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Title:
TREATMENT SPAR DEVICE FOR SKIN AND/OR HAIR, AND METHOD FOR SKIN AND HAIR TREATMENT
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/016761
Kind Code:
A1
Abstract:
[PROBLEMS] To provide a treatment device and treatment method which can enhance water retention of the whole skin (especially a face) and hair. [MEANS FOR SOLVING PROBLEMS] In the treatment device, 1) a liquid chemical tank (3) is provided within a water tank (1), and an ultrasonic generator (7) is provided on the bottom of the water tank (1). 2) Ultrasonic waves (an arrow (a)) emitted from the ultrasonic generator arrives at a liquid chemical surface (4), and ultrafine mist (nanomist (8)) of the liquid chemical is generated. 3) Nanomist (8) borne on air fed from a fan (9) is spouted from a mist spout port (13) to form a mist spouted stream (14). In the treatment method, the liquid chemical contains γ-PGA(γ-polyglutamic acid). The use of the device can increase osmotic force into the skin or hair and can contribute to a significant improved water retention.

Inventors:
KONNO KENICHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/065178
Publication Date:
February 05, 2009
Filing Date:
August 02, 2007
Export Citation:
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Assignee:
UMO INC CO LTD (JP)
KONNO KENICHI (JP)
International Classes:
A45D44/02; A61K8/02; A61K8/88; A61Q5/00; A61Q19/00
Foreign References:
JP2007125316A2007-05-24
Attorney, Agent or Firm:
THE PATENT CORPORATE BODY PROTEC (4-3-24 Komaba, Meguro-k, Tokyo 41, JP)
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Claims:
水槽の底部に超音波発生機が設けられるとともに、該水槽の底面から離間させて薬液槽が設置されていて、
上記の超音波発生機から放射された超音波が水槽内の水、および薬液槽の底部、並びに薬液槽内の薬液を通って薬液面に到達し得るようになっており、
超音波を受けた薬液面から発生する超微細ミストを導く管と、該管の先端に設けられたミスト噴出口とを具備していることを特徴とする、スキン,ヘアー・トリートメントスパ装置。
前記薬液槽の底壁に開口が設けられており、かつ、該開口が薄いシートで覆われていることを特徴とする、請求項1に記載したスキン,ヘアー・トリートメントスパ装置。
前記の超音波発生機よび水槽を収納するケースが設けられ、
かつ、前記の超微細ミストを導く管が上記のケースに対してアーム状に、傾動可能に装着されていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載したスキン,ヘアー・トリートメントスパ装置。
前記ミスト噴出口の付近にカラー光源が設けられていて、該カラー光源から放射される光束がミストで散乱され、ミストの噴出流が外観的に着色されるようになっていることを特徴とする、請求項1ないし請求項3の何れかに記載したスキン,ヘアー・トリートメントスパ装置。
ガンマ-ポリグルタミン酸を含有する薬液の液面に、薬液内部から超音波を投射して、粒径寸法1ミリメートル未満の超微粒ミストを発生させ、
上記の超微粒ミストを気流に乗せて導き、ミスト噴流14として顔面の皮膚に当てることにより、皮膚の保水性を向上せしめて滑らかにすることを特徴とする、スキン・トリートメント方法。
ガンマ-ポリグルタミン酸を含有する薬液の液面に、薬液内部から超音波を照射して、粒径寸法1ミリメートル未満の超微粒ミストを発生させ、
上記の超微粒ミストを気流に乗せて導き、ミスト噴流として毛髪に当てることにより、該毛髪の保水性を向上せしめて、毛髪に潤いともに光沢とを与え、かつ滑らかならしめることを特徴とする、ヘアー・トリートメント方法。
前記ミスト噴流の噴出口付近にカラー光源を設けて有色光を投射し、ミスト噴流の外観に色彩を与えることにより、心理的にスキン,ヘアー・トリートメント効果を印象づけることを特徴とする、請求項5または請求項6に記載したスキンまたはヘアーのトリートメント方法。
Description:
スキン及び又はヘアーのトリー メントスパ装置、及び同方法

本発明は美容術におけるスキントリートメ ント(皮膚の手入れ。主として美顔)およびヘ ートリートメント(毛髪の手入れ)に係り、 殊な薬液のナノミスト (ナノメートルオー ーの超微細粒子)を用いて皮膚を潤わせて滑 かにしたり、髪を艶やかで柔らかく櫛通り 良い状態に整えたりする技術に関するもの ある。

肌を美麗にする技術として、例えば特開2005-4 44号公報に記載されているように、放電管か の放電エネルギーを収束させて肌面接触用 極に供給する ものや、特開2004-321095号公報 に記載されているように、ヒアルロン酸に卵 殻膜を配合した飲食品組成物が公知である。
また、台湾の発酵食品メーカーである味丹は 、美肌に卓効を奏するガンマ-ポリグルタミ 酸(γ-PGA)を開発して2003年度バイオテクノロ ー金賞を受賞している。
化粧品ないし肌の栄養剤としてのγーPGAが優 ていることは公知であり、この薬剤を含む リーム剤を塗布することは広く行われてい 。

上記のγ-PGAを物理的療法と組み合わせること により皮膚の内部まで速やかに浸透させて実 効を挙げる技術として、『γ-PGAを含む薬液中 に手を入れて おき、この薬液中に微細な気 を吹き込んで、該気泡が破裂する際の超音 によって薬液の有効成分を皮膚の深部まで 透させる方法、及び同装置』が開発されて る。
上記の技術は、本発明者が創作し本出願人に よって別途出願中の発明(以下、未公知の先 に係る発明という)。

特開2005-47920号公報

特開2003-268237号公報

特開2003-12487号公報

前記各種の先行技術中で、ガンマ-ポリグル ミン酸(以下、γ-PGAと略記する)
を用いる方法は最も効果的である。
しかし、美肌施療の対象である皮膚を薬液中 に浸さねばならないので、これを顔面その他 に適用することは容易でない。
不可能ではないにしても、設備が大掛かりに なって取り扱いにくい。さらに顔面を薬液中 に浸している間、呼吸をどうするかという難 問が伴う。

本発明は以上に述べた事情に鑑みて為された ものであって、その目的とするところは、
顔面、毛髪その他、身体の各部に適用するこ とが容易かつ安全であり、装置が小形軽量で 、しかもγ-PGAの薬効を十分に発揮し得る方法 、および、上記の方法を実施するに好適な装 置を提供するにある。

上記の目的を達成するために創作した本発明 の基本的な原理について、その1実施形態に 応する図1を参照して略述すると次の通りで る。
水槽1の中には水が入れられており、その中 薬液槽3が設置され、γ-PGAを含む薬液が入っ いる。前記水槽1の底部に設けられている超 音波発生機7か ら矢印aのように超音波を放 すると、薬液面4が激しく微小に波立って、 微細な(ナノメートルオーダー、例えば粒径 500nm)ミスト8(以下、ナノミ ストという)が発 する。
このとき、通常の超音波よりも周波数の高い 超音波を放射することによって、ナノミスト の発生が可能となる。
送風機9で風を送り(矢印a、b)この風にナノミ ト8を乗せて矢印dのようにアーム管12を経て ミスト噴出口13からミスト噴流14として噴出 せる。このミスト噴流を顔に当てれば美顔 果が得られ、髪に当てれば髪が艶やかで柔 かく櫛通りの良い状態に整えられる。

上述の原理に基づく具体的な構成として請求 項1の発明に係るスキン,ヘアー・トリートメ トスパ装置は、
(図1参照)水槽(1)の底部に超音波発生機(7)が設 けられるとともに、該水槽の底面から離間さ せて薬液槽(3)が設置されていて、
上記超音波発生機(7)から放射された超音波が 水槽内の水、薬液槽の底部、および薬液槽内 の薬液を通って薬液面(4)に到達し得るように なっており、
超音波を受けた薬液面から発生する超微細ミ ストを導く管(12)と、該管の先端に設けられ ミスト噴出口(13)とを具備していることを特 とする。

請求項2の発明に係るスキン,ヘアー・トリー メントスパ装置の構成は、前記請求項1の発 明装置の構成要件に加えて、
(図2参照)前記薬液槽(3)の底壁に開口(16)が設 られており、かつ、該開口が薄いシート(17) 覆われていることを特徴とする。

請求項3の発明に係るスキン,ヘアー・トリー メントスパ装置の構成は、前記請求項1また は請求項2の発明装置の構成要件に加えて、
(図1参照)前記の超音波発生機(7)および水槽(1) を収納するケース(図3参照、符号18)が設けら 、
かつ、前記の超微細ミストを導く管(12)が上 のケース(18)に対してアーム状に、傾動可能 装着されていることを特徴とする。

請求項4の発明に係るスキン,ヘアー・トリー メントスパ装置の構成は、前記請求項1ない し請求項3の発明装置の構成要件に加えて、
(図1参照)前記ミスト噴出口(13)の付近にカラ 光源(15)が設けられていて、該カラー光源か 放射される光束がミスト噴流(14)で散乱され 、該ミスト噴出流が外観的に着色されるよう になっていることを特徴とする。

請求項5の発明に係るスキン・トリートメン 方法の構成は、
ガンマ-ポリグルタミン酸を含有する薬液の 面に、薬液内部から超音波を照射して、粒 寸法1ミリメートル未満の超微粒ミストを発 させ、
上記の超微粒ミストを気流に乗せて導き、ミ スト噴流14として顔面の皮膚に当てることに り、皮膚の保水性を向上せしめて滑らかに ることを特徴とする。

請求項6の発明に係るヘアー,トリートメント 法の構成は、
ガンマ-ポリグルタミン酸を含有する薬液の 面に、薬液内部から超音波を照射して、粒 寸法1ミリメートル未満の超微粒ミストを発 させ、
上記の超微粒ミストを気流に乗せて導き、ミ スト噴流として毛髪に当てることにより、該 毛髪の保水性を向上せしめて、毛髪に潤いと ともに光沢とを与え、かつ滑らかならしめる ことを特徴とする。

請求項7の発明に係るスキンまたはヘアーの リートメント方法の構成は、前記請求項5ま は請求項6の発明方法の構成要件に加えて、
(図1、図2参照)ミスト噴流(14)の噴出口(13)付近 にカラー光源(15)を設けて有色光を投射し、 スト噴流の外観に色彩を与えることにより 心理的にスキン,ヘアー・トリートメント効 を印象づけることを特徴とする。

請求項1の発明装置を適用すると、薬剤(例 ばγ-PGA)を含む薬液が超音波によってナノミ ストとなり、所望の箇所へ吹き付けられるの で、薬剤の有効成 分が皮膚の深部、または 髪のキューティクル内部まで浸透して保水 を高め、薬剤効果を十分に発揮させること できる。

請求項2の発明装置を、前記請求項1の発明装 に併せて適用すると、薬液槽を取り扱い易 ように適宜の肉厚に構成しても、超音波は 口を通って薬液内に進行し得る。
上記の開口は薄シートで覆われているので薬 液と水とが明確に区画され、両者が混合した り薬液が漏れたりする虞れが無い。
しかも超音波は薄シートを通るので、ほとん ど減衰しない。

請求項3の発明装置前記請求項1または請求項2 の発明装置に併せて適用すると、超音波発生 機および水槽がケース内に収納されているの で、取り扱いが容易であり、水や薬液が零れ 出る心配が無い。また上記のケースは内部の 構成機器を覆って、障害物の衝突を防止して いる。
そして、外観が簡素になり、意匠的な工夫を 凝らして商品価値を高めることが可能になる 。
さらに、超微細ミストを導く管が前記のケー スに対してアーム状に、傾動可能に装着され ているので、ケースを動かさずに超微細ミス トの噴出口を所望の位置、方向にすることが できて好都合である。

請求項4の発明装置を前記請求項1ないし請求 3の発明装置に併せて適用すると、
ミスト噴出口の付近にカラー光源が設けられ てるので、該カラー光源から放射される光束 がミスト噴流で散乱され、該ミスト噴出流が 外観的に着色される
これにより、薬液ミストで施療を受けるクラ イアントは精神的緊張を解されてリラックス することができる。その上、薬液ミストの施 療に対する信頼感が生まれて施療効果が高め られる。

請求項5の発明方法を適用すると、超音波の 用で、γ-PGAを含有する薬液の液面から超微 ミストが発生し、この超微粒ミストを気流 乗せて顔面の皮膚に当てることにより、皮 の保水性が向上して滑らかになる。
特に、前記のミストが粒径サブミクロンの超 微粒であるから、皮膚に対する浸透性が高く 、薬液が皮膚の深部まで浸透して、γ-PGAの薬 効が充分に発揮される。

請求項6の発明方法を適用すると、超音波の 用で、γ-PGAを含有する薬液の液面から超微 ミストが発生し、この超微粒ミストを気流 乗せて毛髪に当て ることにより、キューテ ィクル内部の保水性が向上して髪が滑らかに なり、毛髪に潤いと光沢とを与え、かつ滑ら かならしめる。
特に、前記のミストが粒径サブミクロンの超 微粒であるから、毛髪に対する浸透性が高く 、薬液が深部まで浸透して、γ-PGAの薬効が充 分に発揮される。
毛髪の保水性を向上せしめて、毛髪に潤いと もに光沢とを与え、かつ滑らかならしめる。

請求項7の発明方法を、前記請求項5または請 項6の発明方法と併せて適用すると、
ミスト噴出口の付近に設けられたカラー光源 からカラー光束が投射され、ミスト噴流で散 乱されてナノミスト噴出流が着色されるので 、施療を受けるクライアントが精神的緊張を 解されてリラックスする。その上、薬液ミス トの施療に対する信頼感が生まれて施療効果 が高められる。

図1は、本発明装置の1実施形態における機能 構成部分を抽出して描いた模式的な断面図 ある。
水槽1の中には水が入れられている。符号2は の水面である。この水面に底部を浸して薬 槽3が着脱可能に設置されている。符号5は 液槽蓋であり、符号6は水槽の蓋である。
前記水槽1の底壁に、163万ないし240万サイク の極超音波を発生する超音波発生機7が設置 れている。本例における超音波発生機の設 個数は2個であるが、本発明を実施する場合 、超音波発生機の設置個数は任意に設定する ことができる。

前記薬液槽3の中に、γ-PGAを主剤とする薬液 入れられている。符号4は薬液面である。
前記の超音波発生機7を作動させると、発生 た超音波が矢印aのように水中を伝播し、薬 槽3の底壁を通って、薬液内を伝播して薬液 面4に到達する。
縦波(粗密波)である超音波がほぼ上向きに到 するので、液面付近の薬液は上下に激しく 動して波立ち、微粒子化してナノミスト8が 発生する。

前記水槽1の下方に送風機9が設置されていて 大気を吸入して矢印bのように吐出する。吐 出された空気流は、送風管10に導かれて矢印c のように薬液槽3内へ吹き込まれる。
前記薬液槽3に対して、管12がアーム状に回動 可能に接続連通されていて、その先端にミス ト噴出口13が形成されている。薬液面4から発 生したナノミストは空気流に乗って、矢印d 向へ流れ、ミスト噴出口13から噴出(矢印e)し てミスト噴流14を形成する。

前記薬液槽3の詳細な構成については図2を参 して後に詳しく説明するが、水槽1に対して 着脱可能に装着されている。
薬液槽3内の薬液はミストになって出て行く で、その量が次第に減少する。上述のよう 薬液槽3が着脱可能であれば、持ち運んで薬 を調合するに好都合である。
本実施形態のスキン及び又はヘアーのトリー トメントスパ装置においては、薬液槽3の容 に適合する分量の薬剤がパックされ、若し は瓶詰めして供給するように準備されてい 。

本図1においては、水槽1内の水面2と薬液槽3 の薬液面4とがほぼ等しい状態が描かれてい 。
このスキン及び又はヘアーのトリートメント スパ装置を使用するに伴い、薬液面4は次第 低下してゆくが、水面2はあまり変わらない しかし水槽内の水は、 超音波を伝播させ 媒体として重要な役割を受け持っているの 、水面が常に薬液槽3の底面よりも上方に位 しているように配慮しなければならない。

前記ミスト噴出口13の付近にカラー光源15が けられている。本例においては、赤色発光 イオード(LED)と緑色発光ダイオードとを設け 、任意に選択して点滅できるようになってい る。
有色の光を照射されたナノミストは光束を散 乱させ、あたかもナノミストが発光している ような外観を呈する。本例では、ミスト噴流 14を赤色または緑色の任意の色彩に輝かせる とができる。

本発明を実施する場合、カラー光源の色調数 は赤,緑の2色に限られるものではなく、例え 赤,緑,青の3原色のカラー光源を設けて3色を 使い分け、又は、更にこれらの原色を混合さ せて各種の色調に輝かせることも可能である 。
光源の色調を変えるだけでなく、光源を点滅 させることもできる。このような応用例によ って、本発明装置の使用形態が多様になる。

用法の一例として、本実施形態では次のよう に使い分けている。
a)γ-PGAの外に、細胞を活性化する薬剤や血行 良くして代謝を高める薬剤を調合してトリ トメンントするときは赤色に輝かせ、
b)γ-PGAの外に、肌の水分・油分のバランスを える薬剤や沈静化させる薬剤を調合してト ートメンントするときは緑色に輝かせる。
このような心くばりはクライアントをリラッ クスさせるとともに、ナノミスト施療に対す る信頼感を深からしめる。

図2は、前記薬液槽3の拡大詳細図である。そ 本体部分は合成樹脂で成形され、取り扱い いように適宜の肉厚を有している。その底 に2個の開口16が設けられるとともに、薄シ ト17が一体に成形されて該開口を覆ってい 。
このような構成であるから、薬液槽3に薬液 入れて持ち運ぶことも容易である。
(図1と図2とを併せて参照)超音波は薄シート17 を経て伝播するので、ほとんど減衰すること なく薬液内へ進行することができる。

図3は、前掲の図1に示した実施形態に係るス ン及び又はヘアーのトリートメントスパ装 を使用している状態を描いた全体的な斜視 である。
ケース18の中に、図1の構成部分が収納されて いる。ただし、図1に描かれている構成部材 、アーム管12及びこれに付属する部材は、ケ ース外に出ている。
本例においては、キャスター付きのスタンド 19にケース18が載せられている。
スタンド19を動かしたりアーム管12を傾動さ たりして、ミスト噴出口13を適宜の箇所に位 置せしめ、ミスト噴流14を毛髪に当て、若し は顔面に当て る。図示を省略するが、本 明に係るスキントリートメントは顔面に限 れるものではなく、全身美容に適用するこ ができる。

本発明装置の実用的効果の一つは、美容サロ ンにおける人手不足の解消である。
すなわち、従来例のトリートメント手段に比 しての特徴は、図3に示されているようなト ートメンントを継続しつつ、施術者(美容師, 美顔師)がクライアントから離れることがで る。具体的には次のごとくである。
熟練した施術者(美容師,美顔師)がクライアン トの肌や髪の状態を詳細に調べ、かつクライ アントと充分にカウンセリングした上で、薬 剤を調合し、ミスト吹き付け時間を定めてト リートメンントを開始し(図3の状態)、設定時 間が来るまでの間、見習い美容師,見習い美 師にケアーを任せることができる。
昨今、単なる人手不足ではなく、高度技術者 の不足に悩まされているのが当業界の実情で あるから、上述のようにして高度技術者(当 、高給である)が受け持 つクライアント数 増やし、これを見習技術者によって支障無 補い得るということは、人手不足の解消に わめて有効である。また、本発明によるト ートメ ントスパ装置を顔面用とした場合、 この装置は、フェイシャルスパ装置と呼ぶこ ともできる。

本発明装置の1実施形態における機能的 構成部材を抽出して模式的に描いた断面図 (A)は前掲の図1に描かれている薬液槽の 拡大詳細断面図、(B)は本発明装着を使用して いる状態の全体的な斜視図 本発明装置を使用している状態の斜視

符号の説明

1…水槽1
2…水面
3…薬液槽
4…薬液面
5…薬液槽蓋
6…水槽蓋
7…超音波発生機
8…ナノミスト 
9…送風機 
10…送風管
11…ミスト送出口
12…アーム管
13…ミスト噴出口
14…ミスト噴流
15…カラー光源
16…開口
17…薄シート
18…ケース
19…スタンド