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Patent Searching and Data


Title:
TRAINING DEVICE, TRAINING METHOD, TRAINING PROGRAM, AND RECORDING MEDIUM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/114445
Kind Code:
A1
Abstract:
An acquisition section (102) acquires map information of a predetermined route. Then, based on waypoint information included in the acquired map information, a movement control section (103) changed a movement motion, and an angle control section (104) changes a tilt angle relating to the movement motion. After that, a detection section (106) detects the momentum of the movement motion caused by a movement section (101). Then, a calculation section (107) calculates a movement distance corresponding to the momentum, and, according to the calculated movement distance, a playback control section (108) displays, on a display screen, image information of a corresponding waypoint in the map information of the predetermined route.

Inventors:
TABUCHI HIROMASA (JP)
KITAGAWA HIROSHI (JP)
KODAMA KENJI (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/055756
Publication Date:
September 25, 2008
Filing Date:
March 20, 2007
Export Citation:
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Assignee:
PIONEER CORP (JP)
TABUCHI HIROMASA (JP)
KITAGAWA HIROSHI (JP)
KODAMA KENJI (JP)
International Classes:
A63B22/02; A63B22/06; A63B23/04; A63B71/06; G09B29/00
Foreign References:
JP2004121592A2004-04-22
JPH0623067A1994-02-01
JP2003247834A2003-09-05
Attorney, Agent or Firm:
SAKAI, Akinori (20F Kasumigaseki Building,2-5, Kasumigaseki 3-chom, Chiyoda-ku Tokyo 20, JP)
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Claims:
 利用者の身体機能をトレーニングするトレーニング装置において、
 前記トレーニングのための所定の移動動作をおこなう移動手段と、
 所定の経路の地図情報を取得する取得手段と、
 前記移動手段による移動動作を、前記取得手段により取得された経路の地図情報に含まれる地点情報にしたがって変化させる移動制御手段と、
 を備えることを特徴とするトレーニング装置。
 前記取得手段は、前記所定の経路の地図情報を移動体に搭載されたナビゲーション装置から取得することを特徴とする請求項1に記載のトレーニング装置。
 前記地点情報に含まれる傾斜角に関する傾斜角情報に応じて、移動動作に関わる傾斜角を変更する角度制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のトレーニング装置。
 ナビゲーション装置を着脱可能なインターフェースを備え、
 前記取得手段は、前記インターフェースを介して、移動体に搭載されたナビゲーション装置から前記所定の経路の地図情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のトレーニング装置。
 ジョギングによるトレーニングのための移動動作をおこなうベルトループと、
 前記ベルトループの傾斜角を前記地点情報に含まれる傾斜角に関する傾斜角情報に応じて変更自在である角度制御手段と、
 を備えることを特徴とする請求項1に記載のトレーニング装置。
 前記移動手段による移動動作の運動量を検出する検出手段と、
 前記検出手段によって検出された移動動作の運動量に応じた移動距離を算出する算出手段と、
 前記算出手段によって算出された移動距離に応じて、所定の経路の地図情報における対応する地点の画像情報を表示画面に表示する再生制御手段と、
 を備えることを特徴とする請求項1~5のいずれか一つに記載のトレーニング装置。
 利用者の身体機能をトレーニングするトレーニング方法において、
 所定の経路の地図情報を取得する取得工程と、
 前記トレーニングのための所定の移動動作を、前記取得工程により取得された経路の地図情報に含まれる地点情報にしたがって変化させる移動制御工程と、
 を含むことを特徴とするトレーニング方法。
 請求項7に記載のトレーニング方法をコンピュータに実行させることを特徴とするトレーニングプログラム。
 請求項8に記載のトレーニングプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
Description:
トレーニング装置、トレーニン 方法、トレーニングプログラムおよび記録 体

 この発明は、取得された経路の地図情報 含まれる地点情報にしたがって移動動作を 化させるトレーニング装置、トレーニング 法、トレーニングプログラムおよび記録媒 に関する。ただし、この発明の利用は、上 したトレーニング装置、トレーニング方法 トレーニングプログラムおよび記録媒体に 限られない。

 従来、ローラで張架された無端ベルト(ベ ルトループ)上で利用者が歩行トレーニング するルームランナーなどのトレーニング装 に、利用者の歩行動作に応じて回転するロ ラの回転を計測する回転計測部と、利用者 対して動画を表示する画像表示部と、画像 示部に動画を表示するための動画データを 生しつつ、回転計測部による計測結果に基 いて算出できる移動距離に応じて動画の再 動作を制御する移動距離算出部およびコン ンツ再生部とを備えるトレーニング装置が 案されている(たとえば、下記特許文献1参照 。)。

特開2004-121592号公報

 しかしながら、上述の特許文献1の技術で は、利用者の歩行距離に応じて変化する風景 を画像表示部に表示することはできるが、利 用者は、表示する風景をあらかじめ記録され た動画の中からしか選択できないため、繰り 返し利用していると飽きてしまうといった問 題が一例として挙げられる。また、限られた 動画(経路)の中からしか選択できないため、 レーニングの距離や時間を自由に設定する とができないといった問題が一例として挙 られる。

 上述した課題を解決し、目的を達成する め、請求項1の発明にかかるトレーニング装 置は、利用者の身体機能をトレーニングする トレーニング装置において、前記トレーニン グのための所定の移動動作をおこなう移動手 段と、所定の経路の地図情報を取得する取得 手段と、前記移動手段による移動動作を、前 記取得手段により取得された経路の地図情報 に含まれる地点情報にしたがって変化させる 移動制御手段と、を備えることを特徴とする 。

 また、請求項7の発明にかかるトレーニン グ方法は、利用者の身体機能をトレーニング するトレーニング方法において、所定の経路 の地図情報を取得する取得工程と、前記トレ ーニングのための所定の移動動作を、前記取 得工程により取得された経路の地図情報に含 まれる地点情報にしたがって変化させる移動 制御工程と、を含むことを特徴とする。

 また、請求項8の発明にかかるトレーニン グプログラムは、請求項7に記載のトレーニ グ方法をコンピュータに実行させることを 徴とする。

 また、請求項9の発明にかかる記録媒体は 、請求項8に記載のトレーニングプログラム コンピュータに読み取り可能な状態で記録 たことを特徴とする。

図1は、本実施の形態にかかるトレーニ ング装置の機能的構成を示すブロック図であ る。 図2は、本実施の形態にかかるトレーニ ング装置のトレーニング処理手順を示すフロ ーチャートである。 図3は、本実施例にかかるジョギング装 置の情報取得処理の一例について示した説明 図である。 図4は、本実施例にかかるジョギング装 置のハードウェア構成を示すブロック図であ る。 図5は、本実施例にかかるジョギング装 置の処理の内容を示すフローチャートである 。 図6は、ベルトループの角度変更処理の 一例について示した説明図である。

符号の説明

 100 トレーニング装置
 101 移動部
 102 取得部
 103 移動制御部
 104 角度制御部
 105 再生部
 106 検出部
 107 算出部
 108 再生制御部

 以下に添付図面を参照して、この発明に かるトレーニング装置、トレーニング方法 トレーニングプログラムおよび記録媒体の 適な実施の形態を詳細に説明する。

(実施の形態)
(トレーニング装置の機能的構成)
 まず、この発明の実施の形態にかかるトレ ニング装置100の機能的構成について説明す 。図1は、本実施の形態にかかるトレーニン グ装置の機能的構成を示すブロック図である 。

 図1において、トレーニング装置100は、移 動部101と、取得部102と、移動制御部103と、角 度制御部104と、再生部105と、検出部106と、算 出部107と、再生制御部108と、を備えている。 トレーニング装置100は、利用者の身体機能を トレーニングする装置である。

 移動部101は、トレーニングのための所定 移動動作をおこなう。所定の動作とは、た えば、走行(歩行)動作、ハンドルを回転さ る動作、自転車のペダルを漕ぐ動作などで る。移動部101は、具体的には、たとえば、 ョギングによるトレーニングのための移動 作をおこなうベルトループや、サイクリン によるトレーニングのための回転動作をお なうペダルなどである。

 取得部102は、所定の経路の地図情報を取 する。所定の経路の地図情報は、経路の各 点における地点情報を含んでいる。地点情 は、各地点の周囲の様子をあらわした画像 報や、道路の状態を示す情報などである。 た、目的地点までの経路情報、目的地点ま の距離の情報、目的地点までの所要時間の 報を含んでいてもよい。

 また、取得部102は、所定の経路の地図情 を移動体に搭載されたナビゲーション装置 ら取得してもよい。この場合、所定の経路 地図情報は、ナビゲーション装置にあらか め記録された情報でもよいし、ナビゲーシ ン装置を搭載した移動体が移動したことに って取得する情報でもよい。具体的には、 とえば、経路の周囲の街の様子をあらわし 立体的な動画、道路標識、街に存在する建 など通過地点に登録されている画像情報、 ビゲーション装置を搭載した移動体の走行 歴や走行情報などである。走行情報は、た えば、道路の傾斜角の情報などである。ナ ゲーション装置は、搭載されている移動体 移動する際に、移動した道路の傾斜角の情 やカメラなどにより撮像した画像情報を地 情報と関連づけて保存するようにしてもよ 。

 また、ナビゲーション装置を着脱可能な 示しないインターフェースをトレーニング 置100に備えた場合、取得部102は、インター ェースを介して、移動体に搭載されたナビ ーション装置から所定の経路の地図情報を 得してもよい。インターフェースは、ナビ ーション装置に有線または無線により接続 れる。また、ナビゲーション装置を直接取 付けて、ナビゲーション装置の表示画面を レーニング装置100の表示画面として用いて よい。

 移動制御部103は、移動部101による移動動 を、取得部102により取得された経路の地図 報に含まれる地点情報にしたがって変化さ る。移動制御部103は、時間ごとに異なる状 に移動部101を変化させる。また、移動制御 103は、利用者の移動動作に応じて移動部101 移動動作が発生する場合、移動部101にかか 負荷を制御してもよい。具体的には、たと ば、ベルトループの移動動作をしにくくし り、ペダルのトルクを上げたりしてもよい

 角度制御部104は、地点情報に含まれる傾 角に関する傾斜角情報に応じて、移動動作 関わる傾斜角を変更する。具体的には、た えば、移動部101としてベルトループを備え 場合、地点情報に含まれる傾斜角に関する 斜角情報に応じてベルトループの傾斜角を 更自在である。また、たとえば、傾斜角情 に応じて負荷を変更してもよい。

 再生部105は、地図情報を表示する表示画 を備えている。ここで、地図情報は、図示 ない記憶部に記憶されている。地図情報は ノードおよびリンクからなる道路ネットワ クデータと、施設や道路その他地形(山、川 、土地)に関するフィーチャを用いて描画さ る画像データとを含んでいる。地図データ 、文字情報、施設の名称や住所などの情報 道路や施設の画像などを含んでいてもよい

 また、再生部105は、表示画面に、利用者 トレーニングによって走行した距離や走行 度、利用者の脈拍や体温などの身体情報を 示してもよい。また、たとえば、表示画面 、所望の画像情報や映像情報を表示しても い。また、再生部105は、たとえば、音声情 を出力するスピーカなどを備えていてもよ 。さらに、再生部105は、所定の経路を移動 た時に視界に入る風景を表示してもよい。

 検出部106は、移動部101による移動動作の 動量を検出する。また、検出部106は、利用 がおこなった移動動作の運動量を検出して よい。具体的には、たとえば、ベルトルー の移動量やペダルの回転数から移動動作の 動量を検出する。

 算出部107は、検出部106によって検出され 移動動作の運動量に応じた移動距離を算出 る。したがって、たとえば、利用者が定位 で移動動作をおこなっている場合でも、そ 移動動作に相当する移動距離を算出するこ ができる。また、算出部107は、検出部106に って検出された移動動作の運動量に応じた 動速度を算出してもよい。

 再生制御部108は、算出部107によって算出 れた移動距離に応じて、所定の経路の地図 報における対応する地点の画像情報を表示 面に表示する。具体的には、たとえば、利 者の移動距離、移動速度に応じた地点の画 情報を随時表示画面に表示する。また、画 情報が動画の場合、利用者の移動距離、移 速度に応じて、動画を表示する速度を変化 て表示する。さらに、再生制御部108は、算 部107によって算出された移動距離に応じて 所定の経路の地図情報における対応する地 の音声情報を表示してもよい。したがって 利用者は、実際には定位置でトレーニング していても、街の中を歩いているように感 ることができる。

(トレーニング装置のトレーニング処理手順)
 つぎに、トレーニング装置100のトレーニン 処理手順について説明する。図2は、本実施 の形態にかかるトレーニング装置のトレーニ ング処理手順を示すフローチャートである。 トレーニング装置100は、トレーニングのため の所定の移動動作をおこなう移動部101を備え ている。図2のフローチャートにおいて、ま 、取得部102によって所定の経路の地図情報 取得する(ステップS201)。ステップS201におい は、移動体に搭載されたナビゲーション装 から取得してもよい。

 つぎに、移動制御部103によって移動部101 制御して、ステップS201において取得された 地図情報に含まれる地点情報にしたがって移 動動作を変化させる(ステップS202)。さらに、 角度制御部104によって、ステップS201におい 取得された地点情報に含まれる傾斜角に関 る傾斜角情報に応じて、移動動作に関わる 斜角を変更する(ステップS203)。

 つぎに、検出部106によって、移動部101に る移動動作の運動量を検出する(ステップS20 4)。そして、算出部107によって、ステップS204 において検出された運動量に応じた移動距離 を算出する(ステップS205)。ステップS205にお て算出された移動距離に応じて、再生制御 108によって所定の経路の地図情報における 応する地点の画像情報を表示画面に表示し (ステップS206)、一連の処理を終了する。

 なお、図2のフローチャートにおいては、 ステップS202において地図情報に含まれる地 情報にしたがって移動動作を変化させると ているが、これに限るものではない。具体 には、たとえば、移動部101は、利用者の移 動作に応じて移動動作がおこなわれてもよ 、この場合、移動制御部103は、地点情報に たがって移動部101の移動動作にかかる負荷 変化させてもよい。

 また、図2のフローチャートにおいては、 ステップS203において地点情報に含まれる傾 角に関する傾斜角情報に応じて、移動動作 関わる傾斜角を変更するとしているが、こ に限るものではない。具体的には、たとえ 、角度変更機能のないトレーニング装置100 場合など、傾斜角情報に応じて、移動部101 移動動作に関わる負荷を変更してもよい。 たがって、上りの坂道の場合、負荷を上げ 、下りの坂道の場合、負荷を下げるように てもよい。

 上述したように、本実施の形態における レーニング装置100によれば、取得部102によ て、所定の経路の地図情報を取得し、移動 御部103によって、移動部101による移動動作 、取得部102により取得された経路の地図情 に含まれる地点情報にしたがって変化させ ことができる。したがって、あらかじめト ーニング装置100に記録された情報とともに 取得された経路の地図情報を利用して、移 部101による移動動作を変化させることがで る。これによって、利用者は、複数の経路 中からトレーニングをおこなうための所望 る距離や時間、走る場所などにあった経路 自由に選択することができるため、トレー ングを飽きずにおこなうことができる。

 また、本実施の形態におけるトレーニン 装置100によれば、取得部102によって、所定 経路の地図情報を移動体に搭載されたナビ ーション装置から取得することができる。 たがって、ナビゲーション装置に記録され いる地図情報、およびナビゲーション装置 搭載されている車両が走行したことによっ 得られる情報を用いて、移動部101による移 動作を、変化させることができる。これに って、利用者は、たとえば、ナビゲーショ 装置を搭載した車両が走行した経路を用い 、トレーニングをおこなうことができるた 、トレーニングをおこなうための経路を簡 に増やすことができる。

 また、本実施の形態におけるトレーニン 装置100によれば、角度制御部104によって、 点情報に含まれる傾斜角に関する傾斜角情 に応じて、移動動作に関わる傾斜角を変更 ることができる。したがって、トレーニン 装置100においてトレーニングをおこなう際 、実際の道路の傾斜角にあわせた傾斜角に 更することができる。これによって、利用 は、実際の道路の傾斜をトレーニング装置1 00において、シミュレーション的に体験する とができる。

 また、本実施の形態におけるトレーニン 装置100によれば、ナビゲーション装置を着 可能なインターフェースを備え、取得部102 よって、インターフェースを介して、移動 に搭載されたナビゲーション装置から所定 経路の地図情報を取得することができる。 たがって、ナビゲーション装置をトレーニ グ装置100に接続もしくは設置することがで る。これによって、利用者は、ナビゲーシ ン装置に記録された情報を、簡単にトレー ング装置100に転送することができる。

 また、本実施の形態におけるトレーニン 装置100によれば、ジョギングによるトレー ングのための移動動作をおこなうベルトル プを備え、角度制御部104によって、ベルト ープの傾斜角を地点情報に含まれる傾斜角 関する傾斜角情報に応じて変更自在である したがって、トレーニング装置100において レーニングをおこなう際に、実際の道路の 斜角にあわせた傾斜角にベルトループの傾 角を変更することができる。これによって 利用者は、実際の道路の傾斜をトレーニン 装置100において、シミュレーション的に体 することができる。

 また、本実施の形態におけるトレーニン 装置によれば、検出部106によって検出され 移動部101による移動動作の運動量に応じた 動距離を、算出部107によって算出し、移動 離に応じて、再生制御部108によって所定の 路の地図情報における対応する地点の画像 報を表示画面に表示する。したがって、利 者の移動距離に応じて、画像情報を変化さ て表示することができる。これによって、 用者は、実際には定位置で移動動作をおこ っているにもかかわらず、道路を走ってい (歩いている)感覚でトレーニングをおこな ことができるため、トレーニングに飽きず 続けることができる。

 以下に、本発明の実施例について説明す 。本実施例では、たとえば、ジョギングを こなわせることで利用者の身体機能をトレ ニングするジョギング装置によって、本発 のトレーニング装置100を実施した場合の一 について説明する。ただし、本発明のトレ ニング装置100は、利用者の身体機能をトレ ニングする装置であれば、サイクリング装 、車椅子の車輪にみたてたハンドルを回転 せる装置などでもよい。

(ジョギング装置の情報取得処理)
 つぎに、本実施例にかかるジョギング装置3 01の情報取得処理の一例について説明する。 3は、本実施例にかかるジョギング装置の情 報取得処理の一例について示した説明図であ る。図3においては、ジョギング装置301は、 用者がジョギングをおこなうベルトループ30 2と、情報を表示するディスプレイ303と、を えている。ベルトループ302は、ジョギング 置301の制御にしたがって、利用者の走行動 に関わらず所定の速度で移動動作をおこな 。また、利用者の走行動作に応じて、ベル ループ302が移動動作をおこなう構成でもよ 。

 さらに、ジョギング装置301は、ネットワ ク310を介して外部からの情報の入力を受け ける。また、ジョギング装置301は、着脱可 な記録媒体311によって外部からの情報の入 を受け付けてもよい。具体的には、たとえ 、ネットワーク310を介して、もしくは、着 可能な記録媒体311によって、ナビゲーショ 装置312に記録されている情報の入力を受け けることができる。ここで、記録媒体311は ジョギング装置301およびナビゲーション装 312のいずれにも着脱可能であるとする。

 外部からの情報は、たとえば、所定の経 の地図情報である。所定の経路の地図情報 、具体的には、ナビゲーション装置312から 報を取得する場合、ナビゲーション装置312 あらかじめ記録されている地図情報や、ナ ゲーション装置312が車両に搭載されていた に記録された情報である。ナビゲーション 置312が車両に搭載されていた時に記録され 情報は、具体的には、車両が走行した経路 関する情報、経路を走行中に撮像した画像 報や映像情報や音声情報、経路の各地点ご の傾斜角に関する傾斜角情報である。一般 なナビゲーション装置においては、高速の 入り口など、道路の一部の傾斜角情報を記 するのみであるが、本発明にかかるナビゲ ション装置312の場合、全ての道路の傾斜角 報を記録するようにしてもよい。このよう 、ナビゲーション装置312が車両に搭載され いた時に記録された情報を利用することで 利用者は、実際の道路を走っている感覚で レーニングをおこなうことができる。

 また、ナビゲーション装置312にあらかじ 記録されている地図情報を利用することで 利用者は、実際には行ったことのない場所 情報を用いて、出発地点および目的地点を 定して走行経路を決定することができる。 らに、ジョギング装置301は、ナビゲーショ 装置312に記憶されている音楽や写真の情報 取得してもよい。これらの音楽や写真の情 は、視聴もしくは録音/撮影した地点の情報 が含まれていてもよい。

(ジョギング装置のハードウェア構成)
 つぎに、本実施例にかかるジョギング装置3 01のハードウェア構成について説明する。図4 は、本実施例にかかるジョギング装置のハー ドウェア構成を示すブロック図である。図4 おいて、ジョギング装置301は、CPU401と、ROM40 2と、RAM403と、磁気ディスクドライブ404と、 気ディスク405と、光ディスクドライブ406と 光ディスク407と、音声I/F(インターフェース) 408と、スピーカ409と、入力デバイス410と、映 像I/F411と、ディスプレイ412と、通信I/F413と、 各種センサ414と、を備えている。各構成部401 ~414は、バス420によってそれぞれ接続されて る。

 まず、CPU401は、ジョギング装置301の全体 制御を司る。ROM402は、ブートプログラム、 ータ更新プログラム、駆動制御プログラム 移動距離算出プログラム、負荷変更プログ ムなどのプログラムを記録している。また RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用さ る。すなわち、CPU401は、RAM403をワークエリ として使用しながら、ROM402に記録された各 プログラムを実行することによって、ジョ ング装置301の全体の制御を司る。

 駆動制御プログラムは、ベルトループ302 移動動作を制御させる。具体的には、たと ば、設定された走行速度、走行距離、走行 路にあわせて、ベルトループ302の移動動作 制御させる。また、たとえば、利用者の走 動作にしたがってベルトループ302が駆動す 場合、ベルトループ302の移動方向に対する 荷を制御させてもよい。

 移動距離算出プログラムは、後述する各 センサ414によって検出された利用者の移動 作の物理量から、利用者の移動距離を算出 せる。具体的には、たとえば、利用者の移 動作に応じて回転するロールなどの回転数 どから、利用者の移動した距離を算出させ 。

 負荷変更プログラムは、たとえば、経路 報に傾斜角情報が含まれている場合、再生 ている経路の傾斜角に応じて、負荷を変更 せる。具体的には、たとえば、ジョギング 置301の場合、ベルトループ302の角度を変更 せる。また、たとえば、サイクリング装置 場合、ペダルの重さ(トルク)を変更させる

 磁気ディスクドライブ404は、CPU401の制御 したがって磁気ディスク405に対するデータ 読み取り/書き込みを制御する。磁気ディス ク405は、磁気ディスクドライブ404の制御で書 き込まれたデータを記録する。磁気ディスク 405としては、たとえば、HD(ハードディスク) FD(フレキシブルディスク)を用いることがで る。

 また、光ディスクドライブ406は、CPU401の 御にしたがって光ディスク407に対するデー の読み取り/書き込みを制御する。光ディス ク407は、光ディスクドライブ406の制御にした がってデータが読み出される着脱自在な記録 媒体である。光ディスク407は、書き込み可能 な記録媒体を利用することもできる。着脱可 能な記録媒体として、光ディスク407のほか、 MO、メモリカードなどであってもよい。

 磁気ディスク405および光ディスク407に記 される情報の一例としては、地図データや 能データが挙げられる。地図データは、建 、河川、地表面などの地物(フィーチャ)を らわす背景データと、道路の形状をあらわ 道路形状データとを含んでおり、地区ごと 分けられた複数のデータファイルによって 成されている。

 道路形状データは、さらに交通条件デー を有する。交通条件データには、たとえば 各ノードについて、信号や横断歩道などの 無、高速道路の出入り口やジャンクション 有無、各リンクについての長さ(距離)、道 、進行方向、道路種別(高速道路、有料道路 一般道路など)などの情報が含まれている。

 機能データは、地図上の施設の形状をあ わす3次元データ、当該施設の説明をあらわ す文字データ、その他地図データ以外の各種 のデータである。地図データや機能データは 、地区ごとあるいは機能ごとにブロック分け された状態で記録されている。具体的には、 たとえば、地図データは、各々が、表示画面 に表示された地図において所定の地区をあら わすように、地区ごとにブロック分けするこ とができる状態で記録されている。また、た とえば、機能データは、各々が、一つの機能 を実現するように、機能ごとに複数にブロッ ク分けすることができる状態で記録されてい る。

 また、機能データは、上述した3次元デー タや文字データに加えて、経路探索、所要時 間の算出、経路誘導などを実現するプログラ ムデータなどの機能を実現するためのデータ である。地図データおよび機能データは、そ れぞれ、地区ごとあるいは機能ごとに分けら れた複数のデータファイルによって構成され ている。

 また、地図データには、車両に搭載され ナビゲーション装置312によって記録された 行履歴や走行情報などの、経路情報が含ま ていてもよい。走行情報は、具体的には、 とえば、車両が走行した経路の傾斜角情報 車両が走行中に撮像した画像・映像情報な である。

 音声I/F408は、音声出力用のスピーカ409に 続される。スピーカ409からは、所定の音声 号を音声I/F408内でD/A変換した音声が出力さ る。具体的には、たとえば、警告音、音楽 経路誘導に関する音声情報などである。

 入力デバイス410は、文字、数値、各種指 などの入力のための複数のキーを備えたリ コン、キーボード、タッチパネルなどが挙 られる。入力デバイス410は、リモコン、キ ボード、タッチパネルのうちいずれか一つ 形態によって実現されてもよいが、複数の 態によって実現することも可能である。

 映像I/F411は、ディスプレイ412に接続され 。映像I/F411は、具体的には、たとえば、デ スプレイ412全体を制御するグラフィックコ トローラと、即時表示可能な画像情報を一 的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメ モリと、グラフィックコントローラから出力 される画像データに基づいてディスプレイ412 を制御する制御ICなどによって構成される。

 ディスプレイ412は、図3におけるディスプ レイ303と同体でもよい。ディスプレイ412には 、アイコン、カーソル、メニュー、ウインド ウ、あるいは文字や画像などの各種データが 表示される。ディスプレイ412には、上述した 地図データが、2次元または3次元に描画され 。ディスプレイ412に表示された地図データ は、ジョギング装置301においてトレーニン をおこなっている利用者の現在位置をあら すマークなどを重ねて表示することができ 。利用者の現在位置は、CPU401によって算出 れる。

 ディスプレイ412としては、たとえば、CRT TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレ などを用いることができる。ディスプレイ4 12は、たとえば、ジョギング装置301の利用者 視界に入る位置に設置される。ディスプレ 412は、複数設置されていてもよい。また、 ビゲーション装置312の備えるディスプレイ 用いてもよい。

 通信I/F413は、無線を介してネットワーク 接続され、ジョギング装置301とCPU401とのイ ターフェースとして機能する。通信I/F413は さらに、無線を介してインターネットなど 通信網に接続され、この通信網とCPU401との ンターフェースとしても機能する。また、 信I/F413は、ナビゲーション装置312と有線ま は無線によって接続可能であってもよい。 らに、通信I/F413は、ナビゲーション装置312 直接設置できてもよい。通信網には、LAN、W AN、公衆回線網や携帯電話網などがある。

 各種センサ414は、速度センサ、加速度セ サ、角速度センサなどの、利用者の運動量 挙動を判断するための情報を出力する。各 センサ414の出力値は、CPU401による利用者の 図データ上の現在位置の算出や、速度や方 の変化量の算出に用いられる。また、各種 ンサ414は、脈拍や体温などの利用者の身体 報を検知するセンサを備えていてもよい。

 図1に示したトレーニング装置100が備える 移動部101、取得部102、移動制御部103、角度制 御部104、再生部105、検出部106、算出部107、再 生制御部108は、図4に示したジョギング装置30 1におけるROM402、RAM403、磁気ディスク405、光 ィスク407などに記録されたプログラムやデ タを用いて、CPU401が所定のプログラムを実 し、ジョギング装置301における各部を制御 ることによってその機能を実現する。

 すなわち、実施例のジョギング装置301は ジョギング装置301における記録媒体として ROM402に記録されているトレーニングプログ ムを実行することにより、図1に示したトレ ーニング装置100が備える機能を、図2に示し トレーニング処理手順で実行することがで る。

(ジョギング装置の処理の内容)
 つぎに、ジョギング装置301の処理の内容に いて説明する。図5は、本実施例にかかるジ ョギング装置の処理の内容を示すフローチャ ートである。図5のフローチャートにおいて まず、通信I/F413によってナビゲーション装 からの経路情報を受け付ける(ステップS501) そして、ステップS501において受け付けたナ ゲーション装置からの経路情報を含む経路 報の中から、ジョギングをおこなうための 行経路の選択を受け付けるまで待って(ステ ップS502:Noのループ)、走行経路の選択を受け けた場合(ステップS502:Yes)、ジョギングをお こなうための走行速度の入力を受け付けるま で待機する(ステップS503:Noのループ)。

 ステップS503において走行速度の入力を受 け付けた場合(ステップS503:Yes)、ベルトルー 302の駆動を開始する(ステップS504)。ステッ S504においては、CPU401の制御によって、ステ プS502において受け付けた走行経路とステッ プS503において受け付けた走行速度にしたが てベルトループ302を駆動させる。

 つぎに、ベルトループ302の移動量から利 者の運動量を検出する(ステップS505)。さら 、ステップS505において検出された運動量か ら、走行距離を算出する(ステップS506)。ステ ップS506においては、ベルトループ302の移動 に相当する距離を算出する。そして、経路 報に対応する地点の地点情報を抽出する(ス ップS507)。

 つぎに、ステップS507において抽出された 地点情報に含まれる傾斜角情報を取得する( テップS508)。そして、ステップS508において 得された傾斜角情報に応じて、ベルトルー 302の傾斜角を変更する(ステップS509)。また ステップS507において抽出された地点情報に まれる地点周囲の画像情報を表示する(ステ ップS510)。そして、目的地点に到着したか否 を判断して(ステップS511)、目的地点に到着 た場合(ステップS511:Yes)、一連の処理を終了 する。

 一方、ステップS511において目的地点に到 着していない場合(ステップS511:No)、ステップ S505に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう また、ステップS511においては、たとえば、 的地点に到着する前に利用者がジョギング やめた場合、やめた地点の情報を磁気ディ ク405または光ディスク407に記録して、一連 処理を終了してもよい。これによって、た えば、利用者がジョギングをやめた地点か 、再度ジョギングをおこなうことができる

 なお、図5のフローチャートにおいては、 ベルトループ302は、ジョギング装置301の制御 にしたがって移動動作をおこなうとしている が、これに限るものではない。たとえば、ジ ョギング装置301の制御によらず、利用者の走 行動作にしたがってベルトループ302が移動動 作をおこなってもよい。この場合、ステップ S503およびステップS504は省略してもよい。

 また、図5のフローチャートにおいては、 ステップS509においてベルトループ302の傾斜 を変更するとしているが、これに限るもの はない。具体的には、たとえば、ベルトル プ302の傾斜角は変更せず、ベルトループ302 移動動作に関わる負荷を変更するようにし もよい。

(ベルトループの角度変更処理)
 つぎに、図6を用いてベルトループ302の角度 変更処理について説明する。図6は、ベルト ープの角度変更処理の一例について示した 明図である。図6は、実際の道路の傾斜角に わせて角度を変更するベルトループ302を示 ている。具体的には、たとえば、道路が水 の場合、ベルトループ302は、角度601に設定 れる。そして、道路が上り坂の場合、ベル ループ302は、角度602に設定される。これに って、利用者は、ベルトループ302上で走行 作をおこなっているにもかかわらず、上り の道路を走っている感覚でトレーニングを こなうことができる。さらに、道路が下り の場合、ベルトループ302は、角度603に設定 れる。これによって、利用者は、ベルトル プ302上で走行動作をおこなっているにもか わらず、下り坂の道路を走っている感覚で レーニングをおこなうことができる。

 上述したように、本実施例におけるジョ ング装置301によれば、取得部102によって、 定の経路の地図情報を取得し、移動制御部1 03によって、移動部101による移動動作を、取 部102により取得された経路の地図情報に含 れる地点情報にしたがって変化させること できる。したがって、あらかじめジョギン 装置301に記録された情報とともに、取得さ た経路の地図情報を利用して、移動部101に る移動動作を変化させることができる。こ によって、利用者は、複数の経路の中から レーニングをおこなうための所望する距離 時間、走る場所などにあった経路を自由に 択することができるため、トレーニングを きずにおこなうことができる。

 また、本実施例におけるジョギング装置3 01によれば、取得部102によって、所定の経路 地図情報を移動体に搭載されたナビゲーシ ン装置312から取得することができる。した って、ナビゲーション装置312に記録されて る地図情報、およびナビゲーション装置312 搭載されている車両が走行したことによっ 得られる情報を用いて、移動部101による移 動作を、変化させることができる。これに って、利用者は、たとえば、ナビゲーショ 装置312を搭載した車両が走行した経路を用 て、トレーニングをおこなうことができる め、トレーニングをおこなうための経路を 単に増やすことができる。

 また、本実施例におけるジョギング装置3 01によれば、角度制御部104によって、地点情 に含まれる傾斜角に関する傾斜角情報に応 て、移動動作に関わる傾斜角を変更するこ ができる。したがって、ジョギング装置301 おいてトレーニングをおこなう際に、実際 道路の傾斜角にあわせた傾斜角に変更する とができる。これによって、利用者は、実 の道路の傾斜をジョギング装置301において シミュレーション的に体験することができ 。

 また、本実施例におけるジョギング装置3 01によれば、ナビゲーション装置312を着脱可 なインターフェースを備え、取得部102によ て、インターフェースを介して、移動体に 載されたナビゲーション装置312から所定の 路の地図情報を取得することができる。し がって、ナビゲーション装置312をジョギン 装置301に接続もしくは設置することができ 。これによって、利用者は、ナビゲーショ 装置312に記録された情報を、簡単にジョギ グ装置301に転送することができる。

 また、本実施例におけるジョギング装置3 01によれば、ジョギングによるトレーニング ための移動動作をおこなうベルトループ302 備え、角度制御部104によって、ベルトルー 302の傾斜角を地点情報に含まれる傾斜角に する傾斜角情報に応じて変更自在である。 たがって、ジョギング装置301においてトレ ニングをおこなう際に、実際の道路の傾斜 にあわせた傾斜角にベルトループ302の傾斜 を変更することができる。これによって、 用者は、実際の道路の傾斜をジョギング装 301において、シミュレーション的に体験す ことができる。

 また、本実施例におけるジョギング装置3 01によれば、検出部106によって検出された移 部101による移動動作の運動量に応じた移動 離を、算出部107によって算出し、移動距離 応じて、再生制御部108によって所定の経路 地図情報における対応する地点の画像情報 表示画面に表示する。したがって、利用者 移動距離に応じて、画像情報を変化させて 示することができる。これによって、利用 は、実際には定位置で移動動作をおこなっ いるにもかかわらず、道路を走っている(歩 いている)感覚でトレーニングをおこなうこ ができるため、トレーニングに飽きずに続 ることができる。

 以上説明したように、本発明のトレーニ グ装置、トレーニング方法、トレーニング ログラム、および記録媒体によれば、ジョ ング装置301において、ネットワーク310を介 て、もしくは、着脱可能な記録媒体311によ て、ナビゲーション装置312に記録されてい 情報の入力を受け付ける。そして、入力さ た情報を用いて、トレーニングをおこなう とができる。これによって、利用者は、ジ ギングをおこなうための経路の選択の幅が がり、飽きずにトレーニングをおこなうこ ができる。

 なお、本実施の形態で説明したトレーニ グ方法は、あらかじめ用意されたプログラ をパーソナル・コンピュータやワークステ ションなどのコンピュータで実行すること より実現することができる。このプログラ は、ハードディスク、フレキシブルディス 、CD-ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み り可能な記録媒体に記録され、コンピュー によって記録媒体から読み出されることに って実行される。またこのプログラムは、 ンターネットなどのネットワークを介して 布することが可能な伝送媒体であってもよ 。