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Patent Searching and Data


Title:
TOKEN COIN FOR GAME CONTAINING RFID, AND MANUFACTURING METHOD THEREOF
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/120749
Kind Code:
A1
Abstract:
A token coin for a game containing an RFID tag attains a structure from which an RFID is not easy to remove and in which a defective RFID tag is hardly generated while manufacturing or using the token coin. The token coin (10) has: a body (11) injection-molded out of thermoplastic resin; and the RFID tag (131) contained in the body (11) as a core (13). The RFID tag (131) is covered with a flexible cover sheet (132) and thereafter embedded inside the body (11) preferably by insertion molding.

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Inventors:
SHIGETA YASUSHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/056184
Publication Date:
October 09, 2008
Filing Date:
March 28, 2008
Export Citation:
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Assignee:
ANGEL CO LTD (JP)
SHIGETA YASUSHI (JP)
International Classes:
A63F5/04
Foreign References:
US6021949A2000-02-08
JPH11232416A1999-08-27
JP2002177626A2002-06-25
JP2003102947A2003-04-08
JP2004295907A2004-10-21
JPH02101599A1990-04-13
Attorney, Agent or Firm:
IKEUCHI SATO & PARTNER PATENT ATTORNEYS (OAP TOWER 8-30, Tenmabashi 1-chome, Kita-ku, Osaka-sh, Osaka 26, JP)
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Claims:
 ボディと、
 前記ボディに内包されたRFIDタグとを備え、
 前記RFIDタグが、可撓性または可塑性を有するシートで覆われていることを特徴とする遊戯用代用貨幣。
 前記シートが紙である、請求項1に記載の遊戯用代用貨幣。
 前記シートが、塩化ビニルまたはポリエチレンテレフタレートである、請求項1に記載の遊戯用代用貨幣。
 前記ボディが、内壁に周状の凹部を有するリング状に形成され、
 前記シートで覆われたRFIDタグが、前記凹部に挟持されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の遊戯用代用貨幣。
 前記シートで覆われたRFIDタグの上層に封止樹脂が設けられている、請求項4に記載の遊戯用代用貨幣。
 前記ボディが角形である、請求項1~3のいずれか一項に記載の遊戯用代用貨幣。
 可撓性または可塑性を有するシートで覆われたRFIDタグをボディに内包した遊戯用代用貨幣の製造方法であって、
 可撓性または可塑性を有するシートで覆われたRFIDタグを金型内に配置する工程と、
 射出成形によって当該RFIDタグを内包するボディを形成する工程とを含むことを特徴とする、遊戯用代用貨幣の製造方法。
 可撓性を有するシートで覆われたRFIDタグをボディに内包した遊戯用代用貨幣の製造方法であって、
 射出成形によって、内壁に周状の凹部を有するリング状のボディを形成する工程と、
 前記凹部に前記可撓性を有するシートで覆われたRFIDタグを嵌め込む工程と、
 前記RFIDタグの上層に封止樹脂を注入する工程とを含むことを特徴とする、遊戯用代用貨幣の製造方法。
Description:
RFIDを内包した遊戯用代用貨幣お よびその製造方法

 本発明は、ゲームに用いられる遊戯用代 貨幣に関し、特に、RFIDを内包した遊戯用代 用貨幣に関する。

 近年、RFIDタグの開発が進み、ゲームに用 いられる代用貨幣にRFIDタグを内蔵すること 提案されている。例えば、米国特許第6,659,87 5号公報には、代用貨幣(token)の表面ラベルの 側に、ICチップとアンテナとを直に貼り付 る構成が開示されている。

 しかし、米国特許第6,659,875号公報に開示 れた構成では、表面ラベルを剥がすだけで ICチップを容易に取り外したり、異なるICチ ップに貼り替えたりすることが可能であると いう問題がある。また、表面ラベルの裏側に ICチップとアンテナとを直に貼り付けている で、代用貨幣の製造時や使用時にICチップ 破損し易いという問題もある。そこで、こ 問題を鑑み、本発明は、RFIDが容易に取り外 ず、かつ、製造時や使用時にRFIDタグの不良 が発生し難い遊戯用代用貨幣を提供すること を目的とする。

 上記の目的を達成するために、本発明に かる遊戯用代用貨幣は、ボディと、前記ボ ィに内包されたRFIDタグとを備え、前記RFID グが、可撓性または可塑性を有するシート 覆われていることを特徴とする。

 この構成によれば、RFIDタグがボディに内 包されているので、RFIDタグを容易に取り外 ことができず、また、外部からの応力にも 性がある。また、可撓性または可塑性を有 るシートでRFIDタグが覆われていることによ 、RFIDタグをボディに内包する際に、このシ ートで応力が吸収され、RFIDタグが破損する とが防止される。従って、RFIDが容易に取り せず、かつ、製造時や使用時にRFIDタグの不 良が発生し難い遊戯用代用貨幣を提供できる 。

 本発明にかかる遊戯用代用貨幣において 前記シートの材料としては、紙を用いるこ が好ましい。あるいは、塩化ビニルまたは リエチレンテレフタレートを用いることも ましい。

 本発明にかかる遊戯用代用貨幣において 前記ボディが、内壁に周状の凹部を有する ング状に形成され、前記シートで覆われたR FIDタグが、前記凹部に挟持されている構成が 好ましい。さらに、前記シートで覆われたRFI Dタグの上層に封止樹脂が設けられていても い。

 あるいは、本発明にかかる遊戯用代用貨 において、前記ボディが角形である構成も ましい。

 また、上記の目的を達成するために、本 明にかかる遊戯用代用貨幣の第1の製造方法 は、可撓性または可塑性を有するシートで覆 われたRFIDタグをボディに内包した遊戯用代 貨幣の製造方法であって、RFIDタグを可撓性 たは可塑性を有するシートで覆う工程と、 記シートで覆われたRFIDタグを金型内に配置 する工程と、射出成形によって当該RFIDタグ 内包するボディを形成する工程とを含むこ を特徴とする。

 この製造方法によれば、RFIDタグがボディ に内包されるので、RFIDタグを容易に取り外 ことができず、また、外部からの応力にも 性がある遊戯用代用貨幣を実現できる。ま 、可撓性または可塑性を有するシートでRFID グを覆うことにより、RFIDタグをボディに内 包する際に、このシートで応力が吸収され、 RFIDタグが破損することが防止される。従っ 、RFIDが容易に取り外せず、かつ、製造時や 用時にRFIDタグの不良が発生し難い遊戯用代 用貨幣を製造できる。

 また、上記の目的を達成するために、本 明にかかる遊戯用代用貨幣の第2の製造方法 は、可撓性を有するシートで覆われたRFIDタ をボディに内包した遊戯用代用貨幣の製造 法であって、射出成形によって、内壁に周 の凹部を有するリング状のボディを形成す 工程と、前記凹部に前記可撓性を有するシ トで覆われたRFIDタグを嵌め込む工程と、前 RFIDタグの上層に封止樹脂を注入する工程と を含むことを特徴とする。

 この製造方法によれば、リング状のボデ の内周にRFIDタグが嵌め込まれ、その上層を 樹脂で封止するので、RFIDタグを容易に取り すことができず、また、外部からの応力に 耐性がある遊戯用代用貨幣を実現できる。 た、可撓性を有するシートでRFIDタグを覆う とにより、封止樹脂の注入時等に、RFIDタグ が破損することが防止される。従って、RFID 容易に取り外せず、かつ、製造時や使用時 RFIDタグの不良が発生し難い遊戯用代用貨幣 製造できる。

 以上のとおり、本発明によれば、RFIDを容 易に取り外すことができず、かつ、製造時や 使用時にRFIDタグの不良が発生し難い遊戯用 用貨幣を提供できる。

(a)は本発明の第1の実施形態にかかるチ ップの平面図、(b)は、(a)に示すA-A’断面にお ける断面図である。 第1の実施形態にかかるチップに内包さ れたコアの構造を示す一部切り欠き平面図で ある。 (a)~(c)は、コアの主要な製造工程の一例 を模式的に示す工程図である。 (a)~(c)は、コアの主要な製造工程の他の 例を模式的に示す工程図である。 第1の実施形態にかかるチップの一変形 例を示す断面図である。 (a)は他の変形例にかかるチップの斜視 、(b)は、(a)に示すB-B’断面における断面図 ある。 (a)は本発明の第2の実施形態にかかるチ ップの平面図、(b)は、(a)に示すC-C’断面にお ける断面図である。

 以下、図面を参照しながら、本発明の実 形態について詳しく説明する。

 [第1の実施形態]
 図1は、本発明の第1の実施形態にかかる遊 用代用貨幣(以下、「チップ」と称する。)10 構造を示す図であり、図1(a)はチップ10の平 図、図1(b)は、図1(a)に示すA-A’断面におけ チップ10の断面図である。なお、図1(a)およ 図1(b)並びに図2以降の各図は、実際のチップ の各部の寸法を忠実に示したものではない。 例えば、図1(b)においては、チップの内部構 を分かりやすく示すために、チップ内の部 の厚さを誇張して図示している。

 図1(a)および図1(b)に示すように、第1の実 形態にかかるチップ10は、円盤状の外形を している。チップ10は、チップ外形をかたち づくるボディ11と、ボディ11の両面に貼り付 られたラベル12と、ボディ11に埋め込まれた ア13とによって構成されている。コア13は、 RFIDタグ131と、このRFIDタグ131の全体を覆うカ ーシート132とによって構成されている。ボ ィ11は、熱可塑性樹脂を用いた射出成形に って形成され、通常、例えばチップ10の価額 等に応じた色に着色されたり、数字または記 号あるいは模様等が付されたりする。また、 ボディ11は、主面に凹部を有し、この凹部に ベル12が貼り付けられている。ラベル12は、 例えば樹脂フィルム等で形成され、種々の情 報を印刷するために用いられる。

 ここで、図2を参照し、コア13の構成につ て説明する。図1を参照して前述したとおり 、コア13は、RFIDタグ131と、このRFIDタグ131を うカバーシート132とによって構成されてい 。図2に示すように、RFIDタグ131は、ICチップ1 31aとアンテナ131bとが、1枚のベースフィルム1 31c上に配置されるか、あるいは、2枚のベー フィルム131c間に挟み込まれた構成である。 お、RFIDタグ131におけるICチップ131aとアンテ ナ131bとの接続態様や、ベースフィルム131c上 アンテナ131bのパターン形状等は任意であり 、図2に示した態様のみに限定されない。

 ICチップ131aには、様々な情報を記録する とができる。具体例を挙げると、当該チッ 10の価額を表す情報、当該チップ10の製造者 を表す情報、当該チップ10の所有者を表す情 、当該チップ10が製造された日付を表す情 、当該チップ10が所有者に渡された日付を表 す情報、当該チップ10を有効に使用できる期 を表す情報、当該チップ10を有効に使用で る場所を表す情報等が考えられる。もちろ 、ICチップ131aに記録される情報は、これら 具体例にのみ限定されない。

 カバーシート132は、RFIDタグ131の全体を覆 う可撓性シートであり、その材料としては、 例えば、紙、塩化ビニル、またはポリエチレ ンテレフタレート等が好適に用いられる。カ バーシート132は、ボディ11の射出成形時に、R FIDタグ131を保護する役目を果たす。カバーシ ート132は、後に詳述するが、RFIDタグ131を挟 込んだ際に、RFIDタグ131の表面にできるだけ 間なく沿い、かつ、RFIDタグ131の周囲におい てもう1枚のカバーシート132と接着可能な程 の可撓性または可塑性を有していれば良い なお、ボディ11は、コア13を金型内に挿入し その周囲に熱可塑性樹脂を注入することに ってコア13をボディ11内部に完全に埋め込む 、いわゆるインサート成形によって形成され ることが好ましい。なお、インサート成形の 場合、金型内部においてコア13を支持するた の支持ピン等を要するため、成形後のボデ 11に、当該支持ピンの形状が貫通孔として 存する場合があるが、本明細書に添付した 面においては、そのような貫通孔の図示を 略している。

 ここで、図3を参照し、コア13の製造方法 一例について説明する。この例では、カバ シート132上に接着剤(図示省略)を塗布し、 3(a)に示すように、複数のRFIDタグ131を所定の 間隔で配置した後、もう1枚のカバーシート13 2を積層し、前記接着剤によってこれら2枚の バーシート132を貼り合わせる。これにより 図3(b)に示すように、2枚のカバーシート132 間にRFIDタグ131が挟み込まれた状態となる。 お、図3(a)および図3(b)はあくまでも一例で り、1枚のカバーシート132上に配置するRFIDタ グ131の個数は任意である。なお、カバーシー ト132の貼り合わせは、使用する接着剤の特性 に応じて、RFIDタグ131が破壊されない程度の 度に加熱しながら行っても良いし、非加熱 行っても良い。

 次に、RFIDタグ131の外径よりも若干大きい 径を持つように、パンチング加工により、図 3(c)に示すように、カバーシート132からコア13 を打ち抜く。以上の工程により、コア13が製 される。

 また、図3に示した例では、2枚のカバー ート132の間にRFIDタグ131を直接挟み込んでい が、RFIDタグ131と2枚のカバーシート132の少 くとも一方との間に、クッション材を介在 せても良い。クッション材を用いることに り、後の射出成形工程等において応力がか っても、アンテナ131bの断線やICチップ131aと ンテナ131bとの接続不良等が生じることを防 止できるからである。あるいは、これと同じ 目的のために、カバーシート132自体がクッシ ョン性を有する材料であることが好ましい。 または、前記の接着剤を厚く塗布することに より、接着剤がクッション材の役割を果たす ようにすることも好ましい。

 また、図3の例では、カバーシート132上に 、あらかじめ切り離された複数のRFIDタグ131 配置するものとしたが、生産効率を高める めに、図4に示す工程を採用しても良い。す わち、図4(a)および図4(b)に示すように、1枚 大きなベースフィルム131c上にICチップ131aと アンテナ131bとが所定の間隔で複数形成され ものを、2枚のカバーシート132で挟み込んで 着する。そして、図4(c)に示すように、これ にパンチング加工を施すことによって、コア 13を形成する。

 以上のように形成されたコア13を、イン ート成形の金型内部に配置し、コア13の周囲 に熱可塑性樹脂を注入して冷却することによ り、図1(b)に示す断面構造のボディ11を形成す ることができる。なお、ボディ11の射出成形 法は、インサート成形に限定されない。例 ば、チップ10の片側半面を1回目の射出成形 よって形成し、一旦金型をあけてコア13を 置してから、残りの片側半面用の金型を用 て2度目の射出成形を行うことによっても、 ア13が内包されたボディ11を形成できる。ま た、インサート成形によってボディ11を形成 る場合であっても、ボディ11に複数色の模 を付ける場合等には、互いに異なる色に着 された熱可塑性樹脂を用いて、金型を入れ えながら、色毎に複数回の射出成形を行う とがある。

 最後に、ボディ11の両面にラベル12を接着 剤で貼り付けることにより、チップ10が完成 る。なお、本実施形態では、両面にラベル1 2を有する構成を例示したが、ラベル12が片面 だけに設けられていても良い。また、ラベル 12は必須ではない。つまり、図5に示すように 、ボディ11’の両表面が平坦に形成され、ラ ルがない構成としても良い。

 以上のように、本実施形態にかかるチッ 10は、ボディ11の内部に、RFIDタグ131を内蔵 たコア13が埋め込まれた構成である。従って 、ラベル12を剥がしても、RFIDタグ131をチップ 10から取り外すことはできない。また、RFIDタ グ131は、カバーシート132で覆われているので 、ボディ11の内部に射出成形によってコア13 埋め込む際に、RFIDタグ131が破損することが 止される。

 なお、上記の説明では、外径が円盤状の ップ10を例示したが、チップの外形は円盤 に限定されず、いわゆる角形チップも、第1 実施形態の変形例である。ここで、図6(a)お よび図6(b)に、第1の実施形態の変形例として 角形チップの構造を示す。図6(a)および図6(b )に示す角形のチップ20は、角形のボディ21の 部にコア13が埋め込まれた構成である。ボ ィ21は、熱可塑性樹脂を用いた射出成形によ って形成され、通常、例えばチップ20の価額 に応じた色に着色されたり、数字または記 あるいは模様等が付されたりする。コア13 、インサート成形により、ボディ21の内部に 埋め込まれる。なお、ボディ21の表面に、ラ ルや表面保護シート等をさらに積層しても い。

 このような構成にかかるチップ20におい も、RFIDタグ131を取り外すことはできない。 た、RFIDタグ131は、カバーシート132で覆われ ているので、ボディ21の内部に射出成形によ てコア13を埋め込む際に、RFIDタグ131が破損 ることが防止される。

 [第2の実施形態]
 図7は、本発明の第2の実施形態にかかるチ プ30の構造を示す図であり、図7(a)はチップ30 の平面図、図7(b)は、図7(a)に示すC-C’断面に けるチップ30の断面図、図7(c)はチップ30に けるボディ31の形状を示す断面図である。な お、第1の実施形態において説明した構成要 については、第1の実施形態と同じ参照符号 付記し、詳細な説明を省略する。

 図7(a)および図7(b)に示すように、第2の実 形態にかかるチップ30は、円盤状の外形を している。チップ30は、リング状のボディ31 、ボディ31内部に嵌め込まれたコア13と、コ ア13の上層に挿入された封止樹脂32と、チッ 30の両面に貼り付けられたラベル12とによっ 構成されている。コア13は、第1の実施形態 同様に、RFIDタグ131と、このRFIDタグ131の全 を覆うカバーシート132とによって構成され いる。ボディ31は、熱可塑性樹脂を用いた射 出成形によって形成され、通常、例えばチッ プ30の価額等に応じた色に着色されたり、数 または記号あるいは模様等が付されたりす 。

 ボディ31の内壁には、周状の凹部31aが形 されている。コア13は、この凹部31aに嵌め込 まれて支持されている。つまり、RFIDタグ131 、コア13に内蔵された状態で、リング状のボ ディ31に内包されている。封止樹脂32は、指 ペン等で容易に剥がすことができないよう 、例えば熱可塑性樹脂等によって形成され コア13を外部からの圧力等から保護する役目 も果たす。なお、封止樹脂32は、ラベル12を り付けるための接着剤を兼ねていても良い

 チップ30の製造工程は、以下のとおりで る。まず、射出成形によってボディ31を形成 する。次に、第1の実施形態において図3(a)~図 3(c)を参照しながら説明したように、コア13を 形成する。そして、ボディ31の凹部31aに、コ 13を嵌め込む。なお、本実施形態のカバー ート132は、ボディ31の凹部31aにコア13を嵌め む際に撓ませることが必要であるので、可 性を有する材料で形成されている。コア13 、RFIDタグ131もカバーシート132も可撓性を有 るので、周辺部を撓ませることにより、ボ ィ31の凹部31aに容易に嵌め込むことができ 。次に、ボディ31のリング内部においてコア 13の上層に、熱可塑性の封止樹脂32を注入し さらにその上層にラベル12を貼り付けること により、チップ30が完成する。なお封止樹脂3 2は必ずしも必要とせず、空隙としてもよく あるいは紙などの保護材を配置してもよい

 以上のように、本実施形態にかかるチッ 30は、ボディ31の内部に、RFIDタグ131を内蔵 たコア13が嵌め込まれた構成である。つまり 、RFIDタグ131は、コア13に内蔵された状態で、 リング状のボディ31に内包されている。また ラベル12の下層には、指やペン等で容易に がすことができない封止樹脂32が挿入されて いる。従って、ラベル12を剥がしても、RFIDタ グ131をチップ30から容易に取り外すことはで ない。また、RFIDタグ131は、可撓性を有する カバーシート132で覆われてRFIDタグ131が損傷 ないように保護されている。またRFIDタグ131 、可撓性を有するカバーシート132で覆われ いるので、ボディ31の内壁の凹部31aにコア13 を容易に嵌め込むことができる。また、カバ ーシート132によって、封止樹脂32を注入する 合もRFIDタグ131が破損することが防止される 。

 なお、チップ30においても、ラベル12は必 須ではなく、ボディ31の表面と封止樹脂32の 面とが同じ高さになるように構成されてい も良い。

 本発明は、遊戯用代用貨幣として産業上 利用が可能である。