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Title:
WIRELESS COMMUNICATION DEVICE, WIRELESS COMMUNICATION METHOD AND WIRELESS COMMUNICATION SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/066451
Kind Code:
A1
Abstract:
It is an object to provide a wireless communication device, a wireless communication method and a wireless communication system configured to improve receiving reliability of predetermined bits such as highly important bits. A code length L is determined by a designated modulation system, a coding rate and a bit length of S2. A relay station determines a coding rate of S1 in the light of the code length L. In the case of 16QAM, since bits involving a quadrant judgment are 1/2 of the entire bits, let L/2 be the code length of S1. Thus, the coding rate of S1 is 2(LS1)/ L where the bit length of S1 is LS1. In this example, S1 is coded to be S1+P1 and S2 is S2+P4. P1 denotes a parity bit of S1 while P4 denotes a parity bit of S2. The relay station changes a bit arrangement so that each bit of code words (S1+P1) of S1 comes in a position of the quadrant judgment of all 16QAM constellation.

Inventors:
HORIUCHI, Ayako (())
堀内綾子 (())
IMAMURA, Daichi (())
Application Number:
JP2008/003382
Publication Date:
May 28, 2009
Filing Date:
November 19, 2008
Export Citation:
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Assignee:
Panasonic Corporation (1006, Oaza Kadoma Kadoma-sh, Osaka 01, 5718501, JP)
パナソニック株式会社 (〒01 大阪府門真市大字門真1006番地 Osaka, 5718501, JP)
HORIUCHI, Ayako (())
堀内綾子 (())
International Classes:
H04L27/34
Attorney, Agent or Firm:
OGURI, Shohei et al. (Eikoh Patent Firm, 7-13 Nishi-Shimbashi 1-chome,Minato-k, Tokyo 03, 1050003, JP)
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Claims:
 第1無線通信装置からの第1の信号の受信と、第2無線通信装置からの第2の信号の受信と、前記第1無線通信装置及び前記第2無線通信装置への第3の信号の送信と、を行う無線通信装置であって、
 前記第2の信号の符号長を基準として、前記第2の信号の符号語と、多値変調における象限判定ビットの位置に配置された前記第1の信号の符号語とをビット毎に排他的論理和演算することにより前記第3の信号を生成する排他的論理和演算部を備える無線通信装置。
 請求項1記載の無線通信装置であって、
 前記第1の信号の符号語のビット列における、前記象限判定ビットの位置以外のビット位置に0を挿入することにより、前記第1の信号の符号長を前記第2の信号の符号長に揃える0パディング部を備える無線通信装置。
 請求項1記載の無線通信装置であって、
 前記排他的論理和演算部は、前記第2の信号の符号語と、所定のビットを象限判定ビットの位置に配置し、当該所定のビット以外のビットを当該象限判定ビットの位置以外のビット位置に配置した前記第1の信号の符号語とをビット毎に排他的論理和演算することにより前記第3の信号を生成するものを含む無線通信装置。
 請求項3記載の無線通信装置であって、
 前記第1の信号の符号語の重要度の高いビットを前記象限判定ビットの位置に配置するビット入れ替え部を備える無線通信装置。
 請求項4記載の無線通信装置であって、
 前記ビット入れ替え部は、システマティックビットを含む信号、制御信号、音声信号、及び初回送信の信号、のいずれかのビットを前記象限判定ビットの位置に配置するものを含む無線通信装置。
 請求項3記載の無線通信装置であって、
 前記象限判定ビットの位置に配置される所定のビットのビット列長は、排他的論理和演算するビット列の長さをL、多値変調の変調多値数をMとした場合に、2L/(log 2 M)以内であるものを含む無線通信装置。
 第1無線通信装置からの第1の信号の受信と、第2無線通信装置からの第2の信号の受信と、前記第1無線通信装置及び前記第2無線通信装置への第3の信号の送信と、を行う無線通信方法であって、
 前記第2の信号の符号長を基準として、前記第2の信号の符号語と、多値変調における象限判定ビットの位置に配置された前記第1の信号の符号語とをビット毎に排他的論理和演算することにより前記第3の信号を生成する排他的論理和演算ステップを有する無線通信方法。
 請求項7記載の無線通信方法であって、
 前記第1の信号の符号語のビット列における、前記象限判定ビットの位置以外のビット位置に0を挿入することにより、前記第1の信号の符号長を前記第2の信号の符号長に揃える0パディングステップを有する無線通信方法。
 請求項7記載の無線通信方法であって、
 前記排他的論理和演算ステップは、前記第2の信号の符号語と、所定のビットを象限判定ビットの位置に配置し、当該所定のビット以外のビットを当該象限判定ビットの位置以外のビット位置に配置した前記第1の信号の符号語とをビット毎に排他的論理和演算することにより前記第3の信号を生成するものを含む無線通信方法。
 請求項9記載の無線通信方法であって、
 前記第1の信号の符号語の重要度の高いビットを前記象限判定ビットの位置に配置するビット入れ替えステップを有する無線通信方法。
 請求項10記載の無線通信方法であって、
 前記ビット入れ替えステップは、システマティックビットを含む信号、制御信号、音声信号、及び初回送信の信号、のいずれかのビットを前記象限判定ビットの位置に配置するものを含む無線通信方法。
 請求項9記載の無線通信方法であって、
 前記象限判定ビットの位置に配置される所定のビットのビット列長は、排他的論理和演算するビット列の長さをL、多値変調の変調多値数をMとした場合に、2L/(log 2 M)以内であるものを含む無線通信方法。
 第1無線通信装置と、第2無線通信装置と、前記第1無線通信装置からの第1の信号の受信と、前記第2無線通信装置からの第2の信号の受信と、前記第1無線通信装置及び前記第2無線通信装置への第3の信号の送信と、を行う第3無線通信装置と、を備えて構成される無線通信システムであって、
 前記第3無線通信装置は、
 前記第2の信号の符号長を基準として、前記第2の信号の符号語と、多値変調における象限判定ビットの位置に配置された前記第1の信号の符号語とをビット毎に排他的論理和演算することにより前記第3の信号を生成する排他的論理和演算部を備えるものである無線通信システム。
Description:
無線通信装置、無線通信方法お び無線通信システム

 本発明は、第1無線通信装置からの第1の 号の受信と、第2無線通信装置からの第2の信 号の受信と、前記第1無線通信装置及び前記 2無線通信装置への第3の信号の送信と、を行 う無線通信装置、無線通信方法および無線通 信システムに関する。

 近年、セルラ移動体通信システムにおい は、情報のマルチメディア化に伴い、音声 ータのみならず、静止画像データ、動画像 ータ等の大容量データを伝送することが一 化しつつある。大容量データの伝送を実現 るために、高周波の無線帯域を利用して高 送レートを実現する技術に関して盛んに検 がなされている。

 しかし、高周波の無線帯域を利用した場 、近距離では高伝送レートを期待できる一 、遠距離になるにしたがい伝送距離による 衰が大きくなる。よって、高周波の無線帯 を利用した移動体通信システムを実際に運 する場合は、無線通信基地局装置(以下、基 地局と省略する)のカバーエリアが小さくな 、このため、より多くの基地局を設置する 要が生じる。基地局の設置には相応のコス がかかるため、基地局数の増加を抑制しつ 、高周波の無線帯域を利用した通信サービ を実現するための技術が強く求められてい 。

 このような要求に対し、各基地局のカバ エリアを拡大させるために、基地局と無線 信移動局装置(以下、移動局と省略する)と 間に無線通信中継局装置(以下、中継局と省 する)を設置し、基地局と移動局との間の通 信を中継局を介して行う中継送信技術が検討 されている。中継技術を用いると、基地局と 直接通信できない端末も、中継局を介して通 信することができる。

 しかしながら、中継技術では、中継局が 継するためのリソースを確保する必要が発 するので、リソースの有効活用が課題とな 。この課題を解決する方法として、ネット ークコーディング(ネットワーク内における 符号化処理)を中継局へ適用することが検討 れている。

 まず、ネットワークコーディングについ 図21を使用して説明する。移動局と中継局 基地局とで構成される無線通信システムに いて、移動局は中継局経由で基地局に信号 送信し、基地局は中継局経由で移動局に信 を送信する。移動局は中継局に信号S1を送信 する。ここでS1は例として1111というビット列 とする。基地局は中継局に信号S2を送信する ここでS2は例として1010というビット列とす 。

 中継局ではS1とS2のビットごとのXOR(排他 論理和)を演算し、1111 XOR 1010の演算結果で る0101を移動局と基地局へ送信する。このと き、中継局が送信に使うリソースは、移動局 と基地局が受信できるリソースである。

 移動局は、受信した0101に、移動局が中継 局に送信したS1(1111)をXORし、0101 XOR 1111の演 結果である1010を受信する。同様に、基地局 は、受信した0101に、基地局が中継局に送信 たS2(1010)をXORし、0101 XOR 1010の演算結果であ る1111を受信する。

 このように、XOR演算をするネットワーク ーディングを中継に適用することにより、S 1とS2を同リソースで同時刻に送信できるので 、S1とS2をそれぞれ独立に送信する場合と比 して、リソースの有効活用ができる。

 ここで、ネットワークコーディングする 号S1とS2は必ずしも、ビット列長が揃ってい るとは限らない。そこで、ビット列長をそろ えるために、0パディング、リピティション 符号化率等で調整することが提案されてい (例えば、特許文献1参照)。また、多値変調 コンスタレーション(信号点の位置)に着目し 、初回の送信と再送とでは、異なる信号点に 、ビットを配置させる方法が提案されている (例えば、非特許文献1参照)。

米国特許第2007/0184826号明細書 Enhanced HARQ Method with Signal Constellation R earrangement,3GPP,TSG-RAN Working Group 1 Meeting #19  TSGR1#19(01)0237,2001年3月

 しかしながら、上記従来の方法では、XOR 算したビット列を一括送信する際、重要度 高いビットの受信品質が低いと、誤り率特 が劣化してしまう。特に、上記従来の方法 はビット列中の重要度の高いビットと低い ットの配置が考慮されていないため、多値 調をした場合に、信頼度が低い位置に重要 の高いビットが配置されてしまうことがあ 、誤り率が大きくなる場合がある。また、 の信号のビット列長が短い信号については ビット列長を長くする際に、リソースを有 活用できていないという課題がある。

 本発明の目的は、上記従来の事情に鑑み なされたものであって、重要度の高いビッ 等といった所定のビットの受信信頼度を向 させることができる無線通信装置、無線通 方法および無線通信システムを提供するこ である。

 本発明の無線通信装置は、第1無線通信装 置からの第1の信号の受信と、第2無線通信装 からの第2の信号の受信と、前記第1無線通 装置及び前記第2無線通信装置への第3の信号 の送信と、を行う無線通信装置であって、前 記第2の信号の符号長を基準として、前記第2 信号の符号語と、多値変調における象限判 ビットの位置に配置された前記第1の信号の 符号語とをビット毎に排他的論理和演算する ことにより前記第3の信号を生成する排他的 理和演算部を備える。

 上記構成によれば、第1の信号の符号語を 象限判定ビットの位置に配置して第2の信号 符号語と排他的論理和演算することにより 雑音、干渉の耐性が強い象限判定ビットの 置に第1の信号として重要度の高いビットを 信することができるため、重要度の高いビ トの受信信頼度を向上させることができる

 また、本発明の無線通信装置は、前記第1 の信号の符号語のビット列における、前記象 限判定ビットの位置以外のビット位置に0を 入することにより、前記第1の信号の符号長 前記第2の信号の符号長に揃える0パディン 部を備える。

 上記構成によれば、第2の信号の符号語の コンスタレーションの中心からの距離を変更 せずに第1の信号と排他的論理和演算するこ ができるので、第2の信号のコンスタレーシ ンによる信頼度が変化しないという効果が る。したがって、再送時にコンスタレーシ ン位置を変更して受信品質を平均化するシ テムに適応しやすいという利点がある。

 また、本発明の無線通信装置は、前記排 的論理和演算部が、前記第2の信号の符号語 と、所定のビットを象限判定ビットの位置に 配置し、当該所定のビット以外のビットを当 該象限判定ビットの位置以外のビット位置に 配置した前記第1の信号の符号語とをビット に排他的論理和演算することにより前記第3 信号を生成するものを含む。

 上記構成によれば、第1の信号の符号語の 所定のビットのみを象限判定ビットの位置に 配置して第2の信号の符号語と排他的論理和 算することにより、第1の信号の符号後の所 のビットのみを、雑音、干渉の耐性が強い 限判定ビットの位置に送信できるため、ビ ト列中の所定のビットの受信信頼度を向上 せることができる。

 また、本発明の無線通信装置は、前記第1 の信号の符号語の重要度の高いビットを前記 象限判定ビットの位置に配置するビット入れ 替え部を備える。

 従来は、ビット列を長くするように符号 して、単純にビットに割り当てていたため 重要度が高いビットが象限判定ビットの位 以外のビット位置に配置されてしまうこと あり、リソースを有効活用できていなかっ のに対し、上記構成によれば、第1の信号の 符号語のうち、重要度の高いビットを象限判 定ビットの位置に配置するため、重要度の高 いビットの受信信頼度を向上させることがで き、リソースを有効活用できる。

 また、本発明の無線通信装置は、前記ビ ト入れ替え部が、システマティックビット 含む信号、制御信号、音声信号、及び初回 信の信号、のいずれかのビットを前記象限 定ビットの位置に配置するものを含む。

 また、本発明の無線通信装置は、前記象限 定ビットの位置に配置される所定のビット ビット列長が、排他的論理和演算するビッ 列の長さをL、多値変調の変調多値数をMと た場合に、2L/(log 2 M)以内であるものを含む。

 また、本発明の無線通信方法は、第1無線 通信装置からの第1の信号の受信と、第2無線 信装置からの第2の信号の受信と、前記第1 線通信装置及び前記第2無線通信装置への第3 の信号の送信と、を行う無線通信方法であっ て、前記第2の信号の符号長を基準として、 記第2の信号の符号語と、多値変調における 限判定ビットの位置に配置された前記第1の 信号の符号語とをビット毎に排他的論理和演 算することにより前記第3の信号を生成する 他的論理和演算ステップを有する。

 また、本発明の無線通信方法は、前記第1 の信号の符号語のビット列における、前記象 限判定ビットの位置以外のビット位置に0を 入することにより、前記第1の信号の符号長 前記第2の信号の符号長に揃える0パディン ステップを有する。

 また、本発明の無線通信方法は、前記排 的論理和演算ステップが、前記第2の信号の 符号語と、所定のビットを象限判定ビットの 位置に配置し、当該所定のビット以外のビッ トを当該象限判定ビットの位置以外のビット 位置に配置した前記第1の信号の符号語とを ット毎に排他的論理和演算することにより 記第3の信号を生成するものを含む。

 また、本発明の無線通信方法は、前記第1 の信号の符号語の重要度の高いビットを前記 象限判定ビットの位置に配置するビット入れ 替えステップを有する。

 また、本発明の無線通信方法は、前記ビ ト入れ替えステップが、システマティック ットを含む信号、制御信号、音声信号、及 初回送信の信号、のいずれかのビットを前 象限判定ビットの位置に配置するものを含 。

 また、本発明の無線通信方法は、前記象限 定ビットの位置に配置される所定のビット ビット列長は、排他的論理和演算するビッ 列の長さをL、多値変調の変調多値数をMと た場合に、2L/(log 2 M)以内であるものを含む。

 また、本発明の無線通信システムは、第1 無線通信装置と、第2無線通信装置と、前記 1無線通信装置からの第1の信号の受信と、前 記第2無線通信装置からの第2の信号の受信と 前記第1無線通信装置及び前記第2無線通信 置への第3の信号の送信と、を行う第3無線通 信装置と、を備えて構成される無線通信シス テムであって、前記第3無線通信装置が、前 第2の信号の符号長を基準として、前記第2の 信号の符号語と、多値変調における象限判定 ビットの位置に配置された前記第1の信号の 号語とをビット毎に排他的論理和演算する とにより前記第3の信号を生成する排他的論 和演算部を備えるものである。

 本発明によれば、第1の信号の符号語を象 限判定ビットの位置に配置して第2の信号の 号語と排他的論理和演算することにより、 音、干渉の耐性が強い象限判定ビットの位 に第1の信号として重要度の高いビットを送 することができるため、重要度の高いビッ の受信信頼度を向上させることができる。

本発明の第1の実施形態にかかる無線通 信方法において、変調方式が16QAMである場合 動作例を示す図 16QAMのコンスタレーションの説明図 8PSKのコンスタレーションの説明図 本発明の第1の実施形態にかかる無線通 信方法において、変調方式が8PSKである場合 動作例を示す図 64QAMのコンスタレーションの説明図 本発明の第1の実施形態にかかる無線通 信方法において、変調方式が64QAMである場合 動作例を示す図 本発明の第1の実施形態にかかる中継局 装置の構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態にかかる移動局 装置の構成を示すブロック図 本発明の第2の実施形態にかかる無線通 信方法において、変調方式が16QAMである場合 動作例を示す図 本発明の第2の実施形態にかかる無線 信方法において、変調方式が8PSKである場合 動作例を示す図 本発明の第2の実施形態にかかる無線 信方法において、変調方式が64QAMである場合 の動作例を示す図 本発明の第2の実施形態にかかる中継 装置の構成を示すブロック図 本発明の第2の実施形態にかかる移動 装置の構成を示すブロック図 本発明の第2の実施形態において、重 度の低いビットを重要度の高いビットのリ ティションとする場合の説明図 本発明の第3の実施形態にかかる無線 信システムの構成を示す図 本発明の第3の実施形態にかかる無線 信システムのシーケンス図 本発明の第3の実施形態にかかる無線 信システムにおいて、変調方式が16QAMである 場合の動作例を示す図 本発明の第3の実施形態にかかる中継 装置の構成を示すブロック図 本発明の第3の実施形態にかかる移動 装置の構成を示すブロック図 本発明の第3の実施形態にかかる無線 信システムにおいて、符号長が異なる場合 おける象限判定用ビットの割り当てを示す ネットワークコーディングの説明図

符号の説明

 1 移動局
 2 移動局
 3 中継局
 4 基地局
 11,12 誤り訂正符号化部
 13 0パディング部
 14 XOR部
 15 変調部
 16 無線送信部
 17,24 アンテナ
 18,19 誤り訂正復号部
 20,21 LLR部
 22 信号分離部
 23 無線受信部
 25 ビット入れ替え部
 35 ビット変換部
 36 ビット選択部
 37 バッファ部
 39 ビット演算部
 55,56 ビット列変換部

 (実施の形態1)
 本実施の形態では、多値変調を使用して、 いビット長の信号と、短いビット長の信号 組み合わせてネットワークコーディングす 際に、16QAMでは、短いビット長の信号を、 いビット長の半分の長さで符号化し、象限 定するビット(象限判定ビット)の位置、すな わちコンスタレーションの象限を決定するビ ットのみへ配置する。このようにすると、長 いビット長の信号と短いビット長の信号とを XOR演算しても、長いビット長の信号のコンス タレーションによる信頼度が変化しないとい う効果がある。また、短いビット長の信号を 受信する場合、QPSKの判定で受信することも 能である。

 多値変調使用時に、象限判定となるビッ は、1シンボルあたり2ビットである。16QAMで は、4ビット中2ビット、8PSKでは3ビット中2ビ ト、64QAMでは6ビット中2ビットである。以下 、それぞれの変調方式での動作について説明 する。

 [16QAM動作例] 
 変調方式が16QAMである場合の動作例を図1に す。中継局は、移動局から信号S1を受信し 基地局から信号S2を受信し、この二つの信号 にネットワークコーディングを適用、すなわ ち二つの信号の排他的論理和(XOR)を演算し、 の演算結果を中継する。本例では、中継局 ら移動局間と、中継局から基地局間の回線 質のうち、中継局から移動局間の回線品質 低く、中継局から基地局間の回線品質を基 に、変調方式、符号化率が決定される。こ 変調方式、符号化率は、基地局が決定し、 継局へ指示する。

 本例では、変調方式として16QAMが指定さ たとする。指定された変調方式、符号化率 S2のビット長から、符号長Lが決定する。中 局は、符号長Lから、S1の符号化率を決定す 。16QAMの場合、象限判定となるビットは全体 のビットの1/2であるので、S1の符号長をL/2と る。したがって、S1の符号化率は、S1のビッ ト長をLS1とすると2(LS1)/Lとなる。本例では、S 1は符号化されS1+P1となり、S2はS2+P4となって る。P1は、S1のパリティビット、P4はS2のパリ ティビットを示す。

 中継局は、S1の符号語(S1+P1)の各ビットが べて16QAMのコンスタレーションの象限判定 位置にくるようにビット配置を変更する。 例では、図2に示すコンスタレーションを使 する。図2のコンスタレーションでは、象限 判定となるビットは第1ビットと第2ビットと る。

 コンスタレーションとビットの関係につ て図2を用いて説明する。第1ビットはI方向 右か左か(Q軸を基準として右側か左側か)を し、第3ビットは、I方向の内側か外側か(Q軸 との距離が近いか遠いか)を示し、第2ビット Q方向の上か下か(I軸を基準として上側か下 か)を示し、第4ビットはQ方向の内側か外側 (I軸との距離が近いか遠いか)を示す。この き、第1ビットと第2ビットは、コンスタレ ションの座標軸上の象限を決定するビット なる。

 第1ビットと第2ビットの組み合わせによ 、第1ビットと第2ビットが(0,0)であれば第1象 限、(1,0)であれば第2象限、(1,1)であれば第3象 限、(0,1)であれば第4象限となる。

 象限により決定される第1ビットと第2ビ トは、コンスタレーションの内側か外側か 決定する第3、第4ビットと比較して、雑音、 干渉の耐性が強く、受信信頼度が高くなると いう特徴がある。したがって、重要なビット を第1ビット、第2ビットに配置することで、 要なビットの受信信頼度を向上させること できる。

 この象限判定となる第1ビットと第2ビッ にS1の符号語を配置し、第3ビットと第4ビッ は使用しない。したがって、図1に示すよう に、S2+P4のビット1111は、S1+P1のビット11と、 1ビットと第2ビットだけXOR演算をし、送信ビ ット列は0011となる。

 このように、短い符号語(S1の符号語)のビ ットを象限判定する位置だけに配置すると、 受信信頼度の高いビットにのみ情報が送信さ れるので、受信側では、受信品質が高くなる 。また、短い符号語(S1の符号語)のビットを 限判定する位置だけに配置することにより XOR演算後のビット列のコンスタレーション 位置が、長い符号語(S2の符号語)のコンスタ ーションの位置と比較して、内側のものは 側のまま、外側のものは外側のままとなる

 例を挙げると、S2+P4のビット列が1111のと 、1111の位置は図2のコンスタレーションで 、第3象限の左下端になっている。図1に示す ように、1111(S2+P4)のうち象限判定ビットのみ1 1(S1+P1)とXORをした送信ビット列は、0011となる 。0011の位置は図2のコンスタレーションでは 第1象限の右上端になっている。

 例えば、S1+P1のビット列が10であると、送 信ビット列は0111となり、S1+P1のビット列が01 あると送信ビット列は1011となる。0111と1011 それぞれ左上端と、右下端になっている。 れらは全て、座標軸の中心からの距離が等 い。このように、象限判定となるビット位 のみXORをすると、コンスタレーションの中 からの距離を変えずにビットを変形できる

 [8PSK動作例]
 変調方式として、8PSKを用いる場合は、シン ボルを形成する3ビットのうち、象限判定と るのは2ビットである。本例では、図3に示す コンスタレーションを使用する。図3のコン タレーションでは、象限判定となるビット 第1ビットと第2ビットとなる。この象限判定 となる第1ビットと第2ビットに重要なビット 配置し、第3ビットに重要でないビットを配 置する。

 コンスタレーションとビットの関係につ て図3を用いて説明する。第1ビットはI方向 右か左か(Q軸を基準として右側か左側か)を し、第2ビットはQ方向の上か下か(I軸を基準 として上側か下側か)を示し、第3ビットは同 象限のうち、I軸に近いかQ軸に近いかを示 ている。

 このとき、第1ビットと第2ビットは16QAMの 場合と同様に、コンスタレーションの座標軸 上の象限を決定するビットとなる。したがっ て、重要なビットを第1ビット、第2ビットに 置することで、重要なビットの受信信頼度 向上させることができる。

 コンスタレーションとして図3の配置を用 いた場合、第1ビットと第2ビットが象限判定 なるので、短いほうの符号語(S1+P1)は第1ビ トと第2にビットに配置され、第3ビットには 配置しない(図4参照)。

 [64QAM動作例]
 変調方式として、64QAMを用いる場合は、シ ボルを形成する6ビットのうち、象限判定と るのは2ビットである。本例では、図5に示 コンスタレーションを使用する。図5のコン タレーションでは、象限判定となるビット 第1ビットと第2ビットとなる。この象限判 となる第1ビットと第2ビットに重要なビット を配置し、第3~6ビットに重要でないビットを 配置する。

 コンスタレーションとビットの関係につ て図5を用いて説明する。第1ビットはI方向 右か左か(Q軸を基準として右側か左側か)を し、第2ビットはQ方向の上か下か(I軸を基準 として上側か下側か)を示す。第3ビットは同 象限のうち、右か左かを大きく分割し、第4 ビットは上か下かを大きく分割する。すなわ ち、第3ビットは各象限を左右に二分割した ち、Q軸との距離が近いか遠いかを示し、第4 ビットは各象限を上下に二分割したうち、I との距離が近いか遠いかを示す。また、第5 ットはさらに細かく右か左かを分割し、第6 ビットもさらに細かく上か下かを分割する。 すなわち、第5ビットは各象限を四分割した ち、各象限を左右に二分割する直線との距 が近いか遠いかを示し、第6ビットは各象限 四分割したうち、各象限を左右に二分割す 直線との距離が近いか遠いかを示す。

 このとき、第1ビットと第2ビットは16QAMと 同様にコンスタレーションの座標軸上の象限 を決定するビットとなる。したがって、重要 なビットを第1ビット、第2ビットに配置する とで、重要なビットの受信信頼度を向上さ ることができる。

 コンスタレーションとして図5の配置を用 いた場合、第1ビットと第2ビットが象限判定 なるので、短いほうの符号語(S1+P1)は第1ビ トと第2にビットに配置され、第3~6ビットに 配置しない(図6参照)。

 [中継局ブロック図]
 図7は本実施の形態に係る中継局装置の構成 を示すブロック図である。無線受信部23は、 動局からの信号および基地局からの信号を ンテナ24を介して受信し、ダウンコンバー 等の無線処理を施して信号分離部22に出力す る。

 信号分離部22は、移動局から受信した信 S1と基地局から受信した信号S2とを分離する 分離した信号は、それぞれ、LLR部20,21へ出 される。LLR部20,21は、それぞれ、移動局から の信号S1および基地局からの信号S2の軟判定 である対数尤度比(LLR: Log Likelihood Ratio)を 算し、誤り訂正復号部18,19へ出力する。

 誤り訂正復号部18,19は、LLRを使用して、 動局からの信号S1および基地局からの信号S2 誤り訂正復号する。誤り訂正符号化部11,12 、誤り訂正復号部18,19で誤り訂正復号された 信号を誤り訂正符号化し、0パディング部13を 介してXOR部14へ、または直接XOR部14へ出力す 。0パディング部13は、長い符号語をXORする きに符号語のビット列をそろえるために、 い符号語のビット列に0を挿入する。0を挿入 する位置は、象限判定をするビット以外の位 置である。0とXOR演算することは、長い符号 をそのまま出力することと等価である。

 XOR部14は、上位リンクの誤り符号化され 信号と、下位リンクの誤り訂正符号化され 後に0を挿入した信号とをXOR演算し、変調部1 5へ出力する。変調部15は、XOR演算された移動 局からの信号および基地局からの信号を再び 変調して無線送信部16に出力する。無線送信 16は、変調後の信号に対してアップコンバ ト等の無線処理を施して、アンテナ17から移 動局および基地局へ中継送信する。

 [移動局ブロック図]
 図8は本実施の形態に係る短い符号語を受信 する移動局装置の構成を示すブロック図であ る。図7の中継局のブロック図と同一の部分 ついては説明を省略する。バッファ部37は、 誤り訂正符号化した信号を保存し、ビット選 択部36へ出力する。ビット選択部36は、移動 が中継局へ送信した信号のうち、中継局で 限判定となるビットに割り当てられるビッ を選択して、ビット変換部35へ出力する。ビ ット変換部35は、バッファ部37から出力され 信号が1の場合、-1、信号が0の場合、1に変換 し、ビット列を生成して、ビット演算部39へ 力する。

 LLR(QPSK)部40は、移動局からの信号および 地局からの信号の軟判定値である対数尤度 (LLR: Log Likelihood Ratio)をビットごとに計算 、ビット演算部39へ出力する。このとき、短 い符号語は、象限判定のビット位置にのみ信 号がのっているので、LLR部40は、QPSKで受信信 号のLLRを計算する。ビット演算部39では、LLR 40から出力された信号に、ビット変換部35か ら出力された信号を要素ごとに掛け合わせる 。LLR部40の出力が[l1 l2 l3 l4]であり、ビット 変換部35の出力が[b1 b2 b3 b4]であれば、掛け 合わされた信号は[l1b1 l2b3 l3b3 l4b4]となる。 掛け合わされた信号は、誤り訂正復号部38へ 力される。

 本実施の形態では、長い符号語のコンス レーションの中心からの距離を変更せずに XOR演算することができるので、非特許文献1 に示すような、再送時にコンスタレーション 位置を変更して、受信品質を平均化するシス テムに適応しやすいという利点がある。

 なお、象限判定する位置にのみ送信する符 語は、2L/log 2 (M)以下の符号語長であればよい。また、コン スタレーションの位置は、このパターンに限 定されるものでなく、ビットをシフトさせた パターン、反転させたパターン、入れ替えた パターン、またはそれらの組み合わせを使用 しても良い。使用するコンスタレーションの パターンによって、象限判定となるビット位 置が異なる。

 移動局で中継局に送信するときに使用する 号化と、中継局から移動局へ送信するとき 符号化が異なる場合、移動局では、中継局 符号化される信号を生成して、ビット演算 する。
 また、本例では、移動局からの信号のみを 限判定の位置に配置したが、基地局からの 号のみを象限判定の位置に配置しても良い

 (実施の形態2)
 本実施の形態では、多値変調を使用して、 いビット長の信号と、短いビット長の信号 組み合わせてネットワークコーディングす 際に、短いビット長を符号化し、重要度の いビットを象限判定するビットへ配置し、 要度の低いビットを象限判定しないビット 配置するように組み合わせる。このように ると、重要度の高いビットの受信信頼性を 重要度の低いビットの受信信頼性よりも、 上させることができる。

 多値変調使用時に、象限判定となるビッ は、上述したように、1シンボルあたり2ビ トである。16QAMでは、4ビット中2ビット、8PSK では3ビット中2ビット、64QAMでは6ビット中2ビ ットである。それぞれの変調方式での動作に ついて説明する。

 [16QAM動作例]
 変調方式が16QAMである動作例を図9に示す。 継局は、移動局から信号S1を受信し、基地 から信号S2を受信し、この二つの信号にネッ トワークコーディングを適用して中継する。 本例では、中継局から移動局間と、中継局か ら基地局間の回線品質のうち、中継局から移 動局間の回線品質が低く、中継局から移動局 間の回線品質を基準に、変調方式、符号化率 が決定される。この変調方式、符号化率は、 基地局が決定し、中継局へ指示する。

 本例では、変調方式として16QAMが指定さ たとする。指定された変調方式、符号化率 S2のビット長から、符号長Lが決定する。中 局は、符号長Lから、S1の符号化率を決定す 。S1の符号化率は、S1のビット長をLS1とする (LS1)/Lとなる。本例では、S1は符号化されS1+P 1+P2+P3となり、S2はS2+P4となっている。P1、P2、 P3は、S1のパリティビット、P4はS2のパリティ ットを示す。

 中継局はS1を符号化した符号語を、重要 ビットとそうでないビットに分割する。図9 は、S1の符号語をS1+P1とP2+P3に分割した。S1+P 1とP2+P3はともに符号長がL/2となる。S1+P1は、 ステマティックビットを含むので重要なビ トとし、P2+P3は、パリティビットのみなの 、それほど重要でないビットとする。

 中継局は、S1の符号語のうち、重要なビ トが、16QAMのコンスタレーションの象限判定 の位置にくるようにビット配置を変更する。 本例では、図2に示すコンスタレーションを 用する。上述したように、図2のコンスタレ ションでは、象限判定となるビットは第1ビ ットと第2ビットとなる。中継局は、この象 判定となる第1ビットと第2ビットに重要なビ ット(S1+P1)を配置し、第3ビットと第4ビットに 重要でないビット(P2+P3)を配置する。

 象限により決定する第1ビットと第2ビッ は、コンスタレーションの内側か外側かを 定する第3、第4ビットと比較して、雑音、干 渉の耐性が強く、受信信頼度が高くなるとい う特徴がある。したがって、重要なビットを 第1ビット、第2ビットに配置することで、重 なビットの受信信頼度を向上させることが きる。

 [8PSK動作例]
 変調方式が8PSKである場合の動作例を図10に す。中継局は移動局から信号S1を受信し、 地局から信号S2を受信し、この二つの信号に ネットワークコーディングを適用して中継す る。本例では変調方式として8PSK が指定され たとする。指定された変調方式、符号化率と S2のビット長から符号長Lが決定される。

 中継局は、符号長Lから、S1の符号化率を 定する。S1の符号化率は、S1のビット長をLS1 とすると(LS1)/Lとなる。本例では、S1は符号化 されS1+P1+P2となり、S2はS2+P4となっている。P1 P2は、S1のパリティビット、P4はS2のパリテ ビットを示す。

 中継局はS1を符号化した符号語を、重要 ビットとそうでないビットに分割する。図10 では、S1の符号語をS1+P1とP2とに分割した。S1+ P1の符号長は2L/3、P2の符号長はL/3となる。S1+P 1は、システマティックビットを含むので重 なビットとし、P2は、パリティビットのみな ので、それほど重要でないビットとする。

 中継局は、S1の符号語のうち、重要なビ トが、8PSKのコンスタレーションの象限判定 位置にくるようにビット配置を変更する。 例では、図3に示すコンスタレーションを使 用する。

 図3のコンスタレーションでは、象限判定 となるビットは第1ビットと第2ビットとなる 中継局は、この象限判定となる第1ビットと 第2ビットに重要なビット(S1+P1)を配置し、第3 ビットに重要でないビット(P2)を配置する。

 このとき、第1ビットと第2ビットは16QAMと 同様にコンスタレーションの座標軸上の象限 を決定するビットとなる。したがって、重要 なビットを第1ビット、第2ビットに配置する とで、重要なビットの受信信頼度を向上さ ることができる。

 [64QAM動作例] 
 変調方式が64QAMである場合の動作例の2つの ターンを図11(a)、(b)にそれぞれ示す。中継 は移動局から信号S1を受信し、基地局から信 号S2を受信し、この二つの信号にネットワー コーディングを適用して中継する。

 中継局は、符号長Lから、S1の符号化率を 定する。S1の符号化率は、S1のビット長をLS1 とするとLS1/Lとなる。本例では、S1は符号化 れS1+P1+P2となり、S2はS2+P4となっている。P1、 P2は、S1のパリティビット、P4はS2のパリティ ットを示す。

 図11(a)に示すパターン1では、中継局はS1 符号化した符号語を、重要なビットとそう ないビットに分割する。同図では、S1の符号 語をS1とP1+P2に分割した。S1の符号長はL/3、P1+ P2の符号長は2L/3となる。

 S1は、システマティックビットなので重 なビットとし、P1+P2は、パリティビットのみ なので、それほど重要でないビットとする。 中継局は、S1の符号語のうち、重要なビット 、64QAMのコンスタレーションの象限判定の 置にくるようにビット配置を変更する。

 本例では、図5に示すコンスタレーション を使用する。図5のコンスタレーションでは 象限判定となるビットは第1ビットと第2ビッ トとなる。この象限判定となる第1ビットと 2ビットに重要なビット(S1)を配置し、第3~6ビ ットに重要でないビット(P1+P2)を配置する。

 図11(b)に示すパターン2では中継局は、S1 符号化した符号語を、重要なビットと、次 重要なビット、そうでないビットの3つに分 する。同図では、S1の符号語をS1とP1とP2に 割した。それぞれの符号長はL/3となる。S1は 、システマティックビットなので重要なビッ トとし、P1は次に重要なビット、P2はそれほ 重要でないビットとする。

 中継局は、S1の符号語のうち、重要なビ トが64QAMのコンスタレーションの象限判定と なる第1、2ビット、次に重要なビットが、I軸 を大きく分割するビット、Q軸を大きく分割 るビット、それほど重要でないビットを残 のビットに配置する。

 本例では、図5に示すコンスタレーション を使用する。図5のコンスタレーションでは 象限判定となるビットは第1ビットと第2ビッ トとなり、I軸とQ軸をそれぞれ大きく分割す ビットは第3ビットと第4ビットとなる。中 局は、この象限判定となる第1ビットと第2ビ ットに重要なビット(S1)を配置し、第3ビット 第4ビットに次に重要なビット(P1)を配置し 第5ビットと第6ビットに重要でないビット(P2 )を配置する。

 このとき、第1ビットと第2ビットは、16QAM の場合と同様に、コンスタレーションの座標 軸上の象限を決定するビットとなる。したが って、重要なビットを第1ビット、第2ビット 配置することで、重要なビットの受信信頼 を向上させることができる。

 [中継局ブロック図]
 図12は本実施の形態に係る中継局装置の構 を示すブロック図である。無線受信部23は、 移動局からの信号および基地局からの信号を アンテナ24を介して受信し、ダウンコンバー 等の無線処理を施して信号分離部22に出力 る。

 信号分離部22は、移動局から受信した信 S1と基地局から受信した信号S2とを分離する 分離した信号は、それぞれ、LLR部20,21へ出 される。LLR部20,21は、それぞれ、移動局から の信号S1および基地局からの信号S2の軟判定 である対数尤度比(LLR: Log Likelihood Ratio)を 算し、誤り訂正復号部18,19へ出力する。

 誤り訂正復号部18,19は、LLRを使用して、 動局からの信号S1および基地局からの信号S2 誤り訂正復号する。誤り訂正符号化部11,12 、誤り訂正復号部18,19で誤り訂正復号された 信号を誤り訂正符号化し、ビット入れ替え部 25を介してXOR部14へ、または直接XOR部14へ出力 する。ビット入れ替え部25は、符号化された 号のうち重要度の高い信号が象限判定のビ ト位置にくるように、ビット配置を入れ替 、XOR部14へ出力する。

 XOR部14では、上位リンクの誤り符号化さ た信号と、下位リンクの誤り訂正符号化さ た後にビット入れ替えされた信号とをXOR演 し、変調部15へ出力する。変調部15は、XOR演 された移動局からの信号および基地局から 信号を再び変調して無線送信部16に出力す 。無線送信部16は、変調後の信号に対してア ップコンバート等の無線処理を施して、アン テナ17から移動局および基地局へ中継送信す 。

 図13は本実施の形態に係る移動局装置の 成を示すブロック図である。図12の中継局の ブロック図と同一の部分については説明を省 略する。バッファ部37は、誤り訂正符号化し 信号を保存し、ビット変換部35へ出力する

 ビット変換部35は、バッファ部37から出力 された信号が1の場合、-1、信号が0の場合、1 変換し、ビット列を生成して、ビット演算 39へ出力する。ビット演算部39は、LLR部40か 出力された信号に、ビット変換部35から出 された信号を掛け合わせる。掛け合わされ 信号は、誤り訂正復号部38へ出力される。

 なお、象限判定の位置以外の位置に配置 れる重要度の低いビットとして、重要度の いビットのリピティションを用いてもよい( 図14(a)参照)。また、象限判定の位置以外の位 置に配置される重要度の低いビットとして、 重要度の高いビットのリピティションを用い る場合、同じシンボルに同じビットが配置さ れるのを防ぐために、リピティションされた 後半部分を、逆順にしてもよい(図14(b)参照)

 また、象限判定の位置以外の位置に配置 れる重要度の低いビットとして、重要度の いビットのリピティションを用いる場合、 じシンボルに同じビットが配置されるのを ぐために、リピティションされた後半部分 、シフトしてもよいし、インタリーブパタ ンを変えても良い。

 本例では、重要度の高いビットをシステ ティックビットとしたが、制御信号、音声 号、初回送信の信号、遅延への要求が厳し ビット、などを重要度の高いビットとして 優先的に象限判定のビットに割り当てても い。

 また、本例では、基地局からの信号のみ ットの入れ替えを行ったが、移動局からの 号のみ、または両方の信号のビット重要度 高い信号が象限判定の位置にくるように入 替えても良い。

 (実施の形態3)
 本実施の形態では、多値変調を使用して、 動局1と移動局2が送信した信号と基地局が 信した信号とを組み合わせてネットワーク ーディングする際に、ユーザの信号(移動局1 と移動局2が送信した信号)を、象限判定する ットとそのほかのビットとに区別して配置 る。このようにすると、ユーザ(移動局)ご に移動局から中継局間の受信品質が異なる 合に、受信品質が悪い移動局には、受信し すいように象限判定するビットを割り当て ことができる。

 [システム図]
 システム図を図15に示す。移動局1と移動局2 は、それぞれ基地局4宛の信号を中継局3に送 し、中継局3は、移動局1,2から受信した信号 を基地局4へ中継する。また、基地局4は、移 局1と移動局2宛ての信号を中継局3へ送信す 。中継局3は、基地局4から受信した信号の ち、移動局1宛ての信号を移動局1へ、移動局 2宛ての信号を移動局2へ中継する。

 [シーケンス図]
 本実施の形態のシーケンス図を図16に示す 移動局1は中継局3へ信号S1を送信する。移動 2は中継局3へ信号S3を送信する。基地局4は 移動局1向けの信号S2とS4を中継局3へ送信す 。中継局3は、S1とS3をXOR演算した信号と、S2 S4をXOR演算した信号を移動局1、移動局2と基 地局へ送信する。

 [動作図]
 変調方式が16QAMである場合の動作例を図17に 示す。動作例では、実施の形態2と同様に、 継局から移動局間の回線品質をもとに、中 局から移動局間の符号化率、符号長が基地 からの指示により決まっているとする。本 では、S2は符号化されS2+P2となり、S4は符号 されS4+P4となる。これらは、それぞれの符号 長がL/2であり、S2+P2とS4+P4を合計すると符号 がLとなる。

 そこで、S1とS3をそれぞれS1+P1、S3+P3に符 化する際に、S1+P1の長さをS2+P2の長さにそろ てL/2とし、S3+P3の長さをS4+P4の長さにそろえ てL/2とする。符号長が揃えられた信号は、S1+ P1とS2+P2、S3+P3とS4+P4という組み合わせでそれ れXOR演算される。

 次に、XOR演算された信号のビットの配置 ついて、中継局3から移動局1と中継局3から 動局2の回線品質のうち、移動局1の回線品 のほうが低い場合を例として説明する。本 では、回線品質の低い移動局1用の信号を、 るべく受信品質が高くなるように象限判定 るビットに割り当てる。

 したがって、図2に示すコンスタレーショ ンを使用して中継する場合、S1+P1とS2+P2を第1 ットと第2ビットに割り当てる。移動局2用 S3+P3とS4+P4を象限判定するビット以外の第3ビ ット、第4ビットへ割り当てる。中継局3は、 れぞれ割り当てられたビットをXOR演算し、X OR演算した信号を16QAM変調して中継する。こ ようにすると、回線品質の低い移動局1用の 号を、象限判定するビット位置に配置する とができるので、受信品質を向上させるこ ができる。

 図18は本実施の形態に係る中継局装置の 成を示すブロック図である。図12に示すブロ ック図と同様の部分は説明を省略する。信号 分離部22は、アンテナ24を介して受信した信 を4種類の信号に分離する。4種類の信号は、 移動局1から受信した基地局4宛の信号S1、移 局2から受信した基地局4宛の信号S3、基地局4 から受信した移動局1宛の信号S2、基地局4か 受信した移動局2宛の信号S4である。

 ビット列変換部55,56では、移動局1から受 した基地局4宛の信号S1を符号化した信号と 移動局2から受信した基地局4宛の信号S2を符 号化した信号の、ビット列の順番を変換する 。変換方法は、中継局から移動局間の回線品 質が悪いほうのビットを、象限判定の位置に くるように入れ替える。同様に、基地局4か 受信した移動局1宛の信号S2を符号化した信 と、基地局4から受信した移動局2宛の信号S4 符号化した信号もビット列の順番を変換す 。

 図19は本実施の形態に係る移動局装置の 成を示すブロック図である。以下、回線品 が高いと判断された移動局の場合について 明する。図13に示すブロック図と同様の部分 は説明を省略する。また、回線品質が低いと 判断された移動局の受信方法は、実施の形態 2と同様になるので省略する。LLR選択部65では 、象限判定以外のビットに対応するLLRを選択 する。図2に示すコンスタレーションでは、3 ット目と4ビット目を選択する。

 なお、移動局1向けの信号と移動局2向け 信号の符号長が同じになる例を示したが、 20のように両信号の符号長が異なる場合、回 線品質の悪い移動局に、優先して象限判定用 のビットを割り当てればよい。割り当順のル ールは、基地局、中継局、移動局で予め決め ておいても良い。また、移動局1と移動局2の ちらの信号を象限判定の位置に送信するか 基地局からの指示で決定しても良いし、中 局が回線品質測定結果から決定しても良い

 以上説明したように、本発明の第3の実施 形態にかかる無線通信装置(中継局3)は、第1 移動局(移動局1)からの第1の信号の受信と、 2の移動局(移動局2)からの第2の信号の受信 、基地局からの第3の信号の受信と、前記第1 及び第2の移動局並びに前記基地局への第4の 号の送信と、を行う無線通信装置であって 前記第1の信号及び前記第2の信号の回線品 を比較する対数尤度比計算部と、前記第1の 号及び前記第2の信号のうち、回線品質が低 い信号の符号語を象限判定ビットに配置する ビット列変換部と、前記第1の信号の符号語 前記第3の信号の符号語、及び、前記第2の信 号の符号語と前記第3の信号の符号語をビッ 毎に排他的論理和演算することにより前記 4の信号を生成する排他的論理和演算部と、 備える。

 上記構成によれば、第1の信号および第2 信号の回線品質を比較し、第1の信号および 2の信号のうち、回線品質が低い信号の符号 語を象限判定ビットに配置するので、ユーザ ごとに移動局から中継局間の受信品質が異な る場合に、回線品質の低い移動局用の信号を 象限判定ビットの位置に配置して受信品質を 向上させることができる。

 本発明を詳細にまた特定の実施態様を参 して説明したが、本発明の精神と範囲を逸 することなく様々な変更や修正を加えるこ ができることは当業者にとって明らかであ 。

 本出願は、2007年11月21日出願の日本特許 願(特願2007-301658)に基づくものであり、その 容はここに参照として取り込まれる。

 本発明は、重要度の高いビット等といっ 所定のビットの受信信頼度を向上させるこ ができる効果を有し、無線通信装置、無線 信方法および無線通信システム等として利 可能である。