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Patent Searching and Data


Title:
ULTRASONIC WASHING APPARATUS, AND ULTRASONIC WASHING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/107319
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is an ultrasonic washing apparatus comprising a washing bath for containing a washing liquid to dip and wash a washing object, an ultrasonic wave transmission bath for containing transmission water to transmit ultrasonic waves to the washing bath, a diaphragm arranged in the lower portion of the ultrasonic wave transmission bath for superposing the ultrasonic waves on the transmission water by a vibrator, and a holding jig for holding the washing object to be washed, in the washing bath. The washing object is held by the holding jig and dipped in the washing liquid in the washing bath, and this washing bath is dipped in the transmission water in the ultrasonic wave transmission bath, so that the ultrasonic waves superposed by the diaphragm are transmitted through the transmission water to the washing bath thereby to wash the washing object ultrasonically. Further comprised is a transmission bath rocking mechanism for rocking the ultrasonic wave transmission bath in a horizontal plane. The ultrasonic washing apparatus and an ultrasonic washing method thus provided can suppress the washing irregularities of the washing object in the ultrasonic washing operation, can reduce the number of washing baths thereby to lower the cost for the apparatus, and can perform the particle elimination effectively.

More Like This:
Inventors:
ABE, Tatsuo (Shin-Etsu Handotai Co. Ltd., 150, Aza Ohira, Oaza Odakura, Nishigo-mura, Nishishirakawa-gu, Fukushima 61, 96180, JP)
阿部達夫 (〒61 福島県西白河郡西郷村大字小田倉字大平150番地信越半導体株式会社 半導体白河研究所内 Fukushima, 96180, JP)
KABASAWA, Hitoshi (Shin-Etsu Handotai Co. Ltd., 150, Aza Ohira, Oaza Odakura, Nishigo-mura, Nishishirakawa-gu, Fukushima 61, 96180, JP)
Application Number:
JP2009/000248
Publication Date:
September 03, 2009
Filing Date:
January 23, 2009
Export Citation:
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Assignee:
Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. (6-2 Ohtemachi 2-chome, Chiyoda-ku Tokyo, 04, 10000, JP)
信越半導体株式会社 (〒04 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 Tokyo, 10000, JP)
ABE, Tatsuo (Shin-Etsu Handotai Co. Ltd., 150, Aza Ohira, Oaza Odakura, Nishigo-mura, Nishishirakawa-gu, Fukushima 61, 96180, JP)
阿部達夫 (〒61 福島県西白河郡西郷村大字小田倉字大平150番地信越半導体株式会社 半導体白河研究所内 Fukushima, 96180, JP)
International Classes:
B08B3/12; H01L21/304
Attorney, Agent or Firm:
YOSHIMIYA, Mikio (1st Shitaya Bldg. 8F, 6-11 Ueno 7-chome, Taito-ku, Tokyo 05, 11000, JP)
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Claims:
 少なくとも、被洗浄物を浸漬して洗浄するための洗浄液を収容する洗浄槽と、該洗浄槽に超音波を伝搬するための伝搬水を収容する超音波伝搬槽と、前記超音波伝搬槽の下部に配置され振動子により超音波を前記伝搬水に重畳する振動板と、洗浄する被洗浄物を前記洗浄槽中に保持する保持治具とを具備し、前記被洗浄物が前記保持治具で保持されて前記洗浄槽内の洗浄液に浸漬され、前記洗浄槽が前記超音波伝搬槽内の伝搬水に浸され、前記振動板により重畳した超音波を伝搬水を介して洗浄槽に伝搬させて前記被洗浄物を超音波洗浄する超音波洗浄装置であって、前記超音波伝搬槽を水平面内で揺動させる伝搬槽揺動機構を具備する超音波洗浄装置。
 
 前記保持治具を水平面内で揺動させる保持治具揺動機構を具備することを特徴とする請求項1に記載の超音波洗浄装置。
 
 前記超音波伝搬槽および保持治具は、互いに水平面内で直交方向に揺動するものであることを特徴とする請求項2に記載の超音波洗浄装置。
 
 被洗浄物を浸漬して洗浄するための洗浄液を洗浄槽に収容し、前記洗浄槽に超音波を伝搬するための伝搬水を超音波伝搬槽に収容し、振動子により超音波を前記伝搬水に重畳する振動板を前記超音波伝搬槽の下部に配置し、前記被洗浄物を保持治具で保持して前記洗浄槽内の洗浄液に浸漬し、前記洗浄槽を前記超音波伝搬槽内の伝搬水に浸し、前記振動板により重畳した超音波を伝搬水を介して洗浄槽に伝搬させて前記被洗浄物を洗浄する超音波洗浄方法であって、前記超音波伝搬槽を水平面内で揺動させながら被洗浄物を超音波洗浄することを特徴とする超音波洗浄方法。
 
 前記保持治具を水平面内で揺動させることを特徴とする請求項4に記載の超音波洗浄方法。
 
 前記超音波伝搬槽および保持治具を、互いに水平面内で直交方向に揺動させることを特徴とする請求項5に記載の超音波洗浄方法。
 
 
 
Description:
超音波洗浄装置及び超音波洗浄 法

 本発明は、半導体ウェーハを始めとした半 体部品等の被洗浄物を薬液に浸漬し、更に 音波を照射して洗浄する超音波洗浄装置お び超音波洗浄方法に関する。
 

 従来から、工学部品や半導体部品等の洗浄 は、超音波洗浄装置を用いて洗浄すること 一般的に行われている。
 図3に従来の一般的な超音波洗浄装置の一例 の概略図を示す。
 図3に示すように、従来の一般的な超音波洗 浄装置101は、被洗浄物104を洗浄するための洗 浄液107を収容する洗浄槽102と、該洗浄槽102に 超音波を伝搬するための伝搬水108を収容する 超音波伝搬槽103と、該超音波伝搬槽103の外壁 面に備えられた、例えばセラミック製の圧電 素子から成る超音波振動子109により超音波を 伝搬水108に重畳する振動板105等を備えるもの である。また、被洗浄物104は保持治具106等に より洗浄槽102中に保持され、洗浄槽102内の洗 浄液に浸漬される。また、洗浄槽102は超音波 伝搬槽内の伝搬水108に浸される。

 そして、振動板105によって重畳された超音 は、伝搬水108を介して洗浄槽102に伝搬され 洗浄液107の液面や洗浄槽壁等を境界とする 在波が形成される。このとき、定在波の腹 当たる洗浄液が大きく振動し、この振動に る音圧で、被洗浄物104が洗浄される。
 しかし、洗浄液107中の定在波の波形は、洗 槽102の形状、超音波振動子109の設置位置や 波数、洗浄液107の液種、液温、液深等によ 決定されるので、上記条件が一定の下では 在波の腹と節の位置も変わらない。従って 定在波の節の位置では洗浄液107がほとんど 動しないので、被洗浄物104の定在波の節の 置にある部分は十分に洗浄が行われない。 のため、被洗浄物全体が均一に洗浄ができ 洗浄ムラが発生するなどの問題があった。

 このような問題に対し、半導体部品を収容 たカセットを洗浄槽内で二次元的揺動動作 せることによって、効率良く洗浄できる超 波洗浄装置が開示されている(特開平9-260334 公報参照)。
 また、被洗浄物である複数の基板の各主面 、片側端部に超音波振動子が付設された複 の棒部材を略平行に対向配置し、前記基板 前記棒部材とを相対的に平行移動させなが 超音波洗浄することによって、基板の全面 わたって十分に汚染物質を除去することが きる基板洗浄装置が開示されている(特開200 2-59095号公報参照)。
 近年、半導体部品等の被洗浄物の超音波洗 において、例えばウェーハのパーティクル 去に効果的であり、パーティクル品質を向 させるという点等から1MHzといった高周波の 超音波が使用されている。しかし、使用する 超音波が高周波になる程、超音波の指向性が 強くなり、前記のような洗浄ムラの問題に大 きく影響を与えている。

 このような問題に対し、前記開示されてい 基板洗浄装置のように、被洗浄物を保持す 保持治具を揺動させたり、複数の洗浄槽を け、該洗浄槽内で保持治具の位置をずらし り、洗浄中に保持治具を配置する洗浄槽を えたりして、被洗浄物に当たる超音波の定 波の節の位置を変化させながら洗浄してい 。しかし、このようにして超音波洗浄して 、被洗浄物の洗浄ムラの抑制やパーティク の除去効果が不十分であったり、複数の洗 槽を設ける場合には、装置のコストが増加 るという問題があった。
 

 本発明は前述のような問題に鑑みてなさ たもので、高周波の超音波洗浄で問題とな ていた強い指向性による被洗浄物の洗浄ム を抑制し、洗浄槽数を削減して装置のコス を低減することができ、パーティクル除去 効果的に行うことができる超音波洗浄装置 よび超音波洗浄方法を提供することを目的 する。

 上記目的を達成するために、本発明によれ 、少なくとも、被洗浄物を浸漬して洗浄す ための洗浄液を収容する洗浄槽と、該洗浄 に超音波を伝搬するための伝搬水を収容す 超音波伝搬槽と、前記超音波伝搬槽の下部 配置され振動子により超音波を前記伝搬水 重畳する振動板と、洗浄する被洗浄物を前 洗浄槽中に保持する保持治具とを具備し、 記被洗浄物が前記保持治具で保持されて前 洗浄槽内の洗浄液に浸漬され、前記洗浄槽 前記超音波伝搬槽内の伝搬水に浸され、前 振動板により重畳した超音波を伝搬水を介 て洗浄槽に伝搬させて前記被洗浄物を超音 洗浄する超音波洗浄装置であって、前記超 波伝搬槽を水平面内で揺動させる伝搬槽揺 機構を具備する超音波洗浄装置を提供する
 このように、本発明の超音波洗浄装置は、 記超音波伝搬槽を水平面内で揺動させる伝 槽揺動機構を具備するので、前記超音波伝 槽を水平面内で揺動させて前記被洗浄物に 搬される超音波を均一にすることによって 前記被洗浄物の洗浄ムラを抑制することが き、パーティクル除去を効果的に行うこと できる。また、1つの洗浄槽で前記被洗浄物 を均一に洗浄することができるので、装置の コストを低減することができる。さらに、前 記超音波伝搬槽を揺動させるに当たって、前 記洗浄槽の洗浄液を全く汚染する恐れはない との利点もある。

 このとき、前記保持治具を水平面内で揺動 せる保持治具揺動機構を具備することが好 しい。
 このように、前記保持治具を水平面内で揺 させる保持治具揺動機構を具備することで 前記保持治具も水平面内で揺動させること よって、前記被洗浄物の洗浄ムラをより効 的に抑制することができ、パーティクル除 をより効果的に行うことができる。

 またこのとき、前記超音波伝搬槽および保 治具は、互いに水平面内で直交方向に揺動 ることができる。
 このように、前記超音波伝搬槽および保持 具は、互いに水平面内で直交方向に揺動す ば、前記被洗浄物の洗浄ムラをより一層効 的に抑制することができ、パーティクル除 をより一層効果的に行うことができる。

 また、本発明は、被洗浄物を浸漬して洗浄 るための洗浄液を洗浄槽に収容し、前記洗 槽に超音波を伝搬するための伝搬水を超音 伝搬槽に収容し、振動子により超音波を前 伝搬水に重畳する振動板を前記超音波伝搬 の下部に配置し、前記被洗浄物を保持治具 保持して前記洗浄槽内の洗浄液に浸漬し、 記洗浄槽を前記超音波伝搬槽内の伝搬水に し、前記振動板により重畳した超音波を伝 水を介して洗浄槽に伝搬させて前記被洗浄 を洗浄する超音波洗浄方法であって、前記 音波伝搬槽を水平面内で揺動させながら被 浄物を超音波洗浄することを特徴とする超 波洗浄方法を提供する。
 このように、前記超音波伝搬槽を水平面内 揺動させながら被洗浄物を超音波洗浄すれ 、前記被洗浄物に伝搬される超音波を均一 して前記被洗浄物の洗浄ムラを抑制するこ ができ、パーティクル除去を効果的に行う とができる。また、1つの洗浄槽で被洗浄物 を均一に洗浄することができるので、装置の コストを低減することができる。さらに、前 記超音波伝搬槽を揺動させるに当たって、前 記洗浄槽の洗浄液を全く汚染する恐れはない との利点もある。

 このとき、前記保持治具を水平面内で揺動 せることが好ましい。
 このように、前記保持治具を水平面内で揺 させることによって、前記被洗浄物の洗浄 ラをより効果的に抑制することができ、パ ティクル除去をより効果的に行うことがで る。

 またこのとき、前記超音波伝搬槽および保 治具を、互いに水平面内で直交方向に揺動 せることができる。
 このように、前記超音波伝搬槽および保持 具を、互いに水平面内で直交方向に揺動さ れば、前記被洗浄物の洗浄ムラをより一層 果的に抑制することができ、パーティクル 去をより一層効果的に行うことができる。

 本発明では、超音波洗浄装置において、超 波伝搬槽を水平面内で揺動させながら被洗 物を超音波洗浄するので、前記被洗浄物に 搬される超音波を均一にして前記被洗浄物 洗浄ムラを抑制することができ、パーティ ル除去を効果的に行うことができる。また 1つの洗浄槽によって被洗浄物を均一に超音 波洗浄できるので、装置のコストを低減する ことができる。
 

本発明に係る超音波洗浄装置の一例を 示した概略前面図である。 本発明に係る超音波洗浄装置の一例を 示した概略側面図である。 本発明の超音波洗浄装置で保持治具と 音波洗浄槽を互いに水平面内で直交方向に 動させた様子を示した上面概要図である。 従来の超音波洗浄装置の一例を示した 略図である。 実施例および比較例における、洗浄し 後のウェーハ表面のパーティクルの様子を したものである。(A)実施例1のウェーハ表面 。(B)実施例2のウェーハ表面。(C)比較例のウ ーハ表面。

 以下、本発明について実施の形態を説明す が、本発明はこれに限定されるものではな 。
 近年、半導体部品等の被洗浄物の超音波洗 において、1MHzといった高周波の超音波洗浄 が利用されているが、利用する超音波が高周 波になる程、超音波の指向性が強くなり、洗 浄槽内における被洗浄物を保持した保持治具 や超音波振動子の位置等の影響を受けて洗浄 ムラが生じ、被洗浄物のパーティクル品質に 影響を与えていた。
 このような問題に対し、従来の超音波洗浄 置において、被洗浄物を保持する保持治具 揺動させたり、複数の洗浄槽を設け、該洗 槽内で保持治具の位置をずらしたり、洗浄 に保持治具を配置する洗浄槽を変えたりし 洗浄していたが、被洗浄物の洗浄ムラの抑 やパーティクルの除去効果が不十分であっ り、複数の洗浄槽を設ける場合には、装置 コストが増加するという問題があった。そ 上、保持治具だけを揺動させる場合である 洗浄ムラはある程度改善されるものの、新 に洗浄液自体を汚染させてしまう恐れが生 、また、洗浄液が波立つことによって洗浄 から洗浄液がこぼれ出す恐れもある。

 そこで、本発明者はこのような問題を解 すべく鋭意検討を重ねた。その結果、高周 の超音波を用いた超音波洗浄において、振 板を設けた超音波伝搬槽を水平面内で揺動 せれば、複数の洗浄槽を設置せずに被洗浄 全体に伝搬される超音波を均一にして被洗 物の洗浄ムラを抑制し、パーティクルの除 効果を高めることができることに想到した これであれば、1つの洗浄槽で被洗浄物を均 一に洗浄することができるし、洗浄液の汚染 や振動を心配する必要もない。この場合、洗 浄ムラに関しては、同時に保持治具も揺動さ せて、お互いに水平面内で直交方向に揺動す れば、より均一な洗浄効果が得られることに 想到した。そして、これらを実施するための 最良の形態について精査し、本発明を完成さ せた。

 図1Aは本発明に係る超音波洗浄装置の一例 示す概略前面図であり、図1Bはその側面図で ある。
 図1Aおよび図1Bに示すように、本発明の超音 波洗浄装置1には、例えば半導体ウェーハ等 ような被洗浄物4を浸漬して洗浄するための 浄液7を収容する洗浄槽2と、該洗浄槽2に超 波を伝搬するための伝搬水8を収容する超音 波伝搬槽3と、前記超音波伝搬槽3の下部に配 され振動子9により超音波を前記伝搬水8に 畳する振動板5と、洗浄する被洗浄物4を前記 洗浄槽2中に保持する保持治具6とが設けられ いる。
 前記洗浄槽2には洗浄液7が収容される。こ で、洗浄液7は、例えばSC-1(アンモニア水と 酸化水素水と純水とを混合したもの)等のよ な薬液を使用することができるし、純水を 用することもできる。また、洗浄液7の液温 は例えば5~90℃とすることができる。前記洗 液7は、前記洗浄槽2に設けられている洗浄液 供給口(不図示)から供給され、洗浄液排出口( 不図示)から排出される。

 図1Aおよび図1Bに示すように、本発明の超音 波洗浄装置1には、振動子9および振動板5が超 音波伝搬槽3の下部に配置されている。この 動板5によって、振動子9による超音波振動を 前記伝搬水8に重畳することができるように っている。
 ここで、前記振動子9の固有振動数は、例え ば、750KHz~1.5MHzとすることができる。これら 条件は洗浄目的に従って決定されれば良く 特にこれに限定されないが、1MHz程度の高周 の超音波を利用することで、パーティクル 除去効果を高めることができる。
 また、図1Bに示すように、洗浄槽2の底面は めの形状にすることもできる。
 また、前記超音波伝搬槽3には前記のように 洗浄槽2に超音波を伝搬するための伝搬水8が 容される。そして、洗浄槽2は超音波伝搬槽 3内の伝搬水8に浸される。
 このような、洗浄槽2の外側に超音波伝搬槽 3を設け、前記洗浄槽2と前記超音波伝搬槽3と の間に伝搬水8を供給する構成は、洗浄槽に 接超音波振動子を設けた構成の超音波洗浄 置で起こる、洗浄液が昇温したときの超音 振動子の耐温性の問題や洗浄液の汚染等に して有用である。

 ここで、前記保持治具6の形状は特に限定さ れないが、例えば、図1Aおよび図1Bに示すよ に、被洗浄物4を下から支持する支持部材10 該支持部材10と連接して上方に延伸する棒部 材11とで構成することができる。そして、複 の被洗浄物が保持治具6の支持部材10の上に 置されて保持される。
 そして、振動板5により重畳された超音波が 伝搬水8を介して洗浄槽2に伝搬されて、洗浄 面や洗浄槽2の壁等を境界とする定在波が形 成され、この定在波の腹に当たる洗浄液が大 きく振動し、この振動による音圧で、被洗浄 物4が洗浄される。

 本発明に係る超音波洗浄装置は、前記超音 伝搬槽3を水平面内で揺動させるための伝搬 槽揺動機構12が設けられている。
 図1Bに示すように、伝搬槽揺動機構12は、駆 動モーター13および偏芯カム14を有しており 駆動モーター13からの駆動力が偏芯カム14に えられ、超音波伝搬槽3を水平面内で揺動さ せることができるようになっている。
 本発明の超音波洗浄装置は、このような伝 槽揺動機構12を用いて、超音波伝搬槽3を水 面内で揺動させて振動子9および振動板5の 置を被洗浄物4に対して相対的に移動させる とで、被洗浄物4の表面に伝搬される超音波 を均一にすることができ、前記被洗浄物4の 浄ムラを抑制することができ、パーティク 除去を効果的に行うことができるものとな ている。また、被洗浄物4に伝搬される超音 は均一になるので、洗浄槽を複数設けて、 浄時に保持治具6に保持された被洗浄物4を なる洗浄槽に入れ替える必要もなく、洗浄 を1つとすることができるので、装置のコス を低減することができるものとなっている また、洗浄槽内で保持治具を揺動させるた のスペースを設けなくて済む。
 ここで、超音波伝搬槽3を揺動させる方向は 、水平面内でどのようにしても良く、例えば 左右に反復させても良いし、回転運動させて も良い。

 このとき、図1Aに示すような、前記保持治 6を水平面内で揺動させる保持治具揺動機構1 5を具備することが好ましい。
 保持治具揺動機構15は、駆動モーター16およ びボールねじ17を有しており、駆動モーター1 6からの駆動力がボールねじ17に伝えられ、保 持治具6を水平面内で揺動させることができ ようになっている。
 このように、前記保持治具6を水平面内で揺 動させる保持治具揺動機構15を具備すること 、前記保持治具6も水平面内で揺動させるこ とによって、被洗浄物4の洗浄ムラをより効 的に抑制することができ、パーティクル除 をより効果的に行うことができる。
 ここで、保持治具6を揺動させる方向は、水 平面内でどのようにしても良く、例えば左右 に反復させても良いし、回転運動させても良 い。洗浄液7を波立たせないためには、図1Aの 向きに対して水平面内で垂直方向、すなわち 被洗浄物4の面方向に揺動させたほうが良い このように揺動させれば、被洗浄物4の表面 当たる洗浄液7がより均一になる利点もある 。

 またこのとき、図2に示すように、超音波伝 搬槽3および保持治具6は、互いに水平面内で 交方向に揺動することができる。
 このように、前記超音波伝搬槽3および保持 治具6は、互いに水平面内で直交方向に揺動 れば、被洗浄物4の洗浄ムラをより一層効果 に抑制することができ、パーティクル除去 より一層効果的に行うことができる。
 ここで、超音波伝搬槽3および保持治具6を 動させる距離は特に限定されないが、例え 、超音波伝搬槽3を揺動させる距離を、振動 5の揺動方向の長さの1/2とすることができる 。また、同様に、保持治具6を揺動させる距 を、保持治具の揺動方向の振動板の長さの1/ 2とすることができる。このようにすれば、 洗浄物の表面に伝搬される超音波をより一 効果的に均一とすることができ、被洗浄物 洗浄ムラをより一層抑制することができる

 次に、本発明の超音波洗浄方法について説 する。
 本発明の超音波洗浄方法では、図1Aおよび 1Bに示すような超音波洗浄装置1を用い、被 浄物4を浸漬して洗浄するための洗浄液7を洗 浄槽2に収容する。ここで、洗浄液7は、例え SC-1等のような薬液を使用することができる し、純水を使用することもできる。また、洗 浄液7の液温は例えば5~90℃とすることができ 。これらは洗浄目的に応じて選択すれば良 。そして、洗浄槽2に超音波を伝搬するため の伝搬水8を超音波伝搬槽3に収容し、前記洗 槽2を前記超音波伝搬槽3内の伝搬水8に浸す また、被洗浄物4を保持治具6で保持して前 洗浄槽内2の洗浄液7に浸漬させる。

 図1Aおよび図1Bに示すように、本発明の超音 波洗浄装置1には、振動子9および振動板5が超 音波伝搬槽3の下部に配置されている。この 動板5によって、振動子9による超音波振動を 前記伝搬水8に重畳することができるように っている。この振動板5により重畳した超音 を伝搬水8を介して洗浄槽2に伝搬させる。
 ここで、前記振動子9の固有振動数は、例え ば、750KHz~1.5MHzとすることができる。これら 条件は特にこれに限定されないが、1MHz程度 高周波の超音波を利用することで、パーテ クルの除去効果を高めることができる。
 そして、本発明の超音波洗浄方法では、前 超音波伝搬槽3を水平面内で揺動させながら 被洗浄物4を超音波洗浄する。
 このように、超音波伝搬槽3を水平面内で揺 動させながら被洗浄物4を超音波洗浄すれば 前記被洗浄物4に伝搬される超音波を均一に て前記被洗浄物4の洗浄ムラを抑制すること ができ、パーティクル除去を効果的に行うこ とができる。また、被洗浄物4に伝搬される 音波は均一になるので、洗浄槽を複数設け 、洗浄時に保持治具6に保持された被洗浄物4 を異なる洗浄槽に入れ替える必要もなく、洗 浄槽を1つとすることができるので、装置の ストを低減することができる。
 ここで、超音波伝搬槽3を揺動させる方向は 、水平面内でどのようにしても良く、例えば 左右に反復させても良いし、回転運動させて も良い。

 このとき、洗浄ムラを抑制するためには前 保持治具6も水平面内で揺動させることが好 ましい。
 このように、前記保持治具6も水平面内で揺 動させることによって、前記被洗浄物4の洗 ムラをより効果的に抑制することができ、 ーティクル除去をより効果的に行うことが きる。
 ここで、保持治具6を揺動させる方向は、水 平面内でどのようにしても良く、例えば左右 に反復させても良いし、回転運動させても良 い。洗浄液7を波立たせないためには、図1Aの 向きに対して水平面内で垂直方向、すなわち 被洗浄物4の面方向に揺動させたほうが良い このように揺動させれば、被洗浄物4の表面 当たる洗浄液7がより均一になる利点もある 。

 またこのとき、図2に示すように、前記超音 波伝搬槽3および保持治具6を、互いに水平面 で直交方向に揺動させることができる。
 このように、前記超音波伝搬槽3および保持 治具6を、互いに水平面内で直交方向に揺動 せれば、前記被洗浄物4の洗浄ムラをより一 効果的に抑制することができ、パーティク 除去をより一層効果的に行うことができる
 ここで、超音波伝搬槽3および保持治具6を 動させる距離は特に限定されないが、例え 、超音波伝搬槽3を揺動させる距離を、振動 の揺動方向の長さの1/2とすることができる また、同様に、保持治具6を揺動させる距離 を、保持治具の揺動方向の振動板の長さの1/2 とすることができる。このようにすれば、被 洗浄物の表面に伝搬される超音波をより一層 効果的に均一とすることができ、被洗浄物の 洗浄ムラをより一層抑制することができる。

 以上説明したように、本発明では、超音波 浄装置において、超音波伝搬槽を水平面内 揺動させながら被洗浄物を超音波洗浄する で、前記被洗浄物の洗浄ムラを抑制するこ ができ、パーティクル除去を効果的に行う とができる。また、1つの洗浄槽によって被 洗浄物を均一に超音波洗浄できるので、装置 のコストを低減することができる。また、超 音波伝搬槽を揺動させるに当たって、洗浄槽 の洗浄液を汚染させたり、波立たせることな く行うことができるという利点がある。
 

 以下、本発明の実施例及び比較例を示し 本発明をより具体的に説明するが、本発明 これらに限定されるものではない。

(実施例1)
 図1Aおよび図1Bに示すような本発明の超音波 洗浄装置を用いて、鏡面研磨後の直径300mmの リコンウェーハ3枚を、超音波伝搬槽を揺動 させながら、10分間超音波洗浄し、洗浄後の ェーハのパーティクルをウェーハ表面検査 置で測定した。使用した洗浄液はアンモニ 、過酸化水素水、水の混合液(SC-1)とし、そ 混合比を1:1:10とした。また、洗浄液の温度 50℃とした。また、超音波の周波数は1MHzと た。
 その結果、パーティクルの個数は、ウェー 1で301、ウェーハ2で286、ウェーハ3で281とな た。また、図4(A)は洗浄後のウェーハの表面 のパーティクルの様子を表したものである。
 このように、後述する比較例と比べパーテ クル除去効果が改善し、ウェーハの洗浄ム が抑制されていることが確認できた。
 

(実施例2)
 実施例1と同様な条件に加え、保持治具を図 2のように同時に揺動させながらウェーハを 音波洗浄し、実施例1と同様な方法でパーテ クルを測定した。
 その結果、パーティクルの個数は、ウェー 1で196、ウェーハ2で171、ウェーハ3で154とな た。また、図4(B)は洗浄後のウェーハの表面 のパーティクルの様子を表したものである。
 このように、後述する比較例と比べパーテ クル除去効果が改善し、ウェーハの洗浄ム がさらに抑制されていることが確認できた
 

(比較例)
 図3に示すような従来の超音波洗浄装置を用 い、超音波伝搬槽および保持治具を揺動する ことなく洗浄した以外、実施例1と同様な条 でウェーハを洗浄し、パーティクルを測定 た。
 その結果、パーティクルの個数は、ウェー 1で2994、ウェーハ2で2749、ウェーハ3で1545と った。また、図4(C)は洗浄後のウェーハの表 面のパーティクルの様子を表したものである 。
 図4(C)に示すように、超音波の弱い部分に研 磨剤に基づくと思われるパーティクルが除去 されずに残る結果となった。

 表1に、実施例、比較例における実施結果 をまとめたものを示す。

 

 なお、本発明は、上記実施形態に限定さ るものではない。上記実施形態は例示であ 、本発明の特許請求の範囲に記載された技 的思想と実質的に同一な構成を有し、同様 作用効果を奏するものは、いかなるもので っても本発明の技術的範囲に包含される。