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Title:
THREE-DIMENSIONAL MODEL DATA GENERATING METHOD, AND THREE-DIMENSIONAL MODEL DATA GENERATING APPARATUS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/026722
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a three-dimensional model data generating apparatus capable of generating precisely and efficiently three-dimensional model data containing a work attached to a machine tool and at least a portion of the machine tool. The three-dimensional model data generating apparatus (1) comprises CCD cameras (13, 14) arranged at a predetermined spacing for imaging the work attached to the machine tool, to generate two-dimensional image data, a first model data storage unit (19) for storing the model data of the work, a second model data storage unit (21) for storing the model data relating to at least a portion of the machine tool, an edge detecting unit (17) for detecting an edge, a shape feature recognizing unit (18) for recognizing a shape feature, an object recognizing unit (20) for recognizing the model data of the work having the shape feature recognized, and a model data generating unit (22) for generating three-dimensional model data containing the work and at least the portion of the machine tool, on the basis of the recognized model data of the work and the model data of the machine tool.

Inventors:
TIAN, Xiaodong (945 J Street, #324 Davi, California ., 95616, US)
シャオドン ティアン (95616 カリフォルニア州デービス ジェイ ストリート 945,324号 California, 95616, US)
Application Number:
JP2007/066987
Publication Date:
March 06, 2008
Filing Date:
August 31, 2007
Export Citation:
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Assignee:
MORI SEIKI CO., LTD. (106 Kitakoriyama-cho, Yamatokoriyama-shi Nara, 60, 6391160, JP)
株式会社森精機製作所 (〒60 奈良県大和郡山市北郡山町106番地 Nara, 6391160, JP)
INTELLIGENT MANUFACTURING SYSTEMS INTERNATIONAL (1045 Mason Street, Suite 102 San Francisc, California ., 94108, US)
インテリジェント マニュファクチャリング システムズ インターナショナル (94108 カリフォルニア州サンフランシスコ メーソン ストリート 1045 スイート 102 California, 94108, US)
International Classes:
G05B19/408; G05B19/4097; G06T17/40
Attorney, Agent or Firm:
MURAKAMI, Satoshi (M & J IP ASSOCIATES, Dojima Building 7th Floor, 6-8 Nishitemma 2-Chome, Kita-ku, Osaka-sh, Osaka 47, 5300047, JP)
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Claims:
 工作機械に取り付けられた被取付物及び少なくとも工作機械の一部を含む3次元モデルデータを生成する方法であって、
 前記少なくとも工作機械の一部及び前記工作機械に取り付けられる被取付物の3次元モデルに関するデータであり、これらの形状を定義する形状データを少なくとも含んだモデルデータをそれぞれ記憶手段に格納する第1工程と、
 撮像手段を用いて、前記工作機械に取り付けられた被取付物を、第1視点及びこれと離れた第2視点の2つの視点から撮像し、各視点における2次元画像データを生成する第2工程と、
 前記第2工程で生成した2つの2次元画像データを基に前記被取付物の形状特徴を認識する第3工程と、
 前記第3工程で認識した形状特徴及び前記記憶手段に格納した被取付物のモデルデータを基に、この形状特徴を備えた被取付物のモデルデータを認識する第4工程と、
 前記第3工程及び第4工程でそれぞれ認識した形状特徴及びモデルデータを基に、前記被取付物3次元モデルの、前記工作機械3次元モデル上における位置及び姿勢を算出した後、算出した位置及び姿勢、前記第4工程で認識したモデルデータ、並びに前記記憶手段に格納した前記少なくとも工作機械の一部に係るモデルデータを基に、前記被取付物と少なくとも工作機械の一部とを含む3次元モデルデータを生成する第5工程とを順次行うようにしたことを特徴とする3次元モデルデータ生成方法。
 工作機械に取り付けられた被取付物及び少なくとも工作機械の一部を含む3次元モデルデータを生成する装置であって、
 前記工作機械に取り付けられた被取付物を撮像して2次元画像データを生成する第1撮像手段と、
 前記第1撮像手段と間隔を隔てて配置され、前記工作機械に取り付けられた被取付物を撮像して2次元画像データを生成する第2撮像手段と、
 前記工作機械に取り付けられる被取付物の3次元モデルに関するデータであり、この被取付物の形状を定義する形状データを少なくとも含んだモデルデータを記憶する第1モデルデータ記憶手段と、
 前記少なくとも工作機械の一部に係る3次元モデルに関するデータであり、少なくとも工作機械の一部に係る形状を定義する形状データを少なくとも含んだモデルデータを記憶する第2モデルデータ記憶手段と、
 前記第1撮像手段及び第2撮像手段によってそれぞれ生成された2次元画像データを基に前記被取付物の形状特徴を認識する画像処理手段と、
 前記第1モデルデータ記憶手段に格納されたモデルデータ、及び前記画像処理手段によって認識された形状特徴を基に、この形状特徴を備えた被取付物のモデルデータを認識するオブジェクト認識手段と、
 前記オブジェクト認識手段によって認識されたモデルデータ、及び前記画像処理手段によって認識された形状特徴を基に、前記被取付物3次元モデルの、前記工作機械3次元モデル上における位置及び姿勢を算出した後、算出した位置及び姿勢、前記オブジェクト認識手段によって認識されたモデルデータ、並びに前記第2モデルデータ記憶手段に格納されたモデルデータを基に、前記被取付物と少なくとも工作機械の一部とを含む3次元モデルデータを生成するモデルデータ生成手段とを備えてなることを特徴とする3次元モデルデータ生成装置。
 前記第2撮像手段は、その光軸が前記第1撮像手段の光軸と平行となるように且つ前記第1撮像手段の光軸と直交する方向にこの第1撮像手段と間隔を隔てて配置されてなることを特徴とする請求項2記載の3次元モデルデータ生成装置。
 前記画像処理手段は、
 前記第1撮像手段及び第2撮像手段によってそれぞれ生成された2次元画像データを基に前記被取付物のコーナを抽出して、抽出したコーナ間を結ぶエッジを検出することにより、前記各2次元画像における前記被取付物のエッジをそれぞれ検出するエッジ検出手段と、
 前記エッジ検出手段によって検出された各2次元画像におけるエッジを基にこの2次元画像間におけるエッジの対応関係を求め、対応関係があると判断したエッジを基に被取付物の形状特徴を認識する形状特徴認識手段とから構成されてなることを特徴とする請求項2記載の3次元モデルデータ生成装置。
 前記オブジェクト認識手段は、前記第1モデルデータ記憶手段に格納されたモデルデータを基にモデルデータに係る被取付物の形状特徴を抽出して、抽出した形状特徴と前記画像処理手段によって認識された形状特徴とが一致しているか否かを確認することにより、前記第1モデルデータ記憶手段に格納されたモデルデータの中から、前記画像処理手段によって認識された形状特徴と一致する形状特徴を備えた被取付物のモデルデータを認識するように構成されてなることを特徴とする請求項2記載の3次元モデルデータ生成装置。
 前記モデルデータ生成手段は、前記画像処理手段によって認識された被取付物の形状特徴、及び前記オブジェクト認識手段によって認識された被取付物のモデルデータを基に、これらによって特定される形状の互いに対応する部分が重なるように回転移動及び平行移動させたときの、回転角度を表す行列及び平行移動量を表す行列の各成分を算出して、算出した各行列の成分を基に、前記被取付物3次元モデルの、前記工作機械3次元モデル上における姿勢及び位置を算出するように構成されてなることを特徴とする請求項2記載の3次元モデルデータ生成装置。
 
Description:
3次元モデルデータ生成方法及び 3次元モデルデータ生成装置

 本発明は、工作機械に取り付けられたワ クやワーク取付具などの被取付物、及び少 くとも工作機械の一部を含む3次元モデルデ ータを生成する3次元モデルデータ生成方法 び生成装置に関する。

 工作機械は、例えば、ワーク取付具によ て上面にワークが載置,固定されるテーブル と、工具を保持する主軸と、テーブル及び主 軸(ワーク及び工具)を相対移動させる駆動機 部と、予め作成されたNCプログラムに基づ て駆動機構部を制御する制御装置などから 成される。

 前記NCプログラムは、オペレータやプロ ラミング装置などによって作成されるもの あるが、これに誤りがあると、工具とワー 又はワーク取付具とが干渉するといった事 が起こる恐れがある。このため、特開2006-412 8号公報に開示されているように、工作機械 3次元モデルデータを用いてコンピュータ上 干渉シミュレーションを行うことによりNC ログラムに誤りがあるか否かを確認してい 。

特開2006-4128号公報

 ところで、3次元モデルデータを用いた干 渉シミュレーションでは、加工対象となるワ ーク(テーブル上のワーク)やこれを取り付け ためのワーク取付具を変更すると、これに わせて、工作機械の3次元モデルデータの少 なくともワーク部分やワーク取付具部分を修 正,更新しなければならない。

 しかしながら、ワークやワーク取付具な の被取付物の3次元モデルデータを新規に作 成し、作成した3次元モデルデータを用いて 作機械の3次元モデルデータを修正,更新して いたのでは、非効率である。また、修正,更 に使用される被取付物の3次元モデルデータ 、例えば、これを作成したオペレータのミ や、被取付物の3次元モデルデータ作成後に おける設計変更などによって実際の形状と一 致していないことがあり、このような場合に は、正確な干渉シミュレーションを行うこと ができない。また、更に、工作機械の3次元 デル上における被取付物の取付状態と実際 取付状態とが異なっている場合もあり、こ ような場合にも干渉シミュレーションを正 に行うことができない。

 したがって、工作機械の実際の状態に即 た3次元モデルデータを容易且つ効率的に生 成することができれば好都合である。

 本発明は、以上の実情に鑑みなされたも であって、工作機械に取り付けられた被取 物及び少なくとも工作機械の一部を含む3次 元モデルデータを正確且つ効率的に生成する ことができる3次元モデルデータ生成方法及 生成装置の提供をその目的とする。

 上記目的を達成するための本発明は、
 工作機械に取り付けられた被取付物及び少 くとも工作機械の一部を含む3次元モデルデ ータを生成する方法であって、
 前記少なくとも工作機械の一部及び前記工 機械に取り付けられる被取付物の3次元モデ ルに関するデータであり、これらの形状を定 義する形状データを少なくとも含んだモデル データをそれぞれ記憶手段に格納する第1工 と、
 撮像手段を用いて、前記工作機械に取り付 られた被取付物を、第1視点及びこれと離れ た第2視点の2つの視点から撮像し、各視点に ける2次元画像データを生成する第2工程と
 前記第2工程で生成した2つの2次元画像デー を基に前記被取付物の形状特徴を認識する 3工程と、
 前記第3工程で認識した形状特徴及び前記記 憶手段に格納した被取付物のモデルデータを 基に、この形状特徴を備えた被取付物のモデ ルデータを認識する第4工程と、
 前記第3工程及び第4工程でそれぞれ認識し 形状特徴及びモデルデータを基に、前記被 付物3次元モデルの、前記工作機械3次元モデ ル上における位置及び姿勢を算出した後、算 出した位置及び姿勢、前記第4工程で認識し モデルデータ、並びに前記記憶手段に格納 た前記少なくとも工作機械の一部に係るモ ルデータを基に、前記被取付物と少なくと 工作機械の一部とを含む3次元モデルデータ 生成する第5工程とを順次行うようにしたこ とを特徴とする3次元モデルデータ生成方法 係る。

 そして、このモデルデータ生成方法は、以 のモデルデータ生成装置によってこれを好 に実施することができる。
即ち、このモデルデータ生成装置は、
 工作機械に取り付けられた被取付物及び少 くとも工作機械の一部を含む3次元モデルデ ータを生成する装置であって、
 前記工作機械に取り付けられた被取付物を 像して2次元画像データを生成する第1撮像 段と、
 前記第1撮像手段と間隔を隔てて配置され、 前記工作機械に取り付けられた被取付物を撮 像して2次元画像データを生成する第2撮像手 と、
 前記工作機械に取り付けられる被取付物の3 次元モデルに関するデータであり、この被取 付物の形状を定義する形状データを少なくと も含んだモデルデータを記憶する第1モデル ータ記憶手段と、
 前記少なくとも工作機械の一部に係る3次元 モデルに関するデータであり、少なくとも工 作機械の一部に係る形状を定義する形状デー タを少なくとも含んだモデルデータを記憶す る第2モデルデータ記憶手段と、
 前記第1撮像手段及び第2撮像手段によって れぞれ生成された2次元画像データを基に前 被取付物の形状特徴を認識する画像処理手 と、
 前記第1モデルデータ記憶手段に格納された モデルデータ、及び前記画像処理手段によっ て認識された形状特徴を基に、この形状特徴 を備えた被取付物のモデルデータを認識する オブジェクト認識手段と、
 前記オブジェクト認識手段によって認識さ たモデルデータ、及び前記画像処理手段に って認識された形状特徴を基に、前記被取 物3次元モデルの、前記工作機械3次元モデ 上における位置及び姿勢を算出した後、算 した位置及び姿勢、前記オブジェクト認識 段によって認識されたモデルデータ、並び 前記第2モデルデータ記憶手段に格納された デルデータを基に、前記被取付物と少なく も工作機械の一部とを含む3次元モデルデー タを生成するモデルデータ生成手段とを備え てなることを特徴とする3次元モデルデータ 成装置に係る。

 この3次元モデルデータ生成装置によれば 、第1モデルデータ記憶手段に、工作機械に り付けられる被取付物のモデルデータ(3次元 モデルデータ)が、第2モデルデータ記憶手段 、少なくとも工作機械の一部に係るモデル ータ(3次元モデルデータ)(例えば、ワークが 載置されるテーブルを少なくとも含むマシニ ングセンタのモデルデータ、或いはワークを 保持する主軸を少なくとも含む旋盤のモデル データ)が予め格納される。尚、第1モデルデ タ記憶手段には、1種類の被取付物について のみモデルデータが格納されていても、工作 機械に取り付けられる可能性のある複数の被 取付物についてモデルデータが格納されてい ても良い。また、前記被取付物としては、例 えば、ワークやワーク取付具などを挙げるこ とができるが、これらに限定されるものでは ない。前記被取付物を、ワークやワーク取付 具とした場合、前記第1モデルデータ記憶手 には、ワークのモデルデータ、ワーク取付 のモデルデータ、ワーク及びワーク取付具 一体的に構成されたモデルデータの内の少 くとも1つが格納される。

 第1撮像手段及び第2撮像手段によって、 作機械に取り付けられた被取付物が撮像さ 、2次元画像データが生成されると、それぞ 生成された2次元画像データを基に、画像処 理手段によって被取付物の形状特徴が認識さ れる。この後、オブジェクト認識手段によっ て、第1モデルデータ記憶手段に格納された デルデータ、及び画像処理手段によって認 された形状特徴を基に、この形状特徴を備 た被取付物のモデルデータが認識される。

 ついで、モデルデータ生成手段によって まず、オブジェクト認識手段によって認識 れたモデルデータ、及び画像処理手段によ て認識された形状特徴を基に、被取付物3次 元モデルの、工作機械3次元モデル上におけ 位置及び姿勢が算出された後、算出された 置及び姿勢、オブジェクト認識手段によっ 認識されたモデルデータ、並びに第2モデル ータ記憶手段に格納されたモデルデータを に、被取付物と少なくとも工作機械の一部 を含む3次元モデルデータが生成される。

 斯くして、本発明に係る3次元モデルデー タ生成方法及び生成装置によれば、撮像手段 から得られる2次元画像データを基に、工作 械に取り付けられた被取付物と少なくとも 作機械の一部とを含む3次元モデルデータを 成しているので、被取付物の形状,取付位置 及び取付姿勢が実際の状態に合った正確な3 元モデルデータを容易且つ効率的に生成す ことができる。また、工作機械の実際の状 に即した3次元モデルデータを用いて干渉シ ュレーションを行うことが可能となり、高 度なシミュレーション結果を得ることがで る。

 尚、前記画像処理手段は、前記第1撮像手 段及び第2撮像手段によってそれぞれ生成さ た2次元画像データを基に前記被取付物のコ ナを抽出して、抽出したコーナ間を結ぶエ ジを検出することにより、前記各2次元画像 における前記被取付物のエッジをそれぞれ検 出するエッジ検出手段と、前記エッジ検出手 段によって検出された各2次元画像における ッジを基にこの2次元画像間におけるエッジ 対応関係を求め、対応関係があると判断し エッジを基に被取付物の形状特徴を認識す 形状特徴認識手段とから構成されていても い。

 この場合、被取付物のコーナを抽出する 当たっては、例えば、まず、各2次元画像に おいて、被取付物を含む、撮像された対象物 のコーナを検出した後、検出したコーナと、 被取付物が工作機械に取り付けられていない ときに撮像される対象物のコーナとを比較す ることで、被取付物のコーナのみを抽出する ことができる。また、被取付物の形状特徴を 認識するに当たっては、例えば、対応関係が あると判断したエッジを基に三角測量の原理 により3次元空間内における被取付物エッジ 分の位置情報を算出することで、被取付物 形状特徴を認識することができる。

 また、前記オブジェクト認識手段は、前 第1モデルデータ記憶手段に格納されたモデ ルデータを基にモデルデータに係る被取付物 の形状特徴を抽出して、抽出した形状特徴と 前記画像処理手段によって認識された形状特 徴とが一致しているか否かを確認することに より、前記第1モデルデータ記憶手段に格納 れたモデルデータの中から、前記画像処理 段によって認識された形状特徴と一致する 状特徴を備えた被取付物のモデルデータを 識するように構成されていても良い。

 また、前記モデルデータ生成手段は、前 画像処理手段によって認識された被取付物 形状特徴、及び前記オブジェクト認識手段 よって認識された被取付物のモデルデータ 基に、これらによって特定される形状の互 に対応する部分が重なるように回転移動及 平行移動させたときの、回転角度を表す行 及び平行移動量を表す行列の各成分を算出 て、算出した各行列の成分を基に、前記被 付物3次元モデルの、前記工作機械3次元モ ル上における姿勢及び位置を算出するよう 構成されていても良い。

 また、前記第2撮像手段は、その光軸が前 記第1撮像手段の光軸と平行となるように且 前記第1撮像手段の光軸と直交する方向にこ 第1撮像手段と間隔を隔てて配置されていて も良い。

 尚、本発明において、ワーク及びワーク 付具を含む工作機械の3次元モデルデータを 生成する場合には、例えば、ワークのモデル データ及びワーク取付具のモデルデータを第 1モデルデータ記憶手段にそれぞれ格納し、 ず、ワークを撮像手段により撮像して、ワ クを含む工作機械の3次元モデルデータを生 した後、ワーク取付具を撮像手段により撮 して、ワーク及びワーク取付具を含む工作 械の3次元モデルデータを生成したり、逆に 、まず、ワーク取付具を撮像手段により撮像 して、ワーク取付具を含む工作機械の3次元 デルデータを生成した後、ワークを撮像手 により撮像して、ワーク及びワーク取付具 含む工作機械の3次元モデルデータを生成す と良い。また、この他、ワーク及びワーク 付具が一体的に構成されたモデルデータを 1モデルデータ記憶手段に格納し、ワーク及 びワーク取付具を撮像手段により撮像して、 ワーク及びワーク取付具を含む工作機械の3 元モデルデータを生成するようにしても良 。

 以上のように、本発明に係る3次元モデル データ生成方法及び生成装置によれば、工作 機械に取り付けられた被取付物及び少なくと も工作機械の一部を含む3次元モデルデータ 正確且つ効率的に生成することができる。

本発明の一実施形態に係る3次元モデル データ生成装置の概略構成を示したブロック 図である。 本実施形態の3次元モデルデータ生成装 置及びこれが設けられる工作機械を示した斜 視図である。 本実施形態のエッジ検出部における一 の処理を示したフローチャートである。 本実施形態のエッジ検出部における一 の処理を示したフローチャートである。 コーナの検出を説明するための説明図 ある。 コーナの検出を説明するための説明図 ある。 コーナの検出を説明するための説明図 ある。 エッジの検出を説明するための説明図 ある。 エッジの検出を説明するための説明図 ある。 本実施形態の形状特徴認識部における 一連の処理を示したフローチャートである。 ワークの形状特徴の認識を説明するた めの説明図である。 ワークの形状特徴の認識を説明するた めの説明図である。 ワークの形状特徴の認識を説明するた めの説明図である。 三角測量の原理を用いた位置情報の算 出を説明するための説明図である。 本実施形態のオブジェクト認識部にお ける一連の処理を示したフローチャートであ る。 本実施形態のモデルデータ生成部にお ける一連の処理を示したフローチャートであ る。 ワークの位置及び姿勢の算出を説明す るための説明図である。 三角測量の原理を用いた位置情報の算 出を説明するための説明図である。

符号の説明

 1  3次元モデルデータ生成装置
 10 コンピュータ
 11 入力装置
 12 画面表示装置
 13 第1CCDカメラ
 14 第2CCDカメラ
 15 画像データ記憶部
 16 カメラパラメータ記憶部
 17 エッジ検出部
 18 形状特徴認識部
 19 第1モデルデータ記憶部
 20 オブジェクト認識部
 21 第2モデルデータ記憶部
 22 モデルデータ生成部
 23 第3モデルデータ記憶部
 30 工作機械
 31 ベッド
 32 基部
 33 左側壁
 34 右側壁
 35 後側壁
 36 第1サドル
 37 第2サドル
 38 主軸頭
 39 主軸
 40 テーブル
 T  工具
 W  ワーク

 以下、本発明の具体的な実施形態につい 、添付図面に基づき説明する。尚、図1は、 本発明の一実施形態に係る3次元モデルデー 生成装置の概略構成を示したブロック図で る。

 図1に示すように、本例の3次元モデルデ タ生成装置1は、図2に示す工作機械30に付設 れたコンピュータ10,第1CCDカメラ13及び第2CCD カメラ14からなり、コンピュータ10は、マウ 11aやキーボード11bなどの入力装置11と画面表 示装置12とを備え、画像データ記憶部15,カメ パラメータ記憶部16,エッジ検出部17,形状特 認識部18,第1モデルデータ記憶部19,オブジェ クト認識部20,第2モデルデータ記憶部21,モデ データ生成部22及び第3モデルデータ記憶部23 として機能するようになっている。

 まず、前記工作機械30について説明する

 図2に示すように、前記工作機械30は、立 マシニングセンタと呼ばれるタイプのもの あり、ベッド31と、ベッド31に配設され、前 後方向(Y軸方向)に移動自在となった第1サド 36と、第1サドル36に配設され、左右方向(X軸 向)に移動自在となった第2サドル37と、第2 ドル37に配設され、鉛直方向(Z軸方向)に移動 自在となった主軸頭38と、主軸頭38によって 身の中心軸を中心に回転自在に支持され、 具Tを保持する主軸39と、ベッド31に配設され 、ワークWが上面に載置,固定されるテーブル4 0などを備え、テーブル40は、ワークWの載置, 定される載置部40aがZ軸と平行な回転中心軸 回り(C軸方向)に回転自在となるように構成さ れている。

 また、工作機械30は、更に、第1サドル36 Y軸方向に移動させるY軸送り機構41と、第2サ ドル37をX軸方向に移動させるX軸送り機構42と 、主軸頭38をZ軸方向に移動させるZ軸送り機 43と、主軸39をその軸線中心に回転させる第1 回転駆動機構(図示せず)と、テーブル40の載 部40aをC軸方向に回転させて所定の回転角度 置に割り出す第2回転駆動機構(図示せず)と 備えている。

 前記ベッド31は、平面視矩形状をした基 32と、基部32の左右両側に立設された側壁33,3 4(左側壁33及び右側壁34)と、基部32の奥側に立 設され、左右両側の側壁33,34間に設けられる 壁(後側壁)35とからなる。前記テーブル40は 後側壁35の前面に設けられ、各側壁33,34,35に 囲まれた空間に配置される。

 前記第1サドル36は、Y軸方向に移動自在に 前記左側壁33及び右側壁34に支持され、前記 2サドル37は、X軸方向に移動自在に第1サドル 36に支持され、前記主軸頭38は、Z軸方向に移 自在に第2サドル37に支持され、前記主軸39 、テーブル40の上面よりも上方で軸線がZ軸 平行に配置され、主軸頭38の下端部に前記中 心軸を中心に回転自在に支持される。

 次に、前記3次元モデルデータ生成装置1 ついて説明する。

 上記のように、前記3次元モデルデータ生 成装置1は、第1CCDカメラ13,第2CCDカメラ14,画像 データ記憶部15,カメラパラメータ記憶部16,エ ッジ検出部17,形状特徴認識部18,第1モデルデ タ記憶部19,オブジェクト認識部20,第2モデル ータ記憶部21,モデルデータ生成部22及び第3 デルデータ記憶部23を備える。

 前記第1CCDカメラ13及び第2CCDカメラ14は、 ッド31の左側壁33と後側壁35との隅部であっ 左側壁33及び後側壁35の上部にブラケット24 介して取り付けられ、光軸が斜め下方に傾 てテーブル40(載置部40a)の上面に載置,固定 れたワークWを撮像する。第2CCDカメラ14は、 軸が第1CCDカメラ13の光軸と平行となるよう 、撮像面が第1CCDカメラ13の撮像面と同一平 内に位置するように、且つ第1CCDカメラ13と 定間隔を隔てるように設けられる。尚、ワ クWの撮像時には、ワークWだけでなく、テ ブル40の一部も撮像される。また、第1CCDカ ラ13の光軸と第2CCDカメラ14の光軸との間の距 離が光軸間距離記憶部(図示せず)に格納され 。

 前記各CCDカメラ13,14は、多行多列の2次元 配置された複数の光電変換素子を備え、受 強度に応じて各光電変換素子から出力され 電圧信号をデジタル化した後、これを濃淡 ベル値に変換して、前記光電変換素子の配 と同配列の2次元濃淡画像データとして出力 する。そして、前記画像データ記憶部15には 前記各CCDカメラ13,14から出力された2次元濃 画像データがそれぞれ格納される。

 前記カメラパラメータ記憶部16は、各CCD メラ13,14固有のパラメータである内部パラメ ータ(例えば、焦点距離,主点の座標値,放射方 向歪補正係数及び接線方向歪補正係数など) 、工作機械30の座標系におけるCCDカメラ13,14 位置や姿勢を表す外部パラメータ(例えば、 回転行列及び平行移動ベクトルなど)とを記 する。これらのパラメータは、例えば、較 処理により予め算出されて格納される。

 前記エッジ検出部17は、図3及び図4に示す ような一連の処理を行って、画像データ記憶 部15に格納された各2次元濃淡画像データ、及 びカメラパラメータ記憶部16に格納された各C CDカメラ13,14の内部パラメータを基に、各2次 濃淡画像のそれぞれについてワークWのエッ ジを検出する。

 即ち、エッジ検出部17は、まず、画像デ タ記憶部15に格納された各2次元濃淡画像デ タを読み出し(ステップS1)、各2次元濃淡画像 の歪補正を行う(ステップS2)。この歪補正は 例えば、カメラパラメータ記憶部16に格納さ れた内部パラメータ(放射方向歪補正係数及 接線方向歪補正係数など)を基に行ったり、 線形補間により行う。

 この後、各2次元濃淡画像において撮像対 象物(ワークW及びテーブル40の一部)のコーナ 検出する(図5参照)(ステップS3)。これは、例 えば、ハリスのコーナ検出式(数1)を用いて検 出することができる。尚、数1において、I(x,y )は、濃淡レベル値を示す。また、図5におい 、(a)は2次元濃淡画像を、(b)は検出されたコ ーナをそれぞれ示す。

 次に、ワークWがテーブル40(載置部40a)に 置,固定されていないときの、即ち、テーブ 40のみの2次元濃淡画像データをテーブルデ タ記憶部(図示せず)から読み出し(ステップS 4)、読み出した各2次元濃淡画像においてテー ブル40のコーナを検出する(図6参照)(ステップ S5)。尚、図6において、(a)は2次元濃淡画像を (b)は検出されたコーナをそれぞれ示す。

 尚、前記テーブルデータ記憶部(図示せず )には、各CCDカメラ13,14によりテーブル40のみ 撮像されて生成される2次元濃淡画像データ であって歪補正が行われた後の2次元濃淡画 データを格納するようにしても、テーブル40 の3次元モデルデータを基に生成されるテー ル40の仮想画像データであって、前記各CCDカ メラ13,14と同視点からテーブル40をそれぞれ 像したときに得られる2次元濃淡画像データ 格納するようにしても良い。前者の場合に 、テーブルデータ記憶部(図示せず)からテ ブル40の2次元濃淡画像データを読み出した 、上記と同様にしてコーナを検出する。一 、後者の場合には、テーブルデータ記憶部( 示せず)からテーブル40の2次元濃淡画像デー タを読み出した後、テーブル40の3次元モデル データを基にコーナを検出する。また、この 他、前記テーブルデータ記憶部(図示せず)に ーブル40のコーナに関する情報を予め格納 ておき、上記ステップS4及びS5の処理に代え 、テーブル40のコーナに関する情報をテー ルデータ記憶部(図示せず)から読み出すよう にしても良い。

 ついで、ステップS3で検出されたコーナ( ークW及びテーブル40の一部のコーナ)と、ス テップS5で検出されたコーナ(テーブル40のコ ナ)とを比較して、同じ位置に存在していな いコーナ、即ち、ワークWのコーナのみを抽 する(図7参照)(ステップS6)。尚、図7において 、(a)はワークのみの2次元濃淡画像を、(b)は 出されたワークWのコーナをそれぞれ示す。

 この後、抽出したコーナを基に2つのコー ナの組み合わせをすべて認識し、認識したす べてのコーナの組み合わせについて各コーナ 間を結ぶエッジが存在すると仮定する(ステ プS7)。そして、カウンタnを1に設定し(ステ プS8)、1番目の組み合わせについて仮定が正 いかどうか、即ち、各コーナ間にエッジが 在しているか否かを検証する(ステップS9)。

 この検証は、以下のようにして行う。即ち まず、図8に示すように、コーナ(x i ,y i )、(x j ,y j )間を結ぶエッジL ij の方向及び長さ、エッジL ij 上のすべてのピクセルPを検出する。ついで 検出した各ピクセルPについてそのX軸方向及 びY軸方向における両隣の計4つのピクセルを 識し、検出及び認識した各ピクセルを基に 淡レベル値の勾配(変化量)の最大値をそれ れ算出する。

 次に、エッジL ij 上のすべてのピクセルPとこれに隣接するす てのピクセルの濃淡レベル値の勾配を基に きい値を設定する。この後、エッジL ij 上の各ピクセルPについて、勾配の最大値を すピクセルと隣接しており且つ勾配の最大 がしきい値よりも高いかどうか、及び、隣 する8つのピクセルの内、少なくとも1つはし きい値よりも濃淡レベル値の勾配が大きいか どうかを確認し、勾配の最大値を示すピクセ ルと隣接しており且つ勾配の最大値がしきい 値よりも高い場合、又は、隣接するピクセル の内、その少なくとも1つがしきい値よりも 淡レベル値の勾配が大きい場合に該当する クセルPの数をカウントする。

 そして、エッジL ij 上のピクセルPの総数に対する、カウントさ たピクセルPの数の割合がエッジL ij の長さに応じて決定される所定の割合よりも 高い場合には、仮定は正しい(コーナ間にエ ジが存在する)と判断し、低い場合には、仮 は間違っている(コーナ間にエッジは存在し ない)と判断する。

 このようにして検証を行い、仮定は正しい 判断したときには(ステップS10)、エッジL ij を実在するエッジとして認識して(ステップS1 1)、ステップS12に進む。このとき、既に認識 ているエッジ(実在するエッジ)がある場合 は、今回認識したエッジと既に認識してい エッジとの間の幾何学的関係についても認 する。一方、仮定は間違っていると判断す と(ステップS11)、ステップS12に進む。

 以降、カウンタnを更新しながら、認識し たすべてのコーナの組み合わせについて仮定 が正しいかどうかを検証する(ステップS12,S13) 。そして、すべての組み合わせについて検証 すると、ステップS11で認識した、実在する各 エッジを、濃淡レベル値の勾配が最大である ピクセルを基に最小二乗法によりそれぞれ最 適化して形状特徴認識部18に送信し(ステップ S14)、上記一連の処理を終了する。このよう して、例えば、図9に示すように、ワークWの エッジが検出される。図9において、(a)は、 1CCDカメラ13により生成された2次元濃淡画像 ータから得られるエッジ(符号L11,L12,L13,L14,L2 1,L22,L23,L24,L25,L31)を、(b)は、第2CCDカメラ14に り生成された2次元濃淡画像データから得ら るエッジ(符号R11,R12,R13,R14,R21,R22,R23,R24,R25,R31 )をそれぞれ示している。

 尚、前記エッジ検出部17は、自動的にコ ナやエッジを検出する他、オペレータの入 に基づいてコーナやエッジを検出するよう 構成することもできる。この場合、エッジ 出部17は、コーナ選択画面やエッジ選択画面 を画面表示装置12に表示させるとともに、入 装置11から入力される信号を基に、オペレ タによって選択されたコーナやエッジを認 して、認識したコーナを検出コーナとして 加したり、認識したコーナを検出コーナか 削除し、或いは、認識したエッジを検出エ ジとして追加したり、認識したエッジを検 エッジから削除する。

 コーナやエッジが追加されると、追加さ たコーナやエッジを、前記ステップS6で抽 したコーナや、前記ステップS7でコーナ間に 存在していると仮定したエッジとみなして上 記処理を行う。また、コーナが削除されると 、このコーナに接続しているエッジも削除す る。また、コーナの追加や削除、エッジの削 除は、例えば、画面表示装置12に表示された ーソルをマウス11aにより動かしてコーナや ッジをクリックすることで行うことができ エッジの追加は、画面表示装置12に表示さ たカーソルをマウス11aにより動かして、エ ジの両端となる各コーナを連続してクリッ することで行うことができる。

 前記形状特徴認識部18は、図10に示すよう な一連の処理を行い、エッジ検出部17によっ 各2次元濃淡画像からそれぞれ検出されたワ ークWのエッジを基に、ワークWの形状特徴を 識する。

 即ち、形状特徴認識部18は、まず、エッ 検出部17から、各2次元濃淡画像で検出され ワークWのエッジを受信し(ステップS21)、図9 示すように、検出されたエッジを第1クラス ,第2クラス及び第3クラスの3つのクラスに分 する(ステップS22)。第1クラスには、エッジ 両端が他のエッジと接続しているものが、 2クラスには、エッジの一端のみが他のエッ と接続しているものが、第3クラスには、エ ッジの端部がどのエッジとも接続していない ものが属する。図9では、符号L11,L12,L13,L14,R11, R12,R13,R14で示したエッジが第1クラスに、符号 L21,L22,L23,L24,L25,R21,R22,R23,R24,R25で示したエッジ が第2クラスに、符号L31,R31で示したエッジが 3クラスに属する。

 次に、第1クラスのエッジについて、以下に 説明するようないくつかの拘束条件をすべて 満たすエッジの組み合わせ(一方の2次元濃淡 像で検出されたエッジL i と、他方の2次元濃淡画像で検出されたエッ R j との組み合わせ)を求める(ステップS23)。

 1つ目は、エピポーラ拘束である。図11に示 ように、一方の2次元濃淡画像で検出された エッジをL i と、他方の2次元濃淡画像で検出されたエッ をR j と、エッジL i とエッジR j の各中間点のY軸座標値の差をδY ij と、エッジL i のY軸方向の長さをδYL i と、エッジR j のY軸方向の長さをδYR j とし、下式(数2)により得られる値(EC(L i ,R j )の値)が所定のしきい値よりも大きい場合に れを満たす。

 2つ目は、長さの拘束である。前記エッジL i の長さをL(L i )と、前記エッジR j の長さをL(R j )とし、下式(数3)により得られる値(LC(L i ,R j )の値)が所定のしきい値よりも大きい場合に れを満たす。

 3つ目は、方位の拘束である。前記エッジL i と前記エッジR j との間の角度をγ ij とし、下式(数4)により得られる値(OC(L i ,R j )の値)が所定のしきい値よりも小さい場合に れを満たす。

 そして、これらの拘束条件をすべて満たす ッジの組み合わせが求まると、この組み合 せに係るエッジL i ,R j が対応関係にあると判断する。図9では、符 L11とR11のエッジが、符号L12とR12のエッジが 符号L13とR13のエッジが、符号L14とR14のエッ がそれぞれ対応関係にあると判断される。 、このようにしてエッジの組み合わせを求 るに当たっては、すべての組み合わせの中 らこれらの条件を満足するものを求める。

 この後、第2クラスのエッジについて、上記 1~3の拘束条件(エピポーラ拘束,長さの拘束及 方位の拘束)をすべて満たすエッジの組み合 わせ(一方の2次元濃淡画像で検出されたエッ L i と、他方の2次元濃淡画像で検出されたエッ R j との組み合わせ)を求める(ステップS24)。

 尚、上記1~3の拘束条件の内、1つでも満たさ ないものがあると、相対的な方位の拘束を満 たすかどうかを確認する。この拘束は、1~3の 拘束条件の1つ以上を満たさない組み合わせ 係るエッジと、第1クラスのエッジであって1 ~3の拘束条件をすべて満たす組み合わせに係 エッジとの間における相対的な方位の拘束 ある。図12及び図13に示すように、1~3の拘束 条件をすべて満たす、第1クラスに属するエ ジの組み合わせの数をkと、1~3の拘束条件を べて満たす組み合わせに係る第1クラスのエ ッジをL p 及びR p と、エッジL p の中点を通りエッジL i に平行な線とエッジL p との間の角度をθ L (L p ,L i )と、エッジR p の中点を通りエッジR j に平行な線とエッジR p との間の角度をθ R (R p ,R j )と、エッジL p 及びL i にそれぞれ平行な線がなす角度をφ L (L p ,L i )と、エッジR p 及びR j にそれぞれ平行な線がなす角度をφ R (R p ,R j )とし、下式(数5)により得られる値(LOC(L i ,R j )の値)が所定のしきい値よりも小さい場合に れを満たす。

 そして、前記1~3の拘束条件をすべて満たす ッジの組み合わせ、又は、前記相対的な方 の拘束を満たすエッジの組み合わせが求ま と、この組み合わせに係るエッジL i ,R j が対応関係にあると判断する。図9では、符 L21とR21のエッジが、符号L22とR22のエッジが 符号L23とR23のエッジが、符号L24とR24のエッ が、符号L25とR25のエッジがそれぞれ対応関 にあると判断される。尚、第1クラスと同様 すべての組み合わせの中からこれらの条件 満足するものが求められる。

 そして、最後に、第3クラスのエッジについ て、第2クラスと同様にしてエッジの組み合 せ(一方の2次元濃淡画像で検出されたエッジ L i と、他方の2次元濃淡画像で検出されたエッ R j との組み合わせ)を求める(ステップS25)。尚、 この第3クラスにおいて、前記相対的な方位 拘束は、1~3の拘束条件の1つ以上を満たさな 組み合わせに係るエッジと、第1クラス及び 第2クラスのエッジであって1~3の拘束条件を べて満たす組み合わせ(第2クラスについては 、1~3の拘束条件のいずれか1つを満たさなく も、前記相対的な方位の拘束を満たす組み わせが含まれる)に係るエッジとの間におけ 相対的な方位の拘束となる。

 そして、前記1~3の拘束条件をすべて満たす ッジの組み合わせ、又は、前記相対的な方 の拘束を満たすエッジの組み合わせが求ま と、この組み合わせに係るエッジL i ,R j が対応関係にあると判断する。図9では、符 L31とR31のエッジが対応関係にあると判断さ る。尚、第1クラス及び第2クラスと同様、す べての組み合わせの中からこれらの条件を満 足するものが求められる。

 このようにして、一方の2次元濃淡画像で検 出されたエッジL i と、他方の2次元濃淡画像で検出されたエッ R j との対応関係を認識する(各2次元濃淡画像間 おけるエッジの対応関係が求まる)と、カメ ラパラメータ記憶部16に格納された内部パラ ータを読み出すとともに、第1CCDカメラ13の 軸と第2CCDカメラ14の光軸との間の距離を前 光軸間距離記憶部(図示せず)から読み出し 後(ステップS26)、対応関係があると判断した エッジ、読み出した内部パラメータ及び光軸 間の距離を基に、三角測量の原理により3次 空間内におけるワークWのエッジ部分の位置 報を算出して、算出した位置情報を基にワ クWの形状特徴を認識し、認識したワークW 形状特徴をオブジェクト認識部20に送信して (ステップS27)、上記一連の処理を終了する。

 尚、ここで、三角測量の原理を用いた3次元 空間内における位置情報(座標位置)を算出す 手法について簡単に説明する。図14に示す うに、空間中のある点P(X,Y,Z)が、各CCDカメラ 13,14の撮像面13a,14a上の点P L (X L ,Y L )及びP R (X R ,Y R )に投影されたとき、各CCDカメラ13,14の焦点距 離をfと、各CCDカメラ13,14の光軸13b,14b間の距 をBとすると、前記点P(X,Y,Z)は以下のように され、これにより、各CCDカメラ13,14を基準に した点Pの位置を算出することができる。

 図示例では、各CCDカメラ13,14の光軸13b,14b 撮像面13a,14aとの交点を撮像面13a,14a上にお る座標系の原点とし、第1CCDカメラ13の焦点 X,Y,Z座標系の原点とした。また、撮像面13a,14 a上における座標系は、X軸及びY軸と平行とし た。

 前記第1モデルデータ記憶部19には、テー ル40(載置部40a)に載置,固定されるワークWの3 次元モデルに関するデータであり、このワー クWの形状を定義する形状データを少なくと 含んだモデルデータが格納される。尚、こ 第1モデルデータ記憶部19には、1種類のワー Wについてのみモデルデータを格納するよう にしても、テーブル40に載置,固定される複数 のワークWについてモデルデータを格納する うにしても良い。

 前記オブジェクト認識部20は、図15に示す ような一連の処理を行い、前記形状特徴認識 部18によって認識されたワークWの形状特徴、 及び前記第1モデルデータ記憶部19に格納され たワークWのモデルデータを基に、この形状 徴を備えたワークWのモデルデータを認識す 。

 即ち、オブジェクト認識部20は、形状特 認識部18から送信されるワークW(テーブル40 載置,固定されたワークW)の形状特徴を受信 (ステップS31)、次に、第1モデルデータ記憶 19に格納されたワークWのモデルデータを読 出して、読み出したモデルデータを基に、 デルデータに係るワークWの形状特徴(例えば 、エッジに関するデータ)を抽出する(ステッ S32)。

 この後、マッチング処理を行い、抽出し 形状特徴と受信した形状特徴とを比較して これらが一致しているか否かを確認する(ス テップS33)。具体的には、5つの拘束条件をす て満たす場合に、抽出した形状特徴と受信 た形状特徴とが一致すると判断する。1つ目 は、エッジの長さ、2つ目はエッジの接続関 、3つ目はエッジの角度関係、4つ目はエッジ の距離関係、5つ目はエッジの共通平面関係 関する拘束である。

 そして、一致していると判断したときに (ステップS34)、前記抽出した形状特徴を備 たモデルデータを認識した後(ステップS35)、 ステップS36に進み、一致していないと判断し たときには(ステップS34)、ステップS36に進む

 ステップS36では、第1モデルデータ記憶部 19に格納されたすべてのワークWのモデルデー タについてマッチング処理を行ったかどうか を確認し、行っていないと判断したときには 、ステップS32以降の処理を繰り返す。一方、 行ったと判断したときには、ステップS31で受 信したワークWの形状特徴、ステップS35で認 したモデルデータを前記モデルデータ生成 22に送信して(ステップS37)、上記一連の処理 終了する。このようにして、第1モデルデー タ記憶部19に格納されたワークWのモデルデー タの中から、形状特徴認識部18によって認識 れた形状特徴と一致する形状特徴を備えた ークWのモデルデータを認識する。

 前記第2モデルデータ記憶部21は、工作機 30の3次元モデルに関するデータであり、こ 工作機械30の形状を定義する形状データを なくとも含んだモデルデータが格納される 尚、この工作機械30のモデルデータは、例え ば、ベッド31,第1サドル36,第2サドル37,主軸頭3 8,主軸39(工具Tを含む)及びテーブル40といった 工作機械30の構成要素に係るモデルデータが れぞれ相互に関連付けられて構成される。 た、工作機械30のモデルデータは、その座 系が実際の工作機械30と同じになるように設 定されている。

 前記モデルデータ生成部22は、図16に示す ような一連の処理を行い、前記カメラパラメ ータ記憶部16に格納された各CCDカメラ13,14の 部パラメータ(CCDカメラ13,14の位置や姿勢を すパラメータ)、形状特徴認識部18によって 識されたワークWの形状特徴、オブジェクト 識部20によって認識されたワークWのモデル ータ、第2モデルデータ記憶部21に格納され 工作機械30のモデルデータを基に、ワークW 含む工作機械30全体の3次元モデルデータ(本 例では、工作機械30のカバーや扉などを除き 工作機械30の主要な構成要素とワークWとを む3次元モデルデータ)を生成する。

 即ち、モデルデータ生成部22は、まず、 ブジェクト認識部20から送信されるワークW モデルデータ及びワークWの形状特徴を受信 (ステップS41)、図17に示すように、ワークW モデルデータ22aについてはXm,Ym,Zm座標系で認 識するとともに、ワークWの形状特徴22bにつ てはXs,Ys,Zs座標系で認識する(ステップS42)。

 ついで、ワークWのモデルデータ22a及びワ ークWの形状特徴22bについてそれぞれ中心点( 準点)を算出し、これを原点とする(ステッ S43)。この後、ワークWのモデルデータ22a及び ワークWの形状特徴22bを基に、これらによっ 特定される形状の互いに対応する部分間の 離が最小となるとき、即ち、これらによっ 特定される形状の互いに対応する部分が重 るように回転移動させたときの、回転角度 表す回転行列の各成分を算出する(ステップS 44)(図17参照)。尚、前記距離を最小とするに たっては、最小二乗法を用いて最小値を求 ることができる。

 次に、前記ワークWのモデルデータ22aの中 心点とワークWの形状特徴22bの中心点との差 基に平行移動行列の各成分を算出する、即 、ワークWのモデルデータ22a及びワークWの形 状特徴22bによって特定される形状の互いに対 応する部分が重なるように平行移動させたと きの、平行移動量を表す平行移動行列の各成 分を算出する(ステップS45)。

 そして、カメラパラメータ記憶部16に格 された各CCDカメラ13,14の外部パラメータを読 み出し(ステップS46)、ステップS44で算出した 転行列の各成分及びステップS46で読み出し 外部パラメータを基に、ワーク3次元モデル の、工作機械3次元モデル上における姿勢(工 機械30の座標系における姿勢)を算出すると もに、ステップS45で算出した平行移動行列 各成分及びステップS46で読み出した外部パ メータを基に、ワーク3次元モデルの、工作 機械3次元モデル上における位置(工作機械30 座標系における位置)を算出する(ステップS47 )。

 この後、第2モデルデータ記憶部21に格納 れた工作機械30のモデルデータを読み出し( テップS48)、読み出した工作機械30のモデル ータ、ステップS41で受信したワークWのモデ ルデータ、及びステップS47で算出した、ワー ク3次元モデルの姿勢及び位置を基に、工作 械30のモデルデータとワークWのモデルデー とを組み合わせて、ワークWを含む工作機械3 0全体の3次元モデルデータを生成し、生成し 3次元モデルデータを前記第3モデルデータ 憶部23に格納して(ステップS49)、上記一連の 理を終了する。

 以上のように構成された本例の3次元モデ ルデータ生成装置1によれば、カメラパラメ タ記憶部16に各CCDカメラ13,14の内部パラメー 及び外部パラメータが、第1モデルデータ記 憶部19にワークWのモデルデータが、第2モデ データ記憶部21に工作機械30のモデルデータ 予め格納される。

 そして、各CCDカメラ13,14によりテーブル40 上のワークWが撮像されると、テーブル40を一 部含んだワークWの2次元濃淡画像データが生 され、画像データ記憶部15に格納される。

 ついで、エッジ検出部17により、画像デ タ記憶部15に格納された各2次元濃淡画像デ タ、及びカメラパラメータ記憶部16に格納さ れた各CCDカメラ13,14の内部パラメータを基に 2次元濃淡画像のそれぞれについてワークW 分のエッジが検出され、形状特徴認識部18に より、エッジ検出部17によって検出されたワ クW部分のエッジを基にワークWの形状特徴 認識される。

 この後、オブジェクト認識部20により、 状特徴認識部18によって認識されたワークW 形状特徴、及び第1モデルデータ記憶部19に 納されたワークWのモデルデータを基に、こ 形状特徴を備えたワークWのモデルデータが 認識される。

 次に、モデルデータ生成部22により、カ ラパラメータ記憶部16に格納された各CCDカメ ラ13,14の外部パラメータ、形状特徴認識部18 よって認識されたワークWの形状特徴、オブ ェクト認識部20によって認識されたワークW モデルデータ、第2モデルデータ記憶部21に 納された工作機械30のモデルデータを基に ワークWを含む工作機械30全体の3次元モデル ータが生成され、生成された3次元モデルデ ータが第3モデルデータ記憶部23に格納される 。

 このように、本例の3次元モデルデータ生 成装置1によれば、CCDカメラ13,14から得られる 2次元濃淡画像データを基に、テーブル40上に 固定されたワークWを含む工作機械30全体の3 元モデルデータを生成しているので、ワー Wの形状,取付位置及び取付姿勢が実際の状態 に合った正確な3次元モデルデータを容易且 効率的に生成することができる。また、工 機械30の実際の状態に即した3次元モデルデ タを用いて干渉シミュレーションを行うこ が可能となり、高精度なシミュレーション 果を得ることができる。

 以上、本発明の一実施形態について説明 たが、本発明の採り得る具体的な態様は、 らこれに限定されるものではない。

 上例では、テーブル40上のワークWを含む 作機械30全体の3次元モデルデータを生成す ようにしたが、これに限られるものではな 。通常、ワークWをテーブル40に固定するに ワーク取付具が使用されるため、このワー 取付具及びこれによって固定されたワークW を含む工作機械30全体の3次元モデルデータを 生成するようにしても良い。この場合、例え ば、テーブル40上にワークWを載置してCCDカメ ラ13,14により撮像し、上述のようにして、ま 、ワークWを含む工作機械30全体の3次元モデ ルデータを生成する。次に、テーブル40上に ーク取付具を設けてワーク取付具及びワー WをCCDカメラ13,14により撮像し、エッジ検出 17によりワーク取付具部分のエッジを検出 、形状特徴認識部18によりワーク取付具の形 状特徴を認識し、オブジェクト認識部20によ ワーク取付具の3次元モデルデータを特定し 、モデルデータ生成部22によりワーク取付具 びワークWを含む工作機械30全体の3次元モデ ルデータを生成する。また、これとは逆に、 まず、テーブル40上にワーク取付具を設けて ーク取付具をCCDカメラ13,14により撮像し、 デルデータ生成部22によりワーク取付具を含 む工作機械30全体の3次元モデルデータを生成 した後、テーブル40上にワークWを設けてワー ク取付具及びワークWをCCDカメラ13,14により撮 像し、モデルデータ生成部22によりワーク取 具及びワークWを含む工作機械30全体の3次元 モデルデータを生成しても良い。尚、第1モ ルデータ記憶部19には、ワークWのモデルデ タに加えてワーク取付具のモデルデータも 納される。

 また、この他、第1モデルデータ記憶部19 、ワークW及びワーク取付具が一体的に構成 されたモデルデータを格納し、テーブル40上 ワークW及びワーク取付具をCCDカメラ13,14に り撮像し、エッジ検出部17により前記ワー W及びワーク取付具のエッジを検出し、形状 徴認識部18により前記ワークW及びワーク取 具の形状特徴を認識し、オブジェクト認識 20により前記ワークW及びワーク取付具の3次 元モデルデータを特定し、モデルデータ生成 部22により前記ワークW及びワーク取付具を含 む工作機械30全体の3次元モデルデータを生成 するようにしても良い。

 また、第1モデルデータ記憶部19に格納さ たワークWのモデルデータの中から、CCDカメ ラ13,14によって撮像されたワークWのモデルデ ータを特定するに当たっては、テーブル40の 置部40aをC軸方向に回転させてワークWを複 の視点から撮像し、各視点におけるワークW 形状特徴をそれぞれ認識して、これらの形 特徴をすべて備えたワークWのモデルデータ を特定するようにすれば、より精度良くワー クWのモデルデータを特定することができる

 また、CCDカメラ13,14は、必ずしも2台設け 必要はない。1台のCCDカメラ13,14を用いる場 には、前記第1CCDカメラ13の配置位置に相当 る位置と、前記第2CCDカメラ14の配置位置に 当する位置とにおいてワークWを撮像するよ うにすれば、異なる2視点での2次元濃淡画像 得ることができる。

 また、形状特徴認識部18が各2次元濃淡画 間におけるエッジの対応関係を求めたり、 ブジェクト認識部20が、第1モデルデータ記 部19に格納されたワークWのモデルデータの から、形状特徴認識部18によって認識され 形状特徴と一致する形状特徴を備えたワー Wのモデルデータを特定するに当たっては、 記以外の拘束条件のみを用いたり、上記以 の拘束条件を追加的に用いたり、上記拘束 件の一部を省略するようにしても良い。

 また、前記3次元モデルデータ生成装置1 設けられる工作機械30は、何ら限定されるも のではなく、どのような工作機械30であって 良い。例えば、上例のような立形マシニン センタではなく、旋盤などに設けるように ても良い。

 また、CCDカメラ13,14が2次元濃淡画像デー を出力するのではなく、2次元のカラー画像 を出力するように構成し、この2次元カラー 像を基にワークWのエッジを検出したり、ワ クWの形状特徴を認識するように構成しても 良い。

 また、上例では、第1CCDカメラ13及び第2CCDカ メラ14を、これらの光軸が平行となるように 置したが、これに限られるものではなく、 軸が平行となる状態から所定角度傾いた状 に配置しても良い。例えば、図18に示すよ に、第2CCDカメラ14を、その光軸14b’が第1CCD メラ13の光軸と平行となる状態からαの角度 だけ傾いた状態で配置した場合を考え、この とき、空間中のある点P(X,Y,Z)が、第2CCDカメラ 14の撮像面14a’上の点P R ’(X R ’,Y R ’)に投影されたとすると、下式により、第2C CDカメラ14の光軸14bが第1CCDカメラ13の光軸と 行であるときに撮像面14a上に投影されるべ 点P R (X R ,Y R )を算出することができる。このように、下 を用いて、第2CCDカメラ14の光軸14b’が第1CCD メラ13の光軸と平行でないときに撮像面14a 上に投影される点を補正し、第2CCDカメラ14 光軸14bが第1CCDカメラ13の光軸と平行である きに撮像面14a上に投影されるべき点の座標 を算出するようにしても、上述した数6~数8 式により点P(X,Y,Z)を求めることができる。尚 、符号fは焦点距離であり、符号Bは焦点での 各CCDカメラ13,14の光軸13b,14b間の距離である

 以上詳述したように、本発明は、工作機械 取り付けられた被取付物及び少なくとも工 機械の一部を含む3次元モデルデータを生成 する3次元モデルデータ生成方法及び生成装 に好適に適用することができる。