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Patent Searching and Data


Title:
TFT ARRAY INSPECTION APPARATUS AND METHOD FOR SYNCHRONIZATION
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/050803
Kind Code:
A1
Abstract:
A TFT array inspection apparatus includes a stage drive circuit for driving a substrate stage, a TFT drive circuit for generating a drive signal driving a TFT array, a scanning control circuit for controlling scanning of an electron gun, and a measurement circuit for inspecting a TFT array substrate using the detection signal obtained from a panel through irradiation of electron beams.Timing is synchronized between the drive signal and electron beam scanning signal by forming a first synchronization signal synchronized with the drive signal, while timing is synchronized between the electron beam scanning signal and measurement signal by forming a first synchronization signal synchronized with the electron beam scanning signal, thereby synchronizing the drive signal, electron beam scanning signal and measurement signal in timing. Further, each signal is synchronized in timing relative to a position of the substrate stage by forming the drive signal based on the position of the substrate stage.

Inventors:
YAMASHITA MITSUO (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/070317
Publication Date:
April 23, 2009
Filing Date:
October 18, 2007
Export Citation:
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Assignee:
SHIMADZU CORP (JP)
YAMASHITA MITSUO (JP)
International Classes:
G01R31/00; G02F1/13; G02F1/1368; G09F9/00
Foreign References:
JP2000003142A2000-01-07
JP2004132867A2004-04-30
JP2003283477A2003-10-03
JP2006170697A2006-06-29
JP2004271516A2004-09-30
Attorney, Agent or Firm:
SHIONOIRI, Akio (1-4 Kugenuma-Tachibana 1-chom, Fujisawa-shi Kanagawa 24, JP)
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Claims:
 TFTアレイ基板を搬送する基板ステージを駆動するステージ駆動回路と、
 前記TFTアレイを駆動する駆動信号を生成するTFT駆動回路と、
 電子銃から照射した電子線をTFTアレイ上で走査させる走査信号を制御する制御回路と、
 前記電子線照射によって前記パネルから取得される検出信号によりTFTアレイ基板を検査する測定回路とを備え、TFTアレイ基板に駆動信号を給電してパネルを駆動し、当該パネルの電圧状態によってTFTアレイ基板を検査するTFTアレイ検査装置において、
 基板ステージの位置と同期して、TFT駆動回路から駆動信号を出力し、
 前記ステージ駆動回路の駆動信号に基づいて生成した第1の同期信号と同期して、制御回路の走査信号を出力し、
 前記制御回路の走査信号に基づいて生成した第2の同期信号と同期して、測定回路の測定信号を検査することによって、
 前記駆動信号、走査信号、および測定信号を時間同期させ、基板ステージの位置と同期させることを特徴とするTFTアレイ検査装置の同期方法。
 TFTアレイ基板に駆動信号を給電してパネルを駆動し、当該パネルの電圧状態によってTFTアレイ基板を検査するTFTアレイ検査装置において、
 前記TFTアレイ基板を搬送する基板ステージを駆動するステージ駆動回路と、
 前記TFTアレイを駆動する駆動信号を生成するTFT駆動回路と、
 前記TFTアレイに電子線を照射する電子銃の走査を制御する走査制御回路と、
 前記電子線照射によって前記パネルから取得される検出信号によりTFTアレイ基板を検査する測定回路とを備え、
 前記TFT駆動回路は、前記ステージ駆動回路から取得されるTFTアレイの位置信号に基づいて前記駆動信号と第1の同期信号とを生成し、
 前記走査制御回路は、前記第1の同期信号に基づいて走査信号と第2の同期信号とを生成し、
 前記測定回路は、前記第2の同期信号に基づいて前記検出信号に基づくTFTアレイ基板の検査を実行する
 ことを特徴とするTFTアレイ検査装置。
 前記TFT駆動回路、前記走査制御回路、測定回路の少なくとも何れか一つは、個々の回路の動作タイミングを遅らせる遅延回路を備え、各動作間における時間ずれを補償することを特徴とする、請求項2に記載のTFTアレイ検査装置。
 前記ステージ駆動回路、TFT駆動回路、前記走査制御回路の各回路の動作開始を制御する指令を形成し、各回路に当該指令を出力する主制御回路を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載のTFTアレイ検査装置。
 前記検出信号を信号加工する信号加工回路を備え、当該信号加工回路は前記TFT駆動回路の駆動信号又は第1の同期信号と同期して信号加工を行うことを特徴とする、請求項3に記載のTFTアレイ検査装置。
 前記ステージ駆動回路は、前記基板ステージの移動を検出するロータリーエンコーダのアブソリュート信号、又はインクリメント信号の積算値に基づいて前記位置信号を取得することを特徴とする請求項2に記載のTFTアレイ検査装置。
 前記ステージ駆動回路は、前記基板ステージの所定位置を検出するセンサの検出信号に基づいて前記位置信号を取得することを特徴とする請求項2に記載のTFTアレイ検査装置。
 前記TFT駆動回路、前記走査制御回路、測定回路、信号加工回路の少なくとも何れか一つは、個々の回路の動作タイミングを遅らせる遅延回路を備え、各動作間における時間ずれを補償することを特徴とする、請求項5に記載のTFTアレイ検査装置。
 電子銃および当該電子銃の走査信号を制御する走査制御回路の組みを複数組み備え、
 当該各走査制御回路は、
 前記主制御回路から出力される指令に基づいて同期して動作を開始し、
 前記TFT駆動回路から出力される第1の同期信号に基づいて時間同期することを特徴とする、請求項4に記載のTFTアレイ検査装置。
 前記TFT駆動回路は、電子線をTFTアレイに走査する時間帯域中にTFT駆動を停止、又はTFTアレイのゲートをオフ状態とする駆動波形を有する駆動信号を出力することを特徴とする、請求項2に記載のTFTアレイ検査装置。
 前記第2制御部は、TFTアレイに駆動信号を印加する時間帯域中に電子線をTFTアレイ以外に位置に偏向させる走査波形を有する走査信号を出力することを特徴とする、請求項2に記載のTFTアレイ検査装置。
Description:
TFTアレイ検査装置および同期方

 本発明は、TFT基板等の基板上に形成され TFTアレイを検査するTFTアレイ検査装置に関 、特に、TFTアレイの駆動、電子線の走査、 よび測定信号の信号処理の各処理間の同期 関するものである。

 TFTアレイは、例えば液晶表示装置の画素 極を選択するスイッチング素子として用い れる。TFTアレイを備える基板は、例えば、 査線として機能する複数本のゲートライン 平行に配設されると共に、信号線として記 する複数本のソースラインがゲートライン 直交して配設され、両ラインが交差する部 の近傍にTFT(Thin film  transistor)が配設され このTFTに画素電極が接続される。

 TFTアレイは格子状に配置することによっ パネルを形成する。通常、液晶基板の製造 は、一枚のガラス基板上に複数のパネルを 成し、各種工程を経た後に、各パネルに切 分けている。

 液晶基板等のTFTアレイが形成された半導 基板の製造過程では、製造過程中にパネル に形成されたTFTアレイを検査するTFTアレイ 査工程を含み、このTFTアレイ検査工程にお て、TFTアレイの欠陥検査が行われている。 のTFTアレイ検査工程では、前記したゲート インやソースラインに欠陥検査用の信号パ ーンの駆動信号を印加してTFTアレイを駆動 、このTFTアレイの駆動状態を検出すること よってTFTアレイ検査を行う。

 このTFTアレイ検査では、TFTアレイを駆動 た際のITO電位を電子線照射によって発生す 二次電子の強度で検出することが知られて る。

 ガラス基板上には、多面取りと呼ばれる うに、一枚のガラス基板上に複数のパネル 形成されている。この多面取りのTFTガラス 板を検査する場合、TFTガラス基板上に形成 れた全パネルに駆動信号を印加して同時に パネルのTFTアレイを駆動するとともに、こ ガラス基板を支持するステージを一定速度 移動させながら、パネルに電子線を連続的 走査させることで、ガラス基板上に形成さ る各パネルのTFTアレイを順に検査している( 例えば、特許文献1参照)。

 また、TFT基板上に照射する電子線の走査範 が限られている場合には、大面積のTFT基板 全面を測定するには、電子線の走査および 定と、ステージの移動とを繰り返すことに って対応している。このとき、ステージの 動中においては、電子線の走査および測定 停止している。

特開2006-170697号公報

 上記したように、大型の基板を走査する 合には、所定にステージを停止させた状態 電子線を走査して測定し、次の位置にステ ジを移動させた後に電子線を走査して測定 るという、ステージの移動と電子線の走査 よび測定とを繰り返している。

 このステージを移動させる工程ではTFT基 の測定は行われないため、このステージ移 に要する時間は検査時間(タクトタイム)を 引かせる要因となっている。検査時間(タク タイム)を短縮する一方法として、このステ ージの移動を短縮することが考えられるが、 大型のTFT基板を支持するために基板ステージ の重さも増加させる必要があるため、ステー ジを駆動する駆動機構が大型化する他、さら に重量のステージを急速に加減速させるには 、駆動機構を駆動するモータの容量を大きく する必要がある。

 また、ステージの移動時間の短縮には限 があり、ステージの移動に要する時間を完 に無くすことはできない。

 そこで、基板ステージの移動中に測定を 施することで、ステージの移動に伴う検査 間(タクトタイム)の長時間化を解消するこ が考えられる。

 しかしながら、この場合には、基板ステ ジの移動と電子線の走査とを同時に行うこ になるため、測定位置を同定する必要があ 。TFT基板検査装置として、ステージ駆動回 、TFT基板に駆動信号を印加するTFT駆動回路 TFT基板のパネル上に電子線を照射して走査 せる電子線走査回路、検出信号に基づいてT FT基板を検査する測定回路等を構成要素とし 備える場合、ステージ駆動回路で制御され ステージ位置と電子線走査回路で制御され 電子線の照射位置の位置関係、TFT駆動回路 制御されるTFT基板への駆動信号の印加時刻 電子線走査回路で制御される電子線の照射 刻の時間関係、電子線走査回路で制御され 電子線の照射時刻と測定回路で制御される 定時刻の時間関係について、良好な再現性 求められる。

 これらの位置関係や時間関係について良 な再現性が得られない場合には、TFT基板の れの箇所を測定しているか、また、何れの 動信号に対する検出信号であるか不明確と り、TFT基板の測定精度が低下するという問 が生じる。

 この課題に対して、各回路を構成するCPU( 中央演算装置)によって時間を管理すること 、上記した位置関係や時間関係に所定の関 に合わせることが考えられる。

 このとき、TFT基板に駆動信号を印加する 加時刻と電子線を照射する照射時刻とが重 らないことが求められる。これは、TFT基板 各部の電位は、パネルが備える電極の容量 TFTアレイに寄生する容量等に対して、駆動 号を印加してから充放電が完了して所定電 に達するまでに時間を要するため、駆動信 を印加すると同時に電子線を照射すると、T FT基板の電位で安定する前に検出を行うこと なり、正確な測定が困難となるためである

 この駆動信号の印加時刻と電子線の照射 刻との時刻区別を、CPU(中央演算装置)のク ック信号等の時間管理機能によって解決す には、各回路を構成するCPU(中央演算装置)が 有する時間管理能力のばらつきによって、各 回路の時間関係を完全に同期させることが困 難であるため、駆動信号の印加時刻と電子線 の照射時刻との間に十分な空白時間を設ける 必要がある。

 この駆動信号の印加時刻と電子線の照射 刻との間に設けた空白時間は、検査時間(タ クトタイム)を長時間化する要因となる。

 そこで、本発明は上記課題を解決して、 板ステージの位置を基準として、駆動信号 、電子線走査信号と、測定信号とを時間同 させて検査を行うことを目的とする。

 また、基板ステージ上に載置されたTFTア イの位置を基準として、駆動信号と、電子 走査信号と、測定信号とを時間同期させて 査を行うことを目的とする

 本発明は、駆動信号と同期する第1の同期 信号を形成することによって駆動信号と電子 線走査信号との間で時間同期させ、電子線走 査信号と同期する第1の同期信号を形成する とによって電子線走査信号と測定信号との で時間同期させることによって、駆動信号 電子線走査信号と測定信号とを時間同期さ る。さらに、基板ステージの位置に基づい 駆動信号を形成することによって、基板ス ージの位置を基準として前記各信号を時間 期させることができる。

 本発明は、TFTアレイ検査装置の態様と、T FTアレイ検査装置の同期方法の態様とするこ ができる。

 本発明のTFTアレイ検査装置の同期方法の 様は、TFTアレイ基板を搬送する基板ステー を駆動するステージ駆動回路と、TFTアレイ 駆動する駆動信号を生成するTFT駆動回路と 電子銃から照射した電子線をTFTアレイ上で 査させる走査信号を制御する制御回路と、 子線照射によって前記パネルから取得され 検出信号によりTFTアレイ基板を検査する測 回路とを備え、TFTアレイ基板に駆動信号を 電してパネルを駆動し、駆動したパネルの 圧状態によってTFTアレイ基板を検査するTFT レイ検査装置における同期方法である。

 この同期方法では、基板ステージの位置 同期して、TFT駆動回路から駆動信号を出力 、ステージ駆動回路の駆動信号に基づいて 成した第1の同期信号と同期して、制御回路 の走査信号を出力し、制御回路の走査信号に 基づいて生成した第2の同期信号と同期して 測定回路の測定信号を検査する。これら第1 同期信号および第2の同期信号を用いること で、駆動信号、走査信号、および測定信号を 時間同期させる。

 また、駆動信号を基板ステージの位置と 期して出力することによって、基板ステー の位置の同期をとることができる。

 本発明のTFTアレイ検査装置の態様は、TFT レイ基板に駆動信号を給電してパネルを駆 し、当該パネルの電圧状態によってTFTアレ 基板を検査するTFTアレイ検査装置において TFTアレイ基板を搬送する基板ステージを駆 するステージ駆動回路と、TFTアレイを駆動 る駆動信号を生成するTFT駆動回路と、TFTア イに電子線を照射する電子銃の走査を制御 る走査制御回路と、電子線照射によって前 パネルから取得される検出信号によりTFTア イ基板を検査する測定回路とを備える。

 TFT駆動回路は、ステージ駆動回路から取 されるTFTアレイの位置信号に基づいて駆動 号と第1の同期信号とを生成する。生成した 駆動信号をTFTアレイに印加してTFTアレイを駆 動する。

 次に、走査制御回路は、第1の同期信号に 基づいて走査信号と第2の同期信号とを生成 る。生成した走査信号に基づいて電子銃を 御し、TFTアレイ上で電子線を照射し走査す 。走査信号は第1の同期信号と時間同期して るため、駆動信号と電子線の走査信号とは 間同期する。

 次に、測定回路は、第2の同期信号に基づ いて検出信号を測定して測定信号を取得し、 TFTアレイ基板を検査する。

 測定信号は第2の同期信号と時間同期して いるため、電子線の走査信号と測定信号とは 時間同期する。

 したがって、駆動信号と走査信号は第1の 同期信号によって時間同期し、また、走査信 号と測定信号は第2の同期信号によって時間 期しているため、駆動信号と走査信号と測 信号は、互いに時間同期することになる。

 また、最初の駆動信号は、ステージ駆動 路の位置と同期して出力することによって 駆動信号と走査信号と測定信号の同期関係 、ステージ駆動回路の所定位置に対して定 ることができる。また、TFTアレイはステー 上に載置したTFTアレイ基板と一対一の関係 定めることができるため、ステージ駆動回 の所定位置に対する駆動信号と走査信号と 定信号の同期関係は、TFTアレイの所定位置 対する同期関係として定めることができる

 上記した本発明のTFTアレイ検査装置にお て、TFT駆動回路、走査制御回路、測定回路 少なくとも何れか一つは、個々の回路の動 タイミングを遅らせる遅延回路を備える構 とすることができる。

 TFTアレイを駆動する機構、TFTアレイ上に 子線を照射して走査させる機構、測定信号 取得してTFTアレイ基板を検査する機構の各 構は、各機構における同期信号の生成にお て各機構に固有の時間遅れを有する場合が り、各機構の同期信号間で必ずしも時間同 がとれているとは限らない場合がある。

 遅延回路は、TFT駆動回路、走査制御回路 測定回路において同期信号のタイミングを 延させ、各機構が固有に有する同期信号の 延固体差を吸収して、各回路間の同期信号 時間同期させ、各動作間に生じる時間ずれ 補償する。

 これによって、タイミングのずれによる 像の不連続性を解消することができ、従来 の不連続性を解消するために行っていた、 像取得後の画像つながりの微調整を不要と ることができる。

 また、本発明のTFTアレイ検査装置は主制 回路を備える。この主制御回路は、ステー 駆動回路、TFT駆動回路、走査制御回路の各 路の動作開始を制御する指令を形成し、こ 指令を各回路に出力する。

 また、本発明のTFTアレイ検査装置は、検 信号を信号加工する信号加工回路を備える 成とすることができる。信号加工回路はTFT 動回路の駆動信号又は第1の同期信号と同期 して信号加工を行う。この同期によって、TFT の駆動と検出信号の信号加工とを時間同期さ せることができる。回路の動作タイミングを 遅らせる遅延回路は、信号加工回路に設けて もよい。

 本発明は、ステージ駆動回路からTFTアレ の位置信号を複数の形態で取得することが きる。一形態では、ステージ駆動回路は、 板ステージの移動を検出するロータリーエ コーダのアブソリュート信号、又はインク メント信号の積算値に基づいて位置信号を 得する。

 また、別の形態では、ステージ駆動回路 、基板ステージの所定位置を検出するセン の検出信号に基づいて位置信号を取得する

 また、本発明のTFTアレイ検査装置は、電 銃および電子銃の走査信号を制御する走査 御回路の組みを複数組み備える構成に適用 ることができる。各走査制御回路は、主制 回路から出力される指令に基づいて同期し 動作を開始すると共に、TFT駆動回路から出 される第1の同期信号に基づいて時間同期を 行う。

 これによって、電子銃と走査制御回路の み合わせを複数備える構成においても、駆 信号と、電子線走査信号と、測定信号とを 間同期させて検査を行うことができる。

 さらに、本発明のTFTアレイ検査装置は、T FTアレイの駆動と電子線の走査とが同時に発 して、TFTアレイに駆動信号を印加している にこのTFTアレイに電子線が照射され、測定 果が不安定となるなどの支障を避けるため 、駆動信号あるいは走査信号に互いに他方 動作との干渉を回避する駆動波形を持たせ 。

 TFT駆動回路は、電子線をTFTアレイに走査 る時間帯域中にTFT駆動を停止、又はTFTアレ のゲートをオフ状態とする駆動波形を有す 駆動信号を出力する。これによって、電子 の照射中にTFTアレイに電圧が印加されない うにする。

 また、第2制御部は、TFTアレイに駆動信号 を印加する時間帯域中に電子線をTFTアレイ以 外に位置に偏向させる走査波形を有する走査 信号を出力する。これによって、TFTアレイに 電圧を印加している間に、電子線が照射さな いようにする。

 本発明によれば、基板ステージの位置に して、駆動信号と、電子線走査信号と、測 信号とを時間同期させて検査を行うことが きる。

 また、基板ステージに載置されたTFTアレ 位置に対して、駆動信号と、電子線走査信 と、測定信号とを時間同期させて検査を行 ことができる。

本発明のTFTアレイ検査装置の第1の形態 を説明するための概略図である。 本発明のTFTアレイ検査装置の第2の形態 を説明するための概略図である。 本発明のTFTアレイ検査装置の第1,2の形 を説明するためのタイミングチャートであ 。 本発明のTFTアレイ検査装置の第3の形態 を説明するための概略図である。 本発明のTFTアレイ検査装置の第3の形態 を説明するためのタイミングチャートである 。 本発明のTFTアレイ検査装置の第4の形態 を説明するための概略図である。 本発明のTFTアレイ検査装置の別の形態 説明するためのタイミングチャートである

符号の説明

 1…TFTアレイ検査装置、2…真空チャンバ 3…基板ステージ、4,4A,4B…電子銃、5…TFTガ ス基板、6,6A~6D…パネル、7…プローバ、7a… ローバフラーム、7b…プローブピン、9,9A,9B 検出器、11…第1制御部、12…第2制御部、13 TFT駆動回路、14…ステージ駆動回路、15…電 銃制御回路、16…信号処理回路、18…測定回 路、19,19A~19D…遅延回路、21A,21B…電子線、22A, 22B…二次電子。

 以下、本発明の実施の形態について図を 照しながら詳細に説明する。以下では本発 の実施の形態について第1の形態~第4の形態 ついて説明する。図1は第1の形態を説明す ための概略図であり、図2は第2の形態を説明 するための概略図であり、図3は第1、2の形態 の信号図であり、図4は第3の形態を説明する めの概略図であり、図5は第3の形態の信号 であり、図6は第4の形態を説明するための概 略図であり、図7は他の形態の信号図である

 はじめに、本発明のTFTアレイ検査装置の 1、2の形態について図1,2の概略図を用いて 明する。なお、第2の形態は、信号加工回路1 6を付加した構成以外は第1の形態と同様であ ため、以下では主に第1の形態について説明 する。

 図1に示すTFTアレイ検査装置1は、真空チ ンバ2内に設けた基板ステージ3上にTFTガラス 基板7を配置し、このTFTガラス基板7に形成さ る複数のパネルA~パネルD(6A~6D)に駆動信号を 印加し、この駆動信号によって駆動状態とし たパネル6についてTFTアレイ検査を行う。

 なお、ここでは、TFTガラス基板7に形成さ れるパネルとしてパネルA~パネルD(6A~6D)の4枚 パネルの例を示しているが、このパネル数 説明上から示した一例であり、このパネル に限られるものではない。

 TFTアレイ検査装置1は、真空チャンバ2内 内蔵する基板ステージ3と、真空チャンバ2の 上部に設けた電子銃4(4A,4B)を備える他、TFTア イを駆動する回路構成として、基板ステー 3を駆動するステージ駆動回路13、基板ステ ジ3に載置するTFTガラス基板7のパネルのTFT レイを駆動するTFT駆動回路(パネルドライバ) 14、電子銃4A、4Bを制御し駆動する電子銃制御 回路15およびこの電子銃制御回路15を制御す 第2制御部12、二次電子線22A,22Bを検出する検 器9A,9B、検出器9A,9Bの検出信号を信号処理し て検出値を出力する信号処理回路17、信号処 回路17からの検出値を受けて基板検査のた の測定を行う測定回路18、およびTFTアレイ検 査装置1の全体を制御する第1制御部11を備え 。なお、第1制御部11および第2制御部12は、CP UおよびこのCPUを駆動するアルゴリズムを記 したソフトウエアを格納するROMや信号処理 ためのRAM等のメモリ手段等によってソフト エア処理で制御を行うことができる。

 図2に示す第2の形態は、第1の形態に加え 信号加工回路16を備える。信号加工回路16は 、検出器9A,9Bの検出信号に対して、例えば、 率変更、オフセット処理、極性変更等の信 加工を施し、加工信号を信号処理回路17に る。

 基板ステージ3はTFTガラス基板7を支持す と共に、TFTガラス基板7をxy方向に移動して 子銃4A,4Bに対するTFTガラス基板7の位置を変 する駆動機構(図示していない)を備える。

 基板ステージ3は、ステージ駆動回路13か 出力される駆動信号に基づいて、基板ステ ジ3上に載せたTFTガラス基板7を所定の方向 移動させる。このTFTガラス基板7の移動は、 えば、パネル上を走査する電子線の走査速 に合わせて一定速度とすることができる。

 ここで、基板ステージ3に駆動信号を供給 するステージ駆動回路13は、第1制御部11から 移動指令(a)を受けて駆動を開始する。電子 のパネル上での走査は、この基板ステージ3 の移動と共に、電子銃制御部15によって電子 の照射方向を制御することで行われる。

 TFT駆動回路(パネルドライバ)14は、第1制 部11から駆動指令(b)を受けた後、ステージ駆 動回路13からステージ位置信号(e)を入力する 、図示しない記憶手段に格納している駆動 形データを用いて駆動信号(g)を生成し、プ ーバ7に送る。プローバ7は、パネル6が備え 電極(図示していない)と接触するプローブ ン7bと、このプローブピン7bを支持するプロ バフレーム7aを備える。駆動信号(g)は、プ ーブピン7bとパネル6の電極との間の電気的 触を通して、各パネル6のTFTアレイに給電さ 、TFTアレイを駆動する。

 ステージ位置信号(e)は、TFT駆動回路14か 駆動信号(g)を出力する開始トリガとなる信 である。このステージ位置信号(e)は種々の 態とすることができる。例えば、ステージ 動用モータに接続されたロータリーエンコ ダの基準位置信号を出力するZ相信号を用い 位置情報を取得する形態、ロータリーエン ーダのA相信号、B相信号を計数するカウン で得られる計数値を所定値と比較すること よって位置情報を取得する形態、あるいは 基板ステージ3の移動方向に沿って取り付け センサを用い、このセンサの検出信号に基 いて位置情報を取得する形態等を用いるこ ができる。

 なお、ここでは、TFT駆動回路(パネルドラ イバ)14を1つ備える構成を示しているが、設 個数は1個に限らず、駆動信号の波形数に応 て定めることができ、選択回路(図示しない )によって選択してパネルに給電することが きる。

 第1制御部11は第2制御部12に電子線走査指 (c)を送る。電子線走査指令(c)を受けた第2制 御部12は、TFT駆動回路14からの第1の同期信号( h)をトリガとして走査信号(k)を生成し、生成 た走査信号(k)を電子銃制御回路15に送る。 子銃制御回路15は、第2制御部12の走査信号に 基づいて電子銃4A,4Bに制御信号を送り、電子 4を制御して電子線を照射する。

 第1制御部11は、パネル上の電子線走査に いて基板ステージ3の始動開始を指令する移 動指令(a)と、TFT駆動回路による駆動信号の生 成開始を指令する駆動指令(b)と、第2制御回 による走査信号の生成開始を指令する電子 走査指令(c)の各指令を出力することで、ス ージ駆動回路13,TFT駆動回路14,第2の制御部12 駆動を制御し、各回路および制御部間の同 信号と共に同期ずれを抑制する。

 また、第2制御12は、走査信号(K)を生成す と共に第2の同期信号(l)を生成する。測定回 路18は、この第2の同期信号(l)に基づいて検査 動作と時間動作し、検出値を用いてアレイ検 査を開始する。

 以下、図3のタイミングチャートを用いて 、本発明のTFTアレイ検査装置の第1、2の形態 動作例について説明する。

 なお、図3に示すタイミングチャートにお いて、図3(a)~(c)は第1制御部11から出力する移 指令(a)、駆動指令(b)、電子線走査指令(c)を し、図3(d),(e)はステージ駆動回路13における ステージ位置を表すカウンタ値、および所定 位置に達した時点で出力されるステージ位置 信号(e)を示し、図3(f)~(i)は、TFT駆動回路のオ /オフ状態、駆動信号データ(g)、第1の同期 号データ(h)、信号加工信号(i)を示し、図3(j)~ (m)は第2制御部の走査信号の生成状態、走査 号(k)、測定開始指令(l)、測定動作状態を示 、図3(n)は信号加工回路の信号加工動作を示 ている。

 TFTアレイ検査装置1において、TFTガラス基 板5上の各パネル6A~6Dに形成されたTFTアレイを 検査する際には、TFTガラス基板5上にプロー フレーム7aを載置し、プローブピン7bを各パ ル6A~6に設けられた電極(図示していない)に 触させる。

 はじめに、第1制御部11は、内部の走査制 によって移動指令(a)、駆動指令(b)、および 子線走査指令(c)を生成する(図3(a)~図3(c))。 の各指令は、ステージ駆動回路、TFT駆動回 、および第2制御部をオン状態とし、その後 受けるトリガ信号や同期信号に基づいて各 作を開始するものであり、指令を受けると 時に動作を開始するものではない。

 ステージ駆動回路13は、移動指令(a)を受 ると基板ステージ3の駆動を開始し(図3(d))、 子銃4A,4Bに対するパネル6A~6Dのy方向の位置 変更する。この時のステージの位置はロー リーエンコーダや位置センサによって検出 ることができる。ここではロータリーエン ーダのA相信号およびB相信号によって、回転 方向を加味しながら計数して得られるカウン ト値によって位置検出を行う例を示している 。

 このカウンタ値はステージの移動位置を している。ステージの所定位置に対応する きい値とこのカウンタ値とを比較器で比較 ることで、ステージが所定位置に到達した とを検出することができる。

 なお、ステージが所定位置に達したこと 、ロータリーエンコーダのA相、B相の信号 計数する他、ロータリーエンコーダ上の基 となるアブソリュート位置を定めるZ相信号 用いても良い。また、ステージの移動方向 所定位置に設けた位置センサからの検出信 を用いても良い。ここで、所定位置として 、例えば、電子銃4から照射される電子線が 基板ステージ3上に載置したTFTガラス基板5上 照射される位置とすることができる。

 ステージが所定位置に達したときに、ス ージ駆動回路14はステージ位置信号(e)をTFT 動回路14に出力する(図3(e))。

 TFT駆動回路14は、第1制御部11から駆動指 (b)を受けることによってオン状態とした後( 3(f))後、ステージ駆動回路13からステージ位 置信号(e)を受けると、このステージ位置信号 (e)をトリガとして駆動信号(g)を生成し、プロ ーブピン7bおよび電極(図示していない)を通 て駆動信号(g)をパネル6に給電する(図3(g))。

 また、TFT駆動回路14は、駆動信号(g)と共 第1の同期信号(h)を生成して第2制御部12に送 (図3(h))、信号加工信号(i)を生成して信号加 回路16に送る(図3(i))。

 第2制御部12は、第1制御部から電子線走査 指令(c)を受けて走査信号の生成動作を開始し た後(図3(j))、TFT駆動回路14から第1の同期信号 (h)を受けると走査信号(k)の出力を開始し(図3( k))、走査信号(k)を電子銃制御回路15に送る。 た、走査信号の出力と同期して測定開始指 (l)を出力する(図3(l))。

 電子銃制御回路15は、走査信号(k)を受け 電子銃4A,4Bから電子線の照射のオンオフおよ び照射方向を制御する。

 パネル上の電子線の走査は、基板ステー 3によるパネル6A~6Dのy方向の移動と、電子銃 4A,4Bから照射される電子線のx方向の偏向とに よって行われる。

 駆動信号(g)をパネル6上のTFTアレイに給電 しながら電子線を走査することによって、検 出器9A,9BによってTFTアレイの電位状態を検出 る。

 信号処理回路17は検出信号を信号処理し 検出値を形成し、測定回路18に送る。なお、 このとき、第2の形態では、検出信号は信号 工回路16によって倍率変更、オフセット処理 、極性変更等の信号加工を行う。この信号加 工動作は、TFT駆動回路14から送られた信号加 信号(i)によって時間同期されて開始される( 図3(n))。

 第2制御部12は、測定開始指令(l)を受けて 定動作を開始し、FTアレイの欠陥検査を行 (図3(m))。

 本発明のTFTアレイ検査装置1は、第1制御 11から各指令を同期して出力すると共に、ス テージ駆動回路13からTFT駆動回路14へのステ ジ位置信号(e)、TFT駆動回路14から第2制御部12 への第1の同期信号(h)、第2制御部12内におけ 測定回路18への第2の同期信号(l)をそれぞれ 力することによって、ステージが所定位置 達したことをトリガとして、TFT駆動回路14に よるパネルの駆動、電子銃制御回路15による 子線の走査、測定回路18による測定動作の 動作について時間同期することができる。

 次に、本発明のTFTアレイ検査装置の第3の 形態について図4,5の概略図およびタイミング チャートを用いて説明する。なお、図4に示 構成は、図2に示す第2の形態の構成と同様の 構成に遅延回路を設けた例である。

 第3の形態は、本発明のTFTアレイ検査装置 において、TFT駆動回路、走査制御回路、測定 回路に、個々の回路の動作タイミングを遅ら せる遅延回路を備える構成である。

 TFTアレイを駆動する機構、TFTアレイ上に 子線を照射して走査させる機構、測定信号 取得してTFTアレイ基板を検査する機構の各 構は、各機構における同期信号の生成にお て各機構に固有の時間遅れを有する場合が る。この各部が固有に有する時間遅れはそ ぞれ異なるため、各機構の同期信号間で必 しも時間同期がとれているとは限らない。

 遅延回路は、TFT駆動回路、走査制御回路 測定回路において同期信号のタイミングを 延させ、各機構が固有に有する同期信号の 延固体差を吸収して、各回路間の同期信号 時間同期させ、各動作間に生じる時間ずれ 補償する。これによって、タイミングのず による画像の不連続性を解消し、画像取得 の画像つながりの微調整を要することなく 画像の不連続性を解消する。

 図4に示す構成において、TFT駆動回路14は 延回路19Aを備える。この遅延回路19Aは、ス ージ駆動回路13からステージ位置信号(e)を けると、所定の遅延時間t1を経た後に駆動信 号(g)および同期信号(h)を生成する(図5(g))。信 号加工信号(i)は、遅延された駆動信号(g)に基 づいて生成されるため、同様に遅延時間t1だ 遅延する。この遅延時間t1を設けることに って、ステージ駆動回路13とTFT駆動回路14が 有に備える遅延時間の差を吸収することが きる。

 第2制御部12は遅延回路19Bを備える。この 延回路19Bは、TFT駆動回路14から第1の同期信 (h)を受けると、所定の遅延時間t2を経た後 走査信号(k)を出力し(図5(k))、測定開始指令(l )を生成する(図5(l))。この遅延時間t2を設ける ことによって、TFT駆動回路14と第2制御部12が 有に備える遅延時間の差を吸収することが きる。

 また、第2制御部12の測定回路18は遅延回 19Cを備える。この遅延回路19Cは、測定開始 令(l)を受けると、所定の遅延時間t3を経た後 に測定状態とする(図5(m))。この遅延時間t3を けることによって、第2制御部12内において 定回路18と他の回路構成とが固有に備える 延時間の差を吸収することができる。

 信号加工回路16は遅延回路19Dを備える。 の遅延回路19Dは、信号加工信号(i)を受ける 、所定の遅延時間t4を経た後に信号加工状態 とする(図5(n))。この遅延時間t4を設けること よって、TFT駆動回路14を信号加工回路16が固 有に備える遅延時間の差を吸収することがで きる

 次に、本発明のTFTアレイ検査装置の第4の 形態について図6の概略図を用いて説明する

 第4の形態は、複数の第2制御部12A,12Bを備 る構成であり、各第2制御部12A,12Bはそれぞ 複数の電子銃4A,4Bおよび4C,4Dを制御する。こ で、各第2制御部12A,12Bは、図2で示した第2制 御部と同様の構成とすることができ、電子銃 制御部15A,15B、測定回路18A,18B、信号処理回路1 7A,17B、信号加工回路16A,16Bを備える。各回路 動作は前記した形態と同様とすることがで るため、ここでの説明は省略する。

 第2制御部12A,12Bには、第1制御部11から駆 指令(b)を同時に入力し、また、TFT駆動回路14 から第1の同期信号(h)を同時に入力すること よって、時間同期することができる。また 信号加工回路16A,16Bは、TFT駆動回路14から信 加工信号(i)を同時に入力することによって 時間同期することができる。

 次に、本発明のTFTアレイ検査装置の更に の形態について図7のタイミングチャートを 用いて説明する。

 図7(a),(b)は、駆動信号の波形例と走査信 の波形例を示している。ここで、例えば、 動信号の立ち下がり時間が延びた場合には 駆動信号と走査信号とが重なる時間帯が発 する(図7(c))。また、走査信号の立ち下がり 間が延びた場合においても、駆動信号と走 信号とが重なる時間帯が発生する。このよ な場合には、TFTアレイに駆動信号が印加さ ている間に電子線が照射されることになる( 7(d))。

 このような状況を避けるために、駆動信 の駆動波形において、走査時間に対応する 間帯の部分に、TFTアレイを駆動しない波形 する。

 TFTアレイの駆動は、予め定めた駆動波形 有した駆動信号を記憶手段に用意しておき この駆動信号を読み出してTFTアレイに印加 ることで行うことができる。このときTFTア イに、電子線を走査している時間帯域中に いてはTFT駆動を停止、又はTFTアレイのゲー をオフ状態とする駆動波形を用意しておき( 図7(f)のゲート信号)、この駆動波形を有する 動信号(図7(e)、(f))をTFTアレイに印加する。 れによって、電子線を走査している時間帯 (図7(g))では、TFTアレイに電圧が印加されな 、あるいはTFTアレイがオフ状態となるが駆 しないようにすることができる。

 また、前記した状況を避けるために、走 信号の駆動波形において、TFTアレイに電圧 印加している時間帯に、電子線をTFTアレイ ら退避させる波形とする。

 電子線の走査は、予め定めた駆動波形を した走査出力を記憶手段に用意しておき、 の走査信号を読み出して電子銃制御回路に 加することで行うことができる。このとき TFTアレイに電圧を印加している間(図7(h))に 、電子線をTFTアレイからずれた位置に照射 て退避させ(図7(j))、TFTアレイに電圧を印加 ていない間(図7(h))には、電子線をTFTアレイ 照射して、測定を実行する。

 本発明は、液晶製造装置におけるTFTアレ 検査工程の他、有機ELや種々の半導体基板 備えるTFTアレイの欠陥検査に適用すること できる。