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Patent Searching and Data


Title:
TREATING APPARATUS FOR SOLID CONTAINING HAZARDOUS SUBSTANCE SUCH AS ORGANOHALOGEN COMPOUND
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/110071
Kind Code:
A1
Abstract:
A treating apparatus for solid containing a hazardous substance, such as organohalogen compound, that is capable of decomposing any hazardous substance, such as organohalogen compound, contained in an exhaust gas generated in a housing by microwave heating. There is disclosed a treating apparatus (1) for solid containing a hazardous substance, such as organohalogen compound, comprising a housing (30) for introduction of a solid containing a hazardous substance, such as organohalogen compound, and microwave irradiation means (31) for irradiating the solid containing a hazardous substance introduced in the housing (30) with microwave, wherein the housing (30) in its interior is provided with ultraviolet irradiating means (2).

Inventors:
KISHIMA, Takamasa (2-30, Shioe 4-chome, Amagasaki-sh, Hyogo 10, 66185, JP)
Application Number:
JP2008/053903
Publication Date:
September 11, 2009
Filing Date:
March 05, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NIHON SPINDLE MFG. CO., LTD. (2-30, Shioe 4-chome Amagasaki-sh, Hyogo 10, 66185, JP)
日本スピンドル製造株式会社 (〒10 兵庫県尼崎市潮江4丁目2番30号 Hyogo, 66185, JP)
International Classes:
B09C1/00
Attorney, Agent or Firm:
MORI, Osamu (3-10 Nishihonmachi 1-chome,Nishi-ku, Osaka-shi, Osaka 05, 55000, JP)
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Claims:
 有機ハロゲン化合物等の有害物質を含有する固体を導入する筐体と、該筐体内に導入した有害物質を含有する固体にマイクロ波を照射するマイクロ波照射機構とを備えた有機ハロゲン化合物等の有害物質を含有する固体の処理装置において、筐体内に紫外線照射機構を配設したことを特徴とする有機ハロゲン化合物等の有害物質を含有する固体の処理装置。
 前記紫外線照射機構を、筐体内で発生した排ガスを排出する排出管内に配設したことを特徴とする請求項1記載の有機ハロゲン化合物等の有害物質を含有する固体の処理装置。
 前記紫外線照射機構を、無電極ランプとしたことを特徴とする請求項1又は2記載の有機ハロゲン化合物等の有害物質を含有する固体の処理装置。
 有機ハロゲン化合物等の有害物質を含有する固体を導入する筐体と、該筐体内に導入した有害物質を含有する固体にマイクロ波を照射するマイクロ波照射機構とを備えた有機ハロゲン化合物等の有害物質を含有する固体の処理装置において、マイクロ波照射により固体から発生する水蒸気を強制排気する吸引装置を備えた排気管を設けるとともに、排気中に含まれる水蒸気を濾過し、有害物質を吸着するフィルタを設けたことを特徴とする有機ハロゲン化合物等の有害物質を含有する固体の処理装置。
 吸引装置の上流側に、水蒸気から水を分離する凝縮装置を設けたことを特徴とする請求項4記載の有機ハロゲン化合物等の有害物質を含有する固体の処理装置。
Description:
有機ハロゲン化合物等の有害物 を含有する固体の処理装置

 本発明は、有機ハロゲン化合物等の有害 質を含有する固体の処理装置に関し、特に 有機ハロゲン化合物等の有害物質を含有す 固体にマイクロ波を照射することによって 有機ハロゲン化合物等の有害物質を分解す ようにした有機ハロゲン化合物等の有害物 を含有する固体の処理装置に関するもので る。

 都市ごみ焼却炉や電気炉等から排出され 集塵機によって回収される集塵灰には、ダ オキシン類を始めとする有機ハロゲン化合 等の有害物質が含有されているため、従来 この種の集塵灰は、灰固化装置等によって 形化して有機ハロゲン化合物等の有害物質 溶出を防止した後に埋め立て等の処理を行 ていた。

 一方、ダイオキシン類の人体への悪影響 最小限に抑制する目的で、「廃棄物焼却炉 係るばいじん等に含まれるダイオキシン類 量の基準及び測定の方法に関する省令」に り、平成14年12月1日以降、集塵灰中に含有 れるダイオキシン類の含有濃度を集塵灰1グ ムにつき3ナノグラム以下にすることについ ての規制がなされ、集塵灰に対してもダイオ キシン類を除去する措置を施す必要が生じる こととなった。

 そして、この規制に適合すべく、集塵灰 酸素欠乏状態で、350℃以上、好ましくは、4 00℃以上で30分以上加熱し、さらに、再合成 防ぐために加熱後急速に200℃以下に冷却す 方法や、集塵灰にマイクロ波を照射するこ によってダイオキシン類を始めとする有機 ロゲン化合物等の有害物質を分解すること 提案され、実用化されている(例えば、特許 献1~3参照)。

 また、本出願人は、先に特願2005-353936にお て有機ハロゲン化合物等の有害物質を含有 る固体の処理装置を提案した。
 この有機ハロゲン化合物等の有害物質を含 する固体の処理装置は、図3に示すように、 有機ハロゲン化合物等の有害物質を含有する 固体(以下、「汚染物質」という。)を導入す 筐体30と、該筐体30内に導入した有害物質を 含有する固体にマイクロ波を照射するマイク ロ波照射機構31とを備えたマイクロ波処理装 3からなるものであって、この処理装置10に 集塵機等から排出される汚染物質を搬送装 4によって移送し、排出口4aから筐体30上部 配設した導入口3aを介し、筐体30内に導入す ようにしている。そして、筐体30の適所に 設したマイクロ波照射機構31からマイクロ波 を照射し、汚染物質に含有している有機ハロ ゲン化合物の脱ハロゲン化反応等の有害物質 の分解処理を行う。その後、筐体30の下部に 設した排出口3bを介して、搬送装置5によっ 処理した汚染物質を排出する。この場合、 体30の上半部の周壁の平面断面形状を5角形 上の多角形に形成するようにしているので 筐体30の内壁面で反射したマイクロ波が特 箇所に集中することがなく、汚染物質にマ クロ波を均一に照射することができるとい 利点を有している。

 ところで、マイクロ波照射機構31からマ クロ波を照射した際、汚染物質に含まれる 分は、マイクロ波によって加熱され、筐体30 内で有害物質を含んだ状態で蒸発し、排ガス となって排出管6を介して筐体30外に排出され る。一般に、マイクロ波による処理方法は、 気体や水に含まれる有機ハロゲン化合物等の 有害物質の分解には適しておらず、このため 、蒸発した排ガスに含まれる有機ハロゲン化 合物等の有害物質は、排出管6に配設したセ ミックフィルタ等のフィルタ61や、排出管6 り下流側に設けた活性炭フィルタ等によっ 吸着処理するようにしていた。

 しかしながら、処理対象となる汚染物質が 含水率の高い土壌、河川や海底の底質等の 合、含水率が数十%の値となっており、マイ クロ波による加熱処理を実施する場合、水分 の熱吸収性が非常に高いことから、多くのエ ネルギが上記のように残留する水分の蒸発に 費やされるという問題に加え、マイクロ波の 加熱によって生じる排ガスが多くなり、フィ ルタ61や活性炭フィルタ等による吸着処理で カバーできず、十分な排ガス処理ができな という問題があった。
 また、フィルタ61や活性炭フィルタ等によ ては、有機ハロゲン化合物等の有害物質を 着するにとまり、これらの有害物質を分解 理することはできなかった。

 なお、有機ハロゲン化合物等の有害物質 紫外線によって分解処理することについて 提案されている(例えば、特許文献4~5参照) 、これらはいずれも有機ハロゲン化合物等 有害物質を単独で処理するもので、有機ハ ゲン化合物等の有害物質を含有する固体の 理装置とは無関係のものであった。

 また、近年では、有機ハロゲン化合物等の 害物質を含有する固体の処理装置によって 土壌や底質の無害化処理が行われるように っている。
 しかし、土壌や底質は含有水分が多く、従 の有機ハロゲン化合物等の有害物質を含有 る固体の処理装置では、この含有水分の蒸 に多くのエネルギが消費されており、不経 となっている。

 具体的には、従来の有機ハロゲン化合物等 有害物質を含有する固体の処理装置では、 生する排ガスに関して特に吸引することな 、自然排気のみで処理を実施してきている
 このため、蒸発した水分も一部が排出され だけで、多くが有機ハロゲン化合物等の有 物質を含有する固体の処理装置の筐体内に 留することになり、運転停止後には内壁等 凝縮して再び水分となる。
 含水率の高い土壌、河川や海底などの底質 、含水率が数十%の値となっており、マイク ロ波による加熱処理を実施する場合、水分に よるマイクロ波の吸収性が非常に高いことか ら、多くのエネルギが上記のように残留する 水分の蒸発に費やされているのが現状である 。

特開2000-334062号公報

特開2001-19646号公報

特開2005-169291号公報

特許第3461312号公報

特開2004-321917号公報

 本発明は、上記の有機ハロゲン化合物等 有害物質を含有する固体の処理装置が有す 問題点に鑑み、マイクロ波の加熱によって 体内で発生する排ガスに含まれる有機ハロ ン化合物等の有害物質を分解処理すること できる有機ハロゲン化合物等の有害物質を 有する固体の処理装置を提供することを第1 の目的とする。

 本発明は、上記従来の有機ハロゲン化合 等の有害物質を含有する固体の処理装置が する問題点に鑑み、筐体内に滞留し内壁等 凝縮する水蒸気を排除することにより、残 する水分の蒸発に費やしていた多くのエネ ギを節減し、熱効率を大幅に向上させるこ ができる有機ハロゲン化合物等の有害物質 含有する固体の処理装置を提供することを 2の目的とする。

 上記第1の目的を達成するため、本発明の 有機ハロゲン化合物等の有害物質を含有する 固体の処理装置は、有機ハロゲン化合物等の 有害物質を含有する固体を導入する筐体と、 該筐体内に導入した有害物質を含有する固体 にマイクロ波を照射するマイクロ波照射機構 とを備えた有機ハロゲン化合物等の有害物質 を含有する固体の処理装置において、筐体内 に紫外線照射機構を配設したことを特徴とす る。

 この場合において、紫外線照射機構を、 体内で発生した排ガスを排出する排出管内 配設することができる。

 また、紫外線照射機構に、無電極ランプ 用いることができる。

 また、上記第2の目的を達成するため、本 発明の有機ハロゲン化合物等の有害物質を含 有する固体の処理装置は、有機ハロゲン化合 物等の有害物質を含有する固体を導入する筐 体と、該筐体内に導入した有害物質を含有す る固体にマイクロ波を照射するマイクロ波照 射機構とを備えた有機ハロゲン化合物等の有 害物質を含有する固体の処理装置において、 マイクロ波照射により固体から発生する水蒸 気を強制排気する吸引装置を備えた排気管を 設けるとともに、排気中に含まれる水蒸気を 濾過し、有害物質を吸着するフィルタを設け たことを特徴とする。

 この場合において、吸引装置の上流側に 水蒸気から水を分離する凝縮装置を設ける とができる。

 本発明の有機ハロゲン化合物等の有害物 を含有する固体の処理装置は、筐体内に紫 線照射機構を配設し、筐体内に紫外線を照 することによって、マイクロ波によっては 解処理が困難な気体に含まれる有機ハロゲ 化合物等の有害物質に対して、紫外線によ て分解処理を行うことができるとともに、 体に対してもその表面に付着する有機ハロ ン化合物等の有害物質を分解処理すること できる。

 また、紫外線照射機構を、筐体で発生し 排ガスを排出する排出管内に配設すること よって、筐体外に排出する排ガスを効果的 無害化処理することができるとともに、紫 線照射機構をマイクロ波による加熱によっ 高温となる筐体内の比較的低温な位置に配 することができ、紫外線照射機構の熱によ 劣化や故障を防止することができる。

 また、紫外線照射機構に、無電極ランプ 用いることにより、筐体内に照射されるマ クロ波が発生する電磁場によって紫外線を 生させることができ、紫外線照射機構に対 て別途電源設備を設ける必要がなくなり、 置のコストを低廉にできる。

 本発明の有機ハロゲン化合物等の有害物質 含有する固体の処理装置は、有機ハロゲン 合物等の有害物質を含有する固体を導入す 筐体と、該筐体内に導入した有害物質を含 する固体にマイクロ波を照射するマイクロ 照射機構とを備えた有機ハロゲン化合物等 有害物質を含有する固体の処理装置におい 、マイクロ波照射により固体から発生する 蒸気を強制排気する吸引装置を備えた排気 を設けるとともに、排気中に含まれる水蒸 を濾過し、有害物質を吸着するフィルタを けることから、マイクロ波照射にて気化し 水蒸気を排気管で強制排気することにより 筐体内に滞留し内壁等で凝縮する水蒸気を 除することができ、これにより、残留する 分の蒸発に費やしていた多くのエネルギを 減し、処理装置の熱効率を大幅に向上させ ことができる。
 また、排気する水蒸気は、気体の状態でフ ルタを通過させることができるため、排ガ 中の有機物質や有害物質などの効率的な吸 処理を行うことが可能となる。

 また、一般的な吸引装置の場合には、吸 装置の上流側に、水蒸気から水を分離する 縮装置を設けることにより、水蒸気から水 を回収して処理するとともに、吸引装置の 分による影響を防止することができる。

本発明の有機ハロゲン化合物等の有害 質を含有する固体の処理装置の第1実施例を 示す説明図である。 紫外線照射機構の配設箇所を説明する 体の一部断面の正面図である。 本件出願人が先に提案した有機ハロゲ 化合物等の有害物質を含有する固体の処理 置の説明図である。 本発明の有機ハロゲン化合物等の有害 質を含有する固体の処理装置の第2実施例を 示す概要図である。 同処理装置による土壌処理を示すフロ 図である。 本発明の有機ハロゲン化合物等の有害 質を含有する固体の処理装置の第2実施例の 変形例を示す概要図である。

符号の説明

 1 有機ハロゲン化合物等の有害物質を含有 る固体の処理装置
 2 紫外線照射機構
 20 無電極ランプ
 3 マイクロ波処理装置
 30 筐体
 31 マイクロ波照射機構
 4 搬送装置
 5 搬送装置
 6 排出管
 101 有機ハロゲン化合物等の有害物質を含 する固体の処理装置
 102 筐体
 103 マイクロ波照射機構
 131 マイクロ波発振機
 132 冷却装置
 133 攪拌装置
 104 吸引装置
 104A 吸引装置(ジェットノズル式吸引装置)
 105 排気管
 151 保温機構
 106 フィルタ
 107 搬入装置
 108 搬出装置
 109 薬剤サイロ
 110 処理済土壌サイロ
 111 セラミックフィルタ
 112 凝縮装置
 113 水処理装置

 以下、本発明の有機ハロゲン化合物等の 害物質を含有する固体の処理装置の実施の 態を図面に基づいて説明する。

 図1~図2に、本発明の有機ハロゲン化合物 の有害物質を含有する固体の処理装置の第1 実施例を示す。なお、図3に示す処理装置と 様の構造については、同一の符号、一連の 号を付し説明を省略する。

 この有機ハロゲン化合物等の有害物質を 有する固体の処理装置1は、有機ハロゲン化 合物等の有害物質を含有する固体を導入する 密閉容器として構成した筐体30と、この筐体3 0内に導入した汚染物質にマイクロ波を照射 るマイクロ波照射機構31とを備えたマイクロ 波処理装置3からなるものであって、さらに 筐体30内に紫外線照射機構2を備えるように ている。

 筐体30は、特にその形状を特定するもので ないが、筐体30内に導入した汚染物質の上方 においてマイクロ波の照射空間を構成する筐 体30の上半部の周壁の平面断面形状を、5角形 以上の多角形に形成するようにしている。
 これにより、筐体30の上半部の周壁の内壁 で反射したマイクロ波が特定箇所に集中す ことがなく、処理対象物である汚染物質に イクロ波を均一に照射することができる。

 また、マイクロ波処理装置3には、汚染物 質を筐体30内に搬入する搬送装置4と、処理さ れた汚染物質を排出する搬送装置5とを配設 るようにしている。

 この場合において、紫外線照射機構2は、従 来公知の紫外線照射機構を広く使用すること ができ、その構成は特に限定されるものでは ないが、通常の電極付ランプを用いた紫外線 照射機構のほか、無電極ランプ20を用いた紫 線照射機構を使用することができる。
 無電極ランプ20は、内部に水銀やキセノン 封入し、電磁場照射場中で内部の水銀蒸気 励起させることにより紫外線が発生するよ に構成したものであれば、内部に封入する スの成分は特に限定するものではない。
 そして、本実施例においては、マイクロ波 射機構31から照射されるマイクロ波によっ 別途電源設備を設けることなく、無電極ラ プ20を用いた紫外線照射機構から紫外線を発 生させることができる。

 紫外線照射機構2の配設箇所は、筐体30の上 の内壁面が好ましく、マイクロ波照射機構3 1の照射口と干渉しないように取り付けるよ にする。
 そして、本実施例においては、筐体30の上 の内壁面と、筐体30で発生した排ガスを排出 する排出管6内とに配設するようにしている

 排出管6は、隔壁62によって清浄空間62aと汚 空間62bとに区分けされ、筐体30内で発生し 排ガスを吸引ファンFによって吸引し、隔壁6 2に吊設したフィルタ61(例えば、セラミック ィルタ)によって浄化して、大気に放出する ので、排出管6の汚染空間62bの内壁6aに紫外 照射機構2を配設することによって、ダイオ キシン類を始めとする有機ハロゲン化合物等 の有害物質を含む排ガスに対して紫外線を照 射し、有害物質を分解し、フィルタ61を通し 大気に放出するようにしている。
 フィルタ61は、マイクロ波照射機構31から照 射されるマイクロ波によって活性化されて有 機ハロゲン化合物等の有害物質を分解する触 媒を配することにより、粉塵の除去と、有害 物質の吸着・分解とを行うようにしたものを 用いることもできる。

 紫外線照射機構2の内壁6aへの配設箇所は 図2に示すように、筐体30へ突出した箇所が ましく、排出管6の筐体30への突出部分6bは 例えば、石英ガラス等のマイクロ波が透過 る素材を用いることが好ましく、突出部分6b 全体を当該素材で構成するほか、突出部分6b 枠組みを施し、石英ガラス板を嵌め込むよ に構成することもできる。

 この有機ハロゲン化合物等の有害物質を 有する固体の処理装置1を使用して含水率の 高い土壌、河川や海底の底質等を処理する場 合、まず、処理対象汚染物質の含水率を所定 値以下にするため、フィルタプレス(図示省 )等によって含水率を低下させ、搬送装置4に よって筐体30内に導入する。

 そして、筐体30の適所に配設したマイクロ 照射機構31からマイクロ波を照射し、汚染物 質に含有されている有機ハロゲン化合物の脱 ハロゲン化反応等の有害物質の分解処理を行 う。
 この際、マイクロ波の加熱によって、含水 の高い汚染物質に含まれた水分が蒸発し、 ガスとなって筐体30内に充満する。
 この排ガスにはダイオキシン類を始めとす 有機ハロゲン化合物等の有害物質が含有さ ているが、有害物質は、紫外線照射機構2の 発生する紫外線によって分解される。
 また、吸引ファンF(吸引ファンFを配設しな 場合も同様)により排出管6に導かれた排ガ に残存する有害物質は、排出管6の内壁6aに 設した紫外線照射機構2の発生する紫外線に って分解され、フィルタ61を通して大気に 出される。

 また、筐体30内に搬入された汚染物質は マイクロ波照射による分解処理と併せて、 の表面に付着する有害物質が、紫外線照射 構2の発生する紫外線によって分解される。

 そして、所定時間の処理が終了した後、 体30の下部に配設した排出口3bを介して、搬 送装置5によって処理した汚染物質を排出す 。

 図4~図5に、本発明の有機ハロゲン化合物 の有害物質を含有する固体の処理装置の第2 実施例を示す。

 この有機ハロゲン化合物等の有害物質を含 する固体の処理装置101は、有機ハロゲン化 物等の有害物質を含有する固体を導入する 体102と、該筐体102内に導入した有害物質を 有する固体にマイクロ波を照射するマイク 波照射機構103とを備えている。
 そして、この有機ハロゲン化合物等の有害 質を含有する固体の処理装置101は、マイク 波照射により固体から発生する水蒸気を強 排気する吸引装置104を備えた排気管105を設 るとともに、該排気管105に、排気中に含ま る水蒸気を濾過し、有機ハロゲン化合物等 有害物質を吸着するフィルタ106を設けてい 。

 筐体102は、筐体102内に導入した土壌A(本 施例において底質を含む)の上方においてマ クロ波の照射空間を構成する筐体102の上半 の周壁の形状を、5角形以上の多角形あるい は円筒形に形成するようにしている。

 また、筐体102には、土壌Aを筐体102内に搬入 する搬入装置107と、処理された土壌Aを排出 る搬出装置108とが配設されている。
 この場合、重機で浚渫された土壌の水分を 整して土壌Aとする。この土壌Aは、薬剤サ ロ109に貯蔵された消石灰や重曹等のアルカ 物質と活性炭とからなる混合物を添加した 態(この混合物は、処理対象の土壌Aの性状等 により、必要量を添加するもので、添加しな い場合もある。)で筐体102に搬入される。
 一方、マイクロ波照射により処理された土 Aは、搬出装置108により排出され、冷却処理 を施した後、処理済土壌サイロ110に貯蔵され る。

 マイクロ波照射機構103は、筐体102の上部 設置されたマイクロ波発振機131と、このマ クロ波発振機131を冷却する冷却装置132と、 体102の底部に配設され、搬入した土壌を攪 する攪拌羽根を有する攪拌装置133とを備え いる。

 排気管105は、筐体102の上部に設置したセラ ックフィルタ111から筐体102の外部に延設さ 、終端付近に、筐体102内の水蒸気を吸引し 強制排気する吸引装置104、具体的には、例 ば、吸引ブロアを配設している。
 また、排気管105の筐体102付近には、排ガス の有機物質や有害物質などを吸着する活性 素繊維を用いたフィルタ106が設置されてお 、排気管105の筐体102からこのフィルタ106を えるまでの区間には、排気管105を保温する とにより水蒸気を気体の状態で保持する保 機構151が設けられている。
 保温機構151は、保温ジャケットなどからな 、必要により加熱装置を設けて、排気管105 100℃以上に保温する。

 また、吸引装置104の上流側には、水蒸気を 却することにより、水蒸気から水を分離す 凝縮装置112が設けられている。
 この凝縮装置112により分離された水は、別 、水処理装置113で浄化され放水される。

 かくして、本実施例の有機ハロゲン化合物 の有害物質を含有する固体の処理装置101は 有機ハロゲン化合物等の有害物質を含有す 固体を導入する筐体102と、該筐体102内に導 した有害物質を含有する固体にマイクロ波 照射するマイクロ波照射機構103とを備えた 機ハロゲン化合物等の有害物質を含有する 体の処理装置において、マイクロ波照射に り固体から発生する水蒸気を強制排気する 引装置104を備えた排気管105を設けるととも 、排気中に含まれる水蒸気を濾過し、有害 質を吸着するフィルタ106及びセラミックフ ルタ111を設けることから、マイクロ波照射 て気化した水蒸気を排気管105で強制排気す ことにより、筐体102内に滞留し内壁等で凝 する水蒸気を排除することができ、これに り、残留する水分の蒸発に費やしていた多 のエネルギを節減し、処理装置の熱効率を 幅に向上させることができる。
 また、排気する水蒸気は、気体の状態でセ ミックフィルタ111及びフィルタ106を順に通 させることができるため、排ガス中の有機 質や有害物質などの効率的な吸着処理を行 ことが可能となる。

 この場合、排気管105の少なくとも筐体102か フィルタ106までの区間に、排気管105を保温 水蒸気を気体の状態で保持する保温機構151 設けることにより、水蒸気をすべて気体の 態でフィルタ106を通過させることができる め、フィルタ106への水分の付着を防止でき より効率的な吸着処理を行うことが可能と る。
 また、一般的な吸引装置104の場合には、吸 装置104の上流側に、水蒸気から水を分離す 凝縮装置112を設けることにより、水蒸気か 水分を回収して処理するとともに、吸引装 104の水分による影響を防止することができ 。

 ところで、上記実施例においては、フィ タ106及びセラミックフィルタ111の2種類のフ ィルタを使用し、セラミックフィルタ111によ って、まず排気中に含まれる粉塵を除去し、 その後、フィルタ106によって、有機ハロゲン 化合物等の有害物質を吸着するようにしたが 、フィルタの構成はこれに限定されず、例え ば、図6(a)に示す本発明の有機ハロゲン化合 等の有害物質を含有する固体の処理装置の 2実施例の第1変形例のように、筐体102の上部 に設置したセラミックフィルタ111に、マイク ロ波によって活性化されて有機ハロゲン化合 物等の有害物質を分解する触媒を配すること により、粉塵の除去と、有機ハロゲン化合物 等の有害物質の吸着、分解とを、1つのセラ ックフィルタ111によって行うようにするこ もできる。この場合、フィルタ106及び保温 構151は不要となる。

 また、上記実施例及びこの実施例の第1変 形例においては、吸引装置104の上流側に、水 蒸気から水を分離する凝縮装置112を設けるこ とにより、耐水機能を有しない一般的な吸引 装置104を使用できるようにしたが、例えば、 上記実施例と同様、フィルタ106及びセラミッ クフィルタ111の2種類のフィルタを使用する 、凝縮装置112を設けない場合には、図6(b)に す本発明の有機ハロゲン化合物等の有害物 を含有する固体の処理装置の第2実施例の第 2変形例のように、吸引装置として、排気管10 5の管路出口側にノズル口を向けたジェット ズル式吸引装置104A(耐水機能を有する吸引装 置の一例)を使用するようにする。

 以上、本発明の有機ハロゲン化合物等の有 物質を含有する固体の処理装置について、 の実施例に基づいて説明したが、本発明は 記実施例に記載した構成に限定されるもの はなく、その趣旨を逸脱しない範囲におい 適宜その構成を変更することができる。
 また、本発明の有機ハロゲン化合物等の有 物質を含有する固体の処理装置は、コンパ トな構造のため、オンサイト処理が可能な 搬式設備として構成することもできる。

 本発明の有機ハロゲン化合物等の有害物質 含有する固体の処理装置は、マイクロ波の 熱によって筐体内で発生する排ガスに含ま る有機ハロゲン化合物等の有害物質を分解 理することができることから、ダイオキシ 類を始めとする有機ハロゲン化合物等の有 物質が含有されている汚染物質、特に、含 率の高い土壌、河川や海底の底質等の処理 用途に好適に用いることができる。
 また、本発明の有機ハロゲン化合物等の有 物質を含有する固体の処理装置は、筐体内 滞留し内壁等で凝縮する水蒸気を排除する とにより、残留する水分の蒸発に費やして た多くのエネルギを節減し、熱効率を大幅 向上させることから、今後拡大することが 込まれる土壌や底質中のダイオキシン類を めとする無害化処理需要において、広く好 に使用することができる。
 また、これら土壌や底質に限ることなく、 水率の高いその他の処理対象物に対しても 同様に広く好適に使用することができる。