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Title:
DEVICE FOR ATTACHING/DETACHING BOWS OF GLASSES
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/044761
Kind Code:
A1
Abstract:
The device for attaching/detaching the bows of glasses comprises a latching portion of convex plate protrusion foldably fixed via a hinge to an end piece constituting a lens portion, and a convex plate protrusion fitting attachment provided on the inside of the bows. The convex plate protrusion fitting attachment has a C-groove fitting portion for fitting the convex plate protrusion wherein the C-groove has one open end and the other lens portion side end being closed. The convex plate protrusion has a portion being fitted in the C-groove fitting portion of the convex plate fitting attachment and provided with a drop-out prevention means.Bows of simple structure emphasizing its design is thereby constituted.

Inventors:
KAKO IZURU (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/067794
Publication Date:
April 09, 2009
Filing Date:
October 01, 2008
Export Citation:
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Assignee:
BE && INC (JP)
KAKO IZURU (JP)
International Classes:
G02C11/02; G02C5/14
Foreign References:
JP2003536093A2003-12-02
JPH0868972A1996-03-12
JP3046543U1998-03-10
JPS6269213U1987-04-30
JP3003386U1994-10-18
Attorney, Agent or Firm:
KODAMA, Yoshihiro et al. (17-2 Sotokanda 2-chome, Chiyoda-k, Tokyo 21, JP)
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Claims:
 レンズ部100を構成するエンドピース400にヒンジを介して折畳み可能に取付けられた凸板状突片500の係止部を備え、つる200内側に設けられる凸板状突片嵌入装着具300とからなる眼鏡のつる着脱装置であって、該凸板状突片嵌入装着具300は、該凸板状突片500を嵌入するC溝嵌合部306を形成し、該C溝一端を開口とし、他端レンズ100部側を閉止し、該凸板状突片500は該凸板状嵌入装着具300のC溝嵌合部306に嵌入する嵌入部505,506を形成し、抜け止め防止手段を設けたことを特徴とする眼鏡のつる着脱装置。
 C溝嵌合部306と並列して線ばね310を収納し、該線ばね310の係止鈎片305を該C溝開口近傍に備えるとともに、線ばね310には前記つる200内側(顔側)に突出する押しボタン304を備え、該係止鈎片305に係合する係合鈎部504を凸板状突片500に形成した、抜け止め防止手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の眼鏡のつる着脱装置。
 凸板状嵌入装着具300の上下面に凹溝320を形成し、該凹溝320を嵌合挟持し、かつヒンジ501へ当接する抜け止め700を設けた、抜け止め防止手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の眼鏡のつる着脱装置。
 つる200は、エンドピース400及び/又はヒンジを外側から見えないように形成したことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の眼鏡のつる着脱装置。
 エンドピース400は、レンズ部100側面に化粧部402を形成したことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の眼鏡のつる着脱装置。
 凸板状突片嵌入装着具300は、つる200内側へ当接する当接面を凸板状突片嵌入装着具300の長手方向両端に形成したことを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の眼鏡のつる着脱装置。
Description:
眼鏡のつる着脱装置

 本発明は、眼鏡のつる着脱装置に関する。
 さらに詳しくは、本発明は、眼鏡のつるを 脱交換可能に取付けるための着脱装置に関 る。

 従来より、眼鏡は、レンズフレームやレ ズのエンドピースを介し、つるを折畳式に け、該つる先端に設けた耳掛片を耳介に引 けて装着するように形成している。

 例えば、普段使用のものとスポーツ使用 もの二つを携行することは、特許文献1にも 不便さが言及されている。また、異なるファ ッション、外観、及び/又は型のテンプル部 と取替え、より耐久性のあるスポーツタイ 又は安全タイプのつる(テンプル)を適宜交換 し、成長期の子供用又は異なる使用者用の異 なるサイズ及び/又は形状のテンプル部品を 付けることを可能にすることが好ましい、 特許文献2には記載されているが、眼鏡のつ 着脱交換可能を目的として、種々のつる着 装置が提案されている。

 一例としてレンズを保持する眼鏡枠本体 外側部に止着されるエンドピースにヒンジ 介して折畳み可能に取付けられるつる装着 と、つるの基端に設けられる嵌入突片とか なり、つる装着具は筒体内孔に係止鈎片を 端に備えた板ばねを収納するとともに、こ 板ばねには筒体外方に突出する押しボタン 備え、嵌入突片はつる装着具筒体内孔に嵌 する嵌合部と、この嵌合部先端に形成され 止鈎片に係合する係合鈎部を形成した眼鏡 おけるつるの着脱装置(特許文献1)等が提案 れている。

 また、前端を有するテンプルをレンズフ ームに取り外し可能に取り付ける装置であ て、レンズフレームに旋回可能に取り付け れる挿入構造と、テンプルの前端に設けら て挿入構造を収容するキャビティ内で解除 能に保持する保持手段とを備え、挿入構造 キャビティ内に保持されると、テンプルの 端は、レンズフレームに直接隣接して位置 けられ、挿入構造が外側から見てほぼ隠れ ようにする装置(特許文献2)等が知られるが 特に特許文献2は、一個構成のテンプルをレ ンズフレームに取り外し可能に取付ける装置 が提案されている。

 他に、眼鏡のつる着脱交換可能を目的と て、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特 文献6、特許文献7及び特許文献8等に多数提 されている。

 しかし、特許文献1に示される手段等では、 つる装着具が眼鏡枠本体の外側部に設けられ 、外部から見えて交換することができない。 複雑なつる装着構造を眼鏡枠本体側に収納し ても、押しボタンは外方に突出して、出っ張 りとなっている。また、特許文献2に示され 手段等では、レンズフレームが存在する特 に関するもので、デザイン的にレンズフレ ム意匠とテンプル意匠にその種類が制約さ 、デザイン的にマッチングするレンズフレ ムとテンプルを準備するには、多くの種類 準備する必要がある。
 また、縁なし眼鏡に適用することができず テンプルを一個構成にしているので、テン ルが複雑な構造となったり、テンプルの厚 に一定以上の厚みを要するなどデザインの 約条件があった。
 さらに、特許文献3では、つる本体がフロン ト部両サイドに設けられ、つる本体を交換す ることができず、押しボタンが外部に位置し ている等デザイン的に制約される。特許文献 4では、テンプル装着具がアイワイヤーの両 側に設けられ、外部から見え特許文献3同様 ザイン的に制約される。
 その他、特許文献5、特許文献6、特許文献7 び特許文献8等は、眼鏡枠本体の外側部に着 脱装置が設けられ、つる側に設けられておら ず、いずれも外側から着脱装置が見えデザイ ン的に制約される。このように、先の特許文 献で示される手段等では、種々の問題があっ た。
 さらにその他、眼鏡のつる着脱を行わず、 飾部材の取替えがテンプルの外観を変更す ことができる眼鏡フレーム用テンプル及び れを備えた眼鏡フレームが特許文献9で提案 されているが、耳に接する部分(モダン)がつ と一体で構成され、これを取替えることが きず、デザイン的に制約される等の問題が った。

実公平2-16329号公報

特表2003-536093号公報

特開2007-24955号公報

実開昭60-28734号公報

特表2006-518047号公報

実登録3016394号公報

特公昭48-11909号公報

実開平6-25826号公報

実用新案登録第3119770号公報

 上述するような従来技術に鑑み、本発明 は、縁なし眼鏡において、構造が簡単で、 ザインを重視するつるを構成することが可 なつる着脱交換可能に取付けるための着脱 置を提供することを課題とする。

 本発明の発明者は、課題を解決すべく鋭意 討を重ねた結果、縁なし眼鏡において、エ ドピースにヒンジを介して係止部を備え、 る側へ別部品で構成される係止部を嵌入装 する着脱装置を設けることで、構造が簡単 デザインを重視するつるを構成することが きることを見出し、本発明を完成するに至 た。
 なお、本発明の技術は縁なし眼鏡に限られ ことなく、通常のレンズ支持枠のついたレ ズ支持付き眼鏡においても同様の着脱機構 設けることができる。

 即ち、本発明は、レンズ部を構成するエン ピースにヒンジを介して折畳み可能に取付 られた凸板状突片の係止部を備え、つる内 に設けられる凸板状突片嵌入装着具とから る眼鏡のつる着脱装置であって、該凸板状 片嵌入装着具は、該凸板状突片を嵌入するC 溝嵌合部を形成し、該C溝一端を開口とし、 端レンズ部側を閉止し、該凸板状突片は該 板状嵌入装着具のC溝嵌合部に嵌入する嵌入 を形成し、抜け止め防止手段を設けたこと 特徴とする眼鏡のつる着脱装置を提供する のである。
 このような構成からなる眼鏡のつる着脱装 は、安価で構造が簡単かつデザインを重視 るつるを構成することができる。

 抜け止め防止手段として、C溝嵌合部と並 列して線ばねを収納し、該線ばねの係止鈎片 を該C溝開口近傍に備えるとともに、線ばね は前記つる内側(顔側)に突出する押しボタン を備え、該係止鈎片に係合する係合鈎部を凸 板状突片に形成した、抜け止め防止手段を設 けたことを特徴とする眼鏡のつる着脱装置を 提供するものである。

 さらに、他の抜け止め防止手段として、 板状嵌入装着具の上下面に凹溝を形成し、 凹溝を嵌合挟持し、かつヒンジへ当接する け止めを設けた、抜け止め防止手段を設け ことを特徴とする眼鏡のつる着脱装置を提 するものである。

 また、本発明の眼鏡のつる着脱装置は、さ に、つるがエンドピースやヒンジを、顔側 配置されて外側から見えない形に形成され いることによって外側からの機械的損傷を けることがない。
 また、このような構成の眼鏡のつる着脱装 では、眼鏡のデザイン性を高めることがで る。

 さらに、エンドピースは、レンズ側面に化 部を形成していることが好ましい。
 このような構成の眼鏡のつる着脱装置では 眼鏡デザインの多様性を高めるとともに、 る形状をさらにシンプルにすることができ ので、つるを安価に製作することができ、 の種類を多く準備でき、顧客の選択肢を増 すことができる。

 さらに、凸板状突片嵌入装着具が、つる 側へ当接する当接面を凸板状突片嵌入装着 の長手方向両端へ形成していることが好ま い。このような構成からなる眼鏡のつる着 装置においては、つる形状に凹凸があって 凸板状突片嵌入装着具のつる内側へ当接す 当接面を最小面積にすることができるので つる内側へ定められた位置に安定的に当接 せることができ、ろう付け等で固着すると 、熱が余分な部位へ逃げにくくなったり、 価なろう使用量を低減したり、ろうを当接 の隙間に流して固着を確実に行え、作業性 向上や寸法安定性の向上、原価低減等を図 ことができる。

 本発明の眼鏡のつる着脱装置は、眼鏡の 匠を高めるつるを提供できるとともにつる 造を単純化することができ、安価に製作で るので多くの種類を準備でき、多様性を求 る使用者を満足させることができる一方、 る着脱装置は、つる形状に関係なく同一部 として準備することができるので、量産効 で製造原価を低減することができる等の優 た効果を奏する。

第1実施形態の要部斜視図。 第1実施形態の図1における矢視Aで示す 部拡大図。 第1実施形態の凸板状突片部品単体外観 斜視図。 第1実施形態の図3を裏側から見た凸板 突片の部品単体外観斜視図。 第1実施形態の図3のBBで示す断面図。 第1実施形態の凸板状突片嵌入装着具の 部品単体外観斜視図。 第1実施形態の図6の裏面視で凸板状突 嵌入装着具の部品単体観斜視図。 第1実施形態の図7のCCで示す断面図。 第1実施形態の図6のDDで示す断面図。 第1実施形態の凸板状突片をC溝嵌合部 嵌入した状態を示す断面図。 第1実施形態の凸板状突片をC溝嵌合部 嵌入する時の説明図。 第2実施形態を示す説明図。 第3実施形態を示す説明図。 第3実施形態の凸板状突片嵌入装着具 部品単体外観斜視図。 第3実施形態の抜け止めを示す概略図 第3実施形態の抜け止めを示す外観斜 図。

符号の説明

100 レンズ部
101 ネジ
102 スペーサー
103 スペーサー
104 ナット
200 つる(テンプル)
300 凸板状突片嵌入装着具
301 長手方向両端
302 長手方向両端
303 空間
304 押しボタン
305 係止鈎片
306 C溝嵌合部
307 溝
308 溝
309 溝
310 線ばね
311 切り欠き
312 溝
313 閉止壁
320 凹溝
400 エンドピース
401 螺着部
402 化粧部
500 凸板状突片
501 ヒンジ機構
502 当り面
503 軸受け穴
504 係合鈎部
505 嵌入部
506 嵌入部
507 当り面
600 ネジ
700 抜け止め
701 リブ
702 テーパー
703 ローレット部
704 両端

 以下、本発明の眼鏡のつる着脱装置の実 形態を図1~16によって説明する。

(第1の実施形態)
 図1は、第1の実施形態を示す要部斜視図で る。同図において、100は左側のレンズを示 、右側のレンズや、眼鏡を支えるための鼻 接するパッド部分等を図示していない。な 、レンズ部100は、レンズ直接であってもよ し、支持枠であってもよい。
 200は、眼鏡のつる(テンプル)を示し、チタ 材等より形成され、つる200背面へ凸板状突 嵌入装着具300を当接する部位は、その肉厚 厚く形成している。
 400は、つるにつながるフロントの両端部分 エンドピースで、レンズ部100を固定する螺 部401とレンズ部100の側面に当接し、がたつ を防止する化粧部402を形成している。500は モネル材等より形成され係止部を備えた凸 状突片で、ヒンジ501を介してエンドピース4 00と係合させ、折畳み機構を備えている。
 つる200先端に設ける耳掛片等は図示せず省 している。600は、エンドピース400と凸板状 片500を廻動支持するネジである。

 図2は、図1における矢視Aで示す要部拡大図 ある。101は、レンズ部100を樹脂材料等より 成されるスペーサー102,103を介しナット104で 固定するネジである。402は、レンズ部100の側 面に当接する化粧部で、エンドピース400に一 体に、外から見てつる200高さ以下に形成され 、ベリ銅キャスト材等より形成されている。 凸板状突片嵌入装着具300のつる200内側に当接 する部位は、長手方向両端301と302で、長手方 向両端301と302の間には、空間303が設けられて いる。
 長手方向両端301と302は、ろう付け等により る200背面に固着されている。つる200は、レ ズ部100側へ延伸し、外側(顔側と反対)から てエンドピース400や凸板状突片嵌入装着具30 0を見えない形に形成し、レンズ部100側面近 まで位置させている。
 凸板状突片500のヒンジ501には、エンドピー 400に当接位置決めする当り面502が形成され ネジ600を支点としてつる200が廻動し所定の 置で廻動停止する。304は、凸板状突片嵌入 着具300に内臓する線ばねにろう付け等で取 付けられた押しボタンである。

 図3は、凸板状突片500の部品単体外観を斜視 図で示している。
 503は、ヒンジ501に設けられたネジ600が貫通 る軸受け穴が形成されている。また、504は 凸板状突片500のヒンジ501他端側に設けられ 線ばね係止鈎片305の係合鈎部である。

 図4は、図3を裏側から見た凸板状突片500の 品単体外観の斜視図である。
 同図において、505と506は凸板状突片500の嵌 部で所定の肉厚を有し、ヒンジ501側、レン 部100側で繋げられて、半円形状のフランジ5 07が形成されている。

 図5は、図4のBBで示す断面図である。
 H1の寸法は、ヒンジ501の肉厚と同じ寸法で 成されている。

 図6は、凸板状突片嵌入装着具300の部品単体 外観を斜視図で示している。306は、凸板状突 片500を嵌入するC溝嵌合部で、凸板状突片500 嵌入部505と506を嵌入する溝307と308が形成さ 、レンズ部100側の位置でR形状に繋がった溝3 09が形成され、凸板状突片500の半円形状のフ ンジ507が嵌入装着される。
 溝307、308の間は、つる200と反対側に開口隙 H2が形成され、凸板状突片500のH1を形成した 凸部508と嵌合する寸法に形成されている。
 310は、C溝嵌合部306下部に設けられた線ばね で、線ばね310にC溝嵌合部306入口近傍におい 押しボタン304がろう付け等で固着されてい 。また、押しボタン304を逃げる切り欠き311 凸板状突片嵌入装着具300に設けられている

 図7は、図6を裏側から見た(つる200へ当接す 面側から見た)凸板状突片嵌入装着具300の部 品単体外観の斜視図である。
 同図において、310は、凸板状突片嵌入装着 300下部に設けた溝312に収納した線ばねで、 タン材等から形成されている。溝312の一端 、C溝嵌合部306入口側で開放して形成され、 他端は、閉止壁313が形成されている。
 閉止壁313に線ばね310の一端が、所定の傾き 設けて、ろう付け等で突き合わせ固着され いる。線ばね310の他端は、L字状に曲げられ 、係止鈎片305が形成され、係止鈎片305は、C 嵌合部306入口側を塞ぐ位置に配置されてい 。

 図8は、図7のCCで示す断面図である。
 同図において、線ばね310の一端は、閉止壁3 13の二点鎖線で示すつる200側に近い位置でろ 付け等で固着され、係止鈎片305の位置は、C 溝嵌合部306入口側を塞ぐ位置に配置されてい るので、線ばね310は、所定の傾きを有する。

 図9は、図6のDDで示す断面図である。
 同図において、線ばね310を収納する溝312は C溝嵌合部306の下部に位置させて形成されて いる。

 図10は、述べた凸板状突片500の嵌入部505,506 C溝嵌合部306に嵌入した状態を示す断面図で ある。
 同図において、一旦凸板状突片500の嵌入部5 05,506が、C溝嵌合部306に嵌入した後は、係止 片305に不要な力が加えられていないことを している。すなわち係合鈎部504と該係止鈎 305の位置関係は、所定の位置を決めれば抜 ようとする力が働かない限り、該係止鈎片30 5に力が加わらない。
 係止鈎片305は、線ばね310を曲げて形成して るので、塑性変形した曲げを元に戻すには 当の力を有し、単純で丈夫な該係止鈎片305 提供することができる。
 係止鈎片305を係合鈎部504から外すのは、押 ボタン304を(1)矢印方向に押し、係止鈎片305 点線で示す位置に押下させ、次に(2)矢印方 に該凸板状突片500を移動すれば良い。この 作の時に線ばね310に力が加わる。

 図11は、述べた凸板状突片500をC溝嵌合部306 嵌入する時の説明図である。
 まず凸板状突片500のレンズ部側半円形状の ランジ507で係止鈎片305矢印(1)側に押しなが 矢印(2)側へ移動し、係合鈎部504が係止鈎片3 05を通過させるまで移動させる。この動作の 、線ばね310に力が加わる。

(第2の実施形態)
 図12は、第2の実施形態を示す図を示してい 。
 同図において、第1の実施形態と異なる点は 、エンドピース400に化粧部402を大きく形成し 、つる200のレンズ部側を小さく形成している 点である。
 凸板状突片500をC溝嵌合部306に嵌入する場合 、ヒンジ501を廻動させ、化粧部402を逃げる形 で図12矢印に示す方向から嵌入装着する構成 することによってデザインの多様性を更に めることができる。

(第3の実施形態)
 図13は、第3の実施形態を示す図を示してい 。
 同図において、第1と第2の実施形態と異な 点は、凸板状突片嵌入装着具300に線ばね310 凸板状突片500に係合鈎部504が備えられてい い点である。凸板状突片嵌入装着具300の上 に設けられた凹溝320へ別ピースの抜け止め70 0が嵌合装着されている。

 図14は、図6で示した線ばね310が無い状態の 板状突片嵌入装着具300の部品単体外観を斜 図で示している。
 同図において、320は凸板状突片嵌入装着具3 00の上下に設けられた凹溝で、所定の幅と深 で長手方向に設けられている。C溝嵌合部306 等は、第1や第2の実施形態と同じ機能を有す 。線ばね310を設けない分、凸板状突片嵌入 着具300をコンパクトに製作することができ 。

 図15と図16は、抜け止め700を示す説明図と斜 視図である。
 同図において、樹脂材料等より形成された け止め700は、凸板状突片嵌入装着具300の上 に設けられた凹溝320に嵌合する凸状のリブ7 01が、コの字状抜け防止700の内側に設けられ いる。
 同図で示す凸状のリブ701は、円弧状で示し いるが矩形でもよく、凸板状突片嵌入装着 300の上下に設けられた凹溝320の長さとほぼ しく形成され、両端は斜め状のテーパー702 形成されている。テーパー702の角度は、図1 5に示す703に設けた滑り止め用のローレット を手で押し、抜け止め700を滑らしたとき容 に外れず、クリック感がある形で形成され 図15の側面図に示す矢印方向へ広げる力との 関係で決められる。
 また、凸状のリブ701と凹溝320の位置は、抜 止め700の両端704のいずれか片方が、図13で すヒンジ501の当り面507で当接する位置に決 られている。

 凸板状突片500をC溝嵌合部306に嵌入する場合 、ヒンジ501を廻動させ、化粧部402を逃げる形 で図13矢印(1)で示す方向から嵌入装着した後 矢印(2)の方向から抜け止め700をスライドさ 押し込み、凸状のリブ701と凹溝320を嵌合さ るだけでよく、操作性が容易である。
 上記実施態様の眼鏡のつる着脱装置は、眼 の意匠を高めるばかりでなく、つる構造を 純化することができ、安価に製作できるの 多くの種類をそろえることができるので、 様性を求める顧客ニーズにマッチングさせ ことができる。また、つる着脱装置の作成 ついては、つる形状に関係なく同一部品と て準備することができるので、量産効果で 造原価を低減することができる等の利点の ることが確認できた。