株式会社テクノミライ (〒75 東京都新宿区高田馬場1-33-13 千年ビル Tokyo, 16900, JP)
| 中空筒状体からなり、通水管に接続される節水具であって、 前記通水管に接続される側から下流側に向けて前記通水管を通る上水の流動方向に直交して上側から下側に向かって第一板体、第二板体、第三板体が互いに平行に前記中空筒状体内に配備され、 前記第一板体と前記第二板体および、前記第一板体と前記第二板体との間における前記中空筒状体の前記第二板体が配備されている個所に向けて次第に内径が小さくなる内周壁とによって第一貯留室が形成され、 前記第二板体と前記第三板体および、前記第二板体と前記第三板体との間における、前記中空筒状体の内周壁とによって、前記第一貯留室より体積が小さい、第二貯留室が形成され、 前記第一板体は、円周方向に所定の間隔を空けて複数の第一通水孔を備えていると共に、前記第一板体の前記第一貯留室側の壁における各第一通水孔が形成されている位置に、各第一通水孔を介して前記第一貯留室に流入する上水の流れを斜め下方向に向かわせつつ、同一の円周方向に案内する案内部材を備えており、 前記第二板体は、前記通水管を通る上水の流動方向に斜めに交叉するように傾斜している第一傾斜面を備えていると共に、前記斜め下方向に向かう上水の流れを受け入れて上水を第二貯留室に流入させる複数の第二通水孔であって、当該第二通水孔全体の通水断面積が、前記第一通水孔全体の通水断面積より小さい複数の第二通水孔を当該第一傾斜面に備えており、 前記第三板体は、当該第三板体の径方向外側の部分において、円周方向に延びる複数の第三通水孔であって、当該第三通水孔全体の通水断面積が、前記第二通水孔全体の通水断面積より小さい複数の第三通水孔を備えている ことを特徴とする節水具。 |
| 前記案内部材は、 前記第一板体における前記第一貯留室側の壁の、前記第一通水孔の径方向外側の辺及びこれに対向する径方向内側の辺の位置から前記第一貯留室側に向かって下側に延びる案内側壁と、 径方向外側の辺及びこれに対向する径方向内側の辺がそれぞれ前記案内側壁に接続されていて、前記第一通水孔の前記案内部材によって案内される上水の円周方向の流れの上流側に位置する辺から、これに対向する前記上水の円周方向の流れ方向の辺が位置する方向に向かって下り傾斜する案内底板と を備えていることを特徴とする請求項1記載の節水具。 |
| 前記案内部材は、前記案内側壁及び案内底板を含む筒状体からなり、前記第一通水孔を入口とし、当該筒状体の前記第一貯留室内に延びる先端に出口を有する案内通路を構成し、前記入口側から前記出口側に向かって当該案内通路の通水断面積が次第に小さくなっていることを特徴とする請求項2記載の節水具。 |
| 第二板体は、前記第一傾斜面を複数備えており、各第一傾斜面に、当該第一傾斜面の頂辺から下り傾斜する第二傾斜面が連続して形成されている断面凹凸状の板状体になっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の節水具。 |
| 前記第三通水孔は、 径方向内側において円周方向に延び、それぞれ所定の間隔を空けて前記第三板体に形成されている複数の内側第三通水孔と、当該内側第三通水孔よりも径方向外側において円周方向に延び、それぞれ所定の間隔を空けて前記第三板体に形成されている複数の外側第三通水孔とからなり、 前記内側第三通水孔における各内側第三通水孔は、前記外側第三通水孔における各外側第三通水孔が形成されていない円周方向位置に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の節水具。 |
本発明は各家庭における蛇口や、店舗、 の厨房などにおける蛇口などに取り付けて 用される節水具に関する。
上水道は、水道局より送水され各家庭や 店舗、等の厨房などにおける蛇口から放水 れて使用される。
この際、供給側であるメーン送水口から 水され、蛇口を介して放水されるために必 以上の上水が蛇口から放水されるのが一般 である。
水圧が高い場合には多量の上水が放水さ 、その状態で使用が継続されると、1カ月、 1年の間に累積されて非常に多くの上水が放 されることになる。
水圧の高い地域、多層階のホテル、マン ョンなどの低層階の場合には、水圧が高い で、更に多くの上水が放出される。
戸建住宅、マンション、寮、スポーツ施 、理美容院も同様で、使用頻度が高くまた 模の大きいものほど上水の放出は増大する
水圧が低い場合には、蛇口からの上水の が悪くなる。しかし、上水の出が悪い分、 に、余分に放水されるのが現状である。
水圧の低い地域、多層階のホテル、マン ョンの中の高層階のフロアーなどのように 圧が低いときにこのような問題が生じる。
多層階で同一フロアの床面積が大きく、 一系統の給水管の使用者が同時間帯に使用 た場合にもこのような問題が発生する。
個人住宅、マンション、寮、スポーツ施 も同様である。
従来の蛇口では供給される水圧、水量が 給側であるメーン送水口より上層の放水口 通して直接放水することになり構造上、必 以上に放水して使用量が大となり、経費が 大する。
このような問題を解決するため、蛇口に取
付けて節水を図る種々の提案がされている
例えば、特許文献1、2記載の発明では、通
管に取り付け、通水管を通過していく上水
流れに強制的な流動を生じさせることによ
て節水を図る提案がされている。
本発明は、供給側の水圧が高い場合、低 場合、供給側からの送水量が多い場合、少 い場合のいずれであっても、良好な使用感 得ることができる放水圧、放水量を実現し なおかつ、単位時間あたりの使用水量を低 できる節水具を提案することを目的にして る。
前記目的を達成するため、この発明が提 する節水具は、以下の通りのものである。
請求項1記載の発明は、
中空筒状体からなり、通水管に接続される
水具であって、
前記通水管に接続される側から下流側に向
て前記通水管を通る上水の流動方向に直交
て上側から下側に向かって第一板体、第二
体、第三板体が互いに平行に前記中空筒状
内に配備され、
前記第一板体と前記第二板体および、前記
一板体と前記第二板体との間における前記
空筒状体の前記第二板体が配備されている
所に向けて次第に内径が小さくなる内周壁
によって第一貯留室が形成され、
前記第二板体と前記第三板体および、前記
二板体と前記第三板体との間における、前
中空筒状体の内周壁とによって、前記第一
留室より体積が小さい、第二貯留室が形成
れ、
前記第一板体は、円周方向に所定の間隔を
けて複数の第一通水孔を備えていると共に
前記第一板体の前記第一貯留室側の壁にお
る各第一通水孔が形成されている位置に、
第一通水孔を介して前記第一貯留室に流入
る上水の流れを斜め下方向に向かわせつつ
同一の円周方向に案内する案内部材を備え
おり、
前記第二板体は、前記通水管を通る上水の
動方向に斜めに交叉するように傾斜してい
第一傾斜面を備えていると共に、前記斜め
方向に向かう上水の流れを受け入れて上水
第二貯留室に流入させる複数の第二通水孔
あって、当該第二通水孔全体の通水断面積
、前記第一通水孔全体の通水断面積より小
い複数の第二通水孔を当該第一傾斜面に備
ており、
前記第三板体は、当該第三板体の径方向外
の部分において、円周方向に延びる複数の
三通水孔であって、当該第三通水孔全体の
水断面積が、前記第二通水孔全体の通水断
積より小さい複数の第三通水孔を備えてい
ことを特徴とする節水具である。
請求項2記載の発明は、
前記案内部材は、
前記第一板体における前記第一貯留室側の
の、前記第一通水孔の径方向外側の辺及び
れに対向する径方向内側の辺の位置から前
第一貯留室側に向かって下側に延びる案内
壁と、
径方向外側の辺及びこれに対向する径方向
側の辺がそれぞれ前記案内側壁に接続され
いて、前記第一通水孔の前記案内部材によ
て案内される上水の円周方向の流れの上流
に位置する辺から、これに対向する前記上
の円周方向の流れ方向の辺が位置する方向
向かって下り傾斜する案内底板と
を備えていることを特徴とする請求項1記載
の節水具である。
請求項3記載の発明は、
前記案内部材は、前記案内側壁及び案内底
を含む筒状体からなり、前記第一通水孔を
口とし、当該筒状体の前記第一貯留室内に
びる先端に出口を有する案内通路を構成し
前記入口側から前記出口側に向かって当該
内通路の通水断面積が次第に小さくなって
ることを特徴とする請求項2記載の節水具で
ある。
請求項4記載の発明は、
第二板体は、前記第一傾斜面を複数備えて
り、各第一傾斜面に、当該第一傾斜面の頂
から下り傾斜する第二傾斜面が連続して形
されている断面凹凸状の板状体になってい
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
項記載の節水具である。
請求項5記載の発明は、
前記第三通水孔は、
径方向内側において円周方向に延び、それ
れ所定の間隔を空けて前記第三板体に形成
れている複数の内側第三通水孔と、当該内
第三通水孔よりも径方向外側において円周
向に延び、それぞれ所定の間隔を空けて前
第三板体に形成されている複数の外側第三
水孔とからなり、
前記内側第三通水孔における各内側第三通
孔は、前記外側第三通水孔における各外側
三通水孔が形成されていない円周方向位置
形成されていることを特徴とする請求項1乃
至4のいずれか一項記載の節水具である。
この発明によれば、供給側の水圧が高い 合、低い場合、供給側からの送水量が多い 合、少ない場合のいずれであっても、良好 使用感を得ることができる放水圧、放水量 実現し、なおかつ、単位時間あたりの使用 量を低減できる節水具を提供できる。
以下、添付図面を参照して本発明の好ま い実施形態を説明する。
図1は本発明の節水具の好ましい実施形態 を説明する一部を省略した断面図である。
本発明の節水具1は図1図示のように中空 状体2からなるものであり、図1中、上側が上 水の通水管(不図示)に接続されて使用される
節水具1には、通水管に接続される側(図1 、上側)から下流側(図1中、下側)に向けて通 水管を通る上水の流動方向(矢印100方向)に直 して上側から下側に向かって第一板体3、第 二板体4、第三板体5が互いに平行に中空筒状 2内に配備されている。
第一板体3の径R1(図2(a))>第二板体4の径R2 (図2(b))であって、第二板体4が配備されてい 個所における中空筒状体2の内径R2の方が、 一板体3が配備されている個所における中空 状体2の内径R1のより小さくなっている。
図示の実施形態では、第二板体4が配備さ れている個所に向けて中空筒状体2の内径が 第に小さくなるように、中空筒状体2は第二 体4の周縁に向けて径方向内側に傾斜する傾 斜壁10を備えている。
こうして、第一板体3と第二板体4および 第一板体3と第二板体4との間における中空筒 状体2の第二板体4が配備されている個所に向 て次第に内径が小さくなる内周壁とによっ 第一貯留室6が形成されている。
第二板体4と第三板体5および、第二板体4 第三板体5との間における、中空筒状体2の 周壁とによって、第一貯留室6より体積が小 い、第二貯留室7が形成されている。
第一板体3は、円周方向に所定の間隔を空 けて複数の第一通水孔8a、8b、8c、8d(以下、第 一通水孔を総称して符号8で表すことがある) 備えている。また、第一板体3は、第一板体 3の第一貯留室6側の壁における各第一通水孔8 が形成されている位置に、各第一通水孔8を して第一貯留室6に流入する上水の流れを斜 下方向に向かわせつつ、同一の円周方向に 内する案内部材15を備えている。
図示の実施形態では、第一板体3の円周方 向に90度ずつの間隔を空けて4個の第一通水孔 8a、8b、8c、8dが形成されている。この第一通 孔8a、8b、8c、8dを介して第一貯留室6に流入 る上水の流れは、案内部材15によって、そ ぞれ、矢印102(図1)で示すように、斜め下方 に向かわせられ、矢印9(図2(a))で示すように 同一の円周方向に案内される。
図示の実施形態では、円周方向に90度ず の間隔を空けて4個の第一通水孔8が形成され ているが、円周方向に180度ずつ、120度ずつ、 あるいは60度ずつの間隔を空けて2個、3個、 るいは6個の第一通水孔8が形成されている形 態、等にすることができる。
案内部材15は、案内側壁13と、案内底板14 を備えている。
案内側壁13は、第一板体3における第一貯 室側6の壁の、第一通水孔8aの径方向外側の 及びこれに対向する径方向内側の辺の位置 ら第一貯留室6側に向かって延びるものであ る。たとえば、案内側壁13は、第一板体3にお ける第一貯留室6側の壁の、第一通水孔8aの径 方向外側の辺及びこれに対向する径方向内側 の辺の位置から第一貯留室6側に向かって、 水管を通る上水の流動方向(矢印100方向)と平 行に延びるようにすることができる。
図1、図2(a)図示の実施形態では、中空筒 体2の内周壁が、第一板体3における第一貯留 室6側の壁の、第一通水孔8の径方向外側の辺 位置から第一貯留室6側に向かって延びる案 内側壁13の役割を果たしている。
そこで、図1、図2(a)図示の実施形態では 第一板体3における第一貯留室6側の壁の、第 一通水孔8の径方向内側の辺の位置から第一 留室6側に向かって延びる案内側壁13のみが 示されている。
一方、案内底板14は、その径方向外側の 及びこれに対向する径方向内側の辺がそれ れ案内側壁13に接続されていて、第一通水孔 8aの案内部材15によって案内される上水の円 方向の流れの上流側に位置する辺から、こ に対向する上水の円周方向の流れ方向の辺 位置する方向に向かって下り傾斜するもの ある。
図示の実施形態では、図1図示のように、 第一通水孔8aの位置に配備されている案内部 15の案内底板14は、45度左下がりに傾斜する とによって、第一通水孔8aの案内部材15によ って案内される上水の円周方向の流れの上流 側に位置する辺から、これに対向する上水の 円周方向の流れ方向の辺が位置する方向に向 かって下り傾斜している。
この下り傾斜する角度は、水圧、水量、 水具の大きさ等を考慮して適宜に定めるこ ができる。
図1、図2(a)図示の実施形態では、案内底 14の径方向外側の辺は、案内側壁13の役割を たす中空筒状体2の内周壁に接続され、案内 底板14の径方向内側の辺は案内側壁13の径方 外側の面に接続されている。
これによって、矢印101(図1)のように第一 水孔8aに流入した上水は、案内底板14に案内 されて矢印102のように斜め下方に向かって第 一貯留室6に流入し、中空筒状体2の内周壁と 内側壁13の径方向外側の面とに案内されて 矢印9(図2(a)で示すように、円周方向に案内 れる。
第一通水孔8b、8c、8dに配備されている案 部材15も、第一通水孔8aに配備されている案 内部材15と同一であるので説明を省略する。
各第一通水孔8で前述したように矢印101( 1)のように流入した上水が、矢印102のように 斜め下方に向かって第一貯留室6に流入する 共に、中空筒状体2の内周壁と案内側壁13の 方向外側の面とに案内されて、矢印9(図2(a) 示すように、円周方向に案内される。そこ 、第一貯留室6内では、図1に矢印103で示すよ うに、円周方向で下側に向かう上水の流れが 生起される。
しかも、節水具1は、図1中、上側が上水 通水管(不図示)に接続されて使用されるもの であるので、第一通水孔8の全体の通水断面 は、通水管(不図示)の通水断面積より小さい 。そこで、各第一通水孔8を通過する矢印102 向の上水の流れは、通水管(不図示)における 矢印100方向の上水の流れよりも速いものにな る。
第二板体4は、通水管(不図示)を通る上水 流動方向(矢印100)に斜めに交叉するように 斜している第一傾斜面11aを備えている。
ここで、第一傾斜面11aが傾斜する角度は 案内部材15によって案内されて第一貯留室6 流入する上水の斜め下方向に向かう流れに 応する傾斜角度にすることができる。例え 、第一傾斜面11aの傾斜角度を、案内部材15 おける案内底板14の傾斜角度と同一にするも のである。図示の実施形態では、案内部材15 案内底板14が、水平面に対して45度左下がり に傾斜しているので、第一傾斜面11aも水平面 に対して45度傾斜している形態にしている。
第二板体4においては、図1、図2(b)図示の うに、各第一傾斜面11aの頂辺から下り傾斜 る第二傾斜面11bが連続している。そこで図1 図示のように、第二板体4は、断面凹凸状の 状体になっている。図示の実施形態では、 一傾斜面11aが図1、図2(b)図示のように二面形 成されているが、第一傾斜面11aの数はこれに 限られない。
そして、第一傾斜面11aには、案内部材15 よって案内されて第一貯留室6に流入する上 の斜め下方向に向かう流れを受け入れて上 を第二貯留室7に流入させる一または複数の 第二通水孔12が形成されている。
ここで、第一傾斜面11aに形成される一ま は複数の第二通水孔12が、案内部材15によっ て案内されて第一貯留室6に流入する上水の め下方向に向かう流れを受け入れて上水を 二貯留室7に流入させる機能を効果的に発揮 る形態としては、図1図示のように、第一傾 斜面11aに直交する方向で第二通水孔12が第一 斜面11aに穿設される形態を採用することが きる。
例えば、図1図示のように、案内部材15に ける案内底板14の傾斜方向及び傾斜角度と 一の傾斜方向、傾斜角度に第一傾斜面11aを 置する。そして、第二通水孔12の傾斜方向及 び傾斜角度を、案内底板14及び第一傾斜面11a 傾斜方向、傾斜角度と直交するものにする とができる。
前述し、図1に図示しているように、第一 板体3、第二板体4、第三板体5は、互いに平行 に配置されることによって、例えば、いずれ も水平に配置されている。そこで、第二板体 4に形成されている第二通水孔12が通水管(不 示)を通る上水の流動方向(矢印100)と平行で る場合には、前述したように、図1に矢印103 示すように第一貯留室6内で生起される円周 方向で下側に向かう上水の流れは、スムーズ に第二通水孔12を通過して、第二貯留室7に流 入していくことができない。
本発明の節水具においては、第二板体4が 、通水管(不図示)を通る上水の流動方向(矢印 100)に斜めに交叉するように傾斜している第 傾斜面11aを有している。そして、第二通水 12は、案内部材15によって案内されて第一貯 室6に流入する上水の斜め下方向に向かう流 れを受け入れて上水を第二貯留室7に流入さ るように、第一傾斜面11aに形成されている 例えば、第二通水孔12は第一傾斜面11aに直交 する方向で第一傾斜面11aに穿設されている。
そこで、図1に矢印103で示すように第一貯 留室6内で生起される円周方向で下側に向か 上水の流れは、流動の勢い、速度を減じる となく、第二通水孔12を通過して、第二貯留 室7に流入していく。
図示の実施形態では、図2(b)図示のように 、二面の第一傾斜面11aのそれぞれに一本ずつ 細長のスリット状になっている第二通水孔12 形成されている。
第二通水孔12全体の通水断面積、すなわ 、図示の実施形態では2個の細長スリット状 第二通水孔12の通水断面積は、第一通水孔8a ~8d全体の通水断面積より小さくなっている。
本発明の節水具1においては、前述したよ うに、第一通水孔8全体の通水断面積が通水 (不図示)より小さいことにより、上水は、通 水管(不図示)を流動していた時よりも流速が められて第一通水孔8を通過する。そして、 案内部材15によって斜め下方向(矢印102)に向 わせられつつ、同一の円周方向(矢印9)に案 される。
更に、前述したように、第一板体3と、第 二板体4との間の中空筒状体2の内径は、第一 体3の径R1(図2(a))>第二板体4の径R2(図2(b))で あって、第二板体4が配備されている個所に ける中空筒状体2の内径R2の方が、第一板体3 配備されている個所における中空筒状体2の 内径R1のより小さくなっている。
すなわち、第二板体4が配備されている個 所に向けて中空筒状体2の内径が次第に小さ なるように、中空筒状体2は第二板体4の周縁 に向けて径方向内側に傾斜する傾斜壁10を備 ている。
そこで、上水は、第一通水孔8を矢印102の ように通過した際よりも、勢いをつけ、第一 通水孔8に流入した際よりも速い流速で第二 体4に形成されている第二通水孔12に矢印104 示すように流入する。
第二通水孔12が形成されている第一傾斜 11aは前述したように傾斜しており、第二通 孔12は、案内部材15によって案内されて第一 留室6に流入する上水の斜め下方向に向かう 流れを受け入れて上水を第二貯留室7に流入 せるように第一傾斜面11aに形成されている そこで、上水は流動の勢い、速度を大きく 減させることなく、矢印104、105で示される うに流動する。
また、この際、第二通水孔12全体の通水 面積は、第一通水孔8全体の通水断面積より さいので、第二通水孔12を矢印105のように 過して第二貯留室7に流入する上水の流れは 上水が第一通水孔8を矢印102方向に通過して 第一貯留室6に流入する際の流れよりも、更 、速くなる。
本発明の節水具1の特徴は、第一板体3の 一通水孔8を介して第一貯留室6に流入する上 水が、案内部材15によって、斜め下方向(矢印 102方向)に向かいつつ、同一の円周方向(矢印9 方向)に流動するように案内される点にある また、第二板体4が配備されている個所に向 て中空筒状体2の内径が次第に小さくなるよ うに、中空筒状体2が第二板体4の周縁に向け 径方向内側に傾斜する傾斜壁10を備えてい 点にある。
これによって、第一貯留室6に流入する時 点で、斜め下方向(矢印102方向)に向かいつつ 同一の円周方向(矢印9方向)に流動するよう 案内された上水の流れは、その勢いを持続 せ、なおかつ、第二板体4に向かうに従って 径が小さくなる中空筒状体2の傾斜壁10に案内 されて、一層、勢いを強めて、第二通水孔12 矢印104のように向かう。
そして、本発明の節水具1の更なる特徴は 、第二板体4に配備されている第一傾斜面11a 前述したように傾斜していて、前記上水の め下方向に向かう流れを受け入れて上水を 二貯留室7に流入させる第二通水孔12がこの 一傾斜面11aに形成されている点にある。
これによって、前述したように、一層、 いを強めて、第二通水孔12に矢印104のよう 向かってきた上水は、更に、勢いを増して 第二通水孔12を矢印105のように通過し、第二 貯留室7に流入する。
前述した案内部材15は、案内側壁13及び案 内底板14を含む筒状体からなり、第一通水孔8 aを入口20aとし、筒状体の第一貯留室6内に延 る先端に出口20bを有する案内通路を構成し 入口20a側から出口20b側に向かって当該案内 路の通水断面積が次第に小さくなっている 態にすることができる。
案内部材15がこのように構成されている 合について、図3を参照して説明する。
この場合には、案内底板14に対向して案 上板14aが配備され、案内底板14、径方向外側 の案内側壁13(あるいは、径方向外側の案内側 壁13の役割を果たす中空筒状体2の内周壁)、 内上板14a、径方向内側の案内側壁13で囲まれ て案内通路が形成される。案内上板14aは案内 底板14に対して平行ではなく、図3(a)図示のよ うに、左側の端の方が案内底板14に対し接近 るように傾いていることにより、入口20a側 ら出口20b側に向かって案内通路の通水断面 が次第に小さくなっている。
図3(b)は、入口20aの通水断面積の方が、出 口20bの通水断面積より大きくなっていること を説明する図である。
前述した案内部材15を図3図示のように構 することによって、第一通水孔8a(入口20a)に 流入した上水は、出口20bから、第一通水孔8a( 入口20a)に流入した際よりも速い速度で流出 ることになる。そこで、上水の流れを第一 留室6内に向けて、斜め下方向(矢印102)に向 わせつつ、同一の円周方向(矢印9)に流動さ る案内部材15の役割を一層効果的に発揮させ ることができる。
なお、前述したような、案内底板14に対 する案内上板14aを使用せず、案内底板14、径 方向外側の案内側壁13(あるいは、径方向外側 の案内側壁13の役割を果たす中空筒状体2の内 周壁)、第二板体3の第一貯留室6に向かう面、 径方向内側の案内側壁13で囲んで案内通路を 成することもできる。この場合も、案内底 14や、径方向内側の案内側壁13の設置角度を 調整することによって、案内通路の通水断面 積を入口20aから出口20bに向かうに従って次第 に小さくなるようにすることができる。
第三板体5は、図2(c)図示のように、その 方向外側に、円周方向に延び、それぞれ所 の間隔を空けて形成されている内側第三通 孔17a、17b、17c、17d(明細書、図面中において 号17で総称することがある)を備えている。 た、第三板体5は、同じく、その径方向外側 に、内側第三通水孔17よりも径方向外側にお て円周方向に延び、それぞれ所定の間隔を けて形成されている外側第三通水孔18a、18b 18c、18d(明細書、図面中において符号18で総 することがある)を備えている。
この内側第三通水孔17と、外側第三通水 18とによって、第三板体5の径方向外側の部 において、円周方向に延びる複数の第三通 孔が形成されている。
第三通水孔全体の通水断面積(図示の実施 形態では、内側第三通水孔17全体の通水断面 と、外側第三通水孔18全体の通水断面積と 合わせた通水断面積)は、第二通水孔12全体 通水断面積より小さくなっている。
前述したように、第二貯留室7の体積は、 第一貯留室6の体積より小さく、更に、第三 水孔全体の通水断面積が第二通水孔12全体の 通水断面積より小さいので、第三通水孔を通 過して、矢印106(図1)のように、本発明の節水 具から下流に向けて吐出される上水の速度は 一層大きいものになる。
また、第三板体5の径方向外側の部分にお いて、円周方向に延びる複数の第三通水孔が 形成されていることにより、単位時間当たり の矢印106方向への吐出量を少なくしつつ、良 好な使用感を得ることができる。
図4、図5は、本発明の他の節水具を説明 るものである。図1、図2を用いて説明した本 発明の節水具と共通する部分には共通する符 号を付けてその説明を省略する。
図4、図5図示の本発明の節水具1は、図1、 図2を用いて説明した本発明の節水具を小型 したものである。案内部材15における、第一 板体3の第一貯留室6側の壁の第一通水孔8の径 方向外側の辺の位置から第一貯留室6側に向 って延びる案内側壁として中空筒状体2の内 壁が利用されていない。すなわち、第一板 3の第一貯留室6側の壁の第一通水孔8の径方 外側の辺の位置から第一貯留室6側に向かっ て延びる案内側壁13も図示されている点が図1 、図2を用いて説明した本発明の節水具と相 している。
また、洗面器の自動手洗い器に取り付け 使用することができるように、通水管に接 される上端側にねじ山が設けられている点 図1、図2を用いて説明した本発明の節水具 相違している。図4図示の実施形態では、中 筒状体2の上端側内周にねじ山を形成してい る。
その他の点は図1、図2を用いて説明した 発明の節水具と同一であるので説明を省略 る。
本発明の節水具1によれば、節水具1を通 する上水は、第一貯留室6、第二貯留室7が満 杯の状態に保たれた上で矢印106のように放水 される。
しかも、通水管から第一貯留室6に上水が 流入するにあたっては、第一通水孔8を介す ことによって通水断面積が狭くなるだけで なく、案内部材15によって、強制的に斜め下 方向に向かいつつ、円周方向に向かう流動が 上水に与えられる。そして、これが、下側に 向かうに従って内径が小さくなる第一貯留室 6内で抵抗を受けることなく流動し、流速を める。更に、第二板体4の、通水管を流れる 水の流動方向に交叉するように傾斜してい 第一傾斜面11a及び、この第一傾斜面11aに形 されている、第一通水孔8より通水断面積が 小さい第二通水孔12を介して、第一貯留室側6 より体積が小さい第二貯留室側7内に上水が 入する。そして、第二通水孔12より通水断面 積が小さい第三通水孔17、18を介して放水さ る。
この結果、供給側の水圧が高い場合、低 場合、供給側からの送水量が多い場合、少 い場合のいずれであっても、良好な使用感 得ることができる放水圧、放水量を実現し なおかつ、単位時間当たりの使用水量を低 でき、高い省エネルギー効果を上げること できる。
本発明の図1、図2図示の節水具を店舗の 房の蛇口に取り付けて使用した。
通水管(不図示)の通水断面積:132mm 2 、第一通水孔8の全通水断面積:28mm 2 、第二通水孔12の全通水断面積:18mm 2 、第三通水孔12の全通水断面積:12mm 2 であった。また、第二貯留室7の体積と、第 貯留室6の体積との比はほぼ1:2であった。
本発明の節水具を取り付ける前は36リッ ル/分の使用量であったものが、本発明の節 具を取り付けた後は15リットル/分の使用量 なり、58%の節水、省エネルギー化を実現で ることを確認できた。
そして、この場合に、使用感に変動が生 ることはなく、また、使用後の食器等を洗 することに要する時間、洗浄能力などにも に変動は生じなかった。
1 節水具
2 中空筒状体
3 第一板体
4 第二板体
5 第三板体
6 第一貯留室
7 第二貯留室
8、8a、8b、8c、8d 第一通水孔
10 傾斜壁
11a 第一傾斜面
11b 第二傾斜面
12 第二通水孔
13 案内側壁
14 案内底板
15 案内部材
17、17a、17b、17c、17d 内側第三通水孔
18、18a、18b、18c、18d 外側第三通水孔
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