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Patent Searching and Data


Title:
CONTROL DEVICE FOR VEHICLE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/037876
Kind Code:
A1
Abstract:
A control device for a vehicle comprises state detecting means (24, 25, 32) for detecting the state of an electric pump (EP). When it is determined during the operation of the electric pump (EP) based on the detection result of the state detecting means (24, 25, 32) that a predetermined protection condition specifying a factor which affects the endurance of the electric pump (EP) is satisfied, the rotation rate of a mechanical pump (MP) is increased to be equal to or more than an operation threshold and then the operation of the electric pump (EP) is stopped.

Inventors:
TSUDA KOHEI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/054472
Publication Date:
March 26, 2009
Filing Date:
March 12, 2008
Export Citation:
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Assignee:
AISIN AW CO (JP)
TSUDA KOHEI (JP)
International Classes:
F16H61/02; B60K6/48; B60K6/54; B60W10/02; B60W10/08; B60W10/30; B60W20/00; F16H61/00; F16H61/12; F16H61/14; F16H59/42; F16H59/68; F16H59/72; F16H59/78
Foreign References:
JP2003294124A2003-10-15
JP2007186154A2007-07-26
JP2006161853A2006-06-22
JP2004068732A2004-03-04
JP2007196954A2007-08-09
JP2006152868A2006-06-15
JP2005207305A2005-08-04
JP2002155865A2002-05-31
JP2002130450A2002-05-09
JP2000230442A2000-08-22
JP2003172444A2003-06-20
JP2003294124A2003-10-15
Other References:
See also references of EP 2123945A4
Attorney, Agent or Firm:
KITAMURA, Shuichiro (Kita-ku Osaka-shi, Osaka 05, JP)
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Claims:
 入力部材と、
 前記入力部材の回転駆動力を出力部材に伝達する駆動伝達機構と、
 前記入力部材の回転駆動力により動作する機械式ポンプと、
 前記機械式ポンプの回転速度が所定の動作しきい値未満である状態で動作する電動ポンプと、
 前記機械式ポンプ及び前記電動ポンプから供給される作動油を前記駆動伝達機構に供給して当該駆動伝達機構の動作制御を行う油圧制御装置と、
 前記電動ポンプの状態を検出する状態検出手段と、
を備え、
 前記電動ポンプの動作中に、前記状態検出手段の検出結果に基づいて、前記電動ポンプの耐久性に影響を与える因子について規定した所定の保護条件を満たすと判断される場合には、前記機械式ポンプの回転速度を前記動作しきい値以上に増速した後に前記電動ポンプの動作を停止する車両用制御装置。
 前記保護条件は、前記電動ポンプの耐久性に影響を与える因子について、前記電動ポンプの耐久性を不可逆的に低下させる可能性がある状態に至るまでの所定の安全領域を規定した条件である請求項1に記載の車両用制御装置。
 前記電動ポンプの耐久性に影響を与える因子について、前記電動ポンプの耐久性を不可逆的に低下させる可能性がある状態を規定した所定の停止条件を用い、
 前記電動ポンプの動作中に、前記状態検出手段の検出結果に基づいて、前記停止条件を満たすと判断される場合には、前記電動ポンプの動作を直ちに停止する請求項1又は2に記載の車両用制御装置。
 前記機械式ポンプ及び前記電動ポンプから供給される作動油の圧力を調整する圧力調整弁と、前記圧力調整弁の故障を検出する故障検出手段と、を更に備え、
 前記電動ポンプの動作中に、前記故障検出手段により前記圧力調整弁の故障を検出すると、前記電動ポンプの動作を直ちに停止する請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用制御装置。
 前記状態検出手段として、前記電動ポンプを駆動する電動機の温度を検出する温度検出手段、前記作動油の油温を検出する油温検出手段、及び前記電動ポンプを駆動する電動機の駆動電圧を検出する電圧検出手段の少なくとも一つを備えた請求項1から4のいずれか一項に記載の車両用制御装置。
 前記電動ポンプの耐久性に影響を与える因子は、前記電動ポンプを駆動する電動機の温度を含み、
 前記保護条件は、前記電動機の温度の上限値を規定した条件である請求項1から5のいずれか一項に記載の車両用制御装置。
 前記電動ポンプの耐久性に影響を与える因子は、前記作動油の油温と、前記電動ポンプを駆動する電動機の駆動電圧とを含み、
 前記保護条件は、前記作動油の油温と前記電動機の駆動電圧との関係により定まる所定の領域を規定した条件である請求項1から6のいずれか一項に記載の車両用制御装置。
 前記電動ポンプの耐久性に影響を与える因子は、前記機械式ポンプ及び前記電動ポンプから供給される作動油の圧力と、前記電動ポンプの回転速度とに基づいて求められる前記電動ポンプの負荷状態を含み、
 前記保護条件は、前記電動ポンプの負荷状態の上限値を規定した条件である請求項1から7のいずれか一項に記載の車両用制御装置。
 前記入力部材と前記駆動伝達機構との間に、ロックアップクラッチを備えた流体継手を設け、
 前記機械式ポンプの回転速度の増速を開始する前に、前記ロックアップクラッチを解放する請求項1から8のいずれか一項に記載の車両用制御装置。
 前記入力部材に連結された回転電機を更に備え、
 前記電動ポンプから供給される作動油の油圧により前記ロックアップクラッチを係合した状態で、前記回転電機の回転駆動力により車両を発進させる請求項9に記載の車両用制御装置。
 前記駆動伝達機構は、有段変速機構であって、複数の変速段を切り替えるための一又は二以上の係合要素を備え、
 前記油圧制御装置は、前記作動油を用いて前記係合要素の係合又は解放を行う請求項1から10のいずれか一項に記載の車両用制御装置。
 前記入力部材は、伝達クラッチを介してエンジンと選択的に連結される請求項1から11のいずれか一項に記載の車両用制御装置。
Description:
車両用制御装置

 本発明は、入力部材の回転駆動力により 作する機械式ポンプと、機械式ポンプの回 速度が所定の動作しきい値未満である状態 動作する電動ポンプとを備えた車両用制御 置に関する。

 従来の技術としては、例えば特許文献1に開 示されているように、エンジン及びモータ・ ジェネレータ(特許文献1の図2の5,6)を駆動力 として備えた車両の駆動制御装置が知られ いる。特許文献1の駆動制御装置では、エン ンの回転数が所定回転数以下になると、電 オイルポンプ(特許文献1の図2の11)を駆動さ 、この電動オイルポンプからの圧油を油圧 御装置(特許文献1の図2の9)に供給して、自 変速機構(特許文献1の図2の8)のクラッチ(特 文献1の図3のC1)の係合等ができるように構成 されている。

特開2003-172444号公報(図2,図3,図4,図6,及び 落番号「0114」~「0118」参照)

 特許文献1の駆動制御装置では、電動オイ ルポンプが駆動可能条件外になると、機械式 オイルポンプ(特許文献1の図2の10)及び電動オ イルポンプから油圧制御装置に供給される作 動油の流量が減少し、クラッチの油圧が一定 の油圧から更に低下してゼロ(大気圧)になる うに構成されている(特許文献1の図6(b)及び 落番号「0114」参照)。このような油圧制御 置に供給される作動油の流量が減少した状 で、自動変速機構のクラッチを係合しよう すると、油圧制御装置に供給される作動油 圧力不足により、クラッチの係合遅れや係 ショック等の係合不良が発生するおそれが り、クラッチの係合不良が発生すると、運 者に違和感を与える一因となり、自動変速 構の破損の一因となる。

 上記のようなクラッチの係合不良の発生 防止するため、特許文献1の駆動制御装置で は、エンジン再始動条件が成立した後に、モ ータ・ジェネレータの回転数を上昇させるこ とにより機械式オイルポンプを回転させ、油 圧制御装置に供給される作動油の圧力を上昇 させてから、油圧制御装置により自動変速機 構のクラッチを係合するように構成されてい る(特許文献1の図6(b)及び段落番号「0115」~「0 118」参照)。その結果、電動オイルポンプが 動可能条件外になってから油圧制御装置に 給される作動油の圧力がアイドル回転数で 油圧に上昇するまでに時間が掛かって、自 変速機構の変速に時間的な遅れが生じて、 転者に違和感を与える一因になっていた。

 また、特許文献1の駆動制御装置では、油 温検出手段(特許文献1の図2の13b)により検知 れたATFの油温が電動オイルポンプの使用可 温度領域外になる等の電動オイルポンプの 動可能性に影響する要因が電動オイルポン の駆動可能条件外になると、電動オイルポ プを停止するように構成されている。従っ 、電動オイルポンプの駆動可能性に影響す 要因が電動オイルポンプの駆動可能条件外 ならないと、電動オイルポンプが停止しな った。その結果、電動オイルポンプを保護 、電動オイルポンプの故障を未然に防止し 、電動オイルポンプの長寿命化を実現する め、電動オイルポンプが駆動可能条件外に らないようにする観点から改善の余地があ た。

 本発明は、駆動伝達機構を動作させる際 おける動作遅れや動作ショック等の動作不 の発生を防止しながら、油圧制御装置によ 駆動伝達機構を迅速に動作させることがで 、電動ポンプ及び電動ポンプに接続された 器の故障を未然に防止できる車両用制御装 を提供することにある。

 本発明の第1特徴構成は、入力部材と、前 記入力部材の回転駆動力を出力部材に伝達す る駆動伝達機構と、前記入力部材の回転駆動 力により動作する機械式ポンプと、前記機械 式ポンプの回転速度が所定の動作しきい値未 満である状態で動作する電動ポンプと、前記 機械式ポンプ及び前記電動ポンプから供給さ れる作動油を前記駆動伝達機構に供給して当 該駆動伝達機構の動作制御を行う油圧制御装 置と、前記電動ポンプの状態を検出する状態 検出手段と、を備え、前記電動ポンプの動作 中に、前記状態検出手段の検出結果に基づい て、前記電動ポンプの耐久性に影響を与える 因子について規定した所定の保護条件を満た すと判断される場合には、前記機械式ポンプ の回転速度を前記動作しきい値以上に増速し た後に前記電動ポンプの動作を停止する点に ある。

 上記構成によれば、状態検出手段の検出 果に基づいて、所定の保護条件を満たすと 断されると、機械式ポンプの回転数が動作 きい値以上に増速されて、機械式ポンプか 供給される作動油の流量が増加し、油圧制 装置に多くの作動油を供給できる。これに り、油圧制御装置から駆動伝達機構に供給 る作動油の圧力を高めることができ、駆動 達機構に供給する作動油の圧力不足を防止 きる。更に、機械式ポンプの回転速度を動 しきい値以上に増速した後に電動ポンプを 止するので、圧力の一時的な低下を防止し がら、機械式ポンプ及び電動ポンプからの 動油を適切に油圧制御装置に供給できる。 の結果、油圧制御装置により駆動伝達機構 動作を無理なく行うことができ、駆動伝達 構を動作させる際における動作遅れや動作 ョック等の動作不良の発生を防止できる。

 従って、円滑に駆動伝達機構を動作させ ことができ、運転者に違和感を与えること く駆動伝達機構を動作させることができる 共に、駆動伝達機構の破損を防止できる。

 上記構成によれば、状態検出手段の検出 果に基づいて、所定の保護条件を満たすと 断されると、機械式ポンプの回転数が動作 きい値以上に増速されるので、例えば将来 車両の再始動や加速等に備えて予め機械式 ンプの回転数を増速して、油圧制御装置に 給する作動油の流量を増やしておくことが き、油圧制御装置から駆動伝達機構に供給 る作動油の圧力を迅速に高めることができ 。その結果、例えば車両の発進時や車両の 速時等に、油圧制御装置により駆動伝達機 を迅速に動作させることができる。

 また、上記構成によれば、状態検出手段 検出結果に基づいて、所定の保護条件を満 すと判断されると、電動ポンプの動作を停 するので、例えば電動ポンプの耐久性を不 逆的に低下させる可能性がある状態に至る の段階で、電動ポンプを予め早い段階から 止させて保護することができる。その結果 電動ポンプ及び電動ポンプに接続された機 の故障を未然に防止でき、電動ポンプ及び 動ポンプに接続された機器の長寿命化を図 る。

 本発明の第2特徴構成は、前記保護条件は 、前記電動ポンプの耐久性に影響を与える因 子について、前記電動ポンプの耐久性を不可 逆的に低下させる可能性がある状態に至るま での所定の安全領域を規定した条件である点 にある。

 上記構成によれば、電動ポンプの耐久性 影響を与える因子が、電動ポンプの耐久性 不可逆的に低下させる可能性がある状態に るまでの所定の安全領域に入ると、機械式 ンプの回転数が動作しきい値以上に増速さ た後に、電動ポンプの動作が停止する。こ により、所定の保護条件を、電動ポンプの 久性を不可逆的に低下させる可能性がある 態に至るまでの所定の安全領域の範囲に具 化することができ、機械式ポンプの回転数 動作しきい値以上に増速して電動ポンプを 止する時期を明確化することができる。

 本発明の第3特徴構成は、前記電動ポンプ の耐久性に影響を与える因子について、前記 電動ポンプの耐久性を不可逆的に低下させる 可能性がある状態を規定した所定の停止条件 を用い、前記電動ポンプの動作中に、前記状 態検出手段の検出結果に基づいて前記停止条 件を満たすと判断される場合には、前記電動 ポンプの動作を直ちに停止する点にある。

 上記構成によれば、状態検出手段の検出 果に基づいて、電動ポンプの耐久性を不可 的に低下させる可能性がある状態に電動ポ プが至ると、電動ポンプの動作を直ちに停 させることができるので、電動ポンプの耐 性を不可逆的に低下させる可能性がある状 で電動ポンプが動作することを防止できる その結果、例えば電動ポンプ及び電動ポン に接続された機器を早い段階から停止させ 保護でき、電動ポンプ及び電動ポンプに接 された機器の故障及び故障の進行を防止で る。

 本発明の第4特徴構成は、前記機械式ポン プ及び前記電動ポンプから供給される作動油 の圧力を調整する圧力調整弁と、前記圧力調 整弁の故障を検出する故障検出手段と、を更 に備え、前記電動ポンプの動作中に、前記故 障検出手段により前記圧力調整弁の故障を検 出すると、前記電動ポンプの動作を直ちに停 止する点にある。

 上記構成によれば、故障検出手段により 力調整弁の故障を検出すると、電動ポンプ 動作を直ちに停止するので、圧力調整弁の 障により機械式ポンプ及び電動ポンプから 給される作動油の圧力が調整不能になって 電動ポンプの吐出口側の圧力が増大したと ても、電動ポンプ及び電動ポンプに接続さ た機器に過負荷が生じることを防止できる その結果、圧力調整弁が故障した場合にお て、電動ポンプ及び電動ポンプに接続され 機器を保護でき、電動ポンプ及び電動ポン に接続された機器の故障を防止できる。

 本発明の第5特徴構成は、前記状態検出手 段として、前記電動ポンプを駆動する電動機 の温度を検出する温度検出手段、前記作動油 の油温を検出する油温検出手段、及び前記電 動ポンプを駆動する電動機の駆動電圧を検出 する電圧検出手段の少なくとも一つを備えた 点にある。

 上記構成によれば、温度検出手段、油温 出手段、及び電圧検出手段の少なくとも一 により電動ポンプの状態を検出することが き、これらにより検出した検出結果に基づ て、所定の保護条件を満たすか否かの判断 できる。その結果、電動ポンプの状態を的 に把握することができ、所定の保護条件を たすか否かの判断を比較的容易に行うこと できる。

 本発明の第6特徴構成は、前記電動ポンプ の耐久性に影響を与える因子は、前記電動ポ ンプを駆動する電動機の温度を含み、前記保 護条件は、前記電動機の温度の上限値を規定 した条件である点にある。

 上記構成によれば、電動ポンプを駆動す 電動機の温度が上限値を上回るか否かによ 、所定の保護条件を満たすか否かの判断を うので、例えば電動ポンプの過負荷や電動 ンプを駆動する電動機の過負荷等により比 的変化し易い電動機の温度により保護条件 満たすか否かの判断ができる。その結果、 動ポンプの状態を的確に把握でき、電動ポ プ及び電動ポンプに接続された機器を適切 保護することができる。

 本発明の第7特徴構成は、前記電動ポンプ の耐久性に影響を与える因子は、前記作動油 の油温と、前記電動ポンプを駆動する電動機 の駆動電圧とを含み、前記保護条件は、前記 作動油の油温と前記電動機の駆動電圧との関 係により定まる所定の領域を規定した条件で ある点にある。

 上記構成によれば、作動油の油温と電動 の駆動電圧との関係が、作動油の油温と電 機の駆動電圧との関係により定まる所定の 域に入るか否かにより、所定の保護条件を たすか否かの判断を行うので、作動油の油 及び電動機の駆動電圧の双方に基づいて適 に所定の保護条件を満たすか否かの判断が きる。その結果、電動ポンプの状態を的確 把握でき、電動ポンプ及び電動ポンプに接 された機器を適切に保護することができる

 本発明の第8特徴構成は、前記電動ポンプ の耐久性に影響を与える因子は、前記機械式 ポンプ及び前記電動ポンプから供給される作 動油の圧力と、前記電動ポンプの回転速度と に基づいて求められる前記電動ポンプの負荷 状態を含み、前記保護条件は、前記電動ポン プの負荷状態の上限値を規定した条件である 点にある。

 上記構成によれば、作動油の圧力と電動 ンプの回転速度とに基づいて求められる電 ポンプの負荷状態が上限値を上回るか否か より、所定の保護条件を満たすか否かの判 を行うので、作動油の圧力及び電動ポンプ 回転速度の双方により適切に電動ポンプの 荷状態を求めて、所定の保護条件を満たす 否かの判断ができる。その結果、電動ポン の状態を的確に把握でき、電動ポンプ及び 動ポンプに接続された機器を適切に保護す ことができる。

 本発明の第9特徴構成は、前記入力部材と 前記駆動伝達機構との間に、ロックアップク ラッチを備えた流体継手を設け、前記機械式 ポンプの回転速度の増速を開始する前に、前 記ロックアップクラッチを解放する点にある 。

 上記構成によれば、機械式ポンプの回転 度の増速を開始する前に、流体継手のロッ アップクラッチを解放することで、入力部 と駆動伝達機構と直結状態が解除され、流 を介した動力の伝達が行われる状態となる その結果、機械式ポンプの回転速度を増速 せることによる車両の挙動の急激な変化を 制でき、例えば車両の停止時に不意に車両 動き出すことや、車両の低速走行時に不意 車両が加速することを抑制できる。

 本発明の第10特徴構成は、前記入力部材に 結された回転電機を更に備え、前記電動ポ プから供給される作動油の油圧により前記 ックアップクラッチを係合した状態で、前 回転電機の回転駆動力により車両を発進さ る点にある。
 なお、本願では、「回転電機」は、モータ( 電動機)、ジェネレータ(発電機)、及び必要に 応じてモータ及びジェネレータの双方の機能 を果たすモータ・ジェネレータのいずれをも 含む概念として用いている。

 上記構成によれば、入力部材に連結され 回転電機を備え、回転電機の回転駆動力に り車両を発進させる、ハイブリッド車両や 動車両等の比較的電動ポンプの使用頻度が い車両において、車両の発進加速性能を高 ながら、駆動伝達機構に供給する作動油の 力不足を防止し円滑に駆動伝達機構の動作 させることができ、電動ポンプ及び電動ポ プに接続された機器を保護できる。

 本発明の第11特徴構成は、前記駆動伝達 構は、有段変速機構であって、複数の変速 を切り替えるための一又は二以上の係合要 を備え、前記油圧制御装置は、前記作動油 用いて前記係合要素の係合又は解放を行う にある。

 上記構成によれば、係合要素の係合及び 放の頻度が比較的多い有段変速機構を備え 車両において、油圧制御装置からの油圧に り有段変速機構の係合要素の係合又は解放 無理なく行うことができる。その結果、有 変速機構の係合要素の係合又は解放を行う における係合遅れや係合ショック等の係合 良の発生を防止でき、円滑に有段変速機構 係合又は解放することができる。

 本発明の第12特徴構成は、前記入力部材 、伝達クラッチを介してエンジンと選択的 連結される点にある。

 上記構成によれば、伝達クラッチにより ンジンと入力部材を連結すると、エンジン らの回転駆動力が入力部材に伝達されて、 ンジンからの回転駆動力により車両の走行 可能になり、伝達クラッチによりエンジン 入力部材の連結を解除すると、エンジンか 入力部材への回転駆動力の伝達が遮断され 、エンジンからの回転駆動力による車両の 行が不能になる。その結果、エンジンから 回転駆動力の入力部材側への伝達を、伝達 ラッチにより断接して、車両を走行又は停 させることができる。

駆動装置及び油圧制御装置の概略構成 示す模式図 車両用制御装置における制御系のブロ ク図 車両用制御装置による制御のメインル チンのフローチャート 電動モータの温度により電動ポンプの 護条件及び停止条件を判断する具体例を示 表 電動モータの駆動電圧と油温との関係 より電動ポンプの保護条件及び停止条件を 断する具体例を示す図 電動ポンプの吐出量とライン圧との積 積分値により電動ポンプの保護条件及び停 条件を判断する具体例を示す図 通常モードに移行した場合のサブルー ンでのフローチャート 第1制御モードに移行した場合のサブル ーチンでのフローチャート 第2制御モードに移行した場合のサブル ーチンでのフローチャート 通常モードでの電動モータの駆動状態 等を説明するタイムチャート 第1制御モードでの電動モータの駆動 態等を説明するタイムチャート 第2制御モードでの電動モータの駆動 態等を説明するタイムチャート 別実施形態での機械式ポンプの駆動状 態を説明する図 別実施形態での重み付け値及び重み付 け値の評価の一例を示す表

[駆動装置の全体構成]
 以下、本発明に係る車両用制御装置を備え 車両について説明する。本実施形態におい は、本発明に係る車両用制御装置を、ハイ リッド車両に適用した場合を例として説明 る。まず、図1に基づいて駆動装置1の概略 成について説明する。図1は、駆動装置1及び 油圧制御装置2の概略構成の模式図を示す。 お、図1において、実線は駆動力の伝達経路 示し、破線は作動油の供給経路を示す。

 図1に示すように、駆動装置1は、車両駆 用の駆動力源13としてエンジン11と回転電機1 2とを備え、エンジン11が伝達クラッチ16を介 て入力部材3と連結され、この入力部材3に 転電機12が連結されている。これにより、エ ンジン11と回転電機12とが伝達クラッチ16を介 して直列に連結されて、パラレル方式のハイ ブリッド車両用の駆動装置1が構成されてい 。

 回転電機12は、バッテリーやキャパシタ の蓄電装置(図示せず)と電気的に接続されて おり、電力の供給を受けると動力を発生する モータ(電動機)としての機能し、動力の供給 受けると電力を発生するジェネレータ(発電 機)としての機能するように構成されている エンジン11と回転電機12との間には、エンジ 11からの動力を断接可能な伝達クラッチ16が 設けられており、この伝達クラッチ16は、後 するライン圧P1の作動油の供給を受けて、 圧制御弁(図示せず)により制御されて動作す る。

 この駆動装置1では、車両の発進時や低速 走行時には、伝達クラッチ16が解放されると もに、エンジン11が停止状態とされ、回転 機12の回転駆動力のみが車輪18に伝達されて 行する。このとき、回転電機12は、図示し い蓄電装置からの電力の供給を受けて駆動 を発生する。そして、回転電機12の回転速度 (すなわち車両の走行速度)が一定以上となっ 状態で、伝達クラッチ16が係合状態とされ ことにより、エンジン11がクランキングされ て始動される。エンジン11の始動後は、エン ン11及び回転電機12の双方の回転駆動力が車 輪18に伝達されて走行する。この際、回転電 12は、蓄電装置の充電状態により、エンジ 11の回転駆動力により発電する状態と、蓄電 装置から供給される電力により駆動力を発生 する状態のいずれともなり得る。また、車両 の減速時には、伝達クラッチ16が解放される ともに、エンジン11が停止状態とされ、回 電機12は、車輪18から伝達される回転駆動力 より発電する状態となる。回転電機12で発 された電力は、蓄電装置に蓄えられる。車 の停止時には、エンジン11及び回転電機12は ずれも停止され、伝達クラッチ16は解放さ る。

 駆動力源13の伝動下流側には、トルクコ バータ14が設けられている。トルクコンバー タ14は、入力部材3に連結された入力側回転部 材としてのポンプインペラ14aと、変速機構15 連結された出力側回転部材としてのタービ ランナ14bと、これらの間に設けられ、ワン ェイクラッチを備えたステータ14cとを備え 構成されており、トルクコンバータ14の内 に充填された作動油を介して、駆動側のポ プインペラ14aと従動側のタービンランナ14b の間で駆動力の伝達を行う。

 トルクコンバータ14には、ロックアップ ラッチ19が設けられており、ロックアップク ラッチ19の係合状態では、作動油を介さずに 駆動力源13の駆動力が直接変速機構15に伝達 される。ロックアップクラッチ19を含むトル コンバータ14には、後述する調整圧P2の作動 油が供給される。

 変速機構15の変速段の切り替え時には、 ックアップクラッチ19が解放されて、作動油 を介した駆動力の伝達が行われ、車両の発進 時には、ロックアップクラッチ19は係合状態 ままで、回転電機12の駆動力による車両の 進が行われる。これにより、車両の発進時 、ロックアップクラッチ19を係合してトルク コンバータ14の滑りを抑制することができ、 両の発進加速性能を高めるとともに、トル コンバータ14内の作動油の発熱を抑えてエ ルギ効率を高めることができる。

 トルクコンバータ14の伝動下流側には、 速機構15が連結されており、この変速機構15 より、トルクコンバータ14を介して伝達さ る駆動力源13からの動力の回転を、所定の変 速比で変速して車輪18側へ伝達できる。変速 構15は、有段の自動変速機で構成されてお 、各変速段の変速比を生成する歯車機構の 転要素の係合又は解放を行うクラッチやブ ーキ等の摩擦係合要素を備えて構成されて る。これらの変速機構15の摩擦係合要素は、 後述するライン圧P1の作動油の供給を受けて 変速制御用の油圧制御弁29により制御され 動作する。なお、変速機構15を無段の自動変 速機で構成してもよく、この場合、ライン圧 P1の作動油を供給して、無段の自動変速機に ける駆動側及び従動側の各プーリを動作さ 、無段の自動変速機の変速動作を行う。

 変速機構15の伝動下流側には、出力部材4 連結され、この出力部材4にディファレンシ ャル装置17を介して車輪18が接続されている これにより、駆動力源13から入力部材3に伝 された回転駆動力が変速機構15により変速さ れて出力部材4に伝達され、この出力部材4に 達された回転駆動力がディファレンシャル 置17を介して車輪18に伝達されるように構成 されている。

[油圧制御装置の構成]
 図1及び図2に基づいて油圧制御装置2の構成 ついて説明する。図2は、車両用制御装置に おける制御系のブロック図を示す。なお、図 2において、一点鎖線は信号圧の供給経路を す。図1に示すように、油圧制御装置2は、駆 動装置1の各部に供給するための油圧源とし 、機械式ポンプMPと電動ポンプEPの2種類のポ ンプを備えて構成されている。機械式ポンプ MPは、駆動力源13の駆動力により動作するオ ルポンプであり、この実施形態では、機械 ポンプMPは、トルクコンバータ14のポンプイ ペラ14aに連結され、回転電機12の回転駆動 又はエンジン11及び回転電機12の双方の回転 動力により駆動される。

 図1及び図2に示すように、電動ポンプEPは 、駆動力源13の駆動力とは無関係に、電動モ タ20の駆動力により動作するオイルポンプ あり、機械式ポンプMPを補助するポンプであ って、車両の低速走行中や車両の停止時等に おいて、機械式ポンプMPから必要な流量の作 油が供給されない状態で動作する。

 油圧制御装置2は、機械式ポンプMP及び電 ポンプEPから供給される作動油の圧力を所 圧に調整するための圧力調整弁として、第 調整弁(プライマリ・レギュレータ・バルブ) PVと、第二調整弁(セカンダリ・レギュレータ ・バルブ)SVとを備えて構成されている。

 第一調整弁PVは、機械式ポンプMP及び電動 ポンプEPから供給される作動油の圧力を所定 ライン圧P1に調整する圧力調整弁であり、 ニアソレノイド弁SLTから供給される所定の 号圧に基づいて、ライン圧P1(駆動装置2の基 油圧となる圧)を調整する。第二調整弁SVは 第一調整弁PVからの余剰油の油圧を所定の 整圧P2に調整する圧力調整弁であり、リニア ソレノイド弁SLTから供給される信号圧に基づ いて、第一調整弁PVから排出された余剰油を その一部をオイルパンにドレンしながら調 圧P2に調整する。

 リニアソレノイド弁SLTは、第一調整弁PV よる調整後のライン圧P1の作動油の供給を受 けるとともに、制御ユニット21から出力され 制御指令値(以下「SLT指令値」という)に応 て弁の開度を調整することにより、SLT指令 に応じた所定の信号圧の作動油を、第一調 弁PV及び第二調整弁SVに出力する。

 第一調整弁PVにより調整されたライン圧P1 の作動油は、変速機構15が備えるクラッチや レーキ等の摩擦係合要素、伝達クラッチ16 に供給され、第二調整弁SVにより調整された 調整圧P2の作動油は、変速機構15の潤滑油路 トルクコンバータ14、ロックアップクラッチ 19の制御用のロックアップ制御弁(ロックアッ プ・コントロール・バルブ)CV等に供給される 。

 ロックアップ制御弁CVは、ロックアップ ラッチ19の係合又は解放を行う動作制御用の 弁であり、第二調整弁SVによる調整後の調整 P2の作動油の供給を受けており、ロックア プ制御用のリニアソレノイド弁SLUからの所 の信号圧に応じて弁を開閉することにより 第二調整弁SVにより調整された調整圧P2の作 油をロックアップクラッチ19の油圧室に供 し、ロックアップクラッチ19の係合又は解放 の動作を制御する。

[車両用制御装置における制御系のブロック ]
 図1及び図2に基づいて車両用制御装置にお る制御系のブロック図について説明する。 1及び図2に示すように、この車両には、回転 数センサ22と、圧力センサ23と、油温センサ24 と、モータ温度センサ25とが装備されている

 機械式ポンプMPの入力部には、回転数検 手段としての回転数センサ22が装備されてお り、この回転数センサ22により機械式ポンプM Pの入力部の回転数を検出することができる なお、回転数センサ22を機械式ポンプMPの回 数を把握できる異なる位置に配設してもよ 、機械式ポンプMPの入力部の伝動上流側に ける異なる伝動経路(例えば入力部材3)に回 数センサ22を装備してもよい。

 機械式ポンプMPの吐出口に接続された油 と、電動ポンプEPの吐出口に接続された油路 とを合流した合流油路には、圧力検出手段( 態検出手段)としての圧力センサ23が接続さ ており、この圧力センサ23により機械式ポン プMP及び電動ポンプEPから供給される作動油 圧力を検出できる。なお、圧力センサ23を異 なる位置に接続してもよく、例えば機械式ポ ンプMPの吐出口に接続された油路、電動ポン EPの吐出口に接続された油路、又は第一調 弁PVの内部の油路に圧力センサ23を接続して よい。

 第一調整弁PVの内部には、油温検出手段( 態検出手段)としての油温センサ24が接続さ ており、この油温センサ24により機械式ポ プMP及び電動ポンプEPから吐出される作動油( 例えば電動ポンプEPのみが駆動している状態 は、電動ポンプEPから吐出される作動油)の 温を検出できる。なお、油温センサ24を異 る位置に接続してもよく、例えば電動ポン EPの吐出口に接続された油路、電動ポンプEP 内部、又は電動ポンプEPの吐出口に油温セ サ24を接続してもよい。電動モータ20には、 動モータ20の温度を検出する温度検出手段( 態検出手段)としてのモータ温度センサ25が 備されており、このモータ温度センサ25に り、電動モータ20の温度(例えば電動モータ20 の表面の温度)を検出できる。

 回転数センサ22、圧力センサ23、油温セン サ24、及びモータ温度センサ25は、制御ユニ ト21に接続されており、これらの検出機器類 からの検出結果を制御ユニット21で処理し、 御ユニット21から出力することにより後述 る車両用制御装置による制御ができるよう 構成されている。車両のブレーキペダル(図 せず)には、ブレーキペダルの踏み込み状況 を検出するブレーキセンサ26が装備されてお 、このブレーキセンサ26が制御ユニット21に 接続されている。

 制御ユニット21には、コントローラ27を介 して回転電機12が接続されており、制御ユニ ト21からの出力により、回転電機12の回転速 度等を変更調節できる。機械式ポンプMPの回 数Nを増速させる場合には、制御ユニット21 らコントローラ27への出力により回転電機12 の回転速度を増速する。

 制御ユニット21には、リニアソレノイド SLT及びロックアップ制御用のリニアソレノ ド弁SLUが接続されている。リニアソレノイ 弁SLTの制御信号となるSLT指令値は、走行負 やアクセル開度等の各種の車両情報に基づ て、制御ユニット21において決定し、リニア ソレノイド弁SLTに対して出力する。リニアソ レノイド弁SLUは、制御ユニット21から出力さ る制御指令値に応じて弁の開度を調整する とにより、この制御指令値に応じた所定の 号圧の作動油をロックアップ制御弁CVに対 て出力する。

 制御ユニット21には、電動ポンプEPを駆動 する電動機としての電動モータ20がドライバ2 8を介して接続されており、ドライバ28は蓄電 装置と電気的に接続されている。これにより 、制御ユニット21からドライバ28への出力に り蓄電装置からの電力を電動モータ20に供給 すると、電動ポンプEPが駆動し、制御ユニッ 21からドライバ28への出力により蓄電装置か ら電動モータ20への電力の供給を遮断すると 電動ポンプEPが停止する。

 制御ユニット21には、制御手段30と、リニ アソレノイド弁SLTの故障を検出する故障検出 手段としてのリニアソレノイド弁故障検出手 段31(以下SLT故障検出手段31と称す)と、電動モ ータ20の駆動電圧を検出する電圧検出手段(状 態検出手段)としてのモータ電圧検出手段32と 、電動モータ20の回転数を検出する回転数検 手段(状態検出手段)としてのモータ回転数 出手段33とが備えられている。

 SLT故障検出手段31は、例えば制御ユニッ 21からのリニアソレノイド弁SLTへの出力電流 値が通常より大きくなったような場合に、リ ニアソレノイド弁SLTの故障を検出する。なお 、リニアソレノイド弁SLUの故障を検出するリ ニアソレノイド弁故障検出手段(SLU故障検出 段(図示せず))を備えて、このSLU故障検出手 が故障検出手段として機能するように構成 てもよい。モータ電圧検出手段32は、電動モ ータ20に接続されたドライバ28への制御ユニ ト21からの出力値により電動ポンプEPを駆動 る電動モータ20の駆動電圧を検出する。モ タ回転数検出手段33は、電動モータ20に接続 れたドライバ28への制御ユニット21からの出 力値により電動ポンプEPを駆動する電動モー 20の回転数を検出する。

[車両用制御装置による制御の内容]
 図3~図6に基づいて車両用制御装置による制 の内容について説明する。図3は、車両用制 御装置による制御のメインルーチンのフロー チャートであり、図4~図6は、電動ポンプEPの 護条件及び停止条件を判断する具体例を示 表又は図である。図4は、電動モータ20の温 により電動ポンプEPの保護条件及び停止条 を判断する具体例を示す表であり、図5は、 動モータ20の駆動電圧と油温との関係によ 電動ポンプEPの保護条件及び停止条件を判断 する具体例を示す図であり、図6は、電動ポ プEPの吐出量Qとライン圧P1との積の積分値W より電動ポンプEPの保護条件及び停止条件を 判断する具体例を示す図である。なお、図6 一点鎖線は、圧力センサ23により検出したラ イン圧P1の時間毎の変化を示し、図6の点線は 、モータ回転数検出手段33により検出した電 モータ20の回転数から演算した電動ポンプEP の吐出量Qの時間毎の変化を示し、図6の実線 、図6の一点鎖線で示したライン圧P1と図6の 点線で示した電動ポンプEPの吐出量Qとの積を 時間積分した積分値Wの変化を示す。

 図3に示すように、制御ユニット21におい 回転数センサ22からの入力信号が監視され おり、回転数センサ22からの入力信号に基づ いて、機械式ポンプMPの回転数Nが所定の回転 数N1未満か否か判断される(ステップ#10)。機 式ポンプMPの回転数Nが所定の回転数N1未満と 判断されると(ステップ#10:YES)、制御ユニット 21からドライバ28への出力により電動ポンプEP を駆動させる(ステップ#11)。なお、所定の回 数N1は、エンジン11がアイドリング回転数( えば600rpm)のときの機械式ポンプMPの回転数 相当する。

 電動ポンプEPが駆動すると、制御ユニッ 21に接続されたモータ温度センサ25、油温セ サ24、及び圧力センサ23、並びに制御ユニッ ト21に備えられたモータ電圧検出手段32及び ータ回転数検出手段33からの検出結果に基づ いて、電動ポンプEPの状態が「正常」か否か 断される(ステップ#12)。

 ここで、図4~図5に基づいて電動ポンプEP 保護条件及び停止条件を判断する具体例を 明する。なお、以下の説明において、電動 ンプEPの保護条件により規定される状態、す なわち、電動ポンプEPの状態が電動ポンプEP 耐久性を不可逆的に低下させる可能性があ 状態に至るまでの所定の安全領域内にある 態を「LEV1」と称する。電動ポンプEPの停止 件により規定される状態、すなわち、電動 ンプEPの状態が電動ポンプEPの耐久性を不可 的に低下させる可能性がある所定の危険領 内にある状態を「LEV2」と称す。

 ここで、「LEV2」における電動ポンプEPの 態を一例として具体的に説明する。例えば 動ポンプEPを駆動する電動モータ20として、 3相式の交流モータを採用した場合には、交 モータのコイルの絶縁性が低下し、あるい 、交流モータ内の磁石の性能が低下して、 来の交流モータの出力特性等に影響を及ぼ ような状態を、「LEV2」における電動ポンプE Pの状態(電動ポンプEPの耐久性を不可逆的に 下させる可能性がある状態)として規定する なお、この具体例では、交流モータを採用 た場合を示したが、直流モータを採用した 合においても同様である。

 図4に示すように、モータ温度センサ25に り検出した電動モータ20の温度が140℃未満 場合には、電動ポンプEPの状態(電動モータ20 の温度)が「正常」と判断する。モータ温度 ンサ25により検出した電動モータ20の温度が1 40℃以上で160℃未満の場合には、電動ポンプE Pの状態(電動モータ20の温度)が「LEV1」と判断 する。モータ温度センサ25により検出した電 モータ20の温度が160℃以上の場合には、電 ポンプEPの状態(電動モータ20の温度)が「LEV2 と判断する。

 図5に示すように、横軸を駆動電圧(V)とし 縦軸を油温(℃)とした図5に示す座標に、モー タ電圧検出手段32により検出した電動モータ2 0の駆動電圧と油温センサ24により検出した油 温との関係をプロットした場合に、このプロ ットした点が図5の実線で囲った範囲に入っ 場合には、電動ポンプEPの状態が「正常」と 判断する。図5の実線で囲った範囲の外側で 5の点線で囲った斜線の範囲に入った場合に 、電動ポンプEPの状態が「LEV1」と判断する 図5の点線で囲った範囲の外側に入った場合 には、電動ポンプEPの状態が「LEV2」と判断す る。

 図6に示すように、電動ポンプEPの吐出量Q (図6の点線)とライン圧P1(図6の一点鎖線)との を時間積分した積分値W(図6の実線)の大きさ に対して、図6に示すグラフにL1及びL2を設定 る。なお、この積分値Wが電動ポンプEPの負 状態に相当する。そして、圧力センサ23に り検出したライン圧P1、及びモータ回転数検 出手段33により検出した電動モータ20の回転 に基づいて演算した積分値WがL1未満の場合 は、電動ポンプEPの状態が「正常」と判断さ れ、積分値WがL1以上でL2未満の場合には、電 ポンプEPの状態が「LEV1」と判断され、積分 WがL2以上の場合には、電動ポンプEPの状態 「LEV2」と判断される。

 これにより、例えば電動ポンプEPの吐出 Qが時間の経過に伴って変化していない状態 あっても、ライン圧P1が上昇すると積分値W 増大し、逆に、例えばライン圧P1が時間の 過に伴って変化していない状態であっても 電動ポンプEPの吐出量Qが上昇すると積分値W 増大する。従って、電動ポンプEPの吐出量Q ライン圧P1との積の積分値Wにより電動ポン EPの状態を判断することで、電動ポンプEPの 吐出量Q及びライン圧P1のいずれか一方のみで は電動ポンプEPの状態を判断することが困難 場合であっても、電動ポンプEPの状態の判 が可能になる。

 図3に示すように、上述した電動モータ20 温度、電動モータ20の駆動電圧と油温との 係、及び積分値Wの全てが「正常」であると 断されると(ステップ#12:YES)、SLT故障検出手 31からの検出結果に基づいて、リニアソレ イド弁SLTが故障しているか否か判断される( テップ#13)。リニアソレノイド弁SLTが故障し ていないと判断されると(ステップ#13:NO)、後 する通常モードに移行する。一方、リニア レノイド弁SLTが故障していると判断される (ステップ#13:YES)、後述する第2制御モードに 移行する。

 上述した電動モータ20の温度、電動モー 20の駆動電圧と油温との関係、及び積分値W いずれか一つ以上が「正常」でないと判断 れ(ステップ#12:NO)、電動モータ20の温度、電 モータ20の駆動電圧と油温との関係、及び 分値Wのいずれか一つ以上が「LEV1」と判断さ れ、かつ、電動モータ20の温度、電動モータ2 0の駆動電圧と油温との関係、及び積分値Wの てが「LEV2」でないと判断されると(ステッ #15:LEV1)、後述する第1制御モードに移行する( ステップ#16)。

 上述した電動モータ20の温度、電動モー 20の駆動電圧と油温との関係、及び積分値W いずれか一つ以上が「正常」でないと判断 れ(ステップ#12:NO)、電動モータ20の温度、電 モータ20の駆動電圧と油温との関係、及び 分値Wのいずれか一つ以上が「LEV2」と判断さ れると(ステップ#15:LEV2)、後述する第2制御モ ドに移行する(ステップ#17)。

[車両用制御装置による各モードでの制御の 体的な内容]
 図7~図12に基づいて、通常モード、第1制御 ード、及び第2制御モードでの制御の具体的 内容について説明する。図7~図9は、通常モ ド、第1制御モード、又は第2制御モードに 行した場合のサブルーチンでのフローチャ トであり、図10~図12は、通常モード、第1制 モード、又は第2制御モードでの電動ポンプE Pの駆動状態等を説明するタイムチャートで る。なお、図7~図12においては、車両の停止 において車両用制御装置による制御が実施 れた場合を例にとって説明するが、例えば 両の低速走行中等においても同様である。

 図7に示すように、通常モードに移行する と、回転数センサ22からの入力信号に基づい 、機械式ポンプMPの回転数Nが所定の回転数N 1以上になったか否か判断され(ステップ#21)、 機械式ポンプMPの回転数Nが所定の回転数N1以 になったと判断される場合には(ステップ#21 :YES)、制御ユニット21からドライバ28への出力 により、ステップ#11において駆動した電動ポ ンプEPを停止させる(ステップ#22)。機械式ポ プMPの回転数Nが所定の回転数N1未満の場合に は(ステップ#21:NO)、電動ポンプEPを駆動し続 る。

 図10に示すように、例えばブレーキペダ を踏み込む等して車両を減速又は停止させ と、機械式ポンプMPの回転数Nが減少し、機 式ポンプMPの回転数Nが所定の回転数N1未満に なって(図10のt1)、電動ポンプEPが駆動する。 えばブレーキペダルの踏み込み等を解除し (図10のt4)、車両を加速させると、機械式ポ プMPの回転数Nが増加し、機械式ポンプMPの 転数Nが所定の回転数N1以上になって、電動 ンプEPが停止する(図10のt5)。そして、回転電 機12からの動力により車両が加速して、その 、エンジンが始動する。これにより、車両 停止時等において、機械式ポンプMPの回転 Nが低い状態、すなわち機械式ポンプMPから 給される作動油の流量が少ない状態で、電 ポンプEPを駆動させることにより作動油の流 量を増加させて、油圧制御装置2に供給され 作動油の流量を確保できる。

 図8に示すように、第1制御モードに移行 ると、制御ユニット21からコントローラ27へ 出力により回転電機12を所定の回転数で回 させたまま、機械式ポンプMPの回転数Nの増 を開始する(ステップ#30)。次に、機械式ポン プMPの回転数Nが所定の回転数N1以上に増速さ たか否か判断され(ステップ#31)、機械式ポ プMPの回転数Nが所定の回転数N1以上に増速さ れたと判断されると(ステップ#31:YES)、増速さ れた機械式ポンプMPの回転数Nを維持し(ステ プ#32)、制御ユニット21からドライバ28への出 力により電動ポンプEPを停止する(ステップ#33 )。

 図11に示すように、例えばブレーキペダ を踏み込む等して車両を減速又は停止させ と、機械式ポンプMPの回転数Nが減少し、機 式ポンプMPの回転数Nが所定の回転数N1未満に なると(図11のt1)、電動ポンプEPが駆動する。 の電動ポンプEPが駆動している状態で電動 ンプEPの状態が「LEV1」と判断されると(図11 t2)、機械式ポンプMPの回転数Nが所定の回転 N1に徐々に滑らかに湾曲した曲線を描きなが ら増速し、機械式ポンプMPの回転数Nが所定の 回転数N1以上に増速されると電動ポンプEPが 止する(図11のt3)。このように、機械式ポン MPの回転数Nを所定の回転数N1に徐々に増速さ せることで、機械式ポンプMPの回転数Nを増速 させることによる車両のクリープ力の急激な 変化等を抑制することができ、運転者に違和 感を与え難くなる。

 ここで、例えばブレーキペダルの踏み込 等を解除すると(図11のt4)、車両が加速し、 転電機12からの動力により車両が発進する その後、エンジンが始動する(図11のt5)。

 図示しないが、ロックアップクラッチ19 係合されている場合には、機械式ポンプMPの 回転数Nの増速を開始する前又はそれと略同 に、制御ユニット21からロックアップ制御弁 CVへの出力によりロックアップクラッチ19が 放されるように構成されている。

 上記のように、第1制御モードにおいて、 電動ポンプEPの状態が「LEV1」と判断されると 、電動ポンプEPを停止するように構成するこ により、「LEV2」に至る前に電動ポンプEPを 止できるので、電動ポンプEP及び電動ポン EPに接続された電動モータ20、ドライバ28、 電装置としてのバッテリー等に過負荷が生 難くなって、これらの機器の故障を未然に 止できる。

 図9に示すように、第2制御モードに移行 ると、制御ユニット21からドライバ28への出 により電動ポンプEPを直ちに停止する(ステ プ#40)。電動ポンプEPが停止すると、制御ユ ット21からコントローラ27への出力により回 転電機12が所定の回転数で回転し、機械式ポ プMPの回転数Nの増速を開始する(ステップ#41 )。次に、機械式ポンプMPの回転数Nが所定の 転数N1以上に増速されたか否か判断され(ス ップ#42)、機械式ポンプMPの回転数Nが所定の 転数N1以上に増速されると(ステップ#42:YES) 増速された機械式ポンプMPの回転数Nが維持 れる(ステップ#43)。

 図12に示すように、例えばブレーキペダ を踏み込む等して車両を減速又は停止させ と、機械式ポンプMPの回転数Nが減少し、機 式ポンプMPの回転数Nが所定の回転数N1未満に なると(図12のt1)、電動ポンプEPが駆動する。 の電動ポンプEPが駆動している状態で電動 ンプEPの状態が「LEV2」と判断されると(図12 t2)、電動ポンプEPが直ちに停止する。電動ポ ンプEPが停止すると、機械式ポンプMPの回転 Nが所定の回転数N1に徐々に滑らかに湾曲し 曲線を描きながら増速し、機械式ポンプMPの 回転数Nが所定の回転数N1以上に増速される( 12のt3)。このように、機械式ポンプMPの回転 Nを所定の回転数N1に徐々に増速させること 、機械式ポンプMPの回転数Nを増速させるこ による車両のクリープ力の急激な変化等を 制することができ、運転者に違和感を与え くなる。

 ここで、例えばブレーキペダルの踏み込 等を解除すると(図12のt4)、車両が加速し、 転電機12からの動力により車両が発進する その後、エンジンが始動する(図12のt5)。

 図示しないが、ロックアップクラッチ19 係合されている場合には、電動ポンプEPを停 止してから機械式ポンプMPの回転数Nの増速を 開始する前又はそれと略同時に、制御ユニッ ト21からロックアップ制御弁CVへの出力によ ロックアップクラッチ19が解放されるように 構成されている。

 上記のように、第2制御モードにおいて、 電動ポンプEPの状態が「LEV2」と判断されると 、電動ポンプEPを直ちに停止するように構成 ることにより、電動ポンプEP及び電動ポン EPに接続された電動モータ20、ドライバ28、 電装置としてのバッテリー等に過負荷が生 ている状況を短時間に抑え、これらの機器 故障及び故障の進行を防止できる。

[その他の実施形態]
(1)
 上記の実施形態においては、機械式ポンプM Pの回転数Nが所定の回転数N1に徐々に滑らか 湾曲した曲線を描きながら増速するように 定した例を示したが、図13に示すような直線 又は曲線で、機械式ポンプMPの回転数Nが所定 の回転数N1に増速するように設定してもよい 図13は、この別実施形態での機械式ポンプMP の駆動状態を説明する図であり、図13に示す 外の事項については、上記の実施形態と同 である。

 図13(a)に示すように、機械式ポンプMPの回 転数Nが所定の回転数N1に徐々に直線状に増速 するように設定してもよい。これにより、機 械式ポンプMPの回転数Nを一定の速度で増速す ることができる。

 図13(b)に示すように、機械式ポンプMPの回 転数Nが所定の回転数N1に徐々に滑らかに湾曲 した曲線を描きながら増速するように設定し 、この湾曲する曲線の変化率が上記実施形態 の変化率より小さくなるように設定してもよ く、これにより、機械式ポンプMPを増速させ ことによる車両のクリープ力の急激な変化 を更に抑制することができ、更に運転者に 和感を与え難くなる。図13(c)に示すように オーバーシュート量を許容しながら湾曲す 曲線の変化率が上記実施形態の変化率より きくなるように構成してもよく、これによ 、機械式ポンプMPの回転数Nを増速する際に ける速応性を向上でき、油圧制御装置2から 速機構15に供給する作動油の圧力を更に迅 に高めることができる。

 図13(d)に示すように、機械式ポンプMPの回 転数Nを、所定の回転数N1より低い回転数N2に 速させ、その後に所定の回転数N1に増速さ て、2段階で機械式ポンプMPの回転数Nを増速 るように構成してもよい。これにより、機 式ポンプMPを増速させることによる車両の リープ力の急激な変化等を更に抑制するこ ができ、更に運転者に違和感を与え難くな 。なお、図示しないが、3つ以上の複数の回 数を設定し、3段階以上の複数の段階で機械 式ポンプMPの回転数Nを増速するように構成し てもよい。

(2)
 上記の実施形態においては、電動モータ20 温度、電動モータ20の駆動電圧と油温との関 係、及び積分値Wのうちのいずれか一つ以上 より電動モータ20の状態が「LEV1」又は「LEV2 と判断されると、第1制御モード又は第2制 モードに移行するように制御ユニット21を構 成した例を示したが、図14に示すように、複 の状態検出手段からの検出結果を総合的に 価する手法を採用してもよい。図14は、こ 別実施形態を説明する表であり、図14(a)は、 重み付け値の一例を示す表であり、図14(b)は 重み付け値の評価の一例を示す表である。 お、図14に示す以外の事項については、上 の実施形態と同様である。

 図14(a)に示すように、電動モータ20の温度 、電動モータ20の駆動電圧と油温との関係、 び積分値Wにおける「正常」の領域のうちの 「LEV1」に至るまでの所定の領域を「LEV0」と 定する。そして、電動モータ20の温度、電 モータ20の駆動電圧と油温との関係、及び積 分値Wにおける電動ポンプEPの状態(「LEV0」、 LEV1」、「LEV2」)のそれぞれに重み付けを行 て、重み付け値を設定する。この場合、電 ポンプEPの状態を検出する要素毎に、耐久 に影響を与える度合いによって、その重み け値に大小をつける。

 具体的には、例えば電動モータ20の温度 あれば、モータ温度検出センサ25により検出 した電動モータ20の温度が図4に示す「正常」 の範囲のうちの例えば120℃以上で140℃未満の 領域を「LEV0」と設定する。そして、電動モ タ20の温度が「LEV0」の場合の重み付け値を 1.5」と設定し、「LEV1」の場合の重み付け値 「3」と設定し、「LEV2」の場合の重み付け を「5」と設定する。例えば、「LEV0」の場合 、耐久性に影響を与える度合いによって、電 動モータ20の温度における重み付け値「1.5」 対して、電動モータ20の駆動電圧と油温と 関係における重み付け値を「0.5」と設定し 積分値Wにおける重み付け値を「1」と設定す る。

 そして、図14(a)で設定された重み付け値 より、モータ温度センサ25、モータ電圧検出 手段32、油温センサ24、圧力センサ23、及びモ ータ回転数検出手段33からの検出結果に基づ て、電動モータ20の温度、電動モータ20の駆 動電圧と油温との関係、及び積分値Wについ 、図14(b)に示すように、重み付け値を算出す る。具体的には、例えば電動モータ20の温度 電動モータ20の駆動電圧と油温との関係、 び積分値Wの全てが「LEV0」の場合には、それ ぞれの重み付け値が「1.5」、「0.5」、「1」 算出される(図14(b)のA)。

 次に、図14(b)に示すように、算出された み付け値を加算し、例えば重み付け値の合 が「3」以上になると(図14(b)のA)、第1制御モ ドに移行し、例えば重み付け値の合計が「5 」以上になると(図14(b)のC)、第2制御モードに 移行するように、制御ユニット21を構成する なお、重み付け値の合計が「3」以上になる か否かの判断が上記実施形態における「保護 条件」を満たすか否かの判断に相当し、重み 付け値の合計が「5」以上になるか否かの判 が上記実施形態における「停止条件」を満 すか否かの判断に相当する。この場合、例 ば第1制御モードに移行する場合であっても 電動モータ20の温度、電動モータ20の駆動電 圧と油温との関係、及び積分値Wは、いずれ 単独では「LEV1」に該当せず、例えば第2制御 モードに移行する場合であっても、電動モー タ20の温度、電動モータ20の駆動電圧と油温 の関係、及び積分値Wは、いずれも単独では LEV2」に該当しない。

 上記のように、重み付け値を用いて第1制 御モードに移行するか、第2制御モードに移 するかを判断することにより、電動モータ20 の温度、電動モータ20の駆動電圧と油温との 係、及び積分値Wを総合的に評価して、第1 御モード又は第2制御モードへの移行を判断 ることができ、例えば単独では「LEV1」又は 「LEV2」に該当しない場合であっても、電動 ンプEPを更に早い段階から停止させて保護す ることができる。

 なお、この別実施形態で示した重み付け は、複数の状態検出手段からの検出結果を 合的に評価する一例として示したものであ 、複数の状態検出手段からの検出結果を総 的に評価する手法として、異なる手法を採 してもよい。

(3)
 上記の実施形態においては、通常モード及 第1制御モードにおいて、電動ポンプEPを駆 させる場合における機械式ポンプMPの所定 回転数と、電動ポンプEPを停止させる場合に おける機械式ポンプMPの所定の回転数とを、 じ回転数N1に設定した例を示したが、これ の回転数を異なる所定の回転数に設定して よい。また、第1制御モード及び第2制御モー ドにおいて、電動ポンプEPを駆動させる場合 おける機械式ポンプMPの所定の回転数と、 械式ポンプMPの回転数Nを増速する所定の回 数とを同じ回転数N1に設定した例を示したが 、これらの回転数を異なる所定の回転数に設 定してもよい。

(4)
 上記の実施形態においては、第1制御モード において、機械式ポンプMPの回転数Nが所定の 回転数N1以上に増速されるのと略同時に、電 ポンプEPを停止した例を示したが、例えば 械式ポンプMPの回転数Nが所定の回転数N1に増 速される直前に、電動ポンプEPを停止させる うに、制御ユニット21を構成してもよく、 えば機械式ポンプMPの回転数Nが所定の回転 N1以上に増速された直後に、電動ポンプEPを 止させるように、制御ユニット21を構成し もよい。

 上記の実施形態において、第1制御モード において、電動ポンプEPの状態が「LEV1」と判 断されるのと略同時に、機械式ポンプMPの回 数Nの増速を開始するように、制御ユニット 21を構成した例を示したが、電動ポンプEPの 態が「LEV1」と判断された直後、又は電動ポ プEPの状態が「LEV1」と判断されてから所定 間経過後に、機械式ポンプMPの回転数Nの増 を開始するように、制御ユニット21を構成 てもよい。更に、この場合、ロックアップ ラッチ19が係合されている場合には、電動ポ ンプEPの状態が「LEV1」と判断されてから機械 式ポンプMPの回転数Nの増速を開始するまでの 間に、制御ユニット21からロックアップ制御 CVへの出力によりロックアップクラッチ19が 解放されるように構成してもよい。

 上記の実施形態においては、第2制御モー ドにおいて、電動ポンプEPを停止させた後に 機械式ポンプMPの回転数Nの増速を開始した を示したが、例えば電動ポンプEPを停止さ るのと略同時に、機械式ポンプMPの回転数N 増速を開始するように、制御ユニット21を構 成してもよく、電動ポンプEPが完全に停止し 所定時間経過した後に、機械式ポンプMPの 転数Nの増速を開始するように、制御ユニッ 21を構成してもよい。

(5)
 上記の実施形態においては、電動ポンプEP 状態を検出する状態検出手段として、モー 温度センサ25、モータ電圧検出手段32、油温 ンサ24、圧力センサ23、及びモータ回転数検 出手段33を採用した例を示したが、状態検出 段として異なる構成を採用してもよい。例 ば電動ポンプEP自体、電動モータ20以外の電 動ポンプEPに接続されたその他の機器(例えば ドライバ28、バッテリー等)に状態検出手段を 備えてもよい。また、例えば電動ポンプEP自 、電動モータ20以外の電動ポンプEPに接続さ れたその他の機器(例えばドライバ28、バッテ リー等)の状態を検出することで、電動ポン EPの状態を検出するように、状態検出手段を 構成してもよい。

(6)
 上記の実施形態においては、駆動伝達機構 変速機構15で構成した例を示したが、駆動 達機構として異なる構成を採用してもよく 例えば、エンジン、一又は二以上の回転電 、及び出力部材4の連結関係を切り替えるた の係合要素や歯車機構等を備えた駆動伝達 構を構成してもよい。

(7)
 上記の実施形態においては、本発明に係る 両用制御装置を、ハイブリッド車両に適用 た例を示したが、本発明に係る車両用制御 置の適用範囲はこのようなものに限定され ものではなく、ハイブリッド車両以外の車 、例えば、回転電機のみを駆動力源とする 動車両や、エンジンのみを駆動力源とする 両等にも適用することも可能である。