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Title:
TWIN SAILING BOARD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/093320
Kind Code:
A1
Abstract:
A twin sailing board comprises a pair of surf boards (10, 12) arranged to be close to each other in a lateral direction, plate-like bodies (14, 16, 18) detachably fixed on the surf boards (10, 12) via a screw (26) fit by screwing to a mast end fixing screw (MT) provided movably in bow and stern directions of the surf boards (10, 12) in grooves (10d, 12d) provided in the upper surfaces of the pair of surf boards (10, 12), a rig (24) comprising at least a mast (24c) connected in such a manner that the mast can be inclined in every direction via an engagement portion (30) fixed to a substantially central portion on the plate-like bodies (14, 16, 18), a sail (24a) extendedly provided on the mast (24c), and a boom (24b) provided in the shape of a ring on the mast (24c) in such a manner that the sail (24a) is sandwiched therein, and a rod-like body (20) which stands closer than the mast (24c) to the stern on the plate-like bodies (14, 16, 18) and on the leading end of which a first ring-like member (20a) is provided.

Inventors:
YAGI NOBORU (JP)
KIEDA TOSHIRO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/050977
Publication Date:
July 30, 2009
Filing Date:
January 24, 2008
Export Citation:
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Assignee:
YUGEN KAISHA YAGI SEISAKUSHO (JP)
YUGEN KAISHA COUNTRY HARBOUR (JP)
YAGI NOBORU (JP)
KIEDA TOSHIRO (JP)
International Classes:
B63B35/79; B63B15/02
Foreign References:
JPH09109987A1997-04-28
JPH05201383A1993-08-10
JP3054362U1998-12-04
US3473502A1969-10-21
US5410977A1995-05-02
Attorney, Agent or Firm:
ASAHINA, Sohta et al. (2-22 Tanimachi 2-chome, Chuo-ku, Osaka-sh, Osaka 12, JP)
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Claims:
 横方向に近接して並べられた一対のサーフボード(10、12)と、
該一対のサーフボード(10、12)のそれぞれの上面に設けられた溝(10d、12d)内を当該サーフボード(10、12)の船首・船尾方向に移動可能に設けられたマスト端部固着用螺子(MT)に螺合する螺子(26)を介して当該サーフボード(10、12)上に着脱可能に固定された板状体(14、16、18)と、
当該板状体(14、16、18)上のほぼ中央に固着された係合部(30)を介して全方位に傾倒可能に連結されたマスト(24c)と、該マスト(24c)に張設された帆(24a)と、該マスト(24c)に当該帆(24a)を挟むように環状に設けられたブーム(24b)とを少なくとも備えたリグ(24)と、
前記板状体(14、16、18)上に、前記マスト(24c)よりも船首側に立設され、先端に第1環状部材(20a)が設けられた棒状体(20)とを備えることを特徴とするツインセイリングボード。
 前記一対のサーフボード(10、12)の板状体(14、16、18)より船首側に、第2板状体(34)が固着され、該第2板状体(34)に梁上部材(36)を介してパドル(32)がピボタリーに固着されてなる請求の範囲第1項記載のツインセイリングボード。
Description:
ツインセイリングボード

 本発明は、ツインセイリングボードに関 る。さらに詳しくは、横方向に二つのサー ボードが連結された、転覆の危険性がきわ て低い安全性の高いウインドサーフィン用 ツインセイリングボードに関する。

 ウインドサーフィン用のセイリングボー (以下、単に「セイリングボード」という) 、1枚のサーフボード上にマストが全方位に 倒自在(すなわち、マストの固定軸を中心と して、マストの先端の移動軌跡がほぼ半球形 面となる)に設けられ、このマストに対して ぼ垂直方向に延びる複数本の撓み性を有す 棒状の骨材(以下、「バテン」(Batten))が取り けられ、ほぼ三角形状を呈した帆(sail)は、 の一辺がマストに取り付けられ、他の一辺 帆に設けられた、複数のバテンを包む袋状 バテンポケットに挿通することによって張 されている。さらにマストには、マストか 帆を挟んで帆の両面に延びる撓み性を有す ブーム(操作者が帆を操るハンドルのこと) 環状に設けられている。このように、セイ ングボードは、マストが全方位に傾倒自在 ある点で、ヨット(艇体に片持ち梁として固 される)と著しく相違している。したがって 操作者は、強風下、微風下を問わず、風圧を 受けた帆が倒れて水没しないように操作者自 身の体重で支えつつ、帆をサーフボードのフ ロント(船首)とエンド(船尾)とを結ぶ直線に して傾け、かつマストが倒れないようにブ ムを手で握り、操作者自身の重心を移動し り、サーフボード上を右舷側または左舷側 移動することによって帆を傾倒させる技術( ッキング(tacking)、ジャイビング(jibing))を駆 して、サーフボードのフロント(船首)を回 (turn)させるのである。このため、セイリン ボードは、ヨットと比べて、ベテランとい どもしばしば転覆する程に操作が難しいの ある。特に、操作技術の未熟な初心者につ ては、必ずといっていいほどの高い頻度で 覆し、溺れそうになり、水や海水を多量に むという事態が起こる。そして、水中に投 出された後、再びサーフボード上に乗れた しても、セイルアップ(帆を立てること(sail  up))の作業が必要となるのであるが、無風下 も体のバランスを取りながら帆を立てるこ は初心者には難しく、強風下で体のバラン を取りながら帆を立てることは不可能とい ても過言ではない。このようにセイリング ードは、ヨットと比べてマストが全方位に 倒自在であるがゆえに転覆の可能性と、セ ルアップ(帆を立てること(sail up))の作業を くすることができない。このため、操作に 達するまでには、晴天時はもちろんのこと 荒天下をも含め何千回も転覆をして操作技 の経験を積む必要があるが、多くの初心者 とっては、転覆の恐怖と、セイルアップ(帆 立てること(sail up))の作業の難しさのあま 、挫折するという問題があり、ウインドサ フィンの普及を妨げる一因ともなっている

 従来のセイリングボードのかかる問題点 鑑みて、本発明者は、帆を立てるためのマ トとは別の棒状部材(一種の手摺り)をサー ボード上に片持ち梁(cantilever)状に設けるこ を提案した(特許第3686014号公報)。

 特許第3686014号公報に記載の発明では、帆 が水面に倒れた場合、一端を帆に固定したロ ープが、当該棒状部材の先端に設けられた環 状体(方向変換具)に通され、サーフボード上 ユーザーがロープの他端を手で掴み、サー ボードに対して略垂直方向に下向きにロー を引くという単純な操作(ロープの引き操作 )で水面に倒れた帆を立てることができるの 、セイルアップ(帆を立てること)にかかわる 作業の複雑さだけは軽減された。

 特許第3686014号公報に記載の発明において は、セイルアップ(帆を立てること)にかかわ 作業の複雑さだけは軽減されたが、サーフ ードが転覆するという本質的な問題は依然 して解決さていないため、転覆により湖や 中に投げ出され溺れることへの恐怖心を払 させることができないのである。

 本発明は、転覆の可能性がきわめて低く そのうえセイルアップの作業を容易になし るツインセイリングボードを低コストで提 することを目的とするものである。

 請求の範囲第1項記載のセイリングボードで は、横方向に近接して並べられた一対のサー フボード(10、12)と、
該一対のサーフボード(10、12)のそれぞれの上 面に設けられた溝(10d、12d)内を当該サーフボ ド(10、12)の船首・船尾方向に移動可能に設 られたマスト端部固着用螺子(MT)に螺合する 螺子(26)を介して当該サーフボード(10、12)上 着脱可能に固定された板状体(14、16、18)と、
当該板状体(14、16、18)上のほぼ中央に固着さ た係合部(30)を介して全方位に傾倒可能(pivot ally)に連結されたマスト(24c)と、該マスト(24c) に張設された帆(24a)と、該マスト(24c)に当該 (24a)を挟むように環状に設けられたブーム(24 b)とを少なくとも備えたリグ(24)と、
前記板状体(14、16、18)上に、前記マスト(24c) りも船首側に立設され、先端に第1環状部材( 20a)が設けられた棒状体(20)とを備える。

本発明のセイリングボードの第1実施形 態を示す図である。 本発明のセイリングボードの第1実施形 態を示す図である。 第1板状部材をサーフボードに取り付け た状態を示す図である。 リグを第1板状部材に取り付けた状態を 示す図である。 本発明のセイリングボードの第2実施形 態を示す図である。 本発明のセイリングボードの第3実施形 態を示す図である。

 以下、本発明の実施形態を図面を用いて 明する。図1~4は本発明のツインセイリング ードの第1実施形態を示している。ツインセ イリングボード100は、横方向に近接して並べ られた一対のサーフボード10、12のそれぞれ 上面に設けられた溝10d、12d内を当該サーフ ードの船首・船尾方向に移動可能に設けら たマスト端部固着用螺子MTに螺合する螺子26 介して当該サーフボード10、12上に着脱可能 に固定された板状体14、16、18と、当該板状体 14、16、18上のほぼ中央に固着された係合部30 介して全方位に傾倒可能に連結されたマス 24cと、該マスト24cに張設された帆24aと、該 スト24cに当該帆24aを挟むように環状に設け れたブーム24bとを少なくとも備えたリグ24 、前記板状体14、16、18上に、前記マスト24c りも船首側に立設され、先端に第1環状部材( 20a)が設けられた棒状体(20)とを備えている。 イリングボード100用いる連結器具102を有し いる。

 連結器具102は、横方向に近接して並べら た一対のサーフボード10、12のそれぞれの上 面に設けられた溝10d、12d内を当該サーフボー ドの船首・船尾方向に移動可能に設けられた マスト端部固着用螺子MTに螺合する螺子26を して当該サーフボード10、12上に着脱可能に 定された板状体14、16、18から構成されてい 。本実施の形態において、板状体14、16、18 、第1平板14、第2平板16および第1板状部材18 ら構成されている。しかし、板状体は、一 の木製または合成樹脂性の板から構成する とも可能である。

 そして、第1板状部材18には、ユーザーに って操作されるリグ24が着脱自在に取り付 られる。

 溝10d、12dは、本来、サーフボード10、12の デッキ10c、12cにリグ24を取り付けるために予 設けられた空間であり、マスト24cの取付用 合部30の雄ネジ部30bが進入し得る空間12gと 当該雄ネジ部30bと螺合する雌ネジが形成さ たナットMTを設ける凹所12fとから構成されて いる。

 叙上のとおり、本発明のツインセイリン ボード100は、浮体であるサーフボードを横 向に2枚備えているため、転覆の危険性がき わめて低く、そのうえサーフボードが1つの 合に比べて、セイルアップを行う際にユー ーの足場となる第1板状部材18の面積を大き できる。したがって、ユーザーは転覆の恐 や溺れることへの恐怖心を抱くことなく、 インドサーフィンの操作技術の習得に専念 ることができ、湖面や海面を滑るように走 する爽快感を満喫することができ、さらに 易にユーザーの体のバランスを保つことが き、水面にセイル24aが倒れても、水面から 静に引き上げることができる。このため、 ーザーが初心者であっても、ウインドサー ィンに興じることへの熱意が削がれること く、操作技術を習得し、着実に上達するこ ができる。

 また、本発明では、サーフボード10、12に 本来設けられたマストの立説用の溝10d、12dと 、当該溝10d、12dに移動自在に設けられたナッ トMTを用いて第1板状部材18をデッキ10c、12cに 脱可能である。このため、初級ユーザーは サーフボードが1つの場合に比べて航行速度 が遅くても安心してウインドサーフィンに興 じることができる。一方、操作に慣れた上級 ユーザーは、第1板状部材18をデッキ10c、12cか ら取り外すことで一枚のボードとして通常の ウインドサーフィンを楽しむことができる。

 この例では、第1平板14、第2平板16および 1板状部材18は角型であるが、もちろん、円 や楕円形など様々な形が考えられる。これ の平板や部材に用いる材料については、ア ミニウムなどの軽金属、合成樹脂性のプラ チック、木製の材料やチップボンドなど、 要な強度を保ちつつサーフボード10、12の浮 力を損なわない軽量のものであれば何でもよ い。

 棒状体20は、例えば第1板状部材18に設け れた棒状部材(図示せず)に挿入され、第1板 部材18に立設される。なお、別の仕様として 、棒状体20を第1板状部材18に直接挿入および 定してもよい。棒状体20の径については、 用する材料の強度にもよるが、例えばアル ニウム管であれば20~50mm程度とするのが望ま い。

 また、その長さについては、操作上の便 および航行への支障の観点から、ユーザー 腰から身長の間の長さとするのが望ましい 更には、セイルアップ完了時のブーム24bの 置(これは、通常はユーザーの胸の高さ程度 となっている)とするのが最も望ましい。

 棒状体20の先端には、ロープ22が貫通する 第1環状部材20aが設けられる。ロープ22の一端 は、リグ24に固定される。ロープ22の他端は ユーザーによって把持される。このため、 ーザーは、帆24aが水面に倒れた場合、リグ24 を操作する際にロープ22を引っ張ればよい。 の場合、ユーザーは、サーフボード10、12に 対して略垂直方向に下向きにロープ22を引く とでセイルアップを行うことができる。

 ただし、ロープ22が水で濡れている場合 第1環状部材20aの内側とロープ22との間に生 る摩擦が大きくなるため、ロープ22を引く際 に大きな力が必要となる。このため、第1環 部材20aの内側に沿って低摩擦部材(例えば、 ーズ)を接着し、摩擦の低減を図ってもよい 。

 また、ユーザーがロープ22を直接手で掴 で引っ張る場合、手を離すとロープ22が逆戻 りするため、セイルアップを終えるまでの間 、常にロープ22を手で掴んでおく必要がある しかし、帆24aの重量を考えると、手や腕へ 相当な負担となるから、セイルアップ中に を離してもロープ22が逆戻りしないように ることが望ましい。また、ユーザーは、セ ルアップ後にロープ22を第1環状部材20aに括 つけてもよい。

 図3は本発明の第1板状部材18をサーフボー ド12に取り付けた状態を示している。溝12dは ナットMTを有している。第1板状部材18は、 1平板14を介したボルト部材26と該ナットMTに 成された雌ねじとの羅合によってサーフボ ド12に取り付けられる。

 図4は本発明のリグ24(帆24a、ブーム24b、マ スト24c)を第1板状部材18に取り付けた状態を している。この例では、マスト24cは、係止 28および係合部30を介して第1板状部材18に取 付けられる。第1板状部材18の略中央には、 状の雌ねじ部18aが形成されている。マスト2 4cの一端の内周部には、雌ねじ部24dが形成さ ている。

 係止爪28は、ボルト部材28aと杯状部材28b 構成される。ボルト部材28aは、雌ねじ部24d 取り付けられる。係合部30は、球状部材30aと ボルト部材30bで構成される。ボルト部材30bは 、雌ねじ部18aに取り付けられる。そして、係 止爪28の杯状部材28bを係合部30の球状部材30a 係合させることで、係止爪28は係合部30と係 する。

 この係合によって、ユーザーは係合部30 支点としてマスト24cを全方位に移動させる とができる(米国特許第4236476号明細書参照) なお、このような目的を達成するための部 としては、様々な形、構造、材料のものが えられ、これに限定されるものではない。

 図5は本発明のセイリングボードの第2実 形態を示している。第1実施形態で説明した 素と同一の要素については、詳細な説明を 略する。この実施形態では、セイリングボ ド200に用いる連結器具202が、パドル32、第2 状部材34、梁状部材36、棒状部材38を備える を除いて、第1実施形態(図1~4)のセイリング ード100と同じである。

 パドル32は、シャフト32aと、シャフト32a 両端に設けられた一対のブレード32bとを有 る。このため、セイリングを終えたユーザ は、帆走が困難な無風や微風状態にあって 、パドル32を操作することでセイル24aを第1 状部材18に寝かせて岸に辿りつくことができ る。

 第2板状部材34は、パドル32を操作するユ ザーが座る場所となる部分であり、第1板状 材18より船首10a、12a側に設けられる。梁状 材36は、サーフボード10、12間に介装される 梁状部材36は、例えばボルト部材とナット部 材の螺合によって、第2板状部材34の棒状体20 反対側の面(図示せず)に取り付けられる。

 棒状部材38は、梁状部材36の船首10a、12a側 に一端を差し込んで立設される。棒状部材38 先端には、シャフト32aを貫装する第2環状部 材38aが形成される。

 以上、この実施形態においても、第1実施 形態と同様な効果を得ることができる。さら に、帆走を終えたユーザーは、帆走が困難な 無風状態にあっても、パドル32を操作するこ で帆24aを第1板状部材18に寝かせて岸に辿り くことができる。

 図6は本発明のセイリングボードの第3実 形態を示している。第1実施形態で説明した 素と同一の要素については、詳細な説明を 略する。この実施形態では、セイリングボ ド300に用いる連結器具302が、船首10a、12a側 ボード牽引用の第3環状部材10e、12eがそれぞ れ形成された一対のサーフボード10、12を備 る点を除いて、第1実施形態(図1~4)のセイリ グボード100と同じである。

 以上、この実施形態においても、第1実施 形態と同様な効果を得ることができる。さら に、この例では、ロープ40を第3環状部材10e、 12eに通し、ロープ40を第3環状部材10e、12eに括 りつけることで、第1実施形態に比してより 固にサーフボード10、12をジョイントできる

 以上、本発明について詳細に説明してき が、上記の実施形態およびその変形例は発 の一例に過ぎず、本発明はこれに限定され ものではない。本発明を逸脱しない範囲で 形可能であることは明らかである。

 本発明によれば、転覆の可能性がきわめ 低く、そのうえセイルアップの作業を容易 なし得る初心者にとっては操作技術の習得 好適なツインセイリングボードを低コスト 提供することができる。さらに、当該初心 が修練を積み、中級・上級レベルに達した きには、ボルト部材26を緩めて、連結器具10 2を取り外し、マスト24cを係合部30を介してナ ットMTに取り付ければ、通常のセイリングボ ドが得られる。