面の部分と、前記天板部上面のうち、前記天板部上面のみが表面処理によって濡れ性が高められていることを特徴とする合成樹脂製キャップ。
 請求項1に記載の合成樹脂製キャップであって、少なくとも一つの前記筒部外面の前記部分における水滴の接触角は、前記天板部上面における水滴の接触角より大きく、その差は30度以上であることを特徴とする合成樹脂製キャップ。
 請求項1に記載の合成樹脂製キャップであって、少なくとも一つの前記筒部外面の前記部分における水滴の接触角は、95度以上とされていることを特徴とする合成樹脂製キャップ。
 請求項1に記載の合成樹脂製キャップと、この合成樹脂製キャップを口元部に装着可能な容器とを備えていることを特徴とする閉止装置。
 請求項1に記載の合成樹脂製キャップと、この合成樹脂製キャップを口元部に装着可能な容器とを備え、この容器に飲料が充填されていることを特徴とする飲料入り閉止装置。
 天板部とその周縁から垂下する筒部とを備え、前記筒部に洗浄水導入孔が形成され、前記天板部の上面に印刷が施された合成樹脂製キャップを製造する方法であって、
 少なくとも一つの前記洗浄水導入孔の周縁部を含む前記筒部の外面部分と、前記天板部上面のうち、前記天板部上面のみを表面処理することによって、この天板部上面の濡れ性を高めることを特徴とする合成樹脂製キャップの製造方法。
 請求項6に記載の合成樹脂製キャップの製造方法であって、前記表面処理が火炎処理であることを特徴とする合成樹脂製キャップの製造方法。
Description:
合成樹脂製キャップ、閉止装置 飲料入り閉止装置、および合成樹脂製キャ プの製造方法

 本発明は、容器口元部を閉止する合成樹 製キャップ、このキャップを用いた閉止装 、飲料入り閉止装置、および前記合成樹脂 キャップの製造方法に関する。

 従来、天板部とその周縁から垂下する筒部 を備え、前記筒部に洗浄水導入孔が形成さ た合成樹脂製キャップが広く用いられてい (例えば特許文献1を参照)。
 この合成樹脂製キャップでは、前記洗浄水 入孔を通して洗浄水を内部に導き、容器の 元部を洗浄することができるようになって る。
 近年では、天板部の上面に、文字、記号、 形などの情報(例えば商品名、社名)を、平 印刷法などにより印刷した合成樹脂製キャ プが用いられている。印刷の剥離を防ぐた 、印刷に先だって、天板部上面に表面処理 施すことがある。

特開2004-244074号公報

 しかしながら、前記合成樹脂製キャップで 、内部への洗浄水導入が不十分となり、容 口元部の洗浄が不十分となることがあった
 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので 容器口元部の十分な洗浄を可能とする合成 脂製キャップ、閉止装置、飲料入り閉止装 、および前記合成樹脂製キャップを製造す 方法を提供することを目的とする。

 本発明は、天板部とその周縁から垂下する 部とを備え、前記筒部に洗浄水導入孔が形 され、前記天板部の上面に印刷が施され、 なくとも一つの前記洗浄水導入孔の周縁部 含む前記筒部外面の部分と、前記天板部上 のうち、前記天板部上面のみが表面処理に って濡れ性が高められている合成樹脂製キ ップを提供する。
 上記合成樹脂製キャップでは、少なくとも つの前記洗浄水導入孔の周縁部を含む筒部 面の低濡れ性部分における10μLの水滴の接 角は、前記天板部上面における10μLの水滴の 接触角より大きく、その差は30度以上であっ もよい。
 前記筒部外面の前記低濡れ性部分における1 0μLの水滴の接触角は、95度以上でもよい。

 本発明は、また、前記合成樹脂製キャッ と、この合成樹脂製キャップを口元部に装 可能な容器とを備えている閉止装置を提供 る。

 本発明は、また、前記合成樹脂製キャッ と、この合成樹脂製キャップを口元部に装 可能な容器とを備え、この容器に飲料が充 されている飲料入り閉止装置を提供する。

 本発明は、また、天板部とその周縁から垂 する筒部とを備え、前記筒部に洗浄水導入 が形成され、前記天板部の上面に印刷が施 れた合成樹脂製キャップを製造する方法で って、前記洗浄水導入孔の周縁部を含む部 の筒部外面と、前記天板部上面のうち、前 天板部上面のみを表面処理することによっ 、この天板部上面の濡れ性を高める合成樹 製キャップの製造方法を提供する。
 前記表面処理は火炎処理であってもよい。

 本発明の合成樹脂製キャップは、天板部 面のみが表面処理によって濡れ性が高めら ているので、筒部の外面の濡れ性が比較的 い。このため、キャップの外面に供給され 洗浄水が、洗浄水導入孔を通してキャップ 部に流入しやすくなる。従って、容器の口 部を十分に洗浄することができる。

本発明のキャップの一例を用いた閉止 置を示す断面図である。 図1に示すキャップを示す平面図である 。 図1に示すキャップの製造に使用可能な 火炎処理装置を示す概略構成図である。 接触角の説明図である。 比較例で用いた火炎処理装置を示す概 構成図である。

符号の説明

1…キャップ、2…天板部、2b…上面、3…筒 、3a…外面、15…印刷、17…洗浄水導入孔、2 0…容器、21…口元部。

 図1および図2は、本発明の閉止装置の一例 示すもので、この閉止装置は、容器20と、そ の口元部21に装着される合成樹脂製キャップ1 とから構成されている。
 容器20は、ポリエチレンテレフタレート(PET) などの合成樹脂、ガラス、金属などからなる ものを使用することができる。口元部21は、 ャップ1が装着される筒状の部分であり、そ の外面には、雄ネジ22が形成されている。

 キャップ1は、天板部2とその周縁から垂下 た筒部3とを有するキャップ本体4を備えてい る。
 筒部3は、水平スコア6(弱化線)によって、主 部8と、複数のブリッジ7によって主部8の下端 に連結されたタンパーエビデンスリング部9(T Eリング部9)とに区画されている。
 主部8の内面には、容器口元部21の雄ネジ22 沿う形状のネジ部10が形成されている。主部 8の外面には、垂下方向(図中上下方向)に延び る凸部であるナール16が形成されている。ナ ル16は、キャップ1の周方向に間隔をおいて 数形成されている。

 筒部3上部には、1または複数の洗浄水導入 17が形成されており、洗浄水をキャップ1の 部に導くことができるようになっている。 浄水導入孔17は、キャップ1の周方向に延び スリット状とするのが好ましい。
 洗浄水導入孔17のキャップ1の周方向に沿っ 長さは、例えば0.5~5mmとすることができる。 洗浄水導入孔17のキャップ1の軸方向に沿った 幅(間隙幅)は、例えば0.01~0.1mmとすることがで きる。

 キャップ1では、少なくとも一つの洗浄水導 入孔17の周縁部を含む部分の筒部3の外面3aと 天板部2の上面2bのうち、天板部2の上面2bの が濡れ性が高められている。これによって 天板部2の上面2bは、筒部3の外面3aの前記低 れ性部分に比べて濡れ性が高くなっている
 天板部2の上面2bは筒部3の外面3a全体に比べ 濡れ性が高くなっていてもよい。

 濡れ性は、測定対象となる面に供給した1 0μLの水滴の接触角によって評価することが きる。図4に示すように、接触角とは、測定 象面33上の水滴34の接触角αをいう。濡れ性 低いほど接触角は大きくなる。

 天板部2の上面2bは、後述する火炎処理な によって濡れ性を高めることができる。天 部2の上面2bの接触角は、例えば95度未満と ることができる。

 筒部3の外面3aの前記低濡れ性部分の接触 は、例えば95度以上(好ましくは100度以上)と することができる。

 なお、接触角を測定する際には、サンプ 数を3以上、好ましくは5以上とし、それら 平均値を算出するのが好ましい。天板部2の 面2bの接触角は、印刷15がない部分で測定す ることができる。また、筒部3の外面3aにはナ ール16が形成されているため、ナール16の影 がない場合に比べて筒部3の外面3aの接触角 10~30度大きくなることがある。

 筒部3の外面3aの前記低濡れ性部分におけ 接触角は、天板部2の上面2bの接触角より大 く、その差は30度以上が好ましく、さらに ましくは40度以上である。この差が前記範囲 を下回る場合には、洗浄水が洗浄水導入孔17 導入されにくくなるおそれがある。

 TEリング部9の内面には、複数のタブ11が けられている。タブ11は、キャップ1を開栓 る際に容器口元部21の膨出段部23に係止してT Eリング部9の移動を阻止する係止突起である タブ11は、起伏可能な略矩形の板状とされ 周方向に沿って形成されている。

 天板部2の下面2aには、容器口元部21内に 入される環状の内側シール突起12と、容器口 元部21の開口端に当接する環状の開口端シー 突起13と、口元部21の外面に当接する外側シ ール突起14とが形成されている。

 図2に示すように、天板部2の上面2bには、印 刷15が施される。
 印刷15は、文字、記号、図形など(例えば商 名、社名)をなすものであり、平版印刷法( えばオフセット印刷法)、凹版印刷法、凸版 刷法、インクジェット法などにより形成す ことができる。
 キャップ1を構成する合成樹脂材料としては 、ポリプロピレン、ポリエチレンを挙げるこ とができる。

 次に、キャップ1を製造する方法の一例につ いて説明する。
 キャップ1を成形した後、天板部2の上面2bに 、次に示す表面処理を施す。
 図3は、天板部2の上面2bを処理する火炎処理 装置である。この処理装置は、キャップ1を 送するコンベア31と、火炎18を発するバーナ 32とを備えている。
 コンベア31によって、キャップ1を紙面に対 垂直な方向に搬送しつつ、天板部2の上面2b 火炎18にさらす。これによって、上面2bは加 熱されてその表面状態が変化し、濡れ性が高 くなる。

 この際、天板部2の上面2bのみが火炎18で処 されるように火炎18を調節する。すなわち、 火炎18が筒部3の外面3aに及ぶことがないよう 、バーナー32が発する火炎18の幅W1が天板部2 の直径D1にほぼ等しくなるように火炎18を調 する。
 天板部2の上面2bのみを火炎処理することに って、上面2bのみが濡れ性が高められたキ ップ1が得られる。

 次いで、平版印刷法(例えばオフセット印 刷法)、凹版印刷法などによって、天板部2の 面2bに印刷15を施す。上面2bは火炎処理され いるので、印刷15が強固に接着し、印刷15の 剥離が起こりにくくなる。

 キャップ1が装着された容器20の口元部21 外面を洗浄するには、洗浄水をキャップ1の 面に供給する。洗浄水は、洗浄水導入孔17 通してキャップ1の内部に流入し、口元部21 外面を流下してキャップ1から流出する。こ によって口元部21は洗浄される。

 キャップ1では、天板部2の上面2bに比べて 、筒部3の外面3aの前記低濡れ性部分の濡れ性 は低くなっているため、キャップ1の外面に 給された洗浄水が、洗浄水導入孔17を通して キャップ1内部に流入しやすくなる。従って 口元部21を十分に洗浄することができる。

 筒部3の外面3aの濡れ性が比較的低くされて ることによって、洗浄水が洗浄水導入孔17 導入されやすくなる理由は明らかでないが 次の推測が可能である。
 外面3aの濡れ性が高い場合には、洗浄水は 面3aを覆うように流下するため洗浄水導入孔 17からキャップ1の内部に流入しにくくなる。 これに対し、外面3aの濡れ性が低い場合には 洗浄水は、小さな水滴となって洗浄水導入 17からキャップ1の内部に流入しやすくなる 考えられる。

 上記閉止装置は、果汁飲料、茶飲料、コー ー飲料、炭酸飲料等の飲料を容器に充填し 口元部にキャップを装着することによって 飲料が充填された飲料入り閉止装置とする とができる。
 なお、天板部上面の表面処理法としては、 炎処理法のほかに、プラズマ処理法、オゾ 処理法、コロナ放電処理法などがある。
 また、接触角に与えるナール16の影響が非 に大きい場合には、ナール16による上昇分を 差し引いた上で、天板部2と筒部3との比較を うこともできる。この場合には、筒部3の外 面3aの前記低濡れ性部分における接触角は、 板部2の上面2bの接触角より1度以上、好まし くは5度以上大きいことが好ましい。

(実施例1)
 図1および図2に示すキャップ1を次のように て作製した。
 キャップ1を成形した後、図3に示す火炎処 装置を用いて、天板部2の上面2bを火炎18にさ らした。
 この際、火炎18の幅W1を天板部2の直径D1にほ ぼ等しくすることによって、天板部2の上面2b のみが火炎18で処理されるようにした。

 天板部2の上面2b、および筒部3の外面3aの濡 性を次のようにして評価した。測定対象面( 上面2bまたは外面3a)が水平となるようにキャ プ1を設置した後、10μLの水を測定対象面に 給した。供給直後の水滴の接触角を測定し 。筒部3の外面3aの接触角は、洗浄水導入孔1 7の周縁部において測定した。
 接触角の測定には、接触角・濡れ性測定装 FTÅ125(First Ten Ångstroms社製)を使用した。 果を表1に示す。

(比較例1)
 図5に示すように、バーナー42が発する火炎4 3の幅を、天板部2の直径D1に比べ大幅に大き したこと以外は、実施例1と同様にしてキャ プを処理し、接触角を測定した。結果を表1 に示す。

(実施例2、3、比較例2)
 火炎処理装置のバーナーが発する火炎の幅 調整することによって、筒部および天板部 接触角を表2に示す値としたこと以外は実施 例1と同様にしてキャップを処理し、接触角 測定した。サンプル数はそれぞれ5とし、こ らの平均を表2に示す。

 なお、上記各実施例および比較例で用い キャップについて、火炎処理を行わないで 板部および筒部の接触角を測定したところ 天板部上面の接触角は85.13度であり、筒部 面の接触角は113.89度であった(いずれも5つの サンプルの平均)。

 実施例および比較例のキャップを、口元部2 1外面に着色水が付着した容器20に装着し、こ れらに向かって上方から水を3分間散布した
 キャップを開栓し、口元部21を確認したと ろ、比較例では、口元部21に着色水が残留し ていたが、実施例では、着色水がほとんど残 っていなかった。

 これらの結果より、筒部3の外面3aに火炎 理の影響が及ばないようにした実施例では 筒部3の外面3aの濡れ性が低くなり、洗浄性 を高めることができたことが確認された。