Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
TRANSPARENT CONDUCTIVE FILM PATTERN FORMING METHOD AND ORGANIC ELECTROLUMINESCENCE TRANSPARENT CONDUCTIVE FILM RESIN SUBSTRATE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/146572
Kind Code:
A1
Abstract:
A novel method for forming a pattern of a transparent conductive film on a long resin substrate by continuous patterning with less manufacturing steps by printing a pattern of a photo-setting resist on the long resin substrate by screen printing and projecting light onto the substrate. According to the method, processings such as baking and development are not needed, a resist having a stable film thickness is formed, an expensive exposure machine is not needed, and therefore the facility has a good advantage. The method is characterized in that it comprises a step of placing by rotary screen printing a photo-setting resist liquid into a pattern on a long resin substrate where a transparent conductive film is formed and which is continuously conveyed, a photo-setting step of photo-setting the photo-setting resist liquid by projecting light, an etching step, a resist removing step, a water rinsing step, and dewatering step, and they are continuously moved.

Inventors:
GENDA, Kazuo (Inc. 1 Sakura-machi, Hino-sh, Tokyo 11, 1918511, JP)
源田 和男 (〒11 東京都日野市さくら町1番地コニカミノルタテクノロジーセンター株式会社内 Tokyo, 1918511, JP)
Application Number:
JP2008/058356
Publication Date:
December 04, 2008
Filing Date:
May 01, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
KONICA MINOLTA HOLDINGS, INC. (6-1 Marunouchi 1-chome, Chiyoda-ku Tokyo, 05, 1000005, JP)
コニカミノルタホールディングス株式会社 (〒05 東京都千代田区丸の内一丁目6番1号 Tokyo, 1000005, JP)
GENDA, Kazuo (Inc. 1 Sakura-machi, Hino-sh, Tokyo 11, 1918511, JP)
International Classes:
H01B13/00; C23C14/08; C23C14/24; H01B5/14; H01L21/027
Download PDF:
Claims:
連続して搬送される透明導電膜が形成された長尺樹脂基板に光硬化性レジスト液をロータリースクリーン印刷にてパターン状に配置する工程と、
これに光照射し硬化する光硬化工程、エッチング工程、レジスト剥離工程、水洗処理工程、脱水処理工程を有し、これらを連続的に走行させて行うことを特徴とする透明導電膜のパターン形成方法。
連続して搬送される透明導電膜が形成された長尺樹脂基板に光硬化性レジスト液をスクリーン印刷にてパターン状に配置する工程と、これに光照射し硬化する光硬化工程を、間欠的に行う間欠工程と、
エッチング工程、レジスト剥離工程、水洗処理工程、脱水処理工程を連続的に行う連続工程が接続された一環の工程を、連続的に行うことを特徴とする透明導電膜のパターン形成方法。
光硬化性レジスト液をパターン状に配置する工程が非金属メッシュを用いるスクリーン印刷であることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の透明導電膜のパターン形成方法。
透明導電膜が形成された長尺樹脂基板は、バリア膜、および透明導電膜の形成が真空プロセスで形成され、かつ、両面にバリア膜が形成された長尺樹脂基板であることを特徴とする請求の範囲第1項~第3項のいずれか1項に記載の透明導電膜のパターン形成方法。
透明導電膜がプラズマイオンプレーティングを用い形成されることを特徴とする請求の範囲第1項~第4項のいずれか1項に記載の透明導電膜のパターン形成方法。
請求の範囲第1項~第5項のいずれか1項に記載の透明導電膜のパターン形成方法によって作製された有機エレクトロルミネッセンス用透明導電膜樹脂基板。
Description:
透明導電膜のパターン形成方法 よび有機エレクトロルミネッセンス用透明 電膜樹脂基板

 本発明は、可撓性樹脂基板上に形成され 透明導電膜パターンの製造方法および有機 レクトロルミネッセンス用透明導電膜樹脂 板に関する。

 可撓性樹脂基板上に透明導電膜パターン 形成するには、例えば、透明導電膜付きの 尺樹脂基板に、ロールコータにてレジスト 布を行い、露光、現像、エッチング、レジ ト剥離等を行って電極パターンを形成する( 例えば、特許文献1)。レジスト塗布を連続的 塗布すると、経時で膜厚が厚くなり、以降 露光以降の工程で不具合が発生してしまい この改善の為にレジスト膜厚を一定に保つ 段が前記文献には明記されている。

 又、同様に長尺樹脂基板をパターニング るにあたりレジスト塗布工程、ベイキング 程、露光工程、現像工程、エッチング工程 剥離工程を経て電極パターンを形成する別 例が記載されている(例えば、特許文献2)。

 いずれの例においても、長尺樹脂基板上 電極パターンをパターニングするにあたっ は、非常に多くの工程を経るため、ロール の長尺樹脂基板を連続的に処理して電極パ ーンを形成後、再びロール状に巻き取るの 実際上実現しにくい。これは、一般にレジ ト塗布および露光後のベイキング工程に、 間が多く必要となる問題や、レジスト塗布 度、現像時間、またエッチンク時間等、そ ぞれの工程時間に差があり長尺基板を連続 に処理するためにはあまりにも工程間の制 が多く連続処理するには無理が生じるため ある。

 そのために、より工程数が少なく、より単 な工程による、高価な露光機も必要としな 、設備的にもメリットを有する、透明導電 が形成された長尺樹脂基板を連続してパタ ニングできる透明導電膜のパターン形成方 が望まれていた。

特開平6-89855号公報

特開2003-24865号公報

 本発明は、従来のようなパターニング方 を用いず、長尺樹脂基板に光硬化性レジス をスクリーン印刷にてパターン形成後にこ を光照射することでレジスト硬化パターン 形成する新たな方法により、ベイキング、 像の処理が不要で、安定した膜厚で、レジ トが得られ、又高価な露光機も必要としな 、設備的に大きなメリットを有する、工程 が少ない長尺樹脂基板の連続パターニング 理を提供することにある。

 本発明の上記課題は、以下の手段により 成される。

 1.連続して搬送される透明導電膜が形成さ た長尺樹脂基板に光硬化性レジスト液をロ タリースクリーン印刷にてパターン状に配 する工程と、
これに光照射し硬化する光硬化工程、エッチ ング工程、レジスト剥離工程、水洗処理工程 、脱水処理工程を有し、これらを連続的に走 行させて行うことを特徴とする透明導電膜の パターン形成方法。

 2.連続して搬送される透明導電膜が形成さ た長尺樹脂基板に光硬化性レジスト液をス リーン印刷にてパターン状に配置する工程 、これに光照射し硬化する光硬化工程を、 欠的に行う間欠工程と、
エッチング工程、レジスト剥離工程、水洗処 理工程、脱水処理工程を連続的に行う連続工 程が接続された一環の工程を、連続的に行う ことを特徴とする透明導電膜のパターン形成 方法。

 3.光硬化性レジスト液をパターン状に配 する工程が非金属メッシュを用いるスクリ ン印刷であることを特徴とする前記1または2 に記載の透明導電膜のパターン形成方法。

 4.透明導電膜が形成された長尺樹脂基板 、バリア膜、および透明導電膜の形成が真 プロセスで形成され、かつ、両面にバリア が形成された長尺樹脂基板であることを特 とする前記1~3のいずれか1項に記載の透明導 膜のパターン形成方法。

 5.透明導電膜がプラズマイオンプレーテ ングを用い形成されることを特徴とする前 1~4のいずれか1項に記載の透明導電膜のパタ ン形成方法。

 6.前記1~5のいずれか1項に記載の透明導電 のパターン形成方法によって作製された有 エレクトロルミネッセンス用透明導電膜樹 基板。

 本発明により、工数が少なく、またレジ ト塗布、露光、および露光後のベイキング 程等、多くの複雑な工程を必要とせず、長 基板を連続的に処理して、透明導電膜パタ ンを基板上に得る方法を提供することがで る。また、可撓性樹脂基板において、透明 電膜パターン形成を連続的に行うことで工 の削減が可能となりコストダウンと生産性 上および、品質の高い透明導電膜パターン 形成が可能となる。

ロータリースクリーン印刷を用いる本 明の透明導電膜のパターン形成方法の概略 程図およびブロック図を示す。 スクリーン印刷を用いる本発明の透明 電膜のパターン形成方法の概略工程図およ ブロック図を示す。 ロータリースクリーン印刷機による光 化性レジスト液の印刷を模式的に示す。

符号の説明

 1 ロール
 2 ロータリースクリーン印刷機
 3 露光装置
 4 巻き取りロール
 5、6 アキューム機構
 20 スクリーン印刷機
 21 スキージー
 22 インキ
 23 ロータリースクリーン

 以下本発明を実施するための最良の形態 ついて詳細に説明する。

 本発明は、連続して搬送される透明導電膜 形成された長尺樹脂基板に
光硬化性レジスト液をスクリーン印刷にてパ ターン状に配置する工程、これに光照射して 硬化させる光硬化工程、更に、エッチング工 程、レジスト剥離工程、水洗処理工程、脱水 処理工程を有しており、これらを連続的に走 行させて透明導電膜パターンを基板上に形成 する透明導電膜のパターン形成方法である。

 なお、ここで連続的という意味は、これ の工程を順次行うことであって、これらの 程間に例えば水洗シャワー、水切り工程等 の工程が入ることを妨げない。

 従って、長尺樹脂基板での透明導電膜パ ーンの実現手段であって、可撓性樹脂基板 、透明導電膜パターンを連続的に形成する とで、工程の削減による生産性向上とコス ダウンとが可能となり、品質の高い透明導 膜パターンの形成が可能となる。

 本発明で用いる透明導電膜としては、イ ジウムチンオキサイド(ITO)、インジウムジ クオキサイド(IZO)、アルミジンクオキサイド (AZO)等の全光透過率が50%以上の透明な金属(酸 化物)膜であり、電子デバイスの電極として 用される薄膜である。透明導電膜の成膜法 、物理気相成長法(PVD)と呼ばれる方法で行わ れる真空プロセスである。真空環境下におい て、プラズマ空間で励起した高エネルギーの 原子を金属または酸化物のターゲットにぶつ けてターゲット原子をはじきとばして樹脂フ ィルム上に成膜するスパッタ法や、酸化物タ ーゲットを陽極として配置し、それにプラズ マビームを供給し、材料蒸発源を蒸発させ蒸 発粒子の一部をイオンもしくは励起粒子とし 、活性化した蒸発粒子を樹脂フィルム上に堆 積させるイオンプレーティング法を利用する ことができる。

 イオンプレーティング法は、圧力勾配型 ラズマガンによりプラズマビームをITO等の 料に直接照射して蒸発させ、蒸発した原料 プラズマ雰囲気中でイオン化し、イオン化 たこれらの物質が、プラズマ雰囲気中のプ ズマポテンシャルにより加速され、大きな ネルギーをもって樹脂基板上に到達・堆積 れ、低抵抗で緻密な透明導電膜が成膜され ので、望ましい成膜法である。

 ここで、透明導電膜を成膜するときの真 環境下とは、プラズマ空間を維持し、成膜 に不純物が混入しにくい環境を維持するた に必要な100Pa以下の圧力環境下である。

 可撓性樹脂基板上に透明導電膜パターン 形成するには、透明導電膜を形成した長尺 脂基板に、例えば、ロールコータにてレジ ト塗布を行い、露光、現像、エッチング、 ジスト剥離等を行って電極パターンを形成 ることが通常行われる(例えば、特許文献1) レジスト塗布後、これに露光、現像、エッ ング、レジスト剥離等のプロセスを経て導 膜パターンを形成するには幾つもの複雑な 程を必要とする。レジスト塗布に限っても これを連続的に塗布すると、経時による膜 の変化で(厚くなる)、以降の工程(例えば露 工程)で不具合が発生しまう問題等が生じる 。

 本発明は、光硬化性レジスト液を、スク ーン印刷を用いてパターン状に、連続的、 るいは、間欠的に配置することで、光によ パターニングを用いずに、容易にレジスト よる電極パターンを形成して、透明導電膜 エッチング処理によりこれをパターニング るものである。この方法を用い、例えば有 EL用途、また有機ELでも照明や面発光素子の ような単純で簡略な電極パターンの形成にお いて、充分な精度を得ることができる。

 スクリーン印刷法は、ペースト粘度を高 することもあり、他の印刷法に比べてパタ ンがきれやすく(エッジが明瞭)、有機EL素子 等の電子デバイスにおけるパターン形成の精 度を得る上で好ましい印刷法である。また、 版(スクリーン)形成も容易でありコスト的に 利点がある。特にロータリー印刷法につい は、これまでパターニングに用いられた例 ない。

 光硬化性レジスト液(光硬化性樹脂液)を 一に塗布する工程、またこれにパターン露 を行って、レジストを硬化させ、非硬化部 現像液で除去して、レジスト像を残す一連 工程の代わりに、本発明においては光硬化 レジスト液を、スクリーン印刷、あるいは ータリースクリーン印刷を用いて、パター 状に長尺樹脂基板上に印刷して形成する。

 ロータリースクリーン印刷の場合には連 して、また、スクリーン印刷の場合には印 は断続的だが、アキューム機構を前後に設 ることで印刷、透明導電膜のエッチング工 からレジスト剥離等、透明導電膜のパター ング工程を連続して行うことができる。

 以下、本発明に係わる透明導電膜のパタ ン形成方法の好ましい実施形態について順 図を用いて説明する。

 (本発明の好ましい実施形態)
 請求の範囲1に記載の本発明の透明導電膜の パターン形成方法について説明する。

 図1は、ロータリースクリーン印刷を用い て光硬化性レジスト液を連続して搬送される 透明導電膜が形成された長尺樹脂基板上にパ ターン形成する本発明の透明導電膜のパター ン形成方法についての概略工程図およびブロ ック図を示している。

 図1において、1は、透明導電膜が形成され 長尺樹脂基板Sのロールを示す。
透明導電膜は、蒸着、あるいはスパッタ等の 真空プロセスによって、あるいはプラズマCVD 法、また、ゾルゲル法等の塗布を用いた方法 などいかなる方法により形成してもよいが、 ドライプロセスで形成するのが好ましく、中 でもプラズマイオンプレーティング法により 形成された、例えばITO等からなる透明導電膜 は、平滑に膜形成できるため表面性がよく有 機EL用等の用途には好ましい。

 長尺状樹脂基板としては、ポリエチレン レフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレ ト(PEN)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリエ テルイミド、ポリエーテルエーテルケトン ポリフェニレンスルフィド、ポリアリレー 、ポリイミド、ポリカーボネート(PC)、セル ローストリアセテート(TAC)、セルロースアセ ートプロピオネート(CAP)等の可撓性のある 脂基板があげられる。特にポリエチレンテ フタレート、ポリエチレンナフタレート、 リエーテルスルホン等が好ましい基板とし あげられ、50μm~400μmの厚みが好ましい。透 導電膜が形成された長尺樹脂基板はこれら 樹脂フィルム上に例えばITO膜を10nm~500nmの厚 で形成したものである。

 また下引き層、ハードコート層等を施し 樹脂フィルムであってもよく、また、酸化 素層、酸化窒化珪素等の透湿度の低い材料 らなるバリア膜(ガスバリア膜)を有する樹 基板に透明導電膜を形成したものが好まし 。

 特に、バリア膜は樹脂基板(フィルム)の 面に形成されていることが好ましい。後述 エッチング、又水洗、等のウエット工程に いても基材中に水分が浸透しないからであ 。ウエット時の基板への水分の浸入が少な ため、パターン形成後、特に有機EL素子等を 形成した後、水分の浸透や、基板からのガス 放出による劣化が防げる。

 これらのガスバリア層もドライプロセス 例えば、スパッタ、プラズマCVD、イオンプ ーティング法等により形成するのが好まし 。

 バリア膜は、薄膜形成に必要な原料をガ 成分として導入する必要のあるプラズマCVD 、イオンプレーティング法等に比べ、スパ タリング法は、ターゲット材料の制約が少 く、高融点材料でも比較的容易に薄膜形成 きることから、真空プロセスであるスパッ 法によるのが特に好ましい。ターゲットと て、形成させるバリア膜、例えば、酸化珪 あるいは酸化窒化珪素等の構成材料と同一 料、あるいは、スパッタガスとの反応によ 構成材料と同一構成となる材料を用い、ス ッタガスを導入し、電圧を印加、所定ガス の真空環境下において、プラズマを発生さ スパッタリングを行わせ基板上にガスバリ 膜を形成する。例えば、RFマグネトロンス ッタ装置等が用いられる。

 また、大気圧プラズマCVD法を用いてもよ 。例えば、200μm厚のポリエチレンテレフタ ートフィルムを樹脂基板として用い、大気 プラズマCVD法により、基板上に酸化珪素か なるバリア膜(厚み70nm)を、薄膜形成ガスと てテトラエトキシシランを用い、放電ガス( 不活性ガス、アルゴン、窒素等)、また添加 ス(酸素)等と混合、高周波電源で励起して形 成することができる。

 図1のロータリースクリーン印刷を用いた 透明導電膜のパターン形成プロセスについて 説明する。透明導電膜が形成された長尺樹脂 基板のロール1から繰り出された長尺樹脂基 Sの透明導電膜上には、先ずパターニング工 において光硬化性レジスト液が連続的にパ ーニング印刷される。図において2はロータ リースクリーン印刷機を模式的に示している 。

 図3は、パターニング工程におけるロータ リースクリーン印刷機によるインク(光硬化 レジスト液)の印刷を拡大して模式的に示し いる。長尺樹脂基板Sは版胴であるロータリ ースクリーン23(繋ぎのない円柱状のスクリー ン(版)を構成している)と、圧胴25の間を走行 る。ロータリースクリーンの内側に配置さ たスキージー21が、印刷時、ロータリース リーン回転とともに、スクリーンの孔を通 てインキ22を押し出し、基材Sに連続的に光 化性レジスト液を印刷して、必要なレジス パターンを基材に転写する。ロータリース リーンを予め透明導電膜上に必要な導電膜 ターンを形成するようパターニング印刷で るよう作製しておくことで、連続印刷がエ ドレスでできる。ロータリースクリーン印 を用いることにより連続的にアキューム機 なしで連続印刷が可能である。

 ITO膜のエッチングに用いられる光硬化性 レジストとしては例えば、東洋紡製エッチ グレジストER-112N、ER-225N、ER-245N等がある。

 次いで、光硬化性レジスト液は連続して イク(乾燥)され(図では省略されている)、光 硬化工程に入る。光硬化工程は露光工程であ り光源としては主に紫外線が用いられる。波 長は300~450nmの範囲の波長が用いられ、用いる レジストにより指定される。

 図1に模式的に示された露光装置3に用いら る紫外線源としては、低圧水銀ランプや紫 線レーザー、キセノンフラッシュランプ、 陰極管、LED高圧水銀ランプ、メタルハライ ランプ等がありいずれでもよい。レジスト 硬化には、レジストの種類で異なってくる 50mJ/cm 2 から5000mJ/cm 2 の範囲の照射条件が用いられる。

 ITOのエッチング用の光硬化性レジスト、例 ば、前記エッチングレジストER-112N、ER-225N ER-245N等であれば、硬化条件としては、UV光50 0mJ/cm 2 周辺の照射でよい。

 本発明では、予め光硬化性レジスト液を 尺樹脂基板Sの透明導電膜上にスクリーン印 刷するため、フォトマスク、又、光走査によ るパターン露光等の必要がない。また、露光 後のパターン部以外の未硬化レジストを現像 によって除去する作業である現像工程、また レジスト中の現像による溶剤や水分を除去等 の必要がない。本発明においては単に、印刷 後、活性光線によるレジストの光硬化を行え ばよい。

 光硬化後、ポストベイク(硬化促進、乾燥 )を行った後(図では省略されている)、連続し てエッチング工程に入る。エッチング工程で は、レジストパターンが形成されていない透 明導電膜の露出した部分について、エッチン グを行う。エッチング方法としては、ウエッ トエッチング、ドライエッチング、電解エッ チング等がある。

 ドライエッチングは、例えば、ITO膜の場 、LD励起UVレーザー(355nm)またLD励起のYAGレー ザー等を用いたエッチングを用いることがで きる。

 連続して行うにはウエットエッチングが ましい。ウエットエッチング、ITO膜のエッ ング液としては、塩酸水溶液や塩酸酸性塩 第二鉄水溶液等が用いられ代表的である。 1におけるエッチング工程ではエッチング液 槽にレジストが形成された基板を導入してウ エットエッチングを行っている。図では、エ ッチング液槽に長尺樹脂基板を導入し、槽中 を基板が搬送される様子を示している。液中 アキュームロールはここでは1つであるが必 とするエッチング時間によりロール数を調 し液中浸漬時間を調整する。この工程によ レジストの形成されていない部分のITO膜は ッチングにより除去される。

 エッチング後は、酸性エッチング液を流 出すため水洗を行う。浸透性をあげるため 性剤を含有する水で水洗してもよく、その 、更に水洗処理を行って充分に洗浄する。 ャワーを用いてもよい。例えば水洗シャワ 工程、水洗処理工程により洗浄後、好まし は水切り・乾燥工程を経て、レジスト剥離 程に入る。レジスト剥離工程は、レジスト 除去工程でありこれによりレジストで保護 れた領域のITO等透明導電膜が露出して、透 導電膜パターンが形成される。

 レジスト剥離工程においては、剥離液と て溶剤や、アルカリ等が用いられ、酸性エ チング液、また前記のレジストであれば、 性ソーダ水溶液(1~3%程度)を用い40℃程度の 度で、剥離することができる。また、グリ ール系溶剤、2-アミノエタノールを成分とす るアルカリ性の剥離液等も用いることができ る。いずれにしても基板や透明導電膜に影響 を与えない剥離液を用いる。

 また、レジスト剥離工程として、ドライ ロセス、例えば気相中で行われるアッシン を利用できる。ドライプロセスでは、レジ トを気相中でオゾンやプラズマにより灰化( Ashing)することにより除去することができる

 アッシング装置は、アッシング室にオゾ 、酸素などのガスを導入し、紫外線などの をガスまたは基板に照射し、ガスとフォト ジストの化学反応によりこれを剥離する光 起アッシング装置、酸素ガス等のガスを高 波などによりプラズマ化させ、そのプラズ を利用するプラズマアッシング装置がある

 レジスト剥離工程の後、水洗、即ち、エ チング後と同様の水洗処理工程または水洗 ャワー工程等による洗浄工程を経て、水切 、乾燥等の、脱水処理を行う。脱水処理工 の後、パターニングされた透明導電層を有 る長尺樹脂基板Sは巻き取りロール4に巻き られる。

 脱水工程は、透明導電層中に水分が残留 ると導電膜の特性上好ましくない。これを いた有機エレクトロルミネッセンス等の特 が低下するので、加温等により脱水処理を う。

 次ぎに、もう一つの方法である請求の範 2に記載の透明導電膜のパターン形成方法に ついて説明する。

 図2は、透明導電膜が形成された長尺樹脂 基板にスクリーン印刷を用いて光硬化性レジ スト液を塗布・配置して、長尺樹脂基板上に 透明導電膜をパターン形成する本発明の透明 導電膜のパターン形成方法について、その概 略工程図およびブロック図を同じく示してい る。

 請求の範囲2に記載の発明においては、主 として光硬化性レジスト液の印刷、即ちパタ ーニング工程およびその前後の工程が異なっ ており、光硬化性レジスト液の印刷によるパ ターニング工程について説明する。

 請求の範囲2に記載のパターン形成方法に おいては、印刷方法としてスクリーン印刷を 用いる。

 図2に、スクリーン印刷を用いる本発明の 透明導電膜のパターン形成方法について前記 同様の概略工程図およびブロック図を示して いる。

 図2において、20はスクリーン印刷機を模 的に示している。スクリーン(版)の内側(基 の反対側)の一端にインキ(この場合光硬化 レジスト液)を載せスキージーを往復させて ンキをスクリーンの下に押し出して、スク ーンの下部に置いた基板上に転写するもの 、図ではスクリーン(版)とスキージーおよ インクを模式的に示している。

 スキージーの往復により印刷がされるた 基板はこの間スクリーン下で静止させる。 って長尺樹脂基板を断続的に搬送してスク ーン印刷を行うことになる。

 従って、透明導電膜パターン形成を一貫 て連続で行うために、印刷によるパターニ グ工程の前後に複数ロールで構成されるア ューム機構5、6を設け(アキューム工程)、ス クリーン印刷による光硬化性レジスト液の配 置を行う間の搬送の停滞を吸収する。

 図2では、パターニング工程の前にアキュ ーム機構5、パターニング工程後の光硬化工 の後アキューム機構6と2つアキューム機構を 設けている。これによりアキューム機構5に る際、またアキューム機構6からでるときに 長尺樹脂基板はみかけ連続搬送されている

 図2に示されるプロセスでは、活性光線に よる光硬化工程は、スクリーン印刷に連動し て基板を静止させた状態で行う。

 アキューム機構6はパターニング工程の直 後でもよい。この場合、光硬化工程において 連続搬送しつつ露光を行う。アキューム機構 6をパターニング工程の直後に設けた場合は 1に示すプロセスと全く同じ露光装置を用い 板を搬送しつつ連続して露光を行うことが きる。

 光硬化の方法としては紫外線照射、前記 紫外線源を全て用いることができる。

 次の、エッチング工程以降は、一貫して 続で行うことができ図1で示したものと同様 に工程を組むことができる。

 従って、連続して搬送される透明導電膜 形成された長尺樹脂基板に光硬化性レジス 液をスクリーン印刷にてパターン状に配置 る工程と、これに光照射し硬化する光硬化 程は、間欠的に行われるが、この前後にア ューム機構を設けることで、この間欠工程 、エッチング工程、レジスト剥離工程、水 処理工程、脱水処理工程等これを連続的に う連続工程、とが接続された一環の工程を 続的に行うことが可能となる。

 以上、これらの方法によれば、可撓性の 脂基板にロールツウロールで連続的に透明 電膜パターン形成を行うことができ効率が い。精密、複雑なパターンまた高度のパタ ン精度を要しない照明や面発光素子のよう 有機EL用途においては、透明導電膜のパタ ニングにおいて、レジストの現像後のポス ベイク、また、パターン露光のためのマス や走査露光等の描画のための装置も必要と ず、光硬化性レジストを用いて簡略な方法 長尺樹脂基板上に透明導電膜パターンを得 ことができる。

 なお、光硬化性レジスト液をパターン状 配置する(ロータリー)スクリーン印刷の工 に用いられるロータリースクリーンやスク ーン通常金属メッシュで形成されるが、本 明においては、非金属メッシュを用いるも がより好ましい。非金属メッシュの材料と てはポリイミドやポリアミド等の樹脂材料 好ましい。有機エレクトロルミネッセンス 透明導電膜樹脂基板として用いるとき、ス リーンに接触する基板上に金属ないし金属 オン等の影響が残ると、形成される有機EL素 子の寿命の劣化、また発光にもダメージを起 こす。

 本発明の方法により透明導電膜パターン 形成され、ロールに巻き取られた長尺樹脂 板は所定の間隔で基板上に複数の透明導電 パターンが配置されており、この透明導電 を陽極として、この上に有機エレクトロル ネッセンス素子を構成するよう有機層を積 すれば有機EL素子を得ることができる。基 上に形成された各有機EL素子は、素子形成後 に基板をカットし個別面発光素子としてもよ いし、また有機層の形成の任意の段階でカッ トしてから個別に更に有機層または電極等を 形成して各素子を完成させてもよい。

 以上の如く、本発明により、可撓性樹脂 板にロールツウロールで、透明導電膜パタ ンを連続的に形成でき、それにより透明導 膜パターン形成の工程削減が可能になり、 産性が向上し、コストダウンされた品質が い、照明や面発光素子用の有機EL素子等に 用可能な透明導電膜のパターン形成が可能 なる。