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Patent Searching and Data


Title:
TESTING APPARATUS, ELECTRONIC DEVICE AND TESTING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/126607
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a testing apparatus for testing a device to be tested. The testing apparatus is provided with a first cycle generator and a second cycle generator each of which generates a test cycle signal that indicates a test cycle for testing the device to be tested; a plurality of input/output sections, which are arranged corresponding to a plurality of terminals of the device to be tested, and output test signals to the corresponding terminals or input output signals outputted from the corresponding terminals, in accordance with the test cycles supplied, respectively; and a plurality of selecting sections, which are arranged for each of the input/output sections, and select to supply the corresponding input/output sections with either the test cycle signal generated by the first cycle generator or that generated by the second cycle generator.

Inventors:
GOISHI MASARU (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/054540
Publication Date:
October 23, 2008
Filing Date:
March 12, 2008
Export Citation:
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Assignee:
ADVANTEST CORP (JP)
GOISHI MASARU (JP)
International Classes:
G01R31/28; G01R31/3183; H04L69/40
Foreign References:
JP2003057318A2003-02-26
Attorney, Agent or Firm:
RYUKA, Akihiro (22-1 Nishi-Shinjuku 6-chom, Shinjuku-ku Tokyo 05, JP)
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Claims:
 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
 前記被試験デバイスを試験する試験周期を示す試験周期信号を発生する第1周期発生器および第2周期発生器と、
 前記被試験デバイスが備える複数の端子に対応して設けられ、それぞれが供給される試験周期に応じて、対応する端子に対して試験信号を出力しまたは対応する端子から出力される出力信号を入力する複数の入出力部と、
 前記複数の入出力部に対応して設けられ、それぞれが対応する前記入出力部に対し、前記第1周期発生器および前記第2周期発生器のいずれが発生した試験周期信号を供給するかを選択する複数の選択部と、
 を備える試験装置。
 前記第1周期発生器は、試験周期毎に異なる長さの試験周期を示す試験周期信号を発生し、
 前記第2周期発生器は、予め設定された長さの試験周期を示す試験周期信号を発生する、
 請求項1に記載の試験装置。
 前記第1周期発生器が発生する試験周期毎に、前記被試験デバイスを試験する試験パターンを発生するパターン発生器と、
 前記試験パターンに含まれる、試験周期の長さを選択するための周期情報の各値に対応して、前記第1周期発生器が発生すべき試験周期の長さを記憶する周期設定メモリと、
 前記第2周期発生器が発生すべき試験周期の長さを記憶する周期設定レジスタと、
 を更に備え、
 前記第1周期発生器は、前記試験パターンに含まれる前記周期情報に対応して前記周期設定メモリに記憶された試験周期の長さに応じた試験周期信号を発生し、
 前記第2周期発生器は、前記周期設定レジスタに記憶された試験周期の長さに応じた試験周期信号を発生する、
 請求項2に記載の試験装置。
 前記第1周期発生器および前記第2周期発生器が発生する試験周期の最小公倍数の周期を発生する第3周期発生器を更に備え、
 前記第1周期発生器、前記第2周期発生器および前記第3周期発生器は、同期して試験周期および試験周期の最小公倍数の周期の発生を開始し、
 それぞれの前記選択部は、前記第3周期発生器が発生する周期と同期して前記第1周期発生器および前記第2周期発生器の試験周期信号を切り替え、対応する前記入出力部に供給する、
 請求項1に記載の試験装置。
 前記第1周期発生器が発生した試験周期信号に基づく試験周期の開始から予め定められた禁止期間の間、それぞれの前記選択部が、試験信号を対応する前記入出力部に供給する周期発生器を、前記第1周期発生器から前記第2周期発生器に切り替えることを禁止する切替禁止部を更に備える請求項1に記載の試験装置。
 試験回路と、試験対象となる被試験回路とを備える電子デバイスであって、
 前記試験回路は、
 前記被試験回路を試験する試験周期を示す試験周期信号を発生する第1周期発生器および第2周期発生器と、
 前記被試験回路が備える複数のインターフェイス端子に対応して設けられ、それぞれが供給される試験周期に応じて、対応するインターフェイス端子に対して試験信号を出力しまたは対応するインターフェイス端子から出力される出力信号を入力する複数の入出力部と、
 前記複数の入出力部に対応して設けられ、それぞれが対応する前記入出力部に対し、前記第1周期発生器および前記第2周期発生器のいずれが発生した試験周期信号を供給するかを選択する複数の選択部と、
 を備える電子デバイス。
 被試験デバイスを試験する試験方法であって、
 前記被試験デバイスを試験する試験周期を示す試験周期信号を発生する第1周期発生段階および第2周期発生段階と、
 前記被試験デバイスが備える複数の端子に対応して、それぞれが供給される試験周期に応じて、対応する端子に対して試験信号を出力し、または対応する端子から出力される出力信号を入力する入出力段階と、
 前記入出力段階において、前記第1周期発生段階および前記第2周期発生段階のいずれが発生した試験周期信号を供給するかを選択する選択段階と、
 を備える試験方法。
Description:
試験装置、電子デバイス、及び 験方法

 本発明は、試験装置、電子デバイス及びそ 試験方法に関する。特に本発明は、試験端 ごとに異なる試験周期を選択し得る試験装 、電子デバイス、及び試験方法に関する。 出願は、下記の米国特許出願に関連する。 献の参照による組み込みが認められる指定 については、下記の出願に記載された内容 参照により本出願に組み込み、本出願の一 とする。
 米国特許出願 11/690,140  出願日2007年3月23

 試験デバイス(DUT:Device Under Test)を試験す る試験装置は、試験周期ごとに試験信号を発 生して、当該試験信号をDUTの端子に入力する 。そして当該試験信号に応答する出力信号を DUTの端子から受け取る。さらに当該試験信号 をDUTに入力した場合に期待される期待値と、 前記出力信号とを比較してDUTの機能を試験す る。

 ここで試験周期を発生する周期発生器は たとえば4乃至16の複数の試験端子を含む端 グループにつき1つ設けられる。すなわち、 1つの周期発生器に対応する複数の試験端子 含む端子グループに対して同一の試験周期 適用される。なお、日本国公開特許公報 特 開平9-96663号公報には、試験装置に適用され 周期発生器が記載されている。

 ところで、異なる周期の入出力を持つデ イスを試験したい場合がある。たとえばPLL( Phase-locked loop)で逓倍される前のクロック入 と、逓倍後のクロックに同期したデータ出 とを試験するような場合が例示できる。こ ような場合、DUTの試験端子に異なる試験周 を適用できるよう、前記した複数の試験端 を含む端子グループを複数用意する。

 しかし、複数の試験端子を含む端子グル プのうち、一つの試験端子だけを使用する 合には他の試験端子が使用できず、あるい DUTの他の試験端子において配置に制限を生 ることがある。なお、試験端子ごとに周期 生器を備える解決策も採り得るが、試験の めの回路規模が大きくなり、現実的な解決 とは言い難い。

 そこで本実施形態の1つの側面においては 、上記の課題を解決することのできる試験装 置、電子デバイスおよび試験方法を提供する ことを目的とする。この目的は請求の範囲に おける独立項に記載の特徴の組み合わせによ り達成される。また従属項は本実施形態の更 なる有利な具体例を規定する。

 即ち、第1の形態によると、被試験デバイ スを試験する試験装置であって、被試験デバ イスを試験する試験周期を示す試験周期信号 を発生する第1周期発生器および第2周期発生 と、被試験デバイスが備える複数の端子に 応して設けられ、それぞれが供給される試 周期に応じて、対応する端子に対して試験 号を出力しまたは対応する端子から出力さ る出力信号を入力する複数の入出力部と、 数の入出力部に対応して設けられ、それぞ が対応する入出力部に対し、第1周期発生器 および第2周期発生器のいずれが発生した試 周期信号を供給するかを選択する複数の選 部と、を備える試験装置を提供する。

 第2の形態によると、試験回路と、試験対 象となる被試験回路とを備える電子デバイス であって、試験回路は、被試験回路を試験す る試験周期を示す試験周期信号を発生する第 1周期発生器および第2周期発生器と、被試験 路が備える複数のインターフェイス端子に 応して設けられ、それぞれが供給される試 周期に応じて、対応するインターフェイス 子に対して試験信号を出力しまたは対応す インターフェイス端子から出力される出力 号を入力する複数の入出力部と、複数の入 力部に対応して設けられ、それぞれが対応 る入出力部に対し、第1周期発生器および第 2周期発生器のいずれが発生した試験周期信 を供給するかを選択する複数の選択部と、 備える電子デバイスを提供する。

 第3の形態によると、被試験デバイスを試 験する試験方法であって、被試験デバイスを 試験する試験周期を示す試験周期信号を発生 する第1周期発生段階および第2周期発生段階 、被試験デバイスが備える複数の端子に対 して、それぞれが供給される試験周期に応 て、対応する端子に対して試験信号を出力 、または対応する端子から出力される出力 号を入力する入出力段階と、入出力段階に いて、第1周期発生段階および第2周期発生 階のいずれが発生した試験周期信号を供給 るかを選択する選択段階と、を備える試験 法を提供する。

 なお上記は、本発明に必要な特徴の全て 列挙したものではなく、これらの特徴群の ブコンビネーションも又発明となりうる。

 本実施形態によれば、試験端子の無駄を くすことができる「試験装置および電子デ イス」を実現することができる。また試験 子を効率的に配置できる「試験装置および 子デバイス」を実現することができる。

本実施形態の試験装置の一例をDUTと共 示す図である。 本実施形態におけるタイミング発生器 例を示す図である。 本実施形態における入出力部の例を示 図である。 本実施形態における周期発生器が発生 る試験周期信号の例を示す図である。 本実施形態において切替禁止部を備え 例を示す図である。 切替禁止部を備える場合の試験周期信 の例を示す図である。

符号の説明

 100・・・試験装置、110・・・制御装置、1 20・・・メイン周期発生器、122・・・サブ周 発生器、124・・・補助周期発生器、126・・ 周期設定メモリ、128・・・周期設定レジス 、130・・・パターン発生器、140・・・選択 、150・・・タイミング発生器、152・・・タ ミング発生部、154・・・レジスタ、160・・ 入出力部、162・・・波形成形器、164・・・ ライバ、166・・・比較器、168・・・コンパ ータ、170・・・フェイルメモリ、180・・・ 替禁止部、200・・・DUT

 以下、発明の実施の形態を通じて本発明 一側面を説明するが、以下の実施形態は請 の範囲にかかる発明を限定するものではな 。又実施形態の中で説明されている全特徴 組み合わせが発明の解決に必須であるとは らない。

 図1は、本実施形態に係る試験装置100の構 成をDUT200と共に示す。試験装置100は、被試験 デバイスとしてDUT200を試験する。DUT200として 、DRAM(Dynamic Random Access Memory)もしくはフラ シュメモリ等のメモリLSI、ロジックICまたは ロジックLSI等が例示できる。

 試験装置100は、1または複数のDUT200を試験 する。試験装置100は、制御装置110と、メイン 周期発生器120と、サブ周期発生器122と、補助 周期発生器124と、周期設定メモリ126と、周期 設定レジスタ128と、パターン発生器130と、選 択部140-1~140-nと、タイミング発生器150-1~150-n 、入出力部160-1~160-nとを含む。なお、選択部 140-1~140-n等同種の部材の符号はXXX-Yのように 数XXXと添え数Yとをハイフン「-」でつないで 表現している。以下本明細書において同種の 部材を個々に区別しない場合には、単に選択 部140のように主数だけを符号として示す。

 制御装置110は、たとえばコンピュータシ テムであり、プログラムに基づいてDUT200の 験を制御する。特に制御装置110は、メイン 期発生器120またはサブ周期発生器122の何れ の周期発生器が発生した試験周期を選択部1 40で選択するときに用いる選択信号SELを生成 る。

 メイン周期発生器120は、DUT200を試験する 験周期を示すメイン試験周期信号MAIN_PERIOD 発生する。メイン周期発生器120は、メイン 験周期信号MAIN_PERIODによって、試験に含まれ る各試験サイクルの周期(試験周期)を定める メイン周期発生器120は、各試験周期を同一 長さとしてもよく、試験周期毎に異なる長 としてもよい。すなわちメイン周期発生器1 20は、試験周期毎に異なる長さの試験周期を すメイン試験周期信号MAIN_PERIODを発生しう 可変周期発生器であってもよい。メイン試 周期信号MAIN_PERIODは、後に説明する選択部140 によって選択された場合には、当該選択部に 対応する試験端子ごとのタイミング発生器150 および入出力部160に供給される試験周期信号 PERIODになる。

 サブ周期発生器122は、DUT200を試験する試 周期を示すサブ試験周期信号SUB_PERIODを発生 する。サブ周期発生器122は、サブ試験周期信 号SUB_PERIODによって、試験に含まれる各試験 イクルの周期(試験周期)を定める。サブ周期 発生器122は、メイン周期発生器120と同様に試 験周期ごとに異なる長さの試験周期を発生可 能なものであってよく、各試験周期を予め設 定された同一の長さとするメイン周期発生器 120と比較してより簡易な構成をとってもよい 。すなわちサブ周期発生器122は、予め設定さ れた長さの試験周期を示すサブ試験周期信号 SUB_PERIODを発生する固定周期発生器であって よい。サブ試験周期信号SUB_PERIODは、後に説 する選択部140によって選択された場合には 当該選択部に対応する試験端子ごとのタイ ング発生器150および入出力部160に供給され 試験周期信号PERIODになる。

 メイン周期発生器120およびサブ周期発生 122は、複数の試験端子を含む端子グループ とに備えられる。メイン周期発生器120およ サブ周期発生器122が発生するメイン試験周 信号MAIN_PERIODおよびサブ試験周期信号SUB_PERI ODは、試験装置100の各部を動作させる基準ク ックの整数倍に整数未満の値を加えた値と ることができる。またメイン周期発生器120 よびサブ周期発生器122は、制御装置110から スタート信号によって、そのスタートのタ ミングを同期させることができる。なお、 験周期は、DUT200に供給する試験信号またはD UT200から出力される出力信号の1サイクル期間 、すなわちドライバ制御またはコンパレータ 制御のサイクルとすることができる。

 補助周期発生器124は、メイン周期発生器1 20およびサブ周期発生器122が発生する試験周 信号の最小公倍数の補助試験周期信号SUPを 生する。また補助周期発生器124は、同期信 SYNCを発生できる。補助周期発生器124は同期 信号SYNCにより、メイン周期発生器120および ブ周期発生器122とスタートのタイミングを 期させることができる。この場合、メイン 期発生器120、サブ周期発生器122および補助 期発生器124は、同期して試験周期および試 周期の最小公倍数の周期の発生を開始でき 。なお、メイン周期発生器120、サブ周期発 器122および補助周期発生器124のスタートタ ミングの同期は、同期信号SYNCによらず、制 装置110からのスタート信号によってとるこ ができる。

 周期設定メモリ126は、メイン周期発生器1 20が発生すべき試験周期の長さを記憶する。 該試験周期の長さは、後に説明するパター 発生器130が発生する試験パターンに含まれ 周期情報の各値に対応して選択される。す わちメイン周期発生器120は、周期設定メモ 126に記憶された試験周期の長さを試験パタ ンに含まれる周期情報に基づいて選択する そしてメイン周期発生器120は、選択された 該試験周期の長さに応じてメイン試験周期 号MAIN_PERIODを発生する。

 周期設定レジスタ128は、サブ周期発生器1 22が発生すべき試験周期の長さを記憶する。 期設定レジスタ128が記憶する試験周期の長 は固定の値とすることができる。サブ周期 生器122は、周期設定レジスタ128に記憶され 試験周期の長さに応じたサブ試験周期信号S UB_PERIODを発生する。

 パターン発生器130は、メイン周期発生器1 20が発生する試験周期毎に、DUT200を試験する めの試験パターンおよび当該試験パターン より生成される試験信号がDUT200に供給され ことによって出力に期待される出力信号の ターンである期待値パターンを発生する。 明細書において試験パターンおよび期待値 ターンを総称して「パターンPATTERN」という 。またパターン発生器130はパターンPATTERNに 応するタイミングセットTSを生成する。生成 したパターンPATTERNおよびタイミングセットTS は、後に説明するタイミング発生器150に供給 する。パターン発生器130として、試験プログ ラムの命令列に従って対応する試験パターン を生成するシーケンシャル・パターン・ジェ ネレータ、あるいは予め定められたアルゴリ ズムに基づいて試験パターンを生成するアル ゴリズミック・パターン・ジェネレータが例 示できる。

 選択部140は、メイン周期発生器120が発生 たメイン試験周期信号MAIN_PERIODおよびサブ 期発生器122が発生したサブ試験周期信号SUB_P ERIODのいずれかを選択する。選択した信号は 験周期信号PERIODとして対応するタイミング 生器150に供給する。メイン試験周期信号MAIN _PERIODおよびサブ試験周期信号SUB_PERIODの何れ 選択するかは制御装置110からの選択信号SEL 基づく。また、選択部140は、補助周期発生 124が発生する補助試験周期信号SUPを受け、 該補助試験周期信号SUPに同期してメイン試 周期信号MAIN_PERIODおよびサブ試験周期信号SU B_PERIODを切り替える。

 図2は本実施形態のタイミング発生器150の 一例を示す。タイミング発生器150は、試験周 期信号PERIODに応じた試験周期で、試験パター ンPATTERN_D、期待値パターンPATTERN_C、タイミン グ信号TIMINGおよびストローブ信号STRBを入出 部160に供給する。試験パターンPATTERN_Dは、DU T200に供給する試験信号を生成するためのパ ーンであってよく、期待値パターンPATTERN_C 、後に説明する比較部でDUT200からの出力信 との比較に用いる期待値のパターンであっ よい。タイミング信号TIMINGは、DUT200に供給 る試験信号のタイミングを示す信号であっ よい。ストローブ信号STRBは、DUT200からの出 信号を比較するタイミングを示す信号であ てよい。

 タイミング発生器150は、タイミング発生 152とレジスタ154とを有する。タイミング発 部152は、タイミングセットTSに基づきタイ ング信号TIMINGおよびストローブ信号STRBを発 する。レジスタ154は、試験周期信号PERIODと てサブ周期発生器122が発生したサブ試験周 信号SUB_PERIODが選択された場合に参照される パターンおよびタイミングセットを記憶する 。

 タイミング発生器150は、試験周期信号PERI ODとしてメイン試験周期信号MAIN_PERIODが選択 れた場合には、パターン発生器130からのパ ーンPATTERNおよびタイミングセットTSを用い 試験パターンPATTERN_D等を生成する。またタ ミング発生器150は、試験周期信号PERIODとし サブ試験周期信号SUB_PERIODが選択された場合 は、レジスタ154に記憶されたパターンPATTERN およびタイミングセットTSを用いて試験パタ ンPATTERN_D等を生成する。

 図3は、本実施形態の入出力部160の一例を 示す。入出力部160は、DUT200が備える複数の試 験端子に対応して設けられる。入出力部160は 、それぞれが供給される試験周期信号PERIODに 応じて、対応する試験端子に対して試験信号 を出力しまたは対応する試験端子から出力さ れる出力信号を入力する。入出力部160は、波 形成形器162と、ドライバ164と、比較器166と、 コンパレータ168とを有する。

 波形成形器162は、パターン発生器130また レジスタ154から供給された試験パターンPATT ERN_Dを波形成形する。波形成形器162は、試験 ターンPATTERN_Dに基づく波形成形後の信号を ライバ164に供給する。ドライバ164は、波形 形器162から入力された波形成形後の信号を イミング信号TIMINGに示すタイミングで論理 Hまたは論理値Lにドライブして試験信号を 成する。生成した試験信号はDUT200に供給す 。

 比較器166は、パターン発生器130またはレ スタ154から供給された期待値パターンPATTERN _Cとコンパレータ168からの出力との一致/不一 致を判断する。比較器166は、当該判断の結果 をフェイルメモリ170に出力する。コンパレー タ168は、DUT200からの出力信号をストローブ信 号STRBの示すタイミングで取得する。コンパ ータ168は、取得した信号を比較器166に出力 る。フェイルメモリ170は、比較器166による 較結果を記憶する。

 以上のように、本実施形態の試験装置100 は、複数の試験端子ごとにメイン周期発生 120とサブ周期発生器122とを有する。そして 周期発生器が発生するメイン試験周期信号M AIN_PERIODとサブ試験周期信号SUB_PERIODとは選択 140によって選択されて、試験端子ごとのタ ミング発生器150および入出力部160に供給さ る。このため、本実施形態の試験装置100で 、試験端子ごとにメイン試験周期信号MAIN_PE RIODまたはサブ試験周期信号SUB_PERIODの何れか 選択して適用できる。この結果、非同期で なる周期の入出力を持つようなデバイスの 験においても、試験端子を無駄にすること なく、また試験端子を効率よく配置できる

 また、本実施形態の試験装置100では、メ ン周期発生器120は、試験周期ごとに異なる さの試験周期を示すメイン試験周期信号MAIN _PERIODを発生する可変周期発生器とする。一 、サブ周期発生器122は、予め設定された長 の試験周期を示すサブ試験周期信号SUB_PERIOD 発生する固定周期発生器とする。このため メイン試験周期信号MAIN_PERIODを、たとえばPL Lで逓倍あるいは分周等した後のクロックに 期するデータ出力端子に対応する入出力端 に適用でき、またサブ試験周期信号SUB_PERIOD 、たとえばPLLで逓倍する前のクロック入力 子に対応する入出力端子に適用できる。す わち、クロック入力とこのクロックを逓倍 たは分周等する信号に同期する入出力を有 るようなDUTに適用して好適な試験装置100を 供できる。

 また、本実施形態の試験装置100では、メ ン周期発生器120が発生すべき試験周期の長 は周期設定メモリ126に記憶する。一方、サ 周期発生器122が発生すべき試験周期の長さ 周期設定レジスタ128に記憶する。この結果 周期設定メモリ126には複数の試験周期の長 を記憶してメイン周期発生器120が可変周期 生器となることを実現できる。一方、周期 定レジスタ128には単一の試験周期の長さを 憶してサブ周期発生器122が固定周期発生器 なることを実現できる。周期設定レジスタ1 28は単なるレジスタであり回路規模の増大を 制して試験装置100の製造コストを抑制でき 。

 図4は、本実施形態の試験装置100において 、各周期発生器が発生する試験周期信号の例 を示す。図4において、上から順に、メイン 期発生器120が発生するメイン試験周期信号MA IN_PERIOD、サブ周期発生器122が発生するサブ試 験周期信号SUB_PERIODおよび補助周期発生器124 発生する補助試験周期信号SUPのタイミング 示す。

 メイン試験周期信号MAIN_PERIOD、サブ試験 期信号SUB_PERIODおよび補助試験周期信号SUPは 各々周期Tmain、周期Tsub、周期Tsupを有する。 周期Tmainは周期Tsubの2/3になり、周期Tsupの1/3 なる。すなわち、周期Tmainを2とすれば周期Ts ubは3、周期Tsupは6になり、周期Tsupは周期Tmain 周期Tsubの最小公倍数になる。また、各試験 周期信号はそのスタートが同期しており、こ のような同期は、前記した補助周期発生器124 からの同期信号SYNCによりとることができる

 周期Tsupを周期Tmainおよび周期Tsubの最小公 倍数にすることにより、補助試験周期信号SUP の立ち上がりのタイミングをメイン試験周期 信号MAIN_PERIODおよびサブ試験周期信号SUB_PERIOD の立ち上がりのタイミングに同期させること ができる。図4において、補助試験周期信号SU Pの立ち上がりタイミングt1、t2、t3は何れも イン試験周期信号MAIN_PERIODおよびサブ試験周 期信号SUB_PERIODの立ち上がりのタイミングに 期している。このように各試験周期信号を 期させることにより、補助試験周期信号SUP 立ち上がりのタイミング(t1、t2、t3等)でメイ ン試験周期信号MAIN_PERIODとサブ試験周期信号S UB_PERIODとを切り替えることができる。前記し たタイミングt1、t2、t3等では、メイン試験周 期信号MAIN_PERIODおよびサブ試験周期信号SUB_PER IODは何れも論理値Hであり、試験周期信号を り替えることに不都合はない。

 以上の通り、本実施形態の試験装置100に れば、試験端子ごとにメイン試験周期信号M AIN_PERIODまたはサブ試験周期信号SUB_PERIODを選 して適用できる。この結果、試験端子の無 をなくすことができる。また試験端子を有 に配置できる。

 なお、本実施形態の試験装置100において 選択部140でのメイン試験周期信号MAIN_PERIOD よびサブ試験周期信号SUB_PERIODの選択は、補 試験周期信号SUPに同期して切り替えられる を説明した。しかし、選択部140でのメイン 験周期信号MAIN_PERIODおよびサブ試験周期信 SUB_PERIODの選択は任意のタイミングで切り替 ることができる。ただし、メイン試験周期 号MAIN_PERIODが論理値Hに立ち上がった直後に 理値Lの状態にあるサブ試験周期信号SUB_PERIO Dに切り替えられるような場合には、試験周 信号が論理値Hになった直後に論理値Lに戻る ことになる。実施の態様によっては試験信号 の干渉等好ましくない現象を招来する可能性 があるから、このような場合にとり得る対策 の一例を次に説明する。

 図5は、選択部140に切替禁止部180を備える 例を示す。切替禁止部180は、メイン試験周期 信号MAIN_PERIODに基づく試験周期の開始、すな ちメイン試験周期信号MAIN_PERIODが論理値Lか 論理値Hになったことを検知する。そして、 切替禁止部180は、当該試験周期の開始(論理 Hになった時)から予め定められた禁止期間の 間、選択部140がメイン試験周期信号MAIN_PERIOD らサブ試験周期信号SUB_PERIODに切り替えるこ とを禁止する。メイン試験周期信号MAIN_PERIOD らサブ試験周期信号SUB_PERIODへの切り替えの 禁止は、選択信号SELを当該禁止期間の間イネ ーブルにすることにより実現できる。

 図6は、当該禁止期間が設けられた場合の メイン試験周期信号MAIN_PERIODおよびサブ試験 期信号SUB_PERIODのタイミングの一部を示す。 時間tsでメイン試験周期信号MAIN_PERIODが論理 Lから論理値Hになる。すなわちメイン試験周 期信号MAIN_PERIODによる試験周期が開始される この時間tsにおいて切替禁止部180は、当該 イン試験周期信号MAIN_PERIODの変化を検知して 、禁止期間Tpをセットする。そして禁止期間T pの間サブ試験周期信号SUB_PERIODへの切り替え 禁止される。

 この禁止される様子を図6の破線および× で示している。一方、禁止期間Tpの経過後 はサブ試験周期信号SUB_PERIODへの切り替えが える。このサブ試験周期信号SUB_PERIODへの切 り替えが行える様子を図6の実線および○印 示している。

 仮に図6の破線で示すようなサブ試験周期 信号SUB_PERIODであった場合、試験周期信号が 時間の間に急激に変化してサージ等好まし ない現象を生じる可能性がある。しかし、 替禁止部180を備える本例の場合にはそのよ な不都合はない。一方、禁止期間Tpを経過し た後には、図6の実線で示すようなサブ試験 期信号SUB_PERIODに切り替えたとしても短期間 間に論理値Hから論理値Lに試験周期信号が 化するわけではない。よってサージ等好ま くない現象を生じる可能性は低い。このよ に、切替禁止部180を備えることにより、任 のタイミングでメイン試験周期信号MAIN_PERIOD からサブ試験周期信号SUB_PERIODに切り替えら る場合であっても、サージ等好ましくない 象の発生を防止することができる。

 なお、切替禁止部180は、サブ試験周期信 SUB_PERIODからメイン試験周期信号MAIN_PERIODに り替える場合にも同様に適用できる。また 前記例では切り替えの指定は選択信号SELに って為される例を示しているが、試験パタ ンによって指定されてもよい。

 以上、本発明の一側面を実施の形態を用 て説明したが、本発明の技術的範囲は上記 施の形態に記載の範囲には限定されない。 記実施の形態に、多様な変更又は改良を加 ることができる。その様な変更又は改良を えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得 ことが、請求の範囲の記載から明らかであ 。

 たとえば、前記した実施形態では、サブ 期発生器122は固定周期の周期発生器として 示している。しかし、サブ周期発生器122は メイン周期発生器120と同様に可変周期の周 発生器としてもよい。

 また、試験装置100は、試験対象となる被 験回路と共に同一の電子デバイスに設けら た試験回路であってもよい。当該試験回路 、電子デバイスのBIST回路等として実現され 、被試験回路を試験することにより電子デバ イスの診断等を実施する。これにより、当該 試験回路は、被試験回路となる回路が、電子 デバイスとしての本来の目的に従った正常な 動作または機能を実現できるかどうかをチェ ックすることができる。

 また、試験装置100は、試験対象となる被 験回路と同一のボードまたは同一の装置内 設けられた試験回路であってもよい。この うな試験回路も、上述のように被試験回路 本来の目的に従った正常な動作または機能 実現できるかどうかをチェックすることが きる。

 上記説明から明らかなように、本発明の 実施形態によれば、試験端子の無駄を無く ことができる「試験装置および電子デバイ 」を実現することができる。また試験端子 効率的に配置できる「試験装置および電子 バイス」を実現することができる。

 以上、本発明を実施の形態を用いて説明 たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形 に記載の範囲には限定されない。上記実施 形態に、多様な変更または改良を加えるこ が可能であることが当業者に明らかである その様な変更または改良を加えた形態も本 明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求 範囲の記載から明らかである。