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Patent Searching and Data


Title:
WEARING ARTICLE AND METHOD OF PRODUCING THE SAME
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/139226
Kind Code:
A1
Abstract:
A wearing article in which hook elements of mechanical fasteners are firmly fixed to a chassis and the hook elements and loop elements are firmly joined together. These are achieved with a minimum increase in cost. First and second side edges (11, 12) extending in the longitudinal direction Y, which intersects the lateral direction X, are respectively formed in front and rear waist regions (8, 9). Support members (13, 14) are mounted to those portions of an inner surface sheet (6) which correspond to the first side edges (11), and hook elements (15, 16) are mounted to such portions of the inner surface sheet (6) through the support members (13, 14). Loop elements (17, 18) are mounted to those portions of the inner sheet (6) which correspond to the second side edges (12). The entire regions of the first and second hook elements (15, 16) include deforming sections (19) formed by pressing.

Inventors:
KINOSHITA, Akiyoshi (UNI-CHARM CORPORATION 1531-7, Wadahama, Toyohama-cho, Kanonji-sh, Kagawa 02, 76916, JP)
木下 晃吉 (〒02 香川県観音寺市豊浜町和田浜1531-7 ユニ・チャーム株式会社テクニカルセンター内 Kagawa, 76916, JP)
TANAKA, Kayoko (UNI-CHARM CORPORATION 1531-7, Wadahama, Toyohama-cho, Kanonji-sh, Kagawa 02, 76916, JP)
Application Number:
JP2009/055601
Publication Date:
November 19, 2009
Filing Date:
March 23, 2009
Export Citation:
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Assignee:
UNI-CHARM CORPORATION (182 Shimobun, Kinsei-cho Shikokuchuo-sh, Ehime 11, 79901, JP)
ユニ・チャーム株式会社 (〒11 愛媛県四国中央市金生町下分182番地 Ehime, 79901, JP)
KINOSHITA, Akiyoshi (UNI-CHARM CORPORATION 1531-7, Wadahama, Toyohama-cho, Kanonji-sh, Kagawa 02, 76916, JP)
木下 晃吉 (〒02 香川県観音寺市豊浜町和田浜1531-7 ユニ・チャーム株式会社テクニカルセンター内 Kagawa, 76916, JP)
International Classes:
A61F13/49; A44B18/00; A61F13/56; A61F13/66
Attorney, Agent or Firm:
SHIRAHAMA, Yoshiharu et al. (Shimbashi Towa Bldg, 13-8 Shimbashi 2-chome,Minato-k, Tokyo 04, 10500, JP)
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Claims:
 縦方向および横方向と、身体側内面および着衣側外面と、前ウエスト域および後ウエスト域の一方である第1ウエスト域ならびに前記前ウエスト域および後ウエスト域の他方である第2ウエスト域と前記第1および第2ウエスト域間に位置するクロッチ域とを含むシャーシと、前記第1ウエスト域の前記横方向に対向しあい前記縦方向へ延びる一対の第1側縁部に位置しメカニカルファスナ機能を有する第1係合域および前記第2ウエスト域の前記横方向に対向しあい前記縦方向へ延びる一対の第2側縁部に位置して前記第1係合域と脱離可能に係合するメカニカルファスナ機能を有する第2係合域から構成されるメカニカルファスナとを含み、前記第1係合域はフック要素を含み、前記第2係合域はループ要素を含む着用物品において、
 前記フック要素は、前記シャーシに接合される基面と、前記基面から起立する軸部と、前記軸部の先端に形成された頭部とを含み、前記フック要素の全域に亘って間欠的に前記フック要素の少なくとも前記頭部が加圧変形された変形部が形成されることを特徴とする前記着用物品。
 前記変形部は、前記縦方向に離間し前記横方向に複数条延びてストライプ状に形成される請求項1記載の着用物品。
 前記変形部は、前記軸部における加圧変形をも含む請求項1または2記載の着用物品。
 前記フック要素と前記シャーシとの間には、接着手段を形成し、前記接着手段を介して前記フック要素が前記シャーシに接合される請求項1~3のいずれかに記載の着用物品。
 前記第1係合域は支持部材を含み、前記支持部材を介して前記フック要素が取り付けられる請求項1~4のいずれかに記載の着用物品。
 請求項1に記載の着用物品の製造方法であって、
 前記シャーシの前記第1係合域および前記フック要素の少なくともいずれか一方に前記接着手段を形成する工程と、
 前記第1係合域と前記フック要素の前記基面とを重ねる工程と、
 前記第1係合域および前記フック要素を互いに加圧して前記フック要素に前記変形部を形成する工程とを含むことを特徴とする前記着用物品の製造方法。
 前記第1係合域および前記フック要素を加圧する工程の前に、
 前記フック要素と前記ループ要素とを係合させて、前記フック要素の基面を前記第1係合域に接合する工程と、
 前記シャーシの前記第1ウエスト域と前記第2ウエスト域とが重なり合うように折り畳むとともに、前記ループ要素の基面を前記第2係合域に接合する工程とを含む請求項6記載の着用物品の製造方法。
Description:
着用物品およびその製造方法

 この発明は、着用物品に関し、さらに詳 くは使い捨てのおむつ、排便トレーニング ンツ、失禁ブリーフ、おむつカバー等の着 物品およびその製造方法に関する。

 従来、使い捨てのおむつにおいて、おむつ 側縁部を着脱可能にした構造として、例え 特表2006-55669号公報(特許文献1)が公知である 。この特許文献1によれば、おむつは前後ウ スト部および股部を含むシャーシと、後ウ スト部の側縁部から延出する耳パネルとを える。耳パネルにはフック部材を取り付け フック部材を前ウエスト部のループ部材に 合することによって前後ウエスト部の側縁 連結しパンツの形状にすることができる。

特表2006-55669号公報

 フック部材を耳パネルに接合するためには フック部材と耳パネルとの間に接着剤を介 させるとともに、フック部材の外縁に沿っ 部分的に加熱加圧処理する。フック部材と パネルとは接着剤によって接合される上に フック部材の加熱加圧によってフック部材 熱溶融させて、溶融部分を耳パネルに接合 せ、フック部材と耳パネルとの接合を一層 固にしている。
 フック部材が熱溶融によって変形すると、 の溶融した部分では係合機能を失い、ルー 部材と係合しなくなり、フック部材とルー 部材との全体の係合力が低下する。低下し 係合力を担保しようとすれば、フック部材 よびループ部材の面積を大きくしなければ らず、その分、コストの増加を招く。
 さらに上記のようにフック部材の外縁に沿 て加熱加圧処理をする場合には、高い処理 度が要求され、製造スピードが低下する等 製造コストの増加が懸念される。

 本発明では、コストの増加を抑制しなが 、メカニカルファスナのフック要素を強固 シャーシに取り付けることができ、かつ、 ック要素とループ要素との互いの係合力を 固にすることができる着用物品を提供する とを課題とする。

 この発明は、着用物品に係る第1の発明と、 着用物品の製造方法に係る第2の発明とを含 。
 第1の発明は、縦方向および横方向と、身体 側内面および着衣側外面と、前ウエスト域お よび後ウエスト域の一方である第1ウエスト ならびに前記前ウエスト域および後ウエス 域の他方である第2ウエスト域と前記第1およ び第2ウエスト域間に位置するクロッチ域と 含むシャーシと、前記第1ウエスト域の前記 方向に対向しあい前記縦方向へ延びる一対 第1側縁部に位置しメカニカルファスナ機能 を有する第1係合域および前記第2ウエスト域 前記横方向に対向しあい前記縦方向へ延び 一対の第2側縁部に位置して前記第1係合域 脱離可能に係合するメカニカルファスナ機 を有する第2係合域から構成されるメカニカ ファスナとを含み、前記第1係合域はフック 要素を含み、前記第2係合域はループ要素を む着用物品の改良に関わる。

 この発明は前記着用物品において、前記 ック要素は、前記シャーシに接合される基 と、前記基面から起立する軸部と、前記軸 の先端に形成された頭部とを含み、前記フ ク要素の全域に亘って間欠的に前記フック 素の少なくとも前記頭部が加圧変形された 形部が形成されることを特徴とする。

 好ましい実施形態のひとつとして、前記 形部は、前記縦方向に離間し前記横方向に 数条延びてストライプ状に形成される。

 好ましい他の実施形態のひとつとして、 記変形部は、前記軸部における加圧変形を 含む。

 好ましい他の実施形態のひとつとして、 記フック要素と前記シャーシとの間には、 着手段を形成し、前記接着手段を介して前 フック要素が前記シャーシに接合される。

 好ましい他の実施形態のひとつとして、 記第1係合域は支持部材を含み、前記支持部 材を介して前記フック要素が取り付けられる 。

 第2の発明は、請求項1に記載の着用物品 製造方法の改良に関わり、前記シャーシの 記第1係合域および前記フック要素の少なく もいずれか一方に前記接着手段を形成する 程と、前記第1係合域と前記フック要素の前 記基面とを重ねる工程と、前記第1係合域お び前記フック要素を互いに加圧して前記フ ク要素に前記変形部を形成する工程とを含 ことを特徴とする。

 好ましい実施形態のひとつとして、前記 1係合域および前記フック要素を加圧する工 程の前に、前記フック要素と前記ループ要素 とを係合させて、前記フック要素の基面を前 記第1係合域に接合する工程と、前記シャー の前記第1ウエスト域と前記第2ウエスト域と が重なり合うように折り畳むとともに、前記 ループ要素の基面を前記第2係合域に接合す 工程とを含む。

 フック要素は、第1係合域に接合される基 面と、基面から起立する軸部と、軸部の先端 に形成された頭部とを含み、フック要素の全 域に亘って間欠的にフック要素の少なくとも 頭部が加圧変形された変形部を形成し、変形 部によってループ要素に対する係合力を強固 にする。変形部は、フック要素の全面に形成 されるので、その一部に限定して形成される 場合に比べて、変形部の形成のための精度が 必要とされず、その分コストの低減に繋がる 。

 変形部は、ストライプ状に形成されるこ としたので、変形部がフック要素の全領域 亘って分散して形成される。したがって、 ック要素全域に亘ってループ要素との係合 を強固にすることができる。

 変形部は、軸部における加圧変形をも含 こととしたので、より一層ループ要素との 合を強固にすることができる。

 フック要素と第1係合域との間には、接着 手段を形成し、接着手段を介してフック要素 と第1係合域とが接合されることとした。フ ク要素とシャーシとの接合の後に変形部が 成されることによって、変形部の形成と同 にフック要素とシャーシとの係合を強固に ることができる。

 フック要素は、支持部材を介して取り付 られることとしたので、シャーシと別部材 支持部材を用いることができる。したがっ 、シャーシから支持部材を延出させること でき、フック要素とループ要素との係合を 易にすることができる。

 第1係合域またはフック要素に接着手段を 形成する工程と、接着手段が塗布された第1 合域とフック要素の基面とを重ねる工程と 第1係合域およびフック要素を互いに加圧し フック要素に変形部を形成する工程とを含 こととしたので、変形部を着用物品の製造 に同時に形成することができる。

 フック要素とループ要素とを係合させて ら変形部を形成することとしたので、加圧 よってフック要素とループ要素との係合を り一層強固にすることができる。

おむつの斜視図。 図1のおむつの展開図。 図2のIII-III線端面図。 おむつの製造方法の説明図。 係合体の端面図。 ローラの斜視図。

符号の説明

  1   おむつ
  2   シャーシ
  3   メカニカルファスナ
  4   身体側内面
  5   着衣側外面
  6   内面シート
  7   外面シート
  8   前ウエスト域
  9   後ウエスト域
 10   クロッチ域
 11   前側縁部
 12   後側縁部
 13   支持部材
 14   支持部材
 15   フック要素
 16   フック要素
 17   ループ要素
 18   ループ要素
 19   変形部
 26   基面
 27   軸部
 28   頭部

 図1~3は、この発明の一実施形態を示した のであり、大人用のおむつをその一例とし 説明する。図1はおむつ1の着用状態におい 両側縁部の一方を開いた状態の斜視図であ 、図2はおむつ1の展開図であって説明のため にその一部を破断している。図3は図2のIII-III 線端面図である。図示したように、おむつ1 吸液性を有するシャーシ2とメカニカルファ ナ3とを含む。シャーシ2は、縦方向Yおよび 方向Xと、身体側内面4および着衣側外面5と 有する。シャーシ2は、身体側内面4を形成 る内面シート6と、着衣側外面5を形成する外 面シート7と、内面シート6の身体側内面に位 する吸液構造体20とを含む。内面シート6は 透過性の繊維不織布等、外面シート7は液不 透過性プラスチックフィルム等、吸液構造体 20はフラッフパルプと高吸収性ポリマー粒子 の混合物等、それぞれ当技術分野の慣用素 を用いることができる。このようなシャー 2は、前ウエスト域8、後ウエスト域9および 後ウエスト域8,9の間におけるクロッチ域10 含む。

 前ウエスト域8には、横方向Xに対向して 方向Yに延びる一対の第1側縁部11が形成され 後ウエスト域9には、横方向Xに対向して縦 向Yに延びる一対の第2側縁部12が形成されて る。第1側縁部11は支持部材(耳部材)13,14を含 む。すなわち、第1側縁部11それぞれの内面シ ート6には、縦方向Yに細長い支持部材(耳部材 )13,14が取り付けられ、この支持部材13,14を介 て第1係合域を形成するとともにメカニカル ファスナのフック要素15,16がシャーシ2に取り 付けられている。支持部材13,14は、繊維不織 などの材料で形成され、その一方の側縁13a, 14aが内面シート6の第1側縁部11に接着剤、サ マルまたはウルトラソニックボンドによっ 接合され、他方の側縁13b,14bが第1側縁部11か 横方向X外側に延出している。フック要素15, 16は、支持部材13,14の延出した部分であって 着衣側外面に接着手段である接着剤によっ 接合されている。フック要素15,16は、縦方向 Yに二分割されておりそれぞれ上部15a,16aと下 15b,16bをそれら間にスペースを介して形成し ている。

 支持部材13,14は、第1側縁部11の縦方向Yの さ寸法とほぼ同じ寸法を有し、フック要素1 5,16は支持部材13,14の縦方向Yのほぼ全域に亘 て形成されている。具体的には、フック要 15,16は、支持部材13,14の縦方向Yの両端縁とフ ック要素15,16の上部15a,16aと下部15b,16bとのそ ぞれの間のわずかな部分を除いて縦方向Yへ びている。前後ウエスト域8,9はそれぞれの 方向Xの長さ寸法がほぼ等しく形成されてい る。前ウエスト域8の第1側縁部11に支持部材13 ,14を接合することによって、前ウエスト域8 横方向Xの寸法は、後ウエスト域9の横方向X 寸法よりも、支持部材13,14のほぼ幅寸法分だ け大きくされている。このように横方向Xに 法差があることは、後述する着用物品の製 において好ましいが、必ずしもそのように れる必要がない。

 第2側縁部12それぞれの内面シート6には、 第2係合域を形成するとともにメカニカルフ スナのループ要素17,18が接着剤、サーマルま たはウルトラソニックボンドなどの接合手段 によって取り付けられている。ループ要素17, 18は後ウエスト域9の第2側縁部12の縦方向Yの さ寸法とほぼ同じ寸法を有し、その縦方向Y ほぼ全域に亘って延びている。フック要素1 5,16とループ要素17,18とは互いに脱離可能に係 合し、これらフック要素15,16およびループ要 17,18としては、例えばこの発明に係る着用 品の技術分野で慣用されている「ベルクロ( 録商標)」や「マジックテープ(登録商標)」 用いることができる。

 第1および第2フック要素15,16は、その全域 に亘って加圧処理によって形成された変形部 19を含む。変形部19は、縦方向Yに等間隔で離 し、横方向Xに複数条延びている。

 図3に示したように、フック要素15,16は、 持部材13,14に接合される基面26と、基面26か 起立する軸部27と、軸部27の先端に形成され た頭部28とを含む。頭部28は軸部27よりも表面 積が大きく、全体としてきのこ形状を有して いる。頭部28がループ要素17,18のループに入 込むことによって、フック要素15,16とループ 要素17,18とが互いに係合される。

 フック要素15,16の変形部19以外の非変形部 29では、軸部27が基面26に対してほぼ垂直に形 成され、頭部28の軸線が基面26とほぼ平行と るように形成されている。一方、変形部19で は、軸部27がたわむとともに、頭部28の軸線 基面26に対して傾斜している。このように頭 部28が傾斜することによって、頭部28と軸部27 との間の一部において各軸線が鋭角に交差す ることとなる。これら頭部28と軸部27との軸 が鋭角になった場合には、頭部28がループ要 素17,18のループに対して引っかかりやすくな 、あるいは、一度引っかかった頭部28が抜 難くなる。したがって、変形部19においては フック要素15,16とループ要素17,18との係合力 強固になる。また、頭部28が傾斜することに よってループ要素17,18のループ間隙に入り込 やすくなる。フック要素15,16の一部である 形部19の頭部28がループ間隙に入り込むこと よって、これらの係合をより一層強固にす ことができる。

 変形部19に対する加圧の方法等によって 、頭部28はさまざまな方向および角度に傾斜 する。このようにさまざまな方向および角度 に傾斜することによって、どのような状況で あっても、メカニカルファスナ3の係合力を 固にすることができる。すなわち、係合し フック要素15,16とループ要素17,18には、その 用状態等によって種々のせん断方向の力が 用したり、剥離方向の力が作用したりする 、さまざまな方向に傾斜した頭部28のいず かがループ要素17,18に食い込むように係合可 能であり、強固な係合を保持することができ る。

 変形部19の面積は、フック要素15,16の全体に 対して5~40%となるようにしている。図3では、 頭部28だけでなく軸部27も変形しているが、 部28だけが変形して基面26に対して傾斜する うにしても良い。
 変形部19は、加圧処理によって形成し、加 しているものではない。したがって、フッ 要素15,16が熱溶融することがなく、頭部28お び軸部27が溶着することがない。頭部28およ び軸部27が溶着すれば、ループに引っかかる 部28の部分が失われてしまい、フック要素15 ,16とループ要素17,18との係合力が低減してし う。

 フック要素15,16は接着手段である接着剤30 を介して支持部材13,14に接合されている。フ ク要素15,16を支持部材13,14に接合してから加 圧するようにすれば、変形部19を形成するこ ができるとともに、加圧部分ではフック要 15,16と支持部材13,14との接着力も増加し、こ れらの接合を強固にすることもできる。した がって、係合させたフック要素15,16とループ 素17,18とを外そうとした場合にフック要素15 ,16と支持部材13,14との間に大きな剥離力が作 しても、これらが剥離してしまうのを抑制 ることができる。ただし、フック要素15,16 支持部材13,14とを同時に加圧処理しない場合 には、接着手段として接着剤30以外を用いる ともできる。また、接着手段として接着剤3 0を用いる場合には、加圧によって係合力が 固になるものを用いることが好ましい。

 前後ウエスト域8,9には、横方向Xに延びる ウエスト弾性部材21が伸長状態で収縮可能に り付けられている。具体的には、ウエスト 性部材21はウエスト開口側に位置する第1弾 部材21aと、第1弾性部材21aよりもクロッチ域 10に位置する第2弾性部材21bとを含み、これら 第1および第2弾性部材21a,21bは内外面シート6,7 の間に介在し、内外面シート6,7の少なくとも 一方に接着剤、サーマルまたはウルトラソニ ックボンドによって接合されている。ウエス ト弾性部材21は、複数条の糸状、ストランド またはテープ状などのゴムによって形成さ る。第2弾性部材21bは、縦方向Yにほぼ等間 に離間して、前後ウエスト域6,7のほぼ全域 亘って取り付けられることによって、前後 エスト域6,7を横方向Xに弾性化している。前 ウエスト域6,7を弾性化することによって、 後ウエスト域6,7が着用者にフィットし、尿 の漏れを防止するとともに、着用外観を良 するようにしている。

 ウエスト弾性部材21は、前ウエスト域8に いては支持部材13,14と交差しないようにそ らの横方向X内側まで延びている。フック要 15,16は、支持部材13,14の横方向Xに延出した 分に形成されているので、ウエスト弾性部 21は前ウエスト域8においては、フック要素15 ,16には重ならない。同様に、後ウエスト域9 おいては、ループ要素17,18の横方向X内側ま ウエスト弾性部材21が延びて、これらループ 要素17,18には重ならない。ウエスト弾性部材2 1がフック要素15,16およびループ要素17,18に重 らないようにすることによって、ウエスト 性部材21の収縮でフック要素15,16とループ要 素17,18とに皺が発生するのを抑制することが きる。したがって、皺が発生することで、 合面積が狭くなったり、係合が不安定にな たりするのを抑制することができ、フック 素15,16とループ要素17,18とを強固に係合する ことができる。

 第1および第2側縁部11,12の縦方向Yの間には ッグ側縁部22が形成され、このレッグ側縁部 22は、クロッチ域10に形成されて、横方向Xの 法を二等分する縦中心線P-Pに向かって湾曲 ている。レッグ側縁部22に沿ってレッグ弾 部材23が伸長状態で収縮可能に取り付けられ ている。具体的には、レッグ弾性部材23は、 外面シート6,7の間に介在し、これら内外面 ート6,7の少なくともいずれか一方に接着剤 サーマルまたはウルトラソニックボンドな の接合手段によって取り付けられている。 ッグ弾性部材23は複数条の糸状、ストラン 状またはテープ状などのゴムによって形成 れ、これらゴムの収縮力によって、レッグ 縁部22が着用者にフィットし尿等の漏れを防 止するようにしている。
 ウエスト弾性部材21およびレッグ弾性部材23 は、天然ゴムまたはポリウレタン等の合成ゴ ムを用いることができ、ゴムに替えて、弾性 を有する繊維不織布やプラスチックシート等 、一般的な種々の弾性部材を用いることもで きる。

 このようなおむつ1において、フック要素 15,16にループ要素17,18を係合させることによ て、前後ウエスト域8,9を互いに連結し、ウ スト開口24と一対のレッグ開口25とを形成す とともに、プルオン・パンツ形状とするこ ができる。このようなおむつ1は、前後ウエ スト域8,9の連結状態でウエスト開口24からレ グ開口25へと脚を入れておむつ1を引き上げ ようにして着用することができる。また、 後ウエスト域8,9を連結する前に着用者のウ スト部にあてがい、その後フック要素15,16 ループ要素17,18を係合させることによって、 前後ウエスト域8,9を連結してパンツ形状にす ることもできる。したがって、このようなお むつ1は、プルオン・パンツタイプとオープ タイプの併用可能な利便性を有する。

 いずれの場合でも、フック要素15,16を上 15a,16aと下部15b,16bとに分割しているので、い ずれか一方ずつループ要素17,18に係合させる とができ、一連の長いフック要素を一気に ープ要素に係合させる場合に比べて作業効 を向上させることができる。また、一度係 させた後にずれを直したり、排泄の有無を 認するために係合を外したりした場合に、 下部いずれかのフック要素のみを外したり 合しなおしたりすれば良いので、フック要 の全部を係合しなおす場合に比べて簡便で る。

 上記のようなおむつ1の製造方法を説明する 。図4に示したように、おむつ1のシャーシ2は 繊維ウェブによって連続的に形成され、最後 に切断することによって個々の製品となる。 ウェブの搬送方向を矢印Aで示している。
 第1の工程(a)では、外面シート7を形成する 1ウェブ31が搬送されるとともに、この第1ウ ブ31にウエスト弾性部材21およびレッグ弾性 部材23が搬送方向に連続的に伸長状態で取り けられる。ここでは、弾性部材21,23を接合 るための接着剤等の接合手段は省略してい 。

 第2の工程(b)では、内面シート6を形成する 2ウェブ32が第1ウェブ31上に搬送され、これ 第1ウェブ31と第2ウェブ32とが接合される。 の第2の工程(b)以降、図中ウエスト弾性部材2 1の記載を省略し、レッグ弾性部材23のみ破線 で示す。
 第3の工程(c)では、レッグ弾性部材23によっ 形成された円に沿って第1および第2ウェブ31 ,32に円状の孔36が形成され、この孔36の縁を ッグ側縁部22とする。孔36は破線で示した切 予定線35上に形成される。
 第4の工程(d)では、孔36と孔36との搬送方向 間に、吸液構造体20が取り付けられる。吸液 構造体20は第2ウェブ32に図示しない接合手段 よって接合される。

 第5の工程(e)では、フック要素15,16とルー 要素17,18とが係合された係合体37の状態で取 り付けられる。フック要素15,16は支持部材13,1 4に接合され、フック要素15,16にループ要素17, 18が係合され、係合体37を形成している。図5 、図4に示した係合体37のV-V線端面図である 図示したように、支持部材13,14はそれぞれ つ折にされるとともに、フック要素15,16が接 合された面においては支持部材13,14が搬送方 に連続している。またループ要素17,18も搬 方向に連続している。このような状態の係 体37が第2ウェブ32に搬送される。第1および 2ウェブ31,32は搬送方向の一端33および他端34 形成し、一端33側がおむつ1の前胴周り域8と なり、他端34側が後胴周り域9となる。係合体 37の支持部材13,14が、第2ウェブ32の他端34側に 図示しない接合手段を介して接合される。フ ック要素15,16の搬送方向の間、ループ要素17,1 8の搬送方向の間において、切断予定線35で最 後に切断されることによって、個々の製品と なる。

 第6の工程(f)では、第1および第2ウェブ31,3 2の一端33と他端34とを重ね合わせるようにし 、これらを二つに折り畳む。このとき吸液 造体20、フック要素15,16およびループ要素17, 18が内側になるようにして折り畳む。ループ 素17,18には図示しない接合手段を形成し、 1および第2ウェブ31,32が折り畳まれた際に、 ープ要素17,18が一端33側に接合するようにし ている。

 第7の工程(g)では、係合したフック要素15, 16およびループ要素17,18に対して第1ウェブ31 から加圧処理をして変形部19を形成する。加 圧処理は、図6に示したローラを用いておこ われる。ローラは第1ローラ38と第2ローラ39 を含み、第1ローラ38にはプレスパターン40を 形成し、第2ローラ39にはプレスパターンを形 成していない。第1ローラ38にフック要素15,16 が位置し、第2ローラ39にループ要素17,18側 位置するようにして、第1および第2ウェブ31, 32をセットし、第1および第2ローラ38,39の回転 によってフック要素15,16に変形部19を形成す 。プレスパターン40は搬送方向に延びる複数 の凸条部41を形成し、これら凸条部41におい フック要素15,16に対する圧力が高くなること によって、変形部19を形成している。したが て、変形部19は、ストライプ状に横方向Xに びて縦方向Yに離間して複数形成されること になる。プレスパターン40はフック要素15,16 取り付けられた位置に対応して、第1ローラ3 8に形成されるとともに、プレスパターン40と 第2ローラ39とのクリアランスは、約0.1~2.0mmと している。ただし、このクリアランスは、フ ック要素15,16の厚さが約0.5mmのときのもので り、このフック要素15,16の厚さや他の部材の 厚さ、剛性等によっては、プレスパターン40 第2ローラ39とのクリアランスを変更するこ ができる。

 第8の工程(h)では、折り畳んだ状態で、切 断予定線35に沿って第1および第2ウェブ31,32を 切断する。このように切断することによって おむつ1が形成される。

 このように、連続する第1および第2ウェブ31 ,32によっておむつ1を形成するとともに、フ ク要素15,16およびループ要素17,18を取り付け 変形部19を形成することができるので、製 スピードを向上させることができる。
 おむつ1の製造時にフック要素15,16とループ 素17,18とを強固に係合することができるの 、製造工程や使用前においてこれら係合が れたり、外れたりすることがない。

 この発明では、フック要素15,16を支持部 13,14に取り付け、さらにフック要素15,16にル プ要素17,18を取り付けて係合体37を形成して からシャーシ2を形成する第2ウェブ32に取り けるようにしているが、フック要素15,16を第 2ウェブ32の他端34側に、ループ要素17,18を一 33側に取り付けてから、ウェブを二つ折りに してこれらフック要素15,16とループ要素17,18 を係合させるようにしてもよい。

 第1および第2ウェブ31,32によって形成され る内外面シート6,7、フック要素15,16およびル プ要素17,18が積層された状態で第1および第2 ローラ38,39で加圧されるようにしているが、 ック要素15,16のみ、あるいは内外面シート6, 7とフック要素15,16の積層体の状態で加圧され るようにしてもよい。ただし、フック要素15, 16とループ要素17,18とを係合させた状態で加 することによって、これらの係合をより強 にすることができる。

 プレスパターン40としてストライプ状のも を用いているが、フック要素15,16に部分的に 変形部19を形成することができるものであれ 、丸型や角型のドット状のものや波形状の のなど、他の形状のものを用いることがで る。
 また、第1および第2ローラ38,39によって変形 部19を形成することによって、搬送されるウ ブに対して連続的に加圧処理可能となる。 1ローラ38にプレスパターン40を形成してい が、第2ローラ39にもプレスパターン40に対応 するパターンを形成するようにしてもよい。
 上記のおむつ1の製造方法において、吸液構 造体20を搬送するタイミングや、レッグ側縁 を形成する孔36を形成するタイミング等は 適宜変更することができる。

 フック要素15,16として、きのこ形状のも を用いているが、鉤型のもの等、一般的な ック要素を用いることができる。いずれに ても、その頭部を加圧によって変形させる とによって、フック要素の配向をランダム することができ、ループ要素との係合を強 にすることができる。また、加圧の時間や によって、変形部19の形状を変えることがで き、選択したループ要素に応じて適宜変更可 能である。

 前ウエスト域8にフック要素15,16を取り付け 後ウエスト域9にループ17,18要素を取り付け こととしているが、これが逆でも良い。す わち、前ウエスト域8を第1ウエスト域とし 、後ウエスト域9を第2ウエスト域として説明 しているが、前ウエスト域8が第2ウエスト域 後ウエスト域9が第1ウエスト域としてもよ 。ただし、剛性が高いフック要素が着用者 肌に接触しないように取り付けることが望 しい。フック要素によって着用者の肌が傷 けられるのを防止するためである。
 おむつ1は、シャーシ2とは別体の吸液構造 20を有しているが、シャーシ2の内外面シー 6,7の間に吸液性のコアを介在させるように てもよい。

 この実施形態では、第1側縁部11が支持部 13,14を含み、支持部材13,14を介してフック要 素15,16が取り付けられることとしているが、 の実施形態としてフック要素15,16が直接シ ーシ2に取り付けられるようにしてもよい。 の場合には、フック要素15,16を前ウエスト 8の外面シート7に接合することができ、支持 部材13,14を設ける必要がないので、その分、 スト低減を図ることができる。




 
Previous Patent: WO/2009/139214

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