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Patent Searching and Data


Title:
VEHICULAR LIGHTING FIXTURE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/131126
Kind Code:
A1
Abstract:
Disclosed is a vehicular lighting fixture (10) which comprises: a semiconductor light-emitting element (32); a fluorescent material (40) which, upon the irradiation with a light from the outside, can emit a light having a different wavelength from that of the irradiated light; a wavelength-selecting filter (42) which is arranged between the semiconductor light-emitting element (32) and the fluorescent material (40), can transmit a light emitted from the semiconductor light-emitting element (32) and can reflect a light emitted from the fluorescent material (40); and an irradiation optical system (16) which enables the irradiation with a light directly emitted from the fluorescent material (40) or a light reflected by the wavelength-selecting filter (42) in a predetermined irradiation direction. The vehicular lighting fixture (10) can be improved in the light utilization efficiency.

Inventors:
SASAKI, Yasutaka (())
佐々木 祥敬 (())
DAICHO, Hisayoshi (())
Application Number:
JP2009/057930
Publication Date:
October 29, 2009
Filing Date:
April 21, 2009
Export Citation:
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Assignee:
KOITO MANUFACTURING CO., LTD. (8-3 Takanawa 4-chome, Minato-ku Tokyo, 11, 10887, JP)
株式会社小糸製作所 (〒11 東京都港区高輪4丁目8番3号 Tokyo, 10887, JP)
SASAKI, Yasutaka (())
佐々木 祥敬 (())
International Classes:
F21S8/12; F21V7/08; F21V9/16; F21V13/00; H01L33/00; H01L33/48; H01L33/50; H01L33/58; H01L33/60; F21Y101/02
Foreign References:
JP2007123311A2007-05-17
JP2007324002A2007-12-13
JP2008089945A2008-04-17
JP2005251649A2005-09-15
JP2008071667A2008-03-27
JP2004241138A2004-08-26
Attorney, Agent or Firm:
NAITO, Teruo (Shin-ei Patent Firm, 7-13 Nishi-Shimbashi 1-chome, Minato-k, Tokyo 03, 10500, JP)
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Claims:
 半導体発光素子と、
 外部から光を照射されることにより、照射光とは異なる波長を有する光を発する蛍光体と、
 前記半導体発光素子と前記蛍光体との間に設けられ、前記半導体発光素子からの光を透過して、前記蛍光体から発せられた光を反射する波長選択フィルタと、
 前記蛍光体から直接発せられた光および前記波長選択フィルタにより反射された光を、所定の照射方向に照射する照射光学系と、
 を備えることを特徴とする車両用灯具。
 前記半導体発光素子は、前記波長選択フィルタから離間して設けられており、
 前記半導体発光素子からの光を前記波長選択フィルタに集光する集光光学部材をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
 複数の前記半導体発光素子と、複数の半導体発光素子に対応して設けられた複数の集光光学部材と、を備え、
 前記複数の集光光学部材のそれぞれは、対応する半導体発光素子が発生する光を、前記波長選択フィルタに集光することを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具。
 前記集光光学部材は、楕円鏡であって、
 前記楕円鏡の第1焦点に前記半導体発光素子を設け、前記楕円鏡の第2焦点に前記波長選択フィルタを設けることを特徴とする請求項2または3に記載の車両用灯具。
Description:
車両用灯具

 本発明は、半導体発光素子を光源とする 両用灯具に関する。

 従来、LED(Light Emitting Diode)等の半導体発 素子を用いた車両用灯具が知られている。 年では、半導体発光素子を用いた車両用灯 を車両用前照灯(ヘッドライド)として用い ことが検討されている(たとえば特許文献1参 照)。車両用前照灯においては、自動車用前 灯規格(JIS D5500)で規定される白色光領域の 色光を照射する必要がある。

 半導体発光素子を用いて白色光を発生さ る方法としては、蛍光体を用いる方法が多 採用されている。たとえば、青色LEDから出 された青色光を励起光としてYAG蛍光物質に り形成された蛍光体に照射すると、蛍光と て得られた黄色光と、蛍光体を透過した青 光とが合わさり、白色光を得ることができ 。

特開2004-241142号公報

 ところで、半導体発光素子から蛍光体に 起光を照射した場合、蛍光は蛍光体から等 的に放射される。従って、半導体発光素子 蛍光体とを組み合わせた光源を用いた車両 灯具においては、照射すべき方向へ光源か の光を集めにくく、光の利用効率が低かっ 。

 本発明はこうした状況に鑑みてなされた のであり、その目的は、光の利用効率を向 できる車両用灯具を提供することにある。

 上記課題を解決するために、本発明のあ 態様の車両用灯具は、半導体発光素子と、 部から光を照射されることにより、照射光 は異なる波長を有する光を発する蛍光体と 半導体発光素子と蛍光体との間に設けられ 半導体発光素子からの光を透過して、蛍光 から発せられた光を反射する波長選択フィ タと、蛍光体から直接発せられた光および 長選択フィルタにより反射された光を、所 の照射方向に照射する照射光学系とを備え 。

 ここで、半導体発光素子と蛍光体との「 」とは、半導体発光素子から蛍光体に照射 れた光の光路における「間」を意味する。 た、蛍光体から直接発せられた光は、半導 発光素子から出射された後、そのまま蛍光 を透過した光と、蛍光体が励起されて発生 た光とを含む。

 この態様によると、半導体発光素子から 射された光は、波長選択フィルタを透過し 蛍光体に照射され、照射光とは異なる波長 有する光が等方的に放射される。蛍光体か 放射された光のうち、波長選択フィルタの 向に放射された光は、波長選択フィルタに いて反射され、再び蛍光体へと向かい、蛍 体から直接発せられた光とともに、照射光 系により所定の照射方向に照射される。従 て、蛍光体から波長選択フィルタの方向に 射された光を取り出すことができるように るので、光の利用効率を向上することがで る。

 半導体発光素子は、波長選択フィルタか 離間して設けられており、半導体発光素子 らの光を波長選択フィルタに集光する集光 学部材をさらに備えてもよい。この場合、 導体発光素子の発生した熱が蛍光体に伝わ 難くなるので、蛍光体の熱による劣化を抑 できる。また、蛍光体の温度上昇により起 る発光輝度の低下を抑制できるので、車両 灯具の輝度を高めることができる。

 複数の半導体発光素子と、複数の半導体 光素子に対応して設けられた複数の集光光 部材とを備え、複数の集光光学部材のそれ れは、対応する半導体発光素子が発生する を、波長選択フィルタに集光してもよい。 の場合、複数の半導体発光素子が発生する を波長選択フィルタに集光することにより 車両用灯具の輝度を高めることができる。 お、集光光学部材は、その例として、反射 、レンズ、光ファイバー等を用いることが きる。

 集光光学部材は、楕円鏡であって、楕円 の第1焦点に半導体発光素子を設け、楕円鏡 の第2焦点に波長選択フィルタを設けてもよ 。この場合、好適に半導体発光素子と蛍光 とを離間させた車両用灯具を構成すること できる。

 本発明によれば、光の利用効率を向上で る車両用灯具を提供することができる。

本発明の実施の形態に係る車両用灯具1 0を示す側断面図である。 本発明の実施の形態に係る車両用灯具1 0の作用を説明するための図である。 本発明の別の実施の形態に係る車両用 具300の側断面図である。 本発明のさらに別の実施の形態に係る 両用灯具400の側断面図である。 図4に示す車両用灯具400に用いられるLED モジュールの側断面図である。

 以下、図面を参照して本発明の実施の形 について詳細に説明する。

 図1は、本発明の実施の形態に係る車両用 灯具10を示す側断面図である。図1に示すよう に、車両用灯具10は、支持部材26と、LEDモジ ール12と、楕円鏡14と、蛍光体モジュール30 、照射光学系16とを備える。

 車両用灯具10は、車両用前照灯の一部と て組み込まれた状態で用いられる所謂プロ ェクタ型の灯具ユニットであって、車両用 照灯に組み込まれた状態では、その光軸Axの 方向が車両前後方向に対して0.5~0.6°程度下向 きとなるように配置される。

 支持部材26は、LEDモジュール12、楕円鏡14 蛍光体モジュール30、照射光学系16等を支持 する板状の部材である。支持部材26の後方側 下面には、LEDモジュール12が固定されてい 。本実施の形態において、LEDモジュール12は 、鉛直下方向に最も強度の高い光を照射する ように配置されている。

 LEDモジュール12は、半導体発光素子32と、 基板34と、封止部材36とを有する。本実施の 態において、半導体発光素子32は、蛍光体モ ジュール30から離間して設けられている。半 体発光素子32は、配線パターンが形成され 基板34上に固定されている。

 本実施の形態において、半導体発光素子3 2は、波長400~485nm程度の青色光を照射する青 LEDである。封止部材36は、半導体発光素子32 封止する樹脂モールドであり、たとえば透 樹脂等により形成される。また、封止部材3 6は、半導体発光素子32が発生する青色光を楕 円鏡14に向かって透過させる。

 楕円鏡14は、本発明の集光光学部材の一 である。楕円鏡14は、LEDモジュール12の下方 覆うように支持部材26に取り付けられてお 、LEDモジュール12から出射された青色光を上 方に反射させる回転楕円面で構成された反射 面14aを有している。反射面14aは、その第1焦 に半導体発光素子32の発光中心が位置し、第 2焦点に蛍光体モジュール30の中心が位置する ように設けられる。このように形成された楕 円鏡14は、第1焦点の位置に配置された半導体 発光素子32から出射された青色光を、第2焦点 の位置に配置された蛍光体モジュール30に集 する。

 蛍光体モジュール30は、支持部材26に形成 された開口部26aに埋設されている。蛍光体モ ジュール30は、蛍光体40と、蛍光体40の下面に 形成された波長選択フィルタ42と、蛍光体40 よび波長選択フィルタ42を支持して支持部材 26に取り付けるための支持部材38とを含む。 光体モジュール30は、LEDモジュール12により 射された青色光の照射により、白色光を生 して上方へ向けて出射させる。

 蛍光体40は、外部から光が照射されると 照射される光とは異なる波長の光を発する 本実施の形態では、蛍光体40は、イットリウ ム、アルミニウム、ガーネット系(YAG)からな YAG蛍光物質により形成される。この蛍光体4 0にLEDモジュール12から発せられた青色光が照 射されると、蛍光体40は、その青色光の補色 ある黄色光を発生する。蛍光体40は、略正 形状の支持部材38の中央に形成された孔部に 、蛍光材料とバインダー材を混合したものを 入れた後、印刷法により平面状とすることに より形成される。支持部材38は、熱伝導率の いたとえばアルミニウム等の金属により形 されることが好ましい。この場合、支持部 38は、蛍光体40に発生した熱を放熱する放熱 部材として機能し、蛍光体40の熱による劣化 抑制できる。また、蛍光体40の温度上昇に る発光輝度の低下を回避できる。

 波長選択フィルタ42は、LEDモジュール12の 半導体発光素子32と蛍光体40との間に設けら る。ここでいう半導体発光素子32と蛍光体40 「間」とは、半導体発光素子32から蛍光体40 へと向かう光の光路における「間」である。 本実施の形態では、波長選択フィルタ42は、 光体40の下面に、たとえば蒸着により形成 れた誘電体多層膜である。

 本実施の形態において、波長選択フィル 42は、LEDモジュール12からの青色光を透過し て、蛍光体40から発せられた黄色光を反射す よう形成される。誘電体多層膜は、屈折率 異なる誘電体物質を交互に多層に積層した 膜であり、多重反射と多重干渉の効果によ 、ある所定の波長帯域の光を略100%透過し、 他の所定の波長を略100%反射するように設計 ることができる。本実施の形態では、波長 択フィルタ42は、波長400~485nmの青色光を略100 %透過し、波長486~800nmの光を略100%反射するよ 形成される。また、LEDモジュール12から発 られた光が近紫外光の場合、波長選択フィ タ42は、近紫外光を透過して、可視光を反射 する特性を持つ。このとき、波長選択フィル タ42は、波長370~430nmの近紫外光を略100%透過し 、波長431~780nmの光を略100%反射するよう形成 れる。

 照射光学系16は、蛍光体モジュール30から 出射された白色光を配光制御して灯具前方へ 向けて照射する。照射光学系16は、蛍光体モ ュール30の後方、側方および上方を囲むよ に設けられ、蛍光体モジュール30から出射さ れた白色光を灯具前方へ向けて光軸Ax寄りに 射させるよう構成されたリフレクタ24と、 のリフレクタ24からの反射光の一部を上方側 へ反射させるよう、支持部材26の上面に形成 れた反射面26bと、リフレクタ24および反射 26bに対して車両前方に設けられ、リフレク 24または反射面26bが反射する白色光を透過し て前方の照射方向に照射する投影レンズ22と 含む。

 投影レンズ22は、前方側表面が凸面で後 側表面が平面の平凸レンズからなり、その 側焦点Fを含む焦点面上の像を反転像として 具前方の仮想鉛直スクリーン上に投影する この投影レンズ22は、レンズホルダ18に支持 されている。そして、このレンズホルダ18は 支持部材26の前端に設けられたブラケット 26cに支持されている。

 リフレクタ24の反射面24aは、光軸Axと同軸 の長軸を有するとともに、蛍光体モジュール 30の中心点を第1焦点とする略楕円面状の曲面 で構成されている。反射面24aは、その光軸Ax 沿った鉛直断面形状が後側焦点Fを第2焦点 する楕円形状に設定されており、その離心 が鉛直断面から水平断面へ向けて徐々に大 くなるように設定されている。

 支持部材26の反射面26bは、支持部材26の上 面にアルミニウム蒸着等による鏡面処理を施 すことにより形成されている。反射面26bは、 リフレクタ24の反射面24aから投影レンズ22へ かう反射光の一部を上向きに反射させて投 レンズ22に入射させ、投影レンズ22から出射 せるようになっている。

 図2は、車両用灯具10の作用を説明するた の図である。図2では、説明を簡易にするた めに、LEDモジュール12から出射された青色光5 0が、楕円鏡14を介さず蛍光体モジュール30に 接入射するように表している。また、蛍光 モジュール30の蛍光体40と波長選択フィルタ 42を離間するように表している。

 LEDモジュール12の半導体発光素子32が発生 した青色光50は、波長選択フィルタ42の下面 入射する。波長選択フィルタ42に入射した青 色光50は、略全て波長選択フィルタ42を透過 、蛍光体40の下面に入射する。

 青色光50が蛍光体40に入射すると、蛍光体 40におけるYAG蛍光物質が青色光50の一部によ 励起され、黄色光が発生する。この黄色光52 は、蛍光体40から等方的に放射されるため、 部は蛍光体40の上方に直接放射される(黄色 52と表す)が、一部は蛍光体40の下方に放射 れる(黄色光54と表す)。蛍光体40の下方に向 て放射された黄色光54は、波長選択フィルタ 42の上面に入射するが、波長選択フィルタ42 、黄色光を反射するように形成されている め、略全ての黄色光54が波長選択フィルタ42 より反射されて、蛍光体40の下面に入射し 蛍光体40の上面から出射される(黄色光54’と 表す)。また、蛍光体40の上面からは、蛍光体 40を励起せずに蛍光体40を透過する青色光50’ も出射される。

 従って、蛍光体40の上面からは、蛍光体40 を透過した青色光50’と、蛍光体40から直接 射された黄色光52と、波長選択フィルタ42に り反射された黄色光54’とが出射され、こ らの光が合わさることにより、白色光56が生 成される。生成された白色光56は、上述した 射光学系16により配光制御され、灯具前方 向けて照射される。

 このように、本実施の形態に係る車両用 具10によれば、蛍光体40から等方的に放射さ れた黄色光のうち、波長選択フィルタ42の方 に放射された黄色光は、波長選択フィルタ4 2により反射され、蛍光体40の上方へと出射さ れる。仮に、波長選択フィルタ42を設けなけ ば、蛍光体40から下方向に放射された光は 照射光学系16に入射されず、車両用灯具10か 取り出すことができない。本実施の形態に る車両用灯具10のようにLEDモジュール12と蛍 光体40の間に波長選択フィルタ42を設けるこ により、蛍光体40から波長選択フィルタ42の 向に放射された黄色光を照射光学系16に入 させることができるので、光の利用効率が 上するとともに、車両用灯具10の輝度を高め ることができる。

 また、本実施の形態に係る車両用灯具10 は、LEDモジュール12の半導体発光素子32から 射された青色光が楕円鏡14により集光され 蛍光体モジュール30の蛍光体40に入射する構 となっている。従って、蛍光体40と半導体 光素子32とが離間して設けられているので、 半導体発光素子32の発生した熱が蛍光体40に わり難くなり、蛍光体40の熱による劣化を抑 制できる。また、蛍光体40の温度上昇により こる発光輝度の低下を抑制できるので、車 用灯具10の輝度を高めることができる。

 図3は、本発明の別の実施の形態に係る車 両用灯具300の側断面図である。図3に示す車 用灯具300において、図1に示す車両用灯具10 同一または対応する構成要素については、 一の符号を用いるとともに、適宜説明を省 する。

 本実施の形態に係る車両用灯具300は、蛍 体モジュール30を中心にして分配配置され 、第1LEDモジュール312a、第2LEDモジュール312b 第3LEDモジュール312c、第4LEDモジュール(図示 せず)の4つのLEDモジュールを備えている。以 、第1~第4LEDモジュールを総称する場合は、 に「LEDモジュール312」と呼ぶ。

 第1LEDモジュール312aおよび第2LEDモジュー 312bは、蛍光体モジュール30を中央に挟んで 両前後方向に並んで設けられている。第3LED モジュール312cおよび第4LEDモジュールは、蛍 体モジュール30を中央に挟んで車両左右方 に並んで設けられている。第3LEDモジュール3 12cは、図3において波長選択フィルタ42の奥側 に配され、第4LEDモジュールは、図3において 長選択フィルタ42の手前側に配される。LED ジュール312は、図1に示す車両用灯具10と同 に、青色光を出射する半導体発光素子32を有 する。LEDモジュール312は、鉛直下方向に最も 強度の高い光を照射するように配置されてい る。

 LEDモジュール312から出射された青色光は 楕円鏡314により上方に反射され、蛍光体モ ュール30の波長選択フィルタ42に入射される 。楕円鏡314は、LEDモジュール312の半導体発光 素子32の発光中心を第1焦点とするとともに、 蛍光体モジュール30の中心を第2焦点とする回 転楕円面で構成された4つの反射面を有して る。すなわち、楕円鏡14は、第1LEDモジュー 312aから出射された青色光を蛍光体モジュー 30に集光する第1反射面314aと、第2LEDモジュ ル312bから出射された青色光を蛍光体モジュ ル30に集光する第2反射面314bと、第3LEDモジ ール312cから出射された青色光を蛍光体モジ ール30に集光する第3反射面314cと、第4LEDモ ュールから出射された青色光を蛍光体モジ ール30に集光する第4反射面(図示せず)を有し ている。

 LEDモジュール312から出射され、それぞれ 応する反射面により反射されて蛍光体モジ ール30に集光された青色光は、蛍光体40を励 起させ、白色光が生成される。このとき、蛍 光体40の下面に波長選択フィルタ42を設けた とにより、蛍光体40から波長選択フィルタ42 方向に放射された黄色光を蛍光体40の上方 取り出すことができることは、図2において 明した車両用灯具10の作用と同様である。

 また、本実施の形態に係る車両用灯具300 は、4つのLEDモジュール312から出射された青 色光を蛍光体モジュール30に集光させ、白色 を生成しているので、車両用灯具300が照射 る照射光の輝度を高めることができる。

 また、車両用灯具300では、4つのLEDモジュ ール312の半導体発光素子32から出射された青 光が楕円鏡314により集光されて蛍光体モジ ール30の蛍光体40に入射する構成となってい る。従って、蛍光体40とLEDモジュール312の半 体発光素子32とが離間して設けられている で、半導体発光素子32の発生した熱が蛍光体 40に伝わり難くなり、蛍光体40の熱による劣 を抑制できる。また、蛍光体40の温度上昇に より起こる発光輝度の低下を抑制できるので 、車両用灯具300が照射する照射光の輝度をよ り高めることができる。

 図4は、本発明のさらに別の実施の形態に 係る車両用灯具400の側断面図である。図4に す車両用灯具400において、図1に示す車両用 具10と同一または対応する構成要素につい は、同一の符号を用いるとともに、適宜説 を省略する。

 本実施の形態に係る車両用灯具400もまた 図1に示す車両用灯具10と同様にプロジェク 型の灯具ユニットであるが、本実施の形態 係る車両用灯具400では、LEDモジュール412が 直上方向に光を照射するように構成されて る点が図1に示す車両用灯具10と異なる。LED ジュール412は、照射光学系16におけるリフ クタ24の第1焦点にその発光中心が位置する うに、支持部材26の上面に固定されている。 また、車両用灯具400では、LEDモジュール412は 、半導体発光素子、波長選択フィルタおよび 蛍光体を有しており、白色光を出射する。LED モジュール412の詳細な構成については後述す る。

 このように構成された車両用灯具400にお て、LEDモジュール412から放射された白色光 、リフレクタ24の反射面24aにより光軸Ax寄り に集光反射された後、投影レンズ22を介して 方に照射される。

 図5は、図4に示す車両用灯具400に用いら るLEDモジュール412の側断面図である。図5に すように、LEDモジュール412は、基板402と、 板402上に設けられた半導体発光素子404と、 導体発光素子404上に設けられた波長選択フ ルタ406と、波長選択フィルタ406上に設けら た蛍光体408と、半導体発光素子404、波長選 フィルタ406および蛍光体408を封止する封止 材410とを備える。

 半導体発光素子404は、波長400~485nm程度の 色光を照射する青色LEDである。波長選択フ ルタ406は、半導体発光素子404の上面に、た えば蒸着により形成された誘電体多層膜で る。または、蛍光体408の下面にたとえば蒸 により誘電体多層膜を形成したものを半導 発光素子404上に載置してもよい。蛍光体408 、YAG蛍光物質により形成される蛍光体であ 。

 LEDモジュール412において、波長選択フィ タ406は、半導体発光素子404からの青色光を 過して、蛍光体408から発せられた黄色光を 射するよう形成される。

 このように構成されたLEDモジュール412に いて、半導体発光素子404が発生した青色光 、波長選択フィルタ406の下面に入射する。 して、波長選択フィルタ406に入射した青色 は、略全て波長選択フィルタ406を透過し、 光体408の下面に入射する。

 青色光が蛍光体408に入射すると、蛍光体4 08におけるYAG蛍光物質は青色光の一部により 起され、黄色光を発生する。この黄色光は 蛍光体408から等方的に放射されるため、一 は蛍光体408の上方に直接放射されるが、一 は蛍光体408の下方に放射される。蛍光体408 下方に向けて放射された黄色光は、波長選 フィルタ406の上面に入射する。そして、波 選択フィルタ406の上面に入射した黄色光は 黄色光を反射するように形成されている波 選択フィルタ406によって、略全てが反射さ る。そして、反射された黄色光は、蛍光体4 08の下面から入射し、蛍光体408の上面から出 する。また、蛍光体408の上面からは、蛍光 408を励起せずに透過する青色光も出射され 。

 従って、蛍光体408の上面からは、蛍光体4 08を透過した青色光と、蛍光体408から直接放 された黄色光と、波長選択フィルタ406によ 反射された黄色光とが出射され、これらの が合わさることにより、白色光が生成され 。生成された白色光は、車両用灯具400の照 光学系16により配光制御され、灯具前方に けて照射される。

 このように、本実施の形態に係る車両用 具400によれば、蛍光体408から等方的に放射 れた黄色光のうち、波長選択フィルタ406の 向に放射された黄色光は、波長選択フィル 406により反射され、蛍光体408の上方へと出 される。これにより、光の利用効率が向上 れ、車両用灯具400の輝度を高めることがで る。

 以上、実施の形態をもとに本発明を説明 た。これらの実施形態は例示であり、各構 要素や各処理プロセスの組合せにいろいろ 変形例が可能なこと、またそうした変形例 本発明の範囲にあることは当業者に理解さ るところである。

 上述の実施の形態では、半導体発光素子 して青色LEDを用いたが、たとえば波長が400n m前後の紫外光を照射する半導体発光素子を いてもよい。この場合、蛍光体として、紫 光の照射により赤色光、緑色光および青色 をそれぞれ発生する蛍光物質により構成さ たものを用いる。また、この場合、波長選 フィルタとして、紫外光を透過するが、赤 光、緑色光および青色光を反射する特性の のを用いる。これにより、蛍光体により放 された光のうち、波長選択フィルタ方向に 射された光を取り出すことができるので、 の利用効率を向上できる。

 また、上述の実施の形態では、プロジェ タ型の照明光学系用いて車両用灯具を構成 たが、照明光学系の構成としてはこれに限 れない。たとえば、放物面(パラボラ)状の 射鏡を用いて蛍光体から出射された白色光 前方に照射するパラボラ型の照射光学系や 蛍光体から出射された白色光を投影レンズ より直接前方に照射する直射型の照明光学 を用いて車両用灯具を構成してもよい。

 本出願は、2008年4月22日出願の日本特許出 願(特願2008-111818)に基づくものであり、その 容はここに参照として取り込まれる。

10、300、400…車両用灯具、12、312、412…LED ジュール、14、314…楕円鏡、16…照射光学系 22…投影レンズ、24…リフレクタ、26…支持 材、30…蛍光体モジュール、32、404…半導体 発光素子、34、402…基板、40、408…蛍光体、42 、406…波長選択フィルタ、36、410…封止部材