| JP01261720 | CHARACTER ENTRY FRAME DISPLAY SYSTEM |
| WO/2010/026028 | METHOD FOR RECOGNISING SHAPES AND SYSTEM IMPLEMENTING SAID METHOD |
| WO/1996/015506 | METHOD OF JOINING HANDWRITTEN INPUT |
杉本 喜一 (〒86 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 Hyogo, 6768686, JP)
MORISHITA, Keiichi (LTD. 1-1 Arai-cho Shinhama2-chome, Takasago-sh, Hyogo 86, 6768686, JP)
森下 慶一 (〒86 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 Hyogo, 6768686, JP)
三菱重工業株式会社 (〒15 東京都港区港南二丁目16番5号 Tokyo, 1088215, JP)
SUGIMOTO, Kiichi (LTD. 1-1 Arai-cho Shinhama2-chome, Takasago-sh, Hyogo 86, 6768686, JP)
杉本 喜一 (〒86 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 Hyogo, 6768686, JP)
MORISHITA, Keiichi (LTD. 1-1 Arai-cho Shinhama2-chome, Takasago-sh, Hyogo 86, 6768686, JP)
| 路上を走行する車両のナンバープレートを一定の時間間隔で連続的に撮像するカメラと、前記カメラによって撮像された複数のフレーム画像から前記車両の車両番号の認識を行う車両番号認識処理部とを備えた車両番号認識装置において、 前記車両番号認識処理手段が、前記フレーム画像から得られた車両番号候補が複数存在する場合であって、 認識結果が相互に一致する前記車両番号候補が存在する場合に多数決によって車両番号を確定する手段と、 複数の前記車両番号候補が相互に異なる場合に前記車両番号候補の文字数を検出し、それぞれの前記車両番号候補の文字数が一致する場合に、それぞれの前記車両番号候補において相互に異なる結果として認識された文字を文字類似度によって確定する手段と、 前記車両番号候補の文字数が異なる場合に前記車両番号候補中の文字位置及び各々の前記文字の認識結果から前記車両番号を確定する手段と を備えたことを特徴とする車両番号認識装置。 |
| 路上を走行する車両のナンバープレートを一定の時間間隔で連続的に撮像するカメラと、前記カメラによって撮像された複数のフレーム画像から前記車両の車両番号の認識を行う車両番号認識処理手段とを備えた車両番号認識装置において、 前記車両番号認識処理手段が、前記フレーム画像から得られた車両番号候補が複数存在する場合であって、認識結果が相互に一致する前記車両番号候補が存在する場合に多数決によって車両番号を確定し、 複数の前記車両番号候補が相互に異なる場合に前記車両番号候補の文字数を検出してそれぞれの前記車両番号候補の文字数が一致する場合はそれぞれの前記車両番号候補において相互に異なる結果として認識された文字を文字類似度によって確定し、 前記車両番号候補の文字数が異なる場合に文字位置と認識結果とが一致する文字については当該文字を前記車両番号構成文字として確定し、文字位置と認識結果とが一致しない文字については該文字位置と認識結果とが一致しない文字に対して推定の文字位置を設定するとともにそれぞれの前記推定の文字位置毎に比重を設定し、前記認識結果の類似度と前記比重とから前記推定文字位置に対応する前記認識結果毎に得点を算出し、前記得点に基づいて前記文字位置と認識結果とが一致しない文字を確定する ことを特徴とする車両番号認識装置。 |
| 前記カメラによって前記車両の後部ナンバープレート及び前部ナンバープレートを撮像し、前記ナンバープレートを撮像したフレーム画像から前記車両番号の認識処理を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両番号認識装置。 |
| 同一の前記ナンバープレートを異なる角度から撮像し、前記ナンバープレートを撮像したフレーム画像から前記車両番号の認識処理を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両番号認識装置。 |
| 前記車両番号の認識処理後に、さらに該車両番号の認識処理によって得られた確定認識結果をデータベースにおいて管理されるナンバープレート情報に照会し、前記確定認識結果の修正を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両番号認識装置。 |
| 前記車両番号を前記カメラに比較して撮像位置が近いカメラによって撮像されたフレーム画像から認識を行った車両番号を利用して前記車両番号の確定を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両番号認識装置。 |
| 前記文字類似度として、前記フレーム画像に撮像された前記ナンバープレートの領域の解像度を用いることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両番号認識装置。 |
| 前記文字類似度として、前記フレーム画像に撮像された前記ナンバープレートのコントラストを用いることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両番号認識装置。 |
| 前記ナンバープレートの文字配列規則を併用して前記車両番号の確定を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両番号認識装置。 |
| 前記カメラによって、路上を走行する車両のナンバープレートを一定の時間間隔で連続的に撮像する際、直前に撮像された前記フレーム画像中における前記ナンバープレートの位置に応じて前記カメラのズーム倍率を変更することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両番号認識装置。 |
| 前記カメラによって、路上を走行する車両のナンバープレートを一定の時間間隔で連続的に撮像する際、直前に撮像された連続する二つの前記フレーム画像中における前記ナンバープレートの変位に基づいて算出される前記車両の速度に応じて前記カメラのズーム倍率を変更することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両番号認識装置。 |
| 前記車両番号認識処理手段が、一枚の前記フレーム画像に対して複数の評価値を設定し、該複数の評価値に基づいてそれぞれ前記車両の車両番号の認識を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両番号認識装置。 |
| 前記評価値が、前記フレーム画像に対して画像処理を施す際に行う二値化処理のしきい値であることを特徴とする請求項12記載の車両番号認識装置。 |
| 前記評価値が、前記フレーム画像からナンバープレートを抽出する際に用いるナンバープレート切り出し位置であることを特徴とする請求項12記載の車両番号認識装置。 |
| 前記車両番号の認識処理後に、該車両番号の認識処理によって得られた確定認識結果と、予め取得しておいたナンバープレート情報とを、二つの文字列のうち一方の文字列を他方の文字列に変換するために必要となる文字の操作の最小回数を評価値として前記二つの文字列間の類似度を評価する編集距離を用いて照合し、前記確定認識結果の修正を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両番号認識装置。 |
| 前記評価値が、前記操作毎に異なる係数を設定されることを特徴とする請求項15記載の車両番号認識装置。 |
| 前記編集距離を用いて比較対象となる文字の予め設定する指定順位までの類似度を評価した結果に基づいて、該車両番号の認識処理によって得られた確定認識結果と予め取得しておいたナンバープレート情報とを照合することを特徴とする請求項16記載の車両番号認識装置。 |
| 前記評価値が、比較対象となる文字間の誤認識し易さの統計データに基づいて前記係数を設定されることを特徴とする請求項16記載の車両番号認識装置。 |
| 前記確定認識結果と、前記ナンバープレート情報とを照合する際に、車両番号の照合に加えて予め取得しておいた前記ナンバープレートの形状情報の照合を行い、前記確定認識結果を修正することを特徴とする請求項5、請求項13又は請求項14のいずれか1項に記載の車両番号認識装置。 |
| 前記確定認識結果と、前記ナンバープレート情報とを照合する際に、車両番号の照合に加えて予め取得しておいた前記ナンバープレートの色情報の照合を行い、前記確定認識結果を修正することを特徴とする請求項5、請求項13又は請求項14のいずれか1項に記載の車両番号認識装置。 |
| 前記確定認識結果と、前記ナンバープレート情報とを照合する際に、車両番号の照合に加えて予め取得しておいた前記車両の車体の色情報の照合を行い、前記確定認識結果を修正することを特徴とする請求項請求項5、請求項13又は請求項14のいずれか1項に記載の車両番号認識装置。 |
本発明は、車両番号認識装置に関する。
従来、走行中の車両の車両番号認識を行 装置として、車両検知器から得られた車両 知信号を基に車両前部または車両後部の画 を一枚撮像し、画像処理により車両番号の 識を行うものが知られている。このような 両番号認識装置においては、1台の車両に対 し、画像を一枚撮影するのみであることから 、撮影された画像に車両番号が適切に写って いない場合、対象車両の車両番号を正しく認 識することができないという問題があった。
近年、コンピュータの高速化によりリアル
イムでの動画像の処理が可能となったこと
ら、車両番号を撮像した複数の画像をコン
ュータに連続して取り込み、該複数の画像
対して車両番号認識処理を実行することで
車両番号の認識精度の向上を図る取り組み
行われている(例えば、特許文献1、特許文
2参照)。
しかしながら、上述した特許文献1におい ては、一台の車両の車両番号を撮像した画像 から、車両番号認識処理によって複数の認識 結果が得られた場合、プレートの認識結果の 一致文字数とナンバープレート画像上におけ るエッジデータの一致度との重み付け評価式 を用いて車両番号の同一性を判定する方法を 採用し、文字の一致度とエッジデータの一致 度という異なる種類のデータを評価の対象と しているため、重み付けの調整が難しく、認 識精度を向上させるために煩雑な処理が伴う 虞があった。
また、特許文献2においては、複数の認識 結果が得られた場合、まず多数決によって最 終認識結果を決定し、多数決で決定しない場 合は最も多い文字数で認識できた結果を最終 結果とする構成としているため、例えばプレ ート枠の一部などの文字ではない外乱成分を 誤って文字と判定した場合には、最終認識結 果として誤った結果を出力することとなり信 頼性の低下に繋がる虞があった。
このようなことから本発明は、走行中の 両の車両番号認識処理をより簡易に、且つ 精度に行うことができる車両番号認識装置 提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に 係る車両番号認識装置は、路上を走行する車 両のナンバープレートを一定の時間間隔で連 続的に撮像するカメラと、前記カメラによっ て撮像された複数のフレーム画像から前記車 両の車両番号の認識を行う車両番号認識処理 部とを備えた車両番号認識装置において、前 記車両番号認識処理手段が、前記フレーム画 像から得られた車両番号候補が複数存在する 場合であって、認識結果が相互に一致する前 記車両番号候補が存在する場合に多数決によ って車両番号を確定する手段と、複数の前記 車両番号候補が相互に異なる場合に前記車両 番号候補の文字数を検出し、それぞれの前記 車両番号候補の文字数が一致する場合に、そ れぞれの前記車両番号候補において相互に異 なる結果として認識された文字を文字類似度 によって確定する手段と、前記車両番号候補 の文字数が異なる場合に前記車両番号候補中 の文字位置及び各々の前記文字の認識結果か ら前記車両番号を確定する手段とを備えたこ とを特徴とする。
上記の課題を解決するための第2の発明に 係る車両番号認識装置は、路上を走行する車 両のナンバープレートを一定の時間間隔で連 続的に撮像するカメラと、前記カメラによっ て撮像された複数のフレーム画像から前記車 両の車両番号の認識を行う車両番号認識処理 手段とを備えた車両番号認識装置において、 前記車両番号認識処理手段が、前記フレーム 画像から得られた車両番号候補が複数存在す る場合であって、認識結果が相互に一致する 前記車両番号候補が存在する場合に多数決に よって車両番号を確定し、複数の前記車両番 号候補が相互に異なる場合に前記車両番号候 補の文字数を検出してそれぞれの前記車両番 号候補の文字数が一致する場合はそれぞれの 前記車両番号候補において相互に異なる結果 として認識された文字を文字類似度によって 確定し、前記車両番号候補の文字数が異なる 場合に文字位置と認識結果とが一致する文字 については当該文字を前記車両番号構成文字 として確定し、文字位置と認識結果とが一致 しない文字については該文字位置と認識結果 とが一致しない文字に対して推定の文字位置 を設定するとともにそれぞれの前記推定の文 字位置毎に比重を設定し、前記認識結果の文 字類似度と前記比重とから前記推定文字位置 に対応する前記認識結果毎に得点を算出し、 前記得点に基づいて前記文字位置と認識結果 とが一致しない文字を確定することを特徴と する。
上記の課題を解決するための第3の発明に 係る車両番号認識装置は、第1又は第2の発明 おいて、前記カメラによって前記車両の後 ナンバープレート及び前部ナンバープレー を撮像し、前記ナンバープレートを撮像し フレーム画像を用いて前記車両番号の認識 理を行うことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第4の発明に 係る車両番号認識装置は、第1又は第2の発明 おいて、同一の前記ナンバープレートを異 る角度から撮像し、前記ナンバープレート 撮像したフレーム画像を用いて前記車両番 の認識処理を行うことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第5の発明に 係る車両番号認識装置は、第1又は第2の発明 おいて、前記車両番号の認識処理後に、さ に該車両番号の認識処理によって得られた 定認識結果をデータベースにおいて管理さ るナンバープレート情報に照会し、前記確 認識結果の修正を行うことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第6の発明に 係る車両番号認識装置は、第1又は第2の発明 おいて、前記車両番号を前記カメラに比較 て撮像位置が近いカメラによって撮像され フレーム画像から認識を行った車両番号を 用して前記車両番号の確定を行うことを特 とする。
上記の課題を解決するための第7の発明に 係る車両番号認識装置は、第1又は第2の発明 おいて、前記文字類似度として、前記フレ ム画像に撮像された前記ナンバープレート 領域の解像度を用いることを特徴とする。
上記の課題を解決するための第8の発明に 係る車両番号認識装置は、第1又は第2の発明 おいて、前記文字類似度として、前記フレ ム画像に撮像された前記ナンバープレート コントラストを用いることを特徴とする。
上記の課題を解決するための第9の発明に 係る車両番号認識装置は、第1又は第2の発明 おいて、前記ナンバープレートの文字配列 則を併用して前記車両番号の確定を行うこ を特徴とする。
上記の課題を解決するための第10の発明 係る車両番号認識装置は、第1又は第2の発明 において、前記カメラによって、路上を走行 する車両のナンバープレートを一定の時間間 隔で連続的に撮像する際、直前に撮像された 前記フレーム画像中における前記ナンバープ レートの位置に応じて前記カメラのズーム倍 率を変更することを特徴とする。
上記の課題を解決するための第11の発明 係る車両番号認識装置は、第1又は第2の発明 において、前記カメラによって、路上を走行 する車両のナンバープレートを一定の時間間 隔で連続的に撮像する際、直前に撮像された 連続する二つの前記フレーム画像中における 前記ナンバープレートの変位に基づいて算出 される前記車両の速度に応じて前記カメラの ズーム倍率を変更することを特徴とする。
上記の課題を解決するための第12の発明 係る車両番号認識装置は、第1又は第2の発明 において、前記車両番号認識処理手段が、一 枚の前記フレーム画像に対して複数の評価値 を設定し、該複数の評価値に基づいてそれぞ れ前記車両の車両番号の認識を行うことを特 徴とする。
上記の課題を解決するための第13の発明 係る車両番号認識装置は、第12の発明におい て、前記評価値が、前記フレーム画像に対し て画像処理を施す際に行う二値化処理のしき い値であることを特徴とする。
上記の課題を解決するための第14の発明 係る車両番号認識装置は、第12の発明におい て、前記評価値が、前記フレーム画像からナ ンバープレートを抽出する際に用いるナンバ ープレート切り出し位置であることを特徴と する。
上記の課題を解決するための第15の発明 係る車両番号認識装置は、第1又は第2の発明 において、前記車両番号の認識処理後に、該 車両番号の認識処理によって得られた確定認 識結果と、予め取得しておいたナンバープレ ート情報とを、二つの文字列のうち一方の文 字列を他方の文字列に変換するために必要と なる文字の操作の最小回数を評価値として前 記二つの文字列間の類似度を評価する編集距 離を用いて照合し、前記確定認識結果の修正 を行うことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第16の発明 係る車両番号認識装置は、第15の発明におい て、前記評価値が、前記操作毎に異なる係数 を設定されることを特徴とする。
上記の課題を解決するための第17の発明 係る車両番号認識装置は、第16の発明におい て、前記編集距離を用いて比較対象となる文 字の予め設定する指定順位までの類似度を評 価した結果に基づいて、該車両番号の認識処 理によって得られた確定認識結果と予め取得 しておいたナンバープレート情報とを照合す ることを特徴とする。
上記の課題を解決するための第18の発明 係る車両番号認識装置は、第16の発明におい て、前記評価値が、比較対象となる文字間の 誤認識し易さの統計データに基づいて前記係 数を設定されることを特徴とする。
上記の課題を解決するための第19の発明 係る車両番号認識装置は、第5、第13又は第14 の発明において、前記確定認識結果と、前記 ナンバープレート情報とを照合する際に、車 両番号の照合に加えて予め取得しておいた前 記ナンバープレートの形状情報の照合を行い 、前記確定認識結果を修正することを特徴と する。
上記の課題を解決するための第20の発明 係る車両番号認識装置は、第5、第13又は第14 の発明において、前記確定認識結果と、前記 ナンバープレート情報とを照合する際に、車 両番号の照合に加えて予め取得しておいた前 記ナンバープレートの色情報の照合を行い、 前記確定認識結果を修正することを特徴とす る。
上記の課題を解決するための第21の発明 係る車両番号認識装置は、第5、第13又は第14 の発明において、前記確定認識結果と、前記 ナンバープレート情報とを照合する際に、車 両番号の照合に加えて予め取得しておいた前 記車両の車体の色情報の照合を行い、前記確 定認識結果を修正することを特徴とする。
上述した第1の発明に係る車両番号認識装 置によれば、煩雑な調整等を行うことなく高 精度に車両番号の認識処理を行うことが可能 であり、信頼性の高い車両番号認識が可能と なる。
また、第2の発明に係る車両番号認識装置 によれば、複数の画像を各々処理した結果を 統合することにより、一部の画像を処理した 結果に正解文字の欠落が起きたような場合で あっても車両番号を認識することが可能であ り、且つ、1枚の画像のみを処理するよりも い認識精度を得ることができる。
また、第3の発明に係る車両番号認識装置 によれば、第1又は第2の発明の効果に加えて より多くの情報に基づいて車両番号認識処 を行うことにより、車両番号の認識精度を 上させることができる。また、例えば、ナ バープレートの汚れ、破損等の品質低下を 因とする車両番号の認識精度の低下を回避 、車両番号の認識処理を高精度に実行する とができる。
また、第4の発明に係る車両番号認識装置 によれば、第1又は第2の発明による効果に加 て、例えば、ナンバープレートの位置によ てナンバープレートの撮像が困難となる等 よる車両番号の認識精度の低下を回避し、 実に車両番号の認識処理を実行することが きる。
また、第5の発明に係る車両番号認識装置 によれば、第1又は第2の発明の効果に加え、 像処理と、データベースにおいて管理され 車両情報とを用いて車両番号の認識を行う め、車両番号の認識精度をより向上させる とができる。
また、第6の発明に係る車両番号認識装置 によれば、第1又は第2の発明の効果に加え、 一のナンバープレートであっても、異なっ 条件で撮像されたフレーム画像から得られ 結果を用いて車両番号の認識処理を総合的 行なうことができるため、更なる認識精度 向上を図ることができる。
また、第7の発明に係る車両番号認識装置 によれば、第1又は第2の発明の効果に加え、 度の高い画像に基づく処理結果に対して優 度を付与することにより、信頼性の低い結 を採用することを防止し、高精度な認識を 持することができる。
また、第8の発明に係る車両番号認識装置 によれば、第1又は第2の発明の効果に加え、 信度の高い画像での処理結果に対して優先 を付与することにより、信頼性の低いデー を採用する虞を低減し、高い認識精度を維 することができる。
また、第9の発明に係る車両番号認識装置 によれば、第1又は第2の発明の効果に加え、 像処理以外の情報を用いて車両番号の認識 理を行うことにより、更なる認識精度の向 が可能となる。
また、第10又は第11の発明に係る車両番号 認識装置によれば、第1又は第2の発明の効果 加え、カメラが、車両との距離に対応して ーム倍率を変更し、ナンバープレートを常 一定値以上の解像度で撮像することができ ため、更なる認識精度の向上が可能となる
また、第12乃至第14の発明に係る車両番号 認識装置によれば、第1又は第2の発明の効果 加え、一つの評価値に基づいて個々の画像 対し車両番号の認識処理を行った場合に文 認識精度が低い場合であっても、一枚の画 に対して複数の評価値を設定し、該複数の 価値に基づいて車両番号の認識処理を行っ 認識処理を行った結果を統合することによ 高い認識精度を得ることができる。
また、第15の発明に係る車両番号認識装 によれば、第1又は第2の発明の効果に加え、 画像処理による結果以外の情報である車両情 報データベースに格納された情報を利用する ことにより、例えば認識結果の一部が不明で ある場合であっても正確な車両番号を得るこ とができる。更に、照合手段として編集距離 を用いることにより、照合に係る処理の効率 を向上させることができる。
また、第16乃至第18の発明に係る車両番号 認識装置によれば、第15の発明において複数 照合結果が得られるような場合であっても 車両番号を確定することができ、より車両 号の認識精度が向上する。
また、第19乃至第21の発明に係る車両番号 認識装置によれば、車両番号に加えて、車両 番号以外の情報を用いて車両番号の照会を行 うことにより、第5、第13又は第14の発明の効 に加えてより正確に且つ確実に車両番号を 定することができる。
以下、図を参照しつつ本発明の具体的な 施形態に説明する。
図1乃至図3に基づいて本発明の第1の実施 を説明する。図1は本実施例に係る車両番号 認識装置の概略図、図2は本実施例に係る車 番号認識装置による車両番号認識処理の手 を示すフローチャート、図3は本実施例に係 車両番号認識装置を用いて撮像した画像の 例を示す説明図である。
図1に示すように、本実施例に係る車両番 号認識装置は、道路30を跨いで設置される門 40上に固定されたカメラ10と、カメラ10によ て撮像された画像が入力される車両番号認 部20とから構成される。カメラ10は、道路30 を走行する車両50の後部ナンバープレート 撮像可能に設置され、例えば一定時間間隔 30枚/s程度の連続撮影を行うものとする。そ てカメラ10によって撮像された画像は、車 番号認識部20に連続的に入力されて車両番号 の認識処理が施される。
車両番号認識部20において実行される車 番号認識処理を図2に基づいて説明する。
図2に示すように、車両番号認識部20では まず、カメラ10によって撮像されたフレー 画像を連続的に入力し(ステップS101)、入力 れた全てのフレーム画像それぞれに対して ンバープレートの認識を行い、車両番号を 出するナンバープレート認識処理を行う(ス ップS102)。なお、フレーム画像入力(ステッ S101)及びナンバープレート認識処理(ステッ S102)は、カメラ10が撮像を行っている間繰り 返し実行される。
ステップS102によって得られた車両番号の 認識結果は、車両番号候補として出力され、 該車両番号候補が複数存在するか否かの判定 が行われる(ステップS201)。車両番号候補が複 数存在しない、即ち、入力された車両番号候 補が全て一致する、あるいは、入力された車 両番号候補が一のみである等、車両番号候補 が一つであると判定された場合(no)には、こ 一の車両番号候補を統合結果として出力す 。
一方、複数の車両番号候補が存在すると 定された場合(yes)は車両番号認識処理を継 し、連続して入力された複数の車両番号候 をグループ化する処理を行う(ステップS202) 即ち、連続してナンバープレートが撮像さ た複数のフレーム画像から得られる複数の 両番号候補を一つの集合(以下、車両番号候 群という)としてグループ化するのである。
次に、車両番号候補群中のそれぞれの車 番号候補に対し、該車両番号候補を構成す 各々の文字(以下、車両番号構成文字という )全てについて、それぞれ一致する認識結果 存在するか否かの判定を行う(ステップS203) そして、同一の認識結果が存在する車両番 構成文字については、一致する認識結果が つであればそれを採用し、一致する認識結 が複数存在する場合は最も多く認識結果が 複した文字を信頼度が高いものとして採用 る処理を行う。要するに、車両番号候補群 ら車両番号構成文字を多数決によって決定 る処理を行うのである。
次に、ステップS203によって車両番号が確 定したか否かの判定を行う(ステップS204)。ス テップS203によって車両番号が確定した場合(y es)は、ステップS203によって得られた結果を 合結果として出力する。
一方、一つでも確定していない車両番号 成文字が存在する場合(no)は、処理を継続し 、車両番号候補群中の車両番号候補に対し、 車両番号構成文字の文字数が一致するか否か の判定を行う(ステップS205)。そして、全ての 車両番号候補について車両番号構成文字の数 が一致する場合は、車両番号構成文字のうち 、認識結果が一致しない文字に対して文字類 似度の評価を行い、文字類似度が高い結果を 採用して車両番号を決定する。
次に、車両番号が確定したか否かの判定 行い(ステップS206)、ステップS205によって全 ての車両番号構成文字が確定している場合(ye s)には、この結果を統合結果として出力する
一方、車両番号構成文字が一つでも確定 ていない場合(no)は、車両番号認識処理を継 続し、車両番号構成文字毎に以下の処理を行 う(ステップS207)。
即ち、ステップS205で文字数が一致しなか った場合は、それぞれの車両番号候補につい て車両番号構成文字の画像上における配置( 下、文字位置という)を検出し、全ての車両 号候補において文字位置及び認識結果が一 している文字については、その認識結果を 用する。
一方、文字位置が一致し、認識結果が異 る文字については、文字類似度の評価を行 、文字類似度が高い結果を採用する。
さらに、文字位置が一致しない文字につ ては、文字類似度の評価を行う。そして、 字類似度が一定値に満たない場合はこの文 の大きさを検出し、文字の大きさが既に確 した文字の大きさと比較して一定値以上大 い、または一定値以上小さい等、予め設定 た比率に満たない場合は、これを車両番号 成文字ではないと判定して車両番号候補か 除外する処理を行い、文字の大きさが所定 価値の範囲内である場合は、この文字を車 番号構成文字であるか否かが不明である不 文字として出力する処理を行う。
そして、ステップS201,S204,S206又はS207にお て出力された統合結果を、確定認識結果と て出力する(ステップS208)。
以下、上述した車両番号認識部20によっ 実行される処理を、図3に示すフレーム画像6 1~64を例に、具体的に説明する。フレーム画 61~64は、車両50の後部ナンバープレート51を メラ10によって一定時間間隔で連続的に撮像 した画像を模式的に示すものである。
表1に、上述したステップS102によってフ ーム画像61~64から認識される車両番号候補及 び車両番号候補から導出される統合結果の例 を示す。
なお、表1においてT,T+1,T+2,T+3は時刻を示 ている。
表1に示すパターン1は、複数の車両番号 補が一致する例である。即ち、時刻T,T+1,T+2 おいて撮像されたフレーム画像61,62,63から得 られた車両番号候補が「ABC123」であって一致 し、時刻T+3において撮像されたフレーム画像 64から得られた車両番号候補のみが「ABC128」 あって他の車両番号候補と異なっている。 のような場合には、図2に示したステップS20 3,S204により、複数の認識結果が一致した車両 番号「ABC123」が統合結果として出力される。
また、パターン2は複数の車両番号候補が 全て異なる一方、認識された文字数が一致す る例である。このような場合には、図2に示 たステップS205により、車両番号候補群中の ての車両番号候補において相互に異なる結 となった右端の車両番号構成文字に対して れぞれ文字類似度を算出する。ここで、表1 に示すパターン2においては、「3」の評価値 0.8と最も高いため、「3」が車両番号構成文 字の右端の文字として確定し、車両番号候補 「ABC123」が統合結果として出力される。
また、パターン3は車両番号候補群中の車 両番号候補の文字数が一致しない例、例えば 、時刻T+2に撮像されたフレーム画像63中のノ ズ成分を、車両番号構成文字「4」として誤 読したような場合の例である。なお、フレー ム画像63中の上記ノイズ成分は文字類似度が 定値に満たないものとし、且つ車両番号構 文字の大きさに比較して予め設定する所定 比率より小さいものとする。
このような場合には、ステップS207により 、まず文字位置が一致し、且つ認識結果が一 致する文字を車両番号構成文字として確定す る。これにより、車両番号構成文字「A」、 B」、「C」、「1」、「3」が確定する。
次に、文字位置が一致し、認識結果が異 る文字(ここでは、車両番号候補の左から5 目の文字)について、文字類似度を評価し、 字類似度が最も高い文字を車両番号構成文 として確定する。本パターン3においては時 刻T+1において撮像されたフレーム画像62から 識された「2」の評価値が最も高いものとし 、これにより、左から5番目の車両番号構成 字として「2」が確定する。
次に、文字位置が一致しない文字(ここで は、車両番号候補の左から7番目の文字)、即 フレーム画像63から認識された文字「4」に いて文字類似度の評価を行う。ここで、文 「4」は上述したように文字類似度が所定値 に満たず、且つ、文字の大きさが、車両番号 構成文字として確定した他の文字に比較して 所定の比率より小さい。従って、文字ではな いと判断され、車両番号候補から除外される 。これにより、車両番号候補「ABC123」が統合 結果として出力される。
なお、文字「4」の文字類似度が所定値を 満たしている場合はこれを採用するものとし 、また、文字「4」の文字類似度が所定値を たさず、且つ、文字の大きさが車両番号構 文字として確定された他の文字に対して予 設定する所定値の範囲内である場合は、不 文字として出力される。
上述した本実施例に係る車両番号認識装 によれば、煩雑な調整等を行うことなく高 度に車両番号の認識処理を行うことが可能 あり、信頼性の高い車両番号認識が可能と る。
図4乃至図6に基づいて、本発明の第2の実 例を説明する。図4は本実施例における車両 番号測定装置の概略図、図5は本実施例にお る車両番号認識処理の流れを示すフローチ ート、図6は本実施例において撮像されたフ ーム画像の例を示す説明図である。
図4に示すように、本実施例に係る車両番 号認識装置は、道路30に設置される二つの門 41,42上にそれぞれ固定されたカメラ11,12と、 カメラ11,12によって撮像された画像が入力さ る車両番号認識部20とから構成される。
カメラ11,12は、それぞれ道路30上を走行す る車両50の後部ナンバープレート、前部ナン ープレートを撮像可能に設置され、例えば 定時間間隔で30枚/s程度の連続撮影を行うも のとする。なお、カメラ11,12が撮像した画像 、同期した状態で車両番号認識部20に連続 に入力される。即ち、本実施例は上述した 施例1の構成に比較して、車両50の前部ナン ープレートを撮像するカメラを一台追加し ものであり、その他の構成は実施例1と概ね 様である。
本実施例において、車両番号認識部20で 行される車両番号認識処理を図5に基づいて 明する。
図5に示すように、車両番号認識部20では まず、カメラ11,12によってそれぞれ撮像さ たフレーム画像を、同期した状態で各々連 的に入力し(ステップS111、S121)、カメラ11,12 よって各々撮像されたフレーム画像全てに してそれぞれナンバープレート51,52の認識を 行い、車両番号を抽出するナンバープレート 認識処理を行う(ステップS112,S122)。
ステップS102、S104によって得られた車両 号の認識結果は、車両番号候補として出力 れ、認識結果統合処理が行われる(ステップS 200)。なお、該認識結果統合処理(ステップS200 )は、図2に示し、実施例1において説明したス テップS201~ステップS208と同一の処理を実行す るものであり、重複する説明は省略する。
本実施例において、車両番号認識部20に って実行される処理を、カメラ11によって図 3に示すフレーム画像61~64が撮像され、カメラ 12によって図6に示すフレーム画像65~68が撮像 れた場合を例として説明する。
フレーム画像61~64、フレーム画像65~68は、 それぞれ時刻T~T+3において撮像されたもので り、図3に示すようにフレーム画像61~64には 両50の後部プレート51が連続的に撮像され、 図6に示すようにフレーム画像65~68には車両50 前部ナンバープレート52が連続的に撮像さ ている。
表2に、本実施例において、図3及び図6に すフレーム画像61~68からナンバープレート 識処理(ステップS112,S122)によって認識された 車両番号候補の例を示す。
なお、表2においてT,T+1,T+2,T+3は時刻を示 ている。
表2に示す例は、複数の車両番号候補が一 致した例である。詳しくは、車両50の後部ナ バープレート51を時刻T,T+1,T+2において撮像 たフレーム画像61,62,63から得られた車両番号 候補と、前部ナンバープレート52を時刻T+2,T+3 において撮像したフレーム画像67,68から得ら た車両番号候補とが、「ABC123」となり、一 している。したがって、本例においては、 数の認識結果が一致する車両番号候補「ABC1 23」が統合結果となり、確定認識結果として 力されることとなる。
このように、本実施例によれば、実施例1 による作用効果に加えて、より多くの情報に 基づいて車両番号認識処理を行うことにより 、車両番号の認識精度を向上させることがで きる。また、例えば、ナンバープレート51ま は52の汚れ、破損等の品質低下を誘因とす 車両番号の認識精度の低下を回避し、車両 号の認識処理を高精度に実行することがで る。
図7及び図8に基づいて、本発明の第3の実 例を説明する。図7は本実施例における車両 番号測定装置の設置例を示す説明図、図8は 実施例における車両番号認識処理の流れを すフローチャートである。
図7に示すように、本実施例に係る車両番 号認識装置は、道路30に設置される門柱40上 固定されたカメラ13及び門柱40の近傍の道路 であって、カメラ13に比較して低位置に固 されたカメラ14と、カメラ13,14によって撮像 れたフレーム画像が入力される車両番号認 部20とから構成される。
即ち、本実施例は、上述した実施例1にお いて、カメラ10に加えて、カメラ10とは異な 方向から同一のナンバープレートを撮像す カメラを追加したものであり、その他の構 は実施例1と概ね同様であり、重複する説明 適宜省略する。
カメラ13,14は、それぞれ道路30上を走行す る車両50の後部ナンバープレートを撮像可能 設置され、例えば一定時間間隔で30枚/s程度 の連続撮影を行うものとする。そしてカメラ 13,14が撮像した画像は、同期した状態で車両 号認識部20に連続的に入力されて車両番号 識処理が実行される。
車両番号認識部20において実行される車 番号認識処理を図8に基づいて説明する。
車両番号認識部20では、まず、カメラ13,14 によってそれぞれ撮像されたフレーム画像を 、同期した状態で各々連続的に入力し(ステ プS131、S141)、カメラ13,14によって各々撮像さ れたフレーム画像全てに対してそれぞれナン バープレートの認識を行い、車両番号を抽出 するナンバープレート認識処理を行う(ステ プS132,S142)。フレーム画像入力及びナンバー レート認識処理は、カメラ10が撮像を行っ いる間繰り返し実行される。
ステップS132、S142によって得られた車両 号の認識結果は、車両番号候補として出力 れ、認識結果統合処理が行われる(ステップS 200)。なお、認識結果統合処理においては、 2に示し、実施例1において説明したステップ S201~ステップS208と同一の処理を実行するもの とし、詳しい説明は省略する。
本実施例によれば、実施例1による作用効 果に加えて、より多くの情報に基づいて車両 番号認識処理を行うことにより、車両番号の 認識精度を向上させることができる。また、 例えば、ナンバープレートの位置によってナ ンバープレートの撮像が困難となる等による 車両番号の認識精度の低下を回避し、確実に 車両番号の認識処理を実行することができる 。
なお、本実施例においては二台のカメラ1 1,13を用いる例を示したが、例えば、カメラ 三台以上設置し、それぞれのカメラによっ 異なる位置から同一方向を撮像するように てもよい。また、カメラによって撮像する ンバープレートは、後部ナンバープレート 限らず、前部ナンバープレートとしても構 ない。
図9及び図10に基づいて本発明の第4の実施 例を説明する。図9は本実施例に係る車両番 認識処理の流れを示すフローチャート、図10 は本実施例の概念図である。なお、本実施例 は、上述した図1に示す構成に適用される。
図9に示すように、本実施例に係る車両番 号認識装置は、上述した実施例1における処 に加えて、確定認識結果において不明文字 存在する場合にこの結果を修正し、該不明 字として出力された文字を導出する処理を 加したものである。本実施例において、ス ップS200(ステップS201~S208)までは、実施例1と 一の処理が行なわれるものであり、重複す 説明は省略する。
本実施例においては、ステップS200の処理 を行なった後、上述した実施例1において得 れた確定認識結果に不明文字が存在するか かの判定を行う(ステップS301)。そして、不 文字が存在しない場合は修正不要として入 された確定認識結果を最終的な結果として 力する。
一方、入力された確定認識結果に不明文 が存在する場合は処理を継続し、不明文字 外の確定された文字の情報と、ナンバープ ート情報を管理する車両データベースとを 会して不明文字に該当する文字を導出し、 れを最終結果として出力する(ステップS302)
そして、ステップS301,S302から出力された 合結果を、修正された確定認識結果として 力する(ステップS303)。
図10に基づき、認識結果修正の具体的な処
を説明する。図10(a)は車両番号の文字配列規
則によって車両番号が一意に導出される例、
図10(b)はデータベースに車両番号の複数の候
が存在する例を表している。
図10に基づき、車両番号認識処理部20におけ
る具体的な処理を説明する。図10(a)は車両番
の文字配列規則によって車両番号が一意に
出される例、図10(b)はデータベースに車両
号の複数の候補が存在する例を表している
図10(a)に示すように、認識結果統合処理( テップS200)によって出力された車両番号候 71が、左側の5文字「ABC12」が確定され、右端 の1文字が不明な場合であって、且つ、デー ベース81に蓄積されている車両情報中に、車 両番号候補71と比較して、左側5文字が一致す る車両番号が「ABC123」のみである場合、即ち 、不明文字以外の車両番号構成文字が一致し 、且つ、不明文字に対応する文字が一つのみ である場合には、車両番号が一意に導出され るため、修正結果(統合結果)91として該「ABC12 3」を出力する。
一方、不明文字に対応する文字がデータ ース81に複数存在する場合は、例えば、ス ップS200で不明文字の文字類似度が所定値よ 低いと判定された場合であっても、図10(b) 示すように、文字類似度が高い順に予め車 番号候補72-1,72-2,72-3を列挙しておく。そして 、データベース82によって管理されるナンバ プレート情報から不明文字に対応する文字 うち最も文字類似度が高い文字を不明文字 該当する文字として採用する。これにより 修正結果(統合結果)92として「ABC123」を出力 する。
本実施例によれば、上述した実施例1によ る作用効果に加え、画像処理と、データベー スにおいて管理される車両情報とを用いて車 両番号の認識を行うため、車両番号の認識精 度をより向上させることができる。
図11及び図12に基づいて本発明の第5の実 例を説明する。図11は本実施例に係る車両番 号認識装置の概略図、図12は本実施例に係る 両番号認識装置による車両番号認識処理の 順を示すフローチャートである。
図11に示すように、本実施例に係る車両 号認識装置は、道路30を跨いで設置される門 柱45,46,47…上に固定された複数のカメラ15,16,1 7,…、と、カメラ15,16,17,…から入力されるフ ーム画像に対して各々車両番号認識処理を う車両番号認識部(図示省略)とを備えてい 。カメラ15,16,17,…は、それぞれ道路30上を走 行する車両50の後部ナンバープレートを撮像 能に設置され、例えば一定時間間隔で30枚/s 程度の連続撮影を行うものとする。
即ち、本実施例は、複数の実施例1に示し た車両番号認識装置の情報を用いて車両番号 の認識を行うものであり、それぞれの車両番 号認識装置は実施例1に示したものと同様で る。
本実施例による車両番号認識処理を図12 基づいて説明する。
図12に示すように、本実施例に係る車両 号認識装置は、路側装置と中央装置を備え 路側装置は、複数のカメラ15,16,17,…によっ 撮像されたフレーム画像からステップS101,S10 2,S200によってそれぞれ確定認識結果を出力す るものである。なお、ステップS101,S102,S200は 述した実施例1~4に示す処理と同一であり、 複する説明は省略する。
次に、中央装置によって実行される認識 理を図12に基づいて説明する。
中央装置においては、例えば、カメラ16 よって撮像されたフレーム画像から得られ 確定認識結果に不明文字が存在するか否か 判定を行い(ステップS401)、不明文字が存在 ない場合(no)は修正不要として出力する。
一方、不明文字が存在する場合(yes)は、 識結果修正処理を継続し、カメラ16に対して 距離的に近い位置に設置されているカメラ( えば、カメラ15,17)によって撮像したフレー 画像から得られた確定認識結果を抽出する 理を行なう(ステップS402)。
さらに、ステップS403によって得られた確 定認識結果の中から、撮影時刻が近く、結果 が相似しているものを抽出し(ステップS403)、 その中から不明文字が存在せず、複数の確定 認識結果が一致する車両番号を選択し(ステ プS404)、これを最終的な確定認識結果として 出力する(ステップS405)のである。
表3に、本実施例において、カメラ15,16,17 よって撮像した画像から得られた認識結果 例を示す。ここでは、カメラ15,16,17のカメ 番号を、N-1,N,N+1として説明する。
表3に示すように、カメラ16によって撮像 た画像から得られた認識結果に不明文字が 在する場合、撮影時刻(または距離)が近く 結果が相似しているものを抽出することに り、統合結果を「ABC123」として確定するの ある。
上述した本実施例によれば、同一のナン ープレートであっても、異なった条件で撮 されたフレーム画像から得られた結果を用 て車両番号の認識処理を総合的に行なうこ ができるため、更なる認識精度の向上を図 ことができる。
本発明の第6の実施例を説明する。本実施 例は、実施例1において、図2に示したステッ S205以降の処理を行う際に、文字類似度とし て、フレーム画像におけるナンバープレート 領域の解像度、即ち、フレーム画像上におけ るナンバープレートの面積や車両番号の大き さを用いるものである。その他の構成は実施 例1と同様であり、重複する説明は省略する
表4に、本実施例において、図3に示すフ ーム画像61~64から得られる車両番号候補の例 と、フレーム画像61~64中におけるナンバープ ート領域の解像度を検出した結果の一例を す。
なお、表4においてT,T+1,T+2,T+3は時刻を示 ている。
表4に示す例は、全ての車両番号候補が異 なり、文字数が一致する例である。したがっ て、車両番号認定処理は図2に示すステップS2 05へと進み、ステップS205において認識結果が 異なる文字(本実施例では右端の文字)の文字 似度の評価が実行される。
本実施例では、上述したようにフレーム 像においてナンバープレート領域の解像度 高いものを文字類似度大、ナンバープレー 領域の解像度が低いものを文字類似度小と て車両番号認識処理に用いる。従って、表4 に示す例においては、最も解像度が高い、時 刻Tにおいて撮像された画像61から導出された 「ABC123」が統合結果として出力される。
上述した本実施例に係る車両番号認識装 によれば、確度の高い画像に基づく処理結 に対して優先度を付与することにより、信 性の低い結果を採用することを防止し、高 度な認識を維持することができる。
本発明の第7の実施例を説明する。本実施 例は、実施例1において、車両番号候補群中 車両番号候補が全て異なり、図2に示したス ップS205以降の処理を行う際に、撮像された ナンバープレートにおける文字と背景のコン トラストがより良好なフレーム画像、又は、 ナンバープレートのエッジ強度のより強い、 換言すると、ナンバープレートがより鮮明に 撮像されたフレーム画像から認識された車両 番号候補を、文字類似度大とするものである 。その他の構成は実施例1と同様であり、重 する説明は省略する。
表5に、本実施例において、図3に示すフ ーム画像61~64からナンバープレート認識処理 によって認識された車両番号候補と、フレー ム画像61~64中におけるナンバープレート領域 コントラストを算出した結果の一例を示す なお、ナンバープレート領域のコントラス としては、例えば、ナンバープレートにお る文字と背景との輝度差等とすればよい。
なお、表5においてT,T+1,T+2,T+3は時刻を示 ている。
表5に示す例は、全ての車両番号候補が異 なり、文字数が一致する例である。したがっ て、車両番号認定処理は図2に示すステップS2 05へと進み、ステップS205において認識結果が 異なる文字(本実施例では右端の文字)の文字 似度の評価が実行される。
本実施例では、上述したようにフレーム 像においてナンバープレートのコントラス が強いものを文字類似度大、コントラスト 弱いものを文字類似度小として車両番号認 処理に用いる。従って、表5に示す例におい ては、最も解像度が高い、時刻Tにおいて撮 された画像61から導出された「ABC123」が統合 結果として出力される。
上述した本実施例に係る車両番号認識装 によれば、確信度の高い画像での処理結果 対して優先度を付与することにより、信頼 の低いデータを採用する虞を低減し、高い 識精度を維持することができる。
図13に基づいて本発明の第8の実施例を説 する。図13は本実施例における車両番号認 処理の流れを示すフローチャートである。
本実施例は、ナンバープレートの車両番 配列が、例えば、配置パターンとして「左 3文字は英字、右側3文字は数字であり、か 、英字の2文字目は「A」または「B」である 等の文字配列規則を有する場合に適用され ものである。
本実施例において車両番号認識部20で実 される車両番号認識処理を図13に基づいて説 明する。
図13に示すように、本実施例に係る車両 号認識装置では、図2に示し上述したステッ S205,S207と並行して車両番号候補を文字配列 則に対応させる処理(ステップS501,S502)を行 ものである。その他の構成は実施例1と同様 あり、重複する説明は省略する。
表6に、本実施例において、図3に示すフ ーム画像61~64から得られる車両番号候補の一 例を示す。
なお、表6においてT,T+1,T+2,T+3は時刻を示 ている。
表6に示す例は、全ての車両番号候補が異 なり、且つ、文字数が一致する例である。し たがって、図13に示す車両番号認定処理はス ップS205へと進み、ステップS205において認 結果が異なる文字(本実施例では左側から2,5, 6番目の文字)の文字類似度の評価が実行され 。
ここで、表5から、フレーム画像61,64から られた車両番号候補は左から2番目の文字が 「B」、フレーム画像62,63から得られた車両番 号候補は左から2番目の文字が「D」である。 って、この文字は多数決によって確定する とができないため、文字類似度による判定 行われる。
このとき、例えば、「英字の2文字目は「 A」または「B」のみである」という文字配列 則がある場合は、ステップS501において英字 の2文字目の車両番号構成文字を「B」に確定 ることができる。
また、例えば、文字類似度による判定を い、文字類似が「B」,「D」ともに同程度で るという結果が得られた場合であっても、 字配列規則に照会することで車両番号構成 字を「B」に確定することができる。
上述した本実施例に係る車両番号認識装 によれば、画像処理以外の情報を用いて車 番号の認識処理を行うことにより、更なる 識精度の向上が可能となる。
図14及び図15に基づいて本発明の第9の実 例を説明する。図14は本実施例における車両 番号認識処理の流れを示すフローチャート、 図15は本実施例において撮像されたフレーム 像の例を示す説明図である。
本実施例は、図1及び図3に示し上述した 施例1に係る車両番号認識装置において、カ ラ10によって複数の画像を撮像する際、ナ バープレート検知後に撮像されるフレーム 像を、カメラ10のレンズのズーム倍率を制御 しつつ撮像する処理を追加したものである。 カメラ10のレンズのズーム倍率は、直前に撮 されたフレーム画像上のナンバープレート 位置情報に基づいて決定される。
本実施例において車両番号認識部20で実 される車両番号認識処理を図14に基づいて説 明する。
図14に示すように、本実施例に係る車両 号認識装置では、図2に示し上述したカメラ1 0によって撮像されたフレーム画像を連続的 入力するフレーム画像入力処理(ステップS151 )、及び、入力された全てのフレーム画像そ ぞれに対してナンバープレートの認識を行 、車両番号を抽出するナンバープレート認 処理(ステップS152)を行った後、ナンバープ ートの位置情報を基にズーム倍率を算出す 処理(ステップS153)を行う。
そして、カメラ10のレンズを制御し、ズ ム倍率が算出された値となるように調整す (ステップS154)。その後、ステップS151に戻り ステップS153で算出されたズーム倍率に調整 されたカメラ10によってナンバープレートを 像し、これによって得られたフレーム画像 車両認識部20に入力するのである。その他 構成は実施例1と同様であり、重複する説明 省略する。なお、図14に示す認識結果統合 理(ステップS200)は、図2に示し、実施例1にお いて説明したステップS201~ステップS208と同一 の処理を実行するものである。
本実施例においては、上述したステップS 153,S154の処理を行うことにより、図15に示す うなフレーム画像161~164が得られる。
以下、本実施例に係る車両番号認識装置 おいて車両番号認識部20が行う処理の一例 、図15に示す第1~第4フレーム画像161~164を例 、具体的に説明する。フレーム画像161~164は 車両50の後部ナンバープレート51をカメラ10 よって一定時間間隔で連続的に撮像した画 を模式的に示すものである。
車両認識部20では、カメラ10によって第1フ ーム画像161が撮像され、ナンバープレート51 を検知すると、第1フレーム画像161上におけ ナンバープレート51の位置p 1 及び大きさs 1 から次のフレーム画像を撮像する際に適用す るズーム倍率を算出する。そして、カメラ10 レンズをステップS153で算出されたズーム倍 率になるように制御して次のフレーム画像を 撮像し、第2フレーム画像162を得る。
更に、第2フレーム画像162上におけるナンバ ープレート51の位置p 2 及び大きさs 2 から算出されたズーム倍率に基づいて第3フ ーム画像163を得、該第3フレーム画像163上に けるナンバープレート51の位置p 3 及び大きさs 3 から算出されたズーム倍率に基づいて第4フ ーム画像164を得るのである。
表7に、本実施例において、図15に示すフ ーム画像161~164から得られる車両番号候補の 一例を示す。
なお、表7においてT,T+1,T+2,T+3は時刻を示 ている。
表7に示す例は、全ての車両番号候補が一 致している例である。従って、認識結果統合 処理(ステップS200)で、ステップS201において 両番号候補が一つである(no)と判定され、ス ップS208により「ABC123」が確定認識結果とし て出力される。本実施例においては、フレー ム画像161~164上の車両番号が高解像度で得ら るため、認識精度が向上し、一致した車両 号候補を得やすくなることが期待できる。
上述した本実施例に係る車両番号認識装 によれば、第2~第4フレーム画像162~164上のナ ンバープレート51を、それぞれ概ね一定の大 さに拡大した状態で撮像するため、例えば 3に示すフレーム画像62~64に比較して、車両 号を高解像度で得ることが可能となる。こ ように、各フレーム画像161~164に撮像された 車両番号を好適な解像度で得ることにより、 実施例1による作用効果に加え、更なる認識 度の向上が可能となる。
なお、本実施例においてはフレーム画像 161~163におけるナンバープレート51の位置及 大きさから次のフレーム画像を撮像する際 適用するズーム倍率を算出する例を示した 、フレーム画像上161~163におけるナンバープ レート51の位置のみから次のフレーム画像を 像する際に適用するズーム倍率を算出する うにしても良い。
図16及び図17に基づいて本発明の第10の実 例を説明する。図16は本実施例における車 番号認識処理の流れを示すフローチャート 図17は本実施例において撮像されたフレーム 画像の例を示す説明図である。
本実施例は、上述した実施例9に係る車両 番号認識装置に比較して、カメラ10のレンズ ズーム倍率を、連続する二つのフレーム画 に撮像されたナンバープレートの位置から 出した車速に基づいて決定するものであり その他の構成は実施例9と概ね同様である。
本実施例において車両番号認識部20で実 される車両番号認識処理を図16に基づいて説 明する。
図16に示すように、本実施例に係る車両 号認識装置では、図2に示し上述したカメラ1 0によって撮像されたフレーム画像を連続的 入力するフレーム画像入力処理(ステップS161 )、及び、入力された全てのフレーム画像そ ぞれに対してナンバープレートの認識を行 、車両番号を抽出するナンバープレート認 処理(ステップS162)を行った後、連続する二 のフレーム画像上に撮像されたナンバープ ートの位置から、車速を測定し、得られた 速情報を基にズーム倍率を算出する処理(ス ップS163)を行う。
そして、カメラ10のレンズを制御し、算 されたズーム倍率に調整する(ステップS164) その後、ステップS161に戻り、ステップS163で 算出されたズーム倍率に基づいてナンバープ レートを撮像し、これによって得られたフレ ーム画像を車両認識部20に入力するのである その他の構成は実施例9と同様であり、重複 する説明は省略する。
本実施例においては、上述したステップS 163,S164の処理を行うことにより、図17に示す うなフレーム画像261~264を得ることができる
以下、本実施例に係る車両番号認識装置 おいて車両番号認識部20が行う処理の一例 、図17に示す第1~第4フレーム画像261~264を例 、具体的に説明する。フレーム画像261~264は 車両50の後部ナンバープレート51をカメラ10 よって一定時間間隔で連続的に撮像した画 を模式的に示すものである。
車両認識部20では、カメラ10によって第1フ ーム画像261が撮像され、ナンバープレート51 が検知されると、第1フレーム画像261上にお るナンバープレート51の位置と第2フレーム 像262上におけるナンバープレート51の位置と の差d 1 に基づいて車両50の走行速度を測定し、次の レーム画像を撮像する際に適用するカメラ1 0のズーム倍率を算出する。そして、カメラ10 のレンズを算出されたズーム倍率になるよう に制御して次のフレーム画像を撮像し、第3 レーム画像263を得る。
更に、第2フレーム画像262上におけるナンバ ープレート51の位置と第3フレーム画像263上に おけるナンバープレート51の位置との差d 2 に基づいて車両50の走行速度を測定し、算出 れたズーム倍率に基づいて第4フレーム画像 264を得るのである。
表8に、本実施例において、図17に示すフ ーム画像261~264から得られる車両番号候補の 一例を示す。
なお、表8においてT,T+1,T+2,T+3は時刻を示 ている。
表8に示す例は、全ての車両番号候補が一 致している例である。従って、認識結果統合 処理(ステップS200)では、ステップS201におい 車両番号候補が一つである(no)と判定され、 テップS208により「ABC123」が確定認識結果と して出力される。本実施例においては、実施 例9と同様に、フレーム画像261~264上の車両番 が高解像度で得られるため、認識精度が向 し、一致した車両番号候補を得やすくなる とが期待できる。
上述した本実施例に係る車両番号認識装 によれば、車両50の車速を測定し、車速情 に基づいてカメラ10のズーム倍率を制御する ため、フレーム画像261~264上のナンバープレ ト51を適度に拡大した状態で撮像することが でき、例えば図3に示すフレーム画像62~64に比 較して、車両番号を高解像度で得ることが可 能となる。これにより、実施例9と同様に実 例1による作用効果に加えて更なる認識精度 向上が可能となる。
図18に基づいて本発明の第11の実施例を説 明する。図18は本実施例に係る車両番号認識 置による車両番号認識処理の手順を示すフ ーチャートである。本実施例は、上述した 施例1のステップS201~208の処理に代えて、図1 8に示すステップS211~ステップS218の処理を行 例である。
具体的には、実施例1のステップS207の処 に代えて、図18に示すステップS217の処理を うものである。その他の構成は実施例1にお て説明したものと概ね同様であり、重複す 説明は省略する。図18に示すステップS211~S21 6及びS218の処理には、図2に示し上述したステ ップS201~S206及びS208の処理と同様の処理をそ ぞれ行うものとする。
図18に示すように、本実施例では、ステ プS216において車両番号が確定したか否かの 定を行った結果、車両番号構成文字が一つ も確定していない場合(no)に、車両番号認識 処理を継続して車両番号構成文字毎に以下の 処理を行う(ステップS217)。
即ち、文字数が一致しなかった場合は、 れぞれの車両番号候補について車両番号構 文字の文字位置を検出し、全ての車両番号 補において文字位置と認識結果とが一致し いる文字については、その認識結果を採用 る。
一方、文字位置と認識結果が一致しない 例えば、文字位置に対して異なる認識結果 存在する場合、又は、文字位置が一致しな 文字が存在する場合については、例えば非 許文献1に開示されている文字列の読み取り 方式等を用いて車両番号の確定を行う。
具体的には、各文字に複数の推定位置(以 下、推定文字位置という)を仮定し、認識結 の文字の文字類似度を得点として推定文字 置に対して投票する。このとき、推定文字 置ごとに予め得点の重み係数を設定してお 、この重み係数に文字類似度を積算したも を投票するようにする。そして、投票の結 、一つの文字に対して得点の高い推定文字 置を正解として採用する処理を行うのであ 。なお、本実施例において重み係数はカメ 10の設置環境、ナンバープレート認識処理( テップS102)を行う際に得られるデータ等を考 慮して状況に応じて予め設定される値とする 。
以下、本実施例において図2に示した車両 番号認識部20によって実行される処理を、図3 に示すフレーム画像61~64を例に、具体的に説 する。
表9に、上述したステップS102によってフ ーム画像61~64から認識される車両番号候補の 例を示す。
表9に示す例は、車両番号候補群中の車両 番号候補の文字数が一致しない例である。具 体的には、時刻Tに撮像されたフレーム画像61 中の「A」、及び時刻T+3に撮像されたフレー 画像64中の「3」が認識されず車両番号候補 5文字として認識結果が出力され、且つ、時 T+2に撮像されたフレーム画像63中の「C」が D」として認識された例であり、認識結果の 文字位置(以下、認識文字位置という)「1」~ 5」、即ち左側の5文字については、文字位置 に対して異なる認識結果が存在し、また、認 識文字位置「6」、即ち左から6番目の文字(以 下同様に、左からm番目の文字を文字位置「m と表記する)については該文字位置に対応す る文字が存在しない認識結果がある。表10に 識文字位置に対する推定文字位置の設定例 示す。なお、以下、認識文字位置との差別 のため、推定文字位置には「'」を付して説 明するものとする。
表10に示すように、表9に示したような認 結果が得られた場合には、文字の欠落やノ ズの影響による誤認識等(以下、欠落等とい う)を考慮して、全ての認識結果の車両番号 成文字について認識文字位置毎に実際の文 位置(以下、正解文字位置という)である可能 性が高いと考えられる複数の推定文字位置( えば、認識文字位置「i」に対しては「(i-1)' ,「i'」,「(i+1)'」等)を定義する。
なお、車両番号構成文字数が既知である 合は、例えば、車両番号構成文字数が6文字 であれば認識文字位置「6」に対して定義す 推定文字位置を「5'」及び「6'」のみとする 、車両番号構成文字数を反映させて推定文 位置を設定するようにしてもよい。また、 つの認識文字位置に対して設定する推定文 位置は2つ又は3つに限らず、必要に応じて 定すればよい。
次に、定義した全ての推定文字位置に対 て予め重み係数を設定する。表11は推定文 位置に対する重み係数の設定例である。
表11に示す例は、認識文字位置が正解文 位置である可能性が最も高いと仮定して、 認識文字位置と同位置に定義された推定文 位置(例えば、認識文字位置「1」に対する推 定文字位置「1'」)の重み係数を1.0に設定して いる。
更に、一つの認識文字位置に対して該認 文字位置と異なる文字位置は正解位置であ 可能性がやや低いと仮定して、認識文字位 と異なる位置として定義された推定文字位 (例えば、認識文字位置「2」に対する推定 字位置「1'」及び「3'」)の重み係数を0より きく1より小さい値(ここでは、0.7又は0.8)に 定している。
なお、表11に示す重み係数は一例であり 例えば、欠落等による文字位置変動の実績 を反映させる等、種々の条件に応じてその を設定することができる。
表12に、各々の時刻(T~T+3)において撮像さ たフレーム画像61~64それぞれについて、得 れた認識結果に対して車両番号構成文字の 字類似度に表11に示した重み係数を反映させ て算出した得点を投票する例を示す。
表12に示す得点は、文字類似度と表11に示 した重み係数との積算により算出した。例え ば、時刻Tにおける認識文字位置「1」、推定 字位置「1'」の文字「B」の得点「0.8」は、 該文字「B」の文字類似度「0.8」と重み係数 「1.0」とを積算して算出したものである。な お、表12に示す文字類似度は一例であり、種 の条件に応じてその値は異なる。
各々の時刻(T~T+3)における認識結果につい て得点を算出したら、認識結果及び推定文字 位置が一致する得点結果をそれぞれ加算する 。表13に投票結果を示す。
表13において、例えば、認識結果「A」且 推定文字位置「1'」における得点「1.6」は 表12に示した時刻T+1、T+2及びT+3における認識 結果「A」が推定文字位置「1'」である場合の 得点「0.5」、「0.6」及び「0.5」を加算したも のである。
そして、得点結果に基づき、車両番号構 文字の認識結果に対して得点が高い推定文 位置が正解文字位置であるとみなす。即ち 13に示す例では、車両番号構成文字「B」は 点が最も高い文字位置「2」、以下同様に、 車両番号構成文字「2」が文字位置「5」、車 番号構成文字「1」が文字位置「4」、車両 号構成文字「C」が文字位置「3」、車両番号 構成文字「3」が文字位置「6」、車両番号構 文字「A」が文字位置「1」の順に採用され これにより、「ABC123」が確定認識結果とし 出力される。なお、車両番号構成文字「D」 ついては得点が低いために採用されていな 。
上述した本実施例に係る車両番号認識装 によれば、複数の画像を各々処理した結果 統合することにより、一部の画像を処理し 結果に正解文字の欠落が起きたような場合 あっても車両番号を認識することが可能で り、且つ、1枚の画像のみを処理するよりも 高い認識精度を得ることができる。
なお、本実施例においては文字位置が一 し認識結果が異なる場合に推定文字位置を 定する例を示したが、このように文字位置 一致し認識結果が異なる場合には、上述し 実施例1において説明したように、類似度が 高い結果を採用するようにする等、本発明の 趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能で あることはいうまでもない。
以下、本発明の第12の実施例について説 する。本実施例は、上述した実施例11におい て、ステップS217による、複数の認識結果の 字数及び文字位置が異なる場合における処 の際に、認識結果を確定するために用いる 字類似度が例えば文字類似度1位と文字類似 2位等、順位間でその差が小さい場合を考慮 して、任意の指定順位(本実施例では、文字 似度2位)までの得点を算出してこれを投票す るようにしたものである。その他の処理は実 施例において説明した処理と同様とし、重複 する説明は省略する。
表14に、図18に示すステップS102によって 図3に示すフレーム画像61~64から得られる車 番号候補の一例を示す。
表14に示す例は、車両番号候補群中の車 番号候補の文字数が異なる例である。具体 には、時刻Tに撮像されたフレーム画像61中 「A」、及び時刻T+3に撮像されたフレーム画 64中の「3」が認識されず車両番号候補が5文 字として認識結果が出力され、且つ、時刻T+2 に撮像されたフレーム画像63中の「A」が「H 、「C」が「D」として認識された例であり、 認識結果の文字位置(以下、認識文字位置と う)が「1」~「5」の文字については、文字位 に対して異なる認識結果が存在し、また、 識文字位置「6」については該文字位置に対 応する文字が存在しない認識結果がある。
なお、本実施例においては、一例として 刻T+2に撮像されたフレーム画像63中の認識 字位置「1」に該当する文字に対して、文字 似度の評価の結果が、1位が文字類似度0.5で 「H」、2位が文字類似度0.45で「A」であった して説明する。
本実施例では、上述した実施例11におい 設定した表10及び表11に示す推定文字位置及 文字類似度の重み係数を用い、一つの推定 字位置に対応する文字の文字類似度が1位と 2位とで近似する、例えば、文字類似度の差 が予め設定した値より小さい場合に文字類 度2位の文字までを車両番号構成文字の候補 して考慮するものとする。表15に各々の時 (T~T+3)において撮像されたフレーム画像61~64 れぞれについて、得られた認識結果に対し 車両番号構成文字の文字類似度に表11に示し た重み係数を反映させて算出した得点を投票 する例を示す。
表15は、時刻T+2、T+3における認識結果の ち、認識文字位置「1」の車両番号構成文字 ついて文字類似度が1位と2位で近似する例 示している。表16に、表14に示した認識結果 基づき文字類似度1位の結果のみを適用した 場合の統合結果、および、文字類似度2位の 果までを適用した場合の統合結果を示す。
表16に示すように、文字類似度1位の結果 みを適用した場合は「HBC123」が統合結果と り、誤認識となるおそれがあるが、文字類 度2位の結果までを適用した場合は「ABC123」 が統合結果となり、正しい結果が確定認識結 果として出力されることが分かる。
このように、本実施例によれば、実施例1 1による作用効果に加えて、個々の画像に対 る文字認識精度が低い場合であっても、複 の画像を各々処理した結果を統合すること より高い認識精度を得ることができる。
なお、表16には文字類似度が1位と2位とで 近似するもののみを記載し、その他の文字に ついては2位の文字類似度が略ゼロに近いと て省略した。なお、2位以下の類似度が小さ 場合、例えば、1位の文字類似度と2位の文 類似度との差分が予め設定した値より大き 場合等には前処理を行ってこれを削除する うにしてもよい。また、本実施例において 文字類似度2位までの結果を考慮して得点を 票するようにしたが、本発明はこれに限定 れるものではなく必要に応じて種々の変更 可能であることはいうまでもない。
図19及び図20に基づいて本発明の第13の実 例を説明する。図19は本実施例における車 番号認識処理の流れを示すフローチャート 図20はナンバープレート処理の流れを示すフ ローチャートである。本実施例は、上述した 実施例11において、一つのフレーム画像に対 て車両番号を抽出するための評価値を複数 定し、それぞれの評価値に基づいてナンバ プレート認識処理を行う例であり、図18に し上述した構成に適用される。その他の構 は図18に示し上述した実施例11の構成と概ね 様であり、重複する説明は省略する。
図19に示すように、本実施例において車両 号認識部20では、まず、カメラ10によって撮 されたフレーム画像を入力し(ステップS171) このフレーム画像に対して車両番号を抽出 るための複数の二値化しきい値a 1 ~a i を設定し、これら複数の二値化しきい値a 1 ~a i に基づいてそれぞれ車両番号を抽出するナン バープレート認識処理(ステップS172)を行う。
そして、ステップS171及びステップS172の 理を一台の車両のナンバープレートを連続 に撮像した全てのフレーム画像に対して行 た後、得られた認識結果を用いて認識結果 合処理(ステップS200)を行うのである。ここ 、認識結果統合処理(ステップS200)は、図18に 示したステップS211~ステップS218と同様の処理 とし、詳しい説明は省略する。
なお、本実施例において、ナンバープレー 処理(ステップS172)は、図20に示す流れで行 れるものとする。すなわち、ステップS171に って入力されたフレーム画像に対して、ま 、ナンバープレートを抽出してこれを切り す処理(ステップS172-1)を行う。次に、ステ プS172-1によって切り出したナンバープレー の画像に対して二値化処理によって文字を 出する処理(ステップS172-2)を行い、続いて、 ステップS172-2によって抽出した文字に対して 文字類似度を用いて認識処理を行い(ステッ S172-3)、導出された結果を認識結果として出 する(ステップS172-4)のである。本実施例で 、上述したステップS172-2において行う処理 、複数の二値化しきい値a 1 ~a i に基づいて行うものとしている。
本実施例によれば、一枚のフレーム画像に して複数の二値化しきい値a 1 ~a i を設定するとともに、全てのフレーム画像に 対してこれら複数の二値化しきい値a 1 ~a i に基づく複数のナンバープレート認識処理( テップS172)を行うようにしたことにより、フ レーム画像に対して影の影響や低コントラス トによる認識不可を回避し精度の向上を図る ことができる。
図21に基づいて本発明の第14の実施例を説明 する。図21は本実施例における車両番号認識 理の流れを示すフローチャートである。本 施例は、上述した実施例13の車両番号を抽 するための複数の評価値としての二値化し い値a 1 ~a i に代えて、複数のナンバープレート切り出し 位置b 1 ~b j を用いるものである。その他の構成は図19に し上述した実施例13の構成と概ね同様であ 、重複する説明は省略する。
図21に示すように、本実施例において車両 号認識部20では、まず、カメラ10によって撮 されたフレーム画像を入力し(ステップS181) このフレーム画像に対して車両番号を抽出 るための評価値として複数のナンバープレ ト切り出し位置b 1 ~b j を設定し、これら複数のナンバープレート切 り出し位置b 1 ~b j に基づいてそれぞれナンバープレート認識処 理(ステップS182)を行う。なお、複数のナンバ ープレート切り出し位置としては、例えば、 通常の切り出し位置と、該通常の切り出し位 置を基準として上下左右に予め定めた所定距 離移動させた位置とを該切り出し位置として 設定する等とすればよい。
そして、ステップS181及びステップS182の 理を一台の車両のナンバープレートを連続 に撮像した全てのフレーム画像に対して行 た後、得られた認識結果を用いて認識結果 合処理(ステップS200)を行うのである。ここ 、認識結果統合処理(ステップS200)は、図18に 示したステップS211~ステップS218と同様の処理 とし、詳しい説明は省略する。
なお、本実施例において、ナンバープレー 処理(ステップS182)は、図20に示し上述した テップS172-1~ステップS172-4と同様の流れで行 れるものであり、図20に示し上述した実施 13において説明したステップS172-1に対応する プレート切り出し処理を行う際に、複数のナ ンバープレート切り出し位置b 1 ~b j に基づいてそれぞれナンバープレート認識処 理(ステップS182)を行うものである。
本実施例によれば、一枚のフレーム画像に して複数のナンバープレート切り出し位置b 1 ~b j を設定するとともに、全てのフレーム画像に 対してこれら複数のナンバープレート切り出 し位置b 1 ~b j に基づく複数のナンバープレート認識処理( テップS182)を行うようにしたことにより、一 枚のフレーム画像に対して一つのナンバープ レート切り出し位置を設定する場合に比較し て、ナンバープレートの品質低下(汚れや欠 等)によりフレーム画像に撮像されたナンバ プレートの形状が正確に認識されない等の それを低減し、車両番号を確実に抽出する とができるため、更なる精度向上を図るこ ができる。
図22に基づいて本発明の第15の実施例を説 明する。図22は本実施例による認識結果とデ タベースとの照合例を示す説明図である。 実施例は、上述した実施例11において図18に 示し上述した認識結果統合処理(ステップS200) によって得られた確定認識結果を車両情報デ ータベースに格納されたナンバープレート情 報(車両番号情報)と照合し、認識結果を修正 る例である。ここで、認識結果統合処理(ス テップS200)は、図18に示したステップS211~ステ ップS218と同様の処理とし、詳しい説明は省 する。
車両番号認識に係る処理は、図9に示すも のと概ね同様であって、ステップS302の処理 おいて、車両番号を特定するための照合手 として、二つの文字列のうち一方の文字列 他方の文字列に変換するために必要となる 字の操作の最小回数を評価値として前記二 の文字列間の類似度を評価する編集距離と てのレーベンシュタイン距離を利用し、い ゆるあいまい検索により、確定認識結果と 両情報データベースに格納されたナンバー レート情報との照合を行い、車両番号の修 を行う。
レーベンシュタイン距離は、二つの文字 のうち、一方の文字列を他方の文字列に変 するために必要な文字の操作としての挿入 削除、及び置換の最小回数であり、これを 価値として二つの文字列がどの程度異なっ いるかを表すものである。
本実施例では、照合の結果、確定認識結 に対してレーベンシュタイン距離が最も小 い車両番号を正解として出力する。
図22に示すように、例えば、実施例11にお ける認識結果統合処理(ステップS200)によって 得られた確定認識結果73が「ABC12」であり最 の文字が欠落して車両番号が確定しないよ な場合であって、車両情報データベース83に 格納された多数の車両番号のうち、確定認識 結果に近い車両番号として「ABC119」、「ABC123 」、「ABC135」が存在する場合を例として説明 する。
図22に示す例において、確定認識結果73( こでは「ABC12」)と車両情報データベース83に 格納されている車両番号「ABC119」との間のレ ーベンシュタイン距離は、確定認識結果「ABC 12」の文字位置「5」の車両番号構成文字「2 を「1」に置換し、且つ文字位置「6」に車両 番号構成文字「9」を挿入する必要があるた 、レーベンシュタイン距離「2」となる。
また、確定認識結果73(ここでは「ABC12」) 車両情報データベース83に格納されている 両番号「ABC123」との間のレーベンシュタイ 距離は、確定認識結果「ABC12」の文字位置「 6」に車両番号構成文字「3」を挿入する必要 あるため、レーベンシュタイン距離「1」と なる。
また、確定認識結果73(ここでは「ABC12」) 車両情報データベース83に格納されている 両番号「ABC135」との間のレーベンシュタイ 距離は、確定認識結果「ABC12」の文字位置「 5」の車両番号構成文字「2」を「3」に置換し 、且つ文字位置「6」に車両番号構成文字「5 を挿入する必要があるため、レーベンシュ イン距離「2」となる。
従って、図22に示す例においては、確定 識結果73(ここでは「ABC12」)との間のレーベ シュタイン距離が最も小さい車両番号であ 「ABC123」が検索結果93として得られ、該当車 両の車両番号として確定する。
このように、本実施例によれば、画像処 による結果以外の情報である車両情報デー ベースに格納された情報を利用することに り、例えば認識結果の一部が不明である場 であっても正確な車両番号を得ることがで る。更に、照合手段としてレーベンシュタ ン距離を用いることにより、照合に係る処 の効率を向上させることができる。
なお、編集距離としては、上述したレー ンシュタイン距離のほかに、Damerau距離等を 用いる、または、認識結果と照合する対象と なる文字列即ち車両情報データベースに格納 された車両番号が同じ文字数である場合には ハミング距離を用いる等、必要に応じて好適 な編集距離を用いればよい。
但し、Damerau距離は、二つの文字列間の類 似度を、一方の文字列を他方の文字列に変換 する際に行う処理(置換、挿入、削除、又は 前後の文字を入れ替える)の回数によって評 する(処理回数が少ないほど類似度が高い) 価方法、ハミング距離は、二つの文字列の 字数が同じである場合に、一方の文字列を 方の文字列に変換する際に行う置換の回数 よって類似度を評価する評価方法である。
編集距離を求めるアルゴリズムについて 、動的計画法、オートマンに基づくアルゴ ズム、ビットパラレル手法などがあるが、 こでは詳しい説明は省略する。
図23を用いて本発明の第16の実施例を説明 する。図23は、上述した実施例15における認 結果とデータベースとの照合例を示す説明 である。本実施例は、例えば、上述した実 例15において結果が確定しない場合に、認識 結果統合処理において利用した車両番号構成 文字ごとの認識結果の情報である文字類似度 を利用して照合を行い、車両番号を修正する 例である。その他の構成は実施例15の構成と ね同様であり、重複する説明は省略する。
図23に示すように、例えば、実施例11の認 識結果統合処理(ステップS200)によって得られ た確定認識結果74が「HBC123」であるのに対し 車両情報データベース84にナンバープレー 情報として「ABC123」、「BBC123」が格納され いるような場合、実施例15において説明した あいまい検索を行うと車両番号「ABC123」、「 BBC123」のどちらに対してもレーベンシュタイ ン距離が「1」となり、車両番号が一つに確 しないおそれがある。
そのため本実施例では、実施例15におい 説明した処理を行った結果、車両番号が確 しない場合に、更に、二つの文字列の一方 文字列を他方の文字列に変換するために行 文字の操作それぞれに対して異なる係数を 定される編集距離としての重み付きレーベ シュタイン距離を用いたあいまい検索を行 。該重み付きレーベンシュタイン距離は、 較対象となる二つの文字列間において、一 の文字列を他方の文字列に変換するため、 えば、文字の置換(又は挿入あるいは削除)を 行う場合に、同じ一回の操作であっても定義 した指標をもとにそれぞれの操作に異なる重 み係数を設定し、一回の操作に対するレーベ ンシュタイン距離を異なる値として評価する ものである。
以下、上記指標として、実施例11の認識 果統合処理(ステップS200)において用いた文 類似度を利用する例を説明する。表17にナン バープレート認識処理(ステップS102)において 車両番号の文字位置「1」の文字を得るため 抽出された候補文字の一例を文字類似度が きいものから順に示す。
本実施例では、図23に示すように、確定 識結果74(「HBC123」)の車両番号構成文字「H」 の置換対象の文字として「A」又は「B」が考 られ、且つ、表17に示すように車両番号構 文字の文字位置「1」の候補として「A」、「 B」が文字類似度k位(kは一つの文字位置に対 てナンバープレート認識処理において抽出 れた候補文字の数)までの中に存在する場合 、認識結果統合処理(ステップS200)を行う際 用いた文字類似度を利用し二つの文字間の ーベンシュタイン距離を「1.0-文字類似度」 として定義することにより車両番号の照合を 行う。
即ち、図23に示す確定認識結果74(「HBC123 )を車両情報データベース84に格納されてい 「ABC123」に変換する場合は文字位置「1」の 字を、確定認識結果として出力された「H」 から「A」に置換するため、重み付きレーベ シュタイン距離は表17から「(1.0-0.5=)0.5」、 方、確定認識結果74(「HBC123」)を車両情報デ タベース84に格納されている「BBC123」に変 する場合は文字位置「1」の文字を、確定認 結果として出力された「H」から「B」に置 するため、重み付きレーベンシュタイン距 は表17から「(1.0-0.4=)0.6」となる。
そのため、確定認識結果「HBC123」との間 重み付きレーベンシュタイン距離が小さい ABC123」が検索結果94として確定する。なお 上述した重み付きレーベンシュタイン距離 計算は一例であり、二つの文字間の文字類 度が高いほうが重み付きレーベンシュタイ 距離が小さくなるように定義すればよい。
本実施例によれば、実施例15において説 したあいまい検索で複数の照合結果が得ら るような場合であっても、車両番号を確定 ることができ、より車両番号の認識精度が 上する。
なお、本実施例においては編集距離とし 重み付きレーベンシュタイン距離を用いる を示したが、本発明の趣旨を逸脱しない範 で種々の変更が可能であることは言うまで ない。
本発明の第17の実施例を説明する。本実 例は、上述した実施例16において確定認識結 果を車両情報データベースに格納された車両 番号と照合する際に用いた、レーベンシュタ イン距離の重み係数を定義する指標としての 文字類似度に代えて、比較対象となる文字間 における誤認識のし易さの統計データを利用 する例である。その他の構成は実施例16の構 と概ね同様であり、重複する説明は省略す 。
表18に、図23に示す例において、ナンバー プレート認識処理(ステップS102)により車両番 号の文字位置「1」の文字を得るために抽出 れた候補文字の一例を文字類似度が大きい のから順に示す。
表18に示すように、上述した実施例16にお いて、文字位置「1」の文字候補「H」の文字 似度に対し、文字候補「A」「B」の文字類 度が低い場合、車両番号「ABC123」、「BBC123 のどちらに対しても重み付きレーベンシュ イン距離が「(1.0-0.1=)0.9」となり、車両番号 一つに確定しないおそれがある。
そのため、本実施例では、図18に示す認 結果統合処理(ステップS200)における統計結 を用い、誤認識し易い文字の組み合わせ等 ら、評価値として誤り率、例えば、ある文 に対して誤認識し易い文字を統計的に集計 て得られる該誤認識し易い文字の全体数に する割合を予め設定しておき、これに基づ てレーベンシュタイン距離の重み付けを行 。表19に誤認識統計値の一例を示す。
表19から、図23に示す確定認識結果74(「HBC 123」)を車両情報データベース83に格納されて いる「ABC123」に変換する場合は「H」を「A」 置換するので重み付きレーベンシュタイン 離は「(1.0-0.5=)0.5」、確定認識結果74(「HBC123 」)を車両情報データベース84に格納されてい る「BBC123」に変換する場合は「H」を「B」に 換するので重み付きレーベンシュタイン距 は「(1.0-0.2=)0.8」であり、重み付きレーベン シュタイン距離がより小さい「ABC123」が検索 結果94として確定する。なお、上記重み付き ーベンシュタイン距離の計算は一例であり 二つの文字間の誤認識率が高いほど重み付 レーベンシュタイン距離が小さくなるよう 定義すればよい。
本実施例によれば、実施例16に比較して 実施例15において説明した車両情報データベ ースに対するあいまい検索で複数の照合結果 を得た場合に、表18に示すように2位以下の候 補の文字類似度が低い場合であっても信頼性 が低下することがなく、文字ごとの認識結果 に関する情報がなくても照合結果を確定する ことができる。
図24及び図25に基づいて本発明の第18の実 例を詳細に説明する。図24は本実施例に係 車両番号の照合の例を示す説明図、図25は本 実施例における車両番号認識処理の流れを示 すフローチャートである。本実施例は実施例 16または実施例17における確定認識結果と車 情報データベースに格納された車両番号と 照合の結果、車両番号が確定しない場合に 更にナンバープレートの形状(例えば、ナン ープレートの大きさや縦横比等)の照合を行 い、車両番号を修正する例である。その他の 構成は上述した実施例16又は実施例17と概ね 様であり、重複する説明は省略する。
図24に示すように、本実施例においては 両情報データベース85に、ナンバープレート 情報として、車両番号と、該車両番号に対応 するナンバープレートの形状を予め格納して おく。
そして、車両番号認識部20において図25に 示す処理を行う。すなわち、まず、車両番号 抽出処理(ステップS100)、即ち、カメラ10によ て撮像されたフレーム画像を連続的に入力 (ステップS101)、入力された全てのフレーム 像それぞれに対してナンバープレートの認 を行い、車両番号を抽出するナンバープレ ト認識処理(ステップS102)を行う。この際、 時に車両番号認識部20においてナンバープ ートの形状を抽出し、保存しておく。
続いて、認識結果統合処理(ステップS200) 行った後、確定認識結果に不明文字が存在 るか否かの判定を行う(ステップS311)。判定 結果、不明文字が存在しない場合(no)は認識 結果統合処理によって得られた結果を車両番 号として出力する。一方、不明文字が存在す る場合(yes)は車両情報データベース85に格納 れたナンバープレート情報との照合を行う( テップS312)。
そして、照合の結果、車両番号が確定し 場合(yes)はその結果を該当車両の車両番号 して確定し、該当する車両番号の候補が複 存在するなど車両番号が確定しない場合(no) はナンバープレートの形状の情報を照合し( ステップS313)、得られた結果を該当車両の車 番号として確定するのである。
例えば、図24に示すように、実施例11にお いて説明した認識結果統合処理による確定認 識結果75が「HBC123」であり、車両情報データ ース85に格納されたナンバープレート情報 の照合を行った結果、車両番号候補として ABC123」及び「BBC123」が存在し車両番号が確 しないような場合に、ナンバープレートの 状の情報の照合(ステップS313)を行う。表20に 、図24に示す車両番号候補のナンバープレー の縦横比の例を示す。
図24に示す例では、車両番号認識部20にお いて導出されたナンバープレートの形状の縦 横サイズ(縦,横)が(21,40)であって、ナンバー レートの縦横比(縦/横)が0.525であるのに対し 、車両番号「ABC123」のナンバープレートの形 状の縦横サイズが(22,44)、車両番号「BBC123」 ナンバープレートの形状の縦横サイズが(20,5 5)であって、表20に示すように、それぞれナ バープレートの縦横比(縦/横)が0.50、0.36であ る。よって、ナンバープレートの縦横比が、 車両番号認識部20において導出されたナンバ プレートの縦横比0.525に最も近い値(0.5)であ る車両番号「ABC123」が検出結果95として得ら 、該当車両の車両番号として確定する。
上述した本実施例によれば、認識結果統 処理によって得られた情報に加えて、ナン ープレートの形状に関する情報を用いるよ にしたことにより、より正確に且つ確実に 両番号を特定することができる。
なお、本実施例では実施例16又は実施例17 において照合結果が確定しない場合にナンバ ープレート形状を照合する例を示したが、車 両情報データベースに格納された車両番号情 報との照合の結果得られた車両番号が一つで あった場合にもナンバープレートの形状を照 合するようにすれば、車両番号の特定精度を より向上させることができる。
図26及び図27を用いて本発明の第19の実施 を説明する。図26は本実施例に係る車両番 の照合の例を示す説明図、図27は本実施例に 係る車両番号認識処理の流れを示すフローチ ャートである。本実施例は実施例18のナンバ プレートの形状の照合に代えて、ナンバー レートの配色(例えば、ナンバープレートの 文字の色や背景色)の情報を照合して車両番 の修正を行う例である。その他の構成は実 例18と概ね同様であり、重複する説明は省略 する。
図26に示すように、本実施例において車 情報データベースには、ナンバープレート 報として、車両番号情報に加え、ナンバー レートの色情報(本実施例では文字の色及び ンバープレートの背景色)を予め格納してお く。
そして、車両番号認識部20において図27に 示す処理を実行する。すなわち、まず、車両 番号抽出処理(ステップS100)を行う。この際、 同時に車両番号認識部20においてナンバープ ートの配色の情報を取得しておく。続いて 認識結果統合処理(ステップS200)を行った後 確定認識結果に不明文字が存在するか否か 判定を行う(ステップS321)。
判定の結果、不明文字が存在しない場合( no)は認識結果統合処理によって得られた結果 を車両番号として出力する。一方、不明文字 が存在する場合(yes)は車両情報データベース8 5に格納されたナンバープレート情報との照 を行う(ステップS322)。
そして、照合の結果、車両番号が確定し 場合(yes)はその結果を該当車両の車両番号 し、車両番号が確定しない場合(no)は更にナ バープレートの配色を照合し(ステップS323) 得られた結果を該当車両の車両番号として 定する。
例えば、図26に示すように上記確定認識 果76が「HBC123」であり、車両情報データベー ス86との照合の結果、該当する車両番号とし 「ABC123」、「BBC123」が得られ車両番号が確 しない場合に、ナンバープレートの形状の 報の照合(ステップS323)を行う。これにより ナンバープレートの配色(文字の色,背景色) (黒,銀)で一致する「ABC123」が検索結果96と て得られ、該当車両の車両番号として確定 る。
このように、本実施例によれば、認識結 統合処理によって得られた情報に加えて、 ンバープレートの配色に関する情報を用い ようにしたことにより、確実に車両番号を 定することができる。
なお、本実施例では実施例16又は実施例17 において照合結果が確定しない場合にナンバ ープレートの配色を照合する例であるが、車 両情報データベースに格納された車両番号情 報との照合の結果得られた車両番号が一つで あった場合にもナンバープレートの配色を照 合するようにすれば、車両番号の特定精度を より向上させることができる。
図28及び図29を用いて本発明の第20の実施 を説明する。図28は本実施例に係る車両番 の照合の例を示す説明図、図29は本実施例に 係る車両番号認識処理の流れを示すフローチ ャートである。本実施例は実施例18のナンバ プレートの形状の照合に代えて、車両の色 報を照合して車両番号の修正を行う例であ 。その他の構成は実施例18と概ね同様であ 、重複する説明は省略する。
図28に示すように、本実施例において車 情報データベース87には、車両情報としてナ ンバープレート情報(車両番号情報)に加え、 体の色情報を予め格納しておく。
そして、車両番号認識部20において図29に 示す処理を実行する。すなわち、まず、車両 番号抽出処理(ステップS100)を行う。この際、 同時に車両番号認識部20において車体の色を 識する処理を行い、認識した色情報を格納 ておく。続いて、認識結果統合処理(ステッ プS200)を行った後、確定認識結果に不明文字 存在するか否かの判定を行う(ステップS331)
判定の結果、不明文字が存在しない場合( no)は認識結果統合処理によって得られた結果 を車両番号として出力する。一方、不明文字 が存在する場合(yes)は車両情報データベース8 7に格納されたナンバープレート情報との照 を行う(ステップS322)。
そして、照合の結果、車両番号が確定し 場合(yes)はその結果を該当車両の車両番号 し、車両番号が確定しない場合(no)は更に車 の色情報を照合し(ステップS333)、得られた 果を該当車両の車両番号として確定する。
例えば、図28に示すように上記確定認識 果77が「HBC123」であり、車両情報データベー ス87との照合の結果、該当する車両番号とし 「ABC123」、「BBC123」が得られ車両番号が確 しない場合に、車体の色情報の照合(ステッ プS333)を行う。これにより、車体の色(白)が 致する「ABC123」が検出結果97として得られ、 該当車両の車両番号として確定する。
このように、本実施例によれば、認識結 統合処理(ステップS200)によって得られた車 番号の情報に加えて、車体の色情報を用い ことにより、確実に車両番号を特定するこ ができる。
なお、本実施例においては上述した実施 15において照合結果が確定しない場合に車 の色情報を照合する例を示したが、車両情 データベースに格納された車両番号情報と 照合の結果得られた車両番号が一つであっ 場合にも車体の色情報を照合するようにす ば、車両番号の特定精度をより向上させる とができる。
なお、上述した実施例1~実施例20において 、図2に示すステップS101~S102の処理(又は、こ と同等の処理)である車両番号抽出処理(ス ップS100)は道路30を走行する各車両毎に行わ るものとし、一台の車両のナンバープレー を連続的に撮像したすべてのフレーム画像 ついてナンバープレート認識処理を行い、 れぞれのフレーム画像から車両番号候補を 出した後、図2に示すステップS201~S208の処理 (又はこれと同等の処理)である認識結果統合 理(ステップS200)を行うものとする。即ち、 台の車両を検知する毎に、カメラ10が当該 両のナンバープレートを連続的に撮像し、 台の車両のナンバープレートを撮像した複 のフレーム画像から車両番号候補を抽出し 後、認識結果統合処理(ステップS200)を行う うにする。
また、本発明は上述した実施例1~20に限定 されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱し ない範囲で各実施例を組み合わせる等、種々 の変更が可能であることは言うまでもない。
本発明は、車両番号認識装置に適用可能で
る。
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