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Title:
漁網の廃棄物から銅を回収する為の方法
Document Type and Number:
Japanese Patent JP2020504788
Kind Code:
A
Abstract:
本発明は、漁網の廃棄物から銅を回収するための方法に関する。本発明に係る方法は、洗浄液で網を洗浄する工程を備え、抗生着コーティングとその他の不純物を網の表面から最大限に除去する。洗浄液は水であり、水酸化ナトリウムが水中の濃度が最大20%になるように、洗浄効率を高める為に水に添加される。洗浄の工程で生じる洗浄液とスラッジとその他の不純物の懸濁液は、分離工程に付される。分離工程で得られたスラッジは、酸性の媒体中で溶解工程に付される。強い鉱酸、例えば、硫酸、硝酸、塩酸、強い鉱酸の混合物、1つ以上の強い鉱酸と過酸化水素の混合物などが酸性の媒体として選択される。次に、溶解されなかったスラッジが、酸性の媒体中の銅イオンからなる溶液から分離され、酸性の媒体中の銅イオンの水溶液は、電気分解に付されて、94%以上の純度を有する銅元素が陽極上に沈着する。溶解されなかった残余スラッジは、任意に反応器での熱処理に向かって進められる。残余パラフィンとコポリマーは、500℃〜900℃の範囲の温度で除去される。残った灰は、灰の重量に基づいて最大30重量%の銅化合物を特に銅酸化物(II)CuOの形態で含有し、銅酸化物(I)Cu2Oとリン酸銅Cu(H2PO4)2、Na6Cu9(PO4)8の形態はより少なく含有する。この灰は、次に酸性の媒体中で溶解と本発明に係る方法の後の工程に付される。本発明が提案する方法は、網の廃棄物をリサイクルする方法を改善して、網から純粋なポリアミドだけではなく銅元素も回収する。十分に純粋な形態の銅元素は、有用な原材料であるのに加えて、最終廃棄物中の銅の量を減少する結果、環境への悪影響を減らして本願の方法の廃棄物コストも削減することができるという点で2重に優れている。

Inventors:
Jahich, Dennis
Application Number:
JP2019555556A
Publication Date:
February 13, 2020
Filing Date:
December 22, 2016
Export Citation:
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Assignee:
AQUAFILSLO D.O.O.
International Classes:
C22B15/00; A01K75/00; C11D7/06; C22B3/06; C22B3/08; C22B3/10; C22B3/42; C22B7/00; C25C1/12
Domestic Patent References:
JPS4634727B1
JPS6134099A1986-02-18
Foreign References:
WO2013073580A12013-05-23
WO2009057505A12009-05-07
Attorney, Agent or Firm:
Makoto Onda
Hironobu Onda
Atsushi Honda
Miki Nakamura