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Title:
GAME SYSTEM AND BET MANAGEMENT DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2020/175071
Kind Code:
A1
Abstract:
The present invention reduces the possibility of occurrence of errors in management work concerning secret bets. A game system 1 executes a game in which it is possible to select a normal bet, which is a bet placed on the game with the content of the bet made open, or a secret bet, with which the content of the bet is kept unopen until the game result of the game is revealed. The game system 1 includes: a game management device 3 that includes a game management terminal 33 operated from the outside and that executes the game; and one or more bet management devices 2 that each include a bet management terminal 21 operated from the outside and a plurality of game-value reading units 221 capable of reading, in a contactless manner, game-value information of a game medium used for a bet.

Inventors:
KITAGAWA SHIGEHIKO (JP)
Application Number:
PCT/JP2020/004454
Publication Date:
September 03, 2020
Filing Date:
February 06, 2020
Export Citation:
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Assignee:
UNIVERSAL ENTERTAINMENT CORP (JP)
International Classes:
A63F1/06; A63F9/00; A63F13/35; A63F13/792; A63F13/80; G06Q50/34
Foreign References:
US20090280904A12009-11-12
US20070090599A12007-04-26
Attorney, Agent or Firm:
KAJI, SUHARA & ASSOCIATES (JP)
Download PDF:
Claims:
\¥0 2020/175071 20 卩(:17 2020 /004454

請求の範囲

[請求項 1 ] ゲームに対するべッ トがべッ ト内容を公開して行われる通常ベッ ト と、 前記ゲームのゲーム結果が判明するまで前記べッ ト内容が非公開 にされるシークレッ トべッ トとを選択可能なゲームシステムであって 外部から操作されるゲーム管理端末を有し、 前記ゲームを実行する ゲーム管理装置と、

外部から操作されるべッ ト管理端末と、 前記べッ トに使用された遊 技媒体の遊技価値情報を非接触で読み取り可能な複数の遊技価値読取 部と、 を有した 1以上のベッ ト管理装置と、

を有し、

前記べッ ト管理端末は、

外部からの入力を可能にする入力装置と、

前記外部に対して視認可能に表示する表示装置と、 前記通常ベッ トが行われた前記遊技価値読取部で読み取られた前記 遊技媒体の前記遊技価値情報を前記べッ ト内容として前記遊技価値読 取部に対応付けて前記表示装置に表示する処理と、

前記シークレッ トべッ トが行われた前記遊技価値読取部を前記入力 装置により指定可能にする処理と、

前記入力装置で指定された前記遊技価値読取部に対応付けて前記表 示装置にシークレッ トべッ トフラグ情報を表示する処理と、

前記通常べッ ト及び前記シークレッ トべッ トの進埗状況を示すべッ 卜進埗情報を送信する処理と、

前記ゲーム管理端末からのゲーム結果情報に基づいてゲーム終了を 判定する処理と、

を実行するべッ ト端末コントローラとを有しており、 前記ゲーム管理端末は、

前記べッ ト管理端末から送信された前記べッ ト進埗情報に基づいて \¥02020/175071 21 卩(:171?2020/004454

、 前記通常べッ ト及び前記シークレッ トべッ トを含む全てのベッ トが 完了したと判定したときに、 ゲーム開始の準備完了を外部に報知する 処理と、

前記ゲーム開始の準備完了をトリガーとして実行されたゲームの実 行結果を示す前記ゲーム結果情報を送信する処理と、 を実行するゲーム端末コントローラを有していることを特徴とするゲ _ムシステム。

[請求項 2] 前記ベッ ト端末コントローラは、

前記ゲーム終了を判定したときに、 前記シークレッ トべッ トの遊技 価値情報の入力を促すシークレッ トべッ ト注意情報を前記表示装置に 表示させる処理を実行することを特徴とする請求項 1 に記載のゲーム システム。

[請求項 3] 前記ベッ ト端末コントローラは、

前記シークレッ トべッ トの遊技価値情報の入力が、 前記シークレッ 卜べッ トを指定された全ての前記遊技価値読取部に対して行われるま で、 次ゲームのべッ トを禁止する処理を実行することを特徴とする請 求項 2に記載のゲームシステム。

[請求項 4] ゲームに対するべッ トがべッ ト内容を公開して行われる通常ベッ ト と、 前記ゲームのゲーム結果が判明するまで前記べッ ト内容が非公開 にされるシークレッ トべッ トとを選択可能なゲームシステムのベッ ト 管理装置であって、

前記ベッ トに使用された遊技媒体の遊技価値情報を非接触で読み取 り可能な複数の遊技価値読取部を有したべッ トテーブルと、

外部からの入力を可能にする入力装置と、 前記外部に対して視認可 能に表示する表示装置と、 べッ ト端末コントローラとを有したベッ ト 管理端末と、

を有しており、

前記べッ ト端末コントローラは、 \¥02020/175071 22 卩(:171?2020/004454

前記通常ベッ トが行われた前記遊技価値読取部で読み取られた前記 遊技媒体の前記遊技価値情報を前記べッ ト内容として前記遊技価値読 取部に対応付けて前記表示装置に表示する処理と、

前記シークレッ トべッ トが行われた前記遊技価値読取部を前記入力 装置により指定可能にする処理と、

前記入力装置で指定された前記遊技価値読取部に対応付けて前記表 示装置にシークレッ トべッ トフラグ情報を表示する処理と、 実行することを特徴とするべッ ト管理装置。

Description:
\¥0 2020/175071 1 卩(:17 2020 /004454

明 細 書

発明の名称 : ゲームシステム及びべット管理装置

技術分野

[0001 ] 本発明は、 ゲームに対してプレーヤのベッ トを可能にするゲームシステム 及びべッ ト管理装置に関する。

背景技術

[0002] べットから配当の支払いまでを単位ゲームと するバカラゲーム等のゲーム は、 単位ゲームをカウントすることができるため 、 複数のプレーヤ間で単位 ゲームを繰り返したときの手持ち額を比較し 、 プレーヤ間の順位を競う 卜一 ナメントゲームが行われる場合がある (特許文献 1等) 。 この卜ーナメント ゲームにおいて、 他のプレーヤーにベッ ト数が知られると、 その後の順位に 不利に働く場合があるため、 べッ ト数を秘密にするシークレッ トべッ トが採 用されることが多い。 シークレッ トベッ トは、 チップをベッ トテーブルに載 置する代わりに、 ベッ ト数を紙に記載してディーラに手渡し、 他のプレーヤ —に見られないように厳重に保管しておき、 ゲーム結果が出た後に、 ディー ラがべッ ト数を他のプレーヤに開示するというもので ある。

先行技術文献

特許文献

[0003] 特許文献 1 :国際公開第 2 0 1 3 / 0 1 9 7 8 9号

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004] しかしながら、 上記従来の構成では、 通常のベッ トによるディーラの管理 作業とは別に、 シークレッ トベッ トの管理作業として、 例えばゲーム結果の 判明後にシークレッ トべッ トを他のプレーヤに開示する作業が必要であ るた め、 シークレッ トべッ トに関する管理作業をミスする可能性が通常 のベッ ト の管理作業よりも高いものになっている。

[0005] そこで、 本発明は、 上述した課題に鑑みてなされたものであり、 シークレ \¥02020/175071 2 卩(:171?2020/004454

ッ トべッ トに関する管理作業にミスが発生する可能性 を低くすることができ るゲームシステム及びべッ ト管理装置を提供することを目的としている 。 課題を解決するための手段

[0006] 本発明は、 ゲームに対するベッ トがベッ ト内容を公開して行われる通常べ ッ トと、 前記ゲームのゲーム結果が判明するまで前記 べッ ト内容が非公開に されるシークレツ トべツ トとを選択可能なゲームシステムであって、 外部から操作されるゲーム管理端末を有し、 前記ゲームを実行するゲーム 管理装置と、

外部から操作されるべッ ト管理端末と、 前記べッ トに使用された遊技媒体 の遊技価値情報を非接触で読み取り可能な複 数の遊技価値読取部と、 を有し た 1以上のべッ ト管理装置と、

を有し、

前記べッ ト管理端末は、

外部からの入力を可能にする入力装置と、

前記外部に対して視認可能に表示する表示装 置と、

前記通常ベッ トが行われた前記遊技価値読取部で読み取ら れた前記遊技媒 体の前記遊技価値情報を前記べッ ト内容として前記遊技価値読取部に対応付 けて前記表示装置に表示する処理と、

前記シークレッ トべッ トが行われた前記遊技価値読取部を前記入力 装置に より指定可能にする処理と、

前記入力装置で指定された前記遊技価値読取 部に対応付けて前記表示装置 にシークレッ トべッ トフラグ情報を表示する処理と、

前記通常べッ ト及び前記シークレッ トべッ トの進埗状況を示すべッ ト進埗 情報を送信する処理と、

前記ゲーム管理端末からのゲーム結果情報に 基づいてゲーム終了を判定す る処理と、

を実行するべッ ト端末コントローラとを有しており、

前記ゲーム管理端末は、 \¥02020/175071 3 卩(:171?2020/004454

前記べッ ト管理端末から送信された前記べッ ト進埗情報に基づいて、 前記 通常べッ ト及び前記シークレッ トべッ トを含む全てのべッ トが完了したと判 定したときに、 ゲーム開始の準備完了を外部に報知する処理 と、

前記ゲーム開始の準備完了をトリガーとして 実行されたゲームの実行結果 を示す前記ゲーム結果情報を送信する処理と 、

を実行するゲーム端末コントローラを有して いる

[0007] 上記の構成によれば、 シークレッ トベッ トの存在がシークレッ トべッ トフ ラグ情報として表示されることによって、 シークレッ トべッ トのべッ ト内容 の開示等の管理作業にミスが発生する可能性 を低くすることができる。

[0008] 本発明のゲームシステムであって、 前記ベッ ト端末コントローラは、 前記 ゲーム終了を判定したときに、 前記シークレッ トべッ トの遊技価値情報の入 力を促すシークレッ トべッ ト注意情報を前記表示装置に表示させる処理 を実 行する。

[0009] 上記の構成によれば、 シークレッ トベッ ト注意情報が表示され、 シークレ ッ トべッ トの遊技価値情報の入力が促されることによ って、 シークレッ トべ ッ トの遊技価値情報の入力をミスする可能性が 一層低くされる。

[0010] 本発明のゲームシステムであって、 前記ベッ ト端末コントローラは、 前記 シークレッ トべッ トの遊技価値情報の入力が、 前記シークレッ トべッ トを指 定された全ての前記遊技価値読取部に対して 行われるまで、 次ゲームのべッ 卜を禁止する処理を実行する。

[001 1 ] 上記の構成によれば、 シークレッ トべッ トの遊技価値情報の入力漏れを防 止することができる。

[0012] 本発明は、 ゲームに対するベッ トがベッ ト内容を公開して行われる通常べ ッ トと、 前記ゲームのゲーム結果が判明するまで前記 べッ ト内容が非公開に されるシークレッ トべッ トとを選択可能なゲームシステムのべッ ト管理装置 であって、

前記ベッ トに使用された遊技媒体の遊技価値情報を非 接触で読み取り可能 な複数の遊技価値読取部を有したべッ トテーブルと、 \¥02020/175071 4 卩(:171?2020/004454

外部からの入力を可能にする入力装置と、 前記外部に対して視認可能に表 示する表示装置と、 べッ ト端末コントローラとを有したべッ ト管理端末と、 を有しており、

前記べッ ト端末コントローラは、

前記通常ベッ トが行われた前記遊技価値読取部で読み取ら れた前記遊技媒 体の前記遊技価値情報を前記べッ ト内容として前記遊技価値読取部に対応付 けて前記表示装置に表示する処理と、

前記シークレッ トべッ トが行われた前記遊技価値読取部を前記入力 装置に より指定可能にする処理と、

前記入力装置で指定された前記遊技価値読取 部に対応付けて前記表示装置 にシークレッ トべッ トフラグ情報を表示する処理と、 実行する。

[0013] 上記の構成によれば、 シークレッ トベッ トの存在がシークレッ トべッ トフ ラグ情報として表示されることによって、 シークレッ トべッ トのべッ ト内容 の開示等の管理作業にミスが発生する可能性 が低下しているため、 ベッ ト管 理装置を容易に増設することができる。

発明の効果

[0014] 本発明によれば、 シークレッ トベッ トに関する管理作業にミスが発生する 可能性を低くすることができる。

図面の簡単な説明

[0015] [図 1]ゲームシステムのブロック図である。

[図 2]ゲームシステムの全体構成を示す説明図 ある。

[図 3]べッ ト管理装置の斜視図である。

[図 4]べッ ト管理装置のブロック図である。

[図 5]べッ ト管理装置にべッ トした状態を示す説明図である。

[図 6]遊技価値読取部のブロック図である。

[図 7]ゲーム管理装置の斜視図である。

[図 8]ゲーム管理装置のブロック図である。

[図 9]ゲームシステムの処理動作を示すフロー ヤートである。 \¥02020/175071 5 卩(:171?2020/004454

[図 10]シークレッ トべッ ト処理のフローチヤートである。

[図 1 1]べッ ト確認画面の説明図である。

[図 12]べッ ト確認画面の説明図である。

[図 13]ゲーム管理画面の説明図である。

発明を実施するための形態

[0016] (ゲームシステムの概要)

図 1 に示すように、 本実施形態のゲームシステム 1は、 ゲームに対するべ ッ トがべッ ト内容を公開して行われる通常べッ トと、 ゲームのゲーム結果が 判明するまでべッ ト内容が非公開にされるシークレッ トべッ トとを選択可能 なシステムである。

[0017] 上記の 『ゲーム』 は、 べッ トからゲームの実行結果に基づく配当の支払 い までを単位ゲームとすることが可能な全ての 種類のゲームを含む。 従って、 『ゲーム』 は、 スポーツゲームやビデオゲーム、 カジノゲーム、 ボードゲー ムの何れでもであってもよく、 バカラやポーカー、 麻雀、 チェス、 バックギ ヤモンが例示される。 また、 『ゲーム』 は、 乱数に基づくゲーム、 技能に基 づくゲーム、 単 _ プレーヤによるゲーム、 マルチプレーヤによるゲームの何 れであってもよい。 これにより、 ゲームシステム 1は、 単位ゲームを繰り返 すことにより増減する総遊技価値量をプレー ヤ間で競わせる卜ーナメントゲ —ムを行うことが可能にされている。

[0018] ゲームシステム 1は、 プレーヤのべッ トが行われる 1以上のべッ ト管理装 置 2と、 ゲームを実行するゲーム管理装置 3とを有している。 ベッ ト管理装 置 2は、 外部から操作されるべッ ト管理端末 2 1 と、 べッ トに使用された遊 技媒体の遊技価値情報を非接触で読み取り可 能な複数の遊技価値読取部 2 2 1 とを有している。 べッ ト管理端末 2 1は、 外部からの入力を可能にする入 力装置 2 1 1 と、 外部に対して視認可能に表示する表示装置 2 1 2と、 べッ 卜端末コントローラ 2 1 3とを有している。 また、 ゲーム管理装置 3は、 外 部から操作されるゲーム管理端末 3 3を有している。 ゲーム管理端末 3 3は 、 ゲーム端末コントローラ 3 4を有している。 [0019] 上記の 『遊技価値情報』 は、 コインや紙幣、 これらに相当する電子的な有 価情報であってもよいし、 有価情報を含まないゲームポイント等の非有 価情 報であってもよい。 『遊技媒体』 は、 遊技価値情報を有する有体物であり、 チップやメダル、 卜ークン、 電子マネーカード、 プラーク、 チケッ トが例示 される。 尚、 チケッ トは、 例えばバーコード付きチケッ トである。 遊技媒体 は、 通貨に交換可能な兌換遊技媒体や通貨に交換 不能な不換遊技媒体を含む 。 また、 遊技媒体は、 遊技価値情報を電子データや外面形態で有し 、 この遊 技価値情報を外部から無線通信や画像認識等 により読み取り可能にされた構 成が該当する。 尚、 外面形態とは、 色や模様、 文字、 画像、 形状等の外部か ら識別可能な形態である。 また、 『交換』 は、 等価交換及び不等価交換の何 れも含む。

[0020] 『遊技価値情報を非接触で読み取り可能』 は、 遊技価値情報を外部から無 線通信や画像認識等により読み取り可能であ ることを意味する。 無線通信と しては、 電磁界や電波等を用いた近距離の無線より情 報を送受信する R F I D ( r a d i o f r e q u e n c y i d e n t i f i e r) が例示され る。

[0021] べッ ト端末コントローラ 2 1 3は、 通常べッ トが行われた遊技価値読取部

22 1で読み取られた遊技媒体の遊技価値情報を ッ ト内容として遊技価値 読取部 22 1 に対応付けて表示装置 2 1 2に表示する処理と、 シークレッ ト べッ トが行われた遊技価値読取部 22 1 1 を入力装置 2 1 1 により指定可能 にする処理と、 入力装置 2 1 1で指定された遊技価値読取部 22 1 に対応付 けて表示装置 2 1 2にシークレッ トべッ トフラグ情報を表示する処理と、 通 常べッ ト及びシークレッ トべッ トの進埗状況を示すべッ ト進埗情報を送信す る処理と、 ゲーム管理端末 33からのゲーム結果情報に基づいてゲーム終 を判定する処理とを実行する。

[0022] また、 ゲーム端末コントローラ 34は、 ベッ ト管理端末 2 1から送信され たべッ ト進埗情報に基づいて、 通常べッ ト及びシークレッ トべッ トを含む全 てのべッ トが完了したと判定したときに、 ゲーム開始の準備完了を外部に報 \¥02020/175071 7 卩(:171?2020/004454

知する処理と、 ゲーム開始の準備完了をトリガーとして実行 されたゲームの 実行結果を示すゲーム結果情報を送信する処 理とを実行する。

[0023] 上記の構成を有したゲームシステム 1は、 シークレッ トベッ トの存在がシ —クレッ トべッ トフラグ情報として表示されることによって 、 シークレッ ト べッ トのべッ ト内容の開示等の管理作業にミスが発生する 可能性を低くする ことができる。

[0024] また、 べッ ト端末コントローラ 2 1 3は、 ゲーム終了を判定したときに、 シークレッ トべッ トの遊技価値情報の入力を促すシークレッ トべッ ト注意情 報を表示装置 2 1 2に表示させる処理を実行することが好まし 。 この場合 は、 シークレッ トベッ ト注意情報が表示され、 シークレッ トベッ トの遊技価 値情報の入力が促されることによって、 シークレッ トべッ トの遊技価値情報 の入力をミスする可能性を一層低くすること ができる。

[0025] また、 ゲームシステム 1は、 ベッ ト管理装置 2及びゲーム管理装置 3間に おけるデータ及び情報の送受信が管理サーバ 4を介して行われることが好ま しい。 この場合は、 ベッ ト管理装置 2の増設を容易に行うことができる。

[0026] また、 べッ ト端末コントローラ 2 1 3は、 シークレッ トべッ トの遊技価値 情報の入力が、 シークレッ トべッ トを指定された全ての遊技価値読取部 2 2 1 に対して行われるまで、 次ゲームのべッ トを禁止する処理を実行すること が好ましい。 この場合は、 シークレッ トベッ トの遊技価値情報の入力漏れを 防止することができる。

[0027] また、 ゲームシステム 1は、 下記構成のベッ ト管理装置 2を備えていても よい。 具体的には、 べッ ト管理装置 2は、 べッ トに使用された遊技媒体の遊 技価値情報を非接触で読み取り可能な複数の 遊技価値読取部 2 2 1 を有した べッ トテーブル 2 2と、 外部からの入力を可能にする入力装置 2 1 1 と、 外 部に対して視認可能に表示する表示装置 2 1 2と、 べッ ト端末コントローラ 2 1 3とを有したべッ ト管理端末 2 1 とを有しており、 べッ ト端末コントロ —ラ 2 1 3は、 通常べッ トが行われた遊技価値読取部 2 2 1で読み取られた 遊技媒体の遊技価値情報をべッ ト内容として遊技価値読取部 2 2 1 に対応付 \¥02020/175071 8 卩(:171?2020/004454

けて表示装置 2 1 2に表示する処理と、 シークレッ トべッ トが行われた遊技 価値読取部 2 2 1 を入力装置 2 1 1 により指定可能にする処理と、 入力装置 2 1 1で指定された遊技価値読取部 2 2 1 に対応付けて表示装置 2 1 2にシ —クレッ トべッ トフラグ情報を表示する処理と実行する。

[0028] 上記のように構成されたベッ ト管理装置 2によれば、 シークレッ トベッ ト の存在がシークレッ トべッ トフラグ情報として表示されることによって 、 シ —クレッ トべッ トのべッ ト内容の開示等の管理作業にミスが発生する 可能性 が低下しているため、 べッ ト管理装置 2を容易に増設することができる。

[0029] (ゲームシステムの具体例)

ゲームシステム 1が卜ーナメント形式のバカラゲームを実行 る場合につ いて具体的に説明する。

[0030] 卜ーナメント形式のバカラゲームは、 4 8名のプレーヤが参加し、 予選、 準々決勝、 準決勝および決勝の順に卜ーナメント形式で バカラゲームを行う ものである。 具体的には、 予選に参加した 4 8名のプレーヤのうち、 成績上 位の 3 6名のプレーヤが準々決勝に進み、 このうち 1 8名のプレーヤが準決 勝に進んで、 最終的に 6名のプレーヤが決勝に進出する。 この決勝に進出し たプレーヤの中から、 成績順に優勝者、 準優勝者、 および 3位入賞者が決定 される。

[0031 ] また、 予選では 5ラウンドのバカラゲームを行い、 準々決勝では 2ラウン ド、 準決勝と決勝ではそれぞれ 1 ラウンドのバカラゲームを行う。 1 ラウン ドにつき、 1 5回のバカラゲームが行われる。 各ラウンドの最終回に通常べ ッ トとシークレッ トベッ トとが選択可能にされている。 また、 決勝ラウンド においては、 最終回と任意の回とに通常べッ トとシークレッ トべッ トとが選 択可能にされている。 尚、 予選から決勝までの各回戦に参加するプレー ヤの 数やシークレッ トべッ トの選択数、 シークレッ トべッ トの選択回は特に限定 されず、 1 ラウンド当たりに行われるバカラゲームの数 も限定されないのは 勿論である。

[0032] 図 2に示すように、 ゲームシステム 1は、 プレーヤのベッ トが行われる複 \¥02020/175071 9 卩(:171?2020/004454

数のベッ ト管理装置 2と、 バカラゲームを実行するゲーム管理装置 3と、 ベ ッ ト管理装置 2及びゲーム管理装置 3に対してデータ通信可能に接続された 管理サーバ 4とを有している。

[0033] ベッ ト管理装置 2は、 メインディーラ 5 3とプレーヤ担当者 5匕とを配置 可能にしている。 メインディーラ 5 3は、 全てのベッ ト管理装置 2における プレーヤの参加状況やべッ ト状況等を管理すると共に、 力ードを配布する。 プレーヤ担当者 5匕は、 バカラゲームにおけるプレーヤの代表者に相 当する 者であり、 ゲームシステム 1の従業者が担当している。 尚、 決勝ラウンドに おいては、 決勝に進んだ 6人のプレーヤ 6匕がプレーヤ担当者 5匕に代えて 配置され、 ゲーム管理装置 3におけるメインディーラ 5 3とプレーヤ 6匕と で通常のバカラゲームを行うことが可能にな っている。

[0034] ベッ ト管理装置 2は、 サブディーラ 6 3と 6人のプレーヤ 6匕とを配置可 能にされている。 サブディーラ 6 3は、 ベッ ト管理装置 2内のプレーヤ 6匕 の参加状況及びベッ ト状況を管理する。 また、 サブディーラ 6 3は、 プレー ヤ 6匕がシークレッ トベッ トを選択した場合、 シークレッ トベッ トのベッ ト 内容を秘密にし、 ゲーム結果の判明後に、 シークレッ トベッ トのベッ ト内容 を公開し、 チップの回収及び配当の付与を行う。

[0035] (ゲームシステムの具体例:べッ ト管理装置 2)

図 3に示すように、 ベッ ト管理装置 2は、 プレーヤ 6匕によるベッ トが行 われるベッ トテーブル 2 2を有している。 ベッ トテーブル 2 2は、 床面に設 置されたテーブル台 2 2 3と、 テーブル台 2 2 3の上面に設けられた天板 2 2 2とを有している。 天板 2 2 2は、 略半楕円形状に形成されている。 天板 2 2 2の円弧側において、 6人のプレーヤ 6匕が配置され、 天板 2 2 2の直 線縁側において、 サブディーラ 6 3が配置されるようになっている。

[0036] ベッ ト管理装置 2は、 さらに、 共通ディスプレイ 2 3とベッ ト管理端末 2

1 とを有している。 共通ディスプレイ 2 3は、 天板 2 2 2上の直線縁側の一 方部に配置されており、 画面が全てのプレーヤ 6匕から目視可能にされてい る。 また、 べッ ト管理端末 2 1は、 天板 2 2 2上の直線縁側の他方部に配置 \¥0 2020/175071 10 卩(:171? 2020 /004454

されており、 画面がサブディーラ 6 3により目視可能及びタッチ可能にされ ている。 尚、 べッ ト管理端末 2 1は、 サブディーラ 6 3が携帯しながら操作 可能なように、 べッ トテーブル 2 2に対して着脱可能にされていてもよい。 べッ ト管理端末 2 1は、 液晶ディスプレイ等で形成されたべッ ト管理ディス プレイ 2 1 2 1 (図 1の表示装置 2 1 2) と、 べッ ト管理ディスプレイ 2 1 2 1の全面に設けられたタッチパネル 2 1 1 1 (図 1の入力装置 2 1 1) と を有している。

[0037] 図 4に示すように、 べッ ト管理ディスプレイ 2 1 2 1及びタッチパネル 2

1 1 1は、 べッ ト端末コントローラ 2 1 3により動作が制御されている。 ベ ッ ト端末コントローラ 2 1 3は、 べッ ト管理端末 2 1の筐体内に設けられて いる。 ベッ ト端末コントローラ 2 1 3は、 信号バス 2 4を介して共通ディス プレイ 2 3と遊技価値読取部 2 2 1 とべッ ト管理コントローラ 2 5とにデー 夕通信可能に接続されている。 遊技価値読取部 2 2 1の詳細は後述する。

[0038] ベッ ト管理コントローラ 2 5は、 図 3のベッ トテーブル 2 2内に設けられ ている。 ベッ ト管理コントローラ 2 5は、 ベッ ト管理装置 2全体の各種の動 作を制御していると共に、 管理サーバ 4を介してゲーム管理装置 3に対して データ通信可能にされている。 尚、 本実施形態においては、 べッ ト管理端末 2 1用のべッ ト端末コントローラ 2 1 3と、 べッ ト管理装置 2用のベッ ト管 理コントローラ 2 5とを分離した構成にしているが、 これに限定されるもの ではなく、 べッ ト管理端末 2 1 とべッ ト管理コントローラ 2 5とを一つに統 合したコントローラがべッ ト管理端末 2 1やべッ トテーブル 2 2に設けられ ていてもよい。

[0039] 図 5に示すように、 ベッ トテーブル 2 2における天板 2 2 2には、 ベッ ト によりチップ 1 0 0が配置される複数のベッ ト領域 2 2 4が形成されている 。 ベッ ト領域 2 2 4の数は、 ベッ トテーブル 2 2に着席可能なプレーヤ 6匕 の参加数に一致されている。 即ち、 プレーヤ 6 13毎に、 1つのベッ ト領域 2 2 4が用いられる。 本実施形態では、 ベッ ト領域 2 2 3の数は 6つであるが これに限定されない。 \¥02020/175071 11 卩(:171?2020/004454

[0040] 各べッ ト領域 2 2 4は、 それぞれ、 バンカー領域 2 2 4 3とプレーヤ領域

2 2 4匕とを有している。 プレーヤ 6匕は、 バンカー側の勝利にベッ トする 場合は所望のべッ ト額に対応するチップ 1 0 0をバンカー領域 2 2 4 3に配 置する。 また、 プレーヤ 6匕は、 プレーヤ側の勝利にベッ トする場合は所望 のべッ ト額に対応するチップ 1 0 0をプレーヤ領域 2 2 4匕に配置する。

[0041 ] また、 各べッ ト領域 2 2 4は、 サイ ドべッ トに用いるプレーヤペア領域 2

2 4。と、 タイ領域 2 2 4 と、 スーパ 6領域 2 2 4 6と、 バンカーペア領 域 2 2 4干とを有している。 プレーヤ 6匕は、 プレーヤ側が勝利し、 かつ手 札がペアであることにべッ トする場合は所望のべッ ト額に対応するチップ 1 0 0をプレーヤペア領域 2 2 4〇に配置する。 プレーヤ 6匕は、 引き分けに べッ トする場合は所望のべッ ト額に対応するチップ 1 0 0をタイ領域 2 2 4 に配置する。 また、 プレーヤ 6匕は、 バンカー側が勝利し、 かつ手札の合 計の下一桁が 6であることにべッ トする場合は所望のべッ ト額に対応するチ ップ 1 0 0をスーパ 6領域 2 2 4 6に配置する。 プレーヤ 6匕は、 バンカー 側が勝利し、 かつ手札がペアであることにべッ トする場合は所望のベッ ト額 に対応するチップ 1 0 0をバンカーペア領域 2 2 4干に配置する。

[0042] (ゲームシステムの具体例:べッ ト管理装置 2 :遊技価値読取部 2 2 1) 図 6に示すように、 各ベッ ト領域 2 2 4の下方には、 遊技価値読取部 2 2 1が配置されている。 遊技価値読取部 2 2 1は、 チップ 1 0 0の遊技価値情 報等を無線通信により読み取り可能にされて いる。 尚、 チップ 1 〇〇は、 樹 脂等により形成され、 丨 0用の丨 〇チップである 丨 ロタグを内蔵し ている。 具体的には、 | (3チップ 3 0 1は、 固有の識別情報及び遊技価値情 報を記憶するメモリ 3 0 7と、 受信信号の解析や情報の送信等の制御動作を 実行する〇 11 3 0 6と、 送信データを変調すると共に、 受信データを復調 する変復調回路 3 0 5と、 送信データの発信や受信データの受信を行う アン テナ 3 0 3と、 駆動電源を供給する電源制御回路 3 0 4とを備えている。

[0043] 遊技価値読取部 2 2 1は、 マイクロコンピュータ等で構成された読取制 御 部 2 2 1 1 と、 アンテナ 2 2 1 2とを有している。 読取制御部 2 2 1 1は、 \¥0 2020/175071 12 卩(:171? 2020 /004454

変復調部 2 2 1 1 3と通信部 2 2 1 1 6と演算部 2 2 1 1 〇と記憶部 2 2 1 1 ¢1とを有している。 変復調部 2 2 1 1 3は、 アンテナ 2 2 1 2に接続され ている。 変復調部 2 2 1 1 3 は、 データを情報処理に適した信号形態から、 アンテナ 2 2 1 2を介したデータ通信に適した信号形態に変 する変調機能 と、 データ通信の信号形態から情報処理の信号形 態に変換する復調機能とを 有している。

[0044] 通信部 2 2 1 1 匕は、 べッ ト端末コントローラ 2 1 3及びべッ ト管理コン トローラ 2 5に接続されており、 各コントローラ 2 1 3 . 2 5にチップ 1 0 〇の遊技価値情報を送信可能にしている。 また、 記憶部 2 2 1 1 は、 チッ プ 1 0 0の遊技価値情報を読み取る処理や送信する 理、 識別情報に基づい て正規品か不正品かを判別する処理、 判別結果を送信する処理等を演算部 2 2 1 1 〇に実行させるプログラムを記憶している。

[0045] (ゲームシステムの具体例:ゲーム管理装置 3)

図 7に示すように、 ゲーム管理装置 3は、 バカラゲームが行われるゲーム テーブル 3 1 を有している。 ゲームテーブル 3 1は、 床面に設置されたテー ブル台 3 1 1 と、 ゲームテーブル 3 1 1の上面に設けられた天板 3 1 2とを 有している。 天板 3 1 2は、 略半円形状に形成されており、 力ード配置領域 3 1 2 3 が中央部上面に形成されていると共に、 円弧側上面の 6箇所にべッ 卜領域が形成されている。 ベッ ト領域は、 図 5のベッ ト領域 2 2 4と同一で ある。

[0046] 天板 3 1 2の円弧側において、 プレーヤ担当者 5匕が配置され、 天板 3 1

2の直線縁側において、 メインディーラ 5 3が配置されるようになっている 。 尚、 決勝ラウンドにおいては、 決勝に進んだ 6人のプレーヤがプレーヤ担 当者 5匕に代えて配置され、 プレーヤによる実際のバカラゲームを行うこ と が可能になっている。

[0047] ゲーム管理装置 3は、 さらに、 力ードシユー3 2と第 1カメラ装置 3 4と 第 2カメラ装置 3 5とを有している。 力ードシユー3 2は、 力ードを順次取 り出し可能に構成されており、 メインディーラ 5 3は、 力ードシユー3 2か \¥0 2020/175071 13 卩(:171? 2020 /004454

ら力ードを取り出すことによりゲームを進 行させる。 力ードシュー3 2から 取り出された力ードは、 力ード配置領域 3 1 2 3に配置される。

[0048] 力ードシュー3 2は、 スキヤナを有しており、 メインディーラ 5 3が力一 ドシュー3 2から力ードを取り出すときに、 スキヤナによって力ードの画像 を読み取る。 力ードシュー 3 2は、 スキヤナにより読み取った力ードの画像 情報について、 画像認識処理などの処理を実行することによ り、 力ードの数 値や力ードの種類を示すマークや絵柄などの 力ードの内容を特定する。

[0049] 第 1カメラ装置 3 4は、 プレーヤ担当者 5匕を含めたゲームテーブル 3 1 の全体を撮影可能な位置に設けられている。 一方、 第 2カメラ装置 3 5は、 力ード配置領域 3 1 2 3 を撮影し、 メインディーラ 5 3により配置された力 -ドを撮影可能な位置に設けられている。

[0050] ゲーム管理装置 3は、 さらに、 ゲーム管理端末 3 3を有している。 ゲーム 管理端末 3 3は、 天板 3 1 2上の直線縁側に配置されており、 画面がメイン ディーラ 5 3により目視可能及びタッチ可能にされてい 。 尚、 ゲーム管理 端末 3 3は、 メインディーラ 5 3 が携帯しながら操作可能なように、 ゲーム テーブル 3 1 に対して着脱可能にされていてもよい。 ゲーム管理端末 3 3は 、 液晶ディスプレイ等で形成されたゲーム管理 ディスプレイ 3 3 2と、 ゲー ム管理ディスプレイ 3 3 2の全面に設けられたタッチパネル 3 3 3とを有し ている。

[0051 ] 図 8に示すように、 ゲーム管理ディスプレイ 3 3 2及びタッチパネル 3 3

3は、 ゲーム端末コントローラ 3 3 1 により動作が制御されている。 ゲーム 端末コントローラ 3 3 1は、 ゲーム管理端末 3 3の筐体内に設けられている 。 ゲーム端末コントローラ 3 3 1は、 信号バス 3 6を介して力ードシュー 3 2と第 1カメラ装置 3 4と第 2カメラ装置 3 5とにデータ通信可能に接続さ れており、 これら装置 3 2 3 4 3 5において得られた画像情報や動画情 報を含む各種の情報をゲーム管理ディスプレ イ 3 3 2において表示可能にし ている。 また、 ゲーム端末コントローラ 3 3 1は、 ゲーム管理コントローラ 3 7にデータ通信可能に接続されている。 さらに、 ゲーム管理装置 3は、 ベ \¥02020/175071 14 卩(:171?2020/004454

ッ ト領域 2 2 4に対応して配置された 6台の遊技価値読取部 3 8を有してい る。 遊技価値読取部 3 8は、 図 6の遊技価値読取部 2 2 1 と同一である。

[0052] ゲーム管理装置 3 7は、 図 7のゲームテーブル 3 1内に設けられている。

ゲーム管理装置 3 7は、 ゲーム管理装置 3全体の各種の動作を制御している と共に、 管理サーバ 4を介して全てのべッ ト管理装置 2に対してデータ通信 可能にされている。 尚、 本実施形態においては、 ゲーム管理端末 3 3用のゲ —ム端末コントローラ 3 3 1 と、 ゲーム管理装置 3用のゲーム管理コントロ —ラ 3 7とを分離した構成にしているが、 これに限定されるものではなく、 ゲーム端末コントローラ 3 3 1 とゲーム管理コントローラ 3 7とを一つに統 合したコントローラがゲーム管理端末 3 3やゲームテーブル 3 1 に設けられ ていてもよい。

[0053] (ゲームシステムの具体例:動作)

上記のように構成されたゲームシステム 1 において、 予選ラウンドのバカ ラゲームが行われる場合におけるべッ ト管理装置 2とゲーム管理装置 3との 動作について説明する。 尚、 以降の説明においては、 べッ ト管理装置 2及び ゲーム管理装置 3間における全てのデータ通信が管理サーバ 4を介して行わ れる場合について説明するが、 一部又は全部のデータ通信が管理サーバ 4を 介することなく直接に行われてもよい。

[0054] 図 9に示すように、 卜ーナメントの開始前に、 ベッ ト管理装置 2及びゲー ム管理装置 3においてゲーム初期設定処理が実行される (3 1 0 0、 3 2 0 〇) 。 具体的には、 ゲ—ムテ—ブル 3 1 にメインディーラ 5 3が配置され、 各べッ トテーブル 2 2にサブディーラ 6 3が配置される。 メインディーラ 5 3は、 ゲーム管理端末 3 3のタッチパネル 3 3 3に自己の丨 口およびパスワ —ドを入力し、 管理サーバ 4にログインする。 サブディーラ 6 3は、 ベッ ト 管理端末 2 1のタッチパネル 2 1 1 1 に自己の丨 口およびパスワードを入力 し、 管理サーバ 4にログインする。

[0055] 次に、 べッ ト管理端末 2 1 において、 各プレーヤ 6匕の個別チェックイン 処理が行われる (3 1 0 1) 。 具体的には、 プレーヤ 6匕の参加者丨 0等に \¥02020/175071 15 卩(:171?2020/004454

基づいてエントリの受付を開始し、 べッ トテーブル 2 2の座席番号に着席し たプレーヤ 6 13が正規の参加者であると判定する作業をサ ディーラ 6 3の 操作により行わせる。 そして、 この判定作業が各プレーヤ 6匕に対して行わ れる。 尚、 個別チェックインの処理状況は、 ゲーム管理端末 3 3に表示され ることによって、 メインディーラ 5 3により確認可能にされている (3 2 0 1) 〇

[0056] べッ ト管理端末 2 1 において、 全てのプレーヤ 6匕に対する個別チェック イン処理が完了すると、 ゲーム開始準備完了ボタンの操作が許可され る (3 1 0 2) 。 サブディーラ 6 3 によりゲーム開始準備完了ボタンが操作 される と、 ベッ ト準備完了信号がゲーム管理端末 3 3に送信される。 この後、 ゲー ム管理端末 3 3からのゲーム準備完了信号を受信するまで 機状態とされる (3 1 0 3) 0

[0057] ゲーム管理端末 3 3において、 ベッ ト準備完了信号を受信すると、 送信元 のべッ ト管理端末 2 1 におけるチェックインの完了状態が表示され る。 そし て、 全てのべッ ト管理端末 2 1からのべッ ト準備完了信号を受信し、 全ての べッ ト管理端末 2 1 におけるチェックインの完了状態が表示され ると (3 2 0 2 : 丫巳3) 、 ゲーム準備完了ボタンの操作が許可される (3 2 0 3) 。 メインディーラ 5 3 によりゲーム開始準備完了ボタンが操作 されると、 ゲー ム準備完了信号がベッ ト管理端末 2 1 に送信される。 この後、 ゲームボタン 又は次ゲームボタンの操作が許可され (3 2 0 4) 、 メインディーラ 5 3に よりボタンが操作されると、 ゲーム開始信号がべッ ト管理端末 2 1 に送信さ れる。

[0058] べッ ト管理端末 2 1 において、 ゲーム準備完了信号を受信すると、 今回の ラウンドに参加する全てのプレーヤ 6 13のチェックインが完了したと判定し (3 1 0 3 : 丫巳3) 、 ゲーム開始の待機状態となる。 そして、 ゲーム管理 端末 3 3からのゲーム開始信号を受信したときに、 ベッ ト処理に移行する ( 3 1 0 5) 。 この際、 ゲームが可能になった旨がサブディーラ 6 3に報知さ れることによって、 サブディーラ 6 3がプレーヤ 6 に対してべッ トを許可 \¥0 2020/175071 16 卩(:171? 2020 /004454

し、 プレーヤ 6匕によるべッ トが開始される。 べッ ト処理においては、 各プ レーヤ 6匕による通常べッ トのべッ ト内容を示すプレーヤべッ ト情報がゲー ム管理端末 3 3に送信されると共に、 全プレーヤ 6匕がべッ トを完了したこ とを示す全プレーヤべッ ト完了信号がゲーム管理端末 3 3に送信される。

[0059] 具体的には、 ベッ ト処理が開始されると、 例えば図 1 1 に示すように、 座 席番号 ( 1 _ 1〜 1 _ 6) と、 各座席番号に対応付けたべッ ト種類 ( 「 プレイヤ」 、 「バンカ」 、 「プレイヤペア」 、 「タイ」 、 「スーパ 6」 、 「 バンカペア」 ) とべッ ト額とを確認可能なべッ ト確認画面 2 1 4が表示され る。 この後、 ベッ ト情報の入力が受け付けられる。 これにより、 例えば座席 番号 (八 1 - 1) に着席したプレーヤ 6匕が 「プレイヤ」 に対して 1 0 0 0 〇べッ ト額分のチップ 1 〇〇を用いて通常べッ トを行い、 且つ、 「プレイヤ ペア」 に対して 5 0 0〇べッ ト額分のチップ 1 0 0を用いて通常べッ トを行 った場合は、 各チップ 1 〇〇の遊技価値情報が遊技価値読取部 2 2 1 により 読み取られることによって、 べッ ト確認画面 2 1 4の座席番号 ( 1 — 1) に対応したべッ ト種類 ( 「プレイヤ」 、 「プレイヤペア」 ) の領域に、 1 0 0 0 0と 5 0 0 0とが表示される。 この結果、 サブディーラ 6 3は、 プレー ヤ 6匕が通常べッ トに用いたチップ 1 0 0と、 べッ ト確認画面 2 1 4の表示 内容とを照らし合わせることによって、 べッ ト状況を容易に確認することが 可能になっている。

[0060] また、 例えば、 座席番号 (八 1 - 2) に着席したプレーヤ 6匕が紙にべッ 卜額を記入してサブディーラ 6 8に手渡した場合は、 シークレッ トベッ トと なる。 この場合、 サブディーラ 6 3は、 べッ ト確認画面 2 1 4におけるプレ —ヤ 6 13の座席番号 ( 1 _ 2) をタッチし、 座席番号 ( 1 _ 1) のプレ —ヤ 6 1〇がシークレッ トべッ トを行ったことをべッ ト管理端末 2 1 に登録す る。 そして、 べッ ト管理端末 2 1は、 べッ ト確認画面 2 1 4におけるプレー ヤ 6 13の座席番号 ( 1 - 2) に対応したべッ ト額の表示領域をグレー色等 に着色させることによって、 サブディーラ 6 3に対してシークレッ トべッ ト の存在をゲーム結果が判明するまで報知する 。 \¥02020/175071 17 卩(:171?2020/004454

[0061 ] ゲーム管理端末 3 3において、 プレーヤベッ ト情報に基づいてプレーヤ 6 匕単位でのべッ ト状況が確認可能にされていると共に、 全プレーヤべッ ト完 了信号に基づいてべッ ト管理装置 2単位でのべッ ト状況が確認可能にされて いる (3 2 0 5) 。 例えば、 図 1 2に示すように、 ゲーム管理端末 3 3は、 べッ ト管理装置 2を示すテーブルの識別番号 ( 1〜 8) と、 各ベッ ト管 理装置 2におけるプレーヤ 6 13の参加者数と、 各べッ ト管理装置 2における べッ ト状況とを確認可能なゲーム管理画面 3 3 4を表示する。 これにより、 メインディーラ 5 3は、 八 1 八 2 八 7のベッ ト管理装置 2においては全 プレーヤのべッ トが完了し、 八3 8のべッ ト管理装置 2においてはベッ ト 途中であることを確認することが可能になっ ている。

[0062] 全てのベッ ト管理装置 2におけるベッ トが完了すると、 力ードを配布して バカラゲームが実行される。 このゲームの実行状況は、 第 1カメラ装置 3 4 及び第 2カメラ装置 3 5において撮影されており、 映像情報がべッ ト管理装 置 2に送信されることによって、 共通ディスプレイ 2 3に表示される。 これ により、 プレーヤ 6匕は、 バカラゲームの様子を視認することが可能に なっ ている。

[0063] バカラゲームが終了すると、 力ードを読み取った力ードシュー3 2からの 情報に基づいて、 ゲーム結果情報のゲーム管理画面がゲーム管 理端末 3 3に 表示される。 例えば、 図 1 3に示すゲーム管理画面は、 実線の外枠内を色塗 りした 「プレイヤ」 の表示領域が勝ち手であることを表示してい る。 メイン ディーラ 5 3は、 表示されたゲーム結果に間違いが無ければ〇 <ボタンを夕 ッチし、 バカラゲームの結果を確定させる (3 2 0 6) 。 これにより、 ゲー ム結果情報がべッ ト管理端末 2 1 に送信される。

[0064] べッ ト管理端末 2 1 において、 ゲーム結果情報がべッ ト管理端末 2 1及び 共通ディスプレイ 2 3に表示される (3 1 0 6) 。 そして、 シークレッ トべ ッ ト入力処理 (3 1 0 7) が実行される。 具体的には、 図 1 0に示すように 、 シークレッ トべッ トが行われたか否かが判定される (3 1 0 7 1) 。 シー クレッ トべッ トが行われていなければ (3 1 0 7 1 : N 0) 、 本処理は終了 \¥0 2020/175071 18 卩(:171? 2020 /004454

する。 一方、 シークレッ トべッ トが行われていれば (3 1 0 7 1 : 丫巳3)

、 シークレッ トべッ ト注意情報がべッ ト確認画面 2 1 4に表示される (3 1 0 7 2) 。 具体的には、 図 1 1のべッ ト確認画面に注意表示領域 2 1 4 1が 出現し、 シークレッ トベッ ト注意情報が表示されることによって、 サブディ —ラ 6 3に対してシークレッ トべッ トが行われたことを気付かせることがで きる。

[0065] この後、 サブディーラ 6 3によるシークレッ トべッ トのべッ ト内容 (べッ 卜種類、 べッ ト額) の入力の受付けが行われる (3 1 0 7 3) 。 シークレッ 卜べッ トのべッ ト内容の入力が完了したときに (3 1 0 7 4 : 丫巳 3) 、 シ —クレッ トべッ ト注意情報が非表示にされた後 (3 1 0 7 5) 、 本処理が終 了される。

[0066] 次に、 サブディーラ 6 3によるチップ 1 0 0の回収及び支払いが行われる 。 この後、 次のゲームに移行するための送信ボタンが押 圧されたときに (3 1 0 8) 、 ゲーム管理端末 3 3からのゲーム進行情報に基づいてラウンド/ -卜の途中であるか否かを判定する (3 1 0 9) 。 途中であれば (3 1 0 9 : 丫巳3) 、 3 1 0 4から再実行し、 ゲーム開始の待機状態となる。 一方、 途中でなければ (3 1 0 9 : N 0) 、 処理を終了する。

[0067] ゲーム管理端末 3 3において、 各ゲーム管理端末 3 3における移行ボタン の押圧が確認されると、 ラウンド/ヒートの終了判定を行う (3 2 0 7) 。 そして、 判定結果をゲーム進行情報として各べッ ト管理端末 2 1 に送信した 後 (3 2 0 8) 、 ラウンド/匕一卜の途中であれば (3 2 0 9 : 丫巳 3) 、

3 2 0 3から再実行する一方、 途中でなければ (3 2 0 9 : N 0) 、 処理を 終了する。

[0068] 以上、 本発明の実施形態を説明したが、 具体例を例示したに過ぎず、 特に 本発明を限定するものではなく、 各手段等の具体的構成は、 適宜設計変更可 能である。 また、 本発明の実施形態に記載された効果は、 本発明から生じる 最も好適な効果を列挙したに過ぎず、 本発明による効果は、 本発明の実施形 態に記載されたものに限定されるものではな い。 \¥02020/175071 19 卩(:171? 2020 /004454

符号の説明

[0069] 1 ゲームシステム

2 べッ ト管理装置

2 1 べッ ト管理端末

2 1 1 入力装置

21 2 表示装置

2 1 3 べッ ト端末コントローラ

2 1 4 べッ ト確認画面

22 べッ トテーブル

22 1 遊技価値読取部

224 べッ ト領域

23 共通ディスプレイ

24 信号バス

25 ベッ ト管理コントローラ

3 ゲーム管理装置

3 1 ゲームテーブル

32 力ードシュー

32 メインディーラ用ディスプレイ

33 ゲーム管理端末

34 第 1カメラ装置

35 第 2カメラ装置

4 管理サーバ 4

53 メインディーラ

5匕 プレーヤ担当者

6〇, サブディーラ

6匕 プレーヤ