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Patent Searching and Data


Title:
WASTE CONVEYOR AND WASTE TREATING SYSTEM WITH THE SAME
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/119406
Kind Code:
A1
Abstract:
A waste conveyor (24) is adapted such that adhesion of slag to the conveyor is effectively suppressed to enable the conveyor to smoothly convey waste for a long period of time. The waste conveyor (24) is provided with a conveyor belt (40) and supports upstanding from the conveyor belt. The supports each include struts (50). The struts (50) are arranged in the lateral direction at a spacing (PW) greater than the width (W) of each strut (50). The spacing between the struts (50) effectively suppresses accumulation of slag derived from waste.

Inventors:
MINAKAWA, Koji (4-78, Wakinohamacho 1-chome, Chuo-ku, Kobe-sh, Hyogo 72, 65100, JP)
皆川 公司 (〒72 兵庫県神戸市中央区脇浜町1丁目4番78号株式会社神鋼環境ソリューション本社内 Hyogo, 65100, JP)
KUROSE, Takuji (4-78, Wakinohamacho 1-chome, Chuo-ku, Kobe-sh, Hyogo 72, 65100, JP)
黒瀬 卓治 (〒72 兵庫県神戸市中央区脇浜町1丁目4番78号株式会社神鋼環境ソリューション本社内 Hyogo, 65100, JP)
Application Number:
JP2009/055277
Publication Date:
October 01, 2009
Filing Date:
March 18, 2009
Export Citation:
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Assignee:
KOBELCO ECO-SOLUTIONS CO., LTD. (4-78, Wakinohamacho 1-chome Chuo-ku, Kobe-sh, Hyogo 72, 65100, JP)
株式会社神鋼環境ソリューション (〒72 兵庫県神戸市中央区脇浜町1丁目4番78号 Hyogo, 65100, JP)
MINAKAWA, Koji (4-78, Wakinohamacho 1-chome, Chuo-ku, Kobe-sh, Hyogo 72, 65100, JP)
皆川 公司 (〒72 兵庫県神戸市中央区脇浜町1丁目4番78号株式会社神鋼環境ソリューション本社内 Hyogo, 65100, JP)
KUROSE, Takuji (4-78, Wakinohamacho 1-chome, Chuo-ku, Kobe-sh, Hyogo 72, 65100, JP)
International Classes:
B65G17/06; B09B3/00; B65F5/00
Attorney, Agent or Firm:
KOTANI, Etsuji et al. (Osaka Nakanoshima Building 2nd Floor, 2-2 Nakanoshima 2-chome, Kita-ku, Osaka-sh, Osaka 05, 53000, JP)
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Claims:
 廃棄物を破砕する破砕機と、その破砕された廃棄物を処理する廃棄物処理炉とを含む廃棄物処理システムに設けられ、前記破砕機で破砕された廃棄物を前記廃棄物処理炉の廃棄物投入口よりも高い位置まで上向きに搬送するための廃棄物搬送用コンベアであって、
 上向きに傾斜する姿勢で配置されるコンベアベルトと、
 前記コンベアベルト上にその搬送方向に間隔をおいて立設され、前記コンベアベルト上の廃棄物を下方から支持する複数の支持部とを備え、
 前記各支持部は、複数本の支柱を含み、これらの支柱が前記搬送方向と直交する幅方向に当該支柱の幅よりも大きな間隔をおいて配列される、廃棄物搬送用コンベア。
 前記各支柱の前記搬送方向の寸法が当該支柱の幅以上である、請求項1記載の廃棄物搬送用コンベア。
 前記各支柱の高さ寸法が当該支柱の幅よりも大きい、請求項1または2記載の廃棄物搬送用コンベア。
 前記コンベアベルトを格納するケーシングと、
 前記コンベアベルト上で前記搬送方向について互いに隣合う特定の支柱同士の間に立設され、前記幅方向に連続して延び、前記ケーシングの内側に存在する廃棄物を掻き落すスクレーパーとをさらに備える、請求項1~3のいずれかに記載の廃棄物搬送用コンベア。
 廃棄物を破砕する破砕機と、
 その破砕された廃棄物を燃焼処理する廃棄物処理炉と、
 請求項1~4のいずれかに記載の廃棄物搬送用コンベアとを備え、
 前記廃棄物搬送用コンベアは、前記破砕機で破砕された廃棄物を前記廃棄物処理炉の廃棄物投入口よりも高い位置まで上向きに搬送するように配置される、廃棄物処理システム。
Description:
廃棄物搬送用コンベア及びこれ 備えた廃棄物処理システム

 本発明は、廃棄物処理システムに設けら る廃棄物搬送用コンベア及びこれを備えた 棄物処理システムに関するものである。

 ごみ等の廃棄物を熱分解処理するための 棄物処理システムには、廃棄物処理炉の他 前記廃棄物を前処理して前記廃棄物処理炉 供給する廃棄物供給部や、廃棄物処理炉か 排出されるガスの減温や集塵を行うガス処 部が備えられる。

 前記廃棄物供給部は、前記廃棄物を破砕 る破砕機や、その破砕後の廃棄物を前記廃 物処理炉内に給送する給じん機を含む。さ に、前記破砕機の配設位置を低く抑えるた に、当該破砕機により破砕された廃棄物を 記廃棄物処理炉の廃棄物投入口よりも高い 置(前記給じん機が存する場合にはその入口 よりも高い位置)まで上向きに搬送する廃棄 搬送用コンベアが設置されることが多い。

 この廃棄物搬送用コンベアとして、例え 特許文献1に記載されるものが知られている 。その概要を図6に示す。

 同図に示されるコンベア90は、斜め上向 に延びるように設置されるコンベアベルト92 と、このコンベアベルト92上に立設される複 枚の支持板94とを備える。各支持板94は、コ ンベア90の幅方向(搬送方向と直交する方向) 連続して延び、これらの支持板94が前記コン ベアベルト92による搬送方向に沿って互いに 隔をおいて配置される。このコンベア90に いて、前記コンベアベルト92が上向きに搬送 されると、当該コンベアベルト92の上面と各 持板94の前面との間にごみ等の廃棄物がす い上げられ、そのまま上向きに搬送される

 しかし、前記コンベア90により搬送され 廃棄物は、一般に、生ごみのように水分を く含んだものであるため、当該コンベア90に は、粘度の高い汚泥化したごみである、いわ ゆるノロ96が付着しやすい。しかも、このノ 96は、図7に示されるように前記コンベアベ ト92の上面と支持板94の前面との間のポケッ ト部分に堆積しやすく、この堆積は前記支持 板94の機能、すなわち廃棄物をすくい上げて 持する機能を阻害する。その結果、廃棄物 その搬送中に前記支持板94から落下すなわ 逆流しやすくなる(同図破線矢印)。このよう に逆流する廃棄物は後続の廃棄物を巻き込ん で雪だるま式に成長し、大きな塊となるおそ れがある。この塊はコンベアの負荷を過度に 増大させ、これにより当該コンベアの動作不 良を生じさせるおそれがある。

 このような事態に対処し、あるいは当該事 を未然に防ぐためには、一旦コンベアを停 させて、溜まったノロ96を除去する作業を わなければならず、このことはシステム全 の処理効率を著しく低下させる。

特開平10-19225号公報

 本発明の目的は、いわゆるノロの付着を 効に抑止して長期にわたる良好な廃棄物の 続搬送が可能な廃棄物搬送用コンベア及び れを備えた廃棄物処理システムを提供する とにある。本発明にかかる廃棄物搬送用コ ベアは、廃棄物を破砕する破砕機と、その 砕された廃棄物を処理する廃棄物処理炉と 含む廃棄物処理システムに設けられ、前記 砕機で破砕された廃棄物を前記廃棄物処理 の廃棄物投入口よりも高い位置まで上向き 搬送するためのものであって、上向きに傾 する姿勢で配置されるコンベアベルトと、 記コンベアベルト上にその搬送方向に間隔 おいて立設され、前記コンベアベルト上の 棄物を下方から支持する複数の支持部とを える。各支持部は、複数本の支柱を含み、 れらの支柱が前記搬送方向と直交する幅方 に当該支柱の幅よりも大きな間隔をおいて 列される。

 また本発明に係る廃棄物処理システムは 廃棄物を破砕する破砕機と、その破砕され 廃棄物を燃焼処理する廃棄物処理炉と、前 の廃棄物搬送用コンベアとを備え、この廃 物搬送用コンベアは、前記破砕機で破砕さ た廃棄物を前記廃棄物処理炉の廃棄物投入 よりも高い位置まで上向きに搬送するよう 配置される。

本発明の実施の形態に係る廃棄物処理 ステムの全体構成を示した図である。 前記廃棄物処理システムにおける廃棄 供給部の構成を示した図である。 前記廃棄物供給部における廃棄物搬送 コンベアの要部を示す平面図である。 前記廃棄物搬送用コンベアの要部を示 側面図である。 前記廃棄物搬送用コンベアの要部を示 断面正面図である。 従来の廃棄物搬送用コンベアの要部を す斜視図である。 従来の廃棄物搬送用コンベアにおける ロの堆積状態を示す側面図である。

 図1は、本発明の実施の形態に係る廃棄物 処理システムの要部を示したものである。こ のシステムは、廃棄物処理炉10と、例えば生 みを含む廃棄物を前処理して前記廃棄物処 炉に供給する廃棄物供給部12と、前記廃棄 処理炉10から排出されるガスを処理するため の図略のガス処理部とを備える。

 前記廃棄物処理炉10は、この実施の形態 はガス化溶融炉からなり、ガス化炉14と溶融 炉16とを具備する。前記ガス化炉14内では、 れに前記廃棄物供給部12から供給されるごみ が熱分解され、これによって熱分解ガスが生 じる。このガス化炉14には、例えば、図示の 動床炉や、その他の周知の炉、例えばキル 炉が適用される。前記溶融炉16内では、前 熱分解ガス中の可燃成分が高温燃焼すると もに、同ガス中の灰分が溶融してスラグと る。この溶融炉16から排出される高温ガスは 、前記ガス排出部に含まれる廃熱ボイラや減 温塔により冷却処理され、さらに、集じん機 及び誘引送風機を通じて煙突から系外に排出 される。

 なお、本発明に係る廃棄物処理炉は前記 ガス化溶融炉に限定されない。例えば廃棄 焼却炉や廃棄物溶融炉であってもよい。

 前記廃棄物供給部12は、図2に示すように 廃棄物ホッパー18と、プッシャ20と、破砕機 22と、本発明に係る廃棄物搬送用コンベア24 、マテリアルシール部26と、給じん機28とを える。前記廃棄物ホッパー18は、生ごみを む廃棄物を受け入れ、これをその底部から 下させる。この廃棄物は前記プッシャ20によ り前記破砕機22の入口に押し込まれる。破砕 22は、一対の回転式クラッシャ30を備え、こ れらのクラッシャ30間を通って落下する廃棄 を所定の破砕径までに破砕する。

 前記廃棄物搬送用コンベア24は、前記破 機22の下端の排出口から排出された破砕済の 廃棄物を前記マテリアルシール部26の上端位 まで上向きに搬送するものである。この搬 の終了位置は、前記ガス化炉14における廃 物投入口よりも上方の位置であり、この実 の形態では前記給じん機28の廃棄物入口より もさらに上方の位置である。

 前記マテリアルシール部26は、前記廃棄 搬送用コンベア24の搬出口と前記給じん機28 廃棄物入口との間に介在する上下方向の配 により構成される。このマテリアルシール 26に破砕済の廃棄物が積み上げられること より、前記ガス化炉41内の気密性が高められ る。

 前記給じん機28は、スクリューコンベア32 を内蔵し、前記マテリアルシール部26から降 する廃棄物を前記ガス化炉14の廃棄物投入 に供給する。

 本発明に係る廃棄物処理システムにおい 、前記廃棄物搬送用コンベア24を含む廃棄 供給部12の具体的構成は限定されない。例え ば当該廃棄物搬送用コンベア24の搬送出口が のまま配管を介して前記ガス化炉14の廃棄 投入口に直結されていてもよい。

 次に、前記廃棄物搬送用コンベア24の具 的構造を図3~図5も併せて参照しながら説明 る。

 前記廃棄物搬送用コンベア24は、図2に示 れるように、前記破砕機22の下端から前記 テリアルシール部26の上端に至る中空状のケ ーシング34と、このケーシング34内に格納さ るコンベア本体とを備える。このコンベア 体は、前記マテリアルシール部26の直上方に 位置する原動軸36と、前記破砕機22の下方に 置する従動軸38と、これら原動軸36と従動軸3 8との間に掛け渡されるコンベアベルト40とを 備える。このコンベアベルト40の形状は、図 のガイドローラにより、前記ケーシング34 形状に沿う形状、すなわち、前記破砕機22の 直下方の位置から上向きに傾斜して延び、前 記マテリアルシール26の直上方に至る形状に たれる。前記原動軸36にはモータ37が連結さ れ、このモータ37が前記原動軸36を回転駆動 ることにより、前記コンベアベルト40の上側 部分が上向きの搬送方向(図2の矢印Aの方向) 駆動される。

 図3~図5に示すように、前記コンベアベル 40は、左右一対のチェーン42と、これらのチ ェーン42同士を幅方向(搬送方向と直交する方 向)につなぐ複数枚の板状のエプロン44とを含 み、これらのエプロン44が前記搬送方向に沿 て隙間なく配列される。前記各チェーン42 、その長手方向に配列された複数のリンク45 により構成される。各リンク45は、互いに平 に配される内側リンク板45a及び外側リンク 45bを有し、互いに隣接するリンク45同士が ン46によって回動可能に連結されるとともに 、左右の内側リンク板45aにブラケット48を介 て前記エプロン44の左右両端がそれぞれ連 される。これらのチェーン42は、前記原動軸 36及び前記従動軸38に固定された図略のスプ ケットと噛合し、当該原動軸36の回転駆動に 伴って前記の搬送方向に駆動される。

 前記コンベアベルト40上には、このコン アベルト40上の廃棄物を下方から支持するた めの支持部がその搬送方向に間隔をおいて立 設されている。この廃棄物搬送用コンベア24 特徴として、前記各支持部が複数本の支柱5 0により構成され、これらの支柱50は、前記搬 送方向に配列されるエプロン44上に立設され 。この実施の形態において、当該支柱50が 設されるエプロン44は一枚おきに選定されて いる。すなわち、支柱50同士の搬送方向のピ チPL(図4)は、各エプロン44の中心間ピッチの 2倍に相当している。

 前記各支持部を構成する複数本の支柱50 、前記の選定された各エプロン44上において 、コンベア幅方向にコンベア幅方向に所定の 間隔(幅ピッチPW)をおいて配列されている。 の実施の形態では、幅方向の一列につき5本 支柱50が並べられ、これらの支柱50は、前記 エプロン44の幅方向の中央位置と、その両端 近傍の位置と、当該中央位置と両端近傍位 との間の位置とに、それぞれ立設されてい 。

 前記各支柱50は、矩形状の平断面をもつ 柱により構成される。その搬送方向の寸法 ある縦寸法L(図4)は幅W(図5)よりも大きく、支 柱50同士の幅ピッチPW、及び各支柱50の高さ寸 法H(図5)は、前記幅Wよりも十分大きい。この うに大きな幅ピッチPWの確保は、後述のノ 堆積の抑制に有効であり、また前記のよう 大きな高さ寸法Hの設定は、廃棄物搬送用コ ベア24による廃棄物搬送量の増加につなが 。

 なお、本発明において支柱50の本数及び 体的な幅ピッチPWは適宜設定可能である。ま た当該支柱50の配列形態も幅方向に一列に並 ものに限られず、例えば幅方向に隣り合う 柱50が搬送方向に位置をずらして配列(すな ち千鳥状に配列)されていてもよい。

 この実施の形態では、前記の選定された プロン44のうちのさらに限られた特定のエ ロン44に、前記支柱50に代えて板状のスクレ パー52が立設されている。このスクレーパ 52は、図3に示されるようにコンベア幅方向 連続して延び、前記ケーシング34の内側に滞 留する廃棄物を掻き落す役割を担う。

 また、前記各エプロン44の左右両端には 当該エプロン44上の廃棄物がコンベア幅方向 にこぼれ落ちるのを規制する規制板47が立設 れている。

 次に、この廃棄物搬送用コンベア24の作 を説明する。

 前記コンベアベルト40が前記搬送方向に 動された状態で、当該コンベアベルト40の上 に破砕機22の下端から破砕済の廃棄物が供給 れる。この廃棄物は前記コンベアベルト40 に立設された支柱50により下方から支持され ながら斜め上向きに搬送され、当該コンベア ベルト40の終端(上端)から落下し、前記マテ アルシール部26内に収容される。

 このとき、前記廃棄物に含まれている水 (例えば生ごみの水分)により、若干の流動 をもつ半固形物である、いわゆるノロが発 し、前記コンベアベルト40のエプロン44や支 50の表面に付着する。ここで、前記図6及び 7に示した従来のコンベア90、すなわち、そ 支持部がコンベア幅方向に連続して延びる 持板94であるコンベアでは、当該支持板94の 前面とコンベアベルト92の上面との間の部分 前記ノロが堆積しやすく、このノロが当該 ンベア90の搬送能力を著しく低下させるお れがあるが、この実施の形態に係る前記コ ベアベルト40に立設される支柱50は幅Wが小さ く支柱50同士の間には幅方向に十分な間隔(幅 ピッチPW)が存在するため、前記ノロが付着し てもその堆積速度は非常に低い。このことは 、廃棄物搬送用コンベア24が長期にわたって 好な搬送を継続することを可能にする。

 前記幅ピッチPWは、破砕機22による廃棄物 の破砕径に応じて適宜設定されればよい。当 該破砕径が比較的小さくても、実際にはその 破砕された廃棄物同士が絡みあって搬送され るため、例えば前記幅ピッチPWが前記破砕径 同等もしくはそれより少し大きくても、そ 破砕済廃棄物の搬送を行うことは可能であ 、またその搬送効率を損なうこともほとん ない。この幅ピッチPWは例えば100~250mmとす ことができる。

 一方、前記コンベアベルト40上に前記支 50とは別に立設されたスクレーパー52の側面 にはノロが堆積しやすいが、当該堆積にか わらず、廃棄物搬送用コンベア24の搬送能 は前記支柱50により十分に確保される。

 本発明において各支柱50の形状は適宜設 可能であり、例えば円柱状であってもよい しかし、当該支柱50の縦寸法Lは幅Wと同等も くはそれ以上であるのがより好ましい。こ ような寸法設定は、前記幅Wを小さくするこ とによりノロの堆積を抑制しながら、搬送さ れる廃棄物の重量に十分抗し得る強度を各支 柱に確保することを可能にする。このような 条件を満たす支柱50の平面形状としては、例 ば、円形、正方形、搬送方向を長辺とする 円または小判形、などが挙げられる。当該 柱の幅Wは例えば10~30mmとすることができる また、高さ寸法Hは例えば100~200mmとすること できる。

 本発明の処理対象となる廃棄物は生ごみ 含むものに限らない。例えば産業廃棄物の 理においても本発明を適用することが可能 ある。

 図2~図5に示される廃棄物搬送用コンベア2 4に係る実施例と、その支柱50に代えて幅方向 に連続する支持板が立設されたコンベアにか かる比較例とについて実験が行われた。内容 は次のとおりである。

1.実施例の諸元
 エプロン44の幅:949mm
 支柱50の形状:幅W=16mm;縦寸法L=25mm;高さH=150mm
 支柱50の配列:幅ピッチPW=200mm;搬送方向ピッ PL=300mm

2.比較例の諸元
 エプロン44の幅:949mm(実施例と共通)
 支柱板の形状:幅800mm;縦寸法(厚さ)25mm;高さ15 0mm
 支柱板の搬送方向ピッチ:300mm

3.実験結果
(1)トラブルの発生頻度について
 比較例では、給じんを開始してから1週間を 経過した段階で、搬送トラブルにつながる程 度のノロの堆積が発生した。ここでいう搬送 トラブルには、コンベアの動作不良や破砕機 22での詰まり等が含まれる。

 これに対して実施例については、給じん 開始してから1週間を過ぎても支柱50にはほ んどノロが付着しなかった。また、給じん 始後、延べ2ヶ月半を過ぎた段階で、図5の 点鎖線56に示されるようにエプロン44の上面 支柱50の根元部分には多少のノロ付着はあ ものの、搬送の障害となるようなノロの堆 はなかった。従って、操業を開始してから3 月程度の連続運転ではノロを除去するメン ナンスは不要であると考えられる。

(2)搬送効率について
 前記実施例及び前記比較例の搬送効率につ ては、両者にほとんど差がないことが確認 れた。

 以上のように、本発明は、ノロの付着を 効に抑止して長期にわたる良好な廃棄物の 続搬送が可能な廃棄物搬送用コンベア及び れを備えた廃棄物処理システムを提供する

 具体的に、本発明に係る廃棄物搬送用コ ベアは、廃棄物を破砕する破砕機と、その 砕された廃棄物を処理する廃棄物処理炉と 含む廃棄物処理システムに、前記破砕機で 砕された廃棄物を前記廃棄物処理炉の廃棄 投入口よりも高い位置まで上向きに搬送す ように設けられる。このコンベアは、上向 に傾斜する姿勢で配置されるコンベアベル と、前記コンベアベルト上にその搬送方向 間隔をおいて立設され、前記コンベアベル 上の廃棄物を下方から支持する複数の支持 とを備え、前記支持部は、複数本の支柱を み、これらの支柱が前記搬送方向と直交す 幅方向に当該支柱の幅よりも大きな間隔を いて配列される。

 この廃棄物搬送用コンベアでは、コンベ ベルト上に立設される支柱同士の間に幅方 について十分に与えられた間隔(少なくとも 当該支柱の幅よりも大きな間隔)が、当該支 部とコンベアベルト上面との間に挟まれた 域へのいわゆるノロの付着の著しい抑制を 能にし、これにより、破砕機で破砕された 棄物を長期にわたって良好に上向きに搬送 ることを可能にする。

 前記廃棄物は、破砕機によってある程度 粒径まで破砕されるが、実際にはその破砕 れた廃棄物同士が絡み合うため、前記支柱 士の間隔が大きくても当該廃棄物の搬送を うことが可能である。従って、前記各支柱 幅は、ノロの付着の抑止の観点からは小さ 方が好ましい。その一方、前記各支柱の前 搬送方向の寸法が当該支柱の幅以上であれ 、当該幅の抑制にかかわらず、搬送する廃 物の重量に抗し得る強度を各支柱に確保す ことが可能である。また、前記各支柱の高 寸法を前記支柱の幅よりも大きくすること より、当該幅を抑えながらも十分な搬送量 確保することが可能である。

 本発明は、前記コンベアベルト上に前記 柱以外のものが立設されることを除外する 旨ではない。例えば、前記コンベアベルト 格納するケーシングを備えるコンベアでは 前記コンベアベルト上で前記搬送方向につ て互いに隣合う特定の支柱同士の間に、前 幅方向に連続して延びて前記ケーシングの 側に存在する廃棄物を掻き落すスクレーパ が立設されてもよい。このスクレーパーに ノロが早期に堆積する可能性があるが、当 堆積があっても前記ケーシングの内側の廃 物を掻き落す機能を著しく阻害することは く、その一方でコンベアの搬送機能は前記 柱の存在により確保される。

 また本発明に係る廃棄物処理システムは 廃棄物を破砕する破砕機と、その破砕され 廃棄物を燃焼処理する廃棄物処理炉と、前 の廃棄物搬送用コンベアとを備え、この廃 物搬送用コンベアが、前記破砕機で破砕さ た廃棄物を前記廃棄物処理炉の廃棄物投入 よりも高い位置まで上向きに搬送するよう 配置される。