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Patent Searching and Data


Title:
VEHICLE BATTERY PROTECTIVE DEVICE AND METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/096583
Kind Code:
A1
Abstract:
A vehicle battery protective device and method which can, when a vehicle is in a parked state, suppress a rise in the temperature of the battery of the vehicle to extend the life of the battery. The vehicle battery protective device protects the battery (3) which is mounted on the vehicle (C) to drive the vehicle. The device has a rear parcel board (2) placed above the battery (3) and exposed to sun's rays coming through the rear windshield (5). The rear parcel board (2) is provided with reflective means having added thereto a heat reflective material which is a porous ceramic material (23) and enhances the reflectivity of the reflective means.

Inventors:
MOTOHASHI, Toshiyuki (())
本橋 季之 (())
YOSHIHARA, Toshikazu (())
Application Number:
JP2009/051731
Publication Date:
August 06, 2009
Filing Date:
February 02, 2009
Export Citation:
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Assignee:
CALSONIC KANSEI CORPORATION (1917, Nisshin-cho 2-chome Kita-ku, Saitama-sh, Saitama 01, 3318501, JP)
カルソニックカンセイ株式会社 (〒01 埼玉県さいたま市北区日進町二丁目1917番地 Saitama, 3318501, JP)
MOTOHASHI, Toshiyuki (())
本橋 季之 (())
International Classes:
B60K1/04; B60J3/00; B60K11/06; B60R5/04; B60R7/08; H01M10/50
Attorney, Agent or Firm:
NAITO, Teruo (Shin-ei Patent Firm, 7-13 Nishi-Shimbashi 1-chom, Minato-ku Tokyo 03, 1050003, JP)
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Claims:
 駆動に用いるよう車両に設置されたバッテリを保護する車両用バッテリの保護装置であって、
 前記バッテリの上方に配置され、リアウインドシールドを通して日射にさらされる車両部材に、日射の反射性を高める熱反射材を付加した反射手段を設けた、
 ことを特徴とする車両用バッテリの保護装置。
 請求項1に記載の車両用バッテリの保護装置において、
 前記反射手段は、多孔質セラミックを熱反射剤として前記車両部材に付加するものである、
 ことを特徴とする車両用バッテリの保護装置。
 請求項2に記載の車両用バッテリの保護装置において、
 前記バッテリは、冷却手段として、電動ファンを備え、
 前記車両部材は、開口部を備え、前記開口部から車室内側の空気を前記電動ファンに送るようにし、
 前記反射手段は、少なくとも前記車両部材の前記開口部周辺に前記熱反射材を付加した、
 ことを特徴とする車両用バッテリの保護装置。
 請求項1に記載の車両用バッテリの保護装置において、
 前記車両部材は、不織布で形成され、リアシートの後方で車室内外を仕切るリアパーセルボードである、
 ことを特徴とする車両用バッテリの保護装置。
 請求項1に記載の車両用バッテリの保護装置において、
 前記車両部材は、樹脂成形され、リアシートの後方で車室内外を仕切るリアパーセルボードである、
 ことを特徴とする車両用バッテリの保護装置。
 請求項1に記載の車両用バッテリの保護装置において、
 前記車両部材は、リアシートの後方に設けられた車両の収容室の上方を覆うトノカバーである、
 ことを特徴とする車両用バッテリの保護装置。
 駆動に用いるよう車両に設置されたバッテリの上方に配置され、リアウインドシールドを通して日射にさらされる車両部材に、熱反射材を付加して日射の反射性を高めた、
 ことを特徴とする車両用バッテリの保護方法。
 車両のリアウインドシールドの下方に設けられ、駆動に用いられるバッテリと、
 車両のリアウインドシールドの内側に、シートを駆動で展開させて日除けを行なうリアサンシェードと、
 を有する車両用バッテリの保護装置であって、
 前記シートは、
 熱反射性を向上する熱反射剤を備えた、
 ことを特徴とする車両用バッテリの保護装置。
 請求項8の車両用バッテリの保護装置において、
 リアサンシェードの駆動を制御する制御手段と、
 車室内の温度を検出する温度検出手段とを備え、
 前記制御手段は、前記温度検出手段による検出温度が所定温度以上になると、前記リアサンシェードを駆動させる、
 ことを特徴とする車両用バッテリの保護装置。
 請求項9の車両用バッテリの保護装置において、
 前記バッテリの充電状態SOCを演算するバッテリ残量演算手段を備え、
 前記制御手段は、
 前記温度検出手段による検出温度が所定温度以上で、且つ稼動に充分なバッテリ残量の場合に、前記リアサンシェードを駆動させる、
 ことを特徴とする車両用バッテリの保護装置。
 請求項8に記載の車両用バッテリの保護装置において、
 前記熱反射剤は、多孔質セラミックである、ことを特徴とする車両用バッテリの保護装置。
 請求項8に記載の車両用バッテリの保護装置において、
 前記シートは、熱反射剤を練り込んだ樹脂ペレットで成形加工したものである、
 ことを特徴とする車両用バッテリの保護装置。
 請求項8に記載の車両用バッテリの保護装置において、
 前記シートは、熱反射剤の含有量を10重量%より大きく、30重量%未満の割合にしたものである、
 ことを特徴とする車両用バッテリの保護装置。
 駆動に用いられるバッテリを車両のリアウインドシールドの下方に設けるようにし、
 シートを駆動で展開させて日除けを行なうリアサンシェードを車両のリアウインドシールドの内側に設けるようにし、
 熱反射性を向上する熱反射剤を前記シートに備えさせて、日射によるバッテリの温度上昇を抑制する、
 ことを特徴とする車両用バッテリの保護方法。
Description:
車両用バッテリの保護装置及び 法

 本発明は、車両に設置され車両の駆動に 用する車両用バッテリの保護装置及び方法 技術分野に属する。

 従来では、空調された車室内空気をバッテ 冷却用送風機で吸い込み、バッテリに送風 ることでバッテリを冷却している。なお送 する空気は、車室内空気をリアパーセル上 開口部からダクトを介してブロワファンで り込むようにしている(例えば、特許文献1 照。)。

特許3240973号公報(第1-13頁、全図)

 しかしながら、従来にあっては、走行中 バッテリの温度制御は可能であるが、駐車 には一切機能を果たさないものであった。 って、特に炎天下放置時には車室内温度の 昇に伴い、バッテリの温度も上昇するため 電池寿命を短くしてしまうという問題があ た。

 本発明は、上記問題点に着目してなされ もので、その目的とするところは、駐車中 バッテリの温度上昇を抑制することができ バッテリを長寿命化できる車両用バッテリ 保護装置及び方法を提供することにある。

 上記目的を達成するため、本発明では、 動に用いるよう車両に設置されたバッテリ 保護する車両用バッテリの保護装置であっ 、前記バッテリの上方に配置され、リアウ ンドシールドを通して日射にさらされる車 部材に、日射の反射性を高める熱反射材を 加した反射手段を設けた、ことを特徴とす 。

 また、本発明では、車両のリアウインド ールドの下方に設けられ、駆動に用いられ バッテリと、車両のリアウインドシールド 内側に、シートを駆動で展開させて日除け 行なうリアサンシェードと、を有する車両 バッテリの保護装置であって、前記シート 、熱反射性を向上する熱反射剤を備えたこ を特徴とする。

 よって、本発明にあっては、駐車中のバ テリの温度上昇を抑制することができ、バ テリを長寿命化できる。

実施例1の車両用バッテリの保護装置の 説明図である。 実施例1のリアパーセルボードの構造説 明図である。 実施例1のリアパーセルボードの説明図 である。 実施例1の車両用のバッテリの説明図で ある。 実施例1の車両用バッテリの保護装置の 使用状態を示す説明図である。 実施例4の車両用バッテリの保護装置の 説明図である。 実施例7の車両用バッテリの保護装置の 説明図である。 実施例7の車両用バッテリの保護装置の 使用状態を示す説明図である。 実施例10の車両用バッテリの保護装置 おけるリアサンシェードを格納した状態の 明図である。 実施例10の車両用バッテリの保護装置 おけるリアサンシェードを展開した状態の 明図である。 実施例10のリアサンシェードの構造を す説明斜視図である。 実施例10のバッテリコントローラ3で実 行されるバッテリ保護処理の流れを示すフロ ーチャートである。 実施例10の車両用バッテリのリアサン ェードの使用状態を示す説明図である。

符号の説明

   1 車両用バッテリの保護装置
   2 リアパーセルボード
  21 不織布部
  22 バインダ
  23 多孔質セラミック
  24 開口部
   3 バッテリ
  31 ケース
  32 電動ファン
 321 取り込みダクト
 322 送風ダクト
  33 バッテリコントローラ
   4 リアシート
   5 リアウインドシールド
   6 リアパーセルボード
   7 トノカバー
  71 樹脂内部層
  72 樹脂表面層
   8 リアサイドウインドシールド
   9 収容室
 101 日射
 102 反射光
   C 車両
1001 車両用バッテリの保護装置
1002 リアサンシェード
1003 バッテリコントローラ
1004 コントローラ
1005 バッテリ
1006 リアシート
1007 リアパーセル
1008 リアウインドシールド
1009 温度センサ
1021 本体
1022 開口部
1023 駆動部
1024 下方アーム
1025 上方アーム
1026 張り渡し部材
1027 シート
1028 巻き取り部

 以下、本発明の車両用バッテリの保護装 及び方法を実現する実施の形態を、請求項1 ,2,3,4に係る発明に対応する実施例1~実施例3と 、請求項1,2,3,5に係る発明に対応する実施例4~ 実施例6と、請求項1,2,3,6に係る発明に対応す 実施例7~実施例9とに基づいて説明する。

 まず、構成を説明する。
 図1は実施例1の車両用バッテリの保護装置 説明図である。
 実施例1の車両用バッテリの保護装置1は、 両Cに設けられるリアパーセルボード2からな り、車両の駆動に用いられるバッテリ3を保 する。
 車両Cのリアシート4の後方には、バッテリ3 設けられる。そして、バッテリ3の上方で、 且つリアシート4の後方には、車室内外を上 に仕切るリアパーセルボード2を設ける。
 また、リアパーセルボード2のさらに後上方 には、リアウインドシールド5が配置され、 アパーセルボード2は、リアウインドシール 5の内側に位置することになる。

 次にリアパーセルボード2の構造についてさ らに説明する。
 図2は実施例1のリアパーセルボードの構造 明図である。図3は実施例1のリアパーセルボ ードの説明図である。
 リアパーセルボード2は、不織布部21、バイ ダ22、多孔質セラミック23、開口部24を備え いる。
 リアパーセルボード2は、実施例1において 主に不織布部21より形成された平板形状であ り、上下に広い面を持つよう配置されている 。そして、上方の車室内と下方を連通させる 開口部24を備えている。この開口部24により ッテリ3を冷却するための空気を車室内から ッテリ3へ送る。
 さらに、このリアパーセルボード2には、熱 反射材を付加している。図3に示すように、 織布部21には、接着剤としてバインダ22を塗 し、多孔質セラミック23を広い範囲に多量 接着させる。言い換えると、不織布部21の不 織布繊維に、バインダ22を介して、多孔質セ ミック23を練り込み担持する。なお、反射 があれば他のものを熱反射剤としてもよい

 次にバッテリの構造について説明する。
 図4は実施例1の車両用のバッテリの説明図 ある。
 実施例1におけるバッテリ3は、車両の駆動 用いられるバッテリであり、概ね数百ボル の出力を行うものである。バッテリ3の最外 にはケース31が設けられ、ケース31には、電 動ファン32が設けられる。そして、バッテリ3 の充放電、容量、電動ファン32は、バッテリ ントローラ33により制御される。このバッ リ3の電動ファン32は、リアパーセルボード2 開口部24から車室内空気を取り込みダクト32 1で取り込み、ケース31内へ送風ダクト322で送 るようにして、バッテリ3の冷却を行う冷却 造である。

 作用を説明する。
[バッテリ保護作用]
 図5は実施例1の車両用バッテリの保護装置 使用状態を示す説明図である。
 車両Cでは、リアウインドシールド5から差 込む日射101がリアパーセルボード2へ照射さ るのが、この部分において、炎天下放置時 最も温度が上昇する状態である。また、図 しないが、リアサイドウインドシールドか 日射が差し込む場合も同様である。

 このような日射101がリアパーセルボード2 へ照射される状態において、リアパーセルボ ード2を形成する不織布部21の全面には、バイ ンダ22により多孔質セラミック23を接着(担持) している。そのため、日射101は、多孔質セラ ミック23の高い光反射性により反射され、反 光102となる(図4参照)。これにより熱が反射 れることになる。

 特に炎天下放置となる駐車中の車室内温度 特にリアパーセルボード2の付近の温度が、 多孔質セラミック23(熱反射剤)の反射により 上昇を抑制すると、リアパーセルボード2の 下となるバッテリ3の温度も上昇を抑制され ることになる。そして、これによりバッテリ 3の劣化が防止され、電池寿命を向上させる
 この電池寿命の向上は、車両の電池交換を ーザーが余儀なくされることを生じにくく る。
 さらに、リアパーセルボード2では、バッテ リ3の電動ファン32が車室内から空気を取り込 む開口部24の開口周辺にも多孔質セラミック2 3が配置されることになる。そのため、開口 24の周囲の熱上昇により車室内から電動ファ ン32が取り込む空気が日射により温められる を抑制する。

 また、車室内外を仕切るリアパーセルボー 2が日射を反射して、暖められることを抑制 することで、炎天下駐車時の車室内温度の上 昇を抑制することにも寄与する。
 効果を説明する。実施例1の車両用バッテリ の保護装置及び方法にあっては、下記に列挙 する効果を得ることができる。

 (1)駆動に用いるよう車両Cに設置されたバ ッテリ3を保護する車両用バッテリの保護装 であって、バッテリ3の上方に配置され、リ ウインドシールド5を通して日射にさらされ るリアパーセルボード2に、日射の反射性を める熱反射材を付加した反射手段を設けた め、バッテリ3の上部の車両部材が日射によ 暖まるのを抑制して、ひいては、その下方 位置する駐車中のバッテリの温度上昇を抑 することができ、バッテリを長寿命化でき 。

 (2)上記(1)において、反射手段は、多孔質 ラミック23を熱反射剤としてリアパーセル ード2に付加するものであるため、多孔質セ ミック23の性質である高い光反射率により 射を反射することで、リアパーセルボード2 日射で暖められることを抑制して、ひいて 、その下方に位置する駐車中のバッテリの 度上昇を抑制することができ、バッテリを 寿命化できる。

 (3)上記(2)において、バッテリ3は、冷却手 段として、電動ファン32を備え、リアパーセ ボード2は、開口部24を備え、開口部24から 室内側の空気を電動ファン32に送るようにし 、反射手段は、少なくともリアパーセルボー ド2の開口部24の周辺に多孔質セラミック23を 加したため、電動ファン32により取り込ま 、バッテリ3へ送風される空気が暖められる を抑制して、駐車中のバッテリの温度上昇 抑制することができ、バッテリを長寿命化 きる。

 (4)上記(1)~(3)において、車両部材は、不織布 部21で形成され、リアシート4の後方で車室内 外を仕切るリアパーセルボード2であるため バッテリ3の上部で日射を反射して、暖めら ることを抑制することで、駐車中のバッテ の温度上昇を抑制することができ、バッテ を長寿命化できる。また、炎天下駐車時の 室内温度の上昇を抑制することができる。
 (7)駆動に用いるよう車両Cに設置されたバッ テリ3の上方に配置され、リアウインドシー ド5を通して日射にさらされるリアパーセル ード2に、多孔質セラミック23を付加して日 の反射性を高めたため、バッテリ3の上部の 車両部材が日射により暖まるのを抑制して、 ひいては、その下方に位置する駐車中のバッ テリの温度上昇を抑制することができ、バッ テリを長寿命化できる。

 実施例2は、不織布繊維により形成したリア パーセルボードを含浸させて熱反射剤を備え させた例である。
 構成を説明する。
 実施例2では、不織布繊維により中間物とし てのリアパーセルボードを形成し、そのリア パーセルボードを多孔質セラミック5wt%~30wt% 水溶液を用いた溶剤に浸すようにして、含 させる。
 これにより、多孔質セラミックの熱反射剤 備えたリアパーセルボード2を形成する。
 なお、多孔質セラミックの水溶液は、5wt%以 下では効果が低く、30wt%以上では二次凝集が 生しコストメリットが得られない。
 その他構成は実施例1と同様であるので説明 を省略する。

 作用を説明する。
 [コストの抑制作用]
 実施例2では、含浸により、リアパーセルボ ード2に多孔質セラミックを含ませる。
 含浸は容易な工程で、リアパーセルボード2 の全体に含ませるように多孔質セラミックを 不織布繊維に行き渡らせることができ、コス トが抑制される。

 効果を説明する。
 実施例2の車両用バッテリの保護装置は、上 記(1)~(4)に加えて、以下の効果を有する。
 (8)リアパーセルボード2は、多孔質セラミッ クの溶液に含浸させて形成したものであるた め、コストを抑制することができる。
 (9)上記(8)において、多孔質セラミックの溶 は、多孔質セラミックの量を5wt%~30wt%にした ため、効果とコスト抑制を充分に得ることが できる。
 その他作用効果は実施例1と同様であるので 、説明を省略する。

 実施例3は、スプレー塗布により、リアパー セルボードに熱反射剤を備えさせた例である 。
 構成を説明する。
 実施例3では、不織布繊維により中間物とし てのリアパーセルボードを形成し、そのリア パーセルボードに、多孔質セラミック5wt%~30wt %の水溶液を用いた溶剤をスプレー塗布する
 これにより、多孔質セラミックの熱反射剤 備えたリアパーセルボード2を形成する。
 なお、多孔質セラミックの水溶液は、5wt%以 下では効果が低く、30wt%以上では二次凝集が 生しコストメリットが得られない。
 その他構成は実施例1と同様であるので説明 を省略する。

 作用を説明する。
[コストの抑制作用]
 実施例3では、スプレー塗布により、リアパ ーセルボード2に多孔質セラミックを含ませ 。
 スプレー塗布では、日射が当たるリアパー ルボード2の表面に多く、多孔質セラミック を付加することができる。そのため、全体に 含ませるよりも多孔質セラミックが少なく済 み、その反射効果は同等の効果を得ることが できる。そのため、コストが抑制される。

 効果を説明する。
 実施例3の車両用バッテリの保護装置は、上 記(1)~(4)に加えて、以下の効果を有する。
 (10)リアパーセルボード2は、多孔質セラミ クの溶液を塗布させて形成したものである め、コストを抑制することができる。
 (11)上記(10)において、多孔質セラミックの 液は、多孔質セラミックの量を5wt%~30wt%にし ため、効果とコスト抑制を充分に得ること できる。
 その他作用効果は実施例1と同様であるので 、説明を省略する。

 実施例4は、リアパーセルボードを樹脂製に した例である。
 まず、構成を説明する。
 図6は実施例4の車両用バッテリの保護装置 説明図である。
 実施例4では、リアパーセルボード6を樹脂 とし、さらに、成形により製造されるもの し、成形材料に熱反射剤を付加する。熱反 剤としては、多孔質セラミックを用いる。 お、反射性があれば他のものを熱反射剤と てもよい。
 熱反射剤の付加は、PP,PE,ABS等の母材ペレッ に混合または予め熱反射剤をペレットに含 させたものを用いて射出成形する。熱反射 は、10~30wt%となるよう調製する。
 なお、10wt%以下では、熱反射の効果が低い また、30wt%以上では素材特性に悪影響を与え る。
 このように母材に含有させて成形を行なう め、コストを抑制し、均一に反射特性を得 れるリアパーセルボード6にする。
 その他構成は、実施例1と同様であるので説 明を省略する。

 作用を説明する。
[均一な反射性を得る作用]
 実施例4では、リアパーセルボード6を射出 形する際の母材ペレットに多孔質セラミッ の熱反射剤をペレットとして含有させる。
 そのため、成形工程は、熱反射剤の付加に り特段の工程が増えることがなく、コスト 抑制される。
 また、射出成形の際、溶融して混合し一体 なるため、非常に均一な反射性を得ること できる。また、一体樹脂化することにより 高い担持性を得る。

 これにより非常に長い使用期間において、 射を反射する性能を維持することになる。
 また、均一な反射性を有することは、車両C が搭載するバッテリ3がその一部であっても 度が非常に上昇することがバッテリの性能 寿命に影響するため、非常に適したものと る。

 効果を説明する。
 実施例4の車両用バッテリの保護装置にあっ ては、上記(1)~(3)の効果に加えて、以下の効 を有する。
 (5)車両部材は、樹脂成形され、リアシート4 の後方で車室内外を仕切るリアパーセル
ボード6であるため、バッテリ3の上部で日射 反射して、暖められることを抑制すること 、駐車中のバッテリの温度上昇を抑制する とができ、バッテリを長寿命化できる。ま 、炎天下駐車時の車室内温度の上昇を抑制 ることができる。
 (12)上記(5)において、リアパーセルボード6 、母材ペレットに熱反射剤ペレットを
含有させて成形したものであるため、通常の 成形に特段の工程を加えることなく熱反射性 の高いリアパーセルボード6を形成すること できる。また、熱反射性の均一なリアパー ルボード6を形成することができる。
 また、開口部は、実施例1と同様に設けられ 、バッテリ3への送風が暖められるのを抑制 る作用効果は実施例1と同様とする。
 その他作用効果は実施例1と同様であるので 説明を省略する。

 実施例5は、樹脂成形により形成したリアパ ーセルボードを含浸させて熱反射剤を備えさ せた例である。
 構成を説明する。
 実施例5では、樹脂成形により中間物として のリアパーセルボードを形成し、そのリアパ ーセルボードを多孔質セラミック5wt%~30wt%の 溶液を用いた溶剤に浸すようにして、含浸 せる。
 これにより、多孔質セラミックの熱反射剤 備えたリアパーセルボード6を形成する。
 なお、多孔質セラミックの水溶液は、5wt%以 下では効果が低く、30wt%以上では二次凝集が 生しコストメリットが得られない。
 その他構成は実施例4と同様であるので説明 を省略する。

 作用を説明する。
[コストの抑制作用]
 実施例5では、含浸により、リアパーセルボ ード6の表面層に多孔質セラミックを含ませ 。
 全体に含ませるよりも多孔質セラミックが なく済み、その効果は同等となる。そのた 、コストが抑制される。

 効果を説明する。
 実施例5の車両用バッテリの保護装置は、上 記(1)~(3),(5)に加えて、以下の効果を有する。
 (13)リアパーセルボード6は、多孔質セラミ クの溶液に含浸させて形成したものである め、コストを抑制することができる。
 (14)上記(13)において、多孔質セラミックの 液は、多孔質セラミックの量を5wt%~30wt%にし ため、効果とコスト抑制を充分に得ること できる。
 その他作用効果は実施例4と同様であるので 、説明を省略する。

 実施例6は、スプレー塗布により、リアパー セルボードに熱反射剤を備えさせた例である 。
 構成を説明する。
 実施例6では、樹脂成形により中間物として のリアパーセルボードを形成し、そのリアパ ーセルボードに、多孔質セラミック5wt%~30wt% 水溶液を用いた溶剤をスプレー塗布する。
 これにより、多孔質セラミックの熱反射剤 備えたリアパーセルボード6を形成する。
 なお、多孔質セラミックの水溶液は、5wt%以 下では効果が低く、30wt%以上では二次凝集が 生しコストメリットが得られない。
 その他構成は実施例4と同様であるので説明 を省略する。

 作用を説明する。
[コストの抑制作用]
 実施例6では、スプレー塗布により、リアパ ーセルボード6に多孔質セラミックを含ませ 。
 スプレー塗布では、日射が当たるリアパー ルボード6の表面に多く、多孔質セラミック を付加することができる。そのため、全体に 含ませるよりも多孔質セラミックが少なく済 み、その反射効果は同等の効果を得ることが できる。そのため、コストが抑制される。

 効果を説明する。
 実施例6の車両用バッテリの保護装置は、上 記(1)~(3),(5)に加えて、以下の効果を有する。
 (15)リアパーセルボード6は、多孔質セラミ クの溶液を塗布させて形成したものである め、コストを抑制することができる。
 (16)上記(15)において、多孔質セラミックの 液は、多孔質セラミックの量を5wt%~30wt%にし ため、効果とコスト抑制を充分に得ること できる。
 その他作用効果は実施例4と同様であるので 、説明を省略する。

 実施例7は、車両部材をトノカバーとした例 である。
 構成を説明する。
 図7は実施例7の車両用バッテリの保護装置 説明図である。
 実施例7では、リアシート4の後方から、リ ウインドシールド5までの間に比較的大きな 容室9が設けられる場合に、収容物等を保護 する、あるいは収容物のための日除け、車外 から収容物が見えないようにするもの等とし て設けられるトノカバー7に、熱反射剤を付 する。
 トノカバー7は、コシのある樹脂製であり、 内部の樹脂内部層71と表面の樹脂表面層72か なるものとする。
 そして、トノカバー7の樹脂内部層71は、塩 、ウレタン等を母材とする。一方、樹脂表 層72は、塩ビ、ウレタン等を母材とし、こ 母材に対し多孔質セラミック10~30wt%を混合し て練り込まれるようにする。
 なお、樹脂表面層72は、バッテリ3の上部と 口部を含む領域に設ければ、全面でなくて よい。例として車両の前方側50%を例として げておく。
 その他構成は実施例1と同様であるので説明 を省略する。

 作用を説明する。
[バッテリの保護作用]
 図8は実施例7の車両用バッテリの保護装置 使用状態を示す説明図である。
 実施例7では、図7に示すようなリアシート4 後方に広い収容室9を持つ車両、いわゆるワ ゴンタイプやバンタイプ等の場合には、リア ウインドシールド5と、リアウインドシール 5と同等の面積を持つリアサイドウインドシ ルド8からの日射にバッテリ3の上部がさら れることになる。
 実施例7では、収容室9の上方に設けられる ノカバー7に熱反射部材として多孔質セラミ クを付加させる。

 そのため、リアウインドシールド5からの日 射でも、リアサイドウインドシールド8から 日射であっても、バッテリ3の上方で、多孔 セラミックの高い光反射性により日射を反 し、熱上昇を抑制する。よって、トノカバ 7の直下となるバッテリ3の温度も上昇を抑 されることになる。そして、これによりバ テリ3の劣化が防止され、電池寿命を向上さ る。
 この電池寿命の向上は、車両の電池交換を ーザーが余儀なくされることを生じにくく る。
 また、収容室9に収容した収容物が日射によ り暖められるのを抑制する作用は、多孔質セ ラミックによりさらに向上することになる。
 また、開口部は、実施例1と同様に設けられ 、バッテリ3への送風が暖められるのを抑制 る作用効果は実施例1と同様とする。但し、 動ファンのダクトとは必ずしも接続されて なくてもよい。

 効果を説明する。実施例7の車両用バッテリ の保護装置は、上記(1)~(3)に加えて、以下の 果を有する。
 (6)車両部材は、リアシート4の後方に設けら れた車両Cの収容室9の上方を覆うトノカバー7 であるため、バッテリ3の上部で日射を熱反 して、暖められることを抑制することで、 車中のバッテリの温度上昇を抑制すること でき、バッテリを長寿命化できる。また、 両の収容物が暖められるのを抑制すること できる。
 (17)上記(6)において、トノカバー7は、樹脂 材に多孔質セラミックを10wt%~30wt%を練り込む ようにして表面層を形成したため、コストを 抑制して、トノカバー7の表面に高い熱反射 行う層を形成することができる。
 その他作用効果は、実施例1と同様であるの で説明を省略する。

 実施例8は、トノカバーのシートを含浸させ て熱反射剤を備えさせた例である。
 構成を説明する。
 実施例8では、樹脂や繊維により中間物とし てのトノカバー7のシートを形成し、そのシ トを多孔質セラミック5wt%~30wt%の水溶液を用 た溶剤に浸すようにして、含浸させる。
 これにより、多孔質セラミックの熱反射剤 備えたトノカバー7を形成する。
 なお、多孔質セラミックの水溶液は、5wt%以 下では効果が低く、30wt%以上では二次凝集が 生しコストメリットが得られない。
 その他構成は実施例1と同様であるので説明 を省略する。

 作用を説明する。
[コストの抑制作用]
 実施例8では、シートの含浸により、トノカ バー7に多孔質セラミックを含ませる。
 含浸は容易な工程で、シートの全体に含ま るように多孔質セラミックを樹脂又は繊維 行き渡らせることができ、コストが抑制さ る。

 効果を説明する。
 実施例8の車両用バッテリの保護装置は、上 記(1)~(3),(6)に加えて、以下の効果を有する。
 (18)トノカバー7は、多孔質セラミックの溶 に含浸させて形成したものであるため、コ トを抑制することができる。
 (19)上記(18)において、多孔質セラミックの 液は、多孔質セラミックの量を5wt%~30wt%にし ため、効果とコスト抑制を充分に得ること できる。
 その他作用効果は実施例7と同様であるので 、説明を省略する。

 実施例9は、スプレー塗布により、トノカバ ーに熱反射剤を備えさせた例である。
 構成を説明する。
 実施例9では、樹脂又は繊維により中間物と してのトノカバーのシートを形成し、そのシ ートに、多孔質セラミック5wt%~30wt%の水溶液 用いた溶剤をスプレー塗布する。
 これにより、多孔質セラミックの熱反射剤 備えたトノカバー7を形成する。
 なお、多孔質セラミックの水溶液は、5wt%以 下では効果が低く、30wt%以上では二次凝集が 生しコストメリットが得られない。
 その他構成は実施例7と同様であるので説明 を省略する。

 作用を説明する。
[コストの抑制作用]
 実施例9では、スプレー塗布により、トノカ バー7に多孔質セラミックを含ませる。
 スプレー塗布では、日射が当たるリアパー ルボード2の表面に多く、多孔質セラミック を付加することができる。そのため、全体に 含ませるよりも多孔質セラミックが少なく済 み、その反射効果は同等の効果を得ることが できる。そのため、コストが抑制される。

 効果を説明する。
 実施例9の車両用バッテリの保護装置は、上 記(1)~(3),(6)に加えて、以下の効果を有する。
 (20)トノカバー7は、多孔質セラミックの溶 を塗布させて形成したものであるため、コ トを抑制することができる。
 (21)上記(20)において、多孔質セラミックの 液は、多孔質セラミックの量を5wt%~30wt%にし ため、効果とコスト抑制を充分に得ること できる。
 その他作用効果は実施例7と同様であるので 、説明を省略する。

 以上、本発明の車両用バッテリの保護装 及び方法を実施例1~実施例9に基づき説明し きたが、具体的な構成については、これら 実施例に限られるものではなく、特許請求 範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱し い限り、設計の変更や追加等は許容される

 例えば、実施例では、熱反射材として多孔 セラミックを用いたが、他の材料であって よい。
 車両部材としては、リアパーセルボード、 ノカバーを実施例では用いたが、他の部材 あってもよい。
 また、樹脂製のリアパーセルボード6に熱反 射材を付加する場合には、母材のみで構成し た樹脂部分62を下面側部分とし、母材に多孔 セラミックを混合した樹脂部分61を上面側 分とし、いわゆる2色成形により一体に成形 るものであってもよい。このようにすれば リアパーセルボード6を厚みのあるものにし なければならない場合に、多孔室セラミック の量を抑制することができ、コストの抑制に 寄与することができる。

 以下、本発明の車両用バッテリの保護装 及び方法を実現する実施の形態を、請求項8 ,9,10,11,12,13,14に係る発明に対応する実施例10 、請求項8,9,10,11,14に係る発明に対応する実 例11と、請求項8,9,10,11,14に係る発明に対応す る実施例12とに基づいて説明する。

 まず、構成を説明する。
 図9は実施例10の車両用バッテリの保護装置 おけるリアサンシェードを格納した状態の 明図である。図10は実施例10の車両用バッテ リの保護装置におけるリアサンシェードを展 開した状態の説明図である。
 実施例10の車両用バッテリの保護装置1001は 車両Cに設けられるリアサンシェード1002と バッテリコントローラ1003と、サンシェード コントローラ1004を備えている。
 なお、リアサンシェード1002及びコントロー ラ1004は、車両後方からの日射の軽減のため 車両Cに設けられるものである。また、バッ リコントローラ1003は、駆動のために車両C 設置されるバッテリ1005の充放電や管理のた に検出、制御等を行なうものである。つま 、実施例10の車両用バッテリの保護装置1001 、本来はそれぞれ別の目的に設けられてい 車両装置が機能を兼ねることにより構成さ る。制御内容は、バッテリコントローラ1003 が兼用するものとする。

 車両への設置構造は、図9、図10のように る。リアシート1006の後方でリアパーセル100 7の下方には、バッテリ1005が配置されること なる。バッテリコントローラ1003は、バッテ リ1005の内部に設けられる。リアサンシェー 1002は、リアウインドシールド1008の下端部に 設けられる。サンシェードのコントローラ100 4は、リアサンシェード1002の近傍あるいは適 な配置位置に設けられる。または、他の装 の機能を兼ねるコントローラと一体に設け れる。例えばBCM等である。

 次に、リアサンシェード1002の構造について 説明する。
 図11は実施例10のリアサンシェードの構造を 示す説明斜視図である。
 リアサンシェード1002は、本体1021、開口部10 22、駆動部1023、下方アーム1024、上方アーム10 25、張り渡し部材1026、シート1027、巻き取り 1028を備えている。
 本体1021は、円筒状で、図9、図10に示すよう にリアパーセル1007の後方で、リアウインド ールド1008の下端部に設けられる。

 本体1021の内部には、図示しないスプリング の機構によりシート1027を本体1021の内部に巻 取る方向に付勢された巻き取り部1028を設け る。そして、シート1027の基端を巻き取り部10 28に固定し、シート1027を巻き取らせておくよ うにする。
 シート1027は本体1021に設けた開口部1022から 部へ引き出される。
 シート1027の先端は、張り渡し部材1026に辺 固定するようにして、車両Cの左右方向に張 渡した状態にする。
 次に、本体1021内部の左右には、コントロー ラ1004で制御される駆動部1023をそれぞれ配置 る。駆動部1023は、モータと減速機構を備え ている。

 そして、張り渡し部材1026の両端には、それ ぞれ上方アーム1025の一端を揺動自在に取り け、左右の上方アーム1025の他端には、それ れ下方アーム1024の一端を揺動自在に取り付 ける。さらに、左右の下方アーム1024の他端 、それぞれ駆動部1023の出力軸に取り付ける
 張り渡し部材1026、上方アーム1025、下方ア ム1024は、図11に示すように、左右の上方ア ム1025、下方アーム1024が中央に向かって、く の字に折曲することにより、張り渡し部材102 6を本体1021から進退させる機構構造である。

 次に、リアサンシェード1002のシート1027の 造についてさらに説明する。
 実施例10におけるシート1027は、成形により 造されるものとし、成形材料に熱反射剤を 加する。熱反射剤としては、多孔質セラミ クを用いる。なお、反射性があれば他のも を熱反射剤としてもよい。
 熱反射剤の付加は、PP,PE,ABS等の樹脂ペレッ に混合または予め熱反射剤を練り込んだ樹 ペレットを用いて成形する。熱反射剤の含 量は、10~30重量%の割合となるよう調製する
 なお、熱反射剤の含有量が10重量%以下では 所望の熱反射効果を得られないことがあり また、熱反射剤の含有量が30重量%以上では 二次凝集による熱反射性能の低下が起こり コスト高に相応した熱反射性能を期待でき い上に、素材特性にも悪影響を与えてしま からである。
 このように母材樹脂に含有させて成形を行 うため、コストを抑制し、均一に反射特性 得られるシートにする。
 熱反射剤を付加する範囲は、シート1027の全 面とし、本体1021からの引き出し部分の開口 の距離を考慮する。

 次に、温度検出を行なう構成について説明 る。
 実施例10では、車室内に温度センサ1009を設 て、車室内温度を検出する。この検出温度 、バッテリコントローラ1003へ出力されるが 、その構成は、空調システムの構成として温 度センサ9が設けられるものとし、空調シス ムのコントローラとの通信で温度情報を得 ものとするが、その詳細は、既存のシステ を用いるものとして説明を省略する。図9、 10に温度センサ1009の配置例を示す。

 作用を説明する。
[バッテリ保護処理]
 図12は実施例10のバッテリコントローラ1003 実行されるバッテリ保護処理の流れを示す ローチャートで、以下各ステップについて 明する。

 ステップS1では、車室内の空気温度を測 する。具体的には、空調システムとして車 内の温度を検出するセンサの検出結果を例 ば空調のコントローラから通信でデータを る処理を行う。

 ステップS2では、車室内の温度が予め設 した所定温度以上かどうかを判断し、所定 度以上ならばステップS3へ進み、所定温度未 満ならば処理を終了する。

 ステップS3では、強電バッテリ残量、つ り駆動に用いられるバッテリ1005の充電状態S OCを測定する。この処理は、本来のバッテリ ントローラ1003の持つ機能である。

 ステップS4では、強電バッテリ残量、つ り駆動に用いられるバッテリ1005の充電状態S OCがリアサンシェード1002を稼動させることが 可能かどうかを判断し、可能ならばステップ S5へ進み、不可能ならばステップS8へ進む。

 ステップS5では、コントローラ1004へ指令 出力し、リアサンシェード1002がシート1027 展開するようオンの出力を行なう。

 ステップS6では、車室内の温度が予め設 した所定温度以上かどうかを判断し、所定 度以上ならばリアサンシェード1002をオン状 で処理を終了し、所定温度未満ならばステ プS7へ進む。

 ステップS7では、コントローラ1004へ指令 出力し、リアサンシェード1002がシート1027 本体1021の内部へ収容するようオフの出力を なう。

 ステップS8では、弱電バッテリ残量、つ り、駆動に用いず車両装置に用いる図示し いバッテリの残量がリアサンシェード102を 動させることが可能かどうかを判断し、可 ならばステップS9へ進み、不可能ならば処理 を終了する。

 ステップS9では、コントローラ1004へ指令 出力し、リアサンシェード1002がシート1027 展開するようオンの出力を行なう。

 ステップS10では、車室内の温度が予め設 した所定温度以上かどうかを判断し、所定 度以上ならばリアサンシェード1002をオン状 態で処理を終了し、所定温度未満ならばステ ップS11へ進む。

 ステップS11では、コントローラ1004へ指令 を出力し、リアサンシェード1002がシート1027 本体1021の内部へ収容するようオフの出力を 行なう。

 [バッテリ保護作用]
 図13は実施例10の車両用バッテリのリアサン シェードの使用状態を示す説明図である。
 実施例10の車両用バッテリ保護装置では、 えば、エンジン停止時、もしくはエンジン 止から所定時間の経過後に、車室内の温度 検出し(ステップS1)、例えば40℃以上の場合 は、バッテリコントローラ1003でバッテリ残 、つまり充電状態SOCの演算を行う(ステップ S2)。
 バッテリコントローラ1003は、駆動に用いる バッテリ1005の充放電を制御するため、得ら る検出結果からバッテリ1005の充電状態SOC(%) つまりバッテリ残量を演算で求める(ステッ プS3)。これは、本来バッテリコントローラ100 3が行う機能である。

 そして、リアサンシェード1002のオンからオ フ分までの電力供給がバッテリ1005で可能で るならば、リアサンシェード1002を稼動させ 車室内の温度、及びバッテリ1005の雰囲気温 度の上昇を抑制し、これによりバッテリ1005 温度上昇を抑制する(図13参照、ステップS4~S7 )。
 実施例10では、シート1027に多孔質セラミッ を含ませるため、日射101が高い反射率で反 光102となる(図13参照)。

 特に炎天下放置となる駐車中の車室内温度 特にリアパーセル1007の付近の温度がこのリ アサンシェード1002の稼動により上昇を抑制 ると、リアパーセル1007の直下となるバッテ 1005の温度も上昇を抑制されることになる。 そして、これによりバッテリ1005の劣化が防 され、電池寿命を向上させる。
 この電池寿命の向上は、車両の電池交換を ーザーが余儀なくされることを生じにくく る。

 なお、バッテリ1005のバッテリ残量が少なく 、リアサンシェード1002の稼動に充分でない 合には、駆動用でなく車両装置用として、 両に既存の弱電バッテリのバッテリ残量を 算し、稼動可能ならば弱電バッテリにより アサンシェード1002を稼動する。これにより より確実にバッテリ1005の温度上昇を抑制す る。
 効果を説明する。
 実施例10の車両用バッテリの保護装置及び 法にあっては、下記に列挙する効果を得る とができる。

 (1)車両Cのリアウインドシールド1008の下 に設けられ、駆動に用いられるバッテリ1005 、車両Cのリアウインドシールド1008の内側 、シート1027を駆動で展開させて日除けを行 うリアサンシェード1002を有する車両用バッ テリの保護装置であって、シート1027は、熱 射性を向上する熱反射剤を備えたため、駐 中のバッテリの温度上昇を抑制することが き、バッテリを長寿命化することができる

 (2)リアサンシェード1002の駆動を制御する コントローラ1004及びバッテリコントローラ10 03と、車室内の温度を検出する空調システム 設けられる温度センサを備え、コントロー 1004及びバッテリコントローラ1003は、温度 ンサによる検出温度が所定温度以上になる 、リアサンシェード1002を駆動させるため、 室内温度が高い場合は、日射が高いことに るので、その場合には、リアサンシェード1 002を駆動して日射による温度上昇を抑制する ので、バッテリ1005の温度上昇が抑制され、 ッテリの駐車中の温度上昇を抑制すること でき、バッテリを長寿命化することができ 。

 (3)バッテリ1005の充電状態SOCを演算するス テップS3の処理を備え、コントローラ1004及び バッテリコントローラ1003は、温度センサに る検出温度が所定温度以上で、且つ稼動に 分なバッテリ残量の場合に、リアサンシェ ド1002を駆動させるため、バッテリ残量に配 し、充分に稼動できる場合に稼動を行なう うにできる。

 (4)熱反射剤は、多孔質セラミックである め、高い熱反射性によりシート1027は日射を よく反射し、車室内の温度上昇を良好に抑制 することができる。

 (5)シート1027は、熱反射剤を練り込んだ樹 脂ペレットを成形加工したものであるため、 通常の成形に特段の工程を加えることなく熱 反射性の高いシートを形成することができる 。

 (6)シート1027は、熱反射剤の含有量を10~30 量%の割合にしたものであるため、熱反射効 果が充分に得られ、且つ素材特性に悪影響を 与えないようにできる。

 (7)駆動に用いられるバッテリ1005を車両の リアウインドシールド1008の下方に設けるよ にし、シート1027を駆動で展開させて日除け 行なうリアサンシェード1002を車両のリアウ インドシールド1008の内側に設けるようにし 熱反射性を向上する熱反射剤をシート1027に えさせて、日射によるバッテリ1005の温度上 昇を抑制するため、駐車中のバッテリの温度 上昇を抑制することができ、バッテリを長寿 命化することができる。

 実施例11は、成形後のシートを含浸させて 反射剤を備えさせた例である。
 構成を説明する。
 実施例11では、樹脂により中間物としての ート成形物を形成し、そのシート成形物を 多孔質セラミック5~30重量%の割合となるよう に調製した溶液に浸すようにして、含浸乾燥 させる。
 これにより、多孔質セラミックの熱反射剤 備えたシート1027を形成する。
 なお、多孔質セラミックの調製は、5重量% 下では所望の熱反射効果を得られないこと あり、30重量%以上では二次凝集による熱反 性能の低下が起こり、コスト高に相応した 反射性能を期待できないからである。
 その他構成は実施例10と同様であるので説 を省略する。

 作用を説明する。
[コストの抑制作用]
 実施例11では、含浸乾燥により、シートの 面層に多孔質セラミックを含ませる。
 全体に含ませるよりも多孔質セラミックが なく済み、その効果は同等となる。そのた 、コストが抑制される。

 効果を説明する。
 実施例11の車両用バッテリの保護装置は、 記(1)~(4),(7)に加えて、以下の効果を有する。
 (8)シート1027は、多孔質セラミックの溶液に 含浸乾燥させて形成したものであるため、コ ストを抑制することができる。
 (9)上記(8)において、多孔質セラミックの溶 は、多孔質セラミックの量を5~30重量%の割 にしたため、熱反射効果とコスト抑制効果 充分に得ることができる。
 その他作用効果は実施例10と同様であるの 、説明を省略する。

 実施例12は、スプレー塗布により、シート 表面層に熱反射剤を備えさせた例である。
 構成を説明する。
 実施例12では、樹脂により中間物としての ート成形物を形成し、そのシート成形物に 多孔質セラミック5~30重量%の割合となるよう 調製した溶液をスプレー塗布する。
 これにより、多孔質セラミックの熱反射剤 備えたシート1027を形成する。
 なお、多孔質セラミックの調製は、5重量% 下では所望の熱反射効果を得られないこと あり、30重量%以上では二次凝集による熱反 性能の低下が起こり、コスト高に相応した 反射性能を期待できないからである。
 その他構成は実施例10と同様であるので説 を省略する。

 作用を説明する。
[コストの抑制作用]
 実施例12では、スプレー塗布により、シー の表面層に多孔質セラミックを含ませる。
 全体に含ませるよりも多孔質セラミックが なく済み、その効果は同等となる。そのた 、コストが抑制される。

 効果を説明する。
 実施例12の車両用バッテリの保護装置は、 記(1)~(4),(7)に加えて、以下の効果を有する。
 (10)シート1027は、多孔質セラミックの溶液 塗布させて形成したものであるため、コス を抑制することができる。
 (11)上記(10)において、多孔質セラミックの 液は、多孔質セラミックの量を5~30重量%の割 合にしたため、熱反射効果とコスト抑制効果 を充分に得ることができる。
 その他作用効果は実施例10と同様であるの 、説明を省略する。

 以上、本発明の車両用バッテリの保護装 及び方法を実施例10~実施例12に基づき説明 てきたが、具体的な構成については、これ の実施例に限られるものではなく、請求の 囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しな 限り、設計の変更や追加等は許容される。

 例えば、実施例では、熱反射剤として多孔 セラミックを用いたが、他の材料であって よい。
 例えば、温度センサは、直接、バッテリコ トローラに検出結果を出力するものであっ もよい。
 例えば、温度センサは、バッテリ温度を検 するものを用いるようにしてもよい。しか 、車室内温度やバッテリ雰囲気温度がバッ リ温度へ影響するまでに伝達遅れを生じる で、これを考慮することが望ましい。
 例えば、温度センサは、日射センサでもよ 、その場合は、日射の強度を車室内温度と て、これに基づきリアサンシェードを制御 ればよい。

 本出願は、2008年2月2日出願の日本特許出 (特願2008-023391)、2008年2月15日出願の日本特 出願(特願2008-033939)に基づくものであり、そ 内容はここに参照として取り込まれる。