Title:
耐食性および加工性が向上したリーン二相ステンレス鋼およびその製造方法
Document Type and Number:
Japanese Patent JP2019501286
Kind Code:
A
Abstract:
【課題】コストを節減し、耐食性を改善し、延伸率を確保することにより、加工性および耐食性を同時に向上させることができるリーン二相ステンレス鋼を提供する。【解決手段】本発明のリーン二相ステンレス鋼は、質量％で、炭素（Ｃ）０．０８％以下（０除外）、シリコン（Ｓｉ）０．７〜１．１％、マンガン（Ｍｎ）２．４〜３．５％、クロム（Ｃｒ）１７．９〜２０．７％、ニッケル（Ｎｉ）０．０５〜１．１５％、窒素（Ｎ）０．１８〜０．３％、銅（Ｃｕ）０．４〜２．８％、を含み、残部が鉄（Ｆｅ）およびその他不可避な不純物からなり、予測された孔食電位は３６０〜４４０ｍＶである。したがって、二相ステンレス鋼の成分系を制御してコストを節減し、耐食性を改善し、延伸率を確保することにより、加工性および耐食性を同時に向上させることができ、熱間圧延後、巻取り冷却時に冷却条件を制御して熱的マルテンサイトの形成を抑制し、延伸率を確保して加工性を向上させることができる。
Inventors:
Choi, Jom Young
Kim, haku
Kim, haku
Application Number:
JP2018528233A
Publication Date:
January 17, 2019
Filing Date:
August 12, 2016
Export Citation:
Assignee:
POSCO
International Classes:
C22C38/00; C21D9/46; C22C38/58; C22C38/60
Foreign References:
| KR20150073381A | 2015-07-01 | |||
| WO2010107132A1 | 2010-09-23 | |||
| WO2009119895A1 | 2009-10-01 |
Attorney, Agent or Firm:
Kyosei International Patent Office