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Title:
WALKING-TYPE WORKING MACHINE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/136527
Kind Code:
A1
Abstract:
A walking-type working machine in which a gas-container housing section (cassette-type gas container) and a carry handle are mounted to a handle post. The walking-type working machine (10) is provided with a cassette-type gas container (21) mounted to a handle post (16), which rises upward and rearward from a rear section (11a) of a working machine body (11), so as to be oriented in the longitudinal direction of the handle post. A gas engine (12) is driven by fuel in the cassette-type gas container (21). The walking-type working machine is provided with a carry handle (22) for carrying the machine. The carry handle (22) is mounted to the handle post and is formed so as to surround the cassette-type gas container. The carry handle has a grip (45).

Inventors:
KOBAYASHI HIDEAKI (JP)
ITO TOMOKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/056955
Publication Date:
November 12, 2009
Filing Date:
April 03, 2009
Export Citation:
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Assignee:
HONDA MOTOR CO LTD (JP)
KOBAYASHI HIDEAKI (JP)
ITO TOMOKI (JP)
International Classes:
A01B33/08; A01B33/02; B60K15/03; B60K15/063
Foreign References:
JPH10131809A1998-05-19
JP2003225001A2003-08-12
JPH11243701A1999-09-14
JP2002272202A2002-09-24
JPH10131809A1998-05-19
Other References:
See also references of EP 2277366A4
Attorney, Agent or Firm:
SHIMODA, Yo-ichiro (JP)
Yoichiro Shimoda (JP)
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Claims:
 歩行型作業機であって、
 作業機本体(11)と、
 前記作業機本体の後部から後上方へ向けて傾斜するハンドルポスト(16)と、
 前記ハンドルポストの長手方向に沿う向きで、前記ハンドルポストに設けられたカセットガスボンベ(21)と、
 前記カセットガスボンベ内の燃料で駆動するガスエンジン(12)と、
 前記ハンドルポストに設けられ、前記カセットガスボンベを取り囲むように形成されたグリップ(45)を有するキャリーハンドル(22)と、
から成る歩行型作業機。
 前記カセットガスボンベおよび前記キャリーハンドル間に、前記カセットガスボンベを押さえるボンベカバー(32)が開閉自在に設けられている請求項1記載の歩行型作業機。
 前記グリップ(45)は、前記カセットガスボンベの左右の側部側から作業機前方に向けて徐々に広がるよう延びている左右のグリップ部(51,52)を有する請求項1記載の歩行型作業機。
 前記グリップ(45)は、前記左右のグリップ部(51,52)のそれぞれの前端部(51a,52a)間に延びている中央グリップ部(53)を有する請求項3記載の歩行型作業機。
Description:
歩行型作業機

 本発明は、ハンドルポストに沿った向き カセットガスボンベが設けられ、このカセ トガスボンベの燃料でガスエンジンを駆動 る歩行型作業機に関する。

 歩行型作業機のなかには、作業機本体の 部からハンドルポストが後上方へ立ち上げ れ、ハンドルポストの外周壁上部からキャ ーハンドルが上方に向けて延出されたもの ある。キャリーハンドルのグリップ部を手 掴んで歩行型作業機を持ち上げて運搬可能 したものが、特許文献1で開示されているよ うに知られている。

 一方、歩行型作業機のなかには、作業機 体にガスエンジンが搭載され、作業機本体 後部からハンドルポストが後上方へ立ち上 られ、ハンドルポストの外周壁上部にボン 収納部が設けられ、ボンベ収納部にカセッ ガスボンベが収納されたガスエンジン搭載 作業機が、特許文献2で開示されているよう に知られている。

 ここで、特許文献1のキャリーハンドルは 、ハンドルポストの外周壁上部から上方に向 けて延出されている。一方、特許文献2のガ エンジン搭載型作業機は、ハンドルポスト 外周壁上部にボンベ収納部が設けられてい 。このように、キャリーハンドルやボンベ 納部は、両部材ともにハンドルポストの外 壁上部に設けられている。

 よって、ガスエンジン搭載型作業機のハ ドルポストに、キャリーハンドルを取り付 る場合、ボンベ収納部が邪魔になる。この め、ガスエンジン搭載型作業機のハンドル ストに、ボンベ収納部やキャリーハンドル 両方を取り付けることができる作業機の実 化が望まれていた。

特開2002-272202号公報

特開平10-131809号公報

 本発明は、ハンドルポストにボンベ収納 (カセットガスボンベ)およびキャリーハン ルを設けることが可能な歩行型作業機を提 する。

 本発明の特徴によれば、歩行型作業機で って、作業機本体と、前記作業機本体の後 から後上方へ向けて傾斜するハンドルポス と、前記ハンドルポストの長手方向に沿う きで、前記ハンドルポストに設けられたカ ットガスボンベと、前記カセットガスボン 内の燃料で駆動するガスエンジンと、前記 ンドルポストに設けられ、前記カセットガ ボンベを取り囲むように形成されたグリッ を有するキャリーハンドルと、から成る歩 型作業機が提供される。

 従って、グリップを把持することで、歩 型作業機を持ち上げて運搬することができ 。さらに、キャリーハンドルをカセットガ ボンベを取り囲むように形成することで、 ンドルポストにボンベ収納部およびキャリ ハンドルの両部材を設けることができる。 らにまた、運搬用のキャリーハンドルをカ ットガスボンベを取り囲むように形成した これにより、カセットガスボンベをキャリ ハンドルで保護することができる。

 好ましくは、前記カセットガスボンベお び前記キャリーハンドル間に、前記カセッ ガスボンベを押さえるボンベカバーが開閉 在に設けられている。従って、ボンベカバ を開放した際に、キャリーハンドルにボン カバーを当接させて、ボンベカバーの開放 を好適に確保することができる。このよう 、ボンベカバーの開放量を好適に確保する とで、カセットガスボンベを容易に着脱で 、使い勝手の向上を図ることができる。

 好ましくは、前記グリップは、前記カセ トガスボンベの左右の側部側から作業機前 に向けて徐々に広がるよう延びている左右 グリップ部を有する。

 ここで、歩行型作業機を運搬する際に、 行型作業機の左右側に立った2人で歩行型作 業機を運搬できれば、運搬の負担を軽減する ことができる。よって、歩行型作業機の左右 側に立った2人が把持し易い形状にキャリー ンドルを形成することが好ましい。そこで 本発明において、グリップに左右のグリッ 部を備えるようにした。そして、左右のグ ップ部をカセットガスボンベの左右の側部 から作業機前方に向けて徐々に広がるよう 延ばした。よって、左グリップ部と右グリ プ部との間の間隔を比較的大きく確保した で、歩行型作業機の左右側に立った2人が左 のグリップ部を把持する際に、2人の手が互 いに干渉することを防止できる。

 加えて、左グリップ部を作業機前方に向け 左外側に傾斜させ、右グリップ部を作業機 方に向けて右外側に傾斜させることができ 。
 歩行型作業機の左側に立った人が右手で左 リップ部を把持する際に、右手の甲を左グ ップ部に合わせて前向きに傾かせることが きる。よって、左グリップ部を持ち上げ易 状態に右手の姿勢を保つことができる。

 一方、歩行型作業機の右側に立った人が 手で右グリップ部を把持する際に、左側に った人と同様に、左手の甲を右グリップ部 合わせて傾斜させることができる。よって 右グリップ部を持ち上げ易い状態に左手の 勢を保つことができる。これにより、歩行 作業機の左右側に立った2人が、左右のグリ ップ部をそれぞれ把持し易くなり(持ち易く り)、歩行型作業機を2人で持ち運ぶ際の運搬 性を高めることができる。

 好ましくは、前記グリップは、前記左右 グリップ部のそれぞれの前端部間に延びて る中央グリップ部を有する。左右のグリッ 部を作業機前方に向けて徐々に広がるよう 延ばすことで、左右のグリップ部の前端部 の間隔を比較的大きく確保することができ 。これにより、中央グリップ部の長さ寸法 比較的大きく確保することが可能になり、 央グリップ部が把持し易くなり(持ち上げ易 くなり)、歩行型作業機を1人で持ち運ぶ際の 搬性を高めることができる。

本発明に係る歩行型作業機を示す側面 である。 図1に示したボンベ収納部およびキャリ ーハンドルを示した側面図である。 図2に示したボンベ収納部およびキャリ ーハンドルを示した斜視図である。 図3に示したハンドルポストからボンベ 収納部を外した状態を示す分解斜視図である 。 図4に示したキャリーハンドルの平面図 である。 図2に示したボンベカバーを開位置に保 持した例を示した図である。 キャリーハンドルを二人で握って歩行 型作業機を運搬する例を示した図である。 キャリーハンドルを一人で握って歩行 型作業機を運搬する例を示した図である。

 本実施の形態では歩行型作業機として歩 型耕耘機を例示するが、歩行型作業機はこ に限定するものではない。

 図1に示した歩行型作業機10は、耕耘機本 (作業機本体)11の上端部に搭載されたガスエ ンジン12と、ガスエンジン12の下方に設けら たフェンダ13と、フェンダ13の下方に耕耘軸1 4を介して設けられた複数の耕耘爪15と、耕耘 機本体11の後部11aに設けられたハンドルポス 16と、ハンドルポスト16に設けられた操作ハ ンドル17と、ハンドルポスト16に設けられた ンベ収納部(ボンベ保持部)18と、ボンベ収納 18に収容されたカセットガスボンベ21と、ハ ンドルポスト16に設けられたキャリーハンド 22とを備えている。

 この歩行型作業機10は、ガスエンジン12を カセットガスボンベ21の燃料で駆動し、ガス ンジン12の動力を耕耘軸14に伝達し、耕耘軸 14を回転することにより、複数の耕耘爪15で 壌を耕耘しながら、作業者が操作ハンドル17 を握った状態で走行する歩行型耕耘機である 。

 ガスエンジン12は、カセットガスボンベ21 から導出された燃料ガスを供給することで駆 動するガスエンジンである。

 図2及び図3に示すように、ハンドルポス 16は、作業機本体の後部から後上方へ立ち上 がるように延出された筒状部材である。ハン ドルポスト16の上端部16aに左右の支持ブラケ ト23を介して操作ハンドル17が支持されてい る。ハンドルポスト16の上半部25に、この上 部25に沿った向きでボンベ収納部18が設けら ている。さらに、ハンドルポスト16の略中 周壁部26に運搬用のキャリーハンドル22が設 られている。

 操作ハンドル17は、図3に示されているよ に正面視で略U字状に形成された筒状の部材 である。この操作ハンドル17は、下端部17aが ンドルポスト16の上端部16aに左右の支持ブ ケット23を介して取り付けられ、左右の上端 部(後端部)17b(図1)にそれぞれ左右のグリップ2 7,28(図1)が設けられている。

 ボンベ収納部18は、ハンドルポスト16の上 半部25に沿った向きで設けられたベース31と ベース31に回動自在に設けられたボンベカバ ー32とを備えている。

 ベース31は、口金支え部(図示せず)を備え ている。この口金支え部は、カセットガスボ ンベ21の口金部を着脱自在に支持する。カセ トガスボンベ21の口金部を口金支え部に取 付けることで、カセットガスボンベ21がハン ドルポスト16の上半部25に沿った向きで設け れる。

 カセットガスボンベ21は、容器本体34内に 、ブタンを主成分とする液化ブタン(以下、 液状の燃料ガス」という)を充填した市販の スボンベである。このカセットガスボンベ2 1は、図3に示すように、容器本体34の口金部 ら噴射ノズルが突出されている。この噴射 ズルを容器本体34側に押し込むことで、容器 本体34内に蓄えられた液状の燃料ガスを噴射 ズルから供給流路35に導き出す。

 ボンベカバー32は、カセットガスボンベ21 およびキャリーハンドル22間に配置され、カ ットガスボンベ21をベース31に押付け可能な 閉位置P1(図2)と、カセットガスボンベの取付/ 取外し可能な開位置P2(図6参照)とに回動可能 カバーである。ボンベカバー32は、閉位置P1 に保持された状態で、上半部25に沿った向き 配置される。

 このボンベカバー32は、ベース31に回動自 在に設けられたメインカバー36と、メインカ ー36の先端部36aに回動自在に設けられたサ カバー37と、サブカバー37に設けられた係止 38とを備えている。

 メインカバー36は、図示しないばね部材 閉位置P1に保持可能に構成されている。この メインカバー36を閉位置P1に保持することで メインカバー36がカセットガスボンベ21に当 する。よって、メインカバー36でカセット スボンベ21を押さえ付けることができる。

 サブカバー37は、メインカバー36の先端部 36aに支持ピン41を介して回動自在に支持され 図示しないばね部材で閉位置P1に保持可能 構成されている。このサブカバー37を閉位置 P1に保持することで、サブカバー37がカセッ ガスボンベ21に当接する。よって、サブカバ ー37でカセットガスボンベ21を押さえ付ける とができる。

 一方、メインカバー36をメインばね部材( 示せず)に抗して開位置P2(図6)まで開放し、 つ、サブカバー37をサブばね部材(図示せず) に抗して開位置P2まで開放した状態で係止爪3 8がキャリーハンドル22に係止される。よって 、メインカバー36およびサブカバー37が開位 P2に保持される。よって、メインカバー36お びサブカバー37を開放した際に、キャリー ンドル22に各カバー36,37を当接させた状態に 持し、各カバー36,37の開放量を好適に確保 ることができる。

 このように、メインカバー36およびサブ バー37の開放量を好適に確保することで、カ セットガスボンベ21を容易に着脱することが 能になる。キャリーハンドル22に係止爪38を 係止させる例については、図6で説明する。

 図4及び図5に示すように、キャリーハン ル22は、チューブ(筒体)を折り曲げて一体に 成された部材である。このキャリーハンド 22は、ハンドルポスト16の略中央周壁部26の ち、左右の壁部位26a,26bに左右の水平ベース 43,44が溶接でそれぞれ取り付けられ、ボンベ バー32の上方にグリップ45が位置している。

 具体的には、キャリーハンドル22は、左 の壁部位26a,26bにそれぞれ設けられた左右の 平ベース43,44と、左水平ベース43に設けられ た左脚部46と、右水平ベース44に設けられた 脚部47と、左右の脚部46,47に設けられたグリ プ45とを備えている。

 左水平ベース43は、左壁部位26aから外側 向けて水平に延びている。この左水平ベー 43は、ボンベ収納部18の下方に位置し、外端 43aがボンベ収納部18の左側部18aの外側に位 している。右水平ベース44は、左水平ベース 43と同軸上に、右壁部位26bから外側に向けて 平に延びている。この右水平ベース44は、 ンベ収納部18の下方に位置し、外端部44aがボ ンベ収納部18の右側部18bの外側に位置してい 。左右の水平ベース43,44は左右対称に形成 れている。

 左脚部46は、左水平ベース43の外端部43aか ら上方に向けて延びている。この左脚部46は ボンベ収納部18のうち、左側部18aの外方に 置している。右脚部47は、右水平ベース44の 端部44aから上方に向けて延びている。この 脚部47は、ボンベ収納部18のうち、右側部18b の外方に位置している。左右の脚部46,47は左 対称に形成されている。

 グリップ45は、左右の脚部46,47の各上端部 46a,47aに設けられ、略U字状に形成されている このグリップ45は、左右の脚部46,47にそれぞ れ設けられた左右のグリップ部51,52と、左右 グリップ部51,52間に設けられた中央グリッ 部53とを有している。

 左グリップ部51は、左脚部46の上端部46aか ら作業機前方に向けて徐々に外側に傾斜する ように傾斜角θで水平に延びている。右グリ プ部52は、右脚部47の上端部47aから作業機前 方に向けて徐々に外側に傾斜するように傾斜 角θで水平に延びている。よって、左右のグ ップ部51,52は、左右の脚部46,47の上端部46a,47 a(すなわち、カセットガスボンベ21の左右の 部21a,21b側)から作業機前方に向けて徐々に広 がるように水平に延びており、左右対称とな っている。

 つまり、左右のグリップ部51,52は、ボン 収納部18の上方に位置し、作業機前方に向け て外側に拡開するよう形成されている。従っ て、左グリップ部51と右グリップ部52との間 間隔Lを比較的大きく確保することができる よって、歩行型作業機10の左右側に立った2 が左右のグリップ部51,52を把持する際に、2 の手が互いに干渉することを防止できる。

 加えて、左グリップ部51を作業機前方に けて左外側に傾斜角θで傾斜させることで、 歩行型作業機10の左側に立った人が右手で左 リップ部51を持ち上げ易くすることができ 。一方、右グリップ部52を作業機前方に向け て右外側に傾斜角θで傾斜させることで、歩 型作業機10の右側に立った人が左手で右グ ップ部52を持ち上げ易くすることができる。

 中央グリップ部53は、左グリップ部51の前 端部51aおよび右グリップ部52の前端部52a間に 幅方向となるよう水平に延びている。この 央グリップ部53は、ボンベ収納部18の上方に 位置している。中央グリップ部53は、左右の リップ部51,52を前方に向けて拡開するよう 成することで長さを、間隔Lと同様に比較的 きく確保できる。

 このように、中央グリップ部53の長さ寸 を比較的大きく確保することで、中央グリ プ部53を把持し易くできる(持ち上げ易くで る)。

 以上説明したように、キャリーハンドル2 2は、略中央周壁部26の左右の壁部位26a,26bに 右の水平ベース43,44がそれぞれ設けられ、左 右の水平ベース43,44がボンベ収納部18の下方 配置され、左右の脚部46,47がボンベ収納部18 左右の側方に配置され、グリップ45がボン 収納部18の上方に配置されている。

 よって、キャリーハンドル22は、カセッ ガスボンベ21を取り囲むように形成されてい る。このように、運搬用のキャリーハンドル 22をカセットガスボンベ21を取り囲むように 成することで、ハンドルポスト16にボンベ収 納部18およびキャリーハンドル22の両部材を けることが可能になる。

 運搬用のキャリーハンドル22に把持可能 グリップ45を備えた。これにより、グリップ 45を把持することで、歩行型作業機10を持ち げて運搬することができる。

 加えて、運搬用のキャリーハンドル22は 左右の水平ベース43,44、左右の脚部46,47、左 のグリップ部51,52および中央グリップ部53で ボンベ収納部18(すなわち、カセットガスボン ベ21)を取り囲むように形成されている。これ により、カセットガスボンベ21をキャリーハ ドル22で保護することができる。

 つぎに、歩行型作業機10のボンベカバー32 を開位置P2に保持する例を図6に基づいて説明 する。

 メインカバー36をメインばね部材(図示せ )に抗して開位置P2まで開放するとともに、 ブカバー37をサブばね部材(図示せず)に抗し て開位置P2まで開放する。メインカバー36が ャリーハンドル22の中央グリップ部53に当接 る。これにより、メインカバー36およびサ カバー37の開放量を好適に確保することがで きる。

 さらに、メインカバー36がキャリーハン ル22の中央グリップ部53に当接した際に、係 爪38の先端部38aを弾性変形させて中央グリ プ部53に係止させることが可能である。よっ て、メインカバー36およびサブカバー37を開 置P2に保持することができる。これにより、 メインカバー36およびサブカバー37の開放量 好適に確保した状態を保つことができるの 、カセットガスボンベ21を容易に着脱するこ とが可能になる。

 係止爪38の先端部38aによる中央グリップ 53への係止を解除する際には、サブカバー37 支持ピン41を軸にして開位置P2から反時計回 り方向に移動する。すると、係止爪38の先端 38aが下方に移動して、先端部38aが中央グリ プ部53から離れる。これにより、メインカ ー36をメインばね部材(図示せず)のばね力で 位置P1方向に移動することができる。

 ついで、歩行型作業機10をキャリーハン ル22を用いて運搬する例を図7A及び図7Bに基 いて説明する。図7Aは、歩行型作業機10を左 側の2人で運搬する例を示しており、図7Bは 歩行型作業機10を1人で運搬する例を示して る。

 図7Aにおいて、前述したように、左グリ プ部51と右グリップ部52との間の間隔Lは比較 的大きく確保されている。これにより、歩行 型作業機10の左側に立った運搬者61が左グリ プ部51を把持し、かつ、歩行型作業機10の右 に立った運搬者62が右グリップ部52を把持す る際に、左右の運搬者61,62のそれぞれの手61a, 62aが互いに干渉しない。

 左グリップ部51が作業機前方に向けて左 側に傾斜角θ(図5)で傾斜されている。左側の 運搬者61が右手61aで左グリップ部51を把持し 際に、右手61aの甲61bが左グリップ部51に合わ せて前向きに傾く。よって、右手61aの甲61bが 横向きの場合(すなわち、左グリップ部51がハ ンドルポスト16と平行に配置された場合)と比 べて、左グリップ部51を持ち上げ易い状態に 手61aの姿勢を保つことができる。これによ 、左側の運搬者61が右手61aで左グリップ部51 を持ち上げ易くすることができる。

 左グリップ部51と同様に、右グリップ部52 が作業機前方に向けて右外側に傾斜角θ(図5) 傾斜されている。右側の運搬者62が左手62a 右グリップ部52を把持した際に、左手62aの甲 62bが右グリップ部52に合わせて前向きに傾く よって、左手62aの甲62bが横向きの場合(すな わち、右グリップ部52がハンドルポスト16と 行に配置された場合)と比べて、右グリップ 52を持ち上げ易い状態に左手62aの姿勢を保 ことができる。これにより、右側の運搬者62 が左手62aで右グリップ部52を持ち上げ易くす ことができる。

 このように、左右のグリップ部51,52が作 機前方に向けて外側に傾斜角θ(図5)で傾斜す ることで、左右側の運搬者61,62が、左右のグ ップ部51,52をそれぞれ把持し易くなり(持ち くなり)、歩行型作業機10(図1)を2人で持ち運 ぶ際の運搬性を高めることができる。

 図7Bにおいて、左右のグリップ部51,52は、 前方に向けて外側に拡開することで、中央グ リップ部53の長さ寸法を比較的大きく確保す ことができ、例えば、左側の運搬者61は右 61aで中央グリップ部53を把持し易くできる( ち上げ易くできる)。これにより、歩行型作 機10(図1)を1人で持ち運ぶ際の運搬性を高め ことができる。

 本実施例で示したキャリーハンドル22、 ンベカバー32、グリップ45、左グリップ部51 右グリップ部52、中央グリップ部53などは例 した形状に限定するものではなく、適宜変 が可能である。

 本発明は、ハンドルポストに沿った向き カセットガスボンベが設けられ、このカセ トガスボンベの燃料でガスエンジンを駆動 る歩行型作業機への適用に好適である。

 10…歩行型作業機、11…作業機本体、11a… 作業機本体の後部、12…ガスエンジン、16… ンドルポスト、21…カセットガスボンベ、21a ,21b…カセットガスボンベの左右の側部、22… キャリーハンドル、32…ボンベカバー、45… リップ、51…左グリップ部、52…右グリップ 、53…中央グリップ部。