淺野 悟 (〒58 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レ株式会社 滋賀事業場内 Shiga, 5208558, JP)
YAMAGUCHI, Nobu (Toray Industries Inc., 1-1, Sonoyama 1-chome, Otsu-sh, Shiga 58, 5208558, JP)
山口 伸 (〒58 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レ株式会社 滋賀事業場内 Shiga, 5208558, JP)
NAKANISHI, Takayuki (Toray Industries Inc., 1-1, Sonoyama 1-chome, Otsu-sh, Shiga 58, 5208558, JP)
東レ株式会社 (〒66 東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号 Tokyo, 1038666, JP)
ASANO, Satoru (Toray Industries Inc., 1-1, Sonoyama 1-chome, Otsu-sh, Shiga 58, 5208558, JP)
淺野 悟 (〒58 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レ株式会社 滋賀事業場内 Shiga, 5208558, JP)
YAMAGUCHI, Nobu (Toray Industries Inc., 1-1, Sonoyama 1-chome, Otsu-sh, Shiga 58, 5208558, JP)
山口 伸 (〒58 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レ株式会社 滋賀事業場内 Shiga, 5208558, JP)
| 複数個の流路およびそれら複数個の流路を選択的に開閉する弁体を供えた流路切換器を有する浄水器であって、流路切換器に設けられた流路として、少なくとも原水シャワー導入口と原水ストレート導入口とを備えられ、前記原水シャワー導入口の下流側に原水シャワー吐出口部と、前記原水ストレート導入口の下流側に原水ストレート吐出口部とが備えられ、前記原水シャワー導入口と前記原水シャワー吐出口部との間の流路に、多数の通水孔が設けられた略円盤形状の整流板が配設されていることを特徴とする浄水器。 |
| 前記整流板に設けた複数の通水孔の直径が、前記シャワー吐出口部に設けたシャワー吐出孔の直径より大きいことを特徴とする、請求項1に記載の浄水器。 |
| 前記整流板の整流面における前記整流板に設けた複数の通水孔の面積の総和が、前記シャワー吐出口部のシャワー吐出口面における前記シャワー吐出口部に設けたシャワー吐出孔の面積の総和より大きいことを特徴とする、請求項1または2に記載の浄水器。 |
| 前記原水シャワー吐出口部は略円環状を有してなり、その略中央に前記原水ストレート吐出口部が設けられていることを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載の浄水器。 |
| 前記原水ストレート吐出口部の周囲を覆う円筒状のリブが設けられているとともに、前記原水ストレート吐出口部の直上に前記原水ストレート導入口が設けられていることを特徴とする、請求項1~4のいずれかに記載の浄水器。 |
| 前記シャワー吐出口部におけるシャワー吐出孔の孔厚さLが1mm以下であることを特徴とする、請求項1~5のいずれかに記載の浄水器。 |
| 内部に切換弁を内蔵する本体部と、本体部に脱着可能に取り付けられるろ過カートリッジからなる浄水器であって、前記本体部は、原水を受け入れる原水流入口と、原水を吐出する原水吐出口と、前記ろ過カートリッジへ原水を通水する原水送水口を供えたカートリッジ送水口とを有し、前記原水吐出口は、中心部に原水ストレート吐出孔が配され、その周縁の略円環部に多数の原水シャワー吐出孔が配された構造であり、多数の前記原水シャワー吐出孔が配された略円環部は、多数の前記シャワー吐出孔が穿設され、周縁部に切欠けのある円環状ステンレス板からなり、該円環状ステンレス板の内周縁及び外周縁は、前記本体部の下部ボディを構成する樹脂で挟持されていることを特徴とする浄水器。 |
| 前記円環状ステンレス板は、前記本体部の前記下部ボディと一体成形されていることを特徴とする請求項7に記載の浄水器。 |
| 前記円環状ステンレス板には、前記内周縁と前記外周縁とがリブで挟持され、さらに、前記内周縁と前記外周縁とを直結するリブが形成されていることを特徴とする、請求項7または8に記載の浄水器。 |
| 前記内周縁と前記外周縁とを連結する前記リブは、前記浄水器の後方に向かって1~3本設けられていることを特徴とする、請求項9に記載の浄水器。 |
| 前記円環状ステンレス板の厚さが0.5~1.0mmの範囲にあることを特徴とする、請求項7~10のいずれかに記載の浄水器。 |
| 前記円環状ステンレス板を取り付けた前記原水シャワー吐出口の部分が、前記本体部と脱着可能な別部材であることを特徴とする、請求項7~11のいずれかに記載の浄水器。 |
| カムシャフトと複数の切換弁とを内蔵する切換弁本体と、前記カムシャフトに連結された切換レバーと、該切換レバーの回動動作を前記カムシャフトに伝達させるラチェット機構またはワンウェイクラッチ機構と、前記切換レバーを元の位置に戻す戻しバネを備えた浄水器であって、前記切換レバーは前記浄水器側方に上向き又は下向きで設けられ、後方に押す操作又は前方に引く操作により回動され、回動後に前記戻しバネにより上向き又は下向きの元の位置に自動的に復帰するものであることを特徴とする浄水器。 |
| 前記切換レバーが連結された前記カムシャフトの端部には接続筒が設けられ、該接続筒の外周には抜け止め用の係止リブが設けられ、かつ、前記接続筒の外周側には吐水状態を表示する表示部が設けられていることを特徴とする、請求項13に記載の浄水器。 |
| 前記接続筒の内側と、前記接続筒が連結された前記カムシャフトの端部とに、前記ラチェット機構を構成するラチェット爪部材を係合させるためのラチェット歯およびラチェット爪受部がそれぞれ設けられていることを特徴とする、請求項14に記載の浄水器。 |
| 前記切換弁本体には、前記カムシャフトと前記切換レバーとの連結部を覆うように、2つのリブが設けられ、吐水状態を表示する前記表示部に対応する部分は、2つのリブのない間隙となっていることを特徴とする、請求項13~15のいずれかに記載の浄水器。 |
| 前記切換レバーの前記接続筒の外周に設けた係止リブが、2つのリブの端部に沿って回動することを特徴とする、請求項13~16のいずれかに記載の浄水器。 |
| 前記切換レバーの前記接続筒の外周に設けられた係止リブから突出させるようにバネ受け部が設けられ、該バネ受け部は、前記切換レバーの回動操作によって、2つのリブのいずれかと当接させて回動範囲が決められていることを特徴とする、請求項13~17のいずれかに記載の浄水器。 |
| 前記切換弁本体内の背面側に、バネ収納部が設けられていることを特徴とする、請求項13~18のいずれかに記載の浄水器。 |
| 前記浄水器本体に取り付けられたろ過カートリッジに原水を送水する原水送水管が、前記切換弁本体の下流側に接続されていて、前記原水送水管の接続用の嵌合部が前記切換弁本体内の背面側に設けられ、該嵌合部には、前記原水送水管を固定する固定用リブが設けられていることを特徴とする、請求項13~19のいずれかに記載の浄水器。 |
| 前記原水送水管は、前記切換弁本体に接続させる第1端部と、前記ろ過カートリッジを接続させる第2端部とを有し、前記原水送水管の内部には、流量検出用の羽根車を支持するための回転軸が設けられ、前記第1端部には前記切換弁本体の固定用リブと係合する係合部が設けられていることを特徴とする、請求項13~20のいずれかに記載の浄水器。 |
| 内部に切換弁を内蔵する本体部と、該本体部に脱着可能に取り付けられるろ過カートリッジからなる浄水器であって、前記本体部を構成する樹脂製ボディは、外表面に、ふっ素系樹脂またはシリコ-ン系樹脂を含む透明樹脂材からなる塗布膜が設けられていることを特徴とする浄水器。 |
| 前記塗布膜は、前記樹脂製ボディの外表面に接着増強剤を塗布した上に透明樹脂材を塗布することにより形成された膜であることを特徴とする、請求項22に記載の浄水器。 |
| 前記塗布膜は、触媒を含有するふっ素系もしくはシリコーン系の反応硬化性材料を塗布し、反応硬化させることにより形成された膜であることを特徴とする、請求項22または23に記載の浄水器。 |
| 前記反応硬化性材料にふくまれる触媒が、ジブチルスズ、アルミ錯体、ジルコニア錯体、酸化チタンのいずれかであることを特徴とする、請求項24に記載の浄水器。 |
| 前記塗付膜の厚さが10~30μmであることを特徴とする、請求項22~25のいずれかに記載の浄水器。 |
本発明は、浄水器に関する。
浄水器としては、活性炭等の吸着材や中 糸膜を内蔵したろ過カートリッジと、浄水 原水ストレート、原水シャワーといった流 を弁体で開閉することで流路を選択的に切 換える本体とを備えた、据置型、蛇口直結 、アンダーシンク型のものが知られている
本体部を蛇口に取り付け、切換弁で流路 切り換えて使用する蛇口直結型浄水器では 原水は本体部から直接吐出し、浄水は本体 から吐出させたり、本体部に取り付けたカ トリッジから直接吐出させるタイプのもの 提案されている。原水や浄水の吐出は、切 弁に連動する切換レバーを操作するものが 般的である。
これらの浄水器については、従来から以下
(1)~(3)に示すような技術が開示されている。
(1)浄水器のシャワー吐出に関する技術
これらの浄水器において、シャワー水を吐
させるためには、一般にシャワー孔と呼ば
る小さな孔を多数有するシャワー吐出口部
ら水を吐出させる方法が用いられている。
かしながら、浄水器本体にあって流路切換
とシャワー吐出口部を連通している流路(以
下、シャワー導入口と呼ぶ)はシャワー吐出
部に比べて断面積が小さいため、シャワー
入口から流入した水が各シャワー孔に均一
分配されず、シャワー吐出口部の位置によ
てシャワー水の出方にむらが出るという問
があった。
この問題を解決する方法として、例えば 許文献1では、シャワー水流に勢いを持たせ ることや節水効果を目的として、シャワー孔 の開口面積を小さくした浄水器を開示してい る。特許文献1では、シャワー孔の開口面積 小さくするため、薄板に直径を小さくした ャワー孔を多数設ける加工方法で実現して る。しかし、蛇口を全開にしたり、元々の 道水圧が高い場所では、シャワー導入口の 下位置にあたる薄板に過大な負荷がかかり 薄板が変形したり破損したりする恐れがあ 、シャワー水も均一に吐出されない問題が じる。
また、別の解決方法として、特許文献2に 示すように、シャワー吐出口部と整流手段と を一体成形した浄水器が提案されている。こ の方法では、シャワー導入口から吐出された 原水は、シャワー吐出口部に一体成形に設け られた凹部に一旦受け止められ、シャワー吐 出口部に均一に分配される。この方法の場合 、特許文献1に示したような薄板をシャワー 出口部に採用する場合、整流手段を一体成 できず、別に整流手段を設ける必要がある
整流手段を別途設ける一つの方法として 特許文献3に示すように、シャワー供給口の 上流側のシャワー導入口とシャワー吐出口部 の中間の位置に、整流手段を設ける方法が提 案されている。シャワー導入口から導入され た水は、円環状の整流手段によって円周方向 に均一に分散された後にシャワー孔から吐出 される。しかしながら、整流手段の形状に関 しては何ら言及されてなく、シャワー吐出口 部から均一に吐出する具体的態様は示されて いない。
また、例えば特許文献4では、切換弁とし て3つの球体を本体部に内蔵し、切換レバー 原水ストレート状と原水シャワー状、カー リッジから吐出する浄水のうちから任意の1 の吐出方法を選択できるようになっている
原水ストレート状と原水シャワー状の吐 口は、一般的に本体部の下面に設けられて る。本体部は樹脂製が大半であり、シャワ 部も樹脂に直接シャワー孔を設けてある。 のため、蛇口に取り付けて長期間使用する 、キッチンで水や洗剤などが跳ね返り、シ ワー孔周辺にバイオフィルムが形成された 、シャワー孔を閉塞させてしまうことがあ た。
一方、特許文献5や特許文献6で示すよう 、浄水器のシャワー部をステンレス板にす 方法が提案されている。特許文献5では、2列 以上の環状に設けたシャワー散水孔を有する ステンレス板が開示されている。内側の環状 シャワー散水孔から吐出される原水は、ステ ンレス板の中心軸に向かうように吐出するこ とが特徴である。
また、特許文献6では、ステンレス板にイン
サート成形用の孔を設け、樹脂で補強リブを
インサート成形で固定する態様が開示されて
いる。
(2)浄水器の切換レバーに関する技術
従来から、浄水器の吐出モードを切り換え
方式として、ダイヤルまたはレバーの回転
そのままシャフトに伝達し、該シャフトを
して切換弁を開閉駆動する方式や、回転を
復動に変換してモード切換を行う方式が知
れている。このような従来方式は、いずれ
、ダイヤルやレバーを、目的とする位置に
整しなければならないもので、操作の都度
これから操作しようとする操作位置の確認
、操作した位置が正確に目標位置に調整さ
ているか否かを確認しなければならないと
う不便さがあった。調整位置がずれている
、各吐出モードの水が混在した状態になる
ともあった。したがって、これらの確認や
置調整を考慮すると、従来の浄水器におけ
吐出モードの切り換えは、必ずしもワンタ
チ操作とは言いがたいものであった。また
従来の浄水器においては、その内部の切換
部の構造として、シールの確実性を期すた
に、弁体をOリング等のシール材を介して通
水孔に嵌合させる構造を採用していることが
多い。しかし、このような構造では、良好な
シール性は得られるものの、弁体の通水孔に
対する着脱に比較的大きな力を要し、それに
伴って吐出モードを切り換える際の操作力に
も比較的大きな力が要求されることとなって
いた。
操作位置の調整等を要することなく真に ンタッチの動作できわめて簡単に吐出モー を切り換えることが可能となり、とくに切 レバーの操作性と操作感の向上を図った浄 器として、例えば、特許文献7に記載されて いるような、吐出モードを切り換えるための レバーを有し、そのレバーは両端部で回転可 能に支持され、レバー操作時のクリック感を 持たせるためのクリック機構が設けられてい る浄水器であって、レバーは一方向に動作し た後原位置に復帰するように往復動し、前記 レバーの両端部は蛇口の接続部を挟むように 支持され、前記クリック機構には、レバーの 動きを弁体に伝達するシャフトの一部に設け られたバネと、そのバネによって付勢される 被付勢部材と、その被付勢部材の受納部とが 設けられていることを特徴とする浄水器が提 案されている。
しかしながら、浄水器はその上面で水道蛇
と連結されるため、レバーが両端部で支持
れると、レバーの動作方向は浄水器の前面
上下方向に制限されるため、レバー操作に
って水道蛇口に負担がかかり、水道蛇口が
損したり、浄水器と水道蛇口の連結が弱い
、レバー操作時に水道蛇口から浄水器が抜
落ちるという問題があった。
(3)浄水器の抗菌に関する技術
浄水器の本体部を構成するボディには、ABS
どの樹脂からなる樹脂成形品が多用され、
体部の外表面は、成形された樹脂層そのま
であることが多い。また、光沢を持たせる
めに外表面を塗装する場合もある。
しかし、キッチンで常用される浄水器の 表面には、洗剤液や汚れを含む水などが跳 て付着し易いので、付着した汚れに細菌が 殖して外表面に汚れ層が形成されやすく、 麗な状態を維持することが難しいという問 があった。
このような問題に対して、例えば特許文 8に示すように、管路内壁面にフッ素樹脂を 吹き付けた後、活性炭をさらに吹き付け焼成 させた態様が提案されている。管路を通過し たり、滞留する水に対して本方法は有効であ るものの、浄水器外表面や吐出口近傍に付着 した汚れに対してまで効果が及ばなかった。
また、特許文献9に示すように、銀を含む コロイド状物質を浄水器用部品に塗布した態 様が提案されている。銀イオンは抗菌効果を 有し、接水部材に塗布しておくと銀イオンが 溶出して抗菌作用を持たせることができる。
さらに、特許文献10に示すように、浄水器
面をフッ素樹脂でコーティングされた態様
提案されている。抗菌効果を狙ってフッ素
脂をコーティングする方法は公知であるが
蛇口に取付けて使用する浄水器に対して適
した例はない。
本発明は、以下のような浄水器におけるシ
ワー吐出に関する課題、切換レバーに関す
課題、抗菌に関する課題を解決することを
的とする。
(1)シャワー吐出に関する課題
浄水器のコンパクトさを阻害することなく
シャワー水の水分散形状を均一で良好なも
とすることができる浄水器が提供されてい
なかった。
特許文献5や特許文献6に開示されたよう 従来の浄水器では、0.3mm程度のステンレス薄 板を使用しているため、原水圧を直接受ける ステンレス薄板を変形させないように、ステ ンレス薄板の内周縁近傍にインサート成形用 の孔を設け、ステンレス薄板を外周と内周の 両方から保持するように構成されている。こ の結果、シャワー孔を配置できる範囲が小さ くなるため、シャワーが広範囲に噴射できる ように、シャワー孔の位置によって噴射する 向きを変えるようにしている。
しかし、ステンレス薄板を上記のように加
することは不可能ではないものの、加工精
が要求され、コスト面からも不利である。
らに、板厚が0.3mm程度と薄いため、一旦バ
オフィルムが付着したりすると簡単に目詰
りする恐れがある。
(2)切換レバーに関する課題
操作位置の調整等を要することなく軽いワ
タッチ動作できわめて簡単に吐出モードを
り換えることができ、切換えレバーの操作
や操作感を向上させることができ、更に、
道蛇口に負担がかからず、水道蛇口の破損
、浄水器が水道蛇口から抜け落ちるという
題が生じない浄水器が提供されていなかっ
。
(3)抗菌に関する課題
特許文献9に開示された発明によると、塗付
膜から露出した部分からは銀イオンが溶出す
るものの、塗付膜の内側に埋設されたコロイ
ド状物質からは銀イオンは溶出しないため、
コロイド状物質を全て抗菌に用いることがで
きない。また、コロイド状物質に含まれる銀
イオンが溶出し終わると、もはや抗菌効果は
持続されない問題があった。
また、特許文献10に開示された発明によ と、浄水器表面にフッ素樹脂を塗布する具 的方法についてまでは言及されていなかっ 。
上記目的を達成するため、本発明の浄水 は以下の特徴を有するものである。
すなわち、本発明によれば、複数個の流 およびそれら複数個の流路を選択的に開閉 る弁体を供えた流路切換器を有する浄水器 あって、流路切換器に設けられた流路とし 、少なくとも原水シャワー導入口と原水ス レート導入口とを備えられ、前記原水シャ ー導入口の下流側に原水シャワー吐出口部 、前記原水ストレート導入口の下流側に原 ストレート吐出口部とが備えられ、前記原 シャワー導入口と前記原水シャワー吐出口 との間の流路に、多数の通水孔が設けられ 略円盤形状の整流板が配設されている浄水 が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記整流板に設けた複数の通水孔の直径が、 記シャワー吐出口部に設けたシャワー吐出 の直径より大きい浄水器が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記整流板の整流面における前記整流板に設 た複数の通水孔の面積の総和が、前記シャ ー吐出口部のシャワー吐出口面における前 シャワー吐出口部に設けたシャワー吐出孔 面積の総和より大きい浄水器が提供される
また、本発明の好ましい形態によれば、 記原水シャワー吐出口部は略円環状を有し なり、その略中央に前記原水ストレート吐 口部が設けられている浄水器が提供される
また、本発明の好ましい形態によれば、 記原水ストレート吐出口部の周囲を覆う円 状のリブが設けられているとともに、前記 水ストレート吐出口部の直上に前記原水ス レート導入口が設けられている浄水器が提 される。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記シャワー吐出口部におけるシャワー吐出 の孔厚さLが1mm以下である浄水器が提供され る。
また、本発明の別の形態によれば、内部 切換弁を内蔵する本体部と、本体部に脱着 能に取り付けられるろ過カートリッジから る浄水器であって、前記本体部は、原水を け入れる原水流入口と、原水を吐出する原 吐出口と、前記ろ過カートリッジへ原水を 水する原水送水口を供えたカートリッジ接 口とを有し、前記原水吐出口は、中心部に 水ストレート吐出孔が配され、その周縁の 円環部に多数の原水シャワー吐出孔が配さ た構造であり、多数の前記原水シャワー吐 孔が配された略円環部は、多数の前記シャ ー吐出孔が穿設され、周縁部に切欠けのあ 円環状ステンレス板からなり、該円環状ス ンレス板の内周縁及び外周縁は、前記本体 の下部ボディを構成する樹脂で挟持されて る浄水器が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記円環状ステンレス板は、前記本体部の前 下部ボディと一体成形されている浄水器が 供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記円環状ステンレス板には、前記内周縁と 記外周縁とがリブで挟持され、さらに、前 内周縁と前記外周縁とを直結するリブが形 されている浄水器が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記内周縁と前記外周縁とを連結する前記リ は、前記浄水器の後方に向かって1~3本設け れている浄水器が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記円環状ステンレス板の厚さが0.5~1.0mmの範 にあるの浄水器が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記円環状ステンレス板を取り付けた前記原 シャワー吐出口の部分が、前記本体部と脱 可能な別部材である浄水器が提供される。
また、本発明の別の形態によれば、カム ャフトと複数の切換弁とを内蔵する切換弁 体と、前記カムシャフトに連結された切換 バーと、該切換レバーの回動動作を前記カ シャフトに伝達させるラチェット機構また ワンウェイクラッチ機構と、前記切換レバ を元の位置に戻す戻しバネを備えた浄水器 あって、前記切換レバーは前記浄水器側方 上向き又は下向きで設けられ、後方に押す 作又は前方に引く操作により回動され、回 後に前記戻しバネにより上向き又は下向き 元の位置に自動的に復帰するものである浄 器が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記切換レバーが連結された前記カムシャフ の端部には接続筒が設けられ、該接続筒の 周には抜け止め用の係止リブが設けられ、 つ、前記接続筒の外周側には吐水状態を表 する表示部が設けられている浄水器が提供 れる。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記接続筒の内側と、前記接続筒が連結され 前記カムシャフトの端部とに、前記ラチェ ト機構を構成するラチェット爪部材を係合 せるためのラチェット歯およびラチェット 受部がそれぞれ設けられている浄水器が提 される。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記切換弁本体には、前記カムシャフトと前 切換レバーとの連結部を覆うように、2つの リブが設けられ、吐水状態を表示する前記表 示部に対応する部分は、2つのリブのない間 となっている浄水器が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記切換レバーの前記接続筒の外周に設けた 止リブが、2つのリブの端部に沿って回動す る浄水器が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記切換レバーの前記接続筒の外周に設けら た係止リブから突出させるようにバネ受け が設けられ、該バネ受け部は、前記切換レ ーの回動操作によって、2つのリブのいずれ かと当接させて回動範囲が決められている浄 水器が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記切換弁本体内の背面側に、バネ収納部が けられている浄水器が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記浄水器本体に取り付けられたろ過カート ッジに原水を送水する原水送水管が、前記 換弁本体の下流側に接続されていて、前記 水送水管の接続用の嵌合部が前記切換弁本 内の背面側に設けられ、該嵌合部には、前 原水送水管を固定する固定用リブが設けら ている浄水器が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記原水送水管は、前記切換弁本体に接続さ る第1端部と、前記ろ過カートリッジを接続 させる第2端部とを有し、前記原水送水管の 部には、流量検出用の羽根車を支持するた の回転軸が設けられ、前記第1端部には前記 換弁本体の固定用リブと係合する係合部が けられている浄水器が提供される。
また、本発明の別の形態によれば、内部 切換弁を内蔵する本体部と、該本体部に脱 可能に取り付けられるろ過カートリッジか なる浄水器であって、前記本体部を構成す 樹脂製ボディは、外表面に、ふっ素系樹脂 たはシリコ-ン系樹脂を含む透明樹脂材から なる塗布膜が設けられている浄水器が提供さ れる。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記塗布膜は、前記樹脂製ボディの外表面に 着増強剤を塗布した上に透明樹脂材を塗布 ることにより形成された膜である浄水器が 供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記塗布膜は、触媒を含有するふっ素系もし はシリコーン系の反応硬化性材料を塗布し 反応硬化させることにより形成された膜で る浄水器が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記反応硬化性材料にふくまれる触媒が、ジ チルスズ、アルミ錯体、ジルコニア錯体、 化チタンのいずれかである浄水器が提供さ る。
また、本発明の好ましい形態によれば、 記塗付膜の厚さが10~30μmである浄水器が提 される。
本発明の一実施形態にかかる浄水器の構 とすれば、浄水器のコンパクトさを阻害す ことなくシャワー水の水分散形状を均一で 好とすることができる。
また、本発明の一実施形態にかかる浄水 によると、蛇口に直結される小型浄水器の ャワー吐出孔の部分をステンレス板で構成 た場合でも、ステンレス板の外周に切り欠 を設けることで、樹脂との一体成形した際 ステンレス板が回転しないように固定する とができる。また、ステンレス板の略中央 設けたストレート状吐出口の周縁と、ステ レス板の外周とを直結するリブを設けてス ンレス板を狭持した場合には、より強固に テンレス板を固定することができる。さら 、リブは浄水器の後方に向かって設けた場 には、使用者にはシャワーが均一に吐出し いるように見える。あわせて、シャワー孔 向きや孔の大きさを均一にした加工ができ 。ここで、板厚を0.5~1.0mmとすることで、成 時や使用時にも変形しにくいようになって る。さらにまた、ステンレス板を取り付け シャワー状吐出口が、本体部と脱着可能に 成することで、シャワー状吐出口に汚れが 着しても取り外して簡単に洗浄可能にした 水器を提供できる。
また、本発明の一実施形態にかかる浄水 によれば、切換レバーは初期位置で略上向 又は下向きに延び、軽いワンタッチ動作で 換レバーを回動させることができ、レバー 作性や操作感が良く、さらに、レバー操作 の水道蛇口への負担を軽減することができ 。
また、本発明の一実施形態にかかる浄水 によると、ボディ外表面が、撥水性が高く 質の樹脂で塗装されているので、跳ね水を 水器外表面から弾かせることができ、長期 にわたって汚れ付着のない綺麗な状態を保 ことができる。
1:浄水器
2:本体部
3:ろ過カートリッジ
4:蛇口
10:原水流入口
11:パッキン
12:アダプタ
13:取付ナット
14:水流緩和部材
20:切換弁本体
21:原水シャワー導入口
22:原水ストレート導入口
23:カートリッジ送水口
23a:嵌合部
23b:固定用リブ
23c:水車固定軸
24a、24b、24c:シート面
25a:第1のリブ
25b:第2のリブ
26:開口部
27:間隙
28:バネケース
29:ボール受部
30:弁体
30a:リンク
30b:パッキン
31:弁体
31a:リンク
31b:パッキン
32:弁体
32a:リンク
32b:パッキン
40:カムシャフト
41、42、43:カム
44:ラチェット爪受部
44a:間隙
45:ボール溝受
46:ボール
47:バネ
50:上部ボディ
51:第1のスイッチ操作部
51a:突起(裏側)
52:第2のスイッチ操作部
52a:突起(裏側)
53:開口部
54:開口部
55:シール
60:下部ボディ
60a:吐出部材
61:操作ストッパー
62:ステンレス板
63a:シャワー吐出孔
63b:ストレート吐出孔
64:切り欠き
65:支持梁
66:原水ストレート吐出口部
67:原水シャワー吐出口部
68:整流板
68a:取付リブ
68b:通水孔
70:切換レバー
71:係止リブ
72:ラチェット歯
73:バネ受部
74:接続筒
75:把手部
79:レバーキャップ
80:戻しバネ
90:ラチェット爪部材
100:表示リング
110:原水送水管
111:原水取出口
112:係合部
113:回転軸
114:バヨネット接続部
120:流量検出部
121:磁気スイッチ
122:磁気スイッチホルダ
123:硬化性樹脂
130:水車
131:軸部
132:羽根
133:回転軸穴
134:磁石取付穴
135:硬化性樹脂
136:磁石
140:電源部
141:電池
142:電池カバー
143a:陽極金具
143b:陰極金具
144:電池ホルダ
145:電池装着部
146:Oリング
147:切り欠き
148:凹部
149:ゴムキャップ
150:表示部
151:回路基板
152:基板ホルダ
153:基板枠
154:硬化性樹脂
155:リセットボタン
156:カートリッジ選択ボタン
157、158:弾性膜(スイッチゴム)
159a、160a:固定枠
159b、160b:超音波溶着部
170:液晶表示部
171:ろ過カートリッジ交換表示素子
172:電池交換表示素子
173:カーリッジ種類表示素子
201:容器
202:円筒状突起
203:原水受入口
204:浄水吐出口
205:円筒体
206:Oリング
207:1次フィルタ
208:2次フィルタ
209:中空糸膜束
210:硬化性樹脂
211:吸着剤層
212:透明キャップ
213:バヨネット接続部
214:フタ
以下、本実施形態の浄水器の好ましい一 施形態を示す図面等を用いて説明する。な 、本実施形態はこれらの図によって、特に 限されるものではない。
本実施形態の浄水器は、家庭のキッチン どの蛇口に取り付けられて固定される蛇口 結型浄水器であって、図1~図2に示すように その内部に切換弁本体20を内蔵した本体部2 、ろ材を収納したろ過カートリッジ3などか ら構成されている。本体部2の側方に設けら た切換レバー70を操作することにより、(1)蛇 口4から原水流入口を通って流入した原水を のままシャワー水として吐出する「原水シ ワー」モード、(2)そのままストレート水と て吐出する「原水ストレート」モード、(3) 水をろ過カートリッジ3に供給する「浄水」 ード、の3種類の吐出モードに順次切り換え られるようになっている。ろ過カートリッジ 3に供給された原水は、活性炭などの吸着剤 中空糸膜等によってろ過され、浄水吐出口20 4から浄水として吐出される。
まず、本体部2について説明する。
本体部2には、図2、図3、に示すように、 ムシャフト40と複数の切換弁とを内蔵する 換弁本体20と、カムシャフト40に連結された 換レバー70と、切換レバーの回動動作をカ シャフトに伝達させるラチェット機構また ワンウェイクラッチ機構と、切換レバーを の位置に戻すための戻しバネ80とが設けられ ている。ここで、複数の切換弁として3個の 体30、31、32が設けられている。さらに、原 ストレート吐出口部66と原水シャワー吐出口 部67とを備えた下部ボディ60、切換弁本体20が 上面に突出する開口部を備えた上部ボディ50 切換弁本体20に接続され流量積算部を内蔵 る原水送水管110と、流量を積算した結果を 示する液晶表示部170などが設けられている
切換弁本体20の上部には、原水流入口10が 設けられ、その周囲にリング状のパッキン11 装着され、蛇口4のおねじ部にねじ込んだア ダプタ12を介して、取付ナット13を切換弁本 20に螺合させ、本体部2を蛇口4に取り付け支 固定するようになっている。原水流入口10 経て流入する原水の水圧によって弁体30、31 32が移動しないように、水流緩和部材14が、 弁体30、31、32の上流側に狭持されている。ア ダプタ12は、蛇口4のおねじ部にねじ込む以外 にも、切り欠きを有する中空円盤状に形成し て、蛇口4の先端に狭持させてもよい。
次に、切換弁による吐出モード切換機構 構造について説明する。
切換弁本体20は、図4に示すように、略円 のボディ上部の原水流入口10の下流側に設 られ、内部には原水の流れを分配する複数 吐出口21、22、23と、吐出口を塞ぐ弁体30、31 32を収納するスペースが設けられている。 た、側面には、弁体30、31、32を構成するリ ク30a、31a、32aを上下に作動させて吐出口を り換えるカムシャフト40を挿入するための開 口部26が設けられている。開口部26の外周に 、カムシャフト40に設けたボール46を受ける ール受部29が設けられている。さらに、略 筒のボディ側面に設けた開口部26を取り囲む ように、2つのリブ25a、25bが設けられている 略円筒のボディ背面には、切換レバー70を位 置復元させるための戻しバネ80を収納するた のバネケース28が設けられている。
弁体30、31、32は、図2に示すように、リン ク30a、31a、32aとパッキン30b、31b、32bとから構 成されている。リンク30a、31a、32aは、後述す るカムシャフト40が挿入可能な四辺形の形状 有している。また、パッキン30b、31b、32bは リンク30a、31a、32aの下方に付設されており 各吐出口21、22、23を上方から閉塞し、開弁 際には上方に持ち上げられる(リフトされる )タイプの傘形形状である。各吐出口21、22、2 3に対しては、傘形に流通孔全体を覆うこと できるので、良好なシール性が得られる。
弁体30、31、32の位置を変動させるカムシ フト40には、図2に示すように、カムシャフ 40と一体に形成された3連のカム41、42、43が 成されている。各カム41、42、43は、各々の ム41、42、43が各リンク30a、31a、32aを押し下 る場合の半円形の突起A、B、Cと押し上げる 合の突出した突起a、b、cとの複合カムから 成されている。すなわち、カム部A、B、Cは ンク30a、31a、32aの押し下げ面X、Y、Zと当接 、突起a、b、cは押し上げ面x、y、zと当接し リンク30a、31a、32aを上下動させるようにな ている。
また、切換レバー70を取付ける側のカム ャフト40の端部には、ラチェット爪受部44が けられている。また、カムシャフト40が逆 転することなく確実に回転し、切換レバー 作時のクリック感を持たせるために、カム ャフト40の一部にバネ47と該バネ47によって 勢されるボール46をボール受溝45内に設け、 換レバー70に形成したラチェット歯72と同一 ピッチのボール受部29にボール46が受納され ように構成された、いわゆるクリック機構 設けられている。
切換レバー70はカムシャフト40の端部に連 結されている。このカムシャフト端部の外周 には嵌合により接続筒74が設けられていて、 続筒74の端部から直角方向に切換レバー70が 延伸している。切換レバー70の先端側には把 部75が設けられている。切換レバー70を元の 位置に戻す戻しバネ80を収納するバネ受部73 本体の背面側に設けられている。接続筒74の 外周には、抜け止め用の係止リブ71が円環状 設けられている。また、接続筒74の内側に 、ラチェット機構を構成するラチェット歯72 が設けられている。
戻しバネ80は、複数回コイル状に巻回し ばねの両端が若干延伸された状態で切換弁 体20のバネケース28内に収納されていて、延 させた一端が切換レバー70と一体に設けた ネ受部73の切り欠き部に係止されている。切 換レバー70を押し込むと、戻しバネ80のコイ 部分が圧縮し、切換レバー70を手離すと戻し バネ80の反作用力により、切換レバー70は元 位置に戻るようになっている。
接続筒74の外周側には、吐水状態を表示 る表示部としての表示リング100が設けられ いる。表示リング100は、中空円筒状の形状 有し、表面に「原水」「シャワー」「浄水 等の吐出状態を示す表示が記載されている また、表示リングには、切り欠きを有する 空円筒より一回り小さな円筒状リブ(図示せ )が付設されており、この切り欠きが、カム シャフト40のボール受溝45の周囲を盛り上げ 突起と嵌合しているため、カムシャフト40の 回転がそのまま表示リング100にも伝達され、 表示リング100はカムシャフト40と同時に回動 る。
切換弁本体20、弁体30、31、32、カムシャ ト40、切換レバー70、表示リング100は、精度 く安価に加工できるABS(アクリロニトリル- タジエン-スチレン)樹脂を用いた樹脂成形体 であることが好ましいが、特に限定するもの ではなく、ABS樹脂と同等な精度や強度が得ら れるAS(アクリロニトリル-スチレン)樹脂やPOM( ポリオキシメチレン、ポリアセタール)樹脂 ども好適に用いられる。
次に、組立てられた切換弁の構造につい 説明する。
図2に示すように、切換弁本体20の内部に 体30、31、32が収納され、側面に設けた開口 26からカムシャフト40が挿入されている。カ ムシャフト40に設けた各カム41、42、43は、収 した弁体30、31、32の位置に対応している。 ムシャフト40にあるボール受溝45には、ボー ル46とバネ47が収納され、切換弁本体20の開口 部26の外周に設けたボール受部29と当接する うになっている。
切換レバー70が嵌入されて連接されたカ シャフト40の端部の外周には、接続筒74と表 リング100とが設けられている。表示リング1 00に付設した円筒状リブの切り欠きが、カム ャフト40のボール受溝45と嵌合しているため 、表示リング100はカムシャフトと共に回転す る。表示リング100の表面に記載された「原水 」「シャワー」「浄水」の表示は、切換レバ ー70の操作に対応する1種類だけが、切換弁本 体20に設けた2つのリブ25a、25bの間隙27(表示部 )から見えるようになっている。この間隙27は 、上部ボディ50の開口部53に対応して設けら ている。
切換弁本体20に設けた2つのリブ25a、25bは 図4に示すように、カムシャフト40を挿入す 開口部26を取り囲むように、カムシャフト40 と略平行に突出し、端部は切換レバー70との 結部を覆うように設けられている。表示リ グ100の外部表示させる部分(表示部)は間隙27 (表示部)となっている。
カムシャフト40の端部に連接された切換 バー70は、その把手部75が接続筒74から略鉛 上向きとなっている。ここで、切換弁本体20 のバネケース28内に戻しバネ80を収納し、延 された状態の戻しバネ80の一端が切換レバー 70に付設したバネ受部73に収納されている。
さらに、カムシャフト40の端部に設けた チェット爪受部44に、ラチェット爪部材90が 入固定されている。ラチェット爪部材90が び出さないように、切換レバー70にはレバー キャップ79がさらに嵌入固定されている。
カムシャフト40に設けた各カム41、42、43 、図2に示すように、それぞれ、カムシャフ 40の周方向に3つずつ等配されており、各カ 41、42、43の位相は、カムシャフト40の周方 に、互いに40度ずつずらしてある。各カム41 42、43のカムシャフト40の軸方向における位 は、各モード用流通口を開閉し各流通口の ート面24a、24b、24cに当接可能に配置された 体30、31、32の位置に対応している。
切換レバー70の往復動の方向は、切換レ ー70の把手部75が略鉛直上向きの位置を停止 置として、奥へ押し込む方向であることが ましいが、手前側に引く方向でもよい。こ 切換レバー70は、後方に押す操作又は前方 引く装置により予め定められた一定方向に1 トローク分、回動する。回動後に原位置に 動的に復帰するものである。したがって、 換レバー70の往復動の方向を奥に押し込む 向に設定しておけば、切換操作の際、単に 換レバー70を奥に向かって1ストローク分押 操作をすればよいので、きわめて簡単な軽 操作でもって切換を行うことができる。特 、切換レバー70の先端が略上方に向いている と、指一本で切換レバー先端を押すだけで1 トローク分の切換操作ができる。
切換レバー70の把手部75は、略鉛直上向き の他に、略鉛直下向きとしてもよい。蛇口の 位置は様々であり、特に手の届きにくい高い 位置に蛇口が設けられていたり、蛇口上部に 操作するのに十分な空間がない場合には、把 手部75を略鉛直下向きとした方が操作しやす なる。
次に、上記のように組立てられた切換弁 切換構造について説明する。
以下に説明する実施態様は、切換レバー7 0の1動作でカムシャフト40を40度毎、即ち切換 レバー70の9動作でカムシャフト40が1回転し、 「浄水」、「原水」、「シャワー」が9回切 換わるときの例を示している。
使用者が切換レバー70の把手部75を後方に 押すと、切換レバー70のバネ受部73が下部ボ ィ60に設けた操作ストッパー61に当接するま 回動する。この切換レバー70を後ろへ押す 動動作は、切換レバー70の接続筒74の内側に 成されている、切換レバー70の回転支点を 心とするラチェット歯72によって、カムシャ フト40の端部に連結されたラチェット爪部材9 0を介して、カムシャフト40に1ピッチ分の回 動作として伝達される。このようなラチェ ト歯72とラチェット爪部材90を有するラチェ ト機構としては通常の構造を採用すればよ 。
操作後に切換レバー70より手を離すと、 換レバー70は戻しバネ80により初期位置に復 する。このとき、切換レバー70のバネ受部73 が切換弁本体20に設けた第1のリブ25aに当接す るので、初期位置がずれることはない。
切換レバー70が初期位置に戻る際に、ラ ェット爪受部44の間隙44a側に弾性変位可能な ラチェット爪部材90の爪により、回転方向に ラチェット爪部材90の爪がラチェット歯72と 係合して回転するものの、切換レバー70の戻 時にはラチェット爪部材90がラチェット爪 部44の間隙44a内でばね作用によってラチェッ ト爪部材90の爪が収縮し、ラチェット歯72と 係合が外れて空転し、切換レバー70のみが初 期位置に戻る。したがって、切換レバー70の き(作動力)は、ラチェット機構を介して一 転方向にのみカムシャフト40に間欠的に伝達 され、カムシャフト40は切換レバー70の操作 に一方向にのみ回転されるようになってい 。また同時に、表示リング100も切換レバー70 の操作毎に一方向にのみ回転されるようにな っている。
このような伝達機構は、上記のようなラ ェット機構の他、通常のワンウェイクラッ 機構によっても達成できる。
カムシャフト40の各カム41、42、43は、対 する四辺形のリンク30a、31a、32a内に挿入さ ているので、カムシャフト40がラチェット歯 72の1ピッチ分回動すると、各リンク30a、31a、 32aとの係合を介して、弁体30、31、32のうちの 1つの弁体を押し上げ、残りの2つの弁体を押 下げる。
弁体30、31、32に付設したパッキン30b、31b 32bは傘形形状であるため、各吐出口21、22、 23を傘形に流通孔全体を覆うことができるの 、良好なシール性が得られる。さらに、Oリ ング付設弁体等に比べ、Oリングの嵌合等に る摩擦力で駆動力を増大させる要因がない で、はるかに小さい力をもって駆動でき、 極的には、切換レバーの操作力の大幅な低 に寄与できる。
カムシャフト40を用いて弁体30、31、32を 動する場合には、上述のようにカムシャフ のカムを直接弁体に係合させる構造とする とも可能であるが、カムシャフトに係合可 な歯車などのリンクを介して弁体を駆動す ことも、より円滑な作動が得られる点で好 しい態様である。
また、切換レバー70の1動作あたりの弁体 作量は、上記カムシャフトの各カムの位相 れ分に対応させておくことが必要である。 弁体に対応するカムは、必ずしも1個ずつで なくてもよく、1つの弁体に対し、カムシャ ト円周方向に複数のカムを配設してもよい これによって、円周方向に配設された各カ が所定位置にくる毎に、対応する弁体を駆 できる。切換レバー70の1動作あたりのカム ャフトの回転量は、このような条件に合わ ればよく、360度/(吐出モード数の整数倍n)と ればよい。nの値は1でもよいが、必要な回 量を小さく抑え切換レバー1動作量を小さく えて操作性をより向上するためには、nの値 が2または3であることが望ましい。nの値とし ては、5程度まで可能であるが、あまり大き なりすぎると、切り換えの確実性に悪影響 及ぼす。このような本実施形態に係る浄水 においては、切換レバー操作は、常に一定 向に押すもしくは引くだけでよく、かつ、 条件に所定のストローク分だけ操作される で、微調整や操作量の確認等は一切不要と り、極めて簡単な操作で切換を行うことが きる。しかも、操作毎に一定のストローク 動作されるので、動作量に誤りが発生する 素がなく、操作の確実性は極めて高い。ま 、切換レバーは自動的に原位置に復帰され ので、切換の際の操作は、軽いワンタッチ 作だけですむ。
次に、下部ボディ60について説明する。
下部ボディ60には、切換弁本体20に設けた 原水シャワー導入口21および原水ストレート 入口22に対応する原水吐出口が設けられて る。原水吐出口の略中心部には、原水をス レート状に吐出するためのストレート吐出 63bが穿設された原水ストレート吐出口部66が 配設され、その周縁の略円環部には、シャワ ー状に吐出するための多数のシャワー吐出孔 63aが穿設され、孔厚さLの原水シャワー吐出 部67が配設された構造となっている。原水シ ャワー吐出口部67は以下に説明されるように テンレス板により構成されることが好まし が、多数のシャワー吐出口63aが穿設され、 厚さLの樹脂製であってもよく、またその樹 脂製原水シャワー吐出口部67は本体ボディ60 一体として構成されていてもよい。
切換弁本体20に設けた原水ストレート導 口22と、下部ボディ60に設けた原水ストレー 吐出口部66とは、略同軸延長線上に配設さ ているため、原水は鉛直下方に均一に吐出 ることができる。
一方、下部ボディ60に設けた原水シャワ 吐出口部67は、原水吐出口の周縁側の略円環 部内に配設されていて、多数のシャワー吐出 孔63aは、円環状のステンレス板62に穿設され いる。円環状のステンレス板62の内周縁と 周縁とは下部ボディ60の樹脂で挟持されるよ うに一体成形されている。図7に示すように ステンレス板62の外周縁には複数の切欠き64 設けられているので、一体成形後のステン ス板62が下部ボディ内で回転したり外れた することが防止されている。また、ステン ス板62を下部ボディに強固に固定するために 、内周縁と外周縁とを連結する支持梁(リブ)6 5が2本設けられており、ステンレス板62を支 固定している。支持梁65の本数は特に限定し ないが、本数が増えるとシャワー孔63aの数が 少なくなり、均一なシャワーの吐出が困難と なるため、支持梁は1~3本程度が好ましい。ま た、支持梁65を設ける位置も特に限定はしな が、均一なシャワーを得ようとするには、 持梁65を均等に配置することが好ましい。 持梁65を後方に設けておくと、浄水器1を前 側から操作する使用者は、支持梁の部分に ャワー吐出孔がないことに気づく難く、均 にシャワーが吐出しているように見える。
ステンレス板62には、SUS304以上の防錆能 を有するステンレスを用いると、数年以上 道水と接しても錆びず、キッチン等でも清 に使用することができる。ステンレス板62の 板厚は、0.3~1.0mm程度として、シャワー吐出孔 63aの直径を0.5~1.0mm程度とすると、シャワー吐 出孔63aの圧力損失を低減できる。板厚(シャ ー吐出孔63aの孔厚さLと等しい)が1.0mm以上に ると、シャワー吐出孔63aの穿孔加工が困難 なり、0.3mm未満では平坦性を維持すること 困難となる。より好ましくは、板厚0.6mm、シ ャワー吐出孔の孔径0.8mmとすると、圧力損失 低減しつつ均一なシャワー吐出を実現する とができる。尚また、原水シャワー吐出口 67が樹脂製の場合も、シャワー吐出孔63aの 厚さLは、1mm以下が望ましい。
切換弁本体20に設けた原水シャワー導入 21は、ステンレス板62の円環部の一部にのみ 出されるため、原水の水圧が高い場合や多 な水流が流れた場合、シャワー吐出孔63aか 均一に原水が吐出されない恐れがある。そ で、切換弁本体20に設けた原水シャワー導 口21とステンレス板62との間の空間に、原水 均一にステンレス板62に送水するための整 板68を設け、シャワーの吐出方向を一定にし 、シャワー均一性を高めている。整流板68の 材は特に限定しないが、精度よく加工でき ABS樹脂やAS樹脂等が好ましい。整流板68は、 図9に示すように、複数の通水孔が設けられ 略円盤形状のものであって、下部ボディ60に 設けた原水ストレート吐出口部66に嵌入でき ように、略中央部にストレート導入口が穿 されているとともに、ストレート導入口の 囲には、原水ストレート吐出口部66と嵌入 定するための円筒状リブ68aが立設されてお 、その周縁に円環部が設けられている。円 部には多数の通水孔68bが穿孔されており、 つ円環部外周縁は図2(a)に示す如く切替弁本 20下部内面に略嵌合しているので、多数の 水孔68bに流入する原水には圧力損失が生じ 整流板68の周方向および径方向に均一に原水 を供給することができ、多数の通水孔68bを通 じて、シャワー吐出用のステンレス板62には 一な状態で原水を供給することができる。 水孔68bはステンレス板62に設けたシャワー 出孔63aより孔径を大きくしておくと、シャ ー吐出孔63aへ供給される原水をより均一化 きる点で好ましい態様である。例えば、ス ンレス板62のシャワー吐出孔63aの直径が0.5~1. 0mm程度の場合には、整流板68の通水孔68bの直 を0.55~2.0mm程度とすることが好ましい。また 、整流板68の整流面における整流板68の多数 通水孔68bの面積の総和を、シャワー吐出口 のステンレス板62のシャワー吐出口面におけ るステンレス板62に設けたシャワー吐出孔63a 面積の総和より大きくしておくと、同様に ャワー吐出孔63aへ供給される原水をより均 化できる点で好ましい態様である。例えば ステンレス板62のシャワー吐出口面におけ ステンレス板62に設けたシャワー吐出孔63aの 面積の総和に対して、整流板68の整流面にお る整流板68の多数の通水孔68bの面積の総和 1.1~4.0倍、好ましくは1.1~2.0倍とするのが好ま しい。このように、孔径の大きさを調整した り、孔の面積の総和の大きさを調整したりす るのは、前述のような構成とすることにより 、シャワー吐出孔63aに流入する原水に圧力損 失を生じさせ、さらにステンレス板62の周方 および径方向に均一に原水を供給させるこ により、シャワー吐出孔63aから流出する原 をより均一化させるためである。
なお、整流板68の整流面は、整流板68に設 けられた通水孔68bが同じ孔径で整流板を貫通 している場合には、通水孔68bの入口側の面で あってもよいし、出口側の面であってもよい 。しかし、整流板68の通水孔68bに整流板68に 直な方向にテーパが付いていて異なる孔径 整流板を貫通している場合における整流面 、面積が最小となる側の面とするのが好ま い。圧力損失は、孔径が小さい方が大きい めである。このような観点から、例えば、 つの整流板68において、通水孔68bのテーパが それぞれ逆に付いていて、通水孔68bの入口側 の面に小さい孔径の通水孔があったり、出口 側の面に小さい孔径の通水孔があったりする 場合には、それぞれの面の小さい方の面積を とるのが好ましい。ステンレス板についても 同様のことがいえる。
また、管状リブ68aが鉛直下向きになるよ に整流板68を原水ストレート吐出口部66に取 付けると、より均一に原水が整流板68に供給 れて均一なシャワーとして吐出できる点で ましい態様である。
この原水シャワー吐出口の部分について 図6では下部ボディ60とステンレス板62とを 体成形した態様について説明したが、ステ レス板62の周辺部を脱着可能とする別部材と して、吐出部材60aを設けてもよい。この場合 、下部ボディ60と、ステンレス板62を含む吐 部材60aは、ネジやバヨネット接続など、公 の取付方法を用いることができる。本体部 脱着可能な吐出部材60aを設けると、シャワ 吐出孔63aやストレート吐出孔63bに水垢など 汚れが付着した場合、取り外してシャワー 出孔63aやストレート吐出孔63bを清掃するこ もできるし、新品に交換して用いることも 能となる点で好ましい。
次に、本体部を構成する樹脂製ボディの 表面に透明樹脂材からなる塗布膜を形成し ことについて説明する。
本体部は上部ボディ50および下部ボディ60 から構成され、その大部分は、樹脂成形品か らなる。即ち、上部ボディ50および下部ボデ 60の外側を構成する部材は、主として樹脂 ボディからなる。この樹脂製ボディの外表 には、ふっ素系樹脂またはシリコ-ン系樹脂 含む透明樹脂材からなる塗布膜が設けられ いる。この塗布膜は、樹脂製ボディの外表 に接着増強剤を塗布した後、ジブチルスズ アルミ錯体、ジルコニア錯体、酸化チタン の触媒を含有するふっ素系もしくはシリコ ン系の反応硬化性材料を塗布し、反応硬化 せることにより形成された膜である。
透明樹脂材を塗布する前に、樹脂製ボデ の外表面に下塗りする接着増強剤としては 通常のプライマー剤を使用することができ 。ブライマー剤は、樹脂外表面を粗くして 布表面積を増やすように作用するものであ 。その結果、次に塗布する透明樹脂材の接 性を増すことができる。接着増強剤として 、プライマーに限定されず、他の公知の接 増強剤を使用することもできる。
本実施形態では、浄水器本体部の外表面 撥水性を高めるために、塗布する透明樹脂 として、撥水性に優れたふっ素系樹脂また シリコーン系樹脂を用いる。フッ素系樹脂 しては四フッ化エチレン共重合物が例示さ る。
ふっ素系もしくはシリコーン系の反応硬 性材料に含有される触媒としては、塗布材 の反応硬化を促進させる効果を有するもの あればよく、ジブチルスズ、アルミ錯体、 ルコニア錯体、酸化チタンなどが好適に用 られる。この中では、ジブチルスズが硬化 速さ、取扱の容易性から好ましく用いられ 。
また、塗布膜の厚みは、10μm未満のよう 薄過ぎると、外表面の樹脂上にムラなく十 に塗布できなかったり、長期間の使用によ 剥離などが懸念される。また、30μmを超える ほどに厚過ぎると、他の部材と嵌合させる場 合に引っ掛かるなどの不都合が発生する。こ のような点から、塗付膜の厚みは、10~30μmの 囲とすることが好ましい。
浄水器の本体部を構成するボディには、A BSなどの樹脂からなる樹脂成形品が多用され が、本体部の外表面に、上記したような透 な硬質樹脂膜を塗布により形成させたこと より、ボディ外表面における撥水性が格段 高まる。従って、キッチン内のように、洗 などを含む汚水などが跳ねて付着し易い環 下で浄水器を使用しても、跳ね水は浄水器 表面から弾かれて付着し難いので、細菌が 殖して汚れ層を形成することを防止でき、 期間に渡って汚れのない状態を保つことが きる。
次に、流量を積算して、その結果を表示 る電装部について説明する。
図11~図14に示したように、電装部には、 量検出部120、水車130、電源部140、表示部150 液晶表示部170などが備えられている。
流量検出部120は、浄水器の本体内の切換 からろ過カートリッジへと流れる原水送水 110の内部に設けられている。この流量検出 120には、図11に示すように、主に、後述す 水車130に設けた磁石136の回転に応じて開閉 る磁気スイッチ121と、磁気スイッチ121を支 固定する磁気スイッチホルダ122とが備えら ている。
水車130は、円柱形の軸部131に2枚の羽根132 a、132bが形成されてなり、軸部131の一端には 原水送水管110の内部に設けた回転軸113が挿 される回転軸穴133が設けられ、他端には磁 136を埋設する磁石取付穴134が設けられてい 。
磁石136は、そのN極・S極を結ぶ直線と水 130の回転軸とが垂直になるように磁石取付 134に挿入し、脱落を防止するとともに接水 よる発錆を防止するために、磁石取付穴134 開口部に栓部材(図示せず)を被せ接着したり 溶着する。磁石136の脱落および発錆を防止す るためには、磁石136を磁石取付穴134に挿入し た後、磁石取付穴134の開口部を硬化性樹脂135 (封止材)で封止することが好ましい。硬化性 脂としては、ポリウレタン樹脂やエポキシ 脂が用いられる。磁石136の錆を防止するた には、磁石そのものをコーティングするこ でもよい。また、磁石136には、磁力が強い 土類磁石のほか、フェライト磁石などを使 してもよい。
上記のように構成された水車130は、原水 水管110内で回転可能なように、回転軸113に って下流側から軸支されている。水車130は その回転軸が浄水の送水方向に平行な軸流 であっても直交するものであってもよい。 た、水車の羽根は2枚としているが、1枚で よく、3枚以上でもよい。
磁気スイッチ121は、図11に示すように、 気スイッチホルダ122に挿入され、硬化性樹 123(封止材)により封止固定されている。磁気 スイッチ121の2つの端子はリード線(図示せず) により図14に示す表示部150と結線されており 磁気スイッチ121の開閉によるパルス信号が 示部150に伝達される。磁気スイッチ121を収 した磁気スイッチホルダ122は、図13に示す うに、原水送水管110の外周に接し、かつ、 車130の近傍に固定されている。
このように構成された流量検出部120は、 過カートリッジ3へと原水が流れ込むことに より水車130が回転し、水車130に埋設された磁 石136が回転し、それに応じて磁界が変化する 。磁石136が1回転することにより磁気スイッ 121は2回開閉して、その結果、2周期分のパル ス信号が発信され、表示部150に伝達される。
原水送水管110は、図10や図13に示すように 、切換弁本体20の後方側部に設けられたカー リッジ送水口23と嵌入固定できるように構 されている。カートリッジ送水口23の嵌合部 23aには、固定用リブ23bが設けられている。嵌 合部23aに嵌入する原水送水管110の端である原 水取出口111には、固定用リブ23bに対応する係 合部112が設けられており、原水送水管110の他 端部に設けたバヨネット接続部114に取付けた ろ過カートリッジ3を交換する際、原水送水 110が回転しないようになっている。
カートリッジ送水口23の内部には、水車13 0を支持するための回転軸113が原水送水管110 略軸心に設けられており、水車130を回転軸11 3に挿入した後でカートリッジ送水口23に嵌入 固定する。このとき、カートリッジ送水口23 は水車130が原水送水管110の内部で移動しな よう、水車固定軸23cが設けられているので 水車130は原水の水流によって移動すること く、回転できるようになっている。
電源部140は、図12の分解斜視図に示すよ に、主に、本体部2に設けた電池ホルダ144と コイン形二酸化マンガンリチウム電池141(以 下、電池141)と、電池を水密に固定する脱着 在な電池カバー142と、電池ホルダ144に設け 陽極金具143aおよび陰極金具143bなどから構成 されている。
電池カバー142は、筒状の電池装着部145を するとともに、その外周にOリング146を有し 、電池カバー142がバヨネット機構により電池 ホルダ144に装着したときに、電池装着部145に 水が浸入するのを防ぐようになっている。筒 状の電池装着部145には切り欠き147が設けられ ているので、指を引っかけて容易に電池を取 り外すことができる。また、電池カバー142の 表面には、硬貨を挿入して回すための凹部148 が設けられ、その周囲に、電池の規格と開閉 のための回転方向を示す文字やイラストが刻 印されている。したがって、使用者は、電池 の規格と電池カバー142の回転方向を確認した 上で、コインを使って電池カバー142を電池ホ ルダ144から取り外し、電池141を交換すること ができる。
電池ホルダ144内に設けられた陽極金具143a および陰極金具143bは、それぞれリード線で 14に示す表示部150に結線されており、電池141 による電力が表示部150に供給される。リード 線は、ゴムキャップ149を介して電池ホルダ144 に固定されており、このゴムキャップ149が、 水がリード線をつたって陽極金具143a、陰極 具143bさらには電池装着部145内に浸入するの 防止している。
電池141は、一次電池でも二次電池であっ もよく、比較的高い電圧で、長期間安定し 電力を供給できる二酸化マンガンリチウム 池などのリチウム電池のほか、アルカリ乾 池、マンガン乾電池、酸化銀電池、空気亜 電池などでもよい。また、形状は、軽量で きな設置スペースを必要としないボタン形 コイン形などの小形電池が好ましい。小形 池の場合、本体部が著しく大型化したり著 く重量増加することはなく、また、大幅な ストアップにもならない。
次に、表示部150について、図14を用いて 明する。
表示部150は、浄水器の前面側の見やすい 置に設けられている。表示部150には、CPUが けられた回路基板151と、透明の基板ホルダ1 52と、回路基板151を基板ホルダ152に支持固定 る基板枠153と、液晶表示部170とが備えられ いる。CPUは、電源部140から電力供給を受け 流量検出部120からのパルス信号に基づいて 算を行い、液晶表示部170に出力信号を送る うになっている。
また、回路基板151上には、操作ボタンが けられている。操作ボタンとしては、表示 容を初期状態に戻すためのリセットボタン1 55や、カートリッジの種類を設定するための ートリッジ選択ボタン156が設けられる。こ で、回路基板151は基板ホルダ152内に配設さ 水が侵入しないようになっているが、その に設けた操作ボタンを押すことができるこ が必要である。そのため、基板ホルダ152の 作ボタン対応位置の部分に操作用の開口部 穿ち、この開口部を弾性膜で水密に塞いで る。この弾性膜として、平板状のスイッチ ム157、158を嵌め込み、その上に、スイッチ ムの周縁を覆うように、樹脂性の固定枠159a 、160aを配置し、固定枠の内側を基板ホルダ 密着するように超音波溶着している。従っ 、固定枠159a、160aの裏面側には、基板ホルダ 152と密着する部分に、超音波溶着部159b、160b それぞれ形成されている。
上記のように組立てられた表示部150は、 水器本体の内側、すなわち、上部ボディ50 下部ボディ60とから構成される空間内に収納 される。下部ボディ60には、表示部150を位置 めするためのリブ(図示せず)が設けられて り、表示部150が固定される。上部ボディ50の 、スイッチゴム157、158に対応する位置にはス イッチ操作部51a、52aが設けられている。スイ ッチ操作部51a、52aには、裏側に突起51b、52bが 設けられた部材が配設されているので、スイ ッチ操作部51a、52aを押すことにより、裏側の 突起51b、52bがスイッチゴムを変形させてリセ ットボタン155やカートリッジ選択ボタン156に 達し、それらボタンを押す操作が行われる。 スイッチ操作部51a、52aの表面側はは弾性シー トが貼り付けられている。
このように外表面に配置されたスイッチ 作部51a、52aを押すことにより、基板ホルダ に配置されたリセットボタン155やカートリ ジ選択ボタン156を押すことができる。従っ 、リセット時やカートリッジ選択時におけ ボタン押し操作が簡単になる。さらに、鉛 などの先の尖ったものでボタンを押す必要 ないので、尖ったものによるボタン表面の ム破損がなくなり、長期間に渡って防水効 を維持でき、正確な表示とリセット等の誤 動を防止できる。さらに、スイッチ操作部 裏側の突起51b、52bは鋭角部分のない形状と てあるため、スイッチゴムが破れる心配が くなる。
また、基板ホルダ152内に外部から水が浸 して回路基板151が誤作動するのを防止する め、基板ホルダ152に回路基板151と液晶表示 170とを挿入し基板枠153で固定した状態で、 化性樹脂154(封止材)で封止して防水加工を ることが好ましい。このように防水加工を すことにより、各部品に対して個別に防水 工を施す必要がなく、製造工程の簡略化、 造コストの低減が可能になる。硬化性樹脂15 4としては、2液混合型のポリウレタン樹脂や ポキシ樹脂などを用いればよい。
次に、液晶表示部170について説明する。
液晶表示部170は、図14に示すように、回 基板151に直接、支持固定された状態で、本 部2の前方上部に位置し、使用者が使用中に やすいようになっている。この液晶表示部1 70は、回路基板から離れた位置に配置しリー 線等で結線することも可能だが、回路基板1 51に直接、支持固定したほうが信号を確実に 達できる。
CPUが設けられた回路基板151は、流量検出 120からのパルス信号に基づいて流量検出部1 20を通過した積算流量を演算し、その結果を 示する。表示方法は、積算流量をカウント ウンさせてカートリッジ寿命を知らせるろ カートリッジ交換表示素子171、電源部140の 圧低下に伴う交換時期を表示する電池交換 示素子172、ろ過カートリッジの種類を表示 るカートリッジ種類表示素子173が設けられ おり、それらが点灯、消灯、点滅すること 、カートリッジの寿命、電池の寿命、カー リッジの種類を表示する。
カートリッジ寿命の表示方法は、積算流 をカウントダウンさせる以外にも、ゼロか カウントアップさせる方法や、複数のブロ クを順次点灯あるいは消灯させる方法など 採用してもよい。
また、ろ過カートリッジ3は、内部に充填 した吸着剤層211等の容積や能力により、複数 の寿命の異なるろ過カートリッジ3が用意さ ている。使用者は、能力や寿命により適宜 過カートリッジ3を選択でき、選択したろ過 ートリッジ3に応じて、前述したカートリッ ジ選択ボタン156を操作して、適切なカートリ ッジ寿命を設定する。
次に、図15を参照してろ過カートリッジ3 ついて簡単に説明する。
ろ過カートリッジ3は、図10に示す原水送 管110に接続される原水受入口203が容器201の 部に設けられ、また、容器201の下部には原 受入口203から取り入れた原水をろ過して浄 として吐出する複数のシャワー孔からなる 水吐出口204が設けられている。容器201の内 底面に形成された円筒状突起202には、円筒 205の下端がOリング206を介して嵌入立設され 、この円筒体205の上下端外周面がリング状の 1次フィルタ207,2次フィルタ208を介して容器201 の内壁面に固定されている。
円筒体205の内部には、複数本の中空糸膜 束ねて逆U字状に折り曲げて収納した中空糸 膜束209が配備されている。中空糸膜束209の両 端末は、円筒体205の下部にて各中空糸膜間の 隙間および中空糸膜と円筒体205間に封止剤と しての硬化性樹脂210を充填して封止固定(ポ ティング)されている。容器201へ嵌入する前 ポッティング部を一部切断除去しているの 、中空糸膜束209の端末は浄水吐出口204に向 って開口している。
円筒体205と容器201の内壁面との間に形成 れた略円筒状の空間には、活性炭、ゼオラ ト、イオン交換樹脂、キレート樹脂などか なる吸着剤層211が配設されている。また、 器201の上部には、中空糸膜束209と吸着剤層2 11を容器201内に容易に充填でき、かつ中空糸 汚れ具合が外部からよく見えるように透明 ャップ212が嵌入されている。さらに透明キ ップ212の上部には、蓋214が容器201と着脱自 に設けられている。
