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Title:
ZOOM LENS SYSTEM, IMAGE PICKING-UP DEVICE AND CAMERA
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/096156
Kind Code:
A1
Abstract:
A zoom lens system has a plurality of lens groups comprised of one or more lens elements, wherein a first lens group is provided with two of the lens elements with negative power in order from the object side to the image side, a second lens group is provided with positive power, a third lens group is provided with positive power, the lens groups are each moved along the optical axis to vary magnifications at the zooming operation from the wide angle edge to the telescopic edge at the image picking-up operation so that an interval between the first and second lens groups reduces while an interval between the second and third lens groups increases and an aperture stop is arranged on the image side of the second lens group to move together with the second lens group as unity on the optical axis at the zooming operation.

Inventors:
YOSHITSUGU KEIKI
BITO TAKAKAZU
Application Number:
PCT/JP2009/000198
Publication Date:
August 06, 2009
Filing Date:
January 21, 2009
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC CORP (JP)
YOSHITSUGU KEIKI
BITO TAKAKAZU
International Classes:
G02B15/20; G02B13/18; G03B5/00
Foreign References:
JP2006267677A2006-10-05
JP2007272216A2007-10-18
JP2007121748A2007-05-17
JPH10104520A1998-04-24
Attorney, Agent or Firm:
OGASAWARA, Shiro (13th Floor 1-23-101, Esakacho, Suita-sh, Osaka 63, JP)
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Claims:
 少なくとも1枚のレンズ素子で構成されたレンズ群を複数有するズームレンズ系であって、
物体側から像側へと順に、
負のパワーを有し、2枚のレンズ素子からなる第1レンズ群と、
正のパワーを有する第2レンズ群と、
正のパワーを有する第3レンズ群とを備え、
撮像時の広角端から望遠端へのズーミングの際に、前記第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が減少し、かつ第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が増大するように各レンズ群を光軸に沿ってそれぞれ移動させて変倍を行い、
前記第2レンズ群の像側に、ズーミングの際に該第2レンズ群と一体的に光軸上を移動する開口絞りが配置された、ズームレンズ系。
 第1レンズ群が、物体側から像側へと順に、
負のパワーを有するレンズ素子と、
正のパワーを有し、物体側に凸面を向けたメニスカス形状のレンズ素子と
で構成される、請求項1に記載のズームレンズ系。
 第1レンズ群が、非球面を有するレンズ素子を少なくとも1枚含む、請求項1に記載のズームレンズ系。
 第1レンズ群が、少なくとも2面の非球面を含む、請求項1に記載のズームレンズ系。
 第3レンズ群が、1枚のレンズ素子で構成される、請求項1に記載のズームレンズ系。
 第3レンズ群の1枚のレンズ素子が、非球面を含む、請求項5に記載のズームレンズ系。
 第2レンズ群が、3枚のレンズ素子で構成される、請求項1に記載のズームレンズ系。
 第2レンズ群が、4枚のレンズ素子で構成される、請求項1に記載のズームレンズ系。
 第2レンズ群が、光軸に対して垂直方向に移動する、請求項1に記載のズームレンズ系。
 以下の条件(2)及び(3)を全系において満足する、請求項9に記載のズームレンズ系:
 Y T >Y ・・・(2)
 0.05<(Y/Y T )/(f/f T )<0.60 ・・・(3)
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35である)
ここで、
f:全系の焦点距離、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
Y:全系の焦点距離fにおける、第2レンズ群の、最大ぶれ補正時の光軸に対して垂直方向への移動量、
Y T :望遠端での全系の焦点距離f T における、第2レンズ群の、最大ぶれ補正時の光軸に対して垂直方向への移動量、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。
 物体の光学的な像を電気的な画像信号として出力可能な撮像装置であって、
物体の光学的な像を形成するズームレンズ系と、
該ズームレンズ系により形成された光学的な像を電気的な画像信号に変換する撮像素子とを備え、
前記ズームレンズ系が、
少なくとも1枚のレンズ素子で構成されたレンズ群を複数有し、
物体側から像側へと順に、
負のパワーを有し、2枚のレンズ素子からなる第1レンズ群と、
正のパワーを有する第2レンズ群と、
正のパワーを有する第3レンズ群とを備え、
撮像時の広角端から望遠端へのズーミングの際に、前記第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が減少し、かつ第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が増大するように各レンズ群を光軸に沿ってそれぞれ移動させて変倍を行い、
前記第2レンズ群の像側に、ズーミングの際に該第2レンズ群と一体的に光軸上を移動する開口絞りが配置されたズームレンズ系である、撮像装置。
 物体の光学的な像を電気的な画像信号に変換し、変換された画像信号の表示及び記憶の少なくとも一方を行うカメラであって、
物体の光学的な像を形成するズームレンズ系と、該ズームレンズ系により形成された光学的な像を電気的な画像信号に変換する撮像素子とを含む撮像装置を備え、
前記ズームレンズ系が、
少なくとも1枚のレンズ素子で構成されたレンズ群を複数有し、
物体側から像側へと順に、
負のパワーを有し、2枚のレンズ素子からなる第1レンズ群と、
正のパワーを有する第2レンズ群と、
正のパワーを有する第3レンズ群とを備え、
撮像時の広角端から望遠端へのズーミングの際に、前記第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が減少し、かつ第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が増大するように各レンズ群を光軸に沿ってそれぞれ移動させて変倍を行い、
前記第2レンズ群の像側に、ズーミングの際に該第2レンズ群と一体的に光軸上を移動する開口絞りが配置されたズームレンズ系である、カメラ。
Description:
ズームレンズ系、撮像装置及び メラ

 本発明は、ズームレンズ系、撮像装置及 カメラに関する。特に本発明は、高解像度 有するのは勿論のこと、光学全長(レンズ全 長)が短いだけでなく、変倍比が5倍程度と大 く、しかも広角端での画角が70°程度で広角 撮影に充分に適応し得るズームレンズ系、該 ズームレンズ系を含む撮像装置、及び該撮像 装置を備えた薄型で極めてコンパクトなカメ ラに関する。

 近年、高画素のCCD(Charge Coupled Device)やCMO S(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の固体撮 素子の開発が進み、これら高画素の固体撮 素子に対応した、高い光学性能を有する撮 光学系を含む撮像装置を備えたデジタルス ルカメラやデジタルビデオカメラ(以下、単 に「デジタルカメラ」という)が急速に普及 てきている。このような高い光学性能を有 るデジタルカメラの中でも、特にコンパク タイプのデジタルカメラの需要が高まって ている。

 前記コンパクトタイプのデジタルカメラ 対しては、携帯及び収納が容易であるとい 点から、さらなる薄型化が求められている このようなコンパクトタイプで薄型のデジ ルカメラを実現するために、従来より、物 側から像側へと順に、負のパワーを有する 1レンズ群と、正のパワーを有する第2レン 群と、正のパワーを有する第3レンズ群とが 置されたネガティブリード型の3群構成で、 光学全長(レンズ全長:レンズ系全体の最も物 側のレンズ面の頂点から像面までの距離)が 短いズームレンズ系が種々提案されている。

 例えば特許第3513369号公報には、物体側か ら像側へと順に負正正の3つのレンズ群を有 、広角端と比較して望遠端で、第1、第2レン ズ群の間隔及び第2、第3レンズ群の間隔が何 も減少するように各レンズ群を移動させて 倍を行い、第1レンズ群は負正2枚のレンズ ら、第2レンズ群は独立した正負2枚のレンズ から、第3レンズ群は1枚の正レンズからなり 第2レンズ群に含まれる負レンズの物体側面 の曲率半径と、全系の広角端での焦点距離と が特定の関係を満足するズームレンズが開示 されている。かかる特許第3513369号公報に開 のズームレンズは、光学全長の短縮化が図 れ、全変倍範囲にわたり高い光学性能を有 るものである。

 また特開2006-301154号公報には、物体側か 像側へと順に負正正の3つのレンズ群を有し 変倍時に各レンズ群の間隔が変化し、撮影 高と全系の広角端での焦点距離、第1、第2 ンズ群の軸上間隔と第1レンズ群の焦点距離 第1、第2レンズ群の軸上間隔と第2レンズ群 焦点距離が、各々特定の関係を満足し、特 範囲の変倍比を有するズームレンズが開示 れている。かかる特開2006-301154号公報に開 のズームレンズは、広角端での画角が大き 、比較的大きい変倍比を有するものである

 また特開2006-065034号公報には、物体側から 側へと順に負正正の3つのレンズ群を有し、 倍時に各レンズ群の間隔が変化し、第1レン ズ群は負正2枚のレンズから、第2レンズ群は 負2枚のレンズで構成される第2aレンズ群と 第2aレンズ群の像側に配置された少なくと 1枚の正レンズで構成される第2bレンズ群と ら、第3レンズ群は少なくとも1枚の正レンズ からなり、第2レンズ群の広角端、望遠端で 結像倍率、第1、第2レンズ群の広角端での間 隔、第2、第3レンズ群の望遠端での間隔が特 の関係を満足するズームレンズが開示され いる。かかる特開2006-065034号公報に開示の ームレンズは、所望の光学性能を維持しつ 、構成レンズ枚数が少なく、比較的コンパ トなものである。

特許第3513369号公報

特開2006-301154号公報

特開2006-065034号公報

 しかしながら、特許第3513369号公報に開示 のズームレンズは、高い光学性能を有し、広 角端での画角も65~75°と大きく、光学全長が いのでコンパクトタイプのデジタルカメラ さらなる薄型化が可能であるものの、変倍 が3倍程度と小さく、近年のコンパクトタイ のデジタルカメラに対する要求を満足し得 ものではない。

 また特開2006-301154号公報に開示のズーム ンズは、広角撮影に充分な画角を有し、前 特許第3513369号公報に開示のズームレンズよ も大きな変倍比を有するものの、変倍時に ける第2レンズ群の光軸上の移動量が大きく なるようなレンズ構成であるので、光学全長 が長く、コンパクトタイプのデジタルカメラ のさらなる薄型化を図ることができない。

 また特開2006-065034号公報に開示のズーム ンズも、前記特許第3513369号公報に開示のズ ムレンズと同様に、所望の光学性能を維持 つつ、広角撮影に充分な画角を有し、光学 長が短いのでコンパクトタイプのデジタル メラのさらなる薄型化が可能であるものの やはり変倍比が3倍程度と小さく、近年のコ ンパクトタイプのデジタルカメラに対する要 求を満足し得るものではない。

 本発明の目的は、高解像度を有するのは 論のこと、光学全長が短いだけでなく、変 比が5倍程度と大きく、しかも広角端での画 角が70°程度で広角撮影に充分に適応し得る ームレンズ系、該ズームレンズ系を含む撮 装置、及び該撮像装置を備えた薄型で極め コンパクトなカメラを提供することである

 上記目的の1つは、以下のズームレンズ系に より達成される。すなわち本発明は、
少なくとも1枚のレンズ素子で構成されたレ ズ群を複数有するズームレンズ系であって
物体側から像側へと順に、
負のパワーを有し、2枚のレンズ素子からな 第1レンズ群と、
正のパワーを有する第2レンズ群と、
正のパワーを有する第3レンズ群とを備え、
撮像時の広角端から望遠端へのズーミングの 際に、前記第1レンズ群と第2レンズ群との間 が減少し、かつ第2レンズ群と第3レンズ群 の間隔が増大するように各レンズ群を光軸 沿ってそれぞれ移動させて変倍を行い、
前記第2レンズ群の像側に、ズーミングの際 該第2レンズ群と一体的に光軸上を移動する 口絞りが配置された、ズームレンズ系
に関する。

 上記目的の1つは、以下の撮像装置により達 成される。すなわち本発明は、
物体の光学的な像を電気的な画像信号として 出力可能な撮像装置であって、
物体の光学的な像を形成するズームレンズ系 と、
該ズームレンズ系により形成された光学的な 像を電気的な画像信号に変換する撮像素子と を備え、
前記ズームレンズ系が、
少なくとも1枚のレンズ素子で構成されたレ ズ群を複数有し、
物体側から像側へと順に、
負のパワーを有し、2枚のレンズ素子からな 第1レンズ群と、
正のパワーを有する第2レンズ群と、
正のパワーを有する第3レンズ群とを備え、
撮像時の広角端から望遠端へのズーミングの 際に、前記第1レンズ群と第2レンズ群との間 が減少し、かつ第2レンズ群と第3レンズ群 の間隔が増大するように各レンズ群を光軸 沿ってそれぞれ移動させて変倍を行い、
前記第2レンズ群の像側に、ズーミングの際 該第2レンズ群と一体的に光軸上を移動する 口絞りが配置されたズームレンズ系である 撮像装置
に関する。

 上記目的の1つは、以下のカメラにより達成 される。すなわち本発明は、
物体の光学的な像を電気的な画像信号に変換 し、変換された画像信号の表示及び記憶の少 なくとも一方を行うカメラであって、
物体の光学的な像を形成するズームレンズ系 と、該ズームレンズ系により形成された光学 的な像を電気的な画像信号に変換する撮像素 子とを含む撮像装置を備え、
前記ズームレンズ系が、
少なくとも1枚のレンズ素子で構成されたレ ズ群を複数有し、
物体側から像側へと順に、
負のパワーを有し、2枚のレンズ素子からな 第1レンズ群と、
正のパワーを有する第2レンズ群と、
正のパワーを有する第3レンズ群とを備え、
撮像時の広角端から望遠端へのズーミングの 際に、前記第1レンズ群と第2レンズ群との間 が減少し、かつ第2レンズ群と第3レンズ群 の間隔が増大するように各レンズ群を光軸 沿ってそれぞれ移動させて変倍を行い、
前記第2レンズ群の像側に、ズーミングの際 該第2レンズ群と一体的に光軸上を移動する 口絞りが配置されたズームレンズ系である カメラ
に関する。

 本発明によれば、高解像度を有するのは 論のこと、光学全長が短いだけでなく、変 比が5倍程度と大きく、しかも広角端での画 角が70°程度で広角撮影に充分に適応し得る ームレンズ系を提供することができる。さ に本発明によれば、該ズームレンズ系を含 撮像装置、及び該撮像装置を備えた薄型で めてコンパクトなカメラを提供することが きる。

図1は、実施の形態1(実施例1)に係るズ ムレンズ系の無限遠合焦状態を示すレンズ 置図である。 図2は、実施例1に係るズームレンズ系 無限遠合焦状態の縦収差図である。 図3は、実施例1に係るズームレンズ系 望遠端における、像ぶれ補正を行っていな 基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図 ある。 図4は、実施の形態2(実施例2)に係るズ ムレンズ系の無限遠合焦状態を示すレンズ 置図である。 図5は、実施例2に係るズームレンズ系 無限遠合焦状態の縦収差図である。 図6は、実施例2に係るズームレンズ系 望遠端における、像ぶれ補正を行っていな 基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図 ある。 図7は、実施の形態3(実施例3)に係るズ ムレンズ系の無限遠合焦状態を示すレンズ 置図である。 図8は、実施例3に係るズームレンズ系 無限遠合焦状態の縦収差図である。 図9は、実施例3に係るズームレンズ系 望遠端における、像ぶれ補正を行っていな 基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図 ある。 図10は、実施の形態4(実施例4)に係るズ ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレンズ 配置図である。 図11は、実施例4に係るズームレンズ系 の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図12は、実施例4に係るズームレンズ系 の望遠端における、像ぶれ補正を行っていな い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図 である。 図13は、実施の形態5(実施例5)に係るズ ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレンズ 配置図である。 図14は、実施例5に係るズームレンズ系 の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図15は、実施例5に係るズームレンズ系 の望遠端における、像ぶれ補正を行っていな い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図 である。 図16は、実施の形態6(実施例6)に係るズ ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレンズ 配置図である。 図17は、実施例6に係るズームレンズ系 の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図18は、実施例6に係るズームレンズ系 の望遠端における、像ぶれ補正を行っていな い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図 である。 図19は、実施の形態7(実施例7)に係るズ ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレンズ 配置図である。 図20は、実施例7に係るズームレンズ系 の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図21は、実施例7に係るズームレンズ系 の望遠端における、像ぶれ補正を行っていな い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図 である。 図22は、実施の形態8(実施例8)に係るズ ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレンズ 配置図である。 図23は、実施例8に係るズームレンズ系 の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図24は、実施例8に係るズームレンズ系 の望遠端における、像ぶれ補正を行っていな い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図 である。 図25は、実施の形態9(実施例9)に係るズ ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレンズ 配置図である。 図26は、実施例9に係るズームレンズ系 の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図27は、実施例9に係るズームレンズ系 の望遠端における、像ぶれ補正を行っていな い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図 である。 図28は、実施の形態10(実施例10)に係る ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレン 配置図である。 図29は、実施例10に係るズームレンズ の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図30は、実施例10に係るズームレンズ の望遠端における、像ぶれ補正を行ってい い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差 である。 図31は、実施の形態11(実施例11)に係る ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレン 配置図である。 図32は、実施例11に係るズームレンズ の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図33は、実施例11に係るズームレンズ の望遠端における、像ぶれ補正を行ってい い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差 である。 図34は、実施の形態12(実施例12)に係る ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレン 配置図である。 図35は、実施例12に係るズームレンズ の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図36は、実施例12に係るズームレンズ の望遠端における、像ぶれ補正を行ってい い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差 である。 図37は、実施の形態13(実施例13)に係る ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレン 配置図である。 図38は、実施例13に係るズームレンズ の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図39は、実施例13に係るズームレンズ の望遠端における、像ぶれ補正を行ってい い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差 である。 図40は、実施の形態14(実施例14)に係る ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレン 配置図である。 図41は、実施例14に係るズームレンズ の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図42は、実施例14に係るズームレンズ の望遠端における、像ぶれ補正を行ってい い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差 である。 図43は、実施の形態15(実施例15)に係る ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレン 配置図である。 図44は、実施例15に係るズームレンズ の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図45は、実施例15に係るズームレンズ の望遠端における、像ぶれ補正を行ってい い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差 である。 図46は、実施の形態16(実施例16)に係る ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレン 配置図である。 図47は、実施例16に係るズームレンズ の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図48は、実施例16に係るズームレンズ の望遠端における、像ぶれ補正を行ってい い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差 である。 図49は、実施の形態17(実施例17)に係る ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレン 配置図である。 図50は、実施例17に係るズームレンズ の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図51は、実施例17に係るズームレンズ の望遠端における、像ぶれ補正を行ってい い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差 である。 図52は、実施の形態18(実施例18)に係る ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレン 配置図である。 図53は、実施例18に係るズームレンズ の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図54は、実施例18に係るズームレンズ の望遠端における、像ぶれ補正を行ってい い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差 である。 図55は、実施の形態19(実施例19)に係る ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレン 配置図である。 図56は、実施例19に係るズームレンズ の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図57は、実施例19に係るズームレンズ の望遠端における、像ぶれ補正を行ってい い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差 である。 図58は、実施の形態20(実施例20)に係る ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレン 配置図である。 図59は、実施例20に係るズームレンズ の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図60は、実施例20に係るズームレンズ の望遠端における、像ぶれ補正を行ってい い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差 である。 図61は、実施の形態21(実施例21)に係る ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレン 配置図である。 図62は、実施例21に係るズームレンズ の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図63は、実施例21に係るズームレンズ の望遠端における、像ぶれ補正を行ってい い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差 である。 図64は、実施の形態22(実施例22)に係る ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレン 配置図である。 図65は、実施例22に係るズームレンズ の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図66は、実施例22に係るズームレンズ の望遠端における、像ぶれ補正を行ってい い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差 である。 図67は、実施の形態23(実施例23)に係る ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレン 配置図である。 図68は、実施例23に係るズームレンズ の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図69は、実施例23に係るズームレンズ の望遠端における、像ぶれ補正を行ってい い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差 である。 図70は、実施の形態24(実施例24)に係る ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレン 配置図である。 図71は、実施例24に係るズームレンズ の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図72は、実施例24に係るズームレンズ の望遠端における、像ぶれ補正を行ってい い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差 である。 図73は、実施の形態25(実施例25)に係る ームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレン 配置図である。 図74は、実施例25に係るズームレンズ の無限遠合焦状態の縦収差図である。 図75は、実施例25に係るズームレンズ の望遠端における、像ぶれ補正を行ってい い基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差 である。 図76は、実施の形態26に係るデジタル チルカメラの概略構成図である。

符号の説明

G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
L1 第1レンズ素子
L2 第2レンズ素子
L3 第3レンズ素子
L4 第4レンズ素子
L5 第5レンズ素子
L6 第6レンズ素子
L7 第7レンズ素子、平行平板
L8 平行平板
L9 平行平板
A 開口絞り
S 像面
1 ズームレンズ系
2 撮像素子
3 液晶モニタ
4 筐体
5 主鏡筒
6 移動鏡筒
7 円筒カム

 (実施の形態1~25)
 図1、4、7、10、13、16、19、22、25、28、31、34 37、40、43、46、49、52、55、58、61、64、67、70 び73は、各々実施の形態1~25に係るズームレ ズ系のレンズ配置図である。

 図1、4、7、10、13、16、19、22、25、28、31、34 37、40、43、46、49、52、55、58、61、64、67、70 び73は、いずれも無限遠合焦状態にあるズ ムレンズ系を表している。各図において、(a )図は広角端(最短焦点距離状態:焦点距離f W )のレンズ構成、(b)図は中間位置(中間焦点距 状態:焦点距離f M =√(f W *f T ))のレンズ構成、(c)図は望遠端(最長焦点距離 状態:焦点距離f T )のレンズ構成をそれぞれ表している。また 図において、(a)図と(b)図との間に設けられ 折れ線の矢印は、上から順に、広角端、中 位置、望遠端の各状態におけるレンズ群の 置を結んで得られる直線である。したがっ 、広角端と中間位置との間、中間位置と望 端との間は、単純に直線で接続されている けであり、実際の各レンズ群の動きとは異 る。さらに各図において、レンズ群に付さ た矢印は、無限遠合焦状態から近接物体合 状態へのフォーカシングを表す。すなわち 無限遠合焦状態から近接物体合焦状態への ォーカシングの際の移動方向を示している

 各実施の形態に係るズームレンズ系は、 体側から像側へと順に、負のパワーを有す 第1レンズ群G1と、正のパワーを有する第2レ ンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群 G3とを備え、撮像時の広角端から望遠端への ーミングの際に、前記第1レンズ群G1と第2レ ンズ群G2との間隔が減少し、かつ第2レンズ群 G2と第3レンズ群G3との間隔が増大するように レンズ群が光軸に沿ってそれぞれ移動する( 以下、このレンズ構成を、実施の形態の基本 構成という)。各実施の形態に係るズームレ ズ系は、これら各レンズ群を所望のパワー 置にすることにより、高い光学性能を保持 つつ、レンズ系全体の小型化を可能にして る。

 なお図1、4、7、10、13、16、19、22、25、28 31、34、37、40、43、46、49、52、55、58、61、64 67、70及び73において、特定の面に付された スタリスク*は、該面が非球面であることを している。また各図において、各レンズ群 符号に付された記号(+)及び記号(-)は、各レ ズ群のパワーの符号に対応する。また各図 おいて、最も右側に記載された直線は、像 Sの位置を表し、該像面Sの物体側(像面Sと第 3レンズ群G3の最像側レンズ面との間)には、 学的ローパスフィルタや撮像素子のフェー プレート等と等価な平行平板が設けられて る。

 さらに図1、4、7、10、13、16、19、22、25、2 8、31、34、37、40、43、46、49、52、55、58、61、6 4、67、70及び73において、第2レンズ群G2の像 (第2レンズ群G2の最像側レンズ面と第3レンズ 群G3の最物体側レンズ面との間)には、開口絞 りAが設けられており、該開口絞りAは、撮像 の広角端から望遠端へのズーミングの際に 第2レンズ群G2と一体的に光軸上を移動する 各実施の形態に係るズームレンズ系では、 のように、第2レンズ群G2の像側に、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に該 2レンズ群G2と一体的に光軸上を移動する開 絞りAが配置されているので、第1レンズ群G1 と、該第2レンズ群G2との空気間隔を短くする ことが可能となり、ネガティブリード型の3 構成であるにもかかわらず、短い光学全長 、5倍程度といった大きな変倍比とを同時に 現することができる。

 図1に示すように、実施の形態1に係るズ ムレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 側から像側へと順に、物体側に凸面を向け 負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2レ ズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1は、 の両面が非球面であり、第2レンズ素子L2は その物体側面が非球面である。

 実施の形態1に係るズームレンズ系におい て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと順 に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状 の第3レンズ素子L3と、両凸形状の第4レンズ 子L4と、両凹形状の第5レンズ素子L5と、両凸 形状の第6レンズ素子L6とからなる。これらの うち、第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L5とが 接合されており、後述する対応数値実施例に おける面データでは、これら第4レンズ素子L4 と第5レンズ素子L5との間の接着剤層に面番号 8が付与されている。また、第3レンズ素子L3 、その物体側面が非球面である。

 また実施の形態1に係るズームレンズ系に おいて、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向け た正メニスカス形状の第7レンズ素子L7のみか らなる。該第7レンズ素子L7は、その両面が非 球面である。

 実施の形態1に係るズームレンズ系におい て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミン グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌跡 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は、 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図4に示すように、実施の形態2に係るズ ムレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 側から像側へと順に、物体側に凸面を向け 負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2レ ズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1の像 面と第2レンズ素子L2の物体側面とは、いず も非球面である。

 実施の形態2に係るズームレンズ系におい て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと順 に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状 の第3レンズ素子L3と、両凸形状の第4レンズ 子L4と、両凹形状の第5レンズ素子L5と、物体 側に凸面を向けた正メニスカス形状の第6レ ズ素子L6とからなる。これらのうち、第4レ ズ素子L4と第5レンズ素子L5とが接合されてお り、後述する対応数値実施例における面デー タでは、これら第4レンズ素子L4と第5レンズ 子L5との間の接着剤層に面番号8が付与され いる。また、第6レンズ素子L6は、その両面 非球面である。

 また実施の形態2に係るズームレンズ系に おいて、第3レンズ群G3は、両凸形状の第7レ ズ素子L7のみからなる。該第7レンズ素子L7は 、その両面が非球面である。

 実施の形態2に係るズームレンズ系におい て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミン グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌跡 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は、 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図7に示すように、実施の形態3に係るズ ムレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 側から像側へと順に、物体側に凸面を向け 負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2レ ズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1は、 の両面が非球面であり、第2レンズ素子L2は その物体側面が非球面である。

 実施の形態3に係るズームレンズ系におい て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと順 に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状 の第3レンズ素子L3と、両凸形状の第4レンズ 子L4と、両凹形状の第5レンズ素子L5と、両凸 形状の第6レンズ素子L6とからなる。これらの うち、第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L5とが 接合されており、後述する対応数値実施例に おける面データでは、これら第4レンズ素子L4 と第5レンズ素子L5との間の接着剤層に面番号 8が付与されている。また、第3レンズ素子L3 、その物体側面が非球面である。

 また実施の形態3に係るズームレンズ系に おいて、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向け た正メニスカス形状の第7レンズ素子L7のみか らなる。該第7レンズ素子L7は、その両面が非 球面である。

 実施の形態3に係るズームレンズ系におい て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミン グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌跡 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は、 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図10に示すように、実施の形態4に係るズ ムレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 側から像側へと順に、物体側に凸面を向け 負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2レ ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1は、 の両面が非球面であり、第2レンズ素子L2は その物体側面が非球面である。

 実施の形態4に係るズームレンズ系におい て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと順 に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状 の第3レンズ素子L3と、両凸形状の第4レンズ 子L4と、両凹形状の第5レンズ素子L5と、両凸 形状の第6レンズ素子L6とからなる。これらの うち、第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L5とが 接合されており、後述する対応数値実施例に おける面データでは、これら第4レンズ素子L4 と第5レンズ素子L5との間の接着剤層に面番号 8が付与されている。また、第3レンズ素子L3 、その物体側面が非球面である。

 また実施の形態4に係るズームレンズ系に おいて、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向け た正メニスカス形状の第7レンズ素子L7のみか らなる。該第7レンズ素子L7は、その両面が非 球面である。

 実施の形態4に係るズームレンズ系におい て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミン グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌跡 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は、 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図13に示すように、実施の形態5に係るズ ムレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 側から像側へと順に、物体側に凸面を向け 負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2レ ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1は、 の両面が非球面であり、第2レンズ素子L2は その物体側面が非球面である。

 実施の形態5に係るズームレンズ系におい て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと順 に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状 の第3レンズ素子L3と、両凸形状の第4レンズ 子L4と、両凹形状の第5レンズ素子L5と、両凸 形状の第6レンズ素子L6とからなる。これらの うち、第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L5とが 接合されており、後述する対応数値実施例に おける面データでは、これら第4レンズ素子L4 と第5レンズ素子L5との間の接着剤層に面番号 8が付与されている。また、第3レンズ素子L3 、その物体側面が非球面である。

 また実施の形態5に係るズームレンズ系に おいて、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向け た正メニスカス形状の第7レンズ素子L7のみか らなる。該第7レンズ素子L7は、その両面が非 球面である。

 実施の形態5に係るズームレンズ系におい て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミン グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌跡 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は、 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図16に示すように、実施の形態6に係るズ ムレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 側から像側へと順に、物体側に凸面を向け 負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2レ ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1は、 の両面が非球面であり、第2レンズ素子L2は その物体側面が非球面である。

 実施の形態6に係るズームレンズ系におい て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと順 に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状 の第3レンズ素子L3と、両凸形状の第4レンズ 子L4と、両凹形状の第5レンズ素子L5と、両凸 形状の第6レンズ素子L6とからなる。これらの うち、第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L5とが 接合されており、後述する対応数値実施例に おける面データでは、これら第4レンズ素子L4 と第5レンズ素子L5との間の接着剤層に面番号 8が付与されている。また、第3レンズ素子L3 、その物体側面が非球面である。

 また実施の形態6に係るズームレンズ系に おいて、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向け た正メニスカス形状の第7レンズ素子L7のみか らなる。該第7レンズ素子L7は、その両面が非 球面である。

 実施の形態6に係るズームレンズ系におい て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミン グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌跡 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は、 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図19に示すように、実施の形態7に係るズ ムレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 側から像側へと順に、物体側に凸面を向け 負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2レ ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1の像 面と第2レンズ素子L2の物体側面とは、いず も非球面である。

 実施の形態7に係るズームレンズ系におい て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと順 に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状 の第3レンズ素子L3と、両凸形状の第4レンズ 子L4と、両凹形状の第5レンズ素子L5と、両凸 形状の第6レンズ素子L6とからなる。これらの うち、第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L5とが 接合されており、後述する対応数値実施例に おける面データでは、これら第4レンズ素子L4 と第5レンズ素子L5との間の接着剤層に面番号 8が付与されている。また、第3レンズ素子L3 、その物体側面が非球面である。

 また実施の形態7に係るズームレンズ系に おいて、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向け た正メニスカス形状の第7レンズ素子L7のみか らなる。該第7レンズ素子L7は、その両面が非 球面である。

 実施の形態7に係るズームレンズ系におい て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミン グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌跡 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は、 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図22に示すように、実施の形態8に係るズ ムレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 側から像側へと順に、物体側に凸面を向け 負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2レ ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1は、 の両面が非球面であり、第2レンズ素子L2は その物体側面が非球面である。

 実施の形態8に係るズームレンズ系におい て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと順 に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状 の第3レンズ素子L3と、両凸形状の第4レンズ 子L4と、両凹形状の第5レンズ素子L5と、両凸 形状の第6レンズ素子L6とからなる。これらの うち、第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L5とが 接合されており、後述する対応数値実施例に おける面データでは、これら第4レンズ素子L4 と第5レンズ素子L5との間の接着剤層に面番号 8が付与されている。また、第3レンズ素子L3 、その物体側面が非球面である。

 また実施の形態8に係るズームレンズ系に おいて、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向け た正メニスカス形状の第7レンズ素子L7のみか らなる。該第7レンズ素子L7は、その両面が非 球面である。

 実施の形態8に係るズームレンズ系におい て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミン グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌跡 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は、 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図25に示すように、実施の形態9に係るズ ムレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 側から像側へと順に、物体側に凸面を向け 負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2レ ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1は、 の両面が非球面であり、第2レンズ素子L2は その物体側面が非球面である。

 実施の形態9に係るズームレンズ系におい て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと順 に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状 の第3レンズ素子L3と、両凸形状の第4レンズ 子L4と、両凹形状の第5レンズ素子L5と、両凸 形状の第6レンズ素子L6とからなる。これらの うち、第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L5とが 接合されており、後述する対応数値実施例に おける面データでは、これら第4レンズ素子L4 と第5レンズ素子L5との間の接着剤層に面番号 8が付与されている。また、第3レンズ素子L3 、その物体側面が非球面である。

 また実施の形態9に係るズームレンズ系に おいて、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向け た正メニスカス形状の第7レンズ素子L7のみか らなる。該第7レンズ素子L7は、その両面が非 球面である。

 実施の形態9に係るズームレンズ系におい て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミン グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌跡 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は、 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図28に示すように、実施の形態10に係るズ ームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 体側から像側へと順に、物体側に凸面を向け た負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2 ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1は、 その両面が非球面である。

 実施の形態10に係るズームレンズ系にお て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと に、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凸形 の第4レンズ素子L4と、両凹形状の第5レンズ 子L5と、両凸形状の第6レンズ素子L6とから る。これらのうち、第4レンズ素子L4と第5レ ズ素子L5とは接合されており、後述する対 数値実施例における面データでは、これら 4レンズ素子L4と第5レンズ素子L5との間の接 剤層に面番号8が付与されている。また、第3 レンズ素子L3は、その物体側面が非球面であ 。

 また実施の形態10に係るズームレンズ系 おいて、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向 た正メニスカス形状の第7レンズ素子L7のみ らなる。該第7レンズ素子L7は、その像側面 非球面である。

 実施の形態10に係るズームレンズ系にお て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミ グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ 群G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図31に示すように、実施の形態11に係るズ ームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 体側から像側へと順に、物体側に凸面を向け た負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2 ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1は、 その両面が非球面であり、第2レンズ素子L2は 、その物体側面が非球面である。

 実施の形態11に係るズームレンズ系にお て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと に、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凹形 の第4レンズ素子L4と、両凸形状の第5レンズ 子L5とからなる。これらのうち、第3レンズ 子L3と第4レンズ素子L4とは接合されており 後述する対応数値実施例における面データ は、これら第3レンズ素子L3と第4レンズ素子L 4との間の接着剤層に面番号6が付与されてい 。また、第3レンズ素子L3は、その物体側面 非球面である。

 また実施の形態11に係るズームレンズ系 おいて、第3レンズ群G3は、両凸形状の第6レ ズ素子L6のみからなる。該第6レンズ素子L6 、その両面が非球面である。

 実施の形態11に係るズームレンズ系にお て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミ グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ 群G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図34に示すように、実施の形態12に係るズ ームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 体側から像側へと順に、物体側に凸面を向け た負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2 ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1は、 その両面が非球面であり、第2レンズ素子L2は 、その物体側面が非球面である。

 実施の形態12に係るズームレンズ系にお て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと に、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凹形 の第4レンズ素子L4と、両凸形状の第5レンズ 子L5とからなる。これらのうち、第3レンズ 子L3と第4レンズ素子L4とは接合されており 後述する対応数値実施例における面データ は、これら第3レンズ素子L3と第4レンズ素子L 4との間の接着剤層に面番号6が付与されてい 。また、第3レンズ素子L3は、その物体側面 非球面である。

 また実施の形態12に係るズームレンズ系 おいて、第3レンズ群G3は、両凸形状の第6レ ズ素子L6のみからなる。該第6レンズ素子L6 、その両面が非球面である。

 実施の形態12に係るズームレンズ系にお て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミ グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ 群G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図37に示すように、実施の形態13に係るズ ームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 体側から像側へと順に、物体側に凸面を向け た負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2 ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1の像 側面と第2レンズ素子L2の物体側面とは、いず れも非球面である。

 実施の形態13に係るズームレンズ系にお て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと に、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凹形 の第4レンズ素子L4と、両凸形状の第5レンズ 子L5とからなる。これらのうち、第3レンズ 子L3と第4レンズ素子L4とは接合されており 後述する対応数値実施例における面データ は、これら第3レンズ素子L3と第4レンズ素子L 4との間の接着剤層に面番号6が付与されてい 。また、第3レンズ素子L3は、その物体側面 非球面である。

 また実施の形態13に係るズームレンズ系 おいて、第3レンズ群G3は、両凸形状の第6レ ズ素子L6のみからなる。該第6レンズ素子L6 、その両面が非球面である。

 実施の形態13に係るズームレンズ系にお て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミ グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ 群G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図40に示すように、実施の形態14に係るズ ームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 体側から像側へと順に、物体側に凸面を向け た負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2 ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1は、 その両面が非球面であり、第2レンズ素子L2は 、その物体側面が非球面である。

 実施の形態14に係るズームレンズ系にお て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形 の第3レンズ素子L3と、物体側に凸面を向け 負メニスカス形状の第4レンズ素子L4と、両 形状の第5レンズ素子L5とからなる。これら うち、第3レンズ素子L3と第4レンズ素子L4と 接合されており、後述する対応数値実施例 おける面データでは、これら第3レンズ素子L 3と第4レンズ素子L4との間の接着剤層に面番 6が付与されている。また、第3レンズ素子L3 、その物体側面が非球面である。

 また実施の形態14に係るズームレンズ系 おいて、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向 た正メニスカス形状の第6レンズ素子L6のみ らなる。該第6レンズ素子L6は、その両面が 球面である。

 実施の形態14に係るズームレンズ系にお て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミ グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ 群G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図43に示すように、実施の形態15に係るズ ームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 体側から像側へと順に、物体側に凸面を向け た負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2 ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1の像 側面と第2レンズ素子L2の物体側面とは、いず れも非球面である。

 実施の形態15に係るズームレンズ系にお て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと に、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凸形 の第4レンズ素子L4と、両凹形状の第5レンズ 子L5とからなる。これらのうち、第4レンズ 子L4と第5レンズ素子L5とは接合されており 後述する対応数値実施例における面データ は、これら第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L 5との間の接着剤層に面番号8が付与されてい 。また、第3レンズ素子L3は、その物体側面 非球面である。

 また実施の形態15に係るズームレンズ系 おいて、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向 た正メニスカス形状の第6レンズ素子L6のみ らなる。該第6レンズ素子L6は、その両面が 球面である。

 実施の形態15に係るズームレンズ系にお て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミ グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ 群G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図46に示すように、実施の形態16に係るズ ームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 体側から像側へと順に、物体側に凸面を向け た負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2 ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1の像 側面と第2レンズ素子L2の物体側面とは、いず れも非球面である。

 実施の形態16に係るズームレンズ系にお て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと に、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凸形 の第4レンズ素子L4と、両凹形状の第5レンズ 子L5とからなる。これらのうち、第4レンズ 子L4と第5レンズ素子L5とは接合されており 後述する対応数値実施例における面データ は、これら第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L 5との間の接着剤層に面番号8が付与されてい 。また、第3レンズ素子L3は、その物体側面 非球面である。

 また実施の形態16に係るズームレンズ系 おいて、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向 た正メニスカス形状の第6レンズ素子L6のみ らなる。該第6レンズ素子L6は、その両面が 球面である。

 実施の形態16に係るズームレンズ系にお て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミ グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ 群G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図49に示すように、実施の形態17に係るズ ームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 体側から像側へと順に、物体側に凸面を向け た負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2 ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1の像 側面と第2レンズ素子L2の物体側面とは、いず れも非球面である。

 実施の形態17に係るズームレンズ系にお て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと に、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凸形 の第4レンズ素子L4と、両凹形状の第5レンズ 子L5とからなる。これらのうち、第4レンズ 子L4と第5レンズ素子L5とは接合されており 後述する対応数値実施例における面データ は、これら第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L 5との間の接着剤層に面番号8が付与されてい 。また、第3レンズ素子L3は、その物体側面 非球面である。

 また実施の形態17に係るズームレンズ系 おいて、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向 た正メニスカス形状の第6レンズ素子L6のみ らなる。該第6レンズ素子L6は、その両面が 球面である。

 実施の形態17に係るズームレンズ系にお て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミ グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ 群G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図52に示すように、実施の形態18に係るズ ームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 体側から像側へと順に、物体側に凸面を向け た負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2 ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1の像 側面と第2レンズ素子L2の物体側面とは、いず れも非球面である。

 実施の形態18に係るズームレンズ系にお て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと に、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凹形 の第4レンズ素子L4と、両凸形状の第5レンズ 子L5とからなる。これらのうち、第3レンズ 子L3と第4レンズ素子L4とは接合されている また、第3レンズ素子L3は、その物体側面が 球面である。

 また実施の形態18に係るズームレンズ系 おいて、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向 た正メニスカス形状の第6レンズ素子L6のみ らなる。該第6レンズ素子L6は、その両面が 球面である。

 実施の形態18に係るズームレンズ系にお て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミ グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ 群G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図55に示すように、実施の形態19に係るズ ームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 体側から像側へと順に、物体側に凸面を向け た負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2 ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1の像 側面と第2レンズ素子L2の物体側面とは、いず れも非球面である。

 実施の形態19に係るズームレンズ系にお て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと に、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凹形 の第4レンズ素子L4と、両凸形状の第5レンズ 子L5とからなる。これらのうち、第3レンズ 子L3と第4レンズ素子L4とは接合されている また、第3レンズ素子L3は、その物体側面が 球面である。

 また実施の形態19に係るズームレンズ系 おいて、第3レンズ群G3は、両凸形状の第6レ ズ素子L6のみからなる。該第6レンズ素子L6 、その両面が非球面である。

 実施の形態19に係るズームレンズ系にお て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミ グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ 群G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図58に示すように、実施の形態20に係るズ ームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 体側から像側へと順に、物体側に凸面を向け た負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2 ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1の像 側面と第2レンズ素子L2の物体側面とは、いず れも非球面である。

 実施の形態20に係るズームレンズ系にお て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと に、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凹形 の第4レンズ素子L4と、両凸形状の第5レンズ 子L5とからなる。これらのうち、第3レンズ 子L3と第4レンズ素子L4とは接合されている また、第3レンズ素子L3は、その物体側面が 球面である。

 また実施の形態20に係るズームレンズ系 おいて、第3レンズ群G3は、両凸形状の第6レ ズ素子L6のみからなる。該第6レンズ素子L6 、その両面が非球面である。

 実施の形態20に係るズームレンズ系にお て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミ グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ 群G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図61に示すように、実施の形態21に係るズ ームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 体側から像側へと順に、物体側に凸面を向け た負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2 ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1は、 その両面が非球面である。

 実施の形態21に係るズームレンズ系にお て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形 の第3レンズ素子L3と、物体側に凸面を向け 負メニスカス形状の第4レンズ素子L4と、物 側に凸面を向けた負メニスカス形状の第5レ ズ素子L5と、両凸形状の第6レンズ素子L6と らなる。これらのうち、第3レンズ素子L3と 4レンズ素子L4とが接合されており、第5レン 素子L5と第6レンズ素子L6とが接合されてい 。また、第3レンズ素子L3は、その物体側面 非球面である。

 また実施の形態21に係るズームレンズ系 おいて、第3レンズ群G3は、両凸形状の第7レ ズ素子L7のみからなる。

 実施の形態21に係るズームレンズ系にお て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミ グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ 群G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図64に示すように、実施の形態22に係るズ ームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 体側から像側へと順に、物体側に凸面を向け た負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2 ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1は、 その両面が非球面である。

 実施の形態22に係るズームレンズ系にお て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形 の第3レンズ素子L3と、物体側に凸面を向け 負メニスカス形状の第4レンズ素子L4と、物 側に凸面を向けた負メニスカス形状の第5レ ズ素子L5と、両凸形状の第6レンズ素子L6と らなる。これらのうち、第3レンズ素子L3と 4レンズ素子L4とが接合されており、第5レン 素子L5と第6レンズ素子L6とが接合されてい 。また、第3レンズ素子L3は、その物体側面 非球面である。

 また実施の形態22に係るズームレンズ系 おいて、第3レンズ群G3は、両凸形状の第7レ ズ素子L7のみからなる。

 実施の形態22に係るズームレンズ系にお て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミ グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ 群G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図67に示すように、実施の形態23に係るズ ームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 体側から像側へと順に、物体側に凸面を向け た負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2 ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1は、 その両面が非球面である。

 実施の形態23に係るズームレンズ系にお て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形 の第3レンズ素子L3と、物体側に凸面を向け 負メニスカス形状の第4レンズ素子L4と、物 側に凸面を向けた負メニスカス形状の第5レ ズ素子L5と、両凸形状の第6レンズ素子L6と らなる。これらのうち、第3レンズ素子L3と 4レンズ素子L4とが接合されており、第5レン 素子L5と第6レンズ素子L6とが接合されてい 。また、第3レンズ素子L3は、その物体側面 非球面である。

 また実施の形態23に係るズームレンズ系 おいて、第3レンズ群G3は、両凸形状の第7レ ズ素子L7のみからなる。

 実施の形態23に係るズームレンズ系にお て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミ グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ 群G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図70に示すように、実施の形態24に係るズ ームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 体側から像側へと順に、物体側に凸面を向け た負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2 ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1は、 その両面が非球面である。

 実施の形態24に係るズームレンズ系にお て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形 の第3レンズ素子L3と、物体側に凸面を向け 負メニスカス形状の第4レンズ素子L4と、物 側に凸面を向けた負メニスカス形状の第5レ ズ素子L5と、両凸形状の第6レンズ素子L6と らなる。これらのうち、第3レンズ素子L3と 4レンズ素子L4とが接合されており、第5レン 素子L5と第6レンズ素子L6とが接合されてい 。また、第3レンズ素子L3は、その物体側面 非球面である。

 また実施の形態24に係るズームレンズ系 おいて、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向 た正メニスカス形状の第7レンズ素子L7のみ らなる。

 実施の形態24に係るズームレンズ系にお て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミ グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ 群G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 図73に示すように、実施の形態25に係るズ ームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物 体側から像側へと順に、物体側に凸面を向け た負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、物 体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2 ンズ素子L2とからなる。第1レンズ素子L1は、 その両面が非球面である。

 実施の形態25に係るズームレンズ系にお て、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形 の第3レンズ素子L3と、物体側に凸面を向け 負メニスカス形状の第4レンズ素子L4と、物 側に凸面を向けた負メニスカス形状の第5レ ズ素子L5と、両凸形状の第6レンズ素子L6と らなる。これらのうち、第3レンズ素子L3と 4レンズ素子L4とが接合されており、第5レン 素子L5と第6レンズ素子L6とが接合されてい 。また、第3レンズ素子L3は、その物体側面 非球面である。

 また実施の形態25に係るズームレンズ系 おいて、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向 た正メニスカス形状の第7レンズ素子L7のみ らなる。

 実施の形態25に係るズームレンズ系にお て、撮像時の広角端から望遠端へのズーミ グの際に、第1レンズ群G1は、像側に凸の軌 を描いて物体側へ移動し、第2レンズ群G2は 開口絞りAと共に物体側へ移動し、第3レンズ 群G3は、像側へ移動する。すなわち、撮像時 広角端から望遠端へのズーミングの際に、 1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少 、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間 が増大するように、各レンズ群が光軸に沿 てそれぞれ移動する。

 特に、実施の形態1~25に係るズームレンズ 系では、第1レンズ群G1が、物体側から像側へ と順に、負のパワーを有するレンズ素子と、 正のパワーを有し、物体側に凸面を向けたメ ニスカス形状のレンズ素子とで構成されてい るので、諸収差、特に広角端での歪曲収差を 良好に補正しながらも、短い光学全長を実現 することができる。

 実施の形態1~25に係るズームレンズ系では 、第1レンズ群G1が、非球面を有するレンズ素 子を少なくとも1枚含むか、又は少なくとも2 の非球面を含んでいるので、収差をさらに 好に補正することができる。

 実施の形態1~25に係るズームレンズ系では 、第3レンズ群G3が1枚のレンズ素子で構成さ ているので、レンズ素子の総枚数が削減さ 、光学全長が短いレンズ系となっている。 た、該第3レンズ群G3を構成する1枚のレンズ 子が、非球面を含む実施の形態では、収差 さらに良好に補正することができる。

 実施の形態1~25に係るズームレンズ系では 、第2レンズ群G2が、その中に1~2組の接合レン ズ素子を含む3~4枚のレンズ素子で構成されて いるので、該第2レンズ群G2の厚みが小さく、 光学全長が短いレンズ系となっている。

 また実施の形態1~25に係るズームレンズ系 では、撮像時の広角端から望遠端へのズーミ ングの際に、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2及 び第3レンズ群G3を光軸に沿ってそれぞれ移動 させて変倍を行うが、これらレンズ群のうち 、例えば第2レンズ群G2を光軸に対して垂直方 向に移動させることによって、手ぶれ、振動 等による像のぶれを光学的に補正することが できる。

 像のぶれを光学的に補正する場合、この うに第2レンズ群G2が光軸に対して垂直方向 移動することにより、ズームレンズ系全体 大型化を抑制してコンパクトに構成しなが 、偏心コマ収差や偏心非点収差が小さい優 た結像特性を維持して像ぶれの補正を行う とができる。

 以下、例えば実施の形態1~25に係るズーム レンズ系のように、前記のごとき基本構成を 有し、かつ第2レンズ群の像側に、撮像時の 角端から望遠端へのズーミングの際に該第2 ンズ群と一体的に光軸上を移動する開口絞 Aが配置されたズームレンズ系が満足するこ とが好ましい条件を説明する。なお、各実施 の形態に係るズームレンズ系に対して、複数 の好ましい条件が規定されるが、これら複数 の条件すべてを満足するズームレンズ系の構 成が最も望ましい。しかしながら、個別の条 件を満足することにより、それぞれ対応する 効果を奏するズームレンズ系を得ることも可 能である。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(1)を 満足することが望ましい。
 0.10<D 2 /(I r ×Z 2 )<0.30 ・・・(1)
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
D 2 :望遠端から広角端へ向けての第2レンズ群の 動量(像側から物体側へ移動する場合を正と する)、
I r :最大像高(I r =f T ×tan(ω T ))、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)、
ω T :望遠端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(1)は、第2レンズ群の移動量に関 する条件である。条件(1)の上限を上回ると、 第2レンズ群のズーミングに伴う移動量が増 し、ズーミング時の収差変動を補正するこ が困難になる恐れがある。一方、条件(1)の 限を下回ると、特に広角端における歪曲収 と像面湾曲とを同時に補正することが困難 なる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(1)’及び(1)’’の なくとも1つを満足することにより、前記効 果をさらに奏功させることができる。
 0.15<D 2 /(I r ×Z 2 ) ・・・(1)’
 D 2 /(I r ×Z 2 )<0.25 ・・・(1)’’
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)

 また、前記条件(1)、(1)’及び(1)’’は、ω W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のように、第2レンズ群が光軸に対して垂直 向に移動するズームレンズ系では、以下の 件(2)及び(3)を全系において満足することが ましい。
 Y T >Y ・・・(2)
 0.05<(Y/Y T )/(f/f T )<0.60 ・・・(3)
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35である)
ここで、
f:全系の焦点距離、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
Y:全系の焦点距離fにおける、第2レンズ群の 最大ぶれ補正時の光軸に対して垂直方向へ 移動量、
Y T :望遠端での全系の焦点距離f T における、第2レンズ群の、最大ぶれ補正時 光軸に対して垂直方向への移動量、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(2)及び(3)は、光軸に対して垂直 向に移動する第2レンズ群の最大ぶれ補正時 の移動量に関する条件である。ズームレンズ 系の場合、補正角が全ズーム域で一定のとき には、ズーム比が大きいほど、光軸に対して 垂直方向に移動するレンズ群やレンズ素子の 移動量が大きく、逆にズーム比が小さいほど 、光軸に対して垂直方向に移動するレンズ群 やレンズ素子の移動量が小さくなる。条件(2) を満足しない場合又は条件(3)の上限を上回る と、ぶれ補正が過剰となり、光学性能の劣化 が大きくなる恐れがある。一方、条件(3)の下 限を下回ると、充分にぶれを補正することが できなくなる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(3)’及び(3)’’の なくとも1つを満足することにより、前記効 果をさらに奏功させることができる。
 0.08<(Y/Y T )/(f/f T ) ・・・(3)’
 (Y/Y T )/(f/f T )<0.50 ・・・(3)’’
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35である)

 また、前記条件(3)、(3)’及び(3)’’は、ω W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(4)を 満足することが望ましい。
 0.10<(D 2T -D 2W )/(I r ×Z 2 )<0.30 ・・・(4)
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
D 2T :望遠端における第2レンズ群の最像側から第3 レンズ群の最物体側までの軸上間隔、
D 2W :広角端における第2レンズ群の最像側から第3 レンズ群の最物体側までの軸上間隔、
I r :最大像高(I r =f T ×tan(ω T ))、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)、
ω T :望遠端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(4)は、第2レンズ群の移動量に関 する条件である。条件(4)の上限を上回ると、 第2レンズ群のズーミングに伴う移動量が増 し、ズーミング時の収差変動を補正するこ が困難になる恐れがある。一方、条件(4)の 限を下回ると、特に広角端における歪曲収 と像面湾曲とを同時に補正することが困難 なる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(4)’及び(4)’’の なくとも1つを満足することにより、前記効 果をさらに奏功させることができる。
 0.15<(D 2T -D 2W )/(I r ×Z 2 ) ・・・(4)’
 (D 2T -D 2W )/(I r ×Z 2 )<0.27 ・・・(4)’’
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)

 また、前記条件(4)、(4)’及び(4)’’は、ω W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(5)を 満足することが望ましい。
 -1.60<f G1 /f G2 <-0.90 ・・・(5)
ここで、
f G1 :第1レンズ群の焦点距離、
f G2 :第2レンズ群の焦点距離
である。

 前記条件(5)は、第1レンズ群と第2レンズ との焦点距離の比を規定する条件である。 件(5)の上限を上回ると、第2レンズ群の焦点 離が相対的に小さくなり過ぎ、第2レンズ群 で発生する収差を補正することが困難になる 恐れがある。一方、条件(5)の下限を下回ると 、第1レンズ群の焦点距離が相対的に小さく り過ぎ、第2レンズ群の変倍作用を維持する とが困難になり、光学性能を維持したまま 4倍を超えるズーム比を持つズームレンズ系 を構成することが困難になる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(5)’及び(5)’’の なくとも1つを満足することにより、前記効 果をさらに奏功させることができる。
 -1.50<f G1 /f G2  ・・・(5)’
 f G1 /f G2 <-1.00 ・・・(5)’’

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(6)を 満足することが望ましい。
 -0.80<f G1 /f G3 <-0.20 ・・・(6)
ここで、
f G1 :第1レンズ群の焦点距離、
f G3 :第3レンズ群の焦点距離
である。

 前記条件(6)は、第1レンズ群と第3レンズ との焦点距離の比を規定する条件である。 件(6)の上限を上回ると、第1レンズ群の焦点 離が相対的に大きくなり過ぎ、コンパクト ズームレンズ系を達成することが困難にな 恐れがある。一方、条件(6)の下限を下回る 、第3レンズ群の焦点距離が相対的に大きく なり過ぎ、像面における照度を確保すること が困難になる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(6)’及び(6)’’の なくとも1つを満足することにより、前記効 果をさらに奏功させることができる。
 -0.70<f G1 /f G3  ・・・(6)’
 f G1 /f G3 <-0.50 ・・・(6)’’

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(7)を 満足することが望ましい。
 0.20<f G2 /f G3 <0.80 ・・・(7)
ここで、
f G2 :第2レンズ群の焦点距離、
f G3 :第3レンズ群の焦点距離、
である。

 前記条件(7)は、第2レンズ群と第3レンズ との焦点距離の比を規定する条件である。 件(7)の上限を上回ると、第2レンズ群の焦点 離が相対的に大きくなり過ぎ、ズーミング 伴い第2レンズ群で発生する収差の変動を補 正することが困難になる恐れがある。一方、 条件(7)の下限を下回ると、第3レンズ群の焦 距離が相対的に大きくなり過ぎ、像面の照 を確保することが困難になる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(7)’及び(7)’’の なくとも1つを満足することにより、前記効 果をさらに奏功させることができる。
 0.30<f G2 /f G3  ・・・(7)’
 f G2 /f G3 <0.50 ・・・(7)’’

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(8)を 満足することが望ましい。
 -0.80<f G1 /f T <-0.30 ・・・(8)
 (ただし、f T /f W >4.0、ω w >35)
ここで、
f G1 :第1レンズ群の焦点距離、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(8)は、実質的に第1レンズ群の焦 点距離を規定する条件である。条件(8)の上限 を上回ると、第1レンズ群の焦点距離が大き なり過ぎ、第1レンズ群の移動量が増大して ンパクトなズームレンズ系を達成すること 困難になる。一方、条件(8)の下限を下回る 、第1レンズ群の焦点距離が小さくなり過ぎ 、ズーミング時の第2レンズ群の移動を確保 る程度の空気間隔を維持することが困難に り、4倍以上といった変倍比のズームレンズ を達成することが困難になる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(8)’及び(8)’’の なくとも1つを満足することにより、前記効 果をさらに奏功させることができる。
 -0.60<f G1 /f T  ・・・(8)’
 f G1 /f T <-0.40 ・・・(8)’’
 (ただし、f T /f W >4.0、ω w >35)

 また、前記条件(8)、(8)’及び(8)’’は、ω w >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(9)を 満足することが望ましい。
 0.20<f G2 /f T <0.80 ・・・(9)
 (ただし、f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
f G2 :第2レンズ群の焦点距離、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(9)は、実質的に第2レンズ群の焦 点距離を規定する条件である。条件(9)の上限 を上回ると、第2レンズ群の焦点距離が大き なり過ぎ、ズーミング時の第2レンズ群の移 量が増大するため、4倍以上といった変倍比 のズームレンズ系をコンパクトに達成するこ とが困難になる恐れがある。一方、条件(9)の 下限を下回ると、第2レンズ群の焦点距離が さくなり過ぎ、第2レンズ群の移動に伴う収 変動を補正することが困難になる恐れがあ 。また、条件(9)の下限を下回ると、歪曲収 の補正も困難になる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(9)’及び(9)’’の なくとも1つを満足することにより、前記効 果をさらに奏功させることができる。
 0.30<f G2 /f T  ・・・(9)’
 f G2 /f T <0.50 ・・・(9)’’
 (ただし、f T /f W >4.0、ω w >35)

 また、前記条件(9)、(9)’及び(9)’’は、ω w >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(10) 満足することが望ましい。
 0.60<f G3 /f T <1.50 ・・・(10)
 (ただし、f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
f G3 :第3レンズ群の焦点距離、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(10)は、実質的に第3レンズ群の 点距離を規定する条件である。条件(10)の上 を上回ると、第3レンズ群の焦点距離が大き くなり過ぎ、像面の適正な照度を確保するこ とが困難になる恐れがある。一方、条件(10) 下限を下回ると、第3レンズ群の焦点距離が さくなり過ぎ、第3レンズ群で発生する収差 を第2レンズ群で補正することが困難になる れがある。

 なお、さらに以下の条件(10)’及び(10)’’ 少なくとも1つを満足することにより、前記 果をさらに奏功させることができる。
 0.70<f G3 /f T  ・・・(10)’
 f G3 /f T <1.30 ・・・(10)’’
 (ただし、f T /f W >4.0、ω w >35)

 また、前記条件(10)、(10)’及び(10)’’は、 w >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(11) 満足することが望ましい。
 0.35<(D 1W +D 2W )/(D 1T +D 2T )<1.20 ・・・(11)
 (ただし、f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
D 1W :広角端における第1レンズ群の最像側から第2 レンズ群の最物体側までの軸上間隔、
D 2W :広角端における第2レンズ群の最像側から第3 レンズ群の最物体側までの軸上間隔、
D 1T :望遠端における第1レンズ群の最像側から第2 レンズ群の最物体側までの軸上間隔、
D 2T :望遠端における第2レンズ群の最像側から第3 レンズ群の最物体側までの軸上間隔、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(11)は、第1レンズ群及び第2レン 群のズーミング時の移動量に関する条件で る。条件(11)の上限を上回ると、広角端での 歪曲収差の補正が不足し、良好な光学性能を 達成することが困難になる恐れがある。一方 、条件(11)の下限を下回ると、各レンズ群の ーミングに伴う移動量が増大し、ズーミン 時の収差変動を補正することが困難になる れがある。

 なお、さらに以下の条件(11)’及び(11)’’ 少なくとも1つを満足することにより、前記 果をさらに奏功させることができる。
 0.45<(D 1W +D 2W )/(D 1T +D 2T ) ・・・(11)’
 (D 1W +D 2W )/(D 1T +D 2T )<0.80 ・・・(11)’’
 (ただし、f T /f W >4.0、ω w >35)

 また、前記条件(11)、(11)’及び(11)’’は、 W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(12) 満足することが望ましい。
 2.00<(D 2T -D 2W )/f W <6.00 ・・・(12)
 (ただし、f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
D 2T :望遠端における第2レンズ群の最像側から第3 レンズ群の最物体側までの軸上間隔、
D 2W :広角端における第2レンズ群の最像側から第3 レンズ群の最物体側までの軸上間隔、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(12)は、第2レンズ群の移動量に する条件である。条件(12)の上限を上回ると 第2レンズ群のズーミングに伴う移動量が増 大し、ズーミング時の収差変動を補正するこ とが困難になる恐れがある。一方、条件(12) 下限を下回ると、第2レンズ群の焦点距離が さくなる傾向が著しくなり、特に広角端に いて歪曲収差の補正が困難になる恐れがあ 。

 なお、さらに以下の条件(12)’及び(12)’’ 少なくとも1つを満足することにより、前記 果をさらに奏功させることができる。
 3.00<(D 2T -D 2W )/f W  ・・・(12)’
 (D 2T -D 2W )/f W <5.50 ・・・(12)’’
 (ただし、f T /f W >4.0、ω w >35)

 また、前記条件(12)、(12)’及び(12)’’は、 W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(13) 満足することが望ましい。
 0.65<(D 2T -D 2W )/f T <1.10 ・・・(13)
 (ただし、f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
D 2T :望遠端における第2レンズ群の最像側から第3 レンズ群の最物体側までの軸上間隔、
D 2W :広角端における第2レンズ群の最像側から第3 レンズ群の最物体側までの軸上間隔、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(13)は、第2レンズ群の移動量に する条件である。条件(13)の上限を上回ると 第2レンズ群のズーミングに伴う移動量が増 大し、ズーミング時の収差変動を補正するこ とが困難になる恐れがある。一方、条件(13) 下限を下回ると、第2レンズ群の焦点距離が さくなる傾向が著しくなり、特に広角端に ける歪曲収差と像面湾曲とを同時に補正す ことが困難になる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(13)’及び(13)’’ 少なくとも1つを満足することにより、前記 果をさらに奏功させることができる。
 0.75<(D 2T -D 2W )/f T  ・・・(13)’
 (D 2T -D 2W )/f T <0.95 ・・・(13)’’
 (ただし、f T /f W >4.0、ω w >35)

 また、前記条件(13)、(13)’及び(13)’’は、 W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(14) 満足することが望ましい。
 0.00<D 1T /I r <0.10 ・・・(14)
 (ただし、f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
D 1T :望遠端における第1レンズ群の最像側から第2 レンズ群の最物体側までの軸上間隔、
I r :最大像高(I r =f T ×tan(ω T ))、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)、
ω T :望遠端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(14)は、第1レンズ群と第2レンズ との空気間隔に関する条件である。条件(14) の上限を上回ると、第1レンズ群と第2レンズ との空気間隔が大きくなり過ぎ、ズームレ ズ系の倍率を確保することが困難になると もに、特に広角端における歪曲収差を補正 ることが困難になる恐れがある。一方、条 (14)の下限を下回ると、第1レンズ群と第2レ ズ群との空気間隔が小さくなり過ぎ、同様 広角端における歪曲収差を補正することが 難になる恐れがある。

 また、前記条件(14)は、ω W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(15) 満足することが望ましい。
 0.10<(f W /I r )×(f W /f T )<0.40 ・・・(15)
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
I r :最大像高(I r =f T ×tan(ω T ))、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(15)は、ズームレンズ系の変倍比 に関する条件である。条件(15)の範囲を外れ と、広角端における画角を維持しながら4倍 度といったズーム比を確保することが困難 なる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(15)’及び(15)’’ 少なくとも1つを満足することにより、前記 果をさらに奏功させることができる。
 0.20<(f W /I r )×(f W /f T ) ・・・(15)’
 (f W /I r )×(f W /f T )<0.35 ・・・(15)’’
 (ただし、f T /f W >4.0、ω w >35)

 また、前記条件(15)、(15)’及び(15)’’は、 W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(16) 満足することが望ましい。
 2.50<tan(ω W )×Z<6.00 ・・・(16)
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(16)は、ズームレンズ系の変倍比 に関する条件である。条件(16)の範囲を外れ と、広角端における画角を維持しながら4倍 度といったズーム比を確保することが困難 なる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(16)’及び(16)’’ 少なくとも1つを満足することにより、前記 果をさらに奏功させることができる。
 3.00<tan(ω W )×Z ・・・(16)’
 tan(ω W )×Z<5.50 ・・・(16)’’
 (ただし、f T /f W >4.0、ω w >35)

 また、前記条件(16)、(16)’及び(16)’’は、 W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(17) 満足することが望ましい。
 2.00<|f W ×f G1 |/I r 2 <6.00 ・・・(17)
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
I r :最大像高(I r =f T ×tan(ω T ))、
f G1 :第1レンズ群の焦点距離、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)、
ω T :望遠端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(17)は、実質的に第1レンズ群の 点距離を規定する条件である。条件(17)の上 を上回ると、第1レンズ群の焦点距離が大き くなり過ぎ、ズーミング時の第1レンズ群の 動量が増大するため、4倍以上といった変倍 のズームレンズ系をコンパクトに達成する とが困難になる恐れがある。一方、条件(17) の下限を下回ると、第1レンズ群の焦点距離 小さくなり過ぎ、広角端での画角を大きく ながら歪曲補正を行うことが困難になる恐 がある。

 なお、さらに以下の条件(17)’及び(17)’’ 少なくとも1つを満足することにより、前記 果をさらに奏功させることができる。
 2.50<|f W ×f G1 |/I r 2  ・・・(17)’
 |f W ×f G1 |/I r 2 <5.00 ・・・(17)’’
 (ただし、f T /f W >4.0、ω w >35)

 また、前記条件(17)、(17)’及び(17)’’は、 W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(18) 満足することが望ましい。
 2.00<(f W ・f G2 )/I r 2 <6.00 ・・・(18)
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
I r :最大像高(I r =f T ×tan(ω T ))、
f G2 :第2レンズ群の焦点距離、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)、
ω T :望遠端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(18)は、実質的に第2レンズ群の 点距離を規定する条件である。条件(18)の上 を上回ると、第2レンズ群の焦点距離が大き くなり過ぎ、ズーミング時の第2レンズ群の 動量が増大するため、4倍以上といった変倍 のズームレンズ系をコンパクトに達成する とが困難になる恐れがある。一方、条件(18) の下限を下回ると、第2レンズ群の焦点距離 小さくなり過ぎ、第2レンズ群の移動に伴う 差変動を補正することが困難になる恐れが る。また、条件(18)の下限を下回ると、歪曲 収差の補正も困難になる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(18)’及び(18)’’ 少なくとも1つを満足することにより、前記 果をさらに奏功させることができる。
 2.50<(f W ・f G2 )/I r 2  ・・・(18)’
 (f W ・f G2 )/I r 2 <5.00 ・・・(18)’’
 (ただし、f T /f W >4.0、ω w >35)

 また、前記条件(18)、(18)’及び(18)’’は、 W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(19) 満足することが望ましい。
 (D G1 +D G2 +D G3 )/f T <0.70 ・・・(19)
 (ただし、f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
D G1 :第1レンズ群の最物体側から最像側までの軸 間隔、
D G2 :第2レンズ群の最物体側から最像側までの軸 間隔、
D G3 :第3レンズ群の最物体側から最像側までの軸 間隔、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(19)は、収納時の全長に関する条 件である。収納時に突出部を持たない、いわ ゆる沈胴構成を達成しようとすると、各レン ズ群の軸上間隔の総和が小さいことが必要で ある。条件(19)の上限を上回ると、沈胴時の 長が大きくなり過ぎるため、好ましくない

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(20) 満足することが望ましい。
 3.5<(F W ×F T )/Z<5.0 ・・・(20)
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
F W :広角端での最小Fナンバー、
F T :望遠端での最小Fナンバー、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(20)は、ズームレンズ系のFナン ーに関する条件である。条件(20)の範囲を外 ると、光学性能を維持しながらFナンバーの 小さい明るいズームレンズ系を達成すること が困難になる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(20)’を満足するこ とにより、前記効果をさらに奏功させること ができる。
 (F W ×F T )/Z<4.7 ・・・(20)’
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)

 また、前記条件(20)及び(20)’は、ω W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(21) 満足することが望ましい。
 1.5<L T /(I r ×Z)<2.6 ・・・(21)
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
I r :最大像高(I r =f T ×tan(ω T ))、
L T :望遠端における全長(第1レンズ群の最物体側 から像面までの距離)、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)、
ω T :望遠端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(21)は、特に望遠端での全長を規 定する条件である。条件(21)の上限を上回る 、ズームレンズ系の全長が大きくなる傾向 著しくなり、コンパクトなズームレンズ系 達成することが困難になる恐れがある。一 、条件(21)の下限を下回ると、ズームレンズ の全長が小さくなる傾向が著しくなり、各 ンズ群の焦点距離が小さくなり過ぎ、各収 の補正が困難になる恐れがある。

 なお、前記条件(21)は、ω W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(22) 満足することが望ましい。
 4.0<(D G2 +(D G2A ))/(D G2A )<20.0 ・・・(22)
ここで、
D G2 :第2レンズ群の最物体側から最像側までの軸 間隔、
D G2A :第2レンズ群の最像側から開口絞りまでの軸 間隔
である。

 前記条件(22)は、第2レンズ群と開口絞り の適正な間隔を規定する条件である。条件(2 2)の上限を上回ると、絞り位置が第2レンズ群 から遠くなる傾向が著しくなり、第1レンズ の有効径が大きくなり過ぎるとともに、特 広角端での歪曲収差とコマ収差との補正が 難になる恐れがある。一方、条件(22)の下限 下回ると、絞り位置が第2レンズ群から近く なる傾向が著しくなり、第2レンズ群で補正 べき球面収差の補正が困難になる恐れがあ 。

 なお、さらに以下の条件(22)’を満足するこ とにより、前記効果をさらに奏功させること ができる。
 8.0<(D G2 +(D G2A ))/(D G2A ) ・・・(22)’

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系において、第1レン 群が、物体側から像側へと順に、負のパワ を有する第1レンズ素子と、正のパワーを有 る第2レンズ素子とからなるとき、以下の条 件(23)を満足することが望ましい。
 -2.00<f L2 /f G1 <-1.00 ・・・(23)
ここで、
f L2 :第2レンズ素子の焦点距離、
f G1 :第1レンズ群の焦点距離
である。

 前記条件(23)は、第1レンズ群の第2レンズ 子の焦点距離を規定する条件である。条件( 23)の上限を上回ると、第2レンズ素子の焦点 離が大きくなり過ぎ、特に望遠端でのコマ 差の補正が困難になる恐れがある。一方、 件(23)の下限を下回ると、第2レンズ素子の焦 点距離が小さくなり過ぎ、広角端での歪曲収 差の補正が困難になる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(23)’を満足するこ とにより、前記効果をさらに奏功させること ができる。
 -1.60<f L2 /f G1  ・・・(23)’

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系において、第1レン 群が、物体側から像側へと順に、負のパワ を有する第1レンズ素子と、正のパワーを有 る第2レンズ素子とからなるとき、以下の条 件(24)を満足することが望ましい。
 0.20<R 2F /f T <0.50 ・・・(24)
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
R 2F :第2レンズ素子の物体側面の曲率半径、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(24)は、第1レンズ群の第2レンズ 子の物体側面を規定する条件である。条件( 24)の範囲を外れると、広角端での歪曲収差の 補正が困難になる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(24)’を満足するこ とにより、前記効果をさらに奏功させること ができる。
 R 2F /f T <0.45 ・・・(24)’
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)

 また、前記条件(24)及び(24)’は、ω W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系において、第1レン 群が、物体側から像側へと順に、負のパワ を有する第1レンズ素子と、正のパワーを有 る第2レンズ素子とからなるとき、以下の条 件(25)を満足することが望ましい。
 0.30<R 2R /f T <0.90 ・・・(25)
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
R 2R :第2レンズ素子の像側面の曲率半径、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(25)は、第1レンズ群の第2レンズ 子の像側面を規定する条件である。条件(25) の範囲を外れると、広角端での歪曲収差の補 正が困難になる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(25)’を満足するこ とにより、前記効果をさらに奏功させること ができる。
 R 2R /f T <0.85 ・・・(25)’
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)

 また、前記条件(25)及び(25)’は、ω W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系において、第1レン 群が、物体側から像側へと順に、負のパワ を有する第1レンズ素子と、正のパワーを有 る第2レンズ素子とからなるとき、以下の条 件(26)を満足することが望ましい。
 0.50<f L2 /f T <1.00 ・・・(26)
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
f L2 :第2レンズ素子の焦点距離、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(26)は、第1レンズ群の第2レンズ 子の焦点距離を規定する条件である。条件( 26)の上限を上回ると、第2レンズ素子の焦点 離が大きくなり過ぎるため、第1レンズ群全 の負のパワーが小さくなる。この結果、広 端の焦点距離を短くしながら諸収差、特に 曲収差を補正することが困難になる恐れが る。また、条件(26)の上限を上回ると、倍率 色収差も大きく発生する恐れがある。一方、 条件(26)の下限を下回ると、第2レンズ素子の 点距離が小さくなり過ぎ、光学性能を維持 つつ4倍以上といった高変倍率を確保するこ とが困難になる恐れが生じるとともに、歪曲 収差の補正も充分ではなくなる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(26)’を満足するこ とにより、前記効果をさらに奏功させること ができる。
 f L2 /f T <0.90 ・・・(26)’
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)

 また、前記条件(26)及び(26)’は、ω W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系において、第2レン 群が、最物体側に正レンズ素子を有すると 、以下の条件(27)を満足することが望ましい
 0.40<f L3 /f G2 <1.00 ・・・(27)
ここで、
f L3 :第2レンズ群の最物体側に配置された正レン 素子の焦点距離、
f G2 :第2レンズ群の焦点距離
である。

 前記条件(27)は、第2レンズ群の最物体側 配置された正レンズ素子を規定する条件で る。条件(27)の上限を上回ると、広角端での 曲収差の補正が困難になる恐れがある。一 、条件(27)の下限を下回ると、全ズーム域を 通じて球面収差の補正が困難になり、コンパ クト化と光学性能の維持との両立ができずに 、光学系としての基本的な結像性能が低下す る恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(27)’を満足するこ とにより、前記効果をさらに奏功させること ができる。
 f L3 /f G2 <0.92 ・・・(27)’

 例えば実施の形態21~25に係るズームレンズ のごときズームレンズ系において、第2レン 群が、物体側から像側へと順に、2枚のレン ズ素子を接合してなる第1接合レンズ素子と 2枚のレンズ素子を接合してなる第2接合レン ズ素子とからなるとき、以下の条件(28)を満 することが望ましい。
 2.00<f G2a /f G2b <3.00 ・・・(28)
ここで、
f G2a :第1接合レンズ素子の焦点距離、
f G2b :第2接合レンズ素子の焦点距離
である。

 前記条件(28)は、第2レンズ群が2組の接合 ンズ素子からなる場合に、各接合レンズ素 の適正な焦点距離を規定する条件である。 件(28)の上限を上回ると、第2レンズ群の偏 誤差感度が高くなり過ぎ、組み立て誤差に る性能劣化、特に相対偏心による像面性の 化が著しくなる恐れがある。一方、条件(28) 下限を下回ると、第2レンズ群において発生 する球面収差の補正が困難になる恐れがある 。

 なお、さらに以下の条件(28)’を満足するこ とにより、前記効果をさらに奏功させること ができる。
 2.25<f G2a /f G2b  ・・・(28)’

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のように、第2レンズ群が光軸に対して垂直 向に移動するズームレンズ系では、以下の 件(29)を満足することが望ましい。
 2.00<(1-m 2T )×m 3T <5.00 ・・・(29)
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
m 2T :望遠端かつ無限遠合焦状態における第2レン 群の横倍率、
m 3T :望遠端かつ無限遠合焦状態における第3レン 群の横倍率、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(29)は、第2レンズ群を光軸に対 て垂直方向に移動させて像ぶれ補正を行う に、結像特性を良好にするための条件であ 。条件(29)の上限を上回ると、像を所定量だ 偏心させるのに必要な第2レンズ群の移動量 が過小となるため、第2レンズ群を精度よく 行移動させることが困難になる。その結果 撮影中の画素ずれを充分に小さくすること できないため、像ぶれ補正時の結像特性を 好にすることが困難になる恐れがある。一 、条件(29)の下限を下回ると、像を所定の量 け偏心させるのに必要な第2レンズ群の偏心 量が過大となるために、第2レンズ群の平行 動による収差の変化が大きくなり、画像周 部の結像特性が低下する恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(29)’を満足するこ とにより、前記効果をさらに奏功させること ができる。
 2.50<(1-m 2T )×m 3T  ・・・(29)’
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)

 また、前記条件(29)及び(29)’は、ω W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(30) 満足することが望ましい。
 3.50<m 2T /m 2W <5.50 ・・・(30)
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
m 2T :望遠端かつ無限遠合焦状態における第2レン 群の横倍率、
m 2W :広角端かつ無限遠合焦状態における第2レン 群の横倍率、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(30)は、第2レンズ群の倍率変化 規定し、実質的に第2レンズ群のズーミング の変倍負担を最適化する条件である。条件( 30)の範囲を外れると、第2レンズ群の変倍負 が適正でなくなり、光学性能を維持したま ズームレンズ系をコンパクトに構成するこ が困難になる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(30)’を満足するこ とにより、前記効果をさらに奏功させること ができる。
 4.00<m 2T /m 2W  ・・・(30)’
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)

 また、前記条件(30)及び(30)’は、ω W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のごときズームレンズ系は、以下の条件(31) 満足することが望ましい。
 -6.00<(1-m 2T /m 2W )×(m 3T /m 3W )<-3.00 ・・・(31)
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
m 2T :望遠端かつ無限遠合焦状態における第2レン 群の横倍率、
m 2W :広角端かつ無限遠合焦状態における第2レン 群の横倍率、
m 3T :望遠端かつ無限遠合焦状態における第3レン 群の横倍率、
m 3W :広角端かつ無限遠合焦状態における第3レン 群の横倍率、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(31)は、第2レンズ群及び第3レン 群の倍率変化を規定し、実質的に第2レンズ 群及び第3レンズ群のズーミング時の変倍負 を最適化する条件である。条件(31)の範囲を れると、第2レンズ群及び第3レンズ群の変 負担の分配が適正でなくなり、光学性能を 持したままズームレンズ系をコンパクトに 成することが困難になる恐れがある。

 なお、さらに以下の条件(31)’を満足するこ とにより、前記効果をさらに奏功させること ができる。
 -4.00<(1-m 2T /m 2W )×(m 3T /m 3W ) ・・・(31)’
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)

 また、前記条件(31)及び(31)’は、ω W >40において満足することがより望ましい。

 例えば実施の形態1~25に係るズームレンズ系 のように、第2レンズ群が光軸に対して垂直 向に移動するズームレンズ系では、以下の 件(32)を満足することが望ましい。
 1.00<(1-m 2W )×m 3W <1.50 ・・・(32)
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)
ここで、
m 2W :広角端かつ無限遠合焦状態における第2レン 群の横倍率、
m 3W :広角端かつ無限遠合焦状態における第3レン 群の横倍率、
f T :望遠端における全系の焦点距離、
f W :広角端における全系の焦点距離、
ω W :広角端における最大画角の半値(°)
である。

 前記条件(32)は、第2レンズ群を光軸に対 て垂直方向に移動させて像ぶれ補正を行う に、結像特性を良好にするための条件であ 。条件(32)の上限を上回ると、像を所定量だ 偏心させるのに必要な第2レンズ群の移動量 が過小となるため、第2レンズ群を精度よく 行移動させることが困難になる恐れがある その結果、撮影中の画素ずれを充分に小さ することができないため、像ぶれ補正時の 像特性を良好にすることが困難になる恐れ ある。一方、条件(32)の下限を下回ると、像 所定の量だけ偏心させるのに必要な第2レン ズ群の偏心量が過大となるために、第2レン 群の平行移動による収差の変化が大きくな 、画像周辺部の結像特性が低下する恐れが る。

 なお、さらに以下の条件(32)’を満足するこ とにより、前記効果をさらに奏功させること ができる。
 1.15<(1-m 2T )×m 3T  ・・・(32)’
 (ただし、Z=f T /f W >4.0、ω W >35)

 また、前記条件(32)及び(32)’は、ω W >40において満足することがより望ましい。

 実施の形態1~25に係るズームレンズ系を構 成している各レンズ群は、入射光線を屈折に より偏向させる屈折型レンズ素子(すなわち 異なる屈折率を有する媒質同士の界面で偏 が行われるタイプのレンズ素子)のみで構成 れているが、これに限定されるものではな 。例えば、回折により入射光線を偏向させ 回折型レンズ素子、回折作用と屈折作用と 組み合わせで入射光線を偏向させる屈折・ 折ハイブリッド型レンズ素子、入射光線を 質内の屈折率分布により偏向させる屈折率 布型レンズ素子等で、各レンズ群を構成し もよい。

 さらに各実施の形態では、像面Sの物体側 (像面Sと第3レンズ群G3の最像側レンズ面との )には、光学的ローパスフィルタや撮像素子 のフェースプレート等と等価な平行平板を配 置する構成を示したが、このローパスフィル タとしては、所定の結晶軸方向が調整された 水晶等を材料とする複屈折型ローパスフィル タや、必要とされる光学的な遮断周波数の特 性を回折効果により達成する位相型ローパス フィルタ等が適用可能である。

(実施の形態26)
 図76は、実施の形態26に係るデジタルスチル カメラの概略構成図である。図76において、 ジタルスチルカメラは、ズームレンズ系1と CCDである撮像素子2とを含む撮像装置と、液 モニタ3と、筐体4とから構成される。ズーム レンズ系1として、実施の形態1に係るズーム ンズ系が用いられている。図76において、 ームレンズ系1は、第1レンズ群G1と、第2レン ズ群G2と、開口絞りAと、第3レンズ群G3とから 構成されている。筐体4は、前側にズームレ ズ系1が配置され、ズームレンズ系1の後側に は、撮像素子2が配置されている。筐体4の後 に液晶モニタ3が配置され、ズームレンズ系 1による被写体の光学的な像が像面Sに形成さ る。

 鏡筒は、主鏡筒5と、移動鏡筒6と、円筒 ム7とで構成されている。円筒カム7を回転さ せると、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2と開口 絞りA及び第3レンズ群G3が撮像素子2を基準に た所定の位置に移動し、広角端から望遠端 での変倍を行うことができる。第3レンズ群 G3はフォーカス調整用モータにより光軸方向 移動可能である。

 こうして、デジタルスチルカメラに実施 形態1に係るズームレンズ系を用いることに より、解像度及び像面湾曲を補正する能力が 高く、非使用時の光学全長が短い小型のデジ タルスチルカメラを提供することができる。 なお、図76に示したデジタルスチルカメラに 、実施の形態1に係るズームレンズ系の替わ りに実施の形態2~25に係るズームレンズ系の ずれかを用いてもよい。また、図76に示した デジタルスチルカメラの光学系は、動画像を 対象とするデジタルビデオカメラに用いるこ ともできる。この場合、静止画像だけでなく 、解像度の高い動画像を撮影することができ る。

 なお、本実施の形態26に係るデジタルス ルカメラでは、ズームレンズ系1として実施 形態1~25に係るズームレンズ系を示したが、 これらのズームレンズ系は、全てのズーミン グ域を使用する必要はない。すなわち、所望 のズーミング域に応じて、光学性能が確保さ れている範囲を切り出し、実施の形態1~25で 明したズームレンズ系よりも低倍率のズー レンズ系として使用してもよい。

 さらに、実施の形態26では、いわゆる沈 構成の鏡筒にズームレンズ系を適用した例 示したが、これに限られない。例えば、第1 ンズ群G1内等の任意の位置に、内部反射面 持つプリズムや、表面反射ミラーを配置し いわゆる屈曲構成の鏡筒にズームレンズ系 適用してもよい。さらに、実施の形態26にお いて、第2レンズ群G2全体等のズームレンズ系 を構成している一部のレンズ群を沈胴時に光 軸上から退避させる、いわゆるスライディン グ鏡筒にズームレンズ系を適用してもよい。

 また、以上説明した実施の形態1~25に係る ズームレンズ系と、CCDやCMOS等の撮像素子と ら構成される撮像装置を、携帯電話機器、PD A(Personal Digital Assistance)、監視システムにお る監視カメラ、Webカメラ、車載カメラ等に 用することもできる。

 以下、実施の形態1~25に係るズームレンズ系 を具体的に実施した数値実施例を説明する。 なお、各数値実施例において、表中の長さの 単位はすべて「mm」であり、画角の単位はす て「°」である。また、各数値実施例にお て、rは曲率半径、dは面間隔、ndはd線に対す る屈折率、vdはd線に対するアッベ数である。 また、各数値実施例において、*印を付した は非球面であり、非球面形状は次式で定義 ている。

ここで、κは円錐定数、A4、A6、A8、A10、A12及 A14は、それぞれ4次、6次、8次、10次、12次及 び14次の非球面係数である。

 図2、5、8、11、14、17、20、23、26、29、32、 35、38、41、44、47、50、53、56、59、62、65、68、 71及び74は、各々実施の形態1~25に係るズーム ンズ系の縦収差図である。

 各縦収差図において、(a)図は広角端、(b) は中間位置、(c)図は望遠端における各収差 表す。各縦収差図は、左側から順に、球面 差(SA(mm))、非点収差(AST(mm))、歪曲収差(DIS(%)) を示す。球面収差図において、縦軸はFナン ー(図中、Fで示す)を表し、実線はd線(d-line) 短破線はF線(F-line)、長破線はC線(C-line)の特 である。非点収差図において、縦軸は像高( 中、Hで示す)を表し、実線はサジタル平面( 中、sで示す)、破線はメリディオナル平面( 中、mで示す)の特性である。歪曲収差図に いて、縦軸は像高(図中、Hで示す)を表す。

 また図3、6、9、12、15、18、21、24、27、30 33、36、39、42、45、48、51、54、57、60、63、66 69、72及び75は、各々実施の形態1~25に係るズ ムレンズ系の望遠端における横収差図であ 。

 各横収差図において、上段3つの収差図は 、望遠端における像ぶれ補正を行っていない 基本状態、下段3つの収差図は、第2レンズ群G 2全体を光軸と垂直な方向に所定量移動させ 望遠端における像ぶれ補正状態に、それぞ 対応する。基本状態の各横収差図のうち、 段は最大像高の75%の像点における横収差、 段は軸上像点における横収差、下段は最大 高の-75%の像点における横収差に、それぞれ 応する。像ぶれ補正状態の各横収差図のう 、上段は最大像高の75%の像点における横収 、中段は軸上像点における横収差、下段は 大像高の-75%の像点における横収差に、それ ぞれ対応する。また各横収差図において、横 軸は瞳面上での主光線からの距離を表し、実 線はd線(d-line)、短破線はF線(F-line)、長破線は C線(C-line)の特性である。なお各横収差図にお いて、メリディオナル平面を、第1レンズ群G1 の光軸と第2レンズ群G2の光軸とを含む平面と している。

 なお、各実施例のズームレンズ系について 望遠端における、像ぶれ補正状態での第2レ ンズ群G2の光軸と垂直な方向への移動量(Y T )は、以下に示すとおりである。

 撮影距離が∞で望遠端において、ズーム ンズ系が0.6°だけ傾いた場合の像偏心量は 第2レンズ群G2全体が光軸と垂直な方向に上 の各値だけ平行移動するときの像偏心量に しい。

 各横収差図から明らかなように、軸上像 における横収差の対称性は良好であること わかる。また、+75%像点における横収差と-75 %像点における横収差とを基本状態で比較す と、いずれも湾曲度が小さく、収差曲線の 斜がほぼ等しいことから、偏心コマ収差、 心非点収差が小さいことがわかる。このこ は、像ぶれ補正状態であっても充分な結像 能が得られていることを意味している。ま 、ズームレンズ系の像ぶれ補正角が同じ場 には、ズームレンズ系全体の焦点距離が短 なるにつれて、像ぶれ補正に必要な平行移 量が減少する。したがって、いずれのズー 位置であっても、0.6°までの像ぶれ補正角に 対して、結像特性を低下させることなく充分 な像ぶれ補正を行うことが可能である。

(数値実施例1)
 数値実施例1のズームレンズ系は、図1に示 た実施の形態1に対応する。数値実施例1のズ ームレンズ系の面データを表1に、非球面デ タを表2に、各種データを表3に示す。

表 1(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1*       188.92300     1.06000      1.85976    40.6               
     2*         5.44500     1.73200                                     
     3*         9.22600     1.98000      1.99537    20.7               
     4         17.36000        可変                                   
     5*         4.94900     1.55900      1.80434    40.8               
     6        117.92500     0.15300                                   
     7         13.15200     1.05000      1.72916    54.7               
     8        -21.47500     0.01000     1.56732    42.8               
     9        -21.47500     0.40000     1.76182    26.6               
    10          3.74800     0.58300                                     
    11         22.33900     1.01500     1.69680    55.5               
    12        -19.41000     0.40000                                     
  13(絞り)           ∞        可                                    
    14*      -116.08400     1.40700      1.68863    52.8               
    15*       -12.09600        可変                                     
    16               ∞     0.28000      1.51680    64.2               
    17               ∞     0.50000                                     
    18               ∞     0.50000      1.51680    64.2               
    19               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 2(非球面データ)
  第1面
   K= 0.00000E+00, A4=-1.00660E-06, A6= 1.42786E-06, A8=-2.21841E-08 
   A10= 4.62309E-11, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第2面
   K=-1.50376E+00, A4= 9.16971E-04, A6= 9.94477E-06, A8=-3.69570E-06 
   A10= 2.88772E-07, A12=-9.37503E-09, A14= 1.08167E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 1.33735E-04, A6= 8.26828E-06,  A8=-2.36263E-06 
   A10= 1.72041E-07, A12=-5.39358E-09, A14= 6.14991E- 11 
  第5面
   K= 0.00000E+00, A4=-7.21745E-04, A6=-2.78703E-06,  A8=-1.01123E-05 
   A10= 2.41573E-06, A12=-3.18270E-07, A14= 1.76444E- 08 
  第14面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.84582E-04, A6=-4.88167E-05, A8= 2.35198E-06 
   A10= 4.74331E-08, A12=-3.53285E-09, A14= 0.00000E+ 00 
  第15面
   K= 0.00000E+00, A4= 5.69667E-04, A6=-3.94000E-05, A8= 1.79407E-06 
   A10= 3.36301E-08, A12=-2.29056E-09, A14= 0.00000E+ 00

表 3(各種データ)
  ズーム比     5.02077
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.2071   10.2045   21.12 28
 Fナンバー     2.90782   5.02380   6.11771
    画角        46.1595   20.5403   10.1 174
    像高         3.8000    3.8000     3.8000
 レンズ全長     33.0753   29.8672   37.3253
    BF        0.42136   0.37974   0.40715
    d4          14.3760    4.3000    0 .2000 
    d13          1.7728    9.7004   21. 4167 
    d15          3.8761    2.8581    2 .6724 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -11.10099
   2       5       9.35617
   3      14      19.50093

(数値実施例2)
 数値実施例2のズームレンズ系は、図4に示 た実施の形態2に対応する。数値実施例2のズ ームレンズ系の面データを表4に、非球面デ タを表5に、各種データを表6に示す。

表 4(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1         91.71600     1.06000      1.85976    40.6               
     2*         5.02500     1.73200                                     
     3*         8.10500     1.98000      1.99537    20.7               
     4         15.41300        可変                                   
     5          4.67900     1.55000     1.80434    40.8               
     6         20.06000     0.15000                                     
     7         17.38100     1.05000      1.72916    54.7               
     8         -7.78900     0.01000      1.56732    42.8               
     9         -7.78900     0.40000      1.76182    26.6               
    10          5.54400     0.58300                                     
    11*         9.60700     1.03000     1.69680    55.5               
    12*        24.77100     0.40000                                     
  13(絞り)           ∞        可                                    
    14*       143.86300     1.40700     1.68863    52.8               
    15*       -14.99700        可変                                     
    16               ∞     0.28000      1.51680    64.2               
    17               ∞     0.50000                                     
    18               ∞     0.50000      1.51680    64.2               
    19               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 5(非球面データ)
  第2面
   K=-1.72393E+00, A4= 8.21522E-04, A6= 2.55266E-05, A8=-3.88679E-06 
   A10= 2.77924E-07, A12=-9.47533E-09, A14= 1.16437E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4=-2.24219E-04, A6= 2.10672E-05, A8=-2.55993E-06 
   A10= 1.68943E-07, A12=-5.44312E-09, A14= 6.31627E- 11 
  第11面
   K= 0.00000E+00, A4=-1.79281E-03, A6=-2.82240E-04,  A8= 1.33862E-05 
   A10= 7.24137E-06, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第12面
   K= 0.00000E+00, A4= 8.20695E-04, A6=-3.73734E-05, A8=-4.11489E-07 
   A10= 1.63224E-05, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第14面
   K= 0.00000E+00, A4=-1.43793E-03, A6= 6.22989E-05, A8=-3.57284E-06 
   A10= 4.27742E-08, A12= 1.29183E-09, A14= 0.00000E +00 
  第15面
   K= 0.00000E+00, A4=-1.03151E-03, A6=-6.84282E-06,  A8= 2.21877E-06 
   A10=-1.02480E-07, A12= 1.11563E-09, A14= 0.00000E+ 00

表 6(各種データ)
  ズーム比     4.78728
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.5625   10.3339   21.84 19
 Fナンバー     2.91681   4.41216   6.27025
    画角        43.7744   20.6796    9. 7181
    像高         3.8000    3.8000     3.8000
 レンズ全長     32.9851   26.5722   37.4677
    BF        0.42089   0.40791   0.39091
    d4          13.9363    2.2741    0 .2000 
    d13          2.4243    4.3279   21. 6993 
    d15          3.5716    6.9303    2 .5455 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -11.49994
   2       5       9.44980
   3      14      19.79358

(数値実施例3)
 数値実施例3のズームレンズ系は、図7に示 た実施の形態3に対応する。数値実施例3のズ ームレンズ系の面データを表7に、非球面デ タを表8に、各種データを表9に示す。

表 7(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1*       140.23000     1.06000      1.89816    34.5               
     2*         5.45300     1.73200                                     
     3*         9.42700     1.98000      2.13854    17.8               
     4         17.36000        可変                                   
     5*         4.99100     1.55000      1.80434    40.8               
     6        117.92500     0.15000                                   
     7         12.94200     1.05000      1.72916    54.7               
     8        -13.72800     0.01000     1.56732    42.8               
     9        -13.72800     0.40000     1.76182    26.6               
    10          3.74800     0.58300                                     
    11         20.43300     1.03000     1.69680    55.5               
    12        -21.48900     0.40000                                     
  13(絞り)           ∞        可                                    
    14*      -116.08400     1.40700      1.68863    52.8               
    15*       -12.26900        可変                                     
    16               ∞     0.28000      1.51680    64.2               
    17               ∞     0.50000                                     
    18               ∞     0.50000      1.51680    64.2               
    19               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 8(非球面データ)
  第1面
   K= 0.00000E+00, A4=-5.16032E-06, A6= 1.36006E-06, A8=-2.35032E-08 
   A10= 9.64467E-12, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第2面
   K=-1.54603E+00, A4= 8.66310E-04, A6= 1.05013E-05, A8=-3.56556E-06 
   A10= 2.87567E-07, A12=-9.59572E-09, A14= 1.13274E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 5.82564E-05, A6= 1.23467E-05,  A8=-2.44842E-06 
   A10= 1.70937E-07, A12=-5.28376E-09, A14= 6.04276E- 11 
  第5面
   K= 0.00000E+00, A4=-6.59982E-04, A6=-1.07316E-05,  A8=-7.67478E-06 
   A10= 2.20031E-06, A12=-3.14693E-07, A14= 1.71160E- 08 
  第14面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.98783E-04, A6=-4.87903E-05, A8= 2.32347E-06 
   A10= 4.49831E-08, A12=-3.64603E-09, A14= 0.00000E+ 00 
  第15面
   K= 0.00000E+00, A4= 6.66651E-04, A6=-6.35825E-05, A8= 3.80613E-06 
   A10=-2.17291E-08, A12=-2.43698E-09, A14= 0.00000E+0 0

表 9(各種データ)
  ズーム比     4.75067
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.5762   10.2956   21.74 03
 Fナンバー     2.90973   4.76492   6.12812
    画角        43.6578   20.3579    9. 8270
    像高         3.8000    3.8000     3.8000
 レンズ全長     32.9778   29.9914   37.7234
    BF        0.40883   0.36012   0.36629
    d4          13.7226    4.3000    0 .2000 
    d13          2.4223    9.4455   21. 9297 
    d15          3.7921    3.2538    2 .5954 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -11.37494
   2       5       9.50394
   3      14      19.81261

(数値実施例4)
 数値実施例4のズームレンズ系は、図10示し 実施の形態4に対応する。数値実施例4のズ ムレンズ系の面データを表10、非球面データ を表11に、各種データを表12に示す。

表 10(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1*       277.61100     1.06000      1.80470    41.0               
     2*         5.18600     1.73200                                     
     3*         9.15000     1.98000      1.99537    20.7               
     4         17.36000        可変                                   
     5*         5.00400     1.55000      1.80434    40.8               
     6        117.92500     0.15000                                   
     7         12.83700     1.05000      1.72916    54.7               
     8        -16.64100     0.01000     1.56732    42.8               
     9        -16.64100     0.40000     1.76182    26.6               
    10          3.74800     0.58300                                     
    11         19.27500     1.03000     1.69680    55.5               
    12        -23.38700     0.40000                                     
  13(絞り)           ∞        可                                    
    14*      -116.08400     1.40700      1.68863    52.8               
    15*       -12.26800        可変                                     
    16               ∞     0.28000      1.51680    64.2               
    17               ∞     0.50000                                     
    18               ∞     0.50000      1.51680    64.2               
    19               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 11(非球面データ)
  第1面
   K= 0.00000E+00, A4=-5.16032E-06, A6= 1.36006E-06, A8=-2.35032E-08 
   A10= 9.64467E-12, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第2面
   K=-1.36045E+00, A4= 9.62829E-04, A6= 9.75296E-06, A8=-3.60697E-06 
   A10= 2.88964E-07, A12=-9.50399E-09, A14= 1.08374E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 1.46718E-04, A6= 9.99932E-06,  A8=-2.39751E-06 
   A10= 1.71641E-07, A12=-5.32077E-09, A14= 5.98708E- 11 
  第5面
   K= 0.00000E+00, A4=-6.52447E-04, A6=-7.02093E-06,  A8=-1.00791E-05 
   A10= 2.75597E-06, A12=-3.51282E-07, A14= 1.65967E- 08 
  第14面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.98783E-04, A6=-4.87903E-05, A8= 2.32347E-06 
   A10= 4.49831E-08, A12=-3.64603E-09, A14= 0.00000E+ 00 
  第15面
   K= 0.00000E+00, A4= 6.34167E-04, A6=-6.11751E-05, A8= 3.80911E-06 
   A10=-3.34184E-08, A12=-2.00676E-09, A14= 0.00000E+0 0

表 12(各種データ)
  ズーム比     4.74438
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.5794   10.3078   21.72 66
 Fナンバー     2.91050   4.77133   6.13310
    画角        43.5230   20.3763    9. 8525
    像高         3.8000    3.8000     3.8000
 レンズ全長     32.9845   30.0066   37.7343
    BF        0.41553   0.37528   0.37716
    d4          13.7226    4.3000    0 .2000 
    d13          2.4384    9.4758   21. 9238 
    d15          3.7760    3.2235    2 .6013 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -11.37119
   2       5       9.50694
   3      14      19.81081

(数値実施例5)
 数値実施例5のズームレンズ系は、図13に示 た実施の形態5に対応する。数値実施例5の ームレンズ系の面データを表13に、非球面デ ータを表14に、各種データを表15に示す。

表 13(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1*       277.61100     1.06000      1.80470    41.0               
     2*         5.18600     1.73200                                     
     3*         9.15400     1.98000      1.99537    20.7               
     4         17.36000        可変                                   
     5*         5.09400     1.55000      1.87290    40.8               
     6        117.92500     0.15000                                   
     7         16.28000     1.05000      1.72916    54.7               
     8        -13.60500     0.01000     1.56732    42.8               
     9        -13.60500     0.40000     1.76182    26.6               
    10          3.74800     0.58300                                     
    11         28.27400     1.03000     1.69680    55.5               
    12        -16.70500     0.40000                                     
  13(絞り)           ∞        可                                    
    14*      -116.08400     1.40700      1.68863    52.8               
    15*       -12.24500        可変                                     
    16               ∞     0.28000      1.51680    64.2               
    17               ∞     0.50000                                     
    18               ∞     0.50000      1.51680    64.2               
    19               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 14(非球面データ)
  第1面
   K= 0.00000E+00, A4=-5.16032E-06, A6= 1.36006E-06, A8=-2.35032E-08 
   A10= 9.64467E-12, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第2面
   K=-1.21146E+00, A4= 9.42719E-04, A6= 8.22480E-06, A8=-3.73153E-06 
   A10= 2.89294E-07, A12=-9.56885E-09, A14= 1.15064E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 1.96871E-04, A6= 9.09412E-06,  A8=-2.42115E-06 
   A10= 1.68578E-07, A12=-5.27161E-09, A14= 6.24497E- 11 
  第5面
   K= 0.00000E+00, A4=-5.89690E-04, A6=-2.66456E-05,  A8=-4.67652E-06 
   A10= 2.49299E-06, A12=-4.37504E-07, A14= 2.60253E- 08 
  第14面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.98783E-04, A6=-4.87903E-05, A8= 2.32347E-06 
   A10= 4.49831E-08, A12=-3.64603E-09, A14= 0.00000E+ 00 
  第15面
   K= 0.00000E+00, A4= 4.95733E-04, A6=-5.52926E-05, A8= 4.07254E-06 
   A10=-8.39574E-08, A12=-3.60474E-10, A14= 0.00000E+0 0

表 15(各種データ)
  ズーム比     4.73379
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.5814   10.3126   21.68 75
 Fナンバー     2.90996   4.76998   6.12631
    画角        43.6298   20.5699    9. 9939
    像高         3.8000    3.8000     3.8000
 レンズ全長     32.9849   30.0104   37.7589
    BF        0.41591   0.37912   0.40176
    d4          13.7226    4.3000    0 .2000 
    d13          2.4562    9.4832   21. 8879 
    d15          3.7582    3.2161    2 .6372 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -11.36300
   2       5       9.50654
   3      14      19.76931

(数値実施例6)
 数値実施例6のズームレンズ系は、図16に示 た実施の形態6に対応する。数値実施例6の ームレンズ系の面データを表16に、非球面デ ータを表17に、各種データを表18に示す。

表 16(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1*       177.47800     1.03900      1.85976    40.6               
     2*         6.63600     2.05700                                     
     3*        11.13100     2.32400     1.99537    20.7               
     4         21.12900        可変                                   
     5*         6.03400     1.85100      1.80434    40.8               
     6        143.52700     0.20100                                   
     7         15.89500     1.28000      1.72916    54.7               
     8        -20.09100     0.01200     1.56732    42.8               
     9        -20.09100     0.47900     1.76182    26.6               
    10          4.56200     0.74600                                     
    11         24.99300     1.11300     1.69680    55.5               
    12        -26.97000     0.48700                                     
  13(絞り)           ∞        可                                    
    14*      -141.28500     1.53800      1.68863    52.8               
    15*       -14.74800        可変                                     
    16               ∞     0.34100      1.51680    64.2               
    17               ∞     0.60900                                     
    18               ∞     0.60900      1.51680    64.2               
    19               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 17(非球面データ)
  第1面
   K= 0.00000E+00, A4=-2.86219E-06, A6= 5.09247E-07, A8=-5.94077E-09 
   A10= 1.64570E-12, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第2面
   K=-1.53666E+00, A4= 5.02282E-04, A6= 4.46163E-06, A8=-9.10715E-07 
   A10= 4.91821E-08, A12=-1.09034E-09, A14= 8.46522E- 12 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 5.74073E-05, A6= 3.98544E-06,  A8=-6.02600E-07 
   A10= 2.93515E-08, A12=-6.16876E-10, A14= 4.72214E- 12 
  第5面
   K= 0.00000E+00, A4=-3.87012E-04, A6= 1.94856E-06, A8=-3.17953E-06 
   A10= 4.47726E-07, A12=-3.24123E-08, A14= 9.30481E- 10 
  第14面
   K= 0.00000E+00, A4= 2.21186E-04, A6=-1.82685E-05, A8= 5.87291E-07 
   A10= 7.67561E-09, A12=-4.19983E-10, A14= 0.00000E+ 00 
  第15面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.95412E-04, A6=-2.36935E-05, A8= 8.28888E-07 
   A10= 3.84189E-09, A12=-4.16995E-10, A14= 0.00000E+ 00

表 18(各種データ)
  ズーム比     4.78219
                広角      中間       望遠
  焦点距離       5.5419   12.5134   26.50 24
 Fナンバー     2.88513   4.73316   6.09875
    画角        43.7864   20.3478    9. 7989
    像高         4.6250    4.6250     4.6250
 レンズ全長     39.4596   35.8400   45.2842
    BF        0.50832   0.46420   0.50531
    d4          16.7018    5.2335    0 .2434 
    d13          2.9482   11.5357   26.7 513 
    d15          4.6153    3.9206    3 .0982 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -13.88579
   2       5      11.53034
   3      14      23.79460

(数値実施例7)
 数値実施例7のズームレンズ系は、図19に示 た実施の形態7に対応する。数値実施例7の ームレンズ系の面データを表19に、非球面デ ータを表20に、各種データを表21に示す。

表 19(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1        126.42600     1.06000     1.86000    40.6               
     2*         5.72700     1.53700                                     
     3*         8.95800     1.77600      1.99537    20.7               
     4         17.36000        可変                                   
     5*         5.19400     1.56100      1.80434    40.8               
     6        377.10900     0.30000                                   
     7         17.42100     1.06600      1.72916    54.7               
     8        -13.83000     0.01000     1.56732    42.8               
     9        -13.83000     0.40000     1.76182    26.6               
    10          4.00000     0.58300                                     
    11         19.73300     1.07700     1.69680    55.5               
    12        -23.72700     0.40000                                     
  13(絞り)           ∞        可                                    
    14*     -1047.51300     1.40700     1 .74993    45.4               
    15*       -14.88700        可変                                     
    16               ∞     0.28000      1.51680    64.2               
    17               ∞     0.50000                                     
    18               ∞     0.50000      1.51680    64.2               
    19               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 20(非球面データ)
  第2面
   K=-1.57344E+00, A4= 7.46340E-04, A6= 1.88232E-06, A8=-3.37126E-06 
   A10= 2.89498E-07, A12=-9.69126E-09, A14= 1.14218E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 6.08925E-05, A6= 2.83846E-06,  A8=-2.14698E-06 
   A10= 1.72132E-07, A12=-5.49899E-09, A14= 6.19799E- 11 
  第5面
   K= 0.00000E+00, A4=-5.98636E-04, A6=-2.84764E-06,  A8=-8.39427E-06 
   A10= 2.21918E-06, A12=-2.87429E-07, A14= 1.45836E- 08 
  第14面
   K= 0.00000E+00, A4=-1.30794E-04, A6=-9.53762E-06,  A8=-1.31083E-06 
   A10= 1.80961E-07, A12=-4.51916E-09, A14= 0.00000E+ 00 
  第15面
   K= 0.00000E+00, A4= 1.09118E-04, A6=-3.68938E-05, A8= 2.09767E-06 
   A10=-3.35203E-08, A12= 5.68690E-10, A14= 0.00000E+ 00

表 21(各種データ)
  ズーム比     4.61126
                広角      中間       望遠
  焦点距離       5.1178   11.0963   23.59 95
 Fナンバー     2.90501   4.68134   6.13237
    画角        39.2002   18.9429    9. 0829
    像高         3.8000    3.8000     3.8000
 レンズ全長     33.5786   30.7415   38.3943
    BF        0.41039   0.37079   0.37158
    d4          14.1000    4.7084    0 .2000 
    d13          2.4138    9.8111   22. 8264 
    d15          4.1974    3.3942    2 .5393 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -12.85293
   2       5      10.12689
   3      14      20.12562

(数値実施例8)
 数値実施例8のズームレンズ系は、図22に示 た実施の形態8に対応する。数値実施例8の ームレンズ系の面データを表22に、非球面デ ータを表23に、各種データを表24に示す。

表 22(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1*       133.91200     1.06000      1.85976    40.6               
     2*         5.42900     1.73200                                     
     3*         9.15600     1.98000      1.99537    20.7               
     4         17.36000        可変                                   
     5*         4.97400     1.55000      1.80434    40.8               
     6        117.92500     0.15000                                   
     7         13.33900     1.05000      1.72916    54.7               
     8        -20.65000     0.01000     1.56732    42.8               
     9        -20.65000     0.40000     1.76182    26.6               
    10          3.74800     0.58300                                     
    11         17.95000     1.03000     1.69680    55.5               
    12        -25.80200     0.40000                                     
  13(絞り)           ∞        可                                    
    14*      -116.08400     1.40700      1.68863    52.8               
    15*       -12.28300        可変                                     
    16               ∞     0.28000      1.51680    64.2               
    17               ∞     0.50000                                     
    18               ∞     0.50000      1.51680    64.2               
    19               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 23(非球面データ)
  第1面
   K= 0.00000E+00, A4=-5.52740E-06, A6= 1.34755E-06, A8=-2.37945E-08 
   A10= 6.53313E-12, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第2面
   K=-1.51232E+00, A4= 9.13792E-04, A6= 1.00193E-05, A8=-3.69775E-06 
   A10= 2.88686E-07, A12=-9.37576E-09, A14= 1.08259E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 1.27176E-04, A6= 7.89593E-06,  A8=-2.36128E-06 
   A10= 1.72237E-07, A12=-5.38467E-09, A14= 6.18081E- 11 
  第5面
   K= 0.00000E+00, A4=-7.06960E-04, A6=-3.25988E-07,  A8=-9.87767E-06 
   A10= 2.42687E-06, A12=-3.19796E-07, A14= 1.70210E- 08 
  第14面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.70421E-04, A6=-5.43849E-05, A8= 1.64888E-06 
   A10= 1.80901E-09, A12=-5.31193E-09, A14= 0.00000E+ 00 
  第15面
   K= 0.00000E+00, A4= 5.24695E-04, A6=-4.63237E-05, A8= 1.20665E-06 
   A10= 4.10694E-09, A12=-4.23522E-09, A14= 0.00000E+ 00

表 24(各種データ)
  ズーム比     5.35662
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.5928   10.2950   24.60 21
 Fナンバー     2.90896   4.74737   6.91879
    画角        43.5348   20.5052    8. 8865
    像高         3.8000    3.8000     3.8000
 レンズ全長     32.9479   30.0189   38.9815
    BF        0.40477   0.36130   0.37320
    d4          13.7226    4.3000    0 .2000 
    d13          2.2520    9.2104   24. 8417 
    d15          3.9365    3.5152    0 .9346 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -11.42384
   2       5       9.55095
   3      14      19.83788

(数値実施例9)
 数値実施例9のズームレンズ系は、図25に示 た実施の形態9に対応する。数値実施例9の ームレンズ系の面データを表25に、非球面デ ータを表26に、各種データを表27に示す。

表 25(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1*       102.49100     1.06000      1.85976    40.6               
     2*         5.38400     1.73200                                     
     3*         9.16300     1.98000      1.99537    20.7               
     4         17.36000        可変                                   
     5*         4.98100     1.55000      1.80434    40.8               
     6        117.92500     0.15000                                   
     7         13.41700     1.05000      1.72916    54.7               
     8        -22.36400     0.01000     1.56732    42.8               
     9        -22.36400     0.40000     1.76182    26.6               
    10          3.74800     0.58300                                     
    11         17.49900     1.03000     1.69680    55.5               
    12        -27.91500     0.40000                                     
  13(絞り)           ∞        可                                    
    14*      -116.08400     1.40700      1.68863    52.8               
    15*       -12.30700        可変                                     
    16               ∞     0.28000      1.51680    64.2               
    17               ∞     0.50000                                     
    18               ∞     0.50000      1.51680    64.2               
    19               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 26(非球面データ)
  第1面
   K= 0.00000E+00, A4=-9.58085E-06, A6= 1.28804E-06, A8=-2.45481E-08 
   A10=-7.28916E-12, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E+ 00 
  第2面
   K=-1.52889E+00, A4= 9.08403E-04, A6= 1.00563E-05, A8=-3.70044E-06 
   A10= 2.88590E-07, A12=-9.37676E-09, A14= 1.08272E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 1.17643E-04, A6= 7.85565E-06,  A8=-2.35722E-06 
   A10= 1.72387E-07, A12=-5.38158E-09, A14= 6.18075E- 11 
  第5面
   K= 0.00000E+00, A4=-6.97064E-04, A6= 1.09037E-06, A8=-9.75291E-06 
   A10= 2.43347E-06, A12=-3.20810E-07, A14= 1.65049E- 08 
  第14面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.07888E-04, A6=-5.28977E-05, A8= 1.68576E-06 
   A10= 1.34836E-09, A12= 1.29575E-10, A14= 0.00000E +00 
  第15面
   K= 0.00000E+00, A4= 5.47465E-04, A6=-5.13331E-05, A8= 1.07290E-06 
   A10= 4.69963E-08, A12=-1.02369E-09, A14= 0.00000E+ 00

表 27(各種データ)
  ズーム比     5.52871
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.6725   10.3808   25.83 29
 Fナンバー     2.94730   4.77127   7.24009
    画角        42.6119   20.1748    8. 3929
    像高         3.8000    3.8000     3.8000
 レンズ全長     33.0804   30.2033   40.0342
    BF        0.40551   0.36552   0.38499
    d4          13.7226    4.3000    0 .2000 
    d13          2.3123    9.1093   26. 0977 
    d15          4.0080    3.7965    0 .7195 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -11.50512
   2       5       9.64428
   3      14      19.88122

(数値実施例10)
 数値実施例10のズームレンズ系は、図28に示 した実施の形態10に対応する。数値実施例10 ズームレンズ系の面データを表28に、非球面 データを表29に、各種データを表30に示す。

表 28(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1*        76.42751     1.00000     1.80470    41.0               
     2*         6.64817     1.48000                                     
     3          7.75447     1.60000     1.92286    20.9               
     4         10.50123        可変                                   
     5*         5.53570     1.50000      1.80434    40.8               
     6       -674.52140     0.30000                                     
     7         10.79499     1.10000      1.72916    54.7               
     8        -15.59648     0.01000     1.56732    42.8               
     9        -15.59648     0.40000     1.76182    26.6               
    10          4.00000     0.64000                                     
    11         40.99489     1.10000     1.80146    40.2               
    12        -40.99489     0.30000                                     
  13(絞り)           ∞        可                                    
    14        -53.29376     1.33000      1.68863    52.8               
    15*       -12.58029        可変                                     
    16               ∞     0.28000      1.51680    64.2               
    17               ∞     0.50000                                     
    18               ∞     0.50000      1.51680    64.2               
    19               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 29(非球面データ)
  第1面
   K= 0.00000E+00, A4= 5.76012E-05, A6= 8.73773E-07,  A8= 0.00000E+00 
   A10= 0.00000E+00, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第2面
   K=-1.43352E+00, A4= 6.73429E-04, A6=-1.70436E-07,  A8= 1.25757E-07 
   A10= 3.13106E-08, A12=-1.68591E-09, A14= 3.01568E- 11 
  第5面
   K= 0.00000E+00, A4=-4.98245E-04, A6= 4.02131E-06, A8=-1.18557E-05 
   A10= 2.68271E-06, A12=-2.79815E-07, A14= 1.08519E- 08 
  第15面
   K= 0.00000E+00, A4=-3.33092E-05, A6= 2.24255E-05, A8=-2.42474E-06 
   A10= 1.37066E-07, A12=-2.99454E-09, A14= 0.00000E+ 00

表 30(各種データ)
  ズーム比     4.72712
                広角      中間       望遠
  焦点距離       6.0022   13.0594   28.37 31
 Fナンバー     3.44370   5.55842   6.33102
    画角        34.9812   16.3974    7. 6997
    像高         3.8000    3.8000     3.8000
 レンズ全長     33.8543   31.0006   39.9649
    BF        0.46119   0.40554   0.37123
    d4          14.2069    4.6883    0 .2000 
    d13          2.9360   10.1917   24.3 632 
    d15          4.2102    3.6751    2 .9905 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -13.93476
   2       5      10.14370
   3      14      23.59911

(数値実施例11)
 数値実施例11のズームレンズ系は、図31に示 した実施の形態11に対応する。数値実施例11 ズームレンズ系の面データを表31に、非球面 データを表32に、各種データを表33に示す。

表 31(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1*        59.05000     1.06000     1.85280    39.0               
     2*         5.46200     1.50400                                     
     3*         8.60600     1.75000      1.99537    20.7               
     4         14.38100        可変                                   
     5*         4.36700     2.50000      1.80359    40.8               
     6        -67.53500     0.00000                                   
     7        -67.53500     0.40000     1.80518    25.5               
     8          3.80100     0.47700                                   
     9         12.23200     1.14400      1.77250    49.6               
    10        -16.77300     0.30000                                     
  11(絞り)           ∞        可                                    
    12*       145.66100     1.33400     1.60602    57.4               
    13*       -11.92000        可変                                     
    14               ∞     0.78000      1.51680    64.2               
    15               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 32(非球面データ)
  第1面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.04043E-06, A6= 8.38044E-08,  A8= 3.68394E-10 
   A10= 1.11988E-11, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第2面
   K=-1.14246E+00, A4= 9.52084E-04, A6= 1.16305E-05, A8=-3.37781E-06 
   A10= 2.84249E-07, A12=-9.68993E-09, A14= 1.17859E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 2.77587E-04, A6= 7.49692E-06,  A8=-2.20563E-06 
   A10= 1.70898E-07, A12=-5.50993E-09, A14= 6.41238E- 11 
  第5面
   K=-2.43504E-01, A4=-3.61300E-04, A6= 1.01452E-05,  A8=-3.95475E-06 
   A10= 2.05823E-07, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第12面
   K= 0.00000E+00, A4=-3.11808E-04, A6= 1.60552E-05, A8=-9.71795E-07 
   A10= 2.22891E-07, A12=-2.85194E-09, A14= 0.00000E+ 00 
  第13面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.67285E-05, A6=-1.48330E-05, A8= 2.12933E-06 
   A10= 5.52463E-08, A12= 2.05349E-09, A14= 0.00000E +00

表 33(各種データ)
  ズーム比     4.70964
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.2182   10.9848   19.86 61
 Fナンバー     2.91810   4.94788   6.15928
    画角        45.5442   19.1934   10.7 826
    像高         3.8000    3.8000     3.8000
 レンズ全長     32.2531   29.2032   33.9277
    BF        0.89844   0.85770   0.89904
    d4          14.1856    3.9014    0 .2000 
    d11          2.1610   11.4996   19.9 321 
    d13          3.7591    1.6955    1 .6476 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -11.81909
   2       5       9.29435
   3      12      18.23972

(数値実施例12)
 数値実施例12のズームレンズ系は、図34に示 した実施の形態12に対応する。数値実施例12 ズームレンズ系の面データを表34に、非球面 データを表35に、各種データを表36に示す。

表 34(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1*        48.20000     1.06000     1.85280    39.0               
     2*         5.40600     1.50400                                     
     3*         8.59700     1.75000      1.99537    20.7               
     4         14.38100        可変                                   
     5*         4.37800     2.50000      1.80359    40.8               
     6        -74.88600     0.00000                                   
     7        -74.88600     0.40000     1.80518    25.5               
     8          3.79800     0.47700                                   
     9         12.73200     1.14400      1.77250    49.6               
    10        -16.77300     0.30000                                     
  11(絞り)           ∞        可                                    
    12*       147.88000     1.33400     1.60602    57.4               
    13*       -13.66400        可変                                     
    14               ∞     0.78000      1.51680    64.2               
    15               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 35(非球面データ)
  第1面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.27932E-07, A6=-4.95347E-08, A8= 0.00000E+00 
   A10= 0.00000E+00, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第2面
   K=-1.15549E+00, A4= 9.45387E-04, A6= 1.00448E-05, A8=-3.40038E-06 
   A10= 2.83776E-07, A12=-9.69584E-09, A14= 1.17520E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 2.60379E-04, A6= 6.67780E-06,  A8=-2.20806E-06 
   A10= 1.70845E-07, A12=-5.50808E-09, A14= 6.38203E- 11 
  第5面
   K=-2.33677E-01, A4=-3.37270E-04, A6= 5.87427E-06,  A8=-3.18469E-06 
   A10= 2.15900E-07, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第12面
   K= 0.00000E+00, A4=-3.84815E-04, A6= 1.89763E-05, A8=-9.66009E-07 
   A10= 2.07197E-07, A12=-2.90921E-09, A14= 0.00000E+ 00 
  第13面
   K= 0.00000E+00, A4=-8.25767E-05, A6=-1.37702E-05,  A8= 1.82480E-06 
   A10= 5.49510E-08, A12= 2.05096E-09, A14= 0.00000E +00

表 36(各種データ)
  ズーム比     4.66639
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.5138   11.0107   21.06 30
 Fナンバー     2.92234   4.74573   6.11588
    画角        42.9660   19.1684   10.1 843
    像高         3.8000    3.8000     3.8000
 レンズ全長     32.9135   29.6175   34.9167
    BF        0.89634   0.86350   0.87175
    d4          14.3758    4.2462    0 .2000 
    d11          2.4307   11.1258   20.7 413 
    d13          3.9617    2.1330    1 .8547 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -12.09887
   2       5       9.49321
   3      12      20.70451

(数値実施例13)
 数値実施例13のズームレンズ系は、図37に示 した実施の形態13に対応する。数値実施例13 ズームレンズ系の面データを表37に、非球面 データを表38に、各種データを表39に示す。

表 37(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1         43.56000     1.06000      1.85280    39.0               
     2*         5.54700     1.50400                                     
     3*         8.64600     1.75000      1.99537    20.7               
     4         14.38100        可変                                   
     5*         4.39600     2.50000      1.80359    40.8               
     6       -115.81400     0.00000                                     
     7       -115.81400     0.40000      1.80518    25.5               
     8          3.79300     0.47700                                   
     9         14.69100     1.14400      1.77250    49.6               
    10        -16.77300     0.30000                                     
  11(絞り)           ∞        可                                    
    12*        79.01900     1.33400      1.60602    57.4               
    13*       -14.68200        可変                                     
    14               ∞     0.78000      1.51680    64.2               
    15               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 38(非球面データ)
  第2面
   K=-1.11955E+00, A4= 9.72575E-04, A6= 5.28421E-06, A8=-3.33441E-06 
   A10= 2.83170E-07, A12=-9.76538E-09, A14= 1.18913E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 2.96666E-04, A6= 4.70617E-06,  A8=-2.23721E-06 
   A10= 1.71468E-07, A12=-5.48027E-09, A14= 6.24905E- 11 
  第5面
   K=-2.21945E-01, A4=-3.12123E-04, A6= 4.68008E-06,  A8=-3.33833E-06 
   A10= 2.42304E-07, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第12面
   K= 0.00000E+00, A4=-5.07858E-04, A6= 1.16247E-05, A8=-1.11086E-06 
   A10= 1.55636E-07, A12=-9.60910E-10, A14= 0.00000E+ 00 
  第13面
   K= 0.00000E+00, A4=-4.92557E-04, A6=-2.33283E-06,  A8= 7.70699E-07 
   A10= 4.54566E-08, A12= 2.00412E-09, A14= 0.00000E +00

表 39(各種データ)
  ズーム比     4.65926
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.9826   11.0055   23.21 54
 Fナンバー     2.96523   4.88875   6.11703
    画角        38.2008   18.4701    8. 9029
    像高         3.6000    3.6000     3.6000
 レンズ全長     33.4459   31.3516   38.0142
    BF        0.90869   0.86454   0.89389
    d4          14.2459    5.5449    0 .2000 
    d11          2.6393   11.7655   23.1 698 
    d13          4.4030    1.9277    2 .5015 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -12.88044
   2       5      10.10697
   3      12      20.54116

(数値実施例14)
 数値実施例14のズームレンズ系は、図40に示 した実施の形態14に対応する。数値実施例14 ズームレンズ系の面データを表40に、非球面 データを表41に、各種データを表42に示す。

表 40(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1*        65.26800     1.06000     1.85280    39.0               
     2*         5.43100     1.50400                                     
     3*         8.75800     1.75000      1.99537    20.7               
     4         14.38100        可変                                   
     5*         4.34800     2.50000      1.80359    40.8               
     6        154.36000     0.00000                                   
     7        154.36000     0.40000     1.80518    25.5               
     8          3.78600     0.47700                                   
     9         12.80100     1.14400      1.77250    49.6               
    10        -16.77300     0.30000                                     
  11(絞り)           ∞        可                                    
    12*       -21.93400     1.33400     1.60602    57.4               
    13*        -8.75000        可変                                   
    14               ∞     0.78000      1.51680    64.2               
    15               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 41(非球面データ)
  第1面
   K= 0.00000E+00, A4= 1.92866E-06, A6=-2.59806E-07, A8= 0.00000E+00 
   A10= 0.00000E+00, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第2面
   K=-1.12457E+00, A4= 9.65240E-04, A6= 7.72275E-06, A8=-3.45452E-06 
   A10= 2.84301E-07, A12=-9.70703E-09, A14= 1.17484E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 2.90216E-04, A6= 7.30560E-06,  A8=-2.22065E-06 
   A10= 1.70191E-07, A12=-5.52242E-09, A14= 6.43532E- 11 
  第5面
   K=-2.32994E-01, A4=-3.37630E-04, A6= 2.79870E-06,  A8=-3.71831E-06 
   A10= 3.04308E-07, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第12面
   K= 0.00000E+00, A4=-3.98270E-04, A6= 1.52053E-05, A8=-8.64592E-07 
   A10= 2.48416E-07, A12=-4.83203E-09, A14= 0.00000E+ 00 
  第13面
   K= 0.00000E+00, A4= 1.48124E-04, A6=-1.28334E-05, A8= 2.23453E-06 
   A10= 2.99201E-08, A12= 1.47871E-09, A14= 0.00000E +00

表 42(各種データ)
  ズーム比     5.64043
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.5204   11.0121   25.49 68
 Fナンバー     2.92132   5.03801   7.49395
    画角        41.3621   18.1278    7. 9812
    像高         3.6000    3.6000     3.6000
 レンズ全長     33.3391   30.6877   39.6399
    BF        0.90466   0.88115   0.85890
    d4          14.3758    4.8086    0 .2000 
    d11          2.2899   11.5361   25.6 839 
    d13          4.5197    2.2129    1 .6481 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -11.17647
   2       5       9.42887
   3      12      23.13762

(数値実施例15)
 数値実施例15のズームレンズ系は、図43に示 した実施の形態15に対応する。数値実施例15 ズームレンズ系の面データを表43に、非球面 データを表44に、各種データを表45に示す。

表 43(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1         63.47399     1.06000      1.85280    39.0               
     2*         6.01722     1.50400                                     
     3*         8.59181     1.75000      1.99537    20.7               
     4         14.38100        可変                                   
     5*         6.08005     1.56770      1.68863    52.8               
     6        -35.80408     0.10000                                   
     7          7.98466     1.48630     1.83481    42.7               
     8         -7.57710     0.01000      1.56732    42.8               
     9         -7.57710     0.40000      1.71736    29.5               
    10          3.50287     0.98500                                     
  11(絞り)           ∞        可                                    
    12*      -122.39270     1.33400      1.68863    52.8               
    13*       -12.51244        可変                                     
    14               ∞     0.28000      1.51680    64.2               
    15               ∞     0.50000                                     
    16               ∞     0.50000      1.51680    64.2               
    17               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 44(非球面データ)
  第2面
   K=-1.40153E+00, A4= 8.22636E-04, A6= 7.20741E-06, A8=-3.32095E-06 
   A10= 2.82431E-07, A12=-9.82219E-09, A14= 1.18759E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 1.68228E-04, A6= 3.35892E-06,  A8=-2.18948E-06 
   A10= 1.71047E-07, A12=-5.51145E-09, A14= 6.18100E- 11 
  第5面
   K= 0.00000E+00, A4=-8.68691E-04, A6=-1.04599E-05,  A8=-4.13399E-07 
   A10=-1.71635E-07, A12= 3.28061E-08, A14=-1.59341E-0 9 
  第12面
   K= 0.00000E+00, A4= 7.33143E-05, A6= 8.19768E-07,  A8=-1.14709E-06 
   A10= 1.69694E-07, A12=-4.34250E-09, A14= 0.00000E+ 00 
  第13面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.98865E-04, A6=-2.32267E-05, A8= 1.39281E-06 
   A10= 2.04809E-08, A12=-9.18152E-10, A14= 0.00000E+ 00

表 45(各種データ)
  ズーム比     4.69249
                広角      中間       望遠
  焦点距離       5.3887   11.4765   25.28 65
 Fナンバー     2.90678   4.47443   6.16111
    画角        37.6440   18.1179    8. 4394
    像高         3.8000    3.8000     3.8000
 レンズ全長     33.2324   28.8126   36.4906
    BF        0.41957   0.34467   0.39309
    d4          14.8608    4.6809    0 .2000 
    d11          2.6360    8.2604   21. 7344 
    d13          3.8390    4.0496    2 .6861 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -14.00580
   2       5       9.86327
   3      12      20.13942

(数値実施例16)
 数値実施例16のズームレンズ系は、図46に示 した実施の形態16に対応する。数値実施例16 ズームレンズ系の面データを表46に、非球面 データを表47に、各種データを表48に示す。

表 46(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1         67.11508     1.06000      1.85280    39.0               
     2*         5.93643     1.50400                                     
     3*         8.67244     1.75000      1.99537    20.7               
     4         14.38100        可変                                   
     5*         6.04644     1.50070      1.68863    52.8               
     6        -31.45638     0.10000                                   
     7          8.02778     1.52600     1.83481    42.7               
     8         -7.47219     0.01000      1.56732    42.8               
     9         -7.47219     0.40000      1.71736    29.5               
    10          3.50287     0.98500                                     
  11(絞り)           ∞        可                                    
    12*      -107.31420     1.33400      1.68863    52.8               
    13*       -12.02005        可変                                     
    14               ∞     0.28000      1.51680    64.2               
    15               ∞     0.50000                                     
    16               ∞     0.50000      1.51680    64.2               
    17               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 47(非球面データ)
  第2面
   K=-1.40725E+00, A4= 8.24033E-04, A6= 7.65767E-06, A8=-3.31358E-06 
   A10= 2.82628E-07, A12=-9.81656E-09, A14= 1.18891E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 1.68357E-04, A6= 3.35244E-06,  A8=-2.18545E-06 
   A10= 1.71187E-07, A12=-5.50659E-09, A14= 6.20096E- 11 
  第5面
   K= 0.00000E+00, A4=-9.09029E-04, A6=-1.11663E-05,  A8=-3.76602E-07 
   A10=-1.69774E-07, A12= 3.26901E-08, A14=-1.59319E-0 9 
  第12面
   K= 0.00000E+00, A4= 4.98372E-05, A6= 2.36765E-05,  A8=-1.16504E-06 
   A10= 1.33583E-07, A12=-4.07360E-09, A14= 0.00000E+ 00 
  第13面
   K= 0.00000E+00, A4= 5.23496E-04, A6=-1.18940E-05, A8= 1.57366E-06 
   A10= 3.05910E-08, A12=-2.51680E-09, A14= 0.00000E+ 00

表 48(各種データ)
  ズーム比     4.97350
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.9440   10.9999   24.58 87
 Fナンバー     2.86849   4.47181   6.02934
    画角        40.5984   18.7047    8. 5997
    像高         3.8000    3.8000     3.8000
 レンズ全長     33.3276   28.0492   36.0296
    BF        0.42910   0.35221   0.38698
    d4          15.4234    4.4723    0 .2000 
    d11          2.6360    7.7519   21. 3068 
    d13          3.3894    4.0230    2 .6861 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -13.26565
   2       5       9.49125
   3      12      19.54515

(数値実施例17)
 数値実施例17のズームレンズ系は、図49に示 した実施の形態17に対応する。数値実施例17 ズームレンズ系の面データを表49に、非球面 データを表50に、各種データを表51に示す。

表 49(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1         66.99756     1.06000      1.85280    39.0               
     2*         5.92693     1.50400                                     
     3*         8.66891     1.75000      1.99537    20.7               
     4         14.38100        可変                                   
     5*         6.04238     1.47300      1.68863    52.8               
     6        -31.84957     0.10000                                   
     7          7.97831     1.52260     1.83481    42.7               
     8         -7.42943     0.01000      1.56732    42.8               
     9         -7.42943     0.40000      1.71736    29.5               
    10          3.50287     0.98500                                     
  11(絞り)           ∞        可                                    
    12*      -124.53680     1.33400      1.68863    52.8               
    13*       -11.63546        可変                                     
    14               ∞     0.28000      1.51680    64.2               
    15               ∞     0.50000                                     
    16               ∞     0.50000      1.51680    64.2               
    17               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 50(非球面データ)
  第2面
   K=-1.40989E+00, A4= 8.22545E-04, A6= 7.45234E-06, A8=-3.31504E-06 
   A10= 2.82561E-07, A12=-9.82067E-09, A14= 1.18701E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 1.68883E-04, A6= 3.36000E-06,  A8=-2.18923E-06 
   A10= 1.71073E-07, A12=-5.50897E-09, A14= 6.19721E- 11 
  第5面
   K= 0.00000E+00, A4=-9.17209E-04, A6=-1.14922E-05,  A8=-3.86295E-07 
   A10=-1.69119E-07, A12= 3.29873E-08, A14=-1.52387E-0 9 
  第12面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.44434E-05, A6= 2.52919E-05,  A8=-1.15251E-06 
   A10= 1.31557E-07, A12=-3.96388E-09, A14= 0.00000E+ 00 
  第13面
   K= 0.00000E+00, A4= 5.44445E-04, A6=-1.16407E-05, A8= 1.60284E-06 
   A10= 3.33080E-08, A12=-2.54996E-09, A14= 0.00000E+ 00

表 51(各種データ)
  ズーム比     4.94889
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.8230    9.8989   23.8 686
 Fナンバー     2.92673   4.29935   6.02423
    画角        41.2896   20.6747    8. 8279
    像高         3.8000    3.8000     3.8000
 レンズ全長     33.3145   27.6252   35.5444
    BF        0.42965   0.35867   0.38805
    d4          15.5588    5.1363    0 .2000 
    d11          2.6360    6.7258   20. 8516 
    d13          3.2715    3.9858    2 .6861 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -13.24063
   2       5       9.45447
   3      12      18.54849

(数値実施例18)
 数値実施例18のズームレンズ系は、図52に示 した実施の形態18に対応する。数値実施例18 ズームレンズ系の面データを表52に、非球面 データを表53に、各種データを表54に示す。

表 52(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1         42.52694     1.06000      1.85280    39.0               
     2*         5.68093     1.50400                                     
     3*         8.67288     1.75000      1.99537    20.7               
     4         14.38100        可変                                   
     5*         4.36525     2.50000      1.80359    40.8               
     6        -71.54269     0.40000     1.80518    25.5               
     7          3.82048     0.47690                                   
     8         17.07332     1.14410      1.77250    49.6               
     9        -16.77307     0.30000                                   
  10(絞り)           ∞        可                                    
    11*       -80.54801     1.33400     1.68863    52.8               
    12*       -11.93863        可変                                     
    13               ∞     0.28000      1.51680    64.2               
    14               ∞     0.50000                                     
    15               ∞     0.50000      1.51680    64.2               
    16               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 53(非球面データ)
  第2面
   K=-1.34333E+00, A4= 8.43676E-04, A6= 3.59200E-06, A8=-3.29172E-06 
   A10= 2.85355E-07, A12=-9.76033E-09, A14= 1.18324E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 1.80977E-04, A6= 4.80208E-06,  A8=-2.19007E-06 
   A10= 1.70661E-07, A12=-5.49780E-09, A14= 6.36027E- 11 
  第5面
   K=-2.27637E-01, A4=-3.76705E-04, A6= 2.78981E-05,  A8=-8.69457E-06 
   A10= 6.43727E-07, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第11面
   K= 0.00000E+00, A4=-1.52329E-04, A6=-2.60128E-06,  A8=-7.83396E-07 
   A10= 1.95923E-07, A12=-3.84055E-09, A14= 0.00000E+ 00 
  第12面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.23671E-05, A6=-1.87291E-05, A8= 1.47652E-06 
   A10= 3.09913E-08, A12= 7.47159E-10, A14= 0.00000E +00

表 54(各種データ)
  ズーム比     4.53687
                広角      中間       望遠
  焦点距離       5.2926   11.4781   24.01 20
 Fナンバー     3.04251   4.88869   6.20669
    画角        36.5361   18.3530    9. 0055
    像高         3.8000    3.8000     3.8000
 レンズ全長     33.5962   31.4434   38.5006
    BF        0.42600   0.35251   0.38880
    d4          14.0464    5.0701    0 .2000 
    d10          2.6360   11.1355   23.4 767 
    d12          4.7387    3.1363    2 .6861 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -13.49971
   2       5      10.36991
   3      11      20.19342

(数値実施例19)
 数値実施例19のズームレンズ系は、図55に示 した実施の形態19に対応する。数値実施例19 ズームレンズ系の面データを表55に、非球面 データを表56に、各種データを表57に示す。

表 55(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1         42.70102     1.06000      1.85280    39.0               
     2*         5.57066     1.50400                                     
     3*         8.68434     1.75000      1.99537    20.7               
     4         14.38100        可変                                   
     5*         4.39069     2.50000      1.80359    40.8               
     6        -70.26053     0.40000     1.80518    25.5               
     7          3.79211     0.47690                                   
     8         14.95528     1.14410      1.77250    49.6               
     9        -16.77307     0.30000                                   
  10(絞り)           ∞        可                                    
    11*        75.54035     1.33400      1.68863    52.8               
    12*       -16.87201        可変                                     
    13               ∞     0.28000      1.51680    64.2               
    14               ∞     0.50000                                     
    15               ∞     0.50000      1.51680    64.2               
    16               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 56(非球面データ)
  第2面
   K=-1.10895E+00, A4= 9.80110E-04, A6= 5.37935E-06, A8=-3.31816E-06 
   A10= 2.82550E-07, A12=-9.79287E-09, A14= 1.19194E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.16620E-04, A6= 4.52889E-06,  A8=-2.24766E-06 
   A10= 1.71664E-07, A12=-5.47562E-09, A14= 6.19684E- 11 
  第5面
   K=-2.23619E-01, A4=-3.15552E-04, A6= 4.51483E-06,  A8=-3.56603E-06 
   A10= 2.70787E-07, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第11面
   K= 0.00000E+00, A4=-5.09159E-04, A6= 3.02877E-06, A8=-1.27336E-06 
   A10= 1.46792E-07, A12=-1.63257E-09, A14= 0.00000E+ 00 
  第12面
   K= 0.00000E+00, A4=-5.90562E-04, A6=-3.70497E-06,  A8= 3.88633E-07 
   A10= 2.62396E-08, A12= 1.43856E-09, A14= 0.00000E +00

表 57(各種データ)
  ズーム比     4.64119
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.9861   11.0001   23.14 14
 Fナンバー     2.95520   4.87262   6.08135
    画角        39.9116   19.5373    9. 4812
    像高         3.8000    3.8000     3.8000
 レンズ全長     33.4464   31.4551   38.2247
    BF        0.41065   0.34276   0.37653
    d4          14.2276    5.5541    0 .2000 
    d10          2.6360   11.7632   23.2 131 
    d12          4.4231    2.0461    2 .6861 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -12.94754
   2       5      10.15020
   3      11      20.14624

(数値実施例20)
 数値実施例20のズームレンズ系は、図58に示 した実施の形態20に対応する。数値実施例20 ズームレンズ系の面データを表58に、非球面 データを表59に、各種データを表60に示す。

表 58(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1         35.42244     1.06000      1.85280    39.0               
     2*         5.32451     1.50400                                     
     3*         8.65227     1.75000      1.99537    20.7               
     4         14.38100        可変                                   
     5*         4.27762     2.50000      1.80359    40.8               
     6       -494.42940     0.40000      1.80518    25.5               
     7          3.70655     0.47690                                   
     8         17.62745     1.14410      1.77250    49.6               
     9        -16.77307     0.30000                                   
  10(絞り)           ∞        可                                    
    11*        46.41221     1.33400      1.68863    52.8               
    12*       -19.53072        可変                                     
    13               ∞     0.28000      1.51680    64.2               
    14               ∞     0.50000                                     
    15               ∞     0.50000      1.51680    64.2               
    16               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 59(非球面データ)
  第2面
   K=-1.02588E+00, A4= 1.00837E-03, A6=-1.35772E-05,  A8=-2.98948E-06 
   A10= 2.92183E-07, A12=-9.57272E-09, A14= 1.06236E- 10 
  第3面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.49391E-04, A6=-3.31939E-06, A8=-2.26288E-06 
   A10= 1.85846E-07, A12=-5.62099E-09, A14= 5.85455E- 11 
  第5面
   K=-2.28466E-01, A4=-3.11847E-04, A6=-9.62733E-06, A 8=-9.01185E-08 
   A10= 1.56445E-08, A12= 0.00000E+00, A14= 0.00000E +00 
  第11面
   K= 0.00000E+00, A4=-8.40972E-04, A6= 8.55587E-05, A8=-5.50326E-06 
   A10= 9.49363E-08, A12= 1.92040E-09, A14= 0.00000E +00 
  第12面
   K= 0.00000E+00, A4=-8.48616E-04, A6= 5.97906E-05, A8=-1.72782E-06 
   A10=-1.09232E-07, A12= 5.79395E-09, A14= 0.00000E+ 00

表 60(各種データ)
  ズーム比     5.67343
                広角      中間       望遠
  焦点距離       5.2010   12.0508   29.50 73
 Fナンバー     3.08108   5.36923   7.77372
    画角        37.3653   17.8273    7. 4457
    像高         3.8000    3.8000     3.8000
 レンズ全長     33.5190   33.3381   46.5304
    BF        0.41574   0.34122   0.36643
    d4          13.9022    5.5477    0 .2000 
    d10          2.6360   13.4442   31.5 289 
    d12          4.8160    2.2560    2 .6861 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -12.61134
   2       5      10.47662
   3      11      20.12769

(数値実施例21)
 数値実施例21のズームレンズ系は、図61に示 した実施の形態21に対応する。数値実施例21 ズームレンズ系の面データを表61に、非球面 データを表62に、各種データを表63に示す。

表 61(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1*       121.77400     1.35000      1.88300    40.8               
     2*         4.59300     1.66900                                     
     3          7.05800     1.60000     1.92287    18.9               
     4         11.92800        可変                                   
     5*         4.18500     2.00000      1.77250    49.6               
     6         10.87900     0.50000      1.64769    33.8               
     7          3.66100     0.48000                                   
     8          8.24900     0.50000     1.76183    26.5               
     9          3.97900     2.00000     1.60311    60.6               
    10        -10.51800     0.30000                                     
  11(絞り)           ∞        可                                    
    12         45.65100     1.60000     1.60311    60.6               
    13        -23.91400        可変                                   
    14               ∞     1.40000      1.51633    64.1               
    15               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 62(非球面データ)
  第1面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.18638E-04, A6=-4.73036E-06, A8= 3.76995E-08 
   A10= 0.00000E+00 
  第2面
   K=-1.47866E+00, A4= 1.64875E-03, A6= 1.02150E-05, A8=-4.99629E-07 
   A10= 2.42134E-08 
  第5面
   K=-4.49065E-01, A4=-9.97316E-05, A6= 1.40893E-06,  A8= 0.00000E+00 
   A10= 0.00000E+00

表 63(各種データ)
  ズーム比     4.80185
                広角      中間       望遠
  焦点距離       3.8997   10.4303   18.72 59
 Fナンバー     2.80200   5.33669   6.11778
    画角        46.5205   19.4974   10.9 872
    像高         3.6000    3.6000     3.6000
 レンズ全長     30.7959   30.3826   37.2037
    BF        1.02501   1.00139   1.01023
    d4          11.4400    2.9456    0 .1500 
    d11          1.2672   11.9186   21.1 596 
    d13          3.6647    1.1180    1 .4849 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1      -8.66678
   2       5       8.54395
   3      12      26.24759

(数値実施例22)
 数値実施例22のズームレンズ系は、図64に示 した実施の形態22に対応する。数値実施例22 ズームレンズ系の面データを表64に、非球面 データを表65に、各種データを表66に示す。

表 64(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1*        54.56700     1.35000     1.88300    40.8               
     2*         4.76000     1.94200                                     
     3          7.01500     1.60000     1.92287    18.9               
     4         10.72700        可変                                   
     5*         4.23600     2.00000      1.77250    49.6               
     6          9.39300     0.50000     1.64769    33.8               
     7          3.64800     0.48000                                   
     8          8.26300     0.50000     1.76183    26.5               
     9          4.00600     2.00000     1.60311    60.6               
    10        -11.64200     0.30000                                     
  11(絞り)           ∞        可                                    
    12         34.68300     1.60000     1.60311    60.6               
    13        -27.64900        可変                                   
    14               ∞     1.40000      1.51633    64.1               
    15               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 65(非球面データ)
  第1面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.61641E-04, A6=-5.02438E-06, A8= 2.59231E-08 
   A10= 0.00000E+00 
  第2面
   K=-1.53173E+00, A4= 1.65738E-03, A6= 2.09911E-05, A8=-1.66275E-07 
   A10=-3.69650E-09 
  第5面
   K=-4.39707E-01, A4=-2.39404E-05, A6= 2.26135E-06,  A8= 0.00000E+00 
   A10= 0.00000E+00

表 66(各種データ)
  ズーム比     4.78672
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.2681   10.4357   20.43 01
 Fナンバー     2.86927   5.02409   6.20159
    画角        43.4719   19.4769   10.0 548
    像高         3.6000    3.6000     3.6000
 レンズ全長     31.5753   31.0990   39.8252
    BF        1.02817   1.00170   1.03473
    d4          11.4400    2.8570    0 .1500 
    d11          1.2161    9.8230   23. 2974 
    d13          4.2190    3.7453    1 .6711 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1      -9.34613
   2       5       9.08938
   3      12      25.75745

(数値実施例23)
 数値実施例23のズームレンズ系は、図67に示 した実施の形態23に対応する。数値実施例23 ズームレンズ系の面データを表67に、非球面 データを表68に、各種データを表69に示す。

表 67(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1*        34.18200     1.35000     1.88300    40.8               
     2*         4.69900     1.88700                                     
     3          7.07000     1.60000     1.92287    18.9               
     4         10.87800        可変                                   
     5*         4.25100     2.00000      1.77250    49.6               
     6          8.92800     0.50000     1.64769    33.8               
     7          3.69800     0.48000                                   
     8          8.66500     0.50000     1.76183    26.5               
     9          4.04000     2.00000     1.60311    60.6               
    10        -12.32600     0.30000                                     
  11(絞り)           ∞        可                                    
    12         26.45400     1.60000     1.60311    60.6               
    13        -48.99600        可変                                   
    14               ∞     1.40000      1.51633    64.1               
    15               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 68(非球面データ)
  第1面
   K= 0.00000E+00, A4= 3.62205E-04, A6=-5.63958E-06, A8= 3.53569E-08 
   A10= 0.00000E+00 
  第2面
   K=-1.52605E+00, A4= 1.70369E-03, A6= 2.17529E-05, A8=-5.40577E-07 
   A10= 8.14121E-09 
  第5面
   K=-4.35512E-01, A4=-8.44450E-07, A6= 3.99899E-06,  A8= 0.00000E+00 
   A10= 0.00000E+00

表 69(各種データ)
  ズーム比     4.76804
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.7145   10.4216   22.47 91
 Fナンバー     2.82795   4.62162   6.42143
    画角        39.1095   19.4169    9. 1025
    像高         3.6000    3.6000     3.6000
 レンズ全長     31.8271   31.1332   41.1670
    BF        1.03932   1.00578   0.97275
    d4          11.4400    3.4367    0 .1500 
    d11          0.8955    8.6718   24. 7468 
    d13          4.8353    4.4019    1 .6804 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1     -10.05331
   2       5       9.42654
   3      12      28.71276

(数値実施例24)
 数値実施例24のズームレンズ系は、図70に示 した実施の形態24に対応する。数値実施例24 ズームレンズ系の面データを表70に、非球面 データを表71に、各種データを表72に示す。

表 70(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1*       132.95400     1.35000      1.88300    40.8               
     2*         4.68700     1.46800                                     
     3          6.81900     1.60000     1.92287    18.9               
     4         11.04200        可変                                   
     5*         4.17000     2.00000      1.77632    52.6               
     6         10.88700     0.50000      1.64619    31.8               
     7          3.66300     0.48000                                   
     8          8.27600     0.50000     1.76287    27.7               
     9          4.01800     2.00000     1.60281    56.0               
    10        -11.07600     0.30000                                     
  11(絞り)           ∞        可                                    
    12        -90.89600     1.60000      1.60311    60.6               
    13        -17.48600        可変                                   
    14               ∞     1.40000      1.51633    64.1               
    15               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 71(非球面データ)
  第1面
   K= 0.00000E+00, A4= 2.44936E-04, A6=-4.54400E-06, A8= 5.72566E-08 
   A10= 0.00000E+00 
  第2面
   K=-1.48880E+00, A4= 1.58237E-03, A6= 2.31084E-06, A8=-5.39884E-07 
   A10= 4.21354E-08 
  第5面
   K=-4.35869E-01, A4=-7.86886E-05, A6=-3.25838E-06, A 8= 0.00000E+00 
   A10= 0.00000E+00

表 72(各種データ)
  ズーム比     5.57548
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.3036   10.4658   23.99 44
 Fナンバー     2.92255   5.16214   7.21745
    画角        43.8656   19.5147    8. 6343
    像高         3.6000    3.6000     3.6000
 レンズ全長     31.2161   30.7032   41.9501
    BF        1.05074   1.06124   1.01753
    d4          11.4400    3.5088    0 .1500 
    d11          0.9832   10.2556   26.1 962 
    d13          4.5442    2.6796    1 .3884 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1      -8.59764
   2       5       8.56522
   3      12      35.60713

(数値実施例25)
 数値実施例25のズームレンズ系は、図73に示 した実施の形態25に対応する。数値実施例25 ズームレンズ系の面データを表73に、非球面 データを表74に、各種データを表75に示す。

表 73(面データ)
  面番号         r           d           nd         vd                
    物面             ∞                                               
     1*        54.53300     1.35000     1.88300    40.8               
     2*         4.96100     1.47200                                     
     3          6.67300     1.60000     1.92287    18.9               
     4         10.19200        可変                                   
     5*         4.20800     2.00000      1.78129    58.0               
     6          9.60800     0.50000     1.64147    23.9               
     7          3.58500     0.48000                                   
     8          7.93100     0.50000     1.75881    27.4               
     9          4.13600     2.00000     1.60469    40.7               
    10        -14.12900     0.30000                                     
  11(絞り)           ∞        可                                    
    12       -154.55700     1.60000     1.60311    60.6               
    13        -16.64500        可変                                   
    14               ∞     1.40000      1.51633    64.1               
    15               ∞        ( BF)                                       
    像面             ∞                                               

表 74(非球面データ)
  第1面
   K= 0.00000E+00, A4= 2.53590E-04, A6=-5.06029E-06, A8= 7.20897E-08 
   A10= 0.00000E+00 
  第2面
   K=-1.59957E+00, A4= 1.57219E-03, A6= 1.11451E-05, A8=-8.91772E-07 
   A10= 5.36076E-08 
  第5面
   K=-4.33780E-01, A4= 2.73110E-06, A6= 5.63913E-07, A8= 0.00000E+00 
   A10= 0.00000E+00

表 75(各種データ)
  ズーム比     5.56401
                広角      中間       望遠
  焦点距離       4.8460   10.4141   26.96 31
 Fナンバー     2.90201   4.44683   7.33626
    画角        39.6112   19.5730    7. 6976
    像高         3.6000    3.6000     3.6000
 レンズ全長     31.3839   28.2301   42.7099
    BF        1.04922   1.08220   0.98344
    d4          11.4400    2.8111    0 .1500 
    d11          0.5529    2.7579   28. 0785 
    d13          5.1398    8.3769    0 .2960 
ズームレンズ群データ
  群    始面      焦点距離
   1       1      -9.94113
   2       5       9.09119
   3      12      30.79516

 以下の表76に、各数値実施例のズームレン 系における各条件の対応値を示す。ただし 76中、Y W は、
Y W :広角端での全系の焦点距離f W における、第2レンズ群の、最大ぶれ補正時 光軸に対して垂直方向への移動量
を示し、ズームレンズ系が広角端の状態のと き、すなわち条件式(3)においてY=Y W (f=f W )のときの対応値(Y W /Y T )/(f W /f T )を求めた。

表 76(条件の対応値)

 本発明に係るズームレンズ系は、デジタ カメラ、携帯電話機器、PDA(Personal Digital As sistance)、監視システムにおける監視カメラ、 Webカメラ、車載カメラ等のデジタル入力装置 に適用可能であり、特にデジタルカメラ等の 高画質が要求される撮影光学系に好適である 。