Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
WASTE TREATMENT AUTOMOBILE AND WASTE TREATMENT APPARATUS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/136157
Kind Code:
A1
Abstract:
[PROBLEMS] To provide a waste treatment automobile for volume reduction in heat curable resin wastes. [MEANS FOR SOLVING PROBLEMS] A waste treatment automobile (1)comprising a shovel part (31) for lifting a waste, a volume reduction tank (12) and a heating tank for allowing the introduction of the waste from the shovel part (31) and volume reducing and heating the waste, a steam generating apparatus (11) for filling the volume reduction tank (12) and the heating tank with the steam, a crusher (22) for crushing the waste heated in the volume reduction tank (12) and the heating tank, wheels (33) located on the bottom of the body, and a drive engine (35) for rotation driving the wheels (33).

Inventors:
ITO, Tomoaki (Crystal,Tower 35F, 2-27, Shiromi 1-chome, Chuo-ku, Osaka-sh, Osaka 35, 5406035, JP)
Application Number:
JP2007/074381
Publication Date:
November 13, 2008
Filing Date:
December 19, 2007
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
ORIENT INSTRUMENT COMPUTER CO., LTD. (Crystal Tower 35F, 2-27 Shiromi 1-chome, Chuo-ku,Osaka-sh, Osaka 35, 5406035, JP)
オリエント測器コンピュータ株式会社 (〒35 大阪府大阪市中央区城見一丁目2番27号 クリスタルタワー35階 Osaka, 5406035, JP)
International Classes:
B09B3/00; B60P3/00
Attorney, Agent or Firm:
NAGATA, Yoshiaki et al. (NAGATA Patent Office, 7th Floor Shiroguchi Bldg.2-15, Kakuda-cho,Kita-ku, Osaka-shi, Osaka, 530-00017, JP)
Download PDF:
Claims:
 廃棄物の投入を許容して該廃棄物を減容し加熱する減容加熱手段と、
該減容加熱手段内に蒸気を充満させる蒸気供給手段と、
前記減容加熱手段で加熱された廃棄物を破砕する破砕手段と、
本体底部に位置する車輪と、
該車輪を回転駆動させる駆動手段とを備えた
廃棄物処理自動車。
 前記廃棄物は、熱可塑性素材が含有されている部材である
請求項1記載の廃棄物処理自動車。
 前記廃棄物は、熱硬化性素材が含有されている部材である
請求項1または2記載の廃棄物処理自動車。
 前記減容加熱手段の加熱槽の温度と、前記蒸気供給手段で加熱槽内に供給される蒸気の加熱槽内での蒸気温度を同一若しくはほぼ同一にした
請求項1、2または3記載の廃棄物処理自動車。
 前記加熱槽温度と前記蒸気温度を約400℃から500℃とした
請求項4記載の廃棄物処理自動車。
 前記減容加熱手段には、前記破砕手段への第1連通孔と前記蒸気供給手段への第2連通孔が設けられ、
前記第1連通孔と前記第2連通孔に、開閉する蓋を備えた
請求項1から5のいずれか1つに記載の廃棄物処理自動車。
 前記蓋を閉状態にして前記減容加熱手段による加熱を行い、該減容加熱手段内を高圧雰囲気に加圧して前記廃棄物または該廃棄物の減容後の残渣物を滅菌する構成にした
請求項6記載の廃棄物処理自動車。
 廃棄物の投入を許容して該廃棄物を減容し加熱する減容加熱手段と、
該減容加熱手段内に蒸気を充満させる蒸気供給手段と、
前記減容加熱手段で加熱された廃棄物を破砕する破砕手段と、
本体底部に位置する車輪と、
該車輪を回転駆動させる駆動手段とを備え、
前記減容加熱手段は、揮発した気化物を取り出す気化物取出部を有し、
該気化物取出部から取り出された気化物を油水分離する油水分離装置を備えた
廃棄物処理自動車。
 廃棄物の投入を許容して該廃棄物を減容し加熱する減容加熱手段と、
該減容加熱手段内に蒸気を充満させる蒸気供給手段と、
前記減容加熱手段で加熱された廃棄物を破砕する破砕手段とを備えた
廃棄物処理装置。
 前記減容加熱手段は、揮発した気化物を取り出す気化物取出部を有し、
該気化物取出部から取り出された気化物を油水分離する油水分離装置を備え、
投入された廃プラスチックおよび付加物から、再生油と金属と残渣物を取り出す構成とした
請求項9記載の廃棄物処理装置。
 前記減容加熱手段は、揮発した気化物を取り出す気化物取出部を有し、
該気化物取出部から取り出された気化物を油水分離する油水分離装置を備え、
投入されたFRPなどの熱硬化性樹脂から、減容した残渣物を取り出す構成とした
請求項9記載の廃棄物処理装置。
 前記減容加熱手段は、揮発した気化物を取り出す気化物取出部を有し、
該気化物取出部から取り出された気化物を油水分離する油水分離装置を備え、
投入された電線から、金属と残渣物を取り出す構成とした
請求項9記載の廃棄物処理装置。
 前記減容加熱手段は、揮発した気化物を取り出す気化物取出部を有し、
該気化物取出部から取り出された気化物を油水分離する油水分離装置を備え、
投入された賞味期限切れコンビに弁当から、再生油と残渣物を取り出す構成とした
請求項9記載の廃棄物処理装置。
 前記減容加熱手段は、揮発した気化物を取り出す気化物取出部を有し、
該気化物取出部から取り出された気化物を油水分離する油水分離装置を備え、
投入された廃タイヤから、可燃性の残渣物を取り出す構成とした
請求項9記載の廃棄物処理装置。
 前記減容加熱手段は、揮発した気化物を取り出す気化物取出部を有し、
該気化物取出部から取り出された気化物を油水分離する油水分離装置を備え、
投入された建設廃材から、再生油と残渣物を取り出す構成とした
請求項9記載の廃棄物処理装置。
 前記減容加熱手段は、揮発した気化物を取り出す気化物取出部を有し、
該気化物取出部から取り出された気化物を油水分離する油水分離装置を備え、
投入された被服から、可燃性のある残渣物を取り出す構成とした
請求項9記載の廃棄物処理装置。
Description:
廃棄物処理自動車および廃棄物 理装置

 この発明は、例えば熱可塑性素材が原料 なっている廃棄物を減容するような廃棄物 理自動車および廃棄物処理装置に関する。

 従来、使用の終了した廃棄物は、減容等 れて廃棄されるか、分別して再利用されて る。この廃棄物は、夢の島などの埋立地に 棄されている。廃棄物を減容する方法とし は、例えば、廃プラスチックを約140℃で加 し、廃プラスチック中の発砲スチロールを 容し、廃プラスチックを微粉砕する廃プラ チック分別回収方法が提案されている(特許 文献1参照)。また、電子部品搭載プリント配 基板を低温乾留して可燃部分を炭化させ、 却して破砕する電子部品搭載プリント配線 板の処理方法が提案されている(特許文献2 照)。

 しかし、これらの方法は、様々な素材で 成されている廃棄物を減容する方法として 便性の高い方法とは言えなかった。詳述す と、例えばこれらの方法は、車のバンパー およびモーターボートの筐体等、熱硬化素 に難燃剤や熱可塑性素材を含有させた熱硬 性樹脂による廃棄物までをも減容できるも ではなかった。このため、このような部材 よる廃棄物は、減容されずにそのまま廃棄 れているのが現状であった。

 また、このように廃棄物が減容されずに のまま廃棄されると、廃棄物間に空間が生 ることになる。そして、廃棄物間に空間が 在する状態で埋め立てが行われると、この 間にガスが溜まり、このガスが外へ抜け出 ときに廃棄物間が詰まって全体の体積が減 し、地盤沈下に繋がるという問題点があっ 。

特開2000-153525号公報

特開2001-81519号公報

 この発明は、上述の問題に鑑み、種々の 棄物を減容することができ、利便性の高い 棄物処理自動車および廃棄物処理装置を提 することを目的とする。

 この発明は、廃棄物の投入を許容して該 棄物を減容し加熱する減容加熱手段と、該 容加熱手段内に蒸気を充満させる蒸気供給 段と、前記減容加熱手段で加熱された廃棄 を破砕する破砕手段と、本体底部に位置す 車輪と、該車輪を回転駆動させる駆動手段 を備えた廃棄物処理自動車であることを特 とする。

 またこの発明は、廃棄物の投入を許容し 該廃棄物を減容し加熱する減容加熱手段と 該減容加熱手段内に蒸気を充満させる蒸気 給手段と、前記減容加熱手段で加熱された 棄物を破砕する破砕手段と、本体底部に位 する車輪と、該車輪を回転駆動させる駆動 段とを備え、前記減容加熱手段は、揮発し 気化物を取り出す気化物取出部を有し、該 化物取出部から取り出された気化物を油水 離する油水分離装置を備えた廃棄物処理自 車であることを特徴とする。

 この発明により、種々の廃棄物を減容す ことができ、利便性の高い廃棄物処理自動 および廃棄物処理装置を提供することがで る。

廃棄物処理自動車の構成図。 廃棄物処理自動車が実施する工程のフ ーチャート。 実施例2の廃棄物処理自動車の部分拡大 説明図。 実施例2の廃棄物処理自動車が実施する 工程のフローチャート。 実施例3の廃棄物処理自動車が実施する 工程のフローチャート。

符号の説明

1…廃棄物処理自動車、11…水蒸気発生装置 、12…減容槽、21…油化槽、22…破砕装置、25 油水分離装置、31…ショベル部、33…車輪、 35…駆動エンジン、C1,C4…蓋、H1,H4…貫通孔

 この発明の一実施形態を以下図面と共に 明する。 

 図1は、実施例1の廃棄物処理自動車1の構 を示す構成図であり、図2は廃棄物処理自動 車1が実施する工程のフローチャートである

 廃棄物処理自動車1には、水蒸気発生装置11 、減容槽12と、油化槽21と、破砕装置22と、 素除去装置23と、冷却装置24と、油水分離装 置25と、油槽26と、ショベル部31と、油圧アー ム部32と、車輪33と、駆動エンジン35とが設け られている。 
 このうち、水蒸気発生装置11と、減容槽12と 、油化槽21と、破砕装置22と、ショベル部31と 、油圧アーム部32と、車輪33と、駆動エンジ 35とにより、廃棄物減容自動車が構成されて いる。

 水蒸気発生装置11は、加熱した水蒸気を 容槽12と油化槽21に供給する水蒸気供給工程 実施する(ステップS1)。減容槽12に供給する 蒸気の温度は、図示省略する温度調整機構 より、減容槽12の加熱温度(摂氏200℃程度)と 同一かほぼ同一の温度である。また、油化槽 21に供給する水蒸気の温度は、図示省略する 度調整機構により、油化槽21の加熱温度(た えば摂氏400℃~500℃程度、好ましくは摂氏450 ℃程度)と同一かほぼ同一の温度である。

 減容槽12は、投入口から投入された廃棄 を摂氏200℃程度に加熱して容積を減少させ 装置である。この減容槽12により減容工程( テップS2)を実施する。この減容槽12の投入口 は、熱可塑性樹脂、FRP(Fiber Reinforced Plastics) 廃プラスチック、廃油、電線、廃タイヤ、 味期限切れコンビニ弁当(コンビニエンスス トア等で販売されるプラスチック製容器に食 料が収納された弁当)、建設廃材(木屑、金属 、電線屑、ガラス、陶器等)、および制服等 の廃棄物の投入を許容する。この減容槽12の 段には、油化槽21が設けられている。減容 12は、減容後の固形物および液体を油化槽21 送り出す。

 油化槽21は、減容槽12から供給される減容 後の廃棄物を加熱して油化する油化工程(ス ップS3)を実施する。この油化槽21は、加熱装 置で加熱される加熱室の内部にプラスチック 等を分解させる反応槽を備えて構成されてい る。この油化槽21は、反応槽(釜)自体の温度 任意の設定温度(例えば摂氏400℃~500℃程度、 好ましくは摂氏450℃程度)に加熱し、水蒸気 生装置11から供給された同温度若しくはほぼ 同温度の水蒸気を反応槽内に充満させ、この 環境内で廃棄物を加熱する。

 ここで、油化槽21の温度は、投入許容す 廃棄物に含まれる可燃物が通常であれば燃 る温度にまで上げることが好ましい。この 施例では、再生油としてA重油を取得する目 も加味して400℃~500℃程度としている。

 油化槽21の槽内の廃棄物は、水蒸気の存 により燃えることなく温度上昇する。そし 、廃棄物中の油成分は、揮発して気化物と り、油化槽21に設けられた気化物取出口から 塩素除去装置23へ送られる。

 また、熱可塑性部材で構成された廃棄物 、加熱によって溶け出し、減容される。こ とき、廃棄物に土や砂などが付着していて 、熱可塑性部材が溶け出すことによって、 棄物は問題なく減容される。

 また、熱硬化性樹脂の一種であるFRP部材で 成された車のバンパーやモーターボートの 体など、熱硬化性樹脂で構成された廃棄物 、加熱によって部材中に含有されている難 性部材(ブロム)や熱可塑性部材が溶け、硬 材や金属類、臭素、三酸化アンチモンとい た残留物質と分離する。従って、廃棄物の 面付近の難燃性部材や熱可塑性部材は、廃 物の外へ流れ出す。また、廃棄物の内側に 設されている難燃性部材や熱可塑性部材と った成分は、内部で分離して残る。 
 また、自動車等に用いられるタイヤの廃棄 が投入された場合も、ゴム系素材が溶けて 体となり、残留する固形物と分離される。

 この油化槽21により加熱された後に残留 た固形物は、上述したように成分が分離し 脆化した状態となっている。このため、例 ば非常に硬く破砕の難しいFRPであっても、 化槽21から出てきた固形物は、普通人が素手 で力を加えると破壊できる。従って、水蒸気 発生装置11と、減容槽12と、油化槽21と、ショ ベル部31と、油圧アーム部32と、車輪33と、駆 動エンジン35とで廃棄物脆化自動車を構成す ことができる。

 破砕装置22は、油化槽21で加熱されて残っ た固形物の供給を受け、この固形物を粉々に 破砕する破壊工程(ステップS4)を実施する。 こで、FRP等の熱硬化性樹脂は、硬化材と可 性材や難燃材が混合された素材であるため 通常であればそのまま破砕することが非常 困難である。しかし、油化槽21にて熱硬化性 樹脂と難燃性部材や熱可塑性部材が分離する ことで、残留物である固形物は破壊しやすく なっている。また、タイヤについても、本来 であれば破砕が困難であるが、ゴム系素材が 溶け出しているために残った固形物は破壊し やすくなっている。従って、破砕装置22は、 給された固形物を問題なく容易に破砕する とができる。破砕した廃棄物は、廃棄物処 自動車1の車体下方へ廃棄する。これにより 廃棄物の容積を大幅に減容することができる 。

 塩素除去装置23は、油化槽21の気化物取出 口から供給された気化物の塩素(ハロゲン)を 去する塩素除去工程(ステップS5)を実施する 。この塩素除去装置23は、塩素除去後の気化 を後段の冷却装置24へ送り出す。

 冷却装置24は、塩素除去装置23から供給さ れた気化物を冷却して液化する冷却工程(ス ップS6)を実施する。この冷却装置24は、液化 した液体を後段の油水分離装置25へ送り出す

 油水分離装置25は、冷却装置24から供給さ れた液体の油水分離する油水分離工程(ステ プS7)を実施する。この油水分離装置25は、分 離された油を油槽26へ供給し、分離された水 ミックスチェンジャー27へ供給する。

 油槽26は、油水分離装置25から供給された 油を貯留し、この油を再生油として取り出し 許容する。この実施例では、再生油としてA 油が得られる。また、油槽26は、一部の油を 水蒸気発生装置11のバーナー用の油として再 用する。

 ショベル部31は、埋立地などに廃棄されて る廃棄物をすくい取る部分であり、廃棄物 理自動車1の車幅と同程度の横幅を有してい 。 
 油圧アーム部32は、油圧によって伸縮する ームであり、別途の駆動手段によって廃棄 処理自動車1に取り付けられている基部を中 に回転する回転動作も行う。これにより、 端に装着されているショベル部31ですくっ 廃棄物を持ち上げ、減容槽12に投入する動作 を実行する。 
 なお、このショベル部31および油圧アーム32 は、廃棄物を減容槽12に搬送する搬送手段で ればよく、ベルトコンベアで構成するなど 適宜の搬送手段で構成することができる。

 車輪33は、駆動エンジン35の駆動力を受けて 回転駆動するタイヤであり、この回転駆動に よって廃棄物処理自動車1を走行させる。 
 駆動エンジン35は、車輪33に回転駆動力を供 給し、車輪33を回転させる。

 以上の構成と動作により、廃棄物処理自 車1は、車体前方に存在する廃棄物をショベ ル部31で持ち上げて減容槽12に投入し、廃棄 を減容することができる。

 また、減容するだけでなく、投入された 棄物によって、油化により再生油を取り出 、貴重な金属類を取り出す、燃料を取り出 など、種々の再生物を取り出して廃棄物を サイクルすることができる。

 詳述すると、例えば熱可塑性樹脂である プラスチックが投入される場合、この廃プ スチックと共に付加物としてのスポンジや ンガミ等も含まれていることが多い。本実 形態では、廃プラスチックにスポンジやギ ガミが混ざった状態のものが減容槽12に投 されれば、油槽26から再生油を取得でき、破 砕装置22から残渣物を取り出すことができる そして、この残渣物から、燃えずに残るギ ガミを金属として取り出すことができる。 た、残渣物のうちの可燃物を燃料として取 出すことができる。

 また、熱硬化性樹脂であるFRPが減容槽12 投入された場合、非常に破壊困難であるFRP 減容して破砕装置22から残渣物を取得するこ とができる。つまり、減容槽12に投入されたF RPは、水蒸気が充満している油化槽21にて加 することで成分が分離して脆化し、破砕が 易になる。そして、この破砕容易状態で破 装置22により破砕するため、非常に強固で本 来破砕が困難であるFRPを、容易に破砕できる 。また、廃モーターボートの筐体などのFRPに は、土や砂などが付着していることが多い。 それでも、この土や砂などが付着した状態の FRPを減容槽12に投入すれば、廃棄物処理自動 1により問題なくFRPを減容することができる 。

 また、銅などの金属線を絶縁体で被覆し 電線が減容槽12であれば、絶縁体をわざわ 剥ぐことなく、そのまま減容槽12に投入して 再生油と銅などの金属を取得することができ る。特に、減容槽12および油化槽21にて加熱 ても絶縁体からダイオキシンが発生するこ 防止でき、環境破壊を防止することができ 。また、銅が酸化しないため、還元処理が 要となる。このため、還元時の還元ロスを 止できる。また、還元処理を不要とするこ で、銅を再生するためのコストを安価にす ことができる。

 また、賞味期限切れコンビニ弁当が弁当 と残飯が一緒になった状態で減容槽12に投 された場合も、問題なく減容することがで る。また、弁当箱に用いられているプラス ックから、再生油を取得することができる この賞味期限切れコンビニ弁当を減容する 合は、最も高温となる油化槽21の槽内温度を 360℃程度とすることが好ましい。

 また、ゴム材だけでなく針金が付いてい ような廃タイヤが減容槽12に投入された場 も、問題なく減容して残渣物を取り出すこ ができる。この残渣物は、可燃物が多く含 れているため、固形燃料として再利用する とができる。このように廃タイヤを減容す 場合、最も高温となる油化槽21の槽内温度を 450℃程度とすることが好ましい。

 また、建設廃材が投入された場合も、問 なく減容し、残渣物と再生油を取り出すこ ができる。建設廃材は、木屑、金属屑、電 屑、ガラス、および陶器等が混合されてい ことが多い。このように種々の素材が混合 れている建設廃材が減容槽12に投入された 合も、問題なく減容して残渣物と再生油を り出すことができる。残渣物は、可燃物が く含まれているため、固形燃料として利用 ることができる。

 また、制服などの被服が減容槽12に投入 れた場合も、問題なく減容して残渣物を取 出すことができる。残渣物は、可燃物が多 含まれているため、固形燃料として利用す ことができる。

 このように、様々な物質を投入しても確 に減容でき、また資源を再利用できる利便 の高い廃棄物処理自動車1を提供することが できる。

 また、廃棄物処理自動車1は、駆動エンジ ン35と車輪33を有して自由に移動することが きる。このため、従来のように廃棄物を廃 用の施設に運んで減容した後に埋立地など 搬送するという手間を削減することができ 。つまり、廃棄物処理自動車1は、廃棄物の 在するところへ移動し、その場で廃棄物を 容することができる。このため、廃棄物を 容して効率よく搬送することを容易に実現 きる。

 また、廃棄物処理自動車1は、走行しなが ら前方の廃棄物を破砕して後方へ排出できる ため、埋立地などに廃棄された廃棄物を効率 よく減容することができる。

 また、例えばプラモデルなどのプラスチ ク成型品を製造している工場では、型抜き て(切り取って)余ったプラスチック余剰物 発生する。廃棄物処理自動車1は、このよう 工場へ出向し、プラスチック余剰物を回収 てその場で減容することができる。

 また、例えば雨とい(樋)は、金属と塩ビ 構成されているものがある。廃棄物処理自 車1は、このような雨とい(樋)も、現場に出 してその場で減容することができる。

 また、廃棄物処理自動車1は、例えば自衛 隊や警察署など、各種機関に出向し、その場 で制服を減容することもできる。この場合、 廃棄過程で制服が不正に流出することを防止 でき、機密性確保に役立てることができる。

 また、廃棄物処理自動車1は、廃棄物を油 化してA重油を取得することもできる。このA 油は、水蒸気発生装置11などの加熱用原料 しても用いることができるため、廃棄物の 容を効率よく行うことができる。

 また、油化槽21の槽内は、水蒸気が充満 れて酸素が除去されている。このため、油 槽21は、摂氏400℃~500℃という高温に加熱し も可燃物が燃えることを防止できる。これ より、廃棄物処理自動車1は、熱硬化性物質 難燃性部材や熱可塑性部材の分離の確実性 高めることができる。また、廃棄物処理自 車1は、油化槽21の槽表面にすすが付くこと 防止できる。

 このように、廃棄物処理自動車1は、FRP、 廃プラスチック、または廃油等を廃棄物とし て投入すれば、この廃棄物から油分と水分を 抽出して再利用することができると共に、残 った固形物を確実に破砕することができる。 したがって、廃棄物処理自動車1は、廃棄物 効率よく処理することができる。

 なお、以上の実施形態では、減容槽12と 化槽21を別々に設けたが、一体化して減容槽 として設けても良い。この場合、廃棄物処理 自動車1を小型化することができる。

 また、廃棄物処理自動車1は、病院や老人 施設などの施設に行かせて、減容化炭化自動 車として使用してもよい。この場合、例えば プラスチック、食器、シーツ、注射針など、 病院で使用した廃棄物を減容槽12に投入すれ 、減容化されて滅菌された破砕物が破砕装 22から排出されることになる。つまり、投 された廃棄物は、減容槽12で減容化され、油 化槽21で炭化および滅菌され、破砕装置22に 々に粉砕される。これにより、減容化炭化 動車として使用される廃棄物処理自動車1は 病院で用いられて菌が付着している可能性 ある廃棄物を、安全に滅菌すると共に減容 することができ、その後の取り扱いを容易 することができる。

 図3は、実施例2の廃棄物処理自動車1の部分 大図を示し、図4は、実施例2の廃棄物処理 動車1の動作のフローチャートを示す。 
 この実施例では、油化槽21に、連通孔H1~H4を 開閉する蓋C1~C4が設けられている。詳述する 、油化槽21には、水蒸気発生装置11に連通す る連通孔H1、減容槽12に連通する連通孔H2、塩 素除去装置23に連通する連通孔H3(気化物取出 )、および破砕装置22に連通する連通孔H4が けられている。

 そして、この連通孔H1~H4に、それぞれ蓋C1 ~C4が設けられている。蓋C1~C4は、図示省略す 開閉駆動装置により開閉駆動される。これ より、蓋C1~C4は、図3(A)に示すように蓋C1~C4 開状態にして油化槽21内を開放した開放状態 と、図3(B)に示すように蓋C1~C4を閉状態にして 油化槽21内を密閉した密閉状態とに状態変化 きる。

 なお、蓋C1~C4の開閉は、全て同一制御に って一括して開閉駆動するようにする、あ いは、個別に開閉駆動するなど、適宜の構 により開閉駆動するとよい。

 また、連通孔H1は、水蒸気発生装置11から 油化槽21内に水蒸気を導入する水蒸気導入口 して機能するものであるから、この水蒸気 入口を複数個所に設けられても良い。この 合、加熱した水蒸気を油化槽21内にむらな 導入することが容易になる。

 また、連通孔H3は、塩素除去装置23へ気化 物を取り出す気化物取出口として機能するも のである。この気化物取出口から塩素除去装 置23へは、気化物が水蒸気と共に送り出され 。

 図4に示すように、実施例2の廃棄物処理 動車1は、実施例1で説明した各工程に加えて 、滅菌工程を行う。この滅菌工程は、減容工 程の次で油化工程の前に行う構成としている 。この滅菌工程で、廃棄物処理自動車1は、 閉駆動装置により蓋C1~C4を全て閉状態にして 油化槽21を密閉状態にし、この密閉状態で加 を行う。このとき、油化槽21内は、密閉状 であるため、雰囲気圧が高まって空気圧よ も圧力が高い高圧雰囲気(たとえば2気圧程度 )になる。従って、廃棄物処理自動車1は、開 状態で空気圧雰囲気になっているときより 容槽12内の温度を高く上昇させることがで 、800℃程度かそれ以上まで昇温させること できる。これにより、廃棄物処理自動車1は 廃棄物に付着した菌を死滅させる滅菌処理 行える。この滅菌処理は、病院にて使用さ た後の廃棄物の処理に非常に有効である。 の滅菌処理が施されることによって、廃棄 は、これ以降感染予防などの管理が不要と り、扱いが容易化される。

 この滅菌工程が完了すると、廃棄物処理 動車1は、蓋C1~C4を全て開状態にして次の油 工程に進む。滅菌工程以外の工程(ステップ S11~S12、S14~S18)は、上述した実施例の各工程( テップS1~S7)と同一であるので、その詳細な 明を省略する。なお、これらの滅菌工程以 の工程(ステップS11~S12、S14~S18)は、蓋C1~C4を て開状態にして実行する。

 以上の構成および動作により、廃棄物処 自動車1は、廃棄物を滅菌し、その後で油化 することができる。油化後の残渣物は、滅菌 が行われることで管理が容易化され、感染予 防などの対策を省略することができる。また 、廃棄物処理自動車1は、滅菌後に油化を行 ことで、油化中に細菌が生きたままで破砕 置22や塩素除去装置23に流れ込むことを防止 きる。また、廃棄物処理自動車1は、実施例 1と同一の効果も得ることができる。

 図5は、実施例3の廃棄物処理自動車1の動作 説明するフローチャートである。 
 廃棄物処理自動車1は、実施例2における工 の順序を一部異ならせており、滅菌工程(ス ップS25)を油化工程(ステップS23)の次に実行 るように構成している。その他の構成およ 動作は、実施例2と同一であるので、詳細な 説明を省略する。

 以上の構成および動作により、廃棄物処 自動車1は、油化工程により発生した残渣物 を、高圧雰囲気下(例えば2気圧)で高温(例え 800℃程度かそれ以上)の油化槽21内で滅菌す ことができる。従って、廃棄物処理自動車1 、以降の残渣物の取り扱いを容易にするこ ができる。また、廃棄物処理自動車1は、実 施例1と同一の効果も得られる。

 なお、以上の実施形態の各廃棄物処理自 車1から車輪33や駆動エンジン35を排除して 施設に備え付けて使用する廃棄物処理装置 構成してもよい。この場合、廃棄物処理装 は、移動できなくとも、設置された場所で 容でき、再生油の取り出し、金属類の取り し、および固形燃料の取り出し等を行うこ ができる。また、廃棄物処理装置を大型化 ることができ、一度に大量の廃棄物を減容 することができる。

 この発明の構成と、上述の実施形態との対 において、
この発明の蒸気供給手段は、実施形態の水蒸 気発生装置11に対応し、
以下同様に、
減容加熱手段とは、減容槽12および油化槽21 対応し、
破砕手段は、破砕装置22に対応し、
駆動手段は、駆動エンジン35に対応し、
第1連通孔は、連通孔H4に対応し、
第2連通孔は、連通孔H1に対応し、
蓋は、蓋C1,C4に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限 定されるものではなく、多くの実施の形態を 得ることができる。